はてなキーワード: 人間本位とは
例えば猫には自浄作用があり清潔に保たれているのでシャンプーをする必要性はない
それにも関わらず嫌がる猫を無理やりシャンプーする飼い主は動物を人間本位に扱っているとして、欧米では動物虐待とみなされて非難されている
しかし日本では未だに猫のシャンプーが当たり前の習慣のように行われており、
YouTubeなどを見れば猫が無理やりシャンプーされている動画が当然のようにアップされておもしろかわいいコンテンツとして消費されている
欧米でアップロードすれば動物虐待だと指摘するコメントで溢れて炎上しているであろう動画が日本では人気を集めているのだ
もちろん猫に限った話ではなく、日本で飼育されている動物全般に言えることである
いい加減日本人は己の倫理観の低さを認め、価値観のアップデートを進めるべきではないのだろうか
昨今の時勢を見ていて、つくづくそう思うばかりだ
「と、いう事はですよ!?やはり天皇陛下によってこの日本の人心と天候の調和は保たれたんですね!平成に変わる時も、大きな台風が来て、同様の事が起きたと聞きました!」
生徒は興奮した面持ちで、矢継ぎ早に言葉を連ねた。
暫しの沈黙が、教授と生徒の間に流れる。間を置いて、教授は口を開いた。
「調和、というのは人間本位のものだ。自然本位じゃない。逆に言うと、叢雲の剣が出される時、天は荒れる、と考えた方が自然じゃないか。
つまり……今回の水害も、叢雲の剣を持ち出したことによるもので、我々があの巨大な台風を呼び起こしてしまったと。
また留意すべきことは社会構築主義者の主張に反して、調査が示唆するのは全国レベルのジェンダー平等が男性と女性の性格特性の心理学的相違を引き起こすということだ。なぜなら、社会がより繁栄し、より平等になるに従って、男女の生得傾向の違いがより現れてくる余地を得るからであり、性格特性の男女の違いにおいて存在するギャップがより広く現れてくるからだ。私たちはジェンダーギャップが性差別により生じると仮定することを止める必要がある。
私たちはいつもなぜ女性が指導的地位にいないのかと問うが、なぜそんなにも多くの男性がその地位にあるのかとは問わない。これらの地位はしばしばストレスの多い長時間労働を必要とするし、バランスのある充実した人生を求めるのであれば大した価値はない。
地位というものは男性が値踏みされる際の一番の判断基準であり[4]、多くの男性を地位のために犠牲が多く、満足の少ないこの種の職業に駆り立てる。注意すべきことに、技術職と管理職において身入りが良いがストレスの多い職に男性を導くのと全く同じ衝動が、男性を炭坑採掘やゴミ拾いや消防士のような人気のない危険な職業に導く。また、職業関係死のうち93%をも引き起こす。
以下でここまでに概略した男女の特性の分布差についていくつかのことを述べるとともに、逆差別に頼ることなく技術職における女性登用を増進するためにこれらを解決する方策を提案する。グーグルはすでにこの分野において進歩しているが、これらの提案を列挙しておくことは有益だろうと思う。
哲学的には、男性と女性の平等な分け前を訴えるためだけに技術職に勝手な社会工学を行うべきではない。これらの変革のそれぞれについて、それがなぜグーグルの役に立つかという原理原則に基づいた理由が必要だ。つまり私たちはグーグルを最適化すべきなのだーグーグルの多様性ががその理由の一部となるような。たとえば、今現在、より長時間働き、よりストレスを受け入れようとする人は必然的に出世するが、これをあまりに多く変えようとすれば、悲惨な結果となる可能性がある。また費用と便益を考慮すれば、グーグルの資金調達は有限であるため、その配分は一般に認められているよりも、よりゼロサム的であることを心にとどめておくべきだ。
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