はてなキーワード: 奇跡のリンゴとは
この記事がいまはてブでプチ炎上してるみたいなんですけどね・・・
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根本的な所を考えてみましょうか。
彼のブログの所々をよく見てみればわかりますけど、彼はしきりに「PV」という言葉を持ち出しています。彼がよく月初にあげるエントリーもまた、自分のブログの月間PVの報告です。それだけでもわかると思うんですが、彼はいわゆる「アクセス乞食」ってやつなんです。とにかくアクセスが欲しくてちょっと感動的に見える話やライフハックになりそうかどうか微妙な事柄をどこからか探してきて大仰に載せてるだけ。その話が事実かどうか、これまで識者によってどう反応されてきたかという部分の検証なんてしていないでしょう。だって
そう、この原則に従うのだとすれば、彼にしてみればコレが全てなので「自分の書こうとしている記事の検証」なんてことをする必要がないんです。その記事がはてブで批判され、反論にもなってない逆ギレエントリーをあげるのだって上記の原則にのっとればごく自然な行動になるんです。むろんこっちは恥とか外聞とかいう概念を捨て去る必要はあるんですけどね。
はい、ここで、コレ何かに似てるとは思いませんか?
そう、これまで散々ネットで問題視されてきた「アフィブログ」「ゲハブログ」問題の小型版なんですよ、これは。
確かに、PV稼ぎ自体には何の罪もありません。それが本当にいい記事なのであれば、その記事がいくらアクセスを集めようが誰も文句はありません。彼のこれまでのブログ記事にしても、どこからか拾ってきたような浅い内容であれ、PVを集めること自体なんら問題はないのです。しかしデマや間違いの記事を検証もせずに書く行為は当然問題があります。ましてやこのブログの主目的は「PV稼ぎ」です。PV稼ぎのために虚偽の記事を書くようになってしまえば、それはもう従来問題視されてきたアフィブログとなんら変わるところはありません。
まあそれでも、間違いは絶対に許されないわけではなく、間違いであるのならそれ訂正なり削除なりすればいいんです。そのうえで「すみません自分の認識不足でした」ってコメント添えればいいんですよ。それでも非難してくる人がいればむしろ非はその人に向かうだけですからね。でも彼は例の記事を削除もしていないし何の訂正もしていない、それどころか批判者に対して人格攻撃を含めた逆ギレエントリーまであげる始末。自分が間違ったことを書いたことに対して何も処置を取らないどころか堂々と開き直ってるわけです。もうこの時点で彼の正体がわかろうってものでしょう。
ああ、そうね、先に「恥とか外聞とかいう概念を捨て去る必要はある」とは書きましたけどね、元々そんなものを持ってないんだとしたら当然その覚悟もいりませんわよね。だけど少なくとも自分の記事をより多くの人に見てもらいたいと思うのならそういう部分は配慮しようと考えるのが普通だと思うんですけどね。まあそういうところも「ユニーク数」より「PV数」で見てるんだろうから必要ないという見方もできなくはないんですけどね。
ああそれと、どうしても「古参」「新参」って枠で語りたいんだったら「新参にはこの手の奴が多すぎ」と言っときますよ。無論「古参」にもそういうタチのひとが皆無だったとは言わないけど「古参」にしてみればもうそんなことをわざわざする段階は過ぎちゃってるんです。それでいろいろ問題になったことだって「古参」にしてみれば周知のことなんだから。むしろ「新参」は「新参」なりにそういった部分を学べくらいには思うんですがね。
Even after a bad harvest there must be sowing.
Seneca
凶作の後でさえも、
やはり種まきはせねばならない。
Seed ball - Wikipedia, the free encyclopedia
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ちょっと小保方氏のSTAP細胞周りのことが賑やかになってきましたね。このことに関連してちょっと興味深いことが分かってきたので、僕も自分のはてなブログに書こうかやめようか考え中♩(by タルトタタン)だったんですが、さすがにこれは増田案件かなー僕まだ院生だから消されちゃうかもしれないしなーと思いここに書く次第です。
さてさて本題です。小保方論文についてはNatureに出たSTAP細胞論文とTissue Eng. Aの論文について不正疑惑が出てますが、その陰に隠れてNat. Protocol.に2011年に出した論文でも怪しい点が指摘されているんです。それが、この図。
Fig.5aのNumber of B cellsとFig.5bのNumber of neutrophilsの値がクリソツすぎる。違う細胞種を異なる条件で実験してるのに、この一致ぶりは奇跡。奇跡のリンゴ、奇跡ンゴ。SDは一致しないけど、いずれにしてもエラーバー小さすぎ。他の論文がいわくつきなので、これも故意によるものじゃないかと疑ってしまうレベルっすよね。
しかし話はこれだけじゃ終わらないんですね。
この論文の内容は培養した細胞で移植用の細胞シートを作ってマウスに移植したら成功しましたよーというもの。で、ここでは実験が再現できるようプロトコールを詳細かつ正確に書かなきゃなりません。なんせ、掲載ジャーナルがNature Protocolsなんだから。にもかかわらず、まー内容のクソなこと。ざっとあげると、
1 マウスの株を記載していない
2 免疫能力をもたないマウスを使っているはずなのにT細胞が見られる
3 論文の方法では全てのマウスやラットに適応できるはずがない
などなどです。なんでこんな怪しいデータ+クソ内容な論文がNature姉妹誌に載っているのかわけワカメですね。
実は、この論文のコレスポ著者はT京女子医科大のO野教授。小保方氏の大学院生時代の実質的指導者なんですね。O野教授は日本再生医療学会理事長でもあり、この世界の権力者でもあるんです。SHI・KA・MO!自身が社外取締役になっているバイオベンチャー企業の大株主なんです。
このバイオベンチャーはこの論文にもあるようにO野教授らが開発している細胞シートを事業の柱にしています。当然のことながら知名度の高いジャーナルに論文が載れば会社の宣伝効果は甚大ですから、会社の株も上がって株主もオイシイ思いができます。にもかかわらずこの論文の<Competing financial interests>のところには<The authors declare no competing financial interests.>とか書いてあってマジパネェっすO野教授。ちなみにSTAP細胞論文が出た後はこのベンチャーの株はストップ高になりました。いやすごい。
この論文で意図的な不正が行われたかは不明です。しかし、論文データは怪しいわ内容はクソだわで、いい加減なブツであることに変わりはありません。金銭的インセンティブが働いたためにいい加減な内容の論文を投稿したことは大いにありえるんじゃないでしょうかね。でもって、こういう指導者のもとで教育を受けた小保方氏のその後の論文データに対するワキの甘さっつーかいじくり方っつーのもそういうところから来てるんじゃないかなーと思ってしまうわけっすよ。
ノバルティスの件もあるし、バイオ業界はもう腐るところまで腐ってきてんじゃないかと思いますね。どうなんですかね。理研も早く何かアナウンスしてほしいですね。とりあえずソレ待ちですかね。
それじゃ僕はこの辺で。逃げろー!
「農薬」については「40年前と今は違う、日本の基準は安全だ」と言いながら、「臨床環境医」については「昔も今も、外国も日本もすべてひとからげにして非難する」wwww
言いたいのはそっちの話か。
「奇跡のリンゴ」とかどう思ってるのか聞きたいような聞きたくないような。http://ameblo.jp/vin/entry-11548735016.html
http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/NATROM/20130829%23p1
などで「臨床環境医」が一部の人から嘲笑と憎悪の対象となってるwww
ブコメを見てすぐ気づくけど、一部の「臨床環境医」ではなく、「臨床環境医」全般がその対象だ。
シックハウス症候群マニュアル―日常診療のガイドブック という本がある。「日本臨床環境医学会」が編集した、この8月に出たばかりの本だ。厚労省科研費の報告書が基になっているという。
学会が編集したからといって、即「学会会員一致した見解」とはならない(w)のはそうだけど、まあ現時点での臨床環境医で作る学会の代表的な見解が述べられている、とみなして良いだろ。
また、これは「シックハウス症候群」についてのマニュアルであって、「化学物質過敏症」MCSを主対象とした本ではない。しかし、症状的にきわめて似たところもあって(ww)、臨床環境医がこのマニュアルに基づいて行うシックハウス症候群の診断が、化学物質過敏症についての診断と方法・考え方で大きく異なる、と思える人はいないだろう(とくに実際に読んでみれば)。
w 実際読んでみると、シックハウス症候群を「広義」でとらえようとする者と「狭義」に限定しようという者といて、やや不整合がみられる。しかし、強調しておくべきことは、学会編のこの本のトーンは「狭義」路線が採られていることだ。
ww そもそも用語のさす範囲が人、場合によって違うようだ。たとえば、http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20130902142408605 でいう「化学物質過敏症」は「狭義のシックハウス症候群」と呼んでも差し支えなさそうに思える。
全体で79ページの薄いマニュアルであるが、たとえば、その51ページには
「除外診断を旨とすべきである。」 実際、全体の1/5の分量、「Ⅱ.診断の手順」内では半分以上にあたる16ページが「鑑別疾患」にあてられている。そのうちでもアレルギーは8ページ、中毒は非常に短いが、精神心理は4ページ、それに感染症3ページ。十分であるとはいえないかもしれないが、とりあえず「臨床環境医」が、他の疾患との区別を重視していることは明らかだろう。
このように同じ建物の居住者に集団発生することがあるため、シックハウス症候群との鑑別上、肺結核症は常に想起されるべき疾患の1つである。
だそうである。
69ページ以下がQandAであるが、そのQ10「専門医にご相談くださいという言葉をよく聞きますが、何科を受診すればよいですか」に対しては、症状部位によって、眼科、皮膚科、内科を
とはっきり書かれている。
こういうことが「臨床環境医」の学会が編集した最新の冊子に書かれている。
ちなみに60ページの「自然・天然素材」という項では、スギ・ヒノキなどのテルペン類に触れており、かつては筏で木材を流したりしてるうちに揮発した、昔と今では建物の気密性が違う、など、「天然素材だから、昔もそうだったから」という主張を批判している。
こうしてみると、冒頭のブクマのように「臨床環境医」全体をひとからげにして非難する、というのはどう考えても2013年日本の実態に沿うものとはいえない。
もちろん、いろいろと突っ込むところはあるだろう。当然だ。それは、1.この本の内容そのもの、2.実際の臨床環境医がここに書かれているような診断とかけ離れてことをしている、に二分される。ただ、2.についていえば、でたらめな診断をくだす医師は臨床環境医以外にもたくさんいるわけであり、「臨床環境医」全体を非難しようというのなら、当然それなりの定量的なエビデンスが求められるだろう。 個別の例で非難することはできるが、それがどこまで敷衍できるのか示せるのだろうか。また、患者に向かって「あなたは胃潰瘍と主治医に言われているようだけど、胃癌ですね」と(とくにネット上で)安易に言うことができないように、主治医でもない人間が安易に憶測を述べる危険もある。
ともかく、「現在の日本の臨床環境医」についてが中心に論じられるべきなのは言うまでもない。
さて、冒頭のブックマークなどで「臨床環境医」全体を非難嘲笑している者と、「奇跡のリンゴ」という映画などでの「農薬」の扱われ方について批判していた者は、かなり重なるようだ。
「農薬」については「40年前と今は違う、日本の基準は安全だ」と言いながら、「臨床環境医」については「昔も今も、外国も日本もすべてひとからげにして非難する」wwww 空気を吸うようにダブルスタンダードを用いるニセ科学批判者の特徴がよく現れているwwww
映画「奇跡のリンゴ」が好評のようです。私も見てきました。感動しました。
いっぽう、はてなのニセ科学批判クラスタ界隈では、この映画を見ずに「奇跡のリンゴ」のモデルになった農法を批判するのが流行っているようです。追従礼賛ブクマもたくさんついています。
http://d.hatena.ne.jp/locust0138/20130609/1370789361
http://d.hatena.ne.jp/locust0138/20130612/1371052702
http://d.hatena.ne.jp/doramao/20130618/1371549428
http://d.hatena.ne.jp/doramao/20130619/1371611793
これらは映画に対する評ではないのですが封切りに合わせたエントリーですから、映画を観てきた身として、これらの評を読んで???となってしまうところを指摘しておくのも悪くないかと思います。
まず、映画は何も農法を学ぶために観るものではありません。「奇跡のリンゴ」でいえば、阿部サダヲ、菅野美穂、山崎努、音楽:久石譲といった顔ぶれで観にいく人も多いでしょう。またもちろん、作品に100%のめり込めなくても観にいきますし、感動もできます。この映画はそういう映画です。「海上自衛隊全面協力!」という宣伝文句にあまり良い感情を持てない人間でも「灰原哀が出てるなら」で映画館に足を運ぶことはあるでしょう。
「感動している人間は思考力が落ちて大事なことを色々と見落とし、判断を誤るからです」とわざわざ赤字強調で書いている人もいますが、感動したからといってそうならない人間のほうが圧倒的多数です。アクション映画で感動した人がみな現実と混同するかといえばそんなことはありません。
「実話と銘打ってるから危険」――は? 映画「大脱走」は実話に基づいており、観た人は《多少は》本当はどうであったか気にするかもしれませんが、本格的に調べようとはまずしないでしょう。「実話に基づく」は基本的には映画を楽しむ際の参考として機能するだけです。また、シネコンだと関連書籍置いて売る、ということもあまりないかと思います。もちろん本屋では積んでありますが、映画見て出たところに本があるのとでは影響はかなり違うでしょう。
さて、映画「奇跡のリンゴ」についてはYahoo!映画の次のようなユーザーレビューが参考になるかと思います(固定URL表示できないので、投稿時間で示します):
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tymv/id344360/
2013/06/15 01:25:41
とは言え、僕自身鑑賞前は
突っ込んだ内容を想像していましたがさにあらず。
と簡単に思わせないところがよかった。農薬を使っている農家の方を
悪者に仕立て上げたら嫌だなとも思って見ていたのですが
この映画では、既存の農薬を使った農法を批判する箇所はほとんど全くと言っていいほどありません。まわりの農民、池内博之、笹野高史、ベンガルらも実はいい人です。
冒頭のナレーションでは
とあって、菅野美穂が農薬で苦しんでいる場面へと繋がります。しかし、このナレーション、言い換えると、農薬を使って作ったリンゴでも食べるのは安全、ということです(1980年代前半までだとこう言い切ってしまうのは言い過ぎではないか、という気もしますが)。
同様に、無農薬リンゴの利点について何か語られる、ということもありません――さいごの「おいしい」という以外には。
はっきりいって、この映画、主人公がなぜそこまで無農薬に固執するのか、という点では弱いと思います。ここまできたからにはもう止められない、というような言葉が何度となく語られますが、それは本人たちの事情です。
これらの点は製作側が、木村農法に対する批判をある程度知った上でつくったからではないか、と私は推測しました。今後、もし木村農法を批判するのであれば、映画のこういう姿勢を知っておかないとズレたものになります――というか上の批判はその典型。
言葉をかけなかった木だけ実らなかったというくだりは本人の書籍にもあるそうですが、映画でこういう「奇跡」だけいくつか押し出して「科学的説明」はほとんど付けないというのもダブル・ミーニングで、双方に配慮してるからだと思います。
映画全体でも、雄大な岩木山、リンゴの花の可憐さ、などの風景や原田美枝子、伊武雅刀らも含む家族愛、隣人愛が一番印象に残りました。人によってかなり違いはあるでしょうが、「無農薬のすばらしさ!」がまず刻印される人はそんなにいないと思います。(もちろん、そういう人もいるでしょう。ただ、映画館でみた客層でいうと、最初からそう思っている人が自らの信念を確認するケースの方が遥かに多そうです。)
ということで、映画を見ずに批評したり、それに追従ブクマを付けたりする人がおそらく想像してないことを述べておきます。
この映画見て、「無農薬」という言葉にそれほど影響されずに単純に、津軽りんごいいなぁ、食べたくなったなぁ、という私みたいな人はけっこう存在するのではないでしょうか。つまり、この映画が大ヒットすることで、木村氏だけでなく、(おこぼれとも言えますが)他のりんご農家にとってもプラスに働く可能性もそれなりにありそうです。―――もしそういうことになれば、それは既存の農法に対する批判を抑え、まわりの農家も良い人として描いたスタッフの心遣いのたまものでしょう。
最後は私からのお願いです。「農薬は安全」という人は、中国等の農薬やTPPについても必ず触れていただけないでしょうか?
良い映画でした。
http://d.hatena.ne.jp/doramao/20130618/1371549428
とても丁寧に書かれていて、どこかの自称ネットジャーナリストに読ませてあげたい良記事だ。
しかし、ブコメで勘違いしている人もいるけど、これは「公平な記事」ではない。
奇跡のリンゴに疑問がある人による、奇跡のリンゴに疑問を持つ農家へのインタビューだ。
わかっている人も多いが、逆にこういう記事を「中立な目で見ている」「科学的に正しい見地の記事」と勘違いする人も多い。
この記事はあくまでワンサイドからの情報しか載っていない。 ※これは悪いというわけではない
ただ、同じ視点で木村さんに対してインタビューをした記事がないと、どちらがどうという判断は下すことが出来ないよね。
私自身この記事を読んで、この農家の人は正しいことをしている、と感じるけれど、これは個人の感想にすぎない。
木村さんのリンゴについては他のサイトなどからの切れ切れな情報しか聞いておらず、実際のところ比較出来ないのだ。
おそらく多くの人も同じような状況のはずなのに、これだけみんな揃って木村さんのリンゴに批判を出来るのはちょっと不思議だ。
ネット上で議論が持ち上がる時、有識者vs知識的に怪しい人だと、一方的なフルボッコになる事が多い。
傍目から見ても論理が破綻しているため、周囲から勝ち馬に乗りたがる人が一気に湧いて出てくる。
こういう人たちは「詳しいことはよく分からないけれどこの人が言っているから多分正しいのだろう」というスタンスで相手方を叩く。
結果的に見ても正しい方を支持している事が多いのだが、「これが科学的に正しいですよ」的なエントリーに同じようなブコメがズラッと並んでいるのを見るとなんだか気持ち悪いなぁと思うのだ。
類は友を呼ぶというか、争いは同じレベルの者同士でしか発生しないと申しますか。
立て続けに「奇跡のリンゴ」というトンデモ農業を批判するエントリがホッテントリ入りしました。
これがまた、トンデモほどではないにせよ似たような電波感を発しているんですね。
まるで極左と極右の戦いを見ているような、「なんかどっちも危ない人達じゃね?」と思わずツッコミたくなるというか、まあ危険な香りがするわけです。
今回のエントリを書いたのは、一方が農家、一方が研究者に挫折した会社員らしいのですが、共通するのはNATROM信者であるという点です。
芸風も教祖様に習っているんでしょうが、いかんせんレベルの低い模倣に留まってしまい、教祖NATROMには感じられる知性が感じられず、ただただ残念なカルトっぽさを醸しだしちゃってます。
良い事も言ってるのに、これじゃあトンデモ批判をする人間たちもトンデモであるとのレッテルを貼られてしまい、その主張も一般人には届かなくなってしまうのではないでしょうか。