はてなキーワード: 念の為とは
まず胃カメラと同じ消泡剤や喉の麻酔はあるし、鼻の通りをよくするとか言う鼻うがいみたいな薬剤を両鼻入れられてプールの時みたいなツーンと感、そして念の為というよくわからん理由で両鼻とも麻酔液を入れられる
しかし検査までしばらく待ち時間ができてたまらない鼻汁を抑えるためにポケットティッシュが一袋消えた
そしていざ経鼻カテーテルの挿入
これは技師の技量によるかもしれないのであくまで自分が受けた健康診断特化のクリニックでの話になるが
インフルエンザの鼻奥ぐりぐりが全然平気だから余裕こいてたけど、その角度で入るわけないって!!!!!刺さるって!!!!!!という急カーブのカテーテルが鼻奥にずっと痛みを残し、喉の奥を通る時の嘔吐感が胃カメラの比じゃない
過去に受けた胃カメラもしんどかったけど、とても比べ物にならないほどつらい
胃カメラの時は喉奥通ったらあとは圧迫感との戦いだったが、鼻呼吸することに集中して!!!というベテランめいた看護婦の背中をさする手に集中していたらそこまで無理ではなかった
今回の経鼻中、少なくとも3回は胃液を戻したし顔中からいろんな汁が出てきている
あと、カメラの先端が食道や胃壁にぶつかるたびに穴が開くんじゃないのこれ???!!!!と言うくらい強い刺激というか痛みがある
事前に聞いてたいたけど、経鼻カメラは画質が悪いから胃カメラより時間かかるらしくていつまで経っても終わらない気がする(実際は30分もかかってないけど)
流れながらさらに胃液吐いた
そこから4時間くらい鼻汁が止まらず、鼻にティッシュ詰めてマスクしていたし、検診終わりに行こうと思ってた映画も諦めて帰宅して早々と寝た
胃カメラ後、ポカリを飲んだ以外丸一日食事してない計算になるけど不思議と腹が減らなかった
世の中の、鼻から胃カメラはつらくない!というのは絶対になんらかの陰謀に基づく嘘だと思う
みんな騙されるな!!
健康診断で胃カメラやるなら静脈麻酔で鎮静してくれる病院に行け!!!!絶対だ!!!!!!鎮静がオプションでつけられるならつけろ!!!二万でこの苦痛から逃れられるなら次回必ず払うぞ俺は!!!!!
となんとなくずっと思っていたのが今回で確信に変わった。
念の為書いとくけど野球に邁進している高校生たちに対する悪い感情は全くありません。関わる大人たちに対して。
応援のせいで勝ったとか負けたとか、どっちの選手に対しても失礼だろうというのもまあ一理ある。
でもそれを言い訳にして、大の大人が金にもの言わせて大挙して押し寄せて、子供の試合の邪魔するのは容認できない。
毎日熱中症で死人が出る季節に、屋根すらない場所で運動させんな。
誰の顔がかわいいとか色が白いだとか言う報道で嬉しそうに騒ぐなよ。選手でも応援席のチアであっても。
あの子らの青春はあの子らのものだろ。そこに大人が乗っかってはしゃぐなよ。気持ち悪い。
でもどうせなくならないんだろうな。開催時期も変わらないんだろうな。
せめて死人が出る前に屋根付けて空調設備整えてやれよ。これだけ大勢、応援してる大人がいるんだから。
あの衆人環視の元で子供を死なせるようなことがあったら見てた大人は全員加害者だと思ってほしい。
追記:
慶應の応援がマナー違反では?という記事をいくつか見たが、負け惜しみだの、嫉みだの、文句があるなら高野連に言えだの、嫌なら仙台育英もOBを送り込めばいいだの言ってる人間ばかりで閉口した。
もう保護者以外の大人は締め出すようにしたらいいんじゃないかな。テレビで見られるんだし、応援は試合の結果に関係しないんだろ?
って一体どういうこと?
ちなみに細かい事を言うと、語レベルの音の高低はイントネーションじゃなくてアクセント(高さアクセント)な。念の為。
いずれにせよ、主張と首長が発音(高低)ではっきりと区別できるということはないと思うぞ。
参考までに:
https://sakura-paris.org/dict/大辞林/prefix/首長
https://sakura-paris.org/dict/新明解国語辞典/prefix/首長
https://sakura-paris.org/dict/NHK日本語発音アクセント辞典/exact/首長
https://sakura-paris.org/dict/大辞林/prefix/主張
自分の人生において、他人からハッキリと絶縁された経験がなかったので(単純に気付いてなかっただけかもしれないが)、自身の反省すべき経験として記録に残しておきたい。
今から3年前、2020年のちょうど今くらいの時期。なんだか遥か遠い記憶のような気さえしてくるが、「新型コロナウイルス」がニュースや新聞、ネットで毎日毎時間毎分毎秒のように取り上げられていた頃。
2019年の年末頃から、パンデミックという言葉が出始め、ロックダウンやらクラスターやらなんやら横文字が増えてきたのを覚えている。
もはや懐かしい気さえしてくるが、ニュースやTwitterで『県内〇〇例目となる新規感染者が確認されました』、『当県の今日の新規感染者数は〇〇人でした。』という文言が嫌でも目に入った。そういえば、と思って見返したらこの当時はまだ二桁台だった。
皆さんは覚えてるだろうか。
都会でコロナに感染した若い女性が、自宅療養期間に自己判断で地元に帰り、遊んだかなんだかでクラスターとなり、身元が特定されネットで叩かれ、地域で村八分となり、本人も家族も引越しせざるを得ない状況になった、というネットの記事を。
どこまで信憑性があるかは置いといて、私が住んでいる地域も似たような田舎性がある所なのだ。言い換えれば、自分自身の5W1Hがあっという間に広まる地域なのだ。
そんな地域に住む私だが、仲の良い友達6人のグループラインで、ある話があがった。
世界規模で感染症が流行している時期に、医療関係者の方々が必死に働いてくれている時に、何を考えているのであろうか。
この記録を書くにあたって、当時のラインを遡ってみた。
5月ごろコロナの新規感染者数が落ち着く→6月ごろ上記の飲み会の話があがる→県外に住む2人の友達も「職場から近県であれば行っても良いとお達しがでた」と言う→感染者数の移行を見ながら、自分たちも気をつければ大丈夫!→7月に集まって飲もうと結論
そして終わっている者たちなりにルールを設けた。
「飲み会当日まで、自宅と職場しか行き来しない」という訳のわからないルール。要は、お前らと遊ぶために、家と職場の人以外には会わないよ〜ということ。
家の人や職場の人が生活する中で感染者や濃厚接触者と関わっていたら?なんていうことは考えてもなかった。自分たちさえ気をつければそれで良いと思っていた。再三言うが、本当に終わっている。
終わりしFランバカ6人衆は、買い出しをどうする、ラフティング(川下り)もしよう、何時にどこ集合だと話を進めていった。
あの日までは。
飲み会の5日くらい前、グループのある1人(県内住み)からグループラインに連絡がきた。
『先週の金曜日に、歌舞伎町のホストクラブで働いてるやつとご飯食べたのね。そいつの話だと周りにコロナ陽性の人はいないし、近くにも出てるって聞いたことないと。
まあでも2時間くらい居酒屋で一緒に話したから怖いっちゃ怖いって感じなんだけど、コテージ飲みの前日くらいにその友達に連絡して、発症してなければ飲み会参加したいんだけど、どう思う』
ワオ。すごい。
急遽、会議が開催された。県外の友達もいるのでグループ電話で会議をした。
連絡をくれた彼は、バカ正直に言わずに、歌舞伎町で飲んだことを黙って私たちとコテージで飲むこともできたと思う。でも教えてくれた。
そしてメンバーの誰も彼が東京に行って遊んだことを責めなかった。あれ?もしかしてみんな黙って遊んでたりした??とも思ったが黙っていた。
結果、『万が一のこともあるから今回俺は不参加にさせてもらう』と彼が言ったことをきっかけに、彼以外のメンバーでコテージに行くことになった。
8月にまた集まって遊ぼうぜ!とか何とか彼に声をかけた。
コテージには1人キャンセルの連絡を入れた。本来ならキャンセル料100%だが、コロナの感染の疑いがあるかもしれないと伝えると何故か75%に割引してくれた。
そしてコテージ飲み会の前日、彼からまたグループラインに連絡がきた。
『なあ、おれ具合悪くないし、おれの友達も健康そのものなんだが。
これで参加できないのよくよく考えるとめっちゃ考えすぎな気がするんだけど、どう思う』
ワオ。ワオワオ。どうしよう。
その連絡が入ったのは前日の夕方ごろで、たまたま私はコテージに行くメンバーの2人と一緒にいた。
え、どうしよう、なんてその場で話している内に県外に住んでいる友達の1人から電話がきた。電話の内容はよく覚えていないが、来てほしくないんだけど、どう伝えたら良いか、みたいな話だったと思う。正直、それは私たちも同意だった。というか、彼は自分で不参加にさせてもらうと言っておきながら、どうして話をひっくり返すのか不思議だった。
彼からの『どう思う』ラインに誰も返事をしないまま、1時間ほど話をした。
結果、自分たちから「来るな!」とは言えないからコテージ側がダメだと言っている、と伝えてみることなった。第三者を悪者にしよう作戦。
彼に『コテージに1人キャンセルの連絡した時、コロナ感染の可能性があることを伝えてしまった。その可能性がある人が来る、というのはコテージ側も困ると言っていた』とラインした。念の為言っておくが、事実である。
すると彼は、
『了解👌よくわかった』
と返事を残してグループを退会した。
全員の個人ライン、Twitter、インスタすべてブロックされた。
同じ学科、同じ音楽サークルに所属し、同じバンドをいくつも掛け持ちした。サシでラーメンを食べに行ったり遊んだりしたこともあった。
そんな彼と絶縁した。私たちは絶縁した。
今考えると、『そうだな!一緒に行こう!』とまずは言って欲しかったのかもしれない。いや、彼に電話して直接話すべきだったのかもしれない。
あらゆるSNSをブロックされた私たちは、連絡を取ることができないまま、彼以外の5人でコテージ飲み会を決行した。幸いにもクラスターの発生やコロナ陽性者は出なかった。
私は怖かった。
もし彼がコテージに来て、実は陽性でした、となった時にどれだけ周り(家族や職場)に迷惑をかけることか。若者6人が飲み会をしてクラスターになりました、とニュースになり、近所にあっという間に広まり、村八分にされるのが。
なぜ、彼から連絡があった時に『じゃあ今回はみんなでパスしよう』とならなかったのか。
彼がグループから脱退して半年ほど経った冬、彼の携帯電話の番号が電話帳に残っていたことを発見した。普段はラインかライン電話で連絡をとっていたので携帯電話の番号が入っていると思わなかった。
絶対に着信拒否されていると思ったが、予想に反して彼は電話に出てくれた。
もしもし久しぶりと言い、努めて今まで通りの感じでご飯食べに行こうと伝えた。
彼は、久しぶりと言ってくれた後に、もうお前らとは会わない、と続け電話を切った。
当たり前だが、以降、彼と会ってもないし連絡もとっていない。風の噂で大学の時から付き合っていた先輩と結婚したと聞いた。
彼の結婚式に出席はできないが(式を挙げたのかも知らないが)、結婚おめでとうとここで伝えておく。
つらつらと今のネット社会について思ったことがあるので、前者を話の出汁にして及第点を許さない・許すことが出来ないネット社会構造について書き散らしたいと思う。なお、筆者は別にTATSUROのファンではないしCD等も持っていない。また本件の松尾氏に対する言及については主題と外れるので取り上げない。
まだ内容を知らないなら、radikoのタイムフリー(一週間以内)で聞いてくるかニュースサイトの書き起こしを見て欲しい:
さて、その上で次の質問を投げかけたい。果たしてTATSUROは「ジャニー喜多川の性加害」を擁護しているのか。それともしていないのか。しばし、お考え願いたい。
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答えが「している」の方はハズレ。そして「していない」の方もハズレ。正解は「本当なら問題だと考えるが、自分が把握していないのでコメントできない」。つまりノーコメントだ。
自分が考えるに、これおそらく次のような建付けで説明できると思う。
1. TATSURO本人はその噂は聞いたことがあったが、真実であるかを判断するほど情報を持っていない
2. ジャニーズ事務所も今に至るまで創業者による性加害を「あった」と認定していない( https://www.johnny-associates.co.jp/news/info-700/ )
3. よって会社を代表するアーティストとしては「あった」ことを前提としたコメント出来ない。
これに対して、過去の裁判で加害の事実が認められているではないか! 卑怯である! という反論が予想されるし、個人的にはTATSUROの発表には最高裁での判決を知った上でのコメントが足りていなかったと考える。ただ、今がトレンドとジャニー喜多川の性加害問題について多くのメディアでも盛んに取り上げられているが、ならば現在、彼や事務所と取引があった組織がどれだけ氏の所業について声明を出しているだろうか?
念の為だが、だからTATSUROの対応も許されるということではない。吉田豪氏が ヤフコメ で指摘していた通り、薄っすらと業界全体が共犯関係にあり、うかつに声を上げられないところが問題なのだろう。さらには現ジャニーズだけではなく、独立した元SMAP(新しい地図)や元TOKIOなどにも延焼しかねないし、事務所を辞めたジュニアの人にすら風評被害が出てしまうかもしれない。松尾氏が口火を切って声を挙げたことは偉大ではあるが、個人ではなく会社組織となるとそう簡単には動けないのだ。当然、松尾氏もそれは想定した上で、声を上げようと呼びかけているのではあるが……
(自分としては、だからジャニーズ事務所本体が早急に創業者による加害を認め、外部委員会や透明性のある組織改革、看板の付替えなどで心機一転し、責任を持って業界全体を巻き込んで芸能界の清浄化に取り組むのが筋であるとは考えている。)
次は、ならばTATSUROはその加害について言及する必要があったのか検討したい。
私見ではあるが、ジャニー喜多川の性加害について説明責任が発生するのは現段階ではジャニーズ事務所および加害に関与した者のみであり、それに関与せず単に所属タレントの活動に関係していた作曲家や振付師などには発生しないと考える。
そこで、もう一度番組での発言に立ち戻りたい。もし時間が許すならば彼の発言をもう二回「イチ音楽家」および「長年に渡り音楽業界を引っ張ってきた重鎮」の言葉として読み直して欲しい。
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いかがだっただろうか。思うに、前半と後半の論調の違いに違和感を覚えたのではないだろうか。そう、このコメントは、前半はスマイルカンパニー代表として会社の代理、そして後半は一介の音楽家としてジャニー喜多川およびジャニーズへの想いの吐露という構成になっている。そう、TATSUROという唯の音楽家としての、だ。松尾氏の契約解除にジャニーズへの忖度が疑われているなか、なんでそんなことするんじゃいと頭を抱える行為だが、音楽家としての彼はジャニー喜多川の功の部分について語らざるを得ないのだろう。
ここで重要なのは、あくまでのTATSUROはあくまでも音楽家として「私」を語っているつもりであるということだ。そして不幸なのは、週刊誌などの好奇心の徒が興味を持っていたのがジャニー喜多川と音楽を通じて縁があったことに対する反省・釈明であったことだ。なぜあんなにも大量の性被害を生み出したジャニー喜多川の肩を、今やシティポップで海外にも名が轟くTATSUROが持つのかと。
そう、求められていたのは、TATSUROという音楽界を生き抜いてきた重鎮が、責任感を持って性加害問題へ言及することであり、それによって歩みが鈍いジャニーズ問題に進展が見られることだった。筆者も正直その方向性の声明を期待していたところがあるので肩透かしであったし、前述したように最高裁による裁判結果という事実は参照するべきであったと考える。
さらにここからはラジオ聴き個人としての意見だが、自分にとって先日のサンソンはTATSUROの生き方をそのまま出力したようなものに感じた。週刊誌等の俗事な話題を厭い、一身上の理由のみ告げる。なので、全く持って現状の炎上状態に対応するには未熟で不適切であると同時に、(氏の中で)一貫して筋は通っているな、と感じた。特にファンではない自分がそう感じる程なのだから、曲を聞き続け、ライブにも通っていた氏のファンのアンビバレンスは想像に難くない。
ここまでにグダグダと書いてきたように、長々6分も使ってラジオで述べたTATSUROの対応は、ジャニーズ事務所のゴタゴタに端を発する松尾氏のスマイルカンパニー契約解除事件へのものとしては上手いものではなかった。そして連日のように彼のどこがマズイか諸々記事が生み出され、はてぶでを騒がせている。首肯するしかない理性的な論説もあれば、偏見に基づいた単なるアンチが皮を被っただけのゴミもある。しかし、一貫しているのは彼は失敗したという前提だ。つまり、何が大衆の心を逆なでし、何が更なる炎上を招くのか。これはネット社会では数多くの物事が炎上してきた結果、その都度に識者がなぜ炎上したのか解説記事を書き広めてきたことの成果だ。
これによりネット民の炎上リテラシが向上し、やれ謝罪文がテキストではなく画像だ、検索クローラを拒否している、被害者に対する謝罪が条件付き謝罪だ、などなど「正しくない」炎上の型が言語化がされてきた。これ自体は社会全体の知識の向上であり当然ではあるのだが、最近は「正しくない型」にハマっているとそれ自体が罪とされているような感覚がある。本来はそれらは当事者の間で決着を付けることで十分なのに、ネット民が「型」を定規のように振り回し、それがいかに正しくないかおもちゃにして遊ぶような。
そしてこれは謝罪文だけに限らず、どんな事柄に対してもSNSで尤もらしい解説や批判が一斉に広まって、そしてフォロワーがそれを縮小再生産して再びばら撒く。これが正しい知識である場合は問題ないし、歓迎することでもあるとは思うのだが、ただそれなりに長くネットをやっていて感じるのは、結局はそれは知識として深く根付くことはなく、単なる善悪の物差しとしての判断基準になっているのではないか。専門家が専門家足るのは状況に応じて適切な対応が取れるからなんだが、単なるSNSのユーザである我々にそれ程のものがあるのか。
そう考えると、松尾氏とTATSUROのこの問題は、突き詰めるまでもなく当事者間の契約問題の話であり、外野がそれを酒の肴にして相応しい相応しくないと論じるのはなんだかなあと感じている。
(個人的には週刊誌のゴシップ記事は情報源が曖昧なものが多くあまり好まないのだが、最近はてぶでは多く見かける気がしている。文春による調査報道で週刊誌の記事がエントリーすることが多くなったからだろうか?)
今週頭から正期産に入り上の子供の保育園の送り迎えくらいに外出を留めようとした矢先だった。
先週半ば軽い喉の痛みがあり、子供も中耳炎で病院を受診中だったため一緒に見てもらう。
昔喉の痛みを放置して酷い咽頭炎になり点滴生活した事があるので臨月なら早めに診てもらった方がいいと思ったため。
軽く炎症があるくらいだね、と弱めの抗生剤を処方される。
喉の痛みは相変わらずあり。
近隣の発熱外来が埋まっていたため念の為薬局で行っている抗原検査へ。綿棒を2cmほど鼻にいれてクルクルするやつで検査。結果陰性。
水曜朝には体温は36.8。体調も戻った感じがある。疲れが出たのかとゆっくり休んでいたところ昼過ぎに倦怠感。臨月で爆発していた食欲が全くなく不審に思い体温を測る。37.2。
結果弱いけど陽性がでてますね、とのこと。
弱いので感染力はほぼ無いだろうが陽性は陽性です、と説明される。
万が一隔離期間(今はそうは言わないのかな?)中に本陣痛が起きた場合、産院では産めないので近隣の市民病院で帝王切開となると説明がある。
隔離期間は日曜日まで。とにかく今は産まれないで欲しいので完全に部屋を隔離してずっと横になっている。
上の子がちょうど早めの赤ちゃん返りが始まって甘えが凄くなってきた矢先の隔離…常にリビングからは私を探して泣く声がして辛い。
幸いなのは正期産に入る前から張りが酷かったこともあり、子供の食事、風呂と寝かしつけは夫が行っていたためか今の所夫も息子も症状がない事。
昨日には完全に平熱になり症状は空咳くらいな事。(高熱が出ると胎児に影響が出そうで怖かった)
感染ルートは恐らく耳鼻科かな…正直私も熱がなければコロナだなんて思いもしない程軽い症状。
病院受診するのも今はリスクあるな…家族にもお腹の子にも産院にも迷惑をかけてしまった。
今はただ陣痛が起こらない事を祈るのみ。
クリスマスは娘の誕生日だ。僕はあの日から毎年クリスマスに年末ジャンボを1枚だけ買うことにしている。大きな意味はないつもりだ。ただ、あの日から大きく変わってしまった僕の人生が変わらないかどうか、毎年運試しをしているだけ。でも、その運試しも外れてばかりいる。人生そんなもんだ。
「大きく当たりますようにー」
宝くじ売り場のお姉さんが言う決まり文句。その言葉に見送られて、僕は宝くじ売り場を後にした。今年も買った1枚300円の年末ジャンボ宝くじ。たった1枚それを買うだけでも、財布の中の小銭をかき集めなければならなかったし、今晩のご飯は抜きだ。この貧乏生活にも慣れてはきたが、安い家賃でなんとか借りられた今の部屋を「住めば都」だとは思えない。しかしそれでもそこ以外に帰る場所はないので、足は自然とそちらへ向いた。
世間はクリスマスで浮き足立っている。華やかな街のイルミネーション。赤いサンタ服を着て呼び込みをする若者。楽しげにしているカップル。中でも見ていて一番辛いのが、幸せそうな家族だ。僕がもう無くしてしまったもの。それを持ってる人たちを見るのが辛いので、つい裏通りに入ってしまった。
そんな声が聞こえてきた。そちらの方を向くと、高校生くらいの青年たちがいた。見た目はどこにでもいそうな高校生たちに見えたが、ほんのりやさぐれた空気を纏っている。しまった、と思ったがもう遅い。
「僕は大したお金は持ってないよ」
「おい、やるぞ」
声をかけてきた青年が仲間にそう言った直後には殴られ、財布を盗られていた。
「うっわー、まじで大した金ないじゃん。札すら入ってないぜこの財布」
「え、超貧乏じゃんそれ」
「待て、なんか入ってた。なんだよ宝くじかよー」
青年たちがそう言って財布からあのたった1枚の宝くじを抜き出している。
「まぁいっか、宝くじだけもらっとこうぜ」
そう言って彼らは立ち去ろうとしている。大きな意味を持ってはいないはずの宝くじだったが、持っていかれようとしたこの瞬間、僕は自分が間違っていたことに気がついた。
あの日からどん底の生活に落ちて、それでも生きているのはこの年末に買うと決めた宝くじがあるからだった。だから、返してほしかったが、ボコボコに殴られたお腹が痛くて声が出ない。そして青年たちの声は遠ざかっていく。
悲しい。どうしようもなく悲しい。
「通報は、しないで…」
「あ、おじさん目が覚めた」
目を覚ますと、そこにはちょっと気の強そうな20歳くらいの若い女の子と、その背後に二人のXメンみたいなサングラスとスーツ姿の男が見えた。
「君は…?」
「おじさん、あんまり無理しない方がいいよ。とりあえず水飲みな」
僕はどうやらベンチに寝そべっているようで、ゆっくり体を起こしてからいただいた水を一口含んだ。
「おじさん運が悪かったね。大丈夫?」
「ありがとう。助かったよ」
僕はまだお腹が痛かったけど、水のおかげでだいぶ楽になり、事態を把握できた。この女の子が助けてくれたのだ。ここは倒れたところからそう遠くない公園だった。きっと後ろのXメンみたいな見た目の男性が運んでくれたのだろう。
「おじさん、もしかして訳アリだった?通報はやめて欲しいって」
「警察は嫌いなんだ。できる限り関わりたくない」
そう、警察は嫌いだ。
10年前、僕は痴漢の嫌疑をかけられてしまった。警察の人はとても怖くて、僕はやってもいない痴漢をやったと言ってしまった。認めて示談に持ち込んだら、この地獄のような取り調べから逃げられると思ったからだ。
でもそれはどうしようもないほど悲しい浅知恵で、結果的に僕は家族も仕事も失うこととなった。10年前のクリスマスを最後に、娘には会っていない。今頃は18歳になっているはずだ。
しかし、この女の子も警察が嫌いとは、どういう事情だろう?そこに疑問を覚えたが、踏み込むより先に女の子が言う。
「おじさんいくら盗られたの?」
「1000円も盗られてないよ。財布には小銭しかなかったんだ」
「おじさん、やっぱり訳アリなんだ」
「訳アリというか、貧乏なだけだよ。ただ…」
「ただ、何?」
「毎年のクリスマスに1枚だけ年末ジャンボを買うんだけど、それを盗って行かれた」
「やっぱり訳アリじゃん!」
女の子がそう言う。
「訳ってほど大袈裟じゃないと思ってたけど、毎年の希望みたいなものだったよ」
「じゃあ、それ取り返してあげるよ!」
女の子が笑顔で僕に告げる。僕もとてもびっくりしたけど、彼女の後ろにいるXメン二人組も少し驚いたような顔をしていた。サングラスをかけているから正確な表情はわからないけど。
「取り返すってどうやって?」
尋ねる僕に、まーまーと言って彼女はスマホを取り出す。そしてどこかへ電話をかけた。
「あ、お父さん?探して欲しい輩がいるんだけど。オヤジ狩りしてた輩で、宝くじ1枚だけしか収穫なかったのがいると思うんだ。そいつら探して東公園に寄越して欲しいの。うん、ありがと。待ってる」
この会話、そして彼女も警察が嫌いというのがなんとなく繋がった。
「口を慎め」
思わずそう聞いてしまったが、サングラスのXメンにそう言われてしまった。
「まぁまぁ、それは聞かないお約束ってことにしてちょうだいな」
彼女はそう言って僕に頬笑んだ。その笑顔で気がついたが、もしかしてこの女の子は娘と同い年くらいなのかも知れない。
それからしばらく世間話をしていて、僕の身の上はすっかり話してしまった。
「そんな中で買う年末ジャンボ、すごく大切じゃん」
彼女の感想はそこだった。でも、そこを分かってもらえただけでも、まるでクリスマスに奇跡が起きたような気分になった。
「さて、さっきの輩が来たよ」
彼女がそう言って立ち上がった。彼女が向いた方を見ると、いかにも強面なお兄さんたちに囲まれて、さっきの青年たちが縮こまってこちらへ向かってきているのが見えた。
「私に謝まるんじゃない!おじさんに謝りなさい!」
青年たちはこちらに着くなりそう言って頭を下げてきた。僕はなんて答えていいかわからず、しどろもどろしながら顔を上げていいよ、と言った。
「あんたたち、このおじさんから宝くじ盗ったでしょ。それ、返して」
女の子(というか姐さん)がきっぱり言う。ところが、それを聞いて青年たちが青ざめた。
「あの、もうありません…」
「あの…、女にあげちゃいました」
「えぇ〜!!」
「あげたって誰に?」
「姐さんといつも一緒にいる、あの先輩です!」
青年はそう答える。
「え、あの子に?なんでまた」
「ガメたもんだって気づかれてないな?」
「は、はい!」
「金輪際あの子には近づくんじゃない。あの子は何も知らないんだ」
「はい!!」
青年の返事にはどこか悲壮感があったが、それ以上に女の子の言葉には迫力があった。この程度の揉め事には慣れているのかも知れない。
「そいつらはもういいや。おじさん、行こうか」
「行こうって、どこに?」
「おじさんのくじを持ってる子のとこ。くじはおじさんの落とし物だったって話にしよう。ついてきて」
そう言われて僕は、彼女とXメン二人(多分ボディーガード)の後ろを歩き始めた。
「チャットで聞いたらすぐそこのモールにいるって話だったから、そこで待ち合わせることにしたの」
女の子が言う。
「てかね、時々こういうことしないとやってられなくてね…」
彼女はそう言って少し遠い目をした。が、それは一瞬で消えてこちらに言ってくる。
「これから会う子には、私は社長の娘ってことになってるの。裏のことは何も知らせてないから、おじさんもそのつもりでいてね。さっきの公園でのやりとりとか絶対言わないでね」
「分かった」
彼女の要望に僕は答える。彼女の友達から『落とし物の』宝くじを受け取る間程度ならボロも出ないだろう。
待ち合わせ場所のモールに着いた。もちろん僕には誰と待ち合わせているのか分からない。女の子の方は相手を見つけただろうか?そう思って目をやってみると、ちょうど誰かを見つけたところだったらしく、手を挙げて小走りを始めていた。
「りーすー!」
彼女はそう声をあげた。日本語として意味を取りづらいが、状況からすると相手を呼んだと考えるのが妥当だ。
そう思いながら彼女の向かった方に目をやると、彼女ともう一人、高校生くらいの女の子が立っていた。
「理衣澄…」
クリスマスに生まれた子。だから、それにちなんだ名前をつけた。
「お父さん…!」
理衣澄が答える。手元に、年末ジャンボ宝くじを1枚握りしめながら。
今年の宝くじは、これ以上ないほどの大当たりだった。
大前提として、未成年の水着撮影の話とグラビアは別の話だと言っておく
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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あくまで今回の話の主題は「社会が成人女性を子供扱いしてない?」というところで、「じゃあ未成年の撮影はいいんですか?!?!!このロリコン!!!!!」と発狂する奴を予防する為に書いたんだが、
逆に「未成年の撮影はダメなんですか?!?!?!この表現の自由アンチ!!!!」と発狂されて若干頭を抱えている。どないせーっちゅうねん。
あくまで今回の話の主題は「社会が成人女性を子供扱いしてない?」というところで、未成年の撮影の是非については主題じゃないということを念頭に置いてくれ。
で、今回はまあ健全よりな撮影会だったけど、未成年っつっても高校生モデルの水着グラビアから小中学生がビキニ着て変なダンスするイメージビデオがある中で、「未成年の撮影は悪ではない!!」と言い切るのは余りにも極端だから言わなかっただけ。
後、「成人女性の意思決定権を認めろ」という話の裏には、「未成年女性に意思決定権はまだ早い」というところもあるので今回はそういう言い方をした。
こういう風に長々前提条件を懇切丁寧に書くのがだるかったから省略したのよ。未成年の撮影については時と場合によるとしか言えない。
後、自分たちの意見に同調しないと敵扱いするの、少しでも意見が食い違う女を「名誉男性」認定してくるクソバカツイフェミと何も変わらんから気をつけろよ。精鋭化してきてるぞ。
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で、また水着撮影会の話だけどさ、もしかしてフェミニストや共産党って成人した女を「成人しても男の抑圧に負けて性の商品化に従事させられている頭の弱い性別」とか思ってんの?
「水着姿の女性がわいせつなポーズやわいせつなしぐさで映っており、明らかに『性の商品化』を目的とした興業です」とか言ってっけどさ、未成年じゃないのに何がダメなの?
↑
ここ、「未成年は親から性的搾取を受けている可能性もあるが、成人なら自分の意思でやってんだから外野が止める権利ないだろ?」って趣旨ね。増田民は1から10まで説明してあげないと変なところでキレるから念の為。
「女は大衆に向けて肌を晒すべきでない」って家父長的な考えが根本にある気がするんだけど
外野が「そうするべきではない」で押さえつけるのって、自己決定権の剥奪以外のなんなのさ?
水着でセクシー、露骨な言い方をすればエロいしぐさをすることの何が悪いんだ?
今の所「女は自分の意思でエロい格好や仕草をしてはいけない」「なぜならその行動は風紀を乱すから」みたいなイスラム国じみた論理しか聞こえてこねーんだけど
シダキュア(アレルゲン免疫療法)に関しては耳鼻科や内科クリニックのHPやらで散々説明されてるのだが
実際に飲むとどうなるか、というのが全然なかったので自分が飲んだ感想を気が向いたら書く。
今日は2日目。昨日、血液検査の結果を受けてクリニックで1回目を飲んだ。
2日目の今朝からくしゃみがすごい。昨日は何もなかったが鼻水ダラダラ。スギ花粉が始まった時と同じ状況。
花粉が体に入ってアレルギー反応してるから当たり前っちゃ当たり前だが、クリニックの記事にも製薬会社のしおりにある
重大な副作用とは違うっぽいから大丈夫なのか?と思うので一旦放置。
他にかゆみやら腹痛はないので来週クリニックに行ったときに念の為聞いてみるくらいにしておく。
・歯の治療を終わらせる(抜歯したりだと服用できない)
・花粉の症状が重い場合は、仕事が忙しくない時期に開始するのが良さそう
・服用後2時間は運動を控える必要がある&最初はお酒も控えた方が良いらしいのでスケジュールも確認しておく
たぶん最初が大変なんだろうと思うので最悪会社を休めそうなタイミングがよさそう。
まだ2日目だけどね。
答え出てるやん
「事務的な質問」とか言っちゃってるけど、マッチングアプリなんてお互い他人なんやからそんな事務的質問くらい最初は当たり前なんやわ
「お仕事は何を?」って聞かれて例えば「看護師やってます」で終わってんのか?
こないだ患者がこんなことしてーとかなんか話あるやろ
話を広げる努力をしてないのはお前の方
アプリやってていつも思うけど、なんで男の方が話を広げるのが義務みたいになってんねん
お前は客なんか??
傲慢にも程がある
別に俺らも会う人全てに面白い話題を提供して楽しませるために月4千円も払ってるわけちゃうんやわ
金払ろて笑かすとかそんなんお笑い芸人にもできんようなこと要求しとるんやでそれは
あとこれは念の為聞くけども、
良い人とマッチできないとか言っておいてまさか、マッチした時チャットの一言目は男から来るまで待ってないよな???
もし待ってるなら絶対先に送った方がいい
男は毎回毎回
女のうっすい内容の記号の塊でしかないプロフを、目を皿のようにして読みつつ自分の人生経験をフル活用して共通点や面白い話を繰り出して先の話題を想像しつつ一言目を考えてる
しかし一言目で無視なんてしょっちゅうあるからメンタル損耗も激しい
アイドルアニメとかゲームって、最早現実のアイドルと乖離してないかという話。
アイドルものは流行りに流行っているし、ドルオタのコードである「推し」なる言葉が一般層にまで普及したことからもそれはわかる。
ロールモデルはゴールドロジャー、ロジャーがやったことをやれば海賊王だと言える。
今の二次元コンテンツでアイドルが目指してるトップアイドルって、どういう存在のことなの?
歌と踊りでみんなを魅了する「国民的アイドル」って、最早どこにも存在してなくない?
なんとなく山口百恵(書いてる人間20代です念の為)みたいな虚像が未だに受け継がれているような気がする。
そして、トップアイドルが何かもわからないのに、みんなアイドルを推している。
目標がないのに目標に向かい努力しているアイドルそのものを「推し」ている。
彼女たち、彼らはどこに向かっているんだろう。
念の為に、受けておかないとな。
西新井駅切符売り場でアルミ缶が爆発して女性が怪我をしたという事故。やらかした中国人が逮捕されたが、実はこの事故は度々起こっている。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20230509/1000092245.html
有名なのは数年前に地下鉄日本橋駅で乗客の荷物が破裂してガスが発生、機動隊や消防が出動して駅ごと閉鎖、電車は不通になった事件があった。
今次の事故でも爆発なので警察は念の為にG事案(広域ゲリラ事件)として捜査を行うが、コーヒー缶爆発と来たら業務用洗剤ちょろまかしによる爆発に決まっている。
やってる事は馬鹿であり、よくわかってない馬鹿が扱えないような仕組みになってるのだが、ルーズな会社が多くてこの手の事件が起きてしまう。しかも時限爆弾みたいに当初は大丈夫なのに時間が経ってから事故になるという仕組みがあるのだ。
家庭で使うような洗濯洗剤、キッチン洗剤、マジックリンとかは弱アルカリ性になっている。これで脂分を分解して落とすのだ。
もうちょっと細かく言うと、動植物性の油と水の間に界面活性剤が入って乳化させ、同時にアルカリ成分が皮脂汚れなどを鹸化して石鹸にしてしまう。その石鹸が水に溶けて流れるのね。
でもご存じなようにギットギト汚れにはあまり効果が無い。固まった汚れも落ちない。
そこで清掃や調理業務では市場では売っていない業務用クリーナーを使う。これは大抵が強アルカリの水酸化ナトリウムや水酸化カリウムだ。
まずこいつらは動植物油脂をどんどん鹸化してしまう。全部石鹸になっちゃうわけ。そして石鹸は水に溶けるから水に流れていってしまう。
次にタンパク質の分子結合を破壊するので、生物由来の汚れを全て除去出来る。
一言で言うとなんでもキレイになるし、その威力は家庭用洗剤がおもちゃのようだ。インクジェットプリンタと輪転機の違いというか。
まず皮膚に掛かったら忽ちに脱水され、タンパク質も変質して黒く炭化する。しかも酸と違って水で流しても全然反応が止まらない。
皮膚の奥にどんどん侵攻して皮下脂肪を石鹸に変え、真皮も筋肉も不可逆的に変質させて炭化させて行く。もの凄い痛みを長時間伴いながら。
しかも皮膚に掛かった時には特に痛みが無い。あとから激痛が出てきて反応がとまらないのだ。そして最初に痛みが無いので手当が遅れてその間に皮膚の奥まで浸透してしまう。眼球に飛んだら失明だ。
また、勝手に持ち出されたり勝手に使われたりしないように施錠して保管する事が義務付けられている。ロッカーでも倉庫でもいいが、鍵のかかった場所以外にしまってはいけない。
だがその超強力さゆえ、家で使うためにくすねてしまうやつが多いのだ。
そして会社の方もちゃんと施錠せずに使ってるテキトー管理の会社が多いのが実情だ。きっちりした会社では昔の軍隊のように始業時に員数チェックをして終業時に照合して施錠するのだが、そんな会社はごく一部だ。料理屋の厨房なんて施錠しなきゃいけない事も判っていない場合がある。
そしてこのくすね方に化学の素養がもろに出てしまい大事故を引き起こしてしまう。
アルミは亜鉛と並んでイオン化傾向が大きくて反応しやすく、更に酸にもアルカリにも溶けるという特性がある。
だからアルミ缶に飲料を入れてアルミに接触させた状態にしておくと、アルミが酸化して液体中に溶けて出して変な味がついてしまう。コーヒーならコーヒーが酸化して酸っぱくなり、ミルクやコーヒーフレッシュ(スジャータみたいなの。植物性)が酸化して膜が出来たり沈殿が起きてしまう。
アルミ鍋ではこれを防ぐ為にアルマイト処理をする。アルミ表面に酸化被膜を作る処理だ。酸化アルミは反応性が低いので溶けだしたりしにくく固いので鍋の形もしっかりする。(でも酸/アルカリにはやはり弱いのでこんにゃく茹でると黒くなってしまうが)
アルマイト処理は手間と時間がかかるので使い捨ての飲料缶には使用できない。そこで缶の内側にプラスチックのライナーが貼ってあるのだ。ごく薄い膜で耐久性が無いが使い捨ての中性に近い液体の封入になら問題が無い。
このライナーがある為に強アルカリ洗剤をコーヒー缶に入れてもその時は何も起こらないのだ。
だがこれはデーモンコアに反射材を被せてドライバーで開け閉めしてるようなもんだ。そのうち手が滑って臨界させてしまう。
こういうものを入れるのに使われるのはやや高いコーヒーのキャップ缶だ。差別化の為にフタが着脱出来るようになっている。
また、缶自体が厚めでしっかりしている。因みにコーヒー缶が厚いのは内圧がない為だ。炭酸飲料の缶は中の炭酸が蒸発しようとして飽和圧力まで内圧が上がるので薄い缶でも強度を保てるが、コーヒー缶はそれが無いので厚い板を使うしかない。
しかし何度かの蓋の着脱でネジ部やパッキンに当たる上面のライナーが取れてしまう。
すると強アルカリがアルミと接触して水素と酸素がじゃんじゃん発生する。それであっという間に内圧に缶が負けてBOM!
そもそもコーヒー缶は内圧対応になってないから簡単に爆発する。
今回の事故では缶を切符売り場の地面に置いていたとの事だから、「シュー」とかいいだして刺激臭も出てきたのではないかと思われる。それでビビッて置いていったのでは。
だったらせめて蓋を開けて行けばよかったのだが。
ペットボトルやポリプロピレンボトルは酸にもアルカリにも安定なのでこういう事にはならないのだが、そこで少しだけ高価なアルミコーヒー缶に入れてしまうというのが教育の敗北というか。
こういう知識がない人間が扱うと危険なので施錠する事になっているのにテキトー管理してるから事故に至ってしまうのである。
数面前の地下鉄での破裂事故ではやはりキャップ式コーヒー缶に入れて乗車中にガス漏出の上で破裂し、やはりテロが疑われて地下鉄全線が半日ストップした。
損害賠償は数千万円に上るだろう。本人は払えないので雇用元に請求が行ったはずだ。施錠せずにテキトウ管理してたので責任を逃れるのは無理そうだ。高い代償である。
報道の方もG事案って事で警察のいうがままに報道して「故意は無かったとの供述です」と追って報じてるが、この事故はもう何度も起きてるのだから、ちゃんと掘り下げて「施錠しないとこういう事になる」「結局雇用元に全責任が行く」「せめて盗むんならペットボトルにしろ化学の時間寝てたのか」って事を言わないと報道の意味が無いんじゃないのかと疑問に思うところだ。
因みにキャップ式コーヒー缶にスポーツドリンクを入れても小規模の同じようなことになるから注意が必要だ。スポーツドリンクはステンレスポットも溶かしちやうから要注意なんだな。
江戸時代など昔は今のような洗剤は無かった。なら食器は汚いままで使ってたのだろうか?
実は水酸化カリウムを使っていたので魚の脂汚れもばっちり落として使っていたのだ。
かまどで炊飯をして薪の灰が残る。これを桶の水に入れて放っておくと灰汁が出来てこれは水酸化カリウムなのだ。
生き物の体はカリウムを大量に使う。浸透圧調整に使うし植物は光合成時の気泡の開閉に使い、動物は筋肉の収縮に使う。それを燃やすとカリウムが残るのだ。
だから業務用クリーナーを家で使いたいなら自分で灰汁を作るという手もあるのだな。ただゴム手袋をしないで使うと指紋が溶けてなくなり化学火傷も起こしてしまうし、防護メガネも必須だ。コーヒー缶に入れて保管せぬように。
辛抱が足りないと思ってる節もある。
実名で書き綴る自信がないので、いっそのことここでまとめてみる。
器が持てない、布越しでも鍋の蓋を持てない、極めつけは熱い湯に入れない。
器が持てないだけで、おしぼりで包んで持った飲み物は普通に飲めたりするので、猫舌の気はあるけれど容器の熱さに比べるとそうでもないのかもしれない。
アトピー持ちなので昔から肌に良い温泉に連れて行かれたのだが、本人は湯が熱すぎるとミリも入れないので親には苦労をさせた。
ある時は先に入ってるおばちゃんたちが「今日はぬるめなのに」と言いながら蛇口をひねって水を入れてくれたこともあって、とても申し訳なく思ってる。
今も苦手なので、複数湯があるところは、熱くないところを探して入ってる。
感覚過敏という言葉を知って、それに該当するのかもしれないと思ったけど、知ったところで世の中のものが冷え冷えになるわけでもないのであった!
乗り物酔いをすごくする。
助手席でもする。
昔はすごく吐いてた。
免許を取ってからは運転席を譲りたくないが、運転スキルはさほどでもないため、人を乗せると高確率で悲鳴が聞こえる。
何かで縦揺れで酔うとか見たので、たしかに座席が横向きの電車はあまり酔わないなあと思った。
寝不足などの体調不良だと、電車だろうが飛行機だろうが何でも酔う。
酷いときは車を運転しながら酔ったこともあり、本人としても信じられなかったので睡眠はちゃんと取るようにしている。
苦くて飲めない。
〇〇とか甘いよーと言われても苦い。
社会人なりたてのときは礼儀と思ってカルアミルクだかカシスオレンジだかのアルコールを頼んでたけど、頼んでも半分以上残すくらいならと思ってソフトドリンクを頼むようにした。
自分の限界を知る、とか言うのをやってみたかったけど、飲めないもんだから知りようがない。
アルコールパッチテストは赤くならなかったので弱くはないんだと思う。
人が辛くないと言うものを辛いということで有名。
味噌ラーメンとかの辛さはそういうもんだと認識してるので、ちょっと辛いのは食べられる。
ただし、これ辛くないよ、って言われたものが辛いことはよくある(2回目)
唐辛子も入っていないので、本当になんでだろうと思って、考えながら食べたところ、おそらく生姜を辛いと認識していたのかなあという結論に辿り着いた。
頑張れば食べられるけど、頑張らなきゃ食べられないので食べたくないというのが本音です。
納豆のからしに関して言えばよくよくかき回せば風味消えるんじゃないのと思いつつも、不安でいつも抜いてしまってる。
最近の回転寿司チェーン店はオールサビ抜きで嬉しいけど、スーパーとかに売ってるお寿司はサビありだったりするので、わさびが舌に直撃しないように食べて、直撃してアーーッしてる。
情けない。
きっかけはよく覚えていないが、苦手。
小6くらいに「そろそろ飲めるんじゃね?」と言われたので、たしかにー!と思ってコーラを飲んだら辛い!と感じてそれっきり飲んでいない。
パチパチするお菓子も食べてないが、口に入れたらどうなるか目に浮かぶので食べてない。
おそらくは刺激が苦手なのだと思う。
セルフのドリンクバーでソフトドリンク入れて飲んだとき、炭酸ないはずの飲み物がびりってきて飲めなくなったときがある。
おそらく前の人が炭酸頼んでいた場合、それの残りがちょっと垂れて微炭酸になったのだろうと思って、今では念の為、ちょっとだけ自分の飲むドリンクを出してからコップに入れるようにしている。
お店の人には申し訳ないと思ってる……。
コーヒーは味がしない……ように感じる。
ものによって酸っぱいとかは分かるけど、コク?とかそういうのはまるで分からない。
緑茶は好きなので、おそらくは西洋の飲み物が舌に合わないだけなのだろうとおもっている。
でも、なんとかランチがある店に行くと、「食後はコーヒーか紅茶どっちになさいますか」と聞かれる。
世の中の人間、どちらも飲めると思わないで欲しい。
一時期、いっそのこと頼まなきゃいいのではと考えて断ったら気を利かせてアッツアツのほうじ茶を出された。
が、そもそも熱い器が持てないので飲むに飲めず、時間が差し迫っていたので残してしまった申し訳ない。
結局、頼むとしたら紅茶で、砂糖とミルクをたくさん入れて味をごまかして飲むしかないのである。
柔らかい食感が苦手だったり、ぶちぶちした種が苦手だったりと言うのがほとんど。
(ミカン柔らかくね?って思うけどなんで食べれるんだろう)
食べ慣れてないのもあるかもしれないけれど、たいていの果物って柔らかくてうにゃうにゃしててあまったるくて、吐きそうになる。
なので、旅館のデザートで果物の盛り合わせが出ると水攻めで死ぬ。
苦手だからか、イチゴを食べたとき他のひとはあまーい!と言っていたのにすごくすっぱかった。
当たり外れがあったのかもしれないけど……。
ちなみにイチゴジャムとかぶどうジュースは飲めるので、加工品は大丈夫。
要するに食感が苦手なんだろなあと思ってる。
酷いときは劇場の二階席がナナメってる構造?で、二階についた途端、言い表せない恐怖で泣きだしてしまった。
あれは建物の設計が悪いと思っている……なにがベストなんとか賞だよ!!
名前覚えてないけど。
昔は普通の階段でも怖かったので、今はそれなりにマシになった……と思いたい。
たぶん安全な場所を通っているだけで、マシになってないというオチな気がする。
生物の資料集が直視出来ず、物理を履修しましたが、テストの成績はさっぱりでした。
あんなケチャップシーンあるとは知らずに見てしまって半べそかいてたが、リサーチ不足の自業自得だよバーロー。
なので、世間で絶賛されている各種作品(進撃の巨人、東京喰種、チェンソーマンなど)が見れなくて歯がゆい思いをすることもある。
でも怖いので無理。
つらい。
昔ダレン・シャンやデモナータを読んでてぐええってしてたのはどう考えてもおかしい。
ーーー
思いついたのはこのへん。
なんかこの人生きづらそうって思う。
仕事中あった話をしようと思う。
販売系の仕事をしていて、まあ大方の例に漏れず自社アプリがある。いわゆる会員登録もアプリでっていうタイプのよくあるやつだ。
で、まあ当然アプリ導入なしのお客様にはご案内するわけなんだが、たまーに、明らかにウイルス感染してたり、明らかに既定ブラウザがフィッシング誘導つきのヤバいブラウザだったりする人がいる。
で、昨日見かけた50代〜60代くらいのご婦人のお客様が特にヤバかった。
まずiPhone、なのになぜかアプリURLがApp storeに繋げず、Google playに繋がれる。
この時点でおかしいなとは思ったけど、脱獄とかあるしそういうことも出来るのか?程度に思ってた。
けども、どうしても会員登録が出来ないとのことで、スマホの画面を見せてもらったのだけど、何をどう見ても、さっき案内した自社アプリではない。
そして何をどうしたのかわからないが、全く知らないサイトにクレジットカード情報を入力していた。
「これはフィッシングでは!?」と思ったものの、お客様が他の何かの登録を途中で止めてて、途中で間違えてタブ切り替えたとかもあるかもしれないと思って、一旦そのページは離れてもらって、もう一度Google playに戻ってもらった。
だが、既にアプリのDLは終わっているのに、「開く」ではなく「インストール」のボタンが出ている。
ここで、増田はこれは明らかに何かヤバいのが入ってるなと確信。
Google playの画面もよく見ると何かおかしい。普通表示されないような広告が表示されてる。エロサイトとかで出るような、離れたところをタップしても別サイトに飛ばされるような広告と、小さすぎるバツを押さないと消えないようなやつだ。
で、さっきの謎のフィッシングサイトはその広告からリンクされるものだったようだ。
さすがに増田は「こちらウイルス感染しているかもしれないので、後ほどドコモショップで見ていただいた方が良いかと思います」的なことを言っておいた。ただ、そのお客様は「ウイルスなんていれてないわ〜」的なのほほんとしたリアクション。
ウイルスをわざと入れるやつはいない!とは思ったけれど、まぁそうは言えず、結局一旦アプリを開いてもらって、きちんとご登録してもらった。
……とはならないのが恐ろしいところ。自社アプリを閉じたところで、「◯◯(自社)アプリにはクレジットカード登録が必須です。」的なインフォメーションがポップしてきた。
そんなわけはないので、そのインフォは閉じてもらう。
PayPay で支払いだったので支払いを完了!
で、PayPayを閉じたところで「PayPayアプリにはクレジットカード登録が必須です。」的なインフォが!!
確かに促されるけど!!閉じた後には出ねえだろ!!!多分何を閉じてもこのインフォが出てフィッシングされるのだろうと思われる。
念の為そのインフォを閉じるようにお伝えしたが、レシートを受け取ったそのお客様はそのウイルス感染したスマホをいじりながら退店して行った。
ちなみにその超怪しいGooglePlayでも、DLされたウチのアプリは(少なくとも見た限り)普通の正規のアプリだった。
さらにちなみに、そのお客様の購入額はかなり高額だった。比較的高額な商品しか扱わない店だけど、その中でも高額だった。どんな生活しとるんじゃ!!?
退職当時つらつら書いていた日記と、いま思い出しながら書いている部分とが混ざっているので、少し読みづらいかもしれない。ごめん。
【お店のこと】
某豆腐屋チェーン店。関東各地にお店を構えているが、うちは大きい方。在籍人数は私とパートさん5人の計6人。ヘルプでバイト君(よその店舗と掛け持ち)、社員さんが来てくれる。
【はじめに】
現場の人たちはとてもいい人ばかりであることは、まず初めに書いておきたい。仕事を辞める理由の上位には常に「人間関係」がランクインしているものだが、ここは本当に、人間関係だけは良かった。前職で右も左も怖い人に囲まれていた私は、本当に過ごしやすかった。
ざっくり言うとブラックが加速したから。元から時給が15分刻みという労基法違反ではあったが、別にそこまで気にしていなかった。あと、何かもめたときは労基法違反を盾にするつもりだったので、私としては相手の弱みを1個握ってるくらいの感覚(絶対ダメ)。
もっと詳しく話すと、人手不足。スタッフの数は他の店舗に比べたら多いらしいが、ウチとしては足りない。まったく足りない。私は授業があるからそんなに入れないし、ほかのパートさんも親の介護や子供の用事等、忙しい。バイト君も掛け持ち先との兼ね合いがあるし、社員さんは元々自分の担当店舗を別に持っている。
「人を増やせ」「求人を出せ」とは常々言っていた。しかし、タウンワークやマイナビに求人を出していた気配もなく、お店のポスターと公式サイトのみ。ごく稀に来た新しい人は数日と持たず辞めていく。
☆追記
1/31からタウンワークに求人を載せたらしい。見たらホントに出てたけど、いつ行っても新しい人が入った気配がない。
うちはお豆腐屋さんではあるけど、メインはお弁当。念の為断っておくけどめちゃくちゃ美味しい。本社の人間がゴミなだけで製品はめちゃくちゃ美味しいんです(唯一のアピールポイント)
そしてこのお弁当が、毎日30、40というなかなかのロットで入荷される。よく売れる種類のものは、気候によっては60とか。
ただ、このお弁当たち、開店前にパックに紙を巻かなきゃいけない。それだけ? と思うかもしれないけど、数十個のお弁当に紙を巻いて、輪ゴムで止めて……気が狂うよ、実際やると。そもそも私ら、単純作業で雇われたんじゃないし。販売員です。
退職を決意したのは年明けあたり。何がきっかけかと聞かれればうまく答えられない。多分、「人間関係がいいから」で続ける限界が来てきた。
会社の規定は退職する1か月前の申告が必要だったけど、私は1月14日に申告→1月末で退職という爆速退職をキメた。毎月15日に翌月のシフトを提出するので、 「そういえば来月シフトは?」と向こうから話を振ってくれればチキンでも退職を申告できると思ったからだ(さいあく)。
さて、チキンな私が想定していたのは、退職したい旨をリーダー格のパートさん(仮にAさんとしておく)に申告→退職というよくあるルートだった。
しかし、退職したい、と伝えると、一気に涙が溢れてきた。何なら今思い出しながら泣いてる。
Aさんは泣きながらぐだぐだと訴える私の話を、頷きながら聞いてくれた。1番シフトに入ってる人だったから、現場の過酷さを1番味わってる人でもあったのだと思う。私がべそべそ泣いてる間にマネージャーにチャットを送り、退職の旨を伝えてくれた。すごい。
次の出勤日、マネージャーから電話がかかってきた。「なんで辞めるねん(要約)」って話だった。
もう退職の決意が固まった私は、思ってたこと全部話した。紙を巻く作業の手間暇のこと、スタッフが足りなすぎること、人が来てもすぐやめる異常性……Aさんに話して落ち着いたと思ってた涙がまたぶり返してきた。
今でも一言一句違わず覚えてるやり取りがある。思ってたこと全部話して、泣きながら「お店が回らなくなってからじゃないと、本社の人たちには分からないんですよ」と言った。マネージャーは、「何がですか?」と言った。嫌味とか怒ってるとかではなく、本当に分からなかったような言い方。
「分かりました、辞めます。もう本社のやり方にはついていけません」
そう言って電話を切って、そこからまた泣いた。ちなみにこの時間、お店の方はバイト君に任せ切りにしてしまっていた。ごめん。
すると、11月で退職したパートさんが(仮にBさんとする)がやって来た。買い物ついでにバックヤードまで会いに来たらしい。
私が電話での出来事を話すと(お察しの通りめちゃくちゃ泣きながら)、「辞めた方がいいよ」と言ってくれた。
その日の夜にはLINEもくれた。「増田ちゃん今就活で、人生の1番大事な時期にいる。無駄にしちゃダメ」という内容。
本当にまぁ、よくもここまで人間関係に恵まれたものだと今書いてて思う。だからこそ、皆の良心につけこむ本社が嫌いだった。
さて、電話事件はスタッフじゅうに衝撃を与えた。あの日以来出勤するごとに「電話どうだった?」と聞かれるので、Bさんが買い物ついでに他のスタッフに話したのだと思う。違ったらすいませんBさん。
まさか皆、マネージャーから「何がですか?」と返されると思ってなかったようで、これをきっかけに退職を考えるスタッフも出てくるほど。
1月14日に退職申告した私は、本来2月14日以降にしか退職できない。そこで、2月1日から急遽短期留学というあまりにもデカすぎる嘘を企てた。もちろん行ってませんよ、念の為。
しかし、マネージャーに確認する術も無いし、こちらに予定を教える義務もない。チャットで連絡すると、「分かりました」とだけ返ってきた。
ここで私が退職した1月31日時点で把握している退職状況をまとめる。
多分続ける→1人
考え中→1人
久々にお店に行ってみたら、「多分続ける」と「考え中」の人が出勤してた。続ける選択肢を取ったんだなと思いつつ雑談してたら、2月末で退職予定だった2人がまだ在籍しているらしい。マネージャーにものすごく引き止められて、月4くらいのペースで入ってると。
そのうちの1人であるAさんから「お店来てくれたんだね!(要約)」というLINEが帰宅後に来た。週1でもいいから復帰してくれないかと言われた。
在籍時代はとてもお世話になった人だけど、やはり復帰は出来ない。そう伝えると、「わかった、またお店に遊びに来てね」とだけ言ってくれた。本当に惜しい上司(厳密には違うけど)をなくしたと思った。
【おわりに】
2年以上勤めたバイト先を辞めるのはなかなか勇気が要った。しかし、退職したことも、ブラック環境に長く身を置いたことも、まったく後悔していない。
ただ、引き止められて退職を留まる、というのは本当にオススメしない。相手にとって「引き止めれば残ってもらえる」という成功体験を積ませてしまう。
辞める時は「辞めたい」ではなく「辞める」とはっきり言おう。
あと、「こんなことで辞めるな」と思った人は、ぜひ応募してみてほしい。気が狂うから。