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はてなキーワード: 参政権とは

2024-04-28

anond:20240428213929

ただの昏睡は目覚める可能性もあるだろうけど

自分が誰か、ここがどこかもわからない老人の参政権を失効するくらいならいいのでは

2024-04-27

anond:20240427031516

日本女性参政権を戸主投票権を増やすことによってすり替えようとした政治家がいたよね

米英人のグイド・フルベッキと武者小路実世だっけ

当時最先端だったドイツのブルンチュリの偽翻訳書をばらまいた

最近もまた言論誘導のための外国人顧問活動しているよ

イシンレイワはネーミングからしても外国人がつけた名前だろうな

なお現代日本では、子どもの多い家庭は、ほぼほぼ上級国民なんで

、0歳児参政権ができたら、おそらくはアジア戦争推進のために使われる(富裕層子供やす余裕がある)

英米政策は、情報過疎地に「間抜けな弁論主義」を広めるもの

で、偽ドイツ情報を広め女性参政権を奪ったわけですよ

2024-04-26

0歳児に参政権

という某さんの発言に対して、政治学者法律学者などは割とまともにとりあっているのか?

あるひとの投稿では被成年後見人にも選挙権があることと比較していっていた。

しかしそれは違うだろうと思う。”成人”であればいくら後見人がいたとしても”成人”だ。

しかし0歳児は成人ではない。

もし0歳児に選挙権を認めるのであれば義務教育の中での公民教育はどういう意味を持つというのだろう?

学者にとっては公民教育なんてアリバイみたいなもの無意味といいたいのだろうか?

一応日本では”義務教育”で公民教育をやることになっていて、たとえば義務教育を終えていれば新聞なども読めて、

日本国憲法の大枠も理解して、政治的意思を表すことをできるようになって”成人”ということだ。

河野某や大屋某などにとっては、自分たちのような高度な知識をもって初めて政治を語れるのであり、

それ以外は0歳児も同じようなものってことか?

2024-04-25

せっかくイエに閉じ込めていた女に人権参政権を与えて社会に解き放ったバカどもは、それで世の中が良くなると本気で思ってたんだろうか

タイムマシン現代に連れてきて少子化で滅びゆくこの社会を見せてやりたいな

2024-04-23

anond:20240423072612

家庭を持つ義務とか妻子を養うほど働く義務とか家を持つ義務とかは譲渡されたわけじゃないんだから

まずはそういうのから解放される運動すればええやん。そんなことしたら女から選ばれなくなるみたいなこと言うけど、

昔の参政権とか男女平等とか主張してた女はもっと結婚できなくなるぞ圧すごかった中でやってたはずだし。

2024-04-16

anond:20240416184246

個人の力じゃ政治は変わらないって理由投票に行かないんだろ?

逆説的に個人政治が変わるなら参政権行使したいって事だろ?

じゃあ立候補しろ

2024-04-09

anond:20240409015838

もうちょっと調べてもいいんじゃないかな

日本が提出した人種差別禁止条約に反対したのはアメリカだし

有色人種差別禁止60年代

制限女性参政権は遅れをとったけれど限定的もの日本世界で最も早い国の一つ

Racial Equality Proposal

https://en.wikipedia.org/wiki/Racial_Equality_Proposal

日本外務大臣内田光才は1919年6月、この提案はすべての有色人種人種平等要求するものではなく、国際連盟加盟国(つまり「国」ではない朝鮮半島台湾南洋は…)の人種平等のみを要求するものであると述べた。

>この提案にもかかわらず、日本自体特に大和民族に対して人種差別政策をとっていました。

anond:20240409013737

もうちょっと調べてもいいんじゃないかな

日本が提出した人種差別禁止条約に反対したのはアメリカだし

有色人種差別禁止60年代

制限女性参政権は遅れをとったけれど限定的もの日本世界で最も早い国の一つ

負けてよかったではなくてやるべきではなかった

2024-03-03

anond:20240303132328

私はクルド人問題を通じて、日本人権意識改善されて、

外国人にも参政権社会保障が等しく与えられることを望むリベラルなので、

今後も高らかに日本人の価値観進歩の遅れを批判しますね。

2024-02-27

anond:20240227134109

それらの基本的人権を実現するために参政権請求権がある

参政権の中に選挙権があり

選挙権が奪われればその人の人権が危うくなる

実際に選挙投票の実行が難しい障碍者人権問題はよく俎上に上がる

例えば目が見えない人は点字投票するが開票作業は公開で行われるので

もし当該区に点字投票が一票しか無ければ記名投票同義になるなどの問題が挙げられる

(それを嫌って投票に行けないなどの訴えがある)

 

まあそもそも選挙権を奪うってこと自体平等権に反するよな

2024-02-16

anond:20240216015211

運動を頑張った女性達の成果だという教え方は小学生歴史の授業レベルの誇張だろ

王が一人で決める→議員参政権金持ち参政権ブルーカラー参政権有色人種女性参政権時代の流れがあって

参政権を独占していた白人男性達の間で賛成する者達が増えた結果のものだよ

政治から票の買収とか見返りがあって

参政権を与えると得する経営者と損する経営者ロビー活動活動家支援も凄まじかった

過激派殺人犯役はアホな貧乏人が担当

運動を頑張った偉人達は神輿に乗せてもらえたから勝ち取れたんだよ

2024-02-13

anond:20240213103742

カルトに脳を汚染されているとそう言う考えになるんだよね

これだけ選択肢豊富自体に、脳死選択肢狭めてるところは同情の余地はあるかも知れないけど、

君が世の中を良くすることはないので参政権行使しないで欲しい

2024-02-03

クルド人問題

リベラル王国埼玉においては、在留外国人人権>>>議員利権>>(越えられない壁)>>日本国民人権なので仕方ないね

それはそうとして、自民党もこの件に関しては大概なので、問題全国的に拡大して、全都道府県在留外国人による犯罪統計ごまかしで効かないほど悪化して100年くらい経てば、日本版トランプみたいな在留外国人排斥を訴える政治家誕生するかも知れない。問題解決はそうなるまで先送りになるだろう

もっとも100年も待っている間に、国籍を持たない外国人の国政参政権が認められて、日本人意見なんか誰も聞かなくなってそうだけど

2024-02-01

参政権ってやっぱり足切りを導入すべきだよな。

一定学歴一定収入に満たない人間参政権を与えるべきじゃない。

そうすればもうちょっと左翼リベラルが育つだろうよ。

馬鹿参政権与えたら目の前の利益しか考えないかいつまでもクソウヨ蔓延する。

2024-01-29

anond:20240129173305

福沢諭吉は真面目なフェミニストから大酒飲みではあったが全く女遊びはしなかった

28歳(実質26歳)で結婚するまで童貞だった

諭吉は1歳で父親を亡くし、金は藩が出してくれたが母親が1人で苦労して5人兄弟を育ててくれたのがフェミになった一因だろう

キリスト教女性蔑視の教えを含むから否定しているが、キリスト教国に見られる一夫一妻は理想であるという

彼は「一夫一婦・偕老同穴(かいろうどうけつ)」と唱え、妾を持たず夫妻は一対となって生涯共にいるべきだと主張した

妾を持つことは「獣欲の奴隷であるとした

明治維新後は一時期より妾を持つことがブームとなり、妾を持つ=古い慣習、ではなく「自由恋愛、むしろリベラル」な雰囲気さえあったが逆らっていた

蓄妾(ちくしょう)届けという響きがやばい制度などにも反対表明していた

当時は妻のことは名前呼び捨てするのが普通だったが「お錦(きん)さん」とさん付けだった

本人の性格もあったかもしれないが、お錦さんの家の方が金持ちでありいわゆる下方婚してくれたので頭が上がらなかった説も

諭吉フグが好きだったけどお錦さんがフグ毒で死ぬかも知れねえだろと禁じたから食わなくなったとか

それでもお錦さんの方が10歳ぐらい若いし(実質16歳で結婚したことになる)、当時の当たり前のこととしてお錦さんは諭吉玄関まで送迎したりしていたが、

諭吉フェミなので外出など1人でできるからそんなことやらんでよいと止めさせたという

夫妻の間には子供が9人

9人もいたらスケベではあるかもしれない

育児にかなり熱心であり、毎日9人に別の小話を書きしたためて読ませた

諭吉は「女性参政権の話は置いといて、まず女性が自活できるよう働ける環境もっと必要だよね」的な発言をして

参政権を後回しとはアンフェだろ」と炎上したり、

娼婦は「人外人」として徹底的に恥ずべきものだと扱ってまともな仕事転職させろ、と言って炎上したりもした

2024-01-26

金光翔 『<佐藤優現象批判

インパクション』第160号(2007年11月刊)掲載

目次

1.はじめに

2.佐藤優右派メディアでの主張

 (1)歴史認識について

 (2)対北朝鮮外交について

 (3)朝鮮総連への政治弾圧について

3.佐藤優による主張の使い分け

4.佐藤優へ傾倒する護憲派ジャーナリズム

5.なぜ護憲派ジャーナリズム佐藤を重用するのか?

 (1)ナショナリズム

 (2)ポピュリズム

 (3) 格差社会

 (4)「硬直した左右の二項対立図式を打破」―〈左〉の忌避

6.「人民戦線」という罠

 (1)「ファシズム政権樹立」に抗するために、人民戦線的な観点から佐藤擁護する

 (2)「論壇」での生き残りを図るために、佐藤擁護する

7.「国民戦線」としての「人民戦線

8.改憲問題と〈佐藤優現象

9.「平和基本法から佐藤優現象〉へ

10.おわりに

1.はじめに

 このところ、佐藤優という人物が「論壇」を席巻しており、リベラル左派系の雑誌から右派メディアにまで登場している。

 だが、「論壇の寵児」たる佐藤は、右派メディア排外主義のものの主張を撒き散らしている。奇妙なのはリベラル左派メディアが、こうした佐藤の振舞いを不問に付し、佐藤を重用し続けていることにある。

 佐藤による、右派メディアでの排外主義の主張の展開が、リベラル左派によって黙認されることによって成り立つ佐藤の「論壇」の席巻ぶりを、以下、便宜上、〈佐藤優現象〉と呼ぶ。この現象意味を考える手がかりとして、まずは、佐藤による「論壇」の席巻を手放しに礼賛する立場記述検討からはじめよう。例えば、『世界』の編集者として佐藤を「論壇」に引き入れ、佐藤の著書『獄中記』(岩波書店、二〇〇六年一二月)を企画編集した馬場公彦(岩波書店)は、次のように述べる。

 「今や論壇を席巻する勢いの佐藤さんは、アシスタントをおかず月産五百枚という。左右両翼の雑誌寄稿しながら、雑誌の傾向や読者層に応じて主題文体を書き分け、しかも立論は一貫していてぶれていない。」「彼の言動共鳴する特定編集者と密接な関係を構築し、硬直した左右の二項対立図式を打破し、各誌ごとに異なったアプローチ共通の解につなげていく。」「現状が佐藤さんの見立て通りに進み、他社の編集者意見交換するなかで、佐藤さんへの信頼感が育まれる。こうして出版社カラーや論壇の左右を超えて小さなリスク共同体が生まれ編集業を通しての現状打破への心意気が育まれる。その種火はジャーナリズムにひろがり、新聞社会面を中心に、従来型の検察官邸主導ではない記者独自調査報道が始まる。」「この四者(注・権力民衆メディア学術)を巻き込んだ佐藤劇場が論壇に新風を吹き込み、化学反応を起こしつつ対抗的世論公共圏形成していく。」

 馬場見解の中で興味深いのは、〈佐藤優現象〉の下で、「硬直した左右の二項対立図式」が打破され、「論壇」が「化学反応」を起こすとしている点であるある意味で、私もこの認識を共有する。だが、「化学反応」の結果への評価は、馬場と全く異なる。私は、これを、「対抗的世論公共圏」とやらが形成されるプロセスではなく、改憲後の国家体制に適合的な形に(すなわち、改憲後も生き長らえるように)、リベラル左派が再編成されていくプロセスであると考える。比喩的に言えば、「戦後民主主義体制下の護憲派が、イスラエルリベラルのようなものに変質していくプロセスと言い替えてもよい。

 以下の叙述でも指摘するが、佐藤は対朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮武力行使在日朝鮮人団体への弾圧必要性を精力的に主張している。安倍政権下の拉致外交キャンペーンや、一連の朝鮮総連弾圧に対して、リベラル左派から批判や抗議の声はほとんど聞かれなかったのは、「化学反応」の典型的ものである。「戦後民主主義」が、侵略植民地支配過去とまともに向き合わず在日朝鮮人に対してもせいぜい「恩恵」を施す対象しか見てこなかったことの問題性が、極めて露骨に出てきていると言える。〈嫌韓流〉に対して、リベラル左派からの反撃が非常に弱いことも、こうした流れの中で考えるべきであろう。

 私は、佐藤優個人は取るにたらない「思想家」だと思うが、佐藤右派メディアで主張する排外主義を、リベラル左派容認・黙認することで成り立つ〈佐藤優現象〉は、現在ジャーナリズム内の護憲派問題点を端的に示す、極めて重要な、徴候的な現象だと考える。

 馬場は、佐藤が「左右両翼の雑誌寄稿しながら、雑誌の傾向や読者層に応じて主題文体を書き分け、しかも立論は一貫していてぶれていない」などと言うが、後に見るように、佐藤は、「右」の雑誌では本音を明け透けに語り、「左」の雑誌では強調点をずらすなどして掲載されるよう小細工しているに過ぎない。いかにも官僚らしい芸当である佐藤自身は自ら国家主義であることを誇っており、小谷野敦言葉を借りれば、「あれ(注・佐藤)で右翼でないなら、日本右翼なんか一人もいない」。

 佐藤が読者層に応じて使い分けをしているだけであることは誰にでも分かることであるし、事実ウェブ上でもブログ等でよく指摘されている。そして、小谷野の、この現象が「日本知識人層の底の浅さが浮き彫りになった」ものという嘲笑も正しい。だが、改憲派の小谷野と違い、改憲を阻止したいと考える者としては、この現象について、佐藤優に熱を上げている護憲派を単に馬鹿にするだけではなく、〈佐藤優現象〉をめぐって、誰にでも浮かぶであろう疑問にまともに答える必要がある。なぜ、『世界』『金曜日』等の護憲派ジャーナリズムや、斎藤貴男魚住昭のような一般的には「左」とされるジャーナリストが、佐藤に入れ込んでいるのか? なぜ、排外主義を煽る当の佐藤が、『世界』『金曜日』や岩波書店朝日新聞出版物では、排外主義ナショナリズムの台頭を防がなければならない、などと主張することが許されているのか?

 この〈佐藤優現象〉はなぜ起こっているのか? この現象はどのようなことを意味しているのか? どういう帰結をもたらすのか? 問われるべき問題は何か? こうした問いに答えることが、改憲を阻止したいと考える立場の者にとって、緊急の課題であると思われる。

2.佐藤優右派メディアでの主張

 まず、佐藤排外主義的主張のうち、私の目に触れた主なものを挙げ、佐藤排外主義者としての活躍振りを確認しておこう。

(1)歴史認識について

 佐藤は言う。「「北朝鮮が条件を飲まないならば、歴史をよく思いだすことだ。帝国主義化した日本ロシアによる朝鮮半島への影響力を巡る対立日清戦争日露戦争引き起こした。もし、日本ロシアが本気になって、悪い目つきで北朝鮮にらむようになったら、どういう結果になるかわかっているんだろうな」という内容のメッセージ金正日に送るのだ」。朝鮮植民地化に対する一片の反省もない帝国主義者そのもの発言である。また、アメリカ議会における慰安婦決議の件に関しても、「事実誤認に基づく反日キャンペーンについて、日本政府がき然たる姿勢反論することは当然のことだ。」と述べている。

 特に大川周明テクスト佐藤解説から成る日米開戦真実大川周明著『米英東亜侵略史』を読み解く』(小学館、二〇〇六年四月)では、極めて露骨に、日本近現代史に関する自己歴史認識開陳する。以下、引用する。佐藤が自説として展開している部分である

 「日本人は(注・太平洋戦争)開戦時、少なくとも主観的には、中国アメリカイギリスによる植民地支配から解放したいと考えていた。しかし、後発資本主義である日本には、帝国主義時代の条件下で、欧米列強植民地になるか、植民地を獲得し、帝国主義国となって生き残るかの選択肢しかなかった。」(三頁)、「「大東亜共栄圏」は一種棲み分け理論である日本人はアジア諸民族との共存共栄真摯に追求した。強いて言えば、現在EUを先取りするような構想だった。」(四頁)、「あの戦争を避けるためにアメリカ日本妥協を繰り返せば、結局、日本アメリカ保護国、準植民地となる運命を免れなかったというのが実態ではないかと筆者は考える。」(六頁)、「日本武力によって、列強による中国の分裂が阻止されたというのは、日本人の眼からすれば確かに真実である。(中略)中国人の反植民活動家の眼には、日本列強とともに中国を分割する帝国主義国の一つと映ったのである。このボタンの掛け違いにイギリスアメリカはつけ込んだ。日本こそが中国植民地化と奴隷支配を目論む悪の帝国であるとの宣伝工作を行い、それが一部の中国政治家と知的エリートの心を捉えたのである。」(二八一頁)。また、蒋介石政権については、「米英の手先となった傀儡政権」(二五七頁)としている。他方、佐藤は、汪兆銘南京国民政府は「決して対日協力の傀儡政権ではなかった」(二四九頁)とする。

 右翼たる佐藤面目躍如たる文章である。ちなみに、こんな大東亜戦争肯定論の焼き直しの本を斎藤貴男は絶賛し、「大川こそあの時代知の巨人・であったとする形容にも、大川の主張そのものにも、違和感を抱くことができなかった」としている。

(2)対北朝鮮外交について

 佐藤は、「拉致問題解決」を日朝交渉大前提とし、イスラエルによるレバノン侵略戦争も「拉致問題解決」として支持している。「イスラエル領内で勤務しているイスラエル人が拉致されたことは、人権侵害であるとともにイスラエル国権侵害でもある。人権国権侵害された事案については、軍事行使も辞せずに対処するというイスラエル政府方針を筆者は基本的に正しいと考える」。さらに、現在北朝鮮ミュンヘン会談時のナチス・ドイツに準えた上で、「新帝国主義時代においても日本国家日本人が生き残っていける状況を作ることだ。帝国主義選択肢には戦争問題解決することも含まれる」としている。当然佐藤にとっては、北朝鮮の「拉致問題解決」においても、戦争視野に入っているということだ。『金曜日』での連載においても、オブラートに包んだ形ではあるが、「北朝鮮に対するカードとして、最後には戦争もありうべしということは明らかにしておいた方がいい」と述べている(10)。

 さらに、アメリカが主張してきた北朝鮮米ドル札偽造問題が、アメリカ自作自演だった可能性が高いという欧米メディア報道に対して、佐藤は「アメリカ政府として、『フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング』の記事に正面から反論することはできない。なぜなら、証拠を突きつける形で反論するとアメリカ情報源情報収集能力が明らかになり、北朝鮮を利してしまうからだ」(11)と、いかなる反証根拠も示さずに(反証必要性を封じた上で)、「北朝鮮情報操作」と主張しているが、この主張は、保守派原田武夫にすら否定されている(12)。佐藤現在右派メディアの中でも最も「右」に位置する論客の一人であると言えよう。

(3)朝鮮総連への政治弾圧について

 佐藤は、「在日団体への法適用拉致問題動く」として、「日本政府朝鮮総連経済活動に対し「現行法の厳格な適用」で圧力を加えたことに北朝鮮逆ギレして悲鳴をあげたのだ。「敵の嫌がることを進んでやる」のはインテリジェンス工作の定石だ。/政府が「現行法の厳格な適用」により北朝鮮ビジネス利益を得ている勢力牽制することが拉致問題解決のための環境を整える」と述べている(13)。同趣旨の主張は、別のところでも述べている(14)。「国益」の論理の下、在日朝鮮人の「人権」は考慮すらされてない。

 漆間巌警察庁長官(当時)は、今年の一月一八日の会見で、「北朝鮮が困る事件摘発拉致問題解決に近づける。そのような捜査に全力を挙げる」「北朝鮮日本交渉する気にさせるのが警察庁仕事。そのためには北朝鮮資金源について事件化し、実態を明らかにするのが有効だ」と発言しているが、佐藤発言はこの論理と全く同じであり、昨年末から激化を強めている総連系の機関民族学校などへの強制捜索に理論根拠提供したように思われる。佐藤自身も、「法の適正執行なんていうのはね、この概念ができるうえで私が貢献したという説があるんです。『別冊正論』や『SAPIO』あたりで、国策捜査はそういうことのために使うんだと書きましたからね。」と、その可能性を認めている(15)。

3.佐藤優による主張の使い分け

 排外主義者としての佐藤の主張は、挙げ出せばきりがない。前節で挙げたのも一例に過ぎない。では、佐藤は、こうした主張を『世界』『金曜日』でも行っているのだろうか。

 佐藤が仮に、「左」派の雑誌では「右」ととられる主張を、「右」派の雑誌では「左」ととられる主張をすることで、「硬直した左右の二項対立図式を打破」しているならば、私も佐藤をひとかどの人物と認めよう。だが、実際に行われていることは、「左」派メディアでは読者層の価値観に直接抵触しそうな部分をぼかした形で語り、「右」派メディアでは本音を語るという下らない処世術にすぎない。「左右の二項対立図式」の「打破」は、「左」の自壊によって成り立っているのだ。佐藤が『金曜日』と右派メディアで同一のテーマを扱った文章を読み比べれば、簡単にそのことはわかる。

 一例として、米国下院での「慰安婦」決議に関する佐藤の主張を読み比べてみよう。産経新聞グループサイト上での連載である地球を斬る〉では、「慰安婦問題をめぐるアメリカ報道を「滅茶苦茶」と非難し、「慰安婦問題に関する二〇〇七年三月一日の安倍発言についても「狭義の強制性はなかった」という認識なのだから正当だとして、あたかも「慰安婦」決議案自体不正確な事実に基づいたものであるかのような印象を与えようとしている(16)。ところが、『金曜日』では、こうした自分の主張は述べず、国権論者としての原則的立場から日本政府謝罪には反対だとしている(17)。なお、『金曜日』の同文章では「歴史認識を巡る外交問題 Permalink | 記事への反応(1) | 18:32

2024-01-21

子供の頃、市川ジュンの「陽の末裔」って漫画を読んだ

当時はあまり思想とかわからなかったけど、バリバリフェミニズム漫画

咲久子ちゃんと卯乃ちゃんという女の子二人の戦前から戦後までの話で12歳ぐらいか40代ぐらいまでが描かれるんだったか

東北?のど田舎から女工になるため家出同然で集団就職する二人

超絶美女の咲久子ちゃんは将来的に愛人にすることを予定して、工場経営者ブルジョアジーおっさん養女として引き取られる

おっさんは死に、その後華族花嫁となり顔と体のみでのしあがっていく

卯乃ちゃん新聞社で働く職業婦人となり、女性参政権を求める活動家になっていく

活動家のわりに卯乃ちゃんはわりとおっとり優しい子で、咲久子ちゃんはオラついてギラギラしている

オラついた咲久子ちゃんが卯乃ちゃんには弱くてたまに会うとべったり甘えて百合百合している

お互い結婚したり子供産んだりするけど、動乱の中で男たちは死んでいき、いつでも心のど真ん中にお互いがいる

特にきっかけなくさっきふと思い出したエピソード

ある時卯乃ちゃんは、活動家が次々と登壇して政治演説する集会みたいなのに行く

女の活動家女性人権について語っているのを見て卯乃ちゃんは感銘を受けて聞き入る

その演説の後で、周囲にいた男の活動家雑談をしていた

「今の女、いい女だったな」「白い肌が汗ばんでてたまらんな」と女活動家容姿品評会をしていた

彼らは女活動家の話した内容については全く論じなかった

卯乃ちゃん封建的農家の子で、リベラルな都会にきたつもりでもなにかと女のくせにと言われ、活動家の集まりでようやく男女平等な場を得たつもりだった

同志だと思ってた奴らですら女相手にしたらそれかよ、と卯乃ちゃんはめちゃくちゃショックを受ける

こういうのは現代でも、性別を入れ替えても、性以外の属性に置き換えてもよくありそう

2023-12-29

anond:20231226004141

未だに「税金払ってるのだから参政権を与えるべき」って言うアホがいるんだな

家賃を払い続けても大家にはなれないだろ,それと同じだ」なんだけどな

2023-12-27

anond:20231226004141

外国由来の人でも日本帰化しちゃえば参政権はあたりまえにもらえるんだけど

なんか思い違いしてるのではなかろうか>市長

2023-12-26

武蔵野市長選と外国人参政権

前武野市長の松下氏の辞職に伴う武蔵野市長選で、松下氏の後継候補は僅かに及ばず、惜敗に終わった。

前回市長選ときは2位にダブルスコアをつけて圧勝していたリベラルにとってみれば、自民党の退潮がつたえられる中で信じがたい結果だろう。

後任候補となった新人はまだあまり実績のない方で、今回は松下氏の評価が大きく影響したと思われる。

特に批判を集めているのが、「吉祥寺駅前を随意契約で、安価中国系企業に売却したこと」と「外国人参政権を推進したこと」だ。

前者については今まさに訴訟が提起中なので、その結果を待ちたい(ただ、吉祥寺駅という超一等地格安海外企業に払い下げたのはマスコミのかっこうのネタと思える割にはほとんど報道されていないのは不思議だが。)

後者については、市長肝いり外国人参政権条例案市議会提示したが主に保守系の反発により通らなかった。

というか、株式に考えてみればわかりやすいが、投票権のある新株を発行したら現有権者に与えられている票が希薄化し現行株主選挙権者)の権利は失われる(なのでこの場合株価は大きく落ちる)から現行有権者の反発は当然だ。

それなのに何故そこまで推し進めたいのか、そしてそれを支援する人がいるのか不思議で仕方ない。

追記

こういう人って税金の使い道に興味はないのだろうか?この問題地方自治体問題なので地方税を払ってる外国の人にも一定政治参加をすべきというのは普通の考え。まぁ無知だと国と自治体区別はつかないのだろう

現在参政権納税の対価ではないよ

納税権利の有無を決するとか制限選挙論者さんかな?

希薄化があるとしても増資によって新たな戦略がうてるとか会社が成長するなら少数株主であってもメリットがあり賛成する

そうだねー新株発行しても株価が上がる見込みがあるなら賛成だね。

で、外国人参政権はどんなメリットがあるの?

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