はてなキーワード: リクルーターとは
「就活」って聞いて思い浮かべるあの「就活」、多くの人は経験していないのになぜか「普通の日本人ならこなしてきた通過儀礼」のように薄っすら思われている。
もちろん「就職のための活動」は雇用されて働く人なら誰もがしたわけだけど、いわゆる就活はかなり限られる。
まず、「今就活生なんです」と言われると「大学3、4年生なんだな」って気持ちになるので、「就活」は薄っすら大学生の行事だ。
で、就活では、なんとなく合説(ごうせつ、合同企業説明会)に出席して、その後ES(エントリーシート)を出している気がする。
このESを出すというのも、お問い合わせのメールアドレス宛にPDFを送りつけるというのではなくて、マイナビあたりの会社が提供するマイページの定型的な提出フォームに入力して出す気がする。
で、面接は1,2回ではなくて、GD(グループディスカッション)やケース面接、集団面接、人事上席との面接、役員面接(または部長との面接)みたいに段階を踏むことが多い。
このような本選考に進む前に、インターンなる企業主催のイベント(労働というよりイベント)に参加してみたり、OB訪問をしてみたり、リクルーター(学生との窓口になる社員。採用担当者ではないことが多い)から電話が来たり、そこから早期選考が始まったりしている。
ここまで解像度が高くなくとも、リクルートスーツで身を包み、八重洲口を抜け、ドキドキしながら丸の内のでっかいオフィスビルを見上げて最終面接に臨む、みたいなのはなんとなく誰もが想像する「まあ就活ってこんな感じだよね?」な絵面だ。
……そんな感じの「就活」、実は日本人のごく一部しか経験していない。
だというのに、「普通の日本人ならこなしてきた通過儀礼」のように思われているのはどうしてなんだろうか。
創作物でもさも当然のように「就活」の概念が出てくるし、旧2chでも「面接官『○○ですか?』」スレは根強い人気があった。
実際には多くの人が経験していないのに「普通の人は通ってきた道」のように扱われている「就活」。
これって不思議じゃない?
こんなところで書いても嘘臭いだろうが、ワイはプログラマーで海外就業してたから、元増田学習意欲高そうだし、同じように海外就業することをお勧めする。
ただし英語力は相当いるけど、学習意欲あるからできそうだよね?やるならやるで一日数時間勉強して英語力高めるくらいなら、一時的に仕事やめて1年受験勉強くらいのつもりで、一気に実用レベルに持っていったほうがいい。speaking/listeningは大事。online英会話も会話を中心に続けること。
海外就業のための仕事探しは、Linkedin、indeed, stackoverflow jobの3つ使うくらいでいいと思う。ただ強いマッチングは求められるから、興味ある会社をピックアップして、そこが必要としている技術を徹底的に身につけてから応募すること。もちろんその技術に精通していることがわかるようなコードをgithubにはあげておく。
日本帰ってからも海外就業してたってだけで、日本のほとんどの企業は重偏見人間ばかりで、面接でろくに質問しないでも内定が出るようになる。まあそんな会社は興味ないのだが。
海外企業とリモートで仕事したいのであれば、やり方はいろいろあるけど、githubにちゃんと興味持ってもらえるレベルのコードをあげることだ。おもしろそうって思ったらリクルーターなりが声をかけてくるし、そこから仕事にも繋がる。リモートじゃそれ相応の信頼がないと仕事なんてもらえないからね。
最初、02環境でゲートボールをしていたのだけど、あまりにもバランスが悪くて、さすがに蜃気楼とキラスネは縛ろうぜって話から身内で生まれたフォーマットなんだけど、結構バランスよかった。
具体的なルールとしては
って感じ。
メリットとしては
あたり
正直2期はグットスタッフとワンキル、デッキ破壊しかいなかったようなもんなので、理不尽なゲームを押し付けてくるワンキルデッキを締め出して、コントロールとビートダウンとコンボでなんとかメタが回るかな・・・?って感じのレギュレーションになってる。
今30代後半で、昔遊戯王に触れてた人が古いカード使って遊ぶならこれほど楽しいフォーマットもないと思うので、よかったら一度遊んでほしい。
私たちは所謂転職リクルーターで、メインターゲットは今現在性産業に従事しているが、稼げていない人である。
希望の稼ぎや勤務可能時間帯、その他個人事情をヒアリングして、ここで働いてみませんか?と提案する。
女性が承諾すれば、店舗に面接の連絡をし、日時を決めて面接→採用となる。
これが、強制的労働だとか堕とし込むと言われる行為をするとどうなるだろうか?
・強制的に働かせる→管理売春、監禁など逮捕のリスクが増える(管理売春→家宅捜索→児ポで捕まった人もいた)
・堕とし込む→夜職未経験の人に無理やりやらせても続かない。続かない=私たちの稼ぎが増えない
まあとても効率が悪いんですよ。私たちもお金欲しくてやっているので、続かない、効率の悪い事はやらない。
山口敬之の逮捕状の執行中止を命じた男が今日警察庁長官に就任した。世界で一番有名な警察トップだ。歴史にも残る。
この件でTBSは重要な関係者であるのに追及を免れている。説明すべき事をしていない。これはおかしい。
警察が逮捕状を執行する為に空港に張っていたという事は山口の帰国日どころか搭乗便も知っていたという事だ。
TBS以外にない筈だ。つまり、告訴を受けて警察がTBSに聞き込み→事件が会社に発覚→降格処分決定→帰国決定→搭乗便を警察に伝える→逮捕状請求→張り込み、という流れ。
なのにTBSはいつ山口の事件の事を知ったのか?、それを受けて人事処分決めたのか?畑違いの営業部への転属の理由は何か?逮捕状執行の事は予期していたのか?という事を説明していない。
・世界初で韓国のベトナム戦争慰安婦問題を取材したがそのスクープはTBSに握り潰された→記事を文春に持ち込み掲載された→これを問題とされて降格人事を受けた
・韓国ベトナム戦争慰安婦のスクープをTBSが握り潰したのは韓国軍への遠慮や忖度による
と説明しているが、実はこのストーリーは夕刊フジがあとから考えたものだ(特に後半の理由付け)。
理由付け部分は幼稚だが、それ以前は本当かどうか確認しないといけない。
なのにTBSは「NYにいる山口が初めて捉えたスクープ」を拒絶した理由をちゃんと言っていないし、人事異動理由が文春への持ち込みかどうかも説明していない。
営業部に転属になった山口は16年5月末付けでTBSを退社、6/9に『総理』を上梓する。
営業部での勤務中に執筆したのだ。執筆には官邸などでの取材をせねばならないが既に営業に転属されて取材行為は出来なかったはずだ。
だからこのスキャンダルの信憑性に大いにかかわるので、営業部に毎日出勤してしたのか、オフィスアワーに官邸の面々と会う機会を許していたのか?という事をTBSは言わねばならないがやっていない。
「自分の所の社員だったものが不祥事起こしてすいません」的な事しかTBSは言っていないし、その謝罪だけで他のメディアは許してしまっている。
本来なら社内の誰が警察とのやり取りをしていたか、過去に同様のトラブルを起こしていなかったか、リクルーター的活動での男女比、リクルーター活動の社内での把握の有無、営業部での勤怠状況などが詳らかになっていなきゃいけない筈なのに、全然取材されていない。なんでこんなに身内に甘いのだろうか?
転職先面接で、定年退職まで働くイメージがなかった企業、それも全然違う役職に応募してしまい、ミスったーって思いを全く取り繕わなかったら普通にお祈りされてしまった。
リクルーター経由ならどこがダメか感想をいただけるのだけど、完全に無味無臭のお祈りメールから「こいつとは一緒に働きたくない」という書いてない文脈を読み取ってしまう。
...やっぱりそれでもいろんなことを考えてしまう。
悔しい‼って思い、メガベンチャーなんて言われてたけど普通に判断スピードは大企業のそれでもう全然そういう会社じゃないんだなって色褪せた思い、
どーせダメだからって最後の質問で給与を聞いたら、逡巡した後で非managerで700万円って答えてくれて、の後紹介された連載記事を見てこれでこれかーって素直に思ってしまった思い、
お前もべっつにそんなに強くないだろ、むしろ雑魚だし、たった一人技術だけで上がりじゃなくていろんな部署に声をかけて人を巻き込む力が多かれ少なかれあって事業に貢献してそれやでって思い。
ソシャゲで巻き上げる力やっぱりやべーなぁって思い。
色々なものが積み重なった。
サークルのびらもあんまりもらえなかったのでサークルには入らなかった。
第一印象が悪いだけでそこを改善すればなんとかなるみたいな話でもない。
第一印象はまだマシな方で、回を重ねるごとにどんどん嫌われていき、人が離れていく。
ヤバい。現実はおろかネットでさえ友達作れない。むしろネットじゃあらゆる人間に1回で切られる。
理系で修士課程ですって言うだけで、一流メーカーから何作ってるかよくわかんない企業までバシバシ内定が来る。
合格の電話のときは面接で良かった点、とかもいっぱい褒めてくれる。
今日も「はきはき簡潔な受け答え」と「チャレンジ精神およびそれを成し遂げる能力」を褒めてもらった。
どこ受けてもだいたい通るのが気持ちよすぎてやめられない。
pixivで500ブクマ稼ぐのに比べれば、ESを書くぐらいなんてことはない。
いくらでも書ける。書けば通る。
私を採用しようとせっせとメールを送り電話をかけ面談をセッティングしようかと気を遣い工場見学に来ませんか交通費はお出ししますと声をかけてくる御社のみなさんを袖にするのが楽しい。
私は男に振られたことはあっても男を振ったことなんかないんだわ。
ということで、もう6月だし、いっぱい内定持ってるのになんとなく今日も二次募集に向けてES書いてる。
私がこの前2週間かけて書いたBL小説なんか誰も感想くれなかったのに、40分で書いたESは30分かけてじっくり読んで貰える。
Tinderで約束した男は簡単にドタキャンするけど、御社は1分の遅刻もなく会ってくれる。
誰からもLINEとか来ないけど、御社のリクルーターは定期的にしょーもないメールしてくる。
つまりは私は世の中に必要とされてるんだって思えることが就活しかない。
・化学専攻
・体育会系
・女
緊急事態宣言が終わり大学にやっと行ける様になりました。研究室の同期がマイページを作っていたので、同じ会社にエントリーしたりしました。
ぼんやりとメーカーを志望していたので化学、財閥系の鉄鋼・非鉄、電工を中心に20社程度エントリーしました。
インターンシップのエントリーシートとWEBテストをひたすらこなしていました。友人を手伝ったりで1、日2〜3回WEBテストを受けていた気がします。解きすぎて答えは暗記しました。問題集を解くよりも回数をこなした方が有効だと感じました。
エントリーシートを提出すると締切日前に合格通知が来ることもありました。また、マイページを作っただけでインターンの選考が免除されたりもしました。
また、インターンの選考で男子は全員お祈り、女子は全員通過となったこともありました。
女子の院生は就活が楽、というのを実感しました。(サンプル数が多くないので少し疑問は残りますが、、)
提出したESの合否達が帰ってきました。
通過率は大企業(TOY○TAとか日○製鉄とか)で60%程度、その子会社(デ○ソーとか日○マテリアル)では90%程度でした。
修士ならほぼ落ちないと思っていましたが考えが甘かったです。
インターンは1つを除きすべてオンラインでした。メモをとるふりをしてスマホをいじってる学生が結構いました。スマホをいじりつつワークをこなしました。
女子限定イベントがあったりと、女子優遇を感じる場面が何度もありました。
9〜11月
2.3日程度の短期インターンに参加したり、ESを書いたり。中弛みしてしまってあまり活動してなかったです。研究を進めていました。
インターンでついたリクルーターと面談をしていました。面談で合格すれば早期選考に呼ばれます。
本選考のエントリー前ですが面談(実際は一次面接、二次面接)を受けたりしていました。
インターン後に接触を図ってきた企業は10社ほど。面倒になって大半を辞退したので面談をしたのは3社です。
面談(技術面接、人事面接)を受けていました。技術面接は学会経験があったので特に苦労しませんでしたが、人事面接は自己分析をしたことがなかったので咄嗟に答えるしかなかったです。ほとんど嘘をついていたと思います。
なんとか3社とも通過しました。
結婚の予定や彼氏の有無などを聞かれたりと、結構アウトなのでは?と思う質問もされました。
上旬に第一志望だった会社に合格(実質の内々定)を貰えたので、もう一社は辞退しました。
最終的な感想ですが、
22卒でまだ内定ない人は今まで何をしてきたんだろうか。
学生のころ、TAをしていた授業の先生と就職の話になって、某大手企業に行くということを話したら、「最初は大きいところがいいわね...」と言われたのを今でも覚えている。
就活ではリクルーターの人から、「学位を持っているから将来どうとでもできるよね...」みたいなことを言われたりもした。
その会社は辞めて、今は外資で働いているが、もしかして上記の人たちは自分が辞めることを薄々感じていたのだろうかと今になると思う。
最初から外資スタートだとまったく体験できなかったであろう日本の会社での働き方を某大手では体験できたので、今の会社を辞めて日本企業で働くときも外資スタートだった人たちよりその点はスムーズにいくだろうなーと思っている。
元増田もそういう発想のもとキモイ大企業に行ってみるのも手かもしれない。
あと、男女共同参画だとか一億総活躍だとかいうとさ、男も女もどこかにやとわれて働くの当然みたいになるのも今一つだと思っている。
昨日思ってたことを増田に書き出したら少しスッキリしたから他のことも書いてみる。
ちょうどこの時期だからわたしが新卒で入社して半年で辞めた生命保険会社のことについて。長くなったから分ける。
就活していた時はどこにも受からなくて唯一早い時期に受かったのが大手の生保だった。
まあそれぐらいの頑張りしかできない人間ということで察してほしい。今思うともう少し探すのを頑張ればよかった。間違っても生保に入るんじゃなかった。
新卒一年目の年間スケジュールは資格勉強と営業活動の基礎づくりを並行して行う。
基礎っていうのはその会社の保険を理解して上手に説明できる力を養うためのロールプレイングと、友人知人への情報収集になる。
企業に行ってもすぐに契約は取れない、でもノルマ(目標という言葉でごまかされるが結局はノルマ)はある。ノルマをこなすために、多くの新卒は友人知人に勧めることになる。
まずは、友人知人に自分が生命保険会社に入ったとハガキを出す。ハガキにもノルマがあり、営業所まで返ってきてはいけないからちゃんとした住所を聞かないといけない。
ノルマは一人最低50枚。できないと80人前後の部屋の前でさらされる。
ハガキのあとはアンケートだ。これは企業で営業してる人がよくやってるやつとほぼ同じで、対象はハガキを出した人たち。
でも、ノルマは倍の100。ここからふるいにかけられる。できない人は20とか50だし出来る人は200とかいく。
知人友人以外に、例えばサークルの後輩とかにも頼る。しかも名前、住所または電話番号、生年月日と性別が揃ってないとカウントされない。
まぁ、生命保険会社だから仕方ないよね。その情報で生保のモデルプラン作って売りに行くんだから。
知り合いに住所聞いたりするのって本当に胃が痛い。聞く過程で既読無視はされるし、もちろん断られる。それをされてこそ生保の営業!と会社では言われるからだんだん麻痺してくる。
だってみんなの前で数が足りないって怒られるのが嫌だから。ここで、怒られるのが嫌だからこなすっていう気持ちじゃなくて相手にもっといい保険を勧めたいとか、前向きな気持ちになれるなら営業で稼げると思う。知らんけど。
今思えば全部全部適当に書いて適当にやればよかったんだ。無駄に真面目だと100人に聞くからね、いろんな伝手を頼って。
営業始まってからのほうがもしかしたら気が楽だったのかもしれない。企業の人に当たったけどだめでした〜とか、定時後に知り合いとアポ取って打診したけどだめでした〜とか平気にうそ言ってたから。
ほんとに頑張った時もあったけど、ずっとずっと胃が痛かった。人に商品を進める時、ハンコを押してもらう時、詐欺でもなんでもないのにずっと申し訳なく思っていた。
自分の仕事をしているだけなのに悪いことをしているように思えて、常に胃が痛いなんてもう仕事にならないじゃん。だから辞めた。最高にゆとりで頭がゆるいから自業自得の結果だ。
4月から生保に入社する人は、今更だけど少し覚悟したほうがいいかもしれない。まぁ生保の営業になる子がこんなところは見ないか。みんなキラキラしててインスタばっかやってたし。
リクルーターから、わたしは友人とかには頼らなかった!って言ってる人がいたらその人は特別優秀で成績がいい人だと思ったほうがいい。普通の営業には難しいよ。
社会人になって何年か経つが、母校の教授が記事に出ていて驚いた。
理系大学院生を就活疲れから救う 大学推薦制度を改良、1カ月半で就活完了 | 日経 xTECH(クロステック)
自分は途中から自由就活に切り替えて就職した身だが、本件に関して思うところが多くあるので書いた。
あくまで当時の話だが、制度の一番の問題点を偉そうに記事で語っていたので、あまり変わっていないのだと思う。
「良いところに就職できそうだから工学部」という高校生に向けて内情が伝わればいいと思っている。
以下長文。まとめだけ読んでも良い。
問題点に入る前に、東北大学工学部機械系の就活の特徴から話そうと思う。
学部3年生を過ぎると、落とすと即留年の実験や厳しい進級要件に追われ、研究室配属後は、平日休日の区別なく働かされる学生が結構な割合で存在する。
また、元記事の教授を始めとして、多くの教員はバイトやインターンや就活を快く思っていない。
講義やゼミを説明会や面接のために休ませて欲しいと言う申し出を認めない人も多い。
そのため、地理的な不利と相まって就活時期の動きが相当制限されるのが事実である。
ただ、そのような鍛えられた工学系大学院生の需要は高く、加えて地方ながら旧帝大の名前は一定の評価があるらしい。
実際、真面目に就活をしなくても無内定にならない程度には求人が来る。
推薦については、景気にあまり関係なく学生200人に対して毎年2倍以上の枠が安定して存在する。
動物のお医者さんという北大を舞台にした漫画に「人買い」のエピソードがあるが、学部内合同説明会はまさにあのような様相となる。
メーカー系だとCore30はもちろん、日本を代表する超大企業が揃っており、企業を選ばなければ就活には全く困らない。
例を上げると、
など、枚挙に暇がない。
ただ、業界に著しく偏りがあったり、大手子会社や中小企業も多数含まれているのも事実である。
この少子化と売り手市場において、そんな推薦に対して多少の物足りなさを覚える就活ガチ勢もいる。
大学推薦というと、研究室の学生を教授が知った企業にコネでねじ込む、といったイメージが強いと思うが、これは一昔前の話であり今は中々聞かない。
元記事にもある通り、大学推薦と言う制度自体を機械系全体で管理しており、各教授の推薦状の発行を制限しているため、基本的に抜け駆けは許されていない。
3,5で分かる通り、自由就活に比べてES選考やグループディスカッションの足切りはないが、人気の大手企業を狙う場合、ある程度頑張って学内選考および企業選考を勝ち残る必要がある。
ここまで書くと、大変さはあるかもしれないが世間一般から見ると恵まれているという意見が多数だろう。俺もそう思う。
問題点は背景で書いた以下の規定および、記事の以下の規定である。
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00138/013000472/?P=2
このような仕組みにおいて何が起こるのか?
企業「今年は採用目標を増やすので推薦枠を15人設けてくれませんか」
就職担当「一部の企業に学生が集中しすぎると他の企業が不公平になるからダメ。5人で。」
就職担当「推薦された学生が不利になる可能性があるからダメ。うちの学生を自由で取った事がわかったら来年から推薦枠なくすから。」
ト○タ、ホン○等の人気企業の推薦枠を競って学生数十人が争う。
枠からあぶれた人々は自由応募をすることを禁止されているため、泣く泣く諦める。
推薦を取り直そうと2次募集を見ても、人気企業の枠は1次募集で埋まっているため、行きたい会社が残っているとは限らない。
自由応募で別業界を狙うか、子会社や領域の違う会社で妥協することとなる。
完成車や重工等の花形業界を狙う学生は、小さい頃から車や飛行機に夢を持ち、必死で勉強してきた人揃いである。
そんな人達が、
大学に隠してでも人材を確保するぞという気概で、黙って自由応募を受け付けてくれる企業も存在する(した)。
しかし、昔からの長い付き合いがある人気企業は、大学の報復を恐れて受け付けてくれないことが多いのが現状である。
なお当時、就活担当職員(※1)に対して自由応募を認めてくれるよう必死に訴えかけたところ、非常に面倒くさそうに当時の就職担当教授につないでくれた。
ただ、件の教授は就活に時間をかけず研究に没頭することの重要性や、別の会社でもやりたいことはできるなどの一般論を説くばかりで、あまり話が通じなかったので諦めてしまった。
結局、自分は外資や推薦が来ていない業界に切り替えて自由就活を行い、最終的に複数内定を得ることとなった。
一言で言うと「学生の就職先平準化のため、大学が推薦枠を絞り学生の自由応募を禁止する」のが問題である。
これらが曖昧になり、抜け駆けや裏切りを許してしまうと、大学推薦制度に対する学生や企業の信頼がなくなり、制度が崩壊してしまうからだ
元記事のこの意見や、背景にも一定の同意はするが、学生と企業の希望を無視して推薦枠を意図的に絞っていることを言わないのはフェアでないと思う。
そもそも面接が何度もあり、落ちることがある時点で推薦制度の意義は崩壊しているのである。
進学先を就職と言う軸で考えている学生の一つの判断材料となれば幸いである。