はてなキーワード: 家財とは
この直後に捨てたんだけどなんだかんだで完全に別れて捨てるのに半年かかった
必要だろうからと渡していた携帯は別れた後に持ち逃げされ、その携帯のお財布機能でウン万円も勝手に買い物されてたときは本気で狂うかと思ったけどまあ無事回収できたのでよしとする
いきなり家追い出したから、家財とか生活費の準備で使っちゃいました、っていうならある程度は仕方ないのかななんて当初の馬鹿な自分は思ってたが、
そんなわけでもなく単なる娯楽費に馬鹿みたいにつぎ込んで人様のお金使ってたのも無理
それを詰問すると、性格が悪いあなたより自分の振る舞いの方がまだマシでは?って言われてはあ?ってなったのも無理すぎた
自分の性格が悪いこととお前が勝手に立て替えさせた金を返さないことには因果関係はねえだろうがよ
お金目当てで好きって言ってるわけじゃないよ、って別れる寸前まで言いながら、
勝手に立て替えさせてるお金返してって催促無視して嘘ばっかついたりで本気で許せなかった
ずっと働いてるから返信できないって言っておきながらネットゲームに課金してんじゃねーぞバカ
明細見てんだから知ってんだわ
今はやってないなんて嘯いてたけど今月にも月額利用料引き落とされてたの知ってるからなボケが
自己肯定感はただでさえ血にめり込んでいたのにマイナス突っ切りそうでゴミ
同年代の人間と比べればまだ年収マシな方だと思うけど、金を比較的稼げること以外にそう言えば自分の価値なんてないんだよなと思い出したのがクソ
2022/5/8 07:00
村嶋 和樹
反応
アマゾンで購入した中国製バッテリーが充電中に発火し、焼損したリビングの壁や家財道具=平成29年11月(原告提供)
アマゾンで購入した中国製バッテリーが充電中に発火し、焼損したリビングの壁や家財道具=平成29年11月(原告提供)
インターネット上で商取引の場を提供するデジタルプラットフォーム(DPF)事業者は、商品のトラブルにどこまで責任を負うべきか-。ネット通販大手「アマゾン」で購入した中国製バッテリーから出火し自宅が火事になった男性が、消費者保護を怠ったとしてアマゾンに対し損害賠償を求める訴訟を起こした。東京地裁は請求を退けたが、納得のいかない男性は控訴。アマゾンを相手取った同種訴訟では米国で消費者側の勝訴が相次いでおり、現行法の見直しを含めた議論を求める声も上がる。
宇都宮市の男性会社員(35)は平成28年6月、アマゾンのサイトを通じて中国メーカーの充電式モバイルバッテリーを購入。約1年5カ月後の29年11月、自宅マンションのリビングで充電中のバッテリーが突然発火した。家族は全員避難し無事だったが、リビングは大きく焼損。家財道具も被害を受け、損害額は1千万円超に上った。
その後の消防の調査で、出火原因はバッテリー内部の絶縁体の劣化によるショートと判定された。加入していた火災保険で補償されたのは約730万円。男性はアマゾンの問い合わせフォームを通じメーカーに連絡を取ったが、メーカー側は電話での対応に応じず、日本の法律には規定のない「家財損壊証明書」の提出を要求してきたという。
被害弁済は一向に進まず、男性はアマゾンに交渉の仲介などを依頼したが、拒否された。個人での交渉に限界を感じた男性は、複数の弁護士に依頼し中国国内での訴訟も検討したが、訴訟費用だけで数百万円ほどかかることが分かり、断念した。
結局、メーカー側は「見舞金」として弁護士費用の相当額を支払ってきたが、「直接の製造業者は別」などとして、火災の責任自体は認めなかったという。
一連の対応でアマゾンに不信感を持った男性は令和2年10月、アマゾンジャパン(東京)に30万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴。アマゾンには利用契約に基づき出店者や商品を審査する義務や、消費者が不測の損害を受けた際の補償制度を構築する義務があった、などと主張した。
だが、今年4月15日の地裁判決は「原告はアマゾンの問い合わせフォームを利用してメーカーと連絡を取り、和解を成立させることができた」と指摘。アマゾンによる商品の審査については、義務とまではいえないとして、請求を棄却した。
「アマゾンは取引で利益を上げている。消費者を守る義務とまでは言わないが、困ったときに積極的に対応する仕組みがあってほしい」。判決後の記者会見で、男性はこう訴えた。https://www.sankei.com/article/20220508-WXMOX63FRFIC7NGNFRHKH6LSRM/
デート1回目から、お付き合いしましょうということでカップルになった。
彼女の家は、二人ぐらい暮らせるぐらい大きくて綺麗だったけど、
炊飯器とかないし、食器があんまりなくてよく生活していけるなと思った。
でも女の子の一人暮らしを知らない俺は驚きはしたものの「そんなもんか」と思っていた。
その際に家財道具も一緒に消えてしまったので足りないものが多いんだという。
正直俺は「かわいそう」という感想よりも「夜逃げされるような女」って思ってしまった。
思い返してみれば、出会ってすぐにしたセックス。何度も「好き」と言わせようとしてくること。常用しているという精神安定剤。
たぶん近々別れると思う。
俺は最低だ。
引っ越し代を気にしている人がブコメにいたが、保護決定すれば、福祉事務所の転宅指導による転居費用は保護費から出る。敷金、礼金、火災保険、保証会社利用費、引っ越し代など。
元増田はひとり暮らしをしていたようだから家財道具等は揃っているだろうが、家出や路上、ネカフェ暮らしなどで何もない場合、布団やら鍋釜等を揃えるための費用も出る。
メンタルに問題ある場合は特に、鉄筋コンクリート造の住宅を強くおすすめする。
木造や鉄骨造とは快適さがまるで違うので、多少駅から遠かろうが、多少狭かろうが、多少古かろうが、鉄筋コンクリート造を選ぶべき。
次に断熱性が高い。外気温に影響されるレベルが下がると、冷暖房費が下がる。
自分で探してうまく行かない場合、福祉事務所から不動産屋を紹介してもらうといい。以前に生活保護の人と契約した実績のある店を紹介してもらえると話が早い。
大正時代末期のことだが、九州の資産家であった港町の「太田家」が、高原町の旧家である「川瀬家」に2代続けて婿を送り込み、代わりに、太田家の根岸町の土地を川瀬家に与えたということがあった。太田家の婿は川瀬家の先代の婿が起こした養父殺し事件を隠してやったりもしている。
さて、1代目の「太田ナヘイ」は高原町に水力発電所を建て、戦争中には国策に従って国に譲渡して、戦後に早世した。2代目の「太田カクオ」は東京で陸軍士官学校の化学教授となったが戦後九州に戻って2年目に没し、元太田家の土地もおおむね没収されている。死因諸説あり、戦犯処刑だった可能性もある。もちろん2人とも苗字は「川瀬」姓になっている。おそらく太田家が、太田の名を使いたくなかったのだ。
3代目の「川瀬マツオ」は、カクオが没したあと家財を売りながら兄弟姉妹とともに東京に戻って大学を卒業し、国の研究所に勤めた。ところが、留学研修の前に牟田サエと出会ってしまう。サエは九州のある杜家の縁戚の娘で、戦争推進に励んでいたある大手キリスト教会の会員であり、かつ国営通信会社社員で、マツオが出入りする将棋クラブにいた(サエの父親は外務省の諜報員だった)。マスオは、奸計家で暴君のサエと結婚してしまったのちは振り回され、子の世話をさせられたり、おかしな弁護士を紹介され散財させられたりした。しかし研究所もきちんと務めたという。
そのマツオの息子は防衛族家系の娘と結婚したが、娘のほうはIT企業にいたところ不審な事故に遭って婚約者を亡くしたうえ、サエを介してトラブルに巻き込まれているようだ。
この話にはもちろんフェイクを入れたが、元日本ナチスの軍閥系家系に取りつかれた家の話ということになろうか。
なぜ川瀬家に取りついたのか不明だが、川瀬家は九州の家であり、近畿に遷都した皇族家系とは違うほうの旧家らしい。
しかし、何よりマツオとその娘が可哀そうだ。
入居予定日1週間前になってようやく重説のために来店しろって言われた。
おいおい、確かに重説は必要だけどこちらから問い合わせしてようやく連絡入れるとかどうよ。運良く近所に住んでいるからいいものの、これが他県だったりしたら営業時間にいけないことだってあるでしょ。
こっちは入居後直ぐに掃除やら家財道具の一部を搬入したいんだが。セキュリティも入ってるから大変なんだよ?入居予定日に入れなかったらかなりヤバいってわかってるはずなんだが
持ち家は欲しい。子供ができるのでアパートではなく戸建てに住みたいんだ。騒音問題や家財を壊したときのリスクはアパートでは荷が重すぎる。なにより安定感がある。
だけど土地はいらない。いまいる地方都市というか田舎は典型的なロードサイドの街で、国道や工場の恩恵で食っていけてるだけ。正直、治安はよくないし教育施設も貧弱。お金はあるけど典型的な労働者の街なので安全な遊び場が公園くらいしかない。ようは長く住むにはそんなに魅力的な場所じゃない。
家に興味あっても土地を買うほどではないと思ってる
そもそも家を欲しい場合に土地も買わないといけないってのが理不尽。借地でいいじゃん。でも借地って東京とかの好立地にしかないんだよな。田舎は土地が余ってるのに地価は横ばいでお買い得感がない。
3年くらい前に実家からアパートに引越したときは、やや早めに契約をしておいて徐々に荷物を搬入しておき生活インフラが揃った状態で身体と手荷物を最後に持っていって引越を完了させていました。
ただ、世間的には業者や家族を呼んで、一日で引っ越し元から引っ越し先に荷物を移動させるってのが主流なんでしょうか?ガスが通っていないなどのトラブルを聞きますし、あらかじめ荷物をまとめておいても引っ越し先での荷ほどきが大量にあるなら滅茶苦茶大変そうですよね。
自衛隊にいた頃は転勤とかあったけど、車に積める程度の荷物しかないから大したことが無かった記憶。3年前の引越しでは家財道具をほぼ新規で揃えたので実家から持ち込んだのはベッドとか衣類・パソコン程度だったし全部自力で行って業者も使わなかったです。なので世間一般の引越がよくわからない。
まあ引越しの前の部屋選びも大変だから自分のように時間をかけて地道にするってほうが珍しいのかもですが。転勤とかなら1ヶ月も時間ないパターンが多そうだし。
【追記】
飛行機レベルの距離の引越しなら荷物は1度しか運べないだろうし、車で行ける範囲までなら少しずつ搬入くらいするだろうけど、まとめて運ぶ方が効率がよいだけでは
やはり殆どの人には効率的に思えるわけですよね。自分には当てはまりませんでしたが。
自分が業者を使わなかった一番の理由は、だいぶ余裕を持って契約をしておきガスの開栓やセキュリティの説明などを受けるために度々現地に飛んでいたからです。荷物も少なく他に買い足す物が色々あったせいで、業者を使うメリットが殆どありませんでした。だって自分で現地に行くついでに運べば良いんだから。
今後も近所だったりすれば恐らく全部自力でするでしょう。
=====
4月から大学生!一人暮らしだぜ!!とハイテンションに、忙しく新生活準備していた時期だった。
金も時間もなかったので、家財道具はネットで安く揃えることにしていた(余談だけど、ネットで揃えて配達を引っ越し時期にすると家財道具を配送業者が持ってきてくれるので楽)。
>| 1Rの狭い部屋だけど、ソファーは置きたいしベッドも置きたかった。色々調べてみると、ソファーベッドなるものがあることを初めて知った。
ソファーにもベッドにもなるスグレモノらしい。これは買いだろ。
黒い革製のオシャレなやつが良いなぁ...ニトリで3万...高い。相場的にどんなに安くても2万は超えるようだった。
そんな最中、Google先生漂流中に偶然見つけたECサイトで1万6千円で、まさに希望通り黒い革製のオシャレなソファーベッドが出てきた。
これしかない!勢いでポチった(余談だけど黒い革製のソファーベッド、何も良いことがなかった。まず一人暮らしのがさつな大学生は、ベッドの上の布団を避けてソファーになんてしない。しかも合成皮革で安いやつは4年もたないで破れる)。
1分も経たないうちに振込先を示すメールが来た。これ以外にもやることは山盛りなのでさっさとやろう。
我ながら有能!
そういやソファーベッド、まだ届いてないな。どうなってんだろうな。
ここで記憶力の良い僕ちゃん、ふと、振り込んだときのことが頭に浮かぶ。
ざわ...ざわざわ...
振り込み先はリュウ エン...ナンチャラ...ECサイトの名前と違ったぞ...。
そういえばあの後、偶然同じようなデザインのECサイト見たな。
ただそっちは高額で...どうせWordPressとかECCubeの同じデザイン使ってるから似通ってるだけで...と納得したけど、ロゴまで似てるのはおかしいんじゃ...?
まさかな。まっさかー。
と、冷静になると冷静じゃない判断をしたポイントがいくつもあって、その後は色々調べた。
所在地を検索...そんな住所ない。いや、まさかね。誤記だよ誤記。
だって電話番号載ってるもん。そうだ、電話しよう。僕の注文どうなってまちゅかー??って聞こう。
1コールもしないうちに出た。すげぇ優秀なコールセンター。ちゃんと日本人女性じゃないか。
っておーーーーい。
オワタ https://www.youtube.com/watch?v=qMgZ3bmVObk
こっれっはっ詐欺♪
まぁとはいえ高々2万弱...痛い勉強代...とはならないのが大学生の懐事情でございます。
もうそれはそれは色々考えた。
幸い代行業者は噛んでいなかった。迂闊な奴め...。どれどれ...本拠地は中国。
メールアドレスものってるなぁ。とりあえず金返せって毎日所有者にメールしてみるか。。。
→ダメでした。
ほうほう電話番号載ってるもんな。
→国際電話ってたけぇのな
うーーーん、自分で動くのは無理か。
(そもそも一個人で「オラ!てめぇ金返せ!」したところで返らんだろ)
例のECサイトに繋がらない。顔面蒼白。万事休す。逃げられたか。。。
とはいえ繋がらない動きが思ってる感じと違う。Webサイトが消滅したというより、DNSの参照先が変わってしまった感じがすごい。
僕はhostsファイル書いてないし...とすると、もしかしてドメイン代払ってないだけじゃね??(もちろん逃げた可能性はあるけど、メンタルやられるので精一杯希望的観測をした)
結果的にその予想は的中する。
自宅機器のログを泣きながら漁って元々のIPアドレスを直で叩いてみた。繋がるじゃないか....。
支払いが滞った理由はいくつかあるけど、これひょっとしてカードとか口座とか凍結されているんじゃないだろうか。
逮捕とか...さて困った。経験的に警察に押さえられた証拠品はしばらーく返ってこない。
とはいえ、もうできることはなかった。作戦のアプローチを変えることにした。公的機関に任せることにする。
そもそもこういうときにはどういう法律で被害者救済があるんだろうか。
振り込め詐欺ではないけど正式には「犯罪利用預金口座等に係る資金による被害回復分配当金の支払等に関する法律」というらしく、
これは詐欺に使われた口座に俺はお金を入れたので被害回復分配当金もらえるんじゃね!?
一筋の光が見えた。手続きについて調査すると、 https://furikomesagi.dic.go.jp/ というサイトで対象口座が告示されて、
あればどうやら金融機関に申し出て手続きするらしい。なるほど分からんけど分かったぞ。
もし、希望的観測が的中すればここに出てくるはずだ。。口座番号入力!おねがいしまぁぁぁあす!
俺は神に愛されている!出てきたぞ!!!見つけた5秒後には家を飛び出してゆうちょ銀行に行った。
時間外だったね。出直す。
次の日、銀行窓口で「ここ(告示サイト)に出てる口座に振り込んじゃったから金がほしいの」って説明すると
と説明された。
住人(特に持ち家をもっている人)にとって、洪水は水がひいてからが真の戦いになる。
うちは避難所ではなく自宅2階に避難した。周囲が3mの水深、床上1.5mの浸水。今回は自宅避難メインで災害後にやったことを記録しておく。
被災後は呆然としてしまう。頭がまっしろになって、なにから手を付けたらいいかわからなくなる。だから結構細かく書いた。全部つめこんだから長いけど、読み飛ばしてもらって構わない。もしもの事態に遭ってしまったときに、この記事を思い出してもらえたらとても嬉しい。
被害にあった場合、まずはとにかく写真を撮る。撮りまくる。可能なら水深が一番あるときの室内の写真も撮っておきたい。また、床下浸水であったとしても写真をとっておくこと。床下浸水でも中規模半壊に認定されて保障がもらえる可能性はあるし、家の補修(消毒作業)は必要。
写真を撮るポイントはウェザーニュースのサイトがわかりやすい。https://weathernews.jp/s/topics/202007/050075/
①建物の全景を撮る
あと新宿区のやつがわかりやすい https://www.city.shinjuku.lg.jp/content/000291807.pdf
この写真が、これから申請するあらゆる支援金や保険のベンチマークになる。というのもこの写真(プラス客観的な情報)で罹災証明書の内容が決まるからだ。罹災証明というのは災害被害にあったこと、その被害の程度を証明する書類で、保険適用するとき、支援金の受給対象かどうか、支援金の額、税金の免除、会社に特別休暇を申請するとき、ありとあらゆる後処理にこの書類が関わってくる。
床上浸水になると、棚は倒れ、畳は泥水に浮き、ひどい有様になる。正直目も当てられないので一刻も早く掃除したい、元にに戻したい気持ちになると思う。が、やけにならず、落ち着いて、写真を撮ってほしい。
これがすべてうまくいけば、1階床上浸水でも大体1カ月程度で元の生活に戻ることができる。ただ自治体の動きの速さや、情報収集能力の差がでてくるのでかなりばらつく。うちの場合は3カ月で8割片付いた感じ。
もちろん全壊の場合は元の家には戻れない。今も仮設住宅に住んでいる人がたくさんいるのが現実である。
これは洪水中に避難所に行っていて、片付けのために帰宅した人向け。ガス漏れしていないか、ブレーカーは落ちているかを確認する。火花が散っているとか、ガスの臭いがするとかあれば、近づかずに最寄りの消防署とか役所とかに相談する。断水状況も確認する。水と電気が使えると片付け作業が楽になるので、つながっていたら天に感謝したいところ。
増水して家が沈んでいく速度に比べて水が引いていく速度は遅い。増水していくときは、家が河川に飲まれていく感じなので流れも早いが、水が引いていくときは次第に流れがゆるやかになり徐々に水かさが減っていくという感じ。これが厄介で、押し流されてきた漂流物や泥が様々な場所に堆積していく。室内ももちろん例外ではない。めちゃくちゃ粒子の細かい泥がヘドロになって室内にも積もる。うちの場合は5cmくらい積もった。
最初に直面する敵にして、最大の敵が泥。この泥がまじ厄介ということを書きたくてこの記事を書いているといっても過言じゃない。
臭い。とにかく臭い。洪水によって流されてきた泥はいわゆる川底の泥ではない。ヘドロだ。これを吸うと病気になりそう、と本能に訴える臭いをしている。
実際洪水の後は感染症のリスクが高まる。サンダルで作業してて落ちているガラスを踏みケガして破傷風になるとか。土埃と一緒にレジオネラ菌を吸引して肺炎になるとか。無知だったので素手で作業して手がかゆくなったりもした(おそらくなんらかの虫が泥の中にいて嚙まれたんだと思う)。
可能なら片付けを本格的に始める前に、衛生面で気を付けるべきポイントをまとめてるサイト、例えば下記サイトとかを一読しておくことをおすすめする。ほんとはゴーグル、長袖・長ズボン、長靴、ゴム手袋とか徹底しないといけないわけだが夏のクソ暑い中、外で作業するのは普通に無理げーなので、ポイントを押さえつつ自己責任でうまいことやってください。
泥の話に戻るが、流れてきたそのへんの板でいいのでとにかく泥を屋内から掻き出す。ある程度掻き出せたら、ホースまたはバケツリレーで水を流す。
高圧洗浄機があると非常にはかどる。これがあるとないとでは天と地ほどの差がある。思い切って購入するか、借りるかしてなんとしてでも確保したい。
掻き出したらいったん気安めにアルコールスプレーをかけまくるのがおすすめ。なければハイターを薄めたものでもいい。臭いがだいぶましになる。どんだけ水を流しても壁紙や床にこびりついているので、家の補修をするまで根本的な解決はない。とはいえ避難所に行かず家に残る選択をした場合は、都度戦うことになる。避難所に行く場合も、次に家の片付けに来た時のカビの進行を少しは遅らせられるんじゃないかなと思う。
なお当然ながら庭や道路、屋外にもヘドロが堆積している。洪水が起こる時期は大抵夏なので、晴れるとそのヘドロは一気に乾燥する。そして風に巻き上げられる。部屋の窓を開けていようものなら部屋に砂がつもる。数時間置きに掃除をする必要があるし、外にでるときはメガネやマスクを推奨する。
この掻き出した泥だが、そのまま捨てることはできない。用水路が詰まるので。
いったん積んでおいて、ホームセンターが営業を始めたら土のう袋を調達してそれに入れておく。被災後数週間後には、自治体の手筈が整い回収にきてくれるようになるはず。
床上浸水した家の車はほぼおじゃんになる。エンジンもかからないので動かすこともできない。室内のゴミと化した畳や家財道具を運ぶにあたり非常に邪魔なので早めに回収してもらう。
その車を購入した販売店に連絡がついて、車の回収と代車の申請が早めにできると一番良い。とはいえ難しい。早いもの勝ちになるし、なにより通信がしんでいる。
そんなときはJAFに連絡するという手がある。電話がだめでも、アプリをDLすればアプリから呼べる。JAFは水害で動かなくなった車も対応していて、代車の手配こそできないが、回収には来てくれる。
一昨年新車を買ったのでなんとなく入ったJAFだったが、まさかここで効いてくるとは思わなかった。なお新車泥まみれになりJAFにドナドナされていくのを見るのはつらかった。
気が動転していると思うが、車が回収される前に、免許証・めがね・保証書系・ETCカードの置き忘れがないかチェックすること。
浸水にあった家財道具は基本すべて災害ゴミ。陶器や金属類は丁寧に消毒して使い続けることもできるかもしれない。タンスや机などの木製のものや、畳などはどうしようもない。もう捨てるしかない。
上の階に運び損ねた食べ物ももちろんアウト。うちの場合、米俵が1俵まるまる1階にあり、なんとか洗って食えないか試みたけど、数日後には全部発芽しました。水に漬かったし暖かいし当然だね。。。すごい発酵臭を放ちだしたためあきらめて捨てた。
捨てるものは全部いったん室内から出す。自治体が被災ゴミ捨て場を整備してくれるはずなので、それをまって捨てに行く。このとき、謎のゴミ収集屋が出現し、親切な言葉をかけてきますが無視推奨。あとで高額請求をふっかけられる恐れがあるので。焦らず行政のゴミ捨て場を使う。
床上浸水した場合、浸水した箇所はすべていったん破壊しなければならない。床はもちろん壁も。いったん家の柱スケスケ状態にしてがっつり乾燥させる必要がある。
なぜなら、洪水によって持ち込まれた大量の雑菌がすでに家じゅうに浸透していて、カビだらけになるからだ。乾いたからいいやとか、泥を洗い流したからいいやとか、アルコールで拭いたからいいや、壊したら後が大変だしやりたくない、という気持ちになると思う。だれだって面倒なことはしたくないし、家は壊したくない。でもその家にこの先も長く住むつもりなら、これを避けては通れない。アルコールやハイターで表面を拭いた程度ではどうにもならないくらいカビてくる。まじでカビる。ちょっと雨が降って湿度があがると一日と経たずに室内に腐海が形成される。たぶんナウシカもびっくりする侵食速度だと思う。ふき取りと消毒で乗り切ろうとした家がうち含め何件かあったが、カビにやられてしまい結局みんな取り壊すことになった。
もし大工が確保できるなら、それがベスト。大工と併せてシロアリ対応業者も手配できると最高。壁と床をぶちぬいて専用の熱風おくる器具で一気に完全乾燥させるので1日で乾燥が完了する。さすがプロ。
大工いない場合は、自分たちでやる必要がある。壁と床をぶち抜いて、柱用の消毒剤を塗ったり、地面用の消毒剤を撒く。自然乾燥の場合、柱スケスケのまま最低1カ月は乾燥させたほうがいいらしい。プロ向け工具店の店員曰く、可能なら2カ月くらいは乾燥させたいところらしい。ここで湿ったまま進むと、カビはもちろんシロアリの格好の餌にもなる。うちの場合は、1カ月待てなかったので2週間くらい乾かした後、乾燥剤を買ってきて床下にばらまいて床を貼りました。自己責任。
大工の数は限られているので、ツテがないと大工をすぐ確保するのは現実問題として厳しい。見積はとったものの2-3カ月たっても来てくれないから結局自前でやったという人は結構多い。
自前でやることに決めた場合でも、見積だけはとることをおすすめする。というのも大工の見積があれば、その後大工が来てくれなかったとしても見積分のお金を自治体が負担してくれるからだ(自治体にもよるが、そういうケースがある)。
ちなみにうちは見積すらとれず、自前修理に使った資材のレシートを保管・整理し記録をつけて役所に申請したが、びた一文もお金はもらえませんでした。かなしい。これ以上かなしむ人が増えないよう、みんなはなんとか見積まではとってほしい。
なお自前修理の際はDIY系Youtubeを片っ端にみました。プロからアマチュアの方まで。全DIY系Youtuberに感謝。
罹災証明書の取得は自治体によって細部違うが大まかにこんな感じ。被害状況の申し出をする→自治体の担当者が家を訪ねてきて実際の被害状況を確認する→被害状況が判定されその内容が記載された紙(罹災証明書)が渡される。
行政から支給されるメインの支援金は、「被災者生活再建支援制度」だ。全壊・大規模半壊・中規模半壊など被害の程度によって額がきまる。基礎支援金と加算支援金の2段構えになっているが、合計すると全壊なら150-300万、大規模半壊なら100-250万、中規模半壊なら25-100万支援がある。
大規模半壊と中規模半壊の差が非常に大きい。大規模半壊以上じゃないと保険の対象にならない、等。床上浸水なら大抵の場合大規模半壊がとれるはずなので、しっかり写真をとって、大規模半壊の判定をもらいたい。
全国からのあたたかい支援により、自治体に集まった寄付金を住民に分配してくれる場合もある。このときの分配額も罹災証明書の被害状況に応じて判断される。
ただしく罹災証明書を発行してもらえるよう、繰り返しになるが被害後の写真はしっかり撮っておきたい。
申請できるものはすべて申請する。もらえるお金は1円でも多くもらう。これが鉄則。
古い持ち家の場合、火災保険に入っていないこともあると思う。もしくは期限が切れたまま放置してしまっているとか。ハザードマップ確認してやばかったら至急確認してほしい。被災後に受け取れるお金は1円でも多いほうがいい。切実に。
多くの場合、火災保険に水災も含まれている。また家財保険もセットでついていたりあする。ただし、保険によっては水災は射程外だったり、家財に対してしか保障しない場合もあるため、読み直しておくのがおすすめ。
保険とか共済とかなにかしら入っているはず。書類を探し出して申請する。新車ならほぼ全額かえってくる。
自営業で店舗をもっている場合、店舗に対しても保険がかかっている可能性がある。水災も保障対象になっているか、どこまで保障対象になっているか(建物も含むか、商材のみか、など)もみておくとよい。
そのほか、自営業用とか特定の業種向けとかいろいろ自治体によって支援金がでる可能性があるので、情報はしっかり収集する。
もし洪水を自宅避難で乗り切っていた場合、1階の被害状況によっては避難所に行ったほうがいいと思う。
浸水により室外機が故障するので、エアコンはつかない。浄水場が浸水した場合、きれいな水は出ないし地域によっては断水している。ガスもつかない(プロパンガスを交換してもらう必要がある)。1階に台所や風呂、トイレなどの水回りがある場合、床上浸水後は流れてきたヘドロが堆積するので使えない。漂流物で窓などが壊れている場合、侵入者の可能性もある(残念ながら)。備蓄があればいいが食料がないかもしれない。
熱中症のリスクや衛生面の問題、安全性、食料確保の観点から、貴重品をもちこんで避難所で寝泊まりするのは良い選択のはず。1階が主要な生活スペースだった場合、家に残るより避難所のほうが生活環境が良い可能性が高いし。洪水の翌日には災害用の中継車がきて無料インターネットが解放されたし、洪水から数日後には自衛隊が避難所に風呂を設置してくれていた。1週間くらい後にはコインランドリー車(トラック型のやつがある。このとき初めて知った)も来てくれて洗濯ができた。また、食料については支給があるため心配の必要はないし、衣服についても支援いただいたものをいただけるチャンスがある(着の身着のままか、数日分しかもってこないので、衣服はすぐ足りなくなる)。
加えて、避難所にいると自治体の支援情報がすぐ入ってくる。テレビは哀しい哉、災害から1週間もたてば全く取り上げてくれなくなるので、自治体の情報は自分でなんとかして取りに行かなければいけない。その点避難所は掲示板などで支援情報がまとまっているので便利である。
そして家の片付け・補修が終わるまでは、昼間は家に帰って泥の処理、夜は避難所で休む、という生活がしばらく続く。友達とか親戚とか避難所生活した(そしていまも仮設住宅に住んでいる)ので、避難所のこともそのうち書けたらいいなと思う。
これを書いた者なんだけど。
自分のこと自分でできなくて、自分で面倒みられてない、(ざっと流し読みした上ではそんなに好きでもない)両親祖父母とかって、そんなに長生きして欲しいのかな?
人間は早く死にたいと思っても簡単に死ねないし、死にたくないと思っても簡単に死んでしまう動物だと思う。
親族の情が厚い中で育った人には信じられないだろうけど、関係性が薄い中で生まれ育つと「長生きして欲しい」と言う気持ちも薄い感じはする。
あまり良く思っていないのに最低限の対応している理由は、自分と周囲に迷惑がかからないようにするためというのが大きい。
自分はつくづく運が良くて、父親は倒れる直前に車の運転をしていた。
無事目的地に到着して倒れたわけだけど、数分時間がずれていれば、運転中に制御不能になって誰かを殺してしまったかもしれない。
一人で事故って死ぬなら仕方ないが、他人様を巻き込んでしまったら償い切れない。
その点で非常に運が良かったので、それを活かしきれないと、もっとすごいことが起きそうな予感がしている。
だから、最低限のことはすることにした。
父親は一人で生活するのは厳しいけど、自分のことができないわけじゃない。
排泄も自発的だし、着替えもできる。日常会話も問題ないので、一見普通には見える。
ただ、脳の病なので、しっかり高次機能障害が残ってる。また、空間識失調もあるので、片側への注意が向かず、話しかける時の立ち位置に注意しないと認識できない。
昔のことはよく覚えているけど、近い記憶は覚えられない。感情の起伏が激しくなってるし、話し出すと止まらないという特性も出ている。
老健では「もっと酷い人でも、訪問ヘルパーを使って一人暮らしをしている人はいる。ただし、身近にサポートできる親族がいることが前提で、それに当てはまらないお父さんには一人暮らしは無理」と判定されているので、なんらかの施設に入るしかない。
一人暮らしの家に他人が入り込み、ごっそり家財を持っていかれた。認知症が知らないうちに進行して、親族が気づいた時には、ぐちゃぐちゃになった部屋で茫然と座り込んでいたそうだ。
だから、認知機能が低下している人間を一人で置いておくことは非常に危険だ。
けれど、そんな酷い経験をしなければならないほど、悪いことをした人だとは思っていない。
なんといっても、私の進学費用はこの人の稼ぎから出たものだ。そして、その進学によって、自分の食い扶持を稼いで生活している。
ともすれば、最低限の対応はしなければならないだろう。
特養に入る時に延命措置についての確認をするのだが、すべて「延命しない」にチェックを入れた。
身体は命を保てないのに、無理矢理つなぎ留めても辛いだろうと思うからだ。
人の命に対して思うことは様々だ。
延命を望む親族たちは、「生きて欲しい」というよりも、ゆっくりお別れをする時間が欲しいのかもしれない。
しかし、だ。
今のところ経過は良好だけど、年明けに軽いガン手術してるんだよね。もしかすると自分の方が先に死んじゃうかもw
だから、人のことに構ってる暇はなかったりするんだよね。