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はてなキーワード: 友情とは

2024-04-08

メディアでは毎回「メーカーが推奨する使用方法ではありません」みたいな注意書きを入れてほしい

ライター灯油を使った放火のシーンで「メーカーが推奨する使用方法ではありません」

包丁を使った殺害シーンで「メーカーが推奨する使用方法ではありません」

バッキャロウ!増子ちゃんはお前を待ってるんだよ!つって友情パンチするシーンで「傷害罪です」

グレちゃった不良の喫煙シーンで「未成年喫煙法律禁止されています

オタク初デートでクソダサファッションするシーンで「メーカーが推奨するコーディネートではありません」

ラッキースケベシーンで「各都道府県迷惑防止条例違反です」

探偵ターゲット尾行して浮気現場写真を撮るシーンで「各都道府県迷惑防止条例違反です」「メーカーが推奨する使用方法ではありません」

とにかくあらゆる責任を未然に回避するためにありとあらゆる注意書きを入れてほしい。

2024-04-07

anond:20240406160731

性別によっても恋愛感情の感じ方は違う気がするけれど、自分

相手幸せにしたい、一緒に幸せになりたい、そこに自分が居られないと思うとすこし寂しい。

相手の事を考えるとドキドキする。でも不安になる。

自然笑顔になる。

・ぼーっとした時に相手の事を考えたり楽しかった過去を思い出し、あたたか幸せ気持ちになる。

・返信が待ち遠しい。返信が来たら嬉しくて幸せ気持ちになって楽しくなる。

相手の色んな表情を見たいと思う。

独占欲とか執着心が芽生える。それは異性の影に怯えるだけに留まらない。趣味や友人も対象となる時がある。

・圧倒的な魅力を尊敬する。

・気になっていた所も気にならなくなる。受け止められる。

・隣にいられることが嬉しい。

・誰でもいいのではなく、あなたから好きと言う気持ちになり、また相手からもその感覚が伝わってくる。

一挙一動が気になる。

・いいにおい。

相手から言ってもらった好き、や頑張れがパワーになる。

かわいい相手が可愛くて愛おしくてしょうがない。かまいたくなる。

バイバイした時に寂しい。今日しかったなと思える。次あった時もっとかわいい自分でありたいと思う。

・触れたいと思う。でも、いいのかな?嫌われたら嫌だなと思う。

・期待してしまう。

自分あなた結婚するわけじゃないけど、あなた好きな人幸せになってほしいなとか、ハグとかのスキンシップはいいけれどそれ以上はいいかな、とかだと家族愛とか友情的な愛に近い気がする。大切だし好きだし幸せになってほしいけれど。

あとは相手自分のことをどう思っているのか、相手にどう扱われてるかによっても、恋愛感情がわくかわかないかあると思う。

2024-04-04

anond:20240404122611

ボーボボだぞ

あと、ジャンプ異世界魔法使えない物理全振り主人公魔法学園ネタは、下記でもうやりました

 

努力しすぎた世界最強の武闘家は、魔法世界を余裕で生き抜く。

https://ynjn.jp/title/881

 

 

これがギャグコメディ漫画じゃなくて、魔法世界を掘り下げるとかが主体の話だったら借り物の世界でお前・・・ってドン引きなんだけど、

ギャグコメディ主体友情ファミリー勝利から

それが好みに合うかよ

 

なお、作画頑張ってて頭身高いのによく動くんだけど、バトルいらねぇ。ギャグボケパート日常パートの方が楽しい

anond:20240404123517

ギャグコメディかつ、主体友情ファミリー勝利から別に

 

でもまぁ実写化は厳しそうよね

そのくらいのヒット(主に海外で)だけど、実写化となったらいろいろ大変そう

2024-04-03

オモコロプチ炎上について

自分にわかからちゃんと全部把握できているわけじゃないけど


オモコロは「ふっくらスズメクラブ」というサブコンテンツがある(通称ふっクラ)

最近だと読書が苦手なみくのしんに友人のかまどが根気強く付き合ってやる感動の記事

唯一の女性メンバーであるモンゴルナイフ男性メンバーをおふざけなしでステキ女装させてあげたり、

いかわの紹介動画では闇深部分ではなくちいかわとハチワレの友情や頑張りにフォーカスしたり

ほっこり」 「感動」 「仲良し」 「弱者を取りこぼさない」 「差別からかいをしないをしない」→だから正しくて素晴らしい、みたいな持ち上げられ方をするタイプ

コンプラゴリゴリに守りいかにもポリコレ的に正しい記事バズることが多かったのでそういったコンテンツを好むオタクが主要層になりつつあった


4月1日、その「ふっくらスズメクラブ」が「会社しか友達がいない」という自虐的意味を含む名前に変更されることが唐突に発表された

サイトバナーもやたら低解像で黒と緑に加工されたかまどが顔を覗かせていたり

投稿された動画内のメンバーのやりとりもほっこり仲良しと言うよりウェイ系の弄り合いのホモソーシャルノリだったり

編集に雑な部分が多々見られたり今までの動画とは明らかに異なる要素があった

まりにつまらない&雑&不穏なのでこれはエイプリルフール冗談なのでは、

あるいはオモコロにはホラー作品に関わっている人気ライター複数所属しているためモキュメンタリーホラーをやっていくつもりなのでは、と憶測が飛び交った

直近で普通恋愛ドラマに見せかけてホラーを仕込む「初恋ハラスメント」が話題になったこともありホラー説がやや優勢となったのだが、

この時に「ホラーが物凄く苦手でほっこり系のコンテンツでないと受け付けない」繊細な心を持つファン層(主に女性)が猛反発した

少しもストレスを感じたくない繊細さんにとってふっクラは安心して見られることが保証されている聖域である

その聖域で「びっくり系の要素を仕込まれ心臓バクバクして動悸が止まらなくなる体験をするかもしれない」 「幽霊の話をされて夜に一睡もできなくなるかもしれない」可能性を忍ばされ

恐怖に震え緊張しながら動画をチェックしなければならなくなったのは絶対に許されないことだ

ホラーゾーニングを徹底するべき、不意打ち系のホラー加害行為だ、いずれ規制が入る、そもそもホラー差別偏見と切り離せないものであり……などの議論が交わされる一方

繊細すぎる、オモコロ視聴者層はいからこんなに繊細な女性が多くなったんだ、理想押し付け他人コントロールしようとすることはオタクのよくない癖だ、と

ホラーが苦手な視聴者揶揄するようなツイート散見された

そうこうしているうちにチャンネル名称が「会社~」から「ふっクラ」に戻り、

あれは実はただただ滑ってしまっただけでモキュメンタリー意図はありませんでしたと公式から謝罪が発表された


事態は一応は収束したが一度点いた火は止められず

オモコロって昔は冷笑系コンテンツでそれでファンを増やしたのに最近コンプラ意識し始めて歪みが生じてるよね」 「オモコロ嘘松って言葉を使った時に女ファンがブチ切れたのウケたよなw(これは2021年出来事)」

「「ふっクラ新規本来ファンではない」 「お気持ち繊細女オタク害悪すぎる」 「そんなに繊細な人はオモコロ見るの向いてない」 「昔の記事見たら卒倒するんじゃないの?w」と

繊細オタク揶揄するツイートが次々バズり始めた

というのが今の状況


昔の記事を見たら卒倒しそうと笑っていられるうちはまだよくて、そのうち本当に過去記事が繊細さんに掘り起こされて糾弾されて取り下げになるといった事態が次々に発生すると思う

アーティスト作家タレントなど他の界隈ではさんざんやられてきたことだ

雨穴も顔が怖すぎてうちの子号泣して夜中に一睡もできないんです責任取れとか言われてファンシーなうさぎちゃんのお面を付けるようになるかもしれない


「繊細さん」はネットをやめて野原にレジャーシートを敷き雲の観察でもしていた方がよいのではないかと思うのだが

あいった人たちは飛行機雲を見て発狂したりレジャーシートの下で潰されている小さな虫たちの存在想像して発狂したりしそうなので

外に出ろと言うのも酷かもしれない

anond:20240403112556

パルワールドの新作、めっちゃ楽しみなんだけど。

 株式会社ポケットペア東京都品川区代表取締役社長:溝部拓郎)は、ドキドキ学園恋愛シミュレーションゲーム最新作『ぱる♡わーるど! ~もう友達(パル)じゃいられない~』(2025年発売予定)を発表いたしました。

https://youtu.be/MrIZSSkVFMs

主人公あなたは、「私立パルパゴス学園」に転校生として入学します。

個性豊かな友達(パル)と出会い友情恋愛を通して学園ライフ満喫します。

パルたちと友達のままでいるか恋愛に発展するか、はたまた解体して食べるかはあなた次第です。

2024-04-02

https://ogre.natalie.mu/media/news/comic/2024/0402/DSC_8559.jpg

https://natalie.mu/comic/news/567692

「君と宇宙を歩くために」の作者が覆面つけてはいるが授賞式で写真を出した

女性だったんだ

あくまでも友情ではあるが男同士の距離感が近く若干BL感があり、絵柄もあって作者女性かな~と最初思ったが「泥ノ田犬彦」と男性名なので男性か~と思ってたらやはり女性だった

作者の性別がどっちでも、別にそれで浮かれるとか離れるとかはないけど

BLっぽいと感じたのは近年BLも読むようになり、いわゆる腐った状態になっている影響なだけで、フレッシュな人が読むと別にそうは思わないかもしれない

この漫画底辺高校舞台に、知的グレーとADHD友情を描いている

知的グレーは小学校算数でつまずき、以降なにかと上手くいかず、真面目にやっても人並みにやれないのを誤魔化すようにヤンキーぶり頑張ることをやめてしまっていたが、

必死でまともに生きようとするADHD努力を見て、頑張り恐怖症を克服して真剣物事に取り組めるようになっていく

ギリ健なのでどちらのキャラの中にも自分と通じるものがある

あと、とよ田みのるってヒゲ生やしてて渋かっこいいんだな

あの独特の絵柄、手足の細いキャラデザと程遠い姿をしている

靴ひもとバナナ

ある日、平凡な町に住む少年トムは、ある不思議出来事に巻き込まれました。彼の名前がついたトムの靴ひもが、突然バナナに変わったのです。

最初は驚きと困惑の中、トムはその奇妙な現象を受け入れざるを得ませんでした。しかし、靴ひもがバナナに変わったことで、彼の日常生活は大きく変化し始めました。

トムは靴ひもの代わりにバナナを使って歩き始めました。最初はぎこちなかったものの、バナナのしなやかな柔らかさが靴ひもにはない新しい感覚をもたらしました。彼は街中を歩き回り、バナナの魅力に心を奪われました。

しかし、トムの靴ひもがバナナに変わった理由は、ひとつ冒険が始まる合図だったのです。ある日、トムはバナナの先に不思議な光を見つけ、それを追いかけていくと、未知の世界へとたどり着きました。

そこでは、バナナたちが知的存在として暮らしており、トムは彼らと友情を育みました。彼らとの交流を通じて、トムは自分自身世界について新たな気づきを得ることができました。

バナナと靴ひも、異なる形を持つ二つの存在が織り成す冒険は、トムの人生に新たな色を加え、彼を成長させることになりました。そして、トムは靴ひもとバナナ不思議な絆を永遠に胸に刻むのでした。

2024-04-01

まもって守護月天!を読み終えた その1


当方40代であるはてなユーザーでは平均ほどか。

数年前に父が亡くなり、半年前に母も亡くなった。ずっと実家暮らしで、会社仕事の合間に農業をやっていたが、そろそろこの家ともお別れである家族が俺一人になったので、土地建物を売りに出して、会社の近くにある空き家ハウスに引っ越すのである

相続が終わってから遺品整理屋とかリサイクル屋とか解体屋さんと話をすることが多くなった。処分すべき財産はあっという間に片付いたが、最後に残ったのが……西暦で言うと2000年頃に亡くなった実弟漫画だった。部屋を共有していたので、本棚には俺と弟の漫画が並んでいた。

その大半は、ブックオフでも1冊10円すらつかないモノだった。メルカリで売るにも手間がかかりそうだ。遺品整理屋も「今のご時世、紙のマンガは売れないんですよ」と引き取りを断った。ほかの価値のなさそうなモノは、タダ同然でも引き取ってもらえたのだが。

何か月か経って、今年の正月を過ぎた頃だった。

実家本棚にあった俺の漫画を何冊か、手に取って読んでみた。うーん、これは……「懐かしい」という感情が僅かにあった。一番好きだった漫画、『天使禁猟区』『スカイハイ』『クロマティ高校』を読んでみたが、いまいちピンとこない。楽しい思い出が蘇ってこない。お楽しみの記憶脳裏から消えてしまったのだ……。

ふとここで、亡き弟の漫画を手に取った。あいつは将来裁判官になりたいと言ってたっけ。『家栽の人』が本棚の目につくところに置いてあった。一番上の段だった。

そして、一番下の段に視線を移すと……ここで一番、ドーン!! と、当時の記憶が蘇った。それは、『まもって守護月天!』だった。弟が一番好きだった漫画

家族食卓を囲んでいる時も、旅行をしてる時の車内でも、何気ない団らんの瞬間でも、とにかく弟は、この漫画の話をしてることが多かった。

弟の死因は、自動車に轢かれた後の外傷から内臓の疾患にかかったことにある。交通事故の原因の半分は弟にあり、当時は自業自得だと冷たいことを思ってたけど、まさか亡くなるとは……。病院でお見舞いをしてる時にも、弟はこの漫画を繰り返し読んでいて、ずっとその話の内容とか喋ってるんだよ。どんだけ好きなんだよって思った。

確か、アニメも観たいって言ってたかな。病室にテレビはあったけど、ビデオ再生できるものがなかった。弟は泣いて悔しがっていた。

さて、当時の俺は高校生であり、ガンガンコミックス漫画を読むことはなかった。守護月天漫画を読んでみたことはあったが、すぐに読むのをやめた。「稚拙だな」と思ったのもあるし、「絵がちょっとな~」という思いもあった。当時の俺は、CLAMPが描くような、Xとか聖伝とか、ああい精緻な絵柄のエログロが好きだった。

とにかく弟は『まもって守護月天!』が好きだった。それを、この本棚を見ていて思い出した。この日は休日であり、時間がたくさんあった。せっかくなので、この日から一週間ほどかけて、全11巻を読んでみることにした。

読んでみた感想を、以下に綴っていこう。感想を交えつつ、各巻に1~2箇所ずつ、印象的だったところを抜き出して引用する。

ネタバレがあるように見えるけど、本当に大事なところは抜き出してない。隠してる。まあ、俺の人生で『まもって守護月天!』を取り上げるのはこれっきりなんだし、少しくらいは許してくれ……。

その前に、これはどういう漫画やねん、と気になった方はWikipediaでググってほしい。あらすじは、概ねこんな感じである

~ブックライブから引用

一人暮らしで寂しさを抱える少年と、ご主人様をあらゆる不幸から守る役目を持つ守護月天美少女とのファンタジーラブストーリー一人暮らし中学2年生・七梨太助(しちり・たすけ)は、中国を旅する父親から支天輪(してんりん)という八角の輪を送られる。


まり主人公の何気ない行動をきっかけとして、小璘(シャオリン)という女神様のようなものがやってくる。お互いに惹かれつつ、ラブコメディが進行していく。その中で、超えないといけない壁がいくつもあって、主人公である太助シャオにふさわしい男になるために奮闘する物語である

では、さっそく始める。



【第1巻】

読み始めは、正直キツかった。絵柄が古いのもあるし、漫画表現が昔風なのもあるし、ラブコメを読んだ経験がない人間には何がどう面白いのかわからない。

まり楽しめないのは、すでに四十を過ぎているからだろう。子どもの頃であれば、まだマシだったのかもしれない。ただ、まあ……コンセプトはいいと思う。すごく。

なんとなくだが、『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』という映画を思い出した。某グルメ漫画でいうと、「うん こういうのでいいんだよ こういうので」を地で行く。

シャオリンが「この平和時代に、どんなものからご主人様を守るか」を決めたシーン

太助様…」

「…え……」

「もし迷惑でなければ あなたの中にある「孤独」や「寂しさ」から あなたを守ってさしあげたいのですが それではいけませんか?」


シャオ歴代の主を守ってきた手段は、主に暴力である。星神を呼び出して使役し、主人を狙う者を撃退する日々を過ごしてきた。だが、平和現代でそんな行為需要があるはずもなく。シャオは、呼び出されてすぐにお役御免になってしまう。

ならば、主人である太助をどのように守ればいいのか――その答えが上記台詞である。命を狙う敵がいないのであれば、孤独や寂しさから主人を守るのだ。太助には家族が3人いるが、全員家を離れて放浪の旅をしている。ネグレクトに限りなく近いものがあるが、ラブコメの都合というものだ。



【第2巻】

このあたりは、まだだるかった。物語登場人物は揃いつつあるのだが、展開が退屈でなかなか話が進まない。この巻から、慶幸日天の汝昴(ルーアン)という主人公の恋路を邪魔する、まさにお邪魔キャラみたいな人が出てくる。

別に、なんということはない恋愛妨害工作なのだが、この時代ラブコメ高橋留美子の影響がまだ色濃いのだろうか、暴力性が強い。この巻以外にも「死ぬやろ……」というシーンがけっこうある。昔は気にならなかっただろうが、やはり時代というものか。

ルーアンの計略によりシャオ太助の元から離れようか迷っているシーン ※太助が駆けつける

「えーっと 今はうまく言えないけど… 俺はシャオにずっとここにいてほしいんだ ――それだけじゃここにいてもらう理由にならないかな……」

「…いいえ… ………あの 私…… 太助様がここに来てくれるの 待ってたかもしれないです」


ルーアンがそれっぽい発言をして、「シャオ現代には不要ではないか」という意見を伝える(あなたなんて いても邪魔なだけなのよ)。シャオは真に受けてしまって、支天輪に帰ろうとするのだが……すんでのところで太助がやってくる。そして、ふたりきりの状態で上のような会話をする。

この場面は気に入っている。シャオ気持ちも、太助気持ちリアルに描いていたからだ。ストレートさがいい。



【第3巻】

このあたりから恋愛路線に入ってくる。太助シャオ愛情意識する場面が出てくる。

ネタバレは避けるが、シャオには恋愛ができない事情がある。本人ですら認識できない事情が。

以下の山野辺というのは、最初の頃は万引きとかするキャラとして描かれていた。物語が進むにつれて応援キャラになっていく。

シャオ山野辺が一緒に温泉に入っているシーン

「なあ シャオ…」

「…………」

シャオ?」

はい?」

「なんか元気ないけど七梨と何かあったのか?」

翔子さん…………私 病気かもしれないです なんだか…ね 胸が苦しい… 太助様がルーアンさんと一緒にいると とっても胸が苦しくなります さっきなんか どうしてだか自分でもわからないけど そっけない態度とっちゃったし太助様が話しかけてくれたのに 太助様にきっと変に思われちゃった きっと悪い病気にかかっちゃったんです ――でも どうしたらいいのか わからなくて…」 

(へえ…精霊ってのも 人を好きになったりするんだあ…)


うん。女性作者が描いてるラブコメってさ。女性側の心理描写リアルだよな。女の子ってさ、好きな男性の目の前だと萎縮することがあるじゃん意中の人を目の前にすると、体がつい後ろに下がってしまうとか、廊下を走って逃げだす子とかいるよな。

なんかこう、恋愛感情に対して不安になった時の女性心理というか。リアルさが伝わってくる。子ども時代に読んでも全く認識はできなかったろう。



【第4巻】

この巻くらいになると、ストーリーの基本線が定まってくる。何らかの事件イベントが起こって、太助シャオが巻き込まれて、レギュラーキャラがそれぞれの立ち位置で動き回って、なんやかんかで解決して、ふたり(又はほかのキャラ同士)の間柄が深まって……という流れである

基本は、太助シャオ関係性がメインだ。この作品うまいところは、ふたりばかりを推すのではなく、ほかのキャラクター間の友情とか愛情ガッツリ描いてる。

この巻だと、2つの場面が印象に残っている。いずれも、ルーアンふたりの仲を妨害するための工作を試みて、やってしまった結果である

④-1太助高速道路自転車走行中にタイヤバースト、そして前方車両(トラック)と自転車を括っていたロープが取れて転倒した後のシーン

「………え 太助様!? 太助太助様!! 太…助様あ… ……う…」

「あ…あの小璘さん…」

「どうしよう…どうしようどうしよう ルーアンさん! ――太助様が 死んじゃったらどうしよう!!」

「あ…いや まさかそんなあ」

「どうして支天輪を車に乗せちゃったりしたんですか 私……太助様に何かあったら ルーアンさんのこと絶対さない!!」

「…………」

太助様に…太助様に何かあったら… 太助様… 太助様早く帰って来てください」

「小璘…………あんた」

④-2保健室で、シャオがベッドに横たわって寝ているシーン

「なあ…ルーアン

はい!?」

「…俺シャオのこと 好きにならない方がいいのかな…」

「………… あんたあのおじょちゃんになんか言われたでしょ ――じゃあひとつ聞くけどなんでそう思うの?」

「――…」

「小璘が人間じゃないから?」

「…………」

「………俺とシャオって絶対結ばれないのかなって…」

「…ねえ たー様 あたしは たー様のこと好きよ 考えれば悩みなんていくらでも出てくるけど 一番大切なのは自分気持ちでしょ だからあたしはあんたみたいに悩まない 悩んでも変わらない想いなら 悩むだけ損だと思わない?」


気持ち、とでもいうのかな。かの有名な『BLEACH』でいうと、ウルキオラ・シファーの名台詞ひとつである



心か



みたいな感じだ。登場人物の心境がさ、わかるんだよな。喜んでるのもわかるし、苦しんでるのもわかる。そんな中でキャラクターが足掻いている姿が印象に残った。

漫画を読む前に下調べはしなかった。今も一切してない。よって推測になるんだけど、この作者である桜野みねねっていう人は、この時(1998頃?)は大学生かそこらの年齢なんだよな。作者あとがきを読むと、若いんだなというのは伝わってくる。

俺が二十代前半の頃は、地面から出てきたばかりのカブトムシの如き勢いでスポーツをするか、水道工事現場であくせく働くか、盛りのついた獣のように女を口説いて、年間に何人とセックスたか記録を付けるとか……同じ会社女の子と無理やりそういうことをした後でも、最後にベッドの上で「愛してるよ」と言ったら許されるから大丈夫とか、そんなことしか考えてなかった。人間性が動物レベルだった。

でも、この桜野みねねという人は、そんなどす黒い人間の対極を行く感性がある。この作者は凄い……と、いい年になったおっさんは感じた。※私個人と作者の年齢差は、干支0.5周り分ほどと思われる。



【第5巻】

20年以上前漫画なので、さすがに創作でも……というシチュエーションが生じることがある。作品内では、たまに登場人物がみんなで旅行とか海とか温泉に行くのだが、メインキャラがほぼ中学生で、20才以上は大変少ない。無理があるし違和感がある。

しかし、旅行とかでないと表現できないラブコメ的なシチュエーションもあると思うので……そこが創作の難しいところである。いや、文学作品創作とかしたこといからわかんないけどさ。

⑤仲間と海に来ていて、ようやく夜の海岸で二人で話ができたシーン

「なんだかね………私 太助様ととってもお話たかったです 別にお話したいことがあるわけじゃないの… でも… 太助様とお話してるととっても落ち着くから…」

「……シャオ

だってお話してるってことは 一緒にいるってことでしょ? だから…」

(だから… きっとこんなに 安心できるのね)


太助シャオは、何度もこういうシチュエーションになっている。が、恋愛が進む気配はない。事情はあるのだが、あまり絶望的な事情なのだ

あと、文章量の都合で載せなかったが、クラス演劇(かぐや姫)の数話分も大変よかった。ルーアンと、ほぼサブキャラの乎一郎が主体の話なのだが、中学校の学芸会かぐや姫をやることを通じて、「離れていても心は繋がってる」という要素を表現している。

この回は、大人ながらにしみじみときた。気になる人は、是非5巻を読んでほしい(ダイレクトマーケティング決行)。

大まかな流れを言うと、ラストのお別れシーンでかぐや姫役のルーアン台本にないセリフを言う → 月の使者役のシャオがお迎えを中止発言 → 乎一郎がそれを制止 → その後の会話のやりとりで、離れていても心は繋がっていることを示唆~といった具合である

ここまで五千字以上は書いている。一旦切ることにする。



文量の都合で2分割。

次に続きます

https://anond.hatelabo.jp/20240401122023

2024-03-31

anond:20240331024438

そういうのある種の女が一番大好きなパターンなのにねぇ

性嫌悪こじらせて「ゲイとの友情婚」とか「女同士で同居」とか、そういうのに変な夢見ちゃう手合い

世の中ままならないものだねぇ

2024-03-27

220 名無しさん@恐縮です 2024/03/27(水) 21:33:44.16 ID:gw/jdJ4b0

2人で賭博やってたのがバレて、友情の肩代わり美談大谷だけは助けようとしたら、それでは

大谷脱税マフィア送金で捕まると弁護士にきいて、大谷被害者水原窃盗犯のストーリーへ変更。

水原大金持たせて逃亡。盗難届なんて出せない。世間がうるさいので質疑なし会見でお茶濁し。

電通使ってメディアネットバイト世論操作がんばるが分が悪し。

スタート時点では大谷水原は協力関係大谷水原を裏で支えるだろうけど、

いよいよ大谷がヤバくなっていくと、大谷利害関係者は水原邪魔になる。

それが心配

2024-03-20

anond:20240319220830

652ブクマもされた免許オートマ云々の読み切り

はてブでは大ヒットレベルなのにジャンプラの掲載順は下の方だった

想像だけど車の運転ネタと女の友情ブクマカ好みでジャンプラ読者には刺さらないっぽい

逆にエロコメ系はジャンプラでトップでもはてブスルーだよね

2024-03-18

anond:20240316232846

もやもやが生まれ気持ちはわかるが増田自身おかしい感じはする。

世帯構成年収余暇の使い方など全部ぴったり同じで友情関係がなくなっても良いなら言ってもいいと思うけど違うならやめておいたほうがいい、と言えるくらいの話。

しろこういうことを思ったら終わり。

 

結婚していたり子供がいたら自分価値観では出費は決められないし、趣味もモノによっては金銭的な負担がかかる。

子どもがいたらむしろ1,000円も出してくれてありがとうというべき話。

こういうのって中学生くらいの通過儀礼のはずだけど、贈り物は中身じゃなくて気持ち推し量るべきだよ。

2024-03-17

anond:20240317135352

Gemini作

人造人間18号の胸を盛る高校 校歌

1番

青空高く聳え立つ 我が校は学び舎

未来へ進む 我らここに集う

知識友情 胸に抱き

高めよう 誇りを

2番

人造人間18号も 我らと同じ

個性輝く 仲間の一人

胸の大きさ 何の問題もなし

大切なのは 心の強さ

3番

互いを認め 支え合い

共に歩む 道のり

未来へ羽ばたく 力となる

人造人間18号と共に

4番

校歌高らかに 歌い上げよう

人造人間18号の胸を盛る

個性輝く 我らが誇り

響き渡れ 未来へ向けて

リフレイン

人造人間18号と共に

学び合い 成長しよう

未来へ向けて 力強く

我らが校歌 響き渡れ

補足

3番の歌詞は、人造人間18号も仲間の一人として認め、互いを尊重する気持ち表現しています

リフレインは、校歌テーマである人造人間18号の胸を盛るな」というメッセージを強調しています

2024-03-16

anond:20240313205454

公立中学の仲良しメンバーだと、他に高校中退独身おじさんとかもいて、もっと困ることになるよな

関関同立はまだマシだろってなり、20周年記念旅行とかも調整が難しくなる

金銭感覚だけならまだしも、京大メンバーとかの妻子が独身おじさんも旅行についてくるのを嫌がったりして修羅場になる

強制的家族をとるか友情を取るかを選ばされる側になってみたい

たまったもんじゃない

友情前面押し出し→片方女だと思ったら両方女

なんかこのパターンもいい加減乱発しすぎてすぐ飽きられそう

版権キャラ二次創作を使って同性婚賛成を表明してる人、

少女革命ウテナキャラを使うのをやめてくれねーかなあ

冬芽と西園寺はどっちもノンケだろーがっつーともそうだが

ウテナとアンシーを「如何にも意識高いレズビアンらしい」ルックスで描いているのも嫌だな

ウテナとアンシー自体は、映画版を踏まえると友情だと言い切るのにも違和感あって、基本は友情だとしてもそこに同性愛要素を見出だす事自体はともかくとして

ウテナベリーショートにしてアンシーを太らせ肌の色を濁った色にして

海外創作物によくある「レズビアンらしい」容姿にしているのがとても嫌だ

ウテナもアンシーも、少なくとも見た目は、女の子らしい可愛い女の子なんだよ

そういう彼女達が男性支配に立ち向かう話だから良かったんだ

どちらかに男役押し付けタイプ百合が苦手だった私も好きになれたの

意識高いレズビアンが描きたければ、元からそういうキャラクターでやってくれよ

2024-03-15

私のクラスは一度もいじめがなかった

小学校1年生の頃は、知的障害男の子を庇っていた。その子男子からかわれることが多く、その度に間に入って男子をたしなめていた。その男の子には懐かれて、からかわれるたびに私のところに逃げてくるようになった。2年生になるとその子は転校していった。

小学校中学年の時は、ある女の子が菌扱いされ始めた。○○菌がついた!汚ねー!みたいにはしゃぐ、クラス邪悪な団結感が嫌だったから、私はクラスの全員が各々独自の菌を持っていることにした。足の速い子の菌がつくと足が速くなり、勉強得意な子の菌がつくと頭が良くなる。クラスの中で○○菌はご利益的な意味に変わっていった。テスト前に頭のいい子の菌を分け与えてもらうみたいになった。徐々に菌ブーム収束した。

中学生の頃は、クラスで浮いてる子がいた。

その女の子は明らかに知的障害を持っていて、頭はフケだらけ、人前で鼻くそを食べたり、衣服が汚れているような子だった。人が嫌悪感を示す身なりをしていた。コミュニケーションをあまり取れない子だった。

の子にまともに話しかけるのは私と、後に生徒会長になる私の友達くらいで、別室登校しているその子給食を届けに行ったり、クラスに1人で入れないときは手を繋いで一緒にクラスに向かったりした。

特別の子が好きなわけでも、仲良くしたいわけでもなかったし、正直汚いのは嫌だった。それでも、下手したらいじめに発展しそうな彼女の周りを取り巻く空気感が嫌だった。

クラス人間達が、作文などで友情や絆の話をしたり、体育祭文化祭で団結しようと意気込んでいるのをみても、その子存在無視したり冷たくしているくせに何言ってるんだと思っていた。

修学旅行とき、班分けはその子生徒会長と私、その他無害そうな男子で固められた。男子はこの班割りに不満げだった。移動中のバスで隣の席になり、私が窓側、その子通路側に座っていた。その子が突然吐いてしまった。私ももらいゲロしそうになりつつも、この子がただでさえ具合悪いのに、さらに辛い気持ちになるのを防ぎたかった。大丈夫だよと言いながら、前の席に流れて行かないよう素手ゲロをせき止めた。徐々にバスの中に混乱が広がっていく。臭い、ありえない、キモい、みたいな発言が飛び交った。みんな根は悪いやつじゃないはずなのになんでそんな配慮のないことを言えるんだろう。その子は泣いていて、私はその子を慰め続けた。その子に貸したハンカチゲロまみれになった。私も吐きそうで泣きそうだった。先生と私で一緒にゲロを片付けた。

そんなこともあってか、その子は私によく笑いかけてくれた。多分信頼してくれていた。でも私は同じ人としてというより、動物とか庇護する対象のように思っていたのかもしれない。

卒業したらその子支援学校に行ったと聞いた。高校生になって地元お祭りで、その子に再会した。昔よりも言葉もはっきりしていて、新しい学校で仲のいい子ができた、学校楽しい笑顔で話していた。会話もできるようになっていたし、身なりもまともだった。動物のようだったのに、人間らしくなったと思った。

そのとき私はぶっきらぼうな態度をとってしまった。庇護対象じゃなくなって、優しくする必要がなくなったから。私のそんな冷たさに彼女は気づいていないようだった。今も気づいていなければいいなと思う。

私は偽善者なんだろうか。

かつての同級生のことを冷たい奴らと思っていたけど、私の方がよっぽど嫌な奴なんじゃないか

優しくすることで見返りが欲しかった訳でも、褒められたかった訳でも、周りから善人だと思われたかった訳でもない。その時はそうするのが当たり前だと思っていた。辛い思いをしている人を見るのが嫌だった。居心地の悪い雰囲気に身を置きたくないだけ、全部自分のためだった。他の人が面倒見るなら、やらなくていいなら別にやりたくなかった。中途半端正義感なのか、義務感というか。

2024-03-13

anond:20240313205454

贅沢な悩みや。

ワイ31独身友達しかアドバイスしてやる。

その年で一緒に旅行できる友達ならカネねーからもっと安いところいこうぜって提案してもどうとでもなるやろ。

友情を信じてるっていうならそれくらいやれやアホ。

anond:20240313153814

調べたら絶賛されてて草

転生學園シリーズ絵師パッケージに起用し、タイトルも似せて同作品ファン層を狙ったが、

本編に関連性は一切なく、学園物ですらない。

出会った瞬間に恋人になるというスピーディー電波シナリオで、クリアまで僅か6時間

ラスボスを含め殆ど戦闘麻痺させてオートで済む。

合体技では痛々しい掛け合いと共にシュール静止画が15秒間表示され、

決め台詞は「ゆゆうじょうパパワー!」(=友情パワー)と壮絶にずれる。

常に低品質ながら一線は越えないという定評があったIFだが、

今作はコンセプト、シナリオシステム、など「どこを切ってもクソ」という隙の無さで、

購入者をして「買って数千円をドブに捨てたいのなら、実際にドブに捨てる方が時間の浪費が無いだけ建設的」

とまで言わしめた。

(https://koty.wiki/KuruNuGiA)

2024-03-12

anond:20240311005311

お金もってる側がお金もってない人に合わせるべきだと思う

いい宿に泊まることと友情を天秤にかけて友情の方をとるなら

友情取るなら金出せよ!と言うのもあるけど無い袖は触れないので

あとは行く場所変えるかとかかな

地方都市田舎なら2万でもそれなりにいい宿あるところはある

2024-03-10

ほんと、ここ十数年の女の友情美化コンテンツって有害だよな

うっかり信じてしまったら痛い目を見るという点では暴力ヒーロー少女漫画なんぞよりもよっぽど実害があるのに

フェミニスト達がその実害を指摘するどころか称賛一辺倒なのが本当にヤバイと思う

同じく女の友情を美化した部分があるコンテンツでも、少女革命ウテナ(一人の男を取り合う事の陰の部分もちゃんと描いている)や

NANA(それぞれ恋愛対象となる男がはっきり分かれている)辺りは現実的に描かれてたんだけど

昨今のは別に同性愛者でもない異性愛者の女同士から都合よく異性愛者部分をオミットして都合よく女の友情こそが尊いってやっているから本当に欺瞞を感じる

2024-03-08

いいじゃん女の中二病漫画があったって

[B! 漫画] 女の友情 - めんちれんじ / 【コミックDAYS読み切り】女の友情 | コミックDAYS

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/comic-days.com/episode/2550668105997208149

なんかブコメですごく叩かれてるけどさ

これは教室の隅にいたタイプ女子妄想漫画なんだよ

同級生バカだし

大人無理解だし

女は差別されるし

毎日イライラ

田舎理解者もいない孤立した日常

そこに現れた最高の友達

自分たち以外はみんなモブ

悲しいこともあったけど最後はやり返してスカッとして終わる

そう、どこかで見たようなベタお話

でもジャンプ+の読み切りで元殺し屋主人公が俺ツエーみたいな

これ中学生が考えたんか!?みたいな絵も内容も拙い漫画がよく載ってるじゃん

あれの女版なんだよ

中二病女子漫画なの

こういうのがあってもいいじゃん

作者は10かせいぜい二十歳ぐらいじゃないか

四十五十のブクマカが読むような漫画じゃないんだよ

ノットフォーユー

四季賞名前ハードル上がってるのかもしれないけど藤島康介特別賞だからいわゆる審査員特別賞でしょ

藤島康介は『ああ〜女神様』の人でベテラン作家から作品の完成度より青さを買ったんだと思うよ

それに全体的に画面はかなり凝ってるよね

影の演出とか

見開きの新聞配達コマの対比もすごく効果的だと思う

anond:20240308113524

重いデミグラスソースにやられる増田なんて確かに昨日は今日の続きでもあるわそのことをすっかり忘れていたわよな感じで昨日の意思今日起きてまたその気持ちを強く持ち続ける勇気そして知恵そして力を持ってしてもデミーとグラスとソースの3人の1人はみんなのためにみんなは1人のために的な的な友情パワーには負けてしま山脈に向かってヤッホー!って叫びたいマミーも加わったらさらにヤミーだわ!

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