「兆候」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 兆候とは

2023-12-05

少子化対策コスパ悪いという話がついに出だした

今日アップされたニッセイ経済研究所レポートだが、ついに大手研究所からこういう意見が出てくるようになったか…と驚いた

以下の意見をまとめると、少子化対策に金を注ぎ込んでも子供が産まれいからもう一度考え直して社会構造人口減に合わせた方が良くない?っていう趣旨である

ネットではよく言われてたがついにリアルでもこの意見が主流になりそうな兆候が出てきてて感慨深い

実はこの10年ほどの間に少子化対策予算が2倍近くになった国がある(2013年度と2023年度で比較)。それは日本だ。それにもかかわらず出生率は低下を続けている。現実的に考えれば、2025年に実現するとされている希望出生率1.8の達成は見込めそうにない。出産可能年齢の女性の数が大きく減り(「1.57ショック」が話題になった1990年と比べると約700万人の減少)、今後もさらに減少していくと見込まれることを併せて考えると、出生数の回復出生率以上に厳しい状況にある。

少子化対策をめぐる議論では財源確保の問題ばかりがクローズアップされるが、はたして予算の「倍増」によって所期の目的を達成することができるのか、それは費用対効果に見合うことなのかを改めて考えてみることが必要だろう。人口減少を前提に、社会の仕組みを変えていくことに政策の重点を移すことと比べた場合の得失も冷静に見極める必要がある。

ソース

https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=76757?site=nli

2023-11-22

そろそろ死のうと思う

直近では7月入院し、退院後は未だかつてないほど体調の良い毎日を過ごしていた。

しかし、年末に向けて一仕事頑張って年度末に入る前に誰々と会ったり、どこどこに行ったりしようかと考えていた矢先に再び体調に異変を来した。

ちなみに消化器系の難治性疾患であり、過去には大腸ガッツリ摘出することすらすすめられたことがある。

また知られていないが消化器の疾患は下痢吐き気、腹痛などだけでなく免疫力自体を大幅に下げる。そのため、ちょっと舌を噛めばひどい口内炎、気温がガクッと下がれば喉の腫れや熱、髭剃りの手元がちょっと狂えばそれによって出来た傷が粉瘤に…。

全身がボロボロである

病気兆候高校時代下痢を繰り返した後にあな痔になったことがきっかである医師からは「間違いなくとある病気」と言われたものの、その時の大腸カメラでは初見発見出来ず、病気をようやく特定できたのは大学時代の夏、3回目のあな痔になった時の大腸カメラである。あな痔の前兆である出来物を切開した直後に間髪入れずにカメラを入れた。切開後の肛門カメラを挿入する激痛に耐えていると高校生以来お世話になっている医師が「ようやくはっきりしたよ!」と叫んだ。その後胃や小腸も見るためバルーン内視鏡などのさらなる精密検査も行った。

ようやくタイトルに戻るが、そろそろ死のうと思う。

仕事恋愛などでハンデを負っている上にそもそも普通生活すらままならない状況が一年の半分を占める。職場は非常に理解があって助かっているが、最近感謝気持ちよりも申し訳なさと情けなさの方が強くなっている。

週末に病院に行こうと思っていたが、まず100%肛門の出来物の切開が必要となる。そして下手すると入院必要になる可能性がある。

もうやってられない。

そもそも、出来物の切開も入院も「長期的な目線で考えると」やるべきものであり、「短期的な目線で考えると」やる必要なんかないことに気がついてしまった。

意味のない局所麻酔、激痛、病院のカピカピのベッド、治療費。全て無駄だ。

ちょっと出来物の炎症と下痢吐き気が落ち着いたら、やりたいことやり尽くして再び体調が悪くなるまでに死ねば良いだけだという簡単なことに気がついてしまった。

とてもスッキリした。

もう食べたいものや飲みたいもの我慢する必要もないんだ。

しかし「死のうと思う」、「死ぬ」というのはなんかとても罰当たりな感じがして文字入力するだけなのにちょっとドキッとするな。死ぬつもりもないのに気安く死ぬ死ぬ言ってる人ってすごいわ。

2023-11-13

救急に付随して消防車も来る理由

梅田ヨドバシ前の歩行者通行量が多い箇所で日本保守党演説をした為に滞留が発生して雑踏事故が起きそうな状況になった件で、ヤフコメツイッターで支持者と思しき者達が「消防車まで来たのは虚偽通報による妨害だ、検挙されるだろう」と言い合い、賛同し合っている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/aa62550a78dbef7a5d0c88bc5212139eacb221f0/comments

 

この一見必要な状況で消防車まで来て大袈裟な騒ぎになるというのは増田経験がある。増田経験でも、投身自殺(死亡)、歩行者交通事故(重体)、死臭による孤独死確認(死亡)、鉄道人身事故(死亡)で火災兆候も無いのに消防車が出動してきた。

これはどうしてだろうか?

 

PA連携

これはPA連携と言われる方法で、平成12年から始まった。PAとはポンプ車(消防車)とアンビュランス救急車)の事で、要するに状況に由っては消防士救急支援する為に一緒に臨場する。

google:PA連携」と検索すると色んな自治体解説が出てくる。

その状況とは、

心肺停止

・重体

狭隘路、階段がありストレッチャー搬送の困難が予想される

・2次交通事故危険があるので交通整理や通行止め必要

他所から救急応援が来る

・雑踏事故など事故の拡大が予想される

・雑踏で救急の困難が予想される

というもの

この為に消防士も心肺蘇生の講習を受け、救急救命士の資格を得るようになっている。

から孤独死人身事故等でも来るわけだ。孤独死とか鉄道人身事故で人体が散乱しているようなケースでは状況から死亡が明らかだが、法的には救急警察官が死亡を確認しないと「心肺停止がが疑われる」状態のままだ。だから一緒に出動する手配が取られる。でも当然素性の見込みがない状態から警察に任せて直ぐに帰って行く。

 

今回の梅田ヨドバシ前の場合は、階段存在と2次交通災害危険、雑踏が該当するね。

多分だが、危ない状態なので誰かが110番通報したのではないかと思われる。雑踏事故の予防は警察職務職権事項というのは韓国事故で周知されたのだろう。

ほぼ滞留状態だったと聞くから事故が起きる前に警察臨場できたこ判断は正しかったと思われる。

通報を受けた警察通信指令室は救急必要ありと考えたら消防指令室に救急車派遣要請する事になっている。

あとはPA連携要件満たすケースなので消防車も出動、と相なったと思われる。最初110番から正しい対応のチェーンリアクションだ。

 

フィルターバブル

救命救急に興味がないと個人としてPA連携とか知らないというのは仕方がない。だが問題集合知集団として賢くなるコミュニケーションをしているかである

PA連携を知る人が10%程度とする。ここで2人、4人と人数が増えれば知る人が含まれ可能性は20%、40%と上昇する。母集団1000人ともなれば確率なんて議論する余地も無い。知る人が多量に含まれると予想されるのは当然だ。

だが特にネットコミュニケーションではこの針の穴を通る程の確率の「知らない人だけで構成される集団」が自然発生する事がしばしばだ。

また、「知る人」が含まれても、軋轢を恐れて言わないか、言っても無視される。自由なはずのネット隣組をやる訳だ。こういう力学支配された集団では、「多数が集まるのにPA連携を知る人がいない」という天文学的確率状態が維持されるようになる。

 

これの類似提示したいのは過去在日特権デマだ。このデマの中心は「特定集団人間は無税である」というものだった。

だがこれは差別性などを措いておいても単純な話で、確定申告の仕組みを知らないという事に起因していた。

確定申告では税務署が配布する多重カーボンの申告用紙の欄内に数字を記入する。税の控除を受けるには控除項目の数字欄に記入する必要がある。

ならば「在日特権控除」の欄が無ければ控除されず、申告書を出したその場で税額が決定する。そもそもその税額を計算して書くのも納税者本人だ。

当然そんな欄は無いからこれはガキみたいなデマだなと直ぐに判る。確定申告をした事がある人の割合は60%程度であるから、二人いて在日特権デマを共有していたらその時点でも特異な集団と言える。

だがこのデマは「確定申告やった事ない人」を選択的に魅了して蝟集させ、10年以上継続して信じられていた。驚異のフィルターバブルだ。

高校生までなら身の回りで「確定申告やった事ない人」が100%というのは珍しくない。だがそれ以上でやった事ない人だけに囲まれているというのは特殊状況である

 

当該政党がどうかという事を言う動機も興味も無い。

だが今回の騒動に対するヤフコメツイッターでの支持者の反応は在日特権デマ構造と相同だという事は言えるだろう。

2023-11-12

春闘賃上げガチデータだとしたら、物価の上がり方が本当に尋常じゃないってことだよな?

デフレ脱却兆候を示すのは、首相の旗振りで機運が高まった賃上げだ。今年の春闘では約30年ぶりの水準となる3・58%の賃上げが実現した

https://www.sankei.com/article/20231110-TLNYOXTKERLL3H5KGP26TCC24E/

2023-11-07

最近の売上とか全然知らないけど、USJ凋落の気配を感じた

この前(11/4)、10年以上ぶりにUSJに行った。以前行ったときとだいぶ印象が変わってたり、ちょうどやってた期間限定ものがだいぶとお粗末だったりで、「これは先が暗いんじゃないか……」と感じてしまった。

そう感じた理由の1つ目は、看板コンテンツの大半で体験内容が似たようなものになっていたことにある。

具体的に言うと、概ね2種類に大別できてしまって、いわゆる絶叫マシンと、いわゆる4Dものだ。

定義上、4Dと銘打っているのは3D眼鏡をかけさせられるやつだけだったのでそこまで多くないが、実質的には「正面のスクリーン映像投影されて、座席乗り物がその映像と同期して動く」ものは全部同じジャンルに括っていいように思う。

そう括るとしたら、上記の2つの定義に収まらないものハリー・ポッターの街歩きと、ジョーズと、ジュラシックパークの濡れるやつくらいだと思う。(あと、乗れなかったけどヨッシーのやつもそうなのかな)

もちろんそれぞれの映像クオリティは高いんだけど、アトラクションの大半が似たようなものになっているというのには2つ問題があると思っていて、1つには、「その手のものが苦手な人」を完全に切り捨ててしまっていることにあると思う。

というのも、これは自分自身がそうだからこの投稿には私怨も入っているのだが、いわゆる「三半規管が弱い人間」にとっては、先の定義で言う4D系のアトラクションは全部キツい。

自分最近ではVRゴーグルではそう酔わなくなる程度に慣れて来ている。だが、USJアトラクションは、皆で大きい画面を見るスタイルなのが原因なのか、最初に浮遊する演出があった時点でもうダメだった。(ほぼすべてのアトラクションで浮遊演出があった)

幸い自分は絶叫系は平気なので、そちらを楽しむことはできた。だが、これら2つのジャンルの両方が苦手という人だって、そんなに少なくないように思う。(というか、どちらかというと片方だけ平気な自分イレギュラーな気がする)

もちろん、「そんなやつはそもそも来なければいい」は正論なのだが、10年前に来たUSJは、「次これ乗るの?じゃあ自分は苦手だからこっちに並ぶね」で一日が成立する程度には多様な体験ができたと思う。(自分バックドラフトが印象深い)

しかし、4Dも絶叫系もダメな人が、子供や友人について現在USJに迷い込んでしまった場合、割ともう全くどうにもならない。ニンテンドーワールドの再入場がめんどくさいというのを踏まえると、モンスターズ・インクライブリピートしまくるとかしかないんじゃないか

似たようなアトラクションばかりになることの2つ目の問題は、「どこに行っても似たような体験になる」ことになると思う。

これは「4D系」とくくれてしまうことからも明らかな通り、それらのアトラクションでの体験は、「浮いてるみたい」「ぶつかりそう」「風が出る」「匂いがする」「水がかかる」「熱い」のいずれかに分類できてしまうし、悪いことに、どのアトラクションでもこれらのほとんどすべてが体験できてしまう。

から有り体に言ってしまえば、「キャラと設定が違うだけでだいたい全部一緒」の体験になってしまうのだ。ついでに言うと、無理なくこれらすべてを体験させるために、ストーリー展開もかなり似たようなものになっている。

1つ目の理由は「ターゲット層を絞った結果」であり仕方ないところもあると思うが、こっちはテーマパークとして結構問題がある気がする。

乱暴に言えば、「さっきとほぼ同じような内容だったから、これなら並ぶことなかったな」と感じてしまうようなことになっていて、体験多様性という意味で言えば、パルケエスパーニャとかみたいなB級(と、させて頂く)テーマパークの方がずっと満足感があった。

「好きな作品世界に没入できるんだからキャラが違うなら様式は同じでも全然違う」という主張もあるかと思うが、以前のUSJ作品ごとに体験も多様だったように感じる。懐古かもしれないが。

もう一つのダメさを感じたポイントで言うと、これは期間が先日終了したから言うのだが、呪術廻戦4D作品としての出来がどうしようもなかった。

これも4D系のコンテンツで、3D眼鏡をかけて飛び出す映像を楽しみつつ、作品の展開に沿って水がかかったり風を感じたりするというものなのだが、これがもう、「VRコンテンツはこう作ってはいけない」の見本のようなものになっていた。

設定や展開に無理があるのは置いておいたとしても、例えば作品序盤の戦闘シーンは、固定の背景の上を二次元キャラクターがぽんぽん飛び回るという画になっている。

アニメ戦闘シーンは臨場感表現するため、カメラワークのように色んな方向から描き出して演出する、というのは素人が語るまでもなく皆さんご存知の通りだと思うが、この作品は、「それぞれのキャラクターが奥行きも使って飛び回る」というのを見せるのを狙っているのか(あるいはコスト納期問題か)、同じ方向から同じ場面を写した状態のまま、キャラクターの絵だけが移動する。

もちろんこれは「キャラの躍動を座って見ている客」と作品を写すカメラ視点を一致させる意味では正しい演出だと思うのだが、しかし、見て感じる印象としては「素人Unityで作った格ゲーみたい」だった。

これについては、さすがに各キャラ3Dモデルを作るわけにもいかないので、絵を背景の上で動かすことになる以上どうしょうもないという面はあるのかもしれない。

ただ、それを踏まえると、主人公が決めのシーンで放つ一撃に用いられた演出がどうしても気になる。

というのも、このシーン、直前に主人公こちらに背を向けて飛び上がり、雄叫びを上げたところから切り替わるのだが、ここで、「正面から写した視点」「画面上が黒く切り取られたような背景」で主人公攻撃描写される。

せっかく(インディーズUnityゲーみたいになるという犠牲を払いながら)客とカメラ視点を一致させてきたのに、クライマックスのシーンでそれを投げ捨ててしまうのだ。

たぶん、この演出自体は悪手ではなくて、アニメ的なタッチで迫力を出すためにはい方法なのだと思うのだが、それまでの視点と一致しない演出であるがためにかなり唐突感があり、実際、シーンとしてはシリアスで格好良い場面なのに、周りから何人かの吹き出す声が聞こえたりもした。「おもしろく」なってしまっていた。

この他、「水がかかる演出を使うシーンがマグマみたいなものがかかる場面で没入感が削がれる(多分ない方がマシ)」という演出問題があったり、「敵役主人公対峙した瞬間に立場から狙いまで全部名乗るのでイオンモールヒーローショーみたい」という展開上の問題があったりとまだまだいくらでも文句を言いたいところがある。

ただ、まあ恐らくだが、呪術廻戦のキャラを使う以上、これの制作リードしていたのはユニバーサルスタジオ側ではないだろう。

から、この作品USJのせいで低クオリティになっているという訳ではないと思う。

でも、自分のところの目玉コンテンツの一つになるものクオリティコントロールが利かない状況になっているというのは、かなり危険兆候ではないだろうか。

この呪術廻戦4D、枠としてはエルモとかシュレックの同じような作品がやっていたところでやっている。そしてそれらの作品はけして低クオリティものではなかった。

から、今回の問題は、4Dシネマという形態が抱えている問題ではないということだと思う。ユニバーサルスタジオちゃんと絡んで(この辺事実関係はわからないので曖昧に書いている)作れば、ちゃんと良いものになる。

にも関わらず、この呪術廻戦という大型コラボものクオリティがこうなってしまうのは、どっちが依頼したコラボなのかみたいな力関係があったり、公開時期を急ぐためのスケジュール的な問題があったりしたのかな、と邪推してしまう。

そして、そういうものが持ち込まれアトラクションクオリティが下がるというのがある状況なのだとすると……やっぱり、それは良くないことなのではないかと感じるし、テーマパークとして魅力を失うことに繋がるのではないかと思う。

少なくとも、自分は今回行った結果、「もうしばらくUSJはいいかな」という気分になってしまった。日本でも2番目のテーマパーク(だと思っている)だから、行ってガッカリするポイントがあるなんて思ってもみなかった。今後子供が産まれて大きくなって行きたがっても、今回の経験を踏まえて一旦は反対すると思う。(それでもいずれ流されて行くことにはなるのかもしれないけれど。)

以上、長文での愚痴でした。

2023-11-04

BtoCの今後の見通しを見る時

客としてその会社女性割合が増えたと感じた時、その会社の業績は良くない兆候である、は個人的には使える指標なんじゃないかなと思ってる

ヤマト運輸の業績があまり良くないようだが、最近家に来るのが女性ばかり、街歩いてても配達員女性ばかりなので、この会社パートに置き換え勧めてるのかな、業績良くなくて給与さないのかなと思ってたら、本当にあまり業績がよくないみたいで驚いた

2023-10-28

Airlines Are Just Banks Now They make more money from mileage programs than from flying planes—and it shows. By Ganesh Sitaraman

日々の買い物も航空会社提携クレジットカードで決済し、特典航空券のためにこつこつと「マイル」を貯める、航空会社の「ステータス」を維持するために、高い年会費を払ってカードを持つ──あなたの周りにも一人や二人、こういう人がいるのではないだろうか。

画像マイレージプログラム改定を発表したデルタ航空

ヴァンダービルト大学ロースクール教授のガネッシュ・シタラマンは、マイレージプログラム進化航空会社を「片手間に飛行機を飛ばす金融機関のような存在」に変貌させたと語る。

デルタ航空9月マイレージプログラムスカイマイル」のサービスに変更を加えると発表した。これまでの利用金額と飛行距離の組み合わせに応じたステータス上級会員資格)の付与から、利用金額のみに基づいた付与に切り替え、ステータス取得に必要な利用金額を引き上げる。

まりスカイマイルは「頻繁に飛行機を利用する人」ではなく「大金を使う人」のプログラムとなるのだ。この変更による衝撃はあまりにも大きく、大手旅行ニュースサイト「ザ・ポイントガイ」のある記者が「航空会社ステータスを追い求めるのはもうやめる」と宣言したほどだ。

事情通でさえマイレージゲームに嫌気がさしているのだ。何かがおかしくなっているのは明らかだ。実際、マイレージプログラムは米航空業界にはびこる深刻な腐敗の兆候と言える。航空会社に腹を立てるのは至極当然のことだが、最終的な責任米国議会にある。

マイレージプログラム進化

1930年代後半から70年代にかけて、米連邦政府航空会社公益事業として規制していた。米民間航空委員会CAB)が、どの航空会社がどの路線を運航するかを決め、運賃の設定も管理した。CABは、利用者にとって公正で、航空会社に適正な利益をもたらす運賃設定を目指した。だが、1978年議会は航空業界規制を緩和し、最終的にCAB廃止する包括的法案を可決した。

規制から解き放たれた航空各社は、市場を獲得するための新戦略を考案した。特に積極的だったのがアメリカン航空だ。航空規制緩和法の成立に先がけ、同社は残りわずかな座席を売り切るための割引運賃スーパーセーバー」を設けた。これで直前に予約する利用者運賃は安くなり、アメリカン収益は拡大した。全席が埋まっていようがいまいが飛行機は離陸するからだ。

だが、この割引運賃は、高額の航空券を前もって購入する傾向のあるビジネス客の機嫌を損ねた。そこで1981年アメリカンマイレージサービス「AAdvantageプログラム」を開発し、ビジネス客に追加の特典を用意した。他の航空会社もこれに追随する。

マイレージプログラムは当初、11杯目のコーヒー無料になるカフェポイントカードのように単純な仕組みだった。しかし、3つの大きな変化に伴い、現在のようなシステムへと変貌を遂げた。

まず1987年アメリカン航空が米銀大手シティバンク提携し、マイレージに交換可能ポイント付与する共同ブランドクレジットカードを発行した。次に90年代、航空各社は運賃種別を乱立させ、それぞれ異なる価格を設定した。運賃体系が複雑化するなか、3つ目の変化が訪れた。ヴァージンアメリカが、飛行距離よりも運賃種別に基づく利用額のほうが収益にとって重要だと気づいたのだ。そこで2007年、獲得したマイレージではなく利用額に応じた見返りがあるロイヤルティプログラムを導入した。

この3つの変化が航空業界根本から変革した。マイレージサービス肥大化してこんにちのようなポイントシステムになった。そして航空会社は、片手間に飛行機を飛ばす金融機関のような存在に変貌した。

現在の仕組みはこうだ。航空会社は無からポイントを生み出し、共同ブランドクレジットカードを発行する銀行に実際のお金で売る。銀行カード所有者に利用額に応じてポイント付与し、銀行クレジットカード会社はいずれもカードの利用手数料収益を得る。カード所有者はポイントマイレージのほか、航空会社独自オンライン通販ECサイト販売される商品サービスに交換できる。

航空会社にとってこれはうまみが大きい。ポイントが交換されるまで(あるいは忘れ去られた場合には永遠に)、ポイントによるコストが発生しない。この仕組みがロイヤルティプログラムを実入りの大きいものにしている。

消費者現在デルタ航空提携するアメリカン・エキスプレスのクレジットカードだけで米国国内総生産GDP)の1%近くを利用している。

英紙フィナンシャル・タイムズ」が2020年分析したところ、ウォール街金融機関大手航空会社マイレージプログラムを、会社のものよりも高く評価していることが判明した。たとえば、ユナイテッド航空の「マイレージプラス」プログラムは220億ドル評価されたが、当時の同社の時価総額は106億ドルにとどまる。

2023-10-17

anond:20231017125511

5日前にエクソンモービルデラウェア州石油貯蓄所を買収したら、バイデンが見に来たらしい

何の兆候か知らんけど怪しげ

2023-10-13

anond:20231012184603

何のために生きるのか?みたいなことで悩み始めるのはうつ病兆候やで。

一回心療内科で診察してもらってき。

陰謀論者は反ユダヤ主義に加担している

最近都市伝説動画検索して試しに見ていた。こういうのはエンタメのための情報から一見するとただ面白おかしいだけに思える。

しかしよく背後の情報確認してみると反ユダヤ主義が隠されていることに気がつく。

金融戦争の原因を一部の権力者裁量ですべてコントロールされているというニセ情報典型例だ。

しかもその「権力者」が誰なのかということについて話があると、「ユダヤ人」という設定になっていることが多い。

これは危険思想兆候である可能性がある。特定人種世界のすべてを牛耳っているなどということを、例えば政治家連中が信じたらどうなるか想像してほしい。

正義を謳って差別主義が横行するのは目に見えている。

その「特定権力者」が通貨発行権を利用できるから許せない!というタイプの浅はかな陰謀論も見たが、陰謀論自体陰謀ではないかとさえ思えてくる。

資産大国である日本のような国の貨幣価値資産力を弱体化させるためにインフレを起こそうとしているのではないかと。

常識人は次の真実をしっている。

まり経済というのは基本的数学法則支配されており、「裁定限界」が存在するので、資産家がいつでも儲かるといううまい話ではないのである

日本世界一の資産大国であることは有名だが、資産を持っているだけで自動的に儲かるようなことはないのだ。

情報によって自らにダメージを与えたり、反ユダヤ主義無意識に信奉している陰謀論者たちは、怪しい情報真実性を求めるよりも前の段階で、経済の標準教科書を読むべきだろう。

2023-10-12

anond:20231012161155

急襲されたイスラエル、大空襲兆候に全く気付かなかった…「情報失敗」か

https://news.yahoo.co.jp/articles/99477e26114a261303adcfd39d03dd729250b019

ここでも真珠湾に触れられているけれど

真珠湾と言う時、陰謀論側に居ると「知っていて見逃された襲撃」となるし、一般側だと「許されざる非道な奇襲」となるよね

世間一般では

ハマス攻撃真珠湾と言う時、後者意味で言われてるね

2023-10-01

anond:20231001223723

そもそもスポーツや観戦みたいな虚無い娯楽が盛り上がっていること自体

国民の不満が鬱積していて体の良い矛先そらし装置になっていることの兆候から

ヤバい途上国ほどやたら国民総出で国民スポーツに熱あげてる感じあるでしょ

スポーツなんて数多ある娯楽の一つくらいにまで矮小化されるほど文化的に豊かになれば戦争は自ずと遠のいてくはずよ

しらんけど

2023-09-26

自民の新しい環境大臣電気ではない新しいエネルギー?を発見したいらしく

馬鹿にするのは簡単だけど、税金無駄になりそうな、やばい兆候だよね

2023-09-09

ラグビーW杯2023フランスグループリーグプールDの展望

みなさんお久しぶりです。4年ぶりですね、レビュー増田です。

はじめに、いま台風が来ていますので、激しい雨風がある地域に住んでいる方は、どうかお気をつけてください。

みなさんの身体安全や心の安寧は一番大事なことで、W杯といえど所詮スポーツラグビーとは、較べるレベルにもないことです。


さて。

2019年日本大会で日本代表は素晴らしい結果を残し、レビューをしていた自分もみんなと楽しめたことがとても嬉しかった。

そのあとの4年で世界あんなことになるとは思いもしていなかったけど、僕はまたW杯を見ることができるし、みんなもまた楽しめるような状況、心境であるならばいいと思っています

大会、前回のように逐一レビューできるかはわからないけど、みんなが観戦する際の手助けが少しでもできたら嬉しいです。


グループリーグ展望

予選リーグ日本が入ったのはプールD。

このプールオーストラリアウェールズフィジーなどが同居するプールCと並んで、何が起きるかわからない予測不能プールであり、後述するけど、初戦がどう転んでもDは縺れていくと思う。


配置されたのはイングランド日本アルゼンチンサモアチリ

最強豪と見做されるイングランドは、ここ数年不調が続いており、ブチ切れることでおなじみのエディー・ジョーンズHCが責を問われて解任、スティーブボーズウィック氏の元、再出発となった。

こういった交代劇は短期的にはプラスに働くショックとなることも珍しくはないのだが、今のところその兆候は出ていない。

チームを牽引するオーウェンファレルレッドカードペナルティで3戦目まで欠くのも気がかりだ。


もう1チーム、日本の厚い壁となりそうなアルゼンチンは組み合わせ抽選時のプール序列3位は明らかに過小評価で実力で言えばイングランドと同格に近い。

ランキングではイングランドより上位、直近の戦績でもオーストラリアを降し、南アと1点差ゲームを演じるなど、上り調子だ。

ひょっとしたら1位通過の本命アルゼンチンかもしれない。


サモア好調だ。

「チームとしてまとまりがなく反則しやすい」という長年の弱点があったのだが、ニュージーランドオーストラリアフィジー所属する国際プロリーグスーパーラグビーパシフィック代表クローンチームを結成して参加するという強化手法で宿痾を克服してきた。

これは前回大会直前まで日本がとってきた強化手法と一緒で、日本サンウルブズは戦績こそふるわなかったもの、チームの練度は確実に底上げされ、日本代表の前回の成果に一役かった。

今回のサモアは前回のような「罠に嵌めやすいチーム」ではない。


チリは正直なところ情報をあまりもっていないのだけど、アメリカカナダに競り勝って出場を勝ち取っており、これは「えっ」という感じ。

アメリカカナダは強豪でこそないものの弱いチームではないのだ。

チリは1勝をもって帰りたい立場なので、狙うのは日本サモアとなり、初戦の日本に最大限の集中とリソースで挑んでくるように思う。


前回グループリーグ突破の我らが日本はというと、コロナによる強化スタートの遅れ、スーパーラグビーからの除外で強化がうまく進んだとは言い難く、実際の試合をみてもスクラムキャッチパスなどの連携に明らかなほつれが見える。

おまけに初戦はFWの働き者、ピーター・”ラピース”・ラブスカフニをレッドカード出場停止で欠く。

かなり立場が揺らいでいると言えるだろう。


プールDの初戦、日本チリと戦うこととなるが、裏ではイングランドアルゼンチンがまみえる。

本命同士がいきなり潰し合う展開となり、負けたチームは突破のためにもう1敗もできない状況になる。

こうなってくるとサモアがどのチームに取っても厄介だ。

チリ以外の4チームはどこが抜けてもおかしくない混戦になりそうで、なんとしたらしたらチリがこのリーグをかき回す可能性すらある。

初戦と2戦目は特に目が離せない予選リーグとなりそうだ。


初戦のポイントと注目選手

未だ未完成日本代表が波にのれて完成度を高めていけるかは重要で、初戦の開始20分でバタバタと反則を起こさないか最初スクラムが安定するかが注目だ。

日本の注目選手では、リーグワンでの脅威の走力と決定力代表に選出されたCTB長田智希がリザーブで登場する。

FBに抜擢されたセミシ・マシレワも注目したい。

マジックフットと呼ばれる突破力をもつが、ディフェンスに難があると言われてきた。

直近改善されてきたように思うが、とはいえ最後の砦ポジションFB出場になったのは驚きだ。

少し心配もあるが、良さが出ればトライ後の「取って詰めてだす」エガちゃんパフォーマンスがみられるかもしれない。

熱戦を期待するし、できればもちろん日本代表には勝利してほしい。


新ルールについて

ところでラグビーは頻繁にルール改正がされるスポーツで、ここで前回大会から変わったところと影響について解説したい。


ハイタックル

選手安全性を高めるため、ハイタックルに関する審査は年々厳格化されており、今では肩より上に手がかかったと見做されるとペナルティを取られる。

安全性が高まることについて全く異論がないが、2人がかりのダブルタックル相手を止めたい日本にとっては厄介なことで、足元をとめるAと上半身相手の腕ごと殺してパスを出させないようにするB、縦に積まれるBのタックルはどうしても高くなりがちで、より高いタックルスキルと冷静さが求められる。


50:22

前回から全く変わったのがロングキックだ。

サイドのタッチラインから出すタッチキック原則は3つで

    なのだが、これに、

      になるルールが追加された。

      導入当初は「難易度が高すぎてどこまでのチームが戦術に組み込めるのか」と言われていたが、蓋を開けてみると欧州勢ニュージーランド普通に蹴ってくる。

      日本意識したルール改正とは思えないが、筋力に劣る日本にとっては結果として不利に働くルール改正と言えるだろう。

      ただ、非常にスキルフルでスリリングプレーなので、登場すればエキサイティングだ。

      みんなも注目してみてほしい。


      櫻井翔さんについて

      自分としてはみんなの観戦の手助けできればというのがモチベーションなので、この件に関する言及でもし耳目を集めることがあったとしたら、そこは本意ではないのだけれどもなあ、と思うけど、どんな思いのやつが書いてるのかわからない文書ではモヤがちらついてそっちに気がとられるよ、となるといけないなと思うので、櫻井翔さんがアンバサダーを務めることついても考えを少し話しておきたいと思います


      ラグビーは憲章において品位情熱・結束・規律尊重を掲げており、勝つだけでなく、どうあるべきかが重視されています

      性加害が事実認定されたあとも当事者名前を冠している事務所が、説明果たして世に価値観を示すべき態度であれているかどうか未だ疑問が残ります

      櫻井翔さんについてはラグビープレー経験者であり、アンバサダー仕事についてもしっかりとした情熱をもって勤めてくれていたのだと思っています

      そのことを自分は嬉しいです。

      櫻井さんが事象にどう関わりがあったのか自分は未だ一切わかりませんが、少なくとも事務所所属したままアンバサダーを務めることは憲章の価値観そぐわないのではないのかな、と自分は思います


      また、自分SNSタイムラインを追った時、櫻井さんのファンの方々が櫻井さんきっかけでラグビーを観戦してくれていたのも多く目にしました。

      みなさん楽しそうに声援を贈っていらっしゃいました。

      そのようなファンの方が、今どう感じていらっしゃるのかは分かりません。

      櫻井さんがファンを拡大したのは事実であるように思います

      しかし、ラグビーの人気拡大と、人権の加害の問題は、存在する次元が違いすぎて天秤にかけてどちらを取るかというような比較になるべき問題でもないと思います


      櫻井さんファンの方に、ラグビーについてどういう事を言ったりしたり、言わなかったりしなかったりしてほしいかというような事は、烏滸がましくて何もいう事はできません。

      ただ、今回のW杯を楽しんでもらえるなら、自分は嬉しいです。


      ラグビー界側を見ても、日本ラグビーフットボール協会がこの件に関して見解を出さなかったり、意思決定を下して説明をしないのであれば、それは違うのではないかなと思います


      みなさんが最良の選択をしていただけたら良いなと願っています


      さて

      現在9月9日4:49分、開幕戦フランスニュージーランドを観ながら自分はこの展望を書いている。

      フランスキックで逆転した!

      ラグビーW杯は優勝候補同士のシーソーゲームで幕が開けた。

      そして日曜は日本チリ戦だ。

      みんなもどうかこの大会を楽しんでほしい。

      その手助けができればうれしい。

      2023-09-05

      依存症兆候を教えてください。

      いろんな依存症があるかと思います依存症になった、なりかけた経験がある人は、振り返ってその初期症状を教えてください。

      アルコール性的快楽アイドル牛丼アイスクリーム…いろんな依存と異常なのめり込み方、しか自分では引き返せないところまで来ているかも、という事例を知りたいです。

      異常と正常はグラデーションで、判別がつきにくいから見ると事例で把握できると嬉しいです。

      2023-09-03

      単独親権経験者だからこそ共同親権は実現できないと思うワケ

      例えば親権失った親が子供全然面会できない、って意見よく出るけど

      親の求める頻度が月1とか月2なのがまず異常だと言うのが当人たちはわかっていない。

       

      離婚したら当然住む場所は違うわけで、実家に戻る家庭の場合県をまたいだりするなんてことはザラにある。

      そうなると会いにいくだけで非常に手間と金がかかるわけで

      子供目線としてもわざわざ親に会うためだけにそこまでしたいと思わない。

       

      自分は片道電車で2時間くらいの距離父親には長期休暇の年2回泊りがけで会っていたが

      自分としてはそれで十分満足だったし、父親は遊んで楽しい人だったけど母親抜きで一緒に暮らしたい人ではなかった。

      共同親権になれば子供はそれぞれの親の元へ行き来して暮らす必要があるが、

      学生なら転校する必要もあるし、生活内容だってそれぞれ違うだろうから子供からしたら相当の負担になる。

       

      別に離婚でなく単身赴任で考えてみてもいいんだが、会うのに何時間もかかる親の元へ

      そんな月に何度も会いに行くご家庭がそもそも存在するかい

      せいぜい3ヶ月や半年に1回が関の山だと思う。

       

      自分以外にも単独親権友達は数人いるが、片親に会う頻度は自分より低いまたは全く会ってない人がいたが

      彼、彼女らがその親に会えなくて寂しいと思ってはいなく、会えなくても困らないが子の本心なんだよ。

      何よりそんなめちゃめちゃ会いたがるような親だったら、子供だってそっちに親権を求めるじゃん。

       

      あとは共同親権ならば子供虐待を防げるという夢見がちな意見に思うのは

      親権持った親が急に虐待するようになった前提で考えているのかもしれんが

      残念ながらそういう親は離婚から虐待をしているかすでに兆候はあるわけで、

      それにすら気づけないほど日頃子供に関心がないか全く関わってない人が

      自分親権を持てば虐待を防げるという根拠はどこにもない。

       

      養育費が正しく使われているかどうかを確認するためという意見もそうだが、

      日頃子供にどれだけの費用がかかっているかすらわかってない人が正しい判断なんてできないし、

      基本そういう事言うのはモラハラの人だけなんだよ。

      から彼らは親権を持てないし、共同親権が導入されても離婚時点で親権を持てないか結果的には今の単独親権と変わらない。

       

      子の利益を最大限と言いながら、求めているのは親権失った親ばかりで

      親権持つ片親や子供が求めている話は全然出てこない。

       

      親権を持つの母親が多いのは母親が有利以前に、

      ほとんどの父親親権を取れるほど育児してないだけで、

      父親親権取れている人は育児の実績がありつつ"子供が望んでいる"から取れている。

       

      上記の子に会えない理由もそうだが、悲しいけれどよほどのことがない限り

      父親と暮らすくらい父親が大好きなんて子供は稀で

      どちらかと言えば子供にさほど好かれてないか母親の方が好きが大半なんだよ。

       

      何でそういう父親共同親権を欲しがるかを考えたところ、

      共同親権を得れば今まで通り子供の世話は相手押し付けつつ

      単独親権のように養育費を払う必要がなくなるから

      今の自分生活と変えないための保身が目的なんだと思う。

       

      共同親権を実現するには離婚しても双方の親がそれほど離れていない場所に住んでいて、

      子に関する育児スキル体制が双方とも整っているなどの条件は必須だと思うが、

      それらの条件を満たせる夫婦なら離婚する、とは思えない。

      2023-08-30

      上位大学若者恋愛離れなんてしていない

      これは良い記事

      少子化話題になるとすぐに意識価値観の変化に矮小化して経済問題ではない事にしたがる人が沸くけれど、

      この記事を見れば分かるように「子育てコスパが悪い」も「若者恋愛離れ」も上位大学学生の間では起きてないんだよ

      ガチャ当たりの上級国民にとっては結婚子供も当たり前に経験する事であってそれらへの尻込み意識なんてない。

      若者希望を持てず恋愛結婚出産から離れているのは階級による現象だってこと。


      https://news.yahoo.co.jp/articles/e8dd6ebe824bc0984ceff04d12d5c429cb88678a

      子どもは「贅沢品」になったのか。上位大学と中堅以下の大学学生たちに見えた「意識の差」』

      おおむねの傾向として、上位大学学生子どもお金がかかることを気にしてはいものの、中堅以下の大学学生ほどは不安を感じていない。ニュースなどで現状はきちんと把握しつつ、その上で「自分は困窮者に該当しない」というスタンスを取っている。

       「子どもお金がかかることは承知しているが、その分稼げばいいだけのこと。就職総合商社コンサル狙い」(22歳男性・欲しい)

       そもそも語り口のトーンが違う。上位大学学生は、口では「いやー、お金かかりますよねー」などと口にはしつつ、どこか余裕がある。自助努力でどうにかなると思っている。お金心配はないかと問うても、多くが「自分が稼げばいい」と口にする。あるいは、冷静に対案を出す。

       「私立を避けるなど、選択肢によって比較お金がかからない方法があるので、適切に選択すればそれほど苦労しないのでは」(21歳女性・欲しい)

       一方、中堅以下の大学学生は、総じて経済的不安の深刻度が高い。卒業後の収入に自信がない。自己肯定感の低さに連動して子ども願望が低め、もしくは希望人数が控えめ、という印象だ。

       中堅以下の大学学生散見されるのが、染み付いた「負け組意識だ。「自分高収入を見込めない→だから子どもを持てない」ことを穏やかに受け入れている。「勝ち組」に対してルサンチマンを煮えたぎらせるわけでも、政府の諸政策に強く異議を唱えるわけでもない。グループインタビューの場にはソフトな諦念のようなものが漂っていた。

       上位大学グループインタビューに、そのような空気はない。稼げる仕事についてガンガン働き、複数人の子どもが欲しいと屈託なく言う。子どもが欲しくない学生であっても、経済的不安理由第一とするケースは非常に少なかった。獲得したいライフスタイルに「子持ち」はそぐわないから……といった理由が主だ。


      上位大学と中堅以下の大学学生たちの意識の違いは想像以上に露骨だったが、彼らの話を聞いていて思い出したことがある。かつて、特に1980年代から90年代にかけての日本社会には、経済的にも外見的にも「上位」に位置する若年男性一定数が、個人主義的・享楽主義的なライフスタイルを貫くため「独身貴族」を決め込む風潮があった。なんなら「独身貴族」は「勝ち組ライフスタイルの一バリエーションですらあった。

       が、今回話を聞いた上位大学男子学生たちから、そのような兆候はまったく見えない。むしろ勝ち組男子ほど子どもを作りたがる。「子どもは金がかかる=子どもは贅沢品」である現在日本社会においては、当然と言えば当然の帰結であろう。

       日本社会は今後より一層、「勝ち組ほど多産」化傾向が進行し、「貧乏子沢山」が消滅していくのかもしれない。

      不妊治療が怖い

      結婚して1年。夫30歳、私32歳の共働き夫婦。

      7月から妊活を始めたけどこれから始まるかもしれない不妊治療が怖くて仕方がない。


      というのも、私は生理痛がかなり重く10年以上ピルを飲んでいた上、数年前に腫瘍ができて卵巣を1つ摘出しているので、きっと不妊傾向があるに違いないと怯えている。

      ブライダルチェックでは2人とも若干数値は悪いもの許容範囲という結果で、私はとりあえず数値を適正にするためサプリと薬を飲んでいるけど今のところ妊娠はしていない。

      たった2回だけど、生理が来た時のがっかり感がしんどい

      早い方がいいと婦人科で言われたので、来週卵管造影検査をする。

      調べていたら人によっては失神するほど痛いらしいとか、卵管閉塞だったらいきなり体外受精に進むとか、色々と情報が溢れかえっていて心が追いつかない。


      そもそも婦人科に通っているのもブライダルチェックしてそのままなんとなく通っているだけで、本格的に不妊治療始めるのはまだ先でいいよねとか思ってたのになあ。

      なのに今では基礎体温つけてサプリ飲んで排卵予測して生理来るまでの色々な兆候一喜一憂して…ってなっていて、このまま不妊治療のサイクルに取り込まれていくのかと思うと怖い。

      卵管閉塞だったらどうしたらいいんだろ…

      子どもは欲しいけど痛いのは嫌だしお金も貯めたいし仕事も続けたい…

      不妊治療が怖い。

      2023-08-27

      毎日のように地球温暖化による人類滅亡兆候ニュースになってるけど我々にできることはあるのか?

      エアコンを切ればいいのか?

      あっつぅ〜い!

      2023-08-25

      遮断性だけど去勢してみた のログ

      https://leia.5ch.net/test/read.cgi/poverty/1628418345

       

      1 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載禁止です (プチプチW 93bd-imFy):2021/08/08(日) 19:25:45.61 ID:fqdQaa+w00808 ?2BP(1000)

      はてな匿名ダイアリーを利用するのは初めてだが、弱者男性論のメッカらしいのでここに書いてみる。

      20代後半、童貞友達なし、恋愛経験なし、子供部屋在住、フリーター年収100万円以下。

      弱者男性という言葉定義をここでは試みないが、自分もそう分類されるのではないかと考えている。

      睾丸摘出手術を受けて約1年が過ぎようとしている今思うことを記す。

      オッサン」化することへの恐怖と抵抗

      ネットによれば「オッサン」というものは臭くて汚くて性欲まみれで世間迷惑をかける気持ち悪い存在らしい。そんなものになりたくない、という気持ちきっかけになった。

      曰く去勢をすれば性欲が減少するらしい。性欲が減れば私が性犯罪を犯す危険も減るだろうし、そうなれば不幸な思いをする被害者も減らせる。私自身も不必要な性欲のために時間的金銭的・肉体的コストを浪費せずに済む。唯一不幸になるのは孫の顔を見られないことが確定する私の親であるが(私は一人っ子だ)それはもう諦めてもらうほかない。私は反出生主義者ではないが、我が子や子孫という存在も生まれずに済む以上幸福になれずとも不幸になることもまたない。

      また、去勢をすると体臭が減るという情報もあった。私の体臭によって不快な思いをする人が減るのであれば喜ばしい。なるべく引きこもって暮らしているが、どうしても出かけなければならない時がある。そんな時に誰かとすれ違ったり隣に座ったり同じ空間にいたりするだけで人々に嫌な思いをさせる、そんな心配も減るのだ。

      人々に迷惑をかけない。私はそういうことに幸せを感じるのだ。そんなに人に迷惑をかけたくなければ自害せよと言う意見もあるかもしれないが、私にはその勇気がなかった。そしてそれに代わる手段として選んだのが去勢だった。

      手術とその後

      ネットで見つけた病院へ。性自認を問われることもなく(問われたら答えられなかっただろう)電話一本で日帰り手術。費用は15万円ほど。覚えているのは自分の体が電気メスで焼かれる匂い火葬されるとこんな感じなのだろうかなどと考えていた。術後は抜糸不要で痛み止めを少し飲んだ程度。こんな簡単で良いのだろうか。

      その後性欲は無くなりはしないものの確かに減少した。自慰行為に浪費する時間は減り、射精に近しい感覚は残っているもの精子は無くなり精液も透明なものがごく少量出るか出ないか程度になった。恋愛感情はもともと経験がないので変化がわからない。宦官は性欲の代わりに出世欲など他の欲望が強くなるとどこかで読んだがその兆候も今のところ見られない。週に一度ジムに通っているが体力や筋力の減少は特に見られず、体臭についても自覚できる変化はなかった。

      現在私は男性と言えない何かであるが、分類上は普通男性として生活している。といってもいわゆる「男性性」を演じることは元からしていないしするつもりもない。かと言って女性になりたいわけでもないのでこれ以上なにか手術などを受ける予定も現状ない。

      最後

      ここまで書いてみたが去勢という不可逆なもの弱者男性にすすめることはできない。

      自らの欲望男性性を否定することを目的睾丸摘出術を受けることは、自己肯定感を高めることで弱者男性を脱しようと言う考えとは対極にある。本来手術を必要としている方々にも失礼だろう。もちろん多少性欲が減った程度で解脱できるなどということはない。たとえ手術を受け「オッサン」になることから逃れたとしても、私自身あるがままで気持ち悪い存在なのだ、と改めて気が付かされただけであった。

      自分の行動に後悔はしていないが、弱者男性の皆様には私を反面教師としていただきたい。

      https://anond.hatelabo.jp/20210805203958

      弱者男性だけど去勢をしてみた

      はてな匿名ダイアリーを利用するのは初めてだが、弱者男性論のメッカらしいのでここに書いてみる。

      20代後半、童貞友達なし、恋愛経験なし、子供部屋在住、フリーター年収100万円以下。

      弱者男性という言葉定義をここでは試みないが、自分もそう分類されるのではないかと考えている。

      睾丸摘出手術を受けて約1年が過ぎようとしている今思うことを記す。

      オッサン」化することへの恐怖と抵抗

      ネットによれば「オッサン」というものは臭くて汚くて性欲まみれで世間迷惑をかける気持ち悪い存在らしい。そんなものになりたくない、という気持ちきっかけになった。

      曰く去勢をすれば性欲が減少するらしい。性欲が減れば私が性犯罪を犯す危険も減るだろうし、そうなれば不幸な思いをする被害者も減らせる。私自身も不必要な性欲のために時間的金銭的・肉体的コストを浪費せずに済む。唯一不幸になるのは孫の顔を見られないことが確定する私の親であるが(私は一人っ子だ)それはもう諦めてもらうほかない。私は反出生主義者ではないが、我が子や子孫という存在も生まれずに済む以上幸福になれずとも不幸になることもまたない。

      また、去勢をすると体臭が減るという情報もあった。私の体臭によって不快な思いをする人が減るのであれば喜ばしい。なるべく引きこもって暮らしているが、どうしても出かけなければならない時がある。そんな時に誰かとすれ違ったり隣に座ったり同じ空間にいたりするだけで人々に嫌な思いをさせる、そんな心配も減るのだ。

      人々に迷惑をかけない。私はそういうことに幸せを感じるのだ。そんなに人に迷惑をかけたくなければ自害せよと言う意見もあるかもしれないが、私にはその勇気がなかった。そしてそれに代わる手段として選んだのが去勢だった。

      手術とその後

      ネットで見つけた病院へ。性自認を問われることもなく(問われたら答えられなかっただろう)電話一本で日帰り手術。費用は15万円ほど。覚えているのは自分の体が電気メスで焼かれる匂い火葬されるとこんな感じなのだろうかなどと考えていた。術後は抜糸不要で痛み止めを少し飲んだ程度。こんな簡単で良いのだろうか。

      その後性欲は無くなりはしないものの確かに減少した。自慰行為に浪費する時間は減り、射精に近しい感覚は残っているもの精子は無くなり精液も透明なものがごく少量出るか出ないか程度になった。恋愛感情はもともと経験がないので変化がわからない。宦官は性欲の代わりに出世欲など他の欲望が強くなるとどこかで読んだがその兆候も今のところ見られない。週に一度ジムに通っているが体力や筋力の減少は特に見られず、体臭についても自覚できる変化はなかった。

      現在私は男性と言えない何かであるが、分類上は普通男性として生活している。といってもいわゆる「男性性」を演じることは元からしていないしするつもりもない。かと言って女性になりたいわけでもないのでこれ以上なにか手術などを受ける予定も現状ない。

      最後

      ここまで書いてみたが去勢という不可逆なもの弱者男性にすすめることはできない。

      自らの欲望男性性を否定することを目的睾丸摘出術を受けることは、自己肯定感を高めることで弱者男性を脱しようと言う考えとは対極にある。本来手術を必要としている方々にも失礼だろう。もちろん多少性欲が減った程度で解脱できるなどということはない。たとえ手術を受け「オッサン」になることから逃れたとしても、私自身あるがままで気持ち悪い存在なのだ、と改めて気が付かされただけであった。

      自分の行動に後悔はしていないが、弱者男性の皆様には私を反面教師としていただきたい。

      2023-08-23

      anond:20230823113149

      大抵の外食は大柄な男性が食べる量に合わせて作ってるから食べ切ってしまうってのはデブ兆候。今は良くても代謝が悪くなる三十路過ぎからブクブク太ってあっという間に豚になる。その子も多分いずれはモンスターになってたよ。

      2023-08-15

      冷蔵庫にあるビール空箱に見る家庭内権力闘争

      https://togetter.com/li/2205234 という「旦那のこういうところが嫌い」という写真付きツイートについての感想

      TL;DR

      愛しているのなら男はビール空箱ぐらいすすんで片付けねばならない

      ChatGPTによる要約

      冷蔵庫放置されたビール空箱を巡る夫婦間の問題は、表面上のささいな問題のように思われるかもしれないが、実際には夫婦間の権力闘争や互いの価値観の衝突、愛情の減少の象徴ともいえる。妻は冷蔵庫自分テリトリーと見なし、夫がビール空箱放置する行為不快感を覚える。これは夫がビール空箱を片付ける意欲を持たないこと、もしくはそれを重要と思わないことから来るものであるしかし、理想夫婦関係では、こういった問題は発生しない。愛情が深ければ、小さなことで争うことはなく、お互いを尊重し合う関係が築かれる。夫婦間の問題一人暮らしときとは異なり、一緒に生活することで新たな問題課題が浮き彫りになる。愛情があれば、互いの習慣や欠点を受け入れることができるが、そうでない場合愛情が薄れてしまう。最終的に、ビール空箱問題愛情の有無を示す象徴として捉えることができる。

      文章

      なぜ旦那ビール空箱をそのまま放置するのかといえば、有り体に言ってしまえば「それほど妻を愛さなくなったから」であり、一方でなぜ妻が旦那のその空箱放置うんざりとして嫌ってしまうのかといえば、「それほど旦那を愛さなくなったから」である

      まずこれほどまでに社会蔓延しており、全く解決できていないということは「その程度のささいな問題ではない」ということをそのまま証明している。1つの家庭を崩壊・険悪にさせるほどのエネルギーを持っているもの日本各地で続発しているというように認識を改めなければならない。

      とはいえビール空箱放置というのは、ささいな問題のように見える。しかビール空箱放置が発生する原因は旦那の習慣的な行動によってであり、人生における集大成のような、本能に近いレベルの癖によるのである。そう考えると全くささいではない。

      一方で、妻から見れば「自分テリトリーである冷蔵庫をわざわざ間借りしている旦那が、与えた権利以上のものを絶えず主張している」というような状態であろう。不快感を覚えるのも当然である

      いわば妻側は冷蔵庫マネジメント任務としているがゆえに冷蔵庫の全権を獲得しており、旦那には借家としての権利付与していると考えているのだが、一方で旦那は地権を持っていると考えている。仮に冷蔵庫旦那専用スペースがあり、旦那ビールを購入する主体であれば旦那は容易にビール空箱を片付けるであろうし、その行為に不満を感じることは1つもない(もちろん最後の1本を出したあとはそのままだが)。妻も他人のスペースがめちゃくちゃになろうが、臭いの充満などの他スペースの侵害をしない限りは関与しなくなるはずだ。しかしこうした「分譲」には、妻側から見れば権利侵害を感じ、強硬な反発に遭うことだろう。

      ここで、「恋愛的に自分が超次元で大好きな異性」という架空存在定義しよう。以下、理想人類Aと呼称する。

      理想人類Aは、自分が全存在をかけて愛せるような存在である。そんな理想人類Aがビール空箱をそのままにしていた場合どうだろうか。これは理想人類Aを自分に少しでも依存させることができるチャンスであり、喜んでビール空箱を片付けるであろう。そのような理想人類Aでもやはり欠点はあったのだと嬉しくなり、自分存在価値を確認できる崇高な行為となる。

      男側から見ても、理想人類Aは、何も文句も言わずに何の痛痒すら感じず朗らかに笑いながらビール空箱を片付けるような人間である。そんな人間に幻滅されたくない男は、その人間の歓心を買うためなら、喜んでビール空箱を片付けるであろう。喜んで自分存在革命しようと欲し、これも自らの存在価値を確認できる崇高な行為となる。

      こうした理想的な夫婦関係においては、ビール空箱の片付け問題などというくだらない問題は発生し得ない。

      共同生活においては、一人暮らしで「単なる怠惰自分の首がしま行為」で済んでいたことが、そういう意図はないにしても「貴様がやっておけ」という意味のようになることが多い。気付いてしまうからだ。それの集合体が名もなき家事と呼ばれている。家事自体をしないまでも、そういう状態を目にするのも嫌なのだ。妻側は、怠惰と不潔の織りなすハーモニー地獄瘴気を感じ、精神が蝕ばまれていく。

      もともと恋愛関係においては自分ベストに近いパフォーマンスを見せあうが、夫婦間においては自分の最悪のパフォーマンスも見せあうような関係となる。相手の習慣を受容しないということは相手のものを受け入れないということであり、相手価値観をわかろうとしないことも相手のものを受け入れないということである

      旦那側はそういうものから受け入れてほしいと考える。これに正しい間違っているもくそもなく、正しさの度合いは周辺のコミュニティが持つ価値観相場によって決定される。そちらの方が都合が良いというだけだ。妻側は誰しも当然受けいれたくはない。当たり前に労力がかかる話だからだ。

      「共に過ごす」という以上、共に過ごすために必要コストは必ず発生する。そしてそのコストは分担される。多くは妻側が持っている。理想人類Aだったならば、すべてのコストを受容できるはずなのだ。それだけで理想人類Aの歓心を買って共に過ごすことができるのだから現実的ではないが……)

      結局のところ、お互いに、相手のために自分を変革してまでより愛したいと思っていないのだ。そのままでいたいのだ。妻は、妻でありたくはなく、旦那旦那でなくなることを欲しており、旦那は、旦那でいたくあり、妻が妻でいてくれることを欲している。

      もっと直接的に捉えるべきなのだ。「ビール空箱を片付けないのは、全く愛されていないように感じる」とか「愛しているからめんどくさいけど自分の習慣を努力して変更し、ビール空箱を片付ける」とか。「ビール空箱を片付けないお前が嫌い」とか「ビール空箱を片付けないことを責め立ててくるお前が嫌い」「ビール空箱をわざわざ片付けようとは思わない程度にはお前が嫌い」とか、そういうことを暗示しあうからお互いがより愛せなくなるのである

      また考え方として、ハンロンの剃刀というものがある。これは「無能で十分説明されることに悪意を見出しはいけない」 という考え方だ。ビール空箱を片付けられないのは無能の証であって、悪意ではない。能力が無い。能力を獲得する気がない。そのメリットを感じないというふうに思っているわけで、悪意より矯正しがたいものだ。何か強烈なショックが無ければ変わることはないであろう。

      それが夫婦というものだ。

      冷蔵庫の中のビール空箱というのは、無能怠惰・薄れた愛情憎悪夫婦関係の亀裂・闘争・緊張感・離婚兆候他責愚痴想像力の欠如・束縛・傲慢依存・甘えがこの世に顕現した姿なのである

      3組に1組は離婚する。

      ログイン ユーザー登録
      ようこそ ゲスト さん