「原宿駅」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 原宿駅とは

2018-05-22

盗撮ブラックハンター

 捜査員は男らを「盗撮ブラックハンター」と呼んでいました。

 下里容疑者(29)ら2人は12日、東京JR原宿駅前などで女性盗撮していた会社員男性(39)に「盗撮してたでしょ、100万円持ってきて」などと現金を脅し取ろうとした疑いが持たれています警視庁によりますと、下里容疑者らは盗撮対象となった女性彼氏親族を装い、犯行に及んでいました。警視庁は、盗撮犯を狙って金を脅し取ろうとする手口から盗撮ブラックハンターと呼んで捜査していました。下里容疑者は、脅迫したことについては認めているということです。

これわざわざ捕まえる必要なくない?正義の味方やん

2016-12-28

原宿駅解体関係ニュースに関して

http://b.hatena.ne.jp/entry/toyokeizai.net/articles/-/151486

はてブ意見(の大勢)、多くのトピック同意できることが多いけど、

こういう景観建築保存のネタになると「老朽化が」「時代に合わない」「非合理的だ」という意見が多くなって、

個人的には、そこにあまり同意できないことが多い。

(具体例としては、ゴールデン街田舎の駅舎、街路樹伐採あたりのニュースが今年あったと思うけどそのあたり)

なんというか経済的実用的・機能価値に重きを置きすぎているというか。

はてなってコミュニティ割合的に、IT系の人が多く占めるイメージなんで、

そこに通底する価値観として「新しいものは、古いものに常に優越する」ってのがあるのかなと思う。

ステレオタイプ見方だとすれば申し訳ないけど)

勿論IT技術に対する理解はそれでもいいのかもしれないけど、

建築物景観なんかに関しては、観光価値やそれに対する経済的利益だって大きいわけだし(保存する合理的理由があるってことね)

そうでなくたって、ひとりの住民立場にしたって、

自分が住む街や、日本のどこかに(せっかく)残ったアレコレに対する

文化的歴史的美的価値に目を向けたほうが、もっともっと豊かになると思うんだけどな

2016-07-21

東京のど真ん中で育った感想

原宿駅から徒歩5分の所に22歳まで住んでいた。

地方東京の話が盛り上がってるみたいなので、東京のど真ん中で育つとどういう感性になるかというのを語ってみる。

流行に憧れなくなる

ファッションカルチャーなど流行に興味がなくなる。

人と比べて恥ずかしいとか、田舎者っぽいとか関係なくなるので、興味ない事にほぼ金を使わなくなる。

雑誌とかでやってる特集とかが、学校ヤンキーとかがやってる格好だったりするので、怖ってかキモって思ってた。

趣味コスト集中的になる

趣味は、余分な移動コストとかかけずに手に入れられるから、どんどんマニアックになる。

自分は当時重度のカードゲームオタクだったから、秋葉原渋谷池袋新宿と1日で巡ってショップハシゴとか毎週のようにしてた。

そしてそれは、オタク趣味だけじゃなく、ありとあらゆる趣味で似たようなことが言える気がする。

マニアな人脈が育つ

とにかく日本中の変なやつが大体東京に集まってくるので、マニアスペースとかでできる友達結構すごいことになる。

日本チャンピオンとか、メーカーの人とか普通に仲良くなる。

当時、一緒に遊んでた同級生大学卒業後そのまま人脈活かしてそちらのメーカー就職してたくらい。

・多重的コミュニティ

人付き合い下手でも、学校以外、家庭以外のコミュニティゴロゴロあるから詰みにくい。

ネットオフ会でもなんでも少し動けば、新しい場所が手に入る。

東京が変な人が生きやすいのは、気の合わない人と無理にいなくても許されるからだと思う。

・実は家賃以外のお金はあまり使わない

いろんなバリエーションファーストフード店ゴロゴロあるので、あんまり飽きない。

うまくやりくりすれば外食でも安く済ませられる。

生鮮は都内高いとか思うかもしれないけど、

中国産とか気にしなければハナマサとか安い八百屋とか安いものはいくらでもある。

高いものも安いものもなんでもあるのが東京

地方の人たちの東京コンプレックスちょっと異常

1回、中規模の地方都市に転勤になったことがあったが、なんだか異常に東京に対抗意識を燃やす地方都市の人たちの話がものすごく嫌だった。

「住むなら東京よりここだろう」とか

東京なんて人の生活する場所じゃない」みたいな事を本当にしつこく何度もされた。

「そうですねー」なんて愛想笑いして過ごしたが、まあロクに行ったことも、生活した事も、生まれ育った事もないやつが、

なんで人の故郷ディスりまくるのか意味不明だった。

まあ結論からすると、東京楽でいいっすよ。ほんと。

2013-03-04

センチメンタルな週末

最近引っ越しをした。

引っ越しの先日に自転車が撤去されてて

引っ越し時に自転車を運んで行くことが出来ず今回の話につながる。

コンビニ自転車で行って、歩いて帰ってきてしまったようだ。

生憎、アホかという突っ込みは受け付けていない。

金曜日

金曜日荒川区に住む友達と連絡をしてて荒川区で飲もうという話をした。

彼は会社の人と飲んでいて、俺は先に仕事が終わったので先に

現地についてラーメンを食べていた。が、中々連絡がこない。

ラーメン食べているとき自転車撤去されていたことを思い出して、

友達の家に泊まって、朝自転車を回収して帰ろうってことを考えた。

終電間際になっても彼から連絡はこなくて、結局ラーメンだけ食べて終電で帰ることにした。

代々木公園まで行って、そこから歩いて帰宅

東海大とか東大の脇とか通った。戸建てのフレッシュネスバーガーがやたら雰囲気がある。

夜中に知らない景色を見て帰るのは嫌いじゃない。

土曜日

朝方友達から連絡がきて、荒川区まで電車できてしまたかどうかとか心配された。

ラーメンだけ食べて帰ったよという旨を伝えたらものすごく謝られた。(そりゃそうか。)

朝まで飲んでいたみたいで、連絡も出来なかったそうな。

まぁこの辺に関しては普段失礼なことをするような奴ではないので、あまり気にしていなかった。

そう、自転車のことを思い出したので、取りに行って自転車で帰ってこようという

一般的にはアホと思われるような思いつきをしてしまったのだ。

でもそんなことは気にしない。普段使わない銀座線とか南北線とかを無意味に乗り継いだ。

昼には大塚プロントに行って村上春樹の本を少し読んだ。

ビートルズが流れていてとてもいい選曲だった。

おばちゃんたちで席が埋まっていて、普段もこんな感じなんだろう。

隣に座ってきた女の子がソワソワしていた。何を考えていたんだろう。

常磐線三河島駅についた。

撤去自転車の保管所に行って、5000円を払った。

しばらく忘れていた記憶を取り戻したような気がした。

正直、今から始まる自転車の旅に年甲斐もなくわくわくしていた。

GoogleMapを起動。途中で景色も撮りながら帰ろう。音楽もかけて。

今までスポットで行ったことがある場所自転車で通るのは不思議感覚だった。

点が線で結ばれるような。記憶を辿るような。

道は繋がっているんだなぁと。東京って狭いなぁと。

スポットを挙げていく。

日暮里駅

鴬谷駅

ラブホがたくさんある。

上野公園

湖を写真に撮った。

湯島

湯島天神を撮った。

後楽園

東京ドームシティ

風が強くて女子高生スカートを押さえている。

飯田橋

この辺りから中央線から見える景色なんだろうな。

川沿いを走りながら市ヶ谷

理科大とか法政とかあった。

どこも一度は見たことある景色だなぁ。

四ッ谷

若い女の警官ここでイヤホンをしていることに初めて注意された。

今まで警官には何度もすれ違ったけど。

すげー低姿勢の人だった。

赤坂とか行く途中で学習院中等部

警官が並んでいる。宮内庁か。

権田原。お、もうすぐ神宮球場じゃね?

外苑フットサル場。よく行ったね。

知ってる景色だけどこっから表参道って近いんだね。

表参道交差点

左曲がるとギャルソンとかツモリとかある方。

右に曲がると表参道で、原宿駅の方か。こう繋がってるんだね。。。

で、まっすぐいくと宮益坂なのね。ほんと道は繋がっているんだなぁと思い知らされる。

青山学院大学

国連大学でなんか催し物してた。

お、宮益坂

あれ、これ渋谷のどこあがるとここなんだっけ。

あ、ビックカメラの方か。なるほど…。ヒカリエの方まで下る。

スクランブルは避けて、王将の脇の道を進む。

パルコとか西武とかの、人があり得ないほど密集してる空間自転車で通り、

センター街を爆走。しばらく進む。

あれ…?





この景色日見た気がする。笑


そう、気づいたら昨日の代々木公園東大のコースにいた。

フレッシュネスバーガーは昨日と変わらずお洒落である

非常に不思議感覚だった。

自転車という、新しい感覚で新居に着いた。

日曜日自転車を駆使して三軒茶屋とか探検したんだけど、これはいいか。


大学社会人を通して色んな場所に行ったけど、

まさかママチャリで都内をフルコース探索する日がくるとは思っていなかった。

何はともあれ、センチメンタルな週末だった。

こういう週末もいいもんだ。

2010-10-01

東京都渋谷区ほか】10.2 中国尖閣諸島侵略糾弾!全国国民統一行動

さあお待ちかねのデモだ。

参加者報告頼むよ!

http://www.ganbare-nippon.net/news/diary.cgi?no=9

東京都渋谷区ほか】10.2 中国尖閣諸島侵略糾弾!全国国民統一行動(10/2)

日時・内容:

平成22年10月2日(土)

集合場所 : 代々木公園けやき並木(NHKスタジオパーク入口横)

13時00分 準備

14時00分 東京集会

(登壇予定)

田母神俊雄山田 宏、西岡 力、黄 文雄、イリハム・マハムティ、鳴 霞、西村幸祐土屋たかゆき永山英樹柚原正敬三輪和雄水島 総、ほか 地方議員多数

15時10分 隊列準備

15時30分 出発 けやき並木~渋谷駅前~青山通り表参道

        ~原宿駅~けやき並木

16時30分 けやき並木到着

17時00分 ハチ公広場街頭宣伝活動(~19時00分)

2009-06-17

http://anond.hatelabo.jp/20090617003201

痴漢に遭ったことが何度かありますし、よく現場をみました。痴漢が多い線は、埼京線中央線がツートップだと思います。埼京線ではしょっちゅう取り押さえられているのを見ましたし、中央線ではわたし自身がかなりの頻度で痴漢に遭いました。逆に山手線など、駅の間隔が短く人の動きが多い線では少ない気がします。

時間帯はラッシュ時が多いといわれていますが、わたしはそうでもないと思います。全員が身動きがとれないような状態で一人だけもぞもぞしていたらばれやすいですし、ターゲットの後ろを確保するのも難しいのではないかと思います。個人的にはラッシュ微妙に外した時間がいちばん遭いやすいです。あと、意外に多いのが終電に近い時間帯です。宴会シーズンなどは酔っぱらったサラリーマンが触ったの触らないのでもめているのをよく見かけます。

ホームで電車を待っている時に、男性ターゲットとなるおとなしそうな女性を物色して、そのままぴったりと張り付くように乗車するのを見たことがあります。電車を降りたあと、駅の構内の人気のない場所で起こる痴漢もあります。原宿駅はちょっと入り組んだ構造をしているのですが、すれ違いざまに胸をわしづかみにされ、そのまま鬼ごっこのように走って逃げられたことがあります。あと、電車の中で触ったり目をつけた女性に「ホテルに行きませんか」「食事しませんか」などと執拗に声をかけることもあります。本人はナンパのつもりかもしれませんが…。

2009-03-15

僕の知り合いに天才がいます

自分ブログに書いても誰もたどり着かないので、ここにも書く。

僕の知り合いに天才がいます今日、ばったりとその人に会ったので、その人の話しをします。

頭がいいな、賢いな、と思う人はたくさん知っていますし、とても性格が良い人は少し数が減りますが知りあいに何人かいますですが「この人は天才なんだ」と思わせる人はその人だけです。彼だけは他の誰とも違うのです

彼は大学の先輩で、3年生の春休み出会いました。そのとき彼は5メートルくらい離れたところに立って、とても難しそうな話しをしていました。連続体仮説がどうの、とか、そういう話し。話しの内容はよく聞きとれませんでしたが、ぎょろっとした大きな目と、視線がまっすぐ前を向いたまま微動だにしなかったことがやけに印象に残っています

僕は4年生から研究室の後輩として彼の指導を受けました。彼が天才であることと、教育者に全く向いていないことは指導を受けるようになって3日でわかりました。彼は、研究室の誰もが答えの糸口すら見いだせない問題に、ものの10分足らずで解を与えることができました。10分のうち、8分は問題がなんであるかを彼に説明することに費やされました。それを聞いた彼は、20秒ほど黙り、そして解を述べました。そして、1分ほどまた黙り、なぜその解が正しいのかを30秒で説明しました。問題によって10分が5分だったり、たまに数日かかったりしましたが、おおよそこんなものでした。

要するに、問題を理解した瞬間、彼には答えがわかってしまうのです。彼によると「答えが降ってくる」のだそうです

彼は修士課程の2年生でした。4月中旬ごろに、システム開発をやっている会社内定を取ったということを彼から聞いたとき、「よく○○さんに内定をだす企業がありましたね」と軽口をいいました。てっきり彼が冷やかしで就職活動をしているのだと思っていたのです。彼が博士課程に行くのだと決めつけていたのですしかし彼は真面目な顔で「本当だな。なんとか死なずにすんだよ。」と答えました。彼はよく真顔で冗談を言うので、そのときの僕は笑って受け流したのですが、後から助手先生に「彼は××社にいくらしいね。」という話しを聞いたときには、少し混乱しました。本当に就職するということを理解するのにおそらく10秒ほどかかりました。そのあと、彼でも混乱することがあるのだろうか、という疑問が浮かび、きっと無いだろうな、という結論を1秒もかからずに出しました。

彼はとても順調に研究成果を出し、最後の数ヶ月に同級生たちが苦しむのを尻目にあっという間に論文を書いて卒業していきました。その年は、学部卒業式大学院卒業式が合同で行われましたが、彼の姿はありませんでした。風邪をひいて休んだのだと彼の同級生は言っていました。

その年の初冬、僕は彼に再会しました。彼に声をかけられたとき、僕は彼が彼だと確信を持てませんでした。彼の顔から表情は失われ、頬が少しこけ、彼が天才であるというただ一点のために発せられていた存在感がすっかり消え失せていました。僕は驚きました。人が10ヶ月もしないうちにこうも変わるのかと。

彼と僕は、明治通りから少し奥に入ったところにある喫茶店で30分ばかり話しをしました。日曜日原宿だったので喫茶店は人でいっぱいだったのですが、僕たちが入っていったときに、たまたま学生とおぼしきカップルが席を立ったので僕たちは運良く座ることができました。なぜかBGMモーツァルト作曲オペラがかかっていて、それがひどく間の抜けた空気をあたりにまき散らしていました。

はじめの10分間、彼は黙ってコーヒーを飲んでいました。僕は本当に彼が彼なのか、まだ信じられずにいました。学生時代の彼はとにかくよく喋りました。話題の90%が研究の話しで、残りの10%が最近寝た女の子の話しでした。その90%の部分で僕は彼に嫉妬を感じ、残りの10%でもっと嫉妬を感じました。

一度僕は「なぜそんなに色々な女の子と寝られるのか」と彼に聞いたことがあります。そのとき彼は「女のほうが数が多いからじゃないか。」と真顔で答えました。ぶん殴ってやろうかと思いました。

・・・きっかり10分して彼は深いため息をつき、そして口を開きました。

ーーーーーーーーーー

彼はやっと絞り出すといった風で口を開いた。

「とてもシンボリックな話しがあるんだ。」

間の抜けたモーツァルトを聞きながら、僕は何も言わずに次の言葉を待った。

「俺の会社は昼寝をしたら怒られるんだ。」

「僕の中学もそうでしたよ。高校は放任主義だったけど。」

僕の言うことを無視して彼は続けた。間の抜けたことや間違ったことを僕が言ったと感じると、学生時代からはいつもそれを無視した。

「自慢じゃないが、俺は生まれてから大学卒業するまでの22年間毎日欠かさずに昼寝をしてきた。それも、毎日午後4時ぴったりに寝て、15分後に目が覚めるんだ。まあ、たまに3時45分に寝て4時10分に目覚めることもあれば、4時30分に寝て4時40分に起きることもあるんだが、それでも昼寝していることには変わりない。とにかく俺がいいたいことは22年間毎日昼寝をしてきたということだ。」

壮大なんだか、アホらしいのかよくわからない前フリだと僕は感じていた。たぶん両方だろう。

「俺が一番他人に誇れるのは集中力なんだ。俺はその集中力を6時間完璧に維持することができる。逆に考えると、6時間しかもたないんだよ。きっかり6時間たつと、俺は猛烈に眠くなるんだ。そこで、15分間だけ眠るんだ。すると、また頭が冴えて6時間集中できるんだ。集中している間は、食事をとろうが、テレビがついていようが、100%の能力を発揮できているんだ。それは俺にとってとても幸せ時間だし、親も教師も研究室助手だって悪い気はしなかったと思う。俺は1日に2回あるその6時間で、テストで良い点をとり、研究成果をあげ、そして女を口説いていた。」

彼が集中力の途切れる夜10時までにセックスを済ますのか、それともセックスにはその集中力が必要ないのかを考えながら僕はうなずいた。

「そして、その22年間の幸福な習慣が終わりを迎えたんですね。」

「そう。そうなんだ。この話しを聞くとたいていの理系の男はこういうんだ。半分の時間が失われたんだねって。昼寝した後の6時間が集中できなくなったと考えるわけだ。でもそれは違う。習慣が崩れるというのはそういう簡単な話しじゃないんだ。1たす1が2という計算ばかりやってきた連中がそういう発想しかできないことには憐憫の情を感じないわけではないが、違うものは違う。答えはな、ゼロなんだよ。全てが失われてしまうんだ。」

彼は淡々とそう言って、言い終わると小さくため息をついた。学生時代、彼は最もため息から遠いところに存在していた。だが今は違っていた。ため息で作った洋服があったら、今の彼にはとても似合うだろうなと僕は考えた。

「昼寝をしなくなってから、何かが狂い始めたんだ。俺が言うことに誰も耳を貸さないんだ。集中力が失われてしまっていても、いままでと同じように正しい答えを出しているはずなんだ。問題が何なのかを理解し、そして解が閃く。解が正しいことを確認するためにしばらく考えて、解が正しい理由を言う。何も変えちゃいない。自分で言うのもなんだが、解が間違ってるわけじゃないはずなんだ。周りの連中が俺の言うことを無視するもんだから、さすがに不安になって後で何度も考えたよ。間違えてるんじゃないかって時間をかけてとても慎重に考えた。でも、やっぱり正しいんだ。俺は混乱した。」

そのときの僕は、彼の話しが安っぽいミステリー小説のようになってきたとだけ感じた。そうじゃない。今の僕にはわかる。彼が言っていたことはとても本質的なことだったんだ。

「俺はイライラしたよ。俺を無視して1時間ときには3時間もかけて無駄なおしゃべりをして、そのあげくに出す答えがなんとも唾棄すべきものなんだから。そして、俺はその唾棄すべき答えに従って仕事をし、唾棄すべきものを世の中に排泄するんだ。」

話している彼も、とてもイライラしていた。とても無表情だったし、異常なほど淡々と話していたが僕にはわかった。彼のイライラの原因は、間の抜けたBGMのせいでも僕のせいでもなかった。たぶん。

ーーーーーーーーーー

そして、今日、彼にまたしても原宿駅のそばでばったりと出会いました。前回出会ったときは昼下がりでしたが、今日は夜の10時をまわっていたと思います

彼に声をかけられたとき、僕は彼が彼だと確信を持てませんでした。彼は宗教家のようなとても穏やかな表情をしており、すこし肉付きがよくなっていました。

筋トレを始めたんだ。」

がっしりしましたね、という僕の質問に彼はそう答えました。

「この間会ったときはすまなかったな。俺の愚痴ばかり聞かせてしまったな。」

「いえ。」

「本当にあのときの俺は幼かったよ。まあ、あの状況は遅れてきた五月病だったんだな。」

彼は頭を掻きながらそう言いました。

五月病が結局のところなんなのか、いまだによくわからない僕は曖昧にうなずきました。

「久しぶりに会ったんだ。お前さえよかったらちょっと飲んでいかいか?」

まり気乗りしなかったので、とても丁寧にお断りをしました。ちょっと疲れて胃の調子が悪かったことと、次の日の仕事の量を無意識計算したんだと思います

「なんで、○○さんは就職されたんですか?てっきり僕は研究の道に進むんだと思ってました。」

別れ際に、ずっと疑問だったことを思わず聞いてしまいました。聞いてから自分デリカシーの無さに少し辟易しましたが。でも彼は特に嫌そうなそぶりは見せず、思慮深くしばらく考えてから

「うん。まあ、そうすべきだったんだよ。いま振り返れば正しい選択だったと思ってるよ。」

と答えてくれました。彼は薬指に指輪をしていました。

彼と別れてから花粉症対策でいつも着けているマスクを外して僕は深呼吸しました。もう3月も中旬。春の匂いがとても濃密だったことに驚きました。いつもそうであるように、とても間の抜けた春の匂いでした。

2008-02-22

やばい

原宿駅雑誌ポスターの娘に一目ぼれした

http://ameblo.jp/public/image/displayimage.do?imagePath=/user_images/ed/e2/10047636470.jpg

ちまたで有名なアイドルとか、全然いいと思わなくて俺はどういう人が好みなんだろうと思ってたら

これが直球ストライクだった。目が鋭い子が好きだ。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん