はてなキーワード: レインコートとは
ケース記録 (令和5年度)つづき
令和5年5月21日(日) 記録
熊谷永華という警察官または、スタディサプリの英語講師の肘井学に似ている巡査が二人掛けで臨場することが多いのだという。熊谷の方は、孤独のグルメの、松重豊に似ていると主が最初に指摘し
肘井似ている警官が、あれは面倒な人だとか、戸田勇哉が赤羽ゴルフ場の物陰から出て来るということもあり、滅茶苦茶で理解できないということ。
令和5年6月1日 記録
主が、荒川河川敷で6名ほどの警官に何らかの理由で囲まれたが、その一番後ろの暗いところに熊谷が立っている、ということ。
令和5年6月19日 記録
5月2日の脱輪の修理に続き、パンクしており、蓮根駅前の小高サイクルで、6000円で、タイヤチューブも変えてもらったということ。脱輪の次にパンクと言う順番で、矛盾が出ないように
令和5年6月2日 記録
台風で冠水状態のため、ライフコーポレーションのレインコートを1500円で買ってそのポンチョを来て赤羽ゴルフ場に行ったところ、冠水状態であったということ。レインコートは帰って来て
コインランドリーで乾燥させようとしたところ、熱で溶けてしまい即日処分したという。
令和5年7月15日 記録
主が西階中学校だった柴崎克敏が失敗した夢を見て、飛び起きたのだという。かなり刺激が強く強烈な夢。
令和5年7月23日 記録
戸田勇哉が来て、Twitterのあすかきらら、という美容整形おばけをフォローしており、寝ている最中は、あすかきららの事ばかり考えているなどと言っているという。しかし、戸田勇哉は、
明らかに複数の人格を使い分けている警官であり、どれが正体であるのか理解できない。
令和5年7月26日 記録
49歳の志村の警察官が、音を出しているということで、赤羽ゴルフ場のかなり奥の方の、エクセレントサイレントジェネラトゥールが置いてある方向の場所に臨場する。オイラー法について
教えてくれと言っているが、何を言っているのか分からなかったという。
令和5年8月5日 記録
いたばしはなび大会を見に行く。 8月6日は、疲れてぐったりして寝ていたということ。8月10日に、失敗したナイアガラの滝の枯草を見に行ったが、黒く焦げている草が大量にあるだけ
という状態だった。肘井学に似ている巡査、 8月16日、17日には、木元という警官がくる。 肘井の方から、 きもとといったら、キモオタを連想させるから、きもとさんと言いなさいと言われた。
8月18日には、本官が来ている。本官の自転車を蹴った、などと言って怒り狂って、腕をつかまれる。この、 木元と、本官と、熊谷を合体させたものが、ぺちの正体ではないか、と、主は考えて
いるという。
令和5年8月22日 記録
成田空港からジェットスターで大分空港経由で延岡に帰省しようとしたという。空港の女性係員が臭い、という。高速バスで大分駅に着くと、幸崎駅まで母が車で迎えに来るという。
幸崎駅までのワンマン乗客は臭いし、園田晃也の電波がひっきりなしに入る状況。 あんたは精神錯乱しちょるとよ・・・という。 幸崎駅で降りると蒸し暑く真っ暗で誰もいないので、
調子が出てきて拡声器で演説をすると、4人の巡査が来て、スーパーシンメトリック法で囲まれて職質をされたという。そこはひとんかたん土地やろが、入ったらいかんが、などと言われる。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm38214564
のように奥行きを演出しているのがあったり
https://www.nicovideo.jp/watch/sm36945843
https://www.nicovideo.jp/watch/sm38318685
対して猫ミームはただ素材をぺたぺた貼っているだけの域を出ないものしか見かけない(レインコート兄貴の実験動画は除く)。
これはどういうことなんだ?逆に、手軽な編集でも動画として成立する(猫であるというだけで見てくれる人がいるような文化基盤がある)からこそ流行った?
https://note.com/ideal_hyssop8446/n/n1d1d3640ab8a
上記の記事でまとめられていることについて、該当のパンフレットは現在の情報をまとめたものに刷新してほしい増田も思う。
-----
患者は嘘をついているわけではないはそうなんだけど、統合失調症とかの妄想申告とかも患者にとっては嘘をついているわけではないので、化学物質かどうかは留保かな。偏頭痛とかで感覚過敏があるので神経系か何かかな
-----
----------------------------------
増田は昨年の初夏に
②在宅勤務だったので、清掃から3日くらい経つまで1日の大半を部屋ですごした。
③清掃があった次の日の朝から目の痛みや湿疹はでていたが、汗疹が悪化したのかと思って放置していた。
④3日後には湿疹から流血しまくり、顔や首を中心に腫れ上がって目が開かなくなったので皮膚科に行った。
以来エアコン清掃時に自室にあったものは全部アレルゲンのような存在になってしまった。
部屋に置いてあった本に近づくと、目が痛くなり喘息が出て湿疹が出て指先まで腫れ1週間くらい寝込むといった具合。
本や趣味で収集していた物、思い出の品といったものを全部処分するのは心理的に辛かった。
専門医にかかり、平衡感覚が保てているかとか腕を動かせるかとかよくわからない検査や診察をした結果、
部屋にあったものを捨てる・部屋に入らない を徹底すれば
今は全身湿疹(魚の目みたいに割れて血が出るので痛い)で我ながら見た目がグロいが仕事をして生活できている。
金と仕事の大切さが身にしみた。
化学物質過敏症について診断や治療ができる医療機関は全国に7箇所しかないらしい。
頭にビニールキャップを被り、レインコートを着て、それでも肌がぼろぼろだった患者さんのことが忘れられない。
ちなみに専門医(香害についての意見などでよくメディアにも出ている)から指導された治療方法は
"規則正しい生活・運動・お風呂に入ってデトックス" で正直それしかないのかとがっかりした。
処方薬はグルタチオンというサプリとしても入手できるようなものだった。
なので増田は今は診察は受けていない。
清掃会社にも連絡はしたが、「安全なものを使っている」とクールなクレーム対応をされて終わった。
専門医の待合室には化学物質過敏症についての本がたくさんあった。
症状の程度によっては外出が一切出来ず仕事につけないので
身体障害手帳の申請方法について案内するページがあったのがショッキングで印象的だった。
----------------------
「本人は嘘をついていないけど化学物質起因かは〜」と捉えている人もいるのだなと思うと
せめてアレルギー的なニュアンスで捉えてくれと伝えたくなった次第だ。
増田は清掃会社がエアコンに塗布した抗カビコート剤に含まれていた成分が発症の原因だと思っているが
国内でこの薬剤を使っているのは増田が清掃を頼んだ会社だけらしい。
同じ抗カビコート剤から増田のように手持ちの私物を全部捨てることになる人が出ないといいなと願っている。
湿疹が痛くて目が覚めてしまって、ふと日中読んだブコメを思い出して文を打ったが、該当ブコメの人が目にしてくれる確率がどのくらいあるんだろうか。
さっさと寝ろと自分でも思う。
・U!S!A! U!S!A!
・爆弾投下するまでのハラハラ→「あっ日本で原爆が爆発する様子とか被爆者の直接的な描写は無い感じやつ?最後のテロップで何人亡くなったとか出るやつ?」→難しい政治のやり取り…若干眠→プロメテウスや…って感じだった
・「プロジェクトの進捗具合、この器の中がいっぱいになったら完成です!」「この造形の全パーツ埋まったら試作品?完成です!」と文字通り「目でわかる」ようにしてくれて助かる
・ケチらずIMAXでみればよかったか…?!しかし大音コワイコワイマンであの爆発音と光+上映時間3時間はきついかも…のやじろべえしながらみてた
そこがかなり気になりながら観てた
・ベビーシッターさんを雇えばいいのでは…?
最近の映画は「子育てってメンタルにくる大変さ性別関係なく向き不向きあるしできるなら性別関係なくやりたくねえよ」描写多くて助かる
・思ったより多彩なオッペンハイマーさん
(多分)国費で留学ガンガンできるかつオッピー集団を展開できたり不倫できたりコミュ力強だなんて強すぎるじゃん…
「色んな意味で目茶苦茶話題作だしみとこ〜(ノーラン監督の映画、IQ不足で楽しめたことないけど)」って見たけど(政治劇はマジ知識不足登場人物多くてでわからなかったが)原爆開発してしまった(今後の世界への影響)のくだりはインタレスティング〜ってなった 林の会話シーンとか最後のストローズさん勘違い逆恨みアインシュタイン会話とか強キャラ同士のみ解る「世界」や… 「あなたなんかより大事なことを」扉パカーがいいバフ演出かけとる
・ストローズさんの「俺の悪口を吹き込んでいるんだ!だからアインシュタインは俺を無視したんだ!」勘違い逆恨みはマジでよくやので気をつけようと思った
・原爆試作品?の爆発の瞬間があえて無音のとこでDr.STONEで銃をクリエイトしたコマに擬音がなかっつのを思い出した
・あの足音ドンドンの「時流・世相の流れの圧表現」関連の演出ほんま的確
あの原爆落としたあとの集会の一連の流れ、達成感と罪悪感のミックス具合表現具合が圧倒的な「クリエイターの才能による説得力」で感性をねじ伏せられて「こういうののために映画を観ている」っなった
・テラーさん、味方ではないが最初の講義1人めのヒヨッコ感から終盤までの変化に目茶苦茶「よくぞこんなに成長して…」となってしまった
・バービーとのあれは「それぞれの観点の違いからの違い〜〜」って感じだけどここのところ40代〜50代以上向けばっかりのリバイバル作品だらけで停滞した映画の中でバービーとオッペンハイマーみたいな完全新作のエネルギッシュな作品が立て続いたらそりゃ無神経な位はしゃぐのは理解はできる
・この作品見る前に今年のアカデミー賞レースについて語ってももしかして、あんまり意味…なき…?
オッペンハイマーのごめんね日本感引きずってのチョイスになってない?ゴジラとか出東京大空襲どう生きるか(宮崎駿創作神の遺作になりそうやしスパイダーバース2連続受賞はな〜とかもありそうだけど)とか
でも助演男優賞は哀れなるものたち脳破壊されおじさんのがおもろかった
・雨の日の会合登場「でも落としたほうがいいよ!」の黒レインコートの悪役感
・藤子・F・不二雄の「ある日…」だ
雨が降っていたので、傘も持たずレインコートを着て私は川沿いを歩いた
雨は既に小雨になっていた
それにしてもレインコートはすごい、
雨粒が月々に私の肌から温もりを奪おうと突き刺さるのに全てを防いでくれる
レインコートの下には長袖を着ているので
雨粒が私の肌と会話できることはない
だけども指先に当たる雨はもう春だというのに
冷たくてめに見えないけどまんまるだった
行く先に大きな水たまりがあった
私は濡れてもいい靴を履いてきた
跳ねた水が私の周りを魔法みたいに踊った
踊って転んだ水がレインコートにぶつかった
知らない家の鉢植えの植物が
すってはいて汗を流して呼吸をしていた
私も負けじと二月の酸素を口で鼻で
結局、遊び回ってレインコートがびちゃびちゃになって帰ってきた
本当は雨の中で泣いちゃおうと思ってのに
最後まで泣けなかったけど
部屋の中で熱いお茶をすすりながら
「まいいか」と思った
頼むから子供部屋すら確保できない状態で子供を産まないでくれよ。俺は大学生になっても収容所みてえな二段ベットで寝て、勉強机も無いから毎日毎日このクソクソクソ暑い中図書館にわざわざ行って勉強とかしてるけどもううんざりだ。呆れたわ。
俺の人生の苦しみの殆どが子供部屋がない事に起因しているとさえ思う。特に3つの点で困っている。
1,自分の物が置けない
まずこれだ、自分の物を置くスペースがあまりない事。これはかなりの制約で、俺はこれで文化系の趣味を持ちづらくなってしまった。
コレクションができないのって文化系の趣味にとって致命的で、例えば漫画とか単行本が買えないから1回雑誌で買ったらもう二度と読めないんですよ。買うとしても小説とか、せいぜい中編漫画ぐらいで過去の長編とかが読めなかった。
今こそKindleとかで漫画を買えているが、やっぱり自分の部屋を持っていた奴と比べるとオタクとしての薄っぺらさが否めない。子供部屋さえあれば今頃……
2,勉強ができない
金持ち(こいつらは全員子供部屋を持っている)は、貧乏人がレベルが低い大学に行く事に対して努力不足だと抜かすが、俺には貧乏人の気持ちがよくわかる。できる環境じゃないんだ。
金持ちは静かな部屋でしっかりとした机にピカピカの参考書を広げる。一方で貧乏人はどうだ?ジジイとババアが韓国ドラマを見ながら「やっぱ韓国人は〜」とかごちゃごちゃ言ってるのをBGMにリビングのボロボロの机に中古の本を広げ勉強をしようとする……当然集中できない。
じゃあ外に行こうか、でも雨も降ってるな、100均で買ったレインコートはもう破れちゃったし濡れちゃうのは嫌だな……いい大学に行きにくくなるに決まっている。
俺はどうにかMARCHに入れたが、子供部屋さえあれば早慶にも入れたんじゃないかと時折苦しくなる。これも全て子供部屋がないからだ!!!滅!殺!!!
3,プライバシーがない
最後は今困っていることだが、プライバシーがないため通話ができない。インターネット上の関係とかは作れなくて困ってる。俺は元不登校だったのでコミュ力が無く、それを鍛えることさえ許されない。子供部屋さえあれば……
以上のことから、子供部屋が無いせいで俺はオタクになれず、頭のいい大学にも入れず、コミュ力もつけらなれなかった。証明完了!!!
追記2
皆さま本当にありがとうございます……めちゃくちゃ嬉しいです。泣きそうです。増田やさしい。
いただいたコメントとブクマじっくり読ませていただきます。コメント一レスずつ返したいところではありますが増田ルール的に迷惑になるのでしょうか。
助けてください。
欲しい情報は以下の二点
壊れない傘のさしかた
高くてもいいので壊れない傘
です。
すぐに傘を壊すのでささなくなった。お気に入りの傘を買ってもすぐだめにした。親も呆れて仕方なくレインコートを着て通学した。
・中高時代
自転車通学だったし近かったのであまり傘を使わなかった。雨の日に出かけるのを避けた。
・成人してから
車を購入した。雨の多い地域だったが濡れないため傘を購入したことがない。
札幌に行って車を手放したが、駅まで頑張って走れば地下鉄に乗れたし、買い物は札幌駅の地下で済んだ。どうしても大通りに出たい時はアーケードや地下を利用。冬は雪なのでフードを被ればなんとかなった。
・東京にきた。
駅近の物件を借りた。駅まで歩いて15分。駅から職場までは10分。
なのに何回も傘を壊した。
職場から家までの帰り道なら濡れてもいいが、職場にレインコートを持って行きづらいしずぶ濡れで出勤するのも違うと感じた。
もう傘を壊したくない。
傘の上手なさしかたを教えてください。
ちなみに何度も壊すので傘はビニール傘です。
なので高くてもいいので丈夫な傘があれば教えていただけると助かります。
増田の知恵を借りたい。
追記1
傘の壊れかたですが、
風にあおられて傘が逆方向に曲がり壊れるの、だと思います。骨が折れます。
大した風じゃないと思い、空に真っ直ぐむけて傘をさしているつもりなのですが、強い風が何度か吹くと傘が逆方向にまがります。
これではいけないと思い、風が吹いている方向にむけて空気抵抗?を減らそうとしてみましたが、傘がミシミシ行って怖くなります。風がおさまったと思いまた空に向かって向けるのですが、すぐ風が吹き、前よりも弱い風?で折れます。
2016年5月8日の昼ごろ、我が家の裏手にスズメのヒナが2羽落ちてきた。隣の家の軒下にでも営巣してたんだろう。
うち1羽は成熟しており「巣立ち」の最中なのか余裕があって、しばらくすると自力で飛び立っていったが、もう1羽はまだ羽も生えそろっておらず、飛行もジャンプもできない様子。ういのキッチン横の室外機の下に自主的に避難し、縮こまって親を呼んでいた。ネットで軽く調べてみると、スズメのヒナは巣から落ちるのが普通で、落ちたら落ちたで、その落ちた先で親は育児を続けるらしい。まわりを探してみると、両親と思われるスズメがとなりの家の屋根の上から見下ろしており、ヒナとさかんに鳴き交わしていたので、そこに退避したことには気づいているらしい。きっとその場で育児を続けるだろうと思い放置。ちなみに巣立ちヒナのほうは気づいたらいなくなっていた。飛べるので、もう親離れしたのか、あるいは両親が別の場所で世話し始めたのか。
夕方が過ぎ、そして夜になるが、両親はヒナから離れていってしまった。人間を警戒して、室外機の下に入り込めなかったのだろうか。小さな箱に布を詰めて、その中にヒナを移動させ、上から視える位置に移動させるが、結局ダメ。落下してから8時間くらいが経ち、エサも貰えず、気温の低下で体温も下がり、ヒナはどんどん弱っていった。
母は助けてやりたいと言うが、私はこれが野生の摂理だから仕方ないよ、と首を振った。夕食後、ひとりでヒナを見に行ったが、死んでたら埋めてやろうくらいにしか思っていなかった。
ヒナは箱のなかで横倒しになり、目を閉じ、脚をぴくぴくと痙攣させていた。もうだめだ、あと数分で死ぬな、と思ったそのとき、ヒナが私の気配を察して口を開けた。なにか食わせてくれ、という風だった。私はショックを受けた。「助けて」と懇願された気がした。
今考えたら「じゃあ気取ってないで最初から助けろ」と思うのだが、その瞬間、私の心に「守ってやらなきゃ」という炎が燃え上がった。ほぼ衝動的に、ヒナを抱えて家の中に入り、玄関に避難。まず40度ほどのぬるいお湯を注射器で与えてみた。誰かが自分を助けようとしていることに気づいたのか、声が出ないほど衰弱しきっているのに「ピイ」と鳴いてくちばしを開く姿に涙が出た。ぬるいお湯を与えたあと、足温器をタンスから引っ張り出してきて電源をつけ、その中にヒナを突っ込んだ。たまに水を舐めさせ、足温器で暖めながらじっと見守っていると、30分ほどして突然目を開き、大音量で鳴き始めた。体温が上がったこと、水を飲んだことで体力が戻ったらしい。その後、私は夜通しヒナに寄り添い、砂糖水を飲ませたり、きな粉を混ぜた卵の黄身(なんかググったら出てきた)などを与えて、なんとか夜を越させた。相手が人間だと分かっているようだが、平気でエサをねだってくるし、注射器相手にもくちばしを開いてくれた。
9日、日の出とともに親鳥と思われる2羽がウチのまわりを飛んでいた。目の細かい籠に足温器ごとヒナを入れ、昨日ヒナが落ちていたあたりに置いてみると、2羽はヒナの声を頼りに右往左往し始め、やがてヒナの位置を確認したのか、虫らしきものを咥えて飛んで来るようになった。給餌をしてくれているらしい。昼ごろ、何かあった時のために、スズメ用のエサの市販品と、鳥類に給餌するための道具を買ってきた。やっと一安心といったところだが、午後から雨が降り始めた。ヒナや足温器が濡れるといけないのでダンボールで覆う。ところが、雨のせいか、あるいはダンボールのせいか、親鳥は給餌をやめ、立ち去ってしまい、結局夕方以降、ヒナはエサを貰えなかったようだった。
足温器に入っているとはいえ、外は寒いので、中に入れてやることにした。結局この日の夜も、私は夜通しヒナを見守ることになった。ただ、ヒナは本能的に夜は眠るので、特に何もしないで寝かせてやればいいらしいのだが、ネットの情報に惑わされて、ヒナを叩き起こしてエサ(買ってきた擂餌)を無理やり食わせたりしていた。このとき、ヒナは既に人間への警戒心を思い出しており、私たちからエサを差し出されても、お腹は減っているだろうにあまり食べてくれなかった。差し出される注射器から後ずさって逃げて、イヤイヤと首をふるのがとてもカワイイ。
当時、私は就職活動中で、この日の夕方に今働いている会社から内定をもらったのだが、スズメのことで頭がいっぱいで全然喜ぶどころじゃなかった。
10日、天気はくもり。夜明け前にヒナが腹減ったと主張し始めたので、擂餌と砂糖水をちょっとだけやり、そのあと外に出した。日の出と同時に親鳥が飛んできたが、ヒナはさっきので腹が膨れたのか、あるいは寝ぼけてるのか、親の呼びかけに返事をしない。少し焦ったが、しばらくするとちゃんとエサをねだり始め、両親の給餌が始まった。片親が屋根の上で周囲を見張り、もう片方がエサを取ってきて与える、という役割分担が美しい。
朝10時頃にハプニングがあった。近所の野良ネコがヒナを見つけたのだ。母が気づいて、外に出て追い払った。その野良ネコはよく見かける子で、すごく人懐っこく、近所の夫婦に世話を焼かれているので野鳥なんぞ食わんだろうが、ちょっと怖い。ヒナに対して敵意はなく、単に箱を覗き込んでいただけだったようだが(追い払ってごめんね)、とにかく地上にヒナを置くのは、野良猫から守れず危ないという結論になった。
そして、ヒナの引っ越しを決行。親鳥が見守る中、箱ごと持ち上げて2階のベランダへ。ベランダの壁際の室外機の上に乗せた。ここならヒサシがあって雨も防げて、ネコも来れないし完璧じゃん!と思ったが、引っ越しが済んだ昼から夕方まで、親鳥は遠くからヒナを見つめるだけだった。さすがに窓際は人間が怖く、近寄れなかったようだ。日の入り前、片親がギーギーと大声で威嚇音を鳴らして人間を牽制し、もう片方の親がエサを持ってヒナに近寄ろうとにじりよっていたが、やっぱり無理、怖い!という感じで諦めてしまう。そういうわけで、室外機の上よりもっとベランダの外側にアウトドア用の机を置き、その上にヒナを移動させたが、両親はそれを見届けたかどうか分からないうちに姿を消してしまった。とても残念だった。暗くなったのでヒナを私の部屋の中へ移動させ、一晩静かに寝かせた。
置き場は本当にベランダでもいいのか?親鳥は明日ヒナを見つけてくれるか?明日の天気はけっこう酷いけど大丈夫だろうか……など色々と心配事が重なってとても辛かった。私と同じ部屋で眠るヒナは、不安になるほど静かに眠っていた。
11日、天気は一日中雨という予報だったが運良く外れ、朝のみの降雨となった。しかし低気圧のアレで風が強く、人間でも怯えるような突風が朝から晩まで吹き続けた。こんな天気だとヒナは外に出しづらいし、親鳥も来てくれないんじゃないかと心配したが、親鳥は変わらず日の出と共にやってきた。風に煽られ、雨に濡れてもお構いなし。
さてヒナだが、足温器ごと外に出すと突風で吹っ飛ばされそうで、傘とかダンボールとか、いろいろ策を考えたが、レインコートをキツめに足温器に巻いて、ガムテープを駆使して机に固定してみた。親鳥がレインコートに怯えて近寄ってこないのでは……と心配だったが、あっという間に親鳥は欄干まで近寄ってきた。しかし「ヒナの声は聞こえるが、ヒナがどこにいるか分からない」というふうに右往左往するので、少し場所をズラしてわかりやすい位置に。私の部屋の窓からよく見える位置だが………? 少し経つと、どちらかともなくヒナを見つけ、暴風雨の中の餌付けが始まった。一体どこにいるのか、虫をしっかり見つけてきて与えている。天気こそ酷いが、足温器の中は暖かく風もなく快適で、ヒナは健康そのもの、親鳥も献身的で、ネコの心配もない。この日、今までで初めて「誰も家にいない時間」が3時間ほど発生したが、なんのハプニングもなく、親子ともども普通そうだった。雨もやみ、あとは強めの風だけが難点だった。
帰宅後、ベッドで寝っ転がって、親鳥の給餌をぼんやりバードウォッチングしていると、ヒナと片親が、かなり大きな声で鳴き交わし始めた。それはまるで餅つきのように、ピイ、チュン、ピイ、チュンと交互にテンポが良い。ネットで調べると、互いの位置と安否を確認するためのコミュニケーションだと書いてあった。心配になった母が見に来るが、私はそのネットの情報を伝えて、会話してるだけだと思うよ、となだめる。
しかし、母が立ち去った十数分後、突然スズメたちが叫び声を上げ、私が見ている中、ベランダの床にカラスが1羽降り立った!いじっていたスマホを放り投げ、窓にとびつき、開いて、怒鳴り声を上げてカラスを追い払う。カラスはふわふわと飛んで、すぐ近くの電線の上にとまった。逃げたというより距離をとったという感じで、ベランダからは2メートルも離れていないが、人間では手出しできない位置だ。なんて狡猾な…!と、歯噛みした次の瞬間、親鳥2羽がファンネルのように屋根から飛んできてカラスに襲いかかった。カラスが飛び立つ。するとどこからともなく別のスズメやツバメ(近所で育児をしてる別の夫婦たちのようだ)も飛んできて、空中戦がはじまった。カラスは遠くへ逃げ、スズメたちはそれを執拗に追いかけて、追い払おうとしている。私はヒナの無事を確認したあと、ベランダで放心していた。あの鳴き交わしは、遠くにいたカラスを警戒するための点呼のようなものだったのだ。そして、私が見ていなかったら、カラスはヒナにどこまで近寄っていただろうかと考えると恐ろしかった。カラスもこの時期は子育て中で、スズメのヒナは「ごちそう」なんだそうだ。
母が駆けつけたので、事情を説明すると、カラス除けが必要ではないか、と言う。人間が見張っていれば追い払えるが、ずっと見ていられるわけじゃないし、なにより今週日曜日は家はずっと無人になる。賛成だった。母は手芸が得意なので、雨除けのために用意していたダンボールをひとつ持ってきて細工を施し、「巣箱」のようなデザインに仕上げた。中に足温器カゴを入れ、コンセントはそのために開けた穴から外へ通す。もう雨は降ってないのでレインコートはひっぺがした。そして出入り口は上側に。幅5センチくらいの細長い広さにとどめ、スズメは通れるがカラスは通れないようにした。かなりゴツい見た目になってしまったが、両親は受け入れてくれるだろうか、と心配で、2時間ほど窓辺に座って観察。カラス撃退戦から帰ってきた両親がダンボールを見てギョっとしたが、片親はすんなりと入り口の存在に気づき、中のヒナの安否を確認した。受け入れてくれたらしい。もう片方は入り口に気づかず、何度か箱のまわりをうろついていたが、しばらくすると気づいてくれた。本当に良かった。これで安心である。
日の入り前、それまで見張りと餌探しで手分けしていた両親が、両方とも餌探しを始めた。ヒナが寝る前の食いだめのためだろう。父が庭に撒いた米粒を拾い、ベランダといったりきたり上下運動しながら次々とヒナに与えていく。ヒナは生米は消化できないとネットに書いてあったが、そんなことないのか……? 日が沈むと両親は帰って行き、私はヒナを机ごと部屋の中へ。その晩はチョッカイを出さずに、ずっと眠らせていた。
12日、私が寝坊して夜明けに微妙に間に合わなかったが、慌てて机ごとヒナをベランダに出すと、早速両親が給餌を始めた。部屋から観察してみると、両親とも巣箱に慣れ、給餌以外の用事でも箱のなかに入り、ヒナの世話を焼くほどになっていた。何度かカラスが近所に現れたが、そういうときは両親とも餌探しをやめ、巣箱に背を向けて欄干に並んで立つのがかっこよかった。
この日は天気がとってもよく初夏並に暑かったので、日中は足温器をOFFにしていた。まったく問題が無さそうだったので、私は巣箱ガン無視で普通に勉強していたのだが、1時頃、突然様子がおかしくなり、窓の外を覗き込む。欄干に3羽のスズメが止まっていた。は?と呆然。しかも穏やかじゃない雰囲気。ベランダに飛び出すと、2羽は右隣の家の屋根に、1羽は電線に飛び退った。2羽のほうが両親だろうが、あの1羽はなんなの?
1雇われベビーシッター 2親戚 3両親が世話してる他の子供 4この界隈で子育てしてる友人 5赤の他人(縄張り争いに来た) とかそこらへん? 昼ごろからゲーゲー鳴いてたし、縄張り争いかもしれない、と思った。巣箱を覗き込むと、ヒナと目が合い、ヒナが怯えて後ずさったが、元気そうだ。とりあえず部屋の中へ戻り、心配で巣箱を眺めていると、両親が来なくなった。たまに飛来しても、穏やかじゃない雰囲気。道路に出てみて、家を遠巻きに眺めても誰もいない。育児放棄? 縄張り争いで追い出された? とか色々考えるが答えは出ない。それから2時間ほど窓辺で観察していたが、
・青虫を咥えた親鳥がやってきて、箱のなかのヒナが鳴くが、なぜか親鳥は餌付けせず、咥えたまま箱から出てきて困り顔で飛び立つ(2回)
・エサを咥えていないスズメがやってきて、欄干を歩きまわって立ち去る
・スズメが欄干にとまってカチカチと警戒音を鳴らし、アウトドアテーブルの中を歩きまわって隅々までチェック
・巣箱の上に立ってダンボールをつつき、ぐるぐると歩きまわる。そこにもう1羽のスズメがやってきて、威嚇音とともに飛び立つ
など、不可解な行動が続いてますます混乱。登場人物が親鳥だけなのか、それとも他のスズメが混じっているのか、さっぱり分からない(見分けがつかない)。
ヒナの安否を確認しに行くと、足温器の端っこの端っこで布にくるまって縮こまっていた。怖いらしい。心配だし謎だらけだったが、大学へ行く時間になってしまったので、今起こっている状況を母に説明して外出。そして授業中に、ハッと思い至った。もしかして、ヒナが足温器の隅っこから動かないから、親鳥が箱のなかに入ってもヒナが見つけられず、ヒナがどっか行ったと思って混乱していたのではないか? そう考えると、あの謎の3羽目以外のすべての現象に説明がつく。巣箱からヒナのおねだり声は聞こえるのに、中にはいっても、どこにも見当たらない。それで両親は巣立ったのか?とか食われた?とか考えてあちこち探しまわっていたのだろう。そのことを母にメールすると、大正解だった。母の実験と観察の結果、ヒナは給餌にきた親鳥のために姿を見せることをせず、いつまでも隅っこでヌクヌクしていたというのだ。母は足温器の隅っこを折りたたんでめりこめないようにし、両親に突き出した。やがて両親がヒナの存在に気づき、給餌を再開するが、もう夕方。2羽総動員でエサをかき集めて与えていたそう。その間にも、また布の隙間に隠れてしまったヒナを見失って両親が右往左往し、母がアシストするという出来事が繰り返されたとか。私が帰宅したときには日没後だったので、ヒナは家の中で寝ていた。まったく人騒がせな奴。
13日、快晴。足温器のはじを折りたたむことでヒナの隠れ場所を無くしたつもりだったが、もうありとあらゆるスキマにめりこんでしまい、何度も親から姿を消してしまう。しょうがないので巣箱を外し、足温器+カゴの状態で外に出すと、数時間見失いっぱなしだった親鳥がやっとヒナと再会し、今まで聞いたこともないくらい優しく「ピヨピヨ」と鳴いて、エサを取りに飛び立った。ヒナは足温器から出てきてカゴの端に止まり、親の帰りを文字通り首を長くして待っていた…が、次の瞬間バサバサと飛んで落ちた!上へ上昇する力は無いらしく、ベランダの隅に落下。ああ、こうやって巣から落ちるのか、と感心しつつ、私はバッタを捕まえるようにヒナを手で捕まえて、カゴに戻す。しばらくして両親が2羽でやってきてヒナの安否を確認し、飛び立つと、またヒナがカゴの端に立ってしまう。落っこちそうだ。そろそろ巣立ちかな、と思うが、朝からカラスがうちのヒナをずっと見ていることには気づいていた。親鳥が屋根から見守る中、戻って戻って、と叫びながらベランダでヒナににじり寄ると、ヒナは足温器の中に戻っていった。それと同時に、カラスがものすごい近くを飛行して通り過ぎていった。やっぱり狙っていたか。
こうなってしまうと、親鳥が餌付け&発見しやすいようにカゴを外に出すよりも、カラスから身を守らせたほうがいいな、と思ってまたダンボール巣箱の中に戻した。すると、驚くことに、箱のなかでヒナが羽をばたつかせ、自力でよじのぼって外に出てきた。もう彼の巣立ちを止めることは誰にもできないようだ、と静観を決めるが、またベランダの隅に落ちてピーピー文句を言うので、もう一度捕まえに行った。捕まえる時、母親が屋根の上からアブラゼミのようなすさまじい声で威嚇してきて殺されるかと思った。箱の上にヒナを戻して早々に立ち去る。その後、箱の上で「どうやったら飛べるの?」といった感じでモジモジするヒナの元へ両親がやってきて、となりに並んで早口でさえずり、まるで飛ぶコツを教えているような様子が見れた。ヒナが「ピ!」と元気よく返事をしているのも可愛くて、思わず録画した。しかしその後また飛ぼうとして落下。調べたところによると、スズメの巣立ちというのは他の鳥と違って、このように「飛ぶ力はないが羽ばたけるっちゃ羽ばたける」状態になった頃にするのが正しいのだとか。そうして巣から落ちて、地面で暮らし始めるらしい。というわけで、もう箱に戻すのはやめた。それから夜まで、ヒナはベランダの床で過ごすことになった。ピョンピョンと跳ねて歩くのは完璧にできるようになったが、飛ぶ力がなさすぎる。羽ばたいても10cmがせいぜい。親鳥の後を追って、ベランダの手すりに飛び乗ろうと試みるのだが、まったくできない。ただ、その壁を飛び越えるくらいのスキルがないと、カラスや野良猫や自動車の渦巻く外界では生きていけないわけでして。親鳥はヒナが四苦八苦しているのを上から眺めるだけ。やがてヒナは疲れ果て、尻もちをついて座り込んでしまった。脚を前に投げ出してショボンと肩を落とした姿が可愛すぎてまた写真を撮った。すると親鳥がエサを与えに来て、励まし、また飛び去っていく。少し元気が出たヒナが親鳥のあとを追おうとして失敗。こんな調子で夕方になってしまった。日が暮れるとヒナは室外機の下に引きこもり、親鳥が夕飯をたくさん与えて、この日は解散。野生の巣立ち雛は、ひとりで茂みなどに隠れてこうして夜を越すそうだが、さすがに寒いしかわいそうということで、室外機の下に腕を突っ込んでヒナをむんずと掴まえ、足温器の中に入れておいた。過保護過干渉かもしれないが、ここまでやったんだ、こんなところで凍死してほしくない。結局そのあと机ごと部屋の中にいれて夜を越させた。
14日、15日はヒナがダンボールの上やホットカーペットの箱の淵に立って風を浴び、たまに親からエサをもらう日々が続いた。天気はずっと良かった。ヒナがたまに飛ぼうとして落ちて、ダンボールのところまで戻れない~と悲しそうにしてるので、15日には机の上のダンボールまで自力で戻れるように、DIYで余った板や、プラスチックの箱を組み合わせて、スロープみたいなものを設けた。アスレチック場みたいになった。15日は家族全員が日中ずっとでかけてたので、そのスロープが役に立ったかは分からなかったが、帰ってきたらヒナは無事に足温器の箱にいたので良かった。夜は寒いので家の中へ入れてやる。
16日。風が強く、カラスもよく目立つ日だった。近くにカラスがいるとき、ヒナはダンボールと欄干のスキマに隠れ、親が並んで欄干に立ってヒナを背中に守ってたのがかっこよかった。
そして昼ごろ、親鳥1羽とヒナの2羽が段ボール箱の上にいて、私がそれをなんとなく横目に見た瞬間、目の前で2羽が飛び立った。えええ!飛んでった!と1階にいる母に向かって叫び、ベランダに出た。2羽は隣家の庭におちていた。直後、隣の家の奥さんが出てきて、どうするかなと思ったら、2羽ともちゃんと飛んで逃げた。しかもヒナは電線まで飛び上がっていた!地上から電線まで飛べる力をいつの間にかつけていたとは。その後、姿見えなくなったが、数分後うちの庭に家族3人できた。母親?のうしろをテコテコついていくヒナがかわいすぎる。
このあと、ヒナがうちに現れることは二度となかった。ネットの情報によると、飛べるようになったヒナは親のテリトリーから出て行き、同じような年齢の若いヒナとグループを組んで暮らすらしい。17日・18日あたりは、親鳥らしき2羽がウチにきてベランダを覗き込み、うちの子来てます?って感じにピヨピヨ鳴いていたが、また見失ったのだろうか。母によると、スズメに米粒をあげると、たまに飲み込まずに咥えて飛んで行くやつがいるから、もしかしたら餌付けしてるかもしれない、と言っていたがどうだろう。ヒナと親で飛んできて、親が米を拾ってヒナにあげるシーンが見たかったけど残念。
野鳥の保護って条例だかなんかで罰則の対象な気がしてて、ネット上で言いふらしていいことじゃないと思ってたから。今もそう思っているが、9年前だし時効だろ
上司「駄目。雨の時とかどうするの」
ぼく「ちょっとお高いレインコートで全身覆えばいいでしょ。それ入れる用の防水カバンとかも用意すれば訪問先汚したりもしないっす」
上司「あれは巡回定番ルートとおえらいさん優先だからまず空いてない」
ぼく「自家用車買うほどのお金はないんですけど、補填とかはあるんですか?」
ぼく「買い物はネットスーパーでいいし、趣味もゲームなんで外出ることがないっす」
上司「不健康だね。旅行とか釣りとかしないと取引先と話題がないよ」
ぼく「最近は取引先の人も趣味はYoutube見ることだったりするんで大丈夫っす」
上司「とにかく車買え。いいな」
ぼく「今の給料で車買うと貯金できないっす。せめて駐車場・ガス代・保険料ぐらい出ません?」
上司「そんなのなくてもみんな車買ってるんだよ。貯金とか何に使うの?」
ぼく「病気になったりして仕事出来なくなったら貯金ないと困るじゃないですか」
上司「知らないよ。そんな君の都合」
ぼく「業務命令として車必要ならちゃんと最低限のお金は貰わないと耐えられないっす。車、私生活には不要なんで」
どうしたらいい?
つうかチャリンコって保険料格安+室内保管で駐車料金0+ガソリン不要+運動にもなるで最強過ぎない?
でも原付をアパートの室内保管は無理だし駐車場必要になるよな多分。
つうか職場の駐車場自体が申請待ちで並んでるって噂だから、下手すると「会社近所の月極に停めとけ。お前の金で」とか言われそうだ。
動物病院に、犬のウイルス対策はどうすればいいかを啓蒙するポスターが貼ってあった。そこで知ったのだが、犬の毛には小さな孔があり、ウイルスはそこで留まるので皮膚まで行かないので大丈夫らしい。すごい。毛にそんな機能があって犬の体を守っていたなんて。
他にもある。犬の体を洗うとき、なかなかシャワーのぬるま湯が浸透しない。毛が堅牢なレインコートのような役割をして、本当にしぶといくらいになかなか濡れてくれないのである。いちいち雨で体温を奪われていては大変なのでこのように進化したのだろう。毛ってすごい。レインコートの役割までできる。
また便利だなあと思うのは、毛は保温効果も兼ね備えていることである。犬は雪の日でも裸(?)でぐんぐん歩く。人間は着込んでも縮こまってるのにな。
別にアメリカ在住とかじゃなくても今はネトフリとかで無限に海外ドラマ見れるのに、こういう意味不明なデマって無くならないよね。アメリカ人男性ふつうに傘さしてるよ。ただ、生活習慣や文化の違いは確かにあって、
・アメリカは圧倒的な車社会なので、傘が必要になるシチュエーションが少ない。アメリカ人男性は雨の中ズブ濡れで歩いてますってんじゃなくて、クルマ乗っちゃうから傘が要らない。
・日傘さしてたらたしかにゲイかもしれない。アメリカで男性向けのかっこいい日傘ってあまり売ってないし、社会的にも男の日傘がかっこいいって認知されてないから。これは日本も同じ。
・テンガロンハットが代表的だけど、男性向けの帽子が豊富に売ってるし、社会的にも認知されてるので、日射しよけには帽子をかぶる。これは日本よりも優れてる点。日本だとサラリーマン向けの帽子が全然ない。
・上記と似た話で、向こうだと男性向けのかっこいいレインコートがブルーカラー向けホワイトカラー向けどちらも豊富に存在するし、男のかっこいいレインコート姿が社会的に認知されてる。
という感じなので、アメリカ人男性は雨降ったら普通に傘さすし、アメリカのほうが選択肢が豊富なケースも多いよ。ファッションに選択肢とか関係ねえだろって思うかもしれないけど、サラリーマンが麦わら帽子かぶるわけにもいかないでしょ。