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2024-03-29

アメリカ警官怖かった

今回仕事で初の渡米を経験したが、そこで「アメリカ警官とのやりとり」も経験したので共有する。

これまで仕事アジア中東西欧南欧東欧と多くの国に行ってきた。

ただ、アメリカには一度も行ったことがなかった。

外国人が歩き慣れない地域をウロウロ歩いていれば警察官の目を引く。

これまで多くの国で警官との「やり取り」を経験してきた。

ただ「トラブル」は今回が初だ。

とある州都での出来事であり相手地元市警である

身分証渡航目的などを確認してきたため素直に応じたが、突然男性白人警官が激昂し出して「俺はお前を逮捕することもできるんだ!!お前は東京には帰れない!!お前が行くのは拘置所だ!!」と怒鳴った。

一切反抗的な態度も取っておらず、怪しい物も持っていないのにも関わらず怒鳴られた俺は何かの冗談かと思って「嘘だろ⁇」という反応をした。

しかし俺の言った「Are you kidding me??」に対し男性警官は「Are you fucking kidding me⁈」とさらに激昂。

隣にいた女性ヒスパニック警官は「私が彼と状況を落ち着かせる!そのためにあなたは敬意を払う必要がある!」と怒鳴った。

行人黒人夫婦白人親子がこちらに寄ってくる。

女性警官がボディチェックや拘束はしないから全ての書類や持ち物を提示するように要求

俺が少しでも動くたびにいちいち男性警官は銃(テーザーか実銃かは不明)に手を構えその度に女性警官や通行人が彼の手を抑える。

女性警官から問題はないのでもう行ってもいい。気をつけて」と言われるが後ろでずっと男性警官が怒鳴っていた。

まりの剣幕と勢いで全てを聞き取れたわけではないが「俺は警察官だ!」「俺の両親や妻や息子たちは俺を尊敬している!」「あいつは俺や同僚たちを踏み躙った!」「拘置所に行くべきだ!」という意味言葉は聞き取れた。

白人親子が途中まで付き添ってくれて、そこで警官が激昂した理由について「君の態度が警官尊重していないと感じられたのではないかと思う。警官は誰にとってもヒーローだ。敬意が必要なんだ」と語ってくれた。

それ以来、帰国するまでの間に警察官と人々とのやりとりに注目するようになった。

警官と話す時、たとえ犯罪者容疑者でなかったとしてもジェスチャー笑顔NGなようだ。

実際、滞在中に立ち寄ったスーパーでは店内で起こった喧嘩について事情を聞かれていた店員白人男性)が警察官白人男性)の会話を2回ほど遮っただけで激昂した警察官により地面に伏せられ手錠をかけられていた。店員が振り向いて「冗談だろ?」と言うと、別の警官は「勝手に喋るな!こちらを向くな!」と言って手錠をかけられた彼にテーザーを撃った。グッタリした店員は引きずられてパトカーに乗せられた。

アメリカ警官は本当にめちゃくちゃだ。

中国中東警官だってこんなことはしない。タリバン並の横暴さ。

「敬意を払っていない」

これだけで激昂しテーザーを使って逮捕する。

しかし、問題根本市民にある。

どれだけ警察の発砲や横暴さが問題になろうと、市民にとって警察官ヒーロー

警察批判を展開するキャスター学者議員警察の発砲により家族や友人を失った活動家賛同よりも遥かに多くの批判を受け取る。

批判殆どは「私の父親は定年まで警察官を務めました。あなたは私の父親侮辱している。アメリカから出て行くべきだ」「私の夫は警察官であり、あなた発言は夫だけでなく息子の尊厳を傷つけるものだ」という感情的もの

警察官ヒーローであり、敬意を払われて尊敬されて当然。

そのプライドを傷つけたもの電気ショックをくらって拘置所連行されて当然だと言うのである

これが民主主義的なのかは理解できない。

ちなみにこれまで一番警察官が優しかった地域レイキャビクだった。

日本警察とは関わったことがないが、おそらく世界の中で上位に来るほど温厚だと思う。

 
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