はてなキーワード: 富士山さんは思春期とは
http://natalie.mu/comic/news/240412
絵も好みだし何故つまらなくおもうか考えたんですけど、たぶん、
男性向けの「やっかいな女の子のショー」なのに所詮男性が描いてるからです。
『古見さんは、コミュ症です。』とか『今日のユイコさん』とか色々あるんですが
みんなやっかいさがほんとうにチョロくて、わかりやすくて、コントローラボーで、つまらんのす。
私も男なので、同じ男が妄想した女の子像のやっかいさなんて全部わかっちゃうし見え透いちゃうんですよ。
逆に世の中には「見え透いてて男の都合に完全マッチした少女」の造形合戦と言う世界もあって(もっとアッパー系のラブコメとかエロ漫画とかに多い)
そういうのはそれとして楽しめるし別に不満ないんですけど
でも「やっかいな少女」ものにはちゃんとしたやっかいさが欲しい。
それで「男とは別の感性がある少女」とか「不安のある関係」を描いてくれるのはやっぱり女性作家なんですよね。
だから女性の感性をうまく自制心や人柄でコントロールしてエンタメとして出してくれる作家は最強。
(自らも男性でありながら男性読者の想像を絶する少女が出せる作家が居たら、
姉や彼女や女友達が沢山居てその人達を虚心坦懐に物凄く真摯に観察と取材をした人か、
もしくは彼女いない歴=年齢でものすごい濃度の独自の妄想を積み重ねてきた人かのどっちかだと思う。)
高木さんと主人公がゴールインする結末まで確定させたんですよね。
あれは読者へのサービスで、実際高木さんファンはきちんと確定させた未来と安心感のある関係を望んでるんだと思う。
男性である作者と男性である読者の心や欲求が通じ合ってて、あれはいい世界だと感じる。
そしてだいたい「そうじゃないもの」を出してくれるのは女性作家で。
(たとえば『富士山さんは思春期』も作者が「多分あの2人は別れますよね」とか言ってたそうで。)
『ダンスール』のヒロインの都ちゃんの中学生にして湿気をまとっていく感じ(無闇なガチ欝とかではないのに)とかもすごいっす。
失礼しました。
nao0990 未来のあれは連載終了後に放り込むべきだったとは思う。
いやいやおことばですがそれは違うと思いますよ!
高木さんの作者とファンは同じ感性の人達で、作者とファンの心が通じ合う良い輪が出来ていて、
つまりあの世界は私のニーズとは逆の、不安感とかストレスとかのない世界であって、
でも恋愛はメインではない
主人公はスーパー中学生バレーボーラーだったけど、型にはめられたような部活人生に嫌気がさして高校ではバレーをしないことにする
しかしひょんなことからバレー部に入ることになったが、そこは人数ぎりぎりで一人は素人
さあどうなる?
というのがとっかかり
主人公がバレーをやる意味、部活をやる意味に目覚めていく話、といってもいい
3巻読んでて、なんかこれで終わりそうだなあと思ったらほんとに終わってしまった(3巻で終わるって知らずに読んでた
まあもう作者がこのマンガで書きたいことは全部書いたんだろうなって感じはしたから、消化不良、物足りなさはそこまではない
でも1巻で考えてた、復活したエースが、持ち前の竹を割ったような性格でもっとばんばんいろんな慣習とかをぶち破ったりしていく黄門様的なものかと思ったら全然違った
むしろ武蔵がメインだったの1巻だけで2巻以降はそんなに出てこないし印象もない
千年万年りんごの子のときよりも絵柄が九井諒子に似てた気がした
千年万年りんごの子も3巻で終わったけど、あっちは微妙なとっつきづらさと消化不良感、純文学感があったから、個人的にはこっちのほうが好きだな
あっちはマンガとしてすごかったのかもだけど、何度も読みたいと思えるような感じじゃなかった