「古希」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 古希とは

2024-04-20

[]

父の古希祝いをしてきた

焼酎プレゼントした

妹はスピッツライブ抽選一般当選してはじめて行ったらしい

めっちゃよかったと言っていた

2023-09-18

みーちゃった♪みーちゃった♪

「みーちゃった、みーちゃった♪」

開口1番に言われました。

 子供同級生ママにです。

「〇日の午後、〇ホテルロビーに一緒のいたのご主人じゃないよね?

何?昼間から堂々の不倫?」

もう表情がニヤニヤで好奇心ギラギラの顔つきで言われました。

はい、確かにその時、男性と一緒でした。

従弟です。

母の妹の息子。

母は双子の姉で古希になる来月、家族一同で食事会をするので

下見と予約に行ったけど。

事情を告げると見る見る失望した表情に。

周りにいたママ微妙な顔つきに。

特に親しくもない人に言われビックリしているところです。

夫以外に男性といると不倫だと思われるものですか?

実は,以前にも弟といて同じ事を言われた事があるので

同じ経験した事ありますか?

2023-09-16

[]ハルモニア

もともとはギリシア語表現。「調和」のこと。(古希: Ἁρμονία、Harmoniā、ラテン語: Harmonia)

単語のものは昔からゲーム、歌、漫画などで時々聞いたことはあったが、意味までは調べようと思わなかった。

2023-07-12

今まで食べた中で一番美味かったもの

肉料理トルコカッパドキアで食べた肉のつぼ焼き。食べたのが15年前でだいぶ時間忘れかけているが、行く直前に食べた神戸牛より遥かに感動した記憶はある

料理福岡小倉で食べたアジ。魚を食べて旨味で舌がしびれたのはここだけ。値段も北海道寿司より遥かに安かった記憶がある。また食べたい。

野菜料理:味だけで言うなら古希のお祝いでの高級中華で食べた野菜の蒸しセイロ。にんにくソースをつけて食べるのだが、食材調理方法でここまで味が変わるのかと知らされた。

サラダ:初めて食べたシーザーサラダ。今まで家ではサラダオリーブオイルと塩で食べていたので、こんな野菜の食べ方があったのかと感動した記憶が今も残っている。

米:安米を食べた後、里帰りして食べた白米。私の出身新潟なので、どうも米だけは舌が肥えていたというのをはっきり自覚した。米にも格というのもあるのだなと

ドリンクとある機会でご相伴させてもらった旅亭?で飲ませてもらっただし汁。香りが喉を満たし、これだけで満足して買ってもいい気分になった。東京だと材料とかではなく、水の関係で納得がいくものを出せないらしい。ほんとかな?

だいたいこんな感じ。他の人のをできれば知りたいな

PS古希は父のや

2023-03-30

そろそろ親父が死ぬかも

といっても危篤状態とかそういう話ではないのだが。

自衛官で肉体だけが取り柄、借りた畑での野良仕事趣味だった親父。

古希を迎えてすぐ、膝を悪くしてろくに散歩もできなくなると一気に衰え、

帰省するたびにどんどんショボくれていき、筋肉など見る影もない枯れ木のようなジジイになっていく。

関節だけでなく度重なる飲酒喫煙ダメージ内臓ボロボロらしく、

透析寸前で好きなものも食えないということで精神的にも弱っているようだ。

とはいえ、昔気質亭主関白な親父、昭和生まれの元自衛官なんて、

今風に言えば「有害な男らしさ」を煮詰めたような環境サバイブしてきた男だから

他人に頼ったり弱みを見せたりすることはプライドが許さない。

かといってリハビリに精を出すわけでもなく、座して死を待つがごとく寝たきりに近い生活になっているらしい。

この間話した時は頭がまだはっきりしていたのが幸いだが、そんな生活を続けていればボケるのも時間問題な気がする。

体がダメになるのが先か、頭がダメになるのが先か、いずれにしてもあと数年で今生の別れがやって来そうな予感がする。

 

そんな予感をヒシヒシと感じつつも、じゃあ生きてる間にたくさん親孝行だ、とはなかなか思えない自分がいる。

まだ小さい子供と、ウチの実家敬遠している妻、安月給なのに忙しい仕事を抱えて、自分生活を維持するので精一杯な部分も大きい。

しかし、それ以前に俺は父親のことを人間として知らなさすぎた。

それは父親自身気質ゆえに、父親というロール以上の人間性を自分にあまり見せてこなかったというのもあるかもしれない。

あるいは、俺自身父親人間としての興味をそこまで持たずにここまで来てしまたからかもしれない。

母親曰く、父親は息子である俺にいい面だけを見せようとしていると。

実は浮気もしていたことがあったらしい。

実は金遣いが荒く、勝手借金していたらしい。

俺には、借金だけはするなと言っていたのに。

でも俺は俺で、父親のいい面だけを見ていたかったのかもしれない。

母の苦労は想像するにありあまるが、それでも愚痴を聞きたくはなかった。

18で家を出て以来、実家に帰るのは多くて年に二度。酒を飲める年齢になっても、結局父と2人でゆっくり盃を交わしたことはなかったな。

どこかで腹を割り切れないというか、親父は親父、倅は倅、そういう立場を超えて本音を話したことがなかった。

からでも遅くない、という思いもあるし、いや、このままでいいんだと思う自分もいる。

息子にいい面だけを見せようとしていたなら、いい面だけを思い出にして綺麗にお別れしたいと思う。母親には悪いが。

 

あと数年、年老いた母に父親介護押し付けて、老々介護を見て見ぬ振りして暮らすのは忍びないが、せめて役所手続きしたり保証人くらいはやるので勘弁してくれ。

父も母も、一人の人間としてみれば、毒親とは言わぬまでも問題の多い人たちだったと思う。正直友達にはなれなかっただろうな。

でもやっぱり自分も親になってみて、二人の子を育て上げたことのすごさは尊敬に値するし、感謝の念は抱いている。主に苦労したのは母親だと思うけど。

でもレールを敷こうとする過干渉気味の母親を制して、父が生きたいように生きることを支持してくれたことは心底ありがたかった。

そういうとこが母からしたらいいカッコしやがって的にムカつくポイントだったんだろうけど。

 

学生の頃、仕送り散々もらって、働き出したら返すなんて言って、結局全然返せなくてごめん。

大学まで行かせてもらって、好きなように生きて、結局大して稼げなくてごめん。

でもありがとう。育ててくれた二人のおかげで今生きてますありがとう。あざした。

2023-03-15

知能検査を受けることにした

思い返せば中学生ぐらいから「人と違うこと」に強い違和感を感じていた。

母も変わり者と言われていて、自分は「変わった親を支える健気な息子」という謎のラベルで分類されてて同級生からは「変なやつ」扱いされていじめを受けることもあっても地域家族や親戚から普通に接せられたため学校けが特殊空間だと思っていた。

父は吃音症を持っていて古希を迎えた今でも時々電話口で吃ったりしている。母は母で何の病気か分からなかったが精神的な何かを患っていたようだった。母の実家は、どうやら部落歴史を持っている地域らしい。母方の祖母看護婦だったが、民生委員の方と何か地域活動もしていそうだった。母方の叔父は、なかなか定職につけないと言われていた。政治絡みのニュースを見たときや何かしら挨拶などを求められると「共産主義がどうのこうの」と呪文を唱え始めるので近寄り難かった。ボソボソ話していたので内容は全然記憶にない。母は若くして亡くなったがその葬儀の席でも呪文を唱えていたので憤慨したことを覚えている。母方の祖母も数年後追うように亡くなり、この叔父施設保護されているそうだ。

父方の祖父戦時中に亡くなっている。父が1歳のとき、父方の叔母が祖母の胎内にいるとき満州戦死したと聞いている。そういえば母方の祖父にもあったことはない。どちらも祖母はきっと女手一人で二人の子供を育てたのだろう。今、身近にいる子育て世代を見ていると恐ろしい時代だなと思うけど。

自分は昔から不思議と「良き先生や良き先輩」に恵まれると言われる。これは34年間はっきりと発達障害認識するようになるまで酷いストレス下に晒されて精神を壊されるという経験をしてこなかったことが紛れもない証明のように思う。震災とき大学卒業して、無い内定だったときは凄い絶望感だったが当時はそれほどなかった「就職支援サービス」に助けを求めたら1年以内に上場企業事業子会社という良縁に恵まれたこともあった。

年末、父は家族同伴を求められる大きい手術を受けた。その関係実家居住地を往復するなど体力的に厳しい日々を送った。加えて昨年下半期、所属部署人員整理対象になっていて転職するかどうするか本格的に検討を求められていた。人がどんどん減っていく中で責任ばかりが増大するそんな日々を送ったので年が明けてからとうとう体が悲鳴をあげるようになり休職することになった。

心療内科に初めて通ったのでついでに色々と検査もしてみたが、その中で「発達障害の疑い」も見つかった。

それからASDADHDについてあれこれ調べたりする中で、昔から違和感について発達障害だとすると説明がつくようなことが実に多い。ようやくはっきりとしたものが見つかりショックを受けるより今は安堵している。

担当医師によると診察の僅かな時間をみるだけでも「多動障害」のような動きが見られるらしい。しっかり診断するには知能テストを受けてもらう必要があるということなので高額ではあるが一生付き合うだろうし受けることにした。

自分は安堵しているがこれを家族や勤務先はどう受け入れるのかは謎だ。ただ私に早い段階から心療内科受診を強く打診してくれた同僚は、1年前に休職したときに同じように知能テストを受けたらしい彼はグレーゾーンという結果だったそうだけど自分は恐らくはっきり診断されるんだろう。多動障害は多くは大人になると解消されるそうなので相当根強い何かがあるんだと思うし、多分遺伝的なものもあるんだと思う。

父は母についても認めたくなさそうだったから、息子も病気があると認められるとショックを受けそうで対面でじっくり話さないと駄目だろうなあと思っている。

恋愛については避けていたが、紹介したい人がいるという話をありがたいことに頂いてからこういうことが明らかになっている。父もいつまで元気じゃないということがわかった今、診断を受けて次のステップに動ければいいなあと思う。

2022-12-01

高齢化社会

仲よくさせてもらっている社会学者古市憲寿さんからもいろいろなことを学びます古市さんがすごく嫌っている人物がいるのですが、なぜその人が嫌いか古市さんが私に教えてくれるのも、「そうか、そういうことをしちゃいけないんだ」とすごく参考になる。古臭い考えを押し付けてくるとか、独善的なことを言うとか。若い人を通じて「人のふり見て我がふり直せ」をやらせてもらっているのです。

https://gendai.media/articles/-/102461?page=3

アラフォーおっさん古希近いばあさんと食事しながら「僕こういう人嫌い」って、地獄絵図でしょ。

2022-10-22

日本、お祝い多すぎ問題

下に時系列順に書くけど、多過ぎない?面倒だし、お金が持たない。

出産祝い

お七夜

お宮参り

お食い初め

ハーフバースデー

誕生日祝い

七五三祝い

端午の節句

ひな祭り

入園祝い

卒園祝い

入学祝い(小・中・高・大)

卒業祝い(小・中・高・大)

就職祝い

結婚祝い

引っ越し祝い

結婚記念日祝い

新築祝い

開店祝い

年祝い

還暦祝い

退職祝い

銀婚式・銀婚式

古希祝い

喜寿祝い

米寿祝い

卒寿祝い

白寿祝い

(お通夜葬式

四十九日

一周忌

三回忌

(七回忌)

十三回忌)

【その他追加】

バレンタインデー

ホワイトデー

クリスマス

ハロウィン

七夕

イースター

こどもの日

父の日

母の日

敬老の日

孫の日

いい夫婦の日


見るだけで嫌になってくる。もうやだ。

2022-04-25

とあるユーザー投稿型のwebサービスに、ユーザー間で質問回答できるコーナーがある

そこはだいたい無法地帯日本語すらあやしいやつが質問してんだけど、

プロフみたらもうすぐ古希です!とかかいてあっていい年したじーさんが常識的礼儀しらねーのかよと思ったけど、

スマホ音声認識とかAI回答みたいなやつとおもってんのかなと思った

それを見て回答するのが人間で、しかも同じいちユーザーしかないってことに気づいてないパターン

音声認識スマホ質問したり検索するとき声かけるのと同じようなかんじでやってたら、まあこういう書き方になるんかなと

つかそこで回答してるの、おれふくめてほぼ3,4人のユーザーしかいねーんだよな

全国サービスなのに

まあ質問コーナーがあるコト自体しらないユーザーがおおいせいか質問自体そこまでこないからなんとか成り立ってる感じだけど

どこから質問コーナーにいくか動線がまったくかんがえられてねーから

トップページにもリンクないし

まあごみみたいな質問ふえても回答しきれねーから現状以上の質問がふえても困るけど

ストレステストだわ

ごみみたいな質問にていねーいにボランティアで答えるのって

2022-04-15

高齢者父親がなろう系にハマった

うそろそろ古希になろうとする父親だが、ここ数年でなろう系にすっかりハマってしまった

元々、昔から銀英伝とかグイン・サーガアルスラーン戦記とかみたいなファンタジー小説スペースオペラが好きで読んでいた

アニメもそこそこ見ていて、探偵物とかSFアニメとかを見ていた

還暦を超えたあたりで、職場が変わり暇な時間も増え家でゴロゴロする事が多くなったので、ボケ防止に何となく適当ななろう系アニメをサブスクから勧めた

そしたらすっかりとハマってしまい、映画化が決まると初日舞台挨拶にまで行く始末

暇な時間が多いからか何周もアニメを視聴し考察をわざわざ話してくる

今ではすっかりなろう系の虜になり、小説家になろうとかのWebサイト毎日のように漁ってる

久しぶりに帰省すれば実家には書籍化したなろう系の本が山積み……

なろう系って高齢オタクにほどウケるんだな……

深く考えなくても読めるし楽でいいと父親は話してたけど

追記

かに水戸黄門暴れん坊将軍も好きだったから元々素質あったのかもな

どんな作品を読んでるかを書く(1部なろう系じゃないラノベあり)

親が読んでるの全部知ってる訳じゃないから本人が面白いと会った時に豪語してたやつね

転生したらスライムだった件

盾の勇者の成り上がり

乙女ゲーム破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…

魔法科高校の劣等生

とある魔術の禁書目録

本好きの下剋上

・月が導く異世界道中

無職転生 ~異世界行ったら本気だす~

他にも色々上げてたけど、アニメ化してない作品ばかりだから自分知らなくて覚えてない

基本、アニメ化してる奴は全部見てると思う

何故なら、なろう系にハマりだした頃からクールアニメは全部面白くなくても最後まで切らずに見てるらしいか

逆に面白くないと言ってた作品を上げる

・ソー〇アートオンライン

あんまりゲームとかしないかネトゲRPG世界観が分からいから没入出来ないらしい

本人がアニメを見た上で映画を見たいと言うので連れていったけど不発だった

何度か本人になろうに投稿したらと言ったけど、自分には文才無いから無理と言ってた

追記2

ちょうど父親が来てる為どんなジャンルを読んでるのか聞いてみた

ジャンルの分け方が分からないけど、ほとんどが異世界転移異世界転生でその中で分けてる

勿論、現地主人公のやつも読んでるらしいが

主人公最高系

やっぱり主人公無双するやつは、悪役成敗でスカッとして楽しいらしい

その中でも内政チートは、現実では不可能から面白いけど、足りない知識化学とか語られると無理みたい

ペニシリンだ!ぐらいならいいけど、それを掘り下げて知識がないのに専門的な用語を並べるのはちょっとと話してた

なぜなら本人がバリパリ理系仕事してるから、これ違うよ!ってなるみたい

追放もの

これも、よくあるパターンスカッとする

元の仲間が落ちぶれていくのがらしい

・悪役令嬢もの

断罪をバシバシ躱してくところがやっぱりスカッとするらしい

ただし、恋愛色が強いのは読まない

叔母(父の妹)の影響で少女漫画(ガラスの仮面とか)は読むのに何故だろう?

恋愛とかって歳じゃないからか?

歴史

元々、世界史日本史も大好きだから

ただし、織田信長とか豊臣秀吉は嫌いなので戦国時代転移とか転生のやつは読まない

1番好きな時代第二次世界大戦なのでそこら辺の話が好き(確かに紺碧艦隊も滅茶苦茶読んでたしな)

余談だけど自衛隊ネタも好きなので、ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えりものすごくハマってる

どうやら、架空戦記も好きみたいだ

2021-10-07

ファイルサイズ回線速度の区別がつかない、2013年に開発がストップしたエディタを使い続けたいおじいちゃんを、1990年からTeXを使い続けているおじいちゃんサポートする。TeX世界はもう老々介護だねぇ。奥村先生古希になられたし。

QA: 美文書作成入門第8版CDからTEXインストール

https://oku.edu.mie-u.ac.jp/tex/mod/forum/discuss.php?d=3248

2021-07-09

宇都宮連続爆発 「秋葉原みたいな事件を」身勝手な元自衛官の素顔 

anond:20210709065900

>>リタイア後の「第二の人生」にあえぎ苦しんだ男は、あろうことか古希を過ぎて身勝手終焉を導いてしまった。

>>10月23日栃木県宇都宮市市民震撼させた「連続爆発事件」。

>>はた迷惑自死を選んだ元陸自幹部は、いかにして“老後破綻”に至ったというのか。

https://www.dailyshincho.jp/article/2016/11030800/?all=1

自衛隊幹部の全員がお手製爆弾製造能力を持っている

2021-06-05

棚井 (たない) という名前の人が古希 (こき; 七十歳の祝い) になったら「こきたない」って言われそうで嫌だな。

2021-02-15

渋沢栄一はかなりのヤリチンだったらしい

今年の大河ドラマ主人公

酒もタバコもやらず、食事質素論語を愛する真面目な人だったらしいが、女好きだけは生涯直らず、妾を何人も作って子供20人以上、一説には50人いたとか、いないとか。花柳界ではモテ男として有名で、69歳でもなお子供できたそうな。

あの時代古希を目前にして現役とは大したもんだ。体力も相当のもんだったんだな。91歳で大往生晩年までかなりしっかりしてたらしいし。

現代とは考え方が違うから奥さんもそのへんは心得たもので、妾と3人で写ってる写真現存

奥さんは「『論語』とは上手いものを見つけなさったよ。あれが『聖書』だったら、てんで守れっこないものね」と語ってたという。

かに論語ってそのへんの話が出てくるイメージがない。いやごく一部しか読んだことないけど。

さすがに大河ドラマでは、そういう話はスルーするんだろう…と書いていて思い出したことがある。

その昔、自分小学生の頃、大河ドラマで「春の波濤」という明治ネタをやったことがある。

主人公川上貞奴という日本初の女優と言われる人(演じたのは松坂慶子なのだが、もともとこの人は芸者さんで、伊藤博文伊丹十三)に水揚げされるシーンがあった。

布団の上で、怯えるように横たわってる着物松坂慶子の帯を解くところまで映像化されてて、そのシーンを親と見てて気まずかった覚えがある。

今どきの小学生と違ってオクテだったから、その先なにがおこなわれるのかはボンヤリとしか分かってなかったのだけど、これは詳しく親に聞いちゃいけないのは、本能的に感じたものだ。

話がずれたけど、渋沢栄一

ある程度、女にモテたくらいの話はでてくるんだろうか?

いずれにしろ、このへんの史実を踏まえると、吉沢亮ってのはいろいろ含蓄のあるキャスティングなのかもしれない。

2021-01-24

ビートたけし誕生日

1月18日は殿の誕生日だ。今年74歳になられる。

芸能人誕生日の迎え方はそれぞれだ。

有名なのは和田アキ子さんだろう。毎年、芸能界の重鎮、アッコファミリーの面々が集い、大々的に開催される。その豪華メンバーに、一昨年はAbemaでテレビ中継もされていた。

勿論、ボクは参加したことはないのだが、毎年、幹事は誰、誰が何人規模で参加したか、などが話題になるので、ある意味芸能人靖国参拝」とボクは呼んでいる。(無論、漫才ネタですよ)

対称的に殿は歳を取るに連れ、毎年、誕生日が地味になっていった。

「歳を取ると誕生日なんか目出度くもなんともないんだよ」

と仰られ、軍団に集合をかけることもなくなった。

 誕生日後に、スタジオで偶々、お会いして祝福の言葉を言うと、口に手を当て「しー」とする。

「そういうのは言わなくていいんだよ」

 弟子誕生日を強調して、スタッフや周囲に気を遣わせることを良しとしないのだ。

70歳に成られた時は、古希の祝いとして、ご自宅にお届け物と個人的にお手紙を同封した。

殿にお手紙を書くことなど、弟子志願の時、以来なので緊張した。

内容についてはまだ書かないが、ハガキ職人が書くような、くだらないことだけを書いた。

翌日、フジテレビバイキングの生出演後、移動の車に乗っていたら電話がかかってきた。殿からだ。車の中なのに直立不動してしまう。

web

「おい、水道橋!オマエの手紙は笑ったよ。なんだあれ、あれは最高だったなー。まー笑った、笑った。とにかくありがとよ!」

 と言って切れた。

 一日中ハッピーな気分になった。

2020-11-09

愛知県知事リコール署名半笑いでおちょくっていて背筋が冷えた話

愛知県知事リコールするための署名運動が、86万筆を必要としたものの43万までしかまらず、思いっきり失敗して頓挫した。

43万というのはなかなか不思議数字で、運動音頭を取っていた高須院長の以前から言動比較すると、「全然足りてねえじゃねえか」という気もするし、純粋に数だけみれば、かなり集まったな、という気もする。

俺は高須院長とその界隈がハラワタの底から嫌いなので、高須氏本人とサポーターであるジャーナリストの門田氏のtwitterに、次のようなリプライを送った。

必要な数には届かなかったが、43万というのは本当に立派な数。正式手続とはならない以上、本来不要検証ではあるが、ぜひ中身を精査し、43万人分の民意実在することを堂々と知らしめて欲しい

・ところで、今回の運動のさ中、事務所に盗聴器が設置されたり、乗用車工作の形跡が確認され被害届が出された経緯があったと思う。これは、命を脅かす危険さえはらんだ卑劣行為。ぜひ調査の進捗を教えてほしい。ジャーナリストたる門田氏にも真相を究明して欲しい

この文言は、当然というべきか俺のねじ曲がった性格からまれている。

今回の署名の中に出どころの怪しいものが紛れ込んでいるという情報散見されることをふまえ、「43万筆集まったけど、検証した結果、一部は捏造して膨らませたものでした、なんて格好のつかないこと、後から言ったりできねえよな?」ということ。

また、「事務所や車への工作活動も、狂言とは言わないけど、勢いで届け出提出したやつを、世間が忘れかけてるからこれ幸いにうやむやにしようって肚だよな?」ということ。

俺はそう思っていながら、これをいかにも高須院長のサポーターです、という体裁で送ったのだった(ところで、悪意で行ったアクションを後から言葉にすると、こんなにうすら寒い気持ちになるんですね)。

このリプライはその後ぽつぽつRTされて、何十件かいいねを集めた。

反応した人たちは高須先生サポーターと思しき憂国烈士の方々で、俺がいかにも先生支援しその体を案じているという風に繕ったので当たり前ではあるのだが、味方によってこうやって退路をふさがれる(ってほど大げさでもないけど)ことがあるのかもなあ、と少し怖い気もした。

話はここから少し変調する。

俺はふと思ったのだが、俺のツイートに反応した人々は、果たして本当に高須院長の心からシンパなんだろうか?

以前から俺は不思議だったのだが、あんなどう考えても常軌明後日の方向に逸して与太を飛ばし続ける人物を、マジメに支援できるものだろうか?

世間では、いわゆるパパ活という遊びの変種として、若い女性に金品を与え続けて当人自尊心を変性させ、その後の人生を狂わせていくのを観察するところからが本番という、色んな意味で俺にはマネできない趣味があるという。

あいつらはもしかしてSNS媒介高須院長相手にそれをやって噴き上がらせて、面白がってるのだろうか。観察の対象若い女じゃなく古希を過ぎたジイサンというだけで、これは一種パパ活なのか?

この想像は、そう考えた方が俺にとってしっくり来るからだが、逆のパターンもあり得る。高須院長の方がパンピーからかってるパターンだ。院長は表面上に反し、リコール真剣でもなんでもなく、美容手術で切り取ったポコチンの皮を片手で優雅にもてあそびながら、大勢のアホを動員して楽しんでいる…これも理解できる。院長とシンパの年齢を考えれば、むしろこっちの方が本来パパ活に近いともいえる。

こうして考えると、愛知県知事リコールは三つの可能性に整理できる。

1. 院長もその取り巻きも大マジ、という優しい世界

2. 院長はマジだが取り巻き半笑い、という70過ぎのジイサン見世物にした構図

3. 院長は半笑い取り巻きがマジ、という大規模なパパ活

あれ、もう一つあるんじゃねえか?

そう思った人は鋭い。

そうだ、 4. 院長も取り巻き半笑いでやっている、というパターンである

院長は多忙だ。そのサポーターだって多忙だろう。したがって、外野から見れば口角泡を飛ばして熱心にやっているようで、実際は片手間にツイートし、片手間にRTし、Twitterの画面上の数字だけを膨らませているに過ぎない。これもあり得る。

その場合、院長とサポーターは誰をおちょくっているんだろうか。

あえて言うなら、「俺」しかいないだろう。俺は、遠目から彼らの界隈を冷笑しているつもりでいて、実はこの状況にもっとも青筋を立てていたのは俺自身であることを暴かれたのかもしれない。俺はここでやや背筋が冷えた。

この話にオチらしいオチはないけども、俺は4番目のパターンが一番怖いわけだが、一番望ましいな、とも思っている。2, 3も怖いが、それでもいい。理解が及ぶからだ。やっぱり俺は、1番目の可能性がもっとも醜怪で、不快で、意味不明だと思うなあ。

2020-10-22

マスク効果があるとの研究結果ではノーマスク勢は変わらない

なんとかしたいと思いつつ、認知の歪みを正すことな自分にはとてもできないと諦めてもいる。

勤めてるのは都内製造業なんだけど、社員の半分もマスクをしない。

社長はもちろん自然派ママたち、独身おじさんも。

自分を含む既婚おじさんはほぼしてるが、女性陣のうち営業クリエイティブ系はほぼしない。

気になるので軽い感じで「マスクしないんですか〜」と聞いたところ

子どもが私がマスクしてるの嫌がるんだよね〜 (自然派ママ)

インフルと変わんないって (独身おじさん)

そもそも意味ない (独身おじさん)

・気にしすぎじゃない? コロナ関連のテレビ見るのもやめちゃったよ(社長)

電車で咳したら隣の人が離れていってくれるし笑(独身女子)

みたいな返答。

特に社長ビル・ゲイツ陰謀説やらウイルスによる淘汰は必要なんだから放っておいていいだの

社員LINEで流しまくるから若い子たちもマスクしなくなってしまった。

まぁ、ぶっちゃけ若い人がマスクしなくても死亡リスクはほぼゼロに等しいし比較的軽症で済むが、

古希を越えた社長がそれで、地方取引先や友人のところにも同じノリで行ってしまうから参る。

社内でも長時間の打ち合わせを窓も開けずに始めるのでこっそり窓を開けると、

寒いだの外の音がうるさいだので結局閉められてしまう。

ニュースマスクウイルス拡散抑制する実験結果を伝えていたが、( https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201022/k10012674851000.html )

そもそもマスク効果があるとかないとか関係ないところでマスク拒否する人たちに

このニュースは全く響かないと思う。

これを書くとまた変なバイアスがかかるけど、

ノーマスク勢は全員揃って強硬反原発なんだよな〜

別個の関係ない命題だけど、第三者から検証可能根拠には全く無頓着

彼ら彼女らの中の正しいことだけがある感じ。

(そのくせウイルスマスクの目より小さいからつけても意味がないとかは声高に唱える)

レストランにも普通に行っているようだが昨今は4人を超えるグループ客を受け入れないところが多く、

そのことでブツクサ言ってるけどそこは文句言うところじゃないと思うんだ。

社長ともちょいちょい話す、会社に出入りしている社員じゃない人がコロナにかかったので

ちょっとは変わるかと思ったら全然からな。70超えてんだからマジで自重してくれよ。

一旦社内で発生したらクラスターを抑えられる気がしない。あ〜あ。

2020-09-25

わたしは何色が好き?って言われたら黄色や緑などと答えることが多いのです。

ですがその度に父親(このたび古希をお迎えいたしました)に「色キチ」と言う言い方をされます

別に罵倒というわけではなく、普通の軽口のようなもの

というかこっちからしたら、普段着上下ビビット空色でコーディネートする人物に「色キチ」とか言われる謂れはない。

ただ疑問なのがなぜ黄色=色キチなのかという話。

わたし黄色と言われて思い浮かぶのは「黄色悲鳴」「黄色ハンカチ(映画)」「金運アップ」「バナナレモンなどの鮮やかなフルーツ」「明るく元気」と言ったポジティブイメージが多い。

父も「そう言われたら確かにそうかもしれないが、なんだかいけない色というイメージがある」とのことだった。

なんとなく思い至るネガティヴワードといえば「イエローモンキー(蔑称)」「黄色い救急車」などだろうか。だが後者については父自体知識がなかったためちがうことかとおもわれるが。

もしなんらかの面白い話を存じ上げる増田がいるようであれば教えてもらえなら嬉しい。

2020-08-29

Google検索がここまで使えなくなっているとは思ってなかった

調べたいワード勝手に全く関係ないワードに置き換えるし、過去検索結果に引きずられすぎ、いかがでしたかブログSEO対策に力を入れすぎて内容がダメ通販サイトばっかり上位に来る

俺は還暦祝い「じゃない」祝い品を調べたいんだ、なんで「還暦 祝い」の次に「父母 祝い」とかで検索したら、もっと歳が上の古希とか喜寿とかを勝手検索してるんだよ

広告と金に塗れて肝心の検索精度を下げるのいい加減にしてくれ

2019-11-06

父が亡くなって半年過ぎた。

闘病中の時の方がわんわん泣いたけど(私が)

いざ亡くなって、お葬式終わって、もろもろの手続きも無事済み、ああお父さん苦しくなくなってよかったなぁ、亡くなったあとのほうが泣かへんってどうなん、私めっちゃ薄情もんじゃない?

って普段考えて

今ふと あー、お父さんの古希とか喜寿とか米寿のお祝いとかすると思っとったのになぁ、還暦しかしてないなぁ、て浮かんだら

まーそら涙ボロボロ

親不孝な娘でごめん

2019-04-09

ドラゴンが火を吐きはじめたのっていつごろなの?

ギリシャ神話のテューポー

今日ギリシア神話として知られる神々と英雄たちの物語の始まりは、およそ紀元前15世紀頃に遡ると考えられている。物語は、その草創期においては、口承形式でうたわれ伝えられてきた。紀元前9世紀または8世紀頃に属すると考えられるホメーロスの二大叙事詩イーリアス』と『オデュッセイア』は、この口承形式神話の頂点に位置する傑作とされる。

巨体は星々と頭が摩するほどで、その腕は伸ばせば世界東西の涯にも達した。腿から上は人間と同じだが、腿から下は巨大な毒蛇がとぐろを巻いた形をしているという。底知れぬ力を持ち、その脚は決して疲れることがない。肩からは百の蛇の頭が生え、火のように輝く目を持ち、炎を吐いた。

半人半蛇だけど「炎を吐く邪悪な蛇」のイメージにはなっているかも。

ギリシャ神話怪物はだいたいテューポーの子孫だし。

ギリシャ神話ラードーン

ラードーン(古希: Λάδων, Lādōn)は、ギリシア神話に登場する、林檎園の黄金林檎を守っていた、100の頭を持つ茶色ドラゴン

(中略)

から炎を吐き、一説では顎の関節が尾にある為、体全体が口のようになっており、百の首を持つといわれている。

と、Wikipediaには書かれているが、ラードーンが火を吐くかどうかは定かでない。

何が出典なんだろ?

旧約聖書レヴィアタン

ヨブ記』(ヨブき、ヘブライ語:סֵפֶר אִיּוֹב)は、『旧約聖書』に収められている書物で、ユダヤ教では「諸書」の範疇の三番目に数えられている。ユダヤ教伝統では同書を執筆したのはモーセであったとされているが、実際の作者は不詳。高等批評に立つ者は、紀元前5世紀から紀元前3世紀ごろにパレスチナで成立した文献と見る。

ヨブ記』によれば、レヴィアタンはその巨大さゆえ海を泳ぐときには波が逆巻くほどで、口から炎を、鼻から煙を吹く。

(中略)

その姿は、伝統的には巨大な魚やクジラやワニなどの水陸両生の爬虫類で描かれるが、後世には海蛇や(それに近い形での)竜などといった形でも描かれている。

ドラゴンになったのは後世。

サラマンダー

プリニウス著作で唯一現存しているのが、自然芸術についての百科全書的な37巻の大著博物誌である自然界の歴史網羅する史上初の刊行物であった。

(中略)

最初10巻は77年に発表され、残りは彼の死後おそらく小プリニウスによって公刊された。

プリニウスの『博物誌10巻には、サラマンドラは斑点を持つ小さなトカゲで、雨が降ると現れるが晴れると姿を消し、体が冷たく火に遭うと溶けると記録されているが、これはサンショウウオに関する記述と考えられている。

また、『博物誌11巻にはピュラリスというキプロスの炉の炎の中でしか生きられない動物が登場しており、精霊サラマンダーこちらに近い。上記の通り、炎を操る特徴からファイアードレイクと同一視され、ドラゴンとして扱われることもある。

「ベーオウルフ」のドラゴン

『ベーオウルフ』が成立した時期は、作品内部にも外部の言及としても成立の時期を特定する記述存在しないため、必ずしも明らかではないが、8世紀から9世紀にかけての間に成ったと考えられている[3]。

第一部でベーオウルフは巨人ドラゴンとも言われている)グレンデルとその母親と戦い、第二部では炎を吐く竜と死闘をかわす。 なお、インパクトが強くかつ謎の多いグレンデルとその親に関しては言及されることが多いが、炎を吐く竜に関してのものは少ない傾向にある。だが、同時にいわゆる「ドラゴン約束事」(財宝を蓄え守っている、翼を持って空を飛ぶ、火を吐くなど)をほぼそろえている珍しいドラゴンでもある。

スラヴ神話のズメイ

スラヴ民族文字を持たなかったため、伝えられた神話民族独自に記録した資料存在しない。スラヴ神話存在した事を記す資料として、9世紀から12世紀の間に行われたキリスト教改宗弾圧の際の「キリスト教」の立場から記された断片的な異教信仰を示す内容の記述が残るのみであるスラヴ神話地方により様々なバリエーションがあったことが近年の研究により明らかになっている。

ズメイ・ゴルイニチ(「山の息子の竜」の意)の場合、3つ首以上、多ければ12体幹を持つと表現され、火や毒を噴くなど、歴然とした一般の「竜」のイメージで描かれる。

アングロサクソン年代記ファイアードレイク

アングロサクソン年代記』はアングロサクソン史を古英語で綴った年代記集大成である編纂9世紀後半のアルフレッド大王の治世に、恐らくはウェセックスにおいて行われた。

火の竜」を意味する名前の通り、炎をまとい、口からも炎を吐く。空を飛び、それが現れる時は辺り一面、昼のように照らされる。曇天の空に不思議な光が走る時はファイアードレイクが飛んでいるのだとされた。

隕石という説があるらしい。

獅子騎士イヴァン」のドラゴン

イヴァンまたは獅子騎士』(イヴァンまたはししのきし、Yvain, le Chevalier au Lion)は、1170年から1181年頃にかけてクレティアン・ド・トロワにより著作された散文騎士物語であり、アーサー王伝説主題にした5作品ひとつである

イヴァンは旅の途中で火を吐く大蛇獅子が戦っているところに出くわす。イヴァンは問答のすえ獅子に加勢し、大蛇を倒した。これに恩義を感じた獅子は、イヴァンと行動を共にするようになり、イヴァン獅子を連れた騎士とだけしか名乗らなくなる。

黄金伝説」のドラゴン

黄金伝説』(おうごんでんせつ、羅: Legenda aurea または Legenda sanctorum、レゲンダ・アウレア)は、ヤコブス・デ・ウォラギネ1230頃 – 98)によるキリスト教聖人伝集。1267年頃に完成した。

その時代エチオピアの町では一人の魔術師権力を持っていた。彼は常に恐ろしい二匹のドラゴンを連れていて、自分にはむかう者にけしかけていた。あまり大きなドラゴンではなかったが、口や鼻から火や燃える硫黄を噴出し、人や家を焼きつくしたので誰も魔術師に反抗できなかった。その噂を聞いたマタイ魔術師の元を訪れた。魔術師マタイドラゴンをけしかけたが、マタイが十字を切るとドラゴンは地面に倒れて眠り込んでしまう。

同じく「黄金伝説」に書かれている、有名な聖ゲオルギウスが退治したドラゴンは、毒を吐くが火は吐かない。

マルタが退治したタラスクは、「燃える糞を撒き散らす」と言われているけど、これ英語版では確認できなくない?

タラスクは、レヴィアタンボナコンの子なのだが、ボナコンの特徴である燃える糞」が、日本語訳されるとき混同されたのでは。

といったところから考えると、5世紀くらいまでは「火を吐くドラゴン概念は薄かったが、

8〜9世紀から伝承として語られはじめて、1012世紀頃にはすっかり定着していたという感じだろうか。

なぜ火を吐くようになったのか?

候補1:サラマンダーとの混同

サラマンダーは、火をより大きく燃え上がらせる能力があり、火山溶岩の中に住んでいるという伝承もある。

ズメイや、ヤコブドラゴンは、吐く息から硫黄臭いがするといい、火山連想させる。

候補2:雷や隕石などの自然現象に由来

ドラゴンには「地を這うドラゴン」と「空を飛ぶドラゴン」の二種類のイメージがあるが、

蛇や蜥蜴からは空を飛ぶイメージしづらいことを考えると、隕石から連想には説得力がある。

候補3:「身体が灼けるような猛毒から「火」に転じた

古典的ドラゴンはやはり「蛇」「毒」のイメージであり、

そこから火を吐くように変わっていったことを考えると、これも自然解釈に思われる。

うーん、わかんね。

anond:20190408143752

追記

というか最初、つまりギルガメシュ叙事詩(フンババ)の時点で『その口は火で、その息は死』と形容されてる。強力な怪物が火や死を吐くのは有史以前からの常識で、「最初から吐いてたが記録に残ってなかっただけ」では - cider_kondo のブックマーク / はてなブックマーク

フンババの咆哮は洪水であり、彼の口は火を意味し、吐息はまさに死である」というのは単なる比喩なのでは。

まあ比喩として記述されたものが、後に「そのもの」として受け取られるのは、この手の伝説ではよくあることだけれども。

仮にフンババが火を吐くとしてもそれだけで「もともと怪物は火を吐くのが常識」というのは飛躍ではないかと思う。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん