はてなキーワード: 不道徳とは
そもそもこの話題の議論、みんなが「女性が肌を見せる活動はすべて不道徳であり搾取、つまり社会悪」っていうスタートラインに立っているのがすごく不思議!
「水着グラビア=人のいやがる仕事、ヨゴレ仕事」っていう前提、なんか間違ってないですか?
話題の吉岡里帆さんは去年の写真集でも水着姿を披露しているし、フカキョンもごく最近水着写真集を出している。いずれも押しも押されぬ大スターになった後であり、ヨゴレ仕事は断れるしアサインされない身分。「事務所からの無理強いで」「売れるために仕方なく」撮らせたとはさすがに考えづらいよ?
おっさんなので例が古くて申し訳ないけど、平成の昔、ヌード写真といえば落ち目でジリ貧となった女性タレントが苦し紛れの最後っ屁として出版するイメージだった。
そのイメージを一変させるきっかけとなったのが篠山紀信撮影による樋口可南子のヘアヌード写真集。そのヒットによってアーティスティックなヘアヌード写真集を撮らせるのは女性芸能人にとってステータスとなり、平成のヘアヌードブームを現出した宮沢りえの「Santa Fe」を始め、続く菅野美穂の「NUDITY」、高岡早紀や井上晴美といった一連の人気タレントによる写真集も、多くは彼らのキャリアのピーク近くで出版されたものだ(個人的には石田えりの写真集「罪」がお気に入りだが)。
これらは目ん飛びなギャラを提示されて半ば札びらで頬を叩かれるように撮られた写真集だったのかもしれない。でも、それを断ってもタレント生命には特に影響のない案件でもあったはずだ。「仕事なのだから、いやなこともしなきゃいけない」どころではなく、彼らは仕事を選べたはずなのである。吉岡里帆が「今は水着グラビアをやってよかったと思っている」みたいなことを述べたのと同じように、ヘアヌード写真集を撮らせた彼らも誇りを持ってその仕事を選び、今でもその仕事を誇らしく思っていることだろう。
たしかにあの時、私達はテレビで見慣れた雲の上の美人タレントたちの無垢な裸身を見て、キンタマが枯れるまでオナニーした。性的まなざしをそそいだ。しかし、性的にまなざされることと、それが誇れる尊い仕事であることは矛盾しないんじゃないか? 両立するんじゃないか?
芸術かわいせつか、なんてそんな高尚なことを言おうとはしていない。「男が性的にまなざせばそれは搾取」みたいな、主客転倒した、因果関係のあべこべな、乱暴な持論を展開する人がいるようなので、それは違うと思う、と言いたいだけだ。
肉体美や肉体の持つセクシュアリティを資源として経済活動することは罪や穢れなのだ、みたいな、ほとんど宗教的な立ち位置から議論を始めたのでは、肝心の性的搾取のところにまでは議論が到達しないと思う。女性の肉体は美しいし、それを正しい手続きのもと鑑賞するのも人に鑑賞させるのも行いとして正しい。「が、しかし」から議論を始めるべきだろう。
水着がどうだとか以前の話。
なんでみんなそこを無視して話を進めてるんだ? 俺はそれが理解できん。
キモい男がブヒブヒ鼻息鳴らしながら女の子の水着姿を撮影したがってなきゃそもそもそんなイベントなんて開催されてない。
何歳の女性でも水着で自己表現する自由があっていい。でもそれが不健全だとか不道徳とか公共の場に相応しくないとかいうのは、それが「扇情的」だからだろ? その汚い情欲を持ってるのは? 男だろうが。
つまりさ、彼女らの表現の自由を奪ってるのはさ、男が醜い性欲持ってるからじゃないのか?
胸のでかい女の子が笑いかけてるポスターとかもさ、キモい男がキッショい性欲を向けてるから不健全だってなるんだって。
男の性欲がなきゃ裸で自己表現しても水着で自己表現してもよくなると思ってるよ。俺は。
「じゃあ子役も宝塚みたいな表現も規制しなきゃな〜」じゃねえんだよ。「扇情的」じゃねえだろそれ!
あのさ、改めて考えてみろよ。
たとえば駅とかで前歩いてる人間を「殴りて〜」「殺してえ〜」って思うか? 思わないだろ。そんなことしたら犯罪だし、相手も傷つく。何も不自然じゃないな?
でも目の前にかわいい女子高生(それが別に女子大生だろうが中学生だろうが小学生だろうが好みで考えて構わん。本当にキモいな)が歩いてたら「ケツ触りて〜」「ヤりて〜」って思うんだろ? でも犯罪になるからしょうがなく我慢してるわけだ。つまり犯罪を起こしたいって衝動を必死で我慢しながら暮らしてるわけだ。何か間違ったこと言ってるか? 俺は自然なロジックで話してるぞ。
そういう反社会的な、暴力的な欲求が男の性欲だって言ってるの。
俺も男だからわかるけどさ、性欲でバカみたいな行動したのって一度や二度じゃないだろ? 男も性欲に苦しめられてるんだよ。わかるだろ?
「お前は何が言いてえんだ」「じゃあどうすれば解決すると思ってるんだ」って聞きたいだろうから言う。
女だって生理用品買って毎月股がグジュグジュになって腹が痛えの我慢してるんだからさ、薬毎日飲むぐらいで済むなら苦しくもなんともないだろ。
薬学には詳しくないが、そういう薬作るのも不可能じゃないだろ、たぶん。
画期的なアイデアじゃんか。薬飲んでないやつは、飲酒運転の逆みたいな感じで、トラブル起こしたときに血液からその薬剤の成分が検出されなかったら重い罪を与えてしょっぴけばいい。
子作りしたいなら結婚後に許可書を産婦人科に出して認めて貰うんだ。性欲目的で妻(彼女)の同意を求めずにセックスするDVもなくなる。
否定できるもんならしてみろ。
性を商品化して何が悪いのか全く意味不明。馬鹿女様を創造した神でも無いくせに禁じる権利は無い。性的商品価値を否定されて困るのは女だし。馬鹿ばっかり♪
https://b.hatena.ne.jp/entry/4737645179173998661/comment/user20200405
じゃあ未成年者がレオタード姿で大股開きする新体操もアウトだね。ポーズ決めた瞬間にマスコミから一般までカメラマンが撮影しまくってるもんね。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4737645179173998661/comment/sirotar
公共的な施設の利用が望ましくないという主張は理解できるが、 水着撮影自体が不道徳 だという非難は明らかに正義の押し付け だろう。 共産党のダメなところだ。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4737645179173998661/comment/perousagi
なんというか、気に入らない事にはどんな手段を使っても潰す執念を感じるんだよね、グラビアアイドルには興味ないがそれを絶滅させることが正義である事が前提に行動されると引く
https://b.hatena.ne.jp/entry/4737645179173998661/comment/Sakana_Sakana
https://b.hatena.ne.jp/entry/4737645179173998661/comment/raamen07
当事者(ここでは開催している業者)との対話も無しに一方的に価値観を押しつける行為そのものがアウト。恥を知ったほうが良い
https://b.hatena.ne.jp/entry/4737645179173998661/comment/megtan00
共産党が認めない物は許さない思想は、やはり中国やロシアの共産党と同じ類のものだと理解した。相容れない。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4737645179173998661/comment/jtw
古巣ながら付ける薬がない。水着とは人前で見せるためのものであり、「性の商品化」は言いがかり。日夜努力しているモデルたちへの冒涜でもある。これが罷り通るならば、海水浴もボディビルも成り立たなくなる。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.jcp-saitama-pref.jp/topics-pref/4648
本当にわいせつ物であれば刑法175条で取り締まるべきで権力者がお気持ちで弾圧するのはよくない。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4737645179173998661/comment/shoechang
「インターネットのくだらねーネタ」ってあるじゃん。なんJネタとか淫夢ネタとか。
ああいうのってまあ内容自体のくだらなさ不道徳さはあるけど脳機能としては結構高度なんだよね。
色んな文脈が絡み合ったものを理解して再構築できる人間と出来ない人間がいる。
林修自身も自分がそういうネタになってるのを認識してて言及してる。
発端として林修はメジャーリーグファンであることを公言してて、
松井を評価してるけどイチローは微妙っていうポジションも匂わせてたわけ。
これは当時なんJで開催されてた「松井とイチローどっちが凄いか」っていう党派性ゲームのポジションに似てた。
「いつも『ゴキロー』とか書き込んでる口汚いイチローアンチは林修」
みたいなネタに発展していった。
なんJの松井VSイチローのアホ丸出しなレスバに参戦してたら面白い
っていうそういう発想。
参考資料として、野球関連の林修ネタのまとめがあるから各自でチェックしてみて
https://wikiwiki.jp/livejupiter/%E6%9E%97%E4%BF%AE
ここまでは誰も不幸になってなかった。
林修自身自分がなんJで捏造されて遊ばれてるのをテレビでネタにして笑わせてたぐらいで。
なんJで捏造された林修像は支離滅裂でイチローとイチローファンを煽りまくるお下劣クソ野郎だったけど
「林修の書き込みが見つかった!」みたいなネタスレが立てられてて。
「チンコビンビンですよ 神」とか後にミームになったような頭わるそーな書き込み繰り返してる人物のIDを林修だって言ってて。
勿論何の根拠もないしイメージ的に林修がそういう人だっていう訳でもない。
普段の本人とかけ離れたバカな書き込みの数々だからこそ「これが林修だったら面白い」って言うそういうネタなわけ。
誰もそんなの説明しないけど暗黙知でみんなが面白みを理解して乗っかるっていう場。
やってることはくだらないけどこれはやっぱりある種の高度な脳の機能なんだよね。
いわゆるハッタショとか言われる人たち。
(ここでなんでハッタショという差別用語っぽい俗語で書くのかというと
各発達障害の人に不用意な迷惑を掛けない配慮でハッタショと書いている。)
で、理解できる人は説明されなくても理解できる話の構造が説明されても全然理解できない人。
(はてなブックマークもそういう人の割合が多い傾向を感じるけど。)
林修が「年収〇〇以上でない人間は足手まとい」と発言したっていう画像の数々も
元々は「言うはずのない発言を言ったってことにしたら面白い」っていうネタなわけ。
巧妙な切り抜き画像を最初に作った人間は誰かを騙すつもりも林修への害意もなかった。
「林修が2chのエロ画像スレに『チンコビンビンですよ 神』と書き込んでいる」と同じで
「林修が低所得者を容赦なくdisって足手まとい扱いしている」が面白かっただけなのよ。
”林先生がそんなこと言うわけない”が前提にあり、”毎度バカな捏造されてる林先生”の面白みが下敷きにあったわけ。
でもそれが拡散していくうちにネタの分からないハッタショが入ってきちゃって
そいつらは「本当に林修がこういう発言をした」って信じ込んでしまったり、
あのネタ臭い画像を「低所得者を叩くためのシリアスな武器」って思い込んだりするわけ。
ジョークグッズをマジ使いし始めるわけ。
ザ・ハッタショ。
面白いネタや盛り上がってる場に最終的には後追いハッタショが現れて
学校でも居たでしょ。感覚的なネタが理解出来ないけどみんなの輪に入ろうとして
同じネタをただ大声で連呼する、みんながうわつまんなって冷めちゃう、みたいな子クラスに数人は居た。
高校ぐらいだとそのズレかたも受容されるようになるけど、中学ぐらいまではいじめられたりハブられたりしがち。
今回の件であれば後から寄って来たやつによって
→「林先生は実はこんな差別的な発言をする奴だった!許せん!」
みたいなことに最終的になった。
どっちのルートも事実ではないし、ネタの意図でもないし、ハッタショ丸出し。
これが流布されだしたら林修も黙ってられないよね。
全然ネタじゃなくなって実害が出るようになっちゃってるんだもん。
自分の名誉も傷付くし、自分が棍棒にされて低所得者を傷つけてるし。
つまり現在林修の名誉を傷つけるようなデマ散布者になってる人間も
大半はおそらく悪意とか嫌がらせの意図はない。だからキツいというか。
外には必ずハッタショがいてそいつが同じネタを(理解出来ないので)一番つまらない形で(低所得者ヘイト)使い出して
挙句、平和に閉じてたなんJみたいなところが「デマを撒き散らした!」みたいに叩かれる。
いやいやいや。
わりーのは輪の中の人達じゃなくて輪の外にいるハッタショやんけって言う。
あらゆるコミュニケーショントラブルにはこういうハッタショトリガーが多い。
ハッタショみが強い人間ほど「なるほど、後追いハッタショが悪いんだね」という納得にはならない。
それもある意味当たり前で、
最初にそういうネタやってた人間達が何故そんなことしてたのか理解できないから。
どうしても最初の奴等に悪意や落ち度があったということにしたがってしまう。
単なるネタを自分達やその同類が深刻にしてしまったということも受け入れられない。
で「お前等が悪ノリをしたのが悪いのに居直るな!」みたいに怒りだす。
あれは何言ってるかというと「マジとネタの見分けがつかない我々に責任持ってこられたら困る!」って言ってる。
「それは自分達が悪いんじゃなくてこんなネタを作った奴が悪い」って言いたくなってしまう。
大事故起こした人が「トヨタはもっとちゃんとした自動車作ってほしい」って言ってたけど
原因作ってるのは100ぱーハッタショ達なんだよね。
ハッタショが居なけりゃ誰も不幸になってなかったんだもん。
「うわーネタって言えば何やってもいいと思ってる奴がまだいる!!」「幼稚!」とかだと思う。
けど実際ネタだったわけだしネタがわかる人間しかいない間はみんなハッピーだった。
林修当人だってあくまでネタと了解されたうえでであれば、捏造怪人「お林」がネットに暴れ回るのを面白がって見てた。
もしここまで読んでる最中に既に
「ネタって言えば許されると思ってるのか!」と言いたくなってた人、
あなたはハッタショの疑いが濃いです。
男が「女性の接待する店に通う」のは、ほぼ性欲で説明つくけど、女性が「男が接待する店」に通う行為って、どうなんだろうね?
ここから自分の持論だけど、結局、女性も性欲解消に店に通ってるんじゃないの?
そして「男性特有の、いわゆるえっちな性欲」という従来の観点に当てはまらない、「女性特有の性欲」があるのでは?
男性が「えっちな店」に通うのって、欲望とは裏腹に、世間の目もあって抵抗があるんだよね。
けれど女性の場合は「えっち」が伴わないお店だから、「性欲解消」とは世間に見なされず、抵抗もない。
男性がスマホケースに、自分を接待させた風俗嬢の写真ベタベタ貼ってたら「性欲まみれで不道徳な社会性がない人」って目線で見られるでしょ。
でも女性の場合は「それはえっちな性欲ではない他の欲求によるもの」と見なされてるから、女性はそれをやっても大丈夫なんだろうな。
自分の性欲が気持ち悪い。明らかに倒錯した性的嗜好が気持ち悪い。
リョナラーで、女の子が酷い目に遭うのを観るのが好き。女の子が暴力を振るわれて泣き叫んでいたり、ボロボロになっているのを見ると「可愛い」と思うと同時に、「自分もこうなりたい」という気持ちが湧く。
作り物と現実の分別はできるので、勿論現実に実行しようとは思わないし、愛の無い暴力は全然好きではない。強姦系のAVなんかは「これが作り物で良かった」と心の底から思う。現実に起きている性暴力には胸が痛む。
恋人とは普通に性行為をする。自分のリョナ趣味、マゾヒスト的な趣味の感じは無い。普通に出来る。
その一方で、それとは別に「殴られたり蹴られたりしたい」という願望は解消されないままでいる。
自分にそういう趣味や願望があることは恋人には既に打ち明けていて、彼にはそれを叶えられないとも言われている。
彼の方が普通なんだから、不満はない。私がおかしいのだと思う。
フィクションの暴力を眺めながら、自分の欲望をにずっと蓋をしている。「ボコられたい」という不道徳な願いが、この先叶いそうにないことを理解している。苦しい。
最近は何故だか急にそういう欲求が強くなって、ますます苦しくなっている。
誰かに相談したい。けど、あまりにも変態的で狂っている欲望の話を、自分でも「気持ち悪い」と感じている話を、どう他人に話せたものか。聞かされた相手が不憫だ。
だけれど自分一人で抱えるにはあまりに大きな苦しみになってしまった。
気持ち悪いことは自分が一番わかっている。リョナは呪われている。
私は女の子が酷い目に遭うのを見るのが好きだ。私は酷い目に遭いたいとも思う。ボコられたい。普通に幸せな人生のなかではそれはおそらく叶わない。この先どう生きていくか悩んでいる。
与党議員がとりさげさせようとする理由がよくわからなかったが、
https://hokke-ookami.hatenablog.com/entry/20230414/1681484184
話を把握した上でブログの内容には「ん?」となる点もあるので
ブログやその周辺のコメントによる山田批判の妥当性も含め以下検討したい。
という問題がある。
以下の二人の発言を読んでほしい。
cinefuk NOと言えない状況に追い込むテクニック(たとえばロリコンの使うグルーミング、家庭内性暴力、職場のハラスメント)がある訳で
「NOと言わないのは自己責任」は、性暴力を矮小化したい勢力だけに寄り添う想像力の貧困
2023/04/15
お気付きだろうか?
二人の挙げる全てが蝶ネクデブが問題視したポスターの状況とは異なるのである。
https://twitter.com/yamadataro43/status/1646452603415560192
二人の作為に逆らい、話を「蝶ネクが論じていたもの」へ戻そう。
https://twitter.com/KodomoKatei/status/1645230118015586305
https://pbs.twimg.com/media/FtE8SrwaEAAhQB9?format=jpg&name=4096x4096
どうだろうか。
チェックポイントを並べてみよう。
・男女間に年齢差は見えず、「ロリコンの使うグルーミング」も表現されていない。
・父子ではないし兄妹の示唆もなく、「家庭内性暴力」も表現されていない。
・職場のディテールや背景もなく、「職場のハラスメント」も表現されていない。
なんと一つのチェックも入らなかった。
ほっけさんシネフクさんが持ち出した要素は図案の中に一切存在していない。
要するにこれはそのような要素の無いフラットな男女を描いた図案なのだ。
ほっけ「でもこの2人が上司と部下だったら?」
しねふく「でもこの2人がロリコンと幼女だったら?父子だったら?」
それはもう別の話だろう。
こういうのは決して「別の言い方でわかりやすく問題を紐解いた」のではない。
「相手の主張を別内容にすり替えてしまった」と言ってよいだろう。
そもそも詭弁をやる気のない者は相手の言ったことにそのまま反論するものだ。
私は少なくとも蝶デブの言いたいことは分かる気がした。
意思表示がされていなかったにも関わらず
わりとなんでもありになってしまう
という問題だ。
もちろん交際相手に甚だしく支配的に振る舞う人間というものは実際にいる。
皆さんご存じのように、暴力や脅迫は社会的にも法律的にもアウトだ。
そんなとっくにアウトと知れ切ったモロ犯罪行為についていまさら啓蒙しているわけではなかろうから、
なのだ。
男が顔を赤らめ「喜んでると思ってた」と言っていることからもわかるように
「暴力や脅迫で言うこと聞かせてはダメですよ」なんて話をしてるのではなく
より繊細な領域について啓発していると取るのがポスター解釈としても無理がないだろう
繰り返しになるが、
当該ポスターがカップル間での暴力や脅迫について啓蒙する意図なら率直にそう書けるし必ず書く。
そんなものは絵にも文にもずっと描きやすいし、何より「これらは犯罪です!」と書けるからだ。
もう少しハラスメントの程度を落として
が、それらについて啓蒙したいならやはり率直にそう書けるし必ずそう書く。
(ほっけさんシネフクさんですら、そういう明白な脅迫や威圧等は無い、より微妙な状況下の話をしている)
つまり
もう片方の重大な落ち度とする
というのがこのポスターの周知せんとしている内容だ。
これはどんなもんだろうか?
適切な内容だろうか?
というかポスターの女性を一人前扱いしない場合に限って成り立つルールだと思う。
図案は少なくとも性交同意年齢以上の想定で描かれた男女であるはずで
にもかかわらず特別困難な状況も無いのに自分の意思表示が出来ない責任が取れないというなら
それはもう当局の定めた性交同意年齢の設定が間違っているのではないか。
「保護者の同意なき若年層のセックス禁止」としたほうがすっきりしないか。
(ちなみに若年層というのはおよそ20代までを含む。)
でも意志表示が出来ません、
言い出さなかったけど本当は「NO」なんです。
これを保護して相手を責めるとなると今度は相手の立場や権利と正面衝突することになる。
特に障害も無い性交同意年齢以上・成年以上の女性達に広く与えてどうするのか。
まるで女性全員を知的障碍者に準ずる何かだと言ってるようにすら見える。
というより、これは殆ど家父長制の再来ではなかろうか。
娘が自由意思で異性と交際していても実はそれは「NO」であって
娘の当時の意思表示がどのようなものであれ手を出した男は不法な泥棒であって
娘の父や兄はその泥棒をショットガンで追いまわして石打でぶっ殺すのが名誉を守る術である
自分を「禁治産者」や「父兄の管理財産」などではなく責任と権利のある人間として扱ってほしいし
お豆扱いの啓蒙するぐらいなら暴力や脅迫について駆け込むホットラインを充実させてほしい。
というか私だけでなくて
「このポスターにはちょっと問題があるな、庇って戦うには苦しい部分があるな」
と感じていたのではないだろうか?
何故そう推測できるかと言えば、
ポスターの内容に弱みが無ければ、
他の話をせずにただひたすら絵の内容と議員の発言だけを取り上げて
「この絵のどこが問題だ変な首輪しやがってこのブタが」と言えばいいではないか。
少なくとも私なら絶対にそうする。
だが彼等は
「権力関係」
という持ち込みマヨネーズを添加し内容を別物にしてから反論した。
まさに彼等の言うとおり、
権力者と被支配者、成人と未成年、保護者と被保護者、上司と部下、
いちいち暴力や脅迫や怒声や罵倒なんかを示さずとも相手を従わせることも可能になる。
だからこそ現行で既に、
上司が部下に告発されたら、成年が未成年に告発されたら、保護者が被保護者に告発されたら
事実関係さえ確認されれば(場合によってはそれすら省略されて)即アウトという相場になっている。
「実際のカウアン少年が老け専のゲイで自分から望んで喜多川と恋愛関係にあった可能性は?」とか
「当時のカウアン少年は本当に「NO」だったのか?」とか
喜多川が成年かつ保護者かつ使用者で、カウアンは未成年かつ被保護者かつ使用人だったから。、
ほっけさんらの言が山田太郎批判のつもりであれば、それは完全に破綻している。
「セカンドレイプがしたいんだな」
のような。
しかし上で見た通り
脅迫等をされてないのに自分の意思表示をしねえ&後から「NOだった」と言い出せるルールならば
それはもう例えYESの言質を取ったって同じではないだろうか?
そういうことを言える身分の人相手では例え書面の同意を取っても意味がないだろう。
同意を毎回相手の口から言わせて確認取るコミュニケーションなんてものが現実的に有り得ないわけだし、
「無条件に後出しOKな相手から、決して後から変わることのないYESを取り付ける」
「何故飛ぼうとしないんだ」などと相手の倫理的問題であるかのように責める、
これはパワハラ上司やモラハラ運動部監督のあの低レベルな対人テクニックと何が違うのだろうか。
果ては
「やろうとしないってことは悪意があるんだな」
「性加害擁護したいんだな」
などと凄まじいレッテル貼り戦法に展開するに至っては
とにかくこいつを否定してワーワー言えればそれでいいや。」
本当にそれでいいのか?
ネクがどういう人なのか詳しくは知らない。
このあたりのハチャメチャな論客たちより議論姿勢は誠実に見える。
・敵視した者の話はまともに読まず
対等な男女間で無条件後出し「NO」は認めるべきか?
・言いにくい意志でもきちんと言うのが責任能力者の権利であり義務では。
・どうしてもできないなら成年後見人を立てたらよいし
全体に言えること
・せめて「社会をよくするために真面目に考える」という姿勢は持つべき。
そこを守った上で論敵を超えられないならその議論に時間使う価値はない。
人の役に立たないし自分の頭も悪くする。
これ書いてるうちに気になって庁のツイートとwebサイトを見たんだが、
https://www.gender.go.jp/policy/no_violence/jakunengekkan/index.html
これがwebサイトなんだけど。
AV出演被害、JKビジネス、レイプドラッグの問題、酔わせて性的行為を強要、SNSを利用した性被害、
ここまで一緒に見てきた人はみんな「えっ?」ってならないか?
AV出演は年齢クリアしてりゃ好きにしろの話であって性暴力じゃないし、
セクハラも痴漢もふつーに告発して社会的に法的に罰を与えられるやつだよね。
なんかこれ、啓発内容とポスターが別内容過ぎない?
https://www.gender.go.jp/policy/no_violence/jakunengekkan/img/r05_poster.png
サイト記載の文章の啓発内容は「AV出演」を除いて明確に違法行為のクロばっかりで、
一方当該ポスターの図案は男女交際におけるグレー領域……少なくともクロにしちゃうと色々問題だろという繊細で曖昧な領域のことが描かれている。
このポスター見て「性サービス業や痴漢やレイプのこと言ってんだな」と思う人間がどこにいる?
山田とは別論点なのかもしれないが、何かがおかしい感じは凄く感じる。
文章の啓発内容はごもっともというか「クロ」であるコンセンサスがとれたものばかり(AV出演を除く)なのに対して
ポスターはものすごく曖昧な部分で男をクロとする踏み込みまくった内容になっている。
これは制作とチェックの混乱でこうなっただけなのか?ほんとに?
ほっけさんたちに軽く突っ込むつもりで書いてきて、最後に不気味な謎にぶちあたってしまった。
tzt いや「怖くて何も言えなかった」て書いてるやん。メッセージが迂遠だという批判はあり得たとしてもお前の批判については完全に的外れだよ。
2023/04/17
いや、そういう
「明らかな脅迫等は無くても権力関係を背景にNOを言えない状況」
については私とほっけさんシネフクさんの3人で散々確認したよね?
くどいかな?ってぐらい何回も書いたよね?
でもあのポスターはそれらのどの状況にも当てはまらないんだわ。
そういう特別な困難のない条件下で
「言えなかったんです!」という後出しを免責して
「遡ってあのセックスにNO!だからこの人は性暴力!」という告発をアリにしていいの?
そんなのやり出したら
交際において片方だけを知的障碍者レベルに責任問わないルールになるんだけど
本当にそんなことをして誰かの為になると思う?
こういう時に問題点に目をつぶってとりあえず賛同すると簡単にいい人ぶれるし、
もしくはあなたはひょっとすると能力的にそもそもこのポスターの問題に気付かないかもしれない。
でも例えばほっけうるふさんとシネフクさんは本心ではちょっと問題点に気付いてると思うよ。 既に書いた通り。
彼等は多分あなたよりは頭がいい。
hate_flag
いやほんと、このポスターに対する反発が強ければ強い程「やっぱこのポスター必要だったな」って結論にしかならんわ
2023/04/17
この「私達が反論受けたということは私達は正しいということ!」っていう論法、無敵すぎない?
日蓮宗かなんかなの?
具体的な形で考えを述べて理屈を添えたし、
なのに具体的再反論ではなく
「非難や反論されることがわたしたちの正しさの証明!Q.E.D!」という
どっかの学会みたいな絶叫で終わりで、
あなた達の知性は本当にそれでいいの?
いいならあなた達はそれでいいや…。
そもそもロアルドダールって悪党で差別主義者で不謹慎でそこが面白いんじゃん
子供の頃読んだ魔女がいっぱいは子供がいかに嫌いかで描かれる子供の不潔さの気持ち悪さとその不謹慎さが好きで読んでたし(魔女の描写もキモい、ダールは子供も女も心底嫌いだったんだなというのが良くわかる)、チョコレート工場の秘密もチャーリーの家にいる老人がいかに臭くて貧乏で醜悪かってことがしつこく描写されててその悪趣味さにゾクゾクして読んでたしそれこそが作者がやりたかったことなんだと思うんよ
不謹慎で不道徳なもんを子供に読ませたくないなら子供に読ませなきゃいいだけなんだよ
sukekyo 2023/01/27
マンガ感想ブログやってますけど当人と担当編集はかなりチェックされてます。おもしろいマンガは「おもしろい」と声をあげるようにしましょう。けっこう広めに届くことが実感できますよ。だから逆の感想は沈黙で。
すけきヨさんのこと好きだけどこれは違うと思うんだよな。
誉めることしか言わないひとの感想や批評ってやっぱなにか欠けてると思う。
俺は同じ作家の中ですらこれは傑作これは凡作ってあると思うしそれは言いたい。
怪獣8号やタコピーはいくら世間でバズっててもクソ漫画ですよねってのは言いたい。
そんなに売れてすらいない上にひでー漫画もなぜこの漫画はひでーのかを考えて発表したい。
もちろん頑張って描いた作者の人格否定みたいなことはしたくないけど、あなたこれ能力ではなく志の低さのせいでこうなりましたよねみたいなことはちゃんと言いたい。
怪獣8号はつまんないけど作者の全力であり限界だと思うからそんなに悪口言う気になれない一方タコピーは本当に作者の才能を安く売っただけのクソだからヘド出ちゃうってのは言わないといけないと思うし。
きちんと漫画と向き合おうと思ったら逆の感想も発さないわけにはいかないし、それを書きたいし人のそれも読みたいんだよね。
こういう作品は嫌い、って言う部分もちゃんと外に出してこそ緊張感が生まれると言うか。
怪獣8号なんか3話目ぐらいでこれはダメだと気づいてそう書いてたら本当に怒られたけど怒ってきてた人達も今見捨ててブクマしてないからね。
じゃああの人達は判断が遅いだけだったし、なんで自分が怪獣8号を見捨てたのかも考えたり言葉にしたりすることなくはなれていく。それよりは素早く気づいてちゃんと考えて緊張感もって自分の言葉として発表して怒られる方がスタンスとしてより良くね?
ハイパーインフレーションの方がずっと傑作だしこの曜日のトップはハイパーインフレーションだよね、て書いた時もすげー怒られたけど結局最終的にそうなってるしね。
俺は逆の感想もちゃんと言うし、判断が他の人達より10週20週早いだけ。あの人達の判断が遅いのって逆の感想を不道徳としたり禁忌としたりしてるせいもあると思う。
この漫画ダメだよねって感想を世にはなったところで別に売り上げ落ちたりしねーしさ。緊張感もつとか人格否定しないとか言われたがわの立場が残らないようなことは書かないとかそういうモラルは必要だと思うけど、そのうえで逆の感想はどんどん書くべきだと思うんだよな。
さっき https://anond.hatelabo.jp/20230118105123 を投稿した者だが、サイコ女を特定する方法を書こうと思う。
さて、サイコパスと聞くと、私たちは通常男性を思い浮かべる。ハンニバル・レクターが良い例である。
しかし女性についてはどうか?今現在、匿名ダイアリーに女性のサイコパスが潜んでいる確率はどれくらいなのか?
実際の生活では、ほとんどのサイコパスは発見されずにいる。女性のサイコパスについて議論したり、ニュースや映画で見たりすることはほとんどないため、私たちは男性のサイコパスほど彼らを見抜くことができない状況だ。これは女性のサイコパスは必ずしも男性のサイコパスと同じような外見や行動をしていないからである。
サイコパスは人格障害であることを心に留めておくことが重要である。そのため精神病に分類され、そのような病気の多くは男性と女性で異なる症状が現れる。
例えば、私たちが通常心臓発作から連想する症状(胸痛、左腕のしびれ、発汗)は、男性に最も多く見られる症状である。女性が心臓発作を起こすと、息切れや吐き気など、異なる症状を経験する傾向がある。
暴力的なサイコパスにおける動物虐待や「成功した」非暴力的なサイコパスにおける表面的な魅力など、サイコパスのステレオタイプな兆候は、男性のサイコパスの方を偏見的によく表している。
女性のサイコパスは、しばしばより暴力的でない徴候を示す。その結果女性のサイコパスは発見されない可能性が高くなる。
女性のサイコパスを見分けたいのであれば、女性のサイコパスが男性とはどのように違うのかを知る必要がある。
1. ナルシシズムの違い
全てのサイコパスはナルシシズムが高い。つまり彼らは自分が周りの人よりも優れていると考えている。しかしこのナルシシズムがどのように表現されるかは、男性と女性で異なる。男性のナルシストは自画自賛を叫ぶ傾向がある。ソーシャルメディア上で自分の業績や優位性を自慢する傾向がある。彼らは自分があなたより優れていることを面と向かって言う。
女性のサイコパスは違う。彼女らはナルシスト的な傾向についてより隠蔽的である。彼女らは、面と向かっては笑顔であなたを褒めるが、陰ではあなたより優れていると考えている。
2. 攻撃性の違い
男性のサイコパスは攻撃性を行動で示す傾向がある。彼らは身体的暴行を加えたり、動物を虐待したり、暴力的な犯罪を犯したりする。男性のサイコパスは暴力的な行動をとる可能性が高いので、捕まって収監される可能性が高い。
女性のサイコパスは、レーダーをかいくぐって行動するのに長けている。というのも攻撃性を関係的に示す傾向があるからである。嫌いな人間に関するゴシップを広めるようなことをする。正気かどうか疑われるほどのガスライティングを行う。彼女らは自分の言いなりになるようにあなたを操ろうとしている。もしあなたが拒否すれば、彼女らは自分自身を傷つけると脅すこともある。人間を操る達人であり、それはちょうどアニメ「オーバーロード」の王女のようなものだ。
結局のところ、その違いはこうなる。男性のサイコパスはパンチを放ち、女性のサイコパスは陰口を叩く。
ではもし人生に女性のサイコパスが潜んでいるとわかったら、どうすればいいのか?
最初のステップは、連中を見分けることだが、これは思っている以上に難しい。ほとんどのサイコパスは精神病質で、荒れ狂う殺人者ではない。ほとんどの人は心理学者が「成功したサイコパス」と呼ぶ人たちであり、CEO、医者、弁護士、有名人(これらはすべて、サイコパスの割合が高い職業)である。人生にサイコパスがいたとしてもそいつがあなたを殺す可能性は低い。
しかし悪いニュースもある。彼女らはあなたの人生を惨めなものにし、それほど目立たない方法であなたに害を与える可能性が高い。
実際のところ、サイコパスを変えるためにできることはない。サイコパスであることは選択ではなく、脳に組み込まれたものである。
例えば人々が苦痛を与える画像や不道徳な行動を見たとき、サイコパス(男性も女性も)は、非サイコパスと比較して、感情を制御し処理する脳の部分である扁桃体の活動が減少していることがわかる。
このことはサイコパスが他人の苦しみに無関心である理由を説明している。
ある意味サイコパスは脳の感情回路、特に対人感情を扱う部分の病気である。
ではあなたの身近にいるサイコパスを説得して変えることができないとしたら、どうすればいいのか?
残念ながらサイコパスをゲームで打ち負かす唯一の方法は、ゲームを拒否することである場合が多い。
連中がこちらに与えた餌を食べないこと。
そして万策尽きたら、連続殺人犯の映画に出てくる被害者と同じようにするべきだ。
つまり...逃げろ!
マチコ先生のツイートばかりが注目を集めているが、元々の文脈として栗下元議員が昔の漫画(男塾)を読んで今の漫画では出来ない表現の多さを嘆いたツイートに対して、『表現規制によってスカートめくりが減少したため、表現規制にはよい点もある』と噛みついたユーザがおりそれを援護する形でマチコ先生の事例が出てくる。よって『昔の漫画はやりたい放題で被害者が多く出たが、今は適正な表現に向かうことで社会がよくなったので表現規制も止むなし』というのがマチコ先生ツイートをしたクソフェミの大筋の主張と理解できる。ブコメ等でも証言が見られるとおり、マチコ先生が流行した際にその影響でスカートめくりが横行したことは事実とみなしても問題が無いように思える。しかしこの主張に対しては40年前と現代ではセクハラに対する意識が異なるため、創作物の影響として現代に適用するのは乱暴との反論もあるが、両者決定的な証拠は出ていない。この記事の目的は、クソフェミの主張がデマである証拠を示すことにある。
結論を先に述べると、表現規制がスカートめくりを減少させたという事実はない。証明が難しいのではなく、ない。なぜなら表現規制によって漫画からスカートめくり等のセクハラ描写がなくなったという事実がないからである。
僕たちは勉強が出来ないという、2017-2021年の期間で少年ジャンプで連載され、コミックス440万部を売り上げアニメ化もされた人気漫画がある。この漫画の中では、スカートめくりをする悪ガキや風呂のぞきに誘う友人、下着の窃盗等の描写がある。
https://note.com/siotamari/n/n37a081298024
またワールドトリガーというこれもまた少年ジャンプで掲載されアニメ化もされた人気漫画(現在は作者体調不良によりスクエアへ移籍)では、主人公の一人が女性キャラの尻を無断で触るセクハラ描写が複数回登場している。つまりスカートめくりをはじめとするセクハラ描写は現代でも日本で一番売れている雑誌である少年ジャンプで描写されており、規制の対象ではない。よって表現規制がスカートめくりを減少させたという言説は、表現規制の事実がない以上、嘘やデマの類いであると言える。
元となる表現が規制されていない以上、スカートめくり等のセクハラを減らした要因は受け取り手にあると考えられる。マチコ先生の流行は80年代前半であり、セクハラの概念が日本に浸透した時期(セクハラが流行語となったのは1989年)よりも前である。その後数十年をかけてセクハラの概念は日本人の倫理観に浸透したが、それによって漫画の中のセクハラ描写が実行にうつしてよい行為ではないという認識が広がったことが大きな要因と考えるのが妥当な結論だろう。
現代の漫画にセクハラ描写があるのか、セクハラの概念が日本に広がったのはいつなのかは少し調べればわかることである。お気持ちドリブンで意見を表明することについては否定しない(世の中の物事の発端はお気持ち駆動のことが多いだろう)が、自分の意見が論理的に破綻していないかどうか、事実をベースに検証してから意見を述べた方が良い。やりたくないというなら好きにすれば良いが、ロジカルシンキングの出来ない馬鹿共という印象はついて回るだろう。当然だが、まともに調べもせず同調した奴らも同罪である。
事例として挙げた漫画がマチコ先生に対してマイナーなので影響が少ないのでは?→どちらの作品もマチコ先生の倍以上発行されている。また一番売れている漫画雑誌の人気漫画の影響が大したことないのであれば、創作物の不道徳な描写の影響を特別規制する理由もなくなる。
現代にセクハラ描写が残っているのであれば、その影響でセクハラ被害が出ている懸念があり問題だ→セクハラの概念のなかった時代ですら社会問題となったスカートめくりが、現代で漫画の影響によって各地で起こっているなら既に大問題に発展しているのでは?
ぼく勉には理系科目については天才だが他人の気持ちを理解できず、文系科目はボロボロというヒロインが出てくる。このヒロインはボードゲーム好きにもかかわらず対戦相手の気持ちが理解できないことから対人戦が苦手で、それを克服するために心理学を志している。しかしほとんどのボードゲームでは自身が期待値の高い行動を取ることと対戦相手に期待値の高い行動を取らせないことが全てであり、ロールプレイしているのでもなければそこにお気持ちの入り込む余裕は無い。従ってボドゲに勝ちたいヒロインが進むべき進路は間違いなく理系分野でゲーム理論等を学ぶことなのだが、適性を活かすべきと主張する教師すらそのことには触れない。ぽっと出のキャラならまだ良いが、連載開始時から出ているヒロインの設定くらいはちゃんと練って欲しい。