はてなキーワード: ユミルとは
「俺の命令に従え!!すべてのユミルの民から生殖能力を奪えと言っているんだ!!今すぐやれ!!ユミル!!」
ジークは叫んだ。
「俺は王家の血を引く者だ!!」
ジークが最後に目にしたのは、涙する始祖ユミルと、それを支えるエレンだった。次の瞬間、すべてが暗転した。
いかなる原理によるものか。宇宙は真空の量子揺らぎからインフレーションにより生じたものだと言う。ある世界線の内部を往来するうち、量子的に絡みあう複数の世界線が混線した。そして、ジークは他の世界線へと転落した…
◇
店舗と住居を兼ねる北沢精肉店の二階で、はぐみの兄は目を覚ました。
はぐみの兄はボリボリと頭を掻き、寝惚け眼で放心した。朝日がその横顔を照らしている。大学の講義もなく、朝の身支度をする必要がなかった。
しばらくして、はぐみの兄は股間をまさぐり、やがて絶叫した。
「た、勃たなくなってるーッ!」
「《うるさいな…》」
マーレ語で言ったが、はぐみの兄には通じなかった。
(《ここは…ヒィズル国か?俺は始祖ユミルといたはずだが、どうしてここにいるんだ?あれからどうなったんだ?ユミルの民から生殖能力を奪うことはできたのか?》)
「うわーッ!裸にジーパンの髭のオッサンが、俺の部屋にーッ!」
地上から、商店街を走る自転車のチリンチリンというベルの音が聞こえていた。
◇
「あたしがもう一人!?どういうことだ!?しかもなんか胸がデケェし!」
「うるせー!胸のことは言うんじゃねー!」
「うわー、有咲が二人!これで次の定期試験は楽勝だね!」
「はァ…もう一人の私、声が大きくて苦手かも」
二人の香澄が声を出すと、二人の有咲はさっとそれぞれの香澄の背後に回った。異なる香澄とはいえ、対人恐怖症は拭えないらしい。
「これがもう一人の自分っスか。正直、信じたくないっス…」
一人のたえの泰然とした様子に、もう一人のたえは肩を落とした。
「いったい何が起きたんだろうね。うち、すこし怖いかも。あ、関西弁が出ちゃった!」
りみがわざとらしく怖がる。が、混乱の最中にあって誰も反応しなかった。
「うわー。ポピパはまた大変なことになってるね」
流星堂の門内を覗いたリサが大げさに言う。おどけた態度と裏腹に、表情に疲労が滲んでいた。
胸が大きいほうの有咲が尋ねる。もう一人の有咲はリサと面識がないため、対人恐怖症を発揮しオドオドとしていた。
「アタシの弟ってことみたい。気づいたらいたんだ。どうにも、ポピパでも似たようなことが起きているみたいだね」
「でもリサさん、いくらガキとはいえ、知らない異性が家にいるのはキツくないですか?」
リサはすばやく片目で瞬きした。
「え?《年下の少年に性的な目で見られて気持ち悪いけど、それを口にして傷つけるほどでもないし、気付かないフリをしている》?リサさんすげー!一瞬のアイコンタクトでこれだけの情報を伝えてきた!」
有咲は感嘆した。一方、リサの弟はリサの本音を暴露されてショックを受けていた。
「でも、異常は人が増えたり現れたりしていることだけじゃないみたいよ」
「あッ、紗夜さん!助けてください!」
「待ってください、紗夜さん!助けるなら私を!」
日菜の両脇につぐみが一人ずつ抱えられていた。
「は、羽沢さんが二人…」
「アハハ。面白いよね。こっちのつぐちゃんはおっぱいがちょっと大きくてー、こっちのつぐちゃんはまっ平らなんだ」
「また人が増えた…それで白鷺先輩、他の異常ってなんですか」
「それはオメデタ…じゃないですよね。ピルを飲んだりとかしたんですか?」
「そうね。昨日までは普通に生理は来てたのよ。それで、この異常でしょう。気になってスタッフさんたちや知人に尋ねてみたら、やはり急に生理がとまった人がいたのよ。というより、生理という現象がなくなったというほうが自然ね。個人的にはありがたいけれど…」
「花音たちにも同じような異常が起きているみたいなの。ここに呼ぶわね」
◇
「見て見て。この人、はぐみのお姉ちゃんなんだ。はぐみ、ずっとお姉ちゃんがほしかったから嬉しい!」
紗夜は口元に手を当てた。
「つまり、今現在わかる異常はこのようになるでしょうか。第一に、異なる可能性の同一人物が同時に存在している。第二に、存在しないはずの兄弟姉妹が存在している。第三に、広い範囲で人々の生殖能力が停止している」
「第二の異常が重要だと思うな。もし第二の異常が第一の異常と同じ原因なら、第三の異常は独立した問題ってことになるもん。ただ、第二の異常が第一と第三、それぞれの異常と同じ原因のものが混ざってるってこともありえるけどねー」
日菜が紗夜の分析をすばやく補足した。
「でも本当、どうしたらいいだろうねー。もう一人の私に学校に行ってもらって、私たちはバンドの練習しよっか。あ、でもさーやはもう一人のさーやが夜学らしいから、どのみち二人とも学校に行かなきゃ!」
「うー。やっぱり、この私は苦手だ…」
暗いほうの香澄がため息をつく。
そのとき、怒声が聞こえた。
「待てー!モカ!」
一同が路上に出ると、上半身が裸でジーパンを履いた髭男が走ってきた。その後ろをモカが追っていて、時折ふり返りつつ、石を投げている。
大学生らしい青年と、Afterglowのメンバーが二人を追っていた。
「あッ、はぐみ」
「兄ちゃん!」
一同は髭男を見た。
モカが鬼気迫る表情で叫ぶ。
「よくわからないけど、あの男、友希那のお父さんと同じ雰囲気がする!自堕落で無責任無能力だけど、ときどき妙な行動力を発揮して周囲に大きな迷惑をかけるタイプだよ!」
友希那は表情に微妙なショックを浮かべた。
「はァはァ…ヒィズル国の言葉が通じて協力者を得ることができたのはいいが、そのために敵もできてしまったな。まあいい…どういうわけか、いまの俺は《始祖の巨人》の力を手にしているのだからな。舞台は変わったが、計画は続行する!このまま、この世界のすべての住民の生殖能力を剥奪する!」
「そんなこといいわけないでしょ!モカ、なんでそんな気持ち悪いオジさんに手助けするの!もうあたしの『ゼクシィ』貸さないよ!」
「そうだぞ、モカ!人間は守るべき家族をもって一人前だろうが!そして自分を産んで育ててくれた親と町、国に感謝だ!ソイヤぁ!」
ひまりと巴が問詰する。
「ごめーん。でも、モカちゃんもう決めたから。あたしたちが最後の人類になるの。それで、これまでのすべての人類の屍の上に、あたしと蘭だけが生きのこるんだ。それって素敵じゃない?」
蘭は甲高い声をあげた。
「はァ!?意味わかんないよ!なに言ってんの、モカ!?っていうか、気持ち悪いよ…」
「蘭にはわからないだろうね。けど、あたし、もう蘭の背中を追いかけるのは疲れちゃったよ…」
微笑するモカの目は、涙に濡れて見えた。
「あたしたちはみんな、生まれてこなければ幸せだったんだよ。音楽はコンプレックスからはじまる。ここにいるみんなも、生まれてこなければ良かったって思ったことが絶対あるよね!?それが正解なんだよ!もう、そんな過ちをくり返しちゃいけない。全部ここで終わらせるんだ」
千聖が輪のなかに踏みだした。麻弥はハッとした。思索的で感受性の高い麻弥には、千聖がモカの言葉に共感したことがわかっていた。
千聖はポツリと言った。
「私の人生に、いいことはほとんどなかったわ」全員が千聖に注視する。「思いだすことのできる最初の記憶は、母に子役として振舞うことを無理強いされたときのものよ。私は母に褒めてもらいたくて、必死に努力したわ。けど、母が私を肯定してくれることはなかった…努力の過程だけが残って、私は自尊心ばかり高い、空っぽな人間になった。それが向上心という形で、攻撃的にあらわれてしまうこともあったわ。パスパレのみんなと知りあって、ようやくそんな自分を変えることができた。けど、たしかに生まれてこないほうが良かったと言われれば、それを否定することはできないわ」
彩が目に涙を浮かべる。
「けれど、たしかに言えるのは、自分の人生が悪かったという理由で、他人の生殖能力を奪うような自分は、生まれてきたことよりもなお悪いと言うことよ!」
千聖は啖呵を切った。
「千聖さん!」
Pastel*Palettesのメンバーが抱きつく。
「千聖さんの言うとおりです!モカさん、あなたは大和撫子の風上にもおけません!子孫繁栄、富国強兵。ブシドー!天誅です!」
「あんたたち、こっち!」
胸が小さいほうの有咲が声をかける。門内を示され、モカとジークはすばやく駆けこんだ。二人が入ると、有咲は鍵をかけた。
「何やってんだ、お前ーッ!」
胸が大きいほうの有咲が怒鳴る。しかし、有咲は鍵を握りしめて離さなかった。
「ごめんね。でも、私、どうしても生まれてきたほうが良かったと思えない…!」
有咲はその場に座りこんだ。膝に顔をうずめ、しばらくすると嗚咽が聞こえてきた。
「有咲…」
暗いほうの香澄が呟く。有咲の苦しみを知っている香澄は、その言葉を軽々に否定できなかった。
そのとき、いくつかの弦の音が聞こえた。
うるさいほうの香澄がランダムスターを手に、歌を口ずさんでいた。
有咲が顔をあげる。香澄の歌は次第に勢いを強めていった。『Returns』。はじめに合唱に加わったのは、もう一人の香澄だった。有咲、二人のたえと、次々と合唱に加わった。
「あったかもしれない未来のことー、なかったかもしれない過去のことォー!自分の姿を鏡に映し、キミは誰なのと、問いかけてみたァー!」
やがて、Poppin’Partyの全員が合唱した。有咲は涙を拭い、門の鍵を開けた。
「《チッ、使えないヤツだ…》」
「俺の《安楽死計画》はまだ生まれてこない子供を対象にしたものだ。いま生きているものを犠牲にすることは避けたかったが、仕方ない…始末させてもらう!」
ジークは自分の腕を噛み千切った。一瞬であたり一面が蒸気と熱気に包まれた。
◇
「おいおい。人間が増えたり減ったりする怪奇現象が起きてるって言うから、取材に来てみりゃよォ…またこの姿になるとはな」
有咲は怖々と目を開いた。触手で全身が構成された巨人が有咲たち全員を蒸気と熱気から守っていた。
気付くと、ラフな服装の女性と、テレビカメラにハンチング帽の男性が傍らにいた。
「私は映像制作会社でADをしている市川と言います。こっちはカメラマンの田代です。えーと、あと、あの大きいのがディレクターの工藤です」
市川は苦々しそうな表情をした。
巨大化した工藤は、類人猿のように見える巨人をとり押さえていた。
「俺も業界にいて長いからよォ。てめェみたいなツラのヤツはよく知ってるぜ。おめェらみてェなヤツはよ、いろいろもっともらしい理屈を捏ねるけど、要は部屋に引きこもって一人で◯◯◯◯してるのがお似合いなんだよ!」
「う…」
「ハハハハ!わかっていないようだな。格闘戦で俺に勝とうが、なんの意味もないということが。俺は《始祖の巨人》の力を手にした。それは、この世界のすべての生物を操作できるということだ!はじめからお前らに勝目はないんだよ!もうお前らの体を直接、操作して全員、絶滅させてやる!」
その場の全員が硬直した。
「もし、いまの俺を倒せるとしたら、直接、因果律に介入できるヤツだけだ!ハハハハ!」
「呼んだか?」
空中に亀裂が走った。裂開したなかから、冴えない中年男性が出てきた。背中に制服姿の少女を乗せている。
「よッ、白石君。助けに来たで。おっと。いけない、田代君やったな」
「助太刀にきたでござる。ニンニン」
「りみ!」
「知っとるか?高圧鍋や圧力釜なんかは、威力の高い爆弾の材料になるんやで。つまり、炊飯器はええ爆弾の材料になるんや。ゆうても、炊飯器がなんなのかわからんやろうけどな」
「まさかうちの炊飯器をこんなことに使うとは思わんかったわ。まあええわ。みんなを助けられるんならな。御免」
「《や、やめろおおおお!》」
ジークはマーレ語で絶叫したが、その言葉を理解できるものはいなかった。
全身に火傷を負い、四肢の断裂したジークを中年男性は担ぎあげた。
「お前はアッチの世界に連れていくわ。案外、お前みたいなヤツにはアッチの世界のほうが居心地がええかもな」
ふたたび、りみと裂開のなかに飛びこむ。その間際に言った。「もろもろの因果律も俺が修復しとくから、まあ安心しといてな。じゃ、またな、白石君」
「江野さん…」
田代が呆然と呟く。しかし、その声を聞くものはもういなかった。
◇
「モカ…」
蘭は涙を流して放心するモカの肩を抱いた。しかし、モカがその声に応えることはなかった。
リサやはぐみは、つかの間の兄弟姉妹と別れを告げた。千聖は生理が復活して沈鬱な表情をしていた。
二人の有咲が対面する。胸の小さいほうの有咲が言った。
「いろいろ、迷惑をかけて悪かったな」
有咲たちは同時に笑った。
「いろいろあったけどさ、あたしはちがう可能性のあたしを見て、なんだかんだ、いまの自分が好きなんだってわかったよ。…ありがとな」
「お前はもう一人のあたしだ。すこしでも運命の歯車がズレてたら、あたしもお前みたいになっていたかもしんねー。いまのあたしのことも、すべて受けいれられるわけじゃねーし。だから、お前を助けられたなら良かったよ」
「お前も…サンキュ」
「うー。有咲がいなくなって寂しくなるよ」
「お前にはあたしがいるだろうが!」
この世界の有咲が叫ぶ。
「えッ、有咲…?」
「うるせー!いまのはなし!」
「有咲ー!」
香澄は有咲に抱きついた。そうしているうち、ちがう世界の住民たちはいなくなっていた。
「離せ!妊娠したらどうすんだ!」
「なに変なことを言ってるの、有咲ァ」
「あれ?本当だ。どうしてそう思ったんだ?」
(終)
進撃の巨人無料公開が終了しましたね。最新話では急展開ばかりで次回どうなるか全くわからない状態です。
さて、エレンの首は飛ばされましたがおそらくジークと同じ感じで推定始祖ユミルに体をこねこねして作ってもらうのでしょう。ここで死んでもらっちゃ困る。
しかし、巨人は明らかに無から物体を創造しています。単なるそういうスーパー能力だよで考えていいものなのでしょうか? ここで一つ考察をぶち上げます。
漫画ジャンル変わってるじゃねーか! という話ですが今更です。ここからもう一回変わっても大して変わりはありません。
所で、作者諫山創先生がこう言っていたことは覚えているでしょうか?
オマージュだろいい加減にしろと言われ続けてきましたがしかしパクリというにはマブラヴ要素は少ないように見えます。まあ世界観的には似ている部分はあるのですが……
ここで思いっきりパクってみましょう。実は巨人は元々宇宙人の端末だったのです!
今まで戦ってきた敵、「BETA」。その正体はケイ素生物が辺境の星を開拓するために送りこまれた炭素生命体の端末だったのです。
そうして主人公はそのケイ素生物に話をしに行き、マジで炭素生命体で意思持ったのいたの? 知らんかったわメンゴメンゴで話は解決ハッピーエンドとなります。
巨人が宇宙生物の端末だったとすると、これならパクリと言っても過言ではありませんね。訴えられるレベルです。
……パクリパクリいって馬鹿にしてんじゃねーという話ですがこう言うにはもう少し大きなちゃんとした理由があります。
これは有名な説ですね。進撃の巨人ファンならあの絵を覚えているでしょう。左に大きな悪魔のような巨人が描かれ左に小さな女の子がリンゴを持っている絵を……
そこでヒストリアがクリスタという名前を絵本から取ったという話があったはずです。心優しい女の子クリスタが大きな巨人と向き合っている絵……これはさっきの絵と無関係ではないでしょう。
そして母親は左の女の子を指さしています。これは左の女の子こそがクリスタという事にならないでしょうか?
この話で言えば左の巨人は始祖ユミルです。そう、元々ユミルの民は巨人だったのです——
そう、宇宙です。……自然に沸いて出てきたよりかはましじゃあありません?
別にそこに理屈をつける必要はないんじゃないかという方もいるでしょうが、これはあれです。何でもかんでも理屈をつけてみたら面白いんじゃないか?という過程の話です。
「始祖ユミルとは、初めて有機生物の起源と出会った少女である。」
あの絵は宇宙から来た巨人がその星の有機生物の起源と出会った瞬間だったのです。これならわざわざ「有機」とつける意味も分かります。
これ、先ほど言ったマブラヴの展開と被りませんか?
何でもかんでも理屈をつけようとすると、こちらが問題になってきます。なによあのリンゴ。
普通に考えたら知恵の実ですがどっからそんなの出てきたのよって話になります。
一つ考えられることとして無垢の巨人が知性巨人の人間を食べたら巨人の能力が継承されますね? あれと同じように、始祖ユミルがクリスタを食べる事で知性を獲得した、と考えることができます。
しかし無垢の巨人が普通の人間を食べても消化できず吐き出すだけで終わるはずです。どうしてクリスタはそんな特別何だという話になるのでこれはあまりいい考察とは言えません。
ここで一つ話を変えましょう。ユミルの民は始祖ユミルの血を引いた人間ですよね? 王家も始祖ユミルの血を引いた人間ですね? しかしこの二つははっきりと出来ることに違いがあります。
また、王家の血を持つ人間は巨人の力でユミルの民の記憶を改ざんすることができます。
これを先ほどの「ユミルの民とは巨人だった」に当てはめてみると――さらに、マブラヴもパクってみましょう。
BETAには頭脳級とよばれるものがあり、こちらに従っています。BETA個々に意思はなく、上位存在に付き従ってるわけです。(合ってるよね? 間違ってたら無視してくれ)
ここで話をまとめてみましょう。
元々巨人は宇宙人の開発用端末として星に落とされました。そこで開発を進めていたわけですが、(なんかちょっと奴隷っぽいですね、進撃の巨人のテーマに合います)ある日有機生物の起源――人間に出会います。
開発用端末である巨人には未知の物でしたが、その人間クリスタは心優しい少女で、巨人に対して優しく接します。
ここで、脳みそであるユミルは気づくわけです。自分はこんな人間のいる世界を開発と言って壊してきたんだ。(もしかしたら殺していたのかも)それを後悔します。
また、いろいろな娯楽にも出会ったのかもしれません。そこで、自分たちは何かの奴隷としてひたすら働かされていたことに気づくわけです。
そうしてユミルは人間になりたい、と思ったのでしょう。自分を含めすべての巨人を人間にしたのです――
……うーん妄想も甚だしい。なんだよ心優しい少女に出会って人間になりたいと思ったって。
ただ、人間になることで奴隷から解放された、というのはテーマに沿っているのではないでしょうか?
マブラヴのパクリという話からもつながります。マブラヴでは炭素生命体は人間を生命と認識できず障害として排除します。こうして戦いが始まるわけです。
しかし巨人は人間を生命と認識し、それになりたいと願ったのです。つまり進撃の巨人とは、マブラヴの終わりから始まる物語だったのではないでしょうか?
……どっちかっつーとガンダム00だこれ
うーん特にないっすねこれ……これでエレンが最終的に何をするか考えられるんじゃないかと思いましたが全然そんなことないですね。
これだと自由だった昔に戻るという意味で「すべてのユミルの民を無垢の巨人にする」がオチになりそうで……最終回のコマと繋がんないんですよね。
まあでもなんかの考察の助けになればなーと
・まずOPにこころを挫かれる。何でこんな人選をしてしまったのやら。OP映像が完全にHYDEさん仕様になってしまったのは誰の趣味なんじゃ。
・確かに本編映像は変態的に凄い。兵長の立体起動はほんと魅せられる。大人の本気を感じる。めっちゃカッコよかった。
・それだけでなく細かいがツボったのが、政府中枢のお偉いさんが振り返った時の足のぐんにゃり感。大腿筋衰えてまくってるのがよくわかる動きであった。5年内に半月板磨耗し過ぎて歩行困難になりそうな脚だ。
・ストーリーが解りづらくないか?私は原作既読だからいいけど未読の人は見続けるのしんどくないのだろうか?対王政の辺りは原作者本人が原作のストーリーに不満と後悔があるらしいが、アニメになってもあまり簡潔に分かりやすくなっている感がない。むしろ展開が速すぎて何がなんだかわからない。
・エンディングはさすがリンホラ。誰よりも作品を理解しイマジネーション広げてるよなぁ。リンホラさんまじ凄いよ、天才だよ……。ユミルのとこ泣いた。
今日はオフの筈だったんだけれど、今日シフトに入ってた子が急に来れなくなってしまったので、私が代わりに出た。
昼過ぎに店長から電話があったんだけど、妙にテンションの高い店長。そういえば昨夜夜勤だったはずなのに何でお店にいんの?もしかしてランナーズハイなの?
今夜は私は子供達と花火をして遊ぼうと思っていたのだが、なんだか店長が可哀想になったので、出ることにした。『進撃の巨人』でライナーとベルトルトに着いていったときのユミルの心境ってこんな感じだったのだろうか、と考えながら出勤。
(ただし、素直にほいほい出て都合よく使われてくれる人だと思われるのは癪なので、意味もなく勤務時間を通常より一時間短縮してもらった)
店長は嬉しそうに帰って行った。やっぱりテンションおかしいこの人。
出勤するや雨が降りだした。仕事を断って家にいても花火は出来なかったろうから、子供達も文句は言わないだろう。
雨のせいでお店は超暇になってしまい、何時もよりも勤務時間短いのに、いつもよりも時間が長く感じられた。
相棒に、フロアの雑用を一つ教えてもらった。レベルが1あがった。
お客様から、棚にでっかい蜘蛛がいると報告を受けたが、探しても見つからなかった。
レジ裏に、相棒が潰した甲虫の様なものならいた。相棒はハエ叩きや靴底で虫を叩き潰すのが得意なのだが、死骸の片付けは何故かしないので、私が片付ける羽目になる。
虫といえば、以前イケメン正社員氏が昆虫の入ったポリ袋をしゃがんで眺めていたので、これどうしたの?って聞いたら、子供みたいにニコニコしながら
「お仕置きしてるんですw」
って言ったので引いた。
ただ、間違えてコンビニに入っちゃっただけでお仕置きされる虫って。
なんなら私が外に連れてって放してあげようかと申し出ようとしたら、袋には殺虫剤が注入され済みだというので見殺しにするしか無かった。イケメン氏おそるべし。
交代の時間になってもイケメン正社員氏が来なかった。相棒が正社員氏に電話してみると、起こしても起きないと家族談。まさか布団の中で死んでるんじゃないでしょうね。
しらんかった
何人ぐらい?
断固そいつらを増やそう
十分でしょう
基本的には強くて燃費ゼロで無限再生する軍団の質量で踏み潰すのが戦法になるから
無垢の巨人は確かに強いけど、過去の記録と記憶を抹消された壁内人類と違って
長くエルディアと付き合ってきた壁外人類には「首筋が弱点」って情報は
知れ渡ってるだろうから、無敵ってわけじゃないし。
十分でしょ
弱点と言っても吹き飛ばすぐらいしつこく撃たなきゃ殺せない訳でそこ以外はどんどん再生するんだぞ?
あとは首にあの硬化材のガードを付けろ
つーか9つの巨人が強いと言ってもそれは戦術レベルの話であって
広い国境線をそれだけで維持できるかは疑問。
ドイツ機甲師団よりすげえ電撃作戦出来る軍団が居るんだから当面蹂躙できるだろ
国力差がある国から攻められたり、周囲の国をすべて敵に回したら
やっぱ厳しいんじゃないか。
女の子が好きなんですけど、漫画に出てくる女の子の大派閥は「正しくて優しい女の子」なんですよ。
ああいう子がほんとにダメで、喜んでても酷い目に遭ってても全く感情移入出来ないんです。興味も持てない。
今のジャンプで最も典型的なところをいうと、Dr.ストーンのユズリハとかですね。
でもいい按配のクズって難しい。
常に人を痛めつけるのが趣味の極悪人とかだとやっぱり「そんな人いないでしょ」てなって興味出なくなる。
進撃の巨人のヒッチはかなりいい感じだったんだけど善人になりすぎてきちゃってるし
ユミルもワルとみせかけてすごいいい子だったので違う(なにあれマジで女神じゃん)。
己の欲望に汚いサシャも小さい子を守る為に自分の命を張るのに迷いがない。
一応クズから善への葛藤は描かれるけどその葛藤にあんまりリアルさや生活感がない。
諌山先生はそもそも当人がかなりふりきれた善人だと思う。女性についてもウジウジ洞察しようとしたりせずすごく良い面を見てる。
といって、
なんかすごい欝漫画とか「女ってこんなクズ」が見たいわけでもないんですよ。
結局は自分の趣味に合う按配の女の子が欲しいっていうだけなんですけどね。
クズさと善性とをいい塩梅かつリアリティをもって描写してくれると
うわーーーっ 超可愛い!
女性作家による女性の関心に基づく女性向け漫画も面白いですし読むんですけど
・道から送り出すように”いってらっしゃい”と言ったミカサのような女の子。
・アッカーマンは王家の記憶操作を受けない。アッカーマンが実は記憶操作していると考えた方が自然な気がする。影武者王がいたわりには、真の王家は(ヒストリアが残ってるとはいえ)あっさりやられた印象。もう一段影武者があってもおかしくない気がする。
エレンの寿命が2000年後だとすると、死にかけのエレンに2000年後の君へは微妙な感じがする。どちらかというと、次の継承者に対してがフィットする。始祖から送られた"エレン"を2000年後の君が受け取る(喰う)。始祖の系統=アッカーマン=ミカサが?
どうじゃろ?