「局所麻酔」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 局所麻酔とは

2024-04-23

私は何の麻酔をしたのだろう

数年前に子宮体癌検査をしたのだが、お医者さんに「痛ければ麻酔をするね」と言われ物凄く痛かったので処置の途中で麻酔をしてもらった。

恐らく注射による局所麻酔なのだと思う。とにかく痛かった事しか記憶に無く麻酔に関してはあまり覚えていない。

確かな事は「ちゃちゃっと麻酔してくれた」「処置後はすぐに帰れた」「痛みはほとんどなくなった」「意識に影響は無かった」という点である

Xではちょいちょい子宮がん検診の鎮痛について話題になるが、その度に「子宮体癌麻酔静脈麻酔である必要がある」とお医者さんが発信しているのを見かける。

お手軽に痛みを取り除いてもらった身としては腑に落ちない。

複数婦人科医が同じように発信しているので事実なのだろう。彼らは専門家だ。中には自称に留まる人も居るのだろうが、そうでないと確信を持てる人も居る。だからきっとそれは正しい。

では、あの日私は何の麻酔をされたのか。なぜ他の病院は同じように手軽に痛みを取り除けないのか。不思議しょうがない。

あの病院はもう無くなってしまった。確かめる術はない。

あれはなんだったのだろうか。

2024-03-09

anond:20240306220554

元増田です

リーブコメ読ませていただきましたので追記

コンドームで十分→避妊率はピルミレーナに比べて低く、安心できる数字ではない。物理的な避妊だけでは事故や失敗の時にリスクが高すぎる。ダブル避妊するほうが安全。(コンドーム避妊で失敗したらアフターピルになるが、それも医療機関受診して平均一万円超えの結構金額で処方してもらわなければならない。参考にオオサカ堂ではノルレボジェネリックが一番安いもので4ドル程度で売られていた)

・低用量ピルを処方してもらえばいい→避妊目的だと自費だが、薬価がなぜかかなり引き上げられていて高価。OTC化もされていないので病院に行かないと入手できない。

など、こういった点が問題としてあげられます

あとはかなり避妊が確実なIUDミレーナも選択肢ひとつとして重要です。

しかし、日本では挿入時は無麻酔デフォルトです。

局所麻酔ですらまず麻酔をしているクリニックを探し、こちから希望しないと基本的には無麻酔となります。(自費での挿入の際、麻酔希望しても断られたという話もよく聞きます歯医者等でも普通に使われる局所麻酔での処置を断られるのは何故、麻酔リスクを了承した上で全て自費なのに)

そしてよくある「そんな男と結婚しなければいい」という個人的夫婦問題に落とし込もうとする意見ですが、そもそもそんな男と結婚しなくても、健全夫婦間でも避妊がしにくいって話なんですよ。

(現に私の配偶者全面的避妊に協力し配慮をしているので愚痴たかったわけではありません)

というかどんな人が相手でも、自分妊娠したくないとき主体的避妊をしたい、こう思うのは当たり前のことです。

正直、避妊に関しては日本には期待できないと思ってしまっています

自分人生設計のために自主的避妊をする、それすらも意図的に阻まれていると言わざるを得ません。

たとえばお金に困っている女性レイプされ、アフターピルは高額でお金が足りない、仕方なく個人輸入安価アフターピルを服用して健康被害が起きても保険がきかず救済されない。こんなことが普通に起こりえてしまます

アフターピルOTC化されていたらトラブルが起きてもとりあえず医薬品副作用救済制度カバーはされますからね。

私は腕に挿入する避妊インプラント選択したいのですが、日本では認可されていないため海外で行うことになります。これでトラブルが起こると健康被害救済制度対象外になりますしか自己責任なので現状仕方がありません。

避妊病気ではないか保険がきかない。これはわかりますが、それなら自費で避妊をさせてくださいよ。薬価を不当に吊り上げず国際基準常識的な値段でOTC化したり色々な避妊法を認可をしてほしいです。

セックスをやらなきゃいいで終わる問題ではなく、人生は必ずトラブルが起きます

コンドーム避妊で外れてしまい失敗した、レイプされた。

そのダメージを軽減するため自己防衛したり対処したりをするのですが、高価・手間や時間が非常にかかる・痛みへの配慮がない・日本では行えないなど、自分の体を守ることすら高いハードルに阻まれているような状態です。避妊注射避妊インプラント等、存在はしていても認可がおりていない避妊はいくらお金を積んでももちろん選択できません。

なので完全な自己責任で薬を輸入したり、その手段他国に求めるしかなくなるのです。

どんな避妊法でも完全ではありませんしメリットデメリットがあります

なので避妊継続するにはなるべく多い選択肢から自分ライフスタイルにあったものを選ぶのが大切ですが、まず選ぶことすらできないのです。

女性はもちろんできることな中絶したくないし、望んでいないとき妊娠したくありません。そして私は日本を頭ごなしに批判したいわけでもありません。しか避妊に関してはすぐにでも改善できる問題放置されているのは事実です。これからもこの国で生きていきたいですし、住みやすい国にしたいと思っています

その一歩として安全安価で手軽な避妊法を増やしてください。

※友人が中絶したのですが、そのときに掻爬法で半分覚醒しててめちゃくちゃ痛かった、手術の後の休憩室で隣の手術室の他の人の中絶の音が聞こえてきて辛かった、という話を聞いてめちゃくちゃ悲しくなって、自分モヤモヤしていた感情と共に書きました。

2024-01-02

整形手術をした(追記あり

別に自分の顔を100%気に入って生きていたわけではないが、顔の一部にメスを入れてまで改変しようと思ったことはない。

しかし唯一、自分身体の中で、リスクを取ってでも変えられるなら変えたいと思う部分があった。もちろん普段人に見せたり比べたりする部分ではないので四六時中気になっていたわけではないが、ネット検索してみたところ、その箇所は血流が良いので傷も比較的治りやすく、日帰り局所麻酔で抜糸不要のやり方もあり、翌日から日常生活可能ととてもハードルが低く感じた。

と、ここまで読んでどの部分かわかった人もいたと思う。そう、女性である

詳しく言うと小陰唇及び副皮という箇所なのだが、ピンと来ない方はググっていただくとありがたい。

男女ともに性器の形状や大きさなんていうもの個人差があってどれが正常とは言えないし、逆にどんな状態でも正常といえるらしく、こすれや黒ずみ、匂いの原因になる場合はあれど基本的には手術は美容目的であり、決して必要性があるものではない。

しか自分の小陰唇は大きかったのだ。ものすごく。しかも左右差もあった。

だいたい1.7mmくらいまでは標準です と書いてあるのを見たのだが、おそらく自分のは4~5cmあった。(根本から先?までの長さの話)

ということで以前脱毛で利用していた美容形成外科カウンセリングの予約をして出かけていった。

クリニックでは当然のように女性医師担当してくれ、細かい説明等をしてくれた。正直ネットで見ていた金額の倍ほどになり(小陰唇だけでなく副皮の除去も必要・抜糸なしの手術法を選択などオプション理由)わりと簡単に考えていたけれどやっぱり手術であるという事実に多少ビビってしまったのだが、ここでやめてしまったら何も変わらない!!と謎におのれを奮い立たせ、手付金の¥25,000を支払って、予約をして帰った。

そして手術当日。Iラインの毛を処理し、ヒールのない靴を履き、交通機関を使ってクリニックに向かった。

手術室は白くものすごく明るく、TVで見るような丸くて電気がたくさんついた照明器具があり、婦人科のように足をのせる器具があって、ここに寝るのか....と心臓バクバクしたのだが(実は自分は手術というものしたことがない健康体なのである)とても親しみやすいかわいい看護師さんが色々説明しながら消毒などの準備をすすめてくれて、なんとか平常心を保ちつつ手術開始の段まできた。

医師がきてからは点滴から静脈麻酔で一気に気を失い、1時間程度の手術の半分ほど?は記憶にない。VRゲームの中に入ったみたいな幻を見ていて、しばらく自分がどこで何をしてるのか一切意識が飛ぶ経験を初めてした。クスリやってトリップするのってああいう感じなんだろうか。

から覚める時みたいになんとなく、あ、今手術中だったわ...と気がついたかどうかで名前を呼ばれ、今縫ってますよ!と言われた。

その後は縫われている不快感と緊張に耐えつつただただ身を任せていたが、おそらくいちばん恐怖感があったであろう部分を麻酔意識飛ばしてもらったことでだいぶ精神にらくだった。

終わったあと、2,3日は出血があるので生理ナプキンを使うのと、3日間は患部を圧迫する必要があるということで、俵型になったガーゼのかたまりを陰部に当てて、用意することになっていたガードルを履く。

着替えたあと別室に移動し、さら丸めた毛布を股に当てて15分止血をして、ある程度出血がおさまったらもう帰って良いよと言われた。

もし何も問題がなければその後来院もなし。身体の一部を切り取ったにしては簡単ものである

若干ふらふらしながら電車にのって帰るうち、術後1時間弱くらいだろうか 麻酔が切れてきてじわじわと、ものすごい痛みが上がってきた。性器の周りを無数の針で刺されているような、ライターでじりじりと焼かれているような激しい痛みだった。圧迫のせいで座っているのがつらく、痛みをこらえながら席が空いているのに立っていた。処方されたロキソニンを飲みたかったが水もないし、手術のため朝から10時間ほど何も食べておらず、なにか食べてから飲んだほうが良いのでは...とりあえず家に帰ってから...とひたすらに耐えた。

帰ってから食事をし、ロキソニン抗生物質を飲んだが痛みは収まらず、4時間あけろと言われていたのを2時間後に追加で飲んで、倒れるように眠った。股間どっくんどっくんしている状態だった。

しかし翌朝目覚めるとあの激しい痛みはある程度引いていた。4時間経ったら痛みで起きるんじゃないかと思っていたが朝までぐっすりだった。

患部の場所のせいもあるし圧迫しているせいもあるのでとりあえず座っている時がいちばんきつい。あとかがむ時などに、ナプキン性器がこすれる時に痛い。とにかく腫れてる感じがひどいので、翌日の夜にシャワーを浴びるまで性器がどうなっているのが恐ろしくて見れないという状態だった。

圧迫を取って風呂場に入り、恐る恐る股間を覗いてみると、な、ない....いままであったものがない....

今はまだダウンタイム中で、二重整形であれば腫れ上がってまぶたがパンパンになっている状況と同じと言ってよく、これから腫れがひいて良い感じになるのだが、なんだか私の新しい性器はとても美人になった気がする。

こんなに不要ものをぶらさげて(?)生きてきて、それを取るだけなのにこんなに大変な手順を経て専門家のちからを借り、苦痛を乗り越えないといけないとは、という気持ちになった。手を加えたというよりも本来状態しましたというような。

顔に手を加える人に対して不自然になっているとかする必要がないだろうと思う方だったのだが、本人としてはこれが自分本来の姿だと思うものなのかもしれないと思った。

せっかくなので誰かに見せたいのだが、見せる人がいないところが残念だった。

追記

コメントくれた方ありがとう

読み返してみたらまだ痛みが残る時期だったこともあって術後の痛みのところだけが異常に克明に書き記されていてちょっと反省した。

その後2,3日でほぼ痛みもなくなり、痛かったときのことをすっかり忘れている。確かに組織ごと切ったにしては治りがとても早いと思う。

そしてぴったりしたボトムを履いた時の余分なものがない収まり具合がとても良く、手術の仕上がりには満足している。

あと書こうと思っていて忘れていた部分をひとつ

静脈麻酔が切れて意識が戻ってからの手術後半、助手としてついていた看護師さんがずっと自分の左足(開いて固定されている膝の部分あたり)に手をのせていて、お腹の部分にも器具などを置いてアシストしていたのでただ触れていただけなのかもしれないのだが、その手の温かさに励まされて落ち着けたし安心できた。看護師さんありがとう

2023-11-22

そろそろ死のうと思う

直近では7月入院し、退院後は未だかつてないほど体調の良い毎日を過ごしていた。

しかし、年末に向けて一仕事頑張って年度末に入る前に誰々と会ったり、どこどこに行ったりしようかと考えていた矢先に再び体調に異変を来した。

ちなみに消化器系の難治性疾患であり、過去には大腸ガッツリ摘出することすらすすめられたことがある。

また知られていないが消化器の疾患は下痢吐き気、腹痛などだけでなく免疫力自体を大幅に下げる。そのため、ちょっと舌を噛めばひどい口内炎、気温がガクッと下がれば喉の腫れや熱、髭剃りの手元がちょっと狂えばそれによって出来た傷が粉瘤に…。

全身がボロボロである

病気兆候高校時代下痢を繰り返した後にあな痔になったことがきっかである医師からは「間違いなくとある病気」と言われたものの、その時の大腸カメラでは初見発見出来ず、病気をようやく特定できたのは大学時代の夏、3回目のあな痔になった時の大腸カメラである。あな痔の前兆である出来物を切開した直後に間髪入れずにカメラを入れた。切開後の肛門カメラを挿入する激痛に耐えていると高校生以来お世話になっている医師が「ようやくはっきりしたよ!」と叫んだ。その後胃や小腸も見るためバルーン内視鏡などのさらなる精密検査も行った。

ようやくタイトルに戻るが、そろそろ死のうと思う。

仕事恋愛などでハンデを負っている上にそもそも普通生活すらままならない状況が一年の半分を占める。職場は非常に理解があって助かっているが、最近感謝気持ちよりも申し訳なさと情けなさの方が強くなっている。

週末に病院に行こうと思っていたが、まず100%肛門の出来物の切開が必要となる。そして下手すると入院必要になる可能性がある。

もうやってられない。

そもそも、出来物の切開も入院も「長期的な目線で考えると」やるべきものであり、「短期的な目線で考えると」やる必要なんかないことに気がついてしまった。

意味のない局所麻酔、激痛、病院のカピカピのベッド、治療費。全て無駄だ。

ちょっと出来物の炎症と下痢吐き気が落ち着いたら、やりたいことやり尽くして再び体調が悪くなるまでに死ねば良いだけだという簡単なことに気がついてしまった。

とてもスッキリした。

もう食べたいものや飲みたいもの我慢する必要もないんだ。

しかし「死のうと思う」、「死ぬ」というのはなんかとても罰当たりな感じがして文字入力するだけなのにちょっとドキッとするな。死ぬつもりもないのに気安く死ぬ死ぬ言ってる人ってすごいわ。

2023-09-27

万個のびらびらがきったねー色で片方だけ長いのが嫌になって美容整形を受けたくて色々探している

そんなところの美容整形があるのを知ったのも本当に偶然で、いきつけのネイルサロンの予約が取れなくて適当に行ったサロンネイリストが整形ガチ勢で二重やボトックスやえら削りや脂肪吸引や…まぁとにかく色々やってるそうだ

で、びらびら含めてシモの方も整えてるらしい

全部韓国美容整形外科でやってて国内事情は詳しくないと言ってたけど、そもそもそんなことができることすら知らなかった身からしたらものすごい知見

日帰りで局所麻酔で切って縫って、十日くらい自分ケアしてその後病院で抜糸して二、三ヶ月後に再診しておしまい!縫った翌日から普通に歩ける感じで親知らずの抜歯の方がつらかったっていうからめちゃくちゃやりたくなった

けど韓国語もわかんないし国内でやりたい

あと親知らず抜いた時めちゃくちゃ腫れて高熱出したからしばらく安静にできるだけの休暇もとりたい

そして手術費用もそこそこする

2023-07-29

anond:20230723205746

承前 https://anond.hatelabo.jp/20230723205746

カテーテルでの手術だが、気管挿管をして全身麻酔で行うことになった。ミリ単位での治療になるので頭をなるべく固定したいとのことだった。

夫いわく、カテーテル検査局所麻酔で行ったのだが、造影剤が入った瞬間、うわぁつとなる感覚があって、思わず身体が動いてしまう時があるそうだ。

主治医は「脳ではそういう感覚は出ないはずですが」と言っていたが、術中に身体を動かさないように念のためとのことだった。

カテーテル手術が終わったら、1日明けて、開頭手術を行う。

開頭手術は、主治医ではなく、ベテラン脳外科医が担当してくれることになった。

脳外部長を務めるぐらいのキャリアがあり、後頭部からの手術の経験豊富だとのことだった。

頭蓋骨を外したらその部分はどうなるんですか?」

「骨をはめてから金属の添え板でふさぎます

「その金属があると飛行機に乗れないとかないですか」

「まぁ、金属が体に入っていると説明する必要はありますね」

詳細を聞くと、これはかなり大手術であることがわかった。

頭骨を切って外して、窓を作り、そこから顕微鏡で見ながら、脳の神経を避けながら、奇形になっている血管をレーザーで焼いたり、クリップを設置したりで、血流がいかないようにする。

こんな大手術に耐えられるのか。

説明を受けた夫が車イスで病室に帰った後、主治医に再度聞いた。

「どのぐらいリスクがあるものでしょうか? 夫の前では聞けないのですが」

持病がいろいろとある夫が開頭手術に耐えられるのか。開頭手術にはなんらかの後遺症が出るのではという不安があること、あまり例がない手術ではないかなど、率直に話をしたところ、執刀を担当する医師から話を聞けることになった。

執刀医も、主治医も、懸念をしているのは、問題の血管から出血脳幹にたまったことだという。

今回はたまたま出血量が少なかったから良かったが、次はこうはならないだろう。

脳幹生命維持に関わる個所なので、なるべく手術を急ぐのは再出血が怖いからだと。

このような部位に血管の奇形があるのは珍しいが、術式としては経験があるし、一か八かのような手術ではない。

セカンドオピニオンを取りますか?」と聞かれたが、セカンドオピニオンの手配をして、手術の段取りを壊すよりは、なるべく早く手術を受けた方がいいだろうと判断した。

1日目、カテーテル手術のために手術室に入ってから時間

懇談室で待っているのもくたびれて、手術室前のベンチに座っていたら、ちょうど主治医が出てきた。

「無事終わりました。もうすぐ出てきますよ」

と声をかけてくれた。

ICUに運ばれていくところで、

「終わったよ、手術うまくいったよ」

と夫に声をかけたが、麻酔ぼんやりしていて「え、なになに」というような反応だった。

ICUへ運ぶ看護師たちもホッとしたようだった。意識も戻っているしとりあえず、第1関門は通過したと思った。

ところが、翌日の午後、主治医から電話がかかってきた。

明日の手術は延期させてください」

なにか悪いことが起きたのか、とドキッとしたが、

「思ったよりうまく行って、開頭の必要がなくなったからです」

昨日のカテーテル手術は、脳の奥にあってメスがいれられない箇所にある奇形の血管を塞ぐのが目的だった。

夫の体の血管の配置が、生まれつきカテーテルを入れにくくなっているので、時間がかかっていたのだが。

今回は通常とは違う部分から入れるように工夫をしたところ、思いのほかうまくカテーテルが入ったそうだ。

それで、第一目標は予定よりも早めに成功

「昨日はとてもカテーテル調子が良くて」

主治医説明をしていたが、開頭手術で対応しようとしていた箇所の血管にもカテーテルアプローチをしてみたところ、ふさぐことができた。

造影しながら手術を進めていたが、画像を見る限り、対応しようとしていた血管のほとんどで血流がみえなくなってしまった。

翌日、画像を見ながら、夫と再度説明を受けることになった。

術前術後の画像比較して見たら、一目瞭然だった。

かに、血管の影が映っていない。

モヤモヤしていた部分が消えている。

予想していた以上の成功だった。

そのまま治療はせず、1週間後には退院となった。

治療副作用で、しばらくは激しい頭痛が続いたので、大事をとって入院をしただけで、再出血の恐れはほぼなくなっていた。

退院の時はタクシー帰宅をした。その日は近所を歩くのも難しかった。入院していただけで体を動かしたわけでもなかったのに夫は10キロ以上やせたそうだ。

「脳が回復しようと、エネルギーを使ったのかな」

「脳ってエネルギーを使うんだね」

リハビリとして、昼間は出歩くと体力が消耗するだけなので、夜二人で歩くようにした。

少しずつ距離が伸びて、やっとスーパーまで行けるようになった。そんなことがうれしい。

並んで歩けることがこんなにうれしいなんて。

2023-04-25

anond:20230425094853

あぁーディンゴ

あの話でもどこでも無菌室普通に使ってるしちゃん局所麻酔はしてたわ

2023-02-18

高校生がやるような二重整形はアイプチより安全負担が少ないんだが……

二重整形には大きく分けて2種類ある。メスで切る整形と、メスを使わず医療用の糸を通して二重の構造を作るやつ。クリニックが中高生にやる整形はこれ。最大の特徴は「負担が小さく、元に戻せる」ことだ。糸で止めているだけなので局所麻酔でいいし、抜糸すればもとの目に戻る。

アイプチのような二重のりは、長期に使用するとマブタがたるんでくることが美容外科医の間では知られている。別にまぶたじゃなくても、長期間同じ場所に刺激を与え続ければたるむのが皮膚である。一度たるんだ皮膚はもとに戻せない。アイプチよりよほど整形のほうが負担が小さく、安全なのである

2022-04-06

稽留流産手動式真空吸引法で手術をした話

タイトル通り暗い出来事について書きますが、なるべく悲しい感情は書きません。

もちろん悲しかったけど、流産手術について知りたい人が欲しい情報はそれじゃないと思うので。

今回の出来事で、流産流産手術についてって本当にネットで調べるしか体験談を知ることが出来ないんだな、と思ったので、その一つとして書き残したいと思います

稽留流産された方が、手術について不安を抱いているならば、それが少しでも和らぐといいな、という想いで書いています

とは言いつつ、自分の心の整理のためです。

人に気軽に語れるようなことじゃないし、面と向かって話したら泣いちゃうかもしれないから、文章として今の自分についてだけ書き残しておきます


簡単プロフィールです。

30歳夫婦。結婚2年目。

挙式を挙げるのを待って12月ごろから妊活開始。

なんとなくでタイミングを取り、2周期目で初めての妊娠


結構長いし、文章読みにくくてすみません

普段推し語りとかばっか書いてるからテンションが難しいです。

誰のことを傷つけるつもりもないし、私も傷つきたくないので、そっとしてくれると嬉しいです。


稽留流産と分かるまで

生理が1週間遅れていて、妊娠検査薬で陽性を確認

翌週クリニックへ行って、胎嚢確認

妊娠週数(6w0d)と比べると少し小さい気がするけど、排卵が遅れた可能性もあるし、ちゃんとした位置にあるから、とりあえずこのまま大きくなるのを待ちましょう、とのこと。

とりあえず変なことは起こってなかったので安心

 

この時はずっと胃がムカムカしていて、吐くほどじゃないけど吐きそうな不快感が続いてた。

特に食後3時間後には胃が一気にクゥーーッと締め付けられて血の気が引きそうになるので、慌ててゼリーとか豆腐とかを口にして耐えた。

翌週(7w1d)、もう一度クリニックへ。

先週と比べるとちゃんと成長しており、丸い卵黄嚢と小さい胎芽が確認できて、アップにするとピコピコ心拍が動いていた。

やはり週数よりは小さめだけど先週よりちゃんと大きくなってるので安心した。

まだこの状態だと「胎児」とは呼べないから、また来週、成長してもっと心拍確認できたら母子手帳もらいましょう、と言われた。


その後の体調は相変わらず軽めのつわり、少しのお腹の張り、便秘

動けないほどの不調はなかったので、平日は通常通り働いて、休日も短時間なら友人と外食もできた。

出血全然なくて、軽めだけどつわりもあったから、順調に育っているとばかり思ってた。

 

10日後(8w3d)、3回目のクリニック。

卵黄嚢は見えてるけど、繋がってるはずの胎芽などが全然大きくなってない。

何度も何度も、色んな角度からたくさん探してもらったけど、そういう問題じゃないってことはすぐ分かったし、最終的に「先週から10日経っててこの状態だと、完全に心拍は止まってるね…稽留流産です」と言われた。

その後、診察室で今後についてお話

まず、この時期の流産母体の影響とかではなく、染色体異常なことが主な原因で、自然淘汰のことだから自分を責めないでほしい、と言ってもらったので、それ信じることに決めた。

 

すぐ手術、とは言われず、1週間は自然排出を待つことになった。

初期の大きさだから、もし自然に流れて出血しても、母体に影響が出るほどのものじゃないはずなので、手術しないで済むならそっちのがいいとのこと。1週間過ぎても出てこなかったら手術を考えよう、と。

 

かに私の場合職場と自宅も近いし、仕事は座りっぱなしの業務なので、仕事中に出血があってもそこまで大事にはならないで済む。すぐ帰って休むことも出来るから、そう言われたのかもしれない。

 

普通に手術も自然排出もどっちも怖かったから、どっちの可能性も残しつつ、様子見としての時間をもらえるのはありがたかった。

今のところおりものに血が混じることもないし、自然排出もすぐには起こらないだろうな、と思っていたので、どっちになってもいいように、割と落ち着いて考えることが出来た。

 

流産後、自然排出待ち

中で成長は止まっているのに、身体の不調は全然変わらず、未だに胃のムカムカも、朝の貧血っぽさも、空腹時の胃の急速締め付けも健在。

それに加えて、いつ出血が始まるのかという不安もあったので、とにかく落ち着かない気持ち

調べると急に大量出血するわけではなく、通常の生理のように少量の血やおりものに血が混じるような段階を経て出てくるみたい。

から何もないってことは、まだ大丈夫なはず、と思いつつやっぱ不安

念のため、替えの下着ショーツナプキン、夜用ナプキンを、大きめのタオルにくるんで鞄に入れて持ち歩いてた。(結構デカいけど、ちょっと安心)

ただ、出てくる気配もないのに不安な日々がずっと続くのもしんどいので、気持ち的にはもう手術を受けたくなってる。

調べたら通ってるクリニックでは「手動式真空吸引法」という手術をやっていて、いま日本で行われている中では、1番痛みも少なくて、母体への負担も少ない方法なことがわかった。

妊娠してクリニックを選ぶ時、普通は「流産時、どんな手法中絶手術をしているか」なんて見ないだろうけど、まだ普及がそんなに進んでいないというこの手法を取り入れてるクリニックを、たまたま選んだ数週間前の自分感謝した。


結局あっという間に1週間経った。

とりあえずクリニックに相談電話をして、今の状態を伝えると「まだ自然排出を待ってもいいけど、どうしたい?」と聞いてくれたので、「なるべく早く手術したいです!」と伝えたら、翌々日に予約を取ってくれたので、すぐ家族に迎えを頼む連絡をした。

とにかく終わりが見えてホッとした。


事前にクリニックへ行って改めて膣内の確認と、手術の説明同意書の受け取りなどをして、最後採血をされた。

局所麻酔回復も早いはずだから、手術の2時間前までは飲食OK。食欲なかったら食べなくてもいいけど、脱水症状になったら困るからちゃんと飲んでおいて、とのことでした。

◇手術当日

言われた通り、朝ご飯を軽めに食べて、9時までは温かい飲み物を飲んだ。

10時にクリニックに到着。

落ち着く薬を1錠飲んで、待合室でゆっくりしてるとちょっとウトウトしてくる。効いてるっぽい。

先生最後排出物の処理について確認してくれた。

1回目の流産だし、初期だから調べたところで得られる情報は少ないだろうから特に検査しなくていいです、と答えました。


11時に「もうすぐですよー」と看護師さんに声をかけられて、最後トイレへ行く。

いつもの診察台にいつもの体勢で脚を開き、内診後に入口を開く器具を入れる。

こじ開けられる鈍い痛みがあるけど、全然耐えられる。

たぶんこのタイミング麻酔注射をされるけど、特にチクッともせずに終わったので、こじ開けられる感覚のが強いのかも。

それからは色々器具を中に入れてる感覚とか、中を器具が動いてる感覚があるけど、総じて痛みとかは全然ない。

違和感だけで「おぉ……うう…」ってなる感じ。

先生に「じゃあ今から吸い出しますね」と言われて、お腹の中をジュッと吸引する音と感覚が来る。これも痛くはない。

何度か繰り返して、一度中をエコーでチェック。

「ごめん、もう一回やるね〜」と言われ、もう2回くらい吸い出す。

もう一度チェックして、OKだったので色んな器具を外す。

やはり外されると気が緩んで楽になるし、痛かったのかもって感じた。

楽にはなったけど、一気に強めの生理痛が来て、先生にも「子宮収縮が始まってると思うけど、それ以外の痛みはある?」と聞かれたので、「生理痛は来てるけど、それ以外はないです。」と答えた。

生理のように血がダラダラ出てきているので、色々拭かれて終了。

看護師さんが支えてくれたけど、全然普通に歩けた。

待合室に戻ったのが11時半過ぎ。

付き添いの母が来てくれたので、顔を見てちょっと安心

とりあえず出血が始まっているので夜用ナプキンを装着して横になる。

ずっと下半身丸出しだったのと、生理痛の感じでかなり寒く感じて、持ってきたカイロお腹に貼ってじっとしてた。

看護師さんが薬を持ってきてくれて、子宮収縮剤と抗生物質、痛み止めと胃薬を貰って、その場で飲む。

また少しウトウトして、12時過ぎにはだいぶ楽になったのでお会計

ふらつきもなく歩けたけど、タクシー捕まえて帰宅

その後自宅でおにぎり食べてスープ飲んで、寝た。

今朝まであった吐き気が一気になくなって感動。

生理痛はあるけど、正直ホッとしてるから、手術を受けて本当に良かった。

そのままベッドで寝ながら、今この文章を打ってます

発熱もなく、吐き気もない。

いま夕飯も食べ終わって、普通生理中って感じで過ごしてる。

食欲も戻った気がするので嬉しい。

今後もまだ様子見で通うし、生理もしばらく続くのかな〜と思うとちょっと憂鬱だけど、生理痛は慣れてる痛みなので全然耐えられそう。

無事に終わって良かったーーーーーー!!



以上!!!!!!

 

シンプルに分かりやすく書くつもりが、結局ダラダラ長くなってしまいました。

言いたかったのは、不安だった初めての流産手術はそんなに痛くもなかったです。

この方法からなのか、自分状態か、先生の腕か、分かりませんが、検索しまくっていた自分には「歯医者より楽だよ」って伝えてあげたいです。

辛い経験だったとは思うけど、せめて身体への負担が少ない方法処置してもらえて良かったです。


明日からまた働くぞーーー!

2022-03-29

anond:20220329201146

えっ?!局所麻酔で尻丸出しで寝そべって肛門の奥のデキモノを切り取られるんだって?!

…できらぁ!!(もう二十年前に疣痔の外科手術済みやで😷)

2022-02-21

腕の腫瘍っぽいやつの病理検査のため、手術を受けた。意識があるため、歯医者局所麻酔と同じ感覚であった。生きた心地がしない。

妻にその話をしたら、帝王切開とかも同じ感覚だね、とのこと。意識がある状態で赤子を取り出されてる感もあるらしく、かなり生きた心地がしなかったそうだ。

2022-02-13

全身麻酔気持ちよかった

最近斜視の手術を受けて、怖かったので局所麻酔ではなく全身麻酔でお願いしたんだけど、これが得も言われぬ体験だった。

ベッドに寝かせられ左腕に点滴が刺さってる状態で「だんだん手が痺れてきますからね〜」と麻酔科医さんから声をかけられて、

手が少し重くなってきたような〜と感じたところで意識がなくなった。

・・・そして、「終わりましたよ〜」と声をかけられたことで意識の深ーーいところから目覚める感覚があった。

普段睡眠でも、深い睡眠から目覚めたような感覚がある=リラックスできたと感じることがあるが、麻酔覚醒直後はまさにその感覚を煮詰めたような感じだった。

そこから割とすぐに「意識はあるけど体が重くってとても動ける気がしない」状態となり、それが段々と和らぎ体感15分後くらいには「怠いけど動けるか・・・状態になった。

重い体で布団に包まれながら瞼を閉じているのが気持ちよく、本当は動きたくなかったが、「そろそろ起きれるだろ」と看護師さんが圧をかけてる気配が若干あり、渋々上体を起こした。

全身麻酔中は自力で呼吸ができないので気管にチューブを突っ込むらしいのだが、そのせいか喉がイガイガするのが不快だった。目の痛みもあったが、それと並ぶくらいの辛さはあった。

ただそれを差し引いても全身麻酔多幸感が気に入ったので、今後何か手術を受けて選択できる場合には全身麻酔を受けたいと思う。

ていうかあの感覚だけ分けて売ってほしい。

2022-02-04

麻酔クリームの話

最近痛みにめっぽう弱い

ほくろ取りたいけど局所麻酔無理だな…と思っていた頃、麻酔クリーム個人輸入すればいいことに気づいた(もちろん自己責任

これを使えば怖かったピアスも開けられるのでは?!とワクワクしている

ところで年2回ぐらいお世話になる個人輸入サイト麻酔クリーム医薬品)を探したところ、口コミアナル拡張VIO脱毛に使う人で溢れていた

そもそもデリケート場所麻酔クリームなんて塗っていいんだろうか(変に吸収とかされそう)

世の中にはまだまだ知らないことがたくさんあるようだ

2021-10-30

ワキガ手術に失敗した【10/31追記あり

端的に言うと皮膚壊死した。

世のわきが手術ブログは「手術したら臭いなくなったし傷もそんなに残らなかったし快適~♪」みたいな成功例が大半で私みたいな症例を教えてくれる人が少ないので書いてみる。

わきが手術を考えている人はこんなリスクもあるよってことも覚悟した上で手術に臨んでほしい。

私のスペック

去年会社退職して無職になったのを機に手術に踏み切った。

毎日デオドランド塗るのめんどくさいし傷跡が残るのも全然気にならないし何よりこれから周りの人に不快な顔されなくてすむと思ったので手術には抵抗がなかった。

今思うともっと真剣に考えておくんだったと思ってる。

手術~皮膚壊死まで

手術自体問題なく終わった。世のわきが手術ブログに書いてあるような内容と変わりないのでここは割愛する。

その後が大変だった。

結論から言うと血種ができて皮膚が壊死した。

そもそも瘦せ型の人は術後の経過が悪いことが多いらしい。

前職のパワハラガリガリに痩せた状態で手術に臨んだ私も例にもれず術後の経過が悪く血種ができてしまい、その後処置をしたもの改善せず皮膚が壊死してしまったようだ。

この血種をとる処置がかなーーーーーーーーーーり痛かった。

が、後述する痛みに比べたら全然我慢できる痛みだったのでここも割愛する。

皮膚が壊死した後の傷の状態はえぐかった。

イメージで言うと種をくりぬいた後のアボカドみたいな感じ。脇を肉ごとえぐり取ったみたいになった。

ちなみに壊死したのは利き腕の右脇だったので日常生活にもかなり影響していた。

そんなわけでそのえぐい傷口に1か月ほどワセリンを塗り続ける湿潤療法をした。

本当にこれで治るのかと疑問だったが肉どころか皮膚まで再生し、腕の上げ伸ばしをしても問題がないくらいにまで回復した。やったー!

ただ皮膚のひきつれが起こってしまたこと、いくつか粉瘤ができているので半年後以降にこれを治す処置しましょうとお医者さんに言われた。

皮膚壊死したぐらいだからまだ通院が必要なのは仕方ないなと思った。

この時はまだ「わきが手術で臭い9割減!サイコー!壊死した皮膚は再生したし、ひきつれぐらい覚悟のうえよ!」ぐらいの軽い気持ちだった。甘かった。

突然の激痛

手術から1年後、転職して無職から脱却し仕事にも慣れたからそろそろ病院行ってひきつれ治療しないとなーと思っていたところ、ある日突然右脇の激痛に襲われた。

さすがにやばいと思ったので急いで病院の予約を取ったが早くて4日後だと言われた。泣いた。

この痛みがやばくてキーボードがろくに打てなくて仕事にならないぐらいの痛みだった。

薬局で売ってる1番強いロキソニンを飲んでようやく日常生活が送れる程度まで緩和できる程度の痛みで、病院行くまでしばらく規定量以上のロキソニン飲んで痛みに耐える生活をした。

ロキソニンが切れると睡眠中だろうと仕事中だろうと痛みで何もできなくなるので規定量以上飲むしか手がなかった。胃は荒れた。

この痛みを思うとわきが手術直後ジクジク感なんてかわいいもんだと思う。

化膿していた

4日後ようやくお医者さんに診てもらったところ膿が溜って腫れ上がっていると診断された。

脇にできた粉瘤の1つに膿が溜まってしまたことが激痛の原因だったようだ。

その場で膿を出して粉瘤を切り取る施術をしてもらった。

この施術、今まで生きてきて感じた痛みの中で1番の痛みだった。

まず局所麻酔がすごく痛い。わきが手術の時の局所麻酔はチクッとしたらあとはそんな痛くなかったがこの局所麻酔全然チクッどころじゃなかった。

そして膿を出し粉瘤を切り取ったのだが麻酔が効いていないところにもメスが入ったためすごく痛かった。

麻酔が効いてないところには当然麻酔が追加されるのでまた注射針の痛みに耐えなければいけない。

麻酔打つ(激痛)→皮膚を切り取る(激痛)→麻酔打つ(激痛)を繰り返すので痛みが終わらない永久機関かと思った。

大の大人が痛みに耐えきれず呻き暴れるのを看護師さんに手術台に押さえつけられながら患部の処置に耐えていた…といえば痛みの程度が伝わるだろうか。

とにかく痛かった。今思い出しても震え上がって泣きそうになるぐらい痛かった。

そんなこんなで激痛を伴う処置が終わった。

切り取った皮膚の傷が回復した後、わきが手術でできたひきつれと粉瘤をなんとかする手術をする約束をした。

ここで恐ろしいのは現時点で脇にある粉瘤に膿が溜った場合、また今回のような処置をしなければいけないということだった。そしてその傷が治るまで手術はできない。

さながら時限爆弾だと思った。

ここでようやく安易わきが手術に手を出してしまたことを後悔し始めた。

言いたいこと

今これを書いているのが膿と粉瘤を搔き出した直後である。あまりに痛かったので書きなぐらずにはいられなかった。

正直、手術後2週間圧迫固定で日常生活が困難になるのも脇に傷痕が残るのも覚悟の上だったが、まさか人生で1番の痛みを更新してしまうほどの激痛を味わうことになる覚悟まではできていなかった。

しか場合によってはこの痛みをまた味わう可能性があるとは…

ここで私が伝えたいのはわきが手術は簡単ものじゃないということだ。

わきがの人はさも当然だと言わんばかりにわきが人間嫌悪を表してくるし、実際わきが手術は保険適用で5万程度で受けられるので

気軽に「わきがはそこにいるだけで迷惑。手術して治せばいいのに」なんて言うのかもしれない。

でも考えてみてほしい。お前は脇に一生消えない傷や後遺症が残る可能性がある手術を任意でやることの覚悟を考えたことがあるのかと。

わきがのひとはいいよな。絶対自分がその痛みを感じることがないか外野から気軽に手術しろなんて言えるんだから

私ほど手術に失敗するケースは稀かもしれないが、手術する以上この可能性は0にはならない。

私は手術してわきが臭いが9割減った。

だがこの痛みを感じなくて済むなら手術しなければよかったと思ってる。それぐらい痛かった。

正直私は同じわきがの人に手術を勧めることはできない。応援はできても推奨はできない。

わきが手術に臨む人は「臭いコンプレックスから…」という理由で非わきがであれば感じなくていい痛みを覚悟して手術に臨んでいるんだ。

覚悟が足りなくて手術できないわきがの人も臭いで周りに不快な顔されないかビクビクしながら生きている。

決して好きで臭いをまきちらしているわけではない。

わきがの人はわきがの人にもう少し優しくしてほしいと思った。

わきが同胞安易な手術に踏み切らずよく考えてから手術に臨んでほしい。どう転んでも覚悟できるぐらい。

病院選びの際に手術失敗したらどんな処置必要になってくるのか聞くのもいい。失敗したときイメージをしておけ。

それで手術の覚悟ができた人、手術するとなったときには少しでも太ってから行け。

前述の私ように痩せていると術後の経過が悪くなる可能性があがる。

私はガリガリ状態で手術した右脇は皮膚壊死したが、その後2か月菓子食べまくって肥えた状態で手術した左脇は傷痕が分からないぐらい綺麗に完治した。

肥えろ。

私が言えるのはそれだけだ。

以上!

10/31追記

わきが手術したのは自分意志だろ自業自得バーカぐらい言われるかと思ってたから意外と暖かい意見が多くて泣いてる。

コメント欄見て気づいたけど皮膚壊死したことより粉瘤の方がメインになってるね。どっちも痛かったけどね。

せっかくなので割愛した血種と壊死した皮膚除去したときのこともさらっと書き残しておく。

血種ができていると診断された。このまま放置すると皮膚が壊死してしま可能性があるので血種を取り除く処置をした。

縫合してある糸を一部抜糸して、血種を押し出して抜糸した部分から溜まった血を押し出す処置だ。

これがまあまあ痛い。

縫合してある部分って当然縫い付ける必要がある程度の皮膚の損傷を受けているところだから、血を出すためとはいえそこを押さえつけられるのはすごーく痛かった。

ちなみに麻酔はしてない。

すごく痛かったが私はい大人なので耐えられる痛みだった。

1週間前の処置甲斐なく皮膚が壊死していると診断された。壊死した皮膚を切り取る処置をした。

ハサミでジャギジャギと皮膚を切り取った。壊死した皮膚に痛覚はないためまったく痛くなかった。

問題はこの後。

前述のとおり患部は肉ごとえぐり取ったみたいな状態になっている。

接見ていないから分からないが血や浸出液などが患部に溜まっていたんだろう。

それを脱脂綿でぐりぐりぐりーーーーーって押さえて吸い取る処置をした。

えぐられてる肉そのもの物体が押し当てられているわけだ。当然ものすっっごく痛い。

もちもん麻酔はしてない。

すごく痛かったが私はい大人なのでギリのギリッギリ耐えられる痛みだった。

その後は前述の通り患部に1~2か月ワセリン塗りたくって湿潤療法で直したワケだ。

壊死した患部はそんなに大きくない。ペットボトルキャップより一回り小さいぐらい。でも割と深さがあったから本当に治るのか心配だった。

私は皮膚壊死とともに粉瘤・ひきつれも起こったタイプなので術後1年経過しても苦しんでるけど、皮膚壊死だけした人なら術後2週間後までがピークでそれ以降はそんな苦しまないんじゃないかな。

ちなみにわきが手術の時の部分麻酔はチクッとするぐらいの痛みって書いたけど、脇って急所からこの部分麻酔もまあまあ痛いからね。

私はその後の処置が痛すぎてかすんじゃってただけで。

手術前にお医者さんが説明してくれたけど、軽いものから重いものまで手術した人の約1割に合併症が引きおこるらしい。

私はその1割のなかのさら重篤ものを引き当ててしまっただけで手術自体は本当はそこまで怯える必要ないんだと思う。

ここまで痛みの恐怖をつらつらと書いたけど実際は手術した人の9割は何ともなかったということ。

でも手術をする以上その1割になる可能性はあるということ、そのリスクを知ってもらいたかった。

わきが当事者で手術を考えてる人にも、非わきがわきがの人は手術して治せよと思っている人にも

改めてわきが手術について考えるきっかけしてもらえると嬉しい。

このエントリが誰かの参考になることを祈ります

2021-06-28

パイプカット実体験記録 術後~三日後

 我、パイプカット体験増田集合知寄付せんと欲する者である。容易く調べられることは記さない。自分32妻38子1人有り、断種については合意を得ている。

 なぜパイプカットをしたのですか?と聞かれれば、(自分の)快感のために(妻に)生中出したかたから、というのがすべてである。これについては理屈抜きで生が一番としかいいようがない。そして生でやりたい男が、別にナマでやらなくてもいいという女性と性行為を行うにあたって、どう避妊すべきかという道理自分尺度で考えると、こちら側の欲望につき、避妊用の一切の負担こちらが請け負うべきであると言い切ってよい。(てめえの性欲のために奥さんピルを飲ませるんじゃねーよ、と俺の中の真の男が囁く)

 もともと、数年前にどこかでパイプカットおじさんのブログを見つけて、その選択肢を知って以後、心のどこかでは、やりたい、やらなければならない、と考えるようになっていたのだと思う。そして、第二子を作るか作らないか、という不安定な状況が、作らないという結論に収まったため、自分生殖能力は完全に不要ものになり、手術を受ける準備は整った。だが、実を言えば、そこから1年ほどは何もしなかった。なにしろ不要不急の手術である。ことが動いたのはある夜、イった後のベッドにて、パイプカットを受けようかな、と冗談めかして、妻に言ったことだった。パイプカットが何であるかを知らぬ妻に一から説明を施すことになった。妻は、好きにすれば良いと言った。そして、それを友人にも伝えてみた。人は、声に出して他人に伝えると、その言葉に自らが駆られることがある。言い出した手前、やらない理由がないことを、ただ億劫で滞っていた状態から、先に進めることができた。不要不急であるがゆえに踏み出せない人は、存外、周りの人に伝えてみるのがいいと思う。それは否定されるかもしれないし、肯定されるかもしれない。(まだそんなことで消耗してるの?と処置済みの傷跡を見せられるかもしれない)いずれにしろ、いずれかの道を選べる。我々はいつか死ぬ。結果ではない。主体性を持ち、やる、やらぬを自己決定することが重要なのだ。でなければ死の間際に後悔という手痛い代償を払うことになる。(その前に勃たなくなるかw)

 受けた手術は2か所切開法。電気メス?的なもので精管焼き付けて日帰りの手術だった。手術費用時間や日程などは、だいたい調べた通りだった。最初病院の受付にて、物腰のよい女性事務員パイプカットを受けたいのですが、と言うのが一番高いハードルかもしれない。逆に言えば、そこまで行けば、あとはアンケート票を渡されて、成り行きに流されるのみだった。手術は緊張したし、術中、右の精管を引っ張られるときに玉をぎゅぅぅぅ、と握られたような痛みが3秒ほどあった。これは想像していたよりも痛かったが、子供を産むときの妻が陣痛で苦しんでいた姿を思い浮かべたら、あれはこんなものじゃないぞ、と自分鼓舞できた。あるいは、つわり入院して食道が裂けて吐血した妻の妊娠時に比べてみろ。つわりは終わらず、毎日下剤を飲み、床に伏せて苦しんでいた姿を思い浮かべろ。たいした痛みではない。覚悟が決まった。同様の痛みが精管を焼くときに一瞬走ったので少し驚いたが、そのときにはもう、たいした痛みではなかった。そして、左の精管のときは痛みがなかった。これは私見だが精管の長さが関係しているのかもしれない。玉が緩んでぶらぶらのときにも左のほうが長い形をしているのだ。あるいは、局所麻酔の効きが少し違ったのかもしれない。いずれにしろ、今後も痛みに耐えるときには妻の力を借りることになるだろう。

 術後、当日は安静にしていたせいか、手術部位に痛みは感じなかった。当然ながら、射精は行っていない。

 その翌日、軽く自転車こいでダンベベントオーバーロウを行ったが、痛みはなかった。シャワーを浴びたが、絆創膏は貼っている。まだ射精は行っていない。

 その翌日、これを記した。長期的な所見については、順次記していくつもりである

2021-04-06

[]2021年4月5日月曜日増田

時間記事文字数文字数平均文字数中央値
001411402899.526
01668346126.539
02428801209.554.5
0329270693.345
04193615190.351
05114491408.317
0624226294.366
0745262758.435
08150911860.836
091531130373.930
101721597292.948
111471371893.351
122101718181.830
132541870873.727
141551406290.753
151821472280.932
162171880086.631
172581760968.336.5
182622139581.735.5
191741103863.434
201841332172.434
2121824568112.739
222562331591.142
231961753689.534
1日356530924286.736

本日の急増単語 ()内の数字単語が含まれ記事

熱海駅(7), 来宮駅(6), 無人駅(24), 仁藤(5), 麻酔科医(7), バリアフリー(61), 局所麻酔(8), 事前連絡(13), 鉄道職員(4), 車いす(44), お汁粉(5), JR(54), あてがえ(39), 弱者男性(98), 障碍者(51), 階段(26), エレベーター(14), タクシー(23), 包装(11), 健常者(27), 駅(58), 障害者(50), 報わ(21), ホーム(12), アレルギー(12), 才能(41), 事前(28), 医師(27), 弱者(48), 痛み(19), Google(17), 廃止(16), 通報(20)

頻出トラックバック先 ()内の数字は被トラックバック件数

■才能ある人は努力が報われていいな /20210405102425(35), ■「宝塚」って書いたら宝塚歌劇団を指すけど /20210405153100(35), ■弱者男性への救いとは、具体的に何か /20210405201511(29), ■麻酔科医としてなんかもう悲しくなった /20210404172838(26), ■アンチフェミ弱者男性社会制度改革で救われない /20210405001517(19), ■はてなーバンド組もうぜ /20210404201336(16), ■才能がないなんて99%は嘘 anond20210405102425 /20210405134728(14), ■大学受験カンニングして合格した /20210404195118(14), ■高校車椅子生徒の補助係をしていた話 /20210405162222(13), ■anond20210405001517 /20210405075147(11), ■ /20210405175047(11), ■1つの歌詞だけをくり返す /20210403214559(9), ■いつも挨拶してくれたマクドナルド店員さんが辞めたっぽい /20210404160335(9), ■コロナ失職したアラフォーおっさん自作WEBサービスを公開するまで /20210404174659(9), ■「女をあてがえ」論者は弱者男性からの切り捨てをどう思ってるの? /20210405215338(9), ■緊急事態宣言人生が変わった /20210405121311(8), ■高校生と付き合う大学生 /20210405165633(8), ■anond20210405174515 /20210405174812(7), ■女性は分配可能資源なの? /20210405133147(7), ■絶対に道を譲らない女 /20210405181817(7), ■落としどころを作れない人とは話はできない /20210405210640(7)

2021-04-05

anond:20210405142727

前立腺生検のことだろうけど、それは局所麻酔でも入院が基本だからだね

からもう一泊追加で全身麻酔にするという選択肢比較的取りやす

元増田

いっそのこと入院してくれたほうが管理が楽なんだけど、検診やミレーナだけで入院するとか本人も面倒だろうし、何より保険診療では許されないだろう。

って言ってる通り。

ブコメ前立腺生検のほうが点数が高いからさが出るんだ!って言ってる人がいるけど、入院が前提だから

コストが高いんだから点数も高くて当たり前。

anond:20210404172838

全身麻酔って、未だになぜ効くのか分かってないんだぞ

から、なんで麻酔から帰ってくるのかもよく分かってない

死ぬ危険性がほとんどない手術や検査で使うのは、結構リスク

局所麻酔は、仕組みがきちんと分かってる

肝臓さえまともに働いてるなら、きちんと代謝されて、ブロック機能が無くなるから麻酔が解ける

から気軽に使える

この検査はそれなりに痛いです

全身麻酔をすると痛みは感じませんが、それなりの確率で目が覚めないこともあります

打ちますか?

って同意をとっても、目が覚めない確率が下がるわけじゃなし、目が覚めなければ訴訟になる可能性もある。同意書が残っていても、だ。

元増田心中は察するがツイートなんか見てあれこれ気に病むのは時間無駄だろう

あと、胃カメラで、とか書いてるやつらのは大きな勘違いだな

あれは麻酔じゃなくて鎮静剤だ

麻酔は喉にスプレーするやつだけ

あれも局所麻酔なので、ほぼノーリスク

医療女性差別をしているという主張まとめ

・まず大方の批判者が局所麻酔全身麻酔の違いとリスク理解しておらず、説明しても理解できる脳みそが無い

・分娩方法に関して男性はその選択に関与することはほとんどなく、自然分娩マウントなるものがあり大体女社会が原因

男性医師の方が痛くないという報告多数

anond:20210404172838

それを意味がないとなんで痛みを感じるわけでもないお前らが勝手に決めつけてるんだってことなんだが。麻酔のための麻酔だって実際あるだろうが

予防接種注射が痛いから先に局所麻酔薬を注射する」みたいなもの

anond:20210405105757

局所麻酔ならホイホイ使えるけど子宮体癌検査には意味ねえって書いてるだろ

anond:20210404172838

てか歯医者麻酔科医でもないけど局所麻酔ほいほいするけどそれはどうなの

体重も把握してないのに勘で投与してるよねあれ

効きが悪いですとかいったらどんどん追加してくれるし

anond:20210405080326

バカなんだよバカ。はてフェミは「女性はとにかく虐げられ不当な扱いをうけている」事になっていないといけないから、男女で扱いが違うとそれ即ち「女性が虐げられ不当な扱いを受けているんだ!」と発狂するの。

男性なら局部のみの局所麻酔で済むいっぽう、本文を読めば女性全身麻酔必要ということがわかるけど、そんなこと頭に入らず脊髄反射で「

ジョセイサベツ!ムキーーー!」と顔真っ赤になっちゃうの

2021-01-14

コロナ禍の今、俺の金玉を手術してもいいのか問題

ちょっと煽りっぽいタイトルになってしまったが割と真剣に悩んでいる。

要は「なんだかんだ我慢できる症状で、実際は日帰りできる手術を、保険制度の縛りだけのために4泊もして病院に世話になってもいいのか」ってことを聞きたい。

まず、俺の金玉は恐らく精索静脈瘤という問題を抱えている。正確には金玉に繋がる静脈問題だ。(この増田とかこの増田がわかりやすい)

先に言っておくと根本的な解決には手術が必要

症状としては

が挙げられ、今のところ子作りとは縁遠い自分なので主に鈍痛が問題になる。

なんや痛いんなら手術しろやって話になると思うんだけれど、この痛み、自分場合常時続くものではなく主に正立時や姿勢を正して座っている時、それもその場から動かず数分、といった条件が重なると出てくるので、逆に言えば我慢できてしまう。

これまでの人生でもその場に留まり続けなければいけない場面は意外と少なく、長時間会議でもなんだかんだ動きを挟める場面は多かったりする。テレワーク推進が叫ばれる現在ならなおさらスキだらけで動きたい放題。

ただ不利益が生じているのは事実なので、これだけなら恥を忍んで手術だけサッと受けて帰ってくるくらいの図太さは持っているつもりだ。

しか問題は他にもある。精索静脈瘤において現在主流で効果的な手術は、局所麻酔の日帰り手術だと保険がきかないらしい。保険制度の詳細はよくわからないのだが、なんかそういうことになっているらしい。

まり保険が効くように無駄全身麻酔してもらい、無駄入院する必要がある。

正直自分保険診療がいいし、高額医療制度も使いたい。何せ10万以上負担が違ってくる。学生自分には違いがデカすぎる。あと社会人になってからだとこんな時間が取れるかも怪しい。でもコロナが完全に収まるのを待っていると何年も経ってしまいそう。

こんな感じで、今の俺は自分キンタマを今手術するかどうかでめちゃくちゃ悩んでいる。

どうすればいいのでしょう。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん