はてなキーワード: 同化政策とは
・・・なんて書くと、またネトウヨかって思われるだろうがさにあらず。
日本人と韓国人は、お互いに想像もつかないぐらい、ものの感じ方や表現が違っている。そして、絶望的なほどにお互いのことを知らない。
日本人にとっては、韓国人よりもアラブの人の方がよっぽど理解しやすいだろう。なぜなら、ただ違っているだけだから。日本人と韓国人の表現は、ただ違っているだけにとどまらず、深く食い違っているというところに問題がある(日本の常識は韓国の非常識、韓国の常識は日本の非常識)。故に、言葉を不用意に伝えるだけで、簡単に誤解や反発を招いてしまうのだ。
にもかかわらず、同じ黄色人種で顔立ちも何となく似ているからか、両国はそういう危険性を考慮しないまま交流を試み続けている。上手くいかないのも道理である。
日本が韓国を支配下に治めたとき、沖縄(琉球)で成功したのを良いことに、同化政策を行って、韓国の言葉や文化を奪ってしまおうとした。これは恨まれて当然のことだ。韓国人は日本人にはなれないし、その逆もまた真なりだろう。
真の日韓友好を成し遂げるには、日本人と韓国人がお互いの違いを理解し合い、日本人が日本流の表現で言ったことの真意がきちんと韓国人に伝わり、また、韓国人が韓国流の表現で言ったことの真意を我々日本人がきちんと受け取れる。そういう状況を作り出すしかないのだ。
だから、日本人が韓国流の謝り方をしちゃいけないんだよ、鳩山さん!
お互いに外人同士なのだ。しかも、世界で一番わかり合うことが難しいってぐらいの厄介な二国間関係なのだ。そのことを骨の髄まで理解し合わないといけない。安易に日本人が韓国流の表現をしたり、韓国人が日本流の表現をしたりしてしまうことで、日本と韓国の間に深刻な文化的ギャップが存在していることが知覚されなくなる。そしてそのことが、誤解を誤解のまま、偏見を偏見のまま保ち、結果的に真の日韓友好を遠ざけることになってしまうのだ。
だから鳩山さん、気持ちはわかるけど、お願いだからやめてくれ。
今日本人に必要なのは、日本人がどう感じ、どう考え、どんな価値観を持ち、どんな風習を持ち、どんな文化的背景においてどう表現し、その真意はどこにあるのかというようなことを、地道に伝えていく努力である。韓国人の価値観の中で振る舞うことではない。
世代を超えて謝罪を要求され続けることに違和感を感じるなら、きちんとそれを表明すべきである。ただ、もちろん汚い言葉を使ってはならない。丁寧に、文化的背景からきちんと説明していけばいい。一回や二回で通じることはないだろうから、根気よく続けていくしかない。韓国人は何事も大げさに表現しすぎだが、日本人は言うべきことを言わなすぎだ。腹を立てる前に伝えないと! 今までずっと黙っていて、いきなり嫌韓に振れたのでは、きっとあちらも戸惑っているだろう。
相互理解の確立からしか真の友好関係は生まれない。大衆を置き去りにして、一人の要人がパフォーマンスをしただけで問題が解決するなら、問題なんてとっくの昔に解決していたはずだ。お互いに偏見で汚れていない相手国の知識をこつこつと積み重ね、地道に理解の橋を架けていくしか道はないのである。近道などできない。
香山リカと小林よしのりの対談の話題を見てからどうにも我慢がならなかったのでここに書きたい。
小林よしのりはアイヌは既に血が薄くなっていて民族と言えないというようなことを言っていたらしい。
中国はチベット侵攻からしばらくの間はともかく、現在はその土地へ漢民族を移住させ経済的に支配する事で困窮するチベット族の女性が漢民族の男性と結婚するという類いの同化政策が主だと思う。
中国があと100年、世界の声を無視して、今のアイヌと同じ程度に混血が進めば、小林よしのりと同じ事を言えば許されることになる。
小林よしのりは確か九州出身だから、現実感というか関心が今まで無かったためにこんな矛盾した事を言うのだと思う。
かつて日本人がアイヌの民族的特徴を研究する為に勝手に墓を掘り返したり、祭や儀式は宗教的な意味合いのあることは日本文化でも同じはずだが、観光目的で毎日その儀式をさせ、その意味を失わせるようなことをしてきた事。
それに怒りを覚えて活動し、議員になってアイヌ新法が制定される原動力となった萱野茂の存在を知っている北海道民としては、小林氏の発言はとんちんかんで無責任としか感じない。
アイヌの人たちは昔ほどではないにしろ、今も差別を受けていて、中にはそれがきっかけでアイヌのアイデンティティを意識し活動している人もいる。
彼らはそもそも差別の原因が民族の違いに基づくものだから、差別がある事そのものがアイヌが民族として確かに存在している事を示している、ということを皆も素直に受け入れられるのではないか?
ただ、差別が受ける側の人間は、差別する側にとって自分達とは違うグループの人間だという考えがあるとすれば、差別されるグループはある意味民族の要素を持っているのではないかとも思う。
例えばオタク。
脱オタが必要とされる服装は民族衣装と同じでやっぱりそれを理由に差別される。
差別される要因となる考えに基づく文学、芸術作品がある、つまり文化。
専門的にはどうかわからないが、少なくともより大きな枠、或いは別の視点で民族、部落(東北あたりから北だけかも知れないが集落の意味でこの言葉を使う。差別的な意味ではないが、結局、差別の原因となる多数派とは異なるグループと言う意味では同じだと思うのであえて使ってみた)をとらえなおしては?と言う問題提起としては悪くないし、議論の余地はあると思う。
「日本に住んでいる限り日本国民になれ」というような圧力をかけるのであれば同化政策だが、そうでなければ同化政策とは言わないのでは
曽野綾子がめちゃくちゃに叩かれていて、それについては叩いている人達の意見に完全同意です。でも単に叩くだけじゃなくて、私には私の中での「日本の移民受け入れはこうしたらいいんじゃないの」という考え方があります。それを公にできる場所が他にないのでここに書きます。
自分の考え方は、いわゆる左派の人にレイシストだと批判されうるものだと思いますが、私は今のところこれが正しいと思っています。意見待ってます。
・日本国民として日本国籍を持ってもらい、日本人になって永住してもらう。
・そのために必要な配慮や努力は惜しまない。たとえば日本語話者でなくても生活していけるような環境はきちんと構築し、移民とその子どもに対する日本語教育は無償で提供する。周りの私達も、日本語が話せない、日本語が読めない、見た目が日本人っぽくない等の理由で差別をしない。
・いわゆる低賃金労働者に対する環境改善が当然真っ先に行われるべきであり、現状の日本のままただ移民を受け入れるというのには反対である。移民ははじめ(日本国内で生まれ育てられた日本人の多くとは違い)生活基盤を持たないわけで、そういった人の多くがいわゆる低賃金労働者になるであろうというのは容易に想像がつく。そういった人々に日本で生活したい、日本人でありたいと思ってもらえるような環境をまず第一に整備すべきである。
こういった考え方は同化政策と呼ばれ批判されるだろうということはわかっています。それでも私はこれが正しいと思っています。意見待ってます。
http://anond.hatelabo.jp/20150111070135
を書いたものです。
mahomi4 全く的はずれすぎ。
というコメントがありまして、この人の見る当を得た見解ってのはどういうものなんだろうとブックマークをたどったところ、
http://blog.goo.ne.jp/iida-miki/e/0d68f604177d2bdeb387e20a5dc9afb0
という記事にたどり着きました。扱っている事実が同じなのに見解が正反対というのもなかなか面白いのですが、少々以上に気持ち悪いと感じたのも事実です。
その気持ち悪さを説明するのも手間がかかるのですが、やってみますと、
親がどの国出身でどんな宗教を持っていようがフランス国民として
平等に生きていけることになっている。とはいえ本当に違いがないか、
うまくいけば(理念上は)素晴らしいけど、そんなに簡単に
あり、地区ごとに生活環境もかなり違うので、移民の子として生まれ、
(今朝のLe Mondeにはシャルリーの絵に対して今でも怒っている
アンテグラシオンやライシテの実態について、その限界を認識しながらもルソーまでひもといて、全体的にはフランス万歳!とまとめている点です。ベルばらのオスカルでしょうか。
私がすごく気持ち悪いと言うのは、こういうことをフランス人が言うならまだわかるのです。マジョリティの側にはどうしても見えてこないものというものがあります。それは善悪の問題ではなくて立場の問題です。
有働出人みたいな人がそうでしょう。まあ、あの人の活動はそれなりに有意義な部分がありますが、あの人に代表されるような白人マイノリティは、有色人種の国、それも支配階級にはならない日本や韓国に来て、初めてマイノリティ性というものを味わうことになります。そうすると見るものさわるものすべてが刺々しく感じられる。
アメリカにいる時は警察官が黒人を狙い撃ちにしてもあまり気にもしていなかったような人が、職務質問を日本の警察官にされると激怒する。年間何十人と言うレベルで何とかバッシングで死者が出ているオーストラリアから来た人が、じろじろ見られるくらいで韓国はレイシストと騒ぎ立てる。
こういうことは日本では私たちがマジョリティだから言われて初めて気づくという面もあります。言われてもただ反発するだけということもあります。自らがマイノリティとなった時に、マジョリティである時の視線・態度をかえりみるにまでなれればいいのですが、残念ながら、女性に暴力を振るう黒人男性、同性愛者を差別する女性は珍しくありません。
そしてそれを更にマジョリティの側が、見ろ見ろ、連中はこんなに野蛮だぞとはやしたてる。
あるドイツ人と話していた時、我が国は民主的でリベラルで、世界に冠たる我がドイツ、みたいな話になって笑ってしまったのですが、まあそれはその人個人の話なので、ドイツ人って全然変わっていないよねとは言わないでおきましょう。ただその人には人種差別はどこにでもあるけれど、東洋人がしつこくチンチョンチャンとまとわりつかれる国はドイツ以外ではそんなにはない、年間百人以上ヘイトクライムで殺されている国はそんなにはないということは「見えていない」のですね。
リベラルであると言うことが、他者を見下すこと、見ろ見ろ連中はこんなに野蛮だぞってなることが、リベラルがそのためのエクスキュースになることがあるのです。
リンク先の記事の何が気持ち悪いかと言えば、日本人で、パリに住んでいて、未だにシャルリー・エブドに怒っている中学生は新聞の記事でしか見たことがなくて、見えないゲットーに守られていてマジョリティのような顔をしている、それがすごく気持ち悪いのです。
国民戦線のルペンだって、アンテグラシオンは同化政策と言う意味で、ライシテはイスラムを強制的に同化せしめると言う意味で大賛成なのですからね。
歴史をひも解いて言うならば、フランス革命以後、フランスは確かにリベラルな原則を打ち立て、それを徹底してきた歴史があります。公平を期して言うならば、第一次世界大戦後、日本が列強に要求した人種平等の原則に英国とアメリカは反対しましたがフランスは賛成したと言うことも付け加えておきましょう。
しかし同時に、そのリベラルでライシテな共和国下においても、フランスもまた数々の非道をなしてきたことは忘れてはなりません。
フランスでは支配層の横の流動性が高く、文化人、メディア関係者が政界に横滑りすることも珍しくはありません。新聞人であったクレマンソーが第一次大戦期のフランスの首相であったように、エリート層は全体として支配階級を形成しています。ポール・デュシャンは二十世紀半ばのジャーナリストで、第四共和政期にアルジェリア行政官に就任して、監獄を視察しています。その時、アルジェ独立派の囚人たちの身体に、拷問の後があるのを見て首都に報告しています。その拷問の傷跡は、デュシャン自身の身体にもありました。ナチスに捕らわれていた時に拷問された跡です。
パリ解放の日の記録をサルトルが書き残しています。ルクレール将軍に率いられた自由フランス軍の入城をもってしてナチスのパリ占領は終わりを告げて、自由だ!自由だ!というはじけるような喜びを書いています。そうして成立した自由なフランス、ライシテなフランスの下でアルジェリアでは拷問が行われていたのです。
インドシナでのフランスの動きも決してほめられるようなものではありませんでした。フランス当局もいちまいかんで行われた人身売買はナチスから解放された人たちの手によってなされたものですし、フランスはインドシナ独立を抑えるため、アメリカに対して原爆の使用を執拗に求めています。これも、自由なるフランス、言論の自由なフランスの体制下でなされたことです。
私はいちいちフランスの過去の悪行をあげつらって、批判したいのではありません。フランスのリベラルな諸制度も国家制度の補完部分であるにすぎず、国家制度そのものを、相対化して批判するようにはなっていないということを言っているのです。フランスの内部にいるシャルリー・エブドは水の中にいるため水の重さを知りません。自分がネジであるに過ぎないことを理解できていないのです。それは結局、彼の中にマイノリティ性がないからであってマジョリティ側の暴力について無自覚であったからです。能力の問題ではありません。性格の問題です。
批判と言うものは嘲笑や侮辱にならぬよう、あるいはそうなっても構わないのは権力の側に対してのみ、その注意深さが必要です。風刺画というメディアは明らかに全方位になす批判の方法にはむいていません。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11120382021
>高一の女子/休学中です。
>私の家は母子家庭なんですが、最近、お母さんが恋人のおじさんと再婚したいと言っています
>でも、私はそのおじさんとの再婚にぜったい反対なんです。
>まったく差別するつもりはないんですが、そのおじさんの親が沖縄人なんです。
>だからなんですが、苗字があんまり聞かないキラキラ苗字です。
>アタシは今のフツーの苗字が気にいっているし、キラキラ苗字になって、将来社会に出た時に、みんなからバカにされたりしたくないから、お母さんの再婚に反対なんです。
沖縄の姓って割と複雑な歴史を抱えてて、キラキラと呼べるようなアレではないような
積極的に沖縄らしい苗字にとどめようとしたのが、琉球ではなく薩摩の人たちだったり、読みをやまと風にしたり、改名したり。
北海道のアイヌ・アイヌ系日本人が名乗っている姓も全国的には珍しいものが多いけど、こっちは同化政策と一緒に歩んできた歴史があって、今当事者がどう思ってるのかはさておき、外部から「キラキラ」なんて呼んで良い代物では無いよなあ。
南京大虐殺の否定に対しては、2chの書き込みや、ネタとしか思えないようなブログにも噛み付いて、徹底的に戦おうとするので、ならば人命を至上のものと考えているのかと思えば、そうではない。
その南京大虐殺の舞台、中国で現在、行われているチベットやウイグルなどの弾圧や同化政策に対しては、まるで存在していないかのように振る舞う。
近年、チベット人が、抗議の焼身自殺を立て続けに行なっているが、それすらも「見て見ぬふり」である。
国内にもウイグルやチベットの団体はある。ならば、それに対して好意的かといえば、逆である。
日本国内のチベット団体やウイグル団体は、右翼や反中団体の支援を受けている場合が多い。
それは、もちろん、ウイグルやチベットを助けたいという思いもあるだろうが、最終的な目的は中国への批判を行うためである。
そして、左翼は、その関係に対して批判するだけに終始している。右翼を批判するのみではない。
故郷を追われ、言葉すら通じない異国に逃げこむしか無かったウイグル人やチベット人にも、である。
日本の左翼は、左翼ではなく、中国の翼賛団体と称した方が、実態に近いのではないか?
少なくとも、彼らは、そう思われるような行動をとっているということに気づくべきだ。
フランス:「フランス人とは何か」サルコジ政権が問い ゆがむ論議、広がる反発
<世の中ナビ ワイド NEWS NAVIGATOR 国際>
◇「崇高な運動」か「移民・イスラム排斥」か
「フランス人とは何か」。そんな根源的な国民論議がフランスで続いている。国民の10人に1人が移民(不法移民も含む)であるという現実を前に、保守派のサルコジ政権が「フランス人を定義し、国民の誇りを再確認しよう」と呼び掛けた。フランス語を話す、国歌を歌える、伝統的な政教分離主義を守る、などさまざまな意見が出る一方で「こうした論議自体、移民やイスラム教徒の排斥につながる」との反発も強くなっている。【パリ福原直樹】
◇国歌斉唱は義務?
政府が昨年10月、国民に求めた論議のテーマは「仏国民とは何か」「フランスや仏国民のアイデンティティー(価値観など)を移民がどう共有するか」の2点。移民省は全国約450カ所で討論集会を開く一方、インターネットの公設サイトでも意見を求めている。2月にも政府報告を行う予定だ。
サイトには既に5万人が意見を寄せた。それによると仏国民の定義として、▽フランスを愛し国是の自由・平等・博愛の精神を信奉する▽(政教分離などを記載した)憲法を順守する▽キリスト教の伝統を受け入れる……などが出された。
政府はその一方で、「若者に年1回、国歌の斉唱を義務付ける」「仏語や共和国の精神を学ぶ機会を設ける」などの政策を提案した。移民らがフランスの価値観を理解する一助にしたいという。
◇保守派からも批判
だが、論議開始以降「反移民感情をあおるだけだ」との批判が、野党第1党・社会党や知識人、移民の間に広がった。フランスの移民は「外国で生まれた外国人で市民権取得などを目指して永続的にフランスに居住する者」との定義があり、仏国籍を取得した者も含まれる。
人口約6100万のフランスには、不法移民を除くこうした移民が約500万人居住し、イスラム教徒も約600万人(移民との重複あり)いて、同化政策は仏社会で大きな問題となってきた。
こうしたことから論議のテーマの設定自体が「移民やイスラム教徒にフランスの価値観を押し付けるものだ」との批判を呼んだ。社会党のオブリ第1書記は「(移民排斥の論議につなげることで)政府は移民に(失業などの)社会問題の責任を押し付けようとしている」と指摘した。
保守派からも批判が出た。ジュペ元首相は「論議は国内の対立、特にイスラム教徒への反感をあおった」と発言。ドビルパン前首相も「こんな重大なテーマを経済危機で団結すべき時に持ち出すべきではない」と異を唱えた。
一方、全仏組織の「イスラム教徒会議」幹部は「論議は(イスラム批判という)本末転倒の方向に向かう」と懸念を表明。「サルコジ大統領は3月の地方選を前に(ナショナリズムをあおり)移民排斥を求める極右票の取り込みを狙った」(野党・緑の党など)との指摘もあり、世論調査でも72%が「地方選を念頭にした論議」と見なした。
◇相次ぐ問題発言
これらの懸念は当を得ていたとも言えそうだ。国民論議の集会で、政府の家族問題担当長官は「フランスの若いイスラム教徒に望むのは職を見つけ、俗語を使わず、帽子を逆向きにかぶらないことだ」と発言した。「イスラム教との共存の可能性」を問う質問への回答だったが、これは「イスラム教徒への中傷であり、国民論議はイスラム(排除)が目的だ」(社会党など)と厳しい批判を招いた。
また仏東北部での集会では、与党「国民運動連合」の地方幹部が「(移民は)何もせず金だけもらっている」「国民論議は必要であり(移民に)反撃する時だ」と述べた。一方、与党幹部は「仏国内のモスク(イスラム礼拝所)と、キリスト教聖堂の数が等しくなれば、この国はもうフランスではなくなる」と語ったと報じられた。
「フランスのアイデンティティー確立」は、07年大統領選でのサルコジ大統領の公約で、大統領は国民論議を「フランスとは何かを知る崇高な運動」と強調している。だが当初、論議を支持した中立系のルモンド紙は、最近の社説で「論議は悪い方向に向かっている」と主張。社会党同様、論議の中止を求める立場に転換している。
こう、僕自身の立ち位置に凄く悩む
僕は誰かから褒められるような人間でもなければ、蔑まれるような人間でもない
多分日本なら多数派の「ダラダラと生きてきた人間」になるんだろう
かといって勉強してこなかったわけじゃない
こういう人間の僕が
就活のために、さらに勉強を重ね、知識を積み、より人間として「高み」にのぼろうと
ここにモラトリアムが生じてしまっている
ぶっちゃけた話、僕は今の僕に「非常に満足している」
確かに「ここを自分で改善すべきだ」と感じるところはあるのだけれども
しかし、今の自分>>変える労力 と感じてしまう
僕はこれ以上自分を変えたくない
自然な変化ならいいが
「無理をしてまで変わりたくない」
僕はこのままの僕を世界に受け入れて欲しい
なんというか、「世間にあわす」ということを
最近とても疎ましく感じるようになった
果たしてこれは病気なのだろうか
ネットは非常に居心地の良い空間だと思う 人に「あわせる」必要が無いから
しかし、それは特殊でなく普通なのである
「その場所にとどまるためには、走らなければならない」というような台詞を聞いたことがあるが
自らの地位を守るだけでも、生物は常に進化せねばならないらしい
ということは
僕のような「進化することを拒絶」した人々は
このような「競争のプロセス」から外れた人間は多いんじゃないのだろうか?
何かのニュースで、日本の引きこもりは160万人いると耳にした
何故このように、「進化することを拒絶した人々」が増えるに至ったのだろう
進化スピードに合わせる「義務」が厳格化し、それについていけない人々が増加した
単純に進化を欲しなくなった
その他その他……
近年の「KY」に代表されるような
「空気を読む時代」は、我々のような存在をふやす一員になっているのは間違いない
以前は「違う空気には触れない」のが「空気を読む」であったのに対し
近年は「すべて同じく空気にしよう」という同化政策が「空気を読む」という現象になっている
何故か「個々を潰す空気」を生み出してしまったわけだが
果たして10年後の「空気」はどのようになっているのだろうか
また、僕ら「進化を拒絶した人々」は
どーなってしまうのだろうか
次回へは続かない
☆★☆★ 日本李登輝友の会メールマガジン「日台共栄」 ☆★☆★
<<INDEX>>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ [Vol.1094]
1>> 日本李登輝友の会などが「NHKに対する質問と公開討論会の要請」を送達
2>> 蔡焜燦氏が代表の「台湾歌壇」が「NHKの偏向番組に対して抗議し訂正を要求」
3>> NHK番組の傷跡 [産経新聞台北支局長 山本 勲]
4>> NHKから友愛グループへ誠意のカケラもない「回答」
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■ 放送法改正で受信契約を自由契約にしよう!!【第1期:5月25日~7月31日】
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1>> 日本李登輝友の会などが「NHKに対する質問と公開討論会の要請」を送達
4月5日にNHKが放送した「NHKスペシャル シリーズ JAPANデビュー・第1回
『アジアの一等国』」の内容や取材・制作に関し、一昨日の7月24日、本会の小田村四郎
会長は水島総・「NHK『JAPANデビュー』」を考える国民の会代表、松浦芳子・草
莽全国地方議員の会代表、永山英樹・台湾研究フォーラム会長との連名で、福地茂雄・N
HK会長宛に「NHKに対する質問と公開討論会の要請」を送達した。
質問と公開討論会の要請に至る抗議や非難の経緯が詳細に記され、6点について質問し
ている。ところが、1点1点の質問はなぜその質問に至っているかの前提を述べた上で、
「そこで問う」として、鋭利な小刀でえぐりとるような質問内容となっている。
質問はいずれも「ヤラセ取材」「捏造」という疑義に関するもので、あの番組の取材・
制作の実態を白日の下にさらすためには必ずや発せられなければならない重要な質問ばか
りであり、現地取材を重ねてきた日本文化チャンネル桜の協力なくしてはできなかった質
問内容だ。
それ故に、NHKは公開討論に応ずるべきだとする論理的かつ説得力にあふれる要請に
対し、果たしてNHKはなんと答えてくるのか楽しみである。また、質問への答え方によ
っては裁判に影響するだけに、NHKも「回答」にはかなり苦慮するだろう。
ここに「NHKに対する質問と公開討論会の要請」の全文をご紹介したい。 (編集部)
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貴日本放送協会(以下、NHK)が去る4月5日に放送した「NHKスペシャル シリー
ズ JAPANデビュー 第一回 アジアの“一等国”」に対し、放送直後から日本国内
はもとより取材先の台湾においても様々な批判が巻き起こり、NHKにもこれまでにない
ほど多数の抗議が寄せられていることはNHK自身が認めているところである。NHK内
においても経営委員会において、当該番組の放送法違反が問われる事態となっている。放
送後3ヵ月以上経つというのに、内外の抗議の声は高まるばかりである。
台湾においても、抗議と訂正を求める声が巻き起こり、「美しく正しい日本語を台湾に
残そう」という趣旨で活動している友愛グループの有志80名の連名により、6月20日付で
「NHKへの抗議と訂正を要望」が提出された。この中には番組出演者である藍昭光氏も
含まれている。また、当該番組出演者であるパイワン族の方々からも、誇り高いパイワン
族の名誉を深く傷つける内容だったとして6月21日付の文書が送付されている。さらに、
やはり当該番組出演者の柯徳三氏など6名からも「NHK番組『JAPAN・デビュー』
に対する抗議と訂正を求める文書」が提出されている。つまり、ほとんどの台湾人出演者
が、抗議や訂正を求めているのである。
6月25日には、日本裁判史上初となる8389人もの原告がNHKに対して損害賠償請求や
慰謝料などを求めて東京地裁に提訴した。原告数は今も増え続け、7月23日には9700人を
突破し、間もなく1万人に達しようとしている。
7月8日には千葉県議会が「公共放送たるNHKのこうした姿勢は、公正・公平・中立の
観点から放送法違反の疑いも濃厚であり、到底容認できるものではない」として、内閣総
理大臣と総務大臣宛の「日本放送協会(NHK)の偏向報道に関する調査と行政指導を求
める意見書」を可決している。また、台湾において日本の伝統的な短歌を詠み続けている
台湾歌壇の有志60名からも、7月15日付で「NHKの偏向番組に対して抗議し訂正を要求」
という書面が提出された。
さて、そこでこれらの抗議や訂正を求める声を踏まえ、ここに抗議の意を込めて当該番
組などに対する疑問を質問という形で問いたい。
1、NHKは、ホームページ6月17日公表の「説明」で「柯徳三さんや蒋松輝さんから抗
議を受けているということはありません」と記していた。だが、その後、番組出演者で
ある柯徳三氏らから「NHK番組『JAPAN・デビュー』に対する抗議と訂正を求め
る文書」が届けられている。また、同じく出演者であるパイワン族の方々からの抗議の
意を込めた「質問状」も届けられている。2つとも7月22日ホームページ更新のはるか前
に届いていた。ところが、7月22日公表の「説明・追加」では「『台湾・友愛グループ』
など台湾の方たちから、抗議の文書を受け取りました」と記すのみで、番組出演者から
抗議文を受けていることを明らかにしていない。そこで問う。
*柯徳三氏らから上記文書を受け取っているのか。
*受け取ったのはいつか。
*ほとんどの台湾人出演者から、抗議と訂正の声が上がっている。この取材や放送は、
台湾人出演者に対する「人権侵害」行為と考えるが、NHKはどう考えるか。
*台湾人、パイワン人に対する「人権侵害行為」をどう処理するつもりか。
*パイワン族の方々から上記文書を受け取ったのか。
*受け取ったのはいつか。
*なぜ番組出演者から、怒りの声や抗議文、訂正を求める文書を受け取っていることを
公表しないのか。
*事実関係が違い、名誉と誇りを傷つけられたとするパイワン族出演者の声に対して、
*パイワン族出演者の「人権侵害」を起こした番組放送を謝罪し訂正するつもりはない
か。
*7月22日公表の「説明・追加」では「パイワン族の人たち自身が当時どう受け止め、
感じたかということは、『人間動物園』の事実を左右するものではありません。こう
したことは台湾の方々にとっても心地よいことでないことはもちろんですが、番組は
当時の状況の中でおきた事実としてあくまでも客観的に伝えたものです」と記してい
る。この説明で、「パイワン族の人たち自身が当時どう受け止め、感じたかというこ
とは、『人間動物園』の事実を左右するものではありません」と述べているのは、N
HKスタッフがパイワン族の人たち自身の独自の世界観、伝統文化によって「感じ方」
や物事の判断をする「民族自決」を認めず、または尊重しようとしない態度であり、
パイワン族の出演者のみならず、パイワン族全体の「名誉と誇り」を著しく傷つけ、
それを尊重しない「差別」または「差別意識」からきている人権侵害の最たる物言い
と考えるがいかがか。
*この「差別」「人権侵害」の事実を認め、訂正謝罪するつもりはないか。
2、また6月17日に「抗議を受けているということはありません」と公表しながら、6月下
旬に「ジャパンプロジェクト」の濱崎憲一ディレクターと田辺雅泰チーフ・プロデュー
サーは台湾を訪れ、柯徳三氏ら番組出演者に対して陳謝し、抗議文の撤回を求める「隠
蔽工作」とも言える行為を為したという。その際、濱崎ディレクターは、自分の子供が
「あれが濱崎の子供だ」等と言われて、身辺保護の必要から、警察に保護願いを出して
いるとも言ったという。そこで問う。
*彼らが訪台したのはいつからいつまでか。
*濱崎・田辺両氏以外に同行者はいたのか。
*柯徳三氏らと会ったことは事実か。
*柯徳三氏以外に会ったのは誰か。
*柯徳三氏らに陳謝したのは事実か。
*陳謝したとしたら、何について陳謝したのか。
*柯徳三氏以外に抗議文の撤回を求めた人物はいるのか。
3、さらに、濱崎・田辺両氏が帰国した後で、屏東県の高士村に番組出演者などを訪問し
たNHK台湾支局員と名乗る人物が、パイワン族の方々が提出した「質問状」について、
自分がNHKに届けると申し出たという。幸いにも「質問状」は提出した後だったので、
その手に渡ることはなかったという。そこで問う。
*NHK台湾支局員と名乗る人物が高士村を訪問したのは事実か。
*いつ訪問したのか。
*パイワン族の誰と会ったのか。
4、当該番組では、パイワン族の方々が登場する場面で、「展示された青年の息子、許進
貴さん」というナレーションとともに許進貴氏が写され、次に画面は右に移動し、女性
の声による「悲しい」という日本語とともに、「そして娘の高許月さんです」というナ
レーションが流れる。そして、高許月妹さんがパイワン語で話す場面は字幕で「悲しい
ね。この出来事の重さ語りきれない」と映し出される。次に、画面は高許月妹さんを写
したままで、男性の声による日本語で「悲しいね、語りきれないそうだ。悲しい、この
重さね、話しきれないそうだ」との声が流れる。放送を見ていた視聴者は、先に息子の
許進貴氏が写されたので、この男性の声は当然許進貴氏の声だと思って聞いていた。他
に男性の映像はなかったからだ。ところが、7月22日公表された「説明・追加」による
と、これは通訳の声であり、「許進貴さん、高許月さんの親戚にあたります」と説明し
ている。しかし、番組ではこの声が通訳の声であるとの説明は一切ない。通訳を務めた
と説明する方の名前も「資料提供」などの中にもない。そこで問う。
*この通訳とは誰か。
*通訳の方の名前を、なぜ「通訳」または「協力」または資料提供やコーディネーター
等の名称で、番組終了時のスタッフタイトルで紹介しなかったのか。
*撮影はどこで行われたのか。許進貴さん、高許月妹さんの家で行われたのか。それと
も「通訳」の家で行われたのか。「通訳」としたら、なぜ「通訳」の家で行われたの
か。
*通訳という役目ならギャラが支払われたはずだが、支払われたのか。
*通訳のギャラは、パイワン人ということで「差別的」で不当に安いギャラではなかっ
たのか。
*「協力者」扱いの物によるプレゼントなどで、通訳としてのギャラを誤魔化すことは、
パイワン族に対する差別の典型例となるが、物のプレゼントだけで誤魔化さなかった
か。
*1日の通訳ギャラはいくらで、何日間分支払われたのか。
*通訳の名前をタイトルに入れなかったのは、パイワン人差別と考えられても仕方ない
が、どのように考えるか。
5、当該番組では、パイワン族兄妹の妹の姓名を「高許月」と説明し、7月22日公表された
「説明・追加」でも「高許月」としている。しかし、先に届けられたパイワン族の方々
からの「質問状」では明らかに「高許月妹」と記している。日本文化チャンネル桜の取
材でも「高許月妹」であることを確認している。そこで問う。
*パイワン族兄妹の妹の姓名は「高許月」で間違いないのか。「高許月妹」ではないの
か。
*なぜ「高許月」と表示したのか。もしこの姓名の表示が間違っていたとしたら放送で、
どのように謝罪・訂正を行うのか。
*パイワン族高士村への取材は何日間だったのか。
*このような出演者の名前すら間違い、通訳の名前もタイトルに入れない、このような
パイワン族に対する「人権侵害」ともいえる安易な取材と制作は、パイワン族をNH
Kこそ「人間動物園」とみるがごとき、無意識の「差別意識」からきていると考えら
れる。その点を訂正謝罪するつもりはないか。
*パイワン族出演者とパイワン族全体の誇りと名誉を傷つけたことはパイワン人出演者
からの文書でも明らかであり、このパイワン人の心を傷つけた「人権侵害」を謝罪す
るつもりはないのか。
6、最近になって、「NHK中国総局の男性職員が買春を行って北京の公安当局に拘束さ
れたが、もみ消し工作を行って密かに帰国させたようだ」というNHK内部からの告発
があったという。これについて「事実関係を問いただしたい」と放送した日本文化チャ
ンネル桜の水島総代表取締役にはNHKの米本信・広報局長名で、「全くの事実無根」
として抗議と謝罪・訂正を求める7月22日付の文書が届いている。当方には複数の同様
の内部告発がされている。起こった事件の月日も、当事者の名前も特定されている。そ
こで改めて問う。
*NHKは改めてこの「買春問題」を再調査してみるつもりはないか。
*日本文化チャンネル桜の番組では、内部告発の内容を説明し、こんなことがあるなら
由々しきことだと述べ、公開質問状でNHKに問いただすと述べている。日本文化チ
ャンネル桜に謝罪と訂正を行うつもりはないか。
以上、この質問に対する回答期限は7月31日までとする。
なお、先にNHKは、日本李登輝友の会からの公開討論会の要請に対して「番組内容が
偏向していたり、事実関係に間違いがあるとは考えて」いないので「公開討論会」の要請
には応じない旨を回答している。
だが、1万人近い原告団のNHKに対する集団訴訟やこれほど多くの抗議や疑問に対し
て、公共放送としてホームページなどで一方的に説明するだけではもはや済まなくなって
いる。まして台湾の出演者の抗議や訂正要求にも誠実に答えず、パイワン族の「名誉と誇
そこで、ここに公開の場において当該番組を検証する討論会の開催を要請する。この要
請に対する回答期限は7月31日までとする。
「NHK『JAPANデビュー』」を考える国民の会代表 水島 総
草莽全国地方議員の会代表 松浦 芳子
【連絡先】日本李登輝友の会
〒113-0033 東京都文京区本郷2-36-9 西ビル2A
TEL:03-3868-2111 FAX:03-3868-2101
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2>> 蔡焜燦氏が代表の「台湾歌壇」が「NHKの偏向番組に対して抗議し訂正を要求」
11首の短歌を添えて提出
司馬遼太郎が「老台北」と名付けた蔡焜燦(さい・こんさん)氏が代表を務める「台湾
歌壇」が、7月15日付で60名の連盟による「NHKの偏向番組に対して抗議し訂正を要求」
をNHKに提出した。
これは、柯徳三氏や藍昭光氏といった番組出演者が「NHK番組『JAPAN・デビュ
ー』に対する抗議と訂正を求める文書」を出し、また「美しく正しい日本語を台湾に残そ
う」という趣旨で活動している友愛グループが有志80名の連名により6月20日付で「NH
Kへの抗議と訂正を要望」を提出、さらに6月21日にはパイワン族の方々が出された「質
問状」に続く台湾からの抗議文だ。
短歌の会にふさわしく「NHKへの抗議書に添えて」として、11首の歌が添付されて
いる。それも併せてご紹介したい。
この「NHKの偏向番組に対して抗議し訂正を要求」は台湾に支局を置く各メディアに
も送付され、その中で産経新聞が7月24日付の「台湾有情」で取り上げているので、それ
も別掲でご紹介したい。
NHKは、日本李登輝友の会への回答で「植民地時代の差別、戦争の深い傷が残されて
いるという事実を伝えることが、日本と台湾のさらに強くて深い関係を築いていくことに
資する」と答えていたが、「資する」どころか、まったく逆に「害する」と受け止めた人
々の方が圧倒的に多いこの現実をよくよく見定めるべきだ。あのような内容で日台関係に
「資する」とする思い込み、否、思い上がりが反発を招いていることも知るべきだ。
なお、台湾には友愛グループや台湾歌壇以外にも、集まれば日本語で話し、日本と交流
している日本語世代のグループがまだまだあり、そのようなグループにもNHKに抗議す
る動きが出ているという。 (編集部)
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私どもは日本領台時代に日本国民として生れ、日本人としての教育を受けた所謂日本語
世代がメンバーの中心となり、日本の伝統的な短歌を40年以上詠み続けている「台湾歌壇」
の有志です。美しい日本語とその心に魅せられて、命ある限り短歌を詠み続けてゆこうと、
貴社が去る4月5日に放送した「JAPANデビュ一・アジアの一等国」は放映と同時に日
本のみならず台湾の多くの人々から批判の声が上がっています。
その編集に偏向、歪曲、捏造があったとしてインタビューを受けた人々からさえ、批判
の声が上がっているにもかかわらず、あくまで「番組には問題はなかった」として、多く
の方々の疑問や批判に公開説明または訂正される様子は見られません。しかし、あの番組
例えば「日台戦争」にしても「人間動物園」にしても、インターネットで検索しても回
答が出ない、または「定説ではない」言葉を、日本の公共放送であるNHKが堂々と使用
するその意図はどこにあるのでしょうか?
歴史を振り返り、未来に生かしたいなら、なぜマイナス面のみを誇張し、インタビュー
を受けた人々の言葉を、編集の都合の良いところだけ繋ぎ合わすのでしょうか。その真意
を解し兼ねます。インタビューを受けた方々を困惑させ傷つけ、悲しませ、また高士村の
善良なパイワン族にいたっては、お年寄りの言った意味とは全く異なる「人間動物園』に
結びつけるなどは、ひどい捏造ではありませんか。貴社のそういった編集態度を私どもは
見逃すことが出来ません。またこれを見た台湾を知らない日本の人々が、台湾を誤解して
しまうことを深く憂うる者であります。
私ども日本語世代の台湾人は、知日、親日、愛日、懐日(日本を懐かしむ)はあっても、
「反日」はいません。そういった日本語世代の人々の感情を傷つけた「JAPANデビュー・
アジアの一等国』の番組に対して、私ども有志一同はこの番組の偏向、歪曲、捏造の編集
態度に抗議し訂正を要
えっと、「ずっと自分の事をネトウヨだと思っていた」⇒http://anond.hatelabo.jp/20090530222111を書いた増田です。
初めての投稿なので、毎日ドキドキしながら見てました。
数日経って、もう新規さんはあまり来ないと思ったので、一応今回の記事の意図と、皆さんへのレスを少しだけ書こうと思います。
今回の記事について、この最後の文章は完全な釣りですが、それ以外は本当の事です。
実際に自分の事を「ネット右翼」だと思ってた時期も大して長くなかったですが・・・
実は、今回の記事の意図がこれです。
見抜かれていたのかは不明ですが、同じような指摘がブクマコメントに多かったです。
ネトウヨを自称するって変だと思う。
人の考えなどそう簡単に分類できないものだと思うんだが、特定のページを見ていると、そういう考え方自体を拒否する人もいると考えないと説明がつかない変な文章がいっぱい
はい、皆さんがおっしゃる通りネトウヨという言葉の定義なんてどうでもいいんです。
むしろ無理やり定義づけすること自体がおかしいという事を言いたかったのです。
でも、2ch等を見るとなんでもかんでも善悪二元論的な考えに当てはめる人が多すぎて嫌になります。
「愛国なら自民党、売国なら民主党」「韓国朝鮮に侵略されたくなければ自民党、侵略されたければ民主党」「自分の考えを持っている奴は自民党、マスコミ鵜呑みは民主党」といった感じです。
マスコミにしたって官僚にしたって公務員にしたって、中は十人十色でどの党の味方という訳でもないのにどちらかの陣営に属させようとする人が多過ぎる。
そこで、自分の事を例に出してみることにしました。
=====
ひねてるな。ネトウヨというくくりが無意味と分かっているのに、わざわざ持ち出してきて、何がしたいの?匿名なんだし主張があるならまっすぐ言えば。
すいません、誤解されるくらいなら最初から言いたい事を言えばよかったです(汗
よく見かけるのが、「マスコミは麻生叩きばかり、民主党朝鮮人の味方」という文章です。
「マスコミ各社は民主党に政権を取ってもらいたいように見える」のは私も同意ですが、だからといって「マスコミは民主党陣営」と単純には繋げられません。
別に彼等は自分達の利益の為に民主党を応援してたに過ぎません。
二大政党制が現実のものとなりつつ今、「どちらの政党を勝たせるか」というカードはマスコミの手に握られる事になります。国民次第だけどw
今の状況では自民党が勝っても「勝った」で終わりですが、民主党が勝った場合に「俺達が勝たせた」という事実を作る事が出来ます。
それにより、「俺達の有利になる法律を通せよ、なんだったら次は自民党についてもいいんだZE!!」とか「うちの社員を公認候補にしろ」とかいう干渉も可能になるというわけです。(あくまでも例えです)
勿論敗れた自民党にも干渉可能です。
マスコミ各社が何処まで考えているかまでは不明ですが、「この行動は彼等にとってどういう利益になるのだろう?」という視点で見た場合の一つの考えです。
どうも「マスコミは民主党の味方」で思考停止している人が多い気がします。
そこで常に「なんで?」「どうして?」という疑問は常に必要であると思います。
わざわざ書くまでもないと思って省略したのですが、色々と突っ込まれてしまいました。
そういうのは小沢支持のブログとかを読めば納得するかなと思ったのですが、簡単に私自身の小沢一郎支持理由を書きます。
まず、小沢一郎の魅力は政策ではないと思っています。
恐らく、小沢自信も「自分個人の意見なんて政治の荒波の中では大した意味を持たない」程度に考えているのではないでしょうか?
で、それがなんで自民党離党という事に繋がるのか?という事が重要です。
「仮に小沢一郎があのまま自民党に残り総理大臣になったとしても、官僚改革はできなかったであろう」というのが答えです。
理由は簡単、長く与党に居過ぎた自民党では、官僚改革を行おうとしても自分の身を切るような事になってしまい結局は何もできない。
これが小沢一郎の改革だと思っています。
これに何の意味があるのか?という事です。
ですが、この「権力が移動するだけ」というのが非常に重要です。
てか、今までこれが殆どありませんでしたから。
これまで磐石の地位だったものが選挙によって変わる可能性を作る事によって、国民の監視下に置かれます。
官僚が国民の監視下に置かれれば、これまでの省益優先から国益優先にシフトせざるをえなくなるのではないでしょうか?
まぁ、これは政党にも同じことが言えるのですけどね。
小沢にとって民主党は「二大政党制を日本に敷く為の道具」なのでしょう。
「政策なんてそんな飾りみたいなものは後回しでいいから、二大政党制の実現が優先っしょ」な考えを小沢は包み隠しもしていません。
だからこそ「政策よりも政局優先」と叩かれるのでしょう。
ですが、小沢一郎個人の思想も一目置かれるべきであるとは思います。
小沢が常に言っている「今の日米の関係は同盟ではない、日本はアメリカと対等になるべきだ」というのは保守タカ派にとっては良い事だのに・・・・
これを非現実的と切り捨てるのは簡単です。
つまり、非現実的と思っている人は「日本ごときにそんな力はねーよwwww」って考えているのではないかと疑ってしまいます。
勿論危険要素はあります。
過去にこれを言って実行に移して失敗した外務大臣の名前を我々は良く知っているはずです。
まぁ、松岡洋右さんの事なんですけどね・・・
ネットで政治の話を出すと必ずと言っていいほど出てくるコピペです。
しかも本人が本当に言っているからタチが悪いw
これって言い換えれば「日本列島は日本人だけのものじゃないし、アメリカだってアメリカ人だけのものじゃないし、中国だって中国人だけのものじゃない」なのですが、すぐに「日本を中国に売り渡すのか?」という反応になるのは悲しい事です。
とはいえ、私はこの発言は危険だと思います。
単なるグローバリスト的な発言と言えばそれまでですが、「グローバルな考えこそが絶対に正しい」という前提で話しているからです。
これって意見の封じ込めじゃないのでしょうか?
意見の封じ込め⇒損得勘定なしで政策実行 を孕んでいるとも思えます。
というわけで、私は鳩山由紀夫代表は支持しません。
まぁ、小沢シンパですし、あまり個人の思想や人柄で投票先を決めたりはしません。
まぁ、私にとってはそれが投票先を決める最重要事項でないだけの話です。
増田にゃんねるβに嬉しいコメントを発見しました⇒http://masuda.livedoor.biz/archives/51258267.html
これはある程度計算された「工作」じゃないだろうか?
・念の為、民主党に関する噂が本当の事なのかを確認する為に一次ソースを調べてみたが、案の定デマばかりだった。
(ここが嘘。デマだと証明する具体性が全く無い。この嘘を宣伝するのが本件の最大の目的)
ここまで細かく分析して工作員扱いしてくださるなんて!!
てか、マジで本当の事を書いただけなんで、疑われるくらいに典型的ネトウヨ思想なのかもしれません(汗
ちなみに「デマ」ですが、「民主党が政権取ると日本崩壊」についての根拠が乏しい・・・だけの話です。
「そんな事は絶対にないよ~」という事を証明できた、というのとは意味が違います。
南京大虐殺だってそう、「南京大虐殺を実際に行ったかの根拠は乏しい」と言う事は出来るかもしれないけど、「南京大虐殺はでっちあげだ」という事を言ってもそれを証明するのは不可能ではないでしょうか?
一応最初から種明しはするつもりでした。
これを機に匿名ではなく、自身のブログの方へ誘導しようかなとも思いましたが、よくよく考えてみると自分のブログは政治的な話も軍オタな話も皆無でしてwwww
あっちは徴兵制あるからな。大学に行くとかしないと2年だか2年半だかの兵役を課せられる。こないだのWBCでも、優勝すれば兵役免除とかいうボーナスが韓国チームにはあったらしい。
留学するくらいだからその人はおそらく兵役に就いていないのかも知れないが、しかし徴兵のプレッシャーという価値観を共有していない人を同胞とは認めたくないんだろう。この国は俺たちが守っているんだ、という意識は、日本人(君のような実質的な日本人も含めて)にはなかなか理解出来ないんじゃないかな。
かといって、初めて会う人に「韓国人ですが日本生まれで日本育ちで日本語しか」って長いじゃん。それトゥーマッチインフォメーションじゃん。
それに対して貴方が出来る事はいくつかあるが、最も手っ取り早いのは日本に帰化してしまう事だろうな。
イギリスの例を持ち出しているけど、日本にイギリスのような国になって欲しいというのであれば、それでもやっぱり帰化して選挙権を行使して、そういう風にこの国を変えていくしかない。その国の国籍を持っていない人間が、その国を自分たちにとって住みよい国に作り替えようというのはぶっちゃけ無理。
北朝鮮はそういう方針だからな。「いずれ祖国に戻るのに国籍を変える必要がどこにある?」という理屈。なので日本の参政権については「日帝の同化政策には徹底的に抵抗せよ!」みたいな事になる。貴方の母上の感情の根っこを辿っていくと、そういう国家レベルの方針の是非に行き着く。
出国する時のパスポートはどっちの国のを取得してる?
日本のパスポートには「日本国民である本パスポートの所持人を通路故障なく旅行させ、同人に必要な保護扶助を与えられるよう、関係の諸官に要請する。」と書いてある。韓国のも多分似たような事が書いてあるはず。「どの国があなたの保護を要請しているのか?」で決まるんじゃないかな。
そんな軽いノリで問題を先送りにしていいのかって思わなくもない。
貴方よりも古い世代が先送りにした結果が、母上の帰化に対する感情やそれに対する貴方の葛藤なんだよね。どうする?このまま次の世代に持ち越す?
彼女は推定40歳弱のアボリジニー女性。明日、生まれて以来一度もあったことのない姉に会うのに、とても緊張している、と言う。
私は、家庭の事情か、とちょっと思ったけれど(馬鹿な私)、よく聞いてみると、まだ一度もあっていない弟もいて、母親とは、3年ほど前、生まれて初めて会えた。という。
ヨーロッパ政府の先住民政策のことを少しでも知っている人ならすぐにわかると思うが、そう、これは、イギリス政府 (後にはオーストラリア政府)の先住民同化政策のひとつで、アボリジニー女性から生まれた赤ちゃんを出産後 母乳をやるのも許さず、すぐ取り上げ、ハクジン夫婦のもとで育てさせる。というもの。こうすることにより、アボリジニーのこども達は、親から文化を継承せず、イギリス人化する と考えたのだ。
私は知識としては知っていたけれど、まさか、こんな若い人がまだ、その政策の当事者として存在していることが、驚きだった。
私の勉強不足のせい、なのですが、ただ、この事実を豪州政府は公にはしない。
事実をしるためには、アボリジニーから聞いた話をドキュメンタリーにした本やビデオしかないのだ。
彼女曰く、この政策は、1980年まで続いた。だから今26歳以上のアボリジニ〓は、みんな親を知らないで育った。「そんな最近まで!!」私には衝撃だった。
自分のこどもが、政府によって取り上げられ、2度と会えないのだ。親は子供の写真を見ることも、消息を知らされることも この制度が廃止されるまではなかったという。
たとえ、海外に行っても、死亡しても、知らされなかったのだ、と言う。
これだけでも、悲しいのに、彼女の話は終らない。
この制度は、ただアボリジニーを先祖から引き離し、イギリス人文化に馴染ませるためだけのものではなく、アボリジニーを抹殺するかわりに、彼らの肌を白くする政策でもあったのだ。
アボリジニーをひきとる親のほとんどは、女児を好む。
女児なら大きくなれば強姦し放題だからだ。そして妊娠させる。そしてその赤ちゃんの肌は母親より少し白くなる。だから、政府はそれをよしとしたのだ。
強姦したいハクジンの父親は、早ければ8歳くらいには、強姦すると言う。
彼女の周りでも、たくさんのアボリジニー女性がまだ幼い頃に強姦され、12、13歳で妊娠した人がいっぱいいたはずだ、と言う。もちろん 強姦された挙句生んだ赤ちゃんは、すぐ政府によって取り上げられるのだ。そしてその子も女児なら、運が良くなければ、強姦される運命だ。
男児はどうなるのか。地方や役人によっては、男児は、何の役にも立たないので、(アボリジニー女性は、ハクジン男性の性の遊びの役に立つが、アボリジニー男性がハクジン女性とセックスするのは、許されないし、アボリジニー女性と性交渉をすると、二人の赤ちゃんの肌の色は白くならない) 不必要として、生まれた直後 近くの壁にたたきつけて殺したのだ と言う。
私には、言葉も出なかった。
彼女は自分を育ててくれたハクジン両親はいい人で、とても幸運だったという。
統計などなくてわからないけれど、幸運なアボリジニーは少ない と言った。
彼女は自分の父親が誰だか知らないという。あるとき、病気で医者に行った時、医者から、両親にその病気をしたことがあるか、聞いていらっしゃい、それが予防に役立つと言われ、母親に父親の所在を聞いた。母親が インド人の男性だ、と教えてもらい、会いに行く直前、母親から止められて、何事かと思ったら、よく考えたら違うと言う。笑いながら、インド人だったら、あなたの肌はこんなに白くないわよね、と娘の肌をさすりながら言った と言う。で、父親は、アイルランド人、ハクジンだと言って、でも死んだのだ、と。
彼女は 父親に会うのはあきらめた、と言った。母親が話したがらないから。と。
考えてみればこのお母さんも 親から引き離されて、ハクジンの親の元、苦労して育ったわけだから、何があったかは、想像にかたくない。
彼女は、自分の肌をさすりながら、豪州政府はこの肌でもまだ白さが足りない、と言うわ。といった。肌の白さ、をこれほどまでに気にしながら生きていかなければならのは、信じられないほど理不尽だと思った。
彼女は言う。過去も悲しいけれど、今も悲しい。なぜかと言うと、時折話す、オーストラリア人(ハクジンだと思うけれど)は、総じてこの話を信じないと言う。政府がそんなことするはずない、と。彼女は、じゃあ、なぜ多くのアボリジニーがこんな都市に住んでいるの?各地にあった、トライブにいないの?なぜアボリジニーの言葉が話せないの?と聞くのだそう。
私には、ハクジンオーストラリア人が政府の行ったこの蛮行をしらないのはありえるとして、その本人からこういうことをされた、と言われて、政府がするわけない、と否定するその気持ちがよくわからない。
それほどまでに、政府を信じきっている気持ちが。いや、政府というか、ハクジンがそんな残酷なことをするわけない、とおもっているのかもしれない。
イギリス政府が行った数々の蛮行、植民地支配も何もかも習わず、海賊も彼らの誇り、アメリカ大陸の”発見”と勉強するし、あの土地の近代化をひたすら美化し、第一次大戦も、その後のすべての戦争も (ベトナム戦争、湾岸、今の戦争も)ひたすら、正義の戦いとして教わってきているからね。彼らは。ベトナムは、やるべきでなかった、とはいうけれど、政府には、ちょっと批判的でも、自国の兵士への同情だけ(ベトナムへはなし、)。
反省の”は”の字もない。
ここまで、国際社会の中で(おそらく、対非ハクジン国、民族にかぎって)イギリス系の自分達が間違っているわけない、という、強い信仰があるのだろうな。
一般の日本人が、沖縄の人から、占領された後、こういうひどいことを日本政府から、組織的にされた、と言われたら、頭から否定するかな。特に、強姦とか、殺人とか、そういうものは、抑圧につきものだし、あるかも、と思うのが、普通だと考えてしまう。
まあ、それはともかく、私はこの話をきいて、この国にいまでもひたすら起こりつづけている、先住民女児への、先住民男性からの強姦、性暴力事件の深層が、こういうところにあるのではないかと感じました。(下の方に投稿してあります。)
また、アボリジニー女性が強姦された事件で、容疑者がハクジン男性、アボリジニー男性にかかわらず、裁判員に女性が複数いても(ハクジンのみ裁判員)、裁判で有罪にならず、釈放されてくる事実を見て、アボリジニー女性らが、「私達が強姦されても、とにかく、ハクジン達は、彼らが女性であるか、男性であるかにかかわらず、同情はけっしてされない。どういうわけか、私達は、強姦されてもいい生き物と思われている」、と言った言葉の裏の意味が、今少し理解できる。
さらに、大学時代、クラスで見た(女性学の授業、フェミニスト系の女性教授の中には、アボリジニーのことを理解しようとする人はいる)まだ、上陸したばかりのイギリス軍がアボリジニ〓を虐殺する物語のビデオですが、クライマックスは、偶然に森に入っていた9歳くらいの少女は殺されるのをまぬがれ、じっと木の陰から、自分の親、兄弟、姉妹を含む、部族全員がイギリス軍の手によって銃殺されるのを目撃する というような話だったのですが、悲しすぎて、涙がとまらなかった。明かりがついて、60人くらいの生徒の誰ひとり(私以外全員ハクジン女性(一応見た目ですが)、涙ひとつ、うるうるした様子ひとつないのには、映画の内容以上に驚いたことを覚えています。が今、その理由がわかります。
ついでに書きますが、こちらでは、もちろん、ハクジンが全員ひどいのではありません。何とかしようとするハクジンだっているのです。
今では、アボリジニーの赤ちゃんが母親から強制的に奪われることはなくなりましたが、アボリジニー家庭はすさみ、アルコール中毒やら暴力やらで、親としてきちんと子育てできない家庭が多く、中には、ハクジン夫婦が 好意で親が落ち着くまで預かる制度があります。(これは、ある程度管理されていて、強姦などはできないようですが)
そのハクジンの親で、それは 自分の子供のように一生懸命面倒見る人もいるわけです。
その中で、学校にきちんと行かせ、宿題をさせ、ドラッグをすわないように ある意味愛情こめてしつけている親がいました。政府はその親に対し、こういう”質のいい”子育てをするのは、契約違反だから、すぐ止めないと、告訴する、というのです。
腹を立てた親が、テレビ局に話して公になったわけです。
政府いわく、先住民のこどもはいずれ、ドラッグを吸い、しつけもろくにできない親元に返るのだから、かけ離れたことをするのは だめ。ということです。
ハクジン親は、親がたとえ吸っても、あなたは自分の身体のため、やめなさい。と教えて何が悪い、また、勉強に興味を持ち、学校に行く習慣ができれば、その子の将来の利益になる、と主張しました。
また、別の アボリジニーの子供をあずかった親からも こんな政府への不満がテレビ局にとどきました。
このこどもが自分のこどものように可愛く、将来は頑張って欲しいから、その子と別れる時、将来大学に行きたくなったら私に連絡しなさい。援助してあげる、と言ったそうです。それを知った政府にそんなことはするなと言われた、と。不公平だと。
あづかった親は、言う。政府は他の子に対し不公平だというが、本当の理由は違う。
彼らは、アボリジニーに、その地位を向上してほしくないのだ。
話をもとのもどすと、そのアボリジニー女性に、私は ここはあなたの土地よ。と言ってしまった。
むなしいだけなのに。
マオリの人に、私たちは、同じ先住民でもアボリジニーよりずっとましなんだ。といっていたことが胸にしみた。
どうなったら、彼らの幸せはやってくるのでしょうか。