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はてなキーワード: 回覧とは

2021-09-27

ハンコの回覧で「お辞儀」をさせることに驚いた

ここで知ったのだが、ハンコの回覧で「お辞儀」をさせる、という業界があるのを今年はじめて知った。

これは物理的に卒倒してしまった。(いわゆるドリフ落ち)

あと、コロナ前になんかの役所系の?の宴会シーンが隣でやってたのだが、

新入社員が「誰それ部長に酒をついで」というのを自分はいっさい手を付けずに正座して居酒屋バイトに指示してんのよ。

これも物理的に卒倒しそうになった。

こんな江戸時代みたいな行為やってたら中国人に笑われるぞと思った。

中国では三跪九叩ってのがあって世界植民地化されたわけだが。

まあお行儀がいいぶんには臓器抜かないからいいけどねー。

2021-09-13

anond:20210913000135

いやいや、お国仕事をいったん受けかけながら、

ネットに、クソだの時代遅れだのって大声でわめきちらしたら

干されて二度と呼ばれないだろ。回覧状回るレベルだろ。

コンサルとして致命的だな。ていうかこの人そもそもそんな力量ないだろ。

2021-08-15

anond:20210815024314

特定の傾向があるコメントに対してスターを入れるためにそのブックマーク回覧しようとする人」が集まることによって人気コメが作られちゃう

その意見同意肯定し、且つそれを表明したい人が、そのブックマークを閲覧した人で多く居る

に含まれるでしょうに。増田の中には、反論にもなってない反論なのにドヤ顔言及してくる人も居るよね。くっそウザイ

anond:20210815023436

その意見同意肯定し、且つそれを表明したい人が、そのブックマークを閲覧した人で多く居る

本気で思ってるならもうはてな辞めたほうがいいよ。

扇動されやすすぎ。

同じ話題ループしてくると「特定の傾向があるコメントに対してスターを入れるためにそのブックマーク回覧しようとする人」が集まることによって人気コメが作られちゃうんですわ。

2021-07-19

貴族学校で過ごした

ひょんなことから中学高校をノーブルな学校で過ごした。インターとか、学習院とか、慶応とか、桜蔭とか、シュタイナーとか、まあそういう知力財力保護者力の高い生徒ばかりいる学校だと思ってくれて構わない。きっと読んでくれる人の中にも同じような学校出身者がいると思う。

ノーブル中高は、認知できる範囲はいじめがなかった。そりゃ、周囲から浮き上がるような子はいたんだけど、ああそういう子だよねって感じで避けられもせず疎まれもせずって具合だった。大人社会ちょっと合わない人に出くわすとそういう対応するじゃん。当たり障りないってやつ。そのうち変わった子もそれなりに同士を見つけて学生生活をやっているようだった。

ヒエラルキーを見せつけるためのいじめみたいなのもなかった。どっちかっていうと、一人ぼっちの子を仲間に誘うようなタイプがかっこいいとされる雰囲気で、学年で一番目立つ生徒が仲良くしていたのは病気留年して学年が一つ落ちてきた生徒だった。仲良しグループはあったけど、流動的に形を変えていて、派閥争いみたいなものもなかった。縦の圧力もなかった。何を着て登校しても先輩は何も言わなかったし、後輩はバスの後ろ座席を朗らかに占領して賑やかに喋っていた。不登校同級生もいなかった。

まり、中高通していじめを感じたことがなかった。翻って地元の友人から聞く中学の様子は地獄のようだった。呼び出し、暴力、告げ口、万引き強制、度胸試し、無視写真回覧

大人になるとみんな当然のように中高時代理不尽いじめの話をする。いじめられたとか、いじめたとか当事者話題はあまり聞かないけど(言えないもんね)、学校でこういうことがあって〜なんて話題は事欠かない。でも、自分にはよくわからない。だっていじめ、なかったんだもん。

本当にいじめはなかったんだろうか。自分の知らないところで狡猾に行われてたのだろうか。この話をすると、たいてい、いいとこの学校だもんね〜と流されてしまう。一見いじめ存在していなかったけど、本当はあったこと知っている人は、どこかにいませんか。もしくは、本当にいじめ存在しない中高を過ごした人はいませんか。世間自分経験をすり合わせたとき過去道徳創作物の中にあるような不穏な気がしてしまう。

2021-06-08

ハナクソ決裁の廃止

私の勤めていた会社に、ハナクソ決裁という習慣があった。

「ハナクソ」というのは比喩に聞こえるかもしれないが、そうではない。

汚い話で恐縮だが、文字通りハナクソを使って決裁するのである

仕組みは簡単

まず、社内の決裁が必要場合稟議書類を提出する。

これはふつう会社と同じである

なのは、その承認をする際、印鑑ではなく自分のハナクソを書類押し付けることだ。

複数部署回覧する場合、その数だけハナクソが付けられることになる。

なぜこのような文化が生まれたのか。

弊社はそれなりに歴史があって、終戦後すぐに創業している。

当時の東京焼け野原であった。

社長はいくつもの闇市をまわり、決裁のための印鑑を探したのだという。

しかし、食うにも困っていた時代のこと、印鑑など扱っている店はなかった。

そうしてやむなく代用品として考えられたのが、ハナクソであったのだ。

このエピソード創業当時の美談として、社史にも掲載されている。

社訓である「創意工夫」の精神体現する行動として、いまでも新人研修定番ネタだ。

そのこともあり、廃止にしようという声はなかなか上がりにくかった。

もちろん、この奇習を苦々しく思っている社員は少なくない。

管理職だと一日に何件も決裁しなければならないので、ハナクソの掘りすぎで鼻血が慢性化している人もいた。

歴代社長など、みな鼻の穴が大きくなっているのである

新入社員のころ、上司からこう言われたこともあった。

「この会社では、尻の穴と鼻の穴の大きいやつが出世するんだ」

しかし、新型コロナ流行が転機となった。

指を鼻に突っ込むハナクソ決裁は、感染対策観点から不適切だとみなされるようになったのである

こうしてはじめて常識的衛生観念のもとで、ハナクソ決裁の廃止議論されることになった。

さて、ここまでの動向を他人事のように見守っていた私にある通知が届いたのは、つい二ヶ月前のことである

それは異動通知で、私を「鼻垢決裁廃止検討担当係長」に任ずるものであった。

ただ、とくに複雑な仕事というわけではない。

廃止検討」といっても、そもそも既定路線のことだったので、審議も形式的

廃止するメリットデメリット」などという体裁だけのパワポを作って各部署にレクチャーをするだけで、反対する社員などいなかった。

だが、うんざりさせられたのはその後である

各部署への根回しが終わり、いざ廃止稟議を提出しようかとなった。

しかし、当たり前だがこの時点ではまだハナクソ制度廃止されていないので、本件の決裁にはハナクソを用いなければならないのだ。

この廃止には社内の全部署関係するので、私は会社中を行脚してハナクソをコレクションするはめになった。

かい話は割愛するが、この過程で腹の立った事例だけいくつか紹介しておきたい。

1. 在宅勤務で全然出社しない係長

当然ハナクソは押せない。

こっちが困っていることを伝えると「じゃあ部下の○○さんに押してもらってよ」などと言う。

私も呆れ果て、どうせ本人かは分からないのでその部下に押してもらった。

2. 他部署と張り合う課長

弊社には「一課」「二課」のように分かれている部署があって、その課長同士はライバル関係にある。

決裁にあたっても、相手よりもデカいハナクソを押さなければみたいな意地があって、良いハナクソが出るまでなかなか書類が戻ってこない。

3. ハナクソの乾燥した部長

部長級になると老衰によりハナクソも乾燥している人が多い。

そうすると押してもしばしば短時間で剥がれてしまう。

複数が一度に剥がれてしまい、どれが誰のだか分からなくなることもあった。

が、この頃にはもう面倒になっていて、ランダムに糊付けして直した。

この三例だけでも分かるように、この業務は相当のストレスで、ハナクソが揃うにつれて、私はどんどん体調を崩していくことになった。

ある日、急な胃痛を感じ、私はほぼ完成した決裁書類を片手に持ったまま、トイレに駆け込んだ。

程なくして無事にひとまずスッキリしたあと、個室に紙がないことに気づいた。

どこかに紙がないか、とあたりを見回したが、適当ものは見当たらない。

ガックリして肩を落としたとき自分の手に握られた一枚の紙が目に入った。

そう、それはハナクソ決裁書類である

いやいや、これで尻を拭くわけにはいかない。

それくらいだったら、自分パンツを汚したほうがましだ。

と、はじめは思った。

しかし、本当にそうだろうか。

手に握られた書類には、色とりどりのハナクソがひしめき合っていた。

それらの一つ一つが決裁にとって欠かせないものであったが、いまの私には、それに実質があるとはとても思えなくなっていた。

ただのハナクソになんの意味があるというのだろう。

そのハナクソを廃止するために、さらにハナクソを集めなければならないなんて、なんて馬鹿たことだろう。

そんな馬鹿げたもののために、自分尊厳犠牲にしてパンツを汚すなんて、不条理ではないか

私は手元の紙切れをもう一度じっと見て、それを握りしめる。

そして、それを四つ折りにして、肛門を拭いた。

多くの部署回覧たこ再生紙は、ほどよく柔らかい

力強いひと拭きは、腹痛で汚れてしまった肛門をじっくりと撫でていった。

その日のうちに、私は辞表を提出した。

アホらしいことに、辞表にも本人のハナクソが必要なのだという。

私は、いま出せるありったけのハナクソをそこに押し付けてやった。

帰り道、立ち止まって深呼吸をすると、緑の匂いが強く感じられた。

そうか、これから夏がやってくるのだ。

ハナクソがなくなってはじめて、私はこのことに気づいたのだった。

2021-06-05

それが普通なのか?

私がある業務についてAマネージャーに報告したとする。

その後まったく同じ内容についてB部長から尋ねられ、私はAに報告したのとまったく同じことを報告する。

同じことを別の人に何度も何度も説明する…なんとなく非効率、非合理を禁じ得ない。

報告書でも作って回覧してもらったほうがお互いにとっていいんじゃないか…。

2021-03-15

基本的ウマ権

Q: ウマ娘二次創作は何故自由に出来ないのですか?

A1: ウマ娘自体権利者との相談の上に成り立っている二次創作なので、お前がやろうとしていることはいわば三次創作ということになる。直上の権利者が黙認すれば良いという話にはならない。文句があるなら馬主にでもなるんだな。まあ、なったところで馬主一人が黙って頷けば良いって世界でもないけど。

A2: そもそもお前が他人創作物を好き勝手にしたもの自由に発表出来る権利なんぞ存在しない。チラシの裏なり秘密ノートに描き殴るなりして、気心知れた友人に回覧するか、墓まで持ってくことだな。描きたいって奴はとっくに描いてるよ。お前等の見えないところでな。いちいち確認しないと心配で「公開」出来ない? どうせ流行りのキャラエロい絵描いて耳目を集めたいだけだろ?

A3: 出来るよ。ウマ娘って言わなきゃいいじゃん。作者は俺ですって名乗らなきゃいいじゃん。カネも取らなきゃいいじゃん。

2020-12-25

anond:20201225122926

自分も親も兄弟会社勤めだったりどっかの組織所属してるぞ?

それでも近所の目が無いなら出歩く

だって、近所から何か言われることも無いし、会社組織には旅行に行った事は言うつもりは一切ないし、帰省してることも言わない

たとえ感染しても「どこで感染したのか知りません」、「帰省してない」、「旅行してない」って言えばいいだけ

近所の人もどこに行ってるのか知らないし、居るか居ないかも付き合いが無いから知らない

組織にも報告してないから知らない

知られなければ問題は無い

家に帰るのも10時以降だし

基本カーテン閉めてるから居るかすら分からないと思う

町内会には大家が入ってくれてるけど、家賃から会費は引き落としだし、回覧も来ないから一切近所の人を知らないからね

2020-12-23

町医者はとても平和で暇らしい

主な登場人物

幹事町医者

店のオーナー幹事の旧友

例年の流れ

11月初旬 募集開始。主賓は個別声かけ、その他はコミュニティで広く募集

12月28日頃 店を貸し切り、20~30人で立食

今年の流れ

店の対応:4人がけテーブルを2人で使用テーブルの間隔を2メートル以上あける。立食はしない。

11月初旬 募集開始、定員を絞るため、候補者個別に声を掛ける方式。大変不本意ながら致し方なく出席連絡。

12月17日 店が自治体方針に従うための営業時間短縮の連絡があったとのことで、開始時間繰り上げの回覧。中止じゃないのかよ。

12月20日 主賓が社会情勢により脱落したので、残った人たちに意向確認。主賓脱落を理由に欠席にしてやった。

幹事夫妻とそのきょうだいのみ残ったが決行する模様。マジかよ。っていうか家族の会食ならこっそり勝手にやってくれよ。

2020-11-04

anond:20201104091714

何の努力も無く女を物としてあてがわれた

何をのんきなことを

お見合い容姿学歴、家柄等々自分プロフィール関係者回覧されて相手方基準パスして初めてお見合いに進める

結婚してからも、仲人をはじめとしてしがらみでがんじがらめで稼ぎが悪かったり左遷されたりしたら方々で肩身が狭くなる

当然ながらニートのところに来る嫁さんなんていない

2020-10-23

anond:20201023113215

議事録って失言を記録して揚げ足をとるためにあるんじゃないんだよ

書記議事録ドラフトを書いてメンバー回覧メンバーは訂正したいこと、補足したいことがあれば適宜修正していいんだ

これは改ざんでもなんでもない

できあがったものを再度回覧して文句がでなければ、それがコンセンサスということになる

2020-10-20

今日上司と打ち合わせしてたら、上司が何回も「自慰行為」って単語を言ってて

いやだなあと思った。

その上司は、普段から女性にとって不快言動をしてるわけじゃないから、

セクハラをしようとして使ってるわけじゃないんだろうなとは思うけど、

それにしても聞きたくはない。

しかも、議事録作らなきゃいけなくて、自慰行為って私が打って議事録作って

回覧しなきゃいけないの?絶対嫌なんですけど、と思って

その発言はなかったことにしてしまった。

自慰行為って発言不快って感覚女性しかない感覚なのだろうか。

普段普通に仕事として接してた上司に、突然お尻を触られた、ってくらい

不快感がある。

気持ちが悪い、って感覚に近い。

なぜ気持ち悪いんだろう?生理的嫌悪感

男性で、自分より偉い人が、女性である私に向かって「自慰行為」と言う状況は

気持ち悪くて不快だ。

2020-10-08

最近布のマスクしてから誤発注よくある

ファミチキブラックペッパー味ください」

俺はそういった。

車の中で袋をパリッとしてかぶりつく。

車の中でファミチキかぶり付きながら家に帰るのが日々の楽しみだ。(過度におかわりすると奥さんがうるさいのよ…)

いつものようにかぶりついて味わうがおかしいかな、あのファミチキブラックペッパーから強烈な黒胡椒香りがしてこない。

急いでレシート確認する。ブラックペッパー味でレジに通っていない。

店に言うべきか。いや、俺も疲れていた。疲れていたから声が小さかったのかもしれない。

 

こういう事がちょこちょこあった。

「冷盛りね」(猫舌)と頼んだつけ麺が特盛の熱盛できたり、

替え玉ください」と言ったら唐揚げがきたり。

 

仕事中に「これ回してね」と書類を渡す。なんてことな情報共有の回覧だ。

同僚は「おっす、置いといてください。」と言う。

これが一週間ちょっと前ぐらいだったが、みんながそれを読んでいる前提で話をする。

すると皆「増田さん、なんの話しています?」と言う。

「なにって先週月曜日回した回覧だが」というと部署内全員読んでない。

から一週間待っても返ってこなかったのか…。

渡した奴に「回してっていったよな?」と確認を取ると必死に考え込む同僚。

すみませんシュレッダーに聞こえてシュレッダーかけちゃいました…」

まぁ重要書類じゃなかったからもう一度最初から説明してなんとかなったがこれがもし先方への提出物だったりしたら…とゾッとする。

 

でも確信した。滑舌が良いほうがじゃないのは理解してた。

たぶんマスクのせいで聞こえにくいんだ。

 

そして昨日は妻が夜出るので晩飯すき家にいった。

「ほぉー、豚角煮丼…」とろとろな豚角煮がこれどもかと載った丼の写真をみた自分お腹が「今日牛丼だろ」と語りかける。

救いを求めてページをめくると

「牛あいがけ豚角煮丼」という自分の脳と腹両方を満たせるメニュー発見

早速店員を呼んで

「これください」

メニューを指差す。

そう滑舌がだめなら指をさせばいい。英語が苦手な自分海外に行くと必ずこれでどうにかしてきた。

店員は「それと?」と聞いてくれる

「以上で。」という。

 

来たのは普通の豚角煮丼だった。

伝票をみると「豚角煮丼(大盛り)」の文字が。

「えぇ…」と思いながら店員を呼ぶと相手しまったという顔をして終始謝り倒してくる。

「ま、まぁまぁええからええから、じゃぁ追加で牛皿くれる?」

と言ったら店員は頭を下げてすぐに持ってくる。

 

牛丼を…。

 

多分滑舌とかそこまで関係なくてマスク呪い自分肥満体型のせいだな。

苦しくなりながら大盛りの豚角煮丼と並盛の牛丼を平らげたのでした。

2020-09-28

anond:20200927230730

ツイッターで誰か言及してくれて広まったらいいのにな。

自分のTLにここまでじゃないけど似たようなのいるか自分言及できないけど。

RTとかで回ってきた奴を回覧する役になりたい。

2020-08-28

とある人事部長の後悔を聞いてほしい1(追記あり

かつて、大手企業人事部長をしていた。

人事部長という役職名ではないが、似たような名称ポジションだった。

人事の機能ひとつに『処分をつける』というのがある。

問題のある社員への指導教育だったり、人間関係トラブルに決着をつけたり、罪を犯した人間を罰したりする機能だ。

それに比べれば、勤怠管理だの、給与の支払いだの、社会保険手続きなどは子どもの遊びに思えてくる。

そんな、面倒くさい問題10年近く携わってきた。

今でも夢に見る。

後悔がある。どうしてあの時、もっとやれなかったんだろう、やらなかったんだろう。

どうして、あの人の心に寄り添うことができなかったんだろう。どうして、自分の思う正しさを貫くために上位の役職者を説得しなかったのだろう。

そんな後悔を吐き出したくて、はてな匿名ダイアリー投稿することにした。

事案は4つある。そこまでぼかしてはいない。私自身と向き合うためには、真実を吐き出さないと意味がないからだ。

事案1 真奈美さん(※仮名。以下同じ。当時50代前半)

 彼女現場仕事をする職種だった。現場といってもそこまで肉体労働ではないけれども、専門職なのは間違いない。

 ある年から、その仕事外注に出すようになった。このままでは失業することになるが、組織として無責任だということで事務職職種変更となった。

 結果は想像のとおりだ。てんで話にならなかった。

 料金計算を間違えた請求書を送るし、システム上の顧客情報を誤編集するし、よく交通事故を起こすし、難しい質問がきたら硬直して動かなくなるし、気分の浮き沈みが激しい。

 職種変更してからは、1年毎に様々な部署をたらし回しになった。当時の私は人事部長でも何でもなかったけれども、1年毎に異動するパターンの人なんだな、というありきたりの感想だった。

 こういうタイプの人は、適合する部署が見つかると十年単位で同じ部署に磔になる。いい部署が早く見つかってほしいな、と思ったのを覚えている。

 真奈美さんは自殺した。

 4つ目の部署だったと思う。この部署は、基本的事務主体だが、肉体労働仕事もあった。

 彼女は、あろうことか肉体労働ポジションに充てられてしまったのだ。木を切ったり、ごみを運んだり、池に浮かんだ鳥や鼠を回収したり…

 一度だけ、見たことがある。ごみ処理場のダストシュート軽トラックが止まっていて、60から70くらいの老人達シルバー人材センターの会員だと思う。派遣労働者ならもっと若いことが多い)が伐採くずをダストシュートに投げ込んでいたのだが、その現場彼女仕事をしていた。

 泥まみれの作業服トラックの荷台の上で、えっちらおっちら伐採くずをダストシュートに放り込んでいた。

 ひどい話だろう。でも、当時の私はそうは思わなかった。その部署には肉体労働ができる男性が足りていなかったので仕方がない。そう思っていた。真奈美さんの上司男性だったけれども、管理監督職がそんな仕事をすべきではないと素朴に考えていた。

 労働組合女性部が人事研修課に怒鳴り込んできたのを今でも覚えている。「どうして女性社員にあのような仕事をさせているのか」、「あなたたちには法的な正しさ以外は理解できないのか」といった内容だった。

 その後すぐ、真奈美さんの職場を覗きに行った。上司に怒られている最中だった。周りの社員は何も言わないでいる。むしろ失笑していた。仕事が早いわけでもなく、制度が高いわけでもないので当然の結果だったのかもしれない。

 翌日、私は課長相談に行った。「真奈美さんはあのような状況ですし、肉体労働女性社員がケガをしたらうちの課の立場が悪くなります。今年度末で異動させた方がいいと思います。早ければ来月にでも」といった内容だった。課長は、「急ぎの案件ではない。そのうちまた検討する」と言っていた。

 それが12月の初旬だった。この3週間後に真奈美さんは死を選んだ。死因は延べない。

 今でも夢に見るのは、課長相談をした場面だ。どうして、「うちの立場が悪くなる」という理由を述べたのだろう。「真奈美さんの健康心配です。大事になる前に手を打ちましょう。今すぐに異動させるべきです」となぜ言えなかったのだろう。

 なぜ私は、正しい行いができなかったのだろう。

事案2 結衣さん(当時18才)

 結衣さんは高校卒業してすぐに採用された。

 性格は明るめだったと思う。高い声の人で、社内で大声で笑い過ぎて注意を受けることがあった。

 配属されたのは債権管理部署だった。知能テストで理数分野の点数が高かったのと、定型的な業務が中心の部署なので、新人に相応しい配属先だと判断された。

 問題が起こった。配属されて3か月が過ぎた頃、人事に連絡が入った。「あの子服装が派手過ぎる。あれではお客様の前に出せない。試用期間中なのにあれはひどい」というものだった。

 先輩や上司が注意しても直す気がなく、それどころか、注意した男性の先輩をハラスメントで人事に訴えると威嚇したという。

 結衣さんのいる部署の前を不定期に通ってみると、いくつかのことが判明した。

 実際、派手な装いだった。髪は金髪だったし、ピアスをしていたし、ひらひらスカートを身に着けていた。

 接客態度もお世辞にもよいとは言えなかった。お客にため口になったり、自分1人では手に負えないのに先輩に相談せずに不動産会社に怒られていた。

 人によって態度が違う。若手社員に対しては強気だが、お父さん風(?)の優しい雰囲気社員の前では借りてきた猫のようにおとなしい。

 結衣さんに対して研修室で面談を行った。当時は役職がついていた私と、課長(事案①と同じ人)と、結衣さんの直属の上司がその場にいた。

 本人が言うには、

・変な格好で来ているとは思わない

仕事に来る服装自分で選びたいし、他人が口を出すのはおかし

・この格好が自分らしい。学校でも、アルバイト先でも文句を言われたことはない

 面談平行線に終わった。

 結衣さんは、最後には「努力します」と言ったけれども、金髪が直ることはなかった。服装大人しめになった気はしたが、私にはファッションのことはわからない。彼女と同年代女性社員廊下でやんわりと聞き取ったところ、「反省する意思はない」とのことだった。

 試用期間で切るべきである。それが課長判断だった。

 私は反対したが、すでに人事のトップである総務部長まで話が通っていた。あとは役員級が承認するだけだ。

 さて、当時の手帳を見ながらこれを書いているわけだが、その中には彼女に対する個人的乾燥として、こんなことを書いていた。

自分意志があって動いているように見える。高校生で3年間アルバイトをしながらうちの入社試験に通ったのはすごいし(※当時の弊社の高卒入社倍率は30倍程度だった。おそらく今でも)、3人の年配社員に囲まれても自分意見を貫いたというのも尊敬できる。うちの娘や息子を見ていても思うが、彼女は優れている。ぼんくらじゃない。うちの子ども達が情けなくなってくる。でも、うちの会社とは相性が悪い性格なのは否めない



 結衣さんは、その後どうなったと思う? ここに記している時点で読み手は察しておられるだろう。

 久保になったのだ。試用期間で切られた。

 あの時、研修室で「あなたを本採用できない」と伝えた時の彼女の面持ちは今でも覚えている。一瞬、歯ぎしりをしたように見えた。眉間に皺を寄せたと思ったら、すぐに平時の顔つきに戻った。淡々とした声の調子で、「わかりました」と言っていた。涙を浮かべるのを我慢していた。

 …それから、私は結衣さんを首にしないために何をしたと思う? なにもしなかった。

総務部長は承認したというが、本当だろうか?』

まさか総務部長やそれよりも上の人間が、高卒の子半年で切るという意思決定はしないだろう』

『よくある新人への脅し文句だ。通過儀礼のようなもの

 手帳には記していないが、私は当時、こんなことを考えていた。情けない。今でも結衣さんの顔が脳裏に浮かぶことがある。

 そのことがあってから、「別の会社でうまくやれていたらいいな」とずっと考えていたし、ずっと祈っていた。

 真奈美さんと違って、結衣さんの夢は見ない。良い知らせがあったからだ。政令指定都市職員として働いていることがわかった。

 知ったのは偶然だ。回覧物に閲覧済のシャチハタを押している時、偶然に名前を見つけた。

 あの時の安堵を言い表すのは難しい。心の底から安心できた。この日は早く家に帰る予定だったが、変更して居酒屋に寄ることにした。

事例3 和也さん(当時20代後半)

 発達障害と呼ばれていた。私には診断能力はないが、周囲の評価はそうだった。

 ある時、彼が直属の上司を怒らせてしまった。その上司は、一般市民その他の重要人物が観ている前で怒鳴り声を上げたのだ。私も見ていた。イベント会場だった。彼が指示を守らなかったのが原因のようだ。

 その上司和也さんは偉い人から説教を受けた。後日、彼の指導教育を人事で受けることになった。

 事前の報告書によると――まず、空気が読めない。他人が喜ぶとかイラつくとか、そういったことを予想できない人だった。

 会話能力が低い反面、言語での表現能力は高い。文書ドキュメント作成能力社員の平均を超えていた。特にプログラミング能力が秀逸であり、エクセルの帳票データを改良しては、これまで半日かかっていたものを20分で~みたいな改革を進めているとのことだった。

 文章レイアウトのこだわりが非常に強く、人が気にしない箇所でも時間をかけて修正する。かと思えば、オフィシャル文書で使うべきではない表現見積りあざッスヽ(^^)など)をメールにしたためることもあり、取引からやんわりと注意を受けることがあった。

 彼と面談した頃は、人事研修課長と呼ばれる立場になっていた。実際に面談してみて感じたのは、論理性が高いということだった。すべての言葉理由を付けようとする。とりとめのない理由もあれば、よく考えているものもあった。

 「職場の和が乱れるのはどうしてだと思う?」という質問に対しても、「理由不明です。非常識なことはしていません。でも、ほかの人と自分の感じ方が違うのはわかります」と答えていた。

 ほかにも多くのやり取りはあったが、どうにもおかしい点があった。

 彼の発達障害についてだ。当時は発達障害という言葉流行り始めていた。今ほどには一般的言葉ではなかったと思う。

 彼は発達障害なのか?という疑問を持った。というのも、発達障害に関する書籍を読んだところ、真の発達障害では弊社の面接突破することは不可能だと確信たからだ。

 彼との面談では、イラっとすることはあったものの、怒りの感情とまで呼べるものは湧いてこなかった。彼はその実、他人配慮することができるのではないか

 つまり発達障害を装っているのだ。本来的には、別の何かであって、それが原因で周りとの不和が起きている。サイコパスとか、ソシオパスとか、反社会性障害とか、当時は色々と調べたが、素人結論を出すことはできなかった。

 ひとつだけ、わかったことがある。『演技』ができる人間だということだ。

 彼の採用面接の記録を見たところ、今の状況とはまるで異なる印象が記されていた。例えば、個人面接では溌剌とした雰囲気だとか、グループ討論では司会を務めており、周囲と協調しながら自分意見を主張できる~といった内容だ。

 グループ討論というのがポイントだ。個人面接では、面接官との相性次第でどうにかなることもある。それが合否の大半を占めるといっても過言ではない。しかし、集団面接相手は同じ受験者だ。その中でリーダーシップを取って、しか面接官3人すべてから評価というのは、これまでの彼の社内評価矛盾している。

 この問題については、根拠を示して解決できるものではなかったので様子見とした。彼は不和こそ引き起こしているものの、能力自体問題はなかったからだ。小さいミスは起こすようだが、大きいミス経験はないし、頭の回転も速かった。それに、弊社にとってプログラミングができる人材は希少だった。

 和也さんのケースも私の失敗例のひとつだ。

 彼と彼の部署は結局、不和を乗り越えることはできなかった。和也さんの態度にキレた別の上司が、彼に対して暴力行為を働いたのだ。それを見ていた一般市民警察通報し、社屋の前にパトカーが停まった。

 最終的に、彼と、彼に関係する社員が全員処分となった。

 半年後、和也さんは転職した。退職面談の記録によると、次に行く会社ではプログラミング専門職のようだった。IT業界には詳しくないが、はてなブログでもたまに見る名前会社だ。

 彼にとっては、よい結果になったのかもしれない。でも弊社にとっては違う。あれから、社内インフラ等の整備に関する部署が新たに誕生したし、私が退職する間際も情報関係業務ができる人材は常に足りない状態だった。

 あの時、様子見ではなく、もっと抜本的な対応をしていれば。

 今思えば、電算管理システム担当している総務課にでも異動させてやればよかった。そうすれば、あん事件によって心が傷つくこともなく、今でも働いていたのかもしれない。



追記

昨日の夜にはてなブックマーク人気エントリーに入っているのを見ました。

凄まじいブックマーク数に驚いています

今では、この日記を消したい思いでいっぱいです。

ずいぶん迷いましたが、消さないことにしました。

私は結衣さんのような人に憧れていたのです。

権威や、周囲の空気に流されずに自分を保ち続けようとする姿が羨ましかったのだと、日記を書いている最中自覚しました。

誤字や脱字が多くなりましたが、修正しません。このままにしておきます

意見をいただいた皆様への感謝を込め、はてな匿名ダイアリーコメントの一部に個別に返信します。

※全員へのコメントを考えていたのですが、やはりどうしても途中で切れるので一部としています。ご容赦ください。

推敲を2回しました。誤字は少ないと思います

ブクマ三桁コースやったね!。。

コメントありがとうございます

長文なので0かな、と思っていました。

今は消したい思いです。

事案2の女は普通なクソだろ。周りに同情する。 あとこの女が高卒の男だったら絶対増田はこんなふうに褒めてないはず。

性別関係なく、上司や周りに空気に逆らえる人間が眩しかったんだと思います

ただ、若い子なので、自分感情をぶつけて周りを不幸にすることがあったのは間違いないです。

死なないで。今すぐこの増田プリントアウトしてもしなくてもいいか病院に行って。 あなた必要なのは医療です。 読み物としては面白かった

ありがとう

もう少し考えたいと思います

面白かったのなら幸いです。

彼は発達障害を演じていたのではなくて、定型発達の一般人としての振る舞いを求められて、都度学習しては演じていたのだと思いますよ 発達は本来自分のままに過ごすと問題を起こ...

コメントありがとうございます

そういう見方もありますね。

彼は頭の回転が速いタイプだったので、面接対策の本をよく読んで勉強していたのかな、とあなたコメント読んでいて感じました。

突然久保になる結衣さん

日曜日の朝、「お前はなにをしてるんだ?」と恥ずかしさでいっぱいになりました。

率直な印象を書くと、自分ができることを過大評価している感じがするね。本人に起こったことは、本人の選択によるところが大きく、他人がしてやれることなぞはたかが知れているも...

重々承知しています

でも、期待が働いてしまうのです。

例えば、ビリヤードの玉が転がっている最中に、横からちょっと力を加えると別方向に・・・みたいな。

自分の力で助けてやりたい、何とかしてやりたいと思うのです。

叶わないことの方がずっと多いのですが。

大事な所で誤字があったり、人物に対する考察が激浅だったり、あん自体無能匂いがひしひしと伝わってくる。

無能だと思います

大事なところで失敗を繰り返してきました。

苦言に感謝します。ありがとう

真奈美さん50代だったのか しんどい

体力がそこまでないタイプの人でした。

肉体労働仕事適材適所ではなかったのです。

とある中小企業で総務平社員(だった)も罪を告白してみる 人事部長さんの後悔を見て、自分過去(数年前)がフラッシュバックしたので、総務平社員だった自分勝手懺悔意味を込...

ありがとうございます

返信させていただいております

昔の、たとえばサザエさん波平とかが働いている会社では こういうった和也なんかはトンチの受け答えで 「あらそれもそうねえ、あはは」で居場所を作ってもらえていた気がする   ...

今はどこの会社も余裕がありません。

適合できない人が生き残りにくくなっています

退職鬱の症状はなかったのですが、最近になって、当時のことが頭をもたげてくるのが苦しくてしかたがありません。

人事部が、障害を持っている可能性のある社員のことを、せきららネット告白ねぇ。おもしりことをいうね。

よくないことをしているのは自分でもわかっています

こんなことを試さざるを得ないほど苦しいのです。

各事例については、当然ぼかして書いています

本人が特定されることはないと信じています

久保になったのだ。試用期間で切られた。 なるほど久保結衣になったのね

コメントありがとうございます

誤字なのです。この年になると、体調がいい日と悪い日との落差がひどいのです。

事例1~3を書いた日は頭の回転が鈍く、こんなことになってしまいました。

それ以後の内容については誤字が少ないはずです。

2020-07-31

悲報自殺したガイジの遺書ジワジワくる

https://imgur.com/UlzHr1s.jpg

(1)障害があります

(2)2500円は封筒に入れれます

(3)1対1でお話できます

(4)人がたくさんいると怖くて逃げたくなります

(5)隣に回覧を回すことはできます

(6)人と会ったら頭を下げることができます

(7)犬とか猫は苦手です

(8)ゴミ分別ができません

(9)自転車には乗れます

(10)洗濯はできます 干すこともできます

(11)どこでもスーパーコンビニは買いものできます

(12)区役所病院はいます

(13)漢字カタカナは苦手です

2020-07-29

some kind of monster

総務課の仕事がやりづらいのは回覧、決済という流れがあるからだ。今までは担当者レベルでやっていたことばかりなので、ある程度は自分のペースと裁量でやれていたことが多かった。という前の部署から異動してきて現在、総務の仕事をしている。締め切りは守れるが、決済の時間考慮に入れるということができない。

社会人10年近くやっているが、決済の存在すら知らなかった。ていうかマジでこんなこと教えてくれないんだな。10年前に新社会人に向けたネット記事にそんなこと書いてあったか挨拶だのメモとることだの飲み会の話だの。くだらん。まぁそういう記事もマトモに読んでなかった気がするけど。

前任者の退職により俺は異動することになった。キャリアアップではない、総務課に人が足りなくなっただけだからだ。前任者の退職半年から決まっていたようだが、俺に与えられた引継ぎ期間は一週間。人事異動の決済はどうなってたんだ。いい加減にしろ。前任者は退職なので、誰にも聞くことができずに仕事をしている。たぶん間違いだらけだろうが誰も気づかない。もう知らん。一週間でできたことはなんだ?わからん。こっちは一回で言われたことができる人間じゃねぇんだよ。メモを見返して理解できるほどの知力もないんだよ。仕事できない人間はつらいよマジで。その上、仕事内容も、経営だったり運営において必要なのだと思うのだが、自分の中で必要性が感じられない。やべぇ。

今日は他部署から退職者の連絡が入ってきた。引継ぎは1ヶ月かかるからお盆過ぎくらいにはパート職員を、1人採用したいと。一週間でやれ。

2020-06-20

コロナオフィス家賃社員交通費が浮いて会社ミニマリズム

正確には、リモートワークが実現した(完全に問題がなくなったとは言っていない)ことで、コスト削減になった。

そして、今まで当たり前にあるものと思っていた仕事をやめてみて、なくても別に全然困らないんだ!と腹落ちした話。

あんまり具体的な数字とかは書いちゃいけないと思うので、創作小説として読んでください。

小規模な会社コロナでしぶしぶリモートワークを始めました。

震災の時に社員の出社困難があったこから、いざという時には家でも業務ができるようにしておこうという動きは以前から社内にありました。

ただし、社内運動テーマや、役員クラス会議の議題には上がれど、いざ実行まで至ったのは今回が初めてです。

これまでは、やれシステムは、パソコンデータ管理は、帳票はプリントしないのか、書類回覧は、勤怠管理は、さぼる社員への対応OJT場合は、

等と、課題を見つけるのをお仕事にする人たちに阻まれ予算すらまともに組ませてもらえませんでした。

が、今回ここまでの事態になったことで、状況が一変しました。どこの会社も多かれ少なかれそのような状況になっているのではないでしょうか。


弊社は、営業外回りをする以外はオフィス内で完結する業務が多かったこから、意外なほどあっさりリモートワークへの移行が完了しました。

バックオフィスの者として、社員役員オンラインで様子を聞きます

戸惑いや、寂しいとか、管理からは部下の業務把握が難しいなどのマイナス意見も出るものの、若手~中堅社員からはのびのび仕事ができているようです。

して自分営業数字を挙げることありきの会社のバックオフィスの者として、初めてこんなに現場の人たちと話したなぁと思いました。

自分は総務の経験を買われて、会社本業ではない部分を回す仕事、というざっくりとした立場で今のポジションに中途入社していますが、

前職(まぁまぁ大手時代も、この会社のこれまでも、現場との連携という名目会議はあれど、末端の事務職員や、逆に役員クラスとここまで密に個別面談をする時間はありませんでした。

オンラインで1対1のやり取りをする場合オフィス会議スペースのように周りに人の気配がしないせいか社員の皆さんは意外とのびのび色々な話をしてくれて。

この人こんな人だったんだー、こんな仕事してるんだ(部署として、どんな仕事をしているか知っているつもりだった)という発見がいくつもありました。

逆に、自分仕事もあまり知られていなかったんだな。と思うことも、多々。

これまで、自分のし仕事に対してXXの件ありがとうございました!と、個別に言われることってあんまりなかったなぁと。メール枕詞ぐらいなもので。

みなさんの為に仕事してたつもりなんですけどね。でも、個別に連絡をしてきて、話をした人、がする仕事の方が、ちゃんと見えるんだろうなぁ、と。

自分も、社員本業で力を発揮するためのバックオフィスなのに、今までは誰を、どこを見て仕事をしていたんだろう。という感じ。

結構忙しくて残業なんかもしてたんですが。あれはなんだったんだろう、とふと考えてしまうことがあります


そして先週、タイトルの通りの決定がありました。

オフィスの大幅縮小。スペースのリフォーム社員毎日出社必須ではなくなったため、交通費支給廃止

これまでは、各部署ごとに社員の机が固まる島があって、その前に部長を座らせて、それぞれのセクションに会議スペースがあって、という作りでしたが、

社員個別の机廃止

会議スペースも統一社員が集まる必要があるときは、オンラインでスペースの空き確認をして会議スペースを予約。

・社外との打ち合わせは、可能ならオンラインで、顔を合わせる必要のある時はこちから出向くことにするか、レンタル会議スペースの使用検討

原則、どうしても印刷ファイリング必要な帳票類があるときに出社、ハンコ捺印は社内のものはすべて撤廃

・これまでオフィス賃貸で1フロアを借り切っていたのを、1ブロック

交通費は、定期代支給をやめ、回数券代を支給(2か月に10回出社のイメージ)、超えた分は小口現金個別精算。

部署ごとの定例会議は、一応残しておく。ただし頻度は月に1回、ラッシュ時の通勤を避けられ、時短社員対応やすい朝の11時ごろに

正直、オフィス家賃都内)と、定期代の支給は大きく、今まで削減するという発想もなかったが、やってみたらインパクトは大きかった。

あと、今までは社員間の不公平をなくすために席替えなんかも結構やっていて半日かけてやる一大イベントだったんですが、当然廃止に。

会社に1日中いることもなくなったので、コーヒーサーバーとか、もういらないし、オフィスグリコは弊社にはなかったけど、自販機も片付けてもらった。

昨日久々に会社リフォーム前)に行ってみて、あれもいらない、これも片付けよう、と見ていたら、タイトルを思いつきました。

これって、ミニマリストミニマリストになる過程でやるやつなんじゃないか


常識を疑う~、とか、一度リセットして考えるとか、まぁそんなことを書いてある本にはよく当たる。業務効率化の本も何冊か読んでいたし、

でも、そこで具体的なコストダウンの方法として交通費支給を辞めるって書いてある本には今まで1冊も当たったことがない。

自分でも経費削減のために社員の出社をなくして交通費支給を辞め、家賃を半額までコストダウン!ということは思いつきもしませんでした。まぁ思いついたところで会議通らなかったでしょうし。

この先の弊社は、備品を減らし、管理職の数を減らし、管理部門により無駄管理項目も減らし、会議も、書類も、新入社員に配っていた日付判子もなくし、コピー用紙代や、文具代も削減されるでしょう、

今まではまとめて買って置いていたけど、誰かが次から次へと新しいものを開けたり、それを防ぐために管理ノートを作って目を光らせたり、全て無駄な事でした。

無駄なことをやめ、本業だけに一生懸命になれる会社はきっとすごく居心地が良いものになると思う。




オフィスに行った帰りに久々の本屋ミニマリスト本と断捨離本を何冊か買い、今日の午前中はそれを弊社のオフィス業務に落とし込む作業をしていた。

ミニマリストはよく、捨てること自体が楽しくなって気分もよくなると書いていたけれど、まさにその通りだと思う。

凝り固まった「これまで」から日常に放り込まれて、1つずつ本当に必要ものを見極めようとしている。

部屋の中と違って会社のものをなんでも独断で捨てられるわけではないんですが。すぐできないからこそ、それをやろう、という目標が出来て、今は正直ワクワクしています



今のこのワクワクする気持ちミニマリズム腹落ち、この気持ちがなくならないうちに増田に投下します。

会社で使えるミニマリズム本、あったら教えてください。

2020-06-04

ゴミを期日に捨てられないのは何故か?

プライベート仕事も逼迫している為である。家庭の状態は伝えた筈だ。

私には私の時間の使い方がある。

普通の家庭なら、夫と妻両方で分担して家事が出来るだろう。

しかし、我が家は一人で仕事から帰るなりしょうもないチラシみたいな回覧ポストに入ってる始末。

仕事やすなよ。どんだけ疲れてると思ってるんだ。コロナへの注意喚起ばっかで感謝もしないクソ野郎達が、ろくに手助けもせずゴミ出しのルールを守れと厳しくチェックする。

あのさ、そんな事してる暇あるならこの仕事代われよ。

2020-05-31

anond:20200531191223

うーん、私は手紙ってプリントアウトするから

あと回覧とかは複写とっとくのもある。

いまどきのプリンタ複合機やすいもん。

2020-05-22

電子化

上司「君、その帳票はね、紙でしか無いの。先月回覧した時に、担当ページのコピーとっててなかったのかい?」

ぼく「え? 業務サーバーファイル入ってないんですか? システムから出力したらエクセルですよね?」

上司「無いよ。権限持ってる○○課に謝ってもう一度請求してコピー貰いなよ。」

ぼく「え? コピーって紙ですか?」

上司「紙だよ(半ギレ)」

ここに就職してから、「紙じゃないとできない仕事が多くてね。だからテレワークは無理だよ。」と何度も言われてきた。

たが、できないのではなく、しないだけ。

ただの怠慢だ。

さらには余計な手間を増やしている。

この帳票だってまた別のファイル入力しなければならないのだ。

客とのやりとりとか、どうしようなく紙になることならまだわかる。

同じ組織内での情報の伝達に紙を経由するなどあまりにもわけがからない。

こんなことやってるのが、うちだけならいいんだけど、日本全国にいたりしないよね?

2020-04-30

anond:20200430110716

男らしく辞めろ辞めろ言うけど、こういうキチガイ揃いの会社っていざ辞めても職場人間あの手この手で追っかけるからな。

あいつ〇〇駅にこの前いたぞ!!!wwwww」とか大喜びで盗撮した写真回覧したり。

人の出入りがないコミュニティでは過去の人もずーっと生き続けるし、以後もリアルで繋がるための干渉を何年も続けるようになるのよ。

2020-04-26

Stay Homeさせてもらえない

今週末から東京都ではステイホーム週間が始まり、もはやStay Homeハッシュタグやおうち時間満喫する人々のツイートを見ない日はない。

しかし私はめちゃくちゃStay Homeしたいのにさせてもらえない、なぜなら昨日も明日も通常出勤だからです。

別に医療従事者でもインフラ関係でもない不要不急の業種で、実際デキる同業者はとっくの昔に在宅勤務を始めている。

しかし私の職場には在宅勤務の意識などさらさらなく、正社員嘱託職員派遣パート毎日変わりなく出勤している。

在宅勤務ができない原因は様々だが、主に正常性バイアス働きまくり職場空気決断力のない上層部、日々大量に溜まっていく紙書類DMにすら枠印作って回覧するハンコ至上主義問題があると思う。

しかし世の中の優良企業は続々と在宅勤務やテレワークを導入しているようで、正直すごくすごく羨ましい。

はいつもゆっくり起きて自室のデスクで好きな背景に設定したzoom会議とか打ち合わせして、昼にはちょっと凝ったランチを食べ、おやつにはクッキーとか焼いたりして、終業後はオンライン飲み会で盛り上がる。

そんな悠々自適生活を送る人達想像すると羨ましすぎて気が狂いそうになる。

さらにそんな高等遊民達が「在宅勤務って暇」「外出できなくてしんどい」「通勤って必要なことだったんだな」とか言ってるともう、こっちの立場はどうなるんだと惨めになってくる。

元来オタクなので頼まれなくても家に引きこもっていたいのに、出勤しなければならない。

自分家族感染しないためにも外出を控えろとさんざん言われているのに、出勤しなければならない。

それならいっそ出勤拒否すればいいのに毎朝同じ時刻に家を出てしまうあたり、なんだかんだ私も同調圧力に弱い人間なんだなあとつくづく感じている。

今、世界中人達が互いに距離を取り、店を閉め、家で過ごそう、みんなでこ危機を乗り越えようと頑張っている。

だけど私はそういった人達努力台無しにしているのだ。出勤して仕事をする、たったそれだけのことで、世間を裏切っている。

いつかコロナが終息する日がくるとしたら、それは国や自治体要望に従い、家で過ごせるような環境づくりに注力した個人企業の功績である

「あの時頑張って良かったね」とみんなが健闘をたたえ合う輪の中にきっと私は入れてもらえないし、入る資格もない。

なぜなら明日もあさってもGWも出勤で、無症状のうちに誰かを感染させたり、逆にウイルスを自宅に持ち帰ってしま危険はらんでいるからだ。

安全暮らしがしたいのに、させてもらえない。世界中に広がるStay Homeの輪の中に加わりたいのに、できない。つらい。

しかし私も休日を家で過ごしつつ通販不要不急の買い物をしたりして、見えない誰かのおうち時間を奪っているんだろうなあと思う。

早く元通りの生活が戻ってほしい。そうすれば私が外出自粛中にのん気に出勤してたバカだってバレることなく、友達映画カラオケに出かけられるはずだ。

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