はてなキーワード: 一定の理解とは
ここでいうヘタレは、最初から逃げ腰・及び腰で物事に当たる奴って意味でひとつ。
もちろん俺のことなんだが、ようやく抜け出す糸口が見えてきたって話。
そもそも最初から逃げ腰・及び腰ってのと、一旦は腰を据えつつあまりしんどくならないよう切り上げる算段を打ち始めるのは、全然違う。
後者は抜かり無いとかちゃっかりしているという話で、まだ一定の理解を得られる目がある。
でも前者はもう分かりやすく保身丸出し・我が身可愛さ丸出し、即ち「お前自分のことしか考えてねーじゃん」というわけで確実に白眼視ないし嘲笑されるだろう。
ちなみに俺が前者みたいなスタンスになったのは大きな挫折を経験してからだけど、そんな事情は周りの知ったことではないので、信用を得るためには正すしかない。
と、年末年始に大休止しつつ自身を冷静に振り返り、このように思い至った。
で、周囲から見た人格なんて対外的な言動でしかないので、この場合「言い切る」「やり切る」に徹すればいい。
だから、あとはそんな言動を実現可能にする心構えというか考え方の話なのかな。
多分なんだけど、度胸ありそうな人の考えって、
のいずれかないし、その両方みたいな感じ?
とりあえず、こういう考えで失敗の恐怖心を追い出すことから始めようと思う。
https://wezz-y.com/archives/70347
これを肴にちょっと思ったことをまとめようとしてぐだぐだになった。
基本的に、レズビアンに限らず、何らかのマイノリティはおおまかに以下のような流れで変遷していくと理解している。
この段階は、視聴者として言えばそもそもそのそのマイノリティの存在をそもそも知らない段階で、制作する側も(マイノリティを狙っているコンテンツならまだしも)マジョリティを狙う以上、同様に無視している状態。
例えば「オタク」を例にすれば昔の日本のドラマには全然登場しなかったし、「女性の社会進出」を例にしてもそういうネタは全然登場しない。
マジョリティ向けのコンテンツはマジョリティが理解できる範囲の世界しか描かないからこそマジョリティ向けなのである。
もちろんマジョリティに存在を無視され続けていたら流石に声を上げるようになるわけで、少しずつマジョリティの目には「新しい存在」が出てくる。
そうすると、今度はそういう「新しい存在」をバラエティ的に、面白おかしく消費する段階に突入する。
例えば「オタク」で言えば暗い部屋でニヤニヤしながらピザ食ってるようなのばっかり出てくるし、働く女性だって眼鏡かけてキツいだけの「テンプレートとしてのマイノリティ」がエンターテイメントに登場してくるようになる。
この段階では、視聴者はそのマイノリティを一つの(自分とは違う)属性として消費しているだけであって、別に理解を示したいわけでも何でもない。
ここで「オタクってのは本当はもっと多様だ」とか「働く女性の形はそんなんばっかりじゃない」とか騒いでも「いや別にドラマ見るときくらいそういう面倒くさいこと考えたくないしそもそも本筋じゃないよね?」というのが視聴者の感想だろう。
こうしてステレオタイプとして消費していくうちに、「これまで脇役としてテンプレートの形でしか登場してこなかったマイノリティの人たちを主役にした(ちょっと社会派ぶった、だけど受け入れやすい)コンテンツ」が登場してくるようになる。
オタクであれば「電車男」であったり、女性の社会進出であれば「働きマン」であったりと、スタート地点は上述のステレオタイプでありながら、そこに至った経緯やその人の半生にフォーカスをあることで、「マイノリティの人たちも頑張ってるんだね!」とマジョリティの人たちが暖かく見守ることができるコンテンツが登場するのである。
ここでようやく、視聴者は「記号化されていないマイノリティの人たち」を発見し、彼らについて一定の理解を示すようになっていく。
ただし、この段階はになっても「マジョリティがマイノリティの世界を覗く」という意味では観光やサーカスに近く、一種のファンタジーとして消費しているとも言える。
当たり前だが、マイノリティを主役にしたコンテンツはそれが希少だから面白いのであって、例えば「オタクを主人公にしたドラマが受けたから次から毎年一本はオタクを主人公にしよう」とはならない。
(なったとしても本当に一過性で終わっていく)
結果的に、視聴者の認識はファンタジーとして消費された時代からアップデートされないので、その頃のイメージのままで留まっている。
例えば、「電車男」以後しばらくの間はオタクの内面はウブでコミュ障のままだったし、「働きマン」以後長い間自らの身を粉にして働く女性が多数登場した。
かつてのように「偏見に満ちたまま適当にイロモノとして扱う」ことからは脱却したものの、描写の仕方がアップデートされないままなので、結局張られたレッテルが変わっただけに過ぎない。
そのうち、そういう「ちょっと特殊な扱い」で描写するのもだんだん飽きてきて、最終的に「普通にその辺にいる」扱いになる。
今のドラマに出てくるオタクは「何かに詳しいキャラ」をオタクと呼ぶだけに過ぎなくなり、内面の屈折したオタクだって多数登場するようになった。
ともすれば前時代のステレオタイプに戻ったように見えて、その実、かなり複雑化していると言える。
簡単に言うと、この雑に扱われる段階になってようやく「市民権を得た」状態となる。
ということで、上記の流れを踏まえて眺めてみると、レズビアンはまだまだ後進的に思える。
世界的にはアナと雪の女王に代表されるような、わかりにくい描写も増えてきて、少しずつ、多様性を獲得しているようには見えるのだが、日本に目を向けると、未だにレズビアンが主役のドラマは少ないように感じる。
(あったとしてもポルノ的な消費をされていて少し本流と違うというか)
それに対して日本ではゲイは「主役を張れる」レベルにまで一般化されつつあるのを感じる。
少し前までゲイは主人公(イケメン)のケツを狙うか、ナヨナヨしてるオカマかの二択だったのが、ようやく主役として一人の人間として描かれるようになったのだろう。
友人が死んだ。いや、正確に言えば死んでいない。
消えた。消えたのだ。行方不明になったという言い方もあるだろう。
ただ正確に言えば行方不明にもなっていない。死んだばかり、いや消えたばかりなのでなんとなくの居場所はわかる。
現在のなんとなくの居場所がわかるということは、本気を出せば後々も見つけられる。
この場合の本気を出せば、はやる気や気合いの類ではない。大人なのでお金とか時間とかそういうものである。今日日、自分の個人情報を自分以外に知られないことはほぼ不可能と言っても過言ではない。だから世の中にある「そういうサービス」を使えばきっと見つけられる。
私は今までの人生で二人、友人を死という形で失っている。
一人は病死。ある朝、起きてこないなと家族が見に行ったら死んでいたらしい。
今回死んだ友人は「連絡手段を絶つ」という方法で死んだ。なんとも新しい死に方だ。実に現代的だと思って感心した。
携帯電話の番号とメールアドレスを変え、LINEで友人をブロックし、Twitterのフォローを外したらしい。まあ十分だろうな、と感じた。友人はFacebookもやっていたようだからそのあたりもいじっているだろう。
完璧だ、と思わなかったのは一方通行だからである。本当に死んだ人は当たり前だがこちらからもあちらからも連絡が取れない。
今回の友人の場合、こちらからはほぼ連絡が取れない状態であるが、あちらからはどうにかすれば連絡を取ることができる。携帯電話やパソコンを介した通信は「履歴」が残るのでそれをたどればすぐに元通りになる。
Twitterだってこちらが閉ざさなければあちらから訪ねてくることはできる。なんとも曖昧な死に体である。
とはいえ友人は死んだ。「連絡手段を絶ち、情報を削除することで死んだということにします。」という宣言こそしていなかったが、まあそういう意図でやったことであろう。
友人は「遺書」を残していた。
Twitter上に自らの苦しみを吐露していた。出生や育ち、環境について悩んでいたらしいが、いまいちよく読んでいない。
長いな、とか、書きたかったのかな、とか、下書きはどこまでしていたのかな、と考えていた。具体的な内容については見たくもないし考えたくもない、というのが正直なところだっただろうか。
「遺書」を投稿している時点で、Twitterにおけるあらかたの知り合いのフォローは外していたらしい。
あらかたの、というのは数人はまだフォローしていたのを確認したからだ。私は性根がねちっこいのでそういうのはすぐ調べたり確認したりする。遺書を投稿している時点で「甘さ」が垣間見えたのでつい確認してしまった。
悩みは深くなればなるほど共感しにくくなる。だから「そんなことで悩んでるの?」を口火とした喧嘩が絶えないのである。
せっかく友人が投稿した遺書なので熟読はしないものの一通り目は通したが、やはり共感できない内容であった。「へぇ~」とか「ふーん」くらいの感想であった。
私はうんちくが好きでよくそういう情報を集めている。いわゆる「うんちく」は会話のネタになるが、この「自殺に関するうんちく」は会話のネタにはならない。
私は本当の死であれ今回のような死であれ、自殺をよく思っていない。それ死ぬ必要ある?と考えがちである。
死ぬ側からすると選択の過程はともかく、最終的な判断の元で死を選択しているのだから一定の尊厳性は保たれるべきであろうが、いまいち理解しきれない。
今回の友人の死に方については特に理解が追いついていない。友人は「死んだ」ので叶わないが「なんで本当の死を選ばなかったのか」と聞いてみたい。
とはいえ死にたい理由があって死んだんだろうという一定の理解は示さなければならない。理解のなさは争いを生むだけである。
とにもかくにも友人は「死んだ」。自ら死を選んだのである。だからこちらもそう思うしかない。「死んだのだ」と。
冒頭にも書いたが正確には死んでいない。
生きているが、死んでいる。ゾンビとかリビングデッドとか、いろいろ呼び名はあるであろうが、そういうことである。
友人がこれからどういう生き様、いや死に様を見せてくれるのか知らないし、知るすべもない。
もしかしたらもう何回か死ぬかもしれないし、次の死が本当の死かもしれない。
「多くの市民の心を踏みにじっているから表現の自由とかいって保護するのはダメ。まして税金でやるのはもっとだめ」
だそうで。
俺は表現の自由戦士なので、こいつ何言ってるんだと思う。
心を踏みにじっているとしたら、心を踏みにじられた市民たちに死ぬほど批判されればいいって話で、政府が取りやめにしろとか言うべきではない。税金うんぬんは、そりゃあ補助金申請されたときにチェックするなり条件つけるなりすることであって、次回から厳格化するなりしろよ。
ただこの「心を踏みにじっているからだめ」っていう話は、ヘイトスピーチのときにされる話と同じなんだよな。ヘイトスピーチは、差別されている人たちの心を踏みにじるし公益にならないので、表現の自由に保護されることなく禁止される。そういう理屈で規制されることになっている。
俺は表現の自由戦士ではあるが、文系学科の教育をそれなりに受けているので、こういう理屈に一定の理解を示すつもりだ。たしかに世の中には人の心を踏みにじるしかない表現というのがあり、それを規制したいという気持ちはわかる。心を踏みにじったかどうかについて何某かが判断を下すのは不可能と思うだけで。
俺は不可能だと思うが、わが国ではヘイトスピーチを規制することに既に決まった。
だからさ、ヘイトスピーチ規制法ってやつを通した理屈から言えば、河村市長は正しいんだよな。
右左の極みに分かれているように見えて、言っていることが完全に同じ。
なお、場合によってはコンビニエロ本規制のような場合も、同様に「気持ち」への配慮を求める理屈を使う場合がある(こっちは使わない場合もあるが)。
俺が知りたいのは、かつてヘイトスピーチ規制や、コンビニエロ本規制に、手放しの賛成をしていた奴らが、今回も河村市長に賛成しているのかどうか。
右左の分断のせいか、そこのところが見えにくい。表現の自由戦士の中には、「クソ表現だが断固守れ派」と「左派の自業自得だから死ね派」がいるのは、まあまあ見ていればわかるんだが、いつもは左翼的立場から制限や自重や配慮を求める、反表現の自由戦士たちは、今回の件についてどう思っているのか。
③同じお気持ちを求めているのには気づいているが、あれを政府が辞めさせて良かったのか。難しい問題だと思う。
どれだ。
私は本をあまり読まない方のITエンジニアなのでよくわからないのだが、彼らはたくさん本を読む。
そこは別にいいのだが、本に全ての答えが詰まっていると考えている輩が非常にめんどくさい。
最新のリファレンスは大体インターネットにしか無いし、マネージメント系の話についても本に書いてあることが全て正しいわけではない。
本は体系的にまとまっていて、スタートラインから一定の理解度に至るためには有用だとは思うが、別にそれ以上の何かは与えてくれない…
本を読んだ知識をKVS的に引っ張り出してマウントを取ってくるやつとか更に厄介だ。正常な議論が成り立たなくなる。本は全知全能の神ではない。
自力救済が不法行為を構成すること、ヤカラ地上げ屋と動かない大阪府警がクズであることに異論はありません。
(刑法犯としても、建造物損壊、建造物侵入、窃盗の構成要件を充足するでしょう。客観的情況証拠から経験則による故意の認定も優に可能でしょう。逮捕に踏み切らないのは、警察に単にやる気が無いか、上層部からの何らかの力が掛かっているからであると見ています。)
ただGIGAZINE側に対する疑義は、適法性の問題に留まる話ではなく、社会的相当性の問題と捉えるべきでしょう。
すなわち、建物使用の必要性が乏しいと思われる土地賃借人が、地主に対する怨恨の情をもって、濫用"的"に旧借地権を主張していたためにこじれたのでないか、という点についての疑義です。
本件において、破壊された建物写真、その他の記事(地主は建物に10年間私物を置く等に使って時効取得したとの主張しようとしている)を見る限りでは、土地賃借人に全く建物使用実態があったようには思えません。また山﨑惠水氏のブログ(Posted on 3月 11th, 2019)には「息子はお金ではなく亡き祖父の思い(長年に渡る地主との確執)を晴らすことに執念を燃やしている。」との記載があります。
もちろん、これらの疑義が真実であったところで、現行法上は旧借地権を主張することが権利濫用(民法1条3項)であって法的に主張が封じられる、と言えるまでのものではありません。濫用"的"であって社会的相当性に欠けるのではないか、というだけです。
ただ、これだけきっちりした書面を(フィー無しで)書いてる元増田が、旧借地法が昭和後期に制度疲労を起こして土地の有効利用を妨げ、旧借地権自体が無用なものとして扱われ、長らく立法不備であるとされたことを知らないはずはないでしょう。現に旧借地法廃止・借地借家法制定から始まり定借権へと、一方的な賃借人保護からの揺り戻しという大きな流れがありました。
ただでさえ旧借地権は、土地所有者に課される租税公課・維持費を下回りかねない低廉な地代で、半永久的に返ってこないと言われています。これを濫用的に主張していたのではないか、という疑義は、旧借地権(及び無期限での経過措置を認める借地借家法附則)への不信と相まって、GIGAZINE側に一方的に肩入れすべきでないのではないか、というブレーキを掛ける心情を惹起することも、一定の理解は示せるところです。
もちろん、いずれにせよ推測に基づく疑義に過ぎないのであって、GIGAZINE側もが叩かれるべきとは全く思いません。ただ例え社会的相当性の問題に過ぎないとしても、大衆はいわばクリーンハンズの原則に敏感です。私見では、その点に対する判断は保留とし、冒頭で述べた自力救済許すまじの問題に切り離してサポートしていくのが、妥当な立場であると考えます。
id:casm そういった事情は立退料の減額事由になりうるので、ちゃんと法的手続きとりましょう。使い勝手は悪いけど、法がカバーしていないわけじゃないんすよ。感情論を法律構成に落とし込むのも弁護士のお仕事。
<読み飛ばし可>本件ショベルカー前に建物収去土地明渡訴訟が係属していたとして、「そういった事情」を立証できたというお考えですか?GIGAZINE倉庫は目の前に旧本社があって、しばしば賃借人が倉庫の様子を見に行っていた事情はあったようです。まあ壊れた倉庫見たら中身空っぽだったわけですけども、壊れる前は分からないわけです。そして元記事の指摘通り、損壊前は本件と地上に建物が普通に建っていました。これで賃借人の土地建物使用の必要性を否定的に解する(補完事情たる金銭給付を減額させられる)心証形成できるなら敏腕ですね。山﨑惠水氏のブログ記事プリントアウトして持って行くぐらいはできそうですが。</読み飛ばし可>
まあそんなことはどうでもいいんです。それより私が最も伝えたかったのは(自救行為というかただの犯罪なので犯罪と言いますが)『被害者にどんな事情があれ犯罪は決して許されない』という点です。元記事で「本件で「中立」的な立場に立つのであれば,全面的にGIGAZINE側を擁護すべき」とありましたが、このように短絡させると、折角盛り上がってきた「地上げ屋の悪質な犯罪を許すな、大阪府警の怠慢を許すな」というムーブメントに、かえって水を差すことになるように思います。
擁護すべきは、建造物損壊やそれに伴う窃盗等の犯罪被害及び警察対応に対する支援に絞るべきであって、GIGAZINEがあの土地を使い続けられるべきかどうか(土地占有の正当性)という点にまで話を広げるのは避けた方が良いのではないでしょうか。
逆。
以前にも言ったことがあるが、今の社会で「サヨ」またはこれに一定の理解を示すのは、基本的には社会科学系の学問をまじめにやった人だけ。
で、学問をまじめにやるのは、基本的にはまともな大学にいける程度の俗にいう「頭のよい」人だけ。
「頭のよい」人のうち、社会科学系の学問をやった者はサヨ(とは言えないまでも一定の理解は示す人)になり、それ以外の学問をやった者は反サヨになる(可能性が高い)。
そして残りの「頭のよくない」人は、そもそも学問をまじめにやらない(=社会科学系の学問もやらない)から、やはり反サヨになる(可能性が高い)。
なので、サヨは基本的には「頭のよい」人だよ。
総務省 IoT機器に無差別侵入し調査へ 前例ない調査に懸念も
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190125/k10011791591000.html
サイバー攻撃対策の一環として、総務省は家庭や企業にあるインターネット家電などのいわゆる「IoT機器」に無差別に侵入して対策が不十分な機器を洗い出す、世界でも例のない調査を行うことになりました。しかし、実質的に不正アクセスと変わらない行為を特例的に国が行うことに懸念の声もあがっています。
この調査は、総務省が所管する情報通信研究機構が行うもので、25日、国の審議会をへて実施計画が認められました。
それによりますと、調査は家庭や会社などにあるルーターやウェブカメラなどのIoT機器およそ2億台を対象に来月中旬に開始し、無差別に侵入を試みて、初期設定のままになっているなどセキュリティー対策の不十分な機器を洗い出し、ユーザーに注意を促すとしています。
実際、おととし1年間に情報通信研究機構が観測したサイバー攻撃のおよそ54%でIoT機器がねらわれていて、国は東京オリンピックに向けて対策を強化する必要があるとしています。
一方、調査では予想されるIDとパスワードを実際に入力して機器に侵入する計画で、本来は不正アクセス禁止法で禁じられている行為だけに専門家からは懸念の声もあがっています。
国は特例的に5年間に限って調査を行うとしていますが、無差別の機器に国が侵入する調査は世界でも例がありません。
総務省サイバーセキュリティ統括官室の後藤篤志参事官補佐は「IoT機器が増加する中で、機器をねらうサイバー攻撃も増加している。東京オリンピック・パラリンピックを来年に控え、国民の皆様には今回の調査にご理解いただくとともに、セキュリティー対策に関心を持っていただきたい」と話しています。
今回の調査は、実質的に不正アクセスと変わらない行為を行うことから、国は去年5月、情報通信研究機構の業務を定める法律を改正し、5年間に限って行うとしています。
改正された法律は去年11月に施行され、他人のIoT機器にIDとパスワードを入力するという不正アクセス禁止法で禁じられた行為について、今回の調査に限る形で認めています。
今回の調査について、情報セキュリティ大学院大学の湯淺墾道教授は、「IoT機器が急増する一方、パスワードが正しく設定されていない機器があまりにも多く、東京オリンピック・パラリンピックを前にそれらの機器がサイバー攻撃に悪用されることを防ぐためのいわば緊急措置だ」と一定の理解を示しました。
その一方で、どういった機器が調査の対象となるのかが現時点で明示されておらず、プライバシーの侵害につながる危険性があるとしたうえで、「侵入した時点でウェブカメラの映像が見えてしまったり、保持するデータの中身がわかってしまったりすることも考えられるほか、もし通信先がわかってしまえば憲法で定めた『通信の秘密』に抵触するおそれもある」と指摘しています。
そして、「他人の機器に勝手にログインすることが犯罪行為とされているなかで、政府に特例を認める今回の事業は専門家の間でも意見が分かれてきた。政府は、調査結果を公表して透明性を保つとともに、慎重に運用することが求められる」と話しています。
今回の調査に当たって、情報通信研究機構は、調査に使う発信元の「IPアドレス」を事前に公表しています。
また、セキュリティーの弱い機器が見つかった場合、内部に侵入はしますが、機器の種類を特定するなどの通信は一切行わないとしています。
さらに、調査で得られたデータの管理を厳重に行い、情報の保護につとめるとしています。
情報通信研究機構サイバーセキュリティ研究室の井上大介室長は、「目的以外のデータを得たり、調査で得たデータが外に漏えいすることが一切無いように厳格なルールを設けている。この調査は国民の安全安心のためのものなので、ルールにのっとって運用していく」と話しています。
IoT機器は、家庭や企業などさまざまなところで普及が進んでいる一方、サイバー攻撃の標的となるケースが国内外で相次いでいます。
こうした事態を加速させた要因の1つが、2016年に見つかった「Mirai」と呼ばれるコンピューターウイルスです。
このウイルスは、初期設定のままだったり単純なパスワードにしたりしているIoT機器に感染し、これを遠隔操作してより大規模なサイバー攻撃を引き起こします。
実際、Miraiに感染した世界中の10万台を超えるIoT機器が何者かに操られてアメリカの通信会社が大規模なサイバー攻撃を受け、大手IT企業のサービスが停止するなどの被害が出ました。
日本では、ここまでの被害は確認されていませんが、大学に設置された複合機でスキャンしたデータがインターネット上から見られる状態になっていたり、病院にある水処理設備の監視モニターが外部から侵入できるようになっていたりするなど、セキュリティーの管理が行き届いていないのが実情です。
クリスマスの3連休が迫った花金の夜、増田諸氏におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
私は帰宅してから増田を開き、昨晩にそれぞれ2,3割の本音と好奇心と後ろめたさにいくぶんかノリと煽りを混ぜた投稿がまさかの大量の反響をいただいていることに大変びっくりしているところです。すげえ。
蛇足ではありますがあのまま投げっぱなしで終わってもなんなので、少し追記することにします。
まずはじめに、口汚い言葉で特定の業種や福祉施設、並びに善意を以て眩い生き方をしている皆さんのことを乏したことを深くお詫びします。
ブコメならびに反応でも多くの意見がありましたが、2つを並列にしたり暗部と表現したのは全くの悪手でした。大いに反省しています。
普段はどちらかというと私はおおらかな社会を好み、従業員の満足度を上げることを第一目標とするなど多様性や皆の幸福を尊重するような振る舞いをしているのですが、
なかなか心の中の蛇は隠せず、こういうところで吐き出させてもらいました。
ざっと反応を見て驚いたのは、ほとんどの反応した方が「別に構わないんじゃない?」と放言していることです。
なるほどこれは自由を求めるような生き方が世間のトレンドになるのも頷けるところで、私が住んでいる片田舎からは想像もつかないような意識の変革はここまで広がっていたのかとびっくりしました。勉強になりました。
反対に、ありがたいことにいくつかのコメントでは「これはいわゆるNIMBY問題のひとつではないか。それにしても程度が低いが」と指摘とセットで理解も示していただきました。ですが、私の中ではこの感情はそんな理屈で割り切れるものではなく
もっと名状しがたいなにか、保守的な本音と自分が目指したい高潔な理想の矛盾を短い人生の中で学んだリスク管理と自分の世界の外に対する無関心で煮詰めたようなどす黒い産物です。どういう例えが良いでしょうか。
別に私は家の周辺に串カツ田中ができても家系ラーメンができてもデブなので喜んで愛用し、保育園ができても通報されないような距離感で子どもたちが楽しそうに過ごしているのを見守るでしょう。
でも、小学生の頃に初めてある同級生の家に遊びに行ったらお家のマイカーがゾロ目ナンバーでエンブレムが金色のシャコタン車だったので、その家とは関わりを避けようとしてきました。
エビデンスが明らかで問題ないのは理解していても、会社の商品の原料に福島県由来のものを使うことはあれ以来止めるようにしました。その代わり家では福島県産のお米を食べています。とても美味しいです。
なんと言えばいいのか、いわゆる自分や自分の周囲にとって「ケ」に属すると思われるものを避ける方が長いスパンで見てトラブルに巻き込まれる確率が低くなるという本能のようなものをその選択基準にしているのです。
児相というのは窓口ひとつポツンとあって別に仰々しいものでなくても、私にとってこの属性が強いように思えるのです。なぜならそこには家庭にトラブルを持つ人が多く訪れることになるだろうとイメージできるから。
職業に貴賎なし、ノブレスオブリージュを大切にしてどんどん門戸を開いていくと、いつか(どちらかというと悪い意味で)自分とか縁遠いと思っていた世界がぐっと近くになることが私にはとても怖く、だからこそ
自称青山住民の人たちが言葉の取捨選択はあれそういったものを避ける気持ちに一定の理解を示し、果たして増田はどういう考えが多いのだろうと興味を持ちあのような煽り投稿をした次第です。
近くのコンビニに実話ナックルズや実話BUNKAタブーが多く並ぶようになったり、その逆で物凄く意識高いヴィーガンカフェができたり、もっと言うと私の何代か先の子孫の子供が鬢髪を伸ばすようになることは避けて、
なるべく平穏無事に過ごせることが私の願いです。ありがたいことに現状その願いは概ね叶っていますが、最近世間で持て囃されている多様性を尊重するような生き方はいつか自分の関わる世界に大きなリスクを連れてくるような気がしてとても不安です。
とりあえず今晩のところは、皆さんから幸いにも多くの批判をいただいたことで「そうだよな、やっぱこんな閉じた考えじゃダメだよな」と自分自身のどす黒いものを説得するきっかけになりました。
そうやって価値観をアップデートしても変なリスクが生まれず皆にとって過ごしやすい社会になることを願い、まずは私にできることとして周囲の人に経済的社会的な満足を与えることができるよう、引き続き本業に邁進したいと思います。
ご意見ご指摘ご批判大変勉強になりました。ありがとうございます。どうぞ皆様良いクリスマス連休をお過ごしください。
…と言うと、サービス業を蔑ろにしているとか、キリスト教圏以外を考えていないとか言われるのかな。お後がよろしいようで。ちゃんちゃん。
ne0;lationがハッキングにおける技術描写の中途半端さで批判されているが、
医療漫画などでは多少ぶっ飛んだ描写があってもスルーしやすいのに比べて
何故「ハッキング」というコンセプトは突っ込みが入りやすいのか、
それは医療系の漫画が手段はどうあれ、最終的には「人の命を救うこと」という極めてわかりやすい終着点を持っているのに対して、「ハッキング」や「ハッカー」をメインに扱う場合、「技術に対する理解」が作品の心に直結するほど重要な役割を担うからであり、ハッキングを理解しているキャラがその知識、情報、脆弱性を自分以外の他者が悪用できる可能性があることとそこから応じてくる倫理的な葛藤など、技術とそれを利用する者達とどう向き合うかといった話の広げ方ができるなど、技術面の理解と描写がハッキングというコンセプトを扱う上で避けがたいものだからである。要するにハッキング、ハッカーを中心にした作品を作る場合、使われる技術に関する一定の理解と知識は直接話の要と関わってくるため必須になるのであり、その部分が弱いと突っ込みたくもなるのである。
もう一つ、ne0;lationの主人公は個人的にあまりハッカーとして良い印象を感じない。IQ190越えとかどうでもいいし、「理系の不良」と豪語されても実際のハッカー達に対して妙なイメージを与えるだけで、ハッキングを魔法のように従えて悪者を倒していくだけなら、表面だけ煌びやかなハッカーが主人公のゲーム「Watchdogs 」と変わらない薄っぺらい話になるだろう。
ハッキング描写の正確性で知られている作品としては「王様たちのヴァイキング」「Mr. Robot」がある。ハッキングがメインではないけど、テック関連で描写が面白おかしくて個人的に好きな「Silicon Valley」はオススメである。
それならば一定の理解を示したい
彼氏は専門職で年収が1000万くらいあって、私は450万くらいのしがない事務職なんだけど、ちょいちょい「それだけしか貰ってないの?」「そんなんでよく生活できるね」みたいなことを言われる。
専門職の彼にしたらまあ確かに貰ってないけど、事務職にしては平均だと思ってる。
まあ貰えるならもっと欲しいけど、自分には突出したものがない。
だから、もともと友達少ないから飲み歩きとかしないし、たまに旅行したり、たまに美味しいもの食べたりするには、まあ十分だと思ってる。
結婚しようという流れから同棲という話が出てるんだけど、正直気乗りがしない。結婚したら家賃補助なくなるし。今の家は駅チカ職場近で広くて気に入ってるし。
彼は年収が自分の倍以上あるけど、生活費は多分折半だから、自分にとってメリットがない。
※生活費聞かなきゃ。。。
私は実家の家族とも疎遠なんで、結婚したほうがいいなと思うけど(孤独死が心配)、孤独死回避のメリットをとるか、孤独死しそうだけど経済的に苦労のない暮らしをとるか…。
一回大きな喧嘩してからなんか自分の言いたいことが言えなくなってしまった。
フォローしとくと、結構変わってるらしい私にも一定の理解を示してくれるし、いいところもたくさんある。と思う。
でもねーなんかもうやなんだよねー
素朴な質問だけど、あなたは「基本的人権を守らない人間、基本的人権を認めない人間」の基本的人権を尊重すべきという立場だろうか? それとも違う? 可能ならご自分の意見・立場を聞かせてほしいです。
ちなみに私は「当然尊重すべき」派です。しかしそれは、私が思想的人間であって政治的人間ではないからに過ぎません。極論すれば、私は私の思想的一貫性を保つためならば社会が悪に染まっても仕方ないと言っているも同然で、それは十分傲慢な考え方と自覚しております。(※)その意味で、自分はそう考えないまでも、ある種の政治的人間が「『国民の人権など知らない』と考える政治家の人権など尊重しない」かのように振る舞うことにも一定の理解をもちます。彼らは毒をもって毒を制すると考える、あるいは、毒をもってしか毒を制することはできない、と考えているのでしょう。彼らに見えているものは私に見えているものとは違いますが、それは十分に想像可能です。たとえば、坂口安吾が占領軍の眼を意識しながら、戦後のある時期に「特攻隊に捧ぐ」という随筆を発表し(占領軍検閲により発表できませんでしたが)民主主義の時代になろうが特攻隊員の純粋と献身を疑うべきではない、と述べたのと同じです。従って私は彼らを批判すべき言葉を持ちません。
で、あなたは?
※…「傲慢」と書きましたが、もちろん私は自分自身に傲慢を許す=自分自身を偉い人間か何かと考えているというわけではありません。私は、人間理性への信頼に基づき、いずれにせよ最終的には人間はまともな考え方に収斂するので社会が悪に染まるとしてもそれは一時のことであると考えています。しかし、そういう考え方を他者が見たとき誤って「傲慢」と呼ぶかもしれませんし、それもやむを得ない…そういう意味で「傲慢」という言葉を用いています。私自身は自己のことを、単に忍耐強いと考えております。
グッズ厨の間で時々浮上する話題がある。
「推しのグッズを定価未満で買い取りたいなんて言う奴がいる。これは自身の推しの価値を下げる行為である」
某匿名掲示板でもこれに対する肯定意見は多いけれど、敢えて言いたい。
今日はこの声について考え、発言者たちが目指しているものについて考察した。
1)求めた人の支払った金が向かう先はどこなのか?
普通に考えれば公式だが、この主張をする人々は「Twitterやフリマアプリ、中古屋などで本来はブラインド(キャラを選べないもの)であったグッズを購入する場合」について言っている場合が多いので、その場合という前提で言っている。
すると当然金の行き先は、グッズ出品者の個人または中古屋となるわけで、公式には1銭も入ってこない。
これは悪ではない。手放す側は求めてもいないものを選べずに購入させられているのだから。
新品未開封であれば、中古で買ったなどと一目で見分けられる人間はいないだろう。
むしろ、そんな人がいたら怖い。エスパーかストーカーのどちらかだ。
3)上記2点を踏まえた上で、何故定価未満購入を希望することはいけないのか
彼らの主張を順に追ってみることにしよう。
例えば私はジャワティーがめちゃくちゃ好きである。これの定価は150円くらいであるようだ。
そんな私がネット通販などでまとめ買いをし、1本100円くらいで買ったとしたらどうだろう。
尋ねれば、大体の人が「賢い買い物をした」と答えるだろうと思う。
私は同じ値段で沢山ジャワティーが手に入ればもちろん嬉しい。
そう、グッズのことでないのなら「安く買いたい」と発言する事に対して何ら咎めるものはいないのである。
(ここで『でもダイヤモンドを300円で買いたいって言う人間は~』などという極端な例を引っ張り出してくるアホは置いておいて)
しかし推しのグッズに関して「同じ値段で沢山の推しグッズが欲しい」等と発言すれば、掲題のようなことを主張する輩が湧いてくる。
何故、キャラグッズなどのコレクターズグッズに限って、こんな事を言い出す人間がいるのか。
②愛がない
ただ近頃多くRTされているブラック企業に関するツイートをいくつか目にしている人は、気付いたかもしれない。
そう。精神論を持ち出す=明示できる根拠がない ということなのだ。
「ヤバい企業の紹介文には『やる気』『熱意』という言葉がある」
これは具体的に我が社はこんな風に働きやすいのですよ!という例が出せないからである。
これと同様、定価未満で買い取りたいというのは悪だとするその主張に、明確な理由などないのである。
もしもあるのならはっきりと言っていただきたい。無理だろうが。
4)この主張が目指すもの
この主張が広まり一定の理解を広範囲から得ることで、得をするのは誰だろうか。
そう、まず第一に「需要が低いグッズをなんとか売りさばきたい」人達である。
安く買おうとすることは悪だと擦り込むことで、安く買える方へ流れる人間を食い止め、そんな彼ら相手に「余分な」ものをさばき、1円でも多く原価を回収したい。
そのために、こんな声を広めておく。
自分は需要が低いグッズを、定価未満でも手に入るグッズを定価で買っている。
周囲からすごい!さすが!などと言われるが、そんな事を言う人達は今後とも貴方をご利用させていただきますよと腹の底で嗤っていることだろう。
需要が低いもの、俗に低レート推しと言われる人達は、こんな声に負けないで欲しい。
好きなものを同じ値段で沢山欲しいと思うのは、当然のことだ。
安く買えるのなら、積極的にそれを目指そう。
そしてこの主張を振りかざす連中はとりあえず消えろ。
まず副業でボディーワーク教えてますって時点で世間的に胡散臭いんだよ。
で古武術系のボディワーク教えてます、でもその古武術は使えません。
実際にボディーワークと古武術や格闘技の実力があまり関係ないのは想像つくけど第三者にとって胡散臭い事に変わりない。
実際に副業感覚でボディーワークとかそういうの教えてるってやつにリアルで何人か話す機会あったけど、本気で教えたい広めたいと思って勉強してるやつにあったこと無いし、小遣い稼ぎか勘違いしちゃってるおじさんしかいなかったよ。
何度か通えばそれで取れるようなのばっかだ。
で、その胡散臭いことを、せっかく拾った、もしくは大事にしてきたお前が、もしくは単に自分の会社の社員がしてるってこと自体に怒ってるんじゃないのか?
胡散臭いものでなくちゃんとした教室だというなら、その社長に対してそのボディーワークを実践してそれを証明すればいい。
副業禁止にせず、お前を拾ってくれてるってあたり一定の理解ある人だと思うけどな。
まぁそういうの全然抜きにただの勘違いで怒ってるだけの可能性も普通にあるんだろうけどさ、その副業が本当に胸を張って、なんの問題も無いと言えるものなのかもう一回考えてみたら?
※ヨッピーさんから、入れると言った注釈が入っていないと指摘を受けたので、続きを書きました。
https://anond.hatelabo.jp/20180903013101
「独り言にて(ツイッター:@hitorigoto4me)」です。
ちょっと縁があり、2016年のPCデポ炎上の引き金になったヨッピーさんの記事への突っ込みを、筆者であるヨッピーさん本人にする機会がありました。
この文章はその記録です。
まず、ご協力頂いたヨッピーさんとケンヂさん、PCデポ広報のご担当の方に感謝の意を表したいと思います。
(ケンヂさんにはヨッピーさんからの問い合わせに対応して頂き、広報の方には個別案件のため回答できないという返答を頂きました。)
念の為書いておくのですが、私は本件について完全な第三者であり、この文章で行なっているのは本件についての批評であり、誰かを責めたり傷つけたりする意図はありません。
今回、私がヨッピーさんに求めたのは裏取りの協力だけ(断られましたが)で、記事の修正等は求めていません。
元の記事はこれです。
https://news.yahoo.co.jp/byline/yoppy/20160823-00061403/
多分みんな忘れていると思うので、この文章を読む前でも後でもいいですが、記事を読んでおくといいと思います。
記事に倣って、この文章では登場人物は肩書きがある人は肩書き、ない人は「さん」付けで書きます。
さて、非常に長い話なので、最初にインデックスを付けておきます。
誰に宛てた文章でもないのですが、多少は読みやすくしておこうと思います。
死ぬほど長いです。
簡単に自己紹介しておきますが、私はただの匿名ツイッターユーザーです。
リアルとは切り離しているので、フォロー、フォロワーに知り合いはいません。
PCデポ炎上をウォッチしていたら少し深入りしてしまった感じです。
ちなみに、ウォッチを始めたのはヨッピーさんの数日前くらいです。
すごくざっくりまとめますと、私の持っている問いは「8/20に認知症のお父さんを連れて行くという決定をしたのは誰だ」というものです。
8/20とは、ケンヂさんとお父さん、ヨッピーさんがPCデポ幕張インター店に契約書類を受け取りに行った時の事です。
あらましはヨッピーさんの記事を読んで頂くとして、PCデポ側が「連れて来い」と言ったのであれば色々おかしいんじゃないの、という話になりますし、ケンヂさんが連れて行く事を選択したのであれば、その事についてPCデポを責めるのはおかしいんじゃないのか、という事になります。
で、その意思決定に関わる部分が記事ではカットされており、「PCデポの要望」とだけ書かれています。
本当にそうなんでしょうか?
本当にPCデポ側の要請だったとして、なんでケンヂさんは断らなかったんでしょうか?
人によっては些末な事と思うでしょう。
元々ヨッピーさんはケンヂさん側の人間として関わっているので、その時点で公平ではないわけですが、記事においては公平であってほしいものです。
いつものオモシロ記事ではなく、一企業を名指しで批判しようという記事なのですから。
さて、ヨッピーさんとやり取りをした結果、私の得た結論は「よく分からない」です。
記事には書いてありませんが、実は8/20のアポを取る時に揉めており、揉めている時の詳細なやり取りが分かりませんでした。
口論の末に「連れて来い」という話になったようなのですが、それでは何も分からないじゃないか、というのが素直な感想です。
そして揉めた理由が100%ケンヂさん側にあるため、それを全部カットしてあるのはどうなのよ、と思うわけです。
するとPCデポ側としてはお父さんに本人確認するしかないわけで、それってPCデポのせいなの?となるわけです。
加えて、ヨッピーさんは前日に揉めた事すら知らずに記事を書いたそうです。
経緯を知らずにPCデポ側を責める論調で記事を書くというのはアンフェアですし、正確でもないですから不適切です。
「社長との面談を直前で断られたこと、高齢者の父親を老人ホームから連れ出さなければいけなかったこと、最初に身分証の提示を求められたこと、T部長の態度などなどがケンヂさんを硬化させてしまった原因なのかなと思っております。」
このくだりは、よく言えば印象操作、言葉を選ばなければ、デマですね。
事実関係を整理すると、PCデポはそのえげつないサポート契約について批判されるのは当然としても、ケンヂさんの件については同情的にもなってしまうのです。
あらましは記事で、と書いておいて何ですが、記事に書かれていない事を含めて8/20にお店に行くまでの経緯を整理しておきます。
8/20は、本来はケンヂさんとPCデポの野島社長が和解を目指して面談を行うはずの日でした。
8/17に野島社長からケンヂさんに直接電話があり、ケンヂさんとケンヂさんの「協力者」に会うという約束をしていたためです。
この時野島社長はお父さん本人との面談を希望したそうですが、認知症のため不可能だとケンヂさんが答え、その結果ケンヂさんとの面談がセットされた、という流れです。
しかし、前日の8/19にテレビ朝日の「羽鳥慎一モーニングショー」でこの話題が取り上げられ、これについて、PCデポのT部長がケンヂさんにクレームを入れました。
8/20の面談まで、マスコミ対応や本件に関する情報発信はしないという約束だったためです。
ただ、これはT部長の勇み足っぽく、番組ではケンヂさんのインタビューやコメントなどはなかったと記憶しています。
ケンヂさんもツイッターで「その時は取材を受けておりません」と発言しています。
ともあれ、このタイミングで、ケンヂさんは社長との面談に「フリーライター」を連れて行くと伝えました。
T部長はこれに難色を示し、社長との面談がお流れとなりました。
同日(8/19)、その後改めてケンヂさんはT部長と電話でやり取りをしました(ここは記事に書かれていません)。
この内容が、お父さんの契約に関する書類を渡してほしいというものでした。
揉めつつも翌8/20に幕張インター店で受け渡しをする事になり、実際に行ったわけです。
そして8/20、店頭で起こった事はヨッピーさんの記事の通りです。
T部長はお父さんの身分証を求め、持っていないという事で口頭確認をし、お父さんは答えられませんでした。
結局一度老人ホームに戻り、お父さんの身分証を取ってきて再開し、和解する事なく話は終わったのです。
さて、ここで発生する疑問は5つあります。
基本的な話として、疑問を挟む余地なく、契約に関わる業務は本人確認が必要です。
少し厳密なところだと身分証が2点必要だとか、申告した所属先に確認の電話が行くとかもありますね。
今回の場合、お父さんは本人確認のために連れて行かれています。
しかし、お父さんが認知症を患っている事は双方分かっています。
そのため、息子であるケンヂさんを代理に立てる事の合理性はお互い理解していたと思われます。
ではなぜ、お父さんを連れて行く必要があったのでしょうか。
え、本当に?というのが私の率直な感想でした。
お父さんが認知症を患っている事は知っていたのですから、PCデポ側は代理を認めるのが当然だと思ったからです。
認知症のお父さんでは本人確認に通常より手間がかかる事が予想され、連れてきてもらうのもケンヂさんに大きな負担になります。
ケンヂさん一人の方がスムーズに事が運ぶのは想像に難くありません。
不思議な事に、記事内において、ケンヂさんは自分が代理になる事を主張していません。
ケンヂさんにとって、自身が代理として認められれば、お父さんを連れ出さなくてよいという代え難いメリットがあります。
なぜ、お父さんを連れてこいという要求をすんなり受け入れてしまったのでしょうか?
なぜ、お父さんの身分証を求められた際、自分の身分証で代わりにするよう求めなかったのでしょうか?
冷静に考えると、もっとシンプルに物事は進められたはずなんですが、考えうる限り最悪の展開が現実となったように見受けられます。
そりゃあ、背景と経緯が気になります。
この謎のヒントが2016/9/16のケンヂさんのツイートにありました。
(当日、車の免許証を持っていたのでは、という指摘に対して)
この内容は、ケンヂさんは自分一人で行く選択肢があったのを認識していた事を示しています。
「連れて行った次第」とあるので、示唆どころの話ではなく、ダイレクトに示しています。
もっとも、このツイートにはケンヂさんが身分証を提示したくないと考えた理由も示されており、理由自体は多くの人にとって一定の理解が得られるものではないかと思います。
一方で、「お父さんを連れ出す事」と天秤にかけた際、自分の都合を優先した事に変わりはありません。
であれば、店頭に連れて行った事によってお父さんが受けた屈辱は、ケンヂさんは自らの判断の結果として受け入れるべきではないかと思いました。
そしてこのような背景があるのであれば、きちんと記事に反映するべきだったのではないかと考えました。
また記事には「契約者は父親であるため、関係書類を渡すにはケンヂさんの身分証ではなく、父親の身分証が必要とのことです」とありましたが、このツイートによれば、ケンヂさんの身分証提示を拒否したのはPCデポ側ではなくケンヂさん自身です。
ケンヂさん本人がそう言っているのだから、これは記事が間違っているのではないか、と考えたのが今からおよそ23ヶ月前の事です。
当時はヨッピーさんに直接何か言うつもりはなく、ただアンフェアな中で物事が進んだのだなあ、という感想を持っただけでした。
そうこうしているうちに2年ほどが過ぎ、PCデポをウォッチしている間に色々ありましたが、本題とは関係のない話ばかりなので割愛します。
2018/7/17、ヨッピーさんが過去の記事を振り返る記事を書いていました。
そこでPCデポの記事を取り上げていたので、私はその記事をツイッターでシェアすると共に、前項の事をヨッピーさんは知っていたのだろうか、という内容をツイートしました。
7/24のことです。
最初はツイッターでのやり取りでしたが、途中からメールに切り替わっています。
ちなみにその時のヨッピーさんのコメントに「だいぶ事実誤認がありますな」というものがあったのですが、何が事実誤認だったのかは、未だに示されていません。
さて、ヨッピーさんとやり取りをする中で、色々と新情報が出てきました。
1については、あれ、ケンヂさんの一番近くで見ていたのに、なんで知らないの?
という感想を抱きました。
ただまあ、本人が知らなかったと言っている以上、それ以上のコメントはありません。
結局、お父さんを連れて行くようになったのはなぜなのか、連れて行ってなお、身分証の提示で揉めたのはなぜなのか。
一番シンプルな、ケンヂさんが一人で店頭に行って書類を受け取ってくるという展開が作れなかったのはなぜなのか。
その辺りの謎が全部ここに詰まっているわけです。
これについてはヨッピーさんも知らなかった、ないし覚えていなかった事で、ヨッピーさんがケンヂさんに改めてコンタクトを取り、コメントを貰って判明しました。
(ヨッピーさんはPCデポにはコンタクトを取っていません。PCデポには私がリクエストし、当然断られました)。
ケンヂさんの主張は以下の通りです。
------------------------------------
------------------------------------
※3については、メールではケンヂさんが自分の身分証を見せれば書類を受け取れるのか、と確認したという話で、「父親を連れて行く必要はないのか」と確認したという話はありませんでした。
順番に整理しますと、まず、T部長は来店時に身分証を提示するようケンヂさんに求めました。
これは本人確認のためなので、当然です。
ところが、ケンヂさんは前回、前々回に解約した時には必要なかったのに、なぜ今回必要なのかと怒り、口論になったのです。
これは要するに本人確認をせずに契約書類を渡せという事ですので、明らかに不当な要求です。
ここでT部長はお父さんを連れてくるようには言っておらず、本人確認のためにケンヂさんに身分証を持って来るよう求めている点も見逃せません。
「以前に解約した時は必要なかったのに」というのも重要な事実で、過去の解約時、ケンヂさんは身分証を提示していないという事が分かります。
契約の事務手続きをやった事のある人なら分かると思いますが、本来あり得ない事です。
さて、口論になった後、なぜかT部長はケンヂさんの身分証を提示されても書類は渡せないと言い出しています。
最初に身分証を求めたのは、ケンヂさんに書類を渡すつもりだったからに他なりません(そうでなければ本人確認する必要がないため)。
いきなり主張が180度転換しています。
なぜかは分かりません。
最終的に、ケンヂさんの「父親本人が居れば書類を引き渡すということですね。身分証もいらないんですね」という確認にT部長が同意し、やり取りが終わっています(この台詞は上の要約にはありませんが、ヨッピーさんからのメールにあったものです)。
ケンヂさんが以前のツイートと全く違う証言をしているのが分かります。
ケンヂさんは「私一人で来るなら身分証明書を、本人が来るならいらないとの話でした。で、本人を連れていったのです。」と自分が連れて行く判断をしたとツイートしていました。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 85 | 10183 | 119.8 | 51 |
01 | 57 | 13629 | 239.1 | 65 |
02 | 43 | 10989 | 255.6 | 62 |
03 | 38 | 3179 | 83.7 | 54.5 |
04 | 29 | 2843 | 98.0 | 64 |
05 | 14 | 2086 | 149.0 | 60 |
06 | 21 | 1952 | 93.0 | 61 |
07 | 28 | 2664 | 95.1 | 46.5 |
08 | 41 | 4005 | 97.7 | 57 |
09 | 70 | 8955 | 127.9 | 66 |
10 | 83 | 13919 | 167.7 | 55 |
11 | 98 | 7985 | 81.5 | 43 |
12 | 152 | 11361 | 74.7 | 43 |
13 | 145 | 16279 | 112.3 | 39 |
14 | 205 | 22988 | 112.1 | 48 |
15 | 185 | 14106 | 76.2 | 36 |
16 | 128 | 12576 | 98.3 | 42.5 |
17 | 107 | 13026 | 121.7 | 61 |
18 | 144 | 9873 | 68.6 | 35.5 |
19 | 99 | 9480 | 95.8 | 71 |
20 | 119 | 12456 | 104.7 | 47 |
21 | 134 | 14783 | 110.3 | 51.5 |
22 | 160 | 19403 | 121.3 | 46 |
23 | 80 | 8842 | 110.5 | 72.5 |
1日 | 2265 | 247562 | 109.3 | 49 |
人(231), 自分(221), 増田(124), 子供(122), 女(107), 話(106), 今(85), 男(82), 気(80), ー(68), 相手(68), 前(65), 日本(62), 親(61), 好き(60), 必要(60), あと(58), 問題(56), 感じ(55), 普通(55), 仕事(54), 人間(53), 女性(52), 店(51), サマータイム(44), 他(44), 最近(43), 結婚(43), 逆(41), 子(40), 男性(39), バカ(39), 時間(39), 今日(39), 意味(38), 関係(37), 他人(37), 場合(37), 差別(36), 無理(35), 子育て(35), 気持ち(35), 結局(35), ファミレス(35), 全部(34), じゃなくて(34), 理由(34), しない(34), 理解(33), 世界(33), 家(33), 対応(33), 絶対(33), 手(32), 言葉(31), レベル(31), 炎上(30), 金(30), システム(29), 生活(29), ネット(29), 内容(29), 文句(29), ダメ(28), 大人(28), 国(28), 一人(28), 反論(28), 存在(27), 攻撃(27), 誰か(27), 日本人(27), 目(26), 昔(26), 意見(26), 毎日(25), お盆(25), 自体(25), 名前(25), 頭(25), 勝手(25), 会社(25), 批判(25), 場所(24), 事実(24), ブコメ(24), 一番(24), いや(24), 嫌(24), 最初(24), 仕方(24), 食事(23), 趣味(23), 迷惑(23), コメント(23), 社会(22), 変(22), 記事(22), デート(22), 一緒(22), 状態(22), 能力(22), 嫌い(22)
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