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はてなキーワード: 大野耐一とは

2021-07-04

VRSに固執してワクチン接種状況の視界を失う政府

「VRSの入力遅れのせい」って主張、一件単位データが出てこないなら、各自治体にワクチン消費数の概算だけでも出させて需要予測すればいいだけだと思うんですよね。たぶん、本当の原因はそこにはないんじゃないか

仕組みはありましたが、既に終わってます→V-SYS。VRSとの二重作業に不満が多く、一般接種では5末に「入力不要」になりました

これだな。教えてくれてありがとう



なぜ一本化するのがV-SYSではなく、入力作業が非常に煩雑で大不評な(バーコード入力が事実上使い物にならず手入力強制)なVRSなんだろう。やはり例によって、官邸の肝入りで強引に開発・導入したシステムが早々にお蔵入りになるのは面子が許さないとか、そういうくだらない理由か…?

VRSは、もしきちんとしたものができていれば、日本ワクチン接種を加速させるゲームチェンジャーになっていただろう。だが、実際には使い物にならないものを作ってしまったわけで、そこを認めず撤退しないのはどういうわけだ。

世間では「VRSを無視した明石市ワクチンが届かないのはブーメラン自業自得」という風潮になっているが、俺はおかしいと思う。接種一件一件の入力(「◯◯県◯◯市の増田太郎さんは接種を受けました」)を集計して統計を出すシステムは、そもそも普及率が上がらないと話にならないのは誰にでも分かることだ。ワクチン流通状況を把握するのは本来なら必達目標のはずで、最初から集計値を入れさせるV-SYSにしないのは全く合理的ではないと思う。

もし、それを分かった上でなお、不正確な値しか出せないVRSに拘っているなら、ワクチンの正確かつリアルタイム流通状況を曖昧にしておきたい裏の事情があると勘繰られても仕方がないんじゃないか

 泉市長の訴えに対し、「首長の怒りはもっともです」と政府関係者はうなずく。

ワクチン差配は正直、利権化されていて、実質的にそれを仕切る官邸は“ワクチンマフィア”と裏で呼ばれています。各県から要望数量を認めたり、割り落としたり、どのように差配しているかは正直、ブラックボックス。VRSのボロタブレット文句を言った自治体を含め、菅政権従順でない自治体、更にリアルな話をすると、首長自民党以外の自治体への配布を減らしたりといった恣意的運用はあると聞こえてきます



追記:

 河野氏6月23日記者会見で、今後のワクチン配送計画について「目をつぶって渡りをするようなオペレーションにならざるを得ない」と漏らした。そのうえで、在庫を減らして必要もの必要な時につくるトヨタ自動車生産方式を引き合いに見通しを語った。

 「自動車工場のようにジャスト・イン・タイムというわけにもいかない。すぐにVRSで(職域の)数字が見えないので、正直ちょっと厳しいと思っている」

https://digital.asahi.com/articles/ASP757H8DP75ULFA024.html

おいおい…。

ていうか、やっぱりJITジャスト・イン・タイム)がやりたかったんだな。確かに実現したらTwitter信者ドヤ顔できるもんね。だがこの調子だと、JITキモは「かんばん」のような洗練された情報システムの整備に加えて、それを使いこなす現場作業員意識改革だということを全く理解してないな。今、どっちもダメじゃん。それをムチで脅してゴリ押しすればどうにかなるとか思っているのだとしたら、JITを舐めすぎ。とりあえず大野耐一「トヨタ生産方式」を100回読んで出直してこい。

ジャストインタイムやりたけりゃ、普通に発注カードアナログデジタルカンバン方式で十分じゃねーの説を唱えたい。発注カードが現れたら、スマホQRコード読んでURLアクセス発注指示が出る奴よ。

うそう、サプライチェーンの仕組みづくりってそういうことよ。パワハラマイクロマネジメント管理だと勘違いしている自称「運び屋大臣」には理解できない発想かもしれないが。

anond:20210703171144

2013-09-05

http://anond.hatelabo.jp/20130904231208

釣り宣言まだ?

「なぜを5回繰り返せ」で知られたトヨタ生産方式の祖、大野耐一氏の名言ステマだろ。

> 本質に行き着くというが、近づきすぎる気がするんだよ。

という箇所に釣りしか感じ取ることしかできない。

結局は「俺の頭が悪いからです」という人のオツムから本質(essentia)という言葉がぱっと飛び出てくることはありえない。

結論:怠惰な人を装って、上から目線ブコメをたらふく釣り上げる釣り

2012-01-04

http://anond.hatelabo.jp/20120103211405

いちおう、一つだけ確認。

世の中、何事にも例外はある。

事実意見を分けて書くトレーニングはそれなりにやってきたつもりで、これまで書いた文章で全称記号をつけてまで断定した記述はしてないはず。

日本最大最強企業であるトヨタなんかは、組織の大きさにも関わらずイノベーション継続する能力を維持できているように見える(内情は知らないけどね)。

これは同意見でトヨタは凄いと思うよ。ただ、(内情は知らないけどね。)も同立場で、トヨタ人材画一的トヨタ人材なんじゃないか邪推している。

まり認識の歪みは承知だが、「QC活動万歳!」「下請け明日からコスト50%減で作ってね」といったイメージ

大野耐一生産性向上運動サプライヤー企業との共同開発研究も大きく、そこらへんのホワイトカラーの貢献度で言えば小さいものだと思うけれども。

最近イノベーションは「イノベーションプロセスから生まれる、という話がある

紹介された「art of innovation」であるが、どうもIDEOというシリコンバレー企業の話らしい。

創発型のプロセスであれば、ワールドカフェ手法であるとか色々知ってはいるが、それが凡人からイノベーションを起こせるというプロセスならば大歓迎。

個人的には凡人からイノベーションは生まれ得ない、むしろブレーキと思っているが。

東大の」「優秀で」「意識の高い」学生

内なる組織改革か、外なる自己追求か。その閾値はこのカギ括弧にあると思うのだが、「東大の」はまあ明確だ。

それでは、「優秀で」は?「意識の高い」は?

私自身について言えば、

優秀:「話してみると、優秀なのが伝わってくる」「天才型」「期待している」とかいう評判は聞く。平均から見たら優秀な思考能力だと思うよ。

   ところが、外に出るとなると、なにか武器が足りない気がする。

意識の高い:インサイドアウトな状態ということだろうか。これまたよくわからない。

ちなみに、採用担当が「こいつは優秀だ」と思うやつ、オレは優秀でないと思うことが多いんだけど、どうなのかなあ。

強いて、絶対的な優秀という意味では、トラックレコードというのだろうか、

テニサー副部長といった肩書き、全国大会という実績、会計士という説明可能な資格こういったわかりやすい指標がホンモノの優秀なのかも。

 
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