はてなキーワード: 咄嗟とは
俺は迷っていたけど「まあ報道に悪意があるだけだろ!」と自衛隊に入ってしまったがめっちゃ後悔してる。
上の世代はモラハラしまくりで、下はヤンキー崩れみたいのが多すぎて、要するにどの世代も一通り駄目だな。
そのくせ生存能力だけはあって猿山のボスを見つけて取り入るセンスとか、チンコロしなそうなやつをパシリとして目をつける嗅覚はある。
実際、そのレベルの高校から高卒で入ってきてる人間も多いっぽい。
良い奴ばかりじゃないけど悪い奴ばかりでもない中で、上の世代が「良い人なんだけど価値観が昭和で取り残されている」というパターンが多くいてそこがしんどい。
パワハラするのは当たり前で咄嗟のときに人を殴ったり、殴るようなポーズを見せて「昔だったら殴ってたぞ」でアピールしてくる。
そもそも間違ったことをしたら殴るという態度を示すこと自体がアウトなので、手に持ったバインダーを相手の頭にポンと置くだけでもアウトってことが理解できてないっぽい。
男女差別的な発言も結構多く「女はこういう時」「男は結局」みたいな発言がチラホラ聞こえてくる。
そういった人達もそこまで悪い人間ではないので倫理観が欠如してるってほどじゃないと思う。
下の世代はピンキリがより強烈になり、ヤクに手を出す犯罪者、後輩から金をたかるチンピラ、供託金からこっそりつまむパチンカスといった多様な駄目人間が住み着いている。
まあ自衛隊レベルの偏差値ならこの手の輩はそれなりにはいるのだろうが、コイツらに銃を撃つ練習をさせている組織であるというのはどうにも恐ろしい。
情報漏洩をしませんとか、ハラスメントをしませんとか、そういったことについて宣誓文を丸写しして直筆で書けと言うのだ。
やってることのレベルが低すぎるだろ。
意味を理解して自分なりにレポートを書けなら頭が悪いなりにまだ効果は感じるが、写経なんて全く何の効果もないだろ。
ハラスメント防止教育とかをやると、聴講者の半分以上が寝るのだ。
本当に寝る。
なまじっか毎年やっていて、使うパワポも5年ぐらい使いまわしてるっぽいのでそりゃ何度も聞いてる人が寝てしまうのは仕方ないのだろう。
だが、それを横で見て「そっか寝ても良いんだ」と思って次々に寝ていくのは流石になんとかしろ。
話している側も完全に諦めているのか寝ている人間は放置している。
教育をしてもちゃんと聞かせたい奴ほど寝るなら、もう写経しかないんだろうな。
それだったら少なくとも「写経はさせましたが」という言い訳は出来るだろう。
と、いう態度が実に気に食わん。
言い訳が出来ればオッケーで終わらせてんじゃねーよ。
結局この組織は老害~新人まで蔓延るモラルの無さについて本気で対策するつもりがまったくないんだ。
やっていることに本当に生産性があり「優先すべきは営業利益!」というならまだしも、自衛隊の存在意義なんて「国民のためにいざとなったら動ける連中を鍛えて溜め込んでおく収容所」でしかないわけで、そこのモラルが終わっているのはどうしようもなさすぎるだろ。
この組織でちゃんと教育してることなんて行進で足が綺麗に揃ってるかの確認ぐらいだろう。
射撃でさえ終わった後に「全然できなかったわwwww」「ま、こんなもんよwww」「どうせ一生実戦で使わねーしwwっw」と話しているんだからな。
撃って走ることに対してそんな態度の軍人ばかりって、もう存在意義ないだろ。
それならせめて行儀よくあって欲しいものだが、実際には倫理観が終わっとる。
というわけで辞めるわ。
本当クソ。
すっげ……リーチ一発メンタンピンの如きシンプルにして王道の腐れ自分語り数え役満じゃん。
えー歳こいてよーこんなしょーもない返しができるもんでんなぁ……。
酒でベロベロの2次会なら咄嗟に人間性のダメさが漏れ出すこともあるもんやが、書き込みボタン押す前に読み返せるインターネットのコメントでこれはほんましょーもなすぎるで。
高校時代からの付き合いがあって、もう30年弱お互いのことを知ってる友人が、昨日一緒に飲みに行ったら陰謀論的な話をしているのでどうしようかと思った。
曰く、911で貿易センタービルが倒壊したのは強度的にあり得ないので、CIAが仕組んだのに違いない、ということでだった。彼は世に出したら誰もが羨むような学歴と社会的な地位があるだけではなく、教養と論理的な判断能力とを兼ね備えた人間で、正直最初は冗談で言っているのかと思ったが、どうやら本気のようである。驚いた感じの僕の反応をみて、その話題について論じ合っても平行線になるであろうという僕ら2人の過去のやり取りの経験やら、僕ら2人の咄嗟の暗黙の判断でその話題について触れられることはその後なかったのだが、正直言って心配ではある。
僕は彼を今後も飲みに誘って一緒にこれからも話しをするだろうから、僕にできるのは彼がおかしなことを言ったらそれがおかしいことであるということを彼のプライドを損なうことなく、しかし彼に対して伝え続けること、で、そういう話題でなかったら今まで通り、くだらない冗談や真面目な議論をしながらも、彼があっち側に行かずにこちら側にいられるように振る舞うことだろう。
・駅のトイレに行ったらめちゃくちゃ並んでて、何でかと思って見ていたら1個室が全然開かなくて回転率が下がってるからだった。待ってる間様子を見ていたら中からゴソゴソピチャピチャ音がして何やってるんだかわからなくて気持ち悪かった。あの個室が自分の番で空かないといいなぁと思っていたら、まぁ案の定自分の番でその個室が空いて、予定もギリギリだったしそこを使わざるを得なかった。入ったときの状況は細かいトイレットペーパーが床に散らばっていて床に小さい水たまりがあったくらいだけど、なんとも気持ち悪くて最悪だなと思った。
・電車に乗っていて、混んでいたからつり革を持っていたのだけれど、目の前の席が空いて座ろうとしたら自分の右隣の若い女性が滑り込んできて席を横取りされた。座る素振りを見せなかったわけではない。席を立つ人が少しゆっくりで、その人につり革がぶつからないようにつり革を高く上げて待って、よし居なくなったな座ろうと身体を反転しておしりを突き出しはじめたところでガッツリ身体を入れて割り込んでこられた。うわと思って、咄嗟に同時に空いた左側の席に自分も滑り込んで座った。数秒の判断。目の前の席が空いたのに座れなかったおじさん、ごめん。
こんにちは、トンボ鉛筆の佐藤です。改めて地震の方は大丈夫でしたか?
このメールを配信した中には、被災されている方が多数いると思います。
直接的な力にはなれないですが、
帰宅して、実際の東北の方に比べる程のものではないですが被災の怖さを感じました。
さて、先日は咄嗟のメールだったので、返信しなくても大丈夫ですからね。
会社は大丈夫です。揺れは大きかったですが、今のところ大きな事故・怪我の連絡は入っていないです。
本当は週明けに全員に送ろうと思っていたメールです。
こんなことくらいしか出来ませんが、履歴書とESをお送りします。
ただ、非常に厳しい条件をつけさせていただきます。
その条件とは1点だけです。
書類選考を希望される方は、添付の専用履歴書とエントリーシートをご確認いただき、
3月15日(火)消印有効でその2枚をセットにし、下記までご郵送ください。
直前に説明会へ予約が出来た場合は、ひとまず書類持参でお越しください。
自分で考えてみてください。
皆様にも言いたいこと、不満があるのは重々承知していました。
全部ではありませんが、私も様々な心の奥にある声を見て・聞いています。
若い頃、陰キャおじさん(30~40代)とばかり付き合ってきた。※30~40代は当時の私にはおじさんだった。
なぜなら同年代の男の子と付き合うと別れた時にダメージ食らうから。おじさんとゲーム感覚で恋愛したほうが楽しくない?と当時思ってた。
私の元カレに限った話なので、これを読んでいる方は自分に重ねる必要はないよ!
私と付き合ってすぐに オンラインの友達に「俺、19才の彼女ができたんやでぇ、27才なのに19歳の彼女かわいいでぇ」と自慢していた。
ニコニコ動画の生配信を見るのが好き。「エロい目で見てるわけじゃないんや、この子とかめっちゃ面白いんやで」と言っていたが、15~19才の配信しか見てなかった。
このおじは、パソコンを買い替える時に私にお古のパソコンをくれたんだけど
「俺のPCの中身気になるでしょ?特にやましいものはないから、そのままあげるで。」と、データ消さずにくれた。
「写真とかあるから見ていいでぇ。全部見たら、俺が今まで彼女いなかったってわかると思うでぇ」と言ってた。
専ブラの履歴見たら、JK配信者の2chスレで、パンツ白いとか太ももがいいとか書き込みしてた。
※私が「◯◯くんって、彼女ほんとにいないの??話しが面白いよね、モテそうだよね。私のこと、遊びでしょ?」って度々言ってた前提があっての上記のおじの発言です
このエセ関西弁おじは「なんで俺に若い女が近づいてくるんや!?」と警戒しており、5回くらいセックスした後に
コンビニの駐車場で「これ、俺のカード。暗証番号は4545。俺の代わりに三万円おろしといてや」とカードを手渡され、三万円おろして戻ってきたら
ドヤ顔で「これでわかったやろ?金ないんやで俺は」「ほんとは金目当てやろ?がっかりしたか?」ってヘラヘラ言ってた。
キョトンとしながら「????残高70万円だったけど・・・もっとおろせばよかった?」と言ったら「・・・・・・・え、(リアクションが)それだけ?」って言ってた。
私がコンドームつけるように言ったら「ゴムつけるのはええで。でもなんでそんなに妊娠を警戒するんや? もしかして堕ろしたことがあるん?」と言ってきた。
その時に 「いや、ゴムつけるのが普通でしょ。むしろそっちが警戒してるよね・・・?」と言ったら謎にしどろもどろしてたので、話を聞いていくと、
この関西弁おじは過去に人妻と不倫していて、その人妻が妊娠しちゃって、内密におろしたことがあるそうだった。
「もし私が今妊娠したらどうすんの?」って言ったら
「いや・・・なんか・・・妊娠するつもりがない気持ちでセックスしてたら・・・妊娠しないって思ってた・・・」ってしどろもどろしてた。
このおじはミニペニだったので、確かに射程は短い感じではある。そういえば、同じようにゴムつけなかったミニミニペニおじが過去にもいたな・・・。ミニペニおじってそういう思考になるもんなのか・・・?
このエセ関西弁おじ、高卒で入社した会社に勤め続けていて、はじめ地方店舗勤務だったけど、昇進し本部に配属になったそう。でも2年で降格させられて地方勤務に戻されていた。
その降格辞令メールを読んだエセ関西弁おじは「降格になったよぉおおおおおうわぁぁぁぁぁあああああああん」って私の膝枕でガチ泣きしていた。
私は内心(架空の出張でっちあげてサボって観光とかしてたじゃん・・・一生懸命やってなくても、泣くものなのか)
(しかもその観光地の動画をニコ動にアップしてたじゃん・・・毎回それやってたじゃん・・・)と思っていた。
他のおじと並行して付き合ってるのに勘づいたようで自然消滅した
試し行為がひどかった。初セックスする前から あんた痩せたら?とか、頭悪いね、等の暴言を吐いてきた。
本人は悪気がないらしく、「いつもデートすると途中で相手が泣き始める。俺はなんか障害があるんだと思う・・・(しょんぼり)」と言っていたけど、
「俺は努力しても人に嫌われるんだ・・・(しょんぼり)」といつも自分が被害者ぶってる感じだった。
私に対しても「俺たちは付き合わないよ。あんただって結構遊んでるんでしょ?体の関係だけっていうのが興奮するから。付き合ったりはしないよ」って言ってきていた。
このおじの生い立ちをまとめると、
母子家庭で貧乏育ち→国立地方大学に進学→製薬会社に就職し、営業先の人妻の女医を好きになり不倫していた
→会社を辞めて(なんで辞めたかは教えてもらえなかった)20代で飲食店オーナーとして未経験で独立→数年で店をたたむ→今の職場で働いていた。
この犬捨ておじはお金に対しての不安が強くて、”お金がかからない遊び” ”安い居酒屋”への固執がすごかった。たばこ辞めればいくらか浮くんじゃないの・・・?
狭いアパートで二人きりなのに、王様ゲームしよう!って言い出したり、お互いにお弁当作って交換しよう! なぞなぞを出し合おう!とか提案されたこともあった。
被害者意識が強く、「負けた人はポッキーをペロペロ舐めるってルールにしよう」って言われたので「フェラするみたいに舐めるの?」って言ったら
「・・・・・・・・・・俺のチンコがそんなに細いって言いたいの・・・・・・・・?」と愕然としていた。信じられない、といった顔をしていた。
「だって、それで咄嗟にフェラをイメージするなんて、俺のチンコがポッキーみたいに細いって無意識に思ってたからでしょ・・・・・・」と。
私は否定したが、「いいよ・・・フォローされても悲しくなるだけだから。馬鹿にしてるように聞こえるからこういう時にフォローとかしないほうがいいよ」と言っていた。
「お前以外のチンコたくさん見てるけど・・・別に細くないよ!」と言いたかったけど我慢した。
彼は私の脳内のイメージにあるチンコは自分のチンコしかないと考えているのだ。わたしは過去何十本もチンコ見てきてるが、わざわざ訂正する必要もない。
この犬捨ておじは犬が大好きで、犬好きを公言していたし、いかに自分が犬が好きかといったエピソードをよく語っていた。
前の彼女さんと同棲していた時にも犬を飼っていたそうだが、同棲解消するときにその犬を林へ置き去りにしてきたそう。
泣きながら↓のように語っていた
「原付で林に連れて行ってさ・・・最後に餌を腹いっぱい食わせてやって。
その犬アホだから三回もおかわりしてさ・・・そのまま原付で帰った。たぶん追いかけてきたかもしれないけど、振り返らなかった。」 おじは泣いていた。
「どうせ彼女とも別れるし、全部もう終わったと思って、犬を捨てたんだ・・・俺は・・・子どもができてもきっと同じことをするんだろうな・・・」
おじはポロポロ泣いていた。
こんなクソエピソードが聞けるとは・・・! ここまで我慢してきたかいがあった。ネットの匿名掲示板では得られない正真正銘の事実が聞けた喜びで達成感があった。
あの警戒心MAXおじがここまで心を開いてくれたと私は内心感動していた。
「そうですか・・・・それは辛かったですね。そのとき◯◯さんは普通じゃなかったんですから、自分を責めないでください。」
「そのときの辛い気持ちは◯◯さんにしかわからないですから。そんなに辛かったら、普通じゃないことをしてしまうこともありますよ、現に今後悔してるんですよね。辛いですね。」
と声をかけた。※このおじとは敬語で話していた
ちなみに、その犬は前の彼女さんがあわてて探しにいって、無事に保護できたそうです。
私が「このまえ、男の子と旅行いったんだ~」って言ったら発狂して、おもむろに自分のメガネを外して フン!!って曲げながら悔しがっていた。
「俺は結婚も考えたのに!!!」って言ってたけど、「だって私達はじめからつきあってないですよね?」って言ったら黙って泣いててマジで楽しかった
他にもさまざまなおじがいた
妊娠性病のリスクも負って時間も消費したのに、得たのは「歪むやつは歪むべくして歪んでる」という事実だけだった
読んでくれてありがとう
このメールを配信した中には、被災されている方が多数いると思います。
直接的な力にはなれないですが、
帰宅して、実際の東北の方に比べる程のものではないですが被災の怖さを感じました。
さて、先日は咄嗟のメールだったので、返信しなくても大丈夫ですからね。
会社は大丈夫です。揺れは大きかったですが、今のところ大きな事故・怪我の連絡は入っていないです。
本当は週明けに全員に送ろうと思っていたメールです。
こんなことくらいしか出来ませんが、履歴書とESをお送りします。
ただ、非常に厳しい条件をつけさせていただきます。
その条件とは1点だけです。
書類選考を希望される方は、添付の専用履歴書とエントリーシートをご確認いただき、
3月15日(火)消印有効でその2枚をセットにし、下記までご郵送ください。
直前に説明会へ予約が出来た場合は、ひとまず書類持参でお越しください。
自分で考えてみてください。
皆様にも言いたいこと、不満があるのは重々承知していました。
全部ではありませんが、私も様々な心の奥にある声を見て・聞いています。
一度、洗濯機に思わず心から謝っちゃったことがあるだけど、けっこうイイ体験だったなと感じたので、シェアーします
ウチにある洗濯機は、まあどこのやつも似たようなもんだと思うんだけど、洗濯が終わったタイミングで短くファンファーレを鳴らす
なんらかのクラシックの一節で、耳慣れた、明るい響きのフレーズだ 洗濯が終わりましたよ!と、明るく告げているような印象だ
ある日、残業が終わって帰ってきて、あした着る服がないからもう遅いけど洗濯を回さないといけねえ、回し終わって干したら寝られる、という状況になった
サッサと寝たいから、スマホにもタイマーをセットして、出来上がりそうになったところで洗濯機の近くに行って、終わりを待ち構える
スマホのタイマーが鳴っても洗濯は終わらない いつもそういう傾向がある ロスタイム的な数十秒、もはや時間の指標がないんで、ただ待つ
そうすると、フタを開けた瞬間にメロディはブツっと途切れてしまった
いつも楽しそうに洗濯の終わりを教えてくれている洗濯機 俺が遠くの部屋にいて、洗濯のことなんか忘れているときでも、ドア越しにうっすらとファンファーレが聞こえてくることがあった
その、洗濯機が唯一楽しそうにしている、ファンファーレ鳴らしの瞬間に、俺は水を差して、黙らせてしまった
急いでる、はやく干したいって言っても、たかだか数秒の違いなのによ
ごめんなあ、つって、洗濯機の側面をなでてみたりした
それで気を取り直してファンファーレを鳴らしなおしたりはしてくれない もうその日のファンファーレはおしまいだった 俺が止めてしまった
あそこで、あー音が止まったな、どうでもいい、サッサと干して寝てしまおう、と思わず、ウワーごめん!と咄嗟に思えたので、俺は暗黒面に落ちなかった
いや、暗黒面じたいには別途落ちてるんだけど、あの瞬間には落ちなかった
それは良いことだったと純粋に思う
昔から恋人はいない。告白したこともないしされたこともない。片想いしたことはあった。キモがられないように距離を縮める方法が分からず、しつこくないように距離を置くように心掛けていたところ、50代童貞が誕生した。
雑談をするのが苦手だ。仕事以外で異性と話せる話題がない。逆に、仕事の話であれば同僚とは誰とでも話せた。向いていない恋愛と結婚は20代前半に早々と諦め、仕事に打ち込むことにした。
そんななか、同僚たちに好意を向けられることはなかった。
仕事は辛いことが大半だった。接客が苦手だ。業務外の雑談を客に振られても、咄嗟に感じのいい受け答えができない。そして客は高圧的な態度をとる人が異様に多い。開口一番怒鳴られる。まだ何もしていない。見た目か?見た目のせいか?地味だから?代わりに仕事の完成度を極めた。そして同時に他部署へ異動できるよう、社内の資格を取り、選抜型の研修に参加し、上司たちにアピールした。
仕事は順調だった、と思い込んでいた。同僚からは頼りにしているとよく言われた。任される仕事は増えた。大きなプロジェクトも任されるようになった。上司にも希望の部署に推薦すると言われた。体を壊しながらそれでもできることはした。そして数年ぶりの異動辞令があった。同部署の地方事務所への異動だった。即戦力になることが見込まれ、2人減った事務所の1人だけの補充として選ばれた。体感としては左遷だった。
異動後は粛々と働いた。悔しかった。もちろん即戦力にはなれた。当たり前だ、入社以来この仕事しかしていない。ほぼ業務を網羅しているし、わからないことは然るべき場所に問い合わせられるし、ミスをしてもリカバリーの方法を知っている。そもそもミスをしなくなっていた。後輩指導だって何年もしてきた。だがこの仕事以外を知らない。この部署を出た瞬間、経験値はゼロなる。だが異動したかった。接客のストレスからか身体中あちこち不調だった。
仕事で満たされなかった承認欲求を、恋愛で満たすことにした。脱童貞を目標にマッチングアプリを始めた。半年で初めての恋人は出来なかった。
仕事は相変わらず接客で、特に失敗もなく淡々とこなしている。マッチングアプリはやめた。多分、脱童貞できる日は来ないだろう。
おらぁあああああああ!!!
…ふぅ。少しだけスッキリした。
事の次第は数日前。
料理教室で「味付けのさしすせその”せ”って何だと思いますか?」と先生が問題を出したことだった。
不意に当てられた私は驚き、咄嗟に「背あぶらですか?」と答えた。
すると先生は吹き出し、周りからもクスクスという声が漏れ出て聞こえた。
私は顔を真っ赤にして思わず俯いた。
身体も震えていた。
ちくしょう。なんだよせいゆって。しょうゆじゃねーじゃねえか。ひっかけ過ぎる。
思い出すだけで腹が立ってくる。
ちくしょう。ちくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!
どいつもこいつも私のことを馬鹿にしやがって…