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はてなキーワード: 合理性とは

2024-03-27

anond:20240326211907

真に合理性に基づいて考えるであれば、心理的影響まで合理性に含めて計算しろ

という流れは実際、21世紀の流れではある。

20世紀の学問領域は「ただし心理的影響はないものとする」という前提で合理性判断していたけど、それだと結果が違ってしまうのがもうバレてしまった。

 

学問領域の流れが、そういう感じで一般生活に流れてくるのは、普通だし、やるべきだと思う。

良いと思うよ。モチパ。

2024-03-26

anond:20240325123118

マカー仕事だろうが日常だろうが己の感覚最優先なんで合理性も何もないよ

2024-03-25

20代の頃、FXをして一日で16万円稼いだときのこと。

満員電車に乗ったとき周りの人間全員がゴミに見えたけど、まぁ完全に錯覚だったよね。

マジで社会を動かしてる人々の営みに感謝しか無い。ありがとうアオリとかじゃなく一人ひとりが社会を支えてることが大切だなって思ってる。

そして俺自身会社員を続けて、仕事を通して少しくらいは社会の役に立とうと思います

役に立ってるから会社首になってないだろうしな。

でもあの甘ったれ勘違いを経由しないと仕事の大切さとか、人を敬う気持ちは見つけられなかっただろうな。俺はアホだから

当時はブルシット・ジョブをさせられてて、すねていた部分もあった気がする。今なら当時の仕事存在意義をわかるのだろうか?

技術屋になりたかったのに半分政治的な意義の仕事に配属されてたからな。

政治クソでコスト不要他人お気持ちを調整するためだけに余分な作業をしていて非建設的で非倫理的だー、と信じていたので、牛のうんこをこねてるような虚無感がありました。

同じ虚無ならFXで稼いだほうがマシという考えだが、FXは勝てない……。今勝ってる人はまだ負けてないだけ……。

人の感情を調整して責任所在を調整する儀式もまた、人間社会には必要だったんだね。

年取るとわかるけど、愚直に合理性だけを追求して最短距離功利主義なことだけやれば良い。という考えだったから、そりゃそういう仕事をしてたら腐るよな。

なんなら、やっぱり今でも当時の仕事はしたくないしな。

したくない仕事一生懸命頑張ってる人ありがとう

それが一人でも誰かの役に立っているかもしれない。少なくとも迷惑や損害を与えてなければ胸を張ってよいのではないでしょうか。

Claude
この人、FXで少し稼いだくらいで周りの人を見下してたんだ。なんか上から目線というか、勘違いしてたっぽいよね。でも社会人として働き続けるうちに、自分仕事の意義にようやく気づいたみたいだけど。

結局、好きじゃない仕事を続けてるだけじゃん。最初の方で「役に立ってるから会社首になってないだろうしな」とか言ってるあたり、自分特別存在だと思い込んでるフシがあるし。

政治的仕事がクソだと思ってたらしいけど、今でもその仕事をしたくないって言ってるし、本当に仕事価値理解できてるのかな?甘ったれてたのは昔も今も変わらないのかもね。

最後の方で無理矢理、仕事を頑張る人への感謝気持ちを付け足してるけど、本音は違うんじゃないの?結局自分が楽な立場でいたいだけなんじゃないかな。

まぁ、皮肉めいた言い方をしてるつもりで、本当はそんなに深い意味はないのかもしれないけどね。ちょっと説教くさい文章だなーという印象だよ。

説教くらいいいじゃないかー😭

2024-03-24

anond:20240324080059

そもそも生物学上の能力差を無視して平等を唱えても無理難題であることを受け入れる事が出来ていないから空転してるんだよな

目が見えない者にも平等絵画を鑑賞させろ!って視覚の再建が確立できていない世の中では不可能であることは自明からそんな運動は起きていない

物理生理的に互いの欠点を補い合う相互扶助確立しなければいけないのに平等というおためごかしに躍起になっているのは滑稽でしかない

万年もかけて生物学合理性の上に確立した人類社会根底から覆そうとする男女平等運動

例えるなら会社Excelの数式を直入力でぶち壊す所業に等しいのだと気付いてほしい

Excelの数式を上書きするのではなく改修しなきゃいけないのに思考停止している

2024-03-23

ワイズ先生性交同意年齢引き上げ根拠非合理論制度趣旨メモ

ワイズ先生(@YS_GPCR)が、性交同意年齢の16歳以上引き上げについて合理的根拠がないと主張されている。

ttps://twitter.com/YS_GPCR/status/1770800526998819269

こういうふうに、説明つかないでしょ?

から14歳と成人が交際性交してはいけない」という倫理観合理的理由はないと、当方は主張しています

ttps://twitter.com/YS_GPCR/status/1771143471996551171

??

14歳性教育が足りないため、成人は14歳性交すべきではない、という理屈は、年齢差5歳以下なら犯罪とならないことと辻褄が合わない」

に対して

「同年代同士の性交は少ない」

ことがなぜ反論になるのかわからないし、

中絶率の高さがなんの関係があるのかわからない。

ttps://twitter.com/YS_GPCR/status/1771402538862150118

権力勾配」って、学校先生と生徒とか上司とかの関係を言っていると思うんですけど、権力を利用して手籠めにしたのか、同意のある関係なのかは、個別判断すればいいわけで、一律で禁止する合理性がない

ttps://twitter.com/YS_GPCR/status/1771404710995779643

これは「砂山の詭弁」の変形ですね。今回の性交同意年齢の議論は、グラデーションがありボーダーラインを便宜的に決めるしか無いもの一種です。だから14歳を主張する人に「13や15はいけないのか?」と詰問することはできる。

だけど、同じ論法は16や18を主張する人にも使えてしまう。意味がない。

個人的には性交同意年齢引き上げには合理性があると思うが、改めてその理由を問われると即答できない。そこで、政府答弁による公式制度趣旨を調べたので、メモとして共有しておこう。

第211回国会 法務委員会 第17号

 強制わいせつ罪強制性交等罪は、性的自由性的自己決定権保護法益としております性的行為に関する自由意思決定の前提となる能力そもそもない場合には、暴行等の意思決定に影響を及ぼすような状況がなかったとしても保護法益侵害されると考えられるところ、その能力がないと言える年齢として、現在十三歳未満、すなわちおおむね小学生の年齢層の者は行為性的意味認識する能力が一律に欠けるということから現行法では十三歳未満がいわゆる性交同意年齢とされていると考えられます

 もっとも、性的行為に関して有効自由意思決定をするための能力の中身といたしましては、行為性的意味認識する能力だけではなく、行為相手方との関係において、行為自分に及ぼす影響について自律的に考えて理解したり、その結果に基づいて相手方対処する能力必要であると考えられます

 そして、十三歳以上十六歳未満の者はおおむね中学生の年齢層でありまして、性的意味理解する能力が一律に欠けているというわけではないことから、一律に相手方や状況を問わず性的行為に関する自由意思決定の前提となる能力に欠けるとまでは言えない一方で、先ほど申し上げた後者能力は十分に備わっておらず、対等な関係の下でなければ性的行為について有効自由意思決定をする前提となる能力に欠けると考えられるところでございます

 そして、相手方が年長である場合には、一般に、その年齢差が大きくなるほど、両者の間の社会経験知識差異などによりまして、その年齢差自体から対等な関係にあるとは言えなくなると考えられるところ、この性交同意年齢の問題は、性的行為したこと自体直ちに性犯罪が成立するとするものとする規定でありますことから刑罰の謙抑性の観点から、双方の年齢が要件を満たすだけで例外なくおよそ対等な関係はあり得ず、有効自由意思決定をする前提となる能力に欠けると言えるものであるものとすることが必要であると考えられます

 本法律案におきましては、そのような観点から心理学的、精神医学見地も踏まえまして、いわゆる性交同意年齢を十六歳未満とした上で、十三歳以上十六歳未満の者に対する性的行為について処罰対象となる得る者を、その者が生まれた日より五年以上前の日に生まれた者としているところでございます

アウトラインで要約すると、以下となる(なお、「意味認識能力」などは便宜的な表現専門用語ではないことに留意。3/25一部修正)。

以上のように考えるとワイズ先生議論に対する違和感は、被影響認識能力関係対処能力当事者の年齢差に大きく左右されることを無視している点に根差すことに気付く。直観的に考えても、14歳と15歳のカップルと、14歳と25歳のカップルの違いは何かといえば、年長者と年少者間の年齢による社会経験の差と、その差が年少者側に与える影響の度合いである。

もっとも、改正刑法の年齢区分関係対処能力などの獲得と本当に対応していると証明できるかと問われれば、なお議論余地はある。しかし、その点は単なる科学的な問題にととまら価値判断問題でもあり、国会多数決で決めるという民主主義によって決する他あるまい。

追記(3/25さら追記):性交同意年齢引き上げは法としては十分に合理的

結論を書き忘れていた。

以上より、性交同意年齢を引き上げて性交を一律で禁止することに、少なくとも法が備えるべき合理性はあると自分は考える。もちろん、年齢区分妥当性について、生物学のように厳密に実証することはできず、この点につき異論はありうるだろう。しかし、理論的、経験根拠を有する制度趣旨政府から提示され、国会一定議論が交わされた上で多数決刑法改正をした以上、性交同意年齢引き上げは法としては十分な合理性を持つ。

ワイズ先生は年齢区分客観的妥当性について議論を続けそうな雰囲気だが、もともと法律というのは完全に客観的というわけではい。法は価値判断包含するものであり、最終的には選挙で選ばれた国会議員が多数決するという民主主義によって制定する他ない。逆に、価値判断ほとんど含まない問題については民主主義不要である。例えば、ある物理現象メカニズムは何かは、選挙で選ばれたわけでもない物理学者達が数理モデル化と実験を行い、その論文化と討議を通じて合意形成して決まる。ここには価値判断対立がなく、ほぼ客観的議論が決する。法律はそうではないので、多少の客観性の欠如は国会議員の多数決で補う他ない。

少なくとも、以下の「年長女性嫉妬」という下世話な動機法改正されたわけではないのは確かだ。

ttps://twitter.com/YS_GPCR/status/1771403509134758353

これはもともとの論点の「性交同意年齢を引き上げようとするのは結局年長女性嫉妬」という根拠の一つだけど、権力勾配のある性的関係を一律で禁止しようとするのは、望んで高権力相手を好きになる人の自由を踏みにじってるわけです。それを「グルーミングされただけ」などで押し切る強引さがおかし

追記2:ワイズ先生批判派への疑問

ttps://marshmallow-qa.com/messages/0ba4dc8f-aeef-493f-b199-88ebcde853fd?utm_medium=twitter&utm_source=answer

不同意的、強制的な関係を防ぐために、成人と未成年で"真実の愛"が成立する例が一部あったとしても潰す」とか

未成年には判断力、同意能力がないので、未成年同士の□□も違法」とかを認めないので辻褄合わなくなるんだと思う。

不同意的、強制的な関係を防ぐために、成人と未成年で"真実の愛"が成立する例が一部あったとしても潰す」とほぼ同旨の政府側答弁が、既になされている。

第211回国会 法務委員会 第17号

鎌田委員 

(中略)

 例えばなんですけれども、十五歳で高校入学しました、それで、シングルの成人の教員相思相愛、愛し合うんですね、気持ちで愛し合いました、そして、結果、性行為を交わしたとします。それで、高校卒業と同時に婚姻関係となるケースも考えられます。私が高校時代なんかは、同級生高校卒業したら結婚しちゃったというのは割とあったんですね。

 このケースなんですけれども、円満に、穏やかに結婚生活夫婦生活を行っていたとしても、今現在行っている、営んでいるそういう御家庭があったとしても、当時、お連れ合いのどちらかが、男女限りません、どちらかが十五歳当時でした、そのとき行為を交わしていましたということが判明すると、その片方のパートナーは、六月以上十年以下の、有罪拘禁刑罰則対象となりますね。

松下政府参考人

(中略)

 十五歳の高校生と二十三歳以上の大卒先生という前提で申しますと、その年齢差は五年以上年長という要件に該当いたしますので、結婚したとしても、それからその結婚生活円満だったとしても、その行った当時の年齢差ということで判断すべきことでございますので、改正後の刑法第百七十六条第三項又は百七十七条第三項の罪が成立し得るということになります

例えば無許可拳銃所持の内、美術的な鑑賞目的の事例が極少数存在するが、その他のほとんどの事例はそうではなく何らかの犯罪行為の準備が疑われるので一律に所持そのもの処罰する、というロジックは十分に合理的である。同様に、成人と未成年で"真実の愛"が成立する例は極少数存在するが、他のほとんどの例はそうではないので一律に処罰する、というロジックは理に適っているように見える。

なぜワイズ先生批判派は上記ロジックを援用しないのだろうか。また、ワイズ先生はこのロジックならば異論はないのか。何が論争の争点だったのか、よく分からなくなってしまった。

2024-03-21

anond:20240321042323

タワシに食いもんのカスとか溜め込んで不衛生な料理してそう

生地に使ったボウルの汚れなんて、しばらく水に浸けておけば手で落とせるだろ

なんでも調理中に片付けも同時進行でやらなきゃなんて強迫観念合理性に欠ける

2024-03-20

研究室博士進学希望者と適切にマッチングするにはどうすればよいか

背景

ある研究室博士課程入学希望者の受け入れに年齢制限をかけていることがX(旧Twitter)上で話題になっている。賛否両論あるが、ここではタイトルの通り「研究室博士進学希望者と適切にマッチングするにはどうすればよいか」について考察する。

第一章:業績に基づく資本主義化が進むアカデミア業界

PIになるためには他のPI候補者に勝る業績が必要である(注1)。業績とは、具体的には論文であり、論文の数と質が共に重要で、それらが多く、また高いほど競争で有利になる。

当然のことながら、論文を発表するには研究をする必要があり、研究をするには資源(ヒト・モノ・カネ・情報)が必要である。ひとたび論文を発表できれば、その論文を元本にさらなる研究費を調達でき、研究必要なヒト・モノを揃えることができる。また他の研究機関との共同研究を通じて情報を得、さらに質の高い研究を行いやすくもなる。すなわち過去の業績は複利的に作用し、今後の業績にも影響を与える。

これは資本主義挙動に似ており、業績を複利的に増やしたい場合投資期間を長くできた方が有利である。すなわち、若年のうちからアカデミア業界に身を置いて、早期に論文を発表できたほうがPIになるには有利である

第二章:年齢制限を設けることの合理性

年齢制限を設ける理由について、その研究室Webサイト上に詳しく記載されているが、まとめると以下4点に集約される。

1.過去経験で、高齢の志望者に本気でPIを目指そうとする気概が感じられなかったか

2.研究費の応募基準年齢制限があるから

3.若年の方がスキル獲得に有利だから

4.最短で博士号を取得できる年齢(27-8才)から遠ざかるほど、今後のPIとしてのキャリア形成に不利だから

1.についてはあくま経験論であり、一般化には議論余地がある(注2)。

しかし2-4については第一章で述べたことも含めて、若年の方が有利であることは一般論としてある程度許容できる。こうしたアカデミア業界の背景から研究室が受け入れ学生年齢制限を設けることには一定合理性が認められる。

第三章:研究室におけるマッチングの難しさ

大企業であれば、仮に採用者が企業側の求める能力ミスマッチしていることが入社後に判明しても、採用者の配置を転換したり、自社の研修プログラムを通じて長期的に教育を施すことはできる。一方で規模の小さい中小企業ベンチャー企業はそうした余力が大企業ほどはない。研究室所属人数も多くて数十人程度の小規模組織であり、かつ毎年のように研究費の調達論文発表が求められる。そのため教育マネジメントにはあまり余力がなく、学生の受け入れに関しては受け入れ時点でいかミスマッチを防ぐかがポイントとなる。

しかし非研究職の就職をしてから博士課程に進学を志望する者と研究室マッチングは難しい。彼・彼女らは研究歴がないため、アカデミア業界文化や、PIになるためのキャリアパスへの知識が乏しい。そのため行き当たりばったりな研究室選択になるリスクが、ストレート博士課程に進学した者よりも高い(注3)。また研究室側も、研究歴のない候補者の受け入れはそもそもリスクが高いし、候補者は全国各地の、様々なバックグラウンドの人であるため自分研究室広告するにもターゲットが絞りにくい。またアカデミア業界内の知人を介した採用も難しい(注4)。そこでマッチング成功率を上げるためにも年齢制限を設けることは有効なように思えてしまう。

第四章:PI養成所としての大学院と、学問の自由としての大学院のせめぎあい

PIになるには博士号を所持していることがほぼ必須条件であることからアカデミア業界では博士号を研究者になるための免許ととらえる文脈がある。かつ博士号は基本的大学院でのみ取得できることから大学院PI養成所としての役割を一部担っている構造もある。そうであれば、大学院PI素養の高い候補者選抜することは自然なことのように思われる。

しかしながら、大学院本来学問を行う場であり、学問自由に開かれるべきである。仮に若年であることがPI素養の高さに繋がるとしても、それを理由年齢制限を設けることには議論余地がある(注5)。

最終章研究室博士進学希望者と適切にマッチングするにはどうすればよいか

タイトルに戻る。第一章・第二章では研究室側の都合を、第三章では博士課程進学希望者の置かれている環境と、マッチングすることの難しさを述べた。この現状でマッチングするには、研究室年齢制限という方法を、Webサイト上で告知せざるを得ないことはある程度理解できる。そこで議論すべき点は第四章で指摘した。

ではどうすればよいのか。残念ながら明確な答えは導出できなかったが、いくつかの考えを列挙する。研究室側はもう少しマイルド表現を心がける(注6)。候補者面談から受け入れまでのプロセス最適化させる(注7)。候補者研究員として採用し、雇用契約を結んだうえで給与を支払う(注8)。候補者側は、なるべく事前にアカデミア業界に触れておく(注9)。また両者のマッチング支援する第三者機関設立も望まれる(注10)。これらの解決策は、少なくとも部分的には、研究室博士課程進学希望者のマッチングに貢献するかもしれない。

研究室博士課程進学希望者のミスマッチ問題根深く、今回インターネットSNSによって表面化したものと思われる。同様の経験もつ者としては、この問題解決を願ってやまない。

(注1)

業績以外にも本人の将来性や同業者からの評判も採用に影響するが、ここでは割愛する。将来性や同業者からの評判についても若年の方が有利であることはほぼ自明である

(注2)

例えば高齢の方が職歴があるため、「本気で(ここでの本気というのは長時間研究するだけでなく、他のキャリア選択肢を捨てた状態も指すと思われる)」研究に取り組まず、研究が失敗すれば前職に復帰するという選択を取れることがネガティブな印象を与えている可能性はある。

一方で博士課程にストレートで進学する学生の数は減ってきている。彼・彼女ら若年者は、博士課程進学と、就職を天秤にかけて就職した可能性もあり、必ずしも高齢であることだけが本気でPIを目指さなくなる原因ではない。また、そもそも博士課程はPI養成することだけが目的なのかについても議論必要である

(注3)

Podcast「いんよう!」でも指摘されている通り、医者はそれ以外の理系学生に比べて、研究に関する知識が乏しいまま研究室研究内容を選ぶ傾向が強い。それ以外の理系学生は、学部卒業研究修士を通じて研究業界ノウハウキャリアパスを学ぶようであるが、医者卒業研究もなければ修士もないため学ぶ機会に乏しい。

(注4)

例えば同じ大学学部生や修士であれば、あらかじめ彼・彼女らを卒業研究修士で受け入れて、研究活動を共に行うことで博士受け入れ前の摺り合わせが可能である。また候補者卒業研究修士活動していれば、自分に合った研究室情報が周囲から入ってきやすい。医者(あるいは非研究職)として働いている限りは、そうした情報は入ってこない。

またポスドク助教以上の採用であれば前所属教授から推薦書や意見をもらえるが、医者(あるいは非研究職)は業界が異なるため前所属からの推薦書や意見は少なくとも同業者のものよりは効用が乏しい。

(注5)

同様の問題は、医学部入試女性浪人生差別記憶に新しい。医学部医者養成する場である一方で、医学を修める場でもある。当時は若年男性の方が医者としての素養が高いと考えられていたため、女性浪人生の点数を不当に下げていた。秘密裡に点数を操作していたことに加え、学問の自由という観点でも批判が集まった。

(注6)

研究者の研究以外の発言話題になることは、国内外でしばしば観測される。

(注7)

組織における採用については、Podcast経営中毒~だれにも言えない社長孤独~」に詳しい。

(注8)

給与を支払う一般企業ポスドク以上の採用においては、採用にあたって年齢制限を設けることは比較的受け入れられている。また大学においても、特殊事例ではあるが防衛医大大学でありながら学生給与を支払うシステムであり、応募資格年齢制限を設けている。

(注9)

医学部には卒業研究がないが、自主的研究室に通うことは可能である。またいくつかの医学部学生研究室一定期間配属する実習をカリキュラムに組み込んでいる。

(注10)

一般企業であれば転職支援サイトリクルーター仲介してくれて、候補者採用側のミスマッチリスクを下げることができる。大学院進学において同様のサービス存在しない。

2024-03-19

男性こそ子育て理由転職した方がいい。

年子どもが生まれ、育休を3ヶ月取った。都内上場スタートアップ勤務ということもあり、男性育休には寛容な環境で、同僚からはお祝いにおくるみいただき、前向きに送り出してもらった。

当然だが、とてもハッピー気持ちで育休に入った。出産に立ち会って自然と流れた涙は、これまでの人生で最も無垢で、言葉にならない嬉し涙だった。仕事子育てを両立して、より一層充実した人生を送っていくぞと意気込んだ。

しかし、育休中に痛感したことがふたつある。

まず、育休中は仕事をしていないので、育休を取ったからと言って仕事子育てを両立したとは思えなかった。数ヶ月程度の育休は「特に大変な新生児期を乗り切る手段」であって、「仕事子育てを両立する手段」にはならないのが現実だ。

そして2つ目に、「両立」と勝手に言っているが、それは自分だけの問題なのかということ。子育て夫婦の共同プロジェクトだ。義務教育までとしても15年を要する、一大プロジェクト。そのプロセスにおいて、当然、妻には妻の「両立」がある。

育休は子育てのほんのプロローグに過ぎず、その後が本番と言ってもいい。

3つそれぞれの満足度(納得度の方が適切かも)のバランスをどうやって保っていくか。中長期的にはこれが1番のテーマで、もはや、要素がふたつであることを前提にした「両立」という言葉で捉えること自体が、時代遅れに思えた。

妻はメーカー勤務で、仕事好きな人間だ。バリキャリ志向ではないが、自社商品を愛してやまないタイプで、今後もフルタイムでの仕事を望んでいる。彼女仕事を通して充実感を得ることは、一緒に生きる私や子どもにとっても大切なことだ。

私は会社に働き方の相談をした。フレックスがなく、リモートにも回数制限があるため、せめて後者は緩和できないかと。しかし残念ながらその交渉は実らなかったため、転職を決めた。

次はリモートかつフルフレックスの環境で、幸いなことに年収も大きく上がるオファーをもらえたので、自分自身問題解決できたが、これだけ少子化社会問題になる中でも、子育て仕事の両立に優しくない現実を突きつけられたモヤモヤは消えていない。

経済合理性が伴う事由や、事業を左右するような外圧がなければ企業は変化しない。女性社員活躍を進めて社会情勢に応じつつ、男性社員にはこれまで通り仕事にフルコミットさせたい。これが経営者本音だろう。

しかし、その男社員子どもがいるとなれば、しわ寄せはパートナー女性にいき、どこかで働くその人のキャリア制限し、家庭の幸福度の総量も減らす。間接的に女性活躍を阻害しているわけだが、大半の企業は「知ったこっちゃない」と言うだろう。

から思う、男性こそ子育て理由転職した方が良い。環境制度を変えなくても男性社員が辞めないから、企業も変わらない。賃上げだってそうだろう。

厄介なことに、子育ては本当に千差万別。子の性格や体質、家庭の経済力、時間の柔軟性、幼稚園保育園環境、本人やパートナーの体力、実家の頼りやすさなど、いろんな変数難易度が変わる。

カードに恵まれただけだったかもしれないことに想像が及ばず、n=1の個人的体験談断じてしまう人もいる。そういう人が上司経営者会社にいるなら、すぐに転職した方が良いと個人的には思う。

少子化人手不足課題社会なのだから共働き子育てもしようという自分は多少わがままを言ってもいい。自分にそう言い聞かせることで、同僚に迷惑をかけることを頭から消して長めの育休を取り、転職も決めることが出来た。

仕事より家庭、という安直二元論では捉えていないし、仕事ももちろん頑張っていくが、「仕事=今の職場」ではないはずだ。

繰り返すが、男性こそ子育て理由転職した方が良い。それが大きなうねりになれば、いろんな問題が少しずついい方向に向かうように思う。

オールイン問題

テイルズシリーズ、敵勢力世界危機を把握して現実的非情解決策をとろうとしている時に、周囲の人間を守るためという近視眼的理由で戦っている主人公勢力の手元に新たな問題解決手段が転がり込み、その手段同意しなかったために敵勢力が成敗されるってパターンが多くて可哀想なんだよな。

同意を得られなかった理由は、敵勢力解決策は犠牲を伴うけど確実な方法主人公勢力解決策は成功するか分からないけど皆助かる方法というのが典型なんだけど、主人公が失敗して世界滅亡はメタ的に起こり得ないから敵勢力合理的判断をしていても間違っていた事になっちゃう。

主人公が01の賭けをした時、物語上必ず勝つというのは仕方ないにしても、それによって一方の合理性喪失するところにこの現象グロテスクさがある。

2024-03-17

anond:20240317111933

お互いの情で成り立ってる古めの地方中小零細だと、請求書とか、時節の挨拶状(暑中見舞い年賀状等)で手書きを求められる機会は結構あるので、履歴書で字の綺麗さを見るのは一定合理性があったりする。何でもかんでも効率化の名の元にデジタルに移行できる都会とは違うのよ…。

anond:20240316113208

憲法同性婚を想定していないまでは同意なんだけどその先が色々おかしいところあるような。

社会情勢の変化での解釈改憲

法というもの社会の中で生きているものから解釈は変わっていくというのは法学の基礎だと思うんだけど。

社会情勢の変化により憲法解釈を変更すべきとのこと。まぁ分からなくもないが裁判所がそれを言うのはどうなんだろう。

例えば有名な尊属殺重罰規定違憲判断について、最高裁は「社会情勢の変化」などは理由にせず、「目的に対する法定刑が重すぎる」ことを理由にしている。(社会情勢の変化に対応するのは立法府との判断だろうか)

と言っているけど、他の違憲判決社会情勢の変化を取り込んだ判決はあるよね。

婚姻外の日本人男性外国人女性の間に生まれ子供日本国籍を認めるかで争われた最大判H20.6.4は法制定時には一定合理性はあったけど社会通念、社会状況等の変化で時代遅れになっているとして、違憲判決を下している。

国籍法3条1項の規定が設けられた当時の社会通念や社会的状況の下においては……一定合理的関連性があったものということができる。しかしながら,その後,我が国における社会的,経済的環境等の変化に伴って,夫婦共同生活の在り方を含む家族生活や親子関係に関する意識も一様ではなくなってきており……社会通念及び社会的状況の変化に加えて,近年,我が国の国際化の進展に伴い国際的交流が増大することにより,日本国民である父と日本国民でない母との間に出生する子が増加しているところ……今日では必ずしも家族生活等の実態に適合するものということはできない。」

https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=36416

非嫡出子法定相続分嫡出子の半分であることが法の下の平等に反するかで争われた最大決H25.9.4では明確に昔は合憲であっても社会の変化で違憲に変わることがあると述べているよね。

最高裁平成3年(ク)第143号同7年7月5日大法廷決定・民集49巻7号1789頁は……その定めが立法府に与えられた合理的裁量判断限界を超えたものということはできないのであって,憲法14条1項に反するものとはいえないと判断した。

しかし,法律婚主義の下においても,嫡出子と嫡出でない子の法定相続分をどのように定めるかということについては……時代と共に変遷するものでもあるから,その定めの合理性については,個人尊厳法の下の平等を定める憲法に照らして不断検討され,吟味されなければならない。……婚姻家族形態が著しく多様化しており,これに伴い,婚姻家族の在り方に対する国民意識多様化が大きく進んでいることが指摘されている。……当裁判所は,平成7年大法廷決定以来,結論としては本件規定合憲とする判断を示してきたものであるが,平成7年大法廷決定において既に,嫡出でない子の立場を重視すべきであるとして5名の裁判官が反対意見を述べたほかに婚姻,親子ないし家族形態とこれに対する国民意識の変化,更には国際的環境の変化を指摘して,昭和22年民法改正当時の合理性が失われつつあるとの補足意見が述べられ,その後の小法廷判決及び小法廷決定においても,同旨の個別意見が繰り返し述べられてきた。特に,前掲最高裁平成15年3月31日第一法廷判決以降の当審判例は,その補足意見の内容を考慮すれば,本件規定合憲とする結論を辛うじて維持したものとみることができる。

……遅くともAの相続が開始した平成13年7月当時においては,立法府裁量権を考慮しても,嫡出子と嫡出でない子の法定相続分区別する合理的根拠は失われていたというべきである。 したがって,本件規定は,遅くとも平成13年7月当時において,憲法14条1項に違反していたものというべきである。」

https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=83520

かに医療技術進歩妊娠判断がやりやすくなったため、女性のみ再婚禁止期間が6か月あった民法規定違憲とした最大判H27.12.16もあるよ。

https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=85547

  

というわけで、札幌高裁判決社会情勢の変化を要素に入れても突飛な考えではないということだね。そういう法解釈の仕方は間違っているという考えはあると思うけど、最高裁が一顧だにしていない独自解釈ありがとうございます解釈ですべてと変えられると成文の意味がなくなるという指摘は同意できるけど、ここで言うことかという問題だね。

  

同性婚導入は違憲

少なくとも憲法上の婚姻制限されてるよ。

条文読み直してみてね。「婚姻は両性の合意のみに基づいて成立」するんだよ。

両性の合意がない以上、それに準ずる制度は作れたとしても憲法上の婚姻には該当しないって理屈付けしなきゃ無理。

元増田ゴリゴリの文理解主義者っぽいので条文は一意に解釈して解釈変更はできないという立場かもしれないけど、そうではないというのが現実なわけで

インターネット上で見られる分かりやす情報として

国立国会図書館調査情報―ISSUE BRIEF―」No.1257(2024. 2. 6)の特集がちょうど同性婚日本国憲法ざっとまとまっているのでこれを読んでみるよ。

これまでの地裁判決では、次の点が確認できると指摘されている。憲法24 条は、異性婚のみを保障範囲に含んでいるが、同性婚禁止してはいないこと。性的指向に基づく区別取扱いが合理的区別差別的区別かが主たる争点であること。③憲法24 条(特に第 2 項)と憲法第 14 条第 1 項の議論相互に重なり合っていること。④いずれの地裁判決同性カップル保護のために何らかの法整備を求めていること。③については、憲法の各条項間の関係をどのように整理するかが問題となると考えられる。④については、地裁段階とはいえ、うち 2 つが違憲、2 つが違憲状態とし、合憲とした 1 つも将来的な違憲可能性を指摘したとして、「国に今後の対応を促したものといえる」とする評価もある。(強調は引用者)

https://www.ndl.go.jp/jp/diet/publication/issue/index.html

最初に言ったように同性婚は想定していないまでは同意だけど

少なくとも憲法上の婚姻制限されてるよ。

は強く言い切れるほどの根拠あるのかな。この札幌高裁だけおかしいとまでは言えないよね。いや学説は違うんだと言いたいのかもしれないけど、地裁禁止説を取っていないってのも尊重されるべきじゃないかとは思うよ、まあ最高裁じゃないのでそんな参考にすべきじゃないと言われたらまあその通りでもあるけど。なかなか通説はどうとか確認しにくいので言い切られると違うとは言いにくいのが困ったもので、ちょっと古いけど下の総論でもそこまで言っていないよねで留めておきます

藤戸敬貴「同性カップルの法的保護をめぐる国内外の動向 : 2013年8月~2017年12月、同性婚を中心に」『レファレンス』₍2018.2₎

https://cir.nii.ac.jp/crid/1520854806028564608

2024-03-16

anond:20240316135532

すべての差別や不平等には合理性があるんだよ。

ケーキ三等分するのに、ミリグラム単位平等に分割するには大変な労力が必要だけど、

1cmくらいの不平等を受け入れて切るなら、簡単に切れる。

犯罪率の高い黒人特定地域隔離すれば、安心して夜も出歩ける。

妊娠出産育児退職する可能性の高い性には、責任重大な仕事を任せないほうが万事うまくゆく。

合理性があり、その方が上手くゆくから差別や不平等は無くならないし、

みんな内心では差別したがってる。

2024-03-15

人が死ぬタイプ試験するのあれすごい気になってしまう。

フリーレンや鬼滅やハンタとか、才能ある人間試験で命落としてる見てるとすごいモヤモヤ

漫画マジレスするのもあれだし、その方が展開的に盛り上がるというのは分かるんだけど合理性に欠け過ぎててすごい違和感を覚えてしまう。

鬼滅にいたっては錆兎みたいな才能ある人材試験ですりつぶしておいて、隊士達の質が信じられないほど落ちている、とか柱の一人が言ってて”おいおいおいおいおい”ってなったわ。

あれって追加で育成したら合格してた人材も一回基準に満たなければ切り捨ててるからそれまでの育成が無駄になる上に志願者も減らしてるわけで、

なんで人材を先細らせるようなことするかなぁ、とか毎回思ってしまう。

2024-03-13

まあでも全員で示し合わせたように手数料10%取ってるのはどうなの

その合理性について説明できるのか

できねえからAppleGoogleは指弾されたんだぞ

2024-03-09

anond:20240309192628

話の内容の妥当性、合理性整合性と「それを聞く必要があるか」には一切の相関関係がないんですね

2024-03-08

anond:20240308171225

合理性事実関係の有無は差別であるかどうかと関係が無い

黒人犯罪率が高いことをもって特定黒人を疑うことが許されないのと同様

2024-03-05

anond:20240305145628

お前は気づかぬうちに、合理性スケールの話をしているな。 

 

例えばだ、俺の人生快楽を最大化するという観点において、俺の人生明日まででだとしたら、今これが仕事の休憩時間なのおかしいだろ。仕事とかやってる場合か? 休んで遊んだほうが快楽は増える。

でも俺の人生が、少なくとも1年後まで続くことが確定しているなら、今日仕事サボるのどう考えても悪手でしょ。今月で仕事クビになったら、あとどうするんだよ。

 

このように、一口合理的に考えるといっても、どこまで合理的に考えるかによって、結論は変わるのだ。

 

時間だけではなく、規模でもそれは起こる。

お前がお前だけの合理性を考えるなら、お前は投票に行かないほうがいい。でも例えば、会社とか仕事のことまで考えたら、投票に行ったほうがいい場合は多いな。当選した議員仕事をもたらしたり、あるいはインボイスの更に上の悪法適用するかもしれん。となると投票には行った方が合理的なんだな。

 

なので、お前は「自分合理的で、相手合理的ではない」という趣旨のことを言っているが、実はそうではない。

両方が合理的なのだ。ただスケールが異なる。

別にこれは、規模の大きい合理性を選ぶほうが偉い、わけではない。

たとえば真に合理的なだけの行動をするのだったら、俺は中学高校時代運動部になど入らずに、東大に入る駄目の勉強だけを永遠にしているべきだったが、そうしたかったとは全然思わない。

2024-03-03

anond:20240303102437

経済にころされてるやつにかぎってその経済合理性かいうの、されたことをまた他人にしてるだけで嗤える

anond:20240302201948

あのな、古典漢文無駄だと言うてない、大事学問だ。

でも現状のカリキュラムほど割くべきでは無いと言うてるの

教育に投入できる時間と金は上限があるの

経済合理性を考えてって話なの

公教育では古文漢文入り口さわり程度で、こーゆーものもあるんだよ

興味があるならこれを専門に学ぶ方向にいってもいいよ程度の導線で十分じゃね?

こーゆー提案なの

 

ここんところにはなーんも答えてない。

古典漢文無駄、って主張に誤読してカウンター打ってる

日本語能力大丈夫古典漢文やりすぎて2周くらい回っちゃった?

 

公教育というのは国家の維持繁栄の為にやるのね

経済合理性が求められるの、たりめぇなの

豊かな語彙力で高度な文化文明

わかるわかりますよ、でもそれ義務教育としてそこまで必要か?

愚者経験から、わかる、わかる、古典から学ぶことは沢山ある

歴史から学び人生豊かで効率よく美しくなることもわかる

 

でも義務教育でここまで時間かける合理性数字で立証できますか?

 

いやいやいや、やるなら是非やって欲しいの

古典漢文カリキュラムから抜いたグループと長期追跡のコホートやればいい

所得犯罪率、幸福度

やっぱ古典いるわ、よくわからんけど漢文ガチやらせグループの方がスコア高いわ

 

ならばこっちはなにも言いませんよ

 

でも、少なくとも、アホみたいに古典漢文をやり続け日本経済停滞してる

教育の何かが間違えていると見直す必要あるんじゃないの?

 

最後重要なのをもう一度

教育に投入できる時間と金は上限があるの

2024-03-01

AIの指摘する10課題

1. **一方的視点の強調**:

テキストでは、特定立場から意見のみを強調し、対立する意見に対しては十分な考慮がなされていません。このようなアプローチは、複雑な問題に対する全面的理解を妨げる可能性があります

2. **感情的な反応への過度の焦点**:

AI派の意見を単に感情的根拠のないものとして切り捨てることで、議論本質から注意が逸れています感情的な反応も、議論において重要役割を果たすことがあります

3. **具体的な事例やデータの不足**:

主張の裏付けとなる具体的な事例やデータが不足しているため、議論信頼性が損なわれています

4. **過度の一般化**:

AI派の意見を一括りに扱い、多様な視点無視しています。個々の意見の具体性や合理性考慮に入れることが重要です。

5. **倫理的懸念の軽視**:

AI使用に関する倫理的懸念社会的影響についての考慮が不足しています。これらの懸念は、AI技術の適切な利用において中心的な役割を果たします。

6. **解決策の提案の欠如**:

問題の指摘に留まり実用的な解決策や改善策を提案していません。議論前進させるには、具体的な提案必要です。

7. **対立の構築**:

「反AI派」と「AI推進派」の間の対立を強調しすぎることで、より協調的かつ建設的な議論の場を狭めています

8. **相手方意見への誤解**:

AI派の立場意見が正確に理解されず、誤解に基づいた批判が行われている可能性があります

9. **技術的な詳細の不足**:

AI技術著作権法に関する具体的な説明が不足しており、読者が問題の全容を理解するのが難しくなっています

10. **国際的視点の欠如**:

AI著作権に関する議論国際的文脈でも重要ですが、テキストではこの観点が欠けています他国の取り組みや国際法の枠組みに言及することで、より豊かな議論可能になります

これらの問題点を改善することで、よりバランスが取れ、情報に基づき、多面的議論が展開されることが期待されます

2024-02-29

「ノーキッズ」の次は「ノーシニア」へ

子供がうるさいか入店禁止にした飲食店等が、快適な環境提供できることで大人気で儲かったことで、韓国では続々とノーキッズ店舗が増えているのだけど、

ノーシニア店舗も登場しているらしい。60歳以上は入店禁止理由貧乏から客単価が低くて長時間居座るからなのだとか。

経済合理性からいうと子供と老人の両方を排除して、客単価が高い現役世代のみ入店させたほうが良いということになる。

資本主義が進んでいるなあ、韓国

2024-02-28

EVってさ

EV遠距離移動用の電車)とEV(シティーコミューターの電気自動車)の合わせ技が1番経済的にも環境的にも合理性があるんじゃね

てか長距離自動車で移動する必要なくね?

2024-02-27

anond:20240227125513

なぜって、簡単なことだよ

経済的合理性個人的合理性と異なるから

経営者設備投資取引先変更などのリスクテイクをしないのは、それが経営者にとって合理的から

労働者が低生産性のままでいることも、それが労働者にとって合理的から

 

経済活動が活発な国は、法制度によって個々人の合理性経済活動に強く関連付けている

日本は逆に、強力な法的保護経済側の負荷になっている

 

大量の死者と犯罪者を生み出しながら経済合理化するか

借りたカネを子や孫に払わせ続けながら全員でゆっくり貧乏になるか

 

どっちがいい?

賃貸マンションリフォーム虎の巻(エアコン

大家増田と申します。

相続で成り行き上賃貸マンション大家になり10年が経った。約100部屋を自主管理している。

もう消しちゃったけど、昨年に賃貸マンションの入居審査について色々書いて、皆様をお騒がせしておりました。

ところで……

マンションリフォーム虎の巻

https://anond.hatelabo.jp/20240217193512

こないだ話題になってたこれ、面白かったなあ。すごく参考になって、いっぱいメモを取った。書いてくれた人ありがとうございます

ところで同じマンションリフォームでも、自宅をリフォームするのと、俺みたいな大家がお客さんに貸すための賃貸マンションリフォームするのとでは、重視する部分が異なってくるように思う。

リフォームと呼べるほど大したものでもないが、住宅設備の修繕だの入れ替えだのは俺も年がら年中やっているので、いろいろネタがある。ちょっと書いてみたい。

エアコンについて。

賃貸経営場合設備として導入するエアコンはとにかく機能の種類が少なく、シンプルな機種の方がいいという結論に落ち着いた。

理由は3つある。

(1)使い方の問い合わせが減る

下手に多機能だと、説明書の読めないお客さんから使い方を問い合わせる連絡がくる。これが意外にしんどい。相続後に色々あって自主管理を始めた当時は、某社のグレード高めエアコンがついていたのだが、いろいろ余計な機能がついているおかげで、定期的に使い方を問い合わせる連絡が来ていた。あと機能が多いと、故障する箇所もそれだけ増える。

そのうちウザくなってきて、入居者が入れ替わる都度、日立とか富士通とか、その時点で手に入る一番安くてシンプルな機種に順次変えていった。今ではエアコンの使い方を問い合わせる連絡はほぼゼロになった。

ところで、有名どころの家電メーカーエアコンは一番安い機種ならひと通り使ってると思うが、サポート体制ダイキンが一番良いと感じた。何しろ故障した時に来てくれるのが早い。なので本音を言うと、俺んとこもダイキンの一番シンプルなグレードの商品統一したい。

だが、最近だと一番シンプルな機種でもスマホリモコン代わりになるみたいな機能がついててなあ。これ使い方わかんないっていう問い合わせ来そうだなと思って最近ダイキン製品は買ってない。

自分で自宅用として使う分にはこういう付加機能は便利でいいんだろうけどね。俺みたいな奴がお客さん用の設備として入れる場合だと、全部トラブルの種になっちゃうんだよね。

(2)多機能だとエアコンクリーニングできないことがある

エアコンはカビやすく、衛生面からも入居者入れ替えの都度ちゃんクリーニング業者さんに掃除してもらった方がよい。ところが、お掃除機能とか余計なのがついているとクリーニング難易度が上がるらしく、料金は高くなるわ、場合によっては断られてしまうわでいい事がない。

いまどきの超高性能機種は違うのかもしれんが、俺の経験だとグレードの高いエアコンでも結局カビからは逃れられない印象。俺はカビくせえ多機能エアコンより、低機能でも定期的にプロが清掃している清潔なエアコンの方が好きだな。

数年住んでくれた入居者が出て行った後だと、動作点検エアコンをつけたら、やっぱりちょっとカビくせえな、という状態になってしまっているという事は普通にある。入居者がエアコン清掃なんてできないし、何年か使っていたらこうなってしまうのはもうどうしようもない。フットワークの軽いエアコンクリーニング業者さんとタッグを組んで、こまめにきれいにするしかなく、清掃しやす製品選択するという点からシンプルな機種を採用することには合理性がある。

ちなみに俺んとこでは「俺の馴染みの業者で良ければ、俺が金を出すからエアコンがカビくさくなってきたら遠慮なく言ってくれ。お客さんは立会いだけやってくれ」という事にしてある。それでもエアコンクリーニングを頼んでくる人は年に1人いるかいないかだな。作業に2時間くらいはかかるからね、やっぱり立ち会ったりするの面倒だもんな。

(3)チリツモで資金繰りがしんどくなる

エアコンに限った話ではないが、事業者10万円以上の物を買った場合、「減価償却」というバカみたいな事をしなければならない。

これは金を払ったのは今なのに、今期に費用として計上できるのはその一部だけで、残りは来期以降にしてねという超クソ制度だ。

加えて、事業者10万円以上のものを買うと償却資産税とかいスーパークソな税金の申告対象になる。

そういう意味エアコンについても、10万円未満で手に入る製品限定するのが鉄則だ。

金を払ったのに、その全額が費用にならないような取引

金をもらったのに、その全額が売上にならないような取引

俺みたいな小規模事業者がこれを繰り返していると、じんわりと資金繰りがキツくなってくる。手元にある金が使っていい金なのかそうじゃないのか見えにくくなってくるんだよな。10万円未満で買えない物はもうしょうがねえけど、商売でやってる以上、選ぶ製品を工夫すれば10万円未満に抑えられる物については10万円未満に抑えるべきだと思う。

ところで、30万円以下なら減価償却不要で全額費用にできるなんとか特例とかいうのがいちおうあるが、あれも全額費用にできるってだけで、確定申告の時に出す固定資産の台帳には載せないといけない。だからむやみに繰り返していると固定資産の台帳がクッソ増える。

あと全額費用に計上できるのはいものの、前述の償却資産税の申告対象にはなるので償却資産税はバッチリとられる。

政治家はパー券売った金を帳簿に書かなくていいし、税金も払わなくていいんだろ?

俺たちが10万円以上の物買うと、帳簿に書かされて消費税だけじゃなく償却資産税まで取られるんだぜ。

バカバカしくてやってらんねえよ。

要するにゴチャゴチャ余計な事考えず10万円未満に抑えて、払った金は消耗品代として全額一発で費用に計上、固定資産台帳にも載せる必要ナシってのが一番シンプルで最高なわけよ。

まあこれはエアコンとは本質的あんまり関係ない話だな。でもちょっと上のグレードの製品だと普通に10万円以上するからね。何も考えずに毎回そういうの買ってるとチリツモで少しずつ大変になるよ。

なんかエアコンだけなのにこんなに長くなってしまった。我ながら相変わらずだな。すまんな。

他の住宅設備でも色々ネタはあるんだけど、もうこのへんで終わりにしとくわ。

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