はてなキーワード: 大坂なおみとは
https://togetter.com/li/1839316
なんで渡辺直美が「マジギレした」ことになってんの?
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/spv/2103/19/news168.html
また、今回の報道が海外メディアにも多く取り上げられていることについて「私はすごい悔しいなと思ったんだよね」とコメント。「もともと聞いてた演出がほんとうにかっこよかったから、それじゃない、却下されたものが表に出て、これが日本の全てと思われたくない」と悔しさをにじませていました。
「却下されたものが表に出てきた」ことが悔しいのであって、「そんな案が出てきたこと」を悔しいとは言ってないみたいだが。
渡辺直美にしろ大坂なおみにしろ、頭のおかしいポリコレ連中が「勝手に」神輿に担ぎあげたからって、律儀に「いじめっ子」に成り下がってあげる優しい馬鹿ってお母さんがいなくても一人で着替えとかできるのかな?
最近、日本のスポーツ選手の活躍が著しいように思う。五輪のメダルの数も単独3桁を越えて113個。実に素晴らしい。
大谷翔平、八村塁、錦織圭、大坂なおみ、羽生結弦、張本兄妹に丹羽孝希などなど。他にもたくさんいるけど、流石にわしのアンテナでは拾いきれていない(そもそも五輪反対派だった故に見てなかったのもある)
さて、上に挙げたメンツはある特徴で分けることができる。タイトルを見れば一目瞭然だろう。
たかだかこの程度のことが気になるのだ。
数人挙げたが、個人的に特に気になってしまうのは大坂なおみだ。彼女は日本生まれで日本国籍のみを持っている、れっきとした日本国民である。
同時に、滅多なことでは日本に帰ってくることはなく、また英語を日本語以上に使いこなす。そしてその外観だ。
これは差別だ。よくないことでいけないこと。わかりきっている。我々は彼女を日本国民として迎えなくてはならない。個人的にも、社会的にも、世界的にもそれが然るべきである。
なのに、どうして「あれが日本人? 冗談はよしてくれ」なんて思いが浮かぶのだろうか?
最近、彼女をそんな形で意識するようになってから、改めてスポーツ選手を見返していった。そこにいたのは日本人だったが、日系人もまた多かった。
室伏広治は母親がハンガリー系ルーマニア人。王貞治は父親が中国人。サニブラウンは父親がガーナ人だ。
こうしてみると、わしの中の「日本人」という概念は屈服し敗北する。
あの人は日本人じゃなかったのか? こんなやつが実は日本人?? 日本人って一体何なんだよ??
一人思うが、言い出せるわけもなく、もちろん誰も答えてくれない。そんなことを言えば社会的に制裁を受ける。
そんなことを言ってはいけないんだよ。ヘイトスピーチは許さない。
わかりきっている。それでも考えずにはいられない。わかっていながらも勝手に考えが浮かんでくる。違和感を覚える。自然なもので、もう止められないのだ。
スポーツ選手で顕著にこんなことを思うのは、日本人……ではわしの感覚にそぐわない。「純粋な日本人の民族」として「大和民族」とでも呼ぼう。
特定戦術が極端に有利になるルールは改正する。それが国際スポーツ大会のルーリングの歴史である。
だが、この国際スポーツ大会の最上層に立つのは人間であり、それぞれのバックボーンがある以上、それに従って動いてしまう。
国際なんちゃらの最上層は、欧米人であることがほとんどだ。つまり彼らがルールを変えると、それはとたんに基本的な体格における差を生むことになる。
そんな中で日本人の活躍が著しい。それはおそらく日系人の活躍が著しいのであって、大和民族の活躍が著しいわけではないのだ(もちろん一部例外もいる)。
しかし考えてほしい。
これが競馬になれば持込馬やサラ系なんて言葉を使って区分けをするし、猫や犬の血統書だってそうだ。動物園の檻の中ならOKで、野山を下ってくるのはNG。害虫益虫なんでもござれ。
こうして色んなものを観察し区別し差を測ることによって、ヒトは様々な物事を解明してきた。こうなると、差を比べて別けることを止めることはできないのではないのだろうか?
でも差別はいけないのだ。人間に限っては人種や肌の色、生まれや言葉や体格に見てくれで差を比べて別けてはならないらしい。
ヒトの理性は生命という大きな枠組みに備わった、数億年は運用されているシステムを同族にだけ停止させることを是とした。
内心から湧き上がる同族でないものに感じる小さな思いを、その度に理性で踏み潰さなくてはならない。
そんな一般常識が認知され始めているのが現在だ。ここに至るまで、アメリカの南北戦争から数えたら160年も経っている。
あと160年もすれば流石にそんな常識が当たり前になってるだろうか? 子供の孫も死んだ後になるだろう未来のことを、仕事で冷めた頭で黙々と考えていた。
フェミニズムとか、オタクとか、ポリコレとか、オタク差別と萌え絵とか、そういう論点だけではくくれない。
あまりにも雑すぎる。
これ、あらゆる広告を99%引っかけることが可能な激ヤバガイドラインである。
女性に限らず男性もアウトと言うかなりヤバいものである。一番近いのは中国の表現規制である。
中国の知り合いが、「とりあえず全て引っかかる網をかけて、いいものと悪いものを勝手に決める。それが規制のやり方」
と言ってたがまさにそれ。
「男性らしさ、女性らしさと呼ばれるもの」が含まれるととりあえずアウトというかなりやばめのガイドライン集である。
しかし、「男性らしい男性広告」や「女性らしい女性広告」はあってもいいのである。
男性格闘家が戦うシーンは男性らしさに抵触するから使えない、女性のアスリートの演技は女性らしさが高確率で入るが、そのシーンもアウトである。
「女性が家事をする広告だけ」になったらそりゃ問題だろうが、女性が家事をする広告がアウトになったらアホか? って思うでしょ。
女性らしい女性、男性らしい男性は使えなくなるのである。すごい困る。
女性スポーツ選手、男性スポーツ選手、男性格闘家や女性アイドルはとりあえず使えなくなる。これは困る。
どうも、多様性を叫ぶ人の中には、「女性らしい女性」「男性らしい男性」を排除するきらいがある。それも多様性の一つであるという概念が抜けている。
じゃあ、例えば、女性芸能人とかスポーツ選手を、一枚絵のポスターに使用しようとするじゃないか。
まあ、大坂なおみを例にあげよう。
「登場人物回数が男女いずれかに偏っていませんか?」→大坂なおみの他に男性も一緒に使いましょう。
「年齢や職業など多様な男女が描かれていますか?」→大坂なおみ以外の男性、それも大坂なおみは高給取りの若い女性だから、貧乏人な年寄りのホームレスを使ってバランスを取りましょう。
「服、・持ち物の色、服のデザインが性別によって固定化されていませんか?」→大坂なおみのテニスコートウェアは女性のものだからズボン姿でないとNG。
「男性、女性で役割を決めつけていませんか? 家事・育児・介護・看護をしているのは女性だけになっていませんか?」→大坂なおみを、ピンで家事育児介護看護の広告には使えないのである。男性がやる、又は男性も入れる必要があるのだ。大坂なおみと一緒に家事ができる人って誰? それぐらいの釣り合いの取れるスポーツ選手といえば、大谷翔平ぐらいしかいないわけである。そうなると、今度は、年齢と職業が多様性を失うわけである。大坂なおみと一緒に使えるのは、年老いた貧困男性しかこのガイドラインによるとダメなのだ。
「興味を引くためだけに、外見(若さや性的側面などを)強調する表現にしていませんか?」もう、大坂なおみが使えないのである。若いスポーツ選手がスポーツしている姿、全てが使えん。テニスウェアも引っかかる。男性も含まれるという時点で、どうしていいのかわからない。ボクサーや力士なんかもアウトである。
ガイドラインというのは基本的に「そこまでバカな運用をされるはずがないだろ」と言われるのだが、だいたい逆で、そこまでバカな運用をされるのである。
「興味を引くためだけに、女性を使っていませんか?」
広告のアイキャッチに選ばれるのは、当たり前だが興味を引くためだけなので、全ての広告に女性、男性、キャラクターが使えなくなる。(”男性の起用に関しても同じことが言えます”とガイドライン中に書かれており、全て引っかかってしまうのだ)
萌え絵狙い撃ちの規定もあるわけだが、あまりにも広く網をかけた結果、萌え絵だけではなくあらゆるものがだめになっている。
萌え絵だけがヤバいのかと思ったら、大体の広告が引っかかるゲキヤバガイドラインだった。
「人格を持った多様な姿を描くようにしましょう」これ。アイキャッチに使うとなると、ほぼすべての表現が死ぬ。当然、実写も含めて。
しかも、人格のないアイキャッチと言えば、思いつくのはいらすとやである。しかし、皆使っている。となるとどうなるのか?
泣いたリ叫んだり笑ったり喜んでる絵か、もしくは何かアクションをしていればいいのか? さっぱりわからない。
つまり、どうとでも捉えられる99%、あるいは100%引っかかる謎の規定である。
昔、はじめの一歩が社会を明るくする運動で「まじめの一歩」というタイトルとともに、鴨川ジム総出のアイキャッチ広告があったのだが、このガイドラインだと、厳密に適応すると、それも引っかかるのである。
もしも上司に、こんなガイドラインを作りましたと言ったら、「ファジーで広すぎるガイドラインを作るな。バカ」と突っ返されると思う。
萌え絵だけがヤバいと思われているが、規定そのものがフワフワした観念的なものになっており、あらゆる広告を引っかけようとすると引っかかる。正直これやばくね? という感じである。
すごい。アホか。
意識していたわけではないが、仕事が忙しいので競技は全く見れなかった。
スマホの通知で各種ニュースサイトの速報が流れてきて「へーメダル獲ったんだ。多いのか少ないのかわからんな。ふーん」程度の感想しか無かった。
ただ私は一応エンタメ系クリエイターの端くれだったので、開会式と閉会式だけはちゃんと見ようと思ってリアルタイムの予定を空けていた。
リオの演出には本当に心震えていたし、色々最後までゴタゴタがあったがそれでもどこかで
「なんだかんだ兆円規模の大会にふさわしい演出があるんだろう?」とどこかで期待をしていた。
なんなら恥をしのんでMIKIKO案でもパクってくるんだろ?さぁどんな禁じ手をやってくるんだ?とソワソワしていた。
どうであれどこかで楽しみに待っていた。
虚無だった。
虚無だけがそこに広がっていた。
しかもリオのときはオブジェクトと連動した光の演出だった気がするのに、会場をただスクリーンに見立てた映像演出。
漫画の吹き出しプラカードを手に虚空に向かって手を振る選手団の入場。特に関連性のないゲームBGM。
度々キャスターの口から出る「多様性」の言葉。何が多様性???
リオの煌めきは何だったんだ? ん、いや待て待て、ここから本番が始まるんだろう?
なんて思っている間にピクトグラムの余興。24時間テレビとかで見そうな演出ですね。
ドローンで描かれる地球。あーなんかドローンをスクリーンにするのって中国のイベント映像良く見るなぁ。
そして長嶋茂雄の痛々しい聖火リレーの姿。いや車椅子とかにしたげてよ、見てるほうが辛いよ。
開会式、終わり。
ところどころ順序が違う気がするけどまぁもう見返す気も起こらないのでご愛嬌。
終始私の頭では「なんだ?今私は何を見せられているんだ?」というはてなマークの嵐だった。
そっとFireStickのリモコンを手に取り、アマプラで配信中の東京卍リベンジャーズを見た。面白かった。
それから大会期間中は、冒頭に触れたとおりで、五輪が始まったこともあまり意識に無いまま日々を過ごした。
私の中で五輪ははじまっていなかった。
はてなでの連日のコメ欄でのバッシングなどを見て、あー今日も非難されてるわーと思った程度だった。
それでも私は諦めなかった。
私は五輪はどうでも良かったが、閉会式はエンタメ系クリエイターの端くれとして楽しみにしていた。
虚無だった。
虚無だけがそこに広がっていた。
キャスターが言葉として今やっている演出の補足を入れるんだが、それがいちいち薄ら寒い。
語らないと伝わらない演出意図が意味不明なパフォーマンスの数々。
演者たちが各々パフォーマンスを最大限やり遂げているというのは伝わってくるんだけど
なんの一貫性も感じられず、共感性羞恥みたいなものを感じてしまってただただ辛い映像が流れた。
後で何かの記事で、これは混沌を題材としたと言っていたが、カオスとは演出されて成り立つものであって
一応クリエイターの端くれの私からしたらこれは演出を拒否したただの無法地帯にしか見えなかった。
演者に全てを丸投げし、現場はどうにかいい舞台を作ろうともがいている、そんな苦しい空気を勝手ながら感じ取ってしまった。
突如差し込まれる日本美しいデスネな映像も前後の脈絡が無く、空虚なもの。
パリのPVは結構賛美されてたけど、私は特に刺さらなかった。リオがあまりに良すぎたので。
そして、終わってみれば、私にとっては開会式以上の虚無が眼前に広がっていた。
虚無を終えたところで、何かが始まって終わった感じが無い。
だから私にとって五輪は実感のないままただ過ぎ去っていったもの、だった。
私は日本で五輪やるんだから自分の中でどこかでお祭り気分みたいなテンションの振れが起こると思ってたんだ。
でも本当に、何も私の中に起こらなかったんだ。
クリエイターの端くれとして、こんなに心が動かない自分に驚いてしまったんだ。
みんなはどうだった? 五輪終わったなーって感じある?(パラがまだあるっていうのは置いといて)
興味無い物・見たくないもの手あたり次第に突っ込んでる
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