はてなキーワード: 労災認定とは
2018/5には過労死の労災認定が出ていたようだが、それにも関わらず2018年度、会社は労務について特に何の対策もしていなかったように思う。
私は本社で働いている。
会社の取り決めでは残業は年360時間まで(月平均30時間)となっている。取り決めを守る前提で言えば、月の残業時間は30時間以内にしないといけない。
また、会社と労働組合との取り決めで、制度的には年に何度か45時間まで働くことができ、それに応じて年間の残業時間も500時間程度まで増やすことが出来る。
自分自身は、本社勤務になってから30時間の残業を下回ったことはほぼない。しかし、部署のプレッシャーで360時間以内の残業時間としなければならないこととなっている。
そのため、仕方なく休憩時間を入れて無理やり調整し、年間360時間以内になるように調整している。
同じ部署の人では、月45時間の残業時間さえ上回りそうになり、休憩時間を無理やり入れている人もいるらしい。
年間360時間の枠を超えないようにするため、無理やり休憩時間を入れているのだ。
役員は「働き方改革」「残業時間遵守」なんて言っているが、現場の状況を全く顧みずに発言している。
マネージャー(管理職)は残業時間80時間以内を厳守と言われているため、休憩時間を入れて無理やり80時間の以内にしている人もいる。
また、他部署のマネージャーでは、月の残業時間が連続で100時間を超える人もいるとのこと。
この人が死んだら会社はどうするのだろうか。
ある部署の人は、裁量労働制を採用することにより、30時間/45時間の残業時間を超えて、80時間まで働けるようにしている人もいる。(働いた分の残業代は出ない)
(自主的に働きたくて80時間の裁量労働制にしているわけではない)
裁量労働制を採用している人の中には、労働時間の裁量も実質的になく9時から勤務している人もいるらしい。
裁量労働制の人は80時間を超えてはいけないルールになっているため、休憩時間を入れて無理やり80時間以内の残業としている声も聞く。
2018/5に過労死認定まで出ているにも関わらず、それ以降何も変わっていない。
こんな会社なのに、一昨日の報道だけで変わるのだろうか。無理な気がする。
毎週水曜日はノー残業デーと言われているけれど、ノー残業デーとして帰ったことなんてほとんどない。
自分の部署はお昼休憩をちゃんと取れているからまだ良いけど、他部署の人は「昼休憩1時間なんてほとんど取ったことがない」「大体コンビニのご飯で手早く済ませないと仕事が終えられない」と言っていた。
パワハラ等があるような話も聞く。
2018/5以降もこんな状況なのに、労基署は検査に来たりしないのだろうか。検査に来ても見逃したりしているのだろうか。
「17年に未払い残業代を払った」との報道がなされているけれど、2018年も実質的に未払い残業代は発生していると思う。本当に何なのだろう。
仕事へのプレッシャーも凄いし、労働環境もこんなだし、もう本当に疲れてしまった。
自分自身、もうだめなのかもしれない。
名誉毀損では?
Bingのほうが優秀なのがよくわかるね!
Bingのほうが優秀なのがよくわかるね!
増田ってやつは普段読みもしなければ書いたこともない。読みづらいのは勘弁してくれ。
これは告発でもあるから後ろめたい気持ちがなくはないが、公表することが顧客と従業員ひいては公益にかなうと信じて疑わないので書いてしまう。
組織としての栄光以外(つまり今回の事件に直接の落ち度のない個人)に迷惑がかからないように書くつもりだ。
昨日の晩、食後にNHKのニュースを見ていたら、「栄光の教室長が勤務中に過労死し、労災と認められた」とたまたま目に入った。
それだけなら(まあそういうことも、あの会社なら不思議ではないな)でスルーできたが、
亡くなられたのは俺が勤務していた教室の近隣教室(成城学園前)の室長だ、ということなので、さすがにスルーできなくなった。
スルーできないのは、過労死を出すような会社を批判したい正義感、とか個人の恨みで栄光憎しではない。
自分の中で罪悪感のようなものを抱えてどうしようもないからだ。「加害者ヅラ」させてほしい。
クソみたいな環境に甘んじていた俺は憎まれるべき悪人で、過労死が起こるような環境を作った責任は俺にもある。
ただ、これを読んでいる人は「栄光がどうなっちゃってんのか」に興味あるのだろうし、
そっちを先に 読んで楽しく をモットーに書いておく。
俺は栄光ゼミナール(集団個別併設)栄光ビザビ(個別専門)両方での勤務経験が10年弱ある。
社員だったのではないが、栄光の数少ない美点である「社員も上の方の管理職も、バイトになれなれしい(が、風通しがいいというわけでもない)」と言う社風から、
管理職のそばにいるうちに、内部事情に精通して理解するようになったと思ってほしい。
働いていた10年の間で、ずいぶんと正社員の人手が減らされていくのをこの目で見た。
まず栄光がどれほど顧客(まず未成年だ)と従業員(社員・バイト含め)をナメているか書いていく。
どれも昨今のナメた企業ではめずらしいものではないのかもだろうが、「これが上場企業(栄光HDはすでに上場廃止しているとのこと。ご指摘感謝。12/9お詫びして訂正いたします。)の教育業でござい」と言われると、俺は後ろ暗い気持ちを抱かずにいられない。
こんな感じだろう。
では具体的なことを書いていこう。
栄光における過労の主要因は、社員1人で担当する生徒の人数が多すぎることだと俺は思う。
今回の事件について
まず、ソースはNHKのニュースによると、教室長過労死の発生したビザビ成城学園校の生徒数は180人だそうだ。
これを社員(ようは学生バイトと事務パート以外)2人で担当していたそうだ。この生徒180人に社員2人という比率は、
栄光の近年の社内基準から言えば「ギリギリ生徒数が多すぎることはない」というスタンダードなものだろう。
後述する「1人教室」に2人目の社員が配置されるかどうかの基準が「在籍数100」とも言われていた。(つまり99人までは1人の社員で教室を運営させる)
だが(誰がどういった根拠で決めたのか不明な)社内基準でOKでも、単純計算で1人あたり90人の生徒、そしてそれとほぼ同数の保護者の対応を満足に行うのは無理だ。
多くの公教育で1クラス50人が限度なので、この50人というのは経験的に求められた「人間1人あたりが面倒を見れる最大人数」なのだろう。
が、在籍数を増やせ増やせ(退塾を減らせ減らせ)と詰められるので、それを粛々とこなす社員だらけだ。
仕事が多すぎることの問題に社内の誰も(社員もバイトも)手をつけずに、むしろ率先して長時間労働を維持する方向に行ってしまったことが、
今回のような取り返しのつかない結果を招いたと言える。
なぜこのような腐った風土なのかは文字数に余裕があれば後述する。
社員が常時2人以上いる教室はまだ生徒の安全面に影響が少ないからマシだ。おぞましいのは社員が1人または1.5人の教室だ。
生徒の在籍人数が100人以下の教室は、ここ10年で社員2人から社員1人に人手が半減された。社員が教室長1人だけの教室を、
そのままだが1人教室と呼んでいた。(1.5人教室は2人目の社員が他教室と掛け持ちである)
俺は「2人教室」→「1.5人教室」→「1人教室」と、なし崩し的に人手が減らされる現場にいたが、
社員の人手不足に対するフォロー(IT活用や勤務時間の融通など)は皆無であり、
学生バイトや事務パートの採用拡大の権限も教室長にはなかった。
もうおかしいのがわかるだろう。
週休2日を維持しようと思えば週1日は「教室に社員が一人もいない日」を設定しなければならない。
つまり、「社員が休むあいだ、バイトが教室の全責任を負って教室を開ける日」を設けるのだ。
あなたは「何かあったら誰も責任の取れない(何かあってもなんの権限も責任もない大学生が矢面に立たされる)の日が毎週ある教室」にお子さんを通わせたいと思うだろうか?
もしあなたがバイトだったら、なんの見返りもなく教室の有事(生徒が怪我をしたら?災害が起こったら?)の責任を負わされるかもしれない立場に立ちたいだろうか?
栄光曰く「この状態はコンプライアンスに抵触しない」ようだ。生徒と従業員の安全をなんだと思っているんだろうかね。
幸いにも生徒に危害の及ぶ大事件は俺の教室では起こらなかったが、栄光と(おもにオーバーワークで壊され)モメた末に、見せしめ同然に辞めさせられていった元社員が教室に討ち入りにくるんじゃないかとヒヤヒヤしながら、そんなことはおくびにも出さずに社員のいない教室を毎週開けて、俺は生徒に笑顔で(警備会社の通報ペンダントだろうと思われた物体を自ら首からさげ)授業していた。受付も電話番もいない教室にフラッと不審者が来て、生徒にいきなりガソリンでもかけられたらジ・エンドである。
だが、こんなことがバイトだけで開けてる日にあった。保護者からの電話がかかってきてがバイトでは返答しかるので、会社の代表の番号を案内した。
が、間違えて(間違うもなにもそういうときにどうしたらいいか、なにもバイトは聞かされていないので)新規入塾問合せのフリーダイアルを案内してしまった。
その後、コールセンターの部署から「迷惑だ。なにをしているんだ」と電話口で叱責を受けた。
だがよく聞くと、こちらがバイトだけで教室を1日開けてることも、そこになんのフォローもないことをコールセンターの部署はご存知でなかった。
あとで成城学園前(当時は今回の事件とは別)の教室長から、「そういうことがあったらうちの教室に電話を回してほしい」といまさらのように言われた。
人手不足を重く見た(ポーズをとった)栄光は、「社員が足らないならバイトを社員ぽく見せかければいいじゃない」と思ったか知らないが、
バイト講師に「チーフ教師」なる肩書(とカスみたいな役職手当)をつけて、社員が休みの日の責任をバイトになすりつけるシステムを開発した。
俺が栄光を辞めた後もこの路線は拡大され、個別の教室案内のwebページにチーフ教師が「社員です」みたいな感じで、写真付きで紹介されるようになった。
(ちなみに社員とバイトを写真で見分けるには、スーツに社章がついているかいないかだ。それを悟られないように社章を隠すような写真の教室は確信犯でやってると思う。)
ここまでならなんの問題もない。
だが一部に社内の身分的にチーフではないのに「チーフ教師」と書かれた、嘘っぱちの名刺を渡されて業務をするように命じられたバイトがいる。
俺は、広報活動のため来室した私立学校の先生たちにこのニセ名刺を渡し、保護者面談でも(たしか)渡したと思う。
渡された人たちがどう思ったか知らないが、栄光はなんの非もないバイトを通して取引先を、つまらない見栄のために騙し騙させた。
それに唯々諾々と従っていた俺にも非がある。
簡単に言うと、退職後にニセチーフとして働いたぶんの役職手当を全額栄光に請求した。
きちんとしたフォーマットの請求書を作成し、証拠のニセ名刺を本社の人事宛に送付した。
栄光の人事責任者(だったと思う)から連絡があり、本社で事情を聞きたいと言うので本社に出向いてやって、ありのままを話した。
そこで話をした人事担当者は、このニセ名刺作戦にどれくらい噛んでるのか、俺は知らなかったし知りたくもなく、相手も探られたくはないだろうと思って聞きはしなかった。
「送付した請求書は、高校の同級生の弁護士と相談したうえで、送付させてもらった(大嘘)」と言ったところ、それにビビったのか栄光は即座に和解を申し出た。
「ただ働き分の金は払うからニセ名刺一件は黙っていろ」と、和解とタダで口止めさせる、非常に虫のいい提案がなされた。
俺はひたむきな栄光の従業員たちに思いを馳せ、彼らの幸せ免じて、タダ働きされた分のお金で栄光とは手切れだってことにして、
いろいろと許せないことはあったが、寛大な心で(体面上)ことを荒立てずに和解に乗った。
俺は以前に、「これは間違いなく警察or訴訟沙汰だろうなぁ」と思っていた社内不祥事を、鋼の意志で示談もしくは泣き寝入りに持っていき、隠し通す栄光の体質を十分知っていた。
知っていたはずだが、栄光を1秒でも早く忘れたく、穏便にことを運ぶことを選んだ。
が、それはいま思えば、栄光の隠蔽体質の片棒を担ぐ最低の判断だった。
今回の過労死の件も社内では1年もあったにも関わらずたいして共有もされず(教室長たちを管理する役職にもついていたことがある、他県の教室長が「よく知らない」と仰天発言したのを、俺が昨日のうちに直接本人から電話で聞いたから確実である)、
労災認定のプレスリリースも、目の届きにくいところにひっそり佇んでいる。
ここまで読んでいただいた方は、「そんなにひどい栄光でなぜ社員たちは悪いことをしてでも栄光に忠誠を誓ってしまうのか」と疑問に思われるだろう。
栄光だけではない。このような悲しい過労死の事件が起こるたび、当事者でない我々は「どうしてそこまで」と思ってしまう。
最後に、栄光で働くことで、いかにそのような正常な感覚が失われるのかを書きたい。
まず、想像していただきやすいのが、(手垢のついた言葉で説明するなら)「やりがいの搾取」の構造だ。
「栄光は好きではないが、生徒のために頑張りたい」と口にする社員は、俺の周りでは少なくなかった。
生徒と接していると「生徒のために頑張りたい」という気持ちが湧くのはよくわかる。
ただ、冷酷なようだが彼らは「栄光で頑張ること」が生徒のためになる唯一の解決策だと視野狭窄に陥っていたと言わざるを得ない(俺もそうだった)
世の中に塾はたくさんあるのだし、生徒も、働く者も、何もこんな間違った環境にいる必要などどこにもないのだ。
それに気づかなくさせるくらい、生徒を指導して得られるやりがいというものは劇薬である。
だが栄光で得られる「やりがい」は「他人様の育てた大事なお子さんたちを、タダでダシにした」まがい物だ。
よその会社が必死に作り上げている「やりがい」が聞いて呆れるだろう。
ついで社員をダメにしてしまうのが、彼らの部下の「スーパースペックな塾講師」の存在だろう。
そこらの社員よりも高学歴で授業がうまく生徒からも人気があり頼んだ仕事を絶対に断らない人間が(大学生・既卒問わず)、少なからず栄光では働いている。
不遜を承知で言わせてもらうと、(もうここまで読んでわかると思うが)俺がそうだった。
前述した1人教室が潰れないのは、この有能なバイトがいるからだというのもある。
スーパーなバイトを見て、社員は「バイトがこんなに頑張っているんだから自分だって」と自分を明後日の方向に鼓舞する。それが人情ってものだ。
しかし一方でスーパーなバイトは腐っている栄光を完璧なように取り繕うことができる麻薬だ。
・入院手術で休まざるをえない社員の穴が、社員で埋まらないからスーパーバイトで代わりをさせる。
・夏期講習中休暇を社員に取らせるため、4日連続でバイトだけで教室を営業
・講習期間中にトラブルがあったら、スーパーバイトは休日でも、旅行にいくのをキャンセルにさせて働かせればOK
・突然来なくなったバイトの穴埋めができなくても、急遽電話をかけてスーパーバイトを呼び出せば解決
・教室長が壊れて(!)辞めた後始末をスーパーバイトに、最低時給以下の手当を握らせて、やらせる
使いようのいいバイトに甘えた環境が、腐りきった栄光の社風を作っていると俺は考える。
だがおわかりのように、甘えさせた俺も悪い。
バイトに泣きつけばどうにか持ちこたえてしまうなら、問題の根本的な解決は先送りされる。
先送りされたツケがどうなったかは、知っての通りだ。そしてこれで終わりではない。
「業界の他社も同じことをしている」
「働きすぎるのは自己責任だ」
この文章が印刷され、栄光の人間が読むことがあるかもしれない。
読む人間は俺が誰だかよく知っているだろうし、俺に腹を立てているだろうが知ったこっちゃない。
お前らは、他人様の子供を預かって商売する資格もなければ、人を雇って働かせる資格もない。
俺は栄光を辞めた。この1点でも少なくともお前らより悪じゃない。わかるか?
増田ってやつは普段読みもしなければ書いたこともない。読みづらいのは勘弁してくれ。
これは告発でもあるから後ろめたい気持ちがなくはないが、公表することが顧客と従業員ひいては公益にかなうと信じて疑わないので書いてしまう。
組織としての栄光以外(つまり今回の事件に直接の落ち度のない個人)に迷惑がかからないように書くつもりだ。
昨日の晩、食後にNHKのニュースを見ていたら、「栄光の教室長が勤務中に過労死し、労災と認められた」とたまたま目に入った。
それだけなら(まあそういうことも、あの会社なら不思議ではないな)でスルーできたが、
亡くなられたのは俺が勤務していた教室の近隣教室(成城学園前)の室長だ、ということなので、さすがにスルーできなくなった。
スルーできないのは、過労死を出すような会社を批判したい正義感、とか個人の恨みで栄光憎しではない。
自分の中で罪悪感のようなものを抱えてどうしようもないからだ。「加害者ヅラ」させてほしい。
クソみたいな環境に甘んじていた俺は憎まれるべき悪人で、過労死が起こるような環境を作った責任は俺にもある。
ただ、これを読んでいる人は「栄光がどうなっちゃってんのか」に興味あるのだろうし、
そっちを先に 読んで楽しく をモットーに書いておく。
俺は栄光ゼミナール(集団個別併設)栄光ビザビ(個別専門)両方での勤務経験が10年弱ある。
社員だったのではないが、栄光の数少ない美点である「社員も上の方の管理職も、バイトになれなれしい(が、風通しがいいというわけでもない)」と言う社風から、
管理職のそばにいるうちに、内部事情に精通して理解するようになったと思ってほしい。
働いていた10年の間で、ずいぶんと正社員の人手が減らされていくのをこの目で見た。
まず栄光がどれほど顧客(まず未成年だ)と従業員(社員・バイト含め)をナメているか書いていく。
どれも昨今のナメた企業ではめずらしいものではないのかもだろうが、「これが上場企業の教育業でござい」と言われると、俺は後ろ暗い気持ちを抱かずにいられない。
こんな感じだろう。
では具体的なことを書いていこう。
栄光における過労の主要因は、社員1人で担当する生徒の人数が多すぎることだと俺は思う。
今回の事件について
まず、ソースはNHKのニュースによると、教室長過労死発生したビザビ成城学園校の生徒数は180人だそうだ。
これを社員(ようは学生バイトと事務パート以外)2人で担当していたそうだ。この生徒180人に社員2人という比率は、
栄光の近年の社内基準から言えば「ギリギリ生徒数が多すぎることはない」というスタンダードなものだろう。
後述する「1人教室」に2人目の社員が配置されるかどうかの基準が「在籍数100」とも言われていた。(つまり99人までは1人の社員で教室を運営させる)
だが(誰がどういった根拠で決めたのか不明な)社内基準でOKでも、単純計算で1人あたり90人の生徒、そしてそれとほぼ同数の保護者の対応を満足に行うのは無理だ。
多くの公教育で1クラス50人が限度なので、この50人というのは経験的に求められた「人間1人あたりが面倒を見れる最大人数」なのだろう。
が、在籍数を増やせ増やせ(退塾を減らせ減らせ)と詰められるので、それを粛々とこなす社員だらけだ。
仕事が多すぎることの問題に社内の誰も(社員もバイトも)手をつけずに、むしろ率先して長時間労働を維持する方向に行ってしまったことが、
今回のような取り返しのつかない結果を招いたと言える。
なぜこのような腐った風土なのかは文字数に余裕があれば後述する。
社員が常時2人以上いる教室はまだ生徒の安全面に影響が少ないからマシだ。おぞましいのは社員が1人または1.5人の教室だ。
生徒の在籍人数が100人以下の教室は、ここ10年で社員2人から社員1人に人手が半減された。社員が教室長1人だけの教室を、
そのままだが1人教室と呼んでいた。(1.5人教室は2人目の社員が他教室と掛け持ちである)
俺は「2人教室」→「1.5人教室」→「1人教室」と、なし崩し的に人手が減らされる現場にいたが、
社員の人手不足に対するフォロー(IT活用や勤務時間の融通など)は皆無であり、
学生バイトや事務パートの採用拡大の権限も教室長にはなかった。
もうおかしいのがわかるだろう。
週休2日を維持しようと思えば週1日は「教室に社員が一人もいない日」を設定しなければならない。
つまり、「社員が休むあいだ、バイトが教室の全責任を負って教室を開ける日」を設けるのだ。
あなたは「何かあったら誰も責任の取れない(何かあってもなんの権限も責任もない大学生が矢面に立たされる)の日が毎週ある教室」にお子さんを通わせたいと思うだろうか?
もしあなたがバイトだったら、なんの見返りもなく教室の有事(生徒が怪我をしたら?災害が起こったら?)の責任を負わされるかもしれない立場に立ちたいだろうか?
栄光曰く「この状態はコンプライアンスに抵触しない」ようだ。生徒と従業員の安全をなんだと思っているんだろうかね。
幸いにも生徒に危害の及ぶ大事件は俺の教室では起こらなかったが、栄光と(おもにオーバーワークで壊され)モメた末に、見せしめ同然に辞めさせられていった元社員が教室に討ち入りにくるんじゃないかとヒヤヒヤしながら、そんなことはおくびにも出さずに社員のいない教室を毎週開けて、俺は生徒に笑顔で(警備会社の通報ペンダントだろうと思われた物体を自ら首からさげ)授業していた。受付も電話番もいない教室にフラッと不審者が来て、生徒にいきなりガソリンでもかけられたらジ・エンドである。
だが、こんなことがバイトだけで開けてる日にあった。保護者からの電話がかかってきてがバイトでは返答しかるので、会社の代表の番号を案内した。
が、間違えて(間違うもなにもそういうときにどうしたらいいか、なにもバイトは聞かされていないので)新規入塾問合せのフリーダイアルを案内してしまった。
その後、コールセンターの部署から「迷惑だ。なにをしているんだ」と電話口で叱責を受けた。
だがよく聞くと、こちらがバイトだけで教室を1日開けてることも、そこになんのフォローもないことをコールセンターの部署はご存知でなかった。
あとで成城学園前(当事は今回の事件とは別)の教室長から、「そういうことがあったらうちの教室に電話を回してほしい」といまさらのように言われた。
人手不足を重く見た(ポーズをとった)栄光は、「社員が足らないならバイトを社員ぽく見せかければいいじゃない」と思ったか知らないが、
バイト講師に「チーフ教師」なる肩書(とカスみたいな役職手当)をつけて、社員が休みの日の責任をバイトになすりつけるシステムを開発した。
俺が栄光を辞めた後もこの路線は拡大され、個別の教室案内のwebページにチーフ教師が「社員です」みたいな感じで、写真付きで紹介されるようになった。
(ちなみに社員とバイトを写真で見分けるには、スーツに社章がついているかいないかだ。それを悟られないように社章を隠すような写真の教室は確信犯でやってると思う。)
ここまでならなんの問題もない。
だが一部に社内の身分的にチーフではないのに「チーフ教師」と書かれた、嘘っぱちの名刺を渡されて業務をするように命じられたバイトがいる。
俺は、広報活動のため来室した私立学校の先生たちにこのニセ名刺を渡し、保護者面談でも(たしか)渡したと思う。
渡された人たちがどう思ったか知らないが、栄光はなんの非もないバイトを通して取引先を、つまらない見栄のために騙し騙させた。
それに唯々諾々と従っていた俺にも非がある。
簡単に言うと、退職後にニセチーフとして働いたぶんの役職手当を全額栄光に請求した。
きちんとしたフォーマットの請求書を作成し、証拠のニセ名刺を本社の人事宛に送付した。
栄光の人事責任者(だったと思う)から連絡があり、本社で事情を聞きたいと言うので本社に出向いてやって、ありのままを話した。
そこで話をした人事担当者は、このニセ名刺作戦にどれくらい噛んでるのか、俺は知らなかったし知りたくもなく、相手も探られたくはないだろうと思って聞きはしなかった。
「送付した請求書は、高校の同級生の弁護士と相談したうえで、送付させてもらった(大嘘)」と言ったところ、それにビビったのか栄光は即座に和解を申し出た。
「ただ働き分の金は払うからニセ名刺一件は黙っていろ」と、和解とタダで口止めさせる、非常に虫のいい提案がなされた。
俺はひたむきな栄光の従業員たちに思いを馳せ、彼らの幸せ免じて、タダ働きされた分のお金で栄光とは手切れだってことにして、
いろいろと許せないことはあったが、寛大な心で(体面上)ことを荒立てずに和解に乗った。
俺は以前に、「これは間違いなく警察or訴訟沙汰だろうなぁ」と思っていた社内不祥事を、鋼の意志で示談もしくは泣き寝入りに持っていき、隠し通す栄光の体質を十分知っていた。
知っていたはずだが、栄光を1秒でも早く忘れたく、穏便にことを運ぶことを選んだ。
が、それはいま思えば、栄光の隠蔽体質の片棒を担ぐ最低の判断だった。
今回の過労死の件も社内では1年もあったにも関わらずたいして共有もされず(教室長たちを管理する役職にもついていたことがある、他県の教室長が「よく知らない」と仰天発言したのを、俺が昨日のうちに直接本人から電話で聞いたから確実である)、
労災認定のプレスリリースも、目の届きにくいところにひっそり佇んでいる。
ここまで読んでいただいた方は、「そんなにひどい栄光でなぜ社員たちは悪いことをしてでも栄光に忠誠を誓ってしまうのか」と疑問に思われるだろう。
栄光だけではない。このような悲しい過労死の事件が起こるたび、当事者でない我々は「どうしてそこまで」と思ってしまう。
最後に、栄光で働くことで、いかにそのような正常な感覚が失われるのかを書きたい。
まず、想像していただきやすいのが、(手垢のついた言葉で説明するなら)「やりがいの搾取」の構造だ。
「栄光は好きではないが、生徒のために頑張りたい」と口にする社員は、俺の周りでは少なくなかった。
生徒と接していると「生徒のために頑張りたい」という気持ちが湧くのはよくわかる。
ただ、冷酷なようだが彼らは「栄光で頑張ること」が生徒のためになる唯一の解決策だと視野狭窄に陥っていたと言わざるを得ない(俺もそうだった)
世の中に塾はたくさんなるのだし、生徒も、働く者も、何もこんな間違った環境にいる必要などどこにもないのだ。
それに気づかなくさせるくらい、生徒を指導して得られるやりがいというものは劇薬である。
だが栄光で得られる「やりがい」は「他人様の育てた大事なお子さんたちを、タダでダシにした」まがい物だ。
よその会社が必死に作り上げている「やりがい」が聞いて呆れるだろう。
ついで社員をダメにしてしまうのが、彼らの部下の「スーパースペックな塾講師」の存在だろう。
そこらの社員よりも高学歴で授業がうまく生徒からも人気があり頼んだ仕事を絶対に断らない人間が(大学生・既卒問わず)、少なからず栄光では働いている。
不遜を承知で言わせてもらうと、(もうここまで読んでわかると思うが)俺がそうだった。
前述した1人教室が潰れないのは、この有能なバイトがいるからだというのもある。
スーパーなバイトは、社員は「バイトがこんなに頑張っているんだから自分だって」と自分を鼓舞するのが人情ってものだ。
それにスーパーなバイトは腐っている栄光を完璧なように取り繕うことができる麻薬だ。
・入院手術で休まざるをえない社員の穴が、社員で埋まらないからスーパーバイトで代わりをさせる。
・夏期講習中休暇を社員に取らせるため、4日連続でバイトだけで教室を営業
・講習期間中にトラブルがあったら、スーパーバイトは休日でも、旅行にいくのをキャンセルにさせて働かせればOK
・突然来なくなったバイトの穴埋めができなくても、急遽電話をかけてスーパーバイトを呼び出せば解決
・教室長が壊れて(!)辞めた後始末をスーパーバイトに、最低時給以下の手当を握らせて、やらせる
使いようのいいバイトに甘えた環境が、腐りきった栄光の社風を作っていると俺は考える。
だがおわかりのように、甘えさせた俺も悪い。
バイトに泣きつけばどうにか持ちこたえてしまうなら、問題の根本的な解決は先送りされる。
先送りされたツケがどうなったかは、知っての通りだ。そしてこれで終わりではない。
「業界の他社も同じことをしている」
「働きすぎるのは自己責任だ」
この文章が印刷され、栄光の人間が読むことがあるかもしれない。
増田ってやつは普段読みもしなければ書いたこともない。読みづらいのは勘弁してくれ。
これは告発でもあるから後ろめたい気持ちがなくはないが、公表することが顧客と従業員ひいては公益にかなうと信じて疑わないので書いてしまう。
組織としての栄光以外(つまり今回の事件に直接の落ち度のない個人)に迷惑がかからないように書くつもりだ。
昨日の晩、食後にNHKのニュースを見ていたら、「栄光の教室長が勤務中に過労死し、労災と認められた」とたまたま目に入った。
それだけなら(まあそういうことも、あの会社なら不思議ではないな)でスルーできたが、
亡くなられたのは俺が勤務していた教室の近隣教室(成城学園前)の室長だ、ということなので、さすがにスルーできなくなった。
スルーできないのは、過労死を出すような会社を批判したい正義感、とか個人の恨みで栄光憎しではない。
自分の中で罪悪感のようなものを抱えてどうしようもないからだ。「加害者ヅラ」させてほしい。
クソみたいな環境に甘んじていた俺は憎まれるべき悪人で、過労死が起こるような環境を作った責任は俺にもある。
ただ、これを読んでいる人は「栄光がどうなっちゃってんのか」に興味あるのだろうし、
そっちを先に 読んで楽しく をモットーに書いておく。
俺は栄光ゼミナール(集団個別併設)栄光ビザビ(個別専門)両方での勤務経験が10年弱ある。
社員だったのではないが、栄光の数少ない美点である「社員も上の方の管理職も、バイトになれなれしい(が、風通しがいいというわけでもない)」と言う社風から、
管理職のそばにいるうちに、内部事情に精通して理解するようになったと思ってほしい。
働いていた10年の間で、ずいぶんと正社員の人手が減らされていくのをこの目で見た。
まず栄光がどれほど顧客(まず未成年だ)と従業員(社員・バイト含め)をナメているか書いていく。
どれも昨今のナメた企業ではめずらしいものではないのかもだろうが、「これが上場企業の教育業でござい」と言われると、俺は後ろ暗い気持ちを抱かずにいられない。
こんな感じだろう。
では具体的なことを書いていこう。
栄光における過労の主要因は、社員1人で担当する生徒の人数が多すぎることだと俺は思う。
今回の事件について
まず、ソースはNHKのニュースによると、教室長過労死発生したビザビ成城学園校の生徒数は180人だそうだ。
これを社員(ようは学生バイトと事務パート以外)2人で担当していたそうだ。この生徒180人に社員2人という比率は、
栄光の近年の社内基準から言えば「ギリギリ生徒数が多すぎることはない」というスタンダードなものだろう。
後述する「1人教室」に2人目の社員が配置されるかどうかの基準が「在籍数100」とも言われていた。(つまり99人までは1人の社員で教室を運営させる)
だが(誰がどういった根拠で決めたのか不明な)社内基準でOKでも、単純計算で1人あたり90人の生徒、そしてそれとほぼ同数の保護者の対応を満足に行うのは無理だ。
多くの公教育で1クラス50人が限度なので、この50人というのは経験的に求められた「人間1人あたりが面倒を見れる最大人数」なのだろう。
が、在籍数を増やせ増やせ(退塾を減らせ減らせ)と詰められるので、それを粛々とこなす社員だらけだ。
仕事が多すぎることの問題に社内の誰も(社員もバイトも)手をつけずに、むしろ率先して長時間労働を維持する方向に行ってしまったことが、
今回のような取り返しのつかない結果を招いたと言える。
なぜこのような腐った風土なのかは文字数に余裕があれば後述する。
社員が常時2人以上いる教室はまだ生徒の安全面に影響が少ないからマシだ。おぞましいのは社員が1人または1.5人の教室だ。
生徒の在籍人数が100人以下の教室は、ここ10年で社員2人から社員1人に人手が半減された。社員が教室長1人だけの教室を、
そのままだが1人教室と呼んでいた。(1.5人教室は2人目の社員が他教室と掛け持ちである)
俺は「2人教室」→「1.5人教室」→「1人教室」と、なし崩し的に人手が減らされる現場にいたが、
社員の人手不足に対するフォロー(IT活用や勤務時間の融通など)は皆無であり、
学生バイトや事務パートの採用拡大の権限も教室長にはなかった。
もうおかしいのがわかるだろう。
週休2日を維持しようと思えば週1日は「教室に社員が一人もいない日」を設定しなければならない。
つまり、「社員が休むあいだ、バイトが教室の全責任を負って教室を開ける日」を設けるのだ。
あなたは「何かあったら誰も責任の取れない(何かあってもなんの権限も責任もない大学生が矢面に立たされる)の日が毎週ある教室」にお子さんを通わせたいと思うだろうか?
もしあなたがバイトだったら、なんの見返りもなく教室の有事(生徒が怪我をしたら?災害が起こったら?)の責任を負わされるかもしれない立場に立ちたいだろうか?
栄光曰く「この状態はコンプライアンスに抵触しない」ようだ。生徒と従業員の安全をなんだと思っているんだろうかね。
幸いにも生徒に危害の及ぶ大事件は俺の教室では起こらなかったが、栄光と(おもにオーバーワークで壊され)モメた末に、見せしめ同然に辞めさせられていった元社員が教室に討ち入りにくるんじゃないかとヒヤヒヤしながら、そんなことはおくびにも出さずに社員のいない教室を毎週開けて、俺は生徒に笑顔で(警備会社の通報ペンダントだろうと思われた物体を自ら首からさげ)授業していた。受付も電話番もいない教室にフラッと不審者が来て、生徒にいきなりガソリンでもかけられたらジ・エンドである。
だが、こんなことがバイトだけで開けてる日にあった。保護者からの電話がかかってきてがバイトでは返答しかるので、会社の代表の番号を案内した。
が、間違えて(間違うもなにもそういうときにどうしたらいいか、なにもバイトは聞かされていないので)新規入塾問合せのフリーダイアルを案内してしまった。
その後、コールセンターの部署から「迷惑だ。なにをしているんだ」と電話口で叱責を受けた。
だがよく聞くと、こちらがバイトだけで教室を1日開けてることも、そこになんのフォローもないことをコールセンターの部署はご存知でなかった。
あとで成城学園前(当事は今回の事件とは別)の教室長から、「そういうことがあったらうちの教室に電話を回してほしい」といまさらのように言われた。
人手不足を重く見た(ポーズをとった)栄光は、「社員が足らないならバイトを社員ぽく見せかければいいじゃない」と思ったか知らないが、
バイト講師に「チーフ教師」なる肩書(とカスみたいな役職手当)をつけて、社員が休みの日の責任をバイトになすりつけるシステムを開発した。
俺が栄光を辞めた後もこの路線は拡大され、個別の教室案内のwebページにチーフ教師が「社員です」みたいな感じで、写真付きで紹介されるようになった。
(ちなみに社員とバイトを写真で見分けるには、スーツに社章がついているかいないかだ。それを悟られないように社章を隠すような写真の教室は確信犯でやってると思う。)
ここまでならなんの問題もない。
だが一部に社内の身分的にチーフではないのに「チーフ教師」と書かれた、嘘っぱちの名刺を渡されて業務をするように命じられたバイトがいる。
俺は、広報活動のため来室した私立学校の先生たちにこのニセ名刺を渡し、保護者面談でも(たしか)渡したと思う。
渡された人たちがどう思ったか知らないが、栄光はなんの非もないバイトを通して取引先を、つまらない見栄のために騙し騙させた。
それに唯々諾々と従っていた俺にも非がある。
簡単に言うと、退職後にニセチーフとして働いたぶんの役職手当を全額栄光に請求した。
きちんとしたフォーマットの請求書を作成し、証拠のニセ名刺を本社の人事宛に送付した。
栄光の人事責任者(だったと思う)から連絡があり、本社で事情を聞きたいと言うので本社に出向いてやって、ありのままを話した。
そこで話をした人事担当者は、このニセ名刺作戦にどれくらい噛んでるのか、俺は知らなかったし知りたくもなく、相手も探られたくはないだろうと思って聞きはしなかった。
「送付した請求書は、高校の同級生の弁護士と相談したうえで、送付させてもらった(大嘘)」と言ったところ、それにビビったのか栄光は即座に和解を申し出た。
「ただ働き分の金は払うからニセ名刺一件は黙っていろ」と、和解とタダで口止めさせる、非常に虫のいい提案がなされた。
俺はひたむきな栄光の従業員たちに思いを馳せ、彼らの幸せ免じて、タダ働きされた分のお金で栄光とは手切れだってことにして、
いろいろと許せないことはあったが、寛大な心で(体面上)ことを荒立てずに和解に乗った。
俺は以前に、「これは間違いなく警察or訴訟沙汰だろうなぁ」と思っていた社内不祥事を、鋼の意志で示談もしくは泣き寝入りに持っていき、隠し通す栄光の体質を十分知っていた。
知っていたはずだが、栄光を1秒でも早く忘れたく、穏便にことを運ぶことを選んだ。
が、それはいま思えば、栄光の隠蔽体質の片棒を担ぐ最低の判断だった。
今回の過労死の件も社内では1年もあったにも関わらずたいして共有もされず(教室長たちを管理する役職にもついていたことがある、他県の教室長が「よく知らない」と仰天発言したのを、俺が昨日のうちに直接本人から電話で聞いたから確実である)、
労災認定のプレスリリースも、目の届きにくいところにひっそり佇んでいる。
ここまで読んでいただいた方は、「そんなにひどい栄光でなぜ社員たちは悪いことをしてでも栄光に忠誠を誓ってしまうのか」と疑問に思われるだろう。
栄光だけではない。このような悲しい過労死の事件が起こるたび、当事者でない我々は「どうしてそこまで」と思ってしまう。
最後に、栄光で働くことで、いかにそのような正常な感覚が失われるのかを書きたい。
まず、想像していただきやすいのが、(手垢のついた言葉で説明するなら)「やりがいの搾取」の構造だ。
「栄光は好きではないが、生徒のために頑張りたい」と口にする社員は、俺の周りでは少なくなかった。
生徒と接していると「生徒のために頑張りたい」という気持ちが湧くのはよくわかる。
ただ、冷酷なようだが彼らは「栄光で頑張ること」が生徒のためになる唯一の解決策だと視野狭窄に陥っていたと言わざるを得ない(俺もそうだった)
世の中に塾はたくさんなるのだし、生徒も、働く者も、何もこんな間違った環境にいる必要などどこにもないのだ。
それに気づかなくさせるくらい、生徒を指導して得られるやりがいというものは劇薬である。
だが栄光で得られる「やりがい」は「他人様の育てた大事なお子さんたちを、タダでダシにした」まがい物だ。
よその会社が必死に作り上げている「やりがい」が聞いて呆れるだろう。
ついで社員をダメにしてしまうのが、彼らの部下の「スーパースペックな塾講師」の存在だろう。
そこらの社員よりも高学歴で授業がうまく生徒からも人気があり頼んだ仕事を絶対に断らない人間が(大学生・既卒問わず)、少なからず栄光では働いている。
不遜を承知で言わせてもらうと、(もうここまで読んでわかると思うが)俺がそうだった。
前述した1人教室が潰れないのは、この有能なバイトがいるからだというのもある。
スーパーなバイトは、社員は「バイトがこんなに頑張っているんだから自分だって」と自分を鼓舞するのが人情ってものだ。
それにスーパーなバイトは腐っている栄光を完璧なように取り繕うことができる麻薬だ。
・入院手術で休まざるをえない社員の穴が、社員で埋まらないからスーパーバイトで代わりをさせる。
・夏期講習中休暇を社員に取らせるため、4日連続でバイトだけで教室を営業
・講習期間中にトラブルがあったら、スーパーバイトは休日でも、旅行にいくのをキャンセルにさせて働かせればOK
・突然来なくなったバイトの穴埋めができなくても、急遽電話をかけてスーパーバイトを呼び出せば解決
・教室長が壊れて(!)辞めた後始末をスーパーバイトに、最低時給以下の手当を握らせて、やらせる
使いようのいいバイトに甘えた環境が、腐りきった栄光の社風を作っていると俺は考える。
だがおわかりのように、甘えさせた俺も悪い。
バイトに泣きつけばどうにか持ちこたえてしまうなら、問題の根本的な解決は先送りされる。
先送りされたツケがどうなったかは、知っての通りだ。そしてこれで終わりではない。
「業界の他社も同じことをしている」
「働きすぎるのは自己責任だ」
この文章が印刷され、栄光の人間が読むことがあるかもしれない。
増田ってやつは普段読みもしなければ書いたこともない。読みづらいのは勘弁してくれ。
これは告発でもあるから後ろめたい気持ちがなくはないが、公表することが顧客と従業員ひいては公益にかなうと信じて疑わないので書いてしまう。
組織としての栄光以外(つまり落ち度のない個人)に迷惑がかからないように書くつもりだ。
昨日の晩、食後にNHKのニュースを見ていたら、「栄光の教室長が勤務中に過労死し、労災と認められた」とたまたま目に入った。
それだけなら(まあそういうことも、あの会社なら不思議ではないな)でスルーできたが、
亡くなられたのは俺が勤務していた教室の近隣教室(成城学園前)の室長だ、ということなので、さすがにスルーできなくなった。
スルーできないのは、過労死を出すような会社を批判したい正義感、とか個人の恨みで栄光憎しではない。
自分の中で罪悪感のようなものを抱えてどうしようもないからだ。「加害者ヅラ」させてほしい。
クソみたいな環境に甘んじていた俺は憎まれるべき悪人で、過労死が起こるような環境を作った責任は俺にもある。
ただ、これを読んでいる人は、栄光がどうなっちゃってんのかに興味あるのだろうし、そっちを先に読んで楽しくをモットーに書いておく。
俺は栄光ゼミナール(集団個別併設)栄光ビザビ(個別専門)両方での勤務経験が10年弱ある。
社員だったのではないが、栄光の数少ない美点である「社員も上の方の管理職も、バイトになれなれしい(が、風通しがいいというわけでもない)」と言う社風から、
管理職のそばにいるうちに、内部事情に精通して理解するようになったと思ってほしい。勝手なお願いだが信じてほしい。俺は悪人だが、嘘は書かない。
働いていた10年の間で、ずいぶんと正社員の人手が減らされていくのをこの目で見た。
まず栄光がどれほど顧客(まず未成年だ)と従業員(社員・バイト含め)をナメているか書いていく。
どれも昨今のナメた企業ではめずらしいものではないのかもだろうが、「これが上場企業の教育業でござい」と言われると、俺は後ろ暗い気持ちを抱かずにいられない。
こんな感じだろう。
では具体的なことを書いていこう。
栄光における過労の主要因は、社員1人で担当する生徒の人数が多すぎることだと俺は思う。
今回の事件について
まず、ソースはNHKのニュースによると、教室長過労死発生したビザビ成城学園校の生徒数は180人だそうだ。
これを社員(ようは学生バイトと事務パート以外)2人で担当していたそうだ。この生徒180人に社員2人という比率は、
栄光の近年の社内基準から言えば「ギリギリ生徒数が多すぎることはない」というスタンダードなものだろう。
後述する「1人教室」に2人目の社員が配置されるかどうかの基準が「在籍数100」とも言われていた。(つまり99人までは1人の社員で教室を運営させる)
だが(誰がどういった根拠で決めたのか不明な)社内基準でOKでも、単純計算で1人あたり90人の生徒、そしてそれとほぼ同数の保護者の対応を満足に行うのは無理だ。
多くの公教育で1クラス50人が限度なので、この50人というのは経験的に求められた「人間1人あたりが面倒を見れる最大人数」なのだろう。
が、在籍数を増やせ増やせ(退塾を減らせ減らせ)と詰められるので、それを粛々とこなす社員だらけだ。
仕事が多すぎることの問題に社内の誰も(社員もバイトも)手をつけずに、むしろ率先して長時間労働を維持する方向に行ってしまったことが、
今回のような取り返しのつかない結果を招いたと言える。
なぜこのような腐った風土なのかは文字数に余裕があれば後述する。
社員が常時2人以上いる教室はまだ生徒の安全面に影響が少ないからマシだ。おぞましいのは社員が1人または1.5人の教室だ。
生徒の在籍人数が100人以下の教室は、ここ10年で社員2人から社員1人に人手が半減された。社員が教室長1人だけの教室を、
そのままだが1人教室と呼んでいた。(1.5人教室は2人目の社員が他教室と掛け持ちである)
俺は「2人教室」→「1.5人教室」→「1人教室」と、なし崩し的に人手が減らされる現場にいたが、
社員の人手不足に対するフォロー(IT活用や勤務時間の融通など)は皆無であり、
学生バイトや事務パートの採用拡大の権限も教室長にはなかった。
もうおかしいのがわかるだろう。
週休2日を維持しようと思えば週1日は「教室に社員が一人もいない日」を設定しなければならない。
つまり、「社員が休むあいだ、バイトが教室の全責任を負って教室を開ける日」を設けるのだ。
あなたは「何かあったら誰も責任の取れない(何かあってもなんの権限も責任もない大学生が矢面に立たされる)の日が毎週ある教室」にお子さんを通わせたいと思うだろうか?
もしあなたがバイトだったら、なんの見返りもなく教室の有事(生徒が怪我をしたら?災害が起こったら?)の責任を負わされるかもしれない立場に立ちたいだろうか?
栄光曰く「この状態はコンプライアンスに抵触しない」ようだ。生徒と従業員の安全をなんだと思っているんだろうかね。
幸いにも生徒に危害の及ぶ大事件は俺の教室では起こらなかったが、栄光と(おもにオーバーワークで壊され)モメた末に、見せしめ同然に辞めさせられていった元社員が教室に討ち入りにくるんじゃないかとヒヤヒヤしながら、そんなことはおくびにも出さずに社員のいない教室を毎週開けて、俺は生徒に笑顔で(警備会社の通報ペンダントだろうと思われた物体を自ら首からさげ)授業していた。受付も電話番もいない教室にフラッと不審者が来て、生徒にいきなりガソリンでもかけられたらジ・エンドである。
だが、こんなことがバイトだけで開けてる日にあった。保護者からの電話がかかってきてがバイトでは返答しかるので、会社の代表の番号を案内した。
が、間違えて(間違うもなにもそういうときにどうしたらいいか、なにもバイトは聞かされていないので)新規入塾問合せのフリーダイアルを案内してしまった。
その後、コールセンターの部署から「迷惑だ。なにをしているんだ」と電話口で叱責を受けた。
だがよく聞くと、こちらがバイトだけで教室を1日開けてることも、そこになんのフォローもないことをコールセンターの部署はご存知でなかった。
あとで成城学園前(当事は今回の事件とは別)の教室長から、「そういうことがあったらうちの教室に電話を回してほしい」といまさらのように言われた。
人手不足を重く見た(ポーズをとった)栄光は、「社員が足らないならバイトを社員ぽく見せかければいいじゃない」と思ったか知らないが、
バイト講師に「チーフ教師」なる肩書(とカスみたいな役職手当)をつけて、社員が休みの日の責任をバイトになすりつけるシステムを開発した。
俺が栄光を辞めた後もこの路線は拡大され、個別の教室案内のwebページにチーフ教師が「社員です」みたいな感じで、写真付きで紹介されるようになった。
(ちなみに社員とバイトを写真で見分けるには、スーツに社章がついているかいないかだ。それを悟られないように社章を隠すような写真の教室は確信犯でやってると思う。)
ここまでならなんの問題もない。
だが一部に社内の身分的にチーフではないのに「チーフ教師」と書かれた、嘘っぱちの名刺を渡されて業務をするように命じられたバイトがいる。
俺は、広報活動のため来室した私立学校の先生たちにこのニセ名刺を渡し、保護者面談でも(たしか)渡したと思う。
渡された人たちがどう思ったか知らないが、栄光はなんの非もないバイトを通して取引先を、つまらない見栄のために騙し騙させた。
それに唯々諾々と従っていた俺にも非がある。
簡単に言うと、退職後にニセチーフとして働いたぶんの役職手当を全額栄光に請求した。
きちんとしたフォーマットの請求書を作成し、証拠のニセ名刺を本社の人事宛に送付した。
栄光の人事責任者(だったと思う)から連絡があり、本社で事情を聞きたいと言うので本社に出向いてやって、ありのままを話した。
そこで話をした人事担当者は、このニセ名刺作戦にどれくらい噛んでるのか、俺は知らなかったし知りたくもなく、相手も探られたくはないだろうと思って聞きはしなかった。
「送付した請求書は、高校の同級生の弁護士と相談したうえで、送付させてもらった(大嘘)」と言ったところ、それにビビったのか栄光は即座に和解を申し出た。
「ただ働き分の金は払うからニセ名刺一件は黙っていろ」と、和解とタダで口止めさせる、非常に虫のいい提案がなされた。
俺はひたむきな栄光の従業員たちに思いを馳せ、彼らの幸せ免じて、タダ働きされた分のお金で栄光とは手切れだってことにして、
いろいろと許せないことはあったが、寛大な心で(体面上)ことを荒立てずに和解に乗った。
俺は以前に、「これは間違いなく警察or訴訟沙汰だろうなぁ」と思っていた社内不祥事を、鋼の意志で示談もしくは泣き寝入りに持っていき、隠し通す栄光の体質を十分知っていた。
知っていたはずだが、栄光を1秒でも早く忘れたく、穏便にことを運ぶことを選んだ。
が、それはいま思えば、栄光の隠蔽体質の片棒を担ぐ最低の判断だった。
今回の過労死の件も社内では1年もあったにも関わらずたいして共有もされず(教室長たちを管理する役職にもついていたことがある、他県の教室長が「よく知らない」と仰天発言したのを、俺が昨日のうちに直接本人から電話で聞いたから確実である)、
労災認定のプレスリリースも、目の届きにくいところにひっそり佇んでいる。
ここまで読んでいただいた方は、「そんなにひどい栄光でなぜ社員たちは悪いことをしてでも栄光に忠誠を誓ってしまうのか」と疑問に思われるだろう。
栄光だけではない。このような悲しい過労死の事件が起こるたび、当事者でない我々は「どうしてそこまで」と思ってしまう。
最後に、栄光で働くことで、いかにそのような正常な感覚が失われるのかを書きたい。
まず、想像していただきやすいのが、(手垢のついた言葉で説明するなら)「やりがいの搾取」の構造だ。
「栄光は好きではないが、生徒のために頑張りたい」と口にする社員は、俺の周りでは少なくなかった。
生徒と接していると「生徒のために頑張りたい」という気持ちが湧くのはよくわかる。
ただ、冷酷なようだが彼らは「栄光で頑張ること」が生徒のためになる唯一の解決策だと視野狭窄に陥っていたと言わざるを得ない(俺もそうだった)
世の中に塾はたくさんなるのだし、生徒も、働く者も、何もこんな間違った環境にいる必要などどこにもないのだ。
それに気づかなくさせるくらい、生徒を指導して得られるやりがいというものは劇薬である。
だが栄光で得られる「やりがい」は「他人様の育てた大事なお子さんたちをタダでダシにした」まがい物だ。
よその会社が必死に作り上げている「やりがい」が聞いて呆れるだろう。
ついで社員を駆り立ててしまうのが、彼らの部下の「スーパースペックな塾講師」の存在だろう。
そこらの社員よりも高学歴で授業がうまく生徒からも人気があり頼んだ仕事を絶対に断らない人間が(大学生・既卒問わず)、少なからず栄光では働いている。
不遜を承知で言わせてもらうと、(もうここまで読んでわかると思うが)俺がそうだった。
前述した1人教室が潰れないのは、この有能なバイトがいるからだというのもある。
スーパーなバイトは、腐っている栄光を完璧なように取り繕うことができる麻薬だ。
・入院手術で休まざるをえない社員の穴が、社員で埋まらないからスーパーバイトで代わりをさせる。
・夏期講習中休暇を社員に取らせるため、4日連続でバイトだけで教室を営業
・講習期間中にトラブルがあったら、スーパーバイトは休日でも、旅行にいくのをキャンセルにさせて働かせればOK
・突然来なくなったバイトの穴埋めができなくても、急遽電話をかけてスーパーバイトを呼び出せば解決
・教室長が壊れて(!)辞めた後始末をスーパーバイトに、最低時給以下の手当を握らせて、やらせる
彼らスーパー塾講師に甘えた環境が、腐りきった栄光の社風を作っていると俺は考える。
だがおわかりのように、甘えさせた俺も悪い。
バイトに泣きつけばどうにか持ちこたえてしまうなら、問題の根本的な解決は先送りされる。
先送りされたツケがどうなったかは、知っての通りだ。そしてこれで終わりではない。
栄光スタンダードとはこういうものだ、業界の他社も同じことをしている、働きすぎるのは自己責任だ、など甘えきった言い訳から絶対に手を離しはしないだろう。
この文章が印刷され、栄光の人間が読むことがあるかもしれない。
増田ってやつは普段読みもしなければ書いたこともない。読みづらいのは勘弁してくれ。
これは告発でもあるから後ろめたい気持ちがなくはないが、公表することが顧客と従業員ひいては公益にかなうと信じて疑わないので書いてしまう。
組織としての栄光以外(つまり落ち度のない個人)に迷惑がかからないように書くつもりだ。
昨日の晩、食後にNHKのニュースを見ていたら、「栄光の教室長が勤務中に過労死し、労災と認められた」とたまたま目に入った。
それだけなら(まあそういうことも、あの会社なら不思議ではないな)でスルーできたが、
亡くなられたのは俺が勤務していた教室の近隣教室(成城学園前)の室長だ、ということなので、さすがにスルーできなくなった。
スルーできないのは、過労死を出すような会社を批判したい正義感、とか個人の恨みで栄光憎しではない。
自分の中で罪悪感のようなものを抱えてどうしようもないからだ。「加害者ヅラ」させてほしい。
クソみたいな環境に甘んじていた俺は憎まれるべき悪人で、過労死が起こるような環境を作った責任は俺にもある。
ただ、これを読んでいる人は、栄光がどうなっちゃってんのかに興味あるのだろうし、そっちを先に読んで楽しくをモットーに書いておく。
俺は栄光ゼミナール(集団個別併設)栄光ビザビ(個別専門)両方での勤務経験が10年弱ある。
社員だったのではないが、栄光の数少ない美点である「社員も上の方の管理職も、バイトになれなれしい(が、風通しがいいというわけでもない)」と言う社風から、
管理職のそばにいるうちに、内部事情に精通して理解するようになったと思ってほしい。勝手なお願いだが信じてほしい。俺は悪人だが、嘘は書かない。
働いていた10年の間で、ずいぶんと正社員の人手が減らされていくのをこの目で見た。
まず栄光がどれほど顧客(まず未成年だ)と従業員(社員・バイト含め)をナメているか書いていく。
どれも昨今のナメた企業ではめずらしいものではないのかもだろうが、「これが上場企業(現在は上場廃止。指摘感謝)の教育業でござい」と言われると、俺は後ろ暗い気持ちを抱かずにいられない。
こんな感じだろう。
では具体的なことを書いていこう。
栄光における過労の主要因は、社員1人で担当する生徒の人数が多すぎることだと俺は思う。
今回の事件について
まず、ソースはNHKのニュースによると、教室長過労死発生したビザビ成城学園校の生徒数は180人だそうだ。
これを社員(ようは学生バイトと事務パート以外)2人で担当していたそうだ。この生徒180人に社員2人という比率は、
栄光の近年の社内基準から言えば「ギリギリ生徒数が多すぎることはない」というスタンダードなものだろう。
後述する「1人教室」に2人目の社員が配置されるかどうかの基準が「在籍数100」とも言われていた。(つまり99人までは1人の社員で教室を運営させる)
だが(誰がどういった根拠で決めたのか不明な)社内基準でOKでも、単純計算で1人あたり90人の生徒、そしてそれとほぼ同数の保護者の対応を満足に行うのは無理だ。
多くの公教育で1クラス50人が限度なので、この50人というのは経験的に求められた「人間1人あたりが面倒を見れる最大人数」なのだろう。
が、在籍数を増やせ増やせ(退塾を減らせ減らせ)と詰められるので、それを粛々とこなす社員だらけだ。
仕事が多すぎることの問題に社内の誰も手をつけずに、むしろ率先して長時間労働を維持する方向に行ってしまったのが、今回のような取り返しのつかない結果を招いたと言える。
なぜこのような腐った風土なのかは文字数に余裕があれば後述する。
社員が常時2人以上いる教室はまだ生徒の安全面に影響が少ないからマシだ。おぞましいのは社員が1人または1.5人の教室だ。
生徒の在籍人数が100人以下の教室は、ここ10年で社員2人から社員1人に人手が半減された。社員が教室長1人だけの教室を、
そのままだが1人教室と呼んでいた。(1.5人教室は2人目の社員が他教室と掛け持ちである)
俺は「2人教室」→「1.5人教室」→「1人教室」と、なし崩し的に人手が減らされる現場にいたが、
社員の人手不足に対するフォロー(IT活用や勤務時間の融通など)は皆無であり、
学生バイトや事務パートの採用拡大の権限も教室長にはなかった。
もうおかしいのがわかるだろう。
週休2日を維持しようと思えば週1日は「教室に社員が一人もいない日」を設定しなければならない。
つまり、「社員が休むあいだ、バイトが教室の全責任を負って教室を開ける日」を設けるのだ。
あなたは「何かあったら誰も責任の取れない(何かあってもなんの権限も責任もない大学生が矢面に立たされる)の日が毎週ある教室」にお子さんを通わせたいと思うだろうか?
もしあなたがバイトだったら、なんの見返りもなく教室の有事(生徒が怪我をしたら?災害が起こったら?)の責任を負わされるかもしれない立場に立ちたいだろうか?
栄光曰く「この状態はコンプライアンスに抵触しない」ようだ。生徒と従業員の安全をなんだと思っているんだろうかね。
幸いにも生徒に危害の及ぶ大事件は俺の教室では起こらなかったが、栄光と(おもにオーバーワークで壊され)モメた末に、見せしめ同然に辞めさせられていった元社員が教室に討ち入りにくるんじゃないかとヒヤヒヤしながら、そんなことはおくびにも出さずに社員のいない教室を毎週開けて、俺は生徒に笑顔で(警備会社の通報ペンダントだろうと思われた物体を自ら首からさげ)授業していた。受付も電話番もいない教室にフラッと不審者が来て、生徒にいきなりガソリンでもかけられたらジ・エンドである。
だが、こんなことがバイトだけで開けてる日にあった。保護者からの電話がかかってきてがバイトでは返答しかるので、会社の代表の番号を案内した。
が、間違えて(間違うもなにもそういうときにどうしたらいいか、なにもバイトは聞かされていないので)新規入塾問合せのフリーダイアルを案内してしまった。
その後、コールセンターの部署から「迷惑だ。なにをしているんだ」と電話口で叱責を受けた。
だがよく聞くと、こちらがバイトだけで教室を1日開けてることも、そこになんのフォローもないことをコールセンターの部署はご存知でなかった。
あとで成城学園前(当事は今回の事件とは別)の教室長から、「そういうことがあったらうちの教室に電話を回してほしい」といまさらのように言われた。
人手不足を重く見た(ポーズをとった)栄光は、「社員が足らないならバイトを社員ぽく見せかければいいじゃない」と思ったか知らないが、
バイト講師に「チーフ教師」なる肩書(とカスみたいな役職手当)をつけて、社員が休みの日の責任をバイトになすりつけるシステムを開発した。
俺が栄光を辞めた後もこの路線は拡大され、個別の教室案内のwebページにチーフ教師が「社員です」みたいな感じで、写真付きで紹介されるようになった。
(ちなみに社員とバイトを写真で見分けるには、スーツに社章がついているかいないかだ。それを悟られないように社章を隠すような写真の教室は確信犯でやってると思う。)
ここまでならなんの問題もない。
だが一部に社内の身分的にチーフではないのに「チーフ教師」と書かれた、嘘っぱちの名刺を渡されて業務をするように命じられたバイトがいる。
俺は、広報活動のため来室した私立学校の先生たちにこのニセ名刺を渡し、保護者面談でも(たしか)渡したと思う。
渡された人たちがどう思ったか知らないが、栄光はなんの非もないバイトを通して取引先を、つまらない見栄のために騙し騙させた。
それに唯々諾々と従っていた俺にも非がある。
簡単に言うと、退職後にニセチーフとして働いたぶんの役職手当を全額栄光に請求した。
きちんとしたフォーマットの請求書を作成し、証拠のニセ名刺を本社の人事宛に送付した。
栄光の人事責任者(だったと思う)から連絡があり、本社で事情を聞きたいと言うので本社に出向いてやって、ありのままを話した。
そこで話をした人事担当者は、このニセ名刺作戦にどれくらい噛んでるのか、俺は知らなかったし知りたくもなく、相手も探られたくはないだろうと思って聞きはしなかった。
「送付した請求書は、高校の同級生の弁護士と相談したうえで、送付させてもらった(大嘘)」と言ったところ、それにビビったのか栄光は即座に和解を申し出た。
「ただ働き分の金は払うからニセ名刺一件は黙っていろ」と、和解とタダで口止めさせる、非常に虫のいい提案がなされた。
俺はひたむきな栄光の従業員たちに思いを馳せ、彼らの幸せ免じて、タダ働きされた分のお金で栄光とは手切れだってことにして、
いろいろと許せないことはあったが、寛大な心で(体面上)ことを荒立てずに和解に乗った。
俺は以前に、「これは間違いなく警察or訴訟沙汰だろうなぁ」と思っていた社内不祥事を、鋼の意志で示談もしくは泣き寝入りに持っていき、隠し通す栄光の体質を十分知っていた。
知っていたはずだが、栄光を1秒でも早く忘れたく、穏便にことを運ぶことを選んだ。
が、それはいま思えば、栄光の隠蔽体質の片棒を担ぐ最低の判断だった。
今回の過労死の件も社内では1年もあったにも関わらずたいして共有もされず(教室長たちを管理する役職にもついていたことがある、他県の教室長が「よく知らない」と仰天発言したのを、俺が昨日のうちに直接本人から電話で聞いたから確実である)、
労災認定のプレスリリースも、目の届きにくいところにひっそり佇んでいる。
ここまで読んでいただいた方は、「そんなにひどい栄光でなぜ社員たちは悪いことをしてでも栄光に忠誠を誓ってしまうのか」と疑問に思われるだろう。
栄光だけではない。このような悲しい過労死の事件が起こるたび、当事者でない我々は「どうしてそこまで」と思ってしまう。
最後に、栄光で働くことで、いかにそのような正常な感覚が失われるのかを書きたい。
まず、想像していただきやすいのが、(手垢のついた言葉で説明するなら)「やりがいの搾取」の構造だ。
「栄光は好きではないが、生徒のために頑張りたい」と口にする社員は、俺の周りでは少なくなかった。
生徒と接していると「生徒のために頑張りたい」という気持ちが湧くのはよくわかる。
ただ、冷酷なようだが彼らは「栄光で頑張ること」が生徒のためになる唯一の解決策だと視野狭窄に陥っていたと言わざるを得ない(俺もそうだった)
世の中に塾はたくさんなるのだし、生徒も、働く者も、何もこんな間違った環境にいる必要などどこにもないのだ。
それに気づかなくさせるくらい、生徒を指導して得られるやりがいというものは劇薬である。
だが栄光で得られる「やりがい」は「他人様の育てた大事なお子さんたちをタダでダシにした」まがい物だ。
よその会社が必死に作り上げている「やりがい」が聞いて呆れるだろう。
ついで社員を駆り立ててしまうのが、彼らの部下の「スーパースペックな塾講師」の存在だろう。
そこらの社員よりも高学歴で授業がうまく生徒からも人気があり頼んだ仕事を絶対に断らない人間が(大学生・既卒問わず)、少なからず栄光では働いている。
不遜を承知で言わせてもらうと、(もうここまで読んでわかると思うが)俺がそうだった。
前述した1人教室が潰れないのは、この有能なバイトがいるからだというのもある。
スーパーなバイトは、腐っている栄光を完璧なように取り繕うことができる麻薬だ。
・入院手術で休まざるをえない社員の穴が、社員で埋まらないからスーパーバイトで代わりをさせる。
・夏期講習中休暇を社員に取らせるため、4日連続でバイトだけで教室を営業
・講習期間中にトラブルがあったら、スーパーバイトは休日でも、旅行にいくのをキャンセルにさせて働かせればOK
・突然来なくなったバイトの穴埋めができなくても、急遽電話をかけてスーパーバイトを呼び出せば解決
・教室長が壊れて(!)辞めた後始末をスーパーバイトに、最低時給以下の手当を握らせて、やらせる
彼らスーパー塾講師に甘えた環境が、腐りきった栄光の社風を作っていると俺は考える。
だがおわかりのように、甘えさせた俺も悪い。
バイトに泣きつけばどうにか持ちこたえてしまうなら、問題の根本的な解決は先送りされる。
先送りされたツケがどうなったかは、知っての通りだ。そしてこれで終わりではない。
栄光スタンダードとはこういうものだ、業界の他社も同じことをしている、働きすぎるのは自己責任だ、など甘えきった言い訳から絶対に手を離しはしないだろう。
この文章が印刷され、栄光の人間が読むことがあるかもしれない。
どうも僕です。お風呂にタマゴお姉様と一緒に入ってお湯の1/3が一瞬で無くなったのを見たり両足肉離れしたりとなかなか貴重な経験をした僕です。
なんか僕の家からちょっと離れた土地で竣工待ったなしの建築現場が黒く燃え盛っているそうで。唐木田は燃えているか。
そうそう、建築といえば…僕ね、昔、日雇い労働したことあるんだ。
これも相当な経験だったので、書いてみたいと思いまする。長いけど。
あれは37万…もうこれはよそう。
僕がWEBクリエイターという「このままホームドアを乗り越えたら誰かこの案件仕上げてくれるよな…」と思ったぐらい忙しかった地獄から足を洗った、その3ヶ月後のこと。
最初のうちは辞める数ヶ月前からハードラック(精神系疾患)とダンス(3つ同時併発)っちまったのが災いし、家どころか部屋からも出られないような有様だったのだが、それでも退職してから1週間、1ヶ月と経過すると次第に、街に出たくなってきた。ちょうど屋敷に住むお嬢様がこっそりと街に繰り出す…そんな感じの冒険心がムクムクと立ち上がって来たのだ。
とはいえ、平日の真っ昼間にいい歳こいた白髪交じりのオッサンがですよ、まだハードラック(頭の中の妖精さん)とダンスしてる最中に、どこ見てんだかも分からないような目線で駅のベンチとかにいたら、そらもう通報待ったなしです。
それなら何かこう、身体を動かして、ついでで金貰うって感じで行こう。作業中に妖精さんが話しかけて来て、僕がブツクサ言っても何ら問題ないでしょ。
そう思いながら、地域バイトの情報誌をぼんやりと見ていたら「日給1万2000円!」「勤務時間外に残業代出ます!」「早く終わったらプライベートも充実!日給保証!」という求人を見かけたのだ。
ちなみに、僕のWEBクリエイターだった頃の日給は1万円ちょっと。残業代が出るってことは僕が血走った目でカタカタとキーボードを叩くその間にちょっとしんどい思いをすればもう月給を超えてしまう計算になる。
事務所住所を見たら、武蔵小杉という、僕の家から電車で10分程のところに事務所があるらしい。
事務所にノンアポで行き、履歴書のようなものを書いたら「書類確認しました。何も問題ありませんね。じゃあ、今日から宜しくお願いします!」…採用決定。マジかよ。トントンすぎねぇか。
それから3日後、電話が鳴り、紹介できそうな案件がありますがどうですか、というオファーが来た。
クリエイター時代にも何回かこういう電話があったが、スピード感がまるで違う。
まぁクリエイター時代に比べたら背景とか何も考えることもない。断る理由も特になかったので案内図等々をFAXしてもらい、いざ当日。
勤務先場所は神奈川県横浜市神奈川区。京急本線の花月園前駅から徒歩5分くらいのところにあるマンション。
なんでも「業者が置いていったゴミをトラックに載せてほしい」という依頼らしい。「おそらく昼前に終わりますよ!良かったですね!」って言われたので、もう既に横浜のと○のあ○で薄い本を買う算段をつけていた。
当日朝8時から勤務開始。朝礼とか準備運動とか一切なく、いきなり「あそこのブルーシートからここのブルーシートまでのガラ(産業廃棄物)をあのトラックにバーンと乗っけて」とだけ依頼業者から言われ、作業開始。
ゴミって40Lのゴミ袋とか、そういうレベルじゃねぇのか!?何か嫌な予感がする。
ちなみにゴミのサイズは、3.11や先の集中豪雨で出たガラを3人がかりで運び出している画を想像してほしい。
あれをたった一人の2本の腕で運べというのである。そりゃあもうテコでも何でも使わないと日が暮れる。話違くねぇか。
○らのあ○が遠のく。オカズが遠のく。そんなことを思い、二次元嫁のことを思いながら無心に運ぶこと3時間30分。
午前11時30分。最後のガラを載せ、トラックは走り去って行った。
つまり、今回のミッションは遂行できたということに他ならない。
後は作業証明書にサインかハンコをついてもらい、電話一本入れたら横浜直行だ!
なんてことを思っていたら、依頼業者が「それならアレもやってもらおうかな」と言い始めた。
程なくして渡された雑巾と割り箸が入ったバケツ。なんだ、芸でもしろってか?
「悪いんだけど、マンションの格子の間に溜まった泥を全部水で流してほしいんだ。ザーッとでいいからさ。」
…契約外だ契約外、ザッケンナコラーと思いつつ、とりあえず「今日の作業内容以外の作業になると思うので、事務所に確認してもいいですか」と伝え、事務所に電話。
「いいですよ、やっちゃってください!」
お前は矢沢のアニキか。
茶番を経て、第二ラウンドが始まった。
「ま、まだここからなら昼飯食ってからでも十分出来るさ!」…冒険心なんてどこかへ飛び、ハードラックが狂乱し始めていたがそれでも作業箇所は多い。
そもそもペンキや泥なんてついたら水ごときでそうそう取れるもんじゃない。養生シートを貼ってそこから作業なのになんであんたらそれやってねぇんだよ。
今度は怒りに似た感情が沸いてきた。
昼飯もすっ飛ばし、13時50分。
たった一人で5フロア、60枚近い窓のスキマに詰まった泥を流し終わったのだ。
これで帰れるよね?俺は東京に帰れるよね?
作業内容を書き足し、千切った作業証明書を握りしめながら必死の形相で「お願いします!」と言い、業者に作業証明書を渡した(本日二回目)。
すると、業者の若い兄やんがおもむろに軍手を脱いだかと思ったら、手でスーッと窓をなぞり、
「まだ汚いですね」
お前は舅(しゅうと)か。なんだその「まだ契約時間内だから使い倒せるだけ使い倒そう」って言う露骨な姿勢は。
この頃には汗がすっかり引いて、歯がガチガチと鳴り出し、止まらない。明らかな低体温症になっていた。
それでもまだサボっていたかったらしく、「後もうちょっとだけお願いします」というありがたーい一言と共に、業者はあったかーい自分たちの車へ引っ込んだ。
なんとパトロールと称し、事務所のトップとNo.2がわざわざ僕の震える様を見に来たのだ。
アイフルのCMに出てくる子犬のように小刻みに震え、死を予感できるぐらいの声量で「これって契約外ですよね?」と訴える僕。
トップは「これは正月とかに家族の大掃除とかでやるやつだなぁ」と言いながら苦笑い。No.2は元々そういう業者なのを知っていたのか、無表情のままである。
彼らは何か手伝うわけでもなく、何かを業者に伝えるわけでもなく、数枚写真を取って、車で去っていった。
そして結局、夕方18時頃、暗くなってきて住民も一定数帰ってきたことから「まぁ仕方ない。後は明日以降やるんでいいですよ」といってタイムアップとなった。
何が昼前だ。何がやっちゃってくださいだ。
「嫁とかもう…ええわ…お前らのせいでもうグチャグチャや…」
そんなことを思いつつ、花月園前駅まで歩き、電車3本を乗り継ぎ、どうにか地元まで戻ったのである。
もう完全に「街に出たら悪者に拉致されて肉○器にされるお姫様」になっているじゃないか。
シンデレラよりひでぇや。
そして次の日、寒気が止まらないので体温計を脇に挟んだら39度8分出ました。
法定労働時間を超えて労働させる場合と休日に労働させる場合は、労使協定の締結届け出が必要で割増賃金支払い義務があるが、高度プロフェッショナル制度で適用除外される。
深夜労働の割増賃金支払い義務も適用除外。残業代ゼロで深夜も働かせる事が出来る。
休憩時間は労働時間が6時間超の場合は45分、8時間超の場合は1時間だが適用除外になり休憩を与えなくても合法。
雇用側に労働時間把握義務が無くなるので、過労死しても労災認定はほぼ無理になる。
経団連は年収400万ラインまで下げるのを希望していて、塩崎厚生労働大臣も小さく生んで大きく育てる、残業代ゼロ法案はぐっと我慢して頂いてですね、まあとりあえず通すと発言していて、派遣の時のように日本人の多くに適用する気満々だ。
この法案で過労死少子化がさらに深刻になるのは間違いないのだが、ネットを見たら反対している野党議員に食って掛かったり勝利と大喜びしてたりでわけが分からず恐ろしい。
日曜日の朝日新聞の朝刊一面トップ、裁量労働制、野村不動産の裁量労働制、まさに昨年末に発表された、問題となった違法適用、この対象になっていた労働者の方、五十代の男性社員、二〇一六年九月に過労自殺をしておられた。昨年、御家族が労災申請をされて、まさに特別指導の結果を公表された十二月二十六日、その日に労災認定が出ていたということです。総理、この事実は御存じでしたね。
まずですね、ちょっと厚労大臣から答弁、この件については政府の対応について答弁させていただいた後に私から答弁させていただきたいと思います。(逃げようとする)
「これは、特別指導についてですか。特別指導について報告を受けたということですか。」
速記止まる
「特別指導については報告を受けておりましたが、今の御指摘については報告は受けておりません。」
「安倍総理は報告を受けていなかったと。加藤厚労大臣はもちろん知っておられたんでしょうね。」
「それぞれ労災で亡くなった方の状況について逐一私のところに報告が上がってくるわけではございませんので、一つ一つについてそのタイミングで知っていたのかと言われれば、承知をしておりません。」
石橋(午後
午前中に、野村不動産の過労死事案について総理も大臣も知らなかったと。これ、大臣、知らなかったで、さらっとでいいんですか。大臣にこのことが昨年十二月二十六日の段階で報告として上がっていなかったことについて、大臣、これ大問題だと思われませんか。
先ほど申し上げましたように、過労死等について、年間百を、二百を超えるものがあるわけでありますけれど、いや、トータル、足すとですね、それについて一つ一つ事案が上がってきているわけではないということでございます。
これ、大臣、野村不動産の件は特別指導に入っているんですよ。じゃ、特別指導のきっかけは何だったんですか、大臣。
それぞれの事案、どういうきっかけで監督指導、これは特別監督指導ですが、しているということについてはコメントを差し控えさせていただきたいと思いますが、一般論として申し上げれば、様々な情報、あるいは労災についても過労死等のことが懸念、懸念されるというか、過労死等につながっている、こういったことについては、それも一つのきっかけとして監督指導が一般的には行われていると、こういうように承知をしています。
略)繰り返し国会で質問されて、で、好事例のように答弁をされて、その中で事務方から、いや、実は過労死の労災申請があったんです、認定が下りていたんです、これが野村不動産の裁量労働制の適用労働者だったんです。そのことを報告受けていなかった。じゃ、国会答弁何だったんですか。好事例として使っていた、でも実は裁量労働制の過労死事案だったじゃないですか。これは問題だと思わないんですか、大臣。
いや、好事例というよりも、そういった形で監督指導に入っていますということを申し上げたのであって、実際問題として、野村不動産において本来適用されるべきでないそうした業種というんでしょうかね、もこの企画裁量型の対象にしていたと、こういう問題があって、それに対してこういう監督指導を行って、そして今、是正に向けて努力をしていると、こういうことを申し上げたわけでございます。
これ、大臣、隠蔽したんじゃないかという疑いすらあります。何のきっかけで特別指導に入ったのか。恐らくは、昨年、労災の申請が出て、調査に入ってみたら過労死、これ裁量労働制の適用労働者だった。それがきっかけとなって特別指導に入ったんじゃないですか。にもかかわらず、過労死が実際に発生していたことを隠されていたのではないかという疑いすら持たれています。この方、最長で月百八十時間の残業時間だったそうです。裁量労働制の適用対象者です。百八十時間ですよ、これどうされますか。これ、まさにこの事例は、大臣、残念ながら現行の制度、労基署、届出があったときのチェック、それからその後の様々な報告事案、それではこの問題が発覚しなかった、つまり現行制度に問題があることの証左じゃないですか。
まず、隠蔽ということで申し上げれば、特段隠蔽しているわけではなく、そして今申し上げたように、個々の特別指導等あるいは監督指導等、どういうきっかけで入ったか、これについては具体的にはコメントを差し控える。しかし一方で、監督指導のきっかけとしては、先ほど申し上げたように、様々な情報や、あるいはそうした労災認定、特に過労死につながる、こういったものを端緒として、これは実際やっているということはこれまでも度々答弁をさせていただいているところでございます。その上で、そうした事案があると。今回、個別についてはコメントは控えたいと思いますけれども、しかし、そうした事案があるということは我々十分認識をさせていただいているところでありまして、必要な監督指導を、これまでもそうでありますし、今後ともしっかりと取り組んでいきたいと思っております。
もう財務省の改竄問題をぼやけさせるために、不祥事連発してるのかってレベルにこの国のガバナンスはぶっ壊れているような感じな今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
その中で野村不動産の「特別指導」問題は、わかりやすさに欠けるためか、ちょっと注目されていないので、明日の厚生労働委員会の集中審議に先立ち、野村不動産への「特別指導」問題をまとめておこうと思いましたまる。
2016年 9月 野村不動産で企画業務型裁量労働制を違法適用されていた社員が自殺
2017年 9月 労政審が政府が諮問した働き方改革関連法案に関し概ね妥当の答申
2017年 11月17日 実施時期(黒塗りのため詳細不明)を含めて、加藤勝信厚生労働大臣に、勝田智明東京労働局局長が社長に適正化を指導し、公表することを報告
2017年 11月22日 野村不動産の企画業務型裁量労働制の実態について、東京労働局長が加藤大臣に報告
2017年 12月1日 東京労働局長が定例記者会見で、12月26日にプレゼントがあるから是非来て欲しいとアナウンス
2017年 12月22日 東京労働局長による特別指導の内容、12月26日の定例会見で公表することを加藤大臣に報告
2017年 12月25日 野村不動産が東京労働局長から「特別指導」、東京本社、関西支社など全国4拠点に是正勧告
2017年 12月26日 東京労働局勝田局長の記者会見で、野村不動産に特別指導をしたことを公表。是正勧告をしたことについても野村不動産が公表していることから、認める発言
同日夕刊から翌日朝刊にかけて、各紙が、特別指導、「是正勧告」について報道
安倍総理大臣に特別指導を行ったことを報告したとされる(資料が出ていないため詳細は不明)
2018年 1月29日 大西健介議員からの野村不動産が裁量労働制の違法適用をしていたことから、新しく拡大する課題解決型開発提案業務に対する裁量労働制にも違法な適用が起こるのではないかとの質問に対し、加藤大臣が、「野村不動産においては企画業務型裁量労働制の対象とされた労働者の大半において同制度の対象業務に該当しないということで」特別指導を行ったと答弁。安倍総理も、野村不動産は、法の趣旨を逸脱していたが、それに対しては特別指導を行った、と答弁
2018年 3月4日 朝日新聞が、野村不動産で過労死自殺があり、前年12月26日に労災認定されていたことを報道
2018年 3月5日 石橋通宏議員からの、過労死について、安倍総理、加藤大臣が把握していたかという質問に対し、二人とも知らなかったと答弁
2018年 3月30日 東京労働局局長が、特別指導をした理由、経緯について説明を求めるマスコミに対し、回答を拒否し続けた上、「なんならみなんさんのところ行って是正勧告してあげてもいいんだけど」と発言
2018年 4月3日 野党ヒアリングに対し、特別指導の法的根拠はないと回答。勝田局長は、野村不動産への是正勧告をしたことをは公表していないと、野党議員に対して説明
2018年 4月4日 集中審議の中で、加藤厚生労働大臣が、重ねて「記者会見の中で是正勧告を労働局として認めた発言はなかったと認識している」と答弁
同日夕刻、記者会見の音源文字起こし(新聞社も所持)が厚生労働委員会理事会に提出。是正勧告について、12月26日に、「野村不動産が26日にホームページで公表しているのだから、25日までにはとは言える」との趣旨の発言が確認される。3月30日にも、マスコミから確認され、認める発言
・個別の過労死について、大臣に報告が上がることはないため、加藤厚生労働大臣、安倍晋三総理、ともに、過労死自殺については知らなかった。
・特別指導の法的根拠は厚生労働省の設置法第4条第1項41号「労働契約、賃金の支払、最低賃金、労働時間、休息、災害補償その他の労働条件に関すること」
・野村不動産への特別指導を行った理由は、同社の裁量労働制運用が、法の趣旨を逸脱し、社会全体の遵法状況にとって問題があるため
・特別指導を決定したのは勝田局長であって、決定時期は実施の一週間前。
・12月26日のプレゼントは、ボクシングデーにちなんで。特に特別指導のことを言っているわけではない。
局長:じゃあやりましょう、プレゼントっていうほどいい話じゃないんですけど、資料今お配りしますけど。野村不動産株式会社に対して特別指導を行いました。)
https://www.asahi.com/articles/ASL4502FBL44ULFA033.html
是正勧告を公表する基準は平成28年1月の通達で、労基関係法令違反について、送検された事例、または3か所以上の営業所について是正勧告を繰り返し受ける、あるいは過労死を引き起こした事案、と定められています。特別指導の何が特別だったかというと、過労死なり複数の是正勧告なりの根拠を正式に認めていないのに、労働局が公表した、ということです。労働行政自らが自分たちの定めたルールを逸脱してでも公表するべき重大事案だと考えたため、公表した、としているのですが、野村不動産側としては、著しく社会的信用を失墜される行為ですから、なぜうちだけ?という気持ちが残るのは当然でしょう。外形的ルールを明示し、それに則って初めて行政処分に公平性が担保されるのですから、今回の特別指導自体が問題だと言えます。これを局長の独断でやった、というのは一見、良いことのように思われますが、行政処分の執行者が、恣意的に処分を行う、行わないことを決定すること自体が問題です。野村不動産を、企画型裁量労働制の適用違反ということで公表するのであれば、同様の事例は全て公表すべきです。
上の時系列を見ていただければ後半の支離滅裂、すぐバレる嘘をなんで国会で答弁するのか、と思われると思いますが、その理由は上記した法的根拠のない特別指導自体、行ってはいけなかったことを全員が知っていたからだと思います。また是正勧告を行ったことを、公表するのはまずいということはみんなわかってた。だから是正勧告をしたと公式には認めていない、といわざるをえないわけです。それでも、この特別指導をしたことをアッピールしたい人がいたんだね、しょうがないね。
まず政治の関与を全てなかったとしてしまえば、今回の事案は別に複雑なものでありません。
1.野村不動産で過労死自殺が発生し、遺族が労災を申請、労働局がそれを調査した結果、違法な労働条件適用が行われていたことが発覚
2.所轄の労働基準監督署が野村不動産の各場所に対して是正勧告を行う
3.労働局長が、基発0120第1号に基づき、過労死を引き起こした企業の経営トップに対して、直接指導し、その事実を公表
労働局は絶対に過労死の事実を知っています。なぜなら是正勧告だけではなく労災の認定もしているからです。ではなぜ過労死を知っていた、という事実を大臣に隠して、特別指導をして公表することを報告したのでしょう。なんででしょうねーさっぱりわからないですねー(棒
たまたま東京労働局長がたまたま今まで一回もやったことがない、過労死などをともなわない労働条件違反の事例に対する特別指導をやろうと計画して、たまたま大臣に過労死事案であることは隠して報告し、たまたま政府は裁量労働制の条件拡大をしようとしてて、たまたま質問されたから、たまたま知っていた特別指導をやった事例があるからちゃんと監督できるよってアッピールしてたら、朝日がすっぱ抜いちゃったけど、当然労働局長が独断でやったことであって、過労死事案であることを知っていながら大臣への報告を怠っていたから、当然加藤大臣と安倍総理は無罪ですよねーそうですよねー(棒
勝田局長は多分更迭されるけど、その理由は多分舌禍が理由とされるところで、民間人になられたから国会に招致はできない、にするんじゃないですかね。明日呼ばれなければ。
まぁ邪推すれば、野村不動産に、過労死のことは隠しておいてやるけど、公表はするからね、ぐらいのことを言っていたことがのちに出てきても驚かない。
まー特別指導からの公表をやるって報告してきた段階で、記者ですら疑問に思う法的根拠について思いが至らなかった時点でもう終わってるわけですけどね。
日報の隠蔽、財務省の公文書改竄、今回紹介した特別指導の話、共通しているのは、政治家は報告を受けていない、官僚が勝手にやったっていうストーリーになっているというところ。
この特別指導の問題に関する対応を正当化するためには一応概ね2つの方策があって
1)過労死については、政府は把握していたから、通達に基づいた手続きである社名公表について報告を了承したが、過労死については個人情報保護的な意味で(棒)伏せた。
2)過労死については、政府は把握しておらず、通達に従っているから是正勧告をしたことも公表はしていないし、特別指導は、東京労働局長が裁量労働制の違法適用によってのみ行ったもので、労働局長はその恣意的な権限で特別指導を行うことができる。
普通の感覚をしていたら1だと思いますけど、1だとすると、裁量労働制の違法な拡大を過労死が起きるまで把握できていなかったことになるのにも関わらず、過労死であることを表に出さず、適正な労働監督が行われていたことを示す事例として使っていた卑劣な行為であることが明らかになってしまうので、誰がどう考えてもありえないシナリオで、地方の労働局長がその独断で、何の法的根拠もなく、社名を公表する指導する権限を持っていることにしたんですねぇ。前者は政治家が人格的にクズなだけですが。後者の方が政府の在り方としてはまずい。しかも記録が残ってる発言と矛盾しまくりハマグリ。
もう政治家が関与しててもガバナンスがぶっ壊れてても、どっちに進んでも地獄なんですけど、せめて政治家の関与だったら、挿げ替えたら解決するんでまだ話が早いわけですが、政治家は絶対関わってないわけだから、やっぱり安倍政権は官僚のコントロールが全くできていないし、官僚が嘘ついても全く見抜けない無能であるということにしたいみたいだから、どっちの地獄を選んでもらってもいいから早く辞めてもらって、第三者による調査を実行していただきたいものですわね、オホホホ。
略)野村不動産の例は、まさに今回問題になる企画業務型裁量労働制なんです。それで、この野村不動産は、中堅社員であれば、裁量を持たせて企画提案型の事業を推進できると判断したと説明していて、課長代理級以上に昇進した約六百人に裁量労働制を適用していた。まさに、現状においても濫用されているんですよ。そして、ここでも弁護士の方がこういうコメントを寄せていますけれども、裁量労働制は、一度導入されると濫用が表面化しにくい制度だ、特に企画業務型は対象業務の定義が難しく、専門業務型よりもわかりにくい、本人同意が必要といっても、真意によるものなのかどうなのか疑問なケースもあると述べています。今回、政府は、この企画業務型の対象を拡大して、まさにここで野村不動産が違法に適用しているように、一部営業職に拡大しようとしているんですよ。そんなことをすれば、現状でも濫用があるのに、定額働かせ放題を許すことになるのは私は火を見るより明らかだというふうに思いますけれども、総理、そのようにお思いになりませんか。
まず、今の野村不動産の件は東京労働局が特別指導を行ったところでありまして、また、実際、野村不動産においては、この企画業務型裁量労働制の対象とされた労働者の大半においては同制度の対象業務に該当しないということで、それにのっとって対応を行ったところであります。(略
略)もっと言えば、裁量労働制の適用が違法で無効だということがわかっても、わかったらどうなるかというと、本来支払うべきであった残業代を払えばそれで済んじゃうんです。だから、ブラック企業は、やろうと思ったら、見つかったら、ああ見つかっちゃったといって残業代を払えばいいんです。だから、それはもう届出して、協定書を届けたら、そこはチェックはすり抜けちゃうわけですから。実際には対象業務じゃない営業をやらせたって、これは外から見たらわからないんです。だから、私は、やはりこれは、一旦導入されると濫用に対する歯どめというのがなくて、しかもそれが表面化しがたい、しにくい、そういう制度だというふうに思いますけれども、最後、厚労大臣じゃなくて総理、そう思いませんか。働かせ放題になると思いませんか。
略)対象業務を法律上明確にしたことにより、営業職全般に拡大されるといった懸念も払拭されるものと考えています。万が一、本来対象にならない業務にこの制度を適用していた場合には、労働基準監督署において厳正に対処していく考えであります。なお、野村不動産においては、本来制度の対象にならない個別の営業活動等を担当している方までも裁量労働制の対象として扱っていました。法の趣旨を大きく逸脱していたことから、昨年十二月、東京労働局長が特別指導を行い、公表を行ったところであります。政府としては、制度が適正に運用されるよう、今後とも指導を徹底してまいります。
(どう考えても過労死が出てから初めて取り締まった、つまり手遅れだった野村不動産のことを好事例として扱っている・・・つおい
続きはトラバ
今年、ウチの職場から正社員が3名、中途退職した。去年は1名、去年は3名。ウチ、まさに「追い出し部屋」なんだなと実感。
時系列をたどると、一昨年の三名の内訳はこの通り。
・50代の無能
→今までやらかしてたうえ、今までの自分の粗相が心の傷になり。遂に制御不能になった。
・20代の無能
→コイツは完全に「ゆとり教育」の弊害、自分に対した実力もなく向上心もないくせにデカい仕事を望んだら対処しきれず自損。
・新人
→採用早々、職場が学級崩壊してて。ヤベーと思ってか半年で辞めたのは慧眼だけど。果たしてそれは正しかったのかね?逃げられない連中の恨み、相当買ったぞ?
去年はこいつ。
→今から30年前、「借金の取り立て要因」として採用されたおじさん。コミュ力があるから、取り立ての役には立ったが、その後トータル的な技量が求められてきて「役に立たない人」扱いされた。実際、役に立たなかった。
そして今年はコイツら。
・20代のメンヘラ
・50代の病気持ち
→意外と有能な方だったんだけど、睡眠時無呼吸症候群持ちで仕事中に突然居眠りしだす。日中ほとんど居眠りしてて、定時に仕事終わる筈ないから当然深夜まで残業。もちろん残業中も居眠りしてるから、仕事が片づくはずがない。結局、いろいろ立ちいかなくなってリストラ対象に。
・同じく50代
→有能かつリーダーシップがあった方なんだけど、そのせいで仕事を抱え込んでしまい。仕事中に倒れて死亡、労災認定が望まれる。
どうやら県庁所在地におわす人事の連中はウチの職場を産廃の処分場とでも思ってらっしゃるのか、時々。いや毎年ヒデー人材をウチに送り込む。そうすると、長くても3年以内に立ち行かなくなって辞めてしまう。そういう意味では、ウチの職場はよくできた「やめさせ部屋」なんだなと思う。
そん職場に跳ばされて、もうすぐ五年になる。
いくら働かせても給料変わらないのだから当然である。ある大手企業では、プロパー社員には予備費は要らない(外注費には要る)、何故なら裁量労働だから、という発言を役員層が平気で言い放っている。
もちろん、業務量が多いから無理という理由で上司からの業務指示を断ることは出来ない。
事実上の定時は22時であることが多い。何故ならこれより遅いと深夜手当が発生するからだ。たまに日付をまたぐことがある程度に業務が付与される現場が多い。
業務量が増えて自分の仕事をこなしてかつ身を保つのが精一杯になるので、自然と個人主義になり、他人の業務に興味が薄れる。他人の仕事を手伝うのはもっての外。ただのバカとみなされる。
建前上、業務量を裁量でコントロールできることになってるので、過労死ラインを超えて働いたとしても、業務をコントロール出来ないお前が悪い、調整しろと言われて終わり。
過労やメンタルを壊して倒れても同じように倒れた人が一方的に悪者にされる。「そんなになるまで仕事したお前が悪い。そこまで働けとは言ってない」で終わり。
だから、裁量労働の会社で過労が労災認定されることは原則ない。
こんな業務状態なので良い結婚相手を見つけづらくなる。仮に結婚してたとしても、早く家に帰れないので離婚率も上がる。したがって独身社員ばかりの現場になる。
残業休出当たり前の体調を崩しても休みにくいところに配属され、無理をした結果もう無理だと思ってとりあえず有休をがつっと取らせてくれと打診したところ会社の都合もあるので区切りのよい期間にしてくれと言われ有休で足りないところは欠勤扱いにしてまとまった休みを取った。もう限界だったし休めればなんでもよかったから了承した。なんなら辞めることも考えていたが休めると決まったので切りのいい期間まではとりあえず無理して頑張った。賞与が2万だった。有休の所為か欠勤の所為か体調崩した所為かわかんなかったけど多分一番しんどかった時に現場の状況とか全部無視して休んでたらこんなに悪化しなかったし賞与の額ももう少しあっただろうし欠勤しなくてもよかったなと思ってなんだかむなしい。この話忘年会でしたからもう特定されてもいいや。別に額がどうこうって話じゃないんだけど自分比で相当頑張ったし相当ぎりぎりむしろ限界超えた状態だったしなんかその結果がこれでほんとバカみたいだなっていうかバカなんだけどちょっとがっかりしてしまったよね。だって有休とっただけだぜ?欠勤は会社の都合だぜ?というところが腑に落ちないのもあったりしてなんか守銭奴みたいで悲しい。直属の上司に体調がしんどくて無理って言った時に普通こういう話する人って辞めるんだけど休むの?的なこと言われたし多分会社的には辞めてほしいんだろうなと思うんだけど辞めると保健なくて病院行けなくなるけど辞めたいとも思っていてでも障害年金どころか傷病手当も貰えず労災認定もされにくいし周りが見てわかるような病気じゃないけど仕事できないような状態になることもあって何ていうかもうどうしようもない。死ぬしかない。死のう。死んだら会社に生命保険が入るのでそれで新人を育ててください。さようなら。社畜のみなさんは俺のようになるなよ。
割烹着の人らしき人が、2ちゃんに書き込み。実験が上手く行かないことを質問していたようだった。第三者が掘り起こした。また、当該論文の画像上の比較もウェブで行われた。論文の画像がこの実験の肝だったわけだが。その画像は再利用されていたようだった。某大学にもコピペ文化があったとか、なかったとか。この場合は、リアルに上司の方が自死を選択されてしまい、大変に悲しい結末になった。ナントカ細胞があったのか、なかったのか、はっきり分からない状態になった。紙としての実験ノートも話題になった。
サンミュージック所属の女性芸能人を始めとした数々の不倫報道。SNSの一種LINEを用いた連絡については、文字として証拠が残り、不倫行為の記録として活用されている。また、週刊誌がデジタルで密会の様子を動画で配信するようになった。
電通の東大卒の才女。残念ながら、自死という選択をされた。過去に、過重労働ばかりではなくて、パワハラ・セクハラもあったということだった。SNSの一種Twitter上に、彼女の日記と同等と取り扱われる内容が掲載されていた。こういった裁判において、労災認定には年単位の時間が必要となるようだったが、世論を後押ししたのと、Twitterを日記として裁判所の判断材料とされたのだった。
元自民党の女性衆議院議員。暴言をデジタル機器によって秘書が録音。診断書と共に証拠となった。その音声は、ワイドショーなどで繰り返し流された。パワハラ・暴言だけでは無くて、傷害があったので書類送検。女性政治家から男性秘書への暴言・暴行があったことが記録として残った。
(暴言を録音された関西某私立大学の理事長はいたが、暴言・パワハラだけで終わったようだった。)
元電通の女性社員。作家。Facebook, LINE blog, twitterで、パワハラ・セクハラの告発。前後にニュース系サイトによる取材記事の掲載。元電通の女性社員の声に応えるように、裏付ける話が多く出て来ているようだ。そして、その結果、元上司の男性のAmazonの書評にまで影響を与えている。
設計基準事故を超えた事象を想定し、発生・拡大防止対策と影響緩和対策を整備
設計基準事故より発生頻度は低いが、敷地周辺の公衆に対して過度の放射線被ばく(実効線量の評価値が発生事故当たり5mSvを超えるもの)を与えるおそれがある事故について評価し、事故
敷地周辺の公衆の公衆に対して~~影響緩和に必要な措置を講ずるの意味は?
5mSv?
年間5mSvを耐えろと?
年間じゃないな
登録制度の有無に関わらず、事業者は、被曝が1日1ミリシーベルトを超えるおそれのある労働者について測定結果を毎日確認するとともに、3か月ごと・1年ごと・5年ごとの合計を記録し、これを30年間保存しなければならない。また、記録を当該労働者に遅滞なく知らせなければならない。(電離放射線障害防止規則9条)