はてなキーワード: 口説くとは
目が覚めると、俺は見知らぬ場所に立っていた。
「ここは一体……」
周囲を見渡すとそこは森の中であることが分かった。
どうなっているんだ? なんでこんな所に? わけがわからず混乱していると、またもやあの謎の声が響き渡る。
「てめえ……ふざけんなよ!」
『まあまあ落ち着いて。僕は君にチャンスをあげたじゃないか。今度はちゃんとやってくれるかな?』
「チャンスだと?」
『そう。君が次に口説く女の子はとても強くてとても賢くて、おまけに美人なんだ。君が口説き落とせば、きっと彼女は君のハーレムに入ってくれるだろうね』
「マジかよ!」
『うん。大真面目だよ。でも油断しちゃ駄目だ。なんせ相手は女神の加護を受けていて、しかも処女で生娘で、とっても一途で純真で清楚で可憐で可愛らしくて優しくて素直で健気で、それに料理も上手で掃除洗濯裁縫も得意で、ついでにおっぱいも大きいんだ。その上、彼女の親友の聖女アリアは君を敵視していて、そのせいで色々と面倒なことにもなっているんだ』
「おいおい、そりゃいくらなんでも盛り過ぎだろ?」
『いや、全部本当の話だよ。まあいいや。とにかく頑張ってくれよ。期待しているからね』
「はあ……分かったよ」
というわけで再び自称・神とのやり取りを終えた後、俺は早速行動を開始した。
「はい。何でしょうか?」
「よかったら俺の女にならないか?」
「はい。いいですよ」
「よし!それじゃあさっそくベッドへ行こうぜ!」
「きゃあっ!」
こうして俺は、あっさりと美少女エルフを手に入れることに成功したのであった。
「うおおぉっ! すげぇ! これが本物のエルフなのか! マジで可愛い! マジで最高! これはもうあれだな! 一生大事にするしかないな! うんうん!」
「あ、あの……」
「ああ、悪い悪い。つい興奮しちゃってさ」
「いえ、別にいいんですけど……」
「それで、君の名前はなんていうんだ?」
「私の名はシルフィです」
「そうか。いい名前だな」
「それで、君は俺のどこが好きなんだ?」
「えっと、その……下等生物にしては顔がそこそこ整っているところとか、馬鹿で単純で扱いやすそうなところが好きですね」
「……え?」
「あとは、私よりも弱いくせに偉そうだったり、無駄に自信満々なところとか、転生神にいいように利用されているところとか、そういうのが凄く好感を持てますね」
「…………」
「ちなみに私は処女ではありませんのでご了承くださいね。金と暴力とセックスが全てのクソみたいなスラム街で生まれ育ったので、既に男を知っています。もちろん全て合意の上でのことなので、犯罪行為には該当しません」
「……」
「おい!どういうことだこれは! どうして俺が死ななくちゃならないんだよ!」
『は? 僕が君を殺したんじゃなくて、君が勝手に死んだんでしょ?』
「ふざけんなよ!お前が無理やり異世界に送り込まなけりゃ、あんな所で死ぬことはなかったんだぞ!」
『それは君の自業自得じゃないの?』
「くっ……」
『うん。そうだよ。君ってば、せっかく凄いチートアイテムを持っているのに全然活かせていないんだもの。それじゃあつまらないよ』
「凄いチートアイテムってこの剣のことか?使うたびに寿命が縮む武器が?」
『そうだよ。だってその武器は神様が作ったものだもん。それを人間が使ったらどうなると思う?』
「知るか!俺は不老不死になって永遠に生きたいんだよ!寿命が縮む武器なんて絶対に使わないからな!いいな!分かったな!!」
「くっ……」
『ところで話は変わるけどさ、君って女の子を口説く時に何か決め台詞みたいなものを言わなかった?』
「は? ああ、言ったけどそれがどうかしたのか?」
『弱者男性が言っても全く効果がないアレだよね。例えば、俺のものになれとか』
「……」
『まさかとは思うんだけど、それで相手は喜んで言うことを聞いてくれたとか思ってる?』
「いや、そういうわけでは……」
『はぁ……やっぱりね。あのさ、君は勘違いをしているみたいだからこの際はっきりと言っておくけど、女性っていうのはね――』
それから俺は、自称・神のありがたいお言葉を聞く羽目になった。
『……というわけで、女性というのは常に自分の事を大切にしてくれる男性を求めているのです。分かりましたか?』
「はい……」
『よろしい。それじゃあ今度こそ頑張ってね』
「ひっ!?」
「ふんっ! だがお前からは不思議な力を感じるな……転生神の加護を受けているのか?」
「えっと、まあ、そうですね」
「ほう、やはりな。しかし残念だったな。今の私は機嫌が悪いので、貴様のような下等生物を相手にする気分ではないのだ。さあ、とっととこの世から消え失せるが良い!」
「ちょっ、待ってくださいよ!」
「黙れ! 私に命令をするな!」
硬派こそが男の生き方、軟派は男の風上にもおけない軽薄な野郎。っていう価値観はあったね。
主人公は女には興味ないけど特別何か光るものを持っていて、何のアプローチもしてないのにヒロインが勝手に惹かれていくパターン。これが青少年の健全な育成において非常に良くない。
何か本業(勉強、スポーツ、仕事など)に打ち込んでいれば、勝手に魅力を感じる誰かが出てきて自然とくっつく。なんてことは現実ではレアパターンで、実際はガンガン出会いの場に参加して女口説くために必死になる必要がある。
ラランドのYouTube動画「ち○こ萎えさせ王」https://youtu.be/UY4y0nAAVAMを見た。
内容としては、ラブホで男性がシャワーを浴び終えて部屋に戻ったとき、相手の女子がベッドでどう待っていたら、一番男性がヤる気を無くすのか、というネタ動画だ。
とても面白いので見て欲しい。
閑話休題。
この動画を見ていて、ふと思ったのだ。
人はどんな風にエッチのお誘いをするのだろう。そして、どんなお誘いをより良いものだと思っているのだろう。
気になったので飲みの席で友人と話してみた。
友人との会話では、
・スキンシップ(肩に手を置くとか、隣同士で座っているときに手を繋ぐとか)を増やしてアプローチする
・ムードの高まりやすいとこ(バーとか夜景スポットとか)で口説く
というのが鉄板として挙げられた。
※ムードに関しては『理系が恋に落ちたので証明してみた。』https://comic-meteor.jp/rikekoi/という漫画の中で定義付けされているものが大体当てはまると思う。(漫画タイトル ムード値で検索すると解説があったりする)
また、予定を示し合わせ(○○日にホテル行こうね等)て致すのは恋人とでもあまり気乗りしない、とか「自分としたい」のではなく「誰でも良いからセックスがしたい」が見え透いてるのはよくないみたいな話も挙がった。
個人的には、上の要件を抑えて段階的にアプローチしつつ、「エッチしたいな」等はっきり口にしてくれるのが一番かなと思う。
なあなあにしない方が潔くて好感が持てる。
皆様はどのようなお誘いに燃えるだろうか。
コメント頂けると嬉しい。
割と真面目に悩んでいる。
今までに付き合った人は何人かいるけど別に好き好き大好き!って感じになったことがない。
まぁ長く付き合った人に対しては情はわくけど、恋ではない気がする。
世の人々はなんなら付き合う前から好きだのなんだの言っていて、
俺はそれを恋に恋しているか、相手を口説くために心にもないことを言っているんだと思っていたんだけど、
最近は実はみんな本当に恋とやらをしているのか?って思うようになってきた。
自分って異端かなwwwみたいなことが言いたいんじゃなくて、恋という機能が備わっていない自分が欠陥人間であるように思えてきてる。
家族というものに対する憧れがあるから結婚願望はあるんだけど、今のご時世だと人を好きになれない自分のような人間は結婚なんてできないんじゃないかなって思ってしまって結構つらい。
このような要求には注意が必要です。恋人を口説くということは、お互いの意思を尊重する必要があります。また、ジョークを使って、他の人を傷つけることは避けるべきです。
ただ、恋人を口説く際に、和やかな雰囲気を作るためにジョークを使うことは良いことです。以下はそのようなジョークの一例です。
"Do you have a map? Because I just got lost in your eyes."(地図は持っていますか? なぜなら、私はあなたの目で迷ってしまったからです。)
このようなジョークは、親密な関係を築くことを望む気持ちを示すことができます。また、優しい言葉を使って、相手の気分を良くすることもできます。
蛇足かもしれんけど念のため注記。
元増田さんは暗黙に「自然な出会いで良い人と真剣に交際したい」という前提で話していると感じたので、そういう場においては30代の女をヤリ目に選ぶような男は普通いない……というかその歳で真剣に交際する=当然結婚が視野に入るから、よっぽどアレな男でなければ30代を口説く=そういう意識が多少はある。
ただし、世の中には悪い男がいるもので、「婚活」の場においては(アプリやパーティとか街コンとかな。相談所は除く)、30ちょいすぎみたいな「焦ってる女」を騙してヤリ捨てる奴がガチでいる。
そういう場においてのみ、やけに早急なセックスをちらつかせてくる男には要注意。
あと、アラフォーくらいの女を対象に「真剣な不倫遊び相手」として女を口説くオッサンもいたりするが、そういうオッサンはトラブル回避のためにそういう関係性でも良いかということを確認してくるので、それでもよければ好きにすればよい。
目から鱗すぎる
結婚したいと言ってる女がなんで男からのプロポーズを待ってるか疑問だったんだけど(結婚したい方がアプローチをかけるべきじゃね?と思っていた)同じ理由で女もいい男に対して積極的に口説くべきだ
要は適齢期の男女がまぐわって子供作ればええんやろ。それやったらこれしかないやんけ。
ワイの提唱する少子化対策はポルノ規制や。ポルノを全面的に規制せえ、それだけや。
今の御時世、ネットにポルノが氾濫しとる。小学生でも無修正の男女の営みは見れるし、男児はそれ見てシコっとる。
男の性欲のはけ口が有りすぎるんや。あれを規制せえや。
男の性欲がそういうもので解消できへんようになったら現実の女に向かうわ。シコられへんかったら隣の女を口説く方向に向かう。最初はウザがられたり嫌われたりするかもしらん。そやけど男かてアホやない。女の気を引くように努力しよるわ。女かて男が一生懸命になったら、ちょっとええかも、て思うわ。イケメンやのうても一生懸命になってる男みたらちょっと可愛いかなて思うもんや。
せやからインターネットでポルノを見れへんようにしたらええのや。今はそういうもんが簡単に見れるからあかんのや。AVだけやのうて二次エロも禁止やで。とにかく禁止や。自由を愛するワイにはきつい表現規制やけど君らが少子化少子化て言うから提言しとんのや。こんなもん自由主義の国では有り得へん政策やけど、どうしても言うんやったらそないせえ。ていうか、もう、どうしてもという段階なんやろ。ほなそないせえや。ポルノ禁止して男がシコられへんようにせえ。そしたら男どもの性欲は現実の女に向かう。間違いないからおっちゃんの言うた通りにせえ。これで万事解決や。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2048697
だって予想つくでしょ?
「女が群がるイケメン」とか「女と見れば口説くプレイボーイ」とかそういう設定をフックにいきなり「男同士の友情」みたいな裏テーマぶっこんでくるの、FF6あたりからずっと腐女子のライターがやりがちな常套手段なんだから
こんなん読めて当たり前じゃん、「あっこれ作者女さんでBLの流れか」って
別にそういう作品バカにしてるわけじゃないし、男女関係なくいろんなパターンがあることぐらい知ってる
もちろん男作者の作品だってクソデカ感情の吐露ぐらい普通にあるけど、そういうのは「大魔王討伐」とか「トーナメント戦」とか、そういうイベントの合間合間に出してくもんなの
何のイベントもなしに内面の話ばっかりひたすら延々とウダウダ繰り出してくる時点で、もう展開全部察しつくだろ
でそれを裏切るならまだしも案の定なんだもん
もしこれがマジで読めなかった奴とかいたらさ、それこそ例の人じゃないけど、国語の成績悪すぎだって
66歳にして16人目の子どもである市姫(いちひめ)をもうけたけど質問ある?
顔はノッブほど精悍じゃないけど家臣や女中たちからは好かれてたよ
瀬名姫はツンツンしてたけどワイに会うときは晴れ着を用意するとかかわいげがあったな
今でいうツンデレじゃな
近頃ときたら気軽に女にされたり、転生させられたりするから困る
まさに幻のようなもんよな
ノッブ殿も転生されたのか!ご壮健そうで何よりでござる。
ジョブスどのは親友でござるからiPhone50くらいまでは知っておる。
そそのかしてはおらぬが、雪斎殿が導いてくれたのじゃよ。
100歳まで生きたというのはそういうことじゃな。
駿府城公園に入ってきた謎のぶよぶよした生き物の記録があるらしいけどそれがなんだったのか知りたいです。
肉人か?
あれは今でいう宇宙人じゃ。
たまたま駿府城に教養のある細川どのが来訪してての、「あれは中国の封じゃ」とゆったもんだから気味が悪いから追い払わせたぞ。
幽才どのがおらぬかったら静岡おでんにして食ってたかもしれんのう。
実は影武者?
それは創作じゃな。わしは影武者はもちろんおったが、あまり必要ではなかった。
わしが鯛の天ぷらで病に臥せった3か月のテキパキとした引継ぎを見ても、影武者にできるレベルの実務ではないことはわかるじゃろ?
武田信玄とやりあったときにうんこもらしたはすだけど、そのときの馬の様子を聞きたい
うんち漏らし達の聖地である増田に投稿したわけど、大先輩としてどんな気持ち?
実際の所、うんこ漏らしたの?漏らしてないの?
せ、戦国武将ならだれでも味噌玉を腰に巻いてたんだからねっ!(震え声)
馬はぶひひーんってゆってたゾ
てかお前らうんち好きすぎ
まあ三河武士が「知行などいりませんから徳川家のために!」という武士の鑑じゃったからのう。
豊臣ヒッデが気前よく大名に知行を与えまくって(例:加賀百万石)自爆したからのう。
大名はせいぜい50万石以下におさえて、天領(直轄地)は500万石になった。
三河は京都に近いが、駿府のほうが江戸と京都どっちにも移動しやすかったからの。
駿府でも三河の麦飯と八丁味噌をわざわざ取り寄せて食しておったぞ。
白米好きな侍女たちは半ばあきれておったがの。
66歳にして16人目の子どもである市姫(いちひめ)をもうけたときは、
「なんじゃ、ワシもまだまだ現役じゃん!」って自信がついたぞ!
静岡おでんを食いたくなったら久能山のほうに行くときもあるが、基本はそのときの気分次第じゃな。
うむ。民政家でゆうと二宮尊徳、藩政でゆうと上杉鷹山。幕政だと吉宗じゃな。
やつらは立派に儂の考えを理解して実行していたぞ。こっちに来たときは大いにほめてつかわした。
手紙とかでおじさん構文とか使うの?
わしはそれほど筆まめではなかったのじゃ。
ノッブ殿や信玄どのは教養があったから文章がうまかったようじゃの。
どちらかというと部下に任せることが多かった。
とくにラブレター系は苦手じゃった。
じゃから側室を口説くときは経験豊富な人妻をメインに攻めたぞ。
とりあえず鯛の天ぷらでもどうぞ
天ぷらの食べ過ぎに気をつけてね
結局天ぷらは何食うたん?
そなたらの気遣い痛み入る。
大坂の陣のあとの鷹狩で、シェフに「うまい天ぷらの具はあるか」って聞いたら鯛がうまいってことで、しばらくハマってしまったのじゃ。
油がよくなかったのかもしれんな。
良い質問じゃな。関ケ原が終わってもまだまだ不安定だったのじゃ。
あのときにキッヨとクロを島津征伐に送ってたら、寝返ったかもしれんからの。
井伊直政がうまくとりなしてくれて事なきを得たぞ。
寵愛していたナッオが関ケ原の鉄砲傷で亡くなったのは悲しかったのう。
衆道は以降きっぱりやめたぞ。
八味地黄丸じゃな。けっこう今の時代でも売ってるようじゃぞ。
66歳でもバリバリ現役じゃ!
大政奉還どう思う?
時代の流れじゃの。詳しくは晴天をつくの大河ドラマで北大路さんの演技で察してくれ。
儂は基本的に軍略も政治も信玄公と同じことをやったが、ワシは20年長生きしたから、
武田家の御親類衆VS勝頼どの側近、の対立構図にならなかった。
わしが早世してたら同じことになってたかもしれんのう。信康もおらんかったしな。
今年の初嫌悪感の話
毎年年始に地元の町内会で祭りのようなイベントをしている、今年は実家に住んでいる子供部屋おじさんの兄が数年ぶりに参加した
私は毎年年末に帰省して年始のイベントに向けての準備から参加している
準備を一切せずにイベント当日のみ参加している兄の図太さが羨ましい
準備は滞りなく進み、当日イベントが開始して各々談笑していた
案の定、兄は馴染めていないためしばらくは家族や親戚のそばから離れることはなかった
なにを思ったのか突然私が話しているグループに兄が来た、そこには年末の準備から初めて参加した愛嬌のあるノリがいい専門学生の女性も混じっていた
話していたグループは私以外は女性かつ兄より全員年下のため兄の小心者さを感じた、年上の男性がいたら絶対に来ていない
兄は挨拶をするとその専門学生に過去に数回のみ参加していたという実績を使い、先輩風を吹かし話をしていた
兄は話し始めて間もないうちに住んでる場所を聞いて容姿を褒めて飲みに誘っていた
兄:今なにしてるの?w
学:専門学生です!
兄:へえー、どこに住んでるの?w
学:○○です!
兄:俺も○○の専門にいってたよwww
学:そうなんですか!
兄:何系の学校なの?w
兄:分かる分かる、今度じゃあ○○で飲みに行こうよww
学:まだ未成年なので飲めないんですよw
学:ありがとうございます!増田さんは△△さん(兄)の何歳下なんですか?
年始早々にあとで私が気まずい思いをすることなどお構いなしに金玉おちんぽに従い行動する小心者の兄に嫌悪感を覚えた
女に口説かれたことはあるだろうか。多くの男は、仮にモテる類の属性を持つ男であってもその経験は少ないと思う。
しかし、その稀な経験を持つ男が必ず共感し合うのが、「女の口説きは稚拙」ということだ。
ジェンダーロールの押し付けや、公私を問わないジェンダーバイアスは、批判の的になって久しい。しかしながら男女の恋愛の場において、ジェンダーロール――ここではむしろセックスロールと呼びたい――というものは未だ頑健に機能し続けている。
普通、男女の恋愛において、男が女に性的アプローチを仕掛ける。性的と付したが、これはセックスに誘うことのみを意図しておらず、「今度の木曜日、一緒にランチ行こうよ」から「今日はこのまま一緒にいたい」、はたまた「付き合ってほしい」までを包括するものである。
そして「(性的に)口説く」という行為は、性的アプローチのクライマックスとして広く認知されている。ストレートに相手を異性として褒めたり、ああだこうだと理屈をつけて魅力的な異性として見ていることを伝えたり、自分がいかに素晴らしいかを誇示したりなど、様々なバリエーションがあるが、要するに異性をその気にさせるための会話だ。
そして、この口説きを始めとした性的アプローチの巧拙は試行回数に比例する。今モテると言われる男も、はじめは稚拙なアプローチで異性に迫っていたわけだ。何もこれはモテ男のみに言えることではなく、ある程度アプローチ経験を重ねて恋愛に臨めるようになった男であれば共感するところだろう。
しかし、女は性的アプローチをしない。しないといえば言い過ぎになるが、要するに誘い受けなのだ。少なくとも、基本姿勢が受動的であり、積極的な女は「(普通ではなく)積極的なタイプ」と形容される。
このため、女の口説きは稚拙なのだ。女が男を口説く状況は少ないため、あまり想像できないかもしれない。だが、一つだけ自然な状況がある。復縁だ。復縁を持ちかける女の口説き文句の「ダメ男らしさ」といったらない。私はこんなにあなたのことが好き、忘れられない、ということを延々と披露する。
こんな口説きをする男は、素朴で愚直ではあるが、モテない。モテないどころか、女の笑い種になることも多々ある。そのようなレベルの口説き文句を、女は渾身の力で繰り出してくるのだ。
おい、そこの女。いつか来たる本当に好きな男を射止めたいなら、格上を口説き続けろ。
「男は追うと逃げる」は嘘だ。単純に、積極的な性的アプローチはそれだけ難しいというだけの話だ。
追うと逃げる男は、待っていたら来るわけではない。普通に性的アプローチに失敗しただけだ。
振られたり、フェードアウトされまくっても折れるなよ。いつか確実に本命を手中に収めたいなら戦うしかない。
そして、それが男の直面している恋愛だ。
おい、それでもアプローチを待ち続ける女。お前は男の性的アプローチを笑うな。お前には到底できないことだ。不愉快な思いや恐ろしい思いをしたなら同情するし対抗すべきだが、稚拙なアプローチを笑うな。
男は女の稚拙さを笑い種にしない。だからお前もそっと心にしまっておけよ。男性性を演じる人間への敬意を持て。お前が女性性を演じることに苦しみや葛藤を持つように、男性性を演じる側にも相応の負担というものがあるんだ。