はてなキーワード: 官庁とは
ある時、同僚が退職した。今から約五年前に一緒に地元の市役所に入った同期だった。タイトルのとおり、調子に乗っている系の若者だった。同期といっても、当方は中途採用なので年は結構離れてる。
その辞めた彼、ヤツと表記することにしようか。どうしてこれを書くかといえば、退職の過程に感じるものがあったからだ。官公庁も民間企業もそうだと思うが、人事異動によって婉曲的にその人のランクを示すわけだろう。でも、その中には、勘違いをするような人事もあると思うのだ。そういうことについて書いていく。
ヤツは、新卒での入庁だった。最初は社会教育の分野で働いていたはずだ。一般的な名称だと、社会教育課といったところか。体育振興とか、公民館の行事とか、どちらかというと大人を対象にした教育活動だ。
ヤツの環境は恵まれていた。俺は最初から本庁の財政課で、銀行出身ということで地方交付税の算定基礎となる数字を固める仕事をしていた。はっきりいって激務だった。先輩が優しいのと、周りに人格者が多いのが救いだった。
ヤツの環境は、はるかに恵まれていた。仕事が楽だったのだ。臨時職員がやる庶務みたいな仕事が大半で、社会教育の仕事もメインでひとつも持っていなかった。つまり、まだ若いという理由で、初心者モードでのキャリアスタートとなったわけだ(祖父や曾祖父が町内会長だったのも大きい)。
仕事が退屈だったからかは不明だが、ヤツは同期会や若手職員の飲み会では調子に乗っていた。「あのイベントは俺も一枚噛んでる」みたいなことを吹聴していた。みんなそのことをわかっていてスルーしていた記憶がある。
中身のない若者だった。リクルート(特にジョブズ)や、サイバーエージェントやGMOとかと交流経験がある人ならわかるかもしれない。実績ゼロにおいてすら、自らの成果を誇張する理解不能レベルの人間がいるだろう。あんな感じだった。
話は逸れたが、入庁一年目から楽な環境であること――それが正しいことかはわからない。だが数年後、ヤツの環境は変わった。組織の再編により社会教育課は厳しい環境に置かれた。
残念ながら、ヤツには実力が身に付いていなかった。その根拠は噂話が0.5、ヤツの姿を実際に見てが0.5、合わせて一本というところだ。
ストレスに耐えられない行動を取っていた。あなたの職場にもいるのではないか。仕事とか家庭とか、なんでもいいけれども、ストレスが多くなって精神的に潰れている人間の姿だ。ヤツは、元々コミュニケーション能力に難があり、いわゆる話がわからないタイプの人間で相当難義をしていた。
・キレやすい
こんな行動だ。特に、その年度末時点では、まるで50代のごとく自分が思ったことを脊髄反射で口に出すようになっており、声をかけるのも憚られるほど救いようがなかった。
職場仲間から非人格的な行動を咎められるのはまだいい方で、はっきりいって見捨てられていた。個人的には視界に入れたくなかった。
次の年度、ヤツは別の部署に異動になった。おそらく配慮があったのだろう。今度は、多くの人が想像するタイプの市役所の仕事だった。社会教育課よりは楽になるだろうと思ったし、実際にそうだった。わかるのだ。自分とヤツとは、その時期は同じ階で働いていたから。
だが、調子に乗った態度は変わらずだった。前の職場である社会教育課の後輩に対して架電していたのだが、市民も見ているであろうに大声で叱責をしていた。私の席からヤツの上司の顔を遠目で眺めると、苦虫を嚙み潰したような顔をしていた。ほかの職員もそうだ。
が、その年度の終わりだった。ヤツにある意味での最後通告が下った。総務省に出向するように命じられたのだ。
多くの増田民やブクマカには意味がわからないと思われるので説明する。まず、民間と同じく地方公務員にも他組織への出向がある。一定の水準に達している者が出向するが、例外もある。表で説明するほどのものでもない。記号を使って出向先のランク付けについて逗子する。
○出向先ランクの一覧
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(将来を嘱望される職員の出向先)
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(上に準ずる職員その他の出向先)
概ね1〜2年の間、出向先で働くことになる。長くても3年だ。最悪だと4年以上。このうち(上に準ずる職員その他の出向先)については、言いにくい事情が何点かある。
まず、市区町村→国や県への出向については2パターンある。①規模の大きい仕事を進めるために出向が必然となるもの(今だと広島G7サミットの事務局。数年前だとオリンピック)と、②出向が昔からの慣例になっているパターンだ。特に②の場合、国の方から「事業推進のため○人の職員を出向させてください。お願いします」(※要約。実際は崇高な理念という名の大言壮語が書いてある)といった通知が各自治体に届いて、そのお願いを聞く恰好で、地方自治体は中央省庁(+地方事務所)に人員を派遣する。
ヤツは総務省への出向だった。その際、ヤツは相当喜んだ様子だった。LINEで何度も同期グループにメッセージを入れていたし、出向者の送別蟹に参加した際などは(※私もその年に県に出向した)、それはもう大喜びの様子だった。出世コース万歳、みたいな調子だった。
中央省庁には大変申し訳ないのだが、うちの自治体では、はっきりいって辞めてほしい職員、別にいなくなってもいい職員のうち、比較的学歴のある若手を(上に準ずる職員その他の出向先)に送るという慣習がある。※国としては、官僚と同程度の学歴のある人間がいいらしい。
辞めてほしくない職員を国に送らねばならない場合は、1年や、半年ずつに分けて2人など、各個人が負担にならない形で送り出す。
蛇足になるが、未婚の女性職員は送り出さない。断じて出向させないらしい。噂話のレベルだが、中央省庁への出向中に都内で結婚相手を見つけ、出向が終わって夏のボーナスをもらった直後に退職して東京に戻った人が過去にいたようだ。
さて、ヤツは総務省に何年いたと思う? ……正解は言えない。特定のおそれがあるからだ。二年以上とは言っておこう。○年半が経った頃、うちの市から「四年目もお願いする」という連絡をもらった後、ヤツは辞めた。その後、どこに行ったかはわからない。消息不明だ。ラインの同期グループでは、「ずっと毎月残業60時間以上。もうダメだ」といった内容が続いていた。
組織としては、ヤツは辞めてほしい人材だった。ヤツは何度も調子に乗った行動を取ったし、他の職員や上司のひんしゅくを買ったし、市民や団体に迷惑をかけている。ヤツ以外にも、辞めてほしい人間として国に送り出したと思われる若手職員はけっこういる。
だが、実際かわいそうだとは思わないか。国の出向制度を利用して辞めてほしい人間を送り出すなど、制度の趣旨を理解していないのではないか? むごい。
出向先の中央省庁のうち、(将来を嘱望される職員の出向先)と(上に準ずる職員その他の出向先)の区別だが、前者の官庁の場合は、出向者に企画や調整の仕事をさせてもらえることがあるらしい。または、特殊な技能の習得など。公務員として一生使える力だ。
対して後者の場合、出向者は『無料で使える臨時職員』(※出向者の給料は自治体負担)であり、仕事内容も裁量ゼロの大量ルーチンをこなすことになるそうだ。職場の上長は地方からの出向者を指揮することはなく、彼らの差配をするのは20代の若手官僚になるという。なんというか、完全に国の仕事を遂行するための材料として使われている感がある。
なお、この日記にはフェイクはあまり入れていない。リアル感を出すためだ。身バレなどのリスクは私がすべて負うことにする。どうしても書いてみたかった。
あれから月日が経った。ヤツは元気でやっているだろうか。思えば、20代半ばの若者というのは、調子に乗りたがるのがむしろ正常なのかもしれない。
当時の私は、ああいう連中について、聖闘士星矢に出てくるおとめ座(ヴァルゴ)のシャカみたいに思っていた。
「若手職員のガキたちよ。今から引導を渡してやる。おとなしく餓鬼界へ落ちたまえ!オーーーーム!天魔降伏!」くらいにしか思ってなかったが、今ではしみじみと思い返すことがある。
遠い未来、人類は究極の監視社会を構築していた。日常生活から親密な時間まで、人々の生活のあらゆる面が監視され、記録されていた。政府は「公共の安全のために必要」と主張するが、多くの市民は懐疑的だった。
ある日、ボブという名の不器用な政府職員は、監視システムから逃れようとする反抗的な市民グループの監視を任された。ボブは熱心だが、どこか抜けていて、ミスをしがちな職員だった。
グループの活動を監視していたボブは、誤って監視システムの不具合を引き起こし、誤動作させてしまう。突然、街中の監視カメラにボブの顔がライブ映像で映し出されるようになり、ボブは恐怖を覚えた。
パニックになったボブは不具合を直そうとしたが、事態はさらに悪化した。この不具合は他の都市にも波及し、人々は自分のプライベートな瞬間が映し出されることに気づき、混乱に陥る。
事態が制御不能になるにつれ、ボブは自分の手に負えないことを悟った。監視していた反抗的な市民たちと手を組み、監視システムを完全に停止させるため、荒々しい冒険の旅に出る。
監視システムを停止させようとするボブと反乱軍は、さまざまな困難や障害に遭遇する。
まず、監視システムのメインコントロールセンターにたどり着くには、迷路のような官庁街と地下トンネルを通り抜けなければならない。
ところが、そのコントロールセンターは、武装した政府職員が巡回する厳重な警備が敷かれていた。
しかし、ボブが誤ってアラームを作動させてしまったため、連鎖的に捜査官たちに気づかれてしまう。
必死の脱出で、ボブと反乱軍はハイテクな変装、偽の身分証明書、さらにはホバークラフトなど、あらゆる種類のガジェットやギズモを駆使して捜査官から逃れることを強いられた。
ある時は、監視システムをハッキングするための試作品を盗むために、政府の研究室に侵入しなければならなかった。
そして、その旅の間中、彼らを何としても阻止しようとする政府のエージェント・チームが執拗に追いかけてきた。
しかし、ボブと反乱軍たちは、監視システムを停止させ、人々に自由を取り戻すという目標を決して見失うことはなかった。
そして、彼らの努力と決意は実を結んだ。監視システムを停止させ、その背後にいる腐敗した役人を暴くことに成功したのだ。
そして、最初はしがない政府のエージェントだったボブは、監視とコントロールによって抑圧された世界の希望と勇気の象徴として、人々の目に映るヒーローになった。
そして、監視社会の市民は、ボブとその仲間たちの不運にも善意ある努力によって、真のプライバシーと自由を享受することができたのだ。
塵も積もれば山となるで、ボブと反乱軍は国民から英雄として讃えられた。政府はこの事態を計画的なテロ行為と言い逃れようとしたが、圧倒的な証拠があり、市民はそれを受け入れなかった。
監視システムが解体され、その実施に関与した政府関係者が裁かれたことで、社会は再生し始めた。人々は互いにつながり、社交し、プライバシーを楽しむようになった。
ボブは、ある種の有名人になった。行く先々で人々が彼を呼び止めて自撮りをし、彼の姿がTシャツやポスターにプリントされ、街中に溢れた。
当初、ボブはその注目度の高さに圧倒され気味だった。しかし、時間が経つにつれて、彼は自分の名声を楽しむようになった。プライバシーと自由の大切さを説く講演家として、全国を回るようになった。
監視システムについては、再建されることはなかった。その代わり、政府はより伝統的な法執行や情報収集に投資するようになり、侵略的な技術ではなく、人間の知性や探偵業に頼るようになった。
結局、監視社会の人々は、プライバシーと自由はどんな犠牲を払ってでも大切にし、守るべき貴重なものであるという重要な教訓を得た。そして、すべてはボブという名の不器用な政府エージェントの不運から始まったのである。
民間の非営利団体による社会的課題に対する(時には発見するところからの)アクションにはいろいろ細かい種類がある。管轄官庁の違いであったり。ボランティア活動とイコールではないが連続していたり。そのへんをひっくるめたズバリの一語がないので、ここではざっくり「非営利団体(の活動)」と呼んでおく。
日本で「NGO」と言うとなんか国際的に活動してるニュアンスがつくし。
非営利団体の役割は、行政による社会福祉の補完であるという。近い所で、官民パートナーシップとか新しい公共といった枠組みも近年提示されているな。
行政の補完的存在というのは勿論それはその通りなのだが、枠組みとしてはごもっともでも、補完という言葉のイメージから「安上がりな下請け」と捉えられかねない危うさについては注意喚起しておきたい。
ボランティア団体やってる人で「行政のしりぬぐいをしてやってる」みたいなことを言う人がよくいる。これは「下請け」の裏返しみたいなものだ。行政がやるべきことを自分が善意で肩代わりしてやってるという意識は活動の可能性・想像力をあらかじめ縛ってしまう。
行政に従属的でも対立的でもなく、必要な連携をとりつつ自由に動いた結果が相補的相乗的効果を生むというのが一番理想ではある。
もともとの出自として地縁による互助システムの後継的存在というのも無論誤りではないのだが、非営利団体の活動って別に「助け合い」的なことに限るものではない。それもまたイメージによる桎梏の一つではある。
自分としては、非営利団体活動とは単純に社会の中の余力的なリソースをかたちにする手段の一つであると捉えている。政治行動(投票とか)、経済活動(起業とか)に並列的な位置づけのものだ。
たとえばオープンソースのソフト開発、リナックスコミュニティみたいなのがまさにその代表例と言っていいだろう。政治の論理や商売の論理とはちょっと違うルールで、人々の持つリソースを結集させて社会に役立つ形にすること。
地域の助け合いとか「顔の見える活動」「心に寄り添う活動」とか、「非営利団体活動シーン」でよく言われるそういうものばかりが非営利団体のあるべき姿ではない。
さて、あなたは非営利団体が活きるフィールドの例として災害ボランティアを挙げている。
ある意味ではほんとうにそう。民間有志の力がうまく使われれば災ボラくらい非営利活動に「向いてる」分野はないだろう。でも実際のところ、言うほどうまくは行ってない。
めちゃくちゃもったいないことになっている。
現にあれやこれややってるじゃないか、みんなの骨折りを全否定するのかと言われればもちろんそういうことではない。リソースを活かすシステム(の不在)の話だ。神戸の震災時が本邦災ボラの黎明期だとしたらいまはせいぜいが中世の暗黒時代というところだ。
まあこのことについて具体的に詳論しだしたらキリがないので…。
非営利団体の情報公開のありかたについて、ネットの鵜の目鷹の目でやいのやいの監視するのがアホらしいのは全くその通り。
DX的なことだとかの、テクニカルなフォーマット作りの議論が必要というのも全く同意。
そういう具体的方策以前のちょっと理念的な話として、以前増田に書いた記事中で「情報公開は非営利団体活動の命綱」「コンプライアンスは足かせでなく指針とすべき」といったことを述べた。
https://anond.hatelabo.jp/20221206001603
例えば、ウクライナとロシアの「情報戦」「宣伝戦」の巧拙の格差を見よと言いたい。
ウクライナはまさに「情報公開」を命綱として支援を呼び込んで戦い続けている。
(もちろん後々色々と醜いものも明るみに出てくるだろうが)
ウクライナはお涙頂戴で各国の慈悲にすがっているのではない。率直に要求を述べているし、率直さによって一定の信用を得ている。
ものすごく不謹慎な言い方になるが、ウクライナはコンテンツを生んでいるのだ。命を引き換えに、だけど。ウクライナが公開する情報は、我々にとって価値あるものだ。そこで我々は納得して支援の金を出す。
非営利団体は監視されていやいやながらに情報小出しにするんじゃなくて、攻めの姿勢で情報出しまくってそれを「売り」にするべきだ。
社会貢献的な活動に興味はあってもそれに割く時間や労力は捻出しにくいという人は多くいる。直接参加できない人が、実際の支援の現場でどういうことが行われているのかという情報を受け取った上で、活動に対する投資の意味で寄付をする。
そういう経路を作り出すことができたら「どうやって見張るのか」なんていう問題は問題ではなくなる。
個人の直接の寄付と公の補助金とはイコールではないけど、間にワンクッション入るだけで出どころはみんなの懐なんだし話の骨子はかわらない。
■ブコメ指摘「ロシアはデマ攻勢仕掛けてるだろうが!」あ、それはほんまにその通り。例え話として、持論を述べる上で都合がいい部分だけのつまみ食いになってる。ツッコミアザス
■追記
いわゆるソーシャルグッドな活動の資金調達方法としてクラファンがある。
エモいストーリーがくっついてたりしてバズったものにだけ支援が集中するのではないか、そのせいで俗受け狙いのアピール合戦になり、活動そのものも歪んでいくのではないか。同情の集まりやすい「ウケる弱者」の取り合いやウソつき合戦になるのではないか。あるいは分断を煽ることである陣営からの集金を狙う、邪悪なハックが行われるのではないか。
そういう危惧は当然にあるし、実際そういう状況は生じている。
でも、マスの生理としてそういう(エモいものに殺到する)傾向があるからと言って、世の全員がそうなわけではない。
世間的にそこまで話題でなくても、自分の興味あるニッチな分野で、何をどうしようとしてるのか具体的によくわかる(情報公開がしっかりなされている)活動に支援したいという需要だってある。
ああ、宇宙飛行士選抜試験って、日本で一番難しい就活だったんだなって。
でもノーベル賞を取る人って、キラキラエリートが全然いないよね。
なんなら成り上がり感がある。
Youtuberにしろ、インスタのインフルエンサーにしろ、ツイッターのアルファにしろ、
漫画家や小説家にしろ、そういう人たちも、尖っていて頭がいいけど、キラキラエリートとは全然違う。
これらの人たちはみんな尖っていて屈折があってでも魅力的だ。
今回、学歴不問の宇宙飛行士試験に応募した人は、ノーベル賞受賞者やクリエイター、起業家みたいな人たちを選ぶ試験だと勘違いしていたんじゃないかな。
分かったのは、JAXAはもはや大学のような研究機関のような価値観はなく、JTCや官庁の価値観で運営されている組織だったということ。
・お父さん調理師なのに野菜を娘においしくたべさせる調理法をあみだせなかったのかな。とろとろ昆布入りおでんとかもわりといいぞ。
・やっぱり水は冬とか不足気味になるのでちびちびでも飲むといいよ。お茶やコーヒーや酒ではなく。水,白湯、H2Oをとることですね。それだけだと食べにくいから味噌汁、塩分もたくさんとっていいぞ。今の料理は年寄り向けの低塩が多くて低血圧。腹圧のひくすぎるお嬢も多い感じだ。
・過敏性大腸炎や低FODMAP食についても自分で調べてみるといいけど、やっぱ診断がつくまでは父親に献立権にぎられてるんだろうから早めに一回独立したらいいぞ。
・にがりは苦いけどマグネシウム製剤のもとになってるぞ。ほかにも食品中にマグネシウムの多いものはたくさんあるぞ。
にがり~マグネシウムがないと排便できないとかはクセになると大変(便秘薬がない、シャワートイレ官庁もできないときに大げさでなく死ぬことがある)から
数日前にTwitterで話題になっていたアレ。中国の半導体メーカーから米国籍の人々が逃げ出しているというツイートね。
https://anond.hatelabo.jp/20221016140905
当方は半導体業界ではなく、どちらかというとノンビリした業界にいるけど、輸出管理関係の仕事もしているので、何がヤバいのかを書いておこうかなと。
■今までの規制
「米国は世界の警察」という言葉がある通り、米国はありとあらゆる手を使って敵対国に経済制裁等を発動してきた。その中には、米国財務省主導の資産凍結や、米ドル取引を禁止したりする処分があった。
今回の規制は米国の商務省主導であり、一般的に「輸出管理」というときは、普通はこちらの商務省主導のものを指す。
で、普通の国の輸出規制であれば、その国の中で規制すべき貨物を定め、その輸出に監督官庁の許可を必要とする仕組みとなる。たとえば日本は高性能な工作機械を輸出するときは経産省の許可が要る(仕向地によっては許可が下りないことも当然ある)。
ところが、米国の輸出規制というのはちょっと変わっていて、米国から輸出する貨物(技術含む)だけではなく、米国原産貨物を組み込んでいるものも規制対象にしていたり、米国に由来する(米国オリジン)規制技術を使って他国で製造した製品も、米国の輸出規制を受けるとしているんだ。
じゃあ例えば米国の釘を一本打ち込んだ機械や、あるいは米国製の3Dプリンターを使って製造したモノを輸出する場合は米国輸出規制に引っかかるのかというと、さすがにこれは各国から強い反対もあったようで、米国も譲歩している。具体的には貨物の組み込み比率だったり、米国製技術がどのような理由で規制されているか等々なのだが、結構複雑なのでここでは割愛する。
とはいえ、日本から輸出する場合に米国規制に引っかかるのは①米国産貨物を一定以上組み込んでいるか、②米国で規制されている狭い範囲の技術に基づいて製造されたものか、を気にしていればよかった。①か②にあたる場合でも、それが米国が規制していない貨物や技術であれば米国商務省の許可は不要(EAR99という)だし、せいぜい米国が定めている制裁リスト(DPL、ELなどというものがある。山口組が対象となったリストはSDNという財務省主導のリストなので、また別の話)に輸出先が掲載されているかどうかをみれば、まあクリアできた程度のものだったのだ。
この「EAR対象か否か」というのが、今までの米国規制の限界・閾値であり、その外の世界であれば自由に貿易できていたのが、2022年10月7日までの世界だった(正確には10月21日施行だが)。
■ここ最近の情勢
ところが、米国規制はここ数年でどんどん先鋭化している。それは、米中の対立もそうだし、従来の「輸出管理」で上手くいかない部分が出てきているからなんだ。
輸出管理は通常は国々の合意に基づき、規制される貨物を各国一致で決めている。通常兵器でいえばワッセナー・アレンジメントという枠組みだったり、ミサイルであればMSG、生物化学兵器であればオーストラリアグループという枠組みがあり、そこに加入している国は、ほぼほぼ同じような規制貨物を定め、その国から輸出する場合は官庁の許可を必要としている。先述のとおり、日本だと経産省、アメリカだと先述のBISとか。
ところが、この枠組みは近年機能しなくなってきている。というのは、とにかく加盟国が多すぎてなかなか決まらない。いくつかの枠組みにはインドや中国も加入していて、その議論には党派性が強く出てしまっている。国連のようなものと想像してもらえばいいかもしれない。おまけに技術は日進月歩で、今で言えば高性能3Dプリンターとかドローンとか、規制すべきものが中々規制されず、時代遅れの工作機械の位置決め精度とかの、ショボい改正を一生懸命議論して決めている体たらく。
■米国の本気
米国はそんな状況に業を煮やし、先述した規制の限界を撤廃し始めている。つまり半導体製造関連で、かつ仕向地が中国であれば、①米国貨物を組み込んでいなくても、②どんな技術であれ米国の規制技術を使って製造したものは、米国輸出規制の支配下に置かれる、ということを一方的に宣言したのだ。
正確に書くと②については対象貨物や米国制裁リストの区分でいくつか条件分岐するけど、たとえばスパコン関係であれば、富士通が日本国内の子会社にメイドインUSAの機器を移そうとした場合でも、いちいち米国商務省の許可が必要となる。そう聞くと果てしなく面倒くさいものとイメージできるのではないだろうか。
■今後中国の半導体開発・製造の援助は全てNG(要許可、ただし許可は下りません)
退職者が続出しているという例の話は、この援助(support)規制が影響しているものと思われる。この規制はEARインフォームという、その名前に反して通知すら不要というよくわからない規制なのだけど、とにかく範囲がめちゃ広い。なにせ規制対象は幅広く「援助」なのだ。もちろん、前述のEAR規制の閾値も関係ない。半導体業界で働くことはもちろんのこと、おそらく機械設備を運送する運輸関係もアウトと思われる。
■今後の見通し
EAR規制の閾値を突破したケースは過去に一度だけあり、それが現在のロシア規制だったりする。
上で述べたEARインフォームが使われ、非米国製品も幅広く規制されている。じゃあこれが日本でなぜ話題にならなかったかというと、ざっくり「米国のロシア規制に賛成し、同様の規制を敷いた国は、対ロシア以外であれば普通に貿易をして良い」という免罪符があるのですな。日本は菅さんか岸田さんの頃か忘れたけど、ちゃっかりこの免罪符をゲットしていた。
だから、今回の中国半導体規制も、米国と同様の規制を敷いた国同士の取引は例外扱いになると思う。たとえば日本と英国アームとか、前述の富士通グループ間取引や援助は、米国の許可なしで普通にできるようになるのではないでしょうか。
とはいえ中国に輸出できないというのはビシっと決まってしまったわけで、今後の日本半導体業界の売上自体は右肩下がりになるのではないかなーと思います。半導体業界を知らないから何とも言えないけどね。
しかし、北海道の事業は当時の金額で1400万円もの巨額な予算を官費から出したものの、多くがあまりうまくいかなかった。
だから、それらの事業を民間に払い下げることにしたが、財界人は誰も見向きもしない。
そこで、開拓使長官だった黒田清隆は、大阪の経済を復興させていた事業家、五代友厚に相談した。
五代友厚はちょうど大阪の商人たちと関西貿易社という会社を作ったばかりで、
北海道での貿易も視野に入れていたので、それらの事業を引き受けることにした。
誰も見向きもしなかった事業なだけに、38万円という破格の安さで、諸事業は関西貿易社に払い下げられた。
ところが、黒田清隆と五代友厚は二人とも同郷の薩摩出身だったことが、問題となった。
薩長主導の政治に反発していた非薩長の政治家たちが、「黒田と五代が結びついて癒着している」ということを糾弾し始めたのである。
それをマスコミが面白おかしく取り上げ、癒着疑惑は全国で話題となった。
これによって、五代友厚は方々から攻撃をされることになり、大阪商工会議所の初代会頭など重職を辞任しなければならなくなった。
この事件によって、五代友厚は心労が祟り、その数年後に病死してしまうことになる。
だが、五代友厚は無実であり、政争に巻き込まれたというだけである。
ここまではわかる。
ネット社会になってからは、ますます炎上の頻度が多くなってきた。
何か問題があったという話題には、無関係な国民がやたら文句を言う。
マスク程度の予防で良かっただけなのに、多くの人が非難の声を上げたことで、
無意味な緊急事態宣言を敷くどころか、それを長引かせる結果になってしまった。
そうやって、たくさんの人民の声が、発展のための偉業を阻止する、円滑だった経済を止める、といったことは、歴史の常である。
仕方のないことではあるのだが、せめて、
ここはぜんぜんわからん。
せっかく前半がいい話だったのになんでこうなるんだ…
仕事柄、シェアオフィスを良く利用する。今までは ZXY(ジザイ)や H1T(エイチワンティー)が多かったのだが、WeWork の拠点をいくつか体験することが出来たので感想を書いてみる。なお、東京の WeWork のみである。
WeWork を使ったことない人のために解説しておくと、ここは上に挙げた ZXY のような純然たるシェアオフィスとは違い、レンタルオフィスとしての機能も併せ持っている。増田はラウンジ(一番広い部屋で様々な利用客がいる)しか入ってないので感想もそれについてのものだ。
ラウンジでは水・お湯・コーヒー・紅茶・牛乳・豆乳が飲み放題。コーヒーは容器に入ったブレンドと別にエスプレッソマシンが必ず置いてある。拠点によって違うがストリーマーかタカムラのものであり、味はある程度保証されている。17 時以降はビールも提供され、これも飲み放題となっている(増田は下戸なので飲んでない)。その他お菓子やカップヌードルなどを施設内で買うことも出来る。
営業時間は基本的に平日 8:30~18:00 だが、一部拠点のみ夜遅くや休日も開いている。なお、レンタルオフィス契約をすれば 24 時間 365 日入れるようになるみたい。
ZXY などを利用していたことから分かるように、増田は IT 系だがどちらかと言うと堅い職種である。オシャレな服装で Macbook 持ってドヤりながらウェーイwwwってやってる人達(本当にそんなのいるのか?)には偏見があるので、そこは割り引いて見てくれ。
アクセス ★★★★★
ウェーイwww度 ★★★★★
設備 ★★★★★
眺望 ★★★★★
いきなりスゴい。ここにはチャラい奴とバンドマンしかいないんじゃないか(偏見)。本当にこういう人達いたんだ……。
とはいえみんな仕事しているのは確かで、ウェーイwwwとかやってるわけではない。ソファーでくつろぎながらイヤホン付けてドヤ顔英語ミーティングしている人が複数いる。「WeWork」と言って外の人が連想するもの、それがここにはある。
設備の充実度は素晴らしい。他の拠点にもある有料の飲食物とは別に、専用のカフェ店舗がラウンジ内にある。コーヒーしか頼んでないがなかなか美味しくて値段は安い。軽食もオーダー出来るようだが「低糖質!野菜たっぷり!1000 円以上!」なものばかりで食指が動かない。ビールも当然供給されており、親会社が入居しているためか、ベイスターズビールが飲める。
オフィス自体の規模はおそらく日本の WeWork の中で最大のものだろう。出来たばかりの渋谷スクランブルスクエアの 37 階~45 階に位置しており、各階に他の拠点と同等、39 階には他よりドデカいラウンジがある。当然席数は多いはずだが常に混雑しており、専用アプリで予約出来る席数が前日にゼロになることもしばしば。ここほど混雑しているのは GINZA SIX の WeWork くらいだろう。
高階にあるため眺望は圧倒的に良い。ラウンジの窓からは渋谷ヒカリエの屋上が下に見えて驚く。遥か向こうには丸の内や品川の海までが見えるが、残念ながら富士山の見える側はレンタルオフィスなので入れなかった。
アクセス ★★★★
ウェイ度 ★★★★
設備 ★★★★
眺望 ★★★★★
新宿駅から直結というのが謳い文句だが、高島屋のさらに南側なのでそれなりに歩く。その代わり目の前が新宿御苑という立地のため眺望は素晴らしく、渋谷と同じく星 5 つを付けた。
ビルにはスタバも入っておりブルーボトルコーヒーも至近にある。コーヒー好きには良い立地だ。ラウンジも広くて快適だが、渋谷ほどではないとはいえ混雑しており、電源のある広い机は常に取り合いである。
今回訪問した中ではここと渋谷のみが 18 時以降も開いている。東京の真ん中でこれだけ美しい景色を眺めながら、就業後もビール片手にのんびり出来るのは素晴らしい(但し増田は下戸)。
アクセス ★★★
ウェイ度 ★★
設備 ★★
眺望 ★
細く縦に長いビルなせいか狭い。ラウンジも机が並んでいるだけで WeWork っぽさがない。その分利用客も大人しめで、オフィス街で良く見る風貌の人が多い。立地もマスコミ系や士業の事務所が多い場所なのでそれが影響しているのだろう。お昼時は普通にコンビニおにぎりなどを食べている人を見掛けたが、これは渋谷 WeWork などのオシャレ空間ではなかなか見られない。
眺望は WeWork には珍しく悪い。窓の外には良さそうな景色が広がっているのに、ベランダに出ることが出来ないため良く分からない。ラウンジの狭さも相俟って、通常のシェアオフィスを利用しているような閉塞感があった。
アクセス ★★★
ウェイ度 ★★
設備 ★★★
眺望 ★★
ここも WeWork っぽくない立地だが、ラウンジは広く使い易い。さすが古書とカレーで有名な神保町、美味しいランチには事欠かず、有名なカフェが多い点も増田的にはポイントが高い。
こちらが心配になるほど空いており、ゆったり過ごせて利用客としては満足度が高い拠点である。神保町駅自体の使い勝手が悪く、駅からも多少歩くことになるのが勿体無い。
アクセス ★★★
ウェイ度 ★
設備 ★★★
眺望 ★★★★
官庁街のすぐ側だけあって利用客にも背広の人が多い。シャツにジーンズという増田はかなり浮いていた。入り口も WeWork のカードでは入れず、受付で名刺を出して一時カードを発行して貰う必要がある。ビル自体は駅近で至便だが、この点で星 1 つ減点した。
立派なビルだけあって、ラウンジの広さは申し分無くゆったり過ごせる。逆に言えば広さの割りに利用客が少ないということであり、WeWork というイメージとは合わない立地から敬遠されているのではなかろうか。眺めもまあまあいいので普段遣いとしては良い場所だと感じた。難点は繁華街までちょっと距離があるのでランチに不自由するくらい。
アクセス ★★★
ウェイ度 ★★★
設備 ★★
眺望 ★★
名前からは分からないが最寄駅は五反田。この辺も意外と IT 系の若い企業が多く、利用客にも短パン&T シャツの人を見る。
目の前を山手線と埼京線が走るので、防音とはいえ結構やかましい。ラウンジは狭いが混雑率も低く、騒音さえ気にならなければ使い易いと感じた。駅からはちょっと歩くが繁華街が近いのは良い。
アクセス ★★★★
ウェイ度 ★★★★
設備 ★★★★
眺望 ★★★
渋谷ほどではないがここもバンドマンが多い(偏見)。ラウンジもまあまあ広く、渋谷ほどの混雑も無いので使い易い。この辺は青山と言ってもだいぶ落ち着いた地域のため、意外とランチには苦労しなかった。
ラウンジは 6 階にありそれほど高階ではないが、駅(最寄は外苑前)からの距離が近く、ビルの入り口からのアクセスも悪くない。バランスの良い WeWork である。
アクセス ★★★★
ウェイ度 ★★★
設備 ★★
眺望 ★
ラウンジは 1 階で外の景色も見えず、眺望は四谷と同じく星 1 つなのだが、意外にも閉塞感は少ない。ここは一棟全てが WeWork となっているので、効率的な間取りになっているのだろう。その代わりに(?)施設をコロナウイルスのワクチン接種会場としても提供しているようで、入り口から入る際は WeWork のカードをぶら下げてないと間違われる。
目の前に東京ミッドタウンのある、オシャレ街ど真ん中ではあるのに利用客は大人しめ。混雑度も低い。この辺も意外と安い店が多く(ミッドタウンに入ってはいけない)、普段使いに適した WeWork である。
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以上、今まで行けた場所だけレビューしてみた。ちなみに個人的には乃木坂がお気に入りである。点は辛めに付けたが肩肘張らずに落ち着いて使える良さがある。点数自体は高く付けたが、渋谷のあの雰囲気はやっぱり落ち着かない。しかし観光地としてゲストを呼ぶ分には確実に喜んで貰えるだろう。一度は行っておくべきである。
余りに幼稚な思考。
使い切ったとすれば返還要求に対応しなくて済む。との安易な考えたのでしょう。
民間に比べれば、官庁はこの手の追求が甘い事が多々有りますが、それは追求に対する国民の反発を危惧しての事。
今回の様に返還すべきと言うか、しっかり全額を奪還すべきと言う見解が、国民の総意となった場合は徹底的に行う事が出来ます。
しかも、民事だけで無く刑事での訴追が可能であり、徹底的に盗んだ金を剥ぎ取られ、刑務作業費は全て国家へ借金返済に費やされ、残こった金額は、出所後は就職出来たとしても、借金の返済終了迄は給与を差し押さえかわ続く事となるでしょう。
最後迄、きっちりと追い込んであげましょう。
北海道で観覧船が沈んだ件で、遺体が見つからんかったら7年間は保険が下りなかったりするのかな?
と思って調べてみたんだけど、これって2パターンあるっぽいんよね。
2 戦地に臨んだ者、沈没した船舶の中に在った者その他死亡の原因となるべき危難に遭遇した者の生死が、それぞれ、戦争が止んだ後、船舶が沈没した後又はその他の危難が去った後1年間明らかでないときも、前項と同様とする。
船舶が沈んだ時に船内にいた人間の生死がわからない場合は1年で死亡扱いになる。
ちなみに『前項』っていうのは生死不明の人間は7年で死亡扱いにできるという項。
水難、火災その他の事変によつて死亡した者がある場合には、その取調をした官庁又は公署は、死亡地の市町村長に死亡の報告をしなければならない。但し、外国又は法務省令で定める地域で死亡があつたときは、死亡者の本籍地の市町村長に死亡の報告をしなければならない。
戸籍法第89条に基づいて自然災害で生死が不明(だけどほぼ死亡が確実な場合)各官庁は該当者の死亡を認定することができる。各官庁が探索をおおよそ終えて、見つからなかったけどこれで打ち切りですとした時点で認定される。
遅くてもだいたい3か月くらいで認定されるっぽい。
大震災なんかの場合はこっちで死亡認定されることが多いらしい。
東日本大震災のときはもっと簡易な超法規的措置がとられたとのこと。
色々見てみるとどちらが採用されるかは「どれくらい死亡が確定的か」で変わるらしい。
多分今回の場合は、発見された人がほぼ全員死んでいるので見つかってない場合も認定死亡が採用される。
後者の認定死亡の場合は「生存が証明された」時点で死亡認定を取り消すことができるが、
前者の失踪宣告の場合は「生存が証明された」としても裁判所で「失踪宣告の取消し」を行って
ちなみに、死亡が取り消された場合、死亡したことによる相続や離婚は取り消される。
https://type.jp/et/feature/18741/
これ見て改めて思ったけど優秀な技術者ってとことんビジネスに向かない。
ビジネスに必要なのは極端にいうとコスパであって信念ではない。
コスパが良ければ信念などどうでも良い。
偉そうな大義とか信念を掲げる企業があったとしても、それはその方がコスパがいいから掲げているだけ。
仮にコスパが悪いのに信念に囚われている場合はビジネスとしては失敗している。
信念を貫いて成功、みたいなシリコンバレー的なのが流行ったけれど今やその勢いはない。
大企業がリスクヘッジした上でコスパが良い「イノベーション」を目指しているからもはやベンチャーの出番が無い。
「新しいベンチャーも出てきてるでしょ」
とかで出てくるベンチャーはかなり初期段階から大企業が唾を付けている場合が多い。
結局は彼らのコスパの中で生かされているだけだ。
ある種の信念とか大義を元に政治は進んでいくので、たかだか10万円を全国民に配るのに渋るし所得制限を付けたりする。
とりあえず目立った取り柄は無いけれど勉強するのは好きだし得意というなら公務員は?って思った。
とりあえず、ハラスメント防止についてはそれなりに気を使わないといけないことになっているので、それなりに守られるだろうな。
そこまでの実力はちょっと...というのだと、官庁や大企業に派遣される派遣社員や契約社員としてしばらくお金を貯めるとかだろうな。
まあ、そのルートだと職歴は書きづらいし、転職に強いとは言いづらいけれど。
LGBTが働きやすいとうたっているプライドパレードにそれなりに人を出している外資なんかもねらい目なのかもしれない。
このルートの場合、キラキラ女子グループじゃなく、地味女子でもそこそこやっていけるような職場でないとつらぽよだろうから、技術系職種がベターだろうけど。