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2024-05-02

学歴コンプレックス卒業した 3/4

https://anond.hatelabo.jp/20240502193039

大学3回生の頃~

この時期は多くのことを考えた。特に就職のことだ。第一志望の大学には入れなかった。だからこそ、今後の人生では逆転したいと思っていた。

就職四季報を読み耽ったし、就職活動の参考になるサイト巡回したし、就職課の方々にもクソお世話になった(ワンピース的な意味で)。

リクナビとかあるじゃん。あれで友達かにURL付きの回答ページを送って、送り主のことを回答してもらって、そしたら他人から見た自分自身分析結果とか、どんな業界が向いてるとか、どんな価値観仕事をしたいとか、いろいろわかるサービスがあった。そういうのをやってた。

当時は、LINEとかTwitter一般的だった。ひと昔前の人って、LINEとかなかったんだろ? もしかして、全部メールとか郵便就職活動をしてたんだろうか、一体どうやって? という疑問を感じていた。

5.学内TOEIC受験の思い出

 本格的に就職活動が始まろうとしていた。自分は、1回生の頃からTOEIC】の勉強に励んでいた。少しずつではあるけど実力を身に付けていた。勉強時間はそれほどでもないけど、ずっと続けていた。二年半。

 受験にはお金がかかるし、実力を付けてから挑んでみようと考えていた。そしてついに、秋頃だったかな。受験料が少ないタイプ学内試験(※本番で実施済のテストを使い回すやつ)を受けることにした。

 人生で初めてのTOEICは……うん、こんなもんかって感じだった。緊張していて、そこまで問題は解けなかったけど、ベストを尽くすことができた。

 その結果は、なんと……(ドラムロール鳴る)……760点だった!! 当時の自分は、大喜びだった。狂喜乱舞だった。心の中でもリアルワールドでも小躍りをしていた。実際、佛教大学でのランキングは堂々の二位だった。一位は確か、文学部英米学科の人だったと思う。

 これは、この結果は……紛れもない一流である!! おそらくきっと、この点数は、同志社だろうと立命館だろうと飛び抜けた点数だろう。京都大学でも通用するし、ましてや就職活動通用しないはずがない。祇園木屋町などの飲み屋街、東本願寺渉成園とかの観光地で【外国人】とトークをしても通用するだけの英語力を、ついに、ついに身に付けたのだ!!

※そんなふうに考えた時期が俺にもありました

そんなこんなで、就職活動が本格スタートした。俺は必死で、シューカツとやらに取り組んだよ。リクスー集団に交じってさ、学内企業説明会とか、大阪城ホールでの合同説明会とか、東京までOB訪問に行ったこともあったっけ。とにかくマジだった。

あの頃の自分は飢えていた。なんの実力も実績も持っていないのが嫌だった。とにかく何か、ほかの人から見て、「あいつはスゴイ」となるものを最低一つはほしいと考えていた。

6.佛大就職の話

 いつからか知ることになったのだが、この佛大というのは宗教系の比較的裕福な大学である。当時の週刊誌大学職員給料ランキングでは、慶應関西大学などの有名私大と肩を並べていた。キャッシュフロー的な意味で裕福な理由はいくつかあるが、そこまでは述べない(この日記趣旨ではない)。

 大学構内には、相応の見た目の講義棟(兼研究棟)が鎮座している。学生時代は「おしゃれ~でかい~」くらいの印象だったが、歴戦の社会人となった今ではわかる。あの1棟ものの巨大な建物は、建設工事だけで百億とかいってるかもしれない。同じ規模の大学で、あれを作れるところは少ないだろう。

 あれは確か、3回生の終わり頃だったかな。本日部活もさあ終わりだ、という時に、部長(※教員側の部活責任者)から声がかかった。ほかの3回生も一緒だった。「佛大の就職試験を受ける気はないか? 希望者がいたら優遇する」ということだった。

 考えたのだけど、大学職員というのは、その大学がすんごく好きな人がなるものだと思った。当時は、民間企業への就職視野に入れていた。優遇できる枠は1名ということで、ほかの同回生が手を挙げることになった。

 まあ、年収であるとか、職務内容とかのバランスを考えると、「魅力的だ」とは正直思った。当方は、人生の方向転換が苦手なタイプである。この頃は、先輩やOBOGを探して、就職活動に関する考え方や情報を集めていた。何でもいい、そういう生のデータがほしかった。

けど、嫌なことはやっぱり起きる。わざわざ日記に書いているのだから、当時の俺は相当ムカついたのだろう。

就職に関する情報を探してる中で、聞き込みのために学内アルバイトをすることがあった。それは講義の出席者からレポートを受け取って、受付番号を整理して、最後に整頓するようなアルバイトだった。1日勤務で六千円だった気がする。

二人一組で受付作業をするのだが、隣の組を見てると気分が悪くなった――と日記には書いてある。

その組は、男子女子の組み合わせだったのだが、男子の方がやたらと女子の方にがっついている。レポート提出者がいない時に、割と雑談をしていた。

その中で、男子の方が「彼氏いる?」と聞いた後で、女子の方が「いる」と答えると、男子の態度が急に悪くなったのだ。それは仕事終わりまで続いた。

最後レポート仕分け確認をする時も、その男子は怒鳴りつけるようにして女子に当たっていた。俺はあまりにムカついたので、「ちょっとかにやってもらえます?」と声をかけて、ようやく静かになった……。

と、記憶を思い返したけど、今の俺にそこまで思うことはない。「男の態度がひどいね。でも、オスってそんなもんじゃね?」くらいしか思わない。間近で見たらムカつくんだろうけど。注意とかするかもしれない。

当時は、実際どんな人間だったんだろう。俺って。記憶が薄らいでるとかい次元ではない。消失している。全然からない。

なんかさ、十年前の自分ってさ、もはや『他人』じゃないか。体の細胞でいうと、20回分は完全に入れ替わっている。もはや完全に他人である

余談だが、佛教大学に通ってる女子には可愛い子が多いと、アルバイト先の立命館大学の人に言われることがよくあった。

根拠は全くないものの、社会に出た後の個人的感想では当たっていると感じる。福祉教育に強い大学はそうなのだろうか?



大学4回生の頃~

就職活動に本気だった。この頃は、大手企業は今よりも早く内定を出していた(4月の1週目くらい?)。就職活動以外に教職課程のこともあったが、時間の隙間を縫って面接試験を受けに行った。まあ、書類選考でお祈りされることの方がずっと多かったけど。

うちの大学卒業生で、すごい就職先に進んだ人っているのだろうか? 自分高望みをしていないだろうか? そんなことが気になっていた。大手病に罹患していた可能性が極めて高い。

7.偉大な先輩方の話

 当時は社会学部政策学を学んでいた。社会学だけじゃなくて、社会科学ならなんでも学べる学部だった。地域を盛り上げる系のゼミに入っていたのだけど、どんな先輩方がどんな進路に進んでいるか、正直気になるところだった。

 ほかのゼミ交流する機会があった時に、同輩や先生方に聞いて回ったのだけど、凄い人というのはやっぱりいた。学生が六千人もいるのだからレベルが高い人は一定存在しているのだ。

 社会学部の先輩(俺と同じ公共政策学科)の例だと、自分入学する数年前に総合商社内定を取った人がいたらしい。学業だけじゃなくて、外の世界に飛び出して活動していた人だと聞いた。とにかく忙しい人で、授業にはそこまで出席してなくて、水商売仕事に明け暮れていたらしい。

 単位はそれなりに取得して、教職課程最難関の講義(兼演習)ではチーム全員で百点満点を取って、大学同士の研究分科会では発表役になって、大学学園祭ではパヒュームダンスを踊ってウケを取って……とにかく活動的な人だったらしい。

 学歴って、仕事の実力とは相関が薄いよな。多く見積もっても3割くらいだ。『誰もが嘘をついている』という本に書いてあったのだが、高偏差値名門校に1点差で受かった人・落ちた人を追跡調査する社会実験があったらしい。結果的には、学歴現在地位相関関係はないという結論だった。相関係数は0.1程度とあった。

 アメリカ合衆国での話なので、日本だとどうなるかわからない。けど、自分同意である。どんな中学高校大学を出てるとか、そういうのは人生での成功にはほぼ関係ない。

 どんな瞬間だって自分が今どこにいて、何を目指していて、どんな努力をしているかそれが大事だ。学歴を振り返ってる暇があるなら、さっさとやることをやって次の先に進むのだ。

就職活動の話に戻るけど……就職活動面接で問われる内容(志望動機自己分析自己アピール就職活動の軸、ガクチカ)とかってさ。釈迦人になった今ではわかるんだけど、ぶっちゃけ茶番だよな。はてなブログだと、借金玉さんがそんなことを言ってた。部族の掟に近いものがあるってさ。

就活的なキャラの型枠を、リクルートその他の人材会社が用意したうえで、企業側が「茶番」に対して本気になれる人材会社方針を素直に受け入れて、貢献してくれる)を探してる。それだけだ。

若き大学生が当日記を読んでる可能性は低いけど、たったひとつだけ、ただひとつだけ、会社選びで言えることがあるとすれば……以前、どっかの増田日記に書いてあったのを参考にすると、こんなところだ。

自分が入りたい会社というのは、自分が将来、どんなキャリアを描きたいのか、どんな人生を歩みたいのか、どんな人間になりたいのか。そういうところから逆算して決めていく」

就職活動の軸というよりは、人生の軸という観点である。ちなみに軸、というのは「他人関係なく、自分が正しいと思える考え方」という意味だ。

経済社会バリバリ働きたいなら、そういう会社に行くべきだし、あなた大事にしてる『たましいの仕事』があって、仕事副業でやりたいなら暇そうな業界を選ぶべきだ。

将来、どんな人生を歩みたいのか? それさえ決まっていれば、業界会社を決めることはできる。職種についてはナントモだが……敢えて言うと、保育所とか幼稚園とか小学校とか、それくらいの年頃に何が面白かったのか、が答えになるんじゃないか。その年代に心から楽しめたものは、大人になってからもきっと楽しい

結局、その年の春の終わりに就職活動を終えて、内定をもらえたのは……京都市内にある電子機器メーカーだった。

大手企業を受けるのはやめた。大手病を克服したのだ。それで地元会社一本に絞った。ここまで絞ると、受験できる会社の数は十社程度になった。自分の力をそんなに分散する必要もない。十分に集中できる。

当時は嬉しかったよ。両親に報告したら、父も母も衝撃を受けていた。うちの親って、自分の子どもを親戚の子と比べたがる嫌いがある。それはムカつくのだが、いい結果を報告できてよかった。

両親が、俺が出した実績をありがたがって聞いている。その実績を、電話などで親戚やご近所に知らせて調子に乗りまくっている。スタンダール小説の『赤と黒』を思い出した。小説の中で、こんな感じの場面がなかったっけ? ブクマカで詳しい人がいたら教えてほしい。

両親よりも喜んでいたのは就職課の人だった。内定先を告げると、ご機嫌なビートで小躍りするようにして、ハッピーな感じでターンをキメていた。ずっと以前から、いろいろとお世話になっていた。喜んでもらえてよかった。

この年度の終わり頃、卒業間近だったか大学が出してる何かの広報で、俺の就職先がデカデカと上の方に載っていた。トレーニングルームでそれを読んでいる時、隣にいた学生達も同じ広報の同じページを読んでいた。

「うちの学校から、こんな会社内定が取れるんや」

「ん。どこどこ?」

「ほら、ここや。この会社

「ああ、それマンコやろ」

「……」

「女の一般事務職だって総合職ちゃうし。こんな掲載詐欺に近い」

俺の怒りは有頂天に達していた。当時の日記には「有頂天」と書いてあったが、怒髪天と書きたかったのだと信じたい。

こういう連中はどこにでもいる。気にしたら負けである増田の読者の人も、レベルが高い解釈と低い解釈があるとしたら、迷わず高い方を選ぼう。そっちの方が心身ともに健やかな人生を送ることができる。

https://anond.hatelabo.jp/20240502193041

2024-04-30

anond:20240430113720

お前が昨年以前合同説明会

美人女性大学生採用して

採用チームに配属して)こないからだぞ

そういうところだぞ

会社合同説明会外注コンパニオンさんを雇いたいのだが社内から抵抗が強い

俺の先輩、肩書的には同格なので先輩と呼ぶが、40手前の女性がいる。仮にTさんとしよう。Tさんは非常にバリバリ仕事のできる方で、10歳ほど年下の下っ端採用担当者である俺に色々教えてくれる面倒見の良い人でもある。

そしてぶっちゃけ美人だ。尾野真千子素人っぽくした感じというか、一般人としてはかなりすごい美人だと思う。中途の採用面接をしてると、特に30半ば以上くらいの人だと男女問わずTさんの顔を最初ガン見してる人が多い。

しかしそんなTさんにも勝てないものがあった。年齢である

昨年秋、某社主催の新卒向け合同説明会、弊社も久々のリアルイベント出展したのだが、なんとも客入りが悪かった。特に男子学生の着席数が非常に少ないとの結果となった。

そこで俺、Tさん、そして主催某社の担当営業を交えて反省会をしたところ、営業マンが「他社平均と比べてすごい悪い数字ではないが、即効性のある対策をしたいなら、この場にいる人事・採用担当の皆さん限りということで……」と前置きをしつつ話した理由は次の2点だった。

かに、合説当日に他社ブースを見て回った感じにおいては、やっぱり分かり易く派手な色使いだったり明らかにキレイ系若い女社員のいるブースは客入りが良かった覚えだ。

俺はなるほどなーと思いつつ話を聞いて、そしてその反省会MTGである

Tさんはブチ切れていた。普段滅多に怒ったりしないTさんである。そしてその怒りを俺にぶつけてきた。

普段そんなに怒らないTさんがそうもブチ切れていたのがそもそも意外だったし、もっと言うと営業マンの話した内容はそれなりに妥当感があったから、Tさんとしては勿論面白くはないだろうが、とりあえずどう改善すべきなのか、という話が面白いわけがないので、仕方ないではないか。俺だってダメ出しをされているのである

そっから色々あったのだが、Tさんはもう自分が呼込み係として合説に参加したくないとおっしゃる。そして残念ながら採用チームで一番若いのはダメだしされた俺である

そうなると社内別部署から見た目の良い20代前半の女性社員応援を募らなければならないわけで、そして実際それに該当する女性社員はいるにはいるのだが、採用に全く関係ない部署なので露骨に「見た目が良くて若い女に協力させた」感が半端ない(=人事はその女性社員美人評価している、とバレる)し、そもそも該当者がそういう呼込み係とか嫌がるタイプである

よって、俺としてはプロイベントコンパニオンを雇いたいわけだ。ぶっちゃけそんなすごい高額というわけでもない。正社員を1日休日出勤させる人件費+数万円と思えば、「見た目が良くて若くて愛想良く呼込みをしてくれる」ということが保証されているプロを雇う対価としてはお安いであろう。

それを上申したところ絶賛社内で揉めている。

自社の説明するのに社外の人間やらせるのか美人で釣るとか下品じゃないか機密漏洩心配はどうなんだとか云々。

いや、どう考えてもプロに頼む方が後腐れなくて絶対良い上に即効性があるんだが。

もうイベント約1か月前だよ。どうすりゃいいんだ。助けてくれ。

2023-04-28

anond:20230428132251

マイナビだったらやってたがリクナビは知らない

大学への求人票は、前のフォーマットがあるはずだからそれ参考にして作る(内容に齟齬がないかかに見てもらうこと)

大学ごとにフォーマットがあればそれに従う。以前出した学校一覧とかあればそれを見ながら送る。

社内にいる同じ大学出身者のOBOG訪問とか、インターンシップもやってみる

合同説明会は今からでも間に合うのか?間に合うなら申し込む。資料作成はは後からでもOKオンライン合同説明会もある

リクナビの自社ページを読んでおく。矛盾した採用にならないように。あと時間があれば情報を足したり見やすくしておく

求める人物像を固めて、自社ページにも載せる

リクナビを通じてDM(自社をお気に入りかに入れた学生メッセージ送れる)やメッセージを出す

リクナビ関係リクナビ営業相談してもいい

男メインで採用面接後に考えるしかない(性別は事前にわからないはずなので)

リクナビのすぐ面機能を使う

面接官は誰かわからないけど、スケジュール管理しておくこと

取り急ぎざっと書いた

とにかく「採用したい学生像」は必要なので固めた方がいい

あと自社に入った場合メリットとか、アピールポイントとか考えておく

面接はよくある質問への回答は事前に考えておく

とかかな

基本的なことですまないが、とりあえず

新米採用担当俺に教えて欲しいんだが採用活動って何やんの?

スーパー人事マンの諸先輩方教えてください。

別にブラックとかではないまともな企業なのだが、そこまでクソでかくもないので採用担当者が実質一人しかいなく、諸事情あってその採用担当者がトんじゃって俺が後任の採用担当を命じられたんですよ。

状況としては

て感じなんだけど、マジでどうすりゃいいのー!?

2023-04-11

anond:20230411191207

いや俺の周りの文学部学生って、就職のことは何も考えずに3年終わりまでずっと研究だけやってる奴が多くて

どんな仕事をしたいかもわからいから、とりあえず最初ステップとして合同説明会に顔出したりするんだけど

そこで押しの強い会社アプローチされて、「うーんそこまで言うなら入ってみっか!」ってその場のノリで決めちゃったパターンだと思う

当時の出展企業常連ワタミとかの飲食チェーンと先物取引業者で、やっぱそういうとこは世間知らず(キョロ充っていうの?ノリは明るいけど流されやすタイプのやつ)をノセるノウハウに長けてんだよね

俺は陰キャから極力担当者大人しそうなブースしか行かなかったけど

2023-02-11

地方就職して3年経った

地方就職する 追記あり https://anond.hatelabo.jp/20200116084637

元増田です。

ここから3年経つが、この会社を辞めて再び東京で働くことになったので、また備忘録を書く。

辞める理由は1つではないけれども、最も大きいのは全く異なる職種を2つ、ときによっては3つ、同時並行でこなすのしんどいからだ。

次に大きいのは、自分に向いていそうな職種(社内SE)が見つかったので、そちらで金を稼ごうと思ったからだ。

元々は英語営業に活かす方面採用されたのだが、コロナであまりすることがなくなり、会社RPAが導入されるも誰も使えないので私がいじっていたら「パソコンなら増田さん」ということになり、基幹システム開発の自社側の担当入社2年目でやることになった。

コロナ世界から段々無視されるようになり、元々採用されていた海外方面でも仕事(貿易実務と営業)が増え、基幹システム開発の方は楽しいものの自社側担当者は上司はいるがメインは私なので残業が続き、疲れてしまった。

けれども、転職活動ではこの一人に何でも任せる企業風土(中小企業あるあるなのか?)のおかげで、年数のわりに体当たり経験があるということで思ったより評価された。

東京に戻ることにした最も大きい理由は、実は東京感覚過敏的につらかったのは実家位置に因るところが大きく、場所を選べば静かだしそこまで電車も混まないと知ったからだ。

したがって、東京には住むが実家には戻らない。

もちろん感覚過敏者に向いているのは今住んでいる地方なのだが、転職に際して、社内にシステム部があるような大きい企業で、今より給料が高く、休みも多く、となると東京で探すのが圧倒的に効率が良かった。

現職には色々思うところがあれど、とにかく人が良かったので(「いい人」しか残らない環境だとも思うが)、元々抱えていた異常な人間不信をまともなレベルに戻すことができたし、自分給料分働ける人間だという感覚も得ることができた。

人間不信で、面接前に抗不安薬を飲み、エビリファイ無しでは生活できず、合同説明会で泣きながらトイレにこもって帰り、まともに働けると全く思っていなかった私を採用し、育ててくれたことはとても感謝している。

こっちでシステム関連のことをやりながら飛行機バンバン使えるくらいの収入が得られたら、こっちに住み続けたかった。

またね。

2022-11-23

anond:20221122125543

余裕でそれ以上も取るぞ

流石に職歴ゼロじゃない・マネージャー経験を期待をしての採用だが、

経験最高齢アラ還やぞ。30〜40代なんてクソ余裕

 

何がなんでも確実に売りを積み重ねていく・会社を大きくする意志のある営業がいる会社に当たるまで数をあたれ

いちばん良いのは合同説明会とか中の人と直接話す機会を得ること。得られたら話はスムーズにいくと思うよ

2022-06-05

全てに行き詰まってる人の備忘録

あの日からすべて変わってしまった。

いや、ちゃん就活なりなんなりをロクにやらなかったせいなのもあるけども。

とにかく自身に、将来に向き合うことから逃げ続けてきた。

元々理系脳では全くなかった。小学校テスト算数はよく再テストになってたし。

高校受験の際市内でも割合レベルの高い学校合格できると塾の先生から言われた。

でも当時家庭の事情もあって確実に公立校合格たかたかレベルを下げて中の下くらいの高校受験し、無事入学した。

思えばこの頃から努力や挑戦から逃げる癖や他人の目を気にする癖が付いてしまっていたのかもしれない。

高校初の定期試験中学の時と同じように勉強して臨んだ。

そしたら学年2位の成績を取ることができた。もちろん苦手だった理系科目もだ。

ここで僕の勘違いが始まってしまった。

当時僕は自動車とか飛行機に興味を持っていた。まあエー○コンバットとかグラ○ツーリスモの影響もあるし、中学の時離れていたミ○四駆を再開したってのもあった。

ちょうどテストの成績も良く天狗になっていた僕は自動車の開発に携わる人間になると三者面談豪語した。

ただ決めたからには色々リサーチしておくべきだったのだが当時の僕は大学行けばまあなんとかなんやろみたいな感じでのらりくらり過ごしていた。

高校2年、数学系の成績が悪くなる。とは言っても充分上位にはいたので特に問題視はされず、教師からは是非この成績活かして推薦で大学に進んではと意見をもらっていた。

もちろん僕自身もハナからそのつもりだった。

ここでその道に進むとはどういうことなのか、というのをきちんと理解していなかったのがダメなところだった。

高校2年の冬辺りから音楽ゲームの影響で音楽(電子音楽)ハマりだす。

コレが後々いろんな出会いを生み出すことになるし結果的に今の状態を生み出すきっかけになる。

推薦入試県内の中堅私大合格した。もちろんオープンキャンパスにも足を運んだ上で決めた。ただ今思えばここで「県内で近いし大学生になれるならココでいーや」みたいな気持ちがあったのも事実かもしれない。

推薦が決まった後はまあそれなりに真面目に授業を受けつつ、友人が音楽製作始めていて僕も興味あるしやってみるかとiPhoneでいじくり始めた。

そしたらまあ思いの外楽しかった。ただ今思えばココでちゃん音楽勉強とか自分でしておけばよかったと後悔している。

なんやかんやで卒業大学生になる。

前期はまあそれなりに突破した。後期基礎科目なのにも関わらずいまいちついて行けず二つ単位を落とし、物理の授業はほぼお情けで合格と言ったところだった。

この時点で専門科目よりも教養とか英語とかの授業の方が楽しいと感じていた。今思えばこの気持ちに正直になっていればと思う。

そんな最中コロナ騒ぎが始まりオンライン授業になった。

世間大学生らしいことができないだのなんだので騒いでいたが、僕は電車に乗らんでいいし色々ラクできるしええやんみたいな気持ちになっていた。

というかこの時点でもう自動車開発とかの気持ちはなくなっていた。この頃に音楽製作によりハマりだして色々買い揃える。ただ基礎から努力を怠っていて色々不便を感じることもある。(この基礎から努力を怠る悪癖は後々牙を剥く)

オンライン授業のせいにするわけではないが、大して理解せずともまあ単位は取得できた。できてしまった。

大学3年、就職活動とか視野に入ってくる年になる。

しかし、メールとか掲示板とか見ないバカだった僕は就職ガイダンスにロクに参加しなかった。というか気づいてなかった。意識クソ低い系の学生だった僕はインターンとか意識高い系のすることやろとか思っていた。今考えるとアホ極まりない。

というか今考えると意識的にシャットアウトしてたかもしれない。

同時にもう大学の授業に面白みを感じてなかったが、真面目系クズな僕は超低空飛行ながらも単位を取り続ける。

ここいらで自分の考えていたモノ作りはある種芸術的な方向であったと気づくべきだったかもしれない。

というか大学生になるべき人間ではなかったことにさっさと気づくべきだった。

もうこの頃には自動車の開発とかには全く興味がなくなっていた。研究室の配属希望を出すが、自己PR解釈を間違えてクソみたいなことを書いたら第六希望くらいの大して興味もない研究室に配属される。

秋辺りからポツポツと1dayインターンとか行き始める。ちなみに自己分析だのspi対策だのES雛形作成だの全くしていない。

機械科だから機械仕事をすべきみたいな考えでその辺りの会社を見ていた。

特に企業研究とかしていなかった。バカだ。この時点で音楽のが楽しくなってそっち方面で何かできたらと考え始める。

そうこうしてる内にまあちょっと音楽関係でいいことがあったりとか実験がクソ忙しく(実際にはレポートとか課題とか先延ばししまくってたクズ)なって就活から遠ざかる。

というかオンラインガイダンスも後でまとめて受ければいいやで先延ばしにしてそのまま忘れるんだが。

年明け、1月になんとかレポートとか課題を出し終える。

レポートが終わった解放からだらけまくる。クズだ。

合同説明会かにも行き出す。今更かよ。合同説明会に行き、通路を通っただけでウチどうですかどうですかと声をかけられて、顔を覚えられたりして恐怖を感じ、トイレに逃げたりした。

3月エントリーが本格化してくる時期。ようやくエントリーシートなどに取り掛かり始める。が、ここで最悪のつまづきをする。エントリーシートが全く書けない。そもそも将来のビジョンって自分にあるのか。学生時代何を頑張ってきたのか。自分は何をしたいのか。何者なのか。急激にどうにもならなくなってくる。今思えばうつ病に両足突っ込んでいた。ロクに寝れなくなった。食欲もなくなり、ゼリーをかろうじて胃に流し込む日々。

コレもすべて大学生活、もっと言えば高校から自身の適性やキャリアプランを考えなかったツケなのだが。

こんな就活のしの字も分からない自分に誰かを頼る資格もないと考えひたすら内側で自問自答する日々。

就活の助けになるだろうと登録したエージェントからメール電話爆撃で電話に出るのも怖くなる。

このままじゃもうニートまっしぐらだ。周りに自身の、周りからいい子だと言われ続けた自分がこうなってしまうなんて。このままじゃ大学名前にも傷が付く。

そんな気持ちで一杯になった自分は急に自殺しようと自室の窓から飛び降りた。まあ直前で怖くなってしがみついたおかげで打撲と派手な擦り傷で済んだのだが。まあしばらくは上手く歩けなくなった。

この頃はロクに思考も出来てなかった。よく嘔吐もした。体重も落ちた。

からその場の楽ばかり選び、他人からいい子で見られる為に生きてきたことに気づく。真面目系クズだ。

そんな中、企業の方との面談が入る。そこでなぜこの大学に、この学科に入ったのですかと聞かれる。

そこでクソみたいな思考の僕は焦点の合わない目でこう答えた。

「い、家から近かったし理系なら就職が有利と聞いていたので」

クソみたいな考えだ。

そんな最中母親からこう提案される。音楽に興味があったなら卒業後に専門学校への進学も視野に入れてはどうかと。

昔(特に高校生)の僕はストレート大卒ではないといけないという考えに囚われていた。周り道した人と出会わなかったのもあるが。

作曲仕事にするのは難しいが、音響のこととかなら視野に入るのではないかというアドバイスも貰った。ちょっとその気になりつつ、それがある種就活からの逃げではないかと罪の意識に囚われ、いまいち吹っ切れない。

この頃は理由もなく突然泣き出したりとかもよくあった。

そんな状態で4年生卒業研究が始まる。もうこの時点で単位卒業研究以外すべて取り切っていた。

まるで興味のない分野、そもそも興味が薄れていた専攻、そしてこのような精神状態。決まったテーマ希望テーマから外れた。

研究室で昨年の論文に向き合う。が、何も知識がない、というか応用することが全くできなかった(数学公式を暗記して解くモノと思っていた)僕はもう何も理解することができなくなっていた。周りはどんどん前に進んでいるのに自分はどうして何もできないんだという気持ちになり、ますます自身を追い詰める。

研究室に行っても全く集中出来ず、じっとしていられなくなって席をよく立ったり、昔からの癖であった消しゴムペンの戦いごっこが辞められなかったり、高校数学知識が抜け落ちてたりしていた。というかどのように卒論を進めて行けばいいのか、という計画もできない。とはいえ研究室には行かなければという気持ちで毎朝嘔吐したりしていたがなんとか向かっていた。

5月、半ば辺りから徐々に食欲とかは回復していった。とはいえ集中力散漫なままだし頭の中にずっとラップがかけられている感覚は抜けないし、風呂に入る気力もなかったり、帰宅すれば即寝落ちみたいな日々が続くのだが。研究報告のパワポもロクに仕上げられず、自身を殴ったりした。

そんな中共研究者が失踪した。後で卒業研究2年目の先輩に聞いたのだが去年も1人失踪したらしいしなんなら所属学生全員卒論落とす可能性もあったとかなんだとか。

自身テーマ関係する部分の勉強会に参加した。しかし、教授の言ってることがまるで分からない。どうにもならない。卒論は書けるのか。

何も決定できずに時間けが過ぎていく。こんなの書いてる時間があったら少しでも先のことをやるべきだろうが。

結局全ては自分と将来に向き合おうとしなかったツケなのだが。

2022-03-14

今の大学生就活ってどうなってるの?

知り合いの飲食店店主の娘さん(来年度大4)は昨年の夏から動いててインターンとかもいってていまも就活してるけど、

うちの姪(同じく来年度大4)はいまだに就活のしの字もしてない。

姪の母親である姉いわく、

学校就活セミナー合同説明会企業説明会はどこもいくあてがない人が行くところ、学校斡旋してくれるから何もしなくていい」

「あとのほうがいい会社が残ってる」

姉は大学とき教授に紹介された企業で4年くらい働いて、結婚して子供ができて退職して、出産後にすぐ離婚して、

その後はフリーター&内職で職を転々というキャリアだ。

どういう事実からそういう見解になったのかまったくもって理解ができないのだが、いまの就活とはそんなものなのだろうか?

2020-12-15

ソロバンレーサー

Kからソロバンレーサーの資格を取りに行こう」とLINEで誘われた時は、何かの送信ミスだと思った。Kとの関係はほぼ他人に近い。大学3年生の時、就職合同説明会の帰りにマクドナルド意気投合して連絡先を交換してそれっきりの関係だ。相手送信ミスに気がつくまでほっておこうと既読スルーしていると、こちらの考えを見透かしたようにKは追加のメッセージで畳みかけて来た。要約するとこうだ。『①ソロバンレーサーの資格を一緒に取りに行こう②マルチ宗教の勧誘ではない③誰彼構わず誘っているのではない』ソロバンレーサーという資格は聞いたことがなかった。言葉の響きからすると算術の道具のようにも運転行為にも思えるが、その2つがどうしても繋がるようには思えない。まずそのソロバンレーサーが何であるかが分からないと承諾も拒否もできないとKに伝えると、それは直接会って説明させてくれという。いかにも怪しい。こういう時、1人でのこのこと相手の懐に飛び込むと、大抵先輩と称する怪しい人物が隣にいて、2対1で言いくるめられこちらが折れるまで帰らせて貰えないというのがセオリーだ。マルチ宗教じゃないというなら何だと言うのだ。仮想通貨副業か。オンラインサロンか。とにかく怪しい。しかソロバンレーサーで軽く検索をかけてみても、それらしいものは引っかからない。あまり知られていないのか、もしくは存在しない架空概念最初は釣って、釣り上げたら本丸の話が進むという手口か。ソロバンレーサー。ソロバンレーサー。ソロバンレーサー。頭の中でソロバンレーサーがぐるぐると回っている。どうも頭から離れない。

2020-04-07

全部コロナのせいにしたい

就活が上手くいってない。

上手くいかない理由は大体わかってる。

ろくに就活対策もせず、やりたい仕事、好きな企業ばかり追ってるのがいけない。

エントリーシート時間をかけられず、結局ぎりぎりに対して見直しもしていない文章を送ってるのがいけない。

そもそも働く意欲も、頑張らなくちゃという焦燥感もないのがいけない。

でもコロナのせいにしたい。

合同説明会は軒並み中止したし、友達とも相談できないし、大学キャリアセンターは閉まるし、OB訪問もあまりできていない。

これまで頑張ってこなかったやつが上手くいかないのは当たり前なんだけど、何かしらにイライラをぶつけたい。

コロナのせい、って言ったら就職浪人になってもなんとかならないかな。多分ならないだろうけど。

2020-03-03

[]2020年3月2日月曜日増田

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2020-02-26

動力!行動力!行動力

チクショウ、どの採用情報ページを見たってこんな言葉が並んでやがる。ふざけんな!行動力があるやつはもう就活終わってるだろ!そうだよ、行動力なんて、そんなもん、求められたってよ・・・どうしろっていうのさ。(コロコロするAA)

未だに履歴書は完成しないし、自己PRコロコロ変わる。変わるのは気持ちだけで十分なんだが、そっちは微動だにせず低いままだ。さらに、さらにな、3月に行く合同説明会だって、無くなっちまった。そうだよ、ヤツだよ、コロナウイルスだよ。正直これはしょうがないよな、そういう定めだ。だけどよ、意識が低い就活から合同説明会とったら、もうどこで企業の人と会えばいいのよ、もうわからないよ。地方のこじんまりとした企業説明会はやってそうだけど、そっちはさ、行きたい企業がぜんぜん無いわけ。地方銀行とか、保険代行とか、施工管理とか全然行きたくないねん。いや嫌いとかじゃなくて、専門の知識ぜんぜん使えへんやん。学ぶのが楽しかった分野行きたいやん。そっちのほうがちゃんと働けると思うしさ。え?選り好みしてる場合かって?そうだよな、でもさ、それでも、モチベ無い職種にはモチベ出ないよ・・・そうでしょ普通

大企業とか求めないけど、罵倒されなくて、19時頃に帰宅して、読書したり勉強したりさ、そういう文化的生活が出来たらそれでいいんだ、いいんだよ。これに加えて専門的な仕事ならもう言うことないよ。チクショウ!こんな絵空事書いてるより、他にすることないのか?なぁ〜どうすればいいんだよ〜

2020-02-05

東北大学工学部機械系の就活における推薦制度の闇

社会人になって何年か経つが、母校の教授記事に出ていて驚いた。

理系大学院生を就活疲れから救う 大学推薦制度を改良、1カ月半で就活完了 | 日経 xTECH(クロステック)

自分は途中から自由就活に切り替えて就職した身だが、本件に関して思うところが多くあるので書いた。

あくまで当時の話だが、制度の一番の問題点を偉そうに記事で語っていたので、あまり変わっていないのだと思う。

「良いところに就職できそうだから工学部」という高校生に向けて内情が伝わればいいと思っている。

以下長文。まとめだけ読んでも良い。

背景

問題点に入る前に、東北大学工学部機械系の就活の特徴から話そうと思う。

講義研究がきつく、就活に対して理解がない教授が多い

学部3年生を過ぎると、落とすと即留年実験や厳しい進級要件に追われ、研究室配属後は、平日休日区別なく働かされる学生結構割合存在する。

また、元記事教授を始めとして、多くの教員バイトインターン就活を快く思っていない。

講義ゼミ説明会面接のために休ませて欲しいと言う申し出を認めない人も多い。

そのため、地理的な不利と相まって就活時期の動きが相当制限されるのが事実である

その分、非常に推薦の求人が多く就職には困らない

ただ、そのような鍛えられた工学大学院生需要は高く、加えて地方ながら旧帝大名前一定の評価があるらしい。

実際、真面目に就活をしなくても無内定にならない程度には求人が来る。

推薦については、景気にあまり関係なく学生200人に対して毎年2倍以上の枠が安定して存在する。

動物のお医者さんという北大舞台にした漫画に「人買い」のエピソードがあるが、学部合同説明会はまさにあのような様相となる。

メーカー系だとCore30はもちろん、日本代表する超大企業が揃っており、企業を選ばなければ就活には全く困らない。

例を上げると、

など、枚挙に暇がない。

ただ、業界に著しく偏りがあったり、大手子会社中小企業も多数含まれているのも事実である

この少子化と売り手市場において、そんな推薦に対して多少の物足りなさを覚える就活ガチ勢もいる。

推薦を就職担当が一元管理しており、それなりに面接負担がある

大学推薦というと、研究室の学生教授が知った企業コネねじ込む、といったイメージが強いと思うが、これは一昔前の話であり今は中々聞かない。

記事にもある通り、大学推薦と言う制度自体機械系全体で管理しており、各教授の推薦状の発行を制限しているため、基本的に抜け駆けは許されていない。

就活時期の推薦選考フローは以下の通りである

  1. 企業からの推薦要請に応じて大学側が推薦枠の数を決定する
  2. 大学学生募集をかける。1次募集・2次募集がある。
  3. 企業担当者との「ジョブマッチング面談」もしくは就職担当者との面談によって推薦対象者を決定する
  4. 推薦状が発行される
  5. 企業選考へ進む(大手企業場合、1次面接か2次面接をすっ飛ばせるだけの企業が多い)

3,5で分かる通り、自由就活に比べてES選考グループディスカッション足切りはないが、人気の大手企業を狙う場合、ある程度頑張って学内選考および企業選考を勝ち残る必要がある。

制度問題点

ここまで書くと、大変さはあるかもしれないが世間一般から見ると恵まれているという意見が多数だろう。俺もそう思う。

問題点は背景で書いた以下の規定および、記事の以下の規定である

企業からの推薦要請に応じて大学側が推薦枠の数を決定する

https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00138/013000472/?P=2

大学推薦制度を利用する企業が、自由応募制度東北大学機械系の学生採用することは認めない。


このような仕組みにおいて何が起こるのか?

以下はリクルーターにも聞いて裏を取った当時の実話である

~事例1:推薦応募開始前~

企業「今年は採用目標を増やすので推薦枠を15人設けてくれませんか」

就職担当「一部の企業学生が集中しすぎると他の企業不公平になるからダメ。5人で。」

企業「じゃあ残りの10人は自由で応募いただくということで」

就職担当「推薦された学生が不利になる可能性があるからダメ。うちの学生自由で取った事がわかったら来年から推薦枠なくすから。」

企業・・・

~事例2: 推薦応募開始後~

ト○タ、ホン○等の人気企業の推薦枠を競って学生数十人が争う。

からあぶれた人々は自由応募をすることを禁止されているため、泣く泣く諦める。

推薦を取り直そうと2次募集を見ても、人気企業の枠は1次募集で埋まっているため、行きたい会社が残っているとは限らない。

自由応募で別業界を狙うか、子会社領域の違う会社妥協することとなる。


完成車や重工等の花形業界を狙う学生は、小さい頃から車や飛行機に夢を持ち、必死勉強してきた人揃いである。

そんな人達が、

夢の企業への就職可能性を閉ざされる。

大学に隠してでも人材を確保するぞという気概で、黙って自由応募を受け付けてくれる企業存在する(した)。

しかし、昔からの長い付き合いがある人気企業は、大学報復を恐れて受け付けてくれないことが多いのが現状である

非常に理不尽ルールであり、一刻も早く見直すべきだと思う。


なお当時、就活担当職員(※1)に対して自由応募を認めてくれるよう必死に訴えかけたところ、非常に面倒くさそうに当時の就職担当教授につないでくれた。

ただ、件の教授就活時間をかけず研究に没頭することの重要性や、別の会社でもやりたいことはできるなどの一般論を説くばかりで、あまり話が通じなかったので諦めてしまった。

結局、自分外資や推薦が来ていない業界に切り替えて自由就活を行い、最終的に複数内定を得ることとなった。

まとめ

一言で言うと「学生就職平準化のため、大学が推薦枠を絞り学生自由応募を禁止する」のが問題である

これらが曖昧になり、抜け駆けや裏切りを許してしまうと、大学推薦制度に対する学生企業の信頼がなくなり、制度崩壊してしまうから

記事のこの意見や、背景にも一定同意はするが、学生企業希望無視して推薦枠を意図的に絞っていることを言わないのはフェアでないと思う。

そもそも面接が何度もあり、落ちることがある時点で推薦制度の意義は崩壊しているのである

進学先を就職と言う軸で考えている学生の一つの判断材料となれば幸いである。


※1 上から目線で態度が悪いので学生から非常に嫌われていた

追記

快挙を修正しました。

2020-01-20

えー急に就活のやる気が出てるーなんでだろう??

とある企業エントリーが始まって書かなきゃいけないことができたからかな、目の前に分かりやすタスクがあるとやる気出るもんね。

それとも昨日の合同説明会を何を思ったかサボってしまったのにいいかげん焦ったのだろうか。まあ前者かな。

さすがに合同説明会サボったのはやらかしたな。まあ3月にあるしそれでどうにかするしかあるまい。もうサボっちまったものしょうがないのだ。出展企業を調べてマイページだけでも作ろう、うん。

2019-09-05

就職エージェントへの対応疲弊している新卒学生の話 追記

私は大学四年の就活生だ。

まだどこから内定が貰えていない。まあそれについてはどうでもいい。

タイトル通りでしかない話だがあまり自業自得すぎてどうしようもないしこんなこと誰にも言えないからここで吐き出す。

合同説明会で紹介されたのをきっかけに就活エージェントを利用するようになったんだけど、似たようなことが数回続いて現在では5社のエージェントから求人の紹介を受けている。

毎回「就職相談とか受けてみませんか~?」とにこにこ笑う運営スタッフを断りきれず無理やりエージェント相談ブースに連れていかれたものの、最終的には自分から登録して面談予約して~と段階を踏んだにもかかわらず、複数エージェントとの連絡だけで疲弊している。馬鹿か?

毎日何十通くるメール確認も、首都圏から離れた田舎住まいからエージェントとの面談のためだけに都会まで2時間かけてでてこなきゃいけないのも、自己PRとかガクチカ評価もみんな画一で「理由付けもできてるし大丈夫だと思います」だし、あーーなんかもうまとまんない!とりあえず嫌!

エージェントも合う合わないがあるから複数試した方がいい!とか父が言ったのを鵜呑みにして少し嫌々ながら毎回面談行くんだけど馬鹿みたい。いや多分馬鹿なんだな。

面接落ちた時に「交渉はしたんですけどこちらの力不足すみません.......」とか言われたのに対して「いえいえ私が力不足で.......」とか返すのも面倒。謝らないでくれ頼むから。正直企業からお祈りメール来た時よりもエージェントが謝ってくる時の方が嫌。より“自分ダメさ”を認識してしまう気がする。

あと1社のエージェント性格がめちゃくちゃ苦手なタイプなのもきつい。悪い人じゃないけど個人的に苦手なだけ。

あとどこも私の希望している職種・やりたくないこと・行きたい勤務地を無視してとある人不足の業界を勧めてくるのも嫌。その仕事は本当に向いてないって自覚してるから紹介されたくない。そう言ってるのに求人紹介のたびにさりげなく求人票に混じってる。やばくね?どんだけ人不足なんだよ。

こんな状況だから信用してる2社以外関わりを断ちたいんだけど内定出てる訳でもないし解約連絡しづらいんだよなーーーーどうしたらいいんだこれ?もう予約しちゃってる説明会もあるしなーーーー1社はまだ説明会予約も選考予約もしてないからこの機会に解約したいけどなんか怖くてできない。なんで私はこんなどうしようもない人間なのか。

なんでこんなことを書こうと思ったかっていうと、大学の同じゼミ女子に「最近内定とれたけど大学就職課もエージェントも何も使ってない。自分だけで充分内定はとれるから大丈夫!」みたいなキラキラした話を聞かされたからだ。自分から人に頼るって決めたのにそれで疲れて就活も何も無くなってる自分に嫌気がさして泣いた。

その日父に「こんなに決まらないとは思わなかったエージェントいかずにハロワでも行けば」って言われたのも原因かもしれない。元々父は就活に関する意見が一日のうちに2転3転するタイプからこんなことは慣れっこなんだけどこの日は特別ダメージがでかかった。それだけの話なのだ

エージェントやめてえ。話を聞いてくれた人はみんないい人だったよ。でもやめてえ。

あとついでに気になるのがネットでたまに見るマイナビリクナビ以外も使え理論なんだけど、これってどういう意味マイナビリクナビ以外の新卒専門求人サイトも見ろってこと?キャリタスとかあさがく的な?

それとも求人ボックスとかはたらいくとかから新卒でも大丈夫って書いてある求人を探して応募しろってこと?

これを人に聞くと「受ける企業が減ってくるから新卒でもOKみたいな企業も一応受けてみたら?」派と「新卒でもOKって書いてあるだけで経験もあるいい中途が来たらそっちとるに決まってんだから新卒専門求人サイトで応募した方が安心」派に別れるんですけどどっちが正しいのかこれもうわかんねぇな。何もわからない。馬鹿みたい。


追記

想像していたよりも多くの方が反応してくださりとても驚きました。厳しいお言葉や優しいアドバイスなどありがとうございます。頑張ります

少し気になったコメに返信というか感想というか

・確かにこれまでずっと人に振り回されて依存して生きてきたかもしれない。両親に就職アドバイスとかを期待できないからほかの大人に頼ってみるかーって考えてたらすごい複雑なことになっちゃった 自分で考えて自分努力してみます

就活初期に就職課に相談に行ったら数人のカウンセラーにボロクソに言われたのがきっかけで苦手意識が物凄かったんですが、勧めてくれる人が多いので今度行ってみますありがとう

・確かにエージェント経由で採用したらそっちに金払わなきゃいけないからそれだけで確率落ちそうだよなーーーーーマイナビリクナビから行くしかねえな

エージェントから紹介された企業だけじゃなくて自分マイナビとかで調べた企業も受けてるんで.......落ちてるけど.......

・今回のエージェントの話に関係なかったからどうでもいいって書いただけで私自身が内定もらえてないことをどうでもいいって思ってるわけないじゃないですか 毎日辛いよ

サークル入ってないクソぼっちから就活の話できる先輩とかいないんだよなー就活終わった同級生かに聞いてみます.......

エージェント説明会終わったやつから順にいくつか解約していきますありがとうございました

2019-07-02

マイナビ合説のレポート

東京ドームで行われたマイナビ合同説明会に行ってきた。

行くとギフト券が貰えるのだけど、これにめちゃくちゃ人が並んでいた。俺は2日で7000円分もらった。思うに俺含めてほとんどの人はギフト券目当てで、「いい企業があったら受けようかな」くらいの意識なのだろう。

よく言われることだが、いくらエントリーしても入る会社は1つな訳で、無闇やたらと合同説明会で駒を増やせばいいというものではない。加えて売り手市場求人学生数に対して大幅に多いので、どうやっても人を集められない会社は集められない。

それでも合同説明会企業側と学生側の接点を無駄に増やそうとするのは“武器商人であるマイナビが儲かるからであって、マイナビリクルートはやっぱり害悪企業なのだなあと思う。

2019-06-19

就活が僕からすべてを奪っていった

20卒の新卒

就活にいろんなものを奪われてしまった。

時間お金、体力、恋人就活する前のあの頃に帰りたいと毎日考える。お願いだから返してほしい。全部僕の大切なものなんだよ。

正直就活が始まる直前の大学生活は、有頂天だった。

初めて彼女ができて、それはもうアツアツだった。初めてだったからいろいろ不慣れだったし、決して良くできた彼氏ではなかったと思うけど……。

まぁそもそも、よくできた彼氏はこんなことで亀裂を作ったりしないのだろう。多分。

ゼミも、それなりに楽しかった。担当教員とは気軽に一対一でのみに行くのが楽しいぐらいに相性がよかったし、専攻分野も自分に合っていたと思う。

部活もやってた。運営にも噛んでたし、好きなことだったからこそいろんなことを新しくやらせてもらった。もちろん不手際もあったと思うけど、なんだかんだでいい結果になっていたと信じたい。

部活引退して、ゼミ就職課がやってきて、自己分析だの、履歴書だの言い出すようになったあたりからだった。

まぁ当然それにかかりっきりになる。今後の人生を決めることだから別に手を抜いたつもりはなかった。1月ごろから自己分析を始めて、履歴書を完成させたのが2月

3月情報解禁に間に合うように動き回って、合同説明会選考会、各種イベントに足を運んだ。最初のうちは合同説明会などが多かったから、彼女と行くことも多かったが、やっぱりそのうちそれぞれの就活になる。

その時間の間を縫って会っても、やっぱり口から出てくるのは就活の話、特に愚痴ばかりで。

特に僕のほうが全くうまくいかなかったせいで、かなり疲弊していった。言い争いになることも増えたし、構ってくれ、助けてくれとなってしまうことがほとんどだった。今思うと情けないけれど。

その結果、一度荷物を下ろしたいといわれて別れを告げられた。 その直後、彼女には内定が出た。 僕は最終選考まで唯一進んだところが落ちたばかりだった。

就活やる前は、6月ごろには内定をもらって、そこからせっかくなんだから大作な卒業論文を書いて、自分の納得いくものができたら、大学の中の論文コンペに応募しようと思っていた。

そういうことが、自分にとっては楽しいと思えたみたいだ。志望動機を400字書くより、論文アウトラインを書いているほうが簡単なように思える。

でも、今はもうそんな余裕がさらさらない。

彼女に対する罪悪感と、日々への疲弊感。何もできなくなっていた。

1月から6月までの半年間を返してほしい。いろいろお金も使った。無駄だったから返してほしい。

何より、かけがえのない彼女を失った。 これは、自分のせいがほとんどなんだけど。

この前、ラインをしたら「楽しかったね、就活なんてなかったらよかったね」とメッセージがきて、1時間ぐらいずっと泣いてしまった。返して、返してよ。

夢にまでいろいろ見るようになって、眠るのが少し怖くなった。そのせいか無意味に夜更かしすることも増えた。

多分、精神科かに行かなくちゃいけないレベルなんだろう。大学棟の6階で授業を受けてたら、唐突に授業を抜け出して窓を開けようとしたこともある。

下に歩いている人たちをみて、そして何より彼女が罪悪感にさいなまれしまっては耐えられないと思い踏ん張った。

そうなると、就活は僕の今までの時間だけでなく、未来時間お金まで奪っていくことになる。 こういうのは、一日二日薬を飲んだら治るとかそういう次元じゃないことだけはわかる。

就活うつなんてものはそう珍しくないらしく、7人に1人はそれっぽくなるらしい。運悪く、そのくじを引いてしまったようだ。

10パーセント以上の学生がそうなるなんて、明らかに異常なんじゃないか

まぁその10パーセントの中でもかなり僕はいろんなパンチを同時に受けてしまった側だろうけど(もっとつらいひともいるかもしれない。だとしたらごめんなさい)、そうじゃなくても絶対おかしい。

履歴書を全部破り捨て、企業パンフレットは切り刻んで、とりあえず休むことにした。もう、憎むことすらできない。その気力がない。

就活は、僕からすべてを奪っていった。もう少しだけ、搾取され続けるのだと思う。

2019-06-08

マイナビ合説のレポート

マイナビ合同説明会に行った。

通常、イケメン美女から内定が出て就活が終わるので、この微妙な時期の合同説明会にいる学生ブサメンやブスが多かった。

やはり顔は大事である

2019-03-03

40歳身体障害者国家公務員障害者選考試験を受けた記録と感想

anond:20190301200621 自分場合のことを書いておきます説明会絶対必須ってほどでもないかなと。

軽度の身体障害者です。四大卒で約40歳氷河期世代現在派遣社員として一般企業で勤務(障害があることは伝えていない)。

昨年、障害を抱えることになって、就労クリティカルな影響は出ていないけど、派遣身分で安定性に不安もあり、今回の選考試験受験。その記録をざっくり残しておきます

今後受験検討している人の参考になれば幸い。

一次選考

基礎能力試験(多肢選択式)+作文試験

基礎能力試験はかなり平易な印象。内容的には中学卒業程度では。転職活動SPIとかやったことある人なら数的推理は十分かと。内角の和とか「知識」が必要な設問はほとんどなく、連立方程式ぐらいまで出来てれば十分。社会理科知識問題だし範囲広すぎて対策無理だと思うので、分かんなかったら適当に選ぶ、で。

作文はよく分からない(お題は「誠実とは」)けど、よっぽど支離滅裂なこと書かなければ大丈夫なんじゃないかなと。

二次選考合格発表面接前まで)

ここからが、すでに話題になっている、阿鼻叫喚地獄となった面接試験である

二次選考ルールは「いずれの機関から採用内定を受けられなかった場合は、不合格となります」であり、「全員に二次面接を課します」というルールではない。(参考→http://www.jinji.go.jp/saiyo/siken/senkou/2jichuijikou.pdf

まり、「面接アポを取る」ところから、もう二次選考は始まってしまっているのだ。

一次試験合格WEBで発表された2月22日金曜AM10時をもって面接予約解禁、事前にルールをよく読んでいた志望者は志望省庁に速攻で予約をメールまたは電話で入れたが、「インターネット見れないか合格通知が来たらやろう」「平日で仕事中なので、帰ったらやろう」という人間はここで大きく出遅れることになってしまう。

これは、おそらく国家公務員一般試験官庁訪問スタイル踏襲したためだと思われるが、「面接の機会は合格者に等しく与えられるのだろう」と思っていた人にとっては、わけがからなかったのではなかろうか。でもまあ、お役所仕事ってそんなもんで、都道府県市役所ホームページ見てても、「決まり淡々掲載」はしてても、「懇切丁寧に誰にでも分かりやすく紹介」なんてサービスはしてくれないんですよね。そういうところを受けているんだ、という意識は、持っておいた方が良いと思う。今後ふたたび受験する人も。

ただまあ、このやり方だと「在職中でバリバリ働いてくれそうな人」が出遅れしまうので、省庁にとっても望ましくないのでは?とは思う。

私はその日職場に午前休を予め申請しており、午前中にメールで志望省庁2つを予約。また、予定していなかった省庁から電話面接の案内がかかってきたので、そこも受けることにした。正直、リクルーティング電話があるとは全く思っていなかったのでびっくりしたが、5ちゃんねるのスレッドTwitterを見るとちらほら報告があった。受験から読み取れる情報

なので、おそらく大卒就労に支障の少なそうな障害者を合格リストから各省庁でリストアップしていたではないだろうか。

週明け、2月26日に開催された合同説明会に参加。「一次試験合格対象」となっていたが、出入り自由だったので関係ない人もいそうだった(明らかに受験対象年齢を超えてるお年寄りとかもいた)。概ねどこの省庁も受け入れ準備は全く出来ていない(そもそも障害採用枠」などというものが今まではなかったわけで)ことが伝わってきた。配属先や職務内容もまちまちで、

といった感じ。(外務省国税庁ホームページ募集要項上記内容が記載されていた)

説明会で、「就労経験を生かした仕事に配属されますか」という質問に対し、「そうですね、全く仕事したことがない人だと困っちゃいますけど」などと口走ってしま担当者もおり、中途採用なのか新人採用なのかの整理もついていないようだった。(係員級の採用でそれは流石にどうかと思うのだが)

私が聞いたすべての省庁で、「新卒採用と同様の研修を受けさせる予定はない」という回答だった(国税庁のように最初から研修前提の告知を出している場合を除いて)。軽作業オンリーならそれでもいいが、普通仕事も出来るならやらせる、なら同様に研修教育必要ではと思うが、これも「単に準備が出来てない(障害者の参加を想定した研修になってない)」部分も大きそうだった。

また、「障害状態配慮した勤務は可能ですか」という質問に対し、「フレックステレワークがあります」と回答していたが、今回の常勤採用では普通にフルタイムでの勤務が前提で、フレックステレワークといった配慮一般公務員が利用できるものと同等。「障害配慮した勤務形態」などというもの存在しないようだった(そういうのは「非常勤」に寄せているのだろう)。

これは内閣府担当者が言っていたことだが、「(フルタイムでの)勤務に不安がある方や、今回の採用漏れしまった方は、非常勤での採用検討してほしい。今後、非常勤から常勤ステップアップする制度も用意されるので、働いてみて『大丈夫そう』だと思ってからでもいいのでは」とのこと。

二次試験面接

面接は、非常に順調に進んだ。というか、最初に受けた第一志望の省庁に即日内定をもらった。

聞かれることは

と、まあ割と普通のことであった。個人的には一番最後の項目が問題で、今回の採用国家公務員一般職係員級、「国家公務員 俸給表(一)」の一級からスタートとなる。要するに、一般職の一番下からだ。ここに、民間での職歴16年くらいを加算すると、年収としては400万円ぐらいで、正直結構下がる。ただまあ、冒頭に書いたとおり、今の待遇不安があるので、問題ありません、と回答した。

続いて、同じ日に設定していたリクルーティング電話のあった省庁とも面接。2時間ぐらい間が空いていたので、時間を潰すのに苦労した。こちらも大体同じような質問内容だったが、「年齢的に若い人間の下に立つことになるが大丈夫か」といったことも聞かれた。現職も派遣職場の年齢的上下関係なく仕事しているので、問題ないですと回答。やはり給与面のことは指摘され、「基本的一定の間隔で昇級昇格していくので、すごく仕事が出来たからといってスピード出世があるわけでもないけど大丈夫か?」と言われた。まあそりゃしゃあないでしょという気持ちで、「大丈夫です」と回答。

内定辞退

内定をもらって、3月いっぱいで今の会社退職か、と感慨深くなっていたところ、派遣から正規雇用されることになり(並行して採用面接を受けていたのだ)、流石に長年働いていた先から採用を断るわけにも行かず(給与もいいし)、内定先省庁へお詫びと内定辞退の連絡をした。私が辞退したこと内定された方は、ご自身国民のために精一杯働いてほしい。私もこれからも頑張って働いていく。

以下、感想・所感。

人事院・各省庁側に期待したいこと


受験者(障害者)が認識しなければいけないこと

いただいたブコメ言及など

これは全くその通りだと思います。今回の選考対象となる「障害者」は、「障害者手帳」(身体障害者手帳、療育手帳(=知的障害者用)、精神障害者保健福祉手帳総称)を持っている、またはその基準を満たす診断書が出せることが条件なのですが、これはもうピンキリなわけで。障害の程度・就労に及ぼす影響も千差万別ですし、就労経験自体も同じなわけで。あくまで、合格者の一サンプルとしてとらえていただければと思います

それはそのとおりだと思います自分も、今の派遣雇用継続なら(年収ガクッと落ちても)納得して公務員やるつもりでした。ちなみに、経験ゼロ高卒だと年収300万弱ぐらいからのスタートになるんじゃないかと。大卒だともう20万くらい乗るかな?

  • 武運を祈るにゃよー

ありがとうございます

まあそういうことなんだろうな、とは思いました。こればっかりは、あくまで受け入れ側の基準だし、(もうちょっと配慮があってもいいとは思いつつ)「あらゆる障害者の面倒を見れられる体制を作れ」とまでは正直思っていません。

2019-02-24

この前説明会受けてて印象に残った企業

この前中途エンジニア限定した合同説明会に行った時の話なんだが、

大体の会社はこういう技術メイン使うことが多くて取引先はこういうところでこういう企業理念で~みたいなまあある程度はざっくりした感じの話で細かいところは質疑応答で、みたいな話になることが多かったんだけど、

なんかとある会社名が全部漢字のお堅そうな企業だけ「このプロジェクトのこのシステムのこの機能に対してこの設定ファイルをこんな感じでいじっていただきます」みたいななんかやたらに具体性のある説明をしてきて、

しかもそれが1プロジェクト内の1タスクみたいな内容だったからなんか違和感あったんだけど、

で、どうやらXMLファイルを投入すると自動フォームが作られる自社ツールがあるらしくて、

それを上流から流れてきたExceL通りにXMLファイル作成・投入してExcelスクショテストするお仕事らしい。

んで、そのフォーム作成サービスパッケージ化されているというか、取引先ごとに週次や月次でそのタスクが発生するからそれ専用の要員を募集しているとのこと。

それも昔から長く提供されているサービスらしく、案件が終了する目処はないし基本はガチでそれだけやり続ければいいらしい。

使用言語はなんですか?」って聞いたら「XMLです。他は基本使いません。」って言われてびっくらこいた。

サーバ監視バイトよりも何も自分の身に残らなそう。5年の務めたら市場価値めっちゃ下がるんじゃないかこれ。

こういう仕事が気楽でいいなって思う人はいると思うし会社としてこういう要員が必要なのは別にわかるんだが、これ中途エンジニア募集かける必要あるか?

いやその要員の募集かけるにしてもその辺濁してやらんと誰もこんだろって思ったという話でした。

2019-02-05

anond:20190205161213

若くてやる気あるなら、企業合同説明会かにいってお話聞いてみたりすれば?

新卒だけじゃなく、「転職対象 合同企業説明会セミナー」向けもあるかと。

2018-11-09

2002年卒 新卒就職失敗した俺の年表

2000年夏】 就活開始 合同説明会業界研究などなんとなく嫌で参加せず

2001年】 2社+教職に応募するも、もともと無理筋であえなく全敗。数名のモラトリアム組と一緒に社会人になっていく友人を祝う。

2002年春】 大学卒業実家ぐらしのフリーター生活スタートバイト先は大学時代から続けていた飲食店フリーターのくせに4月から2ヶ月ほど東南アジアバックパッカー

2002年秋】 就職。 東京資本ブラック営業職。月収25万程度、ボーナスなし

2003年秋】 一人暮らし開始。月収25万円と変わらず、ボーナスなし、家賃6万程度(県下最大の繁華街直ぐ側だったため、毎日飲み歩き貯金ゼロ二日酔い仕事に行き職場トイレ嘔吐すること月に何度も)

2004年春】 最初職場退職。単純に仕事が楽しくなかった。残業もせず営業成績はノルマギリギリアウト、給料はしっかりもらってたので風当たりも強かった。

移行失業保険3ヶ月分で食いつなぐ、というか飲みつなぐ。

2004年初秋】 失業保険切れて家賃払えなくなったので肉体労働バイトを始める。日給8000円。と同時に就職活動を始める。時代ライブドア・ショック前夜、時代ITだなとWEBマーケティングWEB制作系の本を図書館で借りて読み漁る日々。ホントは半分以上小説借りて読んでた。

2004年初冬】 地場零細IT企業就職。月収19万円程度、ボーナスなし。職種地場工務店廻りのルート営業

2005年初頭】 東京営業所開設に伴い転勤(もともと東京勤務条件で就職家賃は半額補助だったけどまたたくまに困窮する

2005年秋】 勤め先破綻、自費で地元に戻る。当然すっからかん実家に逃げ込む。幸運にもWEBマーケティング担当として勤め先の顧客であった食品流通企業就職月収20万程度、ボーナス年間3ヶ月程度移行心を入れ替えて勉強しつつ学びつつ、ちょうど地域ブランディングブート相まって2008年ころまで県下の業界ではちょっとした有名人に。ただし昇進もせず給与もあまり上がらない。

2006年春】 再び実家を出て同棲開始

2010年春】俺を招いてくれた社長勇退。反りが合わなかった重役が社長に。広告予算を掌握していた俺がじゃまになりあからさまに社内の風当たりが強くなる。恩義もあったが転職を考え始める 同棲解消、独り身に

2010年秋】地元広告代理店に転職。前職でコネクションが作れており、仕事評価も広がっていたので苦労しなかった。月収30万円、ボーナス2.5ヶ月程度。色んな会社ブランド開発、広告運用担当する楽しい日々。

2015年春頃】クライアントに対して某グローバル営業支援システムの導入をコンサルする新設部署責任者に 。 年収550万円ボーナス込。 結婚

2016年春】 住宅購入(3500万円 うち2500万円35年ローン)

2018年春】 38歳 クライアント企業転職地場中堅流通業。経営企画責任者 年収700万円査定ボーナス 第1子誕生幸せ

2018-11-04

日本人気持ち悪さ

主語はあえて大きくした。外国がどうかは知らない。

数年前に学内合同説明会に来ていた某外資系IT企業説明会に参加したときのこと。

我が社のミッションを知ってますかという質問があったんだけど誰も手を挙げる人がいなかった。

司会者がやたらと粘るので俺は手を挙げ思いついた「don't be evil」と答えた

そしたら「残念、それはミッションではなくモットーですね」と返された。

驚いたのはその直後に周りの学生から笑いが起きたことだ。

いや、お前ら手を挙げていなかったじゃないか。何で笑われるんだと。

しかも司会が「答えてくれてありがとう」と言うと静かになる。

これが日本人習性なのか知らないがとにかく気持ち悪すぎた。

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