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2018-12-14

産業革新投資機構の件

これまでの報道田中社長発言でわかってるのは、

田中社長含む経営陣への報酬内示がきっちりしたもの(正式決定と思われても仕方ない)であったということ。

報酬意思決定については機構自主性に任せるべしという方針は途中まで経産省側にも共有されていたということ。

田中社長招致したのは糟谷官房長であり、経産省のなかではもっと田中社長よりだったということ。

その糟谷氏は現在責任を取らされ降格となっているということ。

梯子を外したのは官邸意向によるということ。

ということで、構図としては官邸意向を受けた嶋田次官および世耕大臣が翻意して抵抗する糟谷氏を押さえつけて方針転換したということだろう。

そこで疑問なのは経産省がなぜ妥協点を探らずに民間取締役総辞任というハードランディングを選んだかだ。

議長坂根氏は財界の大物で長年政府要職を得ている政権にも近い人だし(少なくとも安倍首相複数回は会っている)、星教授アメリカにおける日本経済大家で、週刊誌ブログで喚いてる三流自称経済学者とは違い本物だ。冨山和彦はここ10年における企業分野におけるNo.1オピニオンリーダーであり官邸会議常連だ。田中社長だってMUFGの元副社長ともなれば無下に切れる人ではない。

これだけの大物たちに恥をかかせたことは今後の経産省立ち位置を危うくするものだろう。

今後彼らが経産省行政に協力しないと言ったらどうなるか。

富山氏や星教授がいうならと他の学者実業家もそっぽを向くリスクだってある。いよいよ日本政府アカデミアや産業界から信頼を失い、孤立無援となるだろう。

それでも経産省が守りたかったものは何か。世耕大臣ポスト安倍の芽か、経産省幹部の忠犬根性か。

私には理解できない。

2016-02-27

L型大学提唱冨山和彦氏の会社はなぜノーチェックなの?

G型L型大学構想の提唱で有名になった冨山和彦さんが代表取締役CEOとして率いる株式会社経営共創基盤 http://www.igpi.co.jp/ とその傘下のグループ

福島交通グループ岩手県北バスグループ関東自動車グループ茨城交通グループ会津バスグループは、それぞれ、みちのりホールディングス http://www.michinori.co.jp/100%子会社

そして、みちのりホールディングス株式会社経営共創基盤100%子会社です。

その経営共創基盤議決権所有株主は、僅か10数人の取締役及びマネージンディレクターに限られています2007年資本金をそれまでの1億400万円から第三者割当増資で55億5千万円を加えていますがこちらの株は議決権がありません。

http://www.igpi.co.jp/PDF/capitalincrease070614.pdf

いったいどうしたらこういう都合のよい資金調達ができるのか、泣きたい思いの中小企業経営者はたくさんいると思います最近東証マザーズ上場した、名前だけは有名なIT企業経営者もそうでしょう。

ともかく、孫以下の企業まで含めるとかなり大きなグループなのですが、外部からのチェックがまったく入らない仕組みになっています。まるで国立大学

グループ地方公共交通経営状況を調べようとしたのですが、以上のような事情全然分かりません。(部分的には、講演などで窺い知ることはできますが、これは都合の良い数値だけですから、全容が分かるとは言えません。)

参考:

http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/lm700j/20141027

http://d.hatena.ne.jp/lm700j/20141027

FACTAはなんどか批判的に取り扱っているようです

http://facta.co.jp/article/200901060.html

http://facta.co.jp/article/200904039.html

https://facta.co.jp/article/200911027.html

http://facta.co.jp/article/201002040.htmlパイオニア

http://facta.co.jp/blog/archives/20090401000834.html (編集人ブログ)これは(1)で、そのあと(5)まで

カネボウダイエーなど企業再生を手がけた」と紹介しているページもあるのですが、それダメな例じゃん!

http://blog.livedoor.jp/bbgmgt/archives/1018673388.html 明らかに冨山氏をヨイショしているページ)

はいえ、FACTAは手厳しいのですが、少し言い過ぎのように思えます

みちのりホールディングス代表取締役である松本順氏の講演 http://www.ecomo.or.jp/environment/bus/pdf/bus-1st_seminar_matsumoto.pdf などを見ても、着実なことをやっているのは間違いないと思います。ただ、上述のように全容は分かりませんが。そして松本氏のような有能なスタッフを使いこなす能力を備えていることも間違いないでしょう。

これまではそもそもかなり経営が苦しい地方交通を手掛けてですが、新たに買収した湘南モノレールについては実際に成功すると思います。確実な実績を作れるので、その意味では非常に賢い。

私としては、冨山さんが代表を務める企業の傘下にある各企業の具体的な経営数字が知りたい、それだけです。あれだけ高等教育に対してでかい口を叩いている人なのですから、それくらい要求してもばちは当たらないでしょう。

 
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