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はてなキーワード: 役者とは

2024-02-20

漫画における映像化の改善案について具体的に考える

今回の芦原妃名子先生の件は業界にとっての重大な転換点だと考える。

例えば暴対法を作るきっかけとなった山下事件のようなものである

実際のところ暴力団ではないので法律規制が動くことは難しいが、改革ルールづくりが必要だ。

まず協会を周知させる。

SNS漫画家が呼び掛ければいいだけ(なんと簡単

新人漫画家向けのセミナー漫画家協会が『無料』開催をする。

弁護士独立した編集者森川ジョージ里中満智子等で知名度を持って安全セミナー認識させる。

ちゃんと顔出ししている有名作家が呼びかけをすることで、流行りのねずみ講みたいな変なセミナーに行く人を防止してほしい。

おそらく漫画家協会疑念を持っている人も居る

協会というものが怪しいと思うお年頃があるはず)

組合員かいうとヤクザイメージする人もいるはず)

から有志がyoutube等でHow to動画を作ってもいいかもね。『ゆっくりしていってね!』とかで。

グッズ化など何においても契約書を用意することを基本とすることを周知する。

そして大きなメディアミックスをする場合

必ず紙の契約書を用意する。

しか契約書が難しい、誰かを頼りたい。

そんなメディア化の際、作者にも守秘義務が課せられるので漏れるのが怖くて協会にも知人にも言えない状況が起きるだろう。

ただ自らの弁護士にならそれは伝えられるはずだ。

そこで漫画家協会やそこの支援をする弁護士もっと必要である

メディアミックスまでいく作品作家は既に売れている場合も多く、今後売れる見込みもある。

顧問弁護士のようになれば、うまく行けば弁護料はしっかり貰えるだろうから良い商売になると思うし、おそらくもう動いている弁護士は多いだろう。

アデ○ーレ法律事務所あたりが「過払い金からメディア契約」でCMしだすかもしれない。

契約書を編集者に任せないことも大事

編集者インテリではあるが基本オーバーワークなので意外と助かると思う。

「○テレさんそんなこと言っても…先生弁護士が言ってましてぇ…僕らでは止められませんのでぇ…」で切り抜けられる問題は多いはずだ。

でもまぁ編集者もそのへんの契約文の知識は入れておく風潮にすべきだろう。

資格化、免許化してしまえばいい。資格取ったフリー編集者商売になりそうだ。

ユーキャンの人気講座になるはずだ。

テレビ局は、おそらく契約書について詳しい。

契約自体はたくさん交わしているだろう。

しか契約についてよく知らないタレント権利者などをはぐらかす風潮がどうもありそうだ(芸能事務所構造と似ている)

出版社の一部編集者も同罪である。もうそのやり方は通用しない。まず反省しろ

テレビ局側はさっさと問題が起きにくい構造にすべきだ。

製作期間の話だ。

今回の田中さん製作期間も短いと思ったが、ある新本格ミステリが3ヶ月前に映像化が決まった件を聞いたことがある。

新本格といえば鈍器本だ。シリーズ物だとしたら3ヶ月で読みきるのも大変だったりする。忙しい主演俳優など使ったら絶対読めない。

結果的キャラストーリーだけではなくトリック動機にまで大改変が起きた。

テレビドラマ業界スケジュールが明らかにおかしいのだ…。自転車操業すぎる。

映画だって企画から上映まで早くても2年くらいかけるが(それでも短いと思うときもある)日本ドラマ業界はいつまでもバブルスケジュールで働いていやしないか

働き方改革とかで少しは改善できたのなら、撮影スケジュールもっと大幅調整しろ、今すぐに。

今すぐじゃないと、急にはできないんだからいつまでもできない。

あと役者大麻をしないでくれ。マジで迷惑

事務所との信頼とかじゃなく探偵使って調査リスクヘッジしとけ。

素行は悪いほうがいい?役者は品行方絶対

無理ならyoutuberか自主制作映画やっとれ。

脚本と脚色をはっきりさせろ。

原作物は脚色表記

オリジナル脚本

いいじゃないかオスカー部門賞みたいでかっこいいだろ。なんか文句あるか?

これだけじゃない。もっとやることはある。

件の関係者たちは調査という名の過去に向き合っていく時期だろうが…

業界人ではあるが完全な第三者なら、

これ以上悲劇を起こさないために今すぐにできることをしてほしい。

メディアミックスをするなと言ってるんじゃ無い。

改変するなとも言ってない。

無駄に揉める仕組みをやめろって言ってるんだ。

おそらく何もかもがめんどくさくなった映像業界が、作者死去作品に手を付けだすころだろう。

しかしそれじゃあ題材も切れて進化は止まるだけだ。

まり死だ。

2024-02-19

anond:20240219141149

というか俳優って結構割合演劇ホームなんだよね

もちろんアイドルとかタレントから演技に入って舞台を知らない人もいるだろうけど、

ちゃんとした役者子役の頃からずっと劇団所属しててそっちの人脈もあるし

テレビ映画仕事あくま出張仕事みたいなもんで裏では舞台にも出てることが多い

テレビ仕事が暇になったら本業に戻るってのは自然

若い頃売れてた俳優中年になると舞台役者になりがちな現象

鈴木杏最近どこ行ったんやと思ってたらやっぱり舞台役者になってた。

2024-02-14

anond:20240214014903

人気アニメ舞台化・映画化するのはやおいファンがついた作品じゃなくてもファンがおおければやるよね、翔んで埼玉とか。

原作二次創作人気だけを目玉にしてやったことが成功することってあまりない(二次創作者本人が主催したこと以外は)。

SMAPはあのダメ事務所が圧でねじ込んでたのでは。

正直作品のものにいい評判はきかなかったし(いやあれ私は好きだったよって先輩にはすまんけど)。

現在も双方にとっての黒歴史になってる。

そりゃそうだ、演じてるのがアクション役者じゃなくてそこらの高校生に性虐待してしあげた歌手なんだもん。

芦原妃名子先生でなくても違和感あるだろ。(いや許可だしてくれた車田先生には感謝しかないけど)

その後つづいたテニミュとか弱ペダ、刀ミュあたりはちゃんアクションスペクタクルがあっておもしろかったときくよ

2024-02-13

anond:20240213164611

ワイトは琉球の風いらいマトモに大河みとらんのや

良かったかどうかでいうといいと思うが人に奨めるかって言うとうーん? って感じだったけど進化しとるんか?

朝ドラゲゲゲいらいぜんぜん見とらんがわろてんか最後が本当に酷かったというのは聞いたぞ

ゲゲゲくらいのが水準だったらアリやと思うが、ドラマの出来が良くても、あんまりNHK役者が集中するのもダメのと違うか

anond:20240213131406

NHKが娯楽に供するために受信料をつかってるのは割と腑に落ちない

こういうのは民業圧迫にならんのかね?

連中がチョチョイっと予算の配分を変えてしまえば

あっという間にギャラで民法を圧倒して良い役者(まだ居るのかどうか分からんが)独占してしま事態になりかねないような

原作ありドラマで可変しまくりなら

タイトル feat. 原作者名 or 原作名」のタイトルにしちゃえば

役者ありきでドラマ作ってるのやめさせたいならそれぐらいしたほうが良いか

楽曲は出来るのになんでドラマは無理なんだろう

日本芸能事務所ってさあ

なんで役者学校とか行かせないんだろう

有名なのは日本大学とかか

そういう意味では宝塚音楽学校ある意味エリートなのか?

OJTって限界あるし学問意味から役者とか勉強するってもありだと思うんだがな

2024-02-09

ぶっちゃけ日本実写化した時点で原作レイプじゃん

脚本家ガッツリ改変するなんて日常茶飯事だしテカテカのコスプレ衣装大根演技もクソカス撮影技術も気にせず

イケメン役者がキャッキャしてたり弱者女性に耳障りのいいことブツブツ言ってりゃ満足するF層向けの低予算エンタメだったじゃん

少年青年漫画原作すら9割方そういう層目当ての選定になりつつあるし今は

我が子のような大事作品日本ドラマ実写映画に明け渡すなよって思うわ

2024-02-08

ドラマ舞台で思うこと

https://x.com/yukayuka210/status/1754109602894107108?s=46&t=EN84guhfIZe-HuQnXLH7tA

この人の投稿を見て確かに…と思った。

ナタリー記事読んでるとあの作品舞台するの??!公演期間短かすぎない??!と思うことが多い。

同じことをドラマに対しても思っててこの前Xで試しに読んだ漫画ドラマ化するの??全12話もないの??ということがよくある。

私は元々地方在住でテレビ局も三代都市圏に比べたら少なかった街に住んでいたので今大阪に住んでて深夜ドラマの多さにびっくりする。

役者活躍の場がたくさんあるのはおそらくいいことなんだけど作り手大変そう…と思った。

2024-02-07

大塩平八郎檄文が令和6年と見紛うような内容

現世の天下の民が困窮しているようでは、この国は滅びてしまう。政治を担うには相応しい器ではない小人どもに国を治めさせておけば、災害が次々と生じてしまうと、昔の聖人は、後世の人々に強く言い残している。

徳川家康公も「善い政治とは、身寄りもない人たちに対して、もっとも深い哀れみを掛けてあげることだ」と言われた。

ところがどうか?

これまでの240~50年もの間、戦乱はなかった。しかし、社会上層部の者たちは、贅沢の限りを尽くすようになってしまった。

大事政策を担う役人たちは、公然賄賂を贈ったり、賄賂を受け取ったりしている。

そのくせ、自分たち支配している民、百姓たちからは、重い税を取り立てている。

ただでさえ、重い年貢賦役に苦しんできた多くの人々は、このような無体な強要に追いまくられ、出費がかさみ、貧困に苦しめられるようになってしまった。

民の恨みに呼応して、天も怒っている。

近年、地震火災、山崩れ、洪水等々の自然災害が頻発するようになった。

そして、ついに、食糧危機までもが発生してしまった。 これぞ、天が下している深い戒めである

ところが、上層部は、この天の戒めの意味に気付いていない。器が小さく奸計ばかりをめぐらす輩たちが政治を牛耳っている。

下々の民を彼らは悩ませ、米や金銭を取り立てることばかりに熱中している。

目の前で起こっている天災天罰を見ても畏れ入ることもなく、餓死寸前の貧民や乞食を救おうともせず、山海の珍味を食し、妾宅に入り浸たり、揚屋茶屋に高位の武家の家来たちを招待して、高価な酒を湯水のごとく飲んでいる。

多くの人々が難渋しているのに、絹の着物を着て、芝居の役者や芸子たちを引き連れて、世の中が平穏であるかのように、つまり危機状態にあることを知らぬげに、歓楽にふけっている。

なんたることか。

これでは、昔、紂王が連夜、酒宴を催していたという故事のものではないか


いま、奉行役人たちが緊急に取り組まなくてはならない事態は、自分たちならできる政治力でもって、これら不届きな輩を取締り、下々の庶民を救うべきではないのか。

彼らは、それができなくて、堂島での相場にのめり込み、録をかすめ取ることばかりしている。

このような役人商人たちの所業は、天道聖人の御心に叶うはずはなく、天は、許してくれないだろう。

いままで、じっと我慢していた私たちは、もはや我慢することに耐えられなくなった。

私たちには、湯王や武王の威勢はなく、孔孟の人徳もないが、天下のために、親類縁者に被害が及ぶことも厭わず、この度、有志で話し合って蜂起した。  

まず、下々の庶民を苦しめてきた役人たちを討つ。

さらに驕り高ぶってきた大坂金持ちたちをも討つ。

そして、彼らが隠し持っている金銀銅貨、あちこち蔵屋敷に保管されている扶持米を運び出して、人々に配る。

上記のカネや米、つまり、驕れる者たちが無用に貯め込んでいるモノを分配することによって、当面の飢饉の難儀を救いたい。

闘う力のある人たちには、一緒に無法者たちの征伐に参加していただきたい。

経営者の子供が役者バンドやってるパターンとある

実家が太いってヤツだろうな

金持ちから遊んでるというより、そのお陰で才能や運がなくても脱落せずに続けられてるというか

どうしようもなく行き詰まると会社継いだりする

2024-02-06

不倫ってするとニュースになるのに

なんでドラマとかだと不倫浮気する話が多いの?

既婚で子持ちの役者ドラマ内で他人キスしたり同衾したりもするじゃん

役者なら監督命令に従えっていうパワハラじゃないの?

本当は仕事とはいえあの役者キスしたくなかったって思ってんじゃないの?

2024-02-05

.5舞台演出が後半で「改善」されたらしい昔話

SNSでバズってたから思い出した話。

※注意

公演特定目的でないのでフェイクは含む

自分でも未確認の部分あり

以前、好きな作品が.5舞台化され、それに夢中になった友人の誘いで1公演だけ席埋めに付き合った。ロングランで、東京公演ののちに大阪公演がある公演だった。

全体的には悪くない出来といえた。原作にないオリジナルエピソードだったので先の展開を知らない状態観劇できたし、良い芝居するな、と思えた俳優さんも何人か発見できた。

ただ、とあるキャラAについては、引っ掛かりがひとつだけあった。Aは品行方正、生真面目、堅物、口うるさい……という方向性キャラなのだが、そのAが、学校から貸与されたタブレットで他の人物物理ツッコミをする場面があったのだ。タブレットを縦に持って振り下ろし、縁でおでこをコツンと叩く感じ。チョップがわりにタブレットを使ってるイメージね。

コメディに振り切ったシーンだったし、本気殴りではないし、もしかするとアドリブだったかもしれないが、Aは基本的に「物は大切に扱え、借り物なら尚更だ」というタイプで、備品で人を小突くとは思えず、さすがに解釈違いだった。チョップならまだわかるんだけどな。

なので、終演後アンケートに、楽しんだ点も添えつつ、「Aが備品で人を叩くのだけはちょっと残念、原作ならやらないだろうから」と送った。

そしたら、大阪公演に参戦した友人曰く、消えていたらしい。そのタブレットコツンが。

もともと単なるアドリブあの日一回限りだったかもしれないし、私のアンケートが届いて思い直された可能性もあるのかもしれない(1週間以上は間が空いたはずなので、大阪用の稽古は挟んでいそう)。

それに、私は自分の目で「コツンが消えた」ことを確認してはいない。伝聞で「無くなった」と聞いただけで、それも「多分なかった」ぐらいの確実さだ。

しかし、その「舞台の成長」を視認するためだけに大阪往復とチケ代数万円は払う気はなかったし、一万円弱の円盤購入でさえする気にはなれない。

結果、「改善」前の東京公演は実質リハみたいなところあるな……という気持ちと、最終的になくなるなら最初から「この芝居はなしだね」と役者陣も演出陣も気づいてくれないもんかな……という気持ちが残った。変更の経緯はどうあれ、あるいは聞いた話が誤りで変更されていないとしても、完成してない・練られてない・吟味が不足した状態で公演されているには違いないのだろう。

別に怒るようなことじゃないとも思う。仕方ないんだろうな。もろもろ。

ただ、.5舞台って1公演だけ行く客には酷なんだな、と感じたし、有象無象の.5舞台にはもう二度と行かなくていいや、と思った。

お前らは脚本家のことを舐めすぎだと思います

普段脚本すら読んだことないであろう人たちが、脚本家を攻撃していて困惑している。

よく言われていることだけど、脚本とは映像のための設計図です。

漫画小説とは全くもって、似て非なるものです。

ここをほとんどの人は勘違いしているように見受けられます

脚本は何度も何度もプロデューサーに訂正され、さら現場では監督役者セリフも直されます

例えば何をやっても上手くいかない主人公が、恋人に振られたうえに雨に降られてずぶ濡れになるとします。

漫画では、雨に打たれるシーンはスクリーントーンと線を引けばいいのです。

小説では、雨が主人公の肩を濡らした。とか書けばいいのです。

しか映像作品では一回雨を降らすのに200万です。雨のシーンが続けばあっという間に予算オーバーです。

自身オリジナル作品で何度も映画化したことがある大物脚本家ですら、雨のシーンが実現されたことはないとボヤいていました。

そういった時に雨を降らさないでも、どうしたら雨が降っているような感情を伝えられるか?

そういったことを考えるのがプロデューサーの意を汲んだ脚本家です。

「ここちょっと予算的に雨降らせられないからなんかないかなぁ」

「じゃぁ、散水している工事現場の水がかかったことにしますか」

よくドラマとかで見るアレです。

これは原作にない脚色かもしれませんが、恋人に振られた主人公が惨めな気分であることを表現できで観客に伝わればいいのです。

さら帰宅してすぐにあったまろうと風呂に入ったことで、仕事上の大事電話に出られなかったって繋げればさらに惨めさが際立ちますね。

そうやって脚本では話を「コロガシ」て話を繋いで行きます

小説のようにいきなり章を分けたりするとドラマでは不自然さが強調されるからです。

仁義なき戦い」で有名な東映ヤクザ映画時代からあるコロガシという脚本用語です。

まり何が言いたいかというと原作脚本では本当に違う技術必要とされているのです。

そしてゼロからイチであろうがイチからヒャクであろうが、どちらも技術を磨くという点において努力の賜物なのです。

 

「グレート・ギャッツビー」を書いた、20世紀の偉大なアメリカ作家スコット・フィッツジェラルドでさえ脚本家としては三流でした。

「どうする家康」「リーガルハイ」の古沢良太はもともと漫画家をめざしていたが、挫折し、脚本家として売れっ子になりました。

早稲田映画を専攻し、学生時代映画脚本を読みふけっていたという村上春樹は、脚本はどうしても上手く書けなかったそうです。

自身作品映像化の条件について、こんな趣旨のことをエッセイで書いていました。

「私が小説で書いたセリフを、そのまま使わないで欲しい。あれは文章のための表現からそのまま映像にすると不自然になってしまう」

死者に鞭打つわけではないが、原作者も映像化については正直漫画的な表現でなんとかできると思っていたのではないだろうか。

その違いに対して普段から意識的である脚本家は、漫画小説をそのまま映像化しても全く面白くない作品が出来上がることを知っています

 

ネットの反応は「自分の大切な原作をいじられてしまたか自殺した」

という見方が大半だが、私はそれだけだとは思わない。

冷静に考えてほしい。

実はその考え方の方がかなりバイアスがかかっていると思う。

しろ自分の大切な原作を、自身脚本台無しにしてしまった自責の念

と「その後ブログにて舌禍を起こしてしまたことに対する責任

の方が強かったのではないかと思う。

から攻撃する意図はなかったとわざわざ書いたのだろう。

自分大事作品を楽しみにしてくれるファンに向けて「色々な事情があって上手く表現できなくてごめん。」

ただそう弁明したかっただけなのだと思う。

それを勝手拡大解釈したテレビ局憎しの人たちが、騒動を大きくしこの悲劇を生んでしまったといっても過言ではないと思う。

もちろん、本人にしかからないし、本人にもわからいかもしれないが。

ただ私もクリエイターの端くれとして、

もし自分の子供をいじめられたらなんとしてでも子供回復をしようと頑張るが、

もし周りを巻き込んだ挙句自分自分の子供を傷つけてしまったと考えたら自殺するかもしれない。

そんなふうに思ったからだ。

ご冥福をお祈りします

anond:20240205162752

まあ最終的には海外みたいにちゃんオーディションやって無名役者を抜擢したんじゃ見向きもしないジャップ視聴者が糞ってことやな

anond:20240205123413

ビブリア古書堂とか思いだすよ

普通筋肉付けたり、体重制御したり、ウィッグ付けたり(剃ったり)して役者キャラクタに寄せるもんだが

配役ありきでキャラ捻じ曲げるのを、配役の都合ってのは、TV界隈の考え方だな

2024-02-04

原作者いちばん大事」なんて絵空事

社会人になって信じてる奴はマジで知能が足りないと思う。

映像は金がなければできないんだから、「金を出す奴」が一番偉い。

その次に偉いのが「数字を取れる奴」。

それは「役者」だったり「脚本家」だったり「原作者」だったり、作品によってさまざま。

誰が数字に貢献するかもわからないものに敬意を持つんだよ。

敬意を持つって、タダじゃないんだぞ。

ほんの少しの修正のたびに、何十万って金が平気でかかるんだから

リスペクトのために何十万出せるなら、お前が原作者パトロンになってやれよ。

自分で出せない金を他の誰かが出してくれると思ってるのはただの幼稚なガキの発想だろ。

 

ハリウッド映画でも、原作無視レビューが荒れることはあるが、それは「レビューが荒れる」だけ。

まるで人権侵害されたみたいに、金もわず自分に都合の良い処分を求める奴なんかいない。

でも日本の、そういう海外雰囲気を真似事でなぞるだけの奴らって、この辺の区別をつけないんだよな。

金を払った奴の判断文句があるなら、お前が金を払え、で海外なら終わる。

日本視聴者は幼稚。

 

テレビきれいごと言ってるタレント文化人はもちろんみんなこれをわかってる。

その上で、完全に子供騙しとして、幼稚なオタクあやしてやるつもりで「リスペクトがありますよ」なんて言ってるだけ。

こんなことに一喜一憂して、マジでお前らの人生何十年って何だったんだ?

なんでこんなに幼稚なんだ日本人。

いや本当に脚本家いらなくない?

原作付きなら本来は「脚色家」として仕事しないといけないところ、「脚本家」として自己アピールして、原作者が傷つくような二次創作をしてる訳だよね。公式で。

さっき脚本の書き方をググったんだけど、こういうものなら原作マンガ時間場所・誰のセリフかを追記するだけでいいんじゃないかと思った。

マンガのものの方が話の流れも雰囲気も分かるし、表情や立ち位置まで図説されてるから分かりやすい。マンガ監督役者スタッフ脚本として渡すのありじゃないか

で、そのコマ情報の書き起こしとか、シーンごとの切り分けとか、作品を守る編集社サイドでやれる仕事だと思うんだよね。なんなら個人の思惑を持ち込まないバイトにやってもらうのが適切ですらある。

脚本家もこんな「誰でもできるような文字起こし」させられるだけの仕事なんか技術職としてのプライドに障るだろうし、自分名前が出るのに自分意思が全く介在してないようなものは「仕事してない」「自分がやる意味とは?」ってなってしまう気がする。だから存在意義のために強引にでも何かしら手を加えないといけなくて、それが諸悪の根源なのでは。

そう思うと本当にマンガ原作作品脚本家いらなくない? って思ってしまう。

もしファンタジー表現を実写で可能な形に落とし込んで欲しいとか、舞台可能な形にして欲しいとか、こういう企画を盛り込んで欲しいとか、役者のために当て書きして欲しいとか、そうなったら必要かもだけど、原作準拠の実写ドラマを作るのであれば、脚本家なしの方が費用工数トラブルも減らせて効率的だと思う。コスパ良い。

問題業界の慣習と忖度ですかね、その辺もそろそろ意識アップデートなされるといいよね。

あと「実写化二次創作」って制作側だけが分かってる風なの欺瞞だと思ってて、原作ファンにも明確に二次創作であることを示すべきじゃないですかね。

具体的には『明らかな別タイトル原作原作名)』として出して欲しい。

普通二次創作はそうでしょ。タイトルへの併記じゃなくてジャンルとして記載済みだったり奥付への記載だったりするけど。二次創作だと分かった上で買うかどうかは買う側の自由で、同様に視聴するかどうかもファン自由にすべき。

で、それで出た視聴率が脚色家や監督の実力。

ここで数字出して初めて「他人の褌で何言ってんの?」って軽蔑されてるのが、ちゃん説得力ある発言として聞く耳持たれるようになる。

とりあえず、実写化の話が上がるレベルまで「原作買い支えファン」を騙し討ちするのは本当に不誠実だと思う。

こういうところで目先の売上優先して「信用」を目減りさせていることに考えが至らないのが問題の一因だよね、ぜひ考え直して欲しい。

信用といえば小学館自分雷句誠先生騒動まだ覚えてるので、「また小学館か」となってる人は結構多いはず。信用回復のためにも作者に寄り添った火消し頑張って欲しい。

2024-02-03

脚本家の密談:文字起こし改定版 2

 佐野

  だから

  芦原さんのブログを読んだ時も

  何度もねその

  プロデューサーの方に違うっていうふうにお願いしたのに やっぱりその原作通りにやってもらっている脚本が戻ってこなかったっていうのが書かれて

  ましたけど うんやっぱりあれですよね

  その、連絡係の人が

  その脚本だってぜったいこっちの方がいいんだみたいなそんな我をそこまで言われて通す人って

  おんまりいないと思うんですけど 連絡がうまく取れてなかったっていう可能性は高いですよね

  間に入った

  人が連絡をちゃんととってなかったっていう

 

  話をするのも**ですけど、10話でしたっけ?

  というか、結構長い時間かかるわけですけど、半年くらいかかる連続ドラマで、

  その間に、ケアレスミスだけじゃなく、コントロールミスだろうなとは思っちゃいますね。

 

黒沢

  そうなんですよね。やっぱり、みんな真剣に良いものを作ろうと思っているからこそ、

  やっぱり時にはね、ちょっと脚本家の方の筆が滑ったりとかするし、

  そういうことに対してフィードバックが来て、さあどうしようかっていう話し合いがなされて、

  っていうことをやっぱり丁寧にやっていたら、

  起こらないことだったんじゃないのかなという気もしますね。

  でもやっぱりね、伴さんなんかもすごく経験があると思うんですが、

  どうしたって時間に追われる部分ってありますよね、テレビドラマって。

  その中でちょっと尚ざりにしてしまう部分っていうのもあったりするのが。

 

  まあ、そう。

  いや、*****も時間に追われてましたけど、

  全くそこは気にすることはなかったですよね。

  で、そう。

  ナースの***は結構時間かけて、

  前9話で真ん中の3本は他の方にちょっと書いてもらったんですけど、

  結構丁寧に作ってましたね。

 

黒沢

  やっぱりその中で、

  原作まんまやるつもりがないんだったらオリジナルをやれよっていう意見が、

  今回の件でものすごく上がってきてるのがね。

  オリジナルを書けもしないくせに、

  原作に頼ってるのに何改悪してるんだみたいな。

  そういうツイートを読むたびにちょっと胸が痛むというか。

  逆本家たちだって書きたいんですよ、原作ものを。

  原作ものを書きたい。

  ごめんなさい、ごめんなさい。オリジナルを書きたいんですよ。

  オリジナルを。

  そう。

  オリジナル企画が通らないという。

 

  それは、オリジナル結構大変なのは

  つまり

  成果物最初に見えないから、

  原作ものだとどれくらい売れてるかとか、

  どこら辺に視聴者がいるのかとかね、それを求めてる人がいるのかって見えるし、

  あと、役者の着地点が見えてるって感じ。

  着地点が見えてないと芝居ができないっていうのはダメだと思うんですけれども、

  そういう意味安心感があるんですよね、原作の中で。

  面倒くさかったのは、オリジナルでやった時に、最終回までのプロットを作ってくれみたいなことを言われて、

  まあ、ちょっと他の人も言って、それを作ってもらったんだけど、

  そんなに、まあ僕のスタイルはそんなに書いてみないとわかんないみたいな。

  まあ、シチュエーションだけ決めて、その中でこういう人を動かしていくっていう話が僕は多いんで、

  だから、非常にその、全部のプロットを作れって言われたのはちょっと

  苦痛でしたね。

  それは、役者向きだったんですけれども、

  スポンサーに見せるためとかって言われたことはないけど、

 

黒沢

  ああ、企画が通った段階でスポンサーさんが最後までいったら、多分ないと思うんですよね。

  ただ、役者さんはやっぱり、この後どうなるのかやっぱり知りたいのでっていう方が多いですよね。

  まず、受けるか受けないかっていうところでも

  最初の一話二話じゃわかんないんで、この後っていう方もいらっしゃるし、

  まあ、実際に受けていただいてからも、これからのもう、もうちょっとなんか役作りができないから、ちょっと先知りたいとかいうのもありますもんね。

  だから、本当になんかオリジナルやろうとすると、まあ脚本化も大変だけど、いろんな人たちがやっぱり、ね、先が見えない分大変になってきてしまって、

  そのあたりちょっと、怠慢じゃないんですけどね。

  なんか、サボってしまっていた部分っていうか、甘えてしまっていた部分もあるのかもしれないですよね。

 

 佐野

  まあ、そうですよね。あとはやっぱ、作る側にとっては、原作がある、しかも売れてる原作がある場合なんて、やっぱ作るときに局とかにとっては、ものすごく安心材料になるじゃないですか。

 

黒沢

  そうなんです。そうなんです。

 

 佐野

 で、だけどやっぱり予算がない中で作るから、なんですか、原作を改編したとか、改悪したみたいなことになっちゃうじゃないですか。

  で、そうすると、ね、あの、やっぱりそれを改編した、あの、改編したのはもう…

  改編としたって、こう、言われますけど、やっぱ予算がない中で、こう、作っていくから、もう、改編せざるを得ない部分とかも出てくるわけじゃないですか。

  そういうのって、どうやったら…。予算を上げていくしかないですよね。

  やっぱその問題解決するには一つは。

 

黒沢

  いや、もう、関係ない。

 

  もう、ご理解いただくしかないってことですか。

 

黒沢

  丁寧にご理解いただくしかないですよ。

 

 木崎

  で、どうしても理解できねえっていうときには、本当に、その原作は使わないっていうことにした方がいいですよね。

 

黒沢

  それは、やっぱり、なんだろう、約束できない約束はしちゃいけないし。

  本来はね。

 

 佐野

  あの、やっぱ時間がもう少し、その調整する時間があれば、こんなことにはならなかったんじゃないかっていう。

  ことも言える。

 

 木崎

  どうなんだろう。

  本当に日本テレビに調整する気があったかどうかはちゃん検証するべきですよね。

 

  そこは、もうちょっとわかんない。

 

黒沢

  いや、でも、やっぱり、なんでしょうね。

  そこらへん、きちんと知らせてくださいよって知りたいですよって声はあがると思います

 

  人が一人亡くなったわけですからね。

 

黒沢

  そう思います

  だから、そうですね。

  本当に、本当にもう繰り返しますけど、あの、あんまり、なんだろう、どっちが悪いとか。

  言わない方がいいと思います

  状況も分からないのに。

  私人逮捕YouTuberがめちゃくちゃ捕まってますけど

  私人逮捕と同じですよ どっちが悪いとかっていうのって

  そういう自覚をもとに なんか発言してもらいたいなとしか

  今私は言いようがないですよね だってやっぱりそのケースそのケースで

  事情が出てくるんですよ 制作する上で

  本当にだから今回もいろんな推測が憶測が飛んでますけど

  本当はどういうことがあってっていうことなんて分かっていないんだから

  もう本当 脚本家のせいとか もう

  断言するような発言は 本当にやめていただきたいな

 

 佐野

  本当ね 原作者の方だって多分 もう

  多分じゃないよ 絶対こうね

  命を削って作品を作ってるわけじゃないですか

  脚本だってそうじゃないですか

  それを軽はずみに あの対立構造において

  批判しないでほしいです

 

黒沢

  そう思います

  ちょっとコメントいかがいたので読みます

  ロックさん、脚本家の方も気の毒でなりません 仕事をしただけなのに

  細さん 10年以上前ですが etv大石静香さんと中園美穂さんと

  田淵久美子さんが出演されていた トライアングルトーク

  原作ものが多く オリジナルやらせてもらえないという話をされていて

  脚本家はストーリーを作られないと思われている

  漫画家さんにはできることを 脚本家にはできないと思われている

  というようなことをおっしゃっていたのを すごく覚えています伴さんどうですか

 

  うんっ あのー

  いやみんなオリジナルでやりたいと思ってるんですよね今回はほぼ で原作ものでも例えばその同じ

  セクシー田中さんを今ここにいる四人が書いたら全く別のものになるじゃないですか

 

黒沢

  いや伴さんごめんなさい割り込んで申し訳ないですけど原作者さんはそれが嫌だったんですよ それをやらないでくださいっていう前提で本来だったら4人がいたら4人別のもの

  なるんですよ 映像化したら でも今回は特異で

  それが嫌だから原作通りにやってくださいっていう条件をつけての映像化だったんですよ

 

  いやあの僕が言いたいのはだからそんだけ脚本家の占める割合多い大きい

 

黒沢

  そう 本来ったらそうなんですよね

 

  いやいやだから僕はあの条件をつけられたらやらないなぁと思ったんですよね だってそのただあの紙に書いてあるもの

  映像に撮りやすいように書くだけ ていう作業なっちゃうじゃないですか

  作家性は必要ないじゃないわけですか

  ということなんですよね

 

黒沢

  ですよねでも悲しいかな それを望んでいる人たちがあまりにも多いですよね

  なんか原作トレースでやってくれみたいな

 

 木崎

  それは視聴者層ですか制作サイドですか?

 

黒沢

  視聴者層ですよね。だから視聴者層でそれを**、視聴者層というか原作ファンの方々ですよね。

 

 木崎

  ああ、そうですよね。でも原作のものドラマ化するっていうのはもう原作ファンを何ですか、最初から想定してるじゃないですか。

 

黒沢

  そういうことなんです。そうなんです。ということはじゃあ望むものってなると、やっぱり制作者サイドとしてもトレースの上手な脚本家さんでいいよってなるっていう。

  だからそうするとやっぱり作家が育っていかないっていうね。だんだん脚本家の力量が落ちて、全体的に文化が縮小していくというか。

  ちょっと文化って母数多くしちゃいましたけど。そういう危機に今瀕してるのかなという感じはしますけど。

  でも伴さんのアイコン出てるんですけど、これ伴さんの…

  小説ですもんね。ミステリー小説をご自身で書かれているから、脚本家がストーリー書けないっていうのは本当に大きな間違いだなということを皆さんに分かっていただきたいですよね。

 

  いや、それで自分小説をじゃあ誰か他の脚本家に預けるかっていったら どうしようかなとちょっと今回のことで考えてしまったりするんですよ。

 

 木崎

  伴さんその原作の…

  原作小説をもし映像化するとしたら、変えられるのはやっぱり嫌ですよね。

 

  いや、というか自分で書くのを条件にするかなと思ったりしますよね。

 

黒沢

  でももしも他の脚本家さんじゃないとって言われたって、渋々飲んだとした時にやっぱり意図を外して脚色されたら違うだろうって言いますよね。

 

  うん。でも、こうなるのかっていう面白さもあるのかなと思ったりしますけどね。

  ちょっとまだだからからない。実際そういうオファーがあるとすごく嬉しいし、その時に悩みたいとは思いますけど…

  あ、ごめん、というかその作家脚本家に信頼性が…この人ならっていう風にこちらが思えれば…僕が思えれば渡すかなあという気もしないではないかなと思います

 

黒沢

  でもやっぱりそこでも、なんか信頼関係あってはじめてできることですもんね。

 

 佐野

  だからもし、その、伴さんがその今の小説、書かれた小説映像化したいって話が来たら脚本家の人に会ってみたいですか?会っておきたいですか?

 

  いや、だからそれもちょっと考えちゃいますね。

  あ、えっと…会うって言って…。

  会うっていうか、その、この人でOKを出すかどうかっていうことではなくですよね。

  それは会うって、どうぞご自由にって言ってあげた方がいいかもしれないし…

  あるいはここだけは変えないでくれって言うかもしれないし…

 

 佐野

  やっぱり顔が見えないやつが、ドラマのためとはいえ、こうちょっと改編してっているっていうのは、なんかちょっと気持ちのいいものでは確かにいかもしれないですね。

  技術者立場にとって。

 

  うん。

  まあ、ある程度見えるじゃないですか。その人が今まで書いてきたものを。

  こう眺めると、あ、こういう系統の人が、こう自分に合ってるのかみたいなね。

  だから、まあサスペンスも書いてますけれども、そういう、

  僕でOKって言ってくれた人は、昔のやつを見たりとか、周りの人がチェックしてアドバイスしてくれたんだろうなと思いますけどね。

 

黒沢

  私は原作者の方に会いたくない派なんですよ。

 

 佐野

  えー

 

 木崎

  え、なんでですか?

 

 


 

 つづく

  → https://anond.hatelabo.jp/20240203204854

 

脚本家の密談:文字起こし改定版 3

 

黒沢

  いや、私が対峙するのは原作であって、原作者の方はあまり関係いかなっていう感じですね。

  はい、人それぞれやり方は違うので。

  ちょっとコメントを読みますね。

  ねねこさん。原作者さん気の毒です。脚本家さんも気の毒です。 脚本原作を変えるように言われることも多いですよね。ね、伴さん多いですよね 恋愛要請入れてくれとか。

  結構注文がつくことは多いですし、役者さんが決まってから変えてくれみたいなこともあったりしますよね。

  意外と多いのが役者さんから要望っていうのもあったりするのかな。

  ロックさん。素人からするとアニメ比較原作に忠実で、実写は原作から離れるイメージがありますね。

  これはやっぱり2次元から3次元にするって結構大きなことで、

  やっぱり肉体を持った役者さんが演じるってなった時に、変えざるを得ないことが多いんですよね。

 

  昨日もちょっとしましたけど、アニメって原作シナリオを作らないでまんま原作映像化するみたいなケースもよくあると聞いたんですが、どうなんですか?

 

黒沢

  鬼滅の刃脚本化って未表示ですよね。

  そういうケース。

  原作が一番大変なのってことですね。

  ですよね。だからもう映像化も想定したところで全部作られてる、作られるケースってのはこれから多分アニメーションが増えてくるのかもしれないですね。

 

 佐野

  宮崎駿脚本も描かないといきなり絵コンテから入っちゃうみたいですからね。

 

黒沢

  この問題、いろいろ脚本化、オリジナル描きたいですっていうことは強く言いつつ、やっぱり。

 

  じゃあ、もう配信会社はですね、オリジナル企画はやらない。

  原作、売れてるもの、売れてる原作しかやらないっていうふうに決まってるらしいんですよ。

  だからそうなると、こっちはオリジナルで描きたい、それこそ人のふんどし相撲をとりたくない方じゃないですか、どちらかというと。

  でも、その道も閉ざされてるんですよ、一方で。

 

黒沢

  はい。本当その通りです。

  うーん。ね、せめて配信だったらオリジナルやれるだろうって脚本家たちも思っていたんですけどね。

  その道もちょっと閉ざされつつあって。

 

  でも、あるテレビ枠は、ある曲の、あるテレビ枠は、もう、なんで原作モノやんなきゃいけないの?みたいな。

  まあ、予算が少ないこともあって、オリジナルで作っていきましょうみたいなところもあることはあるんですけどね。

 

 木崎

  予算が少ないとオリジナルになるんですね。

 

  まあ、自由にできるじゃないですか。

 

黒沢

  原作料を払わなくても、それができる。

  いや、だから、やっぱりこう、テレビもだいぶ予算がね、減っているみたいな話も聞きますし、予算が減ると、かける時間も減ってしまう。

  だからやっぱりこう、丁寧な対応ができなくなったりっていう。

 

 木崎

  いや、悪循環ですね。

 

  そうそうそ

 

黒沢

  ちょっとまとめに入りたいと思うんですけれど、原作者さんが攻撃たかったわけじゃなくてごめんなさいってコメント残されてるのが本当に私切なくて

 謝る必要なんか全然なくて、なぜかというと最初から条件として出していたその約束

 どういう経緯かわからないけど破られてしまったっていう、その経緯を説明しただけなんですよ

 どうしてこういうことになったのか、それはやっぱり人として説明したいじゃないですか

 ファンの方もいらっしゃるし、なんかいろんなところで誤解をするよりはってなって、それをしただけで全然

 謝る必要なんかないし、誰が 責めるべきことでもないし

 でも誰かを責めたい人は脚本家さんに向かってしまって、でも脚本家さんもやっぱり自分の言われた仕事をしただけなんですよ

 だからそのあたりはやっぱり脚本家さんも責めてほしくないし、ただ状況が生んだなんかボタンの掛け違いで

 こんなになんか世間対立構造を作って攻撃するような状況を起こしてしまたことが私はとても悲しくて仕方がありません

 はいすいませんこれが私の今回の皆さんにお願いしたいことです

 本当にあの今回の件に限らず皆さん好き勝手言ってくださってもいいんですけれど でも 読んだ人は匿名のただの思いつきの発言でもやっぱり

 脚本家として自分作品が何か叩かれたりとかするのは皆さんが思っている1020倍実は傷ついているってことはわかっていただきたいなと

 そう思っております

 皆さんのほうから何か、伴さん特に何か最後にありましたら

 

 いやもう今ね、黒沢さんのおっしゃったことは全てだと思います

黒沢

 じゃあちょっと最後にもう質問が来てるので コセキさんから、今回の問題は今後の脚本家先生仕事に影響を与えると思いますか?

 という質問がきているんですけど

 

 どうなんですかね、脚本勝手に変えたんだっていう風潮が広まるのは、よろしくないし、それで影響されることは出てくるかもしれないですよね

 

黒沢

 本当に原作通りやらないと、脚色は認められないようなことになってしまますかね

 

 佐野

 でも原作通りにやるとなると、それこそ事務所側の要望も聞かない、TV局側の都合も言えないってなってほんとに純度高いものがつくれることってあるんですかね?

 そういうふうにするしかないんでしょうけど

 

黒沢

 それが求められてる、世間の人が求めてることだよっていうふうに制作サイドが判断してしまうと そうなってしまうかも知れないですよね

 ちょっとじゃあ私が本当に今回 もう胸が痛んだツイートを 最後に読んでご意見いただいてもいいでしょうか とある方が

 このようにツイートされていました今回話題原作をないがしろにしている脚本家って ミステリーというなかれですね

 の脚本もなの?大人になってからドラマ映画って初期設定が多少違うだけで話の展開も 恋愛人間関係もほぼ同じに見えてあまり見なくなった

 もしかして全部原作の魅力をダメダメにしている脚本家のせい? 同じようなつまらない展開は10代のうちならまだ見飽きてないけど20代になったら

 またこの展開か と ごめんなさいねたこの展開かよって飽きてくるよね 水戸黄門とかのお決まりの展開を求めている人はそれ見てるだろうし原作の設定

 だけコピペして人気フリーライドするのが脚本家仕事なの? っていうツイートがあるんですけど

 世間はこういうふうに見ている方がいるのかな

 

 佐野

 まあ結構多いでしょうねそういうふうに見てる方

 

黒沢

 ということです

 ちょっとどうぞ皆さんとお二人ともなんか黙り込まれ

 

 木崎

 文章が長くてあんまり ちょっと入っていませんで

 ようは全部同じような設定に見えてきちゃうとこですか?

 

黒沢

 そうそうそれって結局原作の魅力を全部消している 脚本家のせいなんだね

 そんな原作フリーライドするのが脚本家仕事なんだね だったらもう見ないよ

 そういう意見がね 届いたり

 

 木崎

 脚本家のせいって言うよりもプロデューサー意見が入らない脚本ってないじゃないですか

 本来 制作体制とかその脚本を生み出す構造側にもっと大きな問題があるんじゃないのかなと思いますけどね

 

 ただ数日前にちょっと

 CAさんとかそのお友達とかと会ったんですけど脚本家って言ってもどこまでやってる人かまだ知らないんですよ

 そういう人たちってプロデューサーが何をやるかもわからない さらにわからない

 わかりにくい仕事じゃないですか皆さん決めたりとかキャスティングとか全部やってるんだって言ってもなかなかヒントもないみたいなね

 

黒沢

 そうなんですよ だからね 結局でもそういう人たちの意見を取り入れすぎなのかもしれないんですよね

 分からないんだからからない人のに 分かってもらおうとかっていうんじゃなく

 分からない人たちの意見みたいなものも今やっぱりね sns どれぐらいフォロワーいるかとか

 世間認知度ってやっぱり sns 上で測ってしまう以上そこで声が上がったもの神様のように扱われてしまって

 そこにこうみんながそっちめがけて動いていってしまっているから 状況変わらないかなぁ

 

 僕もこの件に関してポストしたのは 両方に同情しますって書いてあるのにそうやって擁護するんだってリアクションがあったりとかね

 全く文章ちゃんと読んでよ みたいなね

 僕はそういうことをいろいろ説明するべきだと思うんですよ 脚本家仕事はどういうことでプロデューサーはどういうことでみたいなことはね

 でも最低限の知識を持ってほしいなと思うのと

 そうですね

 

黒沢

 うん、そうですね。だから、やっぱり脚本家としてね、やっぱりこういう形できちんと脚本家ってどういうことをするのかっていうのは、

 やっぱり少しでもね、わかっていただけるように、やっぱり脚本家努力していかないといけないのかもしれないですよね。

 

 あと、昔の映画とかの広告を見ると、必ず脚本家監督が同じポイント数で、表示されてるじゃないですか。

 これもさきほどずっとやってることだけだと、もう、氏名表示っていうのはまあ作品についてくるんだけれども、

 あの、ポスターとかでも脚本家名前がなかったりとか、あるいはさっきおっしゃった鬼滅の刃みたいに、脚本家名前が出なくて会社名になってるとか、

 そういう、そこら辺の業界内でのその脚本家に対する扱いみたいな、あの、すごく軽くなってる感じはするんですね。

 ここから、発信する側から変えていかないと、 なかなか伝わってこないところもあると思うんですよね。

 

黒沢

 そうですね。

 もちろん、あのね、皆さんに見てもらって、初めて作品って、なんだろう、成立するってところがあるわけですから

 そういう方々の意見も大切なんですけれど、

 あと、10ならえではなく、やっぱりこちらの方が一歩先に立ってリードするぐらいの作品をこれから作り出していけたらいいですよね。

 

 じゃあ、人のふんどしっていう意識ちょっとあるんじゃないですか。

 オリジナルでやりたいっていうね。

 

黒沢

 はい。それはもう本当に、脚本家オリジナルでやりたいと思ってますっていうことは、

 そのためには本当にみんな勉強してる方もたくさんいますので、それだけは本当にわかっていただきたいのと。

 

 佐野

 みんな勉強そこから入りますからね、オリジナルでどう書くかっていうところから

 

黒沢

 本当にそうです。

 

 あとほら、脚本家自身がこの小説映画化したいとか、ドラマ化したいと思うこともあるじゃないですか。

 そういう時は、直接本人に言います?

 

黒沢

 言います。言います

 

 それともプロデューサー

 

黒沢

 ああ。

 

 それは幸せ出会いになるんじゃないかなって。

 

黒沢

 なると思いますね。

 

 木崎

 だから、これをきっかけにして、原作物はやめようみたいな意識が、業界に働いて素晴らしい原作が見過ごされるのも悲しいじゃないですか。 

 

黒沢

 うん。もちろんです。そこら辺ね、もう本当に極端に走るのはやめましょうよっていうのもありますよね。

 

 佐野

 まあね、決してその、脚本家だって頑張ってるんだから、そんな原作改編とかそんなこと言わないでよっていう気持ちも分かりつつ、

 その、ね、その実際に、その、僕が、じゃあ逆の立場になった時に、

 好きな原作ドラマを見てみて、うわ、なんでこんな風にしてんだってことだって、往々にしてあるし。

 だから、その、なんですか、別にすごい脚本家の方持ってとは言わないですけど。

 ね、でも、ね、なんかちょっと、どういう、その、色々書いちゃってるのは脚本家だけじゃないよっていうのはちょっと、知っといていただければっていう気がします。

 

黒沢

 ということで、今回は急遽本当に、伴さん、ありがとうございました。

 

 えー、すいません。何か、まともな話が出来たことが。

 

黒沢

 あ、いえいえ、いえいえ、やっぱり、はい

 じゃあ、脚本家も頑張りますということですし、本当にね、もう今回のことを教訓に、私たちも丁寧な仕事をしていくことを求めたいなと思いました。

 

 


 

 出典:

 

 芦原妃名子さん自◯事件について日本シナリオ作家協会の削除された密談動画の全文文字起こし公開

 https://note.com/shingulari/n/n4bdf78b60278

原作改変も何も

日本ドラマ映画ってそもそも原作が先にあってそれに会う役者を探すんじゃなくて

先に売り出したいタレントがいてそれに合う原作を探すって方式じゃなかったっけ?

俳優叩くな

脚本家はわりと図太い生き物だと思ってる

基本痛くて、でも文字物語に取り憑かれたようなやつ

誇張表現じゃなく、それが自分アイデンティティであり自己表現の場にしている

炎上に足突っ込みまくってる脚本家も大概そうだろう

と言ってもいろんなタイプがいる

それを見極めることは飲みにでも行かない限りは難しいだろう

いろんなやつがいる、で終わる話としてだな

役者の繊細率は異常なんだよ

まあ顔も声も人によっては裸体も私生活も全部さらけ出してしま職業から精神病みがちなのはあると思うが、そもそも病んでるのをデフォルトと考えたらふっとしたときに何かが壊れるんだよ

お前ら何度も芸能人の死を見てきただろ

その中には演技や実写がクソほど叩かれたやつも居ただろ

繰り返すな。その俳優もおそらくなんらかの被害者だぞ

もう嫌だから

2024-02-02

追記有【映像化に成功した(とされる)漫画原作作品国内版】

まり憂鬱話題ばかりなので成功事例をいくつか。最近作品はあまり観てないので、全体に古いのは許して。最近作品小説原作海外版とかは誰かにお任せ!

 

ドラえもん』第2作第1期(いわゆる大山ドラ

TVアニメ/1979-2005/テレビ朝日

初回試写を観た藤子Fに、声に自信のなかった大山のぶ代が恐る恐る感想を訊いたら「ドラえもんってああいう声だったんですねぇ」と褒められたエピソードは有名。

もとひら了芝山努監督の力量もあり、後期に絶妙キャラ弄りや捻りを加えたオリジナルエピソードを連発した丸尾みほ脚本も最高。のび太担任教師フォーカスを当てた回まであった。

現在放送中の第2作第2期(わさドラ)はキャラ原作に過剰に寄せた作画特にキャラの表情が個人的にはあざとく見えるが、声も含め原作大山ドラへのリスペクトを感じるので、これは好みの問題

なお、1973年日本テレビ日テレ)で放送された第1作については、藤子F(当時は藤本弘名義)が厳しく苦言を呈している。

 

キテレツ大百科

TVアニメ/1988-1996/フジテレビ

アニメ化に使われた原作は〝てんコミ〟版全3巻が底本。実際には全40話ほど描かれていたが、アニメ放映時代にそれらは発掘されておらず、版元の小学館も把握してなかった。学年誌掲載漫画原稿は雑に扱われる傾向にある。

長寿番組になったが、殆どアニメオリジナルエピソード。多くの脚本家が手掛けたが、メインで書いてたのは、TVアニメサザエさんでの暴走が有名な雪室俊一2ちゃん等では〝スノールーム〟と渾名が付けられるほど。

しかファン不安杞憂に終わる。藤子Fもお気に入りで毎週楽しみに観ていた、というファンの間では有名な逸話もある。

 

めぞん一刻

TVアニメ劇場版割愛)/1986-1988/フジテレビ

初期は、高橋留美子原作を丁寧に補完することに徹した。中期以降は原作にあった際どいネタを、アニメの方が自粛したこともあったが高橋は納得の上で快諾。

地上波ゴールデンタイムアニメで「オナペット」という単語が使われたのは本作が最初最後だろう(空飛ぶ飛行機の音を被せて聴こえにくくしてたが)。

脚本は3人がシーズンごとに交代。特に中期以降を脚色した回を量産した伊藤和典高屋敷英夫の手腕が見事。伊藤は有名なので割愛するが、高屋敷も実力派。作品検索すれば納得する筈。

 

孤独のグルメ

〈実写TVドラマ/2012〜/テレビ東京

ドラマ化に際し、原作久住昌之が出した唯一の条件「音楽担当させてくれ、そしてJASRACには登録しない」をテレ東が守った。

原作通り、実在店舗ドラマに出すするとはいえ

五郎役が発表され、原作ファン不安しかなかったが蓋を開けたら……後は皆さんご存じの通り。

 

きのう何食べた?

〈実写TVドラマ/2019、実写TVドラマS2/2023/テレビ東京

〈実写劇場版/2023/東宝制作スタッフTVシリーズと同じ)〉

個人的には、ここ数年で最も実写化成功したレアケースだと思う。最近作品なので詳細は割愛

 

 

──────────

追記。長文失礼!】

仕事生活リズム崩れ中、寝る前にフワッと書いたのが起きたら伸びててビビった。炎上というのは、これに付いたブコメのような「他者から集まる意見」ほぼ全てが憎悪ってことだよね。そりゃ怖いわ。

 

一部コメにあるけど、確かに田中さんの件がきっかけで書いた。

だけど便乗というより、原作レ◯プ・クラッシャーの類例がここぞとばかり過去怨恨と共に山ほど噴出してるので、せめて評判が良かった作品を思い出し、澱んだ気分に支配されぬようにと思ったのよ。

何だお前のオナニーかよ。そうかもね。それならほとんどの増田ブコメSNSもオナ。

オリジナル二次創作オマージュも、それこそ映像化の監督脚本役者による改変や解釈さえオナ要素はある。某漫画家が『シン・仮面ライダー』を「予算が潤沢な同人誌」と評してたけど、的を射てると思う。

 

定義ガバガバ、数が少なすぎ!ってのは自覚してる。個々の説明書いてたら眠くなっちゃったのよw

俺が藤子Fの原作アニメ共に一番好きな『エスパー魔美』も入ってないし。実写ドラマ微妙だったけど。

 

成功定義は、送り手も受け手も人それぞれ。視聴率興行収入作画役者評価原作ファンからしても良改変という判断……。だからタイトル

【〜成功した(とされる)〜】

という曖昧な書き方にした。それでもなお主観からは逃れられない。ドキュメンタリーと同じ。しかも今回はパッと思い付いただけの範囲年代表記だけは調べたけど、あとは記憶で書いた。

 

田中さんドラマで知り楽しんでた視聴者には

ドラマ面白かった!→原作読んでみよう→あれ何か違う?でも面白いな」

というケースもあるかもしれない。

 

コメに色んな意見作品が溢れてて勉強になる。前述「魔美」みたいに、それ入れるの忘れてた!何で思い出せなかったんだよ俺!ってのも多く出てる。

何にせよ、一からオリジナルを作った原作者ってのは本当に凄いと改めて思ったよ。

書きたいことはまだあるけど、長くなるので一旦〆る。コメくれた皆、ありがとうね。

追記ここまで】

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