はてなキーワード: 作業内容とは
上司「そうだね、それもある。俺の幼稚さに少し歩み寄って欲しくて増田くんを呼んだんだ」
俺「はぁ」
俺「はぁ」
上司「もちろんミスくらい誰でもあるし、最初はして当たり前だし、いつもできてても失敗する事くらいあるよ」
俺「そっすね」
俺「はぁ」
上司「俺今なんて言った?」
上司「たしかにした、でもそれが言いたかった訳じゃない、俺が何を伝えたいかわかったか?」
俺「ミスは誰でもあるって」
上司「まぁそうなんだが、ミスを繰り返さないでほしいって事な」
俺「頑張ります」
上司「そう、頑張ってほしい、頑張って欲しいから、今度からわかってると思ってるって事ほど聞いてくれ、俺に」
俺「はぁ」
上司「俺なんて言った?」
俺「頑張ってほしいと」
上司「うん、正しい、正しいが、頑張り方をな、覚えていてほしい」
俺「わかってなけれb」
上司「それはもちろんだが、わかってても聞いてくれ、良いか?」
俺「はぁ」
上司「俺はわかっててもお前に聞いてほしいと言った、わかる?」
俺「わかります」
上司「ああ、言い方が悪かったな、うん。お前が、わかっていても、俺に、作業内容を、確認して欲しい」
俺「あ、はい」
俺「作業内容を」
上司「そうだね、その通り」
俺「話はそれだけっすか」
上司「メモ取るくせがないみたいだから、スマホで音声を記録してくれ」
俺「はぁ」
俺「メモ取る癖がないなって」
上司「なるべく支持後を優先して聞いてくれ」
俺「はぁ」
上司「なんだっけ」
俺「なんでしたっけ」
上司「音声を記録してな」
俺「あ、はい」
上司「今もう撮ってるから、撮るとこうだから、参考にしてな」(あとでくれた)
俺「はぁ」
上司「時間取らして悪かったね、今日俺なにが言いたかったと思う?」
俺「えー音声で話聞く」
上司「んー、まぁ大体そう」
読み返してもなんで怒ってるかというかそもそも怒ってないよな。期限悪かったけど。
ちゃんと医者で診断されてますので、って主張しなきゃいけない世の中なので主張しておく。
症状は人によるアレだが。
普通に生活して仕事するだけなら、凪のように波が立たない限り表には出ない。折衝とかディスカッションが必要な類の仕事には向いていないのでマックジョブのように決まった動作と誰でも出来る事務。
現代のマックジョブって幅広いと思う。ちょうどパソコンでレポート提出が当たり前になった世代なのでワープロを通ってきた世代とスマホ世代が扱えない辺りを修めていた。スペシャリストではないけど、繋ぎにはなる程度の、良く居る階層。
誰でも出来るには違い無いけど、社内では少数なので作業内容に口を出されることもなく、最初に決めた工数とスケジュールさえ守ってイザとなればリスケの根回し出来る程度の対人能力で何とかなってる。
これ以上に人間と会話が必要な経理事務の人とか見ていて無理だわー、今の職に滑り込めて助かったわー、と日々安堵して気持ちを立て直しながら働いている。営業事務は検討するまでもなく無理。
それでもやっぱり、内心で荒れ狂うけど最近はマアマア効かない事もないかもしれない薬に当たったので何とかなってる。
それはそれとして。成人男性4人を相手に会話しなきゃいけない状況って、今の御時世的にもあんまり無いよね。念の為、会食ではない。
それがどうしても必要な状況は有ると思うけど、今回はちょっと疑問。
2時間近くその状況になってしまって。結局、頭痛と倦怠感と発熱という、この御時世に面倒な状態に。
一日で熱だけは下がった。しかしまだ具合が悪いし外に出ると人に会っちゃうじゃないか!嫌だ!という誤解を受けそうな精神状態が浮上しない。
医者だって人間だから病院に行くのも本当は嫌なんだよ、だって個室に二人だけ的な状況になるじゃん、看護師さんが直ぐ入ってこれるし何なら聞こえてる可能性高い構造とはいえ、そう見える場所でよく知らない人(医者)とお話とか、しんどすぎる。とか、また誤解を招きそうな状態になりがち。
で、成人男性4人と会話する状況とか、一般的にはアリなのかなという事すら判断がつかないので余計に心が乱れるという。
そんな状況つくった上職の無能をいかにオブラートに包んで罵倒しつつ、二度と同じ状況にならないよう持っていくか、ずっと考えて症状が悪化して医者に窘められ。しかし、ずっと考えている。
上「残業すんな」 増「仕事終わらん」 上「こんくらい残業せんでも終わるはず」 増「実際終わらん」 上「効率悪いんじゃん?見直せ?」
上「残業すんな」 増「仕事終わらん」 上「こんくらい残業せんでも終わるはず」 増「実際終わらん」 上「効率悪いんじゃん?見直せ?」 増「ほかどこ見直せばいいのかもうわからん」 上「そんなん知らんよどっかあんだろもっと探せ」 増「ちな増田の仕事内容把握してます?」 上「パイセンに全部まかしてるからそっち相談して」
パ「残業すんな」 増「仕事終わらん」 パ「とりま時間になったら帰る、とにかく帰る、時間内に収める気持ちでやる、終わらん仕事は翌日に回す、優先順位やら時間配分やら考えながらやってったら慣れてできるようになる」 増「しょうちのすけ」
増「ミス倍増、仕事中の記憶残ってない、休憩取ったら戻ってきたくなくなるから取りたくない、気付いたら昼飯食べてない、自分の仕事も終わらんうちにパイセンから仕事振られまくって優先順位も決められないままとにかくできそうな方から手を付ける思考回路はショート寸前」
パ「まだ1ヵ月だし」
増「っすね」
・つか月の半分はほぼ暇で末日締切に向かって16からクソ忙しくなる業務内容でしかも増田→パイセン→上司の順で処理していくから増田が残業せずに翌日に回していくとパイセンからの催促の嵐で死ぬんだよな
・パイセンからノー残業プライオリティ言われたから実践してるが「処理どんな?」言われて現状伝えたら「それは流石に困る」と言われ増田も困ってるっつか困惑してる
・パイセン異動してきてすぐに仕事頼まれて末日締切案件とどっち優先か確認したら「これ先。末日締切案件はとりま遅れておk」と言われたから「とか言って実際遅かったらそれはそれで怒るじゃないですか~ヤダ~」て言ったら「よくわかってるじゃんw」て言われたので信用してない
・効率化のためにパセから「1~5あるなら全部きちんとやらなくていい、重要視するのは2,3,5だから」と言われたが「でもたまに4で「なぜこうなった?」て言われますよね」「それはまぁ」「それに答えるためには4もきちんとやっとかんとですよね」「それはまぁ」「すると3やら5やらで何かあった時1も重要になってきますよね」「もう慣れだな。慣れてくると1と4は程々にできるもんだ」「まじすか~」(増田は出来が悪いから無理だと思うな~~~)
・「残業しないことで業務遅延発生するようなら他店に回すこともできるし」言われたがそのタイミング判断むずくね…
今回処理分多いな~無理かな~て早めにわかったら早めに振れるけども、作業しながらこれ無理じゃねとなった時はだいたい毎回時すでに遅しだしな
だいたい他店に回したとこで他店担当者に(同じ作業してるはずなのになぜか)作業内容説明せねばだし終わって戻ってきたものクソほど適当で二度手間だしそれパセに言ったら「まぁ他店者からみたらそもそも自分の担当でないし仕方ない範疇」て言われるし任せるブツまとめて送る作業も手間かかるし往復で2日はかかるし
・つか何故にいつもパセは増田がクソ忙しい時期にばっかり仕事普通に振ってくんの
上「残業すんな」 増「仕事終わらん」 上「こんくらい残業せんでも終わるはず」 増「実際終わらん」 上「効率悪いんじゃん?見直せ?」
上「残業すんな」 増「仕事終わらん」 上「こんくらい残業せんでも終わるはず」 増「実際終わらん」 上「効率悪いんじゃん?見直せ?」 増「ほかどこ見直せばいいのかもうわからん」 上「そんなん知らんよどっかあんだろもっと探せ」 増「ちな増田の仕事内容把握してます?」 上「パイセンに全部まかしてるからそっち相談して」
パ「残業すんな」 増「仕事終わらん」 パ「とりま時間になったら帰る、とにかく帰る、時間内に収める気持ちでやる、終わらん仕事は翌日に回す、優先順位やら時間配分やら考えながらやってったら慣れてできるようになる」 増「しょうちのすけ」
増「ミス倍増、仕事中の記憶残ってない、休憩取ったら戻ってきたくなくなるから取りたくない、気付いたら昼飯食べてない、自分の仕事も終わらんうちにパイセンから仕事振られまくって優先順位も決められないままとにかくできそうな方から手を付ける思考回路はショート寸前」
パ「まだ1ヵ月だし」
増「っすね」
・つか月の半分はほぼ暇で末日締切に向かって16からクソ忙しくなる業務内容でしかも増田→パイセン→上司の順で処理していくから増田が残業せずに翌日に回していくとパイセンからの催促の嵐で死ぬんだよな
・パイセンからノー残業プライオリティ言われたから実践してるが「処理どんな?」言われて現状伝えたら「それは流石に困る」と言われ増田も困ってるっつか困惑してる
・パイセン異動してきてすぐに仕事頼まれて末日締切案件とどっち優先か確認したら「これ先。末日締切案件はとりま遅れておk」と言われたから「とか言って実際遅かったらそれはそれで怒るじゃないですか~ヤダ~」て言ったら「よくわかってるじゃんw」て言われたので信用してない
・効率化のためにパセから「1~5あるなら全部きちんとやらなくていい、重要視するのは2,3,5だから」と言われたが「でもたまに4で「なぜこうなった?」て言われますよね」「それはまぁ」「それに答えるためには4もきちんとやっとかんとですよね」「それはまぁ」「すると3やら5やらで何かあった時1も重要になってきますよね」「もう慣れだな。慣れてくると1と4は程々にできるもんだ」「まじすか~」(増田は出来が悪いから無理だと思うな~~~)
・「残業しないことで業務遅延発生するようなら他店に回すこともできるし」言われたがそのタイミング判断むずくね…
今回処理分多いな~無理かな~て早めにわかったら早めに振れるけども、作業しながらこれ無理じゃねとなった時はだいたい毎回時すでに遅しだしな
だいたい他店に回したとこで他店担当者に(同じ作業してるはずなのになぜか)作業内容説明せねばだし終わって戻ってきたものクソほど適当で二度手間だしそれパセに言ったら「まぁ他店者からみたらそもそも自分の担当でないし仕方ない範疇」て言われるし任せるブツまとめて送る作業も手間かかるし往復で2日はかかるし
・つか何故にいつもパセは増田がクソ忙しい時期にばっかり仕事普通に振ってくんの
いろんな人と話すといいと思うよ
ホームページ作成4万ってどう?(https://anond.hatelabo.jp/20181201212626)
営業力のないワイ氏に舞い込む副業の仕事ってこういうのしかない
4万の作業内容
特に問題ないところ
- レスポンシブWebデザインで、なんか1つTOPに動く絵があれば、凝っている必要はない
- Twitterやその他SNSをTOPページに表示
- WordPressでもhtmlベタ打ちのWEBサイトでもいい
- ドメイン取得などの作業も代行(ドメインやサーバー費用は請求可能)
- 継続性が見込める案件(年20数件程度の受注見込みあり)
ウンザリするところ
- 写真や画像のご用意頂けない。頂けても数枚かつ写真の画像のリサイズ/リデザイン(合成や色味調整)を無限に要求
- テキストをご用意頂けない>何度も要求すれば最終的にはくれるが・・・
- SEOを期待される>最終的にはホームページは看板や身分証明書であって広告と考えない方が良い。どうしてもなら別料金>有料ならじゃあいいや で、ご納得は頂けるが・・・
そう思って男性には腐女子であることを一切隠して生きてきたが、本当に腐女子趣味は男性ウケしないのか。
確かめるべく色々試したので書いていく。
アクセス解析見ると私の書いたエロ小説を読みに来る男性も多少はいるみたいだが、私が彼らの性の対象となり得るのかというと、読みに来てんのって同性愛者な気もする。
ネットで「腐女子です。BL小説書いてます。作業通話しましょう。」と募集をかけても、基本的に「全ての女性に手あたり次第に連絡している男性」からしか連絡は来ない。
まあ同類からはちゃんとコンタクト来るので腐女子と作業することばかりである。
次に考えたのは考察だ。
私は別に考察とか好きじゃないけど、作品の背景とか掘り下げて文献漁ればまあ推しの解像度は上がるので、よりえっちなBL妄想が出来るという利点はある。
ネットで「腐女子です。〇〇という作品の考察記事を執筆しています。作業通話しましょう。」と募集をかけると、作業内容がBL小説だったときとは違いかなりの数のコンタクトが来た。
オタトークもそこそこ盛り上がったと思う。
話した人達の中には考察ガチ勢の人もたまにはいて、ノートを取りながらしゃべることもあった。
「あなたのような話ができる女性は珍しい」と色んな人に言われた。
まあ、テッパンの社交辞令だが、BL小説を書いていたときはそれすらなかったので、かなりの進歩と言えよう。
私の進撃は止まらない。
キャラスイーツがウケないことはリサーチ済みだったので、キャラクターを再現する食事ではなく、「私が推しの〇〇司令官に食べていただくために作った食事」みたいなコンセプトでSNS映えと美味しさを意識した飯を作っては、趣味垢に上げた。パーティーでもするんかっていうアホみたいな飯だ。当然独りでは食えないので冷凍して少しずつ食べる。
知り合いの男性から「〇〇さんって料理とかするの?」と聞かれたときに見せる写真が出来た。
が、〇〇司令官の命日に作ったんだよね~、気合入ってんでしょ。みたいなことを言うと、ドン引かれる。
やはり男ウケ抜群の料理というカードを以ってしてもなお、腐女子趣味の男ウケの悪さは拭えないのか。無念。
その次にやったのはWeb開発だ。
知らんけど男ってテクノロジー好きじゃん???私はミリも好きじゃないけど。
Java勉強中です!っていうと「教えてあげようか?」って親切なオタクがわらわら寄ってくる。
おもろ。
BL小説書いてても文字書きの男は寄ってこないが、BLのためにプログラミングやってるとコード書きの男は寄ってくる。
ということで、私が男性ウケする腐女子になれたのかは未だ不明である。
界隈では多芸に無芸的なポジションを得てまあそこそこに居心地は良い。
タイトルでテレワークのせいにしているが、本人からの申告内容的には自分のせいらしい。
ただ会社やその他上司からのコメント的には本人問題と判断されており、特に自分が咎められるとかはないらしい。
当方テレワークほぼ100%の環境。事の始まりは辞めたメンバー(面倒なのでA氏とする)がミスをしたことが発覚し、嫌な予感がしたので色々聞いてみたら他にもミスをしていたこと、そもそも依頼した作業の意味をちゃんと理解していなかったらしい。
ミスした部分、作業の意味については1年間何度も言っていたことなので、最初はまじでこいつ大丈夫かと思ったがそこで責めたらパワハラとかになるんだろうなーとか思ったので、改めて作業の意味をA氏に整理して伝えた。
そしたらA氏がまた別件でもちらほらとミスをするようになり、またちょっとした意思の疎通も認識の齟齬も増えてきて、結局最後に自分が同じ作業をやることになってしまい二度手間。
忙しい時期だったこともあり現場が回らなくなるので、二度手間を無くすため、認識の齟齬がなくなるようにするために作業前に想定している作業内容を箇条書きでチャットでいいので報告してください、とした。
それである日自分がチャットツールで簡単な手順概要をまとめてタスクを振ったのだが、その作業内容を自分が送ったチャットをそのままコピペで送り返してきた。ちょっとイラっとしつつも認識の齟齬を無くすためなので自分の言葉で説明してほしいですと返し、別件の問い合わせが来ていた件についても次のアクションわかるか聞いてみた。
問い合わせとかヘルプデスクしている人ならわかると思うが、そんくらい自分で調べろよと思ったり局所的な質問をチマチマ質問してきていつまでも問い合わせが終わらないことがある(A氏も以前経験済み)。そこを少ないメンバーでやりくりしているので、問い合わせの際は最初に何を意図して問い合わせしているのかゴールを明確にして進めないといけないんだけど、今回の問い合わせもチマチマ問い合わせ続きそうな内容だった。だけどA氏は問い合わせ内容をそのままベンダーへ流そうとしていたことが分かった。
そのため上記の意図を伝え、問い合わせ者と認識合わせして対応してくださいと伝えたらそれ以降来なくなってしまった。
事情が事情なので会社でヒアリング中らしいが、そこでは尊厳を踏みにじられたみたいなことを言っているらしい。
だがこちらとしては~してください、としか伝えておらずイマイチどこで尊厳を踏みにじられたと感じたのかわかってない。
なので普段のコミュニケーション不足なんだろうなと思い、テレワークで1日数分だけ案件状況確認でビデオ会議していたがそれだけでは足らず、もっと雑談とかしないとなのかなー、って感じで今自分の中では落ち着いている。
仕事の会話しかしていないと個人を無視しているようで、そこに人としての尊厳がなく感じてしまうんだろうなーと。
なのでうまく雑談するためビデオ会議の雑談枠設けたり、出社の機会を増やすべきなんだと思っているんだけど、基本テレワークしている人、その辺どういった対処してるとかあったら教えてクレメンス。
Y:文章を書くのは好きな文系出身。うっかり第二新卒で大企業で働くことになった。
Mくん:Yの同期で工学系の院卒。国家資格を複数持つエリート。
Yと研修で同じグループになり、仲良くなった。基本的にヘラヘラしている。
ーーー
今日は部屋に同期のMくんがやってくる日だった。
*
(ボーナスも入るし、そろそろ家具を新調したいなぁ。在宅で残業するのに今の椅子だとちょっと辛いし…)
数日前、Yは在宅勤務での残業が辛くなってAmazonで新しい椅子を探していた。
「在宅勤務におすすめ」と書いてある特集ページを見ていると、今の部屋の雰囲気似合いそうなゲーミングチェアを見つけた。
(ゲーミングチェアって黒地に赤とか、やたら光るやつとか中二病のイメージがあったけど、レザー調のもあるんだ。
少々値段は張ったが、レビューの評価もよかったのでYはベージュのゲーミングチェアの購入ボタンを押した。
その恐ろしさも知らずに…。
*
届いたのは、予想を超える大きさのダンボールだった。
玄関に入れるのがやっとのことで、洗濯機でも入っていそうな大きさだった。
やっとの思いで出したパーツを床に並べ、手順書を開いて組み立てに着手する。
キャスターを土台に入れ、ガス圧調整レバーを差し込み、その上にカバーをかける…はずだった。
(あれ、キャスターが土台に入らない…)
色々な角度から嵌め込もうとするが駄目だった。
キャスターの根元についているリング状の金具が邪魔しているようにも見えたが、
手順書に書いていないことをしたら余計面倒なことになりそうだった。
(だめだ…)
その日は疲れてしまったので組み立てを諦め、同期のMくんに愚痴を言った。
「ゲーミングチェアを買ったのに組み立てれなくて詰んだ」、と。
ただの愚痴を言うはずが「じゃあ手伝おうか」と予想外の提案を受け、心臓が飛び跳ねた。
こんなことってあるのだろうか?
(そもそもMくんを部屋にあげてもいいのだろうか?
このまま組み立てられずにいるのも嫌だけど、わざわざMくんに来てもうのも悪い。
男性を部屋に入れるのって何年振りだっけ…?
でもせっかく提案してくれてるし断るのも変か…?)
「うーん、じゃあお言葉に甘えて…!」
ぐるぐると考えたが(考えても仕方がない)と思い切り、
Mくんに組み立てをお願いした。
*
そして冒頭部分に戻る。Mくんが部屋に来る当日だ。
(不用品は捨てたし、シンクも磨いたし、洗面所も隅まで磨いた…)
できる事は全部やったが、それでもYは不安だった。
プレゼン前よりも緊張していた。
Mくんに対して差し当たってできることは、自分の部屋に対するイメージを下げておくことだった。
あらかじめ部屋の綺麗さのイメージを下げておくことで、現実のギャップを減らす作戦だ。
「めっちゃ気にするじゃん」
「それもう、気が気じゃないよ…
家事できないのバレるし家具の組み立てもできないの恥ずかしいし」
緊張の中、部屋の鍵を回す。
ガチャリと音が鳴って扉を開ける。
Mくんに入ってもらうと、さっと靴を脱いで揃え、手前の洗面所に向かった。
(ここまで誘導の通りだ)
Mくんが手を洗う。
「汚部屋って言ってたけど、ここまで汚いとか特にないんだけど…?」
「いや、このスペースにある分だけ」
「確かに一人暮らしだとこれくらいでいいかも。今度引っ越すから参考になる〜」
そうして奥の部屋。
「え、別に汚部屋じゃないじゃん!カーテンとベッドカバーの色とか揃ってるし
とっさに大きな声を出してしまった。
(Mくんと密室ってだけで緊張するのに…自分のだらしない所まで見られたら死んでしまう!!)
「はいはい、これを組み立てればいいのね」床に散乱したパーツを見てMくんが言う。
渡した手順書をふむふむと読んで「え、ここで躓いてたの?」と少し驚かれる。
「すいやせん…」
Yがしみじみと謝っている間、Mくんはしれっと土台に4つのキャスター全てをはめ込んだ。
「え、早くない…?神?教祖って呼んでもいい?」
「教祖になるつもりはないな〜」ヘラヘラ笑いながら、Mくんはやすやすと組み立てていく。
またたく間に椅子らしい形が出来上がってきた。
「このパーツと背もたれを繋ぐ時、ちょっと床傷つけそうだからベッド借りてもいい?」
「え?う…うん」
ベッドを使うことに異存はないが、Mくんがベッドにいると思うと、ドキドキする。
変な緊張をしているYをよそに、Mくんは「作業者」として完璧だった。
手順書を読み上げ、パーツや作業内容に誤りがないか一点一点確認する。
可動域を調べ動作確認をするMくんの手つきが滑らかで、綺麗だった。
「はい先生!」Mくんの手つきに見とれていると、指示が飛んで来た。
背もたれの部分だけでも結構な大きさだったので、片手で支えながら座席部分と組み合わせるのはかなりしんどそうだった。
Yが背もたれの部分を持ち、応援する。
「あ、助かる」
「うん…」Mくんとの距離が近くなると当然ながらMくんの香りがする。なんとなく安心する香りだった。
(柔軟剤の香りかな?いい匂い。あと首筋きれいだなー)Yはぼんやり見とれてしまった。
「あー、来週の構築作業もこんな感じなんだろうなぁ」組み立て作業中のMくんが仕事の話を投げてきて、急に現実に引き戻された。
Mくんの「聖域」を邪魔できるはずもなく、ただ作業を見守っていた。
*
座席と背もたれを接合し、土台にはめ込む。
それにフットレスト、アームレスト、各種クッションをつけて、ゲーミングチェアが完成した。
できたてほやほやのゲーミングチェアに座ってYが「わーい」とはしゃいでいると、Mくんがぐるぐると回して来る。
「この椅子本当にいいな〜持って帰ってもいい?」
「じゃあ作業費3万もらうわ」
「そこを同期割でなんとか」
「1万5千円になりますね」
「いや高いわ!」冗談を一通り言うと「よし、じゃあ撤収する!」とMくんが言った。
「来週引越しだよね?荷造りとかお手伝いします…」とYは申し出た。
「うーん、来週はちょっとスケジュール的に難しいんだよね。夜勤だし」
「そっかあ。じゃあ今度なんか奢らせて!」とYはぼんやりした提案しかできなかった。
(こんなんじゃ社交辞令みたいじゃないか)いつものことながら、
YはMくんと会うと、いつも言いたいことを言いそびれる気がする。
*
Mくんと駅まで他愛のない話をしながら歩く。
「またなんか組み立て必要だったら呼んで」へらりと笑ってMくんは言う。
「まじか、本当に助かる…」
じゃあ、と言ってMくんは改札まで向かう。
じゃあね、と言ってYはくるりと方向を換える。
Yは少し歩いて振り返ると、Mくんが階段を降りようとしていた。
後ろ姿まで颯爽としている。
プログラミングスクールで習う内容などは入り口に過ぎず、きちんとしたコードを書けるようになるためには知識と経験が必要になる。
情報系のバックグラウンドを持った学生にしても同じで、蝶よ花よとはいかないまでも、それなりの教育コストをかけて一端のITエンジニアとして育成していく。
重要なのは単にコードのようなものが書けるだけではダメだという点。きちんと動作するコードを正確に、早く、他者と協調して生産できなければならない。
ITエンジニアになるために特別な資格はいらないため間口が広いように見えるが、実際は他の専門職よろしく、ガッツリ専門知識を要求される職業でもある。
developer roadmap なんかでググると出てくるように多岐にわたる上、学んだ先から過去のものになっていくような不毛ささえ備えている。
そして作業の遅い人、専門技術への理解が浅い人に任される仕事は雑用の域を出ないかガチガチに作業内容の指示が入る。
分野やチームによって違いはあるだろうが、出来る人が楽しい仕事のほとんどを持っていくし、出来る人であり続けるためにはひたすらに勉強を続けていく必要がある。
出来る人であり続ける特典として勉強や試行錯誤を仕事として認めてもらえてお金も出ると言った方が近いかもしれない。
と、ここまで書いて思ったけど、別に彼ら全員が優秀なITエンジニアになろうと思ってるわけではないんだよね。
それなりの給料がもらえれば良いと思って現職より給料の高いITエンジニアを志望する、あるいはキラキラした?イメージに釣られてなんとなく。
ちょっとプログラミング触らせて自分は向いてるかもって思わせるの、ほとんど詐欺だと思う。
出来る人から見える世界と、まだちょっと安心して任せられない人から見える世界は全然違う。
プログラミングスクールから離れた後は自力で勉強してしていくことになるんだけど、イメージしていたものと実際の自分の姿との間で苦しむ人が結構いるんじゃないかなと思った。
趣旨労働者が情報通信技術を利用して行う事業場外勤務(以下「テレワーク」という。)には、オフィスでの勤務に比べて、働く時間や場所を柔軟に活用することが可能であり、通勤時間の短縮及びこれに伴う心身の負担の軽減、仕事に集中できる環境での業務の実施による業務効率化につながり、それに伴う時間外労働の削減、育児や介護と仕事の両立の一助となる等、労働者にとって仕事と生活の調和を図ることが可能となるといったメリットがある。また、使用者にとっても、業務効率化による生産性の向上にも資すること、育児や介護等を理由とした労働者の離職の防止や、遠隔地の優秀な人材の確保、オフィスコストの削減等のメリットがある。テレワークは、ウィズコロナ・ポストコロナの「新たな日常」、「新しい生活様式」に対応した働き方であると同時に、働く時間や場所を柔軟に活用することのできる働き方として、更なる導入・定着を図ることが重要である。本ガイドラインは、使用者が適切に労務管理を行い、労働者が安心して働くことができる良質なテレワークを推進するため、テレワークの導入及び実施に当たり、労務管理を中心に、労使双方にとって留意すべき点、望ましい取組等を明らかにしたものである。本ガイドラインを参考として、労使で十分に話し合いが行われ、良質なテレワークが導入され、定着していくことが期待される。2 テレワークの形態テレワークの形態は、業務を行う場所に応じて、労働者の自宅で行う在宅勤務、労働者の属するメインのオフィス以外に設けられたオフィスを利用するサテライトオフィス勤務、ノートパソコンや携帯電話等を活用して臨機応変に選択した場所で行うモバイル勤務に分類される。テレワークの形態ごとの特徴として以下の点が挙げられる。① 在宅勤務通勤を要しないことから、事業場での勤務の場合に通勤に要する時間を柔軟に活用できる。また、例えば育児休業明けの労働者が短時間勤務等と組み合わせて勤務することが可能となること、保育所の近くで働くことが可能となること等から、仕事と家庭生活との両立に資する働き方である。② サテライトオフィス勤務自宅の近くや通勤途中の場所等に設けられたサテライトオフィス(シェアオフィス、コワーキングスペースを含む。)での勤務は、通勤時間を短縮しつつ、在宅勤務やモバイル勤務以上に作業環境の整った場所で就労可能な働き方である。③ モバイル勤務労働者が自由に働く場所を選択できる、外勤における移動時間を利用できる等、働く場所を柔軟にすることで業務の効率化を図ることが可能な働き方である。このほか、テレワーク等を活用し、普段のオフィスとは異なる場所で余暇を楽しみつつ仕事を行う、いわゆる「ワーケーション」についても、情報通信技術を利用して仕事を行う場合には、モバイル勤務、サテライトオフィス勤務の一形態として分類することができる。3 テレワークの導入に際しての留意点(1) テレワークの推進に当たってテレワークの推進は、労使双方にとってプラスなものとなるよう、働き方改革の推進の観点にも配意して行うことが有益であり、使用者が適切に労務管理を行い、労働者が安心して働くことのできる良質なテレワークとすることが求められる。なお、テレワークを推進するなかで、従来の業務遂行の方法や労務管理の在り方等について改めて見直しを行うことも、生産性の向上に資するものであり、テレワークを実施する労働者だけでなく、企業にとってもメリットのあるものである。テレワークを円滑かつ適切に、制度として導入し、実施するに当たっては、導入目的、対象業務、対象となり得る労働者の範囲、実施場所、テレワーク可能日(労働者の希望、当番制、頻度等)、申請等の手続、費用負担、労働時間管理の方法や中抜け時間の取扱い、通常又は緊急時の連絡方法等について、あらかじめ労使で十分に話し合い、ルールを定めておくことが重要である。(2) テレワークの対象業務例えば、いわゆるエッセンシャルワーカーなどが従事する業務等、その性格上テレワークを実施することが難しい業種・職種があると考えられるが、一般にテレワークを実施することが難しいと考えられる業種・職種であっても個別の業務によっては実施できる場合があり、必ずしもそれまでの業務の在り方を前提にテレワークの対象業務を選定するのではなく、仕事内容の本質的な見直しを行うことが有用な場合がある。テレワークに向かないと安易に結論づけるのではなく、管理職側の意識を変えることや、業務遂行の方法の見直しを検討することが望ましい。なお、オフィスに出勤する労働者のみに業務が偏らないよう、留意することが必要である。(3) テレワークの対象者等テレワークの契機は様々であり、労働者がテレワークを希望する場合や、使用者が指示する場合があるが、いずれにしても実際にテレワークを実施するに当たっては、労働者本人の納得の上で、対応を図る必要がある。また、短時間労働者及び有期雇用労働者の雇用管理の改善等に関する法律(平成5年法律第76 号)及び労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律(昭和60年法律第88号)に基づき、正規雇用労働者と非正規雇用労働者との間で、あらゆる待遇について不合理な待遇差を設けてはならないこととされている。テレワークの対象者を選定するに当たっては、正規雇用労働者、非正規雇用労働者といった雇用形態の違いのみを理由としてテレワーク対象者から除外することのないよう留意する必要がある。 派遣労働者がテレワークを行うに当たっては、厚生労働省ホームページに掲載している「派遣労働者等に係るテレワークに関するQ&A」を参照されたい。 雇用形態にかかわらず、業務等の要因により、企業内でテレワークを実施できる者に偏りが生じてしまう場合においては、労働者間で納得感を得られるよう、テレワークを実施する者の優先順位やテレワークを行う頻度等について、あらかじめ労使で十分に話し合うことが望ましい。 また、在宅での勤務は生活と仕事の線引きが困難になる等の理由から在宅勤務を希望しない労働者について、サテライトオフィス勤務やモバイル勤務を利用することも考えられる。特に、新入社員、中途採用の社員及び異動直後の社員は、業務について上司や同僚等に聞きたいことが多く、不安が大きい場合がある。このため、業務を円滑に進める観点から、テレワークの実施に当たっては、コミュニケーションの円滑化に特段の配慮をすることが望ましい。(4) 導入に当たっての望ましい取組テレワークの推進に当たっては、以下のような取組を行うことが望ましい。・ 既存業務の見直し・点検テレワークをしやすい業種・職種であっても、不必要な押印や署名、対面での会議を必須とする、資料を紙で上司に説明する等の仕事の進め方がテレワークの導入・実施の障壁となっているケースがある。そのため、不必要な押印や署名の廃止、書類のペーパーレス化、決裁の電子化、オンライン会議の導入等が有効である。また、職場内の意識改革をはじめ、業務の進め方の見直しに取り組むことが望ましい。・ 円滑なコミュニケーション円滑に業務を遂行する観点からは、働き方が変化する中でも、労働者や企業の状況に応じた適切なコミュニケーションを促進するための取組を行うことが望ましい。職場と同様にコミュニケーションを取ることができるソフトウェア導入等も考えられる。・ グループ企業単位等での実施の検討職場の雰囲気等でテレワークを実施することが難しい場合もあるため、企業のトップや経営層がテレワークの必要性を十分に理解し、方針を示すなど企業全体として取り組む必要がある。また、職場での関係や取引先との関係により、一個人、一企業のみでテレワークを推進することが困難な場合がある。そのため、グループ企業や、業界単位などを含めたテレワークの実施の呼びかけを行うことも望ましい。4 労務管理上の留意点(1) テレワークにおける人事評価制度テレワークは、非対面の働き方であるため、個々の労働者の業務遂行状況や、成果を生み出す過程で発揮される能力を把握しづらい側面があるとの指摘があるが、人事評価は、企業が労働者に対してどのような働きを求め、どう処遇に反映するかといった観点から、企業がその手法を工夫して、適切に実施することが基本である。例えば、上司は、部下に求める内容や水準等をあらかじめ具体的に示しておくとともに、評価対象期間中には、必要に応じてその達成状況について労使共通の認識を持つための機会を柔軟に設けることが望ましい。特に行動面や勤務意欲、態度等の情意面を評価する企業は、評価対象となる具体的な行動等の内容や評価の方法をあらかじめ見える化し、示すことが望ましい。加えて、人事評価の評価者に対しても、非対面の働き方において適正な評価を実施できるよう、評価者に対する訓練等の機会を設ける等の工夫が考えられる。また、テレワークを実施している者に対し、時間外、休日又は所定外深夜(以下「時間外等」という。)のメール等に対応しなかったことを理由として不利益な人事評価を行うことは適切な人事評価とはいえない。なお、テレワークを行う場合の評価方法を、オフィスでの勤務の場合の評価方法と区別する際には、誰もがテレワークを行えるようにすることを妨げないように工夫を行うとともに、あらかじめテレワークを選択しようとする労働者に対して当該取扱いの内容を説明することが望ましい。(テレワークの実施頻度が労働者に委ねられている場合などにあっては)テレワークを実施せずにオフィスで勤務していることを理由として、オフィスに出勤している労働者を高く評価すること等も、労働者がテレワークを行おうとすることの妨げになるものであり、適切な人事評価とはいえない。(2) テレワークに要する費用負担の取扱いテレワークを行うことによって労働者に過度の負担が生じることは望ましくない。個々の企業ごとの業務内容、物品の貸与状況等により、費用負担の取扱いは様々であるため、労使のどちらがどのように負担するか、また、使用者が負担する場合における限度額、労働者が使用者に費用を請求する場合の請求方法等については、あらかじめ労使で十分に話し合い、企業ごとの状況に応じたルールを定め、就業規則等において規定しておくことが望ましい。特に、労働者に情報通信機器、作業用品その他の負担をさせる定めをする場合には、当該事項について就業規則に規定しなければならないこととされている(労働基準法(昭和22年法律第49号)第89条第5号)。在宅勤務に伴い、労働者個人が契約した電話回線等を用いて業務を行わせる場合、通話料、インターネット利用料などの通信費が増加する場合や、労働者の自宅の電気料金等が増加する場合、実際の費用のうち業務に要した実費の金額を在宅勤務の実態(勤務時間等)を踏まえて合理的・客観的に計算し、支給することも考えられる。なお、在宅勤務に係る費用負担等に関する源泉所得税の課税関係については、国税庁が作成した「在宅勤務に係る費用負担等に関するFAQ(源泉所得税関係)」(令和3年1月15日)を参照されたい。(3) テレワーク状況下における人材育成テレワークを推進する上で、社内教育等についてもオンラインで実施することも有効である。オンラインでの人材育成は、例えば、「他の社員の営業の姿を大人数の後輩社員がオンラインで見て学ぶ」「動画にしていつでも学べるようにする」等の、オンラインならではの利点を持っているため、その利点を活かす工夫をすることも有用である。このほか、テレワークを実施する際には、新たな機器やオンライン会議ツール等を使用する場合があり、一定のスキルの習得が必要となる場合があることから、特にテレワークを導入した初期あるいは機材を新規導入したとき等には、必要な研修等を行うことも有用である。また、テレワークを行う労働者について、社内教育や研修制度に関する定めをする場合には、当該事項について就業規則に規定しなければならないこととされている(労働基準法第89条第7号)。(4) テレワークを効果的に実施するための人材育成テレワークの特性を踏まえると、勤務する時間帯や自らの健康に十分に注意を払いつつ、作業能率を勘案して、自律的に業務を遂行できることがテレワークの効果的な実施に適しており、企業は、各労働者が自律的に業務を遂行できるよう仕事の進め方の工夫や社内教育等によって人材の育成に取り組むことが望ましい。併せて、労働者が自律的に働くことができるよう、管理職による適切なマネジメントが行われることが重要であり、テレワークを実施する際にも適切な業務指示ができるようにする等、管理職のマネジメント能力向上に取り組むことも望ましい。例えば、テレワークを行うに当たっては、管理職へのマネジメント研修を行うことや、仕事の進め方として最初に大枠の方針を示す等、部下が自律的に仕事を進めることができるような指示の仕方を可能とすること等が考えられる。5 テレワークのルールの策定と周知(1) 労働基準関係法令の適用労働基準法上の労働者については、テレワークを行う場合においても、労働基準法、最低賃金法(昭和34年法律第137 号)、労働安全衛生法(昭和47年法律第57号)、労働者災害補償保険法(昭和22年法律第50号)等の労働基準関係法令が適用される。(2) 就業規則の整備テレワークを円滑に実施するためには、使用者は労使で協議して策定したテレワークのルールを就業規則に定め、労働者に適切に周知することが望ましい。テレワークを行う場所について、労働者が専らモバイル勤務をする場合や、いわゆる「ワーケーション」の場合など、労働者の都合に合わせて柔軟に選択することができる場合には、使用者の許可基準を示した上で、「使用者が許可する場所」においてテレワークが可能である旨を定めておくことが考えられる。なお、テレワークを行う場所の如何に関わらず、テレワークを行う労働
ソフトウエア開発部門のマネージャーだった時、派遣テスター絡みの事件があった。
始まりはプロジェクトマネージャーからの派遣テスターのスキルにミスマッチがあるとの報告だった。
全く仕様書を読む気がなく当然、テスト仕様書作成もできないから派遣テスターとして使えないと。
頑張ってもできないならともかく、やる気がないなら話にならないので派遣会社にその旨を連絡した。
派遣会社に連絡した翌日、彼女(問題の派遣テスター)から直接「相談」があると言われた。
プロジェクトマネージャーを飛び越して直接自分が話をするのはレポートラインが違うので担当社員であるプロジェクトマネージャーと話してくれと言ったが聞かなかった。
話を聞くとプロジェクトマネージャーからパワハラを受けているという。
僕はそのプロジェクトマネージャーと長く一緒に仕事をしてきたので嘘じゃないかと疑ったが、周辺の人間からそれとなく聞き取りした。
すると出てくる話は彼女がテスト仕様書作成作業を徹底拒否し、他の派遣に押し付けようとするので困っているという不満ばかり。
プロジェクトマネージャーによるパワハラの疑いは見つけられなかった。
そこで彼女にプロジェクトマネージャーにも話を聞いていいか確認すると「パワハラというよりはプロジェクトマネージャーの性格が悪い」と話を変えてきた。
具体的に何が悪いのかと聞くと指示の仕方に優しさがないとか言い方にトゲがあるとかパワハラの話は完全にどこかへいってしまい人格批判のオンパレードになった。
そしてプロジェクトマネージャーへの確認は徹底拒否。つまり彼女はレポートライン無視で告げ口はするけど相手の反論は認めないと。
おそらく自分が切られそうなのを知ってプロジェクトマネージャーを貶めることで自分のクビをつなげようとしたんだろう。
後日、プロジェクトマネージャーに顛末を話したら「やっぱりそんなことやってましたか」という反応だった。
結局、彼女の嘘の告げ口のために彼女の退場までに余計な日数を費やすことになった。
完全なスキルミスマッチなのでうちの会社から派遣会社への支払いはなかったけど、彼女は派遣会社からその日数分の給料を受け取ったんだろうか。
それから1年ほど過ぎた頃、会社の同じ敷地内にある別のビルへ行く用事があった。
するとなんとあの彼女が働いていた。
そこのマネージャーは僕の同期だったので話を聞くと別の派遣会社から派遣されてきたという。
そして僕の時と同様にプロジェクトマネージャーとトラブルを起こしていて仕事もできないので契約解除を検討中だった。
それはいいとして問題はなぜダメだとわかっている派遣と2度目の契約をしてしまったのか。
すると人事部が一括で採用する正社員ならチェックできるが、派遣は各部署で調達するためチェックできないことがわかった。
すべての派遣を同じ派遣会社から調達すれば派遣会社でチェックできる可能性があるが、そのために派遣会社の一本化なんて無理ということだった。
15年位前に彼女はうちの会社に派遣されていて、やはりトラブルを起こして派遣契約を解除されていた。
つまり実際は僕の部署で2回目、同期の部署で3回目の契約だった。
当時のマネージャーは既に退職していて詳細はわからなかったけど、派遣契約の作業内容がテスト仕様書作成となっていたから彼女にできるはずがない。
そして15年以上もの間、他の派遣先でも同様のことをやってきたんだろうと容易に想像できる。
仕事ができなくてもすぐに切られず、長期間しがみつける派遣先もあったのかもしれない。
レポートライン無視の嘘の告げ口で他人に責任をなすりつけることで自分のクビをつなげられたこともあったかもしれない。
そこまでしてスキルがなく勉強する気もない派遣テスターという仕事にしがみついてきたのは通常の派遣に比べて時給がいいからだと思う。
派遣プログラマーも同じくらいの時給だけど、さすがに全くプログラムコードが書けないのは誤魔化しがきかないと考えたんだろうか。
だとしたら真面目に派遣テスターをやっている人をバカにしているとしか言いようがない。
もし自分が同じような人生を送っていたら、何かのきっかけで自分の人生を振り返った時にやってきたことの卑劣さと情けなさに後悔して自殺でもしてしまいそうで怖い。
それを云うためには、自主研究ではなく、それを調査しろと指示しないといけない。
指示するためには、その前段階の技術が会社にあると証明しないと指示を出せない。
たとえば、チソチソしこれ、と指示を出すことは、物理的には可能だが、法律的にはできないと思う
例としては
物理の研究内容が、必ずしも自分たち会社のものになるか?というと
これはならない場合もあるし、そもそも、指示を出せるかどうかというと
物理の研究をして ぐらいが精一杯で、それは、権利を会社に帰属させられる指示とは言い切れない。残らないとも言わないが、かなり、持っていかれるから指示の出し方が甘い。
過去の最短記録は3か月。
急に叫びだしたりブツブツ言いだすやばいおっさんのセクハラとパワハラに耐え切れず試用期間で退職した。(仮にA社とする)
今回はそれより更に早い期間でやめた。
コロナの影響で仕事がなくなり、転職活動をしている最中に即日で採用されたところだった。
でもやめた。
もっと短い期間でやめた人なんていくらでもいるだろうけど、それでもさすがに一週間はやばいよなとも思ったけど、会社までの行きも帰りも勝手に涙が出てくるようになって、銃で頭を撃たれて即死したドラマのワンシーンを見て(いいなあ)と思ってしまった自分にショックを受けた。
胃痛や嘔吐、食欲不振などのよくある症状をはじめ、会社に行くと過呼吸気味になったり難聴になったのに幻聴が聞こえたりしだした。
持病もぶり返した。
A社は2か月くらいかけてじわじわ具合が悪くなっていったのに対し、今回の会社(仮にK社とする。クソのK)は体調不良の度合いが急降下すぎて自分でよく分からなかった。
母親に「顔色がどんどん悪くなっていったし、喋らなくも笑わなくもなっていた」とやめた後で教えてもらった。
思い返すと、初日に話したおっさんの喋り方がキモくてちょっとやだなあとか感じていたのに、もう採用決定ですみたいな体で話してくるから(もっと上の立場の人とかと会わなくていいのか。なんにせよ仕事決まりそうだやったねラッキー)なんて能天気に思っていたころに戻って引き止めたい。
会社は半分くらい家族経営で、社長の奥さんと息子も仕事に携わっていた。
息子はまだ手伝い程度だったが、社長と奥さんはその道ン10年のベテランだ。
仕事内容はちょっと変わっていて説明しづらいので割愛するが、競合他社が少ない感じの特殊なサービスの仕事だと思ってほしい。
ダメもとで応募したし、会社側も本当にただのど素人ということを分かったうえで採用した。
なんせ仕事の内容も何をするのかも、説明を読んだうえでよく分かっていないことを伝えている。
現に「何でも聞いて下さい。何回でも教えます」と社長に言われたし。
結果的には教えてくれなかったが。
A社もそんな感じだった。
そちらは使うツールが専門的で、私はその初歩の初歩に立っているちょっと齧っただけの初心者だった。
A社のやばいおっさんも、K社のキモいおっさんも、最初はナリをひそめていた。
日がたつにつれて怒鳴り散らすことが増えていった。
もし読んでくれている人がいたら、私が素人で何もわからないし仕事もできなかったんだろうと思われるだろう。
なけなしの名誉のためにいっておくと、私は仕事に慣れることに関しては早い方だと自負している。
自分で真面目という人間ほど信用に値しないものはないだろうが、そこはなんとか信じてほしい。
学生時代のバイト先でも、A社に入る前に転々とした派遣先でも、「覚えるのが早いしちゃんとしている。昔やってた?」などよく言われた。
初めてやる仕事でもそんな感じだった。
ついでに生真面目すぎて損な性格とも言われた。
なのでA社やK社でこんなに怒鳴られるということは自分の知識が足りないんだと思って勉強もした。
しかし専門的過ぎて広大なネットの海でもなかなか資料が見つけられなかった。
でも心配はしていなかった。
何でも聞いていいと言われていたし、何でも聞いた。
もちろん仕事に関することで且つ専門的な知識が必要なことをメインに、そもそもこれは何に使う道具なのかとか、それを使って何をするのかということを聞いた。
返ってきた答えは「自分で考えろ」だった。
は?である。
というか、仕事の内容からして専門の会社があると思わなかったので、当然分からない。
考えるスタートラインにすら立てない。
マニュアルなどない。
しかし私は真面目なので、自分でできる限り考え、やっているところを見ながら「こうでいいですか?これで合っていますか?」と確認しつつ見様見真似で作業をした。
合っているとも間違っているとも言われず睨みつけられただけだった。
ど素人の私がベテランの社長と同じようになど到底出来るわけがない。
教えてもらえないのに失敗して私のせいにされるのは納得いかない。
なんとか食い下がって「合っているか確認してもらっていいですか」と聞いた時の答えは「黙って作業しろ」だった。
どちらかといえば太めな私だが、社長はそんな私が3人ほど入りそうな体積をしている。
その体から発せられる怒声は、とてもドスが効いていてよく響いた。
勤務3日目にしてこのざまだ。
退勤時にはどんより落ち込んでいた。
夕飯は喉を通らなかった。
社員の人がミスをカバーしてくれても、当然といったような顔をしていた。
私は社長に腹を立てるようになった。
「奥さんに聞いて」と言われたので探して聞くと「社長に聞いて」と言われる。
上には書いてないが、この4日目までにもこんなやり取りは多々あった。
二人の間をたらいまわしにされた挙句、二人とも分からず何故か私が怒鳴られるのである。
仕事をしないと当然怒られるだろうが、仕事をしても怒鳴られるのだ。
急にやる気がガクッと無くなった。
しかしその人も忙しいので途中で聞くことが出来なくなり、終業時間間近の頃には私はエクセルの表の同じ列を入力しては消し入力しては消し、仕事のふりをひたすらにしていた。
社長と奥さんはパソコンに疎いらしく、私がそんなことをしていても全く気付いていなかった。
土日をはさみ5日目もまた、仕事をしても怒鳴られる状態だった。
聞いても教えてくれない。
せめて説明書とか過去のデータとかがあればと思い聞くと怒号が飛ぶ。
なのにさも出来ないお前が悪いといわんばかりに簡単な作業を任されて、言われたとおりにやったのにわけのわからないことでまた怒鳴られる。
私には30分も休憩をとらせてくれないのに、社長と奥さんと息子はたっぷり1時間強休憩をとる。
いない間に荷物をまとめて帰ってやろうかと思った。
その後6日目の帰りにやめたいというつもりがビビって言えず、結局7日目の帰りになんとか伝えると次の日から来なくていいと言われ追い出された。
さて、ここまで長々と書いてみたがこの会社なんと契約書の類を一切私に寄越していない。
なので諸々に確認を取ったうえで勤めていた1週間の賃金や交通費を請求した。
もうとっくに書面は届いているはずで入金期限も近づいているのだが、今のところ何も音沙汰はない。
このまま動きがなければ労基にかけこむ手筈だ。
締め方もよく分からなくなってしまったが、極端に従業人数が少ないとか契約書を最初に渡さない会社は気を付けた方がいいことを知った。
それから1週間だろうが半日だろうが1時間だろうが、働いた分はしっかり賃金として支払う義務が会社にはあるそうだ。
更に権利者(請求する側)が請求すると、被請求者は7日以内の支払い義務が生じるとのこと。
もし短期間でやめたいと思って困っている人がいたら、この知識が何かの役に立てたら嬉しい。
クソみたいないい加減な会社ですねと言ってくれた役所の人本当にありがとう。
スッキリした。