はてなキーワード: 天涯孤独とは
死んだ父方の爺さんから聞いた話でもするか
お盆のこの時期って親戚同士集まって飯食ったりすると思うんだけど、高校生くらいのときに何の拍子か忘れたけど、爺さんからこんな話を聞いた
じいちゃんはな、兄弟をみんな失くしてしまったけど、今こんなに家族に囲まれて幸せなんだよ
じいちゃんは頭のうしろくらいに死んだ兄ちゃんがずっと見守ってくれている気がするんだよ
ニコニコして優しいじいちゃんだったから、そんな暗い過去を抱えていたり、スピリチュアルな考え方をしているとは思わず驚いた覚えがある
ただ幸せでよかったねみたいなことを返した気がする
あとで両親のどっちかから聞いたんだけど、じいちゃんってばあちゃんの婿養子だったらしいんだよね
家族って増えるもんなんだなと思った話
多分これを読んでもあなたにとって合わないものが合うようにはならないと思うんだけど、わたし自分が好きなものを嫌いな人と話すんの大好きなんですよね。
たぶんあなたは嫌いだとおもうけどね。うへへ。おら!ロキソニン追加しろ!なんならボルタレンも追加しろ!
強気で無遠慮で素直。
実は臆病で逃げグセがある。虚言癖もある。
こういった設定が
臆病だけど強気という設定。
設定の話ばっかりなんだよなあー!どこに書いてあったのかなーその設定いいい!ほんとに漫画読んだのかなあああ?
チェンソーマン読んでてパワーのこと素直だと思ったやついる?いねーよなー!どこに書いてあったんだよその「設定」はよー!
もうこっから違うのよ。世はなべて必然的な理由なんてないのよ。
だいたい強気な態度と臆病さは相反するモンじゃねえんだよなあー。なんなら定番でしょうが。
ここからもう自分の型にはめようとしてしまっているし、そもそもワガママは言ってるけど別に最初から素直に甘えたりしてねーのよ。
デンジに無防備に甘えるまでのアレやコレやを何も見ていなかったのかなあー?
あなたのだいだいだいだいだーい好きな必然的な理由、深い闇が出てきたでしょー?っていうかもう比喩的な意味じゃなくて闇そのものがでてきたんだけども。
人物は物語の中で変化するのよ。最初から最後まで設定通りにキャラクターが動く話なんて見てもつまらんのよ。
ここも自分の常識にあてはめようとしてる。いるよ。意味もなく嘘つく人。俺とか。小さな子どもですらろくでもない嘘つくからね。「トイレ行った?」「行った!!」とかさ。行ってねーし。
過去の辛い環境なんかなくても嘘つくのよ人間は。現実に対する理解が甘い。
そもそも意味もなく嘘ついてるシーンなんて全然ないけどな。だいたい保身のための嘘で、それは普通にみんなするでしょ。
パワーが我々と違うのは明らかにバレる場面でも嘘をつくことで、それは心の闇というよりは子供っぽさの表れでしょうが。
「性格は非常に単純で、大胆不敵かつ自信家。物事を深く考えることが嫌いで自分の欲望に常に忠実」
とのこと。
ウィウィウィウィwikiイイイウィウィウィ?!!?!???!(椅子から転げ落ちる)
設定か?設定が好きなのか?100話ちかくに渡って書かれた人物を一言で説明できると思っているのか???
そんなやつだったっけなー。俺が読み違えてたかなー。と思って読み返したら全然そんな奴じゃなくない?なくなくない?
全巻通して無理やり一行に納めようとしたらそんな感じになるかもしれないけど、そのつもりで一話読んだらギョッとするわ。
誰にも見せていない深い闇がある。
むしろ最初から闇じゃない?最初から闇が見れて良かったんじゃない?天涯孤独で悪魔と契約してヤクザの手先になって悪魔殺して100円でタバコ食って母と同じ病気で早死しそうでヤクザにも裏切られて殺されて悪魔人間になってせめて普通の暮らしがしたいってさほど闇でもないかな?そうかな?そう言うんならそうかも。
最初から闇のデンジくんがだんだん人間性を取り戻していく話だったような気がするけど最初からパッパラパーのデンジくんに実は深い闇があるけど詳細には描写されない話だったのかもそうかも。
あのチェンソーマン大好き女のことをそう言うってことはそうか。最後まで読んでないんだな。11巻ってどこだっけ。最終巻じゃねーか!!!
ってここまで書いて気づいたけど、魔人と悪魔人間と悪魔だからひとつも人間の話してねーじゃねーか!バカにしてんのか!デンジくんは人間か!ごめん!
まず大前提としてさあ突飛な人物造形ができるのも創作の醍醐味だと思うんですよねえ。
創作における「現実的」って今この時代のわたしやあなたの考え方価値観に合致するかどうかではなくて、キャラクターの考え方価値観と行動が合致していて、作品世界の価値観で正しく評価されるかどうかなわけ。ポリコレはクソ!
人間を虫みたいに殺すやつとかさ。絶対に意思疎通できなさそうなやつとか、こいつと心通わすの無理だなーってやつとか。
人間と違うもの書くんだから人間の常識で測れるわけないじゃないですか。闇の悪魔に暗い過去あったらいやだよおれ。
リアルな心の辻褄がーって言うけど、「現実的か」っていう判断基準が「こうだったら良いな」ってあなたが思う世界に見えるんですよねえ。
「理解できない」を「現実的でない」に置き換える癖はマジで即刻やめたほうが良いっすよ。現実の見え方を歪めちゃうから。
現実とかいうクソ見てたら、こんなに人物が不自然なやついるんだ!こんなにリアルな心の辻褄が合わないやついるんだ!こんなに心の奥行きがないやついるんだ!ってなるよなあー?
増田さんってクソ映画をこの世から一掃しそうってよく言われませんか?
チェンソーマンを好きになりましょうなんて言わないけれど、なんかその壁というか自分の城というか。全てのことには因果があるみたいな考え方ぶっ壊せるとロキソニンいらなくなると思うよ。
まじでまじでまじまじで~
所帯持ってると奥さんに反対されることがあるらしいすね
数年前にある芸能人が年末に1年分のギャラをボートレースにぶっこんでいるニュースを見てすげえなと思った。
それから毎年年末に1年間の収益から生活費を引いた分を寄付するようにしている。
寄付先は日本赤十字や国境なき医師団などで特にこだわりはない。
せっかく寄付するので調べて信頼できそうなところを選んでいる。
自分の経験から言うと、大学受験に合格したときや野球の地方大会でサヨナラヒットを打った時に匹敵するくらい出る。
幼少期過ごしていた高圧架空電力線の近く(鉄塔)のアパート・マンション・一軒家に住んでる住人が
フツーに異常と言える数値だと思ったし
同級生が10人以上特定地域で片親になるとか天涯孤独になるとかラノベかよと思ったので
該当地域から引っ越した後も、高圧架空電力線の近くには住まんでおこうと子ども心に誓っていた
だが、引っ越し後、あれよあれよと言う間に携帯・スマホが当たり前の世の中になり、
高圧架空電力線の近くでの成人のがんを否定する論文は出ても肯定する論文は結局出なかったため、
高圧架空電力線の近くには住まんでおこうと子ども心に誓っていたこと自体、今の今まですっかり忘れていた
それをアメリカ・ニュージャージー州ウッドブリッジにあるコロニア高校に在籍したことのある生徒・教員の100人以上が
同じタイプの脳腫瘍を発症した事件で思い出したわ原因はなんなのでしょうね?
▼同じ高校の卒業生約100人が同じタイプの脳腫瘍を発症…ニュージャージー州の地元当局が調査を開始 | Business Insider Japan
https://www.businessinsider.jp/post-253268
▼【日本語動画ニュース】同じ高校の卒業生ら100人以上に脳腫瘍 ニュージャージー州
▼【英語動画ニュース】New Jersey high school linked to mystery cancer cases
けっこういい感じに分厚かったけど、半日没頭して読んでしまった。
来月辺りに広瀬すずと松坂桃李の主演の映画が公開されるし、TSUTAYAに行けば売れ筋ナンバーワンとしていっぱい平積みされているので、わざわざ私が紹介しなくてもいい気がするが……。
著者の凪良ゆう先生はBL小説家としてデビューした人気作家。数年前からBLレーベル外の小説も書くようになった。『美しい彼』『わたしの美しい庭』『滅びの前のシャングリラ』など著書多数。
主人公の更紗(さらさ)は、風変わりな両親に愛され、自由奔放で健やかに育っていた。だが、平和な日々は突然瓦解してしまう。天涯孤独となった更紗は伯母の家に預けられたものの、普通の家庭に馴染むことが出来ない。居場所のない彼女は放課後、独りきりで公園に行き、ベンチに腰掛けて読書をして時間を潰すようになる。
公園には更紗以外にもう一人、ベンチの常連がいた。更紗の学校の友人達からは「ロリコン」と呼ばれる、痩身の若い男。彼は毎日、暗い目で女児達の姿を追っていた。
更紗が伯母の家での暮らしに限界を感じた夕方、これまで更紗に対して無関心を貫いていた「ロリコン」が彼女に近づいてきて……。
ざっくりと言えば、かつてTwitterとかでフルボッコにされた伝説の『幸色のワンルーム』(はくり)みたいなストーリー。傍目には、猥褻目的誘拐犯に性犯罪被害者が懐いてしまうストックホルム症候群にしか見えないけれど、実は訳ありのお兄さんが虐待を受けている女の子を救い、それをきっかけに強い絆で結ばれ、唯一無二の関係性を築いた二人の物語。
なんか物議を醸しそうな筋書きだけど、今のところ『幸色のワンルーム』のようなボコられ方はされていなさそうだし、これからもそうはならないかもしれない。
ただ、レビューを見てみると、猫も杓子も作者が読んで欲しいように読んでいるというか、「事実は真実とは違うということがわかりました。わたしも無理解から他人を傷つけないように気をつけてようと思いました」と多くの人々が判を押したように書いていて、道徳の時間の小学生じみていて、うすら怖い。一体どうした、みんな真面目か。
まあそれは置いといて。『幸色―』よりは好意的に受け入れられているっぽいのはたぶん、そもそも挿し絵無しの小説なので、女児の可愛い言動や性犯罪被害を描いてもそれを「性的消費」目的で書かれたとは思われ難いというのがあるのかなと思う。それに、物語全体のうち、被害者女児と誘拐犯の暮らしが書かれた部分はそんなに多くない。それより、更紗が事件以来、15年の歳月をどのように生きてきて、現在はどんな風に暮らしているのかに多くのページが割かれている。そして、更紗が性的虐待を受けている場面や、彼女にとってはしんどいだけの性行為の場面は、心情はリアルに書かれても行為そのものは生々しく描写されはしないので、虐待描写のオカズ化は防がれている。そういう意味では安心。
未成年者略取という犯罪に夢見すぎという批判はあると思う。だがそれも罪を犯した文(ふみ)の内心が吐露される章で緩和されるのかな、たぶん。
現実にも起こりうる、子供が被害に遭う犯罪とその冤罪。当事者しか真実は知らないはずなのに憶測が飛び交い、被害者・加害者ともにオーバーキルとなるほど晒し者にされ平穏な日常生活を奪われ追い詰められること。そういうことを物語のネタとして取り上げることの良し悪し。それについて私自身がどう思うのかといえば、良しとも悪しとも言えないなぁという歯切れの悪いことを言うしかない。
個人的な好き嫌いのことをいえば、センシティブなネタほど「逃げの一手」を打たない方が好き。例えば近親相姦もので実は血が繋がっていなかったのでセーフでしたとか、小児性愛者が未成年者略取の罪を犯したと思ったら実はそいつは小児性愛者ではなかったのでセーフでしたとかいうのは、何がセーフじゃ甘えんな! もっと業に正面から向き合えと思う。
『流浪の月』はどうだったかといえば、文は実は小児性愛者ではなかったので、そういうとこは私のあまり好きじゃないものの類なんだけれど。だってたぶん多くの読者が「更紗と文にはこれからは静かなところで幸せに暮らして欲しい」とレビューに書いているのって、文が「安全な人」だとわかったからで、もしもまじもんの小児性愛者だったら同じ感想が出るか? っていう。なんていうのか、結局は罪を軽減して世間並に受け入れられるレベルまで物語引き下ろした感が出てしまうというか。それで事実と真実は違うよねーと言われてもなって感じがする。
だが、文がなぜ自らを偽ってまで小児性愛者のふりをしてきたのか、その事情と心情があまりにも切々と書かれていて胸を打たれたので、私の個人的好き嫌いとかどうでもいいかもう、と思い直した。
事実と真実は違う。人それぞれに抱えているものがあって、それを他人が何も知らない癖に常識だのなんだのを笠に着て叩くことが許されようか? 本作のテーマはそんな感じだが、幼い頃の更紗を育んだ家庭や、大人になった更紗に関わる人々などを、更紗が許容するもの・拒絶するものに、そうは言ってもな……とちょっと疑問が残るようになっているところが良いと思った。
たとえば、母親が無理をせずに幸せであることは大切だとして、更紗は彼女自身の母親や、同僚の子持ち女性の自由奔放ぶりを許容する。ところが更紗の母親と同僚女性は娘の物分りのよさに甘え、自分の恋愛にかまけて娘を放置するという全く同じ行動をする。だが、その結果は大きく異なる。更紗は母親に遺棄されたせいで理不尽に辛酸をなめることになったが、同僚女性の娘は放置されたものの完全には棄てられず、それが切っ掛けで更紗と文という年の離れた友人に出会い、精神的に救われることとなる。同僚女性は更紗と文という協力者を得たお陰で、娘を遺棄せずに自分の人生も大切にできたとも言えるかもしれない。同じ事が起きても結果は違う。これを人それぞれと言うか、そんなんただの運だから、最初からちゃんとしているに越した事はないと思うか。現実としては、周囲から親にかけられるプレッシャーのお陰で子供が守られているという事も、往々にしてあるが……? などと、ちょっと考え込んでしまう余地が読者には与えられている。
一方で、更紗はDV気質のある恋人の亮のことは、交り合うところが一つもないと拒絶し切り捨ててしまう。亮がなぜDVを止められなくなってしまったのか、その理由を知っていながら、理解も共感も彼女は拒否するのだ。母親が我が子を遺棄することには同情すら示すというのに、DV男はどんな事情があれどもダメであるというアンバランス。DV男は許してはならない、そんな奴からは早急に逃げるべきだというのは正しい。ここを違えたら今時の読者には受入れられないのは想像に難くないが、世間へのご機嫌取りとも思えない、あえての偏った描写なのだろうか。と、ここにも悶々と考えさせられる余地がある。
また、他人の無理解によって苦しめられてきた更紗もまた無謬の人という訳でもなく、無邪気な思い込みで発した一言で文を深く傷つけたのに長い間気づかず、文の真実を知らないままであった。それは、読者が安易に更紗と自己を同一視して気分を良くするだけにとどまるのを阻んでいる。更紗が文の真実を知った時、それまで更紗と一緒に被害者意識を持って、解っていない人々を糾弾出来る立場にいたはずの我々は、自分達が解っていない人々と同じ穴の狢であることに気付かされ、ショックを受けるのだ。
後半、読者目線では余裕で予想できる破滅的な結末に向けて、更紗と文が善意やちょっとした人としての良識を発揮したせいで転がり落ちてゆくところは、はらはらしてつい目が離せなかった。それはダメだ、善意でもやったらいけないやつだと、更紗達を批判することを、圧巻の心理描写が妨害してくる。簡単に教訓を得ていい気分になって読み終えることを許してはくれない。それがこの小説のすごい所なのかなと思う。
にも関わらず、レビュー者が判を押したように教訓を得た事ばかりを書くのは、この小説が安易な共感を読者に許さない、熟考を強いてくるからなのかもと私は思った。そう易々とは自分の意見を書くことが出来ないから、かえってテンプレみたいな感想を書いてお茶を濁すことになるのだ。
さて、以下は凪良ゆう先生のBL作品の紹介と、『流浪の月』とテーマが似ていると思う作品とかの紹介。
主人公の平良は吃音を持っているせいで上手く喋ることができず、学校生活の中ではスクールカースト最底辺に追いやられていた。両親に心配をかけることを畏れた平良は、イジメのターゲットにならないように極力目立たぬよう、息をひそめて暮らしている。
そんな平良は、高校二年の新学期、同じクラスになった清居(きよい)に一目惚れをしてしまう。清居はスクールカーストの頂点に君臨し、陽キャの面々に一目置かれながらも孤高にマイペースを貫く、まさに王者である。そんな清居とそのしもべ達から奴隷のようにこき遣われる平良だったが、清居が気まぐれに差し伸べる暴力的な救いの手や、逆境をものともしない凛とした姿勢に心酔する。やがて平良は、清居の一兵卒から立派なストーカーへと進化していくのだった……。
凪良ゆう先生のBL小説のなかでたぶん最も人気のあるシリーズである。イジメの被害者と加害者のカップリング。主人公の平良と、平良に惚れられた清居、それぞれの視点によって相手の人間性や共通の体験についての見方ががらりと変わる。事実と真実は違うとはまさにこのこと。
幼い頃、近所に住む「にいちゃん」に遊んでもらっていた、ゆい。彼はにいちゃんのことが大好きだった。ところがある日、にいちゃんが奇妙な遊びに誘ってきた。怖くなったゆいは、にいちゃんの部屋から逃げ出した。そこへゆいの母親が鉢合わせたことにより、にいちゃんは逮捕されてしまう。
数年後。高校生になっても、ゆいはにいちゃんのことが忘れられず、親には内緒でにいちゃんの行方を探していた。そして遂ににいちゃんと再会を果たしたゆいだったが、にいちゃんはゆいを怨んでいた。にいちゃんはゆいを拘束して動画を取り、それを脅迫材料として、ゆいを呼び出し、苛烈な性的虐待を加えるのだった。
ほんものの小児性愛者でしかも性犯罪者の大人と、ストックホルム症候群な高校生のカップリング。虐待描写があまりにも凄惨で心を折ってくるので、性描写がゴリゴリにあるが抜けないエロ本みたいなことになっている。ヤバい奴に雁字搦めにされてしまった状況での愛は偽りなのかもしれないが、渦中にある本人にとっては本物に見える。その様を綺麗事なしに描写した怪作である。
腐野花(くさりの はな)は、恋人との結婚をもって養父の腐野淳吾の手を離れることになった。花は幼いうちからまだ年若い養父と性的な関係を持ち、そしてもう一つ、誰にも言えない秘密を淳吾と共有していた。
そんな花と淳吾の暮らしを、時の流れとは逆順に、章ごとに語り手を変えつつ描いた物語。最後には花と淳吾の真の関係性が明かされる。
はたからみれば養父から性的虐待を受ける女児の物語だが、やはりこれも事実と真実は違う系。ところが真実は事実よりもどろどろとしていて、なのに純心であり耽美でもあるが、物凄い業の深さでもある。
第1章が花と淳吾の別れの話で、それから章ごとに時を遡っていき、最終章は家族を亡くして孤児になった花が淳吾と出会い養子になるところで終わる。
私は初読の時に、まるでハッピーエンドのように終わるなぁと思ったのだが、再読したら別にハッピーエンドには思えなかったのは何故なんだ。もう一度読めってことかな、ハハッ。
映画にもなっているのだが、映画版はまるで小さな悪女・花に淳吾が狂わされ搾り滓にされたみたいなラストだったから、あまり好きじゃないな。
酷暑の真夏、若い母親は幼い子供達を部屋に置き去りにし、餓死させた。懲役30年の実刑判決を受けた母親を、世間の人々は好き勝手に糾弾する。一体、母親は何故、愛していたはずの子供達を死に追いやってしまったのか? 母親自身の生い立ち、彼女の祖母の代から続く凄絶な負の連鎖とは……。
小説にしか描けない現実があるとして、実際に起こった事件をモチーフに書かれたフィクション小説である。
児童虐待と、世間の人々が助けたいとは思わないタイプの社会的弱者の物語。著者の山田詠美先生は自由な女性の恋愛小説を書く一方で、昔から社会の最下層にひっそりと生きる人々の事も書いてきた。中でもこれはすごい作品。
私自身、親兄弟のない天涯孤独の身なので熟年老年へ聞くことが難しいし、配偶者のご両親へ質問するのも何だか失礼だよなと
ただ、配偶者のご両親、特に義父は無防備礼賛な気があり、沖縄の米軍問題について問答無用で米軍非難に回ったり、自民党は領土拡大主義だと言わんばかりに野党へ投票し民主党政権が誕生したときは大喜びしたり、原発事故から自民党への不審を高めて野党共闘しかないと言ってみたりと、言ってしまえば典型的な「その世代」な人なんだ
この辺りに触れなければ普段は優しい方で、人生の経験も豊富で勉強になるし、孫へ甘々な好々爺なのだけれど、どうも戦争が絡むと途端に頑固というか戦争を考えること自体が良くないみたいな思想がある
クリミア半島侵攻の際、私は航空機免許を取得しているためボソッと「日本で自衛隊員足りなくなったら僕へは真っ先に赤紙届いちゃいますね」なんて言ったら「憲法9条があるのだから戦争は起きない!」と叱られてしまった
いや憲法9条とかそういうの関係がなく戦争へ行く人の順番の話なんだけどなと。日本であれば順番はこうだ
当然、4番目と5番目は逆かも知れないが、4番目以降は徴兵となるので法整備は必要になるけど、自衛隊員足りなくなって侵略され国土が無くなりましたじゃ話にならないので、徴兵しなきゃいけない情勢下になれば徴兵法案は容易に通るだろう
自分が徴兵されてしまうタイミングを知らずに反戦の意識から徴兵法の成立をどうやって阻害する活動ができるのか私にはわからない
「そうならないため普段から諸外国と平和的な対話云々」の大切さは理解しているけれどウクライナの現状を見て、平時は各国と平和的に経済で交流して空気が悪くなると侵攻するなよとあれだけ警告されてたロシアのやり方を見たら、平和的な対話と同時に別の手も必要なんだなぁと思うわけじゃない?
それを魔法の言葉「憲法9条」で思考を遮るのはどうしてなんだろうか?戦後反戦教育の条件反射なのだろうか?
条件反射だったとしてもロシアとウクライナの現状を見て、熟年老年世代は今何を想って居るのか親の居ない私にはまったくわからない
ただ1つわかることは、日本が侵攻され徴兵法が成立してしまったとき、私は勝ち負けは別として我が子が戦火へ巻き込まれないよう私の世代で戦争を終わらせるため徴兵へ仕方なく従うだろうと言うことだけだ
戦争へ行く順番があるのなら、我が子へ順番が回ってこないようにしたい
確定申告を始めて15年ほどたった。
業種はまぁデジタル土方(リアル労働メイン)と言った所だろうか。
華やかに見えるが実態は泥臭く、いつも同じような違うような作業を繰り返している。
ようやく今年開業届けを提出したが、劇的に変わったことは何もない。
時給にすると600円以下である。
よく辞めなかったと我ながら思う。
所謂デキナイ子で、仕事終わりに一時間の説教タイムなんて事も度々あった。
それまで最大半年程度で、様々な職場を渡り歩いていた自分としては、なぜ時給600円で働き続けられたのか、未だに理由はわからない。
一年経って、さすがに可哀想と思われたのか職場内の試験を受けることなくランクが上がり、1件4,500円に報酬が増えた。
一気に1.5倍である。
時給換算900円ほど。
責任ある持ち場を任され、またそれが性に合っていたので仕事そのものは楽しかった。
仕事のない日あるいは休みを取った日には、都会のクラブイベント等に行くために高速バスに乗り0泊3日遠征をしてそのまま仕事に行ったりしていた。
土日メインのその仕事だけでは食っていけず、他のバイトも掛け持ちで糊口を凌いでいたが、繋ぎの仕事も当時のバイト相応の時給800円程度。
平均月給10~15万程度で親の脛をかじりまくって、好き勝手生きていた。
当時車の整備不良で警察に止められた時に職業を聞かれてフリーターです、と言い
「あぁ、無職ね」
と返されたのを強く覚えている。
10年近くその生活を続けると1件6,000円に給料は上がっていた。
そして私は35歳になろうとしていた。
求人募集を見るのが趣味の一つだったのだが、35歳を過ぎると途端に正社員の募集が減るのだ。
焦っていた。
このまま一生を生きていけるのか。
人生の墓場と言われる結婚をするつもりはなかったが、天涯孤独が予想されていたこの身を養っていけるのか。
その時、同じ業種の人から、正社員にならないかと声をかけられた。
少し悩んだが、手取り17万円もらえるなら、とその会社に入ることにした。
なんて布陣だった事は入社して一か月で初めて知った。
平社員の人以外は入社前から面識があったのに気づかなかったのが敗因だ、特に奥さん。全く気づかなかった。
使用期間の3ヶ月で辞めたが、主な理由は関係性の複雑さより、確かに手取り17万円もらえたが、社会保険諸々はもちろん雇用保険すら入れてもらえなかったからである。
これまでと同じように報酬で支給してもらえるなら何とかやりようがあったが、交渉してもダメだった。
その後はその会社からフリーランスとして仕事をもらうことになった。
1件1万円。
時給換算2,000円。
ジャンプアップ。
3ヶ月で辞めた恩返しにと3年そのまま働いた。
その間会社のもらう金額は25,000に増えたらしいが、私への報酬は変わらなかった。
他にも諸々嫌になって辞めることにしたが、ありがたいことに会社に仕事を振っていた上の会社から(孫請であったのだ)直接仕事を依頼したいと言ってもらえた。
しかし社長が糞だったので難航して一年ほど仕事のない状態になった。
たまたま疎遠だった実親が亡くなり、遺産はなかったが500万円ほどの生命保険が転がり込む事になったので、カードローンを返した残りと仕事のない時期にしていた時給900円5時間のバイトを週4日に増やしてどうにか生きていけた。
コロナがきた。
イベント業に隣接した我が業種は大打撃。
仕事は軒並みキャンセルが続き、持続化給付金を満額もらいようやく生き延びた。
そして、オンライン化に関した勉強を繰り返し、何とか仕事が安定してきた去年。
未だに仕事が入っては無くなりまた入ると慌ただしいが収入は増えた。
年収の推移は節目毎に130万→180万→350万円程度。
経費をきちんと計算し、確定申告二年目からずっと住民税非課税世帯でございます。
仕事で使う範囲より少しだけ多めに家事案分を分けたり、少しの節税はしている。
今となっては実入りはそこそこあるけれど、社会保障のある会社員の額面年収には程遠く、ローンすら組めないこの身体。
あ、ちなみに中卒です。
いじめを受けたり睡眠相後退症候群と思われる症状が出たりで学校生活をまともに送れませんでした。
多分ADHDも持ってる。
生きていくために何とか何とかズル賢く立ち回ってきました。
とは思いつつ、選挙の参加や反対の署名など少しだけ動いてはいます。
多分売上に消費税は足してもらえないので、変わらず節税を続けて生き抜くしかないです。
仕事の仕入れによく使う業者さんがインボイスを導入してもらえるよう願って、この酔っ払いの駄文にピリオドを打ちます。
ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました。
その会社で働く自分とかそれで婚活うまく行って世帯持てる未来とかそういう毎回が頭に浮かぶんだけど、
落ちたらそのすべてがなかったことになる、それを何回も何回も繰り返し
もう嫌になっちゃいそう
冴えない男に生まれちゃった以上は高齢単身友達妻恋人子供も誰一人いない天涯孤独の未来が嫌だったら戦って抗うしかないんだよね
男はイケメンでもなけりゃ若いとかだけじゃ誰も視界にも入れてくれない
孤独な末路を「新しい価値観だから受け入れましょう」「孤独なあなたは何も悪くない!」とか言われてもやっぱりそんなの受け入れられるわけがないよ
これは呪いかもしれないけど、俺には戦う選択肢しかないんだよ、でも本当は戦いたくなんてないよ。
今勤めてるとこくらいの身の丈にあったほどほどの会社でほどほどにゆるーく生きても結婚やら普通にできる人生歩みたかったよ、それが許される人たちが心底羨ましい。
大前提として「はい嘘、非力な奴を狙っただろ」ってのはもちろんそうなんだけど
だとしたらなんでまず家族(親族ほか同居人なども含む)を殺そうとしないんだろう?
親に虐待されてて勝ち目がない、自分は中学生や女なので体格差で負ける、そもそも天涯孤独、とかが無関係の女子供を狙うならなんか分かるんだけど。
鬱屈してて、引きこもりだとしても自分を1番警戒しないのって家族だと思ってさ。かーちゃんとか、ばーちゃんに後ろから声掛けても警戒されなくない?ちょっと驚いたりはするけど。
でも後ろに誰かいるってだけで気になる、って女の人は結構いるよね。
警戒されないってだけでかなり楽じゃないのかな。
それか誰でもいい(女子供なら)と思っても「身内」は殺さないもんなのかなあ。
ちょっと前の京王線のジョーカーは死刑になりたかった、って言ってた気がするけど電車は「壊す&死」じゃないと死刑にはならないんじゃなかったっけ?と。
調べたら建築物の放火もそうで「壊す&死」で死刑に足突っ込むぽかった。
いちばん確実なのは「強盗、殺人、強姦」のセットみたいだけど。(光市のやつみたいなの)