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はてなキーワード: 事件化とは

2024-04-13

anond:20240413004933

父親のもとで幸せ暮らしていた子供共同親権によってまた毒母にとりつかれて人生破壊されるのか

かわいそう

殴る蹴るや性暴力と違って、過干渉毒親って事件化しにくいし法律強制的に離れられないようにされたら地獄だな

2024-03-22

今後の大谷の展開予想

本命 博打カス大谷違法賭博のカモにされていた いよいよバレそうになって恋人の一平に相談 愛のために一平は自らスケープゴートになったのであった

対抗 大谷嫁は以前の大谷恋人である一平に嫉妬して失脚させようとしていた 自分違法賭博借金を夫に返還させ罪を一平になすりつけた もう邪魔元カレはいない

穴 ブックメーカーのボウヤーは大谷に恋をしていた しか邪魔になるのは恋人の一平である 一平をハメるために博打借金大谷に返済させて事件化した 一平がいなくなったので今度はボウヤーがハメる番だ

2024-03-20

法人タクシー運転手だけど迷惑暴露YouTuberになろうかと割と本気で思ってる

酔っ払い、あるいはシラフでも性格に難アリな客からハラスメントされることがある。

例えば、車に乗り込んでまだお尻が席につくかどうかのタイミングで突然

「オラ早く西麻布行けよ殺すぞ!!!

我慢ならないという感じでブチギレながら行き先を告げるサラリーマンとか

(ちなみにこいつ、普通にタバコ吸い始めたから降ろそうとしたら揉めて警察沙汰になった。後日会社に対していかにもこちらが真っ当ですって感じの慇懃無礼ホワイトカラー仕草クレーム入れてきた。もし今後、令和関東大地震起きて何もかんも失って裸一貫にされたら断片情報頼りにこいつ探し出してカタワにしに行く23区の旅始めるかもしれん)。


自分西麻布六本木渋谷というキチガイが好むエリアをメインに営業していて、しかナイトなので、客から暴言乱暴狼藉は週1ペースで食らうんだけど、そのなかには超有名人(俳優アスリート率高し)や超一流企業勤務の人(チケットだったり深夜帯に本社ビルから乗ってきたりとかでほぼ確でわかる)もぶっちゃけ結構いたりする。

(余談。

一流企業のなかで明らかにキチガイ客が多いのはマスコミ不動産商社

酔ったマスコミ人は言行が極端でどうにも見た目と比べてチグハグしており様になっていないタイプの暴れ方する連中が多く、平成大学生みたいな人種だなといつも思う。

不動産はカタギという安全地帯にいる身分タカくくって反社マネして荒ぶりすぎ。運転手が元極道だと知らず後ろから運転席蹴り飛ばしまくった結果泣いて土下座するまでボコされた話とか改元以降でも聞いたぞ。

商社マンはてめえが逐一指示する道をこっちは仰せのまま走ってるのに「またメーター上がった…これ機械正しいんですか?」とか「僕の想定だとこうなるはずないんやけどなあ」とかずーっと狂ったようにぶつくさ文句言って最後釈然としない感じで運賃を支払うくらいヤバい。こっちが思わずもしかしてこの人、過労や飲酒起因の神経症なのでは?』と疑ったレベル)



どうも、このご時世でもまだ世の中が

タクシー車内でのハラスメントはご愛嬌暴行器物損壊までなら文句言うな♡♡♡』

って認識でいるらしく、

例えばこっちがその場で救急車呼ばないとあかんレベル怪我したとか、防犯板やガラスぶっ壊されたとかインパクトある被害でも食らわない限り、迷惑客のほうは無罪放免普通に社会生活送れるケースが多いんだよね

(ぶっちゃけ暴行受けた運転手泣き寝入りをよしとせず事件化に向けて決然と動いた場合警察署員や自分会社運行管理者ガチで一気に冷たくなるし、なんなら敵に回るまである)。


目的地着いて客から

「今所持金ゼロから!家にもたまたまねえのにどうやって払えっつんだよ!(激怒)」

と開き直られるなどして、そのまま車から降ろさず警察署直行して訴えかけても、客が女だったり、いかにも体育会系って風情のホワイトカラーだったりしたら警察マジで

「住所や連絡先訊くから後で払ってもらう感じでいいでしょ?」

事件化をめちゃくちゃ渋るよう圧かけてくる

(ちなみにこの手の迷惑客の大半は後日でも料金を払おうとしないし、電話口で半ギレ気味にウンザリした様子で対応してくる。なお、仮に踏み倒し客がヨレッヨレの服着た老人とかだったら警察は大張り切りですげえ厳しく対応するからこいつらマジで気分で仕事してるし普通に公共の敵)。



なので、

何かあったとき、その映像が保存されてるドラレコSDカードを自宅に持ち帰ってコピーし(少なくともうちの会社ガバガバ管理だとこの冒険が余裕でできる)、その映像ネタを専門に取り扱う迷惑暴露YouTuberにでもなろうかなと思ってるんだけどどうなると思う?


もちろん迷惑客にはモザイクボイスチェンジャーなんぞかけないし、個人情報はたとえ勤め先だろうが住所だろうが電話番号だろうがこっちが知りうる限りのもの訴訟上等で全て晒していく。


個人的にはタクシー会社いつクビになっても構わないんだけど、これまで不当に背負わされたクソな思いを換金して報われたいという思い、

そしてクソ客が不法行為をやっても

タクシー運転手と客ってそういうドタバタつきものでしょ?」

で甘く済まされてた世の中に対して顰蹙モノだが確実にインパクトのある暴露という行為によって一石投じたいという思いがある


あーあと都心の有名高級タワマンの住人でとんでもねえのゴロゴロいるかそいつらも晒す

圧倒的ステータスのタワマン住んでるなんて準公人みたいなもんだろ

高輪の某有名タワマン住んでるお前、自分の親くらいの年齢のおじいちゃん運転手いじめ楽しいか?

anond:20240320010125

何度も書かんでいいぞ

酔っ払い、あるいはシラフでも性格に難アリな客からハラスメントされることがある。

例えば、車に乗り込んでまだお尻が席につくかどうかのタイミングで突然

「オラ早く西麻布行けよ殺すぞ!!!

我慢ならないという感じでブチギレながら行き先を告げるサラリーマンとか

(ちなみにこいつ、普通にタバコ吸い始めたから降ろそうとしたら揉めて警察沙汰になった。後日会社に対していかにもこちらが真っ当ですって感じの慇懃無礼ホワイトカラー仕草クレーム入れてきた。もし今後、令和関東大地震起きて何もかんも失って裸一貫にされたら断片情報頼りにこいつ探し出してカタワにしに行く23区の旅始めるかもしれん)。

自分西麻布六本木渋谷というキチガイが好むエリアをメインに営業していて、しかナイトなので、客から暴言乱暴狼藉は週1ペースで食らうんだけど、そのなかには超有名人(俳優アスリート率高し)や超一流企業勤務の人(チケットだったり深夜帯に本社ビルから乗ってきたりとかでほぼ確でわかる)もぶっちゃけ結構いたりする。

(余談。

一流企業のなかで明らかにキチガイ客が多いのはマスコミ不動産商社

酔ったマスコミ人は言行が極端でどうにも見た目と比べてチグハグしており様になっていないタイプの暴れ方する連中が多く、平成大学生みたいな人種だなといつも思う。

不動産はカタギという安全地帯にいる身分タカくくって反社マネして荒ぶりすぎ。運転手が元極道だと知らず後ろから運転席蹴り飛ばしまくった結果泣いて土下座するまでボコされた話とか改元以降でも聞いたぞ。

商社マンはてめえが逐一指示する道をこっちは仰せのまま走ってるのに「またメーター上がった…これ機械正しいんですか?」とか「僕の想定だとこうなるはずないんやけどなあ」とかずーっと狂ったようにぶつくさ文句言って最後釈然としない感じで運賃を支払うくらいヤバい。こっちが思わずもしかしてこの人、過労や飲酒起因の神経症なのでは?』と疑ったレベル)


どうも、このご時世でもまだ世の中が

タクシー車内でのハラスメントはご愛嬌暴行器物損壊までなら文句言うな♡♡♡』

って認識でいるらしく、

例えばこっちがその場で救急車呼ばないとあかんレベル怪我したとか、防犯板やガラスぶっ壊されたとかインパクトある被害でも食らわない限り、迷惑客のほうは無罪放免普通に社会生活送れるケースが多いんだよね

(ぶっちゃけ暴行受けた運転手泣き寝入りをよしとせず事件化に向けて決然と動いた場合警察署員や自分会社運行管理者ガチで一気に冷たくなるし、なんなら敵に回るまである)。

目的地着いて客から

「今所持金ゼロから!家にもたまたまねえのにどうやって払えっつんだよ!(激怒)」

と開き直られるなどして、そのまま車から降ろさず警察署直行して訴えかけても、客が女だったり、いかにも体育会系って風情のホワイトカラーだったりしたら警察マジで

「住所や連絡先訊くから後で払ってもらう感じでいいでしょ?」

事件化をめちゃくちゃ渋るよう圧かけてくる

(ちなみにこの手の迷惑客の大半は後日でも料金を払おうとしないし、電話口で半ギレ気味にウンザリした様子で対応してくる。なお、仮に踏み倒し客がヨレッヨレの服着た老人とかだったら警察は大張り切りですげえ厳しく対応するからこいつらマジで気分で仕事してるし普通に公共の敵)。


なので、

何かあったとき、その映像が保存されてるドラレコSDカードを自宅に持ち帰ってコピーし(少なくともうちの会社ガバガバ管理だとこの冒険が余裕でできる)、その映像ネタを専門に取り扱う迷惑暴露YouTuberにでもなろうかなと思ってるんだけどどうなると思う?

もちろん迷惑客にはモザイクボイスチェンジャーなんぞかけないし、個人情報はたとえ勤め先だろうが住所だろうが電話番号だろうがこっちが知りうる限りのもの訴訟上等で全て晒していく。

個人的にはタクシー会社いつクビになっても構わないんだけど、これまで不当に背負わされたクソな思いを換金して報われたいという思い、

そしてクソ客が不法行為をやっても

タクシー運転手と客ってそういうドタバタつきものでしょ?」

で甘く済まされてた世の中に対して顰蹙モノだが確実にインパクトのある暴露という行為によって一石投じたいという思いがある

あーあと都心の有名高級タワマンの住人でとんでもねえのゴロゴロいるかそいつらも晒す

圧倒的ステータスのタワマン住んでるなんて準公人みたいなもんだろ

高輪の某有名タワマン住んでるお前、自分の親くらいの年齢のおじいちゃん運転手いじめ楽しいか?

2024-03-13

   意見書     東京地検検察官検事 山田朋美

           さいたま地検越谷支部 同   山本未来(みく)

           前橋地方検察庁   同   土屋大気

     本件で被疑者被告人は、2ちゃんねるに、50回以上にわたって警察官殺害する趣旨文章掲示しており、その量も膨大であり、所轄の県警が威力業務妨害罪として

  取るに足ると判断たか事件化したもので、原判断は相当である

    意見書 八王子  法律事務所  古城英俊

        代々木総合法律事務所  新宅正雄

        成合一弘弁護士事務所  成合一弘

        西山 総合法律事務所  西山律博、松岡優子

        

        

       威力業務妨害罪として取るに足るだけの文章掲示したのは争わないが、被告人は、2ちゃんねるスレッドを伸ばすことにあったから、犯罪結果発生のおそれがあることを知らなかった

     もので、故意は争う。

2024-02-29

anond:20240229195115

しかったら警察事件化させてみろよ?犯罪じゃないからできないんだけどな

2024-02-10

anond:20240210152451

わいもそうおもうんよ

わりと路上事故YouTubeとかで公開して(ナンバーとかうつってないからだけど)犯人確保につながりましたとかやってるもんなあ

警察事件化証拠になるし検挙やすくて点数稼げる

被疑者さんも「あーこれオレだヤバ、ちゃんとしよう」ってなるから

とりあえずそのへんからやればいいんじゃない

2024-02-03

伊東純也氏と松本人志氏のスキャンダル記事を読み比べてみて

伊藤氏の記事新潮によるもの

松本氏の記事は文春による。

両者を読み比べてみて信憑性を感じるのは新潮伊藤氏の記事のほうだ。

一方、文春の松本氏の記事に関しては捏造性を強く印象付けられる。

この違いは何によるのだろうか考えてみた。

新潮記事の方は極めて具体性のある話しか出てこない。

何年何月何日何時頃、場所はここ、そこにいた人物

すべてに曖昧な点がない。

そして10年も20年も前の話ではなくて、

昨年の出来事であり、

問題出来事について双方弁護士を立てて話し合いを進めた結果、

物別れとなり、

女性側は被害届を出し、

大阪府警天満署が受理した、とこれも詳細で具体的であり

その事実自体報道するべき出来事としての根拠ともなっている。

一方で、文春の記事ほとんどのもの曖昧でぼやけている。

そして、年月が異常に古い。

2008年の出来事を、まるで昨日のことのようにして書いているものである

かに16年も前のことを思い出し、思い出ししてそれを無理やり文章化すれば

具体性のないぼやけきった話となるのも、

さもありなん、とも思えるのだが。

そして文春の記事の特徴として、過剰なまでの「煽り」が記事の隅々まで浸透していることだ。

松本は「○○○○○」と言い放った。

「○○○○○〇〇」

「▢▢▢▢▢▢▢」

すべてがすべて何ら証拠もないのに松本氏が発言した、と事実として書き並べられている。

新潮記事においても伊東氏飲み会の席で話した内容などが書かれている。

しかし、過剰な煽り発言演出されることもなく

そして、その煽り言葉記事の大見出しとして使ってもいない。

(その発言自体記事を読ませるための「釣り」として使用しているわけではない。)

あくま取材した事実淡々と書き並べている印象を与える。

新潮記事は、読み終えたあと、何が書いているか理解できる。

あくま女性側の主張を中心とした記事であること。

新潮はその主張に賛同していること。

具体的に、いつ、どこで、だれが、なにをおこなったのか

すべてがクリアであること。

無理な印象付けを行うことはせず、

あくま事実を書くことでもって十分なニュースバリュー、

報道すべき正当性があることに自信があることを伺わせる。

一方文春の記事を読むと、わけのわからなさしか残らない。

書かれていることの内容のほとんどは

松本

「○○○○○〇〇」

と言った。

というような確認しようもない不明確なことを文章主体としている。

また、よくわからない造語を作って、いわゆる「釣り記事」のような煽りを多用していること。

出来事殆どは古く、また具体性に乏しいこと。

報道すべき主体がないのに、無理に記事にしている印象を受ける。

「今の時代」の波に乗せてしまえば、

あとは雪だるま式に「ネットの声」が事件化してくれるだろうとの見込みで発射されたものであるとの結論づけしか出来ない。

つの間にか、文春の記事の低レベルさに文句をつける文章になってしまっている。

私自身が望むのは、文春はもう少し具体性のあることを書いてくれないだろうか?ということだ。

実際に性被害を訴えている人がいるのだからもっとそこに焦点を当てて具体的で、煽りのない記事を書いて欲しい。

今のように、単なる芸人の女遊びを大げさに書きたてておけば、

あとは世間がなにやら大事として取り上げてくれるだろう、

などという態度でいるのは実際の被害を訴えている人たちに対しても誠実ではない。

結局は、そういう人たちを食い物にしている、という意味で文春はパッシングしている松本氏と立場が同じになってしまうのではないだろうか。

2024-01-26

金光翔 『<佐藤優現象批判

インパクション』第160号(2007年11月刊)掲載

目次

1.はじめに

2.佐藤優右派メディアでの主張

 (1)歴史認識について

 (2)対北朝鮮外交について

 (3)朝鮮総連への政治弾圧について

3.佐藤優による主張の使い分け

4.佐藤優へ傾倒する護憲派ジャーナリズム

5.なぜ護憲派ジャーナリズム佐藤を重用するのか?

 (1)ナショナリズム

 (2)ポピュリズム

 (3) 格差社会

 (4)「硬直した左右の二項対立図式を打破」―〈左〉の忌避

6.「人民戦線」という罠

 (1)「ファシズム政権樹立」に抗するために、人民戦線的な観点から佐藤擁護する

 (2)「論壇」での生き残りを図るために、佐藤擁護する

7.「国民戦線」としての「人民戦線

8.改憲問題と〈佐藤優現象

9.「平和基本法から佐藤優現象〉へ

10.おわりに

1.はじめに

 このところ、佐藤優という人物が「論壇」を席巻しており、リベラル左派系の雑誌から右派メディアにまで登場している。

 だが、「論壇の寵児」たる佐藤は、右派メディア排外主義のものの主張を撒き散らしている。奇妙なのはリベラル左派メディアが、こうした佐藤の振舞いを不問に付し、佐藤を重用し続けていることにある。

 佐藤による、右派メディアでの排外主義の主張の展開が、リベラル左派によって黙認されることによって成り立つ佐藤の「論壇」の席巻ぶりを、以下、便宜上、〈佐藤優現象〉と呼ぶ。この現象意味を考える手がかりとして、まずは、佐藤による「論壇」の席巻を手放しに礼賛する立場記述検討からはじめよう。例えば、『世界』の編集者として佐藤を「論壇」に引き入れ、佐藤の著書『獄中記』(岩波書店、二〇〇六年一二月)を企画編集した馬場公彦(岩波書店)は、次のように述べる。

 「今や論壇を席巻する勢いの佐藤さんは、アシスタントをおかず月産五百枚という。左右両翼の雑誌寄稿しながら、雑誌の傾向や読者層に応じて主題文体を書き分け、しかも立論は一貫していてぶれていない。」「彼の言動共鳴する特定編集者と密接な関係を構築し、硬直した左右の二項対立図式を打破し、各誌ごとに異なったアプローチ共通の解につなげていく。」「現状が佐藤さんの見立て通りに進み、他社の編集者意見交換するなかで、佐藤さんへの信頼感が育まれる。こうして出版社カラーや論壇の左右を超えて小さなリスク共同体が生まれ編集業を通しての現状打破への心意気が育まれる。その種火はジャーナリズムにひろがり、新聞社会面を中心に、従来型の検察官邸主導ではない記者独自調査報道が始まる。」「この四者(注・権力民衆メディア学術)を巻き込んだ佐藤劇場が論壇に新風を吹き込み、化学反応を起こしつつ対抗的世論公共圏形成していく。」

 馬場見解の中で興味深いのは、〈佐藤優現象〉の下で、「硬直した左右の二項対立図式」が打破され、「論壇」が「化学反応」を起こすとしている点であるある意味で、私もこの認識を共有する。だが、「化学反応」の結果への評価は、馬場と全く異なる。私は、これを、「対抗的世論公共圏」とやらが形成されるプロセスではなく、改憲後の国家体制に適合的な形に(すなわち、改憲後も生き長らえるように)、リベラル左派が再編成されていくプロセスであると考える。比喩的に言えば、「戦後民主主義体制下の護憲派が、イスラエルリベラルのようなものに変質していくプロセスと言い替えてもよい。

 以下の叙述でも指摘するが、佐藤は対朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮武力行使在日朝鮮人団体への弾圧必要性を精力的に主張している。安倍政権下の拉致外交キャンペーンや、一連の朝鮮総連弾圧に対して、リベラル左派から批判や抗議の声はほとんど聞かれなかったのは、「化学反応」の典型的ものである。「戦後民主主義」が、侵略植民地支配過去とまともに向き合わず在日朝鮮人に対してもせいぜい「恩恵」を施す対象しか見てこなかったことの問題性が、極めて露骨に出てきていると言える。〈嫌韓流〉に対して、リベラル左派からの反撃が非常に弱いことも、こうした流れの中で考えるべきであろう。

 私は、佐藤優個人は取るにたらない「思想家」だと思うが、佐藤右派メディアで主張する排外主義を、リベラル左派容認・黙認することで成り立つ〈佐藤優現象〉は、現在ジャーナリズム内の護憲派問題点を端的に示す、極めて重要な、徴候的な現象だと考える。

 馬場は、佐藤が「左右両翼の雑誌寄稿しながら、雑誌の傾向や読者層に応じて主題文体を書き分け、しかも立論は一貫していてぶれていない」などと言うが、後に見るように、佐藤は、「右」の雑誌では本音を明け透けに語り、「左」の雑誌では強調点をずらすなどして掲載されるよう小細工しているに過ぎない。いかにも官僚らしい芸当である佐藤自身は自ら国家主義であることを誇っており、小谷野敦言葉を借りれば、「あれ(注・佐藤)で右翼でないなら、日本右翼なんか一人もいない」。

 佐藤が読者層に応じて使い分けをしているだけであることは誰にでも分かることであるし、事実ウェブ上でもブログ等でよく指摘されている。そして、小谷野の、この現象が「日本知識人層の底の浅さが浮き彫りになった」ものという嘲笑も正しい。だが、改憲派の小谷野と違い、改憲を阻止したいと考える者としては、この現象について、佐藤優に熱を上げている護憲派を単に馬鹿にするだけではなく、〈佐藤優現象〉をめぐって、誰にでも浮かぶであろう疑問にまともに答える必要がある。なぜ、『世界』『金曜日』等の護憲派ジャーナリズムや、斎藤貴男魚住昭のような一般的には「左」とされるジャーナリストが、佐藤に入れ込んでいるのか? なぜ、排外主義を煽る当の佐藤が、『世界』『金曜日』や岩波書店朝日新聞出版物では、排外主義ナショナリズムの台頭を防がなければならない、などと主張することが許されているのか?

 この〈佐藤優現象〉はなぜ起こっているのか? この現象はどのようなことを意味しているのか? どういう帰結をもたらすのか? 問われるべき問題は何か? こうした問いに答えることが、改憲を阻止したいと考える立場の者にとって、緊急の課題であると思われる。

2.佐藤優右派メディアでの主張

 まず、佐藤排外主義的主張のうち、私の目に触れた主なものを挙げ、佐藤排外主義者としての活躍振りを確認しておこう。

(1)歴史認識について

 佐藤は言う。「「北朝鮮が条件を飲まないならば、歴史をよく思いだすことだ。帝国主義化した日本ロシアによる朝鮮半島への影響力を巡る対立日清戦争日露戦争引き起こした。もし、日本ロシアが本気になって、悪い目つきで北朝鮮にらむようになったら、どういう結果になるかわかっているんだろうな」という内容のメッセージ金正日に送るのだ」。朝鮮植民地化に対する一片の反省もない帝国主義者そのもの発言である。また、アメリカ議会における慰安婦決議の件に関しても、「事実誤認に基づく反日キャンペーンについて、日本政府がき然たる姿勢反論することは当然のことだ。」と述べている。

 特に大川周明テクスト佐藤解説から成る日米開戦真実大川周明著『米英東亜侵略史』を読み解く』(小学館、二〇〇六年四月)では、極めて露骨に、日本近現代史に関する自己歴史認識開陳する。以下、引用する。佐藤が自説として展開している部分である

 「日本人は(注・太平洋戦争)開戦時、少なくとも主観的には、中国アメリカイギリスによる植民地支配から解放したいと考えていた。しかし、後発資本主義である日本には、帝国主義時代の条件下で、欧米列強植民地になるか、植民地を獲得し、帝国主義国となって生き残るかの選択肢しかなかった。」(三頁)、「「大東亜共栄圏」は一種棲み分け理論である日本人はアジア諸民族との共存共栄真摯に追求した。強いて言えば、現在EUを先取りするような構想だった。」(四頁)、「あの戦争を避けるためにアメリカ日本妥協を繰り返せば、結局、日本アメリカ保護国、準植民地となる運命を免れなかったというのが実態ではないかと筆者は考える。」(六頁)、「日本武力によって、列強による中国の分裂が阻止されたというのは、日本人の眼からすれば確かに真実である。(中略)中国人の反植民活動家の眼には、日本列強とともに中国を分割する帝国主義国の一つと映ったのである。このボタンの掛け違いにイギリスアメリカはつけ込んだ。日本こそが中国植民地化と奴隷支配を目論む悪の帝国であるとの宣伝工作を行い、それが一部の中国政治家と知的エリートの心を捉えたのである。」(二八一頁)。また、蒋介石政権については、「米英の手先となった傀儡政権」(二五七頁)としている。他方、佐藤は、汪兆銘南京国民政府は「決して対日協力の傀儡政権ではなかった」(二四九頁)とする。

 右翼たる佐藤面目躍如たる文章である。ちなみに、こんな大東亜戦争肯定論の焼き直しの本を斎藤貴男は絶賛し、「大川こそあの時代知の巨人・であったとする形容にも、大川の主張そのものにも、違和感を抱くことができなかった」としている。

(2)対北朝鮮外交について

 佐藤は、「拉致問題解決」を日朝交渉大前提とし、イスラエルによるレバノン侵略戦争も「拉致問題解決」として支持している。「イスラエル領内で勤務しているイスラエル人が拉致されたことは、人権侵害であるとともにイスラエル国権侵害でもある。人権国権侵害された事案については、軍事行使も辞せずに対処するというイスラエル政府方針を筆者は基本的に正しいと考える」。さらに、現在北朝鮮ミュンヘン会談時のナチス・ドイツに準えた上で、「新帝国主義時代においても日本国家日本人が生き残っていける状況を作ることだ。帝国主義選択肢には戦争問題解決することも含まれる」としている。当然佐藤にとっては、北朝鮮の「拉致問題解決」においても、戦争視野に入っているということだ。『金曜日』での連載においても、オブラートに包んだ形ではあるが、「北朝鮮に対するカードとして、最後には戦争もありうべしということは明らかにしておいた方がいい」と述べている(10)。

 さらに、アメリカが主張してきた北朝鮮米ドル札偽造問題が、アメリカ自作自演だった可能性が高いという欧米メディア報道に対して、佐藤は「アメリカ政府として、『フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング』の記事に正面から反論することはできない。なぜなら、証拠を突きつける形で反論するとアメリカ情報源情報収集能力が明らかになり、北朝鮮を利してしまうからだ」(11)と、いかなる反証根拠も示さずに(反証必要性を封じた上で)、「北朝鮮情報操作」と主張しているが、この主張は、保守派原田武夫にすら否定されている(12)。佐藤現在右派メディアの中でも最も「右」に位置する論客の一人であると言えよう。

(3)朝鮮総連への政治弾圧について

 佐藤は、「在日団体への法適用拉致問題動く」として、「日本政府朝鮮総連経済活動に対し「現行法の厳格な適用」で圧力を加えたことに北朝鮮逆ギレして悲鳴をあげたのだ。「敵の嫌がることを進んでやる」のはインテリジェンス工作の定石だ。/政府が「現行法の厳格な適用」により北朝鮮ビジネス利益を得ている勢力牽制することが拉致問題解決のための環境を整える」と述べている(13)。同趣旨の主張は、別のところでも述べている(14)。「国益」の論理の下、在日朝鮮人の「人権」は考慮すらされてない。

 漆間巌警察庁長官(当時)は、今年の一月一八日の会見で、「北朝鮮が困る事件摘発拉致問題解決に近づける。そのような捜査に全力を挙げる」「北朝鮮日本交渉する気にさせるのが警察庁仕事。そのためには北朝鮮資金源について事件化し、実態を明らかにするのが有効だ」と発言しているが、佐藤発言はこの論理と全く同じであり、昨年末から激化を強めている総連系の機関民族学校などへの強制捜索に理論根拠提供したように思われる。佐藤自身も、「法の適正執行なんていうのはね、この概念ができるうえで私が貢献したという説があるんです。『別冊正論』や『SAPIO』あたりで、国策捜査はそういうことのために使うんだと書きましたからね。」と、その可能性を認めている(15)。

3.佐藤優による主張の使い分け

 排外主義者としての佐藤の主張は、挙げ出せばきりがない。前節で挙げたのも一例に過ぎない。では、佐藤は、こうした主張を『世界』『金曜日』でも行っているのだろうか。

 佐藤が仮に、「左」派の雑誌では「右」ととられる主張を、「右」派の雑誌では「左」ととられる主張をすることで、「硬直した左右の二項対立図式を打破」しているならば、私も佐藤をひとかどの人物と認めよう。だが、実際に行われていることは、「左」派メディアでは読者層の価値観に直接抵触しそうな部分をぼかした形で語り、「右」派メディアでは本音を語るという下らない処世術にすぎない。「左右の二項対立図式」の「打破」は、「左」の自壊によって成り立っているのだ。佐藤が『金曜日』と右派メディアで同一のテーマを扱った文章を読み比べれば、簡単にそのことはわかる。

 一例として、米国下院での「慰安婦」決議に関する佐藤の主張を読み比べてみよう。産経新聞グループサイト上での連載である地球を斬る〉では、「慰安婦問題をめぐるアメリカ報道を「滅茶苦茶」と非難し、「慰安婦問題に関する二〇〇七年三月一日の安倍発言についても「狭義の強制性はなかった」という認識なのだから正当だとして、あたかも「慰安婦」決議案自体不正確な事実に基づいたものであるかのような印象を与えようとしている(16)。ところが、『金曜日』では、こうした自分の主張は述べず、国権論者としての原則的立場から日本政府謝罪には反対だとしている(17)。なお、『金曜日』の同文章では「歴史認識を巡る外交問題 Permalink | 記事への反応(1) | 18:32

2024-01-22

anond:20240122025231

おじいちゃん、「事件化できないケースがおおいんじゃ」じゃなくて

「割に合わないか事件化しないケースがおおいんじゃ」だよ

で、そこは今解消しつつあるところだからアップデートしようね

次に、煽ってたのと別の人が殺しに来る件は

しかに、場の雰囲気に飲まれ鉄砲玉になっちゃおかしな人はめちゃくちゃいるんだけど、

そういう人は匿名掲示板から個を特定する能力ちょっと低いので、

今まで通り、素性がバレないように気をつける以上の対策はないよ。

そこは同じだから結局価値観アップデートするしかいね

anond:20240122020801

匿名同士だと殺人予告されても事件化できないケースのほうが多いんじゃ

煽ってたのとは別の人間危害が及んだ事件もこともあるから気をつけなされ

2024-01-11

anond:20240111094027

松本人志のなにが糾弾されているかきちんと明確にすべきだよな

女遊びが激しいことなのか

後輩に女を集めさせることなのか

行為する流れにうまく持っていかれることなのか

ヤッた女をすぐに捨てることなのか

ダマして連れてきて、恫喝して逃げられないようにして無理矢理性行為をしたのならNGだし、それは刑事事件としてもいいだろう

そこまでいかない行為であれば、人気のある芸能人であれば普通にやってそうだし、ここで松本断罪すると他への影響も甚大になるだろう

芸能界焼け野原にするくらいの気持ちがあるなら、それはそれでいいと思うが

追記

自分基準刑事事件有罪ならNG、それと同等の行為をしつつ圧力事件化させないのもNG

それ以外は線を引くのが難しいので現実的ではないと思っている

たとえばこれみたいに先輩がカラオケBOXで待ってて後輩がナンパに行くのはOKNG?

https://youtu.be/sQJa-80lhoY?t=264

悪いイメージがついてCMを干されたりするのは、視聴者合意をとるまでもなくスポンサー企業勝手判断すればいい

2024-01-10

anond:20240110112757

裁判する気があるなら裁判の根幹に関わる部分は話さんでしょ

被害者とされる人物記事正当性と言う観点では文春側に立つっぽいが、

事件化するために警察行ったり自分裁判起こす気は今のところないようなので雑誌ペラペラ話せてるけど

2023-12-01

anond:20231201154026

まともな人なら殺せ事件の時点で近付く場所じゃないんだよなあ

なんで入ろうと思ったんだろ。親は一言も止めなかったのか?

初報から事件化するまで結構時間あったと思うんだよね。その間、何してたん?ひたすら見て見ぬ振りして練習してただけ?このままじゃまずいとか全く思わなかったの?

みなさん、成人ですよね。犯罪蓋然性が高い時何をするべきか分かりますよね

2023-11-15

世間的に今や許されないヤバ集団のヤバ文化が遂に事件化して解体されていく流れ好きだよね

2023-10-04

例の曲に対して何を言おうとも、

「お前らが打ち込んでいる虚無には何の意味があるの?」というカウンターにすべて打ち消されてしまう。

「触ったら逮捕!」なんて絵に描いたロリが歌っていても、

そのロリは絵に描いたロリという概念しかない以上触れられないんだから、実際は逮捕されることもない。

触られるロリも、ロリを触ってしまロリコンもいない。めでたしめでたし虚構現実区別がついています

……という被害者加害者不在だけで収めていい話なのか?とモヤついている。


現実小児性愛事件ネタとして消費している意識は薄かろうとも、

絵に描いたロリが「触ったら逮捕」をチラつかせてくるのは現実小児性愛事件化しうることを想定しているからだし、

実在児童に対するものではない二次元趣味としてさえも)ロリコンはキモいと絵に描いたロリからどれだけ罵倒されようとも、

それは所詮、曲を聴くという行為を通して絵に描いたロリに罵られるという自虐ネタの一形態であって

本気でロリコンを断罪しているものではない、という見方だってできる。


あの曲は、潜在的ロリコンを現実児童への加害へ向けさせるというトリガー的なもの、というよりも、

ロリコンはこういうふうにネタとして消費してもいい」という温度を保温してしま魔法瓶にはなり得るかもしれない。

あれはキツいなりきりに端を発する身内ノリの延長にある曲で、バズりすぎたせいで不運な事故が起きてる、という話も見かけたが、

たとえ身内ネタの複雑な文脈がそこにあろうとも、「絵に描いたロリ」と「絵に描いたロリを触って逮捕されるキモいロリコン」というあの曲の構造すべてがロールプレイングに過ぎないとしても、

それを載せられているのが、現実小児性愛参照元にした「ロリコン」という概念である以上、議論対象現実児童やそれを取り巻く空気のものの話になってくるのは仕方なくて、

ただ「ここには被害者加害者もいない」「虚構現実区別をつけろ」で一蹴できるものでもないんじゃないか

2023-09-11

anond:20230911131819

今回のジャニーズ事務所問題そもそも事件化されていないし「性加害があったこと」自体根拠のない情報なんだけどな。

ジャニーズ擁護する、というよりは自称被害者の言うことならなんでも鵜呑みにするの?って話。たとえ所属AKBでも地下アイドルでも同じこと。

この意見全然違う。

ジャンプ編集長が性加害をして連載中の作家全員の作品を全作連載しろって言われてるくらい違う。

性加害をした当事者は故人で事実確認する事も出来ない状態で、一方的被害を訴えてる人たちが過去被害にあっていないと明言してたり矛盾が生じてるからファンが声を上げてます

ジャニーズの件とは全く違う案件ですよね。原作者逮捕な訳なので、連載続けられる筈はない。

2023-09-05

anond:20230905214909

しらばっくれてるのが釣り針でかすぎ

だって男の連れ子虐待なんかあり触れてる(男ほど苛烈虐待をするのが少ないか事件化しにくいってだけだ)し分からないわけないよな

2023-07-30

木原事件、今後の展開予想

#木原事件

今後明らかになる、どんでん返し(予想を裏切るストーリー)

1. 安田種雄は殺されて当然な極悪人(関東連合構成員)

2. 木原郁子(X)は極悪な夫を恐れて家出して渥美豪(Y)へ身を寄せる

3. 木原郁子は親の舩本賢二(Z)に辛い夫婦相談し、彼は安田種雄に憎しみを抱く

4. Xと安田種雄離婚交渉をするが揉めてしまいXとZは殺害計画離婚届を偽造

5. 殺害後ZはYを犯人にするべく呼び出すと同時に覚醒剤をXに投与、自殺偽装

6. 事件発覚後、大塚署は規制線を張り殺人事件として捜査するも真犯人が見えて来たところで事件化を回避、集めた証拠隠滅自殺サポートする証拠のみ保存

7. Xは凶悪安田種雄が亡くなった安心感からYと居酒屋写真撮影。Yは自分に容疑が掛かると懸念から憂鬱な表情

8. 12年経過後の2018年偶然にも再捜査開始

9. Zの容疑が再浮上、雑誌社取材開始

10. Xの夫(政治家木原官房長官)は事件真相が明らかになる前にZの口封じを工作

11. 2024年?月、Zは心臓発作、脳梗塞もしくは交通事故で死亡

12. 2024年?月、木原氏も政治家生命を絶たれ、再起不能だと悟り...

10, 11, 12は予想

2023-07-29

anond:20230729111352

増田精神科医が「それはひどい!います病院ぶち込みましょう!」と言ってくれて、2年くらい強制入院になって、退院する頃にはお兄さんがすっかり人格矯正されて穏やかになってみんなハッピー!というのを期待してたかもしれない。でも増田の言う通りパーソナリティ障害可能性は高いし、パーソナリティ障害は本人が自分意思治療に取り組まないかぎり治ることはない。精神科医の「こっちに押し付けんなよ」という態度は目に浮かぶようだし、増田は辛い思いをしただろうが、にこやかに対応されたところで結局精神科という医療でできることはほとんどない。


じゃあ誰がなんとかしてくれるのかって、それは警察司法であるそもそも、もし第三者であれば、暴力を振るったり、脅迫をしてくるようなやつがいたら、それは即警察案件だろう。家庭内暴力が表にでることが稀なのは警察の怠慢ではなく(ないわけじゃないが)、被害者である家族事件化を嫌がるからだ。本気で被害者である家族被害届を出せば、警察はそれを拒むことはできない。でも増田のケースでもそうだろうけど、特に親はよほど酷いことをされても表沙汰にはしたがらない。だから増田のようなケースは日本に無数に存在し続ける。

福祉だって自分たちに言われても」と内心思いながら、ただただ傾聴していたのだろう。目に浮かぶようだ。

現実的にこういったケースでなにかできるとしたら、以下のような流れになる

・お母さんがどこかに避難する

・「息子による高齢母親への高齢虐待」と認定してもらう

高齢虐待として、接近禁止などの命令をだしてもらう

いずれも簡単なことではない。何よりお母さんがこれをやり遂げようという意思をもたなければおぼつかない。一番最初のどこかに避難する、という行動がまずほとんどの場合不可能だろう。人間は、今の状況がどんなに苦しいものでも、そこから抜け出るというアクションを取ることはなかなかできない。その状況が長く続いていれば尚更である。親は子への負い目もある。

anond:20230729201303

ジョックに殺されてるけど日常茶飯事なのでいちいち事件化しない

たまに銃乱射事件が起きるのは抵抗として先手を打つ必要があるため

2023-07-20

anond:20230720211658

うちの親戚にも「金ならいくらでもあるから子供もどうしても医学部にいれたい親」が散在してる(大学は違う)けど、

いまさらそこまでして医学部って本当に世間の人や本人を幸せにする道なのかな。(1組は結果がでてないが1組はそこまでして儲からないバイト医師だし1組は大失敗に終わっている)

本当に人生なげうってまで代わり映えのしない脳の切片とか延々とながめていたい?

ちなみに30歳の母子家庭の娘が母親を殺した事件も「どうしても医者」が理由だった。https://toyokeizai.net/articles/-/659824

20超えたらバイトしながら家出しても全然合法なのに

(実際ホストにいれあげて大学やめて上京してゆくえしれずになった娘とかもけっこう見聞きする)

やはり子供生活レベルが下がることに耐えられないんだろうな。

(なお事件化したやつは虐待しておいて自殺未遂した強烈な母親探偵雇われてみつけだされてるのでぞっとする話ではある)

2023-05-25

anond:20230524185844

上の戸棚のかどっこがちょうどコメカミにあたるんだよね・・・・下手すると死ぬ

事件化してないけど数百人ぐらい死んでるでしょ。

2023-05-18

ジャニー 喜多川の性加害は日本人全体の罪

マスコミのせいだけにしたいのかもしれないが、そうは思えない。

2017年法改正されるまでは、男性強姦被害者になることさえ、できなかった(強制わいせつ罪での立件は可能だった、修正追記)。その法律は、日本人の総意の結果。

戦国江戸時代男性同士の慣習は、有名だが、その名残りとして戦後から2000年代ぐらいまでは、日本男性同士の性交渉に寛容な文化業界だったのでは?

死刑制度の残る現状と似てるかもしれない。

欧米価値観では、死刑制度は重大な人権侵害だが、自分達はそうは思っていない。

仮に、2000年代90年代タイムスリップして、2020年価値観で周囲の人達に訴えても何も響かないのでは?

2010年移行、価値観が徐々に更新されていって、過去犯罪、過ちをキャンセル、取り締まるのが、普通になってきた。

この事件は、価値観更新による事件化の1つなんだろう。

2023-05-11

anond:20230511092851

おかしコメントがいろいろついてて面白い

例えば「親が自分価値観に合わない子どもを殺す(名誉殺人等)」なら、みな親を吊せといきり立つのでは。既に出てるけど性的虐待事件化有罪にするのも難しいのでそこに反応してるところはあると思うよ。

貞操が緩い子ども育児が大変で殺しちゃいました 許せない

発達障害の子もの育児が大変で殺しちゃいました 同情

LGBT子ども育児が大変で殺しちゃいました どっちだろ

こんな感じか?

でも、名誉殺人はその国では「殺すのも仕方がない」と同情を得られる事情なんだよなー

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