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2024-03-29

沖縄県民、「反政府になるな」と言うほうが無理なくらい悲惨

薩摩藩琉球王国侵略奄美を奪って薩摩藩併合(奄美が不自然鹿児島県なのはそれが理由)

その後琉球王国琉球藩になり、廃藩置県正式沖縄県として日本併合


中央から役人が来て沖縄支配 文化言語破壊 それまで琉球王国を治めていた尚氏らは東京に住むように命じられる


WWII戦争で情勢悪くなったら中央政府はさっさと降参して沖縄放置沖縄壊滅、昭和天皇のせいで10万人死


終戦沖縄アメリカ併合されて米兵にやりたい放題される(レイプ強盗殺人しても無罪放免)


・その後日本に復帰するも戦争アメリカ統治時代のせいで未だに貧困沖縄基地押し付けまくり県民世論調査でも県内基地移設反対派が多数。未だに自民党が弱い。

そのほか、戦前鉄道があったのにアメリカ破壊しまくったため今は短いモノレールバスが移動手段のメインで大混雑する


本土からナチュラル馬鹿にされる。

また、戦時中トラウマや不良米兵の脅威を吐露するだけで「自分だけ被害者ぶるな」理論武器結構割合存在するキチガイから叩かれる

2023-03-14

ビットライスさんの『責任という虚構』のブログへの反論

ビットライス氏のブログバランスの取れた議論と時折混ざる素直な感想が好きで、時々読んでいました。

『How to Not Die Alone』の書評とかは、あまり英語文章を読めないものですから、とても有益で思わずメモを取ったほどです。

先日、私が好きな『責任という虚構』のブログを挙げてるなと思って読んでみて結構びっくりしました。

https://davitrice.hatenadiary.jp/entry/2022/10/04/155546

(↑ブログURL

まず、全体的に内容に基づいた批判というよりも、文体や語り方の批判になっていますしかもかなり口汚くののしるような文体で、かなりショックを受けました。

普段結構素直に感想を語っていらっしゃるなと思っていましたし、今回も個人意見範疇かなと思ったのですが、今回のは批判結構ズレているし、主張の部分と著者の感想を取り違えているような気がしました。

一部(アンダーソンの手紙の部分)有益情報はあったのですが、数度読み直してみても、全体的にズレているなと感じました。

普段ほとんど人の書評ケチをつけないですし、内容理解にひどい部分があったとしても特に反応もしませんし、私はあまりネット名前を出して文章を書きたくないので、どうしようかとも思いましたが、はてな匿名ダイアリーネットの片隅に残るようなので、少々ずるいかと思いますが、書いてみたいと思います

気になったのは4つの点です。

一つ目。

書評の中では、ロールズについて書かれた箇所に出てくる「理想郷」という言葉から理想現実の対比を引き出して『責任という虚構』は理想論を模索する哲学者非難しているとして、それに対する再批判を展開しています

私が本書を読む限り、理想現実の対比は大して重要な対比ではないです。

ライス氏は「理想的な基準規範存在することで、ようやく、「現状の財の配分のされかたは間違っている」と批判したり問題を提起したりすることができる。」と続け、それを理解しない小坂井氏を非難する文章を連ねてますが、この論点は本書の主張に対する批判になっていません。

著者の小坂井氏が言いたいのは、人の行動や社会の動きというのは、人の手を離れて自律運動して生み出されるもので、したがって人の意識や理性でコントロールできるものではないので、そもそもべき論とは雨乞いの踊りのように無意味ものだ、という主張だと思います

規範について言い換えれば、現実世界における規範は、論理的だったり理性的に構築されたものではなく、権威などによって根拠づけられていることで初めて人の心理的抵抗を起こすことなく円滑に機能するので、理性によって規範を人工的に構築しようとしても、規範の生成のメカニズムが異なるのでどこかで無理が生じる、という主張です。

ロボットを作っても出来上がるメカニズムが違うので人間にはならない、というのと同種の主張です。

この主張に反論するならわかりますが、規範否定しているのに規範論を行う著者は倫理的相対主義ジレンマに陥っているというのは、少なくとも本筋に対する批判ではありません。

実際、哲学者山口尚氏ライス氏と同じく、小坂井氏の哲学者批判反論されていますしかし、批判の直接の理由価値相対主義ジレンマではありません。

https://note.com/free_will/n/n24feea05db99

(↑山口尚氏反論URL

山口氏のほうが的確に批判されていると思います

二つ目

ライス氏は、小坂井氏がほかのネット論客と同じく、

哲学者リベラルフェミニストなどが「ただしさ」を語ることは否定しながらも、「ただしさがもたらしている悪さ」や「ただしさを語っている連中の悪さ」をあれこれあげつらって非難することで「ただしさ」を語るという自分行為だけは特権的に許容する」

ということをしていると書いています。ほかのネット論客の方の本を拝読したことがありませんので、それに対するコメントは控えますが、『責任という虚構』を読む限りこの批判はズレていると思います

一つ目の内容で書きました通り、小坂井氏は、規範論で物事理解しようとすると、どうしても現実規範機能しているメカニズム無視することになりがちであると主張しています

これは、政治に利用しようと思って進化研究すると、進化本来の仕組みを無視することになるのと同種の主張だと思います規範対象なので感情的な反発が起きやす文章で(正直言えば小坂井氏もちょっとケンカを売っているような気もしますが)、ライス氏の言うようなものではないと思います

三つ目。

ライス氏は、規範を論じる哲学者たちに小坂井氏が、「傲慢」「偽善」「おぞましい」などの価値判断を含む言葉を使いながら非難を浴びせかけていることについて批判的です。

これに関しては、私も同意します。

実際、小坂井氏のほかの著作を読んでも、哲学者傲慢偽善、おぞましいと言える根拠はありません。あくま小坂井氏の主張する範囲では言えば、哲学者は「苦しい言い訳」を捻りだしているだけであり、別にからと言って哲学者傲慢だとか偽善だとかおぞましいとかいう主張はできません。

ではこれは何かといえば、小坂井氏のただの感想なのだと思います

ライス氏のブログで言えば、「好ましく思った」とか「イラっとした」みたいな文章に相当します。

私は小坂井氏にかなり共感していまして、こうした言葉に少し心を揺り動かされたりしますが、でもこれは小坂井氏の感想以上のものではないと思います

こういう言葉が出てくるのは、小坂井氏にとって学問が、ある種の実存をかけた戦いだからなのでしょう。私はそういう学問観、正直すごい好きです。強く共感します。

でもこれは本筋ではないので、ここに関して批判するのは、好み以上のものではなく、論理的な主張になりえないと思います

もしここに論理的批判を加えるのであれば、上述した山口さんの批判文のように、主体虚構と言っておきながら主体を前提とする「責め」を行っているではないか、というものになるのではないでしょうか。

とはいえ、このような「責め」が著者によって行われること自体が、主体の"虚構"性を表しているとすら私は思いますので、別にこの本の価値は減じないと思っています。この本の中において、虚構は単なる嘘ではないのですから

ちなみに、小坂井氏の言う相対主義認識論的な相対主義のことで、善悪単独では決まらず、枠組みに依存するという立場のことです。この立場に立てば、「小坂井氏という枠組み内では哲学者偽善者だ」といっているにすぎないので、特に問題はないと私は感じました。ライス氏の言う「イラっとした」と同じです。枠組みを超えた正しさは主張できないだけで、言う分には問題ないと思います

四つ目。

正直、上記3つだけであれば、この文章も書かなかったかもしれません。ライス氏の言うことも理解できなくはないですから

しかし、これがあったので書こうと思いました。

端的に申し上げて、他人著作題名を加工するというのは、少々失礼ではないですか。

責任という虚構』であって、『<責任>という虚構』ではありませんよね。

類似名称書籍『〈責任〉の生成』と混同したのかもしれませんが、ブログが書かれてから随分と経たれたのに直っていませんし、別のブログ批判的な言及をされた際にも同じ書き方をしていたので、もしかしたら、意図的ものかなとも思いました。

もし、ただの間違いなのであれば、訂正した方がいいと思います。どんな著作であれ、一生懸命書いたものだと思いますし、関わったのも著者だけではないのですから

しかし、意図的ものだとしたら、随分と陰湿だなと思います

※4つ目について。ライスから反応がありました。意図的ものではなかったそうで、すでに修正されたそうです。

2017-07-26

https://anond.hatelabo.jp/20170726163813

純朴なネトウヨさんも満足させられないイロハのイもできていない金持ち一覧

或いは個人または会社名で慈善活動を行っていないと思われる高額資産所有者一覧


軽く挙げると

滝崎武光氏、澤田秀雄氏、松村厚久氏、安田隆夫氏(CSR否定派)

辺りは目立った慈善活動らしい事はしてないな

探せばもっとあると思うぞ


追記

せっかくだから調べた人を気が向いたら追記するよ

間違ったら訂正するから指摘してね

もちろん事業拡大や家族を守ることや自身生活を優先する事は責めることではないが

金持ちの「イロハのイ」らしいので……

(代表企業名慈善活動も一応調べてます)


三木正浩氏、笠原健治氏、島村恒俊氏、

野田順弘氏、山海嘉之氏、熊谷正壽氏、森和彦氏、沓名俊裕氏、左右田稔氏

佐野陽光氏、三宅卓氏、土屋裕雅氏、村山義男氏

塚田正之氏、安川秀俊氏、寺田和正氏、杉野公彦氏

中島弘明氏、井上英隆氏、川上量生氏、田村眞一氏、神田正氏、伊井田栄吉氏

高橋一穂氏、山井太氏、井上隆太氏

松本繁氏、加藤光昭氏(トシン・グループ)、玉木康裕氏、井上尚氏渡辺章博氏、宮崎宗市氏、堀場厚氏、森下一樹氏、漆原茂氏、八幡滋行氏、塚本勲氏(加賀電子)、三田聖二氏

一瀬邦夫氏、谷好通氏、長谷川正義氏(日本マイクロニクス)、関口忠弘氏、木村知躬氏、倉正治氏、吉田立志氏、大嶋章禎氏、山村章氏、石田信文氏、大亀裕氏、山崎敦彦氏、柴野豪男氏、室義一郎氏


修正終了 (CSRページ見すぎてやる気の有り無しが雰囲気でわかるようになった)

企業CSR含めても5割以上該当しないので、イロハのイでは無いですね

2014-07-07

池上永一テンペスト感想

ネットで探すと面白い

amazonだと軒並み酷評

読書メーターだと好評。

個人ブログでもおおむね好評。

これらから想像できたのは、「個人的な記録として残すときには、自分の選"本"眼が間違っていたことを認めたくないから、いいことだけを書き残したい。でも他人に見せることが一番の趣旨場所ではそんな事気にせずにさんざんにけなしたい」というねじくれた人間感性

かくいう自分酷評側。amazon関係なく。素直に認める。

そんな御託がこのエントリ趣旨じゃない。

自身感想が本題だ。

基本的風車祭ですごい面白い印象があって、それ以来の久しぶりの池上永一めっちゃ期待してたのに、これはひどかった。

ハズレだった。

重厚カバーデザインに騙されて一時期敬遠してたのが馬鹿らしい。

一言で言えば、雑

キャラストーリー、途中の展開が全体的に雑。

歴史的琉球についての描写はあるけど、ストーリー関係ないただのうんちく垂れ流しの文章水増しでしかないし。

会話だけ拾い読みしても十分だった。

劇かなんかの脚本読んでるような感じ。

散々amazonでも叩かれてるけど、主人公の浮き沈みが激しくて危機感がない。

落ちるところまで落ちてもどうせ復活するんだろうなっていうのが透けてみるからまったくおもしろくない。

キャラクター人間味がない

主人公を始めとして。信念がないからストーリーも流されるままという感じで終始だらだらしている。

尚氏第一王朝復古を目指してクーデターをするのかと思ったら全然そんなことないし。

周りの天才美男美女どもも人間味がなくてロボット見てるみたい。

唯一よかったのは聞得大君の真牛か。

~じゃっていう言葉遣いで、なんとなくホロとか忍野忍的な萌えキャラ脳内変換されてた。

それに確固たる信念でしぶとく輝き続けた(特に後半)から、こいつが一番愛すべきキャラだった。

著者の言葉選びが雑

メロメロだとかハートがどうだとか、安っぽい横文字が頻繁に入る。

別に使うなとは言わないが、荘厳な世界観を著者自ら台無しにしているようで非常に興ざめ。

あと話しことばがふざけててラノベよりひどく感じられることも多々。

 
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