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2024-01-24

室崎先生道路啓開やロジスティクス専門家ではないって言ったよね

「室崎益輝先生を「防災研究第一人者」とした朝日新聞ミスリード」(https://anond.hatelabo.jp/20240115234918)の元増田です。

前掲記事で「土木道路の啓開)やロジスティクス専門家ではまったくない」と指摘しました。

ブコメやX(Twitter)では賛同意見も多くありましたが、一方で

「そうはいっても石川県防災アドバイザーなんだから

だとか、

「近年まで第一線で活躍していた」

などの様々なご批判を頂いたところです。

では、本日国会(参予算委)を見てみましょう。

立憲民主党杉尾秀哉議員に対する答弁)

参議院予算委員会松本総務大臣

「今お名前があがりました室崎先生からは、新聞紙面紙上で小出しというお話もございましたので、私共としては専門家のご指摘はお聞きして受け止める姿勢を持たなければいけないと思って消防庁の方からお話をさせていただいて事実関係をご説明させていただきましたところ、発災当初から十分な規模の部隊が出動していた事は理解した、被災地に現に到着できた部隊数を見て、小出しと発言したが、道路などの事情もある事は承知していなかった、との話をいただいており、当社からの出動についてはご理解をいただいたかと思っております。」

https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php(1/24予算委の43分頃)

とまさに予想通りの回答(部隊の展開数(=ロジスティクス)や道路などの事情道路啓開)について詳細に理解していたとは言い難い)がきたわけですね。

もちろんそのような中、朝日新聞掲載された

道路渋滞するから控えて」ではなく、「公の活動を補完するために万難を排して来て下さい」と言うべきでした

https://digital.asahi.com/sp/articles/ASS1G2P91S1CUTFL01Y.html

なんてのは明らかに益よりも害が大きかった可能性があるわけです(断言はしませんが)。

そして、その事情は当時でも散々指摘されていて、少なくともマスコミであればそれを把握できる状態でした。

そのような中、また、一口防災といっても様々に専門が分化し、また、ボランティアコントロール必要理解されている昨今、特異な意見記事にした朝日新聞は明らかに世論ミスリードしていると言えるでしょう。

世の中に具体的な影響力のある仕事に憧れる

毎日全国を飛び回る技術職とか

大きな建物や新しい道や橋、トンネルを作るような土木建築とか

すごいカッコいいし憧れる

それなりの給料貰ってても毎日毎日同じ場所に出勤して、地味でつまら仕事していても何かつまらなさが払拭できない

隣の芝が青いだけかもしれないけど

2024-01-18

anond:20240118145044

昔は男尊女卑で女と子供が軽んじられてたからだろう

時代が進んで人がブルドーザーとかクレーン車で土木作業とかできるようになってから

人柱として、親戚がいない、身寄りのない作業男性がころされて捧げられていたと聞いた

2024-01-17

anond:20240116210442

男が撤退しなくてもそもそも若い人間の数がへり人でもないので、工場土木と行った3K仕事も(扱いがわるいとか差別されるとかセクハラとかの問題別にあるとして)普通に女性割合が増えてるし業界も人手がほしいから増やす気あるし受け入れアピールしまくってるんだよな

そもそも女だから女はってワガママ言えるほど人が豊富にいる職場のほうが今の時代少ないし。


でもネットでは未だに「男の仕事女はやらないなぜだ」っていってて、実はそう言ってる本人たちこそ現場仕事バカにしてる説が俺の中にはちょっとある

2024-01-16

土木建設工場などの仕事をしている男性にはその仕事から手を引いてほしい

男女平等を目指している社会のはずなのに、未だに3K仕事男性側が負担させられている、という批判をよく聞く。

女は管理職研究職の仕事だけではなく、きつい仕事も分担せよと。

その批判に対する反論として「それら3K仕事男性側が自分意志で就いているのだから男女平等とは別の議論である」というものだ。

3K仕事男性側で独占しているのだから、その仕事をやりたい女性がいても排除されやすい面もあるのではないか

私もその反論の通りだと思うので、それらの仕事をしている男性側に「撤退」をお願いしたい。

土木建築仕事をやる人間がいなくなったら社会はどうなるんだ、という意見もあるのだろうが、一時的社会を混乱させてみてほしい。

男性がいなくなって「空白」が生まれれば、その仕事をやりたいと思っている女性たちが参入しやすくなるのではないか

anond:20240115175600

自衛隊(とくに土木部?と調達部)がもっと堂々とうごけるようにしてあげることちゃうのかね

ガソリン炊き出し車とかすげーがんばってることは神戸東北どちらでも経験者が言ってるからあとアスファルトコンクリートつかえれば最強

あ、左薪とかウヨとか知りませんすんません

anond:20240116164719

ワイの義理の兄(元陸上自衛隊)は義実家の補修とか近所の伐採とかなんでもやってて、「自衛隊土木屋みたいなもんだった、銃持ってる時間よりセメント練ったりシャベルもってる時間チェーンソー振り回してる時間のほうが圧倒的に多かった」って言ってたやで

2024-01-15

室崎益輝先生を「防災研究第一人者」とした朝日新聞ミスリード

室崎先生インタビューが非常に興味深い内容(オブラート)で、主に悪い方向で話題になっている。批判の内容はそれぞれご尤もだ。(https://togetter.com/li/2295445https://togetter.com/li/2295441https://togetter.com/li/2295630

だが、これはそもそも室崎先生インタビュー対象とし、しかも「防災研究第一人者」と紹介した朝日新聞にもかなりの責があると思われる。

かに室崎先生防災の分野で重きをなしてきたことは疑いない。だが、震災発生時の救助や当座の救援は御専門ではない。次に示すのは室崎先生自身WEBで公開する業績一覧だ。

環境防災」(共著)文新社,1977年

地域防火研究に関する基礎的研究」(博士論文)京都大学,1979年

地域計画防火」(単著)ケイ書房,1981年

危険都市証言」(共著)関西市民書房,1981年

ビル火災」(単著)大月書店,1982年

建築防災安全」(単著)鹿島出版会,1989年

新版建築防火」(共著)朝倉書店,1990年

提言防災危機管理」(共著)三省堂企画,1996年

「苦闘の被災生活」(共著)神戸新聞総合出版センター,1997年

「大震災以後」(共著)岩波書店,1998年

公共空間としての都市」(共著)岩波書店,2005年

防災対策危機管理」(共著)ぎょうせい,2005年

路地からまちづくり」(共著)学芸出版社,2006年

災害時のヘルスプロモーション」(共著)荘道社,2007年

http://www.murosaki.jp/publications.html

(著書のみ。論文も多数あるので御覧頂きたい。)

見ての通り火災地震による火災も含む)の専門家で、加えるならば復旧復興計画専門家であって、救助や救援、またボランティア活用についてを御専門とされてきたわけではない。

また、近年の様々な大地震特に東日本大震災熊本地震)の研究により、ボランティアもただ集まれば良いというものではないことが共有されつつあるが、その時点では先生は既に第一線におられなかったことは否めない。

ましてや土木道路の啓開)やロジスティクス専門家ではまったくない。

この方を大雑把に「防災研究第一人者」として、しかも御本人は「これから指摘することは、私の責任でもあります。」と述べているにもかかわらず見出しでは「初動に人災」「阪神の教訓ゼロ」とするのは、世論ミスリードしたい気持ちが見え見えで憤りを覚える。

あえて批判するとすれば、石川県が長年(15年)にわたって、防災アドバイザーに室崎先生委嘱していたことだろうか。

アドバイザーの設置について

能登半島地震浅野川流域の豪雨災害を踏まえ、大規模災害発生時に被害を最小限に抑えるための迅速かつ的確な対応実施するとともに、平素から危機 管理体制の充実強化を図るため、専門的立場から適宜、助言等を得ることを目的として、平成21年度に設置した。

職務内容

(1)大規模災害発生時

① 緊急初動対応、応急対応への助言

復興に向けての助言 等

(2)平素

① 県幹部職員等への危機管理能力向上のための助言

② 大規模地震発生に備えた減災への助言 等

https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kisya/r5/documents/0410kiki.pdf

石川県土地勘がないだけではなく、想定される大規模災害の「能登半島地震浅野川流域の豪雨災害」は御専門ではない事に加え、職務内容の「緊急初動対応、応急対応」も御専門ではない。

もちろん、専門ではなくとも最新の研究キャッチアップして適切にアドバイスいただける研究者もいるだろう。だが室崎先生は79歳と御高齢で、第一線を引かれて相当に年月が経っている。

一例として、室崎先生東日本大震災後のインタビュー記事を挙げる。

ボランティアは押しかけていい。迷惑をかけてもいい。迷惑かけた分の何倍もいいことをしてくればいい。来てくれただけで、本当に喜ばれるのだから

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2011/04/post-2035_1.php

ボランティアによる大渋滞阪神・淡路大震災でも発生したが、それが大きな問題でありコントロール必要があるとされたのは東日本大震災震災以後。被災地に向かう車両許可証を貼っていたのを覚えておられる方もいるだろうと思う。

そのように議論が進んでいる中、室崎先生のこの考えを支持する研究者や行政担当者ほとんどいないと断言できる。

ネームバリューから委嘱し、担当部局前例踏襲で漫然と委嘱を続けていたのではないだろうか。(委嘱し始めた当時の判断は誤りではなかったと思う。中央防災会議専門委員の御経験もあり、国がどう動くかにお詳しく、それに応じて県がどう動くかを検討するのに適任だったかと。土地勘のなさは別の人でも埋められる。)

追記

朝日新聞記事コメント?があまりにもひどかったので。

本田由紀東京大学大学院教育学研究教授

たかも「人災」を意図して生み出したかのようである

https://digital.asahi.com/sp/articles/ASS1G2P91S1CUTFL01Y.html?ptoken=01HM58FWP8JH0TWWY7EX2VG9AT

人災意図して生み出した、とはどういう了見か。

この方は存じ上げないが、御専門は教育学とのこと。(https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/people/people002230.html

防災・減災対策にお詳しいとは見えないが、今回の自治体政府対応の何を見て「人災意図して生み出した」と判断したのか御説明いただきたいところだ。

本文中はドローンの飛行を禁止したことについて書かれているが、救助活動している、また様子を実見にきているヘリがいる中でドローンを飛ばすなんて二次災害引き起こしたいとしか思えないが。

追記

今回の行政対応が万全だったと言う意味ではなく、その事後検証必要なのはもちろんだ。だが今ではないだろう。

例えば奥能登へは入らないように、としたが、石川県全体に入らないように受け止められたのではなかったかもっと良い周知の仕方はなかったが、など。

追記

ブコメには反応するつもりはなかったけど一点だけ。

氏の「業績一覧」には著書や論文概要があってボランティア関連の著作研究もあるんですが、意図的にスルーしておられるんです?

(何故かリンクは切れてしまうので削除)

実際に概要を見ていただきたい。

阪神・淡路大震災後の被災生活実態問題点を明らかにするとともに、被災者の支援に立ち向かったボランティア活動実態と教訓」

阪神・淡路大震災後の復興住宅においては、ボランティア生活援助員さらには民生員などによる被災者や高齢者の新体制

地震時におけるボランティアなどの支援組織の果たす役割世界の主要な地震のケーススタティ

論文名で検索していただければ、実際に論文も読める。

災害発生直後の救助救援ではなく、ボランティアが入れるようになってからの、しかもメインは更にもっと後になってから研究であることがわかると思う。

2024-01-08

anond:20240106165508

海上自衛隊揚陸艇について、多少の知見を得たので、興味のある方もいるかと思い書き記す。

自分はド素人、聞いた話)

 

きっか

ホバークラフト型の揚陸艇記事 https://togetter.com/li/2288534 について、下記のブコメをした。

ホバークラフトなのか〜。父が海自だったので、子供の頃、家族デー?みたいな時に揚陸艇に乗って海水浴に行った記憶がある。ホバークラフトではなくて砂浜に乗り上げてたけど離岸する時どうするのかな

離岸の方法以外にも揚陸艇について色々と知りたいことが湧いてきたので、身内の軍オタメールして聞いてみた。

返信があり、ネットに流す許可を得たので放流する。プライベート部分はぼかしたり削除しています

 

質問メール

あけましておめでとうございます

ご無沙汰しています

先日実家に行った時も会えず残念でした。

 

ところで、能登地震ニュースを見ていたらホバークラフト型の揚陸艇話題になっていました。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/2df5c5b10d2d47b0f986e3465b5f070c186d5be4

 

なるほどホバークラフト揚陸艇なら港でなくても接岸できるのでしょう。

しかし、子供の頃、自衛隊揚陸艇に乗って島まで行って遊んだ記憶があるのですが、あれはホバークラフト型ではなかったと思います

(この記事の3,4枚目みたいな小型のやつ) 

http://www.rimpeace.or.jp/jrp/umi/numazu/220917numazu.html

 

そこで疑問がわきました。

 

ホバークラフト型でない揚陸艇は、接岸できても離岸できなそうに思えるのですが、実際にはできるわけです。一体どのような仕組みで離岸するのでしょうか?

岸の反対側(海中)にあるスクリューを逆回転すれば離岸方向に動けるのでしょうか?

 

②接岸・離岸が可能ならば、特段ホバークラフトである必要はなく、また実際に非ホバークラフト型の揚陸艇存在するのに、能登地震支援ではなぜホバークラフト型が使われたのでしょうか?

ホバークラフト型は底に柔らかい素材を使用しているのではないか瓦礫が散乱していそうな海岸では柔らかい部分の破損がありそうでデメリットではないでしょうか?

 

素人仮説(②について)

 1)ホバークラフトも使われたが非ホバークラフト型も使われた。報道サイドで技術的新奇性がキャッチーなため取り上げられた?

 2)ホバークラフトアメリカから購入したようなので、そこをアピールしたい?

 3)実は非ホバークラフト型は自分で離岸できずハシケが必要で小回りがきかない?

 4)海底が遠浅で非ホバークラフト型は岸からかなり遠くまでしか進入できない?

 5)地震海岸線が変わるほど隆起しているようなので、海底の様子がわからないため海底地形に左右されないホバークラフト選択した?

 

…などと、素人考えながらあれこれ仮説を立てて検索してみたのですが、はっきりとわかりませんでした。

 

そこで、きみの興味対象分野に近接してるかと思い、お伺いした次第です。

わかる範囲で構いませんので、お手すきの時にでもご教示いただければ幸いです。

 

回答メール

メールありがとうございます

以下回答します。

 

1. 海岸のし上げ型の揚陸艇は、スクリュー逆転で後進力を得るのとともに、接岸前に艦尾から錨を打っておいて、それを巻き上げることで離岸します。

 

2. 海岸のし上げ型の揚陸艇は、けっこう波打ち際から離れたところまでしか岸に寄せられず、そこで艦首扉を開くと、水深がまだ兵隊の背丈ほどもあることもありますホバークラフトなら確実に海岸兵隊を揚陸できます車両を揚陸させる際にはもっと水深が問題になります。今回は土木重機の揚陸が任務でしたので、のし上げ型では困難を覚えたでしょう。

 また、のし上げ型の揚陸作戦時に問題となる障害物は、水面下の突起物などの方が深刻です。見えない上に揚陸艇の船底に刺さるからです。戦時には敵が爆薬付きで設置している障害物もあります

 ホバーなら、多少残骸が浮遊していても、見えていれば避けることは可能で、ホバークラフトゴムスカートはなければ上陸できないということもない消耗品ですから、海底状況が不明海岸に揚陸する場合は、ホバークラフトの方が安全です。

 

2a. 実は現在海上自衛隊は、のし上げ型の揚陸艇をあまり保有していません。特に我々隊員家族を遊覧航海で無人島まで運んでくれた3000tクラスの大型揚陸艦は皆無です。

 現在海上自衛隊の(乏しい)揚陸戦力の主力は、海岸に接岸できない大型の、輸送ヘリ搭載揚陸母艦と、母艦に搭載するホバークラフト型の揚陸艇なのです。これは、現代海上自衛隊が、島嶼戦よりも、外洋作戦・敵潜水艦掃討・敵本土ミサイル攻撃志向していることによります

 

3. 仮説123は特にそういうことはありません。ホバー揚陸艇1994年に導入されていますので、特に新奇性はないと思います2006年映画日本沈没」(草なぎ君が出たひどいやつの方)にも出演してますね。

 45は考慮されたと思います

 

海自揚陸艦はこれしかいない。

https://www.mod.go.jp/msdf/equipment/ships/lst/osumi/

 

こういう揚陸ができるのは非常に限られた恵まれ海岸のみ。

https://www.youtube.com/watch?v=GmrfJhUPW7A 

 

これくらいが普通。降ろしてみたらもっと深かった例もある。

https://www.youtube.com/watch?v=AgZMGhqlTUE

 

上陸海岸障害物。

https://bunkermuseumantwerpen.be/en/strandversperringen/

 

以上

 

補足

回答へのお礼電話で聞いたところ、「のし上げ型」とは別に正式用語ではないとのこと。また、本人は海上自衛隊がメイン分野ではなく、「もっと詳しい人がちゃんとしたものを何か書いてるかもしれないよ」と言っていた。

 

蛇足(私の感想

ええっ、乏しいの?揚陸艇自体が少ないんだ?!

へぇ〜、ホバースカートって消耗品なんだ〜!

子供の頃揚陸艇で行った海岸は条件いいとこだったんだな〜!

電話確認したら小型の揚陸艇にも乗ったが大型のにも乗ったはずとのこと。デカい方は記憶にないな…)

2024-01-07

土木電気設備物流やガス水道などなどのインフラ関係とか、建築現場現場を担っている主力世代って50代以上じゃん

今はまだいいけどがその世代引退したら災害起きたあとの処理って今ほど早くできるのかな

2024-01-06

anond:20240106084922

ワイ元コンサル

経営戦略コンサルって詐欺師ペテン師が9割やと思ってる。

技術系(ITとか建築土木とか機械設計)はまともなとこは値段相応仕事(というかそれくらい払えるくらいの利幅が無いなら雇うべきじゃない)と思ってる。

2024-01-01

日本に来た中国人とか他アジア人コンビニ土木農業のような日本人がやりたがらない仕事やってるのを見ると複雑な気持ちになる。

もっと楽で給料高い仕事あるのになんでそれ選ぶんだろう、ただ本人たちからしたらそういう仕事でも母国で働くよりは給料高いんだろうな、と。

一方で日本人もアメリカ寿司職人になれば〇〇万円!オーストラリアカナダ介護職になれば〇〇万円!みたいなのが流行ってきてるから相手の国の人達は同じようなこと思ってるんだろうなぁということに気付いた。

2023-12-31

クラスで一番の嫌われ者だった彼が地方公務員になって無双するお話 part.6/7

前 https://anond.hatelabo.jp/20231231221404

最後に六つ目だ。特別警報級の問題職員を取り上げる。

本章は、マジメに仕事をしてる人にとっては厳しい描写がある。F君が4年目の頃で、福祉課では「コミュ障だけど実力者」という位置づけになっていた。いや、実はコミュ障じゃなくて、そういう演技をしてるだけなんだが、とにかく皆飲み会ではそんなことを話していた。

この頃、福祉課が所管となる新しい公共施設を作ることが決まった。立ち上げの意思決定は偉い人がやって、後は福祉課という単位で内容検討及び整理(企画運営内容、スケジュール職員体制間取り地元の関わり、国や県の補助金、外部識者を交えてのミーティングその他多数)をすることになってた。

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(Tips) 行政職員の昇進と権力その他

エピソードの前に話しておくことがある。

地方公務員場合は、民間企業に比べて権限を持つのが遅い。行政権力を持つのベテランになってからでないと危険、という考え方による。地方公務員場合物事を決裁する権限の最低役職課長である民間でいう部長ほどの位置づけになるのは50代半ばか、早くても50代になってからだ(役職に年齢要件がある。課長は満45才など)。

民間だと、できる人は40才くらいで部長になるわけだろう。遅すぎるとは思うが、でも30代の人が生活保護適用とかの決裁権を有するのは怖いような気がする。正直何とも言えない。

ところで、当時の福祉課長(ハムスターの人)も、民間業界で例えると部長クラスだ。といっても、本人は会議で下の職位の人間が言うこと(各グループリーダーやF君の企画案を含む)を代弁するだけで、本人は大したことは考えてなかったと断言できる。

ただ、見た目は貫録があった。それで、偉い人が集まる会議でドーン!! と意見を言ってくれるのはありがたかった。しかし、難しい仕事になると部下に丸投げだった。課長としての実力はなかった。

ではなぜ、ハムスター課長職というランクが充てられたかというと、平成の大合併の際に福祉課長がいた自治体が当市とくっついたのだが……市町同士の合併協定の中に「○○町の出身者は、別表に従って一定の職位に就かせる」というのがあった。ハムスター課長もその例により昇進していた。

例として、合併直後は十人以上を管理職に就かせる決まりで、合併から10年後は五人以上を管理職に就かせるみたいな感じだ。当市の共有フォルダの隅っこにあった合併時の協定書(スキャンデータ)に書いてあった。

このルールは、個人的にはアリだと思う。というのも、吸収合併されるくらいの自治体から、力がないわけだろう。でも当市の一部ではある。放置はまずい。よって、その自治体出身の人を一定数昇進させることで、まちづくりの力がダウンするのを防ぐことを狙う意味では、妥当措置だと感じる。

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話を進める。

上で述べた新しい福祉施設関係で、福祉メンバー建築系の部署がある階に行くことになった。建築部署(住宅グループ)に今後の施設設計の予定とか、議会説明用の視点とか、入札スケジュールとか、いろいろ打ち合わせる必要があったのだ。

戸籍課とか市民税課は市民でごった返してるけど、土木建築フロアはそこまで客がいない。市民というよりは業者がメインだ。

その話し合いの際、Dさんという建築専門職の人が打ち合わせに出てきた。50代前後の人で、役職なしだった。ここに来る前に聞いたところだと、建築職も事務職もできて、土木建築系のプロ資格をたくさん持っている。入庁3年目で一級建築士試験合格したらしい。これまで市内の公共施設設計をいくつも手掛けた、と本人が言ってた。

近年だと、自治体職員じゃなくて建築コンサル公共施設の基本設計・詳細設計をする(※職員は最低限の図面だけを描く)ようになっている。そんな世の中の流れが悔しいと漏らしていた。

このDさんという人だが、これまでに見たことがないタイプの人だった。悪い意味で。この打ち合わせには、俺以外に総務グループリーダーと、そしてF君が施設管理部門代表として来ていた。F君がいるグループリーダーは、訳あって病気休暇に入っていた。一応犯罪がらみだ。詳細は述べない。

というわけで、まずは協議机に座ってF君が挨拶をすると、Dさんも話を始めた。

「Fといいます今日よろしくお願いします」

「お疲れさん。あんたとは初めてだのう」

はい。初めてです」

あんた、出身はどこなん?」

都内です。23区じゃなくて西の方」

「ほー、都内か。ええとこじゃの。ワシは和歌山よ」

はいありがとうございます……」※何かを察して表情が曇る

「緊張すなよ。共通点を探しとるんだから大事じゃろ。あんた、前はどこで働いとったん?」

広告代理店です」

「ほー、うちの息子も広告業界で働いとる。どこの会社におったん?」

電通です」

電通!! やるのお。うちの子アサツーよ。ちょっとは繋がりがあるのう」

ADK面白い会社ですよね。夢があって、挑戦的で。キャラクター版権仕事とかされてるんです? 息子さんは」

「それが教えてくれんのよ。親に仕事の話を。あんたは何をしとった?」

キャラクタービジネスをしてました。日曜朝にやってるアニメとかの」

面白そうじゃの~。ところで、F君は大学はどこなんじゃ?」

早稲田です」

「ワシといっしょじゃないか! 仲間じゃの。学部は?」

「○○学部です」※法文系

「そうか。ワシは○○で○○をしとった」※理工系

建築を専門に勉強されてたんですね」

「F君は早稲田第一志望か?」

第一志望です」

「ほうか。東大の滑り止めで入ってくるヤツも多いからの。これは……意外と繋がるのう」

はい」※F君が照れ笑い

それから公共施設の話はスムーズに進んだ。Dさんは頭の回転が速かったし、知識教養もすごかった。含蓄に富んだ話をしていた。ただ、役職はなかった。いわゆるヒラだった。一応は主査級だったが、ここまでは年齢で自動昇進する。役所内だと主査はヒラ扱いである。

話はサクサクと進んだ。Dさんの上司も同席してたけど、口を挟むことは一切なかった時間が経って、打ち合わせが無事に終わって雑談をしていると、同じ建築部署(住宅グループ)の年配女性職員がDさんが座っているところに来た。

「すいません、割り込んで。○○会社さんが急ぎということで電話を」

「あ……? 何を言うとるんじゃ。ワシが今何をしとるかわかっとんか?」

「先方に説明したんですが、急ぎということで」

「何をしとるかわかっとるんかっ!! なんで打ち合わせの時にっ!!」

 ※ここで、Dさんが持ってた筆箱で協議机をガンガンやりはじめた

「なんで邪魔をするんならぁっ!! お前、自分がなにしとんかわかっとるんかーー!!!!」

「……」

Dさんの上司が、「うん。Dさん。では、後でかけ直してください」と諫めたが、「あ!? かけ直すじゃと……? 協議が終わったんだろうが、じゃあ向こうが優先に決まっとろう、すぐ出るわ……おい、お前はアホなんか?」と、Dさんが上司に食って掛かった。

ちょっと沈黙があって、Dさんが女性職員を睨みつけた。

「お前、何もわからんのじゃのう。いかんど?」

「すいません……」

「二度とすなぁよ」

「すいません」

そそくさと、席を立って俺達は帰ろうとしてたが、F君がDさんに「ちょっと。怒っても何にもならないんじゃないですか?」と言った。

「なにが、どうにもならんのじゃ!!」

「怒っても、Dさんの……」

「あ?」

「Dさんの」

あぁ!? 若造が。なんならあ、お前。ボケじゃのう。おみゃあ、○○○でも○○○○でもなかろうが。まともにせえや。ワシは仕事をまともにやっとろうが」※差別的言葉のため伏せている。

「話を聞いてください!」

F君がヒートアップしはじめて、Dさんがさらに激昂したところで、無理やり席を立って帰った。フロアを見渡すと、お客さんであろう業者の人は……ほかの部署フツーに接客対応を受けてた。取り乱した様子はない。

また別の業者は、汚いものでも見るような視線でこっちを見ている。きっと、帰りの車の中で噂をするのだろう。

市営住宅管理システムと思しきパソコン保守点検していたベンダー会社の人は、落ち着かない様子で「どうしよう……」とまごついていた。

少数いた一般市民の人は、「なにがあった?」とこっちの方を遠目で眺めていた。やはり、家に帰って噂をするのかもしれない。



それから何度も建築部署に行くことがあった。できれば行きたくなかったが。打ち合わせに行かざるを得なかった。

多くの地方自治体ではそうだと思うが、建築部署というのは花形ひとつだ。なんたって公共施設を作るわけだから。この部署で「まちづくり計画」とか「都市計画マスタープラン」とか「○○市総合計画」みたいなものの骨子が作られて、後は企画調整課みたいなところが関係課を周って肉付けして、最後に専門コンサルに投げて、その自治体行政計画(プラン)が出来上がる。

そういうわけで、偉い人が承認した都市計画ひとつである福祉施設の着工にあたっては、この部署と話し合わないわけにいかない。絶対的必要ステップだった。ただ、次の話し合いからはDさんは混ざらなかった。建築部署配慮してくれたのだろう。

以後、建築部署に寄った際にDさんのヒドイ光景を何度も見ることになった。最低でも三度は見た。上司とか、同僚とか、市民(業者含む)に対してとんでもない発言をしていた。5つだけ抜粋する。

職員同士の雑談時)

「私は出世はしなかったし、今後もしない。市が自分に一体何をしてくれたのか。私はヒラだから、ここに尽くす義理はない。それは出世した人間仕事である

(〃)

「この部署(住宅グループ内の一般住宅担当の意)は、どの職場でも相手にされない人間が配属される掃きだめである箸にも棒にもかからない連中が集まっている」※真偽不明。俺に言わせると違う。

上司の机の前で)

「ワシはやる気はないんじゃけ、もう難しい仕事とか振るな。時間無駄よ。早期退職も考えとる。定年までゆっくりさせてくれ」

(連絡や報告をして、と言う同僚に)

「何を言うとる。自分判断せえ。必要情報はぜんぶお前らにやっとる。ワシが嫌いなら話しかけるなや……」

業者一般住宅下水道?の施工変更で窓口に来た時)

「なんで変更するんな。ちゃん二次製品使えや!! 出入口にブイユー(?)だと車が通ったら潰れようが。このままだと建築確認下ろさんけえの。やり直しよ、こんなん……」「あ? 利益にならん? お前の会社利益と、棲む人の利益とどっちが大事なんじゃ。言うてみい」

こんな醜い光景を、廊下で見てる人がいた。当市に部長待遇採用された人だった。Dさんとそこまで年齢は変わらない人で、苦虫を嚙み潰したような顔で眺めてた。人事のプロらしく、以前に庁内回覧で読んだところだと、前はリクルートで働いてたらしい。それだったら多分すごいのだろうが、でも俺はこの人が嫌いだった。

というのも、Cちゃんが試用期間で切られたのって、この部長の人が関係してると思う。これまではそんなことなかったのに、なんであの年度になって、急に試用期間でクビなんてことが起こるのか? 当市は間違った方向に舵を取ってるんじゃないかと弱輩ながらに感じた。

ところで、やっぱりDさんも不思議だったよ。あの後、Dさんがキレた女性職員にも、F君にも、ほかの職員にも、ニコニコしながら話してるのを見た。「さっきはすまんのう。怒鳴ったりして、ごめんの!」とニコニコしながら言ってた。到底同じ人とは思えなかった。人間というのは、こういうものなんだろうか?

次 https://anond.hatelabo.jp/20231231221406

2023-12-29

anond:20231228224702

でもそう言うところって簡単土木作業とか修繕、屋根上の雪かきとか男性が駆り出されるじゃん

仕事はやってもらっといて何もしないってコミュニティに居る必要無くないか

2023-12-21

anond:20231221141348

本部ダメなら屋外広告物の許認可権を持っている行政(基本市だけど、小さい自治体なら県土木)にタレコメ

ほとんどが無許可で立ててるからタレコミがあったら行政が動かざるを得ない

2023-12-13

anond:20231213070136

東京都北区役所の3Fに土木管理課がある

 

放置自転車撤去するが明確な時間計測は行ってないとのこと

運が悪くて撤去されて5000円

18年住んでるが、よりによって金が絶望的にないときに大きな損失を出した

 

3Fの窓から下をのぞくと「こんな高さじゃ生き残る」と思った

飛び降りても余裕で生き残る高さだった

 

上を見上げたらまだ上の階がある

死ね可能性があるとしたらもっと上の階だ

 

明け方2時から起きてるのと不整脈で苦しくて椅子から動けない

調子よかったのに5000円損失のショックですっかり体がおかしくなった

どっくんどっくん心臓が跳ねる

前の健康診断時に医者に言ったら加齢だと言われたがコロナ発症から心臓おかし

もう医者にかかるお金もなくて真相はわからないけどときどき心臓が苦しい

 

気持ちは5000円返してほしいけどシステム的に返還は無理だとわかっている

本当に運が悪かったのだ

 

追い詰められてる

 

目の前を何度も警備員が通りかかる

自殺すると思われてるのだろう

3Fじゃ死ねない

せいぜい大けがするぐらいだ

こんなところで死なない

死ぬなら障害を抱えて生き残って兄弟迷惑かけないようしなければならない

確実に死ななければならない

 

区のHPから自転車撤去クレームを入れておいたのでスマホに折り返し電話がかかってきた

生活相談よかったら来いと言われたが断った

あと2カ月はまだいける 

 

1330になってやっと動けるようになった

4Fに上がってみた

議事会の部屋があるらしく立ち入り禁止だった

 

3Fと4Fの折り返しの階段の踊り場に開閉可能な窓があった

開けて下を覗いてみた

ぎりぎりいけるかどうか、しかし、まだ高さが足りないと思った

これでは生き残ってしま

 

運が悪くて貧乏人が絶体絶命のピンチに陥ってる

区役所も運が悪くて人死にの現場になってしまっても構わんだろう

 

二か月後、三か月後、生きてるだろうか

死のうと思ってるだろうか

収入があるだろうか

先が見えない

2023-12-07

時々「大工」の事「土方」っていう奴いるけど

建築土木は分かれてて、大工建築に分類されるし、土方は土木の方の指すの知らない人多いんだな

2023-11-30

人のためになる仕事をするなんて尊敬できる ←

お前もその仕事やっていいんやで?

清掃、介護土木etc…選び放題や

お前も簡単尊敬される人間になれるチャンスやで

2023-11-27

土木介護人手不足だけどキツくて待遇が悪くて不人気で、

一般事務会計事務ホワイト多いけど人材が過剰で不要になっているし、

事務系もクリエイティブ業界AIに大規模破壊される領域

こういう状況で何の仕事をすればいいのか?と暗くなるしかないわけで、

子供もつ気にならない。自分が死んだあとまで責任をとれない。地獄を味わわせたくない。

2023-11-26

見た目50代くらいで小太りだけどベテランオーラ漂う土木オッサンとさわやかなメンズたちの組み合わせって良いな

タバコ咥えたオッサンの周りに集まって、なんか指示受けてて「了解ッス」とか言ってんの

忠誠心というか上下社会というか

良いな

見てる分には

2023-11-18

職探しAIと俺の熱い戦い!

俺「俺は実家暮らし大卒ニート!!!AI転職エージェント!!!!俺に仕事を探してくれぇー!!!!!」

AI大学入試使用した科目、大学で学んだこと、仕事に求めることを入力してくだちい」

俺「国語!!英語!!世界史!!!社会学コント!デュルケム!ジンメルマックス・ウェーバー!!!やりがいがあって!!尊敬されて!!!お金も貰える仕事!!!!」

AI「ピピピー!テレン!検索結果はありません」

俺「⁈ならば!!俺にもできる仕事をとりあえず教えてくれぇ!!!

AI「ピピピー!テレン!介護ドライバー土木製造はいかがでしょうか?」

俺「ほげええwwwww俺wwww大卒なのにwwww尊厳ある生き方できなくて草wwww高校時代数学サボっただけでwwww見下される人生wwwwまともな女性結婚してまともな家庭を築くことも不可wwww…」

俺「……椅子を用意して…太い紐用意して…屋根の梁にかけてっと。輪っか作って頸部にかけて…できた!!あとは躊躇せず椅子キック!!!……!!!!」

俺(ピクピク…ビク…!ビク…!うんちブリブリおしっこジョバァ〜…ポタ…ポタ…ビク…!ピク…ピク…ぶらぁ〜んぶらぁ〜ん)

人生、完。

2023-11-16

給与見合わない職多くね?

仕事がクッソ大変orブラックなのに給与が見合わない、だから人手不足っていう声をあちこちで聞くよね。

学校先生幼稚園とか保育園勤務、看護師介護職、トラックドライバーバス運転手土木建設業コンビニ飲食業旅館ホテル農業水産業酪農業畜産業・・・

えっ 多くね?ひょっとして日本仕事の半分ぐらいはブラック・・・

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