はてなキーワード: リクルーターとは
連休も折り返し。いま22時半。職場にいる。9時からいるから13時間半?いるのかな。
定時は18時半だった。退勤つけたのは21時以降で、22時よりは前だったけど詳しくは忘れた。今も会社にいるのはサビ残とかではなくネットサーフィンをしているから。自宅までは1時間以上かかるのでさっさと帰宅したほうがいいと頭では、理屈のうえでは、わかっているはずなんだけど体が言うことを聞かない。ネット中毒か?と思ったけどガラケーすら持ってなかった小学生の頃から放課後いつまでも学校に残ってる子どもだったので別の何かかもしれない。あのころ何してたんだ?忘れた。帰らなさすぎて校舎に閉じ込められ、鍵を素手で施錠するテクニックを開発したことしか覚えていない。
話がそれた。退勤後のことは別にいい。問題は退勤前のことだ。定時の18時30分から約3時間の残業をした。したはず。何してたんだ?弊社には残業でこなした業務とかかった時間を具体的に記述して残業申請するシステムがある。何をしてた?自問しても要領を得た答えが浮かばない。きょう手をつけられなかった、終わってない仕事はすぐパッと浮かぶのに。
たしか、部署の勤務シフトを修正した気がする。でもそれで3時間もかかるか?あと返信や新規連絡がないか見た。これも特になかったのでそんなに時間はかかってないはず。あと帰宅前の作業。各種電源落としたりね。それと月初なので印刷物を出した。ん?おかしい。これで3時間?半分くらいでできる内容では?この業務で3時間の残業申請を出していいの?本当に?何を書けばいいかわからず、残業申請をやめた。まあ月末までは間に合うから。1ヶ月経てば諦めがついて、適当にでっちあげて書くだろう。
月初〆の仕事は全部きょう終わらせたかったけど結局ひとつもできなかった。今日も新規の案件が増えそれも片付かず、また自分の首を絞めてしまった。似た役職の人びとはここまで残業していない。夜も更けてみんな帰ったほうが仕事がはかどるって、それはサボりだよ。上司に言われた。ごもっとも。というかはかどってすらいないじゃんね。早く帰って寝たいのに、なぜ残業時間をみずからの手で伸ばしているのだ?
いちど残業グセがついてしまったので帰れなくなったのかもしれない。小学校も一度午後休のときに友だちと午後いっぱいだべってたら以降そのクセがついてしまったような気もする。忘れたけど。帰るのだるいんですよね。退勤もだるい。
クセ抜くためにはいっそもう転職か!?と思ってサイトに登録したのが昨年末だったっけ?電話番号と氏名だけでネットショップのごとくお手軽に登録できたと思いきやリクルーター?から転職状況はいかがですかと鬼電鬼メールの嵐がきてクッッソ面倒くさくなって全部無視している。ごめん1回くらい着信拒否したかもしれない。流石に鳴りやんできたけど今もたまに連絡がくる。
この仕事やめたほうがいいのか、まず今の仕事をできるようにしたほうがいいのか、どうすればできるようになるのか、いったい何をどうすれば自分は満足なのか、幸せになれるのか、なんだろう、なんなんだ?こんなに決断のできない人間だったかな?なんで何も選べないんだろう?自分で自分に責任が持てないからだろうか?
終えた理由の一つ目として、第一志望群の御社とご縁がありまして、すでに内定を3つ持っているためです。インターン活動は昨年の夏からしていましたが、こうもスルスルと決まるとは自分自身予想していませんでした。有り難いです。
ここまではいいでしょう。
周囲からも「お前はもっといっぱい内定を取って、その中で選ぶもんだと思ってた」とよく言われます。その通り。自分はギリギリまで就活をする予定で、5月エントリー〆切のものまで、すでにカレンダーに書き込んでます。たくさんの興味ある会社の面接を通して、自分が将来働く場所を吟味したかったのです。
ではなぜ、就活を止めたのか。
書類選考を通ると人事やリクルーターから連絡が来て、学校推薦で受けるよう勧められるためです。自由応募ルートを最初の段階で選択していても、学校推薦ルートで案内が来ます。そして、学校推薦を断ると、その時点で落とされます。中身は学校推薦ルートですが、システム的に自由応募でのエントリーなので、もうその会社を受けることはできません。すでに3社、そんな状態です。これでは、これ以上就活するのは困難だと考えました。
学校推薦自体、悪いものではないし、企業側の考えもわかります。
でも!
なんで、自由応募選んでるやつに、学校推薦強制してくるんや!!文字読まれへんのか、自由って言っとるやろが!
就活を通して、採用人数の9割が学校推薦である現状を敢えて、学生に言う企業などにも出会いました。
また、自由応募を選択しても学校推薦ルートにぶち込む一方で、学校推薦に落ちた人に自由応募のチャンスを提示する、このなんとも気持ち悪い就活の状態。
社員数1万人を超える企業でリクルーターをしていたのだがとにかくリクルーター教育の際には
セクハラやパワハラだと疑われるようなことを1ミリもするなとめちゃくちゃ言われたし
リクルーターが担当する学生は同性に限っていた(男女バランスで苦労したが
もし特定の分野に特化した話を聞きたいと言われ別の社員を紹介するときも自分が同席したし
そもそも学生に何かしようという気持ちになったことなんてまったくもって皆無だった
別にプラスで賃金が払われるわけでもなく自分の業務時間を削ってやっていたが
同じ会社で働くかもしれない若い世代の子たちに対してそんな歪んだ感情を持つ奴の気が知れない
どんだけ低俗な企業かと思ったら大手企業や有名企業の人が多いと言うじゃないか
心底落胆した
30代くらいになれば、酒を断っても自分の人生にたいして影響は無い、と言うことは理解できるが、まだ20代なりたての若者が、就職しようと思った企業のリクルーター的な人と酒を飲む場所において、呑めといわれて
それを断ることができないほど
・・・ですよ。
男女問わず、その場で上司ともとれるような立場の人から言われたことを断るなんて無理なんだよ。
よほど無神経な奴か、人生を棒にふってもいいと思ってる奴なら断れると思うけれどね。
そんな基礎的なことも理解できていないのであれば、君はパワハラ講習会を2000時間くらい受けた方がいいよ。
それとこれも参考にすべき。
https://anond.hatelabo.jp/20181129233609
同じくSF在住。いいまとめサンキュ。他に俺が個人的によく使うのは:
ここ1〜2年で急激に伸びてきた電動自転車や電動スクーター(電動のスケボーにハンドルが付いたようなもの)のシェアリングサービス。Birdなど競合も。各スクーターはGPSでトラッキングされていてスマホアプリで近くにあるスクーターを検索できる。使い終わったら乗り捨て。割とそこらじゅうに乗り捨ててあったりする時もあるので街の景観がちょっと変わった感があるが、それを超えて便利。でも乗る場所によっては割と危ない。大きな事故が出てくると規制もありうるかも。(追記:chanmiaさんのブコメによるとすでに規制されて台数が減ってるそうです。指摘感謝です)
日本でも浸透してきてると聞くが、アメリカでも俺の周りだとみんな普通に加入してる感じ。昔のテレビのよう。最近Netflixで何を観た、あれ面白いよね、という会話がもはや日常。逆にAmazon PrimeとかHuluについて同じような会話は俺の周りでは聞かない。テラスハウスとかコンマリとかも周りの人は見てて、日本では本当に男女の恋愛はあんな感じなのかとかの質問を良くされる。俺はドキュメンタリーをよく見る。最近では「Abstract」「Rotten」「Salt Fat Acid Heat」とかが面白かった。「Roma」が良かったと複数の友人から勧められたので今度見る。
代行でレストランの食べ物を取りに行ってデリバリーしてくれるサービス。Seamlessなどの競合も多いしアメリカ国内でも場所によって人気度が違うみたい。東海岸に旅行した時に現地の友達とAirbnbの部屋で宅飲みしようとしてDoorDashで注文しようと言ったら何それ普通Seamlessだべと言われた。結構割高だし、飲み物やサイドオーダーを取ってくるのを忘れるといったちょっとしたミスは割と多いが、払い戻しなどは可。選べるレストランは多い。代行dasherが今どこにいるかの地図表示、予想到着時間、「もうすぐ着きます」メッセージアラートなどがあり、精度はやや甘いが便利。
レストランのリアルタイムオンライン予約サービス。アメリカではこの分野を開拓した存在で、店内の注文管理機能と一体になってるシステムをゴリゴリ営業で納入して加盟店を増やしたという話を昔聞いた。人気口コミサイトのYelpもオンライン予約をサポートするようになったので俺もOpenTableを使う機会はやや減ってきたが、ちょっといい感じのレストランとかの予約にはまだ使うかな。
食料品を代行でショッピングして即日配達してくれるサービス。俺は使ったことないがスーパーの店内ではInstacartのTシャツを着た代行ショッパーを良く見かける。
不動産検索サイト。グーグルマップ感覚で視覚的に使いやすい。住宅の販売物件、賃貸物件の情報が豊富で、間取りや金額そして学区のランクなどいろんな条件で検索できる。Redfinなど競合も多い。売りや貸しに出てない物件でも推定金額が表示される。ズームインしていくと表示中の全ての家という家に金額がマッピング表示されるのはなかなか圧巻。友達のあの人の家の資産価値も分かってしまう!物件の部屋の中などの写真が豊富で、しかも多くはいい感じの家具や内装でいい感じに盛られてる(ステージングといって、これをやる専門業者がいる)ので、見てるだけでも楽しい。ちょっとした脳内バケーションになる。
家具やインテリアのコーディネートのヒントになるプロ撮影写真がカテゴリ別に大量に見れる。ちょっと庶民には無理という写真も多いが、これも脳内バケーションで妄想が膨らんで楽しい。プライスタグのアイコンが付いてる家具は実際に買える。担当したインテリアコーディネーターに連絡することもできる。これでヒントだけ得てPinterestで似たようなIKEAハックを探すのが俺のパターン。
個人間の送金は少なくとも俺の周りだとまだPayPalが強い。数年前にCashとかの他のサービスが出てきて使う人もいたけど俺の周りはPayPalに戻ってる。何が特別便利ということもないが、通常の銀行口座だと個人間の支払は小切手なので(振込はお互いが同じ銀行でないと手数料が高い)、いくら小切手のスキャンと換金が今ではスマホカメラでできるようになったとはいえ、面倒なのはアメリカ人にとっても事実。オンラインショッピングでも支払はクレジットカードかPayPalというところが多い。送金手数料無料のPayPalはもはや第二の銀行口座として定着してる。(追記:vanillayetiさんとchanmiaさんのブコメによるとVenmoの方がイケてるとのこと。指摘感謝です)
手数料無料で株の売買が超簡単にできる。俺は株やったことなかったがちょうどいい入門になってる。Bitcoinに散々振り回されてからRobinhoodに出会い、これでいいじゃんという人が俺を含めて周囲にもチラホラ。
ビジネス向けSNSと良く紹介されるが、転職活動時の職務経歴書としての機能が強い。ハイテク系の会社ではLinkedInページへのリンクを送ればレジュメやCVを提出しなくてもいいというところもある。リクルーターからの連絡や昔の同僚からの誘いなども良く来るが、本気で転職先を探す時はHired.comなど他のサイトも同時に使う。
会社で自分が給料をいくらもらってるか、会社の雰囲気はどうかといった情報を匿名で共有するサービス。職種や役職によって横断的にも検索できる。面接でどんな質問をされたとかの情報も。求人情報も多く、職の大体の給与幅を予想してくれたりする。
ビデオ会議システム。個人ユーザ間だとまだSkypeだったりメッセンジャーの音声通話機能やFaceTimeを使ったりも多いが、会社や仕事だと今はZoomが強い印象。会議室の大型ディスプレイなどとも統合しやすく、支社間や取引先とのZoomビデオ会議に出張先や在宅で仕事してるメンバーも加わってパソコンの画面を共有しながら会議する、みたいな場面は日常的。
カスタマーサービスを問い合わせチケット管理プロセスやFAQ管理システムの統合により効率化した感じのサービスで、自社製品のカスタマーサポートページだけZendeskに飛ばすようにしてる会社も多い。
俺が使ってるというだけで、流行ってるかは全く知らない。ビールサーバを購入して(ただし紹介で加入すると無料)、月額料金を払うと生ビールの小型ケグ(約2リットル)を毎月4つ配達してくれる。地ビールが多く、バリエーションは豊富。軽め、苦め、重めの3つの風味から選ぶ(組み合わせも可)。月額会費分については特定の銘柄のビールを選ぶことはできず選んだ風味でランダムなのが送られてくるが、個別に追加購入する時は指定OK。アメリカは今インディアン・ペールエール(IPA)が大人気で、苦め風味を選ぶとほとんど重複なく次々と初めて見るIPAが送られてくる。どれも美味しい。ビールサーバから注いで飲む冷え冷えのIPA最高です。(追記:会費は毎月約$60です。俺は紹介で加入したのでビールサーバは無料だった)
追記1:
aoiro-cakeさんのブコメで指摘がありましたが確かにこれは外せません。毎年4月15日の夜に駆け込みでTurboTaxのサイトで確定申告する俺。毎回来年こそはもう少し早くやろうって思うんだけどね。
vanillayetiさんのブコメで指摘がありましたが確かに使ってます。支払も画面上のバーコードを会計でスキャンするだけ。ポイントを貯めて無料で飲むラテの美味いこと。アプリであらかじめ注文して並ばずにピックアップできるのも便利。長距離ドライブの休憩ポイントを決めるのにもアプリの店舗検索を良く使います。
追記2:
元増田にJIRAとかがあったのでZendeskとかZoomを入れてみたのだけど、他にもビジネスで使われるサービスは多数でこれが定番とか流行とかは良く知らない。俺の周りだと、会社で使う各種オンラインツールのシングルサインオンはOkta、経費精算はConcur、人事評価プロセスはWorkdayみたいな感じだが、会社によってこのへんは色々な気がするし、今挙げたツールもUIが微妙だったりしてまだ開拓の余地がある感じ。これらの多くのサービスの会社はIPOしていてRobinhoodで買えるので、自分が実際に日常的に使っているツールの使用感とか、今使ってる企業が他のサービスに乗り換えるコストはどうか、将来どう進化しそうかとかを考えて株を買うか決めたりしてる。
ちょうど見慣れた社名がYahooニュースで見えたので思い出したことを書こう
少し前に転職するまで某メーカーの子会社で10年近く働いていた
月残業時間150hを超えたりメンタルやられて辞めてった人を大量に見てきた
パワハラセクハラアルハラなんかも当たり前のように行われていて疑問視することすら思いつかないほどだった
中には心や体が元々弱い人もいたかもしれないけど友人で「まさかキミが…」という人もたくさんいた
自分はどちらかと言えば図太いほうなのでメンタルは大丈夫だったが体が常に疲労していた
一番キツかったのは残業と休日出勤でプライベートな時間が全く無い(家でも持ち帰り仕事をしていた。配布されたPCで)上に
残業を月にどれだけ働いてもある決まった時間(正確には言えないが20~30と思ってほしい)しかつけられないため
暗黙の了解であるその時間を超えて残業を申告すると上から指導が入る
もしくは勤務管理システム上は代休にしておいて出勤して仕事をするということが常習化していた
体育会系のごくごく一部の心身のエネルギーの上限値が異常な社員だけは生き生きと働いていた
結局そういう人たちが上にあがっていくので凡人は辞めるか病むか耐えるかしかなかった
若い子が次々に辞めていった時期があって上の人が若者の体たらくを嘆いていたっけ
5年目くらいまでは若さもあってどうにかこの悪い環境を改善しようと喚いたりもがいたりしていた
上司と真っ向勝負で怒鳴りあったこともあったし後輩だけはその目に遭わせまいと努力したりもした
何万人という大企業の中にいる平凡なほんの一人が喚いたところで何も変わらないのだ
労働組合には毎月お金を取られているだけで特に恩恵を感じたことはなかった
一つだけ懺悔したいことがある
リクルーターをやっていたので学生さんにうちの会社の素晴らしさを語って数名ほど内定承諾に持っていってしまった
ここ5,6年で完全に自分には才能もセンスも情念もないことがわかりきって、自分より才能もセンスも情念もみなぎってる若手にあっという間に追い抜かされる日々。
自己肯定感も何もない。毎日うんこ仕事みたいなクソCG案件の保守アップデートだけやってる。
新しいことやりたくても、もうついていけない。Houdini? Unreal Engine? VR? Unity?なにそれおいしいの?
みんな仕事終わりの平日夜とか週末にガンガン自主制作してガンガンスキルあげてるけど、うちはもう既婚&子持ちだから家に帰るとマジで時間がない。週末なんて子供の遊び相手とか掃除洗濯で全部消える。
もう成長する伸びシロが全然ないんだよね。赤魔導士レベル15くらいで止まった感じ。6歳歳下の共稼ぎの嫁さんにも年収越されたよ(涙
そんなこんなでCGメインよりもCG関連のエンジニアとかプログラマになりたいって超ぼんやり思ってるんだけど無謀かな?
だってCG本業じゃ好きでやっている連中にはもう勝てないので、せめてあいつらが面倒でやりたがらなそうな分野に手を伸ばさないと生きていけないじゃん?
今んとこレンダリング中の待ち時間でprogateの無料アカウントでpythonの勉強してる。なんでpythonかっていうと噂ではCGプロダクション内でよく使われてるらしいから。。。いまさらJavaScriptとかゼロからやってキャリアから遠いウェブプログラミング目指すよりはCG系のプログラミングのほうがキャリアの応用が利くかな?って思うだけど甘いかな?
テックアート!!!Techinical Artistを目指したいんですよ。でもTechinical Artistって何するのかもよくわかってないかも。だってゲーム会社やらCGプロダクションの中の人に聞いてもみんな言っていることが違うんだもん。
40過ぎのおっさんでも専門プログラミングを学んでTechical Artistになれますかね???やる気はそこそこあります。でも時間がほとんどないです。。。トイレでウンコするときか電車で通勤するときしか読書する時間ないんですが、プログラミングの本は実際にパソコンいじらないとわけわかんないよーーー。奇跡的に金曜日の夜に子供が早くねたら早朝2,3時間だけフリータイムくるけど最近寝付かせも俺担当だからマイパソコンが寝室にあって結局使えません涙
リクルーターに聞いても「(40歳過ぎの)その年齢では即戦力じゃないと厳しいです」ってはっきりいわれてるんだけど!はっきり言ってくれるね!!
とりあえず増田に泣き言かけば誰か親切な人がブコメでアドバイスくれるってきいてきてみたよ!だれか40過ぎの負け組おっさん助けて!
少し前になるが、転職活動の一環で難易度が高いと言われているニュースの会社をリクルーターを通して受けてみた。
SNSや勉強会を通じて、優秀な人材がいることは事前に分かっていたし、勉強会で実際に話してみるとただ有名なだけのエンジニアとは違い、技術にもビジネスにも明るく仕事が出来る事が直ぐに感じ取れたからだ。相手は自分のことなど覚えてはいないと思うが。
時を同じくして同僚も受けていた事が分かり、同僚も辞退をしていたのでどんな感じだったか情報交換を行った。
面接を通してミスマッチが発生しなくて良かったと思っているので、その記録を残してみる。
私のキャリアは、ソフトウェアエンジニアを約10年ほどサーバーサイドのプログラムを多く書いており、十数名規模のマネジメント経験がある。
応募ページを見ると、大量にポジションが無尽蔵に羅列してあり、何が何なのか正直よくわからなかったのでポジションサーチというやつに申し込んだ。
まずここでミスマッチが発生した。先方からはフロントエンド関連のエンジニアのポジションを提案され、戸惑いながらも面接に進んだ。経歴書にはフロントエンドも業務で取り組んでいたと書いたためであろう。なお、面接の前にオンラインで簡単なコーディングテストが行われた。
面接は1日に連続して数人と行うスタイルで、このやり方は初めての体験だった。
最初の人は現場の人だったのであろう。非常に初歩的な事を聞かれた。技術的に深いコミュニケーションが出来ず、少し深ぼった話をすると逆になんですかそれはという反応をされたので、レベルが高くない人なのかと察し適当に流すことにした。
なお、コーディングテストの結果はどうだったのか評価を教えてほしいと伝えると、自分もこの問題はよく分からないからと言われた。一体何のために行っているのかテンションが下がる話である。
次はマネージャーとの面接だった。どういうチームがあるのか組織的な事を説明され、相手の会社のアーキテクチャを説明された。その上でどう改善するかという問題を出された。
こういう面接の方法もあるのかと思いつつ、もし前提がこうであればこう改善したほうが良いという提案を何個かしたが、それはこういう理由で出来ないや、今は忙しくて取り組めないという事を返された。隠れた条件を後付けで出されるので、なんかズレてるなと感じ、組織的な課題を聞いてみたところはぐらかされた。
面接によくある、最後に何か質問はありますか?と問われたときに、面接の中で聞かれたことを逆質問し、その課題にどう取り組むかの意見を聞いたところ、適当な感じに返された。
この時点で微妙な人たちが連続して続いたので、私の中では辞退をしようと決めていたのだが、是非2次面接に進んでほしいという案内を受けた。
てっきり1次と2次を連続してやったと思っていたが、この日に受けたのはどちらも1次面接らしい。
リクルーターには別のポジションで受けたいこと、可能であればもっと優秀な人か勉強会で登壇した人と面接をしたい事を伝えたが後者は叶わなかったので辞退を申し入れた。辞退の理由は、面接した人と一緒に仕事をする事になると心労が絶えない事を直感的に感じ取ってしまったからだ。
同僚はバックエンドというポジションで直接応募しており、情報交換した感じでは面接官は別の人のようだった。
聞いた話なので詳細を書くことは出来ないが、Kubernetesの本に関わっている有名な人が出てきたようだったが、そのプロダクトの話をしても全然詳しくなく、実際にサービスで使っている自分の方が詳しくてがっかりしたそうだ。今取り組んでいるプロダクトの課題や目的、背景を聞いても、よく分からないと返されてしまい、萎えてしまったために辞退した模様。その同僚はフリマの会社も受けており、きちんと分かっている人が出てきたのでそちらに行くらしい。
自分は氷河期だったが当時はインターネット就活じゃなかったから状況が違うのであまりたいしたことは言えないが、一応一部上場から二部落ちした企業で、二部落ちする前にリクルーターもやっていた(今は転職して別の企業にいる)。
何かをやりたい、という気持ち。これは仕事にはあまり役に立たない。そのために何をやったのか、あるいは、今までやった何がその仕事に役に立つのか、それだけを考えるべきだろう。ボランティアでもサークルでも良いけど、自分はずっと勉学、あるいは理系なら研究室での過程や成果を見ていた(まあ、部門がちゃんと基礎力必要な部門だったからね)。なんにせよ、「やりたい」は上辺か本心か見分けられないけど、「やった」なら見分けられる。
横の人間なんかどうでもいいから、自分と相手だけを見るんだ。わかったな。
あと自分も、そろそろ履歴書のアップデートしないとだな、と思い出した。
実際そうじゃん。異性が少なくてもやる気出る人が一定数いるのは知ってるよ。でもそうじゃない人も沢山いるよね。
サイバーエージェントとか銀行・商社は露骨な彼女・お嫁さん候補を沢山入れてる。
Google、Facebookや話題になってるYahooだってソフトウェアエンジニア以外で女性の割合を多くして調整してる。Linkedin見てみれば分かるけど男性が多いソフトウェアエンジニアを相手にしてるリクルーターは女の人ばっかりだよね。
異性がいた方がうまく行ってるから多くの会社がそれをやってる。
会社の名前で公に言うのが悪って言うけど、みんなが分かってることを公に言うのが悪って変じゃないか?なんかこれはもう自分がムカつくから理由つけて叩いてるように感じる。
そう謳っている会社は多い。
どの業界も人が足りなく、給与ややりがいだけでなく、ワークライフバランスを餌に人を確保しようと躍起になっている。
うちの会社もそうだ。
はてな民には馴染みも深いヨッピー雇って記事にしてみたり、働き方改革に関する本を出したりといろいろとやっている。
https://codeiq.jp/magazine/2017/04/50831/
で、実際は、中身は何か変わっているのだろうか。
色々と変わった。
・残業代の単価が安くなった
その代わりにどうしろという指示はもちろんない。
クライアントは明日までに資料を持ってこいと言っている。マネージャーも明日までに資料を用意しろと言っている。
そこに『すいません、今月もう残業できないんで』なんていうことができるだろうか。
コンサルティング会社を名乗ってはいるが、弊社の主な業務はSIだ。
つまり、やっていることはN○Tデータや富○通、I○Mと変わらないのである。
SIでは大きなプロジェクトになると複数の会社が入ってのシステム開発は珍しくないが、どの会社も遅くまで、時には土日無く働いている。
広告業界もそうだが、クライアントワークである以上、現状、体力勝負な働き方は避けられない。
イチサラリーマンの身分で、何億円、何十億円の仕事に対して、『いやー、こういうご時世なんで、明日資料持ってくるような働き方なんてできないですよ』なんて言えるわけがない。
そんな中、どの会社も少しでも楽になるよう頑張っている。
銀の弾丸なんてない業界で、倒れない様に、病まない様にするためにギリギリのところで頑張っている。
そういう中で、平然と『うちは違いますよ。働き方改革でワークライフバランス両立ですよ』と言ってのけるのにものすごく腹が立っている。
もし、この某外資コンサルティング会社を志望しているなら、平日の夜に勝どきのオフィスを外から眺めてみると良い。日付が変わってもいつまでも電気がついてるはずだ(赤坂のオフィスは、人がいなくても電気がついているはず と公平を期す為に言っておく)
土日にオフィスを見てみても良い。こちらも電気がいつまでもついているはずだ。
病んでいる人間のパーセンテージも偉い人向けには公開されており、それを見せてもらったこともあるが笑えない数字だった。
この状況をちゃんと認めて、そしてできるところから改善していこうという考えではなく、外にはいい顔しておこう という考え方でどうなっていくか、お察しの通りだと思う。
私の観測範囲では、病んでプロジェクトを抜けていく人間が過去最高に増えている。
また、友人を誘ってくださいというメールも飛び交っている。
ただ、そこの裏には個人に払うには多すぎる、だが転職エージェントに払うには安すぎる、うまいなぁと関心する額の報奨金がぶら下がっていることは知っておいたほうが良い。
昔よりも残業代が下がり、青天井に申請できた残業代も申請できなくなり、しかし仕事の量は昔と比べて減るどころか増えており。
クライアントには罵倒され、マネージャは「進捗どうですか」を聞くだけマシーンだし、中国メンバーの出してきた成果物は相変わらず意味不明だしと、自分に能力があればとっくに転職している。
逆にいうと、現在残っているのは私を筆頭に能力のない人間ばかりだ。
昔は、賢い人たちが、賢いことをやって、高額の給与をもらう会社だった。
コンサルティングという当時は聞き慣れない言葉を使って、あこがれられる存在だった。
未だに、会社名を出すと『すごいですね』と言われることが多い。
未だにそういうイメージがあるのだ。実態はかけ離れているのに。
そのイメージを守ることに長けたマーケティングに、就活生や転職を考えている人たちが騙されないことを切に祈っている。
長くなってしまったが、言いたいことは三点で
・うちの会社に騙されるな。すべてはマーケティングの賜物だ。人生が大事なら、就職や転職の候補に入れるのはやめよう。
・あなたがエンジニアであれば、悪いことは言わない。GoogleなりMicrosoft、LINEなりメルカリなりを目指そう。
・コンサルタントを志望しているのであれば、ITコンサルなんていう中途半端な(どの会社も実態はSIだ)業種はやめよう。本当にコンサルがやりたいなら、マッキンゼーなりBCGなり目指そう。
となる。
弊社は売上が1兆円を超える一般的には大企業に分類される企業だけれども、
全体の説明会や工場見学で学歴フィルターはない。皆仲良く早押し大会。
でもそんなのじゃ優秀な学生は取れないからどうするのかというと、
裏でターゲット校(旧帝大〜地方国立大クラス)に個別訪問してる。そこで公開してない工場案内とかの話を進める。
確かに説明会で学歴フィルターは見えないけれども、これで果たして就活生に幸せな形なのかは凄く疑問が残る。
正直、リクルーターも推薦も使わないで入ったという話を聞かないので。
場合によってはフィルターも無駄な時間を使わせないという考え方もあるような気がする。
アマゾン・グーグル・フェイスブック・アップルが巨大になりすぎて健全な競争を阻害しているので分割すべきだ、という記事が一部で話題になっていそうなので訳してみました。
かなり長文です。
原文は http://www.esquire.com/news-politics/a15895746/bust-big-tech-silicon-valley/
図表中の文章などは訳していません。
あまり目新しいことを言っているようには感じませんでしたが、(長いおかげで)論点がまとまっているのは良いところかもしれません。
誤訳等の指摘あればお願いします。
あと、増田を使うのははじめてなのでその他変なところがあればごめんなさい。
(文字数制限に引っかかったみたいなので途中で切ります。続きは https://anond.hatelabo.jp/20180214160914とhttps://anond.hatelabo.jp/20180214161344)
4つの会社が人類史上かつてないほど我々の日常生活を支配してしまっている。アマゾン、アップル、フェイスブック、グーグルのことだ。私たちがみんな素敵なスマートフォンやクリック一発のサービスに夢中になっている一方で、この4つのモンスターは縛られることなく経済を独占し、ギルドの時代以降ありえなかったほどのスケールで富を溜め込んでいる。この状況に対して論理的にどんな結論がありうるだろう?巨大テクノロジー企業を分割するべきだ。
スコット・ギャロウェイ 2018.02.08
私は巨大テクノロジー企業にはとてもお世話になってきた。1992年に私が共同設立したコンサルタントファームであるプロフェットがしてきたのは、グーグルが変えてしまった後の新たな環境で顧客の会社が生き抜くための手助けだ。1997年に共同設立した高所得者向けeコマース企業であるレッドエンベロープも、アマゾンがeコマースに対するマーケットの関心に火をつけていなかったとしたら、成功をおさめることはなかっただろう。もっと近い例でいうと、2010年に設立したL2は、モバイルとソーシャルの波の中から、つまり企業が新しいプラットフォームの中での自分たちのパフォーマンスをベンチマークする方法を必要としている時代に生まれたものだ。
もちろん巨大テクノロジー企業は、別のレベルでも私に利益をもたらしてくれた。投資ポートフォリオの中のアマゾンとアップルの株の価格上昇は、リーマンショックでメチャクチャになった後の私の家計に経済的安定を取戻してくれた。最後に、アマゾンは私が教えているNYUのスターン・スクール・オブ・ビジネスのブランド戦略・デジタルマーケティングコースの生徒たちの今や最大のリクルーターでもある。こうした会社は素晴らしいパートナー、クライアント、投資先、そしてリクルーターでもある。20年にわたるこうした会社に関する経験と研究のすえに私がたどり着いたのは、奇妙な結論だ。今や巨大テクノロジー企業を分割するときだ、ということだ。
過去10年で、アマゾン・アップル・フェイスブック・グーグル――私は「四大企業」と呼んでいるが――は、歴史上他のどの商業体も成し得なかったほどの経済的価値と影響力を集積してしまった。この4つの企業を合わせると、2.8兆ドル(フランスのGDPに等しい)の時価総額、なんとS&P500トップ50の24%におよび、2001年のナスダックで取引された全株価に等しい金額にもなってしまう。
この金額はどれほど莫大なのだろうか?アマゾンを例にとってみると、5910億ドルの時価総額はウォルマート・コストコ・T.J.マックス・ターゲット・ロス・ベストバイ・アルタ・コールズ・ノードストリーム・メイシーズ・ベッドバスアンドビヨンド・サックス/ロードアンドテイラー・ディラーズ・JCペニー・そしてシアーズを足したよりもまだ高い
フェイスブックとグーグル(今はアルファベットになっている)は合わせて1.3兆ドルだ。世界の5大広告会社(WPP、オムニコム、パブリシス、IPG、電通)に、5大メディア企業(ディズニー、タイムワーナー、21センチュリーフォックス、CBS、バイアコム)、更に5大コミュニケーション企業(AT&T、ベライゾン、コムキャスト、チャーター、ディッシュ)を加えてもグーグルとフェイスブックを合わせた90%の価値しか無い。
アップルはどうか?時価総額9000億ドルのアップルは、世界でもっとも企業価値の高い企業だ。さらに驚くべきことに、アップルは32%の利益率を誇るが、これはエレクトロニクス企業というよりエルメス(35%)やフェラーリ(29%)といったラグジュアリーブランドに近い。2016年にアップルは460億ドルの利益を出したが、これはJPモルガン・ジョンソンアンドジョンソン・ウェルズファーゴを含む全アメリカ企業より大きい数字だ。もっと言うと、アップルの利益はコカコーラやフェイスブックの総収入より大きい。この四半期にはアマゾンが創業以来生み出した利益の2倍に達する数字を叩き出すだろう。
四大企業の富と影響力には驚かされる。どうしてこんな状況が生まれたのだろう。
“The Four(四大企業)”で私が描いたとおり、グーグル・アマゾン・フェイスブック・アップルのような、独占と大衆への影響力を持つ企業を作るための唯一の方法は、人間のコアな器官に訴えかけることでプラットフォームを本能的に受容させてしまうことだ。
私たちの脳は極めて複雑な問を投げかける程度には洗練されているが、そういった問に答えられるほど優れてはいない。ホモサピエンスがほら穴から出てきて以降、そのギャップを埋めるために我々が頼ってきたのは祈りだった。視線を天に向け、問を投げかけ、より知性のある存在からの反応を待つ。「子供は大丈夫でしょうか?」「私たちを攻撃する可能性があるのは誰でしょう?」
西欧諸国が豊かになるにつれ、体系的な宗教が我々の生活において占める役割は小さくなっていった。しかし問と答えの間の空白は残され、そこにチャンスが生まれた。伝統的な宗教から離れる人が増えてくると、我々は下らないことから深遠な問題まですぐになんでも答えてくれる全能の預言者としてグーグルを見るようになった。グーグルは現代の神なのだ。グーグルは脳にアピールし、バックグラウンドや教育レベルに関わらず誰にでも知識を提供する。スマートフォンを持っているかインターネットに接続出来るだけで、祈りは全て聞き届けられる。「子供は大丈夫でしょうか?」「クループ症候群の症状と治療法は…」「私たちを攻撃する可能性があるのは誰でしょうか?」「核兵器開発のプログラムを今でも行っている国…」。
自分がグーグルに告白したことのある恐怖、希望、欲望を全部振り返って、自分自身に尋ねてみよう。自分がグーグル以上に秘密を託した相手が他にいるだろうか。グーグル以上に私について知っている人間が他にいるだろうか?
フェイスブックは心にアピールする。愛されているという感覚は幸福への鍵だ。ルーマニアの孤児院で身体・精神の成長が阻害されている子供を研究したところ、発達の遅れは当初原因として想定されたような栄養失調のためではなく、他人の愛情の不足によるものだとわかった。しかし私たちの種の特徴は、愛されることを必要とするのと同じくらい、他人を愛することも必要とすることだ。発達心理学者のスーザン・ピンカーは百才を超える人の人数がイタリア本島の6倍・北アメリカの10倍にも上るイタリアのサルディニア島を研究した。ピンカーは、遺伝・ライフスタイル的な要因の中でも、人と人との間の近しい関係や対面での交流を重んじるサルディニアの習慣が長寿の鍵であることを発見した。遺伝よりもライフスタイル、特に社会的繋がりの強さが長寿の決定的な要因であるとする他の研究もある
フェイスブックが21億の月間アクティブユーザーに提供しているのは、他人を愛したいという欲望に火をつけるためのツールだ。高校の同級生をもう一度見つけるのは素晴らしい。引っ越してしまった友達と連絡を取り続けられることを知るのも良いことだ。赤ちゃんの写真に「いいね」をつけたり、友達の心からの投稿に短いコメントをつけて、私たちの大事な友情や家族の絆を固くするのには数分あれば良いのだ。
眼にとっての風景、耳にとっての音にあたるのが、本能にとっての「まだ足りない」という感覚、飢餓感だ。胃袋が素晴らしい食事の後でもさらに砂糖や炭水化物を求めるように、私たちの心は更なるモノを欲望する。本来この本能は自己保存のために機能していたものだ。つまり、食べる量が足りないことが飢餓と確実な死を意味するのに対して、食べ過ぎはそもそも珍しく、腹が膨れたり二日酔いになるだけだ。しかし今あなたが自分のクローゼットや戸棚を空けてみると、たぶん必要の10から100倍ものモノを持っていることがわかるだろう。私たちは理屈ではこれが馬鹿馬鹿しいことをわかっているが、社会や高次脳機能は我々のどこまでも欲望するという本能に追いついていないのだ。
アマゾンは消費する我々の巨大な消化管だ。アマゾンは栄養を蓄え、それをプライム・メンバーになっているアメリカの64%の家庭の心臓や血管に供給する。アマゾンが採用したのはビジネスの歴史の中で最高の戦略だ――「少なく与えて多く受け取る」――そしてその戦略を歴史上のどんな会社より効果的・効率的に実行している。
生存本能についで二番目に強力な本能は繁殖だ。性をもつ動物である私たちは、自分がいかに洗練されて賢く、クリエーティブであるかアピールしたいと思う。私たちは力を示したい。性も贅沢も理屈では説明できないが、アップルは、広告をヴォーグに載せ、スーパーモデルをプロダクトのローンチに呼び、店舗を自分たちのブランドのガラス張りの神殿にすることが、人の魅力的になりたいという欲望にアピールし、そして自分たちの利益率を向上させることに極めて早くから気づいていた。
デルのコンピューターは性能は良いかもしれないが、マックブックエアと違って、イノベーション階級のメンバー証にはなってくれない。同様に、アイフォンは単なる電話やスマートフォンではないのだ。顧客がiPhoneXに1000ドル払うのは、顔認証の大ファンだからではない。彼らは自分たちがいい生活を送り、芸術を理解し、自由に使える収入があるというメッセージを送っているのだ。それは他人へのサインだ。もし君が僕とつがいになってくれたら、君の子供はアンドロイドを持っているやつとつがいになるより生存確率が高まるよ、ということなのだ。実際、iPhoneユーザーはアンドロイドユーザーより平均40%収入が高い。iOSプラットフォームの上にいる人間とつがいになるのは、良い生活への近道なのだ。脳、心、消化管、生殖器。この4つの器官にアピールすることで、4大企業は自分たちのサービスや製品、OSを私たちの精神深くまで潜り込ませてしまった。彼らのおかげで、我々はより賢く、目利きのできる消費者になることができた。そして消費者にとって良いことは社会にとっても良い、はず、だろうか?
答えはイエスでもありノーでもある。四大企業は我々の生活にあまりにも大きな影響を持っているので、もし彼らのうちどれか一つでも無くなってしまったら、ほとんどの人は心底動揺するだろう。iPhoneを持てなくなり、検索にYahooかBingを使わざるをえず、フェイスブックに投稿した何年分もの思い出を失ってしまったときのことを想像してみるといい。アマゾンアプリからワンクリックで明日までになんでも注文することが出来なくってしまったらどうしよう。
一方で、自分たちの生活の相当な部分を一握りのシリコンバレーのエグゼクティブに預けてしまったせいで、我々はすでにこうした会社の負の部分についても語りはじめている。四大企業の独占が進むにつれ、懸念や、ときには怒りのささやきさえも聞こえはじめている。長年の欺瞞のあとで、我々はついに政府か、あるいは誰かがブレーキを踏むべきだという提案について考え始めたのだ。
こうした議論のすべてが説得力を持っているわけではないが、巨大テクノロジー企業を分割するべき真の理由であると私が信じる議論に行く前に、もう一度確認してみる価値はある。
巨大テクノロジー企業は、最初のギャングスターであるマイクロソフトの罪から学習した。このかつての巨人は当時自分たちの力を過信して、監督官庁や社会の中での自分たちのイメージをやわらげるためにPRキャンペーンやロビイストといった手段に頼る必要はないと考えているように見えた。対照的に、四大企業は若さと理想主義のイメージを売り込み、また世界を救うことの出来るテクノロジーの可能性を布教して回っている。
その気持ちは真剣なものだが、ほとんどが抜け目のない動機から来ているものでもある。単純な利益以上の何かにアピールすることで、四大企業は従業員の間で高まっている、いわゆる「理想追求型」企業への欲求を満足させることができている。四大企業の「ガレージ発明家」神話は、マンハッタン計画・アポロ計画の昔に遡るアメリカのサイエンスとエンジニアリングに対する敬意を上手く利用している。何よりも、これらの会社の漠然とした、それでいて理想主義的な宣言――”Think different”, “Don’t be evil”――が、最高の幻想を与えてくれる。政治的な進歩主義者は一般的に善意だが立場の弱い人々と見られがちで、ますます強力になりつづける企業にとって最高の隠れ蓑となってくれるイメージだ。
フェイスブックのシェリル・サンドバーグが女性たちに「一歩踏み出そう(“lean in”)」といったのは本心からだが、彼女は女性へのエンパワーメントに関する自分のメッセージが持つアイロニーについても触れざるをえなかった。彼女の会社はもともとハーバードの学部生の魅力をランク付けするためのサイトから生まれ、ましてや比較的多数の女性従業員を擁する産業――メディア・コミュニケーション産業――の数万の雇用を今も破壊しているのだから。
こうしたPRの努力は効果的だが、一方で彼ら企業にとって大転落を準備するものでもある。完璧な紳士に見えた人間が実はオピオイド中毒で、自分の母親に対しても酷い態度を取っていたことを知るのは大きな失望だ。紳士があなたと付き合ってくれるのが単なる金(クリック数)目当てだということを知るのはなお酷い。
初期にいくつかのインターネット企業を創業した人間としての私の経験では、四大企業ではたらく人々が他の成功している企業で働く人々と比べて特に邪悪だということはない。彼らは少しだけ教育程度が高く、少しだけ賢く、極めて幸運だが、彼らの親の世代と同様に、ほとんどの人はなんとか生計をたてようとしているだけだ。多くの人は人助けだって喜んでするだろう。ただ社会を良くすることとテスラの車の二択を迫られれば、ほとんどはテスラを選ぶだろう、というだけだ。そしてパロアルドのテスラ販売店の業績は好調、極めて好調なのだ。だからといって彼らが悪人だということになるだろうか?もちろんそんなことはない。ある資本主義社会における一営利企業の従業員にすぎない、というただそれだけだ。
我々の政府はGDPのおよそ21%にあたる年間予算で活動している。つまりこれが公園を開き、軍隊の装備を整えるためのお金だ。では巨大テクノロジー企業は公平な負担を支払っているのだろうか。ほとんどの人はノーというだろう。2007年から2015年の間にアマゾンは利益のうち13%しか税を払っていない。アップルは17%、グーグルは16%、そしてフェイスブックは4%しか払っていない。これに対して、S&P500平均では27%の税金を払っている。
そう、つまり四大企業は税金逃れをしているということだ、つまりあなたたちと同様に。ただやり方が上手いだけだ。例えばアップルは利益をアイルランドのような地域に移すという会計上のトリックを使っており、結果として世界で最も利益を挙げている企業が最低の税負担しかしないという事態が生じているというわけだ。2017年9月時点で、アップルは海外に2500億ドルを保有しているが、これはほとんど課税されない、そもそも最初から海外に持ち出されるべきではなかった財産だ。別の言い方をすれば、ディズニーとネットフリックスを買えるだけの資産をアメリカの一企業が海外に持っているということだ。
アップルだけではない。GEも巨額の税金逃れに手を染めている。しかし我々がそのことに腹を立てることがないのは、そもそも我々がGEを愛していないからだ。この責任は我々に、そして我々の民主的に選ばれた政府にある。我々は税法をシンプルにする必要がある――複雑なルールはそれを利用することのできる能力に恵まれた人々に有利に働きがちだ――し、それを実施できる人間を選挙で選ぶべきだ。
四大企業による雇用の破壊もすさまじく、恐ろしくなるほどだ。フェイスブックとグーグルの収入は2017年に290億ドル増えそうだが、この新しいビジネスを行うために彼らは20000人の新しい、高収入の雇用を生み出すだろう。
だがコインの裏側はそれほど輝かしいものではない。広告業はデジタルであれアナログであれ低成長の(ますます成長が鈍っている)ビジネスであり、このセクターがほとんどゼロサムであることを意味している。グーグルはマーケットを成長させることで新しい収入を得ているわけではない。他の会社のドルを奪っているだけだ。もし我々が五大メディアサービス(WPP、オムニコム、パブリシス、IPG、電通)をグーグルやフェイスブックの代わりに使えば、290億ドルの収入を得るためには219000人の旧来型の広告プロフェッショナルが必要になっていただろう。つまり、年間199000人のクリエイティヴ・ディレクター、コピーライター、代理店幹部が「家族との時間を増やす」ことを選択していることを意味する――ヤンキー・スタジアムほぼ4つ分が解雇通知を握りしめた黒スーツの人間で一杯になってしまっているということだ。
これまでのビジネスのサクセスストーリー例では、今注目の的になっている企業たちよりも多くの従業員を雇用している。P&Gは2017年の株価の急上昇を受けて時価総額2330億ドルとなったが、95000人の人間を雇用している。言い換えれば従業員一人あたり240万ドルだ。インテルはニューエコノミー企業でその資本があればより効率化を図れそうなところ、時価総額2090億ドルで102000人を雇用、一人あたり210万ドルだ。これに対してフェイスブックは14年前に創業された企業だが、5420億ドルの時価総額を誇り、一方で従業員は23000人しかいない。これは一人あたり2340万ドルということで、P&Gとインテルの10倍だ。
たしかに、これまでも雇用の破壊はあった。しかしこれほど上手くやる企業が出てきたことはない。ウーバーは新しい(低い)680億ドルという基準を設定したが、これがカバーする従業員は12000人しかいない。従業員一人あたりでいえば570万ドルだ。実際の道路と実際のドライバーを必要とするはずのライドシェア企業が、墓の中のヘンリー・フォードを激怒させかねないようなフーディーニばりのトリックを駆使して中間階級のサヤ抜きをしようとはなかなか想像できまい。
しかしウーバーは新しい区別を設けて、二種類の労働力を作り出すことでこれを成し遂げてしまった。「ドライバー・パートナー」、わかりやすく言えば請負業者ということだ。彼らを従業員名簿から締め出すことは、ウーバーの投資家と12000人のホワイトカラー従業員が680億ドルを「パートナー」たちと公平に分配しなくてよいということを意味する。これに加えて、ウーバーは200万人のドライバー労働者に健康保険も雇用保険も有給休暇も与えなくてよいのだ。
巨大テクノロジー企業の雇用破壊は、こうした企業に対して公平な税負担をさせるべきだという主張の強い論拠になる。政府はそれを職業訓練や社会福祉にあてることでその被害を抑えることができるからだ。しかし、雇用の破壊を政府による介入の促進剤とだけ考えないようには気をつけるべきだ。職の置き換えと生産性の向上――農民から工場労働者へ、工場労働者からサービス労働者へ、サービス労働者から技術労働者へ――はアメリカのイノベーション・ストーリーの一部だ。我々の 成功フリークたちに戦わせつづけることも大事なのだ。
核心に近づいてきた。外国の敵に自分の会社を、自国の民主的な選挙プロセスを傷つけるための武器として使わせることは問題、とても深刻な問題だ。2016年の選挙中、フェイスブック上のロシアのトロールページは金を払っておよそ3万件の政治広告を打った。でっち上げのコンテンツを見たユーザーは1億2600万人におよんだ。事態はこれでは止まらなかった。GRU――ロシアの軍事・諜報機関――は最近では混乱の種を蒔くためにより超党派的な方法を採用している。選挙の後も、GRUはフェイスブック、グーグル、ツィッターを利用して人種差別由来の暴力を扇動した。こういったことを防止するために、プラットフォーム事業者たちはほとんどあるいはまったく投資を行わなかった。GRUはフェイスブックの広告をルーブルで支払った。文字通りにも、象徴的にも赤旗だったというわけだ。
あなたがビーチかプールつきのカントリークラブを経営している場合、短期的にはライフガードをおかないことが利益につながる。主にアルゴリズムに依存しているフェイスブックがそうであるように、そういったビジネスモデルにはリスクがあるが、かなりの金額を節約できるからだ。巨大テクノロジー企業が社会的な利益のために、必要なリソースを自発的に投資するだろうと期待するのは、エクソンが地球温暖化の問題に対してリーダーシップを発揮することを期待するようなものだ。そんなことは起きるはずがないのだ。
しかし、単なる規制ではなくトラストの分割が必要だというアイデアを私が思いついたのは11月に、上院情報委員会のチェアマンであるリチャード・バーがフェイスブック・グーグル・ツイッターの相談役に泣きついたときだった。「国民国家に我々の未来を台無しにさせないでくれ。君たちが防衛の最前線なのだ」。まさにこの瞬間、選挙で選ばれた我々の代表が自国の防衛を、今買おうとしていた靴についてしつこく宣伝したり、友達の誕生日を思い出させることをビジネスモデルにしている会社に委ねようとした瞬間こそ、歴史における転換点だったのだ。
はっきり言っておこう。我々の防衛の最前線はこれまでずっと陸軍・海軍・空軍・海兵隊だったし、これからもそうあるべきだ。「ザック」軍団なんかじゃない。(https://anond.hatelabo.jp/20180214160914に続く)
リクルーティングをしていると、無借金経営を唄う会社を見かけます。
いちもくさんににげましょう。やばいです。
どのくらいやばいかっていうと、「は?お前のPCメモリ16ギガなんwwwwだっせwww俺2テラwwwww」って言う友達くらいやばいです。
話すだけ無駄です。
簡単になんでやばいかを説明すると、会社のボードメンバーが資金調達についてわかってない⇨まともなCFOがいない⇨会社の運営がクソという図式が成り立つからです。
借金って言葉がまたアホです。なんなんでしょうね、会社における借金って。
個人における借金はネガティブなイメージがありますが、企業においては違います。
お金の面から見た企業は「お金をどっかから持ってきて、それを事業をおこなって増やしてステークホルダーに還元する」っていうものです。
「お金をどっかから持ってくる」場合には、絶対にそのぶん費用が発生します。借りる場合は金利だし、出資の場合は配当金がそれにあたります。
(自分の金ならただだろって思うでしょ?自分の金を事業に投入する場合は、いわゆる出資にあたります。)
ここで大切なのは「借りることは、お金の調達方法としては安い」という事実です
大切なのでもう1回言います、「出資してもらうよりどっかから借りる方がいい」のです。
なんで借りるのが一番いいかは自分で勉強してください。でもこれは事実です。
でも嘘だろって思ったってことは、ちょっと調べようかなって思いましたよね?
はい、この時点であなたは先のリクルーティングで無借金経営を唄ってるリクルーターより、財務について知識があります。