はてなキーワード: 学級文庫とは
http://anond.hatelabo.jp/20070812200016
読んでみてなるほどなぁって思った。
確かにそうだったかなぁって、その頃の自分を思い出したような気がする。
で、私からは親の立場でもって話をしてみようかと思う。
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君がまだずうっと小さかった頃のこと。小学校に入る前のこと。
君はまだ、自分で読みたい本を選ぶことが出来なかったんだ。
だから、私はネットで調べたり、人づてに評判を聞いたり、時には君を本屋さんに連れて行って、そうやって本を選んだんだ。
君は、それはそれは喜んだもんだよ。
本を両手で抱えて、私に読んでくれとせがんできたりしてくれた。
私にはそれがとてもうれしかったんだ。
その頃の君は、世間や社会に興味があるわけでもなく、というか世間や社会が何なのかわからなかったんだと思うが、空想・おとぎ話の世界が全てだったんだと思う。
毎日の生活さえ、君にとっては夢の国の出来事の延長だったんじゃないかな。
だから私は、本当に色んな本を買って読んであげたよ。
それが楽しかったからなんだ。
君が身も心も成長して、そのせいで私が買ってくる本に物足りなさを感じていたのなら、申し訳ないことをしたと思う。
私はただ、君に喜んで欲しかっただけなんだよ。
その気持ちだけは理解して欲しいんだ。
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親の気持ちも理解してあげて欲しいなと思った。
そしてこういう親の気持ちとか人の気持ちって、まさに学級文庫や推薦図書の中にあるんじゃないかな。
それをして大人ウザイと感じるとするなら、その人はまだ本当の意味でそれらの本を読んでいないからなんじゃないかな?なんてことも思った。
元記事のことは大事に記憶に留めておくことにするよ。