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はてなキーワード: 今敏とは

2024-02-21

子供の頃は、アニメもっと受け入れれば今敏押井守もっと評価されると思ってた

そして現在

ガンダムseed劇場版20億?!

クソアホオタクどもがよ

2024-02-19

『ボーはおそれている』観た。

比喩じゃなく悪夢を見ている時の感覚がずっとあった。

謎の暴力的集団が家に入ってこないか気にかけつつ焦って小銭を取り出そうとして、結局支払いも出来ず家にも入り込まれて荒らされる厭さだとか、終始自分だけの聖域が無い感じとか、ボートがいきなり動かなくなるとことか特に夢っぽかった。

不条理出来事シームレスに続いて、考えれば意味が分からないんだけど観ている間は不思議脈絡のなさをあまり感じない。

とはいえ夢か妄想現実かよく分からない状態が続く不安さみたいなのはあった。

演劇のくだりで現実に戻る所で少なから妄想癖があるっぽいのが示唆されたり、終盤に今まで監視されていたのが明かされたりで、母の最悪の試し行動と統合失調症不安障害?のそれぞれ単体だったらともかく、相乗効果で最悪の体験になってたんだなと思った。

ちょくちょく挟まれ過去記憶やボウが自分決断を下せない描写伏線というか違和感を残しつつ、中盤までは今までのホラーにない今敏じみた不条理映像連続で、新しい面白さだなと思った。

過去母親とのやり取りが描かれるようになってからは、今までの描写に納得がいったと同時にやっぱりいつものアリアスターだって思った。

ラストの最悪のトゥルーマンショーみたいな展開で一応種明かしっぽい事はされたけど、色々と謎は残った。

監視カメラの映像に何が映っていたのかよく分からなかった。母親宅の壁の年表?に社会復帰地区?とか発達障害がどうのとか、「完璧安全(?)」の標語意味深に映されてたけど、それもよく分からなかった。ボウを使って何かしていたのか、過干渉の他にもその影響でボウがあんなになってしまったって事なんだろうか。

レインが突然死んだのも謎だ。それも謀略だったんだろうか。跨ったままの姿勢で固まってたのに違和感があって、死後硬直?なのか妄想によるものからなのか。

中盤で外界に金玉が膨れ上がっているって言われてたのは父親ちんちんバケモンだった事の伏線かな。父親家系子供を仕込んだ瞬間に死んでいったと吹き込まれていたのは、もうあんものを生み出さないようにするための脅しで、過保護干渉もそれが関係してたんだろうか。

人間がゴポゴポと溺れ死んで行くところを定点で映して締めるの嫌すぎ。でもちょっとかっこよかった。

2024-02-03

anond:20240203100026

パトレイバー映画版の1と2だけはめちゃくちゃいいけど

実写版は極めて論外じゃないですかね。パシフィックリム二足歩行なのに押井のクソ野郎は実写パトレイバーでなんて言った?

自分ひとりの作品でもないのにレイバー(ロボ)全否定だぞ

なんでチームで作ったもの押井庵野自分の所有物であるかのように振る舞って、ゴミエッセイにしてしまうんでしょうね?

押井ファン以外は二度とパトレイバーに関わるなって思ってるよ

 

それはそれとして、今敏押井の『セラフィム 2億6661万3336の翼』が電子書籍化されたぞ

単行本買えなかったやつは買っておくといい

2024-01-03

今敏の夢見る機械

マンガのほうが元ネタと思ってたけど、平沢進の曲のほうがどっちかというと元ネタだったんかなーと今更思った

2023-12-27

今敏監督アニメーション映画パーフェクト・ブルーをはじめてみたけど、あれは「推しだとか推し活とか言って他人に願望を投影していると頭がおかしくなって死ぬので、自分人生を選んで生きろ」という話に思えた。

いま見るべき映画なのかもしれない。

2023-10-10

anond:20231009131621

端的に言って認識が間違ってると思う

一昔前の感覚でいうと、今敏みたいなサスペンス/サイコスリラーの方こそが一般向けであって、新海誠とか京アニとかジャンプ作品みたいな作風の方がオタク向け子供向けっぽい作風では

2023-09-17

パーフェクトブルーが満員らしい

パーフェクトブルーリバイバル上映。

25年も前の映画なのにどこの映画館も満員で予約が取れないらしい。

今敏映画が再評価されて嬉しい☺️

2023-08-24

anond:20230823132224

古いのでも良ければ。

Serial experiments lain

電脳世界をいち早く物語に取り入れた、20時代を先どったアニメ

Ergo Proxy

アンドロイドやらが出てくるリアル系SF。とにかくかっこいい。話は後半ちょっと小難しい。

キノの旅(古い版)」

さな国が乱立する世界を旅するキノ物語。独特の寓話のような柔らかい雰囲気殺伐とした物語を描く。

ブギーポップは笑わない(古い版)」

現代異能者たちの邂逅。ストーリーとしては原作スピンオフらしい。とってもダークでとっても不気味。ただ本編知ってないとちょっと分かりづらい。

灰羽連盟

羽の生えた少女たちのほんわかした話・・・かと思いきや。

魔法少女隊アルス

数少ないスタジオ4℃TVアニメ。毎回監督が変わって好き勝手実験的な映像を作っていった作品。動きがやばい。回ごとに顔や絵柄が変わるのはご愛嬌

宝石の国

意志をもったヒト型の宝石たちの織りなす物語主人公フォスフォフィライトの成長と・・・CGアニメだけど動きやカット割りがやばい

アルドノア・ゼロ

リアル系ロボット戦記もの火星から攻めてくる絶望的に強い敵ロボットに、主人公が訓練機で挑む。

モノノ怪

あやかしを祓う薬売りのショートストーリー集。絵画のような美しい映像と、独特な薬売りの姿動きセリフ。他に類を見ない稀有作品

妄想代理人

今敏監督現代劇。TVアニメ作品はこれだけかな? 出てくる登場人物みんなやばい

2023-07-16

「このアニメ映画メタファー作画しか褒められる所がない」

細田「そりゃ終わってるな」

新海「酷すぎる」

駿「業界の衰退だね」

庵野「恥ずかしくないのかね」

山崎「僕なら引退するね」

押井「才能が枯れたんだろうね」

富野若者可哀想

水島おまんこ舐めたくなるキャラは任せろ」

高畑文化が失われているね」

今敏「なんでここに高畑くんが?」

くぅ~~~~廃れました~~~~~

2023-07-15

君たちはどう生きるかメモネタバレ注意)

一番奇妙なジブリ作品過去ジブリ作品オマージュが散りばめられているばかりか、なぜか他のアニメ監督作品ともどこか繋がっているような…。細田守今敏作品が頭をよぎる。(細田守の「星を追う子ども」との共通点無視できないレベルな気が。あとは作画が明らかにジブリを離れている瞬間があるのが大きいかも。)

この映画物語を追うものではない。誰かに感情移入して楽しむようにできていない。最後までその不思議感覚が残る。でも、目の前で鑑賞していた小さい子どもが、終わった瞬間に「おもしろかった…!」と呟いた。もしかすると、真に子ども向けの映画なのでは?

そう考えると、今回の「異界」はある種の「生まれ直し」なのだ。正しく「異世界転生」している。転生先で出会いと別れ、困難と戦い、そして選択を行う。これらは子どもにとって、これから人生で起こることを予期させる。映画を通して「君たちはどう生きるかシミュレータ機能するよう設計されているのではないか?(なお自分は十分に歳を取っているので、このシミュは動作不良を起こす。)

そして勝手想像だが、あの老人は宮崎駿分身である。とすると、宮崎駿は誰にも世界を渡せなかった、世界を手渡すことを失敗した。異世界崩壊は、ジブリイマジネーション世界崩壊意味する。しかし老人はそれを事前に、自ら選んでいる。老人は次世代のために「汚れていない石」を必死で探し当てた。しかしそれは第三者破壊されるのだ。

きっと今度こそ、これが最後作品ということなんだろう。ジブリエッセンス拡散し、勝手に引き継ぐ人間がその破片を受け取る。映画が始まる前の予告編の、やけにジブリライクな作画や、作中の他作品への無意識的な連結はそれを印象付ける。

おもしろかった?」と聞かれたら「奇妙だった!」と答えるし、「もうちょっと詳しく」と聞かれたら「自分子どもだったら最高だったかも!」と答える。そういう映画

2023-07-07

anond:20230707215515 anond:20230707220909

2023-03-01

anond:20230301130829

今敏さんは作品クオリティに対して国内知名度が伴ってなかった感があるなぁ。

これから作品リスペクトする監督映像作家が現れれば、再評価されていくのかもしれない。

anond:20230301092841

今敏監督わすれとんぞ~!

ワイは好き枠だったら

anond:20230301092841

アニメ好きだったら監督名単体で出てくるレベル」で今敏が入るんじゃないか

カナダ映画祭でも「今敏賞」とかあるくらいだし。

2022-10-15

狂ってる?それ褒め言葉

いや、狂ってる系の表現がうまくできてる作品って少なくて、基本的に身近に狂ってた人がいた経験がないヤツが作ったサイコ表現はマジ生ぬるい。パプリカとか特に今敏山野一やその他鬼畜マンガを読んだことがないはずがないと思うが、それにしたってフェイク過ぎるだろ。攻殻機動隊アニメだってそう。押井守も同じレベル。お前ら優等生にはゲス表現を描こうとしてもどうしたって日常想像可能な域を出ないのが悲しいぜ。ヤン・シュバンクマイエルを見たことあるだろうに。

そんな話はどうでもよくて、そこそこ頑張って表現してる有望株だったフランツKエンドウ活動が目立たなくなって久しい。彼も就職して家庭を持って真面目に働いてるんだろう。

バーバーパパはまだ生き残ってる。他にいねーかな。ウンコした後、便器の水を手で救ってケツを洗った経験すらないやつには何も期待できない。SEXしたことないやつにリアリティ恋愛ドラマが作れないのと同じ。

まりさ、言いたいことは、好みの女性を見つけたら、ダメ元で積極的デートに行けってことよ。そして、己を磨き続けろ、ってことさ。

2022-07-30

できるだけ早めに死にたい

できるだけ早めに死にたいと思い続けて27年も経ってしまった。前はもっともっと巨大だった「死にたい」という衝動は歳を重ねるごとに緩やかになり、いつも見下ろせばそこにある影と同じような存在になっていた。

できるだけ早めに死にたい、これ以上人を見送る前に。

できるだけ早めに死にたい、今が割と幸せから

できるだけ早めに死にたい、怖い思いをする前に。

理由なんていくらでもあって、多分そんなに重要じゃない。問題はなぜ私が死ねば楽になれると思っているのかという点。死は救済である、また死ねばもう煩わしいさまざまなことから解放される、そして許されるとなんとなく思っている。

ホテルにあった聖書の影響だろうか?虚淵玄PSYCHO-PASS?それとも今敏パプリカ

賢くなければないほど、人の言うことに影響されやすくって、それがまるで真実かのように思い込んでしまう。心を病んだ人間はこういうふうに考える、こういうふうな症状に悩まされる、そんなことをいちいち検索して当てはまったらなんとなく解決策が見つかったような気がして落ち着く。現実は何も変わらないままなのに、問題先延ばしにして。

もう12年も精神科に通っている。薬の量は減ったかもしれないがよく分からない。昔より安定したか?と問われれば確実にイエスと答えるだろうが、ただ私が望む「普通の人」には永遠になれないことを一年、二年経つごとにまざまざと思い知らされる。お父さんとお母さん、温かいご飯にふかふかの布団、なんの怖いこともなく育った普通女の子になれなかった私は、それでも真面目に生きていればいつか普通人間にはなれると思ってた。

いつか病院に行かなくてもいい日が来る。

いつか誰かを好きになったり、恋をしたりすることができる。

いつか私も、子供を産んでお母さんになる。

いつかは多分、来ない。来るか来ないか問題なんじゃなくて、来ないだろうなという漠然とした絶望感みたいなものが、もう誤魔化しようもないほど自分をがんじがらめにしていて、毎日生きるのに精一杯だということ。

きっとこれからいいことあるよ。そう言ったたくさんの人に悪気はなくて、もちろん優しさしかないのだけれど、私の人生、私が動かしていくもので。いいことも悪いことも私が進まなきゃやってこない。

自分という体、自分という車のようなものを操縦して人生という道を走っている感覚なのだけれど、私の車は人よりボロくて、あちこち壊れている。それをどこが悪いのかしら?どこが壊れたのかしら?と煙が出るたびに止まって、確認して、もう起こらないように手配して、つまり、そういうことがもういっぺんに面倒臭くなってしまったのだ。それは怠慢だろうか、悪いことだろうか。

誰かが自分人生をなんとかしてくれるわけではないことも、劇的に毎日が変わることなんてないことももう充分学んできたけれど、それでも私は私のできる限り、真面目に、真っ当に、真摯自分という生き物に向き合ってきた。壊れやすい体と、正しくホルモンを出さな脳みそ、あとフラッシュバックする過去や、愛着障害ですねの一言で何も生まない育ちとか。どうしようもないことを生まれながらに沢山背負って、(背負わされてというと怒られそう)それでも生きていかなきゃいけないのは私だからって踏ん張って、歩いてきた。

長いなぁって思ってた。産まれから死ぬまで、途方もなく長い。迷うことと困ることばかりで、動けなくなるたびに今回は何が悪かったんだろう?って考えて、薬を増やしたり減らしたり。よく眠れるようにって対策をしたり、全部がどうでも良くなって酒と薬をちゃんぽんしたり。一進一退。ずっと。この先も。死ぬまで。

うんざりするし、怖くない?変わらないのって。怖くないのかな、みんな。私だけ?12年通ったらなんとかなると思ってた。大人になったら病気との付き合い方もわかってきて、難しいことは減るんだと思ってた。27歳になったら、怖いことばかり増えた。この先どうやって生きていくの?一人で死ぬの?また誰かが死んだ時私は葬式に行くか?そんなことばっかり考える。不安ばっかり増えて、騙し騙し生きる毎日がこのままずっと続く怖さがふわふわ漂う。

先生、いつまでこうなんですか」と聞いた私に、父は「それを先生に言うのか?」と苦笑いしていた。「責任医者に求めるの?」だって。すごい真っ当なこと言うじゃん、ひどいね

どんどん人に優しくできなくなっていく気がする。初めて先生に会った15歳の頃、私は彼を神様だと思っていたのに。今はただ薬をくれるだけの人に見える。彼がどんな気持ち12年間同じ患者を見ているか、私の変化をカルテに書いているか、そんなことを想像するのも億劫で、ただどうにもならない人生を彼がたとえばいなくなっても私は違う医者を見つけて走り続けなければいけないことの理不尽さに苛立っている。あなたはこのレースから降りられるけど、私は永遠に降りられない。それを理不尽だと、精神障害者であり続ける私の身を考えたことがあるのかと誰かに問うのは、あまり傲慢なことだろうか。分からない、それくらい言ってもいいと思うのだけれど思いやりはないかもね。

いつかは普通の人になれると思ってた。親が死んでも、自分が死にかけても、親類が死んでも、まぁつまり何度か死にかけても、誰が死んでも私は、サザエさんになれると思って頑張ってきたわけ。27歳だよ、サザエさん余裕で越えちゃったし。今からどう頑張っても私は、平和な家庭で育ったちゃんとしたお嬢さんにはなれないわけで。人にも優しくできないし。それがこの先生きていく気力みたいなものをごっそり削って、なくしてしまうほど大きなショックだということがなぜ伝わらないんだろう?

精神障害者自分に飽きちゃった。この車、捨てて乗り換えたいんだよね、来世に期待。

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