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はてなキーワード: 処理とは

2011-04-15

原発廃炉処理

今回の原発の後処理でいくつかのメーカーが手を挙げたけど、受注出来たら今後数十年は安泰だよね。


東芝は10年でできるとかいってるけど、この仕事を取りさえすれば、「やっぱ10年じゃ無理っす」、とかいいながらダラダラやってれば、税金から毎年千億ぐらいもらい続けられる。今回この仕事とれた会社(=株主)はかなりメシウマ。

それにいったん危険原発廃炉の実績つくっちゃえば、世界中から仕事が来るし。


もちろん現場で働く生身の人間たまったもんじゃないけどね。

http://gendai.net/articles/view/syakai/129927

小沢 痛烈な菅批判 「原発処理、オレなら手がある」

手があるのに、自分所属する党のトップにそれを提供しないのは国賊からなんですねw

2011-04-14

パスワード個人情報を扱うサービスを作る際に気をつけたこと

HTMLはわかるけど、サーバーサイドはお遊びでphpを触ったぐらいだったので、会員制でデータをためこむサイト作りに初めて挑戦した

今回重視したのは、「いか個人情報をお漏らししないようにして、万が一漏らしても被害を少なくするか」ということ。

世の中、有償サービスでもパスワードを平文で保存してるサービスが意外と多いらしいので、流出した時のリスクを少しでも減らせる対策として書きます

今回のシステム構成

サーバーロケットネットキャンペーンにでレンタルサーバ年1000円ポッキリプラン

クライアント側の処理HTML+CSS+jQuery(とプラグインもろもろ)
サーバ側の処理PHP
WebサーバーApache
データベースMySQL

個人情報こわい!

個人情報ビビる漏洩とかまじ困るし怒られるしこわい。

俺も巻き込まれたところでは、サミータウンがメールアドレスパスワードセットでお漏らししてお詫びに1ヶ月無料なにそれこわい

サミータウンだけならまだいいけど、メアドパスワードを他のサービスで共通化して使ってる情弱なので、

共通化してメアドパスワードをどこかのサービスが一箇所でも漏らすと、ヤフオクID乗っ取り事件みたいなことになる。

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/09/26/20967.html

だってできれば人様のメールアドレスパスワードとか預かりたくない。

万が一、肉親のメールドレス発見してパスワードにrapemeとか入ってたら明日からどういう顔すればいいかからない。

ググってみてもどこにも情報のってない。うーん困った。ダメもとで「個人情報ってどうやって保存したらいいんだろう。。。」

って、twitterでつぶやいたら、「住所とかは可逆暗号化でいいけど、パスワードハッシュで不可逆化しないとだめだよ!」

と、呪文のようなありがたい言葉を教えてもらった。

暗号化の種類

「住所とかは可逆暗号化でいいけど、パスワードハッシュで不可逆化しないとだめだよ!」

何のことかわからなったので、調べてみると、

・可逆暗号=元のデータに戻せる暗号化方式。

ハッシュハッシュ値を使った、元のデータに戻せない暗号化方式

うーん。。。よくわからん。。。

電話番号とか住所は、第三者が使用する情報なので、可逆が必要。パスワードは、認証しか使わないので、

ハッシュ値結果が一致すれば元のデータがわからなくてもOK、という方式なのでこういった暗号の使い分けをする。

●可逆暗号イメージ(もとにもどせる) 暗号キー開発者が指定する。
090-xxxx-xxxx →(暗号化)→ !'&%($% →(復号化)→ 090-xxxx-xxxxハッシュイメージ(もとにもどせない) 
登録passwordDBに保存)→(ハッシュ値抽出)→!"$#'$#="
ログインpassword →(ハッシュ値抽出)→!"$#'$#="
※二つのハッシュ値が合っていれば、パスワード一致として認証する。

暗号化の実現方法

可逆暗号電話番号とか住所とかに適用

今回はMySQL関数で実現した。encode関数暗号化して、decode関数でもとに戻す。

例えばtel_noという項目だけあるテーブルがあるとすると、

//データベースに保存する時
insert into テーブル名 (tel_no)  values (encode(tel_no,'暗号キー'));
//データベースから取得する時
select decode(tel_no,'暗号キー') from テーブル名;

これで、データベース格納時は暗号化(バイナリ化)されて、データベースから取り出してHTML表示する時に復号化はされる。

ハッシュパスワードかに適用

今回はphpのhash関数で実現した

ユーザ登録時>

$password=(フォームから取得)
$hash=hash('sha512',$password)
//ユーザ登録時は、ここで生成した$hashをデータベースにぶっこむ。

ユーザ認証時は、入力されたパスワードと、データベースパスワードが一致するかチェック。

ログイン認証時>

//フォームから入力されたパスワード
$input_password=(フォームから取得)
$input_hash=hash('sha512',$input_password);

//MySQLに保存されたパスワードを取得(略)
$db_hash==(データベースから取得)

//判定
if($input_hash==$db_hash)
	echo 'ログインしますよ!';
	//ここにログイン処理を書く
else
	die('メアドパスワードがあってないよ!');

これでもしSQLインジェクションとかでデータ流出しても、ハッシュ暗号パスワードに関してはまず解析されないはず。。。

可逆暗号データphp側の暗号キーが盗まれない限りバレない。。。はず。。。

暗号化する対象のデータをえらぶ

何でもかんでも暗号化するとコードが煩雑になるし、パフォーマンスにも影響でそうなので、

住所データ都道府県とか、漏れても良いような情報暗号しませんでした!!

本人が特定できなければ個人情報はないらしいので。。。

個人情報保護法
2条による定義個人情報」とは、生存する個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述等により特定の個人を識別することができるもの(他の情報と容易に照合することができ、それにより特定の個人を識別することができることとなるものを含む。)をいう。

http://ja.wikisource.org/wiki/%E5%80%8B%E4%BA%BA%E6%83%85%E5%A0%B1%E3%81%AE%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E6%B3%95%E5%BE%8B#2

これで、もし漏れても、俺、ウンコ漏らして臭いけど、パンツから出てないからいいよね?というレベルはなった。はず。

お漏らさないようにキツくする

万が一漏れても大丈夫!と書いたけど、そもそも漏らすなというお話になる。色々調べた結果、以下の対策をほどこした

SQLインジェクション対策

・当初jQuery側でSQL組み立ててPHPに渡してたので、これだと任意のSQLが実行できて漏らし放題なのでやめる。

GETとかPOSTでDBに渡すパラメータを扱ってる場合、ちゃんとエスケープする。

例えばログイン認証するPHPで、GETメソッドでフォームからデータを取得するような場合

$id=$_GET['id']
$pwd=$_GET['pwd']
$sql="select * from ユーザーテーブル where uid='$id' and pwd='$pwd'

とかやってると、login.php?id=admin'&pwd=' OR '1'='1とかパラメータを渡されるとあら不思議

select *from ユーザテーブル where uid='root' and pwd='' or 1=1

で、誰でもログイン出来ちゃう!ので、mysql_real_escape_stringでエスケープしたり、渡されたパラメータが想定した値かどうか(例えば数値かどうか、とか)のチェックをいれたりする。

クロスサイトスクリプティング

・保存するデータタグJavascriptを埋め込まれないように、保存されたデータを出力する場合PHP側でhtmlspecialchars関数使ってエスケープするようにする。

こんな感じでお漏らし対策をした。間違いがあったら教えて欲しい

ちなみに出来上がったサイトはこれ。

http://oreni-makasero.com/

福島へのさまざまな差別問題

福島へのさまざまな差別問題

福島ごみ「受け入れるな」 川崎市市民ら苦情2千件超

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/accept_evacuees/?1302702753

ヤフーニュース

もうね。アホかと。バカかと。

市民が懸念しているのは放射性物質拡散

これは差別なのか?

いっそ福島にいる各市町村被災者全員川崎に来てくれ。

したら俺は応援するぞ。俺は差別しないぞ。

でも瓦礫は置いてこい。

放射性物質処理の問題を差別の問題にすり替え

やりかたきたねーよ・・・

http://anond.hatelabo.jp/20110414003131

平等を目指すよりも最大の効率と最小の消費で、最短のうちに処理をつけるのが最善の方法ですよね。

2011-04-13

「今まで私たちは原発のことを知らなかったよね! もっと勉強しなきゃね!」って言説は

ちょぼちょぼ見かけるのだけど

今回の事故によって勉強する必要性が増えたわけではな

もとからすべきだったことに気付いただけだと思うんですよ。

そして、今回はたまたま原発だったけど、同じことはほかの分野でも言えるはずなんです

その地域の人たちのためではなく、都市部や国全体のための施設がひきおこす問題。

たとえばこれから先、

自衛隊米軍飛行機が墜落してはじめて、基地問題勉強しはじめるのか

ゴミ処理から毒物質が漏れ出してはじめて、ゴミ問題を勉強しはじめるのか

そうなる前にありかたをきちんと考えておかなければいけない、ということこそこんかい原発事故で学びとれることじゃないんですか。

原発勉強しなきゃ」で終わったら、今までとかわってないんじゃないですか。

たいなことをかんがえたんだけどさー

めんどくさいしさー

キリがないしさー

原発だけでいいわとりあえず

SNTPNTP の違い

http://www.seiko-p.co.jp/systems/hardware/cyber_time/time_server/faq.html#q2

ちなみに

NTPとSNTP互換性がありますので、NTP(SNTP)クライアント→SNTPNTP)サーバへの時刻同期は可能です。」

とのこと。

「Win32Timeサービス(w32tm)」や、「日付と時刻のプロパティ」の「インターネット時刻」などの説明で

この2つ言葉がしれっと混在していて不安にさせてくれるが、実情がわかって安堵。

日付と時刻のプロパティサーバー一覧は、次のレジストリキーに登録されている模様(探して見つけただけなので注意)

HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\DateTime\Servers

にしても、SNTPNTPって処理にずいぶん時間をかけるなぁ

net time ¥¥PC名 /set

だとすぐなんだがなぁ。

特殊な用途ならともかく、多くの標準ユーザーPCの時刻をコンマミリ秒まで合わせたいと思うかな?

オーバースペックじゃねーか?

参考

・第1回 Windows OSにおける時刻同期サービスNTP - @IT

http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/operation/winntp01/winntp01_01.html

Windows Server 2003Windows 以外の NTP サーバーとの同期が成功しない - Microsoft

http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;875424

Active Directory構成Windows XP外部の時刻サーバーと同期させたい - 個人サイト(TAKAHASHIさん)

http://www.monyo.com/technical/windows/27.html

・w32tmコマンドWindows XP/2003) - 日経NETWORK

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060907/247379/

2011-04-11

http://anond.hatelabo.jp/20110411205731

でも原発一般が人間に制御できる範囲を超えた技術とはどうしても思えないんだよね。しかもその部分はおそらくお互いに分かり合えないという気がする。

・「5重の壁があるので絶対安全、放射能が外に漏れることはない」→破られた

・壊れた原発で再臨界が起こると止める手段がない、暴走が起きたら止められない

・放射性廃棄物処理方法が確立されていない

物質によって汚染は数十年~数万年という人間寿命はるかに超えたオーダーで続く

・爆発して飛散した放射性物質を回収する手段を人類は持たない

・海に排出され拡散した放射性物質を回収する手段を人類は持たない

・被曝した人間治療法が確立されていない、死ななくてもガンや白血病にかかると人生変わってしま

放射線の人体への影響が確率的なため、どこまでが安全という線引きができない、研究者の間でも永久に合意が得られない

他にもあるだろうから危険厨は適当に追加してくれ。ただし正確に頼むぞ。

2011-04-10

メンヘルだけど

精神安定剤を7種類くらい飲んでるバリバリメンヘルだけど

 

世間一般で言われるメンヘルイメージ危険

 ・攻撃性があってすぐ人に噛みつく

 ・自傷OD自殺願望

 ・依存・人に構ってもらうためにめちゃくちゃな行動を起こす

 

のどれにも特段当てはまらない。

「実は○○なんだ」と教えた友達以外に気づかれたこともないので

多分自覚がないだけってわけでもないと思う。まあ薬が合ってるだけかもしれないけどね。

 

もちろん人並みに悩みや暗さもあるけど、

メンヘルじゃない人」より極端に不安定だとも思わない。

失恋したときのがよっぽど不安定になったw

 

なので世間一般で言われるメンヘルイメージやヤバさと自分が重ならなくて

「もしかしたら結構みんな大げさに勘違いしてるんじゃないか

と思って書いてみた。

 

・・・んだけど多分、

こういう<静かなメンヘルはいちいちアピールしないから目立たない・気づかないし

事実自分もいちいち出会った人に伝えたりしない)

実際に出会っても「例外」として処理されたりするんだろうな。

2011-04-09

日本復興への課題3/3

http://anond.hatelabo.jp/20110409170039からの続き)

安心と不安
情報統制という妄想

上杉や広瀬は、政府東電対応についてこうも批判している。

事故発生当初から「東電は事故に関して隠している、嘘を言っている」、「政府は騙されている。メディア記者クラブは、東電が最大の広告主、クライアントだから遠慮して言えないのではないか」と、自分の出演しているメディアラジオ番組で言い続けていました

いま再び、70年前(太平洋戦争末期)の大本営発表と同じことが、起こっているんだなと思います歴史教科書をみて「こんなことがあるわけないだろう」と思っていたことが、実際に、目の前で起こったことに、びっくりしています。まさか自分がそんなことの当事者になるとは思わなかったので(苦笑)。

日本人は小さい頃から新聞テレビは正しい。雑誌インターネットは嘘ばかりだ。と思い込まされているんですよ。ただ、新聞テレビ情報は、政府の発表を記者クラブとしてそのまま報じる。彼らが独自に取材した情報と内容が違っていたとしても政府の発表を採用する。だから新聞テレビは正しいと思っている国民は常にその情報を信じるから、今回も同様の洗脳が起こっている。ただ、これまでとちょっと違うのは、若い人たちを中心にインターネットを通じて「あれ、何か違うんじゃないか?」とわかって来ていること。私のツイッタータイムラインも今朝ぐらいから「新聞テレビの言っていることと事実が違うぞ!」と結構大変なことになっています。まるで、エジプトとかチュニジアたいに。明らかにそこが変化して来ていますね。

大本営発表の再来という誇大妄想と、自分が時代を動かすんだという自己陶酔で完全に正気を失っている。

だが、科学誌『Nature』は上杉などと全く逆の見解を示している。

JS: 〔…〕私としては、現在データの量と質は、満足できるものだと思います。でも、ご質問のとおり、計測方法なんかの情報が抜けてたりして、データ解釈かしずらいのは事実です。これは、ひょっとしたら、翻訳の問題なのかもしれません。もしかしたら、日本語データレポートは、もっと関連情報がしっかり網羅されてるのかもしれません。

JS: 私もGeoffと同感です。難しい状況を鑑みても、日本側のデータ収拾の努力を批判するのはどうかと思います

GB: 私がひとつ言いたいのは、報道側がこの危機をどう報道していったかは、結構問題だったと思います報道は、最大値ばっかりをレポートする傾向にあります。とくに、放射能汚染の場合は、最大値じゃなくて、ある一定の時間内での積算値が問題なわけで、最大値は、それだけじゃ、あんまり関係ないわけです。実際、低レベル放射線長期間続くほうが、ほんの瞬間の最大値よりもあぶなかったりするわけで。

すでに紹介した早野龍五と辰巳創一も、これを支持している。

また、辰巳はこうも呟く。

さきほどのツイートに関連して,こうした抑制的,かつ整理された情報発信を日本の信頼出来る科学コミュニティーから出来なかったことは,今回の本当に大きな反省点だと思う.少しこんな話をするのは早いけど,望まぬ”次”が来た時,きちんと役割を果たせる体制を作ることは我々の世代の使命だと思う.

門外漢ながらこれには同感。今回の震災で、日本の学会学会誌は何とも頼りない。下手に東電を擁護しようものなら石を投げられそうな現状には同情するが、それでもバカなマスメディアとバカなネットユーザーに好き勝手させず、学会や有志が連名で声明を出すくらいのことはして欲しい。

煽られる不安

TBSの松原耕二は、震災発生当日から報道特番で「政府不都合な真実を隠しているんじゃないでしょうか」と明言し、「「念のための避難命令」という政府の説明はどうも納得できませんね」と連呼していた。

僕らは不安であっていいんだ。それは僕らの中の危険の感知装置が鳴っていることだから。自分で量りきれない恐怖があるときに僕らは不安になるだろう。そして、僕らは今存在する危機に対して、その可能性の正確なサイズや輪郭をつかめいでいる。その不安は僕らのものだ。警報を切ってはいけない。

不安を増幅してはいけない、というのは、政府既存権力が望むことだ。なぜなら、不安は人々を駆り立て、秩序を破壊することがある。けれども、今、政府が恐れていることは、人々がどこかに殺到して怪我人や死者が出ることではない。暴動が起きることでもない。そうではなくて、原発政策が根本的に覆されることだ。今すぐ原発を止めろ、という人が増殖することだ。彼らは事故に寝るヒマもなく対応しながらも、今もそこを必死に守ろうとしている。

不安を煽るということを許さない自警的感情は、すぐに不安であることを許さない、という事態につながっていく。しかし、全員の心をそのように一つに塗り込めていくことは危険である不安は自然であり、この危機に不安を持たないことは不自然である不安はない、ということを強制すれば、その感情はいずれなんらかの形で暴発する。あるいは一人一人の心がこわれ、あるいは集団的な行動を誘発する。

どこかの気持ち悪い物書きの文章。

風評被害」というのは「悪いことでも異常なこともなく」、情報不足した時に起こる「正常な人間社会活動」ということです。だから、風評被害をなくすには、一にも二人も人間自分を守りたいという本能に適した「正確な情報を提供する」ということなです

中部大の気持ち悪い教授の文章。

最近、このような主張が散見される。その理由はきっとこうだ。「政府東電原発行政を守るために偽りの安全を強調するに決まっている。だから安全だと強調されればされるほど不安になるのは当然だ」と。

では、何故不安を煽ってはいけないのか。それは、人は不安になると冷静な判断ができなくなり、誤った衝動に駆られるからだ。注意を促すことはよいが、不安を煽ることは絶対にすべきでない。

また、正確かつ十分な情報を人は必ず判断できる、ということもまた大いなる幻想だ。「自分が安心できないのは政府東電からの情報が不十分だからだ。何故そうだと分かるかと言うと、それは自分不安いるからだ。自分不安でいる理由は、それ以外に考えられない」。このような自己欺瞞責任転嫁はもう止めてもらいたい

群衆の行動や心理について詳しい新潟青陵大大学院の碓井真史教授社会心理学)は「現在自分が普段と違う心理状態だと自覚する必要がある。一部の極端な行動で多くの人が脅かされる。そういうことを皆が理解し、協力しようとすれば、パニックは避けられる」とアドバイスする。

「落ち着いてください」「安心してください」と言われれば言われるほど落ち着かず不安になるのは、政府東電が悪いのでない。それはそうなる人の心理が異常を来たしているのだ。「情報や説明が不十分不正確だ」と思うのは、ただそう思い込んでいるからではないだろうか。

東電魔女狩り

人災論批判

東電の武藤栄副社長は25日の会見で「連動地震による津波は想定していなかった」「(貞観地震に対する見解が)定まっていなかった」と釈明。東電対応に、岡村さんは「原発であれば、どんなリスク考慮すべきだ。あれだけ指摘したのに、新たな調査結果は出てこなかった。『想定外』とするのは言い訳に過ぎない」と話す。

震災の発生以後、殊に原発事故の発生以後、「1000年に1度の大地震を想定していなかったのは怠慢だ」「これは天災でなく人災だ」という声がよく聞かれる。こういった東電非難の意見が、私にはよく分からない。

もし国や地方自治体東電以外の企業などがすべて1000年に1度の大地震を想定していたのならば、今回の原発事故は人災と言ってよい。だが、そんなものを想定していた団体はどこにも見当たらない。東電だけを非難するのは全く不公平だろう。

仙台に巨大津波が押し寄せる恐れがある」と16年前に警告を発していた郷土史家がいる。津波の歴史研究し、対策の充実を訴えていた仙台市宮城野区の飯沼勇義さん(80)。東日本大震災大津波を目の当たりにし、「行政も住民も危機管理が不十分だった」と悔やんでいる。

飯沼さんが暮らす宮城野区蒲生アパートも津波で壊滅的な被害を受けた。身を寄せる避難所で飯沼さんは「歴史は繰り返す。震災を教訓に、津波対策や避難誘導のシステムを早急に構築するべきだ」と語っている。

仙台への大津波を警告していた郷土史家もいたが、その本人のアパートでさえ津波で甚大な被害を受けるほどの、つまり想定以上の大津波だった。

WSJ:東電は甘かった?

米倉氏:甘かったということは絶対にない。要するにあれは国の安全基準というのがあって、それに基づき設計されているはずだ。恐らく、それよりも何十倍の安全ファクターを入れてやっている。東電全然、甘くはない。

GB: 原発は、すべて、ある程度のリスクはこえられるように設計されてます。ここで留意しておきたいのは、福島原発は、設計段階で考えられていた最大の災害よりも何段階も上を行く大災害にみまわれたにもかかわらず、一応は、破壊されずに、まだ残っているわけです

今回の震災では、2万数千人が大津波の犠牲になった。筆舌に尽し難い被害だ。しかしこの被害について、「国や地方自治体が1000年に1度の大津波を想定し、沿岸から数km圏内の住民に立ち退きを命じていれば2万数千人は死なずに済んだ。だからこれは天災でなく人災だ」と非難する人は誰もいない。沿岸に原発は造っちゃいけないが人間は住まわせてもよい、などということにはならないだろう。

しかも今回の原発事故では、将来を悲観して自殺した農家を除いて、まだ誰も死んでいない。これは事実だ。まだ誰も死なせていない原発事故は2万数千人の津波被害と比べて軽微だ、などと言うつもりは毛頭ない。原発事故によって多くの福島県民の生活が破壊されたことも、また事実だ。しかし、東電のみを非難して国や地方自治体を非難しないのはどう考えても不公平だ。

「津波が想定を大きく超えた」という。早い話が、東電の想定が間違っていた。地球や自然への畏敬(いけい)が足りず、結果として津波に負ける原発を海辺で動かし続けた。天災が暴いた人災である

東電に「地球や自然への畏敬(いけい)が足り」なかったのであれば、庁舎ごと津波に飲み込まれた南三陸町なども同然なのではないか

ここぞとばかりに反原発を唱えてる人へ

警鐘を鳴らしていた(キリッとか知った事言ってるけど

今回の津波は日本最高新記録なんだけど予想できたの?

あ、予想してた?

こんな津波来るって予想できたなら

先に堤防が無い町に警鐘を鳴らしてやってくれ

放射能汚染は元に戻るまで長い年月が掛かるから次元が違う、という意見もあるかも知れない。しかしそれだったら、犠牲者の埋葬は1年も掛からないから大したことはない、ということにならないか。死者はもう二度と元には戻らない。

そして、妻は自分にいい聞かせるように、こういった。「これは天災だからね。天災に勝てる者はいないよ」

ただし、「私は東電を許します」という発言は記事に見られないので、そこは印象操作かも知れない。

東電への迫害

上記のような東電非難を口にする人は、そもそも原発が嫌いな人が少なくない。また原発いでなくとも、こういった大災害では誰もが怒りや悲しみの捌け口を求める。東電は格好の悪玉候補だった。しか理不尽不公平な非難は決してよい結果を生まない。

原発事故処理最前線は如何に苛酷な環境かが報道されても、聞かれるのは「やっぱり東電は酷い企業だ」「国はちゃんと東電監督しろ」といった非難ばかり。「現場作業員のために、みんなで食料や寝袋を送ろう」なんて応援活動は全く聞こえてこない。

激励慰問の手紙を送ったアメリカ小学生の方が、人としてよほど真っ当だと思うのは私だけだろうか。

危険な状態が続く東京電力福島第一原子力発電所国民不安といらだちが募る中、東電社員への苦情や脅迫嫌がらせが目立ち始めた。東電社員の安全を守るため、社員寮の表札から社名を消した警視庁も警戒を強める。

護憲反核薬害問題に対する活動をしている女性・星アカリさんが、インターネットコミュニケーションサイトTwitterで「東京電力社員子供を全員がボイコットしなさい」などの発言をし、インターネット上で炎上状態となっている。

社員やその家族が身の危険を感じるほどの東電叩き。なのに流石は糞っ垂れのガジェット通信

果たして現在国民政府東電を正しく冷静に評価することが出来ているだろうか。

今、国民がすべきこと

冷酷な減点法からの脱却

こうした政府対応について、災害時の心理に詳しい広瀬弘忠東京女子大教授災害リスク心理学)は、「パニックを恐れて、余計な情報は出さないという心理が透けてみえる」と話した避難指示の範囲が拡大された理由の説明も遅れた。広瀬氏は「わかること、わからないことをはっきりさせて、説明するのが危機管理の基本だ。大変なことが起きているのは、すでに皆がわかっている。私たちのリスク観はもっと成熟しているのにバカにしている」と批判した

週刊現代も同様のバカ記事を書いている。

政府東電対応情報公開に問題があることは事実だ。これらの記事は、不適切な対応情報公開はすべて故意や怠慢によるものだと決め付けている。だが、このような冷酷な減点法こそが不適切だろう。

1000年に1度の大震災が発生した時点で、すでに満点の対応を期待することは出来なくなった。譬えるなら、100点満点のテストマイナス数十点のハンデ付きで受験するようなものだ。政府東電さえしっかりしていれば何も問題は起こらなかった、などという仮定は成立しない。

しかも、政府東電もまた被災者だ。負傷者がより深刻な負傷者を手当てしているようなものなのだから、対応に不備があったからと言って叱責するのは余りに冷酷で不当だ。

原発内にいる人達は、みんな命懸けです。きっと、報道されてること以上にやってることもあると思うし、報道されてほしいことが報道されてなくてってこともあると思う。私は、東電社員だったことを誇りに思うし、今原発内にいる東電社員の方々を本当に誇りに思います。予想外の津波がきて、原発での事故が起こってしまった。でも誰も悪くない。東電が悪いわけじゃない。誰も悪くないんだよって思う。色々な批判や、文句がある。でも今も寝ずに国民の安全の為に、一生懸命原発内で戦ってる東電作業員がいることを忘れないでほしいと思います

WSJ:当局への不信が国民にみられる。東電責任問題情報公開問題はどうか?

米倉氏:一生懸命やっている。考えられていないが、東電自体が被災者だ。従業員が津波に流され、機器も津波に流されているところがある。そういったなかで一生懸命努力をしている。

これらを関係者による身内贔屓などと切り捨てるべきでない。

GB: 〔…〕あと、付け足しておきたいのは、今の状況は、計測するにしても、かなり難しい状態だ、ということです。日本側の行っている計測やサンプリングいちゃもんつけるのは簡単なことですし、まあ、そうやって、批判的に事態を見つめていくことも、大切だと思います。でも、特に震災の直後は、計測用の計器もままならなかったし、交通網もやられて、原発の周辺へ近づくことも、簡単ではなかったんです

政府東電とも一つに

震災以前において、菅政権を信頼することは明らかに狂気の沙汰だった。それは同意しよう。私も数年前から一貫して、民主党などに投票するのは狂気の沙汰だと考えてきた。しか震災以後、政府はかなりよくやっている。完璧ではないが、それでも国民から糾弾されるべきほどには酷くはない。

サッカー試合で観客がすべきことは、「ドリブルで繋げ」「ディフェンスを上げろ」などと指示を飛ばすことでない。そんなことをしても大歓声で掻き消されてしまい、監督選手たちの耳には届かない。たとえ届いたとしても、観客一人ひとりの指示に従っていたら試合を戦うことは出来なくなる。また、味方の監督選手たちにブーイングを飛ばすことはもっと間違っている。もし味方のチームに勝って欲しいなら、観客は声援を送るべきだ。それが選手たちの士気を高め、勝利を引き寄せることになる。

現在の日本には、政権交代どころか、与野党国会で議論している余裕すらない。国民はもっと政府を信頼すべきだ。政府東電を信頼し、激励し、慰藉すべきだ。それが問題解決の何よりの手助けとなるだろう。

また、マスメディアは徒に政府への不信や不満を煽ってはならない。政府東電の説明に不十分なところがあれば、その意を酌んで誤解のないよう報道しなければならない。政府東電を叩いて足れりとするような報道は厳に慎むべきだ。

政府は日本の政府であり、東電は日本の電力企業だ。日本が一つになって頑張るために、今は政府東電とも一つになって頑張ることが求められている。文句があるなら試合が終わってから伝えればいい。

2011-04-08

ゆとり世代は非ゆとり世代を見習おう!

ゆとり世代の方たちはとても優秀です。それは勉学だけでなく普段の行動にも現れています。今回の震災でも多くの模範的行動が見られましたゆとり世代はこの機会に見習ってみてはいかがでしょうか。

ゆとり世代の模範的行動

とりあえず10個ほど挙げましたが、まだまだあるはずです。是非、模範的な行動を各自探して、「ゆとり」の汚名を返上しましょう!!

なんだとー( °O °;)

http://anond.hatelabo.jp/20110329132318

それが、体拭いたり、糞尿処理メインなんてさ。

キタネェーじゃんw

元増田自分自分のケツを拭けるようになるまで、毎日、体拭いたり糞尿処理してくれていた人たちに謝れ!

http://anond.hatelabo.jp/20110408112344

やるべきでなかったことをやってしまったミスに対して「まぁしゃーない」と納得するのが、「ミスを許す社会」じゃん?

そのミスは許しちゃならんだろ。

ミスはきっちりとミスとして処理されにゃダメだろ。

そして、責任範囲の責任もとらにゃ。

もちろん行為者は、再発防止とかいろいろ施策を提示することになる。

そうした責任も含めた結果」に対して納得して「次はしくじるなよ」ってのが「許し」だろ。

2011-04-06

http://anond.hatelabo.jp/20110406005335

ゆとり脳と言うのはどうかと思うが、大島堅一・立命館大教授の主張は、明らかにおかしい所がある。

過去実績のコストと、将来予想されるコストを混同

過去研究開発費用や、過去原発立地関係の支出が、将来も同様にコストとして計上されるように大島教授は主張している。これは不適切だと言わざるを得ない。

大島教授財務諸表をもとにした、実績ベースの分析でも、火力9.80円/kWh、原子力8.64円/kWh、水力7.08円/kWhと原子力が安い。しかし、政府支出を加算すると、政府補助込みの実績コストでは、火力10.68円/kWh、原子力9.90円/kWh、水力7.26円/kWhと原子力が高くなると、大島教授は主張している。

しかし、政府補助込みの実績コストは、将来コストとは大きく乖離していると考えられる。(大島教授が非公開だと主張する)公開されている政府資料を見る限り、火力・再生可能エネルギー関係の支出も多い。2009年度の原発関係の支出は、1,816億円に過ぎない。電力会社が払っている電源開発促進税3,292億円と、16兆円を超える電力会社の売上から考えると大きな値とは言えない。大島教授の分析は1970~2007年度のデータに基づいているため、近年の状況を良く反映していないと考えられる。

つまり、政府補助を加味しても昔のコストと、今のコスト、将来のコストは異なるため、近年の状況を反映していない大島教授の主張は妥当性を欠く。

揚水発電所を原発のための施設として捉えている

大島教授は、以下のように揚水発電所を原発のための施設としているが、これは誤りだ。

ここで注意が必要なのは原発は出力調整が出来ないため、需要の少ない深夜電力で水をポンプで上げて貯水し、昼間に発電する「揚水発電」をしている点だ。原発コストは「原子力+揚水」で見なければいけない。

既存原発をフル稼働しても、朝5時の最小需要にも届かない。原発の昼夜の供給調整には、現状では必要は無い。

実際は火力も起動に時間がかかり、発電効率の観点からは出力を変動させない方が良いため、揚水発電所が必要となっている。ただしLNG火力は起動時間が早いとされ、必要性は低下しているそうだ(2~3時間で100%出力)。

風力・太陽光・太陽熱・地熱も、需要に応じた発電調整が不能であるため、揚水発電所が必要となると考えられる(例:国内電力の9割を再生可能に:イスラエルでの提案)。もちろん現状では原発と同様に、供給能力が低いため問題にはならない。

六ケ所再処理工場稼働率が低くなる理由が十分に説明されていない

大島教授は、六ケ所再処理工場処理能力が大幅に不足していると主張する一方で、六ケ所再処理工場の稼動率を100%にする事が不可能だと指摘している。しかし、海外の稼動率実績を引用しているが、それらがなぜ稼働率が低いのかの説明は無い。

処理すべき使用済み燃料が無い場合は、再処理工場稼働率は落ちる。この意味では、使用済核燃料が大量にあるのであれば、稼働率100%に近づく。単に稼働率を列挙されても、説得力に欠ける。

anond:20110405190256

核燃料廃棄コスト補助金投入まで含めた維持、管理コスト

以下のように明記してあるため、加筆修正の必要なし。

  税金補助金関係は、詳しくは「資源エネルギー関連予算案の概要」「電気事業と税金 2010」を参照。
  5.9円/kWh程度と、低コスト。これは廃棄費用原子力発電施設解体引当金見積額と原子燃料サイクル・コスト)も計算に入れている。
  現在原発補助金に頼っていない。原子力関連の補助金は1,816億円で、電力会社が払っている電源開発促進税は3,292億円。

だが、以下のように、増田の「論理的」主張を完全に否定する見解研究者から示されている。

ゆとり脳は、どっちなんだろう。

東日本大震災福島第1原発事故 原発問題点を聞く/上 /京都

http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20110403ddlk26040355000c.html

 

 東日本大震災で発生した東京電力福島第1原発事故放射性物質流出拡散は多方面に巨額の経済的被害をもたらし、他の電力会社も含めて安全対策の大幅な見直しを迫られている。事故からエネルギー費用計算原発政策の問題点を指摘し、昨秋に原子力委員会で識者として提言した大島堅一・立命館大国際関係学教授経済学)に原発に関する問題点などを聞いた。 【聞き手・太田裕之】

 

 ◇事故から最も割高--大島堅一・立命館大教授

 --まず、原発費用の分析結果は?

 

 ◆原発では、(1)発電に直接要する費用燃料費減価償却費保守費など)の他に、(2)原発に特有の「バックエンド費用」(使用済み燃料再処理費、放射性廃棄物処分費、廃炉費)(3)国からの資金投入(開発・立地のための財政支出)(4)事故に伴う被害と被害補償費--を考える必要がある。

 

 (1)(2)は料金原価に算入されており、この合計を発電単価とする。電力9社が公表している有価証券報告書総覧のデータ(1970~2007年度の合計)を経済産業省の料金算定規則に基づき電源別に推計すると、1キロワット時当たり、火力9・80円▽原子力8・64円▽水力7・08円だった。

 

 ここで注意が必要なのは原発は出力調整が出来ないため、需要の少ない深夜電力で水をポンプで上げて貯水し、昼間に発電する「揚水発電」をしている点だ。原発コストは「原子力+揚水」で見なければいけない。水力のうち、揚水は51・87円、一般水力は3・88円。「原子力+揚水」は10・13円となり、火力を上回り最高額となる。

 

 --(3)の財政支出はどうなってるのか?

 

 国家財政からの資金投入は、一般会計と電源特会から行われている。電源別に計上された財政資料は存在しないため、「国の予算」を基に可能な限り再集計した。1970~2007年度の合計で見ると、95%が原子力に費やされていた。火力の106倍、水力の27倍だ。

 

 そして、(1)(2)に(3)を加えた「総単価」を電源別にみると、原子力10・68円▽火力9・90円▽水力7・26円。一般水力3・98円、揚水53・14円で、「原子力+揚水」は12・23円に跳ね上がる。原発安価はないどころか、国民にとっては最も割高であることが明らかになった。

 

 --バックエンド費用に問題があると指摘されているが。

 

 原発の最大の課題は放射性廃棄物処理・処分を含む発電後の放射性物質の扱いだ。使用済み燃料の再処理を含む核燃料サイクル事業、放射性廃棄物処理輸送・処分、原子炉の廃止措置など(2)の「バックエンド費用」は04年の政府審議会報告書で総額18・8兆円とされた。前述の単価計算でも含んでいる。

 

 ここで問題なのは劣化ウラン、減損ウラン高速増殖炉で利用できるとして廃棄物に分類されていないことだ。だが高速増殖炉の見通しが立たない現状では廃棄物として加わる恐れがある。また、使用済みMOX燃料(ウランプルトニウムを混ぜた混合酸化物燃料)の再処理または処分の費用も含まれていない。さらに再処理費(11兆円)に算入されたのは使用済み燃料の半分しか対応しない六ケ所再処理工場だけで、単純に考えて全量では倍額になる。高速増殖炉サイクルに関する事業も含まれていない。

 

 そして、これらの事業は世界でも大規模な実施例がない。高レベル放射性廃棄物とTRU(長半減期低発熱放射性)廃棄物は処分地が未定だ。不確実な再処理工場稼働率考慮すると、現在バックエンド費用見積もりは過小評価はないか海外の再処理工場の実績稼働率は07年で仏56%、英4%。政府が想定する100%は不可能で、実際には数倍に膨れ上がる恐れがある。

 

 --こうした指摘に対し、反応はどうか。

 

 これらの調査・分析の結果講演会などで報告し、昨年3月に東洋経済新報社から出版した。昨年9月には原子力委員会原子力政策大綱を見直すかどうかの検討で識者として意見を述べた。その場でも疑問や反論があれば議論して正確にしたいと要望したが、特に大きな反論はない。公表データに基づいているので、反論しようがないのではないか

2011-04-05

http://anond.hatelabo.jp/20080327234143

あと、30年前の人が軌道エレベーターとか宇宙コロニーを夢想してたのと同じレベル

シンギュラリティへの希望も抱いていいと思う。

(まあ人工知能処理能力とは別のブレイクスルーが必要っぽいので『彼がひとりで100年分の技術を発展させた』みたいな天才がひょっこり現れないと、強いAIは実現できそうにないけど)

http://anond.hatelabo.jp/20110405122346

思考実験的な話になっちゃうけれど。

今回の元記事が指摘しているのは、日常悲劇に目をつぶって、非常事態ときだけ寄付とかしちゃう人なので。

トリアージ的発想から言わせてもらえば「プライオリティ」を付け、優先プライオリティの順に処理していく

この発想から行くと以下のようになる。

東日本災害優先順位:高)

日常      (優先順位普通

ホームレス  (優先順位:低)

海外難民等(優先順位:最低)

日常よりも優先順位が高いから、災害には寄付などの行動を起こせるわけだ。

んで結局、なぜホームレス日常生活よりも優先順位が低いのか、という話になるだけかと思う。


※人によっちゃ、ホームレスがん無視で海外援助活動って人もいるだろうし、自分日常最優先の人もいるだろうが、

※今回は考慮しない

http://anond.hatelabo.jp/20110405101510

効率下がるが、原子力電池って方向性もありかと。

効率はそのうち上がるだろうし、現状の処理施設が使いまわせるならなお良い。

2011-04-04

福島第一原発とその他原発を切り分けて考えたいと思うが

福島はしばらく十年スパン時間のかかる後処理に追われるだろう。現地で頑張っている皆様に追い討ちをかけるようだが、現状も対応も大変マズかったとしか評価できない。

だが日本電気を30%補って、多くの市民の生活を維持しているのが原発だというのも同じ現実であって、これなしで病院とか維持できないのも確かだ。

福島世界的にもまれに見る大失敗だったが、それでも各地の原発はなきゃ市民の生活が成り立たない。イヤな言い方だが、それはそれ、これはこれ、別々の政策、ということになる。

フランスから最新版のより安全な原発を買って改築するというのも手だが、足元見られてボられるんだろうなあ。

原発の正統なる後継者は、似たもの同士の自然エネルギーしかない

完全な妄想レベルで全く根拠はない与太話なのだがハイクに書こうと思ったらえらく長くなったので増田に書いてみる。

突っ込みどころは山ほどあると思うがまぁ与太話として聞いてくれ。

原発の現状と認識

今回大災害があった。さらに原子力災害が起きた。

様々議論はあるだろうが、今後国内では原発は向こう数十年は推進される事はなくなるのではないかと思う。少なくとも国政選挙が2回ぐらいは原発支持・不支持が論点になり、原発推進候補は勝てないだろう。当然ながらこの福島原発処理が終了するまでは先に進めないだろうし、毎年毎年、3月11日が来るたびに思い出され、忘れられずに残っていくだろう。あるいは残らなければならないと思う。

また、一緒にするなと言う話になるかもしれないが、スリーマイル島事故のあと米国は反原発に舵を切って長年原発を作ってこなかった。それが解除されたのはつい最近で、きっかけは確かカリフォルニアでの大規模停電だったように記憶しているが、そういった再び世論を動かす事故が起きなければ敢えて寝た子を起こすような政治家は出てこないと思う。(ただ…チェルノブイリ発電所2002年まで動いていたとか、そういうことを考えると残る可能性も十分あるし、今回の経験から日本原子力技術はさらに成熟されるだろうし、国際的にはどうだろとか、いろいろな議論はあるとおもうけど発散しちゃうのでここではこういう前提にする)

ただ、原子力によって叶えようとした

という夢は日本が今後成長していく上では捨ててはならない。捨てた瞬間日本経済は終わる、と言うレベルで捨ててはまずいと思う。エネルギーはすべての生産活動の基本なのでここが下がらないことにはコスト競争に勝てないからだ。

まずエネルギーコストがあがると、エネルギーコスト原材料費に占める割合が大きな産業からやられてくる。たとえば製鉄業などがこれに当たるが、実はすでに鉱石からアルミニウムの生成など一部の産業では国内企業エネルギーコストの上昇によって競争力を失っているものがある。(日本では独自に水力発電所を持っていてエネルギーを極端に安く入手できる企業しか残っていない。国内アルミニウム工業インゴットを輸入している。このためアルミニウム合金そのものについては国内より外国の方が進んでいる)これらの産業外国流出しても別にかまわないという考え方も十分あるが、これは全体的にコストの上昇を意味することとなる。

さらに、エネルギーを輸入に頼らなければならない日本では、エネルギーは即座に外国に金が流失する事を意味する。(国内エネルギー生産できる国はエネルギーコストが上がっても国内需要として残る)故にエネルギーコスト原材料費に占める割合が増えると産業競争力が落ちるばかりでなく、国内の金の巡りが悪くなり、経済はかなり厳しくなる事すら予想される。

全ての産業がこう言った事に追い込まれないためにも、永遠にエネルギーコストを削減していく技術は追い求めなければならない。

ただ、原発はもう少なくとも政治的・社会的にもう限界だし、コスト的にも議論はある。個人的にも消極的容認派から積極的収束派に意見が変わった。原子力推進でこの夢を追うのは無理だ。

では、どうするか。

原発で見た夢を継ぐ後継者自然エネルギー発電

原子力によって叶えようとした夢は、自然エネルギーが引き継ぎ、夢へと動くべきだと思う。自然エネルギー原子力と非常によく似ており、正統な後継者からだ。

「おい貴様何を言ってる水と油じゃないか」「かわいそうに、酸素欠乏症にかかって…」「ばーかばーか」等と言う声が聞こえてきそうだが、かなりマジである。原子力自然エネルギーは、少なくともチェルノブイリ以前の認識ではかなり共通点があったと思うんだ。

後ろの利権産業としての裾野の広がり、影響力)の話なんかも下手すりゃ同じである原子炉の仕組みが考え出された当時は火を燃やすよりずっと安全だと考えられており、今でも単純な死亡者の数では火力より安全だという議論すらあるくらいである。故に、今の自然エネルギーの一種のような認識だったのではないか。さらに言えば発明された当初は「こんなもの制限が多すぎて使い物にならない」と考えられていた…かもしれない。

原発というのはあくまでも手段であって目的はない。大規模な原子力災害が発生し、その他様々限界が見えてきた中で手段を変えるのはそんなに悪いことじゃない。目的が達成できればいのだから

故に、自然エネルギー原子力の正当なる後継者じゃないかと思う。だから原発は今後尻すぼみになるなら、同じ夢を追う自然エネルギー原発に振り向けていた投資のうち、維持費以外を振り向けて推進するべきだと思うんだ。原発反対の反動としての自然エネルギーはなく、原発の正当なる後継者としての自然エネルギーに。

自然エネルギー問題点

ただ、よく知られているように自然エネルギー

などなど、山ほど問題を抱えていて実際の所うまくいく保証はない。というか、代替エネルギーとして今すぐ原発の後を継げるような存在はないのは間違いない。今原子力の直近の代替エネルギーになり得るのは火力しかないと思っている。(夢は継げるかもしれないが。さらには原子力が火力を駆逐できなかったように、火力も依然として必要とされるだろう)ただ個人的にはそれぞれ、以下のようなブレイクスルーがあって、研究されさえすれば解決に進むのではないかと思っている。

最後送電網の組み替えだけは、物理的な問題があるのでブレイクスルーのような物はちょっと考えつかない。ただ、これはたとえ原発事故がなくても設備更新などは必要だったわけだし、おそらく原発がこのまま推進される事になってもこの流れは必要になってくると思われるので、と言う事にしておく。

また…。これは完全に不謹慎であるし、お怒りをいただいてもしょうがない思考ではあるのだが、怒られそうな事を敢えて言うと、今回の被災地は壊滅的な打撃を受けほとんど丸ごと町を作り直さなければならなくなってしまったところがかなりあり、政府はここに莫大な公金をつぎ込み新たな町を作り上げるつもりのようだが(そして世論もそれに賛成している)、これは新エネルギーのための町をある程度採算度外視で作る事ができる条件がそろっていることを意味している。

ご存じの方も多いと思うが都市計画は、再開発よりも一から作った方がよほど簡単なのである。たとえば中国では大規模造成によって作られているのはものすごいスピードで発展しているが、何もないところ(あるいは何もないに等しいところ)を造成しているから早いのである。(日本高度経済成長期のニュータウン造成も似たような話)一つずつ立ち退かせるところから始めなければならない再開発より早いのは当然である

から災害に遭ってまっさらになってしまったところがある、というのは、未来エネルギー産業を育てるためのモデル都市を作る事ができると言う事も意味する。きっかけは不幸な災害であったが、この災害を次へと繋げる事も可能になると言えるのだ。(ただ、外野からこういうことをいるのだ、とも言えるのであるが…うまくいけば世界に名だたるモデル都市になり、産業たり得るだろう)

技術はあっても実用化までに時間はかかるが、猶予はある。

前掲した以外にも様々な技術的な問題はある。これらの実現・解決にはかなりの時間がかかる。ではどうするか。個人的にはそれでもとりあえず問題はないのではないかと思っている。何故かと言えば、原発は今すぐ停止できる物ではなく、どちらかというと安楽死というか引退させると言った緩やかな停止になり、自然エネルギーの成長を待つだけの余裕は十分にあるのではないかと思うからだ。

今後、原子力は引退させようという動きになっていくと思うが、一部の過激派の言うように「今すぐ撤去せよ!」というのは暴論も暴論で、とても無理だと思う。確かにエネルギー問題を無視あるいは過激派の言うとおり節電などでやりくりすることが可能であれば、異常な状態である福島第一原発を除けば原発を今すぐ止めることは物理的には可能だろう。しかし停止状態になっているのに問題になっている、あるいは使用済み燃料であるにもかかわらずきちんと管理が必要なことを考えれば、いきなり停止させても自己満足以外の意味は、それほどないのではないか。むしろゆっくり運転させ経済的に重要である状況に置いておいた方が、追い込みすぎて安全対策にまで金が回らなくなることに比べればずいぶん安全かもしれない。

さらに、原発解体は年単位時間がかかるし、日本国内できちんとした技術確立されていないから、そこら辺の技術をきっちり固めてからはないと危険であるし不可能だ。

また解体した原発の放射性のゴミをどこに捨てるかという問題も当然発生するだろうが、場所はすぐに見つかる物でもないので(今でも地層処分の場所が見つからず難儀している)、そこも確保してから停止しなければならない。もちろん一度にたくさんの数の解体を進めることも、現実的ではない。すると、古い順番から廃炉へと動いていく事になって、原発の廃止にはどうやっても時間がかかる。自分は少なくともどんなに急いでも二十年はかかるとおもう。

からまさに原発から自然エネルギーへ夢を引き継いでいく素地は十分にあると思うのだがどうだろう。

最後に…

根拠らしい根拠はない。また「未来可能性は無限から何でもできます」みたい不毛な話なのも自覚している。今の短期的な電力不足技術課題が残るであろう中期的な問題を解決するような話ではない。

さらには原子力クリーンな夢のエネルギーとみられていた時代と同じで自然エネルギーも今後おそらく確実に様々な今知られていない問題も出てきて、場合によっては今回のような致命的な問題は出て来て頓挫するかもしれない。

また、設備以外にも、ライフスタイルは大幅に変えなければならないだろう。少なくとも

等は考えつくところだ。さらには原子力産業で食っていた人たちをどうするかと言う事もある。電力会社は徐々に電気を作って売る会社はなく、電力送電網を所有する企業へと変貌を迫られるだろう。末端の電力網を維持管理する作業者は技術的に大きな変更はなくあまり関係ないだろうが、そうでは無い電力会社本体の、発電に携わる今まで日本を支えてきた技術者の方々には削減の並が及んでしまうだろう。

しかし、原子力が数十年原子力産業日本を食わして来たように、数十年は日本を食わせてくれる原動力になるポテンシャルは十分にあると思うがどうだろうか?

また、困難であるため他者が参入してこないと言う状態であるならばより高い見返りを得る事ができるのではないか?うまくすれば、日本がはじめてエネルギー世界で優位に立つ事ができるようになるやもしれない。

今こんな事を言うと怒られるかもしれないが、原子力は敵、自然エネルギーは味方、あるいはその逆でも良いが、そういった思考では未来は開けない。

現実原子力の力によってできあがってきた社会直視し、原子力に携わる人々に「なんて物を作ってくれたんだ!」と言い放つのはなく「今までありがとう」と言い(これは無論原子力災害に見舞われている現地の方々ではなく、そのエネルギーを享受してきた我々の立場である原子力災害のただ中にいる人は怒っても良いし保証の話は別だ)原子力で見た夢は自然エネルギーが引き継ぎます、と告げ、方向転換を図る時だと思う。

生きたいきもちこそ

http://anond.hatelabo.jp/20110402235736

 

そんなひとは、原発事故処理現場ですら、だからこそ、イラナイとおもうよ。

 

まもりたいものがあったり、生きて帰りたいきもちがあってこそ、信頼できるような精度の作業が任せられる一面もある。

すてばちな気持ちではこまりますよ。

 

重要な局面で、「ま、いぃか…。しかたない…。」と腰砕けられては困る。

「大勢の人々と、死なばもろとも」の気持ちになられては困る。

 

…と、雇う側からすると、考えるとおもいました

マジレスごめんね。

2011-04-03

http://anond.hatelabo.jp/20110402021823

レベル放射性廃棄物処理方法が進んでいってることには驚いたけど、

高速増殖炉が実用化しても、高レベル放射性廃棄物を減らすことはできるだろうけどゼロになるわけじゃないと思う。

また、高速増殖炉が実用化するよりも、スーパーキャパシタ耐久性や容量が進歩して廉価になる方が分があると思うけど、どうだろうか。

失われた未来

街は文字通りいつもより暗いとはいえ、徐々になんとなく落ち着きを取り戻してきている。

しかし、これから日本はどうなるのだろうと考えているのだけど、答えは出ない。

今回の原発事故で思い描いていた日本の将来のシナリオの大半が変更せざるをえなくなったなという実感はある。

震災前には、俺も俺なりに日本は将来こうなるんだろうなというイメージ

じゃあ、それならこうしないといけないんだろうなというイメージがあったのだが

それはもう使い物にならないものになってしまった。

細々とした計算をして答えを出したら、そもそもの前提条件がすっかり間違っていたときのようだ。

しかし、トフラーやジャック・アタリとかの未来学っぽい本やら、山形浩生が褒めてたシェル石油の将来シナリオを読み返して

その予測震災によってどの程度変更を迫られるか考える気力が今のところないので

はてなが誇るちきりん日本未来予測震災後にはどうなるか考えてみる。

2010-07-30 日本アジアイタリア

http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20100730

8ヶ月前のこのエントリーでは幾つかのモデルの中から

"「イタリアモデルが、日本が進む道」だと思うし、「それって結構よい道じゃん」"と

ちきりんは言っている。

そして、ありえそうな将来像とそのプラス面とマイナス面を列挙しているが

そのプラス面を見てみる。

首都世界の人が憧れる大都市ユニークに熟れた都市文化存在

田舎)訪ねるのは不便だが、すばらしく美しい地元ならではのおいしいモノもたくさんある

国家ブランド)強い。“イタリア製”“日本製”という言葉には独特の付加価値がある

(観光産業海外から、特に圏内(日本場合アジアから多数の人が押し寄せる

(食事)世界トップレベルの美味しさ。 世界中でブームが定着

ファッション)食事と同様、独自のスタイル世界の注目を集める

文化世界はない(アメリカエンターテイメント産業の真似ではない)ローカルカルチャーが花開いている。イタリア日本は、あのフランス文化面で憧れる世界で唯二の国。

このうち上の4つは今回の原発事故で、もはや毀損された。どうしようもない気がしてくる。

では、どうするべきか。逆に考えてみよう。

イタリア日本のような原発事故が起きたら、イタリアはどのように復活しようとするだろうかと。

思いつかない。

というわけで、移民英語教育も無理だとすると、ギリシャモデルしかないけど、どうなの、ちきりん

_______________________________________________

【追記】

読んでもらったのかわからないが、そのあとちきりんの新しいエントリー

2011-04-05 2020年代を楽しみに生きていこう!

http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20110405

2010年代 「震災復興増税10年」

戦後初めての政権交代が実現し、民主党政権スタートしましたが、すぐさま東北東日本大震災が起こります

日本は、原発処理放射能汚染への対処日本ブランド名誉回復、電力不足問題などに忙殺される一方、

巨額の財政負担を増税でまかなわざるを得なくなり、国民生活は疲弊します。「地震原発処理増税10年」・・・

2011-04-02

誰にも愛されない人間しかできない社会貢献

福島原発処理作業に当たりたいと思った。

30手前の独身女。恋人家族もいない。

友人はいるけど責任の生じる関わり方をしてくれる人はひとりもいない。

誰にも愛されていない。

自分は何のために誰のためにいきているのかと苦しむ日々が続いて、

最近やっとふっきれて楽になってきたところだった。

今回の震災の件で、改めて人は他人のために生きているということを実感した

他人のために仕事をするのはもちろんだし、

生命の危機に遭遇した時に誰もが案ずるのが愛する人のこと。

もしくは自分の心身を削ってまで救いたいと願うのが愛する人生命

「この人のために生きたい」と思える相手なんていないし、いても相手も同じように思っていなければ、

その人の存在を生きる理由にするのは自己満足というものだし。

私が死んだところで泣いてくれる人なんて誰もいない。

私は自分の命を惜しむ必要性が全くない。

ある意味これは他の人にない強みなんじゃないかと思うようになった。

今の私なら、「他の人を救うために誰か犠牲になって死んでくれ」と言われたら我先にと手を挙げるだろう。

生きながらえたところで、守るものはなく、

保身せずとも、失うものは無い。

放射能たくさん浴びたところでどうせ結婚できないし子供も産めないんだから

旦那や子供に迷惑かけることもない。

国のために原発処理に当たってこようか。

失うもののない人間しかできない幸せ生き方ってきっとあると思うんだ。

2011-04-01

大前研一動画(27日)の内容まとめ

福島第一原発 現状と今後とるべき対応策(3/27)」

http://www.youtube.com/watch?v=5mBlngPiaSY

いし気の向くままに喋ってるので、

10~15分くらいに区切って見出しを付けた。

見出しも区切り方も適当

この動画にある比較的新しい(この動画がアップされた時点で)話は、

  1. 15日・16日に再臨界(ただし極めて小規模)が起こった可能性の話
  2. アメリカ政府の動きに関する話
  3. 「安全工学破綻」に関する話

といったところか。

1.ニュース解説津波災害全般[~8'10"]
2.ニュース解説福島原発問題[8'1020'00"]
3.福島第一原発の現状[20'00"~33'20"]
4.日・米政府の動き[33'20"~47'30"]
5.テクノロジー限界?[47'30"~59'40"]
6.政府指示の過ち[59'40"~72'10"]
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