はてなキーワード: リナレスとは
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長々と書いてきたわけだけど、試合の結果に関しては井上と田口と河野を除けばほぼ順当だったように思う。
だけどやはり印象的だったのは井上の歴史的なKO劇だっただろうか。
リナレスも非常にいい試合をしたし、リゴンドー戦での天笠は力量差ながら心が折れずに見せ場を作った。
日本人王者が格下相手に取りこぼさずに勝てる辺り、やはり日本人ボクサーの実力は上がってきていると言えるし、マッチメイク次第では日本の地上波でWOWOWのエキサイトマッチのような世界トップレベルの試合を見ることができる日もそう遠くないのかも知れない。
テレ東TBSフジと3局見ても、それぞれに思惑と特徴があって、TBSはやはりTBSという感じだったし、フジの気合の入り方が凄い。帝拳プロモーションの力は国内で頭2つ3つくらい抜きん出てる気がする。テレ東はその中間で、ある意味冷静な立ち位置からバランスのとれた解説や放送だったように思う。煽りVTRはともかく。
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村田戦
徐々にプロとしての精度は上がっているように思うが、世界でも層の厚いミドル級戦線で世界を狙うならもう一歩という感じ。
ボディーワークよりもガードでのディフェンスを多用しているため、攻防分離になりがち。
かと言ってかつてのアブラハムのような一発の強さが無いだけに、怪物ゴロフキンは元より現在のトップ戦線を相手にするにはもう少し武器が欲しい。
まだ育成段階で、1~3年程度かけて世界戦を狙う感じだと思う。
八重樫戦
元々ディフェンスや攻撃力があったわけではなく、ハンドスピードとフットワークの早さが魅力の選手。
フットワークを使いながらアウトボクシングをすればなかなかいい選手なのに、案の定打ち合いに行ってカウンターで狙い打たれた。
パンチ力があるならリーチ差を逆手に取ったインファイトでもいいかもしれないが、如何せん火力不足。
出入りのスピードはあるけど、いつも直線で入るからリーチの長い相手の左ジャブを素直に貰ったのが痛かった。
ボディKOがなくても負けていたように思う。井岡戦の再現を見ているようだった。
リナレス戦
ボクシングの質で言えば上記2戦とは一線を画する完成度。
しかし、スウェーが気になった。今日の相手では問題がなかったが、二発目三発目を捌けるディフェンスではないように思う。
打たれ弱いという弱点があるだけに、このディフェンス力では今後の相手次第ではKO負けもありうる。
トレーナーのフレディ・ローチは攻撃力の育成には定評があるが、攻撃偏重の指導はパッキャオのように打たれ強かったり、トニーのような天性のディフェンス力がない選手にとっては諸刃の剣。
井上戦
何もいうことが無いくらいの圧倒的な出来だった。
この選手なら誰とやっても圧倒できるだろう。ロマゴンにすら勝てるかも知れない。