はてなキーワード: 同担とは
所謂量産型・地雷と呼ばれる人達を見ると苦手意識が混ざり込んでしまう。
数名ほど、SNSで実際に繋がり投稿を見ていた時期もあったが価値観が合わず相互フォローを切った。
私の運が悪く、たまたま出会ったタイプが偏っていたのかもしれない。
ガーリーな服装が嫌いなわけではない。服が嫌なのではなくインターネットにいる量産型・地雷オタクの内面が苦手だ。
単に使う絵文字や字体が得意ではないということもあるが、一番嫌だったのは人を馬鹿にして見下していた部分だ。
やれ誰々が痛いだの、やれ同担がきしょいババアばっかだの、やれ芋臭くて痛いだの、それをネチネチ垂れ流してるのが見るに堪えない。
ファンやオタクなんてほぼ全員キショいだろ。私もあなたも含め。
普段は苦手なスタンスの人は角が立たないようミュートだけで済ませていたが遂にブロックした。関わらないことを祈る。
再度言うが、私の巡り合わせが悪かったといかうのもあると思う。量産型・地雷オタクが全員こうだとは思ってないし、思わないようにしている。
だが見かける人達が軒並みこうなので、もし身近にこうじゃない人がいるなら教えてほしい。偏見を持ちたくない。
嫌いなものをグチグチ言うより好きなものを浴びて幸せになった方が有意義なのでもうやめる。
読んでくれた人ありがとう。
自分の界隈にも例のnote著者と同じようなことをして出禁処分になった人物(女)がおり、彼女が日々Xで運営を訴えるだの消費者センター行きだのと騒ぎ立てているため、悪い形で自分の界隈の名前が世間に広まってしまうことを恐れいる。
→同担の投稿を鍵垢から引用RTをしたり、現場で舌打ちやぶつかるなど威嚇行為を行う
→推しが同業者へお金を返していないというトラブルの噂を聞きつけ、真実を公表しろと迫る
◯本人の主張
・トラブルを起こしたのは推しであり、推しが全て悪い、私はトラブルの噂のせいでモヤモヤさせられていたので私に真実を教えないのはおかしい
→つまり推しがトラブルを起こさなければDMを送ることもなかったので出禁にもならなかったはずで、全ての元凶は推し、私は悪くない
普通に考えて他の客に対して威嚇行為をしていることが原因。推しに脅迫DMを送ったことが最後のトリガーだとしても、早かれ遅かれ出禁になってたとは思う。
界隈があまりに小さく、推しに直接DMでチケットを頼まないといけない現場だからかもしれない。DMでチケットを取り置きして、当日直接手渡しでもらう行為を繰り返すうちに信頼関係があると勘違いしてしまったようだった。
・自分が正しいと信じて疑わない
・受け入れもらえないと他責に転じる
相手を支配下におきたい、自分の言う通りにさせたいという考えなのだという。彼女はまさにこれではないか、と目から鱗だった。
少し彼女について補足をすると
推しに出会ってから現場に行きやすいようなシフトが組める派遣先(昼間)にし、夜はガールズバーで働いているそうだ。まさに推し中心の生活というわけだ。
私はあなたのためにこんなにしたのに!という気持ちもあるんだと思う。
でも自分で勝手にしたことの責任を他人に押し付けるべきではないと思う。
・劇場付近までわざわざ赴き、劇場に中指を立てた写真を撮り投稿する
・クズ彼氏/失恋系の投稿をRPしては自分と重ね合わせ、推しを彼氏に見立てた投稿をしている。
今まで色々なジャンルに身を置いてきたが彼女が生まれて初めての女の子の推しだった。
出会いはTwitterで流れてきた自撮りが可愛くて、リツイートしたあとに○○ちゃんって子可愛いと呟いた。その時は何も期待していなかったしすぐ忘れてしまうことだと思っていたが違った、リプライが返ってきたのだ。
今度無料でライブがあるから興味があったら来てねという趣旨。びっくりした、リプライ送っていいんだって。
予定を確認すると行ける日程で、悩んだ結果私は初めて地下アイドルのライブに参加することになった。
そこからあれよあれよとハマっていきライブ以外にも撮影会、配信やオンラインチェキ、オフ会にも足繁く通いお菓子から洋服までいろんなプレゼントもしていた。
私はどちらかというと同担拒否気味の気持ち悪いアイドルオタクだったと思う。もちろん嫌いなオタクもたくさんいるし、そんな人たちと一緒にされるのは嫌だ。だからこそ、嫌われないように言動に気をつけて、身だしなみにも気を遣うようにしていた。
おかげで多分、多分だけどオキニだったと思う。
体調が悪い時や病んでいる時は心配してくれた。
あげた服のセンスを褒めてくれるしバレンタインのチョコレートが美味しくて感動していたらしい。
それが嬉しかった。
推しと喧嘩したことのある人もいるかもしれないが私は推しとオタクが対等な関係なわけないと思っている、喧嘩するほど仲が良いは通用しない。一回喧嘩したら出禁に一歩前進だ。そう考えている。
気がつくと2年が経っていた。
今までのオタ活の中でも2年間も1人の人間を推すのは珍しい、だからこの時間がずっと続くと思っていた。
その反面、少しだけ薄々とその時が来るんだろうなというのは感じていた。
地下アイドルが人気を得るにはやはりSNSでバズるのが手っ取り早い、さらに言えば、言い方は悪いが脱げば割とインプレッションは伸びる、元々グラビアに力も入れていたしスタイルも良い推しにとってはチャンスだと思う。でも推しは違った。正々堂々ビジュアルで勝負しようとしていた。でもライバルは多く、可愛いのが当たり前な世界、なかなか上手くいかなかった。なかなか自撮りが伸びないと落ち込んでいたのも知っている。でも私は頑張って毎日自撮りをあげて、配信を頑張って、TikTokもやる気あった推しが大好きだった。
明らかに他のアイドルグループのが事務所に推されていても、推しより可愛くないアイドルがエロ自撮りでバズっても、現場から少しづつおまいつな人たちが減っても、頑張って応援した。いつか報われると思ったいたから。
ある時期から少しづつSNSの更新が減っていった。配信もしなくなり、TikTokの更新も減った。さらにオンラインチェキも人が集まる時間帯ではなくど深夜にやっていたりすることもあった。
私は不安で、でもきっと疲れているんだろうなとか、忙しいのかなとかそう思って自分を誤魔化した。
不安は的中した。
ある日、推しのツイートの通知をつけているためいつもと同じように通知が来ており、ラーメンを啜りながら私はなんとなくスマホを見る。
そこには推しがグループを卒業する趣旨のお知らせが添付されていた。
頭が真っ白になって、食べていたラーメンの味もよく覚えていない。なんなら味がしなかった気もする。
地下アイドルのグループ卒業や脱退なんて当たり前ではあるが、私は違った、だって初めての推しだから。
あれよあれよとラストライブや最後のオフ会、最後の地方遠征などの予定が決まり嵐が来たのかと思うくらい次々といろんな予定がたっていく。
私はそれを受け入れられなかった。
そんな中1組のアーティストに再熱した。
きっとこの人たちはずっとこのままでいてくれる、そう思って現実逃避のようにのめり込んだ。気がついたら通知をつけた推しのツイートから目を逸らし、おはようツイートにリプライもしなくなった。それでもなんか元気に生きていけたし、厄介なオタクや運営方針への愚痴などで落ち込まなくなったし世界が明るく見えた。
ある日なんとなく通知を見るとオンラインチェキの予約が始まっていた。なんとなくその日は話したい気分だったので久しぶりに推しと話した。
「そう言えば○ちゃん最近ツイートしないけど、浮上すると○○の話ばっかりしてるね、ウケる。でもそれで楽しかったら私も嬉しい。」
何を言われたのか一瞬わからなかった。
考えた結果、推しがこまめに私のツイートを見ていることがわかった。
そこからなんの話したか覚えてなくて、チェキもなんてコメントが書いてあるのか怖くていまだに見れていない。
正直、そんなこと言わないで欲しい。
私のことなんて見てくれなくていい、現実逃避してるだけなんだから、現実なんか辛いだけなんだから、当たり前じゃないか、あなたが居なくなるから私はずっとそのアーティストの話をしてる。
「辛いことは考えなくていいから他のライブ行って元気つけてもらってね。」
そう言ってくれた。
そんなこと言わないで欲しい。
現実逃避の世界は明るかった。でも辛い現実と向き合うと、通知をつけたツイートとも、おはようツイートへのリプライだって、ずっと見てたし私もおはよう、今日は洗濯物回さないとって言いたかったしインスタントラーメン食べたって話したら一緒だねって、私はずっとそういう話をしてたかった。
現実逃避しながらも度々推しのことを考えていた私はその度に自然とと涙が止まんなくなり、声が漏れて、気がつくと号泣していた。
これからの人生の決断をしてアイドルを一度卒業する人間にずっと今のままでいてなんて、そんな自己都合な感情をぶつけられない。ぶつけても何も変わらないし困らせるだけなのに、私は涙が止まらなくて、悲しくて、ずっと応援して優しく送り出してこれからも頑張ってねとは言えない。だってまだ応援したいから。
いつか、いつになるかわからないが、泣かずにこの話ができれば良いなと思い、ここに気持ちを昇華させるために記事を書いた。
わかっている。
生成AIは推進すべきだと思ってるけど、その上でAI絵師の半分ぐらいはカスだ。
その絵はどういうシチュエーションで、どんな経緯でそうなって、そこからどんな話が展開されるのか?
そいつは誰のことを見てて、どんな話をしていて、どんなことを内心考えているのか?
そういうことを全く考えず適当にイラストを生成して大量投稿して越に浸っている奴らは、マジで生産性の欠片もないゴミカスだ。
勿論中にはCG集(DLsite分類準拠)のように、台詞を付けたり連続性のあるイラストを並べたりしてストーリーを作ってる奴もいる。生成AIイラストを使ってゲームを作ってる奴もいる。本当に偉い。天才。素晴らしい。
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同様に、ただポーズを取っているだけの一枚絵しか描かない絵師も概ねしょーもない奴らである。
会話をつけろ。モノローグでもいい。ストーリーを付与しろ。何が「この子の言動トレースするの難しい〜☆」だ。逃げるな。甘えるな。お前の愛はその程度か?
とはいえ、表情差分を用意して素材として配布している方には本当に感謝している。ありがとう。あなたがたのおかげで世に生まれた物語が数多くあります。
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お察しの通り、私は物語至上主義者である。絵でも音楽でも小説でも、ストーリーを見出だせるものが一番偉いと考えている類の人間だ。そこいらの美麗なだけの一枚絵よりモーション借用山積みのMMD紙芝居の方が高尚だとすら考えている。
無論、これは物語に対して地雷がないという話ではない。解釈違いには普通にキレ散らかすし、作品と出会って5秒でブラバしたことも数知れない。
それはそれとして、新たなシナリオを世に生み出すことの難しさと素晴らしさを知っているというだけである。
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以前いた界隈のいわゆる「同担」にあたる絵師どもの多くは、まるで物語というものを作ろうとしなかった。彼らは単なる立ち絵だとか100番煎じの原作の人気なワンシーンだとかのオリジナリティの欠片もない一枚絵ばかり投げていて、私は心底辟易した。
即売会に出て、漫画を出している絵師の方は何人かいた。常に漫画やストーリーを持つイラストを書き続けている修羅の者もいた。彼らには心の底から敬意を払っていたが、年々少しづつ彼らはその数を減らしていた。
それと同じぐらいいたのが、「イラスト集」を出す絵師たちだった。説明もキャプションも台詞も何もなく、ただただイラストを1ページに1枚貼り付けて、それを新刊だと嘯く奴ら。そういうやつらに限って新刊情報をギリギリまで秘匿するので、マッピングのときは本当に面倒だった。
「このイラストのテーマはこうで、このキャラクターのこの側面をこのように解釈して、これこれこのような技法を使って……」と解説を載せてイラスト集を作っていた人物は、一人だけだった。一枚絵を描く絵師たちの中で、最も美麗で、最も細緻で、最も文脈の籠もった絵を描く人物だった。彼のイラスト集だけは全巻揃えていた。
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公式の真似事ばかりしているオリジナリティの欠片もない絵師どものことが嫌いだった。
いや、嫌いとまで言うのは言い過ぎか。邪魔だったというか、鬱陶しかったというか、そういった感情の方がより近い。
お前らは四コマの一つも描けんのか?会話劇ツイートの一つもできんのか?何が「この子の思考回路分かんな〜い」だ分からないなら分からないなりに挑戦して考察して語ってみせろ描いてみせろお前の解釈を見せてみろそんなんだからいつまでも「分かんな〜い」止まりなんだよクソどもが。
そんなことを考えながら界隈の端で短編小説を書き殴っていたのが、当時の私だった。
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これから先、生成AIの隆盛によって「仕掛けや文脈を持たない単なる立ち絵の一枚絵」の価値は暴落するだろう。そしてこれからより多くの人が生成AIを使うようになれば、「シチュエーションもシナリオも考えずただ適当に生成したAIイラスト」の価値も暴落するはずだ。
つまり今後は、きっとシナリオで戦う時代になる。漫画は細部の書き込みと伏線で、AIイラストの紙芝居は生産力と敷居の低さで、文化的シェアを奪い合いながら物語を生み出し続けることになるだろう。
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正確には一瞬だけ触れたことはあったのだが、「左手が液化し宙に浮かぶ様子」「切り落とされた右足とそこからまびろでる羽毛の山」「折り砕かれた額の角」などが上手く出力できなかった時点で諦めた。私の呪文練度が低かったのか生成AIが未だそこまでの域に達していないのかは判断つかないが、いつかはこれらを出力できるようになることを祈るばかりである。
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……絵師の特権階級が云々って話で吹き上がってる人たちに色々言おうとして書き始めたはずなんだが、なんか全然別の話になったな?
すごい、興味深い。
女性的な心理を感じるな〜。俺は男なので全く理解できない感覚だけど…。いや、男だからなのか俺個人の性質の問題なのか分からないが。
「ライバルに負けてたまるか」という発想が出てくるもんなんだな。「同担拒否」は男だとほぼ全く存在しない概念なので、この部分が女性特有の心理的な機序に根差しているんだろうなと思う。まあ古の「ライブハウスの観客席で腕組みしてうなづいてる彼氏ヅラオタク」ももしかすると似たような心理的機序なのかもしれないが…。
俺なんかだと好きなキャラクターや何かについて「他者」の存在が意識に上ることが全くない。根本的に、他人への興味がオートマティックに湧き上がる回路があるのが女性(あるいは一般の普通の人)なのかもなあ。
ワイの場合はアニメキャラなので、言ってて悲しくなるが付き合ったりセックスできる可能性は本当にゼロだ。既婚者だし。
それでも推していたのは別に「なにかいいことがあるから」とかではなかったと思う。
①初めはただ、画面に映る彼に心奪われて、もっと知りたくなった。ネットで色々調べたり、漫画やアニメをたくさん見た。画面を見ていない瞬間や、見れない学校でも彼を見ていられる素晴らしいアイテムといえるグッズも買った。
②そのうち「インターネットでは発信もできる」ということに気がついて、なんとなくアメブロを始めた。同じ界隈の人は仲間でありながらライバル意識も少なからずあって、さらにグッズを集めたり、知識を増やしたりした。
③そのうち、界隈の人と交流する中で自分の心に湧いた「もやもや」の正体に「同担拒否」という名前があることを知った。そこからは、数少ないガチ恋勢に負けてたまるかという気持ちだった。絶対に結ばれないからこそ、周りの他担からの「〇〇さん=増田ちゃん」の認定?を集めることに必死だった。別にそんなものあっても推しと結ばれることはないけど、それでもどうしても他の人の名前が〇〇さんの=になることは許せなかった。
②からは不幸な推し活まっしぐらなのでもうやりたくない。でもやっぱりかっこいいので①だけはまたやるかもしれない。でも①も別に「なにかいいことがあるか」と言われたら別にないかもしれない。ただ好きだから少しでもその人のことを知りたくて、ずっと見ていたい。それが推し活をする理由なのかなあ。あまりにも息をするように推し方をしていたのでわからない。
ただ一つだけよかったと思えることは、友達も仲間もろくにいない、青春の思い出らしい思い出が全然ない私にとって、推し活から離れた今も、たまに見返す推しとその作品はまるで故郷の友達みたいな、もう一つの故郷みたいな安心できて、思わず顔が綻ぶ場所があって、それが望めば(人間と違って老けないし不祥事もないので)永遠に私のもとに存在してくれて、いつでもそこに心が帰れることくらいかな。
・(筆者男です)(追記しました)男だけど異常に胸がデカいキャラが苦手
ttps://anond.hatelabo.jp/20240208215941
ttps://note.com/meisounote/n/nbed9573f66a5
先日、これらの記事を発端としてインターネットでは何度目かの「女性オタク界隈特有の文化に男オタクがたまげる」イベントが開催された。
件の記事がどれだけ性格かは定かではないが、女性と思われる一部のアカウントらの反応を見る限りはそう大きく間違ってはいないように思える。
(私見を述べさせてもらうなら女性オタクにはクレーマー気質の人間が多いというよりは男性オタク界隈でもクレーマー気質の人間は発生しているが無視されるかボコボコにされるかの二つが殆どでその一方で女性オタク界隈ではそのような人物相手でもまともに取り合ってしまう人が現れてしまうため増長されやすいという構造があるのではないかと考えている。)
本題に入ろう。実はこの手のイベントが開催される度にいつもとある考えが自分の頭の中に渦巻いていた。
「自分がいた頃のアイドルマスター界隈にもこういう所があったな」と。
自分は既にアイマス界隈から距離の遠いところに来てしまって久しいため今でもアイマス界隈が当時のままなのかは判りかねるが、当時のアイマス界隈でも所謂「学級会」や「お気持ち表明」と称されるイベントは定期的に起きていた。
ちなみに内容はというと「担当アイドル※の設定が変更されてしまった」「担当アイドルのイベントでの出番が少ないような気がする」「一向に担当アイドルのCVが決定しない」「担当アイドルのSSRが後回しにされている気がする」といった主に担当アイドルの扱いの悪さに対する不満が殆どである。
※厳密には異なるのだが概ね「推し」のようなものだと思ってもらって構わない。。
そうしてこの手の話題になる度にアイドルマスター界隈(と女性オタク界隈)の性質について少しずつ考えていたが、この度ようやく考えがまとまったためここにそれを垂れ流すことにした。
といってもそこまで難しい話をするつもりはなく、言葉にすればシンプルな事である。結論を先に書かせてもらうと要するに重要なのは「その作品に対してどれだけ『真剣(マジ)』になっているオタクがいるか」という事である。「どれだけ深く入れ込んでいるか」と言い換えてもいい。
念の為に予め言っておくがこれに揶揄の意図は一切無い。しっかり線引きはしましょうという留保くらいはつけておくが元アイドルプロデューサーの自分としてはむしろコンテンツに真剣(マジ)な姿勢で挑む事には好意的ですらある。学校の文化祭だって斜に構えた態度でいるよりも真面目に取り組んだ方がなんだかんだ満足感が高い訳だし。
正直に告白すると、男性オタクよりも女性オタクの方が真剣(マジ)なオタクの割合が高そうだという偏見が自分にはある。創作経験があるオタクの多寡。ミームや定型文に頼らない感想の出力。フィクションの展開の影響を受けて実際に体調を崩す。推しと対面して泣く。ライブで気絶する。同担拒否。いずれも(男オタクにもこういう事例が無い訳ではないだろうが)女性オタクによく見られるケースという印象が強い。
アイドルマスター界隈もまた同様に真剣(マジ)なオタクの多い界隈である。(もう一度記しておくがあくまで自分が界隈にいた当時の印象と伝聞を元にした話であり今でもそのままなのかは判らない)
何故かというと、それはアイドルマスターがリアルとフィクションの境目を壊す試みにずっと大真面目に取り組んできたコンテンツであるからだ。ぶっちゃけ異常者の域に片足を突っ込んでいる。
例えばアイマスのライブには演者が自身が演じているキャラクターを舞台上で「再現」するという文化がある(もしかしたら他の二次元アイドルコンテンツにもあるかもしれないが)。あれは自分に言わせれば二次元上のキャラクターを三次元の人間の上に降ろそうとする一種の降霊の儀式だ。声優ネタがキャラクターに逆輸入されるかつての風習もその精神性の延長線上にあったものだと自分は解釈している。
それになんでも最初のアイマスであるゲームセンターのアーケード版の時点からフィクションがリアルに侵食してくるような試みは存在していたそうだ。なんと、しばらく店舗に通っていないとプロデューサー(プレイヤーの事)に見捨てられたのではないかと不安になったアイドル達が実際にEメールを送信して切実に訴えかけてくるというのだ。今やバンダイナムコの常套手段である「女の子」を見捨てられないという男の本能、その脆弱性を突いた卑劣な人質商売がこんな早くから行われていたとは、驚きの極みと言う他ない。
当時が全盛期だったニコニコ動画という動画サイトに、原作ゲームの動画を編集して制作した担当アイドルの自作MVを投稿したり、担当アイドルの二次創作小説・紙芝居(ノベマス)を投稿したりして、それで同志である視聴者とコメントで交流していていたニコマスという文化も、リアルとフィクションの境目を曖昧にし自分はこの子の担当プロデューサーであるという自覚、いや錯覚を強める事にきっと大いに貢献した事だろう。残念ながら自分は世代ではないため当時の空気感を伝聞や当時の動画を視聴する事で推し量る事しかできないが、自分にはこの時代が「プロデューサー」というロールプレイをするにあたって最も恵まれていた時代だったように思えてならない。
そしてそのリアルとフィクションの境目を壊そうとする姿勢は「シンデレラガールズ」(デレマス)にも受け継がれる(デレマスの場合は商売っ気がやや強すぎる気もするが)。
代表的なものはやはり悪名高い「総選挙」システム、そしてそれに端を発する声有り・声無しという概念だろう。初期のデレマス(当時はモバマスと呼ばれていたそうだ)はどのアイドルにもCVが付いておらず、ゲーム内のイベントであるシンデレラガールズ総選挙で上位に入賞するとそのアイドルのCDデビューが決定し、それに伴ってCVも決定するという流れがあったらしい。勿論、ここでいうCDデビューとは現実世界でそのアイドルの歌とトークが収録されたCDが売り出されるという意味であり、故にデレマスPにとって総選挙とは「実益」が絡む完全に「現実」の話となる。
そしてデレマスの総選挙における「有権者」とは、(奇妙な日本語ではあるが)プロデューサー(ユーザー)の事である。そのため同じ現実の人間である同僚プロデューサー達に対して担当アイドルのプレゼンもとい演説を行い、投票を呼び掛けるというまるで現実の選挙のような活動を行うインセンティブが発生する。その「選挙活動」に端を発する文化として、互いに手持ちの票の一部を相手の担当アイドルに投票し票交換を行うグループが現れたり広くプレゼンを募って気に入った担当アイドルに手持ちの票を分けるユーザーが現れたりなどがあるが、最も自分の印象に残っているのはやはりプロデューサー自身のインフルエンサー化であろう。それもプロデューサー活動の末に自然と自分も有名になっていたという結果論ではなく、みんなに担当アイドルの魅力を知ってもらうためにはまずは自分自身が有名になり影響力を持つ存在にならねばという戦略ありきである。自分もプロデューサーの端くれとして彼らがそうした理由は理解できるし感情についても共感はできるつもりなのだが、やはりこの現象を俯瞰で眺めた時にどこか滑稽である事は否めない。(こうした現象は現実にも存在し、例えば作品を宣伝するために自分自身が有名になる事を出版社から求められる作家アカウントなどがある。)
シンデレラガールズとは姉妹のような立ち位置にある「ミリオンライブ」(ミリマス)にもこの選挙というシステムを採用したイベントが存在する。とはいえミリマスの場合は提示された幾つかのテーマにそれぞれ登場する幾つかの役の枠を奪い合うというルールであり、フレーバーとしては選挙というよりはむしろ公開オーディションと表現した方が近い。そして当然これも現実でCDとして発売されるため、やはりミリマスP達もデレマスP達と同様に戦場に赴く事を半ば強いられている状況下にあると言っていいだろう。
そうはいってもデレマスと違って最初から全員にCVが付いているミリマスでは声有り声無しの格差が存在しないぶん比較的平和なのではないかと思う人もいるかもしれない。その見方に一理ある事は認めよう。だが、ここにもまたここだけの地獄があるのだ。
ミリマスの選挙イベント最大の特徴はゲーム内の特設ページにてそれぞれの役の得票状況がリアルタイムで確認できるという点だ。端的に言って心臓に悪い。例えば自分の担当アイドルが他のアイドルと熾烈なデッドヒートを繰り広げていたりなどしたらもう大変だ。そのうえ対抗馬が主人公で自分の担当アイドルがラスボスであるかのような風潮が界隈に浸透し、ジワジワと追い上げられ始めたりなどすればもう終わりだ。いや、終わった。
ちなみにリアルタイム故に成立するミリマス特有の戦略として、特定の時間帯に集中的に投票を呼び掛ける一斉投票という戦略がある。逆転の雰囲気を意図的に生み出す事で同陣営にはこれだけの数の味方がいるのだという安心感を与えて戦意を維持してもらい、逆に対抗馬にはプレッシャーを与えて戦意の低下を狙い、更には浮動票層の関心を惹いて余った票の使い所をアピールする事もできる、気取った表現をさせてもらえば一石三鳥の戦果を狙う事ができる戦略である。まあ、最も効果があるのは手持ちの票が潤沢な最初の一、二回程度でそれ以降は尻すぼみのように効果が小さくなっていくのだが。ただしこれはあくまで当時の話であり、メタゲームが回りきっているであろう今でもこの戦略が有効なのかは既にアイマス全体から離れて久しい自分には最早判りかねる事である。
(誤解の無いように書いておくと自分がアイマス全体から距離を置くようになったのはこのようなプロデューサー活動に嫌気が差したからではない。むしろこういった選挙系イベントはアイドルマスターというコンテンツにおける醍醐味の一つですらあると思っている。確かに当事者にとっては入れ込めば入れ込む程苦しくなっていく地獄の催しかもしれないが適切な距離さえ取れればこれほどエキサイティングなイベントもそう無い。自分がアイドルマスター界隈から離れたのはこの終わりも無ければ変化も無いサザエさんのようなコンテンツに追い続ける意味を見出せなくなったからだ。端的に言うと、ただのマンネリである。商業的には到底採算が採れない企画だろうが個人的な願望を言わせてもらえば、リアルタイムで一年の時が経つ毎に作中でも一年の時が経ち、アイドルも一つ歳を取り、そしていつか終わりを迎える。そういうアイドルマスターを今は体験したいと思っている。Vtuberではダメだ。リスナーではVtuberと一対一の関係を築く事はできず、所詮はただの one of them にしかならないからだ。だからアイドルマスターでなければダメなのだ。)
今もう無くなったがある時期までのアイドルマスター界隈の一部(?)には「『担当アイドル』と『推し』は別物だから一緒にするな」という風潮が確実に存在していた。ここまで読み続けてくれた人であればもう理解してもらえるだろうが、当時のアイドルマスター界隈において「担当する」という言葉は「推す」とは異なり相応の責任を負う覚悟があるという意味を含んだ重みのある言葉だったのだ(とはいえそれは無論ロールプレイの範疇に収まる程度のものでしかないが)。南無阿弥陀仏とさえ唱えれば誰でも担当プロデューサーを名乗ってもよいとされている時代の今時のプロデューサーからしたら到底理解できない馬鹿げた異常な感覚かもしれないが、これもアイドルマスターがかつて有していた一つの側面だったのだ。運営側の人間でもないのに架空の版権キャラクターの世間への売り出し方を真剣に悩む、そんなプロデューサーがかつてはいたのだ。そしてこんなに真剣(マジ)だからこそきっと学級会やお気持ち表明も起こりやすいのだろう。
これを読んで「アイマス怖……近寄らんとこ……」と思った方は安心してほしい。運営ももう時代にそぐわないと判断したのか今のアイマスは比較的カジュアルなスタイルになっており、そこまで気負わなくても気軽に遊べるようになっている(はずだ)。だから興味があるなら軽い気持ちで手を出してくれて構わない。あとはバンナムが二度とは戻れない深い沼の中へと勝手に引き摺り込んでくれるから。
この記事で自分が言いたかった事はひとまずこれで全部だ。ここからはほぼ余談になってしまうがせっかくだからシャニマスについても触れておこう。流石にこの時代になると他のアイマスで見られたようなプレイヤーに責任感を感じさせるような取り組みは無いのだが、リアルとフィクションの境目を壊そうとする点ではシャニマスもしっかりアイドルマスターの一員である。ただシャニマスの場合はシナリオ中の表現・描写・演出等によってアイドル達は現実に生きている人間であるとしてその日常の一コマを写真のように切り出そうとするというストロングスタイルであり、自分の語彙ではこれ以上の説明はなかなか難しい。他の取り組みとしては普段アイドル達が使用している靴箱(靴入り)の再現セットの展示、畳まれていたり畳まれていなかったりするジャージが床に置かれているレッスン室の再現セットの展示、ほとんど環境音しか収録されていない事務所内の定点カメラの映像を六時間ぶっ続けでYoutubeで配信するなどがある。どれも意図は理解できるがどこか変態の所業じみた取り組みばかりになってしまうのは少々困り所だ。
ここまできてアイドルマスター界隈でもあり女性オタク界隈でもあるSideMに触れないのも不義理な気もするが、他のアイマスと比べると中途半端にしか触れられておらず界隈の雰囲気についてもあまり詳しくないので正直語れる事があまりない。何か言える事があるとすればせいぜい「いい加減Mアニ二期を制作しろ」という事くらいだ。偉そうなタイトルにしておいて肝心な部分がこの体たらくなのは申し訳なく思っている。本当にすまない。
女オタク ここ2年くらいガチ恋ガチ追い現場ほぼ全通オタクしてたんだけど「このままでは推しのストーカーになってしまう」「推しの結婚報告を見たらディスク全部割って自殺未遂まである」という恐怖でいっぱいになり
現場のない隙間時間でマチアプやら相席やら行ってたらなんか付き合って結婚して推しに対する熱量を失ってしまった
推しの性格も顔も声も仕事ぶりもガチで好きだったしSNSでメロってる同担に対して謎の警戒心持ってたし現場一緒に行った友達がメロり出したら恋敵みたく感じてお腹痛くて寝れないくらいだったのに
旦那はいい人だし今は浮気されたらお前を刺して私も死ぬくらい好きだけど、知り合った当初は全然何とも思わなかったし今だって推しに向けてたみたいなメロにはならないのに
ガチ恋だったから浮気になると思って接触現場控えててこの間久々に一回だけ行ってみたら前まであんなに楽しかったのにめちゃくちゃ冷めた気持ちのまま上がらず、始まって10分で帰りたいと思ってしまった チェキもしなかった
私も意識してなかったけど旦那とのデートより1.5倍くらい気合い入れた格好してた
にも関わらず
推しに対する私の気持ちって一体何だったんだと思うし今後も配偶者に対してふっと冷めるんじゃ?と思う 恐怖
男オタはこういうのあるんだろうか
女オタクがカップリングの受け攻めや地雷という解釈違いに激しく怒り、被害者感情を燃え上がらせてクレーム突撃することから、自衛のためルールが細かくなったという投稿。
https://note.com/meisounote/n/nbed9573f66a5
腐女子に限らず、ジャニオタの同担拒否だとか、ホスクラや地下アイドルの被り拒否等、とにかく枚挙に暇がない。
もちろん男オタクにも解釈違いで円盤をたたき割ったり反転アンチになるような輩はいるが、絶対数として女オタクの多さには敵わないだろう。
以上が正しいという前提で、なぜ男女でこうも違いが出るのかという分析をしたいと思う。
結論から言うと、男はほぼ全数がインターネット上で怪しいエロサイトを徘徊した経験があり、そこには想像を絶する程に騙し広告や詐欺へ誘導・コンテンツの詐称が多いため、必然と地雷耐性がついたという話だ。
多くの女子は知らないだろうが、男が見るエロサイトのカオスさは完全に常軌を逸している。
インターネットという広大な地に降り立った際、多くの男は最初に興味を持つのはエロだろう。開き直るようで本当に申し訳ないが、こればかりは仕方ない。
興味を持つ歳からして、幼く、金もなく、決済手段も無い少年リンクがたどり着くのは、AVを転載している海外の違法サイトだったりする。
こうしたサイト、あるいはサイトにたどり着くまでの道程として、とにかく騙しや詐欺が多い。
この動画を観たければこのリンクに飛び、そこからまた飛び、飛び、飛び、飛んだ先に何もないやん等というのは当たり前である。ただサイトのPV稼ぎや広告のインプレッション稼ぎに使われるだけで、エロに駆られた少年の期待を打ち砕くひどい仕打ちだ。
動画広告においても、YouTubeの「動画を見たければ広告スキップ」なんてもんじゃない、動画を再生しようにもそもそも画面におけるその動画エリア全体が動画に見せかけた1枚の広告そのものであり、クリックした瞬間3つも4つもアホみたいなとんでもないウインドウが飛び出てくる。
なんなら、そもそも動画そのものに中国語の広告が編集されてぶっこまれている。再生したら「あひょんづーちぃまよォ!」(適当)などとわけわからん音声を聞かせられるし、そうした誘導の行きつく先がまた更なる広告の入り口でしかなかったりする。無限ループはこんなにも身近にある。
更に、数々の騙しの海を搔い潜って得た動画が、おい全然サムネイルと違うやんけというのは日常茶飯事だ。
というかサムネイル通りの動画などほぼ無い。騙されるのがベースである。
想像してみてくれ。ただ動画を再生しようとしただけなのに、会員登録が完了したぞ住所も把握したぞ解約したければ9万払えさもなくば家にエロ封筒送ってやるからな!と脅された少年の気分を。
こう言っちゃ悪いが、カップリングの前後がどうとかの地雷のレベルじゃない。その時は死だ。死の気分を味わう地雷だ。
他責しようにも転嫁する場所が無い。恥ずかしいものを観ようとして騙され、そもそも金を払った客でもないし、なんなら18歳未満禁止の柵を超えたのは愚かな自分自身だ。そもそも、クレームを入れようにもサイトが外国語だぞっつー世界だ。
そうした経験を以て、男は広いハイラルの世界に解き放たれていく。
こうした、騙しだらけの世界を掻い潜りながら目的のコンテンツにたどり着くという経験を日常的に送り、その延長線上にインターネット人生が広がっているならば、チンポの1本や2本や3本ごときでクレームを入れる人間に育つことがあろうか。
他を燃やすな、自を育め。お前はお客様ではない。広大な地で自分で選び集め拾い戦う、勇者だ。早くハイラルに来い、女オタク達。
https://anond.hatelabo.jp/20240110062918
※追伸 23増田文学TOP200も作りたい。新タグ「増田文学」+αで作ろうかなと
月 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
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01 | 78861 | 8520680 | 108.0 | 45 |
02 | 65351 | 7077245 | 108.3 | 46 |
03 | 66867 | 7515531 | 112.4 | 46 |
04 | 68251 | 7265257 | 106.4 | 43 |
05 | 78005 | 7956877 | 102.0 | 42 |
06 | 78479 | 8404984 | 107.1 | 43 |
07 | 75653 | 7853371 | 103.8 | 43 |
08 | 76377 | 8042768 | 105.3 | 44 |
09 | 82564 | 8084395 | 97.9 | 41 |
10 | 83083 | 8056690 | 97.0 | 42 |
11 | 74775 | 7723826 | 103.3 | 42 |
12 | 76469 | 7375213 | 96.4 | 40 |
1年 | 904735 | 93876837 | 103.8 | 43 |
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