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はてなキーワード: 単純化とは

2024-02-01

インデックス投信を成立させる技術

株式インデックス指数)の構成銘柄を全部その通りに買うことなんてできないのに、なぜインデックス投信が成り立つの?」という疑問を受け取ったので少し解説する。

インデックス投信に求められるのは、「買った投資家をなるべく儲けさせること」ではなく、あくまで「インデックスと全く値動きを実現すること」であるインデックス投信が実際のインデックスの値動きからずれてしまうことを「トラッキングエラー」と呼ぶが、このエラーが小さい投信こそが優れたインデックス投信ということになる。

そしてインデックス投信が「インデックス構成銘柄を、その通りに全部丸ごと買う」のは、資金量や売買実務の問題で実現不能だ。構成銘柄数が少ないタイプインデックスならある程度可能ではあるが。

なのでインデックス投信は、「インデックス構成銘柄を全部買わなくても、インデックスと同じ値動きになるポートフォリオ」を実現するために、数学を駆使した様々な手段を用いている。

これは例えるなら、世論調査技術に近い。世論調査はたった2000人程度の調査結果で、国民全体の意見分布可視化しようとする技術だ。マスコミによる調査はよく「サンプル数が少なすぎる」「固定電話向けにやるのは実態を表さない」などと素人に叩かれがちだが、実際には選挙結果などが世論調査の結果と大きく乖離することはない。少ないサンプル数が国民全体をなるべく代表するように、サンプル抽出や回答結果の補正技術関係者は磨いてきたからだ。(ちなみにそういう技術を磨いていない、その辺の企業ネットで行った調査などは、全く調査したい集団代表していないことが多い)。

もう少し具体的に、単純化してイメージしてみよう。

例えば、ある指数構成銘柄が3000あるとする。3000銘柄指数の組み入れ比率通りに買ってそれを維持するのは、1つの投信には不可能に近い。

しかし、その3000銘柄の中に実は、「ほぼ似たような動きをする銘柄」が100あり、しかもそんな100銘柄によるグループが30グループある構図だったらどうだろう。

この3000銘柄からなる指数に連動するためには、この30グループからそれぞれ1銘柄ずつ、計30銘柄を持てば十分となる。この手法を「層化抽出法」と言ったりする。

実際にはこんなに単純ではないが、各銘柄の値動きの性質分析することで、「3000銘柄のうち数百銘柄だけ買っておけば、ほぼ指数全体と同じ値動きになる組み合わせ」というのは見つかるものなのだ。この組み合わせ方法と、その組み合わせが日々の資金流出入などで歪んでしまった時の修正方法こそが、運用会社それぞれの「秘伝のノウハウ」ということになる。

ちなみに、

ファンド作ってる側は、目標運用成績を出すためにそれ以外のものを入れざるを得なくなる。

この疑問についてだが、おそらく資産内容の中に一部、先物などのデリバティブ商品が入っているのを見て抱いた疑問ではないかと思う。インデックス投信は「投資家から預かった資金100%インデックス運用に回す」必要があり、一瞬たりとも資金を余らせてはいけないのだが、実際には個別銘柄だけでそれを実現するのは難しい。個別銘柄にはそれぞれ最低投資金額があり、1円単位で売買できるものではないので、その組み合わせにはどうしても「端数」が出てしまうからだ。

なので一時的に余ってしまった部分を埋めるために、指数と同じ値動きをする指数先物活用することがあるのだ。

なので、元増田心配するような「わけわからないもの」が混ざっていることは考えにくい。株価指数と同じ動きをさせることに、サブプライムローンのような株とは値動きの違う商品はなんら貢献しないからだ。

anond:20240201142951

anond:20240201014306

この普通すぎる説明すら感情論理解できなくなってるブコメはもうやばいマジで

原作者意思を一番蔑ろにしてるの、テレビ局でも小学館でも脚本家でもバカッターでもなくて、

お前らはてブゴミじゃん。

お前らが一番原作者バカにしてるよ。


え?脚本家SNSで"弁明"した「から原作者SNSで"反論"したんやろ?SNS個人で弁明することは最初から脚本家仕事じゃないんだから脚本家の"弁明"がなければ原作者の"反論"もなかったのでは。




脚本家が原因かのように誘導したがりすぎの最悪のミスリード


「誰かを攻めたいわけじゃない、という原作者意思」を踏み躙って個人を叩き続けることは、「自分の立派な仕事」だとでも言わんばかりだなあ?

なんで原作者があれだけ「(脚本家とか)個人を責めたいわけじゃない」(もっと複雑な問題なんだから単純化しないで)って伝えてたのに、

「亡くなった原作者意見をわざと踏み躙って」話を勝手単純化して個人攻撃し続けて、上から目線正義ぶってるの?こういうカスたちは。


脚本家が弁明するのは脚本家仕事じゃないかダメだって言うなら、じゃあ「原作者SNS反論する」のだって原作者仕事じゃねえだろ???

よく見る論法だけどこれマジでどんな理屈だ?

ていうかそれ、今後の実写化問題が起きたとき告発しても、「誰々がSNSに漏らすのは仕事じゃない」って潰せるようにするための動きになるんだが、理解できてないのか?

もしくは松本人志問題でも「証言するのは芸人仕事じゃない」ってめちゃくちゃパワハラ側に有利な理屈なんだけど、なんでこの場面で言い出してるの???

マジでこいつらの目的なんなの?

コメント書いたバカと、星つけたクソは説明しろよ?

なんでそんなにも原作者を踏み躙りたがるの君たち?

2024-01-26

金光翔 『<佐藤優現象批判

インパクション』第160号(2007年11月刊)掲載

目次

1.はじめに

2.佐藤優右派メディアでの主張

 (1)歴史認識について

 (2)対北朝鮮外交について

 (3)朝鮮総連への政治弾圧について

3.佐藤優による主張の使い分け

4.佐藤優へ傾倒する護憲派ジャーナリズム

5.なぜ護憲派ジャーナリズム佐藤を重用するのか?

 (1)ナショナリズム

 (2)ポピュリズム

 (3) 格差社会

 (4)「硬直した左右の二項対立図式を打破」―〈左〉の忌避

6.「人民戦線」という罠

 (1)「ファシズム政権樹立」に抗するために、人民戦線的な観点から佐藤擁護する

 (2)「論壇」での生き残りを図るために、佐藤擁護する

7.「国民戦線」としての「人民戦線

8.改憲問題と〈佐藤優現象

9.「平和基本法から佐藤優現象〉へ

10.おわりに

1.はじめに

 このところ、佐藤優という人物が「論壇」を席巻しており、リベラル左派系の雑誌から右派メディアにまで登場している。

 だが、「論壇の寵児」たる佐藤は、右派メディア排外主義のものの主張を撒き散らしている。奇妙なのはリベラル左派メディアが、こうした佐藤の振舞いを不問に付し、佐藤を重用し続けていることにある。

 佐藤による、右派メディアでの排外主義の主張の展開が、リベラル左派によって黙認されることによって成り立つ佐藤の「論壇」の席巻ぶりを、以下、便宜上、〈佐藤優現象〉と呼ぶ。この現象意味を考える手がかりとして、まずは、佐藤による「論壇」の席巻を手放しに礼賛する立場記述検討からはじめよう。例えば、『世界』の編集者として佐藤を「論壇」に引き入れ、佐藤の著書『獄中記』(岩波書店、二〇〇六年一二月)を企画編集した馬場公彦(岩波書店)は、次のように述べる。

 「今や論壇を席巻する勢いの佐藤さんは、アシスタントをおかず月産五百枚という。左右両翼の雑誌寄稿しながら、雑誌の傾向や読者層に応じて主題文体を書き分け、しかも立論は一貫していてぶれていない。」「彼の言動共鳴する特定編集者と密接な関係を構築し、硬直した左右の二項対立図式を打破し、各誌ごとに異なったアプローチ共通の解につなげていく。」「現状が佐藤さんの見立て通りに進み、他社の編集者意見交換するなかで、佐藤さんへの信頼感が育まれる。こうして出版社カラーや論壇の左右を超えて小さなリスク共同体が生まれ編集業を通しての現状打破への心意気が育まれる。その種火はジャーナリズムにひろがり、新聞社会面を中心に、従来型の検察官邸主導ではない記者独自調査報道が始まる。」「この四者(注・権力民衆メディア学術)を巻き込んだ佐藤劇場が論壇に新風を吹き込み、化学反応を起こしつつ対抗的世論公共圏形成していく。」

 馬場見解の中で興味深いのは、〈佐藤優現象〉の下で、「硬直した左右の二項対立図式」が打破され、「論壇」が「化学反応」を起こすとしている点であるある意味で、私もこの認識を共有する。だが、「化学反応」の結果への評価は、馬場と全く異なる。私は、これを、「対抗的世論公共圏」とやらが形成されるプロセスではなく、改憲後の国家体制に適合的な形に(すなわち、改憲後も生き長らえるように)、リベラル左派が再編成されていくプロセスであると考える。比喩的に言えば、「戦後民主主義体制下の護憲派が、イスラエルリベラルのようなものに変質していくプロセスと言い替えてもよい。

 以下の叙述でも指摘するが、佐藤は対朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮武力行使在日朝鮮人団体への弾圧必要性を精力的に主張している。安倍政権下の拉致外交キャンペーンや、一連の朝鮮総連弾圧に対して、リベラル左派から批判や抗議の声はほとんど聞かれなかったのは、「化学反応」の典型的ものである。「戦後民主主義」が、侵略植民地支配過去とまともに向き合わず在日朝鮮人に対してもせいぜい「恩恵」を施す対象しか見てこなかったことの問題性が、極めて露骨に出てきていると言える。〈嫌韓流〉に対して、リベラル左派からの反撃が非常に弱いことも、こうした流れの中で考えるべきであろう。

 私は、佐藤優個人は取るにたらない「思想家」だと思うが、佐藤右派メディアで主張する排外主義を、リベラル左派容認・黙認することで成り立つ〈佐藤優現象〉は、現在ジャーナリズム内の護憲派問題点を端的に示す、極めて重要な、徴候的な現象だと考える。

 馬場は、佐藤が「左右両翼の雑誌寄稿しながら、雑誌の傾向や読者層に応じて主題文体を書き分け、しかも立論は一貫していてぶれていない」などと言うが、後に見るように、佐藤は、「右」の雑誌では本音を明け透けに語り、「左」の雑誌では強調点をずらすなどして掲載されるよう小細工しているに過ぎない。いかにも官僚らしい芸当である佐藤自身は自ら国家主義であることを誇っており、小谷野敦言葉を借りれば、「あれ(注・佐藤)で右翼でないなら、日本右翼なんか一人もいない」。

 佐藤が読者層に応じて使い分けをしているだけであることは誰にでも分かることであるし、事実ウェブ上でもブログ等でよく指摘されている。そして、小谷野の、この現象が「日本知識人層の底の浅さが浮き彫りになった」ものという嘲笑も正しい。だが、改憲派の小谷野と違い、改憲を阻止したいと考える者としては、この現象について、佐藤優に熱を上げている護憲派を単に馬鹿にするだけではなく、〈佐藤優現象〉をめぐって、誰にでも浮かぶであろう疑問にまともに答える必要がある。なぜ、『世界』『金曜日』等の護憲派ジャーナリズムや、斎藤貴男魚住昭のような一般的には「左」とされるジャーナリストが、佐藤に入れ込んでいるのか? なぜ、排外主義を煽る当の佐藤が、『世界』『金曜日』や岩波書店朝日新聞出版物では、排外主義ナショナリズムの台頭を防がなければならない、などと主張することが許されているのか?

 この〈佐藤優現象〉はなぜ起こっているのか? この現象はどのようなことを意味しているのか? どういう帰結をもたらすのか? 問われるべき問題は何か? こうした問いに答えることが、改憲を阻止したいと考える立場の者にとって、緊急の課題であると思われる。

2.佐藤優右派メディアでの主張

 まず、佐藤排外主義的主張のうち、私の目に触れた主なものを挙げ、佐藤排外主義者としての活躍振りを確認しておこう。

(1)歴史認識について

 佐藤は言う。「「北朝鮮が条件を飲まないならば、歴史をよく思いだすことだ。帝国主義化した日本ロシアによる朝鮮半島への影響力を巡る対立日清戦争日露戦争引き起こした。もし、日本ロシアが本気になって、悪い目つきで北朝鮮にらむようになったら、どういう結果になるかわかっているんだろうな」という内容のメッセージ金正日に送るのだ」。朝鮮植民地化に対する一片の反省もない帝国主義者そのもの発言である。また、アメリカ議会における慰安婦決議の件に関しても、「事実誤認に基づく反日キャンペーンについて、日本政府がき然たる姿勢反論することは当然のことだ。」と述べている。

 特に大川周明テクスト佐藤解説から成る日米開戦真実大川周明著『米英東亜侵略史』を読み解く』(小学館、二〇〇六年四月)では、極めて露骨に、日本近現代史に関する自己歴史認識開陳する。以下、引用する。佐藤が自説として展開している部分である

 「日本人は(注・太平洋戦争)開戦時、少なくとも主観的には、中国アメリカイギリスによる植民地支配から解放したいと考えていた。しかし、後発資本主義である日本には、帝国主義時代の条件下で、欧米列強植民地になるか、植民地を獲得し、帝国主義国となって生き残るかの選択肢しかなかった。」(三頁)、「「大東亜共栄圏」は一種棲み分け理論である日本人はアジア諸民族との共存共栄真摯に追求した。強いて言えば、現在EUを先取りするような構想だった。」(四頁)、「あの戦争を避けるためにアメリカ日本妥協を繰り返せば、結局、日本アメリカ保護国、準植民地となる運命を免れなかったというのが実態ではないかと筆者は考える。」(六頁)、「日本武力によって、列強による中国の分裂が阻止されたというのは、日本人の眼からすれば確かに真実である。(中略)中国人の反植民活動家の眼には、日本列強とともに中国を分割する帝国主義国の一つと映ったのである。このボタンの掛け違いにイギリスアメリカはつけ込んだ。日本こそが中国植民地化と奴隷支配を目論む悪の帝国であるとの宣伝工作を行い、それが一部の中国政治家と知的エリートの心を捉えたのである。」(二八一頁)。また、蒋介石政権については、「米英の手先となった傀儡政権」(二五七頁)としている。他方、佐藤は、汪兆銘南京国民政府は「決して対日協力の傀儡政権ではなかった」(二四九頁)とする。

 右翼たる佐藤面目躍如たる文章である。ちなみに、こんな大東亜戦争肯定論の焼き直しの本を斎藤貴男は絶賛し、「大川こそあの時代知の巨人・であったとする形容にも、大川の主張そのものにも、違和感を抱くことができなかった」としている。

(2)対北朝鮮外交について

 佐藤は、「拉致問題解決」を日朝交渉大前提とし、イスラエルによるレバノン侵略戦争も「拉致問題解決」として支持している。「イスラエル領内で勤務しているイスラエル人が拉致されたことは、人権侵害であるとともにイスラエル国権侵害でもある。人権国権侵害された事案については、軍事行使も辞せずに対処するというイスラエル政府方針を筆者は基本的に正しいと考える」。さらに、現在北朝鮮ミュンヘン会談時のナチス・ドイツに準えた上で、「新帝国主義時代においても日本国家日本人が生き残っていける状況を作ることだ。帝国主義選択肢には戦争問題解決することも含まれる」としている。当然佐藤にとっては、北朝鮮の「拉致問題解決」においても、戦争視野に入っているということだ。『金曜日』での連載においても、オブラートに包んだ形ではあるが、「北朝鮮に対するカードとして、最後には戦争もありうべしということは明らかにしておいた方がいい」と述べている(10)。

 さらに、アメリカが主張してきた北朝鮮米ドル札偽造問題が、アメリカ自作自演だった可能性が高いという欧米メディア報道に対して、佐藤は「アメリカ政府として、『フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング』の記事に正面から反論することはできない。なぜなら、証拠を突きつける形で反論するとアメリカ情報源情報収集能力が明らかになり、北朝鮮を利してしまうからだ」(11)と、いかなる反証根拠も示さずに(反証必要性を封じた上で)、「北朝鮮情報操作」と主張しているが、この主張は、保守派原田武夫にすら否定されている(12)。佐藤現在右派メディアの中でも最も「右」に位置する論客の一人であると言えよう。

(3)朝鮮総連への政治弾圧について

 佐藤は、「在日団体への法適用拉致問題動く」として、「日本政府朝鮮総連経済活動に対し「現行法の厳格な適用」で圧力を加えたことに北朝鮮逆ギレして悲鳴をあげたのだ。「敵の嫌がることを進んでやる」のはインテリジェンス工作の定石だ。/政府が「現行法の厳格な適用」により北朝鮮ビジネス利益を得ている勢力牽制することが拉致問題解決のための環境を整える」と述べている(13)。同趣旨の主張は、別のところでも述べている(14)。「国益」の論理の下、在日朝鮮人の「人権」は考慮すらされてない。

 漆間巌警察庁長官(当時)は、今年の一月一八日の会見で、「北朝鮮が困る事件摘発拉致問題解決に近づける。そのような捜査に全力を挙げる」「北朝鮮日本交渉する気にさせるのが警察庁仕事。そのためには北朝鮮資金源について事件化し、実態を明らかにするのが有効だ」と発言しているが、佐藤発言はこの論理と全く同じであり、昨年末から激化を強めている総連系の機関民族学校などへの強制捜索に理論根拠提供したように思われる。佐藤自身も、「法の適正執行なんていうのはね、この概念ができるうえで私が貢献したという説があるんです。『別冊正論』や『SAPIO』あたりで、国策捜査はそういうことのために使うんだと書きましたからね。」と、その可能性を認めている(15)。

3.佐藤優による主張の使い分け

 排外主義者としての佐藤の主張は、挙げ出せばきりがない。前節で挙げたのも一例に過ぎない。では、佐藤は、こうした主張を『世界』『金曜日』でも行っているのだろうか。

 佐藤が仮に、「左」派の雑誌では「右」ととられる主張を、「右」派の雑誌では「左」ととられる主張をすることで、「硬直した左右の二項対立図式を打破」しているならば、私も佐藤をひとかどの人物と認めよう。だが、実際に行われていることは、「左」派メディアでは読者層の価値観に直接抵触しそうな部分をぼかした形で語り、「右」派メディアでは本音を語るという下らない処世術にすぎない。「左右の二項対立図式」の「打破」は、「左」の自壊によって成り立っているのだ。佐藤が『金曜日』と右派メディアで同一のテーマを扱った文章を読み比べれば、簡単にそのことはわかる。

 一例として、米国下院での「慰安婦」決議に関する佐藤の主張を読み比べてみよう。産経新聞グループサイト上での連載である地球を斬る〉では、「慰安婦問題をめぐるアメリカ報道を「滅茶苦茶」と非難し、「慰安婦問題に関する二〇〇七年三月一日の安倍発言についても「狭義の強制性はなかった」という認識なのだから正当だとして、あたかも「慰安婦」決議案自体不正確な事実に基づいたものであるかのような印象を与えようとしている(16)。ところが、『金曜日』では、こうした自分の主張は述べず、国権論者としての原則的立場から日本政府謝罪には反対だとしている(17)。なお、『金曜日』の同文章では「歴史認識を巡る外交問題 Permalink | 記事への反応(1) | 18:32

文字を打つのってめんどくさいからみんな何でも単純化・省略して語りたがるけど大事な部分がわりとスポイルされてすぐ喧嘩になるんやろね

全員学力バラバラなのに文字議論するのがそもそも限界あるんや

2024-01-20

自分軸と他人

一部だけなのかもしれないが「自分軸で生きるべきである」みたいな論調を感じるけれど。

単純化して「自分軸=自分意見はあるが協調性が低い」「他人軸=自分意見はないが協調性が高い」と定義すると、そもそも日本の様々なしくみ自体後者をよしとするようにできてないか

そんな中で自分軸とか言い出しても、そりゃ変人みたいに映ってしまうだろうよ。

2024-01-06

anond:20240106175154

本人が後悔せずに死んだならその理屈でもいいけど、

実際は後悔しながら死んでるから

もし生まれ変わったら酒の飲み方を変えると死ぬ前に書いている。

酒を飲む・飲まないの2択で単純化してガバガバ無茶な飲み方していた。

リスクを正しく評価して飲んでいたわけではなかった。

anond:20240106090808

そんなんは大前提やろ、そもそもその場での現品売買ではなくてshipping等の条件ついた契約書巻いてだろうしな。

めちゃくちゃ単純化した話だってかいてるのにそれが理解できないってことか?

anond:20240106085427

わかりやすメチャクチャ単純化した場合仮定だが、円が100円の時と101円の時でドルベースの輸出額が変わるやろ?

2024-01-05

anond:20240105100919

ディスり続けろといったのであって、お前自身が単純な批判やってるなんて一言も言ってないっすね~~~

 

 

もっとも、お前がディスり続けると思ってもないし、単純化問題だとほんまに思っていると信じてない、なんならどうせ単純な批判に乗っかるだろうと思ったから、そういうことは言った。

anond:20240105094751

ほなら全ての自民党批判単純化しょうが

これからも単純な批判は全部ディスっていけよ?

2024-01-03

anond:20240103221355

破綻にいきなりワープしてるアホ

考えが浅いか単純化して気分良くなってるだけだわ

2023-12-30

anond:20231227082825

典型的生存者バイアスではないか

本来はケースバイケースの話を単純化して元増田勝手に納得してるぶんには良いけど一般化しようとしないほうがいいと思う

2023-12-29

西山事件とColaboの情報漏洩取材源の秘匿

NHK2023年亡くなった人として、元毎日新聞記者西山太吉肯定的に取り扱っている(「昭和31年毎日新聞社に入社し、政治部記者として活躍しました。」としたり、全体のトーから肯定的としていいだろう(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231215/k10014279221000.html))。

しかし、西山事件といえば

情報を、外務省女性職員を酔わせて半ば強引にセックスして手に入れたこと」(女性人権無視)、
毎日新聞から報道ではなく社会党に持ち込んだこと」(報道のためではなく政争のために情報漏洩)、
「持ち込んだ資料女性職員痕跡を残したこと」(取材源の秘匿をしなかったこと)

記者として全く首肯できないことをやっているんだが、何故称賛する人が後をたたないのだろうか。何と言ってもこの人を称賛する小説が書かれ、全国ネットドラマ化放映されるくらいだからね(運命の人検索

Colaboに対する誹謗中傷取材源の秘匿についてあれほど重要視するブコメの並んだブクマカならきっと同意見だろうと思う

◯「記者として全く首肯できない」< 記者場合は「報じたことの重要性・公益性」という評価軸を重視すべきだし、取材手法正当性を欠くからといって報道内容を否定できるとは限らない、という点を見落としてますね。

西山事件にて、詳しくないのに、単純化するのは、感心しない。

へー公益性があったり、西山事件に詳しくなったら相手方人権無視して、取材源の秘匿をせず、他者情報漏洩することが認められるの?

詳しく教えてほしいものだ

NHK のページを見に行ったら、その「活躍しました」以外は淡々事実が書いてあり肯定否定もないのだが...

この記事を紹介するNHKツイート

権力暴走をチェックするのが新聞の本当の使命である

新聞記者 #西山太吉さん の言葉です

沖縄返還を巡る日米の密約存在報道機密文書違法に入手したとして有罪判決を受け、その後も問題の追及を続けました

というか、肯定的意味がなければ「追悼」なんて記事で取り上げないでしょ

2023-12-28

暗黒安倍時代終焉

松本人志吉本興業自民党安倍晋三

全部の後ろ盾安倍晋三につながるっての、単純化しすぎてて頭悪いけど感覚的にしっくり来るんやで

なんでも安倍さんの性にするの最高に頭悪いけど、安倍さんが死んだ直後の今年に、各業界の膿がびゅるびゅる出てきてるの擬似相関とは思えないんや

「本場のクリスマスチキンじゃなくてターキーを食べる」とか言い出す半可通のオタク

シャーロック・ホームズの「青い紅玉」ではグース(雁、鵞鳥)を用意した男が出てくる。

幅広い読書をしてればそんな単純化はできないとわかるだろうにな。

これだからネットオタクぶった底辺はいやなんだ。

2023-12-27

anond:20231227010146

リアルと連動させても有害にならない程度のランダム性に、徹底的に抑えられてるって話を2つ上でした。

しかも、日本政府よりはるかに厳しい目でゲーム市場を見ている中国下で作られている課金モデルだ。健全さはお墨付きだろう。

そして、好むと好まざるとにかかわらず、心理学的特徴として、人間ってのは分かりきった道よりも、驚きのある道のほうがモチベーションを保てるんだよ。

保つ価値のない方向(ゴミゲー)へ向けてモチベーション操作されるのは心理悪用だが

ユーザーの望む方向へ導いてくれるのなら、主観的には驚きを含むが数値的に見ればランダム性はさほどない、って形は、もっとスマートで穏当な提示の仕方だろう。

実際のプレイヤーの中にも、定額でキャラ売ってくれって人はそこそこいると思う。

でも、実際にそれをやったら、なんだかときめかなくてゲームへの興味を失ってしまうであろう人数の方が、定額販売からいって参入してくる人よりも多いだろう。

シビア現実的な値札を突き付けられるより、無料石による軽減分も含めて、実コストが多少分からいくらいになっていた方が、ゲームをやり込む甲斐があるから

俺は月額時代からMMOをやっていたし、アイテム課金時代ネトゲも多数触れてきた。

2万円の壮麗な刀を買って無双することもできるし、上位プレイヤーは軒並み買っていたが、ほとんどのユーザーは「そんな払ってまで強くなりたいのかよ」「結局カネで強くなるゲームか」とすこし冷めていく肌感覚があった。

まあ、原神やスターレイルは対人戦のないソロゲーなので事情は異なるが。

それに、ガチャというもの単純化しすぎている。課金キャラを手に入れるためだけのシステムじゃないんだよ。

★4のような副産物のように見えるものにこそ、チームビルド戦略性の鍵があったりして、他人と同じチームを簡単再現できない些細なパラメータバラツキがあるからこそ、

使い分けや有効性の判定のために色々と考える必要が生まれてくる。そうする中でゲームへの理解が深まる。

俺が25年間、オンラインゲームをやり続けていた中で、原神はとりわけ色々なキャラの使い分けを楽しめるゲームだ。

ガチャという課金モデルはそれをまったく妨げていない。実際にプレイしていないと分からない細かい部分によって、ビルド可能性が調整されているんだ。

配布キャラ縛りでも戦闘メカニズムなどをよく理解して極めればエンドコンテンツまで攻略できるし、ペイ・トゥ・ウィンのような安易設計にはなっていない。今どきのガチャゲーはだいたいそうだが。

から色々なアイデアゲーム上で再現して遊び倒したい人こそ、ぜひ偏見を持たすにやってみてほしい。

2023-12-24

anond:20231224213602

注意点

説明に不必要であることは、存在否定ではない

オッカムの剃刀単純化手段に過ぎないのであって、説明不要存在否定するものではない。上述の例では、説明には不要存在として「神」が剃り落とされているが、これは「神が存在しない」ということを意味するものではない。あくまで神の存在、不在は別の議題となる。

2023-12-21

映画マトリックスは、当時その斬新なビジュアルアクション話題になり、その元ネタ映像表現日本アニメに影響を受けている点でも話題だった。

エンタメとして評価されつつも、まぁストーリーに中身は無いよね、ハリボテだよね、という見方も強い。

しかし、今思うと「この世界シミュレーション(嘘)かもしれない」という感覚は、陰謀論的な見方をはじめ、ネット上で観測できる主観的世界観、それぞれの頭の中の現実ネットを通じて垂れ流される現状を表すようにも思える。

そして「システムは敵だ」というシンプル二項対立から、どこまでがプログラムなのか、プログラム人間は分かり合えるのか、人間に与えられた役割とは、というような視点の変化は、過度に世界単純化して見ることへの警鐘とも取れる。

2023-12-17

anond:20231217123901

大学に行ったことのない無学男さん「弱者の皮をかぶって敵対者社会的抹殺してる!○×△!」

??「単純化できることではないですね。福祉政治について学んだことは?」

大学に行ったことのない無学男さん「これがパヨのやり口ですよ〜!」

すげえな男さんって

2023-12-13

ペルソナ5ってあんまいい話じゃないな

結構好きなゲームなんだけど、ペルソナ5大好きマンと話したとき客観視したというか変に冷静になってそう思った

意地悪く単純化すると、

超常的な力で以て悪人私刑に処しまくった挙げ句主人公たちは報われるっていう話だよな

どうなんだそれは

キタローは悪いことせず世界を救った挙げ句人柱になったのに青春謳歌しやがってこいつ等

怪盗団始めた当初こそ、犯罪じゃね?みたいな葛藤描写されてた気がするけどほんとにそれだけだよな

怪盗団が叩かれてる描写はあったけど、廃人事件は怪盗団のせいなんだ!っていう濡れ衣で叩かれてたという話で改心自体への批判はほぼ無かったような

せめてもっと罪と向き合う感じのバッドエンドあっても良かったんじゃないかと思ったけど、そんなんあったら後味悪すぎてとんでもないことになるから仕方ないんだろうか

2023-12-12

貧困なのは向上心が足りない

「生まれつきの文化資本ではなく、個人努力でできる範囲セルフプロデュースをやっていること」を総称して向上心と呼んでいるので、格差の話だろと文脈単純化してくる貧乏人はそれだけで厳しいわね


anond:20231212091145

anond:20231211194049

lady_joker 「生まれつきの顔の造形ではなく、個人努力でできる範囲セルフメンテをやっていること」を総称して清潔感と呼んでいるので、美醜の話だろと文脈単純化してくる男性はそれだけで厳しいわね

レディ・ジョーカーさんは主観お気持ち差別ワードであることを認めてるだけ誠実だな

2023-12-11

anond:20231211155141

おっと俺としたことがそれを失念していたよ

さてジェニファー、正確な単純化のためにはどんな本を読んだらいいんだい?

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