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2024-01-21

岸田は爆弾テロで死んでれば凡庸首相くらいの評価で済んでたのにね。

無駄長生きしたから、嘘に嘘を重ねて、今度は派閥解消と言う嘘までついた。

ここまで嫌われた首相は今までの自民党総裁見ても27人しかいないだろう。

国民殺し政党自民ウヨカルトの最悪の歴史に名を連ねた。

2024-01-15

anond:20240115140036

ご参考までに、元バラエティ大好きっ子アラフォーの私はこんな感じです。


黒髪期(90年代後半ぐらいまで?)30代

とにかく鋭いイメージ

ごっつええ感じ】超おもしろいな。【HEYHEYHEY】でのいじり方もすごい。【ガキ使】もおもしろいけどフリートークだけでいいな。

やっぱりとんねるずウンナンよりダウンタウンだよな。

遺書』『松本』はお小遣いで買って何度も読んだ。

【一人ごっつ】っての観てみたけど、これを“面白い”とするのか?


坊主期(90年後半~10年代半ば?)40代

黒髪期よりちょっとコワモテになったけど独特のかわいさは健在。


【進ぬ!電波少年】「アメリカ人を笑わしに行こう!」あれ??

紳助が苦手だったので【M-1】はあまり見ないまま年を取ってしまった。

働くおっさん劇場】も遊んで徹夜明けしたときちょっと見たけど苦手だった。

大日本人】は映画館に観に行ったけど映画監督の才能なかったかあと思った。

あとから振り返ると【大日本人】が一番マシだった。レンタルで観た【R-100】なんてよくこれで企画通ったな(悪い意味で)

【ごっつ復活スペシャル】も【MHK】も期待していたのに正直つまらなかった。

年末の【笑ってはいけない】は惰性で見ていた。

いいとも最終回】の全員集合には一応興奮した。

金髪期(10年代半ば~2024年1月現在)50代

加齢が進んだ。たけしの真似?

水曜日のダウンタウン】は今も見ている。コメントでのうまい落とし方はこの人しかできないなと思うけど、苦手な企画ときは見ない。

探偵ナイトスクープ】は居住地域でやっていないので知らない。

ワイドナショー】も松本が時事とどう向き合うか気になって数回見てみたけど、時事に対して凡庸な混ぜっ返し方をして「好き勝手個人見解を言ってるだけですよ~」という姿勢が非常にダサいと思って見るのをやめた。

松本動きます。】←特に感想なし

【一連の騒動について】

同意があったかどうかは別にして、後輩アテン飲み会性交渉自体はあったんだろうなと。

「いつ辞めても良いと思ってたんやけど…やる気が出てきたなぁ〜。」

「とうとう出たね。。。」

事実無根なので闘いまーす。それも含めワイドナショー出まーす。」

ワイドナショー出演は休業前のファンの皆さん(いないかもしれんが💦)へのご挨拶のため。顔見せ程度ですよ。」

同意の有無の判断は保留するにしても、この一連のツイートキツすぎない?(特に長年のファンの皆さん、“あの”松本人志のツイートとして許容できる??)

2024-01-10

未だに松本人志信仰している人っていたんだという驚き

90年代ならいざ知らず、放送室をやってたぐらいから化けの皮が剥がれていたじゃん

明らかにほかの芸人ラジオよりもボケが少なく、テンションも低調

凡庸な持論を鼻息荒く語るし、ベタでつまらないボケを言って自分で大笑い

相手高須が呆れている瞬間も多々

その後、映画がスベり、新作コントがスベり、なにも新しいネタを発表しなくなったがね

未だに松本人志信仰しているやつなんていないと思ってたわ

隠れキリシタンを見つけた気分だよ

2024-01-04

YouTubeのヤバさは想像を遥かに超えていた

子の教育に悪影響を与えるコンテンツとして昔からよくやり玉に挙がっていたのは漫画アニメ、あとゲームだが、YouTubeはそれらを遥かに超えていた。

なんだかんだアニメゲーム自主規制団体があるし、漫画編集部が噛むので、そこまで倫理的道徳的ヤバい作品は出てこない。

仮に出てきても必ず大小何かしらの騒ぎになってその作品名が知れわたるので、親としてコントロールするのは容易い。

ところが、だ。

YouTubeはそれを軽々と回避してきた。

こちらを見ていただきたい。

漫画園児の子供を妊娠した保育士。可愛がっていた生徒たちがお昼寝の時間に乗ってきて…しばらくして生理が来なくなり妊娠していて・・・

https://www.youtube.com/watch?v=BtBXIi_fRak

YouTubeでは昔からおなじみのジャンルマンガ動画だ。

進研ゼミマンガのような凡庸作風と、声優アフレコ、適度なBGMSEによってアニメを見ているような気分で楽しめる子供たちに人気のジャンルだ。

そのジャンル動画でこのようなヤバめな思想モリモリの動画が平然とアップされている。

とても全部見れないと思うので、あらすじをかいつまんで説明すると、22歳の独身保育士女性を5歳の幼児が孕ませ、それをきっかけに幼児の親が離婚幼児の父と保育士再婚し、幼児の子を産んで一緒に育ててハッピーエンド!という荒唐無稽な内容だ。

しかしこれらの内容が進研ゼミ風な凡庸無害な作風と相まって、さも普通のことであるかのように描かれている。

当たり前だがこの作品で描かれている事柄には倫理的、法的に大きな問題があるし、登場人物心理描写メチャクチャだ。

もちろん大人であればそれらがおかしいことであるとわかって見れるので問題ないのだが、こと子供が見るものと考えると大問題だ。

本質的にはAVをみてセックス理解してしま問題に近い。

親や周囲の大人からの適切な助言・指導なしにこれらのコンテンツ摂取し続けると人格形成や対人関係の構築に多大な悪影響を与えかねない。

そんなコンテンツが野放しにされ、しかチャンネル登録100万人以上、再生数100万回以上のわりと人気なコンテンツとなっているのは、巷にあふれる萌え絵ポスターなんかよりもよっぽどヤバい問題だろう。

はてなにいるフェミの方々はぜひこれらの問題に向き合ってみてはどうだろうか。

2024-01-01

anond:20240101100022

お上の言うこと聞いてセカセカ働くことを選択した責任は?

その結果、社会悪化に貢献してるなら同罪とみなされるんやぞ

アイヒマン凡庸な悪ってやつな

2023-12-25

自分ストーリーがない

強いて言えば、良き夫、二児の父。凡庸

今の暮らし毎日幸せだけど、夢のあるストーリーに生きてみたい

2023-12-13

おまえが『人生主人公』でないのは凡庸からではなく、『選択と結果』を引き受けてこなかったからだよ - 自意識高い系男子

https://l.pg1x.com/3koBtpC99eb4XMU79


選択と結果」……要するに「責任」だな。

今の現場は「言われた通りのことを正確にやるだけ」なので、本当に楽だが脳が腐る。腐っていく。

今まで全部「選択と結果」をやり続ける現場しかなかったから。

だが、安定的金額を得られるのも事実だし、何よりフルリモートだ。最高。


人生50年過ぎて初めて「オマエラサラリーマンと同じ生き方」をしているが、本当にくだんねーな、と思うよ。

宝くじが当たる予定なので、それでおさらばしようと思う。やっぱ「選択と結果」だけの殺伐とした世界が俺には気持ちいい。

2023-12-04

anond:20231203220347

1曲選ぶなら…

真夏の果実 / サザンオールスターズ

※すまん、さっき欲張って20曲以上ならべてしまったが削除した

追記凡庸選曲って煽られたけどトラバ返したら消し逃げされちゃった(T_T)。まあ、凡庸選曲だけど、非凡な曲ですので、改めて聴いてみてくれい編曲メロディの工夫とか、よく出来てるなーって思うよ。一人で歌ってるけど実は合いの手的なメロディになってて飽きさせなかったり。

2023-11-24

Zachtronicsゲーがクリアできない、パズルゲームがうまくなりたい

Steamセールが始まった。

またも俺はZachtronicsのゲームを買ってしまった。

俺は頭が悪い。ひらめきもなにもできない凡庸中年だ。

なのにどうしてこう毎回セールになると、Zachtronicsのゲームを買ってしまうのだろう。

Twitter検索したら初心者向けと書かれていたOpus Magnumすらステージ1もクリアできやしないのに。

パズルゲームがうまくなりたい。どうしたらいいんだ。

2023-11-10

定型発達」という言葉が良くないよね

典型的発達」にしたほうがいいと思う。

ないしは「凡庸発達」とか。

定型」だとそれが正しいというか、決まったフォーマットに従っている印象を与える。

でも実際はそうではなく、単なる「多数派」以上の意味はないでしょ?

2023-10-31

人間の鼻をリアルに描いてしまうようになってしまったんじゃ

昔は少女漫画みたいな鼻とかな、点(影)だけどか、鼻の横の影の輪郭をクッキリ描いたりとか、色々な絵柄があったんじゃが、最近は鼻もリアルで描くことにしたんじゃ

もっとも影響があったのはジュニアアイドルDVDの影響じゃな

JS1やJS2のかわいさを表現するのに、ありきたりで凡庸ちゃおのような少女漫画の絵ではあかんと思うんや

くじらっくすみたいなのもダメ

いのちんこがピクリともせんのや

自分ちんこに素直に生きるのが一番なんや

生きられる限りな

2023-10-10

水星魔女を見たが非常に不満が大きかった

スレッタとミオリネの両方に社会性がない

スレッタは恵体で優秀なパイロットだが、水星田舎者で救助の仕事だけしてきて、素の性格アニメを見てスクールラブに憧れていた凡庸JKから

社会に関心がなく、恋愛友達家族しか興味がない視野が狭いキャラクターとして描かれていても、別に違和感や不満はなかった。

しかし対比となる、都会育ちでベネリットグループ総裁の娘として生まれたミオリネまで社会に関心がないとは思わなかった。

ミオリネまで社会格差家業に関心がないなら、デリングとシャディクに保護されて籠の中の鳥のままでいたほうが良かったのでは?と思ってしまった。

ミオリネの父親スレッタの遺伝情報上の父親を殺していることについて、「父親がやったことだから私には関係ない」と即解決され葛藤が一切無かったのも、

正論かもしれないがキャラクターとしての魅力を大きく損なったように思う。

 

スレッタが酷いことを言われても耐えるキャラのまま終わった

スレッタが強化人士4号にしつこく質問して地雷を踏んだのも悪いといえば悪いが、4号に酷いことを言われて「それでも好き」、

スレッタがプロペラ洗脳されているのにも問題はあるが、ミオリネに酷いことを言われて「それでも好き」、

エリクトには突き放され、プロペラからエリクトよりも優先順位が低い娘という態度を露骨にとられるが、

「それでも好き」という嫌な天丼をやられた印象がある。

こういう、冷たいことばかり言われて、いたぶられるポジションに置かれやす女性類型としてあるといえばあるのだが、

ガンダム初の女性主人公としては見たくなかった形だった。

 

シュバルゼッテとデミバーディングの無理矢理挿入された印象

シャディクがガノタに不人気で、本編でも見せ場がいまいちだったかミカエリスが売れない、などと言われていたが、

2期機のシュバルゼッテとデミバーディングはミカエリスとも比較にならないほど扱いがひどかった。

まずラウダがノレアペトラをケガさせられた八つ当たりでミオリネを殺そうとして兄を殺しそうになる(?????)という、

訳のわからない戦闘一回だけにシュバルゼッテは使われて消滅した。

グエルに期待して、期待が裏切られて反転アンチ化し、メインシナリオ無関係に殺しに来るというろくでもないキャラだった。

デミバーディングはもっと印象が薄い。ただ人間を運搬しただけでしかない。

マルタンが出しゃばりすぎたためニカとチュチュ関係が薄いものになってしまい、自動的にデミバーディングも影が薄くなった。

ガンプラを出すことが決まっているので無理をしてでもシナリオねじこむしか無く、ストーリーが変になったり機体が空気になっている。

 

クワイエット・ゼロが結局何なのか分からない

おそらくこうなのだろうという予想を大勢視聴者がしているが、本編中にろくに説明がないためほぼ憶測しかない。

ノートレットの理想デリングが引き継ぎ、プロペラがそれを利用しようとする、それぞれの思想ビジョンが全部不明瞭だった。

結果、「何のためにスレッタが身を削ったのかよくわからない」というのは致命的なのでは。

 

格差描写無意味作品としての倫理観が粗末だった

4号、ソフィ、ノレア、フォルドなど社会底辺出身ネームドが次々に死んだ。

虐殺したデリングはお咎めなし、強化人士を殺したペイル社CEOもお咎めなし、

そして宇宙議会連合軍大量虐殺したプロペラの罪はなぜかシャディクが被るなど、

罪と罰の扱いが非常に適当ものになっていた。「赦しがテーマ物語」とするにしたって雑すぎないか

勧善懲悪物語現実乖離しており安っぽくもあるのだが、いくらなんでもここまで混沌とさせ説明カットする必要があったのだろうか?

結局、死んだネームドは底辺まればかりだったという印象が残る。

宇宙議会連合唐突殺人光線から人を守ったスレッタや、失神したモブ生徒を救おうとしたペトラなど、

スペーシアンについては「利他的な行動をした結果として重度の身体障害者になっている」のも、何が言いたい?

ラウダによる地球メンバーロウジ、フェルシーに対する殺人未遂も適当に扱われて無罪になったようだし、

利他的な行動をとると障害者になって、他責思考加害者についてはやりたい放題であるというのが物語結論のようだ。

 

追記

デザイナー発注時シュバルゼッテはグエル搭乗機で赤い機体だった

グエルが最後までスレッタたち主人公サイドの敵で、シュバルゼッテ乗って死んでたとしても、

本筋と無関係なとこで謎にフェンシングしたり謎に弟に殺されかけるよりはマシだったわ。

敵対して死んでも共闘してもどっちでもいい。本筋と無関係なとこで意味わからん戦いに消費されたのが一番萎えたわ。

2023-10-09

推しが好きな気持ちが本当なら公衆面前ファンの陰口を言うな

ぶっちゃけ営業妨害からやめてくれ。

俺は中堅ライブ配信者だ。直近ではそれなりに収益は出ているもんだから専業ライバーになることも考えている。努力が実ったのか、配信を重ねていくうちに重課金勢のリスナーも数人ついてきてくれるくらいの規模にはなった。

そして俺の配信の規模もじわじわと大きくなってきていて、ついには俺の専スレまで立てられるようになった。

俺に対して少し陰口を叩いたり上から目線でクソバイスするくらいならそれほど気にならない。

しろ最初のうちは自分の専スレが立つほど実力が付いたのだと喜んで見逃していた。

だが、少し経つと俺にもリスナーにとっても迷惑書き込みが現れてきたのだ。

俺のファンと思しき人が俺のリスナーを名指しで叩く書き込みが時々現れるようになった。

侮辱罪や名誉毀損で訴えられるほどでもない軽いディスだったとはいえ、本当に困っている。

まず名指しされたリスナーが嫌な思いをするのは当然として、迷惑を被るのは本人だけではないのだ。

当然また掲示板で叩かれたくないだろうからそのリスナーはサブ垢を用意するか匿名コメントをする。

どう困るかというと、単刀直入に言えば俺は顧客管理煩雑になる。正直重課金勢でもない限り人のサブ垢まで覚えられない。

匿名コメントでもコメントアイテムをくれるのは十分嬉しいが、直接お礼を送りにくくなる上に配信サイト側の操作煩雑になるから面倒臭い

一番迷惑だったのが重課金勢への悪口だ。

課金額によって人に抱く感情対応を変えるのはどうかとも思うが、俺だって聖人ではない。凡庸人間から大きく月収が左右されるようなことが起きれば正直普段より強く怒りたくもなる。

名指しで悪口掲示板に書き込まれたのが原因かそれとも俺の配信が悪かったのかはまだ現状を把握できていないが、実際に1人の重課金勢が配信に来る頻度が減っているのだ。

配信中のコメ欄であればリスナー同士の喧嘩一時的に枠から退場させるなり注意喚起するなりできるが、当然外部サイト書き込みだけは俺の力で統制できるわけではない。

頼むから嫌いなリスナーがいても堂々と口に出さないでくれ。

鍵垢で愚痴るなり検索避けするなりこっそりやってくれ。

嫌いな配信者を潰したいならどんどん重課金勢の悪口を言えばいい。好きな配信者を伸ばしたいならアカウントサイトを使い分けるなりリアル愚痴るなりで発言の場は気をつけてもらいたい。

2023-10-04

子供の数は減っているにも関わらず不登校が30万人近くいるらしいから「学校必要か?」と言おうと思ったけど凡庸なので代わりに

そもそも教育のもの必要なのか?

2023-10-03

anond:20231003125549

あるあるやな~枝葉のアイデアに凝ってて(と言っても凡庸もの

本筋が面白くないのあるあるやな~

2023-10-02

アスミカケル1話感想

2023/10/04 追記: この日記週刊少年ジャンプにて連載中の「アスミカケル」の感想文になりますが、以下のような特徴がありますので先に注意点をば。

【注意点】

基本的感想フラットに思ったままを書いています

 悪い言い方をすれば、何も考えずに脳死で書いてると言っても過言ではないです。

 特に何が良いとか悪いとか考えず、ただ見て感じたものを書いてるだけなので、場合によっては褒めてるように見えたり、逆に貶してるように見えるかもしれませんが、どちらでもないです。

 赤い色を赤いと言うようなレベル稚拙な見たままの直観を出しているものと考えて頂ければ幸いです。この山は大きいなぁとか、そのレベルです。

 たまに「あっこの川、深いッ!」みたいな多少の感情は乗るかもですが、基本フラット自分にとって快不快を問わず感情が乗るのは良い作品だと思っていますよろしくお願いします。

②たまに何かから引用する事がありますが気にしないで下さい。

 上記の通り脳死で書いてるため、連想ゲーム的に他作品(他の漫画とかアニメとか)の内容やセリフなどを引用したりする事がありますが、比較のためではありません。

 つい「この人の髪型ハンバーグみてーだなぁ……」みたいな事を言うかもしれませんが、その人やハンバーグを貶めたり、逆にそれを理由に名作と引っ付けて評価を上げるような意図とかも無いです。皆無にして絶無です。

 そのような比較や同一視は両方の作者や作品に対して失礼であり、あくま自分の中では全く別のものだけど連想してしまったに過ぎないので、あくま個人の感想である事をご留意して頂けませば幸いです。

 

③同様に、何かしらキャラ演出などについての評価をする事もありますが、それ自体特に作品や作者の評価ではないです。

 もし仮に私が「このキャラ不快だなぁ」と言ったからといって、それが即ちその作品や作者が不快という事でもないです。不快キャラを出すことで、相対的に他のキャラの株が上がる事もあります

 世の中にヤベー人間いるからといって、即ち世の中がヤバい訳ではないように。その作中世界や世界の中の"もの"と作品との評価は全く異なるものであり、なんなら邪悪人間しか出てこない邪悪世界作品でも面白い場合もあるかと思います

 世界最高のコントラバス世界最高の尺八奏者世界最高のDJコラボしたところで、どうひっくり返っても「世界最高のジャズ」が生まれるなんて事はないように。要素同士の相性が良くなければ作品はチグハグになります

 演出とか構成とかストーリーとか諸々の要素が全て満点でも、それらが噛み合ってなければ作品として成り立たないように、あくまで要素と作品全体の評価は別物である認識して頂ければ助かります

 合言葉は「だが。それがいい」。大事だと思います

④また、自分目線はどちらかと言えば創作目線気味で「自分が作者だったらこうするかなぁ……」みたいな事を考えがちな傾向がありますが、だからといって作者へのリスペクトが無いわけではないです。

 そもそも自分創作者というより鑑賞者なので、岡目八目で「ああすれば良いのに」「こうすれば良いのに」と言ったところで自分自身が実際にそれを出来るかどうかと言えば答えはNoです。

 あくまで読者としての視点しかないため、実際に締め切り(納期)通りに同等以上のものを仕上げれるわけではないですし、実際その作品と同じテーマ自分表現するとしたら、それは作者の出す作品とは全く別物になると思います

 素人や読者の視点というのは独り善がりなものであり、あらゆる創作者には個性があるし個々の事情もある。その全てを重んじ、リスペクトしていきたいと自分は考えています

ここから 2023/10/03記入の本文(原文ママ):

アスミカケルを電子ジャンプバックナンバーにて読む。概ね1p毎に気付いた事などを書いていく。

とりあえずざっくりカラーの1p目(ジャンプ本誌3p目)。最初の「痛いのは嫌いだ」「苦しいのも嫌いだ」「強いから何だってんだ何の意味がある」「怖い…なのにどうして…」「戦わずはいられない…!!」

この部分で恐らく作品テーマを開示している。要するに、不快さやデメリットを抱えると分かっていても「人が戦う理由は何か」が主題であると思われる。そのため、最初の掴みとして「殴られたり極められる人」を描き、「それでもなお血の滴る道を進む」という事を示唆している。

どうも火ノ丸相撲の人が描いてる漫画であるらしい。火ノ丸相撲もそうだが、格闘漫画それ自体自分にとっては基本的に相性が良くない。ただし、これはリアルに起因するものなので無視しても良い。表紙については前述のページと同じく、一部を除いた全員が前方向を向く事で戦いにポジティブな要素を示唆しているものと思われる。

次。ジャンプ本誌26pより本編開始。ここで何気なくだが、やや不自然明日見家の全員をネームプレートに示している。これは古くは沼駿先生の「左門くんはサモナー」に於いても使われた手法だが、「左門くんはサモナー」の場合特定意図を持って何度も示されている事に注意したい。ここでは現状、明日見家の全員を紹介する以上の意図は汲み取れない。

家長である祖父の獏は覇気がなく、物忘れ気味な事が示唆されている。また、リフォームをした事および、その前に配偶者(祖母)を亡くしている事も先のネームプレートから汲み取れることが分かる。ただし現状、そこまで読む必要はない。次のページでは息子たる和虎をリフォーム後に亡くしている事が分かる。恐らく獏はリフォーム後に忘れ癖が出ているものとも考えられる。

ここで出ている長女と次女らしき人物は羚と三羽か?最初は二兎だと思ったが、二兎が主人公であると思しき少年であった。兄は一狼。二狼でなくてよかった(良くない)。名前の由来は原則として動物に由来するものと考えられるが、祖父が夢を食べると言われる獏なのは意図してのことか。であるとするなら、他の名前にも意図があると考えて良いだろう。次。

二兎が一般的より冴えない、やや怖がりの高校生として描かれている。ここで最初のページに示されている恐いという部分が示されているため、キャラ付けとしては重要だが、演出として主人公への広い共感を呼ぶという感じはしない。次。

そこで友人が守ってくれたり、格闘技の道について示される。友人が最初は強い(主人公を護る勇気を示す)という点では鵺の陰陽師と同じくしているが、鵺の陰陽師よりは凡庸とした見せ方ではある。逆に言えば奇を衒っていないという事でもあるので、まあ王道と言えるが、王道なりの見せ方として絵力による演出がもう少し欲しいというのは読者として欲張りだろうか。次。

そこで主人公が機転を利かせて窮地を脱するという形でキャラを示す。これも基本的には読者に共感というよりは離れていく方向の形だが、前述の「怖くても戦う」という部分を見せるためにはギャップを作る必要が出てくる。しかし昨今の読者は言うなればせっかちなので、私も例に漏れず「ここで主人公が魅せる部分だろう」という感覚がある。

引き続き、格闘技への道を示すシーンが続く。ここでも主人公はひたすらに怖さを出す。しかキャラ付けとして一貫しているといえば一貫しているが、ややくどさも出てくる。怖さばかりをピックアップするので、恐らく意図しての事だろうと思われるが、やや強すぎるのではないかとも思う。次。

まだ主人公の弱音は続くが、ここで漸く主人公資質を見せるシーンが出る。ただしあくま受け身である。これもスマートに避けるとかでなく受け身なのは、やはり痛みなどを受けるという部分が思想としてあるのだろう。その上でダメージコントロール技術としての受け身を出すのは理には適っているが、インパクトとしては地味だ。次。

主人公最初に示した好みのヒロインを出すページ。ここでも格闘技。これで格闘漫画じゃなかったら何なのかとなる格闘押し。もう少し展開が早くても良い。体幹概念を出すが、ここで問題は「体幹とは何か?」というのを主人公が知っている事。逆にいうと、ここで体幹について知らない読者に「体幹とは?」と疑問を持たせる効果はあるだろうが、やや濃ゆい

そしてヒロインの置かれている立ち位置も出しつつ、先程に書いたMMAを出す。しか主人公が覚えていない。作中時間が経っているのは分かるが、読者としては一瞬なので「…「MMA」って何だっけ…?」は、ややくどい気もする。が、このくどさは恐らく想定する読者層によるのだろう。要は、流れで適当に読んでる読者に向けて思い出させる効果を狙うものと考えられる。そして再びの一狼。次。

物忘れ気味な「じいちゃん」によるMMA解説と、かつ祖父ギャップ提示。これにより確実なまでに明日見家が武術一家である事を示している。わざわざ道場を別個に建ててるのだから当然そうなる。しかし、そう汲み取れない、つまり格闘系の文脈に疎い読者には「急に謎の道場!?」となりかねないコンテクストありきの部分なので、やや不親切か?次。

再び「じいちゃん」(獏)の物忘れと、残りの家族や更に家庭環境を明示。(羚以外)。手帳重要ものだとも示す。次。

ようやく羚の名前が出る。個々の負い目を提示するシーン。回想に入る。次。

過去回想。まあ家庭環境という感じだ。再びの不穏さを提示しながら次。

イジりからイジメに。まあ主人公の情けなさを散々に提示しているのだが、それと対象的に友人とヒロインの格が上がる。次。

ヒロイン戦闘能力に対し、再び主人公能力を示すシーン。基本的に技を受ける事が前提で話が進んでいく。ひたすらテーマに沿わせようとする意地は分かるが、ここまでくどいと自分としては結構と気になる。

ここで舞台装置だった不良についてはスルーされ、ヒロインの家がMMAなり格闘技関係事務である事を示唆しながら次に。

MMAジムヒロイン目的目標開示。一応、不良にも逃げたというフォローが入る。ヒロイン主人公を見定めている事も暗に示唆しつつ、友人が前進。次。

兎にも角にも主人公の人柄を示しまくる。リアルでなら良いが、漫画なのでくどく感じる。説明は少なすぎても多すぎても良くないが、サラッと流して欲しいのが個人的感覚

戦うヒロインなので眼鏡を取るのは当たり前だが主人公が割りと欲求に素直である事も同時に示される。格闘技説明が入ったため、とりあえず一旦ここから暫くは感想を書きながらでなく流し読みで良いと判断

どうでもよいが、遠目にヒロインを見るとシルエットだけならワールドトリガー宇佐美栞に似ている事に気付く。閑話休題。これらの説明類は、大なり小なり格闘技に対して事前知識があるか、興味が無いと頭に入らないのではないかと思う。

主人公体験パート。「当て勘」など格闘技ワードが続く。この場合は「距離感位置関係の把握など、空間把握と自身身体把握ないし操作とがズレている」と考えれば良いが、兎にも角にも主人公の魅力が地味かつ描かれないのが続く。1話も中盤に差し掛かるが、これで大丈夫なのだろうか。次。

フォローとばかり「明日見」の武術について示唆しつつ、また回想と次ページで不穏な事が起きますよというコマを使う。濫用では?次。

不良の顔も三度まで。次。

ここで漸く主人公が「強さ」を示す。

まあ一線を超えるまで強さを示さないというのも良いのだが、良くも悪くもリアル人間という感じで創作物としては何とも。

ワンピース1話で言うならシャンクスが酒をぶっかけられるくらいのラフさと、銃を抜いてから豹変という所に、ここまでページをかけるのか……という感想が強い。

良く言えば丁寧ではある。そして主人公武術活躍するのを示唆して次に。逆にいうと、こういう「丁寧だけど驚きが無い」というのが強い特徴に感じる。火ノ丸相撲は本誌かつ序盤しか読んでいないので記憶が薄いのだが、こういう作風なのだろうか?次。

戦闘シーン。組んで、回転させて壁に衝突させ、足を抜いて相手の力を利用して投げ飛ばす。簡単に言えばこれだけなのだが、こういう限られた空間でのストリートファイトは少しコマ割りと構図に工夫をして分かりやすくしていくと有り難いか

あと「殺れ」はガチ古武術としての教えなら分からなくもないが、MMAメインなのと主人公キャラには合わない。ここは「躊躇うな」とか「そのための備えをしろ」だけで止めても良いとは思う。次。

ここも戦闘シーンだが、やはり武闘経験がある前提での描写が目立つ。別に理として間違った事は書いてないし描いていないのだろうが……

こういう部分が多いのは、アスミカケル自体格闘技経験者に向けた漫画なのだとして割り切った方が良いだろう。次。

組技系の格闘家としての主人公披露。当て勘のなさや受け身など攻撃を受ける前提の描写に納得はいくが、絵的に不良のほうが目立ってしま演出

ここは思い切って主人公を目立つよう分かりやすく上に描いても問題は無かったと思うが、何かしらの意図があるのだろうか。よく分からない。編集者が気付かない訳がないので、まあ何かしらの演出なのだろう。次。

ヒロインによる制止と事態収束、および疑義の投げかけと解説。ここも最後コマ示唆。……「丁寧といえば丁寧」。次。

最終的に格闘技について前向きにはなるという所で終了。

総評……非常に申し訳ないのだが、主人公言うなれば「極力リスクを負わずに良い所だけ取っていく」という印象が強い。50点のために、解ける問題を解かないというのが事態悪化させているまである。そこまで考えていないといえばそこまでだが、どちらにせよお調子者という感じで自分には理解し難い。

また、話運びや演出等については丁寧で王道チックだが、それ故に意外性が低く、かつ格闘技関連の説明描写などが読者の格闘技についての知識想像力依存しているため、一話で読者をもぎとるには少し弱いところがあるのではと思わなくもない。それをスルーさせるだけの演出力がもう少し欲しいように思わなくもない。

どちからといえば(古い)マガジンとかチャンピオン向けの話を、あえてジャンプでやってる……という感覚が強く、火ノ丸相撲のように「相撲について分からない人でも付いていける」力があるかと言われると、少し怪しいところがあるのではないかと感じた……個人的感覚だが、まあ格闘技経験者なら考えずに読めば気にならないのかもしれない。

主人公以外のキャラクターについては、良くも悪くも魅力的かというと何とも言い難い。ヒロイン自体は良い感じに読者を引っ張ってこれそうなキャラをしているが、同時に少しキワモノさも併せ持つ。こういったニッチだったり少々リアル性格的要素を持ったキャラを扱う場合、週刊少年誌というより青年誌月刊誌向きなのかもしれない感じはある。

概ねそんなところか。次話以降については、また時間のある時に読んで感想を書くかもしれないし、書かないかもしれない。ひとまず終了。

2023-09-29

金ローで破を観てなんか衝撃を受けて、ガンプラ作りをやめてリボルテックを机に並べて、youtubeTV版の断片を拾い集めつつ劇場でQを観て微妙な気分になって、youtubeで旧劇を観て改めて衝撃を受けて、思春期人格形成に多大な影響を及ぼしつつも少しずつ心が離れていって、続編の存在を思い出す事も稀になった頃になってシンエヴァを観て、色々やった挙げ句メッセージ凡庸さに冷めたような気分になって、やっぱこっちだなと思って旧劇のDVDを買って、その後は心にエヴァが浮かぶ事もほとんどなくなった頃になって、そういえば序を一回も観てないなって気付いた

2023-09-23

人間戦争ってつまんね

から古代ギリシアならスパルタ戦国なら武田が好きなんだけどさ。

結局スパルタローマに負けて、武田信長に負けるじゃん。スパルタ場合ローマに飲み込まれる前に既にペルシアにズブズブにされてるし。

俺は個々の戦闘能力がめちゃくちゃ高い戦士による少数精鋭って感じが好き(語彙力が乏しくてすまない)なんだけど、歴史上そういう戦闘民族みたいな人たちって結局経済力政治力を持った人らが差し向けた、個々の能力凡庸烏合の衆に負けるんだよ。

テルモピュレーの戦いだって結局、スパルタ側はペルシア部隊の一部を追い返しただけ(それだけでもすごい)で軍事的には大損害受けてるし、ペルシャ経済力いくらでも頭数揃えられるんだよ。

ジェダイが大量のクローン兵に負けるみたいに個々の戦闘能力がずば抜けてる少数精鋭が個々の能力凡庸大軍団に飲み込まれ現実戦争ってめちゃくちゃロマンないよな。

から俺はチート持った1人の主人公が何千、何万の軍勢を蹴散らせられるなろう系が好き。

2023-09-18

anond:20230918104011

何者かになりたくてもなれなかった、これからもなることがないだろな、って凡庸過ぎる文章を垂れ流せるメンタルマジで怖いよな

2023-09-17

アンケート増田で思うんだが

ブクマカって悪い意味凡庸だよな

こんな辺境みてーなサイトに流れ着くんだから、良くも悪くも常人場馴れしたセンスの持ち主かと思いきや……

いやフツー!しょうもな!つまんねぇ人生送ってんなオイ!

でも彼らははてブやってる俺って異端だよな…😏なんて悦に入ってんだろうな

洋楽聴き始めた高校生みたいだな。Smithsなんて聴いてんの俺くらいだよな…ニチャアいやみんな聴いとるわい!アホけ~!!

2023-09-11

神は万能なのかもしれないが

神ほど凡庸シナリオライターはいないということを、俺は46年の人生から知っている

今一番欲しいのは「既存コンテンツと被ってないかどうかを判定してくれるAI」だな

AIでなにか作ってもヤバイレベルでパクってないか怖くて発表しづらい。

別にAI経由して無くても既存の組み合わせの中で美味しいところは出尽くしていて、なにか作ってもすぐに被りやパクリになってしまう。

よくある話だが、学生時代美術の授業でなんとか絞り出して作った絵を「あっ、これアレのパクリでしょ?」と言われたこと皆あると思う。

自分無意識にやったパクリなのか、凡庸アイディアを同じように思いついた人間が先に傑作を作ってしまったのか、その順番はともかく、周囲はそれをパクリしか思わない。

割り切ってパロディとしてやれるならいいけど、いざ世の中に出してから他の作品と被っている部分があったことに気づくのはかなりしんどい

この辺をAIに判定してもらえたら楽なんだけどな。

既存の有名作品類似してる順にドンドン表示して貰って、他の作品と似通っている部分が自分の許容できる範囲かを調べてから世の中に出したい。

2023-09-09

anond:20230909003731

AV嬢になりたいというのと、風俗嬢になりたいというのはちょっと違うか。

話は違うけど、なんで日本はこんなに性風俗マーケットが大きいのかね。

ちょっと検索すると3兆円規模~5兆円あるいは9兆円規模ともいわれる。9兆円ともなるとアパレル市場と同規模なんだそうだ。

AVだけでも、その製作本数は年間3万5千本毎日100本以上の新作がでて、3000人が毎年デビューしているんだとも。

性風俗従事者いわゆる風俗嬢について正式統計はないものの、経済学者飯田泰之氏は30万人という推計を出していいる。

先ほども名前を出した飯田泰之さんは、全国の風俗店の推計稼働店舗数と、一店舗の推計在籍人数をもとに、風俗嬢と呼ばれる働き方をしている人は全国におよそ30万人いると推定しています

30万人というと、沖縄県那覇市や、三重県四日市市などの人口と肩を並べる人数です。風俗嬢の年齢別ボリュームゾーンである20~29歳の女性に限った場合20人に1人が関わっていてもおかしくない数値になります

20代女性の20人に一人が風俗嬢? 性風俗業界が抱える「見えない孤独」 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

ほええ。。

風俗嬢って案外、30代40代が多いと思っているので、ボリュームゾーンの考え方はどうかなと思うけど、多いのは確か。

AVなら偶像化されたい願望とマッチするかもしれないし、偶像化を求めるのは、日本の昔から文化的バックグラウンドが大きいんだろう。

でも、風俗嬢は?自己肯定感への渇望だけでは風俗嬢にはならないよなあ。少なくとも30代40代風俗嬢というのは。

ある程度、自分自身賞味期限自覚したうえでやってるよね。

職業に貴賤はないとかいうのも、売る側にとっても当事者たちが自分を納得させるのに都合がいいからそういうだけであって、

ユーザーサイドからすると、実際には、風俗でもパパ活でも、自分ユーザー側でありながら、風俗嬢説教する、というタイプ男性が往々にしているように、

建前と本音を使い分けている。なぜだろう。なぜ堂々と、お父さん今からパチンコ行ってくるねくらいのノリで、抜いてくるねとは言えないのか。もしくはAV嬢の星を目指せと娘を応援する、そういうことがいえて初めて貴賤がないとガチで信じているといえるはずだ。でも、それってそういうひとって普段人間関係かぶっ壊れてないですかね。

わいせつの消費や性風俗の利用は、その行動が通常の社会関係や信頼(家族)を壊しかねないわけで、

そういう事柄わいせつと再定義できるのかもしれないとふと思った。

逆に言うと、通常の社会関係を維持しようとすると、どうしてもわいせつものは卑しいと言わざるを得なくなるし、抜いてもらってから賢者タイムで我にかえって、

こんな仕事しててケシカランみたいなことを説教しだしたりする、浮世の社会関係から切断する操作必要になる、そういう確認作業が、心理的メカニズムとしてあるんだろう。

自分風俗に通っておきながら、風俗は賤しい仕事でなければ困るわけだ。家に帰れば普通のパパでいたいからね。風俗と割り切れれば割り切れるほど賤しい。スナックの女に手を出す、みたいなのはかならずしも割り切れないから、危険な遊びということになる。芸者遊びとかお妾さんとか枕営業いうのは、そういう意味では地続きだ。社会関係を壊さないという満ち満ちた自信と権力があれば、危険な遊びは、カネで買う必要がなくなって、いくらでも社会関係の同一線上で行うことができてしまう。ジャニーさんみたいにね。

から風俗が賤しいという認識は、歓楽街と家庭の間に結界をつくって、穢れを断ち切ることで安心して家庭に戻りたい、凡庸ユーザー男性)の側の勝手な都合が大きく反映している。

・・というような視点から、まず入っていくと、

安心風俗というキーワードが思い浮かぶ

店舗型の風俗いわゆるデリヘル風営法改正2000年代に急速に広がり、供給が増えることで単価も下がっていった。

供給の広がりはサービス多様化も併せ持った。昔のようにソープ一択みたいな感じではなくなり、よりカジュアル風俗が増えた。またインターネットの普及で、ネット予約が当たり前になったことで、風俗嬢にとってもユーザーにとっても風俗へのハードルが下がったこうした背景は間違いなくあるだろう。それがひとつ

あともうひとつは、ユーザーマインドとしても、バブル崩壊後の落ち込む日本経済を反映して、女性貧困ますます浮き彫りになり、風俗への流入が進む一方で、男性は通常の社会関係を壊すような危ない遊びはしたがらなくなった、ということかな。

AVにしても、昔はポルノ映画館で暗闇でみるものだった。メディアVHSビデオになり、それからDVDへととってかわり、やがてネット配信動画へと進化した。家で置き場に困り、ビデオデッキガチガチャっと音を立ててセットしなければいけない時代は遠く過ぎ去った。昔だったら、三本くらいのビデオを引き出しに隠し持っていたのがせいぜいだったのに、今では1000本くらいストックできるし、ストックする必要すらなくオンデマンドでどこでもいつでも視聴できる。エロ世界に浸るぞ、という仰々しさはどんどんなくなって、カジュアル化した。それが手軽にさくっと抜きたいユーザーニーズ多様化という需要にもマッチした結果なんだろう。

いつでもスマホポルノ、みたいな手軽な時代になった、ということは、スマホエロ動画をみながらも日ごろの俗世間人間関係簡単に維持できるということを意味する。江戸時代吉原大門みたいな結界のあった時代と異なり、祝祭的な異空間から世間に戻ってくるような、ある種、宗教的ともいえる気持ちの切り替えの機会もない。

中井貴一デビューしたての頃のドラマふぞろいの林檎たち」(1983年放送)のなかで、抜いてもらったあげく風俗嬢説教するシーンがあるが、そういう気持ちの整理は、俗世界での人間関係葛藤とセットだった。それは世間体とよばれるものであったり、家督といわれる家中心の考え方だったりした。中井貴一風俗嬢に向かってこんな賤しい仕事はやめろよ、というとき、その心の裏側にあるのはあるべき家族像であり、家族価値であり日々の人間関係からだ。それを無意識確認し、再生産する儀式として風俗嬢への説教があるという見方もできる。

ということは、風俗嬢側も、ヌキ終わったらさっとネクタイを締めて部屋をでるサラリーマンをみて、それはある程度、差別される宿命理解していたし、今もしているだろうと想像せざるを得ないのだけど、そういうものが性消費のカジュアル化とともに少しずつ希薄になってきているのかな。

昔に比べて風俗嬢が増えている、かどうかは知らないが、AV嬢は確実に増えていると思う。

それはひとつに、性サービスカジュアルになった結果、さっきまで浸ってたエロ世界と俗世界を切断する、みたいなユーザーもそんな儀式はいらないし、AV嬢や風俗嬢側も、昔に比べて差別されているという感覚希薄になっていったということが、相乗効果になっているのではないかとふと思った。

また、同時に昔に比べて、家族価値や日々の人間関係希薄になったのだろうと思う。それは風俗に関わっていることが日々の家族のなかで発覚してもそれほど大きなダメージはなくなっている、ということなのかもしれないし、あるいは、元増田のいうようなこと、つまり家族関係に、自己肯定感をはぐくむ場としての機能が失われつつあるということなのかもしれない。それが悪いのかどうかはわからないが。AVがこんなに蔓延しているひとつの考えるヒントではありそうだと思う。

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