はてなキーワード: ヤラハタとは
でも、浮気や行きずりも含めて、一生のうちにたった1人の男
としかセックスしない子なんて滅多にいないわけで。
どうでもいいはなしだけど、うちのオカンは(いまのところ)明らかにそう。オトンがはじめての相手で彼氏。
80年代半ばに交際をはじめたようなんだけど、曰く、当時はいまほど男女交際が乱れていなかったと。
さすがにオカンのような例がメジャーではないとしても、付き合っても3,4人とかそれくらいで、なによりもセックスにまでおよぶカップルもそう多くなかったと。
こういうのって時代とか地域差がすごく大きいものだから、どこぞの社交界かキリスト教コミュニティあたりの例外的な話に思えるかもしれないけど、舞台は地方都市郊外の大学が密集する学生街。もっとヤリまくっててもよさそうなもんだけど、そうでもなかったらしい。
80年代ってポストモダン全盛でみんな差異に戯れってたんじゃないの、とか勝手に想像してたんだが。
あれかね、恋愛資本主義(笑)の完成にはバブルの到来を待たなければならなかったのかね。まだ恋愛が多少なりとも慎み深かった(?)時代の最後の徒花、とか。
以上、そんな母親に育てられたからかは知らんけどこのまえヤラハタ達成した童貞談。
ついでに。
史上最悪の儀礼とか調子乗って断言しちゃってるけど、それはあくまで今日的観点からのおはなしね。
女子を交換可能な財、として見なすなら決して間違っちゃいない。
http://d.hatena.ne.jp/Britty/20081217/p2
こことか読むとわかりやすい。性の悦びを知らなければ浮気する可能性は低減できるわけで、結果として血族の純潔性はいっそう高まる。
日本でも明治以前は、程度の差はあれこうだったわけでしょ。政略結婚とか。もちろんさっき書いたように時代・地域差があるけど。夜這いしまくりの江戸自体の一部農村とか。
そんでそういう発想の極北として女子割礼はあるのだけど(いやあ人間の知恵って恐ろしいねえ最初に思いついた某部族の父祖は偉大だよある意味)、西洋近代の価値観とは当然衝突するよね、と。
どんな文化にも独自の価値観があるわけで、それを尊重するのが文化相対主義なんじゃないの、と。それでも普遍的な倫理は成立しうる、という立場もあって、まあどうしても衝突するわな。
話がそれたけど、要は他のものさしを知れ、と。枝葉末節だがな。
いちおう断っておけば、俺個人としては女子割礼はナシだけど、それは俺が現代日本の文化に馴染み育ってきたからであって、よその文化がそういうことをしていることについては口出ししないよ、というのがスタンス。
……これって処女うんぬんの議論にも適用できんじゃないの? どんだけ罵りあったところで、結局は個人の内面の問題、「人それぞれ」としか。
それがなんでこんなにも気持ち悪く盛り上がっているのかといえば、実際のところは「処女厨きめえ」という罵倒の欲望だよね。ただ「きめえ」じゃ頭が悪いから、もっともらしく現実の例とか学問とかを引っ張り出してそれらしく見せてるだけ。
あと万人の万人に対する恋愛観の闘争。俺(私でも僕でもワシでもなんでも)はこういうふうに恋愛してきて学習しました俺なりのテツガクがありますだからおまえの恋愛観はおかしい、と。
大学時代、男ばっかりのオタク系サークルの中の紅二点の、目立たない方だった。
もう一人の女子・A子は小柄で童顔で声は通りのいいいわゆるアニメ声、サバけた気持ちのいい性格だけど料理が下手という欠点もあるというとんでもない高スペック(一般的にはどうか知らんがオタク的には)。守ってあげたくなるというか、実際「あたしがこの娘を守ってやるんだ!」と思ってた。
A子萌え、という後輩に「A子オトしたいなら中ボスが私、ラスボスが○美ちゃん(A子の地元友)だと思え」と言ったら「そりゃ中ボス戦で死ぬわw」と言われたくらいだったし。
普段は同期のA子・B男・C男・自分の4人で行動することが多かったんだけど、A子のボケに的確にツッコむB男くんを好ましく見ていた。
恋愛感情じゃないよ、信頼と友情。
前述の後輩も、A子と一番近いマンションに住んでたD先輩も、他の人も、「A子は可愛いな」という態度を隠さなかった。そりゃそうだ、A子は可愛い。
けど、「A子は俺が『所有』できるはずだ」という態度もバレバレだった。特にD先輩。
そんな中で、A子に対する態度がモノに対するそれでなかったのがB男くん。そりゃ高評価にもなるさ。
私とA子が女同士友人であったように、B男とC男も友人同士。
で、A子とB男がなんとなくイイカンジなのを見たC男は何か勘違いをしたらしい。
どうせなら可愛くて、扱いやすくて、俺に従順な子がいいな。
A子タン萌えるよなー。腐女子だけど、だからこそきっと扱いやすいはず。
でもA子タンのそばにはいっつもD先輩がいるんだよなー。家も近いしいろいろ世話やいてるし、D先輩どう見てもA子狙いだよなあ。
D先輩はなんたって2年も先輩だし、サークルの実力者だし、逆らえないし…
でもカノジョが欲しい、『彼女もちの男』になりたい、あわよくばヤりたい!
でもサークル唯一の可愛い女子A子タンにはD先輩がいるし…
…
あ、増田も一応女だっけ。
A子タンに比べたらスペックはかーなーりー低いけど…まあいいか、穴はあるし。
A子-B男がペアっぽいから、当然増田は俺とペアになりたいはずだよね。彼氏がいない女なんて惨めだもんな。
男慣れしてない処女なら、ちょっとおだててやればすぐ「C男くん好き…抱いて!」って言うに違いない!
やった俺もついに脱童貞wwwうはwwwww」
「見てみてコレ、『(キャッチャー)は(ピッチャー)の女房役』だって!君たちはこういうのにモエーなんでしょ?」
「増田ちゃん、今度イベント出るの?俺呼び込みやってあげるよ。得意なんだ、昔ボーイスカウトで夏祭りのラムネ全部売り切ったことがあるから任せておいて!」
俺はキミを女として扱いますよ、賤民腐女子を差別しない心の広い男ですよ、というアプローチのつもりだったんだろうけど全部逆効果。
女をモノだと思ってるのがにじみ出てた。
私を勝手に「カノジョ最有力候補」だとしていたのはもちろん、「A子は(食われてこそいないけど(本当は俺が食いたいけど)、)すでにD先輩の『モノ』だ」って思ってるのも手に取るようにわかったよ。私の大事な友人をなんだと思ってるんだ。
A子はA子で、C男の態度に「私の友人増田をなんだと思ってるんだ」と思っていたらしい。私をオトしたかったらラスボスはA子。
ていうかさ、本当はA子がいいと思ってるなら素直にA子にアプローチしろよ。玉砕覚悟で。
本命高スペックを手に入れられないより、低スペックでも手に入れる可能性が高いほう、競争率が低い方を狙うのが得策、だから増田で我慢する。おれは確実な男だ。
最初からそんな志の低いことでどうするんだよ!
結果低スペックにも高スペックも手に入れられなかったわけですが。ざまあ。
卒業して数年たった今現在、私はC男とは一切連絡をとっていない。実に清々しい。
おととし、A子は偶然D先輩を見かけてしまい、震えがきてしまって動けなかったと言っていた。幸いB男がそばにいるときで、相手は気づかなかったそうでなによりだ。