はてなキーワード: 多重人格とは
本当に辛い。
誰にどうやって助けを求めたらいいのかもわからない。
以下スペック
嫁: 同い年。上の子供を産んですぐ脳内出血で手術をしてから、失語症になる。一昨年くらいにマル障1級。
嫁の両親は健在。ただあまり仲が良くない。
嫁とは割と口論になる。
自分の両親も健在。ただし離婚していて実家はない。母親が歩いていける距離に住んでいる。
発狂というのは、なんというか、多重人格みたいな、スイッチが入ると謎の因縁をつけてきて、口汚く罵ってくる。
嫁は月経前症候群があって、失語症になってからは生理前にイライラすることは多かった。
上の子供に対しても一度だけ「気持ち悪い!どっかいけ!」と罵声を浴びせて、泣かせていた。
なんの予兆もなく、食事を終えようとするタイミングでいきなりキレ出した。
そのときはさすがに嫁にめちゃくちゃ怒った。
嫁は数分後には「そんなこと言ってない!」と言い出すなど、手に負えなかった。
そして今年に入ってから、手を出すようになってきた。
今のところは子供に矛先は向かっていないが、自分には遠慮なく目一杯の力で叩くようになってしまった。
いつかこれが包丁やハサミになるんじゃないかと、普段からドキドキするようになっている。
なので嫁が物音を立てると、身体がビクッとなるし、今年に入ってからずっと変な動悸がする。
一度循環器科に行ってホルター心電図を1日やってみたが、何も疑わしい症状はなかった。
おととい、またしても、僕がスーパーから買ってきたポテトサラダを見て、「は?なにこれ?何で買うの?」といきなり突っかかってきた。
ポテトサラダは、スーパーに行くたびほぼ毎回買っていて、確かに下の子供が4日前くらいに、嫁が作ったポテトサラダが「嫌い!」と言っていたが、別に大人か上の子供が食べるものだし気にせず買ってきた。
それが気に食わなかったらしい。
「ほんとにムカつく!」「気持ち悪い」と散々言ってきたので、さすがにもう限界だと思って、「もう無理です。今から家を出て新しい家を探してきます」と言って外に出ようとしたら、また叩いてきた。携帯を思い切りなげていた。
最近は頻繁にこういうことが起こるので、すぐに録音できるようにアプリを1画面目に置いてあるので、叩いてるところは録音できた。
とりあえず急いで駅に向かって電車に乗った。
上の子供が学校から帰ってきたらしく、「お父さん今どこ?」とメッセージが来た。
どうやら、僕のものが外にぶち撒けられていて、何かあったのかを聞いてきたようだった。
上の子には「心配かけてごめんね。夜には必ず帰るよ」と伝えた。
気持ちは完全に割り切れて、新しい家を探さなきゃという気持ちでいっぱいになった。
子供二人、自分の母親が住める家をなんとしてでも見つけなきゃ。あとペットの猫。
とりあえず、職場の同僚で1番信頼がおける人が住んでいる駅まで乗り継いで行った。
近くにあったアパマンショップにフラッと入ってみた。
その場では決めず、悩みながら、ぼーっと駅前のカフェでコーヒーを飲んでいた。帰るのがしんどい。
「離婚?何考えてるの?そんなこと認める訳ないでしょ」と嘲笑うかのように言われて、めちゃくちゃ腹が立った。
なんだかんだで夜の8時には自宅に戻った。
嫁は少し落ち着いていた。
誰かのその言動を批判するために引用した増田が、同じその誰かによって書かれたものだったらウケるよな。
A「お前の言動は目に余る。この増田の言ってることを見習え。(リンク添付)」
B 「それ俺が書いた奴だよ?証拠にリンク先の増田を編集して書き換えといたぜ」
A 「(呆然)」
しかしAが驚くようなことでもなく、別に増田ではキャラづくりする意図などなくても、日々変わりゆく考え方に基づいて思ったことを書くわけだから到底同一人物とはみなされないような書き込みをいろいろ書いていくのが普通だと思う。されど多重人格というわけじゃなて匿名で好き勝手なことを言っていいことが許されてるのなら、書き込みはむしろ同一人物とみなされるような一貫性や共通点を帯びないのが普通だろう。
https://anond.hatelabo.jp/20210919140407#
https://anond.hatelabo.jp/20210907095748#
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20210209190902#
それでもこれらは同じ人物がお気持ち長文も書くし短絡的な思い付きを書くというだけという冷静に考えればありふれていると思われる事例にすぎない。
/高校2年生
/一人称は「自分」、伊丹と話す時だけは「あたし」、「僕」。意図的に変えているわけではなく、染み付いたクセ。
/絵が人並みに描ける
/子供の頃の記憶はあるが、中学2年までははっきりと思い出せない
・偽名として、「彼」。別人格(?)。
/一人称は一貫して「俺」
/歌を歌う。シャウトと巻き舌が異常に上手い
厨二病全開のスペックだが、本当にこれがあるんだから恐ろしい。ちなみに彼とは11年の付き合いだ。
もう1人いるはずだが、最近は目撃情報がないので多分死んだか寝てる。
そもそも解離性同一性障害は「解離性障害」のひとつに分類されており、
・解離性健忘、遁走
・離人症
と分類されるらしい。wikiそのままだ。診断書が書かれた訳ではないので、詳しい話は知らない。
この中で、自分は「健忘」「離人症」「同一性」に当てはまっている。役満だ。嬉しくない。
詳しい話は省く。今回は解離性同一性障害についてだけ話す。
解離性同一性障害は、ゲームや漫画で書かれるようなものとはまず違う。そんな美談で終わらせられるほど簡単なものではない。
「何かしらのトリガーで引き起こされる」。これは、人による。彼もロックを聴いていたら稀に現れるが、ほとんどは静かだ。自分は好きな絵を見ると帰ってくる習性がある。
だが、確定ではない。あとパッキリ切り替わる事もない。「いつの間に変わってた」と言う方が正しい。
「自分の意思で変えられない」。これは自分の中ではノーだ。目を閉じて30秒〜2、3分経つと、身体から血の気が引いてくるような感覚を覚える。それにに合わせて、頭が飛んでいくような感覚になる。スッと意識が遠くなったら、もう変わっている。
「記憶がまるきりない」。これはイエス。だが、自分達の場合はそれほど空っぽという訳でもない。目に焼き付いた景色は残っている。ただ、何をしたのかは朧げだし、思い出したとしても自分の経験として至らない。勝手に誰かが作った記憶のようだ。
「顔つきや目つきが変わる」。イエスだ。家族からは目でわかると言われる。彼はいつ変わったかわかるよと言われたらしい。
声の出し方も変わる。彼は男性ででいたいので低い声を出したがる。声帯の使い方が違うのかも知れない。よくわからない。
多重人格のキャラは見ていられないので特徴がよくわからないが、とりあえずはこんな感じだ。
少なくとも「バイクに乗ったら気性が変わる」と言ったような単純な変化はない。それは多重人格でもないと思う。
なぜこんな話をするのかというと、多重人格のキャラはあまりにも綺麗事ばかり書かれているからだ。
最近、SNSで「バニシングツイン」について書かれた漫画の広告を見た。片割れの双子が死んだ場合、もう一人に憑依する事がある、という話だ。
実質多重人格はバニシングツインと同義としてもいいだろう。意識が同じ身体の中にあるんだから、ほぼ一緒だ。
というより、彼も自分の生まれる7年前に流産した男の子説がある。どうせ偶然だろうが。とりあえず多重人格も憑依型のバニシングツインも変わらないものは変わらない。
「母親が死んだ方の双子の意見ばかり聞き、自身の意見は蔑ろにされてとても悲しい。自分が乗っ取られているようだ」
と話している。
この時点で気持ち悪い。
少なくとも、自分の身体を持たず、自分のやりたかった事もできず、ただ空虚な人生を送っている彼と主人公を比べれば明らかにどちらが素晴らしい人生かわかるだろう。
人格は悪じゃない。誰も悪くないのだ。
なんだそれ。
除霊?
人格を殺すって言うのか?
せっかく、身体なしでも生きながらえているのに?
作者は、何も知らないのだと思った。
バニシングツインについてもそうだが、それ以上に「人格」を軽く見過ぎなのだと。
当事者からすれば、人格というものは四六時中離れられない関係にある。情が湧かない、という方が無理がある。
それを、損得だけで、切り捨てようとしている。
レビューでは「親が理解できない」という声が多いが、自分はそれ以上に子供が理解できない。
どうして、同じ時を過ごした人間を殺そうとできるのか?
今、自分が「彼を消せる」と言われたら、泣き叫んで相手を殺してしまうだろう。
レビューを今読んでいるが、頭の中で声が聞こえる事が「ホラー」と称されてる事にも少し腹が立った。
レビュー作者も漫画作者も、それを「エンターテイメント」として見ているからその様に話せるのかもしれないが、当事者からすればこの上ない侮辱である。
自分が抱えているものはホラーでもエンターテイメントでもない、
それを、ただの自己満足で消費される程気持ち悪い事はない。不思議でもない、スピリチュアルでもない。そいつらの目の前に立って「私が多重人格てす」と話してみようか。
厨二病だと投げ捨てるのだろうか。
気持ち悪いと目を背けるのだろうか。
やってみたい気持ちと、自分もリアルを見たくないという矛盾で吐きそうだ。
幸せでもない。不幸でもない。それは彼らにとっての「普通」なのだ。健常者の物差しで測る方が間違っていると思わないか。
それと、人格の年齢や性別が身体と違っても、受け入れてあげてほしい。そういうものだ。そうとしか言いようがないのだ。
気にしない人格もいるのかもしれないが、彼の様にスカートを履こうとするだけで泣きそうになる、それくらい性別にこだわりがある人格もいるだろう。
そういうものだ。それさえも知らないで多重人格の話を書くのはやめてほしい。SNSに蔓延る三流作家達のことだ。
元はと言えば新型コロナ感染症を5類扱いにすると?→治療費が3割負担に→国民皆保険制度破綻の覚悟が必要かも - Togetterのブコメで
「あと数週間で希望者全員のワクチン接種が完了する」なブコメが上位にいて、オリンピック以外にもいろいろパラレルワールドあるんだなと悲しい気持ちになってる。
と突っ込まれ、
https://b.hatena.ne.jp/entry/4706716118261578338/comment/KAN3
あと数週間で希望者全員のワクチン接種が完了するから、その後は5類相当でいい。今のままだと反ワクチン連中の治療費を国民全員で負担することになる。そんなん納得できない id:popolonlon3965 https://anond.hatelabo.jp/20210811092459
って追記しているから、あの増田を書いたのは id:KAN3 だと思ったのだけど、
https://b.hatena.ne.jp/entry/4706732468672383586/comment/KAN3
2~3週間の意味で使う人が多いけど、2~9の間なら日本語的には問題ない。まぁおそらく5~7週間くらいでほぼ完了するだろう。
怖。
職場に多重人格なんじゃないかってくらい頭良いモードとお馬鹿モードの差が激しい人がいる
偉いさんや客と話すときはちゃんとしたビジネス会話とかキレキレの立案してて、この人すごいなと思ったり学ばせてもらうことがとても多く、周囲からの評価も高い
ところが同僚や部下と話す場面になると会話のテンポがガタ落ちして、うーんとかあーとか言いながら、すみませんわからないです…と超簡単なことしか指導できない無能に成り下がる
普段の仕事ぶりからして、いやあなた絶対わかってるでしょって案件でもえっとーなんだっけ…とか愛想笑いして誤魔化し、完全に理解してない人ムーヴに徹した挙げ句、手際が悪くてとか教え方下手なので…って言って他の人に振ってくる
評価されたいのかされたくないのか全然わからない、というか話し方が別人みたいに変わって、まるで頭の良し悪しを切り替えてるようで底知れない感じがするというか、一貫性がなさすぎて話していて不安になる
素でああなら二重人格なのではとすら思うし、計算でやってるなら意図が全くわからないしで混乱しかなく、いまいち接し方がわからないでいる
普段、文章を書きも読みもしない人間が、備忘録がてら書こうと思ったこと。その昔、10年ほど前のことを思い出したという話。
解離性健忘、解離性遁走、離人症、…多分一番取り上げられるのは、解離性同一性障害(DID)についてだろう。
今回は、そのどれでもなく、あまり語られないその他の解離性障害について、当時の経験を書こうと思う。
かなりの主観で書いているので、親サイドで見るととんでもない傲慢で独りよがりな子供の話であることだけは、免罪符として先に言っておこう。
少し自身のことを掻い摘んで記しておく。一つずつ語るとまぁ長いので、ざっくりと箇条書きで。
・少し裕福な家庭で育った
・きょうだいの一番上
なお、家族の名誉の為に表記しておくが、「家族から愛情を持って育てられていた」のは間違いなかろう。
家庭環境については、外から見れば良くも悪くも普通の家庭だった。自分にとっては、休まることのない家だったというだけである。
ここについては語るとキリがないので割愛。
中学、高校と相次いで不登校になり、高校で出席が足りずに退学した。
学校に馴染めなかったのが理由だと思っていた当時だったが、家庭環境が合わなかった、性自認やそれ関連のトラウマという理由も含んだものであることを、年が経つと共に察することになる。
朝起きられない、一日中寝ていて起きたら次の日の朝だったという日もあれば、朝まで眠れない日もあり、食事を受け付けないかと思えば、いくら食べてもお腹が満たされないこともしばしば、身体がひたすらだるい…と不健康極まりない毎日を過ごしていた。
出席が足りずに退学したとはいったものの、部活だけは好きだったので、時折顔を出していた。全然学校にも来てない、部活にも不定期にしか来ないのに受け入れてくれた。
あの時、不満を言わないでいてくれたばかりか、こちらの安否を心配してくれていた顧問の先生と友人には本当に感謝している。
同級生が引退する時期に、一緒に"引退"し、その年の冬に高校を辞めた。
この時期、何度か心療内科とカウンセリングに通っていた。親がドクターやカウンセラーと話をし、その後自分ひとりで話をする……はずだったのだが、毎回何を言って、何を伝えたらいいのか分からず、そのまま診察の時間は終わった。
心療内科のドクターからは「なんでもいいんですけど、自律神経失調症で診断書出しときますね」とダルそうに告げられ、カウンセラーからは「あなたが悪いわね」と言われたのは、よく覚えている。
当時、既に無気力ではあったといえ、大学進学という目標があった。高校の部活の顧問の先生がとても良い先生だったので、教師になりたいと思った。
教育学部に進学したいという、高校を辞めた身としてはなんともな目標ではあった。
高卒の資格がないと大学には進学できない。在学中に通信制や夜間への転入も考えたが、同級生と一緒に大学進学を果たしたかったので、高卒認定を受けることに決めたのが、18歳の夏。
その年の秋に高卒認定を取得し、センター試験を受け、二次試験に合格する……といった算段だったのだが、志望校はセンター試験できわどいライン。
二次試験はかなり難しい学科なのでほぼ無理ゲー。諦めて浪人することになった。
予備校に通うことになった。有名予備校でなく、個人事業主がやっているところ。何でそこを選んだかは覚えていないが、教える内容は"勉強"というより"思考"そのものだった。事務所には漫画が置いてあって、マスターキートンをハマって読んでいた。何故か13巻だけ無かった。
予備校には色々な人がいた。いわゆる陽キャな子、5浪ほどしている人、社会人から出戻りして大学進学を志望する人、モデルをやるといって辞めていった子、いつの間にか来なくなって近場のパチ屋で見かけたと噂が立っていた子。
人付き合いが苦手な自分は、ここでも浮いた。孤立も慣れたもんだと思いながら入校してひと月ほど経った頃に、それは起きた。
中学生の頃からの身体の不調も相まって、朝起きられないというのが常態化していた。
朝起きても、身体がだるくて昼過ぎまで布団に入って寝ている。夜は眠れないし、一度寝たら起きられないというのが中学や高校の頃の不登校事情だった。だが、その日は違った。
意識ははっきりしている。右手で携帯を探す。ここまでは良い。左足が動かない。痛い。神経が締め付けられているような痛み。じわじわと熱くなるような感覚が、上半身に上がってくる。
痛みと眠気でぼーっとする中、徐々に左腕が痺れる感覚に陥る。左半身が動かない。
起きないと、いつものように親に怒られる。そう思いながらも身体が動かない。案の定、怒られた。辛うじて、身体が動かないことを伝える。
呆れた顔をされたが、微妙な理解を得られたのは覚えている。この症状は、土日の間続いて、徐々に消えていった。
それから一週間ほど後、今度は予備校で自習をしていたところに同様の症状が出た。流石にヤバいと察されたのか、親が迎えに来て、大きい病院の緊急外来に直行した。
身体症状が出ていたので、最初に外科の検査、その後脳の検査(案の定だがここが一番検査に時間がかかった)、最終的に精神科となった。
どこの診療科に行ってもハンマーみたいなものでコンッとされて、「痺れてるのに動くやん…」となったのは覚えている。あのハンマー、なんかの授業の時に見たなぁとぼんやり。
入院して数日くらいで左半身の痛みや痺れは緩和され、日常生活に支障がないくらいに落ち着いた。
退院して帰ってもいいと言われたが、家に帰りたくないとわがままを言って、後一泊だけさせてもらった。後日、親にお金のことを口酸っぱく言われた。
入院中に、精神科の先生から小さいころの話を尋ねられた。心療内科やカウンセリングで言われた時と違って、妙に詳しく話せたことは覚えている。
それをふまえて、「一度別の病院で心理テストを受けてみませんか」と打診された。この時点で詳しい人は分かるだろうが、これは解離性障害のテストじゃない。
精神科の先生曰く、「まだ脳の病気の可能性があるので、身体症状については断言できない」ということで、とりあえず心理テストを受けに行くことになる。
ここで診察をしてもらった精神科の先生が、その後7,8年の間お世話になる人である。
心理テストを受けに行くまでに数ヶ月も間が空いた。単に初診の予約の問題だ。それほど、受診する人が多いということである。大変な職業だ。
この数ヶ月の間にも、再度MRIを受けに行ったり、なんかよく分からん検査を別の病院に受けに行ったり(これは本当に何だったのか思い出せない)したものの、結局何も異常がなかった。
結局何も異常なかったじゃんと言わんばかりに、この頃から親からの風当たりが更に強くなった気がする。
心理テストは小学校の時にやったものの延長といった感じで、楽しかった。
空間認識か図形かなんかのテストで高い数値を出したらしく、先生に「学会で発表していいですか!」と興奮気味に言われた。
結論を言うと、アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム)だったのだが、なんか褒められたのが嬉しくて、グラフがギザギザな診断結果の紙はお守り代わりに取っている。(追記:嘘。今確認したら所在が分からなくなっていた)
色々と話が逸れた。
・うつ病
脳の検査や心理テストやカウンセリングやら色々やって、こういう診断となった。身体が動かなくなってからこの間、半年ほど。
発達障害については「ほーん」という感じで深く考えていなかった。人間関係だけでなく勉強の面でも思い当たる節があったので、どこか腑に落ちたのだろう。
解離性障害についても、この頃には既に左半身の症状も落ち着いていた。うつについては、中学生の頃からだろうという見解だった。
とりあえず受験が第一だったので、何か困ったことがあればまた来てくださいね~という感じで通院終了。
無理が祟ってうつが悪化し、更にストレスで声が出なくなり(これも解離だったそうで)、それによって教員への道も就活も諦めたり、再度病院のお世話になったりしたのはまた別の話。
教育実習を控えた直前のことだったので、担当の教授にめちゃくちゃ頭を下げに行ったらすごく慰められたのはある意味救いだった。
余談だが、身体が動かなくなったということで運転免許を取る時に適性検査がすごく面倒だった。大事なことなんだけどね。
いかんせんマイナーな例なので、免許センターの警察の人にも「?」という顔をされたし説明も難しい。これについては、今も忘れた頃に診断書提出に関しての連絡が来る。
解離性障害には、解離性健忘、解離性遁走、離人症、解離性同一性障害などあるが、一度解離の症状が出ると他の解離の症状も出やすくなるそうだ。
高校生の頃に友人に「たまに別人みたいになるよね」と言われたのも、予兆というか症状だったのかもしれない。
よく多重人格だとか言われる解離性同一性障害についても、自覚しているくらいにはある。ここでは「自覚症状がある」という程度でしか判断が出来ないので割愛する。
診察の直前まで「今日こそ言う」「今日こそ文章で書いて渡す」という意識はあるのだが、いざ診察室に入ると封印されるかの如く、忘れてしまう。そんな感じだった。
遁走・健忘については、覚えているだけで一度だけ「来るまでの記憶がない」といったことがあった。
過去の期間において記憶がすっぽり抜けているというのはちょいちょいとあるようだ。(10年前の脳の検査の話も最近思い出したところ)
過去についてはトラウマは鮮明かつ歪んで覚えているのに、全体としてみると「あの時しんどかったなぁ」とぼんやりしてしまうものだろうか。そこら辺は、ごくごくありふれたことなのだろうなぁ。
うつも寛解して数年。解離については麻痺したり、声が出なくなったりなどといったものはあれから出ていない。あれからどうやってこう生き延びているのか、不思議ではある。
ここまで書くのに余計な事をいちいち思い出さないで済むようになったという点では、丸くなったものだ。
また覚えていたら、今度は死生観について書こうと思う所存。
では、これにて。
わーい!たのしー!あれやりたい!これたべたい!みたいな幼女みたいな人と、普通に金と時間と体力の無駄だからやめてよ!やらなきゃいけない家事も勉強もあるのにそんな余裕なんかない!っていう年相応の人が頭の中にいる
自分はどちらかと言うと嗜好的には前者寄りなんだけど、後者の怖いお姉さんorおばさんの方がやっぱり強くて、それに加えて後者寄りの第三勢力のなんも考えたくないとりあえず布団で横になりたいっていう人もいる
前者と後者が争ってるうちに第三勢力が勝って結果的に休みの日とかも何もしないで布団で横になってスマホ見てることが多い
たまーに幼女が勝って、日帰りで国内旅行したり、ケーキワンホール食べたり、ネイルしに行ったりする
多重人格とかそういう話じゃなくて、自分の思考パターンを客観視して擬人化してるイメージ
別にそれでなんか困ってるというわけでもない
まぁ土日何もしないのは勿体ないような気もするけど、金銭的体力的な負担は発生してないし…
他の人の頭の中はどうなってるんだろう、どういう思考回路や意思決定プロセスで生きてるんだろうっていうのが興味ある
何学なんだろう…心理学なのかな?
そういうのわかる本とかあったら読んでみたい
精神科病棟の中でも一番症状が重い人を救急・集中治療するスーパー救急というところに入院していたら、まあまあ非日常的なイベントを目撃した。
1人目:解離性同一性障害(いわゆる多重人格、以下DID)の人。初めて会話した時に「僕ね、ゆうたっていうの。5歳。ゆうちゃんって呼んでね」と言われたのでDIDであることは一瞬でわかった。ゆうちゃんは人懐っこい性格で明るく、閉鎖病棟という限られた空間でインターネットも失って完全に暇だった僕にとってはいい話相手だった。初めて会話した次の日、デイルームにその人がいたんだが、DIDの人は人格が入れ替わるとそれに応じて記憶も入れ替わると聞いたことがあったので、デイルームにいる人が今日は別人格で過ごしていて昨日僕と会話したことを覚えていないのではないかと思って敢えて声をかけなかった。しかしそれは杞憂で、ゆうちゃんの方から僕を見つけて「あ、おはよう!」と声をかけてきてくれた。この人は病棟では基本的にゆうちゃんとして過ごしていたが、時折エレベーターで1階分移動する時など一瞬で人格が変わることがあり、声も口調も目つきも変わって、おもしろいと言っては不謹慎かもしれないがおもしろかった。
2人目:知的障害の人。看護師と会話はできるが一方的で、3分前に言われたことすらよくわからなくなってしまうレベル。ドラゴンズが好きで、1日中デイルームにいて「ドラゴンズ勝ったの?」「ねえ俺ドラゴンズ好きなんだけどさあ」「早く退院したい、ドラゴンズの応援に行きたい」を繰り返していた。まあ知的障害があるからしかたないんだが、同じ内容を起きてから寝るまで延々と大声で繰り返していて、正直うるさかった。あまりにうるさいので他の患者からは嫌われていた。とある患者がデイルームに置いてある公衆電話から家族に電話をかけて「なあ、ここ知的障害者がいておちつかなくて最悪なんだけど。早く退院させてくれない?」と言っているのを聞いていて、しばらく「あいつが俺のことバカにしてくるから嫌い」とわめき続けてその患者とガチ喧嘩に発展した。
3人目:スピリチュアルおばさん。病棟の女性の半分以上を巻き込んで仲良しグループを作り、グループのトップに君臨してデイルームでお喋りに興じていた。話している内容はだいたい2つで、「うわあ~木下さんの塗り絵素敵~!」とグループの女性に媚を売るか、他の人の話を聞いてあげて「待ってね、それ何て言うんだっけ…今はど忘れしちゃって出てこないんだけど、金星の力が強くて木星の力が弱いとくぁwせdrftgyふじこlp(何て言っていたか僕は忘れました)になるのよ~」「あなたの気持ちすごいわかる!くぁwせdrftgyふじこlp(同じく忘れました)のゾーンに入ってるの!」といった調子。典型的スピ系。そして随所で「私病気なのかわいそうでしょ、でもこんなに頑張ってるのすごいでしょ」アピールをしてくる。極めつけには、とあるスピ系の本に載っているポエムを紙に書き写しては「これいいのよ~」と病棟中に配ってまわり、認知症のおばあちゃんが洗脳されて「私の病気も神様がくださったものなのね」とか言い出して、マジでうっっっわと思った。
4人目:食事療法お兄さん。たぶん統合失調症。入院患者を捕まえては「良くなるためには米、小麦、肉、脂質、卵なんかは食べてはいけないのですよ…」と長々と言い聞かせるのだが、じゃあお兄さんがそれやって病気治せよ、もしくは例えばその食事療法を実践していたとするならばなぜあなたは精神科閉鎖病棟に入院するまで症状を悪化させたんですか?以外の感情が無。厄介なことに、2人目で紹介した知的障害者がこれを耳にしてしまい、病院食を拒否するようになった。
インパクトがあったのはこのくらいですかね。あとは認知症の男性患者が自分の部屋がわからなくなって女性患者の部屋に侵入するくらいしか事件起きてない。たぶん。