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はてなキーワード: 因数分解とは

2022-11-20

なんだっけ。忘れないうちにメモ


最近ゴッホ絵画など芸術作品トマトスープをかけたり、ウォーホルアートカーに小麦粉をかけたりする気候変動対策を訴えながら過激抗議活動が耳目を集めている。

ブクマもよくされているが、ほとんどが環境テロ、という認識で眉をひそめたコメントにあふれている。

もちろん許されない犯罪として国内外報道されているわけだが、しかし、海外メディアでは、テロという表現ラベリング)は少なく、抗議団体自称するCivil resistance市民抵抗)という表現を紹介していることが多い。正直、この種の活動で昔から有名なグリーンピースもそうだが、テロ呼ばわりされてもおかしくない運動ではあることは確かだが、報道ニュートラルに構えているのだろう。

そんなおり、斎藤幸平が、「ゴッホ名画にスープ投げ」を理解しないのは、日本人想像力の欠如だ、と述べてブコメから総すかんを食らっていたのをみかけた。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/toyokeizai.net/articles/-/631285

しかそもそもテロという認識日本では強いのはわかるけれど、実は欧米での反応というのはそれほど強くなく、むしろ彼らが自称するCivil resistanceへの一定の理解の上に立った報道も多く見受けられるように思える。

https://time.com/6234840/art-climate-protests-margaret-klein-salamon/

そして、よく考えると、そもそもテロまがいのデモというのは、現代人権歴史を振り返ると、一定程度、社会変革の不可避な副産物として、憲法などのシステムビルトインしてきた経緯がある。典型的かつ最初の事例は、20世紀初頭の資本主義社会における労働環境を前提とした社会権。

この問題は二つの視点から興味深く、注視している。

ひとつは、抗議のコンセプトの抽象性。

もうひとつは、抗議運動市民社会的な価値

抗議運動抽象性について。

https://artnewsjapan.com/news_criticism/article/508によると、世界的な環境活動グループ「Extinction Rebellion」の共同創設者であり、ジャストストップ・オイル活動に加わっているサイモン・ブラムウェルは、アートニュースインタビューで、若い活動家がこの抗議行動のスタイル選択した理由を次のように説明する。

「これはアートの美しさを否定するのではなく、今の私たち優先順位絶対的おかしいということを言いたいのです。アートに美を見出しギャラリーを訪れる人たちがいる。にもかかわらず、消えつつある太古の森の美しさや、日々絶滅していく何百もの生物たちには目を向けないのです」

アートの美しさを否定しないといいつつ、美の概念の相対化というか、再構築といった意味では、形而上学的な禅問答である

この説明を聞いて、素直に納得できる人の割合が多いか少ないか、という視点でみると、ヨーロッパに比べると恐らく日本人は少ないだろう。

アリストテレス時代から愛だの美だの徳だのといったことをテーマに発展した形而上学から学問が枝分かれしてきた欧米と、近代以降のすでにたこつぼ化した個々のジャンルとして完成形をみた成果を受け取ってそれを解読して発展してきた日本では、こういう抽象的なテーマの抗議の趣旨理解できるのは圧倒的に少ないだろうと想像できる。

これは、作品の美の価値が分かればわかるほど、スープをかける行動の意図もわかる、という構図でもあり、実際、被害を受けた美術館環境問題の意義に言及するなどしている。作品に接したこともなく、それこそ「ウォーホル」だ、「ゴッホ」だと資産的な記号程度にしか理解していない人ほど抗議行動の意図自体を測りかね、なんじゃこの奇行は?という反応になっているようにみえる。

そういう意味では、当然、環境急進派の行動は、そもそも抗議の意図が分からない地域では成功しない(日本ではテロ以外の認識は生まれないだろうし、絶望的に無理だろう)。

しかし、欧米では、意外と功を奏しているのかもしれないと思える。感心はしないが、ああ、なるほどね、くらいの素養のある人は日本よりは多いだろう。

おおざっぱにいうと、日本人経験から教訓を得て社会設計をしていくのが得意。いわば帰納法的な解決が染みついている。一方、欧米、ひろくラテン系言語圏含めて、日本人とは比べ物にならないほど、なにかにつけ演繹的な入り方をする。言葉定義からまり指導原理を引き、タスクを明示する、という物事の進め方へのこだわりが強い(日本人自分からみると)。

組織でも、経験常識が共有できていないと不安なのが日本人

一方、構造化された概念ルール化された行動原理(法)にのっとって行動する、という相互の信頼がないと不安なのが欧米社会。そこに、デモ過激運動の機会に、自分たちが共有していない別の概念オルタナティブとして提示されたときにみせる反応というのは、おのずと異なる。


そのもうひとつ理由が、市民不服従という考え方や人々の認識の違い。

日本人社会迷惑をかけるのがとにかく大嫌いなのだ

欧米では、恐らく日本人想像している以上に、Civil resistanceというアプローチ自体価値社会変革のダイナミズムとして認めている。

それが今回の場合、限度を超えたものであり、法的に違法である、というときに、運動趣旨理解はするが違法である、という具合に飲み込みながら。

この違法性というのは、実は重要視点。それを理解するには、市民社会根本から支える憲法など、法について考えないとわからない。

近代から現代20世紀に法の考え方が近代法が大きくバージョンアップした際に、社会権が組み込まれたのは、中学生で習う話。

日本学校では昔から社会権を生活保護など、上から目線な形で教えてきた傾向があった。

しかし、社会権のうち、争議権を思い出してみればわかるように、実際はボトムアップな契機をはらんでいる。

他者危害禁止近代法の原則をはみ出した形で、ストやピケなど市民的な抵抗暴力性を認める市民権が存在する。

考えてみれば、他者に損害を与え暴力的な行動をとっていい、というのが「労働」に関してのみ例外的憲法に組み込まれている、というのは、よくよくなぜなのか歴史を知っておく必要がある。一歩間違えれば、革命トリガーになりかねないボトムアップ暴力。これをあえて憲法に明記するのは、明記することでコントロールしたいという、上と下のせめぎ合いのようなものも感じる。しかし、なんだったらいつでも政府おかしければ転覆して革命をおこせるんだぜ、と市民に思わせておく、オーナーシップ感覚絶妙バランスで持たせる機能果たしているともいえる。

マルクス時代、そしてワイマール憲法時代社会権を育んできた思想運動社会歴史のなかで、当時「労働」が最重要課題で、社会権の大きな柱として考えられたのは自然な流れだっただろう。抵抗暴力は、労働問題を争うツールであるというのが20世紀だった。しかし、抵抗暴力資本主義社会のなかで、たまたま労働キーワードになっただけであって市民社会としては、労働である必然性はない。20世紀には「環境」といったテーマシステムビルトインされなかったわけだけど、80年代後半にブルントラント委員会が「我ら共有の未来」といって今日SDGの原型となるコンセプトを立ち上げたときに、労使間に代わる、世代間の闘争といったことがテーマになりうることはうすうす予測がついていたように思う。

なので、抵抗暴力労働問題ではなく、環境をめぐる世代問題だとしても、その新たなムーブメント市民社会における意義が注目されるのも自然な流れだ。

ここで、はい違法です、はいテロです、といってしまうのは簡単だが、思考は停止する。


一方日本では。

労働」というキーワード戦後日本ははじめて市民不服従権利を手にした。市民社会における抵抗という考え方に「労働」というコンセプトが、時代要請でむすびついていた、というのは押さえておくべき文脈

GHQの五大改革から。勤労者から労働者への主体認識の転換。

しかし、その権利過激行使は、1950年代から60年代大衆の心を猛烈にイラつかせた。

日本高度経済成長を支えた大手企業は、大規模な争議に悩まされた。

民間では、1960年三井三池炭鉱紛争など半年を超える争議も珍しくなかった。しかし、ほぼ100%ユニオンショップで、従業員全員が労働組合員という会社組織風土のなかでは、会社家族みたいなものであり、労使一体みたいなのが当たり前であり、60年をピークに民間の争議はピークアウトする。そのなかにあって、国鉄だけは年中行事のように、順法闘争ストライキを繰り返して市民生活に甚大な影響を及ぼし、会社のみならず社会的に損害を与えた。さらベトナム戦争反対や成田闘争など、新左翼政治闘争が加わっていくなかで、日本人のいら立ちは頂点に達していく。

国鉄やら共産党やら新左翼にひどい目にあわされた、という日本社会のこの経験というのは、争議だなんだといっても社会迷惑をかけてはいけない、という教訓を強く残し、憲法に組み込まれ暴力的な契機をできるだけ抑制的にするべきだ、という認識支配的になるきっかけだったんだろう。1973年最高裁は、それまでリベラル保守裁判官の間で揺れ動いていた官公労組の争議権の是非について、完全に保守化の方向に舵をきり、封殺する結論に至る。公労協のスト権奪還スト(1975年)を時代の潮目に、公社民営化路線が進められていく。争議権だかなんだが知らないが、憲法に書いてあったとしても、市民としては正直、うんざりしてしまったというところだろう。戦後、長い間、政治闘争旗手として大きな存在だった総評、そしてその大半を国労が占めていた時代は終わる。

ということで「労働」をキーワードにせっかく手に入れた不服従暴力は、迷惑をかけんじゃねーという市民社会常識を繰り返し強化する経験を重ねることにより、空洞化した。

その後の日本社会では、エスタブリッシュメントと化して長い間、社会運動の先頭に走っていた労組が今度は勢いを失うと、どういうことになるか。

例えば、正規雇用非正規雇用ギャップみたいに新たな問題が浮上してきたとしても、ユニオンショップ非正規も入れてあげたほうがいいんじゃない?、という手続き的な、上から目線的な議論の仕方に収れんしてしまう。日本社会があまりにも保守化してしまって、そもそも争議という暴力的な手法は何のために憲法というシステムに組み込まれたのか、根本的な思想がわからなくなってしまっているようにも思える。言い換えると、憲法さらメタ視点からとらえる思想的な背景がさらに弱くなっている。

歴史を振り返ると、20世紀初頭、メタ視点があったからこそ、資本主義社会の現状と課題に即して、社会権という新しい権利が組み込まれたのだが、現行憲法を頂点とし、人権普遍性憲法の最高規範性を強調してしまうと、憲法思想根拠はと問われたときフリーズしてしまう。日本では制憲者の意思議論は起こらず、代わりに基本書読め、といってなぜか憲法学者に振られるのが定番。(制憲者があいまいなのも諸悪の根源かもしれないし、ステートに対するネイションオーナーシップの違いとも思える。)

欧米環境運動というのは、あるいはLGBTも同様だけど、恐らくそうじゃないんだと思う。

既存規範に書いてないものであっても、新たなムーブメント意味真剣に見極めようとする思想文化があるんじゃないと思える。

そのムーブメント暴力性を違法認識しつつも、時代ダイナミズムとしてとらえようとする、というか。

繰り返すと、

・美の概念など、概念の構想力、概念について深く考えたがる文化の違い。

憲法など国の根本的なシステムアップデートするのに必要社会ダイナミズムへの関心の低さ。

この二つをひとまとめにして、斎藤平氏のように想像力の欠如といってしまえるのかもしれないが、因数分解すると、社会設計をするのに基本的重要な2つの能力、この二つには欧米社会と大きく差があるように思える。

2022-08-07

独学で未経験からWebエンジニアになり1年で月収が前職比50万アップした

第一に、増田にいる人間はろくでもない。

自分は上段に座しているつもりで偉そうな上から目線の半分的外れ説教だの、はたまたその体すら為していない放言だのを安全位置から投げつけたいだけのカスしかここにはいない。

このタイトルを見て、意識高い系文系イキリ勘違い野郎に何事か物申してやろうと考えたそこの画面の前でニチャニチャしているパソカタオタク(パソコンタカタキモオタク: 声は小さいがタイプ音はでかい)のことである

あるいは増田のことかもしれない。増田は日頃増田に生息している訳ではないが。

お分かりの通り、これは釣り記事であるそもそも意識高い系文系イキリ勘違い野郎増田記事を書くわけがない。が、一応タイトルに嘘はない。

ので意識高い系文系イキリ勘違い野郎を志す意識高い系文系イキリ勘違い野郎予備軍のことを思って以下を書く。

ちなみに、この記事タイトル増田が一番嫌いなタイプのそれである自分で設定したのに今、額に青筋が浮かんでいる。

1. やったこ

本項ではWebエンジニアになるにあたって増田がやったことを列挙する。

1. プログラミングを独学する

2. スクールに入る

3. アルバイトをする

なるほど、至極単純である。では順に詳細を見ていく。

プログラミングを独学する

ここに関しては特に言うこともない。

ネット記事を見ながらCだのDだのC++だのを実際に吐くまで勉強した。

その経験を踏まえて意識高い系文系イキリ勘違い野郎予備軍にアドバイスするならば、独学の上で最も身になるのは"C++を用いて簡単スクリプト言語インタプリタ実装する"ことである

インタプリタ実装という作業プログラミング言語のものに対する解像度を飛躍的に向上させる。

不可思議お約束の塊であった文法意味論因数分解されるように頭の中で整理され、ブラックボックスであった標準ライブラリの内部について想像が及ぶようになる。

道具たるプログラミング言語に対する理解は、当然その使途であるプログラミングのものを助ける。

ところでパソカタオタク諸兄姉は「なぜ今C++などという時代遅れのクソ言語を」と思ったかもしれない。

かにC++はもはや洗練から程遠い聳えるバベルの塔であるしかし、こと言語実装習得においてはこれほど適している言語もない。

C++GC付きの他言語比較して抽象度が低く、全てを自身管理しなければならないが故に"便利な魔法"にあまり頼れないのである

また、C++で導入された様々な思想イディオムは他の言語にも大きく引き継がれている。

例えば洗練という意味C++の対極に位置するRustという言語は、もはや本質的にはC++のものである

Rustの代名詞である所有権ライフタイムはそれぞれC++反省からまれ言語要素であるし、move semanticsはC++11におけるmove semanticsと同様のものである

GC付き言語利用者にとってしばしば混乱の原因となりそうな`str`と`String`も`std::string_view`と`std::string`を知ってさえいれば迷いの発生する余地はない。

他のより抽象化された言語についても、C++との対応を考えることでその言語や標準ライブラリのもの実装について十分に理解を深めることができる。

なぜならば過去の多くのスクリプト言語コンパイラC/C++によって実装されていることが多いかである

そんなわけで、増田は"C++を用いて簡単スクリプト言語インタプリタ実装する"ことを勧めている。

スクールに入る

増田が入ったスクールは、多くのそれが半年あたり70万程度の授業料を取る(らしい)のに対して同期間で28万程度と非常にリーズナブルであった。

ただし、卒業までは最低4年と長期間を要するし、増田卒業後も2年さらに通った。

そう、大学(院)である

おいそこの意識高い系文系イキリ勘違い野郎予備軍、カスみたいなプログラミングスクールに入るな。

教育機関情報工学を学べ。

ところでそろそろ察せられるだろうが、増田の前職とは学生を指している。

アルバイトをする

大学情報工学を教えてくれるが、別段それを学んだからといってプログラミングができるようになるわけではない。あくまでそれらは相補的なものである

一方で、独学では分野に偏りが出がちだし、なにより独学にも金が要るので学生身分にとってプログラマバイトは良い選択肢である

アルバイトITエンジニア経験に含めなくて良いのか怪しいが、増田バイト業務内容はWebエンジニアと言いきってよいか悩ましい類だったので嘘は吐いていない。

ちなみに増田増田に書き込むような人間であるからして社会性というものが欠落している。

バイト大学院1回生ときにバックレてやめた。

2. 現職

大学院を卒業したのでいやいや就職した。

ちなみに月収は大学院2回生収入0時代から差分で算出して+50万なのでつまるところそれが現在の月収である

増田にとって低くはないが、決してITエンジニアとして高い方であると主張することはできない程度の額である

釣りのためにタイトルに含めた以上最低限の説明のはしたが、増田は金の話をすると脳の血管がブチギレそうになるのでこれ以上その話はしない。

3. 結びに意識高い系文系イキリ勘違い野郎予備軍へ

ここまで読んだならわかると思うが、増田意識高い系文系イキリ勘違い野郎(タイプ音がでかい)ではなく、パソカタオタク(パソコンタカタキモオタク: 声は小さいがタイプ音はでかい)である

そして、意識高い系文系イキリ勘違い野郎予備軍に言うべきことがあるとすれば、そもそもこの記事をここまで読んでいる時点でITエンジニアには向いていないので止めといたほうがよい。

また、ひょっとすると思い違いをしているかもしれないが、ITエンジニアというのは大抵 (増田社会経験がほぼないので一般論を言うことは出来ないが) 意識高い系イキリキラキラ野郎サイドではなくパソカタオタクばかりである

というよりTwitterにいる意識高い系イキリキラキラ野郎は多くの場合意識高い系文系イキリ勘違い野郎予備軍を養分にする人でなしである。騙されてはならない。

また、一つ理解しなければならないのは意識高い系文系イキリ勘違い野郎予備軍諸兄姉が張り合わなければならないのは、プログラミングスクールの同期でも、「#駆け出しエンジニアと繋がりたい」している有象無象でもなく、幼少から寝食や友人や遊びを自ら捨ててパソカタにのめり込んでいた、そして現在進行系でのめり込んでいる歴10年や20年をゆうに超えるSSRソカタオタクであるということである (そしてそれはNRソカタ増田も同様である)。

彼らが「スクール半年学びました」で並び立てるような人間でないのは単純な算数でわかるほど明らかである。悪いこと言わんからキラキラWebエンジニアを目指すのはやめとけ。

あるいはそれでも目指すのであれば自分が何を捧げられるのかを考えた方がいい。

2022-08-06

30過ぎて公式使わない因数分解がわかるようになったんだけど

最も次元の低い変数に注目して置き換えてやるやつ。

ああそうやって勉強するんだあ。みたいな。

線形代数のついでに再学習してるんだけど。

数学に関してだけガチ学習遅延があるのかもしれない。

2022-07-31

anond:20220731191604

よく分からんのもあって、答え見たらあーそうかって感じだった。一回答え見てパターンを思い出したらある程度はできるようになるでしょ。

ただこれは詰将棋みたいなもんで、この局面因数分解できますよって言われたら探せるかもしれないけど、実戦で出てくる分解可能かどうか分からん複雑な式を整理できる自信はあまりないなあ。

こういうのは今どきMathematicaやらせればいいんじゃないかって気もする。

せっかくなのでもう少し抽象化した知識として頭に入れておくことを試みたい。

最初よく分からなかった問題7(2)を取り上げる。

4a^2 - 9b^2 + 6bc - c^2

3変数の2次式なわけだが、そのような式は一般に、 x := (a,b,c)^T, 係数行列A, 係数ベクトルB, スカラーC として

x^T A x + B^T x + C

と書ける。これが因数分解できる、つまり何らかの係数ベクトルB', B''とスカラーC', C''について、

(B'^T x + C')^T(B''^T x + C'')

となるということだろう。これを展開すると、

x^T B'B''^T x + (C''B' + C'B''^T)x + C'C''

となる。このことから因数分解可能ならば2次項の係数行列はあるベクトルB', B''が存在してB'B''^Tと書けなければならないことがわかる。

ひるがえって、問題7(2)の場合、係数行列を具体的に書くと、

A =

[[4, f, g],

[-f, -9, h],

[-g, 6-h, -1]]

f,g,hは任意実数

となる。対角成分から、B'=(2,3,1)^T, B''=(2,-3,-1)^T としてみると、f,gについては自明に成立するが、h, 6-hのペア矛盾してしまう。

h=3なら問題なさそうであるから、B'=(2,3,-1)^T, B''=(2,-3,1)^Tとすれば成立することがわかる。

これで1次項と0次項をあわせにいけるか?C'C''=0なので少なくともC', C''の一方はゼロであるが、問題の式はそもそも1次項も0次項もゼロなので、C'=C''=0とすればよい。

従って答えはB'=(2,3,-1)^T, B''=(2,-3,1)^Tから(2a + 3b - 1)(2a - 3b + 1)である

これはどういうことだろう?これをさら一般化するとなんの構造議論することになるんだろう?イデアルとかそういう話?

anond:20220731191604

因数分解という大事ものがあって、それが解けないとヤバイ

って事実を学んだことは確かだし、教養としては十分な気もする

まさか因数分解不要論」とか主張しないでしょ

因数分解なんて初歩中の初歩じゃん

できないとかマジ?頭悪すぎだろ

高校の頃はそう思ってたけど

さっき試しにテキトー問題を見つけて解いてみたらボロボロだった。

https://web.math-aquarium.jp/rennsyuu-sikinotennkaitoinnsuubunnkai-1.pdf

大問5 解ける (5)だけ符号ミス

大問6 (1)だけ正解 (2)以降解けず

大問7以降 手も足も出ない


まりにも結果が悲惨すぎて落ち込んでしまった

バカになったんだなあ…そっかあ…

2022-07-15

背乗りという言葉がある。

実在する他人身分戸籍を乗っ取って、その人物に成りすます行為を指す警察用語らしい。

私が今の名前生活を始めて5年になる。

錦糸町にある山内牧場という居酒屋のあるビルの5階でその名前保険証をもらった。

免許証マイナンバーカードは偽物しか作れないが、保険証マイナンバー自体は本物を渡せますから

事務所ソファー母親から差し出された25万円を数えながら、ツーブロック筋骨隆々のさわやかな男は私と母親に向かって言うと、

「このマイナンバー免許証をもう取得済みだから免許証が欲しいなら別の名義で作らないとだめです。なのでその際はまた相談してください」

そう言って保険証を金庫から取り出して私に差し出した。保険証の裏には付箋が1枚張られていてそこには12桁の番号が書かれていた。

保険証を見ると1990年まれの生年月日と今まで名乗っていた名前と全く違う名前が書かれていた。

私が生まれたのは1991年の春のことだったらしい。ずっと母親と二人っきりで暮らしてきた。

母親貯金があるからだとかそういう理由で働きに出ている姿を見たことがない。

友人もいなく、たまに趣味山登りに一人で行く以外はずっと家にいる母に読み書きからなんやらは教えてもらった。

母は私に因数分解を教えながら

「これでも故郷では町一番の才女だと言われたのよ」

とよく言っていた。

母は頻繁に引っ越しをした。決まって7月だとか12月だとか学校に通っている子供たちが長期の休みになる時期に。

引っ越した街には夏休み冬休みが終わるまで住むことができた。

私は新学期になったら君たちと同じ学校に通うのだと、学校に通っている子供たちに自己紹介して、

1か月だけ毎日のように同じ年の子供と遊ぶことができた。

そして新学期が始まるころ引っ越して新しい街に向かった。毎回私はそのたびに大泣きした。

新しい名前に代わっても生活は大きく変わってはいない。

生活費は母の貯金からだしてもらっている。

同じ場所ではずっと働けないので日雇いだが、バイトはできるようになった。

初めてもらったバイト代で買ってあげたキーホルダーを、母はずっと大事そうに使ってる。

2022-07-12

anond:20220712102051

ワイはもう因数分解すらできないしリコーダー演奏もできん。

その後の人生で使う環境になかったり趣味として興味を持ってなかったら、結構忘れちゃうものかもしれん。

2022-05-09

どうして「どうして0で割っちゃいけないの?」という疑問が出てくるのか?

「0で割っちゃいけない」と言われたから。

どうして「0で割っちゃいけない」と言われたの?

0で割ろうとしたから?

0と分かっていて0で割るような状況があるだろうか(反語

0かも知れない数で割ろうとしたか

まり文字

しかし1次方程式場合、係数は0ではない。(1次方程式にならないので)

まり、2次以上の方程式を解く過程で0かも知れない式で割ろうとしたときに、0で割ってはいけないと言われた。

2次方程式最初の解き方は因数分解?完全平方?

完全平方なら0で割るとはならない?もっとあとの解の公式ならともかく。

因数分解

どうして因数分解で解けるの?

どうして掛けて0ならどちらかが0なの?

これこそ問うべき疑問だろう。

聖域なき疑問追求するなら。

2022-01-27

祖父母が育てても親が育てても、自閉症児は自閉症ダウン症児は一生ダウン症だろうね

療育ちょっと社会に溶け込めるようになっても、因数分解はできないよ

2021-11-19

問題本質は「最も性欲が強い時期に社会的に自立できない」ことなのでは?

超手短に言うぜ。

義務教育の程度が低すぎて基礎教育を終えるのに12年もかかってることに対して最も手際よく出来ないのかをちゃんと考えろってこと。

端的にいやあ、小卒の段階で社会人として十分な能力、中卒の段階で頭脳労働者として十分な能力高卒の段階で専門労働者として十分な能力を与え、大学に行くのは研究者だけという状態しろ

ていうか本来はそういう風に回すはずだったものを、無能汚職自己満足の繰り返しに胡座をかいた結果、高校卒業しても微分積分が分かってないやつが半分ぐらいの地獄になってる。

とりあえず、書道・図工・音楽工作はなくして、総合学習英語といった高等教育ごっこも削除、体育の授業も身体の動かし方のトレーニングをメインとし球技などは完全になくす。

各科目の中にある形だけのごっこ遊びも減らし、作者の気持ちよみや単なるパズル因数分解もなくす。

理科無駄な部分を減らし、たとえば炎色反応実験をするのに原子構造も光の波長と色の関係理解してないといった状態は完全に無駄なのでそういったものは削る。

社会科では思想的な教育は減らしていき、たとえばWW1・WW2に対して過剰にフォーカスを当てた敗戦史観的な教育時間無駄なのでやらない。

こうして無駄を削っていけば今の1.5倍ぐらいのスピード教育ができるようになるはず。

問題本質である人間身体的成長と社会的成長の足並みの合わなさ」を解決するには教育にメスを入れるしか無いな

2021-11-12

anond:20211112153225

技術計算とかは置くとして、「あー、今ここは導関数微分値)がマイナスになっとるなぁ。こらいかんわ。導関数は最低でもプラスに保っとかなジリ貧やわ」とか。もちろん計算なんかしてないし、数式も使わん。

他にも「最大公約数」とか「因数分解」とかがそんな感じかな。

2021-10-11

anond:20211011044857

自分はこれに「分析」とか「読み解き」も加えたいな。

いわゆる「考察」(エヴァンゲリオンとか鬼滅の刃とかでみんながやっていた)というやつ。そういうのを本に対してもやる。

これはなんだろう、これはなぜだろうと心に引っかかったところについてとことん考察を加える営み。

たとえば主人公登場人物の人柄を丁寧に因数分解するとか。

この場面ではこう言っているし、この場面ではこう行動しているから、この人はきっとこういう人なのだろう。

みたいな。

もっとも、何も心に引っかからない(引っかけられない)というのが元増田の悩みの軸のようだから、「どう引っかけるか」のほうをアドバイスしてやらなきゃいけないんだろうけども。

2021-05-24

anond:20210524164229

因数分解三角関数中学数学最初にぶつかる壁だからでしょ。ちょうど反抗期と重なって「なんで三角関数なんて使わないものを覚えるんだ?」って思い始めるんじゃない?

それに、この辺でウダウダ言うやつは高校数学なんて全く興味がないから詳しいことを知ろうとしないし、「数学三角関数」のイメージしかないまま大人になる。

2021-05-11

anond:20210511014218

因数分解すると飲み会が楽しくないのは食事の味を知らず酒の味を知らず他人と関わる楽しさを知らないからだぞ

飲み会推奨アニメが出来たら飲み会を持ち上げそうだね

2021-05-09

anond:20210509224558

成績が下がってきたから、ということはその単元の理解度が達してないということなのでその先の勉強を教えようとしても理解がついていけないので覚えれないよ

あと何で怒るかは教えてほしい

小学生因数分解教えようとかしてるの?

2021-05-05

女子供に手を出すやつは許せねえ…!」→弱者男性差別を無くすなら、まずこの台詞共感しちゃいけないって話

弱者男性周りって、正しく価値観アップデート必要になる案件なんだよね。

基本的弱者とされてきたのって女子供なわけで、これはもう覆しようのない事実なわけじゃん。

だってタイトルみたいな台詞を言ったら大多数の人間共感するじゃん?

因数分解していけば、儒教だの仏教だのっていう宗教から社会やら歴史の話になるんだろうけど、

とにかく、今この時点で「女子供に手を出すやつは許せねえ…!」って台詞があったら、常識人は「その通りだ!」って思うわけですよ。

その常識を変えなきゃいけない。これは大変なことですよ。

もうすこし拡大すると、「女子供、お年寄り、犬や猫に手を出すやつが俺は嫌いなんだ!」って台詞なら共感できるよね。

だってそれは、女子供、お年寄り、犬や猫はか弱い、守るべき対象だってみんな認識しているから。

それが常識ってやつだ。

でも、弱者男性という存在を認めるとすれば、

女子供、それに弱者男性に手を出すやつは許せねえ…!」って違和感バリバリ台詞に、みんなが共感するようにならないといけない。

というか、「女子供に手を出すやつは~」って台詞のものが、意図的に成人男性を除外しているような発言から所謂ポリコレ的に正しくない発言になってしまう。

これは大変なことだよ。「なにそれめんどくさい」ってなる話なんだよ。そういう根本的な、我々に遍在する意識を変えていこうって話なんだよな。

ロビー活動の一環として、創作物ケチつけたりする必要すらあるかもしれない。

フェミニズムってのは、そういうめんどくさくて厄介な行動をし続けたからこそ、現在問題になってるわけだ。

からこそ、この話は所謂フェミ含む弱者ビジネスへのカウンターとしても機能してしまう。ややこしいね

まあ何が言いたいのかっていうと、話が大きくなったらどんどんめんどくさい方向にしか転ばないと思うけど、みんな頑張ってねってこと。

2021-05-02

コロナ対応改憲必要」57%、一理あるかもしれない

コロナ対応改憲必要」57% 共同通信世論調査

https://news.yahoo.co.jp/articles/7ec1d495b848a971128aff7c5fc0dedf1a2c92ee

共同通信社は30日、憲法記念日5月3日を前に憲法に関する郵送方式世論調査結果をまとめた。新型コロナウイルスなどの感染症や大規模災害対応するため、緊急事態条項を新設する憲法改正が「必要だ」とした人が57%、「必要ない」は42%だった。内閣権限強化や私権制限が想定される緊急事態条項新設を容認する声が反対意見を上回った。長引くコロナ禍が影響したとみられる。

ちょっと長めになってしまったので、はじめに要約すると、

改憲なくとも法を生かせば緊急時行政権限をフル活用できるはず、と思ってきたが、過去公害の教訓を思い起こしてみると立法行政不作為が目立つ。

憲法の制約で権限がないのではなく、あっても使わないのが問題だった。そこにメスを入れるには、行政立法指導する上位の規律必要で、「今まさに緊急時シフトチェンジしろ

行政立法に促す仕組みが必要なのでは。それはひょっとすると憲法役割なのかもしれない。

という趣旨


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改憲の是非でいえば、基本的スタンスはノーだ。

内閣権限強化」、これは橋本行革の結果、小泉政権内閣官房の強化の恩恵を受け、その後、安倍がめちゃくちゃにした経緯から

これ以上の内閣官房の強化などナンセンスだと思うし、

現行の制度運用できないのか?と言われれば、

公害立法歴史を振り返っても、現行の規制権限は決して弱くはない。立法余地もある。

実際60年代から70年代にかけて、深刻化した公害に山ほど立法を制定、70年はとりわけ公害国会などと呼ばれた時代もあった。

そうやって公害を克服しようとしてきた歴史の教訓をみても、現在感染症コントロール問題が、憲法改正でしか解決しえないとは思えない。

から問題はできることをしない、立法不作為行政権限の不行使のほうで、それを改憲論議にすり替えるのはおかしい、という意見も納得できる。

しかし。

それこそ公害の教訓を振り返れば、という話なのだが、

改憲世論が盛り上がるのは、だからこそ逆に、一理あるのかもしれない、とも思う。

もちろん、行政立法性善説に立てば。。という留保はつくが。

というのも、水俣病を例にとって、公害被害を振り返ってみると。

なぜ今日に至るまで長年、放置されてきたか。長年の放置もさることながら、振り返ると、初期の対応のまずさが際立つ。

チッソ工場への排水をやめさせる権限のある水質二法の適用

漁業法による禁止措置漁民への補償食品安全法による有機水銀汚染された可能性のある魚類販売禁止

すべて見送られた。つまりすでに対応可能な法的ツールがあったにも関わらず、被害が拡大した。

こうした行政権限の不行使が最終的に裁判で争われ、最終的に結審したのは2004年

国は高度経済成長をとめたくないがゆえに、規制権限行使しなかった、というのが結論

これは初期の対応が間違っていたことを指摘したものだ。

1970年代公害社会問題の深刻化を受けて山のように公害立法が制定されたが、それ以前の問題として

そもそも1950年代、すでにある水質二法等で権限行使できただろが、という。

法の不備ではなく、繰り返すが、すでにある法を使いこなせなかった行政責任が厳しく断罪されたわけだ。

ここから導き出される本当の教訓というのは、規制権限があったにもかかわらず

なぜ初期の対応がこれほどまでに、被害者をないがしろにしたものになったか、という問題

それは経済を優先した政治意思決定メカニズムだ。

そこには、何か異常な事態が発生したときに、立ち止まって物事を考え直す、

シフトチェンジの仕組みが欠落していたともいえるのではないか

かつて辺見庸は、地下鉄サリン事件の際に、丸ノ内線駅構内で、人々がバタバタと倒れているなか、

通勤している乗客枕木でもまたぐかのように出口へ向かった光景について

日常的なことを目の前にしても、脳が適切に処理できず、

惰性で日常論理で動こうとする「慣性イナーシャ)」が働いているといったが、

ここ一年を振り返ってみると、そういう政治的な意思決定がかなりよくみられた気がする。

この問題解決されない限り、改憲による緊急事態条項検討など、全く意味をなさない。

日本は、意思決定の仕方、会議の仕方を根本から見直したほうがいい。


いや、だけど一方で、

緊急事態条項のようなシフトチェンジトリガーがないからこそ、漫然と経済優先で動いてしまうのか?という疑問も頭をもたげる。

どっちなのだろう。

そんなことを思い出したのは、さっき、尾身会長インタビュー記事を目にしたからだ。

尾身茂氏が語った「マスクを外せる日」「3回目の緊急事態宣言なんて聞く気になれねぇ」への意見 | 文春オンライン

――東京都墨田区長野県松本医療圏など、基幹病院支援に回る地域病院医師連携が回っている地域の取り組みも報じられているが、厚労省は、こうした体制づくりのため各地の医師民間病院に強い指示が出せないものか。

尾身 医師病院に対して国が強い指導力を発揮する英国のような仕組みとは違い、日本厚労省というのは公立民間などさまざまなステークホルダー意向尊重する必要があって、上から目線はいわない。平時はそれも大切ですが、危機局面ではどうなのか。この機会に考えてみる必要はあります

――医療提供体制の拡充やワクチン接種準備で、国民が納得するだけの結果を示せないことに国民は苛立ちを感じている。強権的なイメージが強い菅義偉首相だが、結果を示せない理由は?

尾身 それは政治のことだから、私にはわかりません。ただ、総理大臣は、いろいろなことを今、四方のことを考えなければいけない立場にあるんでしょう。そう思います



平時から非常時へのシフトチェンジ

これが明確な意思決定メカニズムとして組み込まれていないことが、水俣病の初期対応問題もつながっているように思えた。

それを可能にするのは、規制権限の強化と行使、という既存立法行政機構のあり方の、もうひとつ上段の制度として構築する必要があるのかもしれないといえなくもない。

改憲への渇望というのは、案外、そういった視点で考えることも可能ではないかとふと思った。

しかし、憲法踏み込むのではなく、

危機対応専門の省庁を創設する、というのもひとつ方法。非常時のガバナンス体制を整備する。

米国FEMAアメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁)、CDCアメリカ疾病予防管理センター)のように。

現在のように、菅、西村田村河野小池、、、、、みたいに

船頭多くして船、山に登る、という問題への処方箋となろう。

そうすれば、現在河野太郎のような感染症素人新型コロナウイルスワクチン接種推進担当大臣として奮闘する、といった話もなくなるはず。

彼はおそらく、急に任命されて困っただろうが、実質やれることを模索した結果、

ロジ担当となり下がってしまっているように見受けられる。住民心配に答えるのは基礎自治体役割だ。

大臣仕事じゃない。本当の危機管理はそういうことではない。

危機管理のプラットフォームができれば、アメリカのファウチ博士のように、

集団免疫獲得に向けた仮説を立て、何%の接種があればOKで、ワクチン効果が切れる前の接種完了を逆算してスケジューリングする。

目的ロードマップ国民に示したうえで協力を仰ぐという、専門家による意思決定ベースとなったリーダーシップ重要だ。

今は「高齢者の接種」そればっか。もっと全体の話をすべき。

ガバナンスの基本は、法、規則基準科学的な予測を明示した意思決定を行うことだ。

これは世界銀行の借用だが、世銀では途上国行政改革支援の際に、ガバナンスを以下の4要素で因数分解して

能力評価している。

説明責任財政リソース)、予測可能性(法的枠組み)、透明性(情報公開)、参加(連携)の4つ。

テーマ出しした瞬間、近年の日本がどの分野でもガタガタになっていることがわかる。

いずれにしても、緊急時ガバナンスの訓練を積んでゆくことが大切で、こうした組織を立ち上げることには意義があるだろう。

現在菅政権は、こうしたガバナンスの観点から落第点であり、

首相が何を考えているかからず、結局、リーダーの一挙手一投足に注目が集まる意思決定となっている。

急に決心して、緊急事態宣言を発出したりやめたりする。このように国民から予測可能性を奪うやり方は国民から自由を奪うのも同然だ。


国民からすれば、知らず知らずに国のリーダーシップ注視せざるを得なくなり、いつの間にかリーダーシップ問題錯覚してしまうが

本当は危機管理はリーダーシップの欠如の問題ではなくて、ガバナンス問題だ。リーダーが誰であれ、ある程度、やるべきこと、基準が決まっていて

どのように対応するかが決まっていること、この予測可能性が確保されることが大切。

国民にとって予測可能でなければ、国民自身計画を立てられず、急に決断されても、ついていけいけない。

水木しげる漫画で、上官が急に玉砕を決心したので部下の大半が付いていけず、結果として敗残兵として生き残った兵士に、すでに全員立派に玉砕したことになっているのだ、として、ラバウル本部が改めて玉砕を命じる、という話がある。日本人のリーダーシップ象徴する話だと思う。)

しかし、一方、リーダーシップ問題は残る。

緊急時へのシフトというのは、なにかしらリーダーとして発動するトリガー必要なのではないか

憲法、というのも、民主的意思決定の根源として、

そこに非常時へのシフトチェンジ記載されることにも意義があるのかもしれない、という考えに傾いてゆく、そういう世論の動きもわかる。

もちろん、そんな非常時に平和ボケして判断の鈍いおっさん首相だったらなんの意味もなさないが、誰かがシフトチェンジを発動しなければならない、

それが立法危機管理のプラットフォームづくりだけでうまく機能しないのであれば、ある意味大統領的な権限を期待する傾向が出てくるのは自然なことのように思う。大統領権限というと、合衆国建国当時まで振り返ると、当時の議論のなかで、リーダー聡明さ(アリストクラシー)というのは、欠かせない条件だったように思う。

日本政治社会にそんなことを期待できるのか、と考え始めた瞬間、改憲には激しく首を横に振らざるを得ないのだが。

そんなことをインタビューの印象として持った。

2021-04-08

anond:20210408084015

知る必要のある人は知るし知らなくていい人は知らないまま過ごせる社会になってる

学校因数分解って習うけどこんなの社会に出てから使わねえよ!っていう話と同じ

生きるスタイルによって知らなくていい社会作りになってるのはい社会だと思う

2021-03-02

中学校勉強なんか役に立たない。単純労働者を生むためのシステムだっていう奴がいるんだけど・・・

同じ制服を着て機械的物事を教えて、その内容はその後の人生で全く役に立つことは無い。

金太郎あめを増産して、単純労働者を量産する政府システムなので義務教育意味が無いっていう奴がいたんだけど、どうしたもんかな。

小数点勉強」とか「因数分解」とかその後の人生で全く必要ない事を勉強して無駄だっていう奴は、大概勉強できずに成績が悪い奴なんだよなぁ。経験上。

不満のベクトルが低いというか・・・

それで自分の子供をあえてフリースクールに通わせているのは、そちらの家庭の事情教育方針だろうからとやかく言うつもりはないけれど。

日本識字率とかをみても、義務教育って大切だなと思うんだ。

分数四則演算なんて役に立たないとか言う考えをもったなら、それは答えを導き出すためにどのようなプロセスを辿っていくかを身につけるための訓練なんだよと諭してはいる。

勉強することだけではなく、どのように課題問題解決できるか思考することが出来るかの土台部分が義務教育で基礎教育なんだし、藪から棒に義務教育無駄を声高に主張しなくてもと思う。

フリースクールとやらで自分の好きな折り紙を好きなだけやれたとしても、読み書き計算できずじゃ将来不安でしょうよ?

2021-02-19

服がわからんオタク上級

読んでくれたオタク

お前にも似合う色 似合う形がある

似合う色はパーソナルカラー診断でわかる たまにイエベとかブルベとか聞くだろ あれは男にもある でもパーソナルカラー診断は高い 無理するな

似合う形は意外とすぐわかる 「骨格診断 メンズ」で検索しろ

あとはもう掛け算だ

似合う色×似合う形 それか似合う形が同じモデルを追え

因数分解と掛け算 お前らそういうの得意だろ

これはかなり有効な手だが なんやかんやでマネキン買いはいい だけどユニクロマネキン買いは勧めない あれはマネキンスタイルがいいだけだから

あと興味があったら「服を着るならこんなふうに」を読め 巨漢でなければ参考になる

2021-02-09

これ記憶捏造かもしれないんだけれど、

中学生の頃、数学因数分解テストとかしてる時、問題見ただけで答えがわかったときとかよくあったんだよ。

忘れちゃったけど因数分解とかって途中の式みたいなの書かないといけなかったよね。

それをすっ飛ばして突然答え、解でいいんだっけ、がわかるときとかあったんだけど、

中学数学程度ではあたり前のことなの?

それとも数学に関してなんか才能的なものがあったのかな?

 

まあどっちにしろ高校からはこういう感覚はなくなったんだけどね。

2020-12-06

anond:20201206002527

因数分解を考えるなら、一意分解環でないと意味が無いよね。

本心ってどんな代数的構造を持っているのだろう。

自分本心因数分解しきれてない可能性アリ

anond:20201204072654

「どこの中二病やねん、」「なんだこいつ」って思わせたらいいじゃん。お前も同僚に対して似た方向のことを思ってるんだから


同類を見ればわかるんなら、そいつとツルめよ。そうしたら本心の一部を言える人が出来るぜ。


つーか、「お前含むこの世の人全てに、可能な限り、苦しんで死んで欲しい」って、本当にお前の本音が行きついたところなの?

案外、「働きたくない」とか「家帰って寝たい」とか「あんな女とやりたい」とか「家族との関係を良くしたい」とかそういう感情ブレイクダウンできるんじゃないか

多分、生きづらくなるような考え方や行動のルール自分で作っちゃったんじゃないか

「正しいことを言わないといけない」とか「嫌われちゃいけない、キモいと思われちゃいけない」という考えが頭に刷り込まれてるでしょ?

カウンセリングに行ってみてほしい。この考えを取っ払った先に出てくるのがお前の本心

俺も"俺達"の一部だよ。だけど、徐々に落ち着いてはきている。

まだまだ、生きづらいけどね。俺達は圧倒的なまでに他人を見下して生きてるからね。

そして、自分客観視しているところもあるから、その中でも自分という「他人」を一番見下している。

他人を圧倒的に見下している」ってカウンセラーに言えたことは俺の中ではプラスです。



俺の本音なんて、「お前含むこの世の人全てに、可能な限り、苦しんで死んで欲しい」ってことに行き着いちゃうんだもん。

で、俺みたいなやつって世の中にそこそこ数いるんだよね。世界のほぼ全てを憎んでるやつ。

最初の方は「この世の人全て」死んでほしいと言い、二つ目は「世界のほぼすべて」憎んでいると言っている。

言葉に敏感だろうから、「世界の全てを憎んでるやつ」と書いた後「世界のほぼすべてを憎んでるやつ」に書き換えたんじゃない?

この差がお前が胸の奥で大切にしたいと思っていることなんだよ、多分。



ただ、その同僚のことは嫌いなんだろうなw 面倒くさそうだし。

ドライ関係を作るのを良しとする会社転職するのも手じゃないか

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