はてなキーワード: 唐音とは
「植物を煮出したもの」の名前はほぼどの言語でも「茶」から派生した言葉になってしまっている。
今のところ自分が知ってる限りでは、南米のマテ茶(マテ)だけが、茶とは独立した言葉
という増田が何年か前にあった
ちょっと調べた。
漢字で書くとどっちも「茶」になってしまうけど、「茶」の読みに主に2系統あって、陸路でインドや中近東に広まった広東語の「ちゃ」と海路で東南アジアやヨーロッパに広まった閩南語の「てー」があるそうな。
でもこの「ちゃ」と「てー」も元は同じものなんじゃないの?
日本語だと茶は「さ」と読むこともあるけど、これは唐音らしい。
全然関係ないけど、唐音って唐での読み方じゃなくて宋の時代の読み方らしい。まじかよwwww
唐の時代の読み方は漢音の方。お前、漢と関係ないのかよ。まあ今でも漢字っていうし、そういうノリなんだな。そういや、Chinaも秦だもんな(Chinaは秦Chinの女性形なんだって)。
呉音は六朝の呉と関連付けられるけど、どうも漢音に対して地方の言葉を蔑んだ呼称っぽい。呉音はかわいい読み方が多くて好きよ。マ行とナ行が多め。
茶から独立した言葉としてtisaneとカヴァがあるって指摘がブコメにあった。さんきゅー
あとビルマ語のlakphakというのも
あと、これも読んだ https://sencha-note.com/miang-tea/
いや、モン族・苗族の「tsuaツア」「taタ」は絶対茶と同じだろ
ミャンマーの「ラペ」(Lahpet、Lepet)ってのはビルマ語のlakphakと同じっぽいね。ラーとも
ポーランド・ベラルーシ・リトアニアのherbata(ヘルバタ)、гарбата(ハルバタ)、arbata (アルバタ)はどう見てもharb teaそのまんまで(正確にはharb of teaかもしれんが)、『「tea系統」に入れることができると思います』ってレベルじゃないんですが。
ネイティブアメリカンのオジブウェー語では「aniibiishaaboo」(アニービーシャーブー)とのこと。他文化との交流が少ないところだと結構ありそう。
タイにはミアン(ミエン)と呼ばれる食べる醗酵茶があるとのこと。茶葉の加工品ではあるが、飲料ではないので茶とは別物では?ミャンマーのラペと同じっぽい。ということは、ラペも飲み物ではない?
ところで、チャノキは緑茶も紅茶もみんな同じチャノキという植物(種)なんだみたいな説明がよくなされるが、この点には疑問がある。
いまのところ地域変種 varietyということになっているが、
日本でよく知られている茶の木は葉っぱは5~6cmで自生しても5mくらいの高木であるが、アッサム種だと葉は20~30cmほど高さは15mにもなるという。これくらい違いがあると別種だと考えるのが普通ではないだろうか。
参考文献にあった、これらが面白い
https://tsukuba.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=4499&item_no=1&attribute_id=17&file_no=1 ダウンロードになるので注意
https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/54824/1/KJ00000132295.pdf
日本語の現在の表記方法は、表記ゆれが多かったり、入力に手間がかかったり、学習コストが大きかったりと、問題が多いという認識がまずあります。
この認識が共有できないと、多分問題意識も共有できないと思います。
入力に関しては、コンピュータの入力ソフトの進歩によって、少しづつ改善していますが、まだまだ英語や韓国語などの変換のない言語に比べると、入力速度は体感できるほどの違いがあります。
日本語の入力システムは中国語に似ているというイメージがあると思いますが、実際には中国語の入力システムの方がシンプルな方法を採用していて、その分、母音を省略して入力できたり、スペルミスを自動修正してくれたりといった機能がよく整っています。(何がシンプルかというと、日本語入力ではまずローマ字がひらがなに自動変換され、そこから手動でかな漢字に変換するという二段階の変換システムになっているのに対して、中国語の入力システムでは、ローマ字から直接普通の中国語に変換される、一段階の変換システムだという点です。)
また、そのようにして入力された文章に関しても、違う単語が同じ表記になってしまう(例:「行った」)とか、曖昧性があったり(例:「この先生きのこる」)など問題が多いです。
ローマ字を採用する利点があるのは、後者についてです。ローマ字は、ひらがなよりも使えるパターンが多いです。ひらがなで表現できるモーラのパターンはたった115です(参考: https://ja.wikipedia.org/wiki/日本語の音韻 )。ローマ字であれば母音5種、子音21と子音がないパターンで合わせて22で、これだけで110になります。私がやっている方式では、母音にはアクセントがあるものとないものがあるので10種類であり、さらに子音は2文字重ねるもの(shなど )があるので、使えるパターンは200をゆうに超えます。
一口にローマ字で表記するといっても、やり方によってその成果に大きな差が出ます。訓令式のローマ字をわかち書きするだけでは、違う単語が同じに表記されてしまうケースは減らず、むしろおそらく増えるでしょう。
そのため、どんな方法がいいかを探求するために、色々と考えたり試したりしているわけです。
今のところやっているのは
などで、まだ決めていないことはたくさんあり、例えば以下のようなことを考えています。
などなどです。
「違う単語が同じ表記になるケースがゼロ」の状態を「完全な表記法」とした場合、表記の完全性と学習コストはトレードオフになる場合があるので、どのへんがちょうどいい具合かも探っていく必要があると思います。
論点が散逸してる感があるのでまとめると、ゴールは次の二点です。
加えて
これもまだ弱いで。
「辞書見て慣用音とあったから間違いだと解釈した」ってだけの話になっとる。
■そもそも慣用音って何よ
漢音・呉音・唐音にうまく分類できなかったものをまとめてそう呼んでいるだけで、
「間違いが定着したモノ」はそのうちの一つのパターンに過ぎない
https://ja.wikipedia.org/wiki/慣用音#.E6.85.A3.E7.94.A8.E9.9F.B3.E8.AA.8D.E5.AE.9A.E3.81.AE.E5.95.8F.E9.A1.8C.E7.82.B9
■実際の使用例は?
正式な読みだったと主張するなら実際にそう読んでいたことが分かるものを出せば済む話なんだ。
それが一つも出てこない時点でマユツバだと言わざるを得ない。