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2024-10-29

生成AI規制にはタイムリミットがある。それもかなり早く

生成AIタイムリミットは実際には残り一年程度だと思っている。この一年という期間はGPT-5級の言語モデルが出て二か月程度という見積もり一年は甘く見積もった計算でこれは半年程度に縮む可能性すらある。

GPT-5級の言語モデルというのは人類の知能の上位0.1%~0.01%の知能を持ったAIとここでは考える。今の最新のモデルGPT-4oやOpenAI-o1previewは少なくとも人類の上位10%~20%程度の知能はある(少なくとも自分よりも賢い)。

このレベルの知能が出たとき世界は大きく変わらざるおえない。特に資本主義社会では。GPT-5級の言語モデルが出て二ヶ月程度の猶予はこの世界の変化にかかる時間


日本AI規制派の多くは絵師界隈の人が多いが、画像生成AIはこのタイムリミットまではどれだけ発展しようが発展しまいが生成AIメインストリームにくることはない。来るとすればGPT-6やAGIのころ。

逆にどれだけ画像生成AI非難しようが、言語モデルの開発が止まらなければ全く意味はない。

特にフロンティアモデルを開発しているOpenAI、Anthropic、Googleの少なくとも一つの開発を一年以内に止めさせる必要がある。一つを止めると雪だるま式にすべてが止まる可能性がある。可能性があるだけで絶対ではないけど。実際にはフロンティアモデルは一つで十分なので、最終的には必ずすべての開発を止める必要がある。

この三つを止めると、一年から一年半の猶予ができるのでオープンモデルに対する規制実施する(中国モデルも含む)。これでようやく生成AI規制が達成される。


このタイムラインを理解して、時間的な危機感を持って規制に動いている人はxリスクAIアライメントの視点からの人以外に見たことがない。

悠長にXで反反AIレスバしている場合ではない。画像生成AI著作権がどうとか言っている場合ではない。

OpenAI規制に動け。LLM規制に動け。

タイムリミットまで、ポイント・オブ・ノー・リターンまで、あと一年だ。

2024-10-26

週刊少年ジャンプ史上最も重要マンガ25選(改訂版)

anond:20241012181121週刊少年ジャンプ史上最も重要マンガ20

↑を書いた増田です 適当に書いた増田がしばらく見ないうちにブクマめっちゃ伸びてて派生増田もめちゃくちゃ出ててビビった。ただのおじさんの与太話にいろいろ意見をくれてありがとう

みんなのコメントの中には恥ずかしながら読んでなかった作品もあったくらいで、今週はネカフェKindle50%還元セールでいろいろ読み返してました

選考基準について少し補足すると、ジャンプという雑誌の在り方への影響度がとにかく重要だと考えてます。売上とか人気とか社会的影響考慮はしてますが、あくまで付随する要素に過ぎません。

ブコメやXで結構言及されてたのを見て思ったのは、選評を雑に書きすぎて自分の考える重要性が伝わってないところが多かったのと、20選だとさすがに網羅出来てないなということ。もともと個人的メモ書き程度に書いたものだったのですが、色々な意見を取り入れた25選にして、一人一作縛りもなくして、選評ももうちょい見栄えするようリライトしてみました。これが現時点でのベストだと考えているので、もう異論は取り入れません。

1.ハレンチ学園 作:永井豪 1968年創刊号 - 1972年41号

月2回刊で始まった少年ジャンプ創刊号わず10万5000部しか出なかった。その9年前のサンデー創刊号が30万部、マガジン創刊号20万5000部だったことを考えると、その始まりが実に静かなものだったことがわかる。

そんな中、大家永井豪が描いたこ作品の絶大な人気がジャンプの売上に大きく貢献したことは言うまでもないが、それ以上に重要なのは、この時点で「読者が面白いと思うことなら何だってやる」という編集部方針は明確であったこである

過剰ともいえる性描写教職への徹底的な批判からなる本作は、当時の基準でも極めてラディカルで挑発的な作風であり、批判に晒され続けた。しかし、競争原理に基づき、常に読者の方を向いた雑誌を作るという編集部意向が、この作品を存続させた。後に「アンケート至上主義」という形で現代まで続くことになるジャンプの強固なアイデンティティは、本作の成功とともに形をなしたのである

2.男一匹ガキ大将 作:本宮ひろ志 1968年11号 - 1973年13号

頭文字D湾岸ミッドナイトのようなクルマ系のマンガが下火になったのは、若者が誰もスポーツカーに乗らなくなったことが原因のひとつであるという。頷けるところもあるが、じゃあ不良、ヤンキー番長と称されるような若者なんてもっと絶滅危惧種なのにどうして彼らをカッコいいものとして描くマンガは何作も出続けているんだ?東リべのような大ヒットも未だに出ているのに。

思うに、我々の脳には義理人情、泥臭さ、そして熱さを欲する部位が生まれつき備わっているのだ。そしてこうした要素を最も効果的に表現しうる分野が不良漫画であると見抜いたのは本宮ひろ志最初であった。

ストーリーは完全にご都合主義で、キャラクター一貫性もまるでない本作は、しかし「男の強さ」を描くという一点のみにおいて全くブレることはなかった。どんなに反社会的人間でも、腕っぷしと強靭精神と仲間への思いやりさえあればクールに映るという価値観は、フィクションにおいての(もはや誰も意識すらしなくなった)お約束として今なお残り続けている。

3.こちら葛飾区亀有公園前派出所 作:秋本治 1976年42号 - 2016年42号

ジャンプ国民マンガ雑誌とみなされる要因はどこにあるだろうか?40年間一度も休載することなく駆け抜けた秋本治デビュー作は間違いなくその一つであろう。

当初は型破りな警察官両津勘吉ドタバタを描くコメディとして始まった本作は、その時代サブカルチャー政治経済情勢を積極的に取り込むことで、高度経済成長期以降の近代化していく日本風景を余すことなく取り込んだ作品となった。

浮世絵江戸庶民たちの風俗を映し出す史料であるように、こち亀が織りなす物語昭和から平成にかけての日本人の最大公約数的な心象風景を巧みに映し出した。いまや日本から失われつつある中流庶民日常を、我々は全200巻からなる亀有の小さな派出所日常にしみじみと感じ取るのだ。

4.リングにかけろ 作:車田正美 1977年2号 - 1981年44号

もともと硬派なボクシングマンガとして始まった本作は仁義兄弟愛をベースにした極めて現実的作風で、決して圧倒的な人気作とは言えなかった。しかし、あしたのジョー下位互換になるくらいなら無茶苦茶やってやる、という判断のもと路線変更し、過剰さと大袈裟さを極めたことで人気を博し、史上初の最終回巻頭カラーとして、ジャンプ史にその名を刻むこととなる

───という、教科書的な本作の功績だけが、本リストに入る理由ではない。重要なのは本作が男一匹ガキ大将(=根性と漢気)、侍ジャイアンツ(=超人能力)の要素を意識的に再生産していることである車田正美を源流として、ジャンプ的な文脈を後世の作品が重ね合わせることでより濃くしていく流れが明確になる。我々の知るジャンプは全て車田正美以後なのだ

5.コブラ 作:寺沢武一 1978年45号 - 1984年48号

時代作家に比べ、寺沢武一デビュー作の視座は群を抜いて高かった。スペースオペラ世界観から引用した本格的なSFアイデアの数々。高い等身で描かれ、まるで映画のようなポージングセリフ回しで魅せるセクシーな男女たち。幾度もの休載はさみつつも、本作はユーモアとカッコよさと強さをコブラという一人の男の中に共存させるという偉業を成し遂げた。

登場人物も読者も無垢10代の少年でなくてはならないという近視眼的な幻想と、ジャンプ作家絶対コンスタントに週刊連載をしなければならないという既成観念を、葉巻を加えた気障な宇宙海賊サイコガン──精神力をエネルギーに変えるアイデア寺沢が生み出したものだ──は易々と破壊したのである

6.キン肉マン 作:ゆでたまご 1979年22号 - (週プレNEWSで連載中)

リングにかけろ確立したバトルマン路線を、当時の少年たちが大好きだったプロレスに絡めることでさらなる高みへ導いた作品。いわゆる「友情努力勝利」という実際にはジャンプ編集部の誰も公言したことのないらしいパブリックイメージ単独で築き上げた。にもかかわらず、本作は国民作品とはみなされておらず、犯罪的なまでの過小評価に甘んじていると言わざるを得ない。マジでなんで?絵が下手だから嶋田SNSの使い方が下手だから

キン肉マンマンガとしてではなく文化的重要なのだと主張する類いの人間がいるが、そいつらの目と脳にはクソしか詰まっていない。ゆでたまごは絵の巧拙クオリティ関係しないことを証明し、あらゆる世代の男たちにマンガ熱狂する勇気を与え、信じがたいほど面白い作品を描いた。この作品を嫌う人たちもまず冷静になり、理解しようと試みるべきだ。

7.Dr.スランプ 作:鳥山明 1980年5・6号 - 1984年39号

鳥山明訃報を聞いた日、Kindleで買ったまま放置していたDr.スランプの1巻を読んでみた。久しぶりに読む本作はきっと悲しいほど古く感じるだろうと思っていたが、実際のところiPadの画面に映るペンギン村の住人達は今も新鮮味をもって感じられた。

本作は後にDBドラクエで知られることになる鳥山明がその才能の枝葉を伸ばし始めた作品である───と書けたらどれほど楽だったろう。枝葉どころかこの時点で大樹の幹である

言語以前の本能領域に鋭く迫り来る現実味を携えた絵は存在するが、そうした絵を毎週16ページのマンガで成立させる人間鳥山明以外には存在しなかった。頭の中にBlenderが入っているかのような立体的なデフォルメは、我々の住む現実世界とは違うところにもリアリティというもの存在しうることを示し、「マンガのための絵」であった劇画調を衰退させる最大の要因となった。

8.キャプテン翼 作:高橋陽一 1981年18号 - (キャプテン翼WORLDでネーム連載中)

Jリーグ創立の流れを生み出したともされる本作がサッカーマンガ界に残した遺産はなにか?もしかたらこのような問いの設定自体が誤っているようにも思える。高すぎるキャラクターの頭身、大真面目に繰り出される荒唐無稽な技の数々が目をくらますかもしれないが、高橋陽一が一貫して表現たかったのはひたむきな少年たちが織りなす爽やかな青春であって、こうした要素は他作品にも見られるものだ。彼がサッカーという題材を選んだのは単に「野球マンガはありふれているから」という理由だ。本作は期せずしてサッカーマンガというジャンルの中心に祭り上げられたに過ぎないのだろう。

それでも、我々はこの巨星に感謝するほかない。この作品が無ければサッカーを始めていなかったであろう日本中、いや世界中の少年たちが、みな大空翼という一つのアイコンに夢中になっていたのだ。マイナースポーツひとつに過ぎなかったサッカーメジャークラスに引き上げ、軍国主義に基づく根性論を相対化し、ひたむきにボールを追いかける楽しさを私たちに初めて教えてくれたのはこの作品だったのだ。

9.北斗の拳 作:武論尊原作)、原哲夫作画1983年41号 - 1988年35号

元増田を書いたときブコメ欄は「ぼくのはじめてのジャンプ」にまつわる涙なしでは語れない思い出たちで溢れかえったわけだが、はてブに入り浸る層の平均年齢を考えれば当然のことである

自分のようなおじさんにとって涙なしでは語れない系マンガの筆頭に位置するのが北斗の拳である1980年代中盤というのは、親しみやすいポップ路線と男臭い劇画路線がちょうどクロスオーバーする時期であった。今のメインストリームがどっちかは言うまでもないが、自分にとっては線が太くてむさ苦しい絵柄こそが少年ジャンプ原風景だった。

強くてカッコいい大人の男が弱肉強食戦場で己の命を懸け闘う...そんなジャンプ初期から続く系統の最高到達点かつ袋小路が本作である。このようなマンガ流行時代は二度と来ないとわかっているからこそ、特別な輝きを放ち続けるのだ。

10.きまぐれオレンジ☆ロード 作:まつもと泉 1984年15号 - 1987年42号

かわいい女の子を見るためにマンガを読む者と、そうでない者がいる。どちらがいい悪いということはないが、少なくとも創刊してしばらくのジャンプは前者に見向きもしない雑誌であったのは確かだ。うちには高橋留美子はいないんだよ、といった具合に。

きまぐれオレンジ☆ロード申し訳程度の超能力要素を除けば、一貫して思春期男女の甘酸っぱい三角関係に焦点を合わせ、かわいい女の子日常が描かれているだけだ。それのなにがすごいのか?別にすごくはない。ただ、エロくもなく大したギャグもなく荒唐無稽な展開もないふつうの男女の日常需要があることに、誰も気づいてない時代があったのだ。

まつもと泉は早くに体調を崩したこともあり、これ以降影響力ある作品を生み出すことはできないままこの世を去った。それでも、彼の鮮やかなトーン使い、歯が浮くようなセリフ回し、そして"かわいい女の子"以外に形容する言葉が見つからない鮎川まどかキャラデザを見返すたび、これをジャンプでやってくれてありがとう、と思わずはいられない。

11.ドラゴンボール 作:鳥山明 1984年51号 - 1995年25号

鳥山明が死してなおこの先何度も繰り返される問いだろうが、ドラゴンボールよりもワンピナルトの方がどれほど優れているのだろうか?そしてその答えを誰もが知っているのは何故だろう?これらの問いに対してどんな議論がなされようともすべて的外れ無意味である。それはこの作品が頂点だからだ。

鳥嶋和彦意向により、本作はバカげた後付けの設定や引き伸ばしをせざるを得なかった。それでも、マンガ金銭を生み出す道具と見做す人間たちのあらゆる商業的な意図を超えて、本作はそれ以前、以降に掲載されたあらゆる作品を軽々と凌駕する金字塔となった。

11年に渡る孫悟空冒険をもって、鳥山明日本マンガ文化世界最高のものであるという事実を叩きつけ、自身手塚治虫赤塚不二夫つげ義春萩尾望都藤子F不二雄、高橋留美子と並び立つ歴史上最高のマンガ家の一人であることを証明したのである

12.聖闘士星矢 作:車田正美 1986年1・2号 - 1990年49号

車田正美リンかけ過去ジャンプ作品再生産を初めて試みたと述べたが、それを自分自身作品でやった人間も車田が最初であった。自身のやりたいことを詰め込んだ男坂が衝撃的なまでの不人気に終わった反省から、彼は自身の原点に立ち返りつつもよりスケールを拡大した再生産をやることを決めた。

彼はギリシャ神話宇宙子供向けと大人の女性向け、劇画プラモデルといった要素を交互に行き来しながら、自身が積み上げた様式美世界前人未踏領域まで押し上げた。聖闘士に同じ技は二度通用しないが、我々読者は何度でもこのパターンを欲してしまうのだ。

13.ジョジョの奇妙な冒険 作:荒木飛呂彦 1987年1・2号 - (ウルトラジャンプで連載中)

ある一定世代人間からは、ジョジョという作品はいつも巻末に掲載されている時代遅れな絵柄のつまら作品という評価が下されることがあり、そこには50%事実と、50%の誤った認識が含まれている。

荒木飛呂彦の絵柄が彼の見た目と同様あまり本質的な変化がないことについてはその通りだ。だがいくら彼より本誌での掲載順が上であろうと、革新性・才能・実験精神という点で彼より優れた人間果たして何人いただろう?

幽波紋と、理不尽能力値のインフレを伴わないバトル描写は、彼が残した功績の中で最大のものであるキャラクターが持つ能力を、作者の演出の道具として使うのではなく、自律したキャラクター同士の駆け引き領域に落とし込むことに成功したのだ。

我々はフィクションの中での整合性を厳しくジャッジすることに慣れっこになっているが、それに耐えうるものを初めて生み出したのは荒木だった。彼以降、マンガを読む行為は絵と吹き出し表現された作者の脳内世界をくみ取る作業ではなく、自律したキャラクターたちと同次元に立ちその思考を辿るものとなった。荒木は真の意味で我々をマンガ世界に誘ったのである

続き→anond:20241026155213

2024-10-24

初めて訪れるSNSでも『パンティー』と検索すればメインストリームがどこなのかわかる

2024-10-12

週刊少年ジャンプ史上最も重要マンガ20

◆再追記

anond:20241026155116←皆さんの意見を受けてリライトしました、よかったら読んでみてね

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選考基準独断偏見で、作者一人につき一作まで

強いて言えば後世の作家への影響、社会的な影響を重視

ランキングではなく、連載開始順に並べただけです

忌憚なき意見、待ってるぜ

1.ハレンチ学園 作:永井豪 1968年創刊号 - 1972年41号

黎明期レジェンド枠。サービスエロジャンプマンガの大きな側面を担っていた事実否定できないし、そもそもこの作品の売上が無かったらジャンプが存続してたかも怪しいので入れざるを得ない。

2.男一匹ガキ大将 作:本宮ひろ志 1968年11号 - 1973年13号

黎明期レジェンド枠2。ジャンプ黎明期の売り上げを支えつつ、不良系マンガを一大ジャンルとして確立させた意味で実は物凄く偉大な作品。これが無かったらろくブルも東リべも存在しない。

3.こちら葛飾区亀有公園前派出所 作:秋本治 1976年42号 - 2016年42号

ギネス記録である40年にわたる長期連載、そしてサブカルチャー全般積極的に題材として取り入れたことで現代日本風俗文化を凝縮したような史料価値を持つ作品になった点を評価したい。

4.リングにかけろ 作:車田正美 1977年2号 - 1981年44号

黎明期レジェンド枠3。売り上げもさることながら、見開きを用いたド派手な演出の数々や、「荒唐無稽能力バトル」というジャンル確立させた点を評価したい。(このジャンルパイオニアアストロ球団なのだが、後進への影響はこちらが上かなと思う)

5.キン肉マン 作:ゆでたまご 1979年22号 - (週プレNEWSで連載中)

リングにかけろ確立したバトルマン路線を、当時の少年たちが大好きだったプロレスに絡めることでさらなる高みへ導いた作品。初めてのジャンプ黄金期を作った作品で、キン消しをはじめ一般社会への影響力もすごい。いわゆる「友情努力勝利」はほとんどキン肉マンで作り上げられたといっても過言ではない。

6.キャプテン翼 作:高橋陽一 1981年18号 - (キャプテン翼WORLDでネーム連載中)

勝利友情といったそれまでのスポーツマンガの王道を抑えつつも、キャッチー必殺技を取り入れ実際のスポーツ以上のエンタメ性を付与した。マンガ史全体としてはドカベンがこのジャンルパイオニアだけど、ジャンプで言えばキャプ翼がそれ。海外で人気が爆発したほぼ初めてのジャンプ作品という点も重要。この作品がなければメッシサッカーやってなかったかも。

7.北斗の拳 作:武論尊原作)、原哲夫作画1983年41号 - 1988年35号

80年代ジャンプ象徴といえる作品。創刊以来、ジャンプの主たる系統であった劇画タッチハードボイルドな男向けの作風の最高到達点。

8.きまぐれオレンジ☆ロード 作:まつもと泉 1984年15号 - 1987年42号

ラブコメから選ぶならこれ。決して革新的な要素があったとは言えないが、当時のジャンプが唯一苦手としていた王道ラブコメで人気を得たことが重要。ポップ路線を持ち込み、ジャンプ紙面の多様性はより進むことになる。

9.ドラゴンボール 作:鳥山明 1984年51号 - 1995年25号

90年代中盤のジャンプ黄金期を牽引した作品であり、連載が終了してなおもジャンプ日本マンガ文化の頂点に君臨する作品。急激な路線変更、無理やり感ある後付け設定と引き延ばしなど、負のジャンプらしさをも象徴している。

10.ジョジョの奇妙な冒険 作:荒木飛呂彦 1987年1・2号 - (ウルトラジャンプで連載中)

国民作品として定着してきたのはここ数年って感じはするけど、現代異能バトルマンガはほぼ全てジョジョ3部の影響下にあると思うので入れざるを得ない。

11.SLAM DUNK 作:井上雄彦 1990年42号 - 1996年27号

バスケマンガ、いやスポーツマンガ史上の最高傑作勝利と成長の喜び、敗北と挫折の苦さがこれ以上なく詰まったタイムレスな名作。もし序盤の不良マンガ路線継続していたら日本バスケットボールの歴史は(恐らく悪い方に)大きく変わっていただろう。

12.るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 作:和月伸宏 1994年19号 - 1999年43号

特筆して後世への影響や売り上げがずば抜けている印象はないけど、DB幽白スラダン終了後ワンピナルトブリーチが現れるまでの柱としてジャンプ暗黒期を支えた世代代表として入れておきたい。

13.セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん 作:うすた京介 1995年52号 - 1997年40号

純粋ギャグから一作入れたかった。ナンセンスシュールさを主体としたギャグジャンプ誌上で成功させた最初マンガ下品さやエロさを排除した純粋面白さを追求した点が重要。その影響度は「マネもほどほどに...」という注意書きが当時の新人賞の要項に書かれるほどだったそう。

14.遊☆戯☆王 作:高橋和希 1996年42号 - 2004年15号

正直マンガ作品としての完成度は大したことない。だが集英社における映像媒体以外のメディアミックスとして最大の成功例であり、TCG日本に定着させた初めての作品であり、暗黒期の集英社(とコナミ)に莫大な富をもたらしたこと重要お金正義

15.ONE PIECE 作:尾田栄一郎 1997年34号 - 連載中

大河ドラマ的な作風であったり、連載中であったり、作画コストが高すぎたりで他作品へ与えた影響がまるで感じられない(マネしたくてもできない)点が評価を迷うポイント。それでもなんだかんだ国民マンガジャンプ看板地位は譲ってない。幼少期から温めた構想を週刊連載で30年かけてやる人間って歴史存在しないと思うので、そういう意味では既にマンガの枠を超えた注目度になりつつある。

16.HUNTER×HUNTER 作:冨樫義博 1998年14号 - 連載中

残酷で先の読めない展開、異常に複雑で難解な設定、それでいて少年マンガ的なシンプルな熱さを持ち合わせた稀有作品。「続きが気になるマンガ」を描かせたら冨樫以上の人間はいない。ハンタ最終回を読むまでは死ねない。

17.NARUTO 作:岸本斉史 1999年43号 - 2014年50号

まあ、国外で最も人気のあるジャンプマンガなので(適当)。

18.DEATH NOTE 作:大場つぐみ原作)、小畑健作画2004年1号 - 2006年24

サスペンス主体としたマンガとしてこれ以上ない完成度。ジャンプ作品を大別するとバトルものスポーツもの恋愛ものギャグもののどれかになるが、それ以外のジャンルで最も成功を収めた作品

19.鬼滅の刃 作:吾峠呼世晴 2016年11号 - 2020年24

ワンピース以降不在だった、圧倒的な看板力を持つマンガ趣味多様化出版不況といった逆風を跳ね返し、国民的な作品を生み出す力がマンガにまだあると示した功績がデカい。

20.チェンソーマン 作:藤本タツキ 2019年1号 - (ジャンプ+で連載中)

今のジャンプジャンルレス化している最大の要因はジャンプ+の影響であり、その代表格ともいえる藤本タツキを入れないわけにはいかない。まだそこまで顕在化してないけど、今後10年でタツフォロワー無限に産まれそうな予感がするので入れておく。

追記

一応30年くらい継続して毎週ジャンプ読んでます

ブコメでなんでこれ入ってないの?って言われた作品について

ブリーチ個人的にはリストに入れるべきか一番迷った作品るろ剣と入れ替えてもいいかも。売上的にも後世の影響的にも入っていいと思うけど、他の超長期連載作品と比べ終盤面白さを保ててなかったところがちょっとマイナス。実際掲載順もどんどん下がってたし

銀魂→人気売上的にはあり、メディアミックス成功度も高い。ただ銀魂がなかったと仮定した時のマンガ史的影響力があまり感じられないので外した

シティハンター→人気売上的にはあり、ただハードボイルドでもコメディでも上の作品複数あるように思う

テニプリ→正直候補に入れてなかったけど腐人気の拡大とテニス人口の拡大という意味ではたしかにアリだなと思った。入れ替えるならチェンソかデスノかな

ハンタより幽白→これ言うと公平性を欠いてると言われそうだが、俺は冨樫ジャンプ史上もっとも偉大なマンガであるという前提で全作品評価している。幽白は序盤の人情モノ路線打ち切り冨樫作家性が薄まっているように感じるため、より純度の高いハンタを選出。ただ未完に終わったなら幽白でもいいと思う

リンかけより聖闘士星矢→書いたように能力バトルマンガのパイオニア存在であることを重視した。1作家1作品縛りなければ入れてもいい

Drスランプ→1作家1作品縛りなければ入れてもいい

ひばりくん→もともとギャグマンガとして書かれた作品なので評価に迷う。入れ替えるならオレンジロードなんだけど、あえてオレンジロードを入れたのはジャンプギャグ要素を排した恋愛マンガをヒットさせたことによる後世への影響を重視したからなので...

はだしのゲンジャンプ掲載された期間が短すぎる

サーキットの狼ジャンプ史においてレース漫画存在感がさすがに薄すぎると思う、必然的に後世への影響力も低く評価せざるを得ない

ヒカルの碁小畑で選ぶなら流石にデスノかな

漫☆画太郎画太郎ギャグ面白いけど汎用性や他作家への影響に欠ける。なぜなら絵柄ありきで、良くも悪くもマネができないから。俺がうすたのギャグを高く評価する理由は、ストーリーににも絵柄にも下ネタにも頼らない純度の高さ(=マンガにおける笑いの一般化)にある

呪術→はっきり言って候補にも挙げてなかった。同世代チェンソ鬼滅より明確に格下だし、そもそもコンセプトがジェネリックハンタしかない以上このリストには入れられない。冨樫になくて芥見にはある面白さがあるとするならば俺とは感受性根本的に合わない

男塾→あれは劇画タッチとバトルものという過去メインストリームメタにしたギャグマンガなので、他作品の影響を大いに受けた側。このリストには入らない

anond:20241012154532

売ってる店もあるだろうけど、メインストリームではなさそうって感じ

個人的には「海外の人多いな」って感じる

インバウンドなのか?

2024-10-09

anond:20241009003829

途中で切れてた

天穂のサクナヒメ

日本農業の期待を一身に受けたインディーズゲーム原作アニメ原作ゲーム想像以上に小規模制作でびっくりした。

ぐーたらしてる豊穣神サクナヒメが、島流しされて、稲作しつつ、鬼退治する話。

ゲーム原作アニメって難しい印象あるけど、これはうまくやってたように思う。既プレイだとまた感想違うかな?

日本神話っぽい世界観だけれど、登場人物の一人であるミルテがキリスト教っぽい信仰を持っている。でもそこで変な衝突はしないし、ミルテが信仰を変えたりもしない。懐の深さがある

わんだふるぷりきゅあ!

クールではユニコーンニコ様と、ラスボス?のガオウが登場。ガオウより、よほどニコ様の方が怖ろしいのは私だけでしょうか。笑顔で圧をかけてくる上司って怖いよね。

悟いろ告白回、すごく良かった。この手の回だと敵が空気になったりするけど(伝説の8話とか)、今回は敵も含めてナイスアシスト

普段プリキュアの男女カプにはあまり興味が湧かなかったんだけど、悟は相手の気持を大事にして、控えめで、いじらしいところが応援したくなる所以だったかもしれない。いざ想いがばれたら、誤魔化さずにちゃん告白したところも高評価。悟いろを見守る俺たちが猫屋敷まゆだったんだ

推しの子

2期。舞台東京ブレイドをメインとしたクール。今どきの2.5D舞台ってあんなにステージ派手なんだろうか。舞台見るけど、たぶんメインストリームからちょっと離れてるからよく分からない。

アニメ自体舞台を見ているような演出あって個人的には良かった。生で見るなら近くで観たいけど、全景映像もいいよね。

恋愛模様もいろいろあるけど、有馬かながかわいくて好きです。感情が(視聴者的には)表に出て、ころころ見てて飽きないのが良いよね

僕のヒーローアカデミア

まだ1話残ってるけど、だいぶ終盤戦。原作ラストは次シーズンってことかな。映画とかだとちと辛い。

本当に総力戦って感じで、ヒーロー側もヴィラン側もキャラクターを余すことなく使ってるのがすごい。

荼毘とかトガヒミコとか、長らく積み重ねてきたものが、ちゃんと決着していて良い。一方で仁くん不憫だよね

カードファイト!! ヴァンガード Divinez Season2

これも最終回前だけど。Divinezの二期。

ヴァンガードルールまりからない(一期の1話で多少説明あったけど忘れた)けど、最終的にデッキめくりになるのが、アニメコンテンツとしては分かりやすいなとは思う。そこまで考えてデザインされてるのかな?

下手にルールかると、そっちに意識向いてしまうから、これはこれで良いのかもしれない。

話的には、ヒカリ周りの話が一期からも絡めて上手いなとなる。怪しさ満点満載のマサノリはもう少し暗躍して欲しいけれど、別の話になっちゃうかな

2024-10-07

anond:20241005190338

明らかに不利益な扱いを受けているということを本人に言ったところで、本人は「結婚して社会メインストリームに乗る」という事実をつくるのに必死なので、デモデモダッテみたいな反応しかしないんだよね。そんなこと言ってたら結婚できない子どもうめない(社会の枠に収まることが重要なので子どももそのための道具に過ぎない)。

それで後から私は可哀想だの、差別されてるだの(それ結婚から指摘してくれてる人いたよね…?)夫の愚痴だの、社会メインストリームから外れないための予定調和な会話で既婚者コミュニティに縋ってるの何なんだろうなって思う。

2024-10-06

もう俺は漫画界のメインストリーム理解できないのかもしれない

ハヴィラ戦記って漫画を読んで

「うわー、フェミが好きそう」

絶滅寸前の文化レベルの生き物なのに『メスが嫌がったら生殖は控えましょう』みたいな文化はあるんだ・・・

とか思って、まあはっきり言ってつまんない漫画だなって思ったんだけど

これに関して語ってるコメントはだいたい賞賛コメントばっかりで、多少はつまらんってコメントもあるんだけど

フェミっぽいっていう感想はなかったな

なんかもう俺の感覚の方がおかしい気がしてきた

2024-10-05

友だちの結婚に腹立つ理由がわかった!!

独身どうしで割といつでも誘いやすかったのにそれができなくなるとか、

自分けが置いていかれるというか、社会メインストリームから外されていく感じがするとか、

若い頃はそれもあったかもしれないけど、今となってはそのへんはもう別にそこまで自分を寂しくさせない。

40手前にして結婚すると伝えてきた友人が、

相手彼氏)にはずっと「いま住んでる地域から離れない」と伝えてるのに、「転勤についてきてくれ、結婚しよう」と言われた。でもこっちが名字を変えることになるだろうに、住所も仕事も変えさせようとするなんて私のことをなんだと思ってるのか、と腹が立ったか相手転職させることにした。』

と言ってて、いままで感じてたモヤモヤがわかった。


結婚に際して明らかに私の友人のほうが不利な条件を飲まされたり舐めた態度を取られてるのにそれを当たり前と受け入れてるのが悔しかったんだ。

舐めた態度を取られることを仕方がないこととしてなんの疑問も持たずに受け入れてることとか、それに私が(それ大丈夫なん?)みたいな態度を返すと周囲には勝手に既婚者への僻みということにされたり、それが当たり前、大人のすべき対応みたいに未熟者扱い(?)されたりしたこと、それが嫌だったんだな。

いままでも友人の結婚の話を聞いてきたけど、はじめて何のモヤモヤもなく素直にこれから応援したいと思えた。

私の大事な友だち、これから自分のこと大事にしてほしい。

自分のままでいることを諦めないでほしい。

2024-10-04

推しの男女カプに勝手に恋して勝手失恋したオタク愚痴

タイトル通りのただのカプ厨オタク愚痴です。


ソシャゲにてとある男女のペア推していた。

稼働直後に(時期は若干前後したものの)最高レアとして実装された古株同士で、得意タイプも一緒。

かつスキルもそれなりにシナジーがあり、性能自体初期キャラにある種特有の「シンプル故に代替が効きにくい」ものだったこともあり、稼働直後の選択肢が少ない頃には所謂理想編成の一角として、攻略サイトでは同時にパーティに組むことを推奨されていたりもした。

勿論シナリオ上の設定には(ちょっとした共通点はあったものの)一切の関わりのない同士だったが、そもそも初期キャラ故にその背景設定自体が非常にシンプルで、かつ「主人公の仲間として一緒に行動している」程度の妄想のできる余白はあったので、当初よりささやかながらファンコミュニティでもこの二人をペアとして扱う二次創作がいくつか散見されていた。

自分自身彼らを主力パーティとして同時に編成してプレイすることも多かったので、こんな風にちょっとした交流があったら面白いだろうなーと小さな妄想を楽しんでいた。カプ、というレベルでは無かった気がするが。

やがてゲーム軌道に乗り、キャラが増え、二人揃って理想編成から姿を消すことになっても、戦力が揃っていないプレイヤー向けのお薦め編成には長く二人揃って名前が残っていた。

また、この頃には「一つの大きなシナリオにてそれぞれの役割を担い、相互に詳細な人間関係が設定されているグループキャラクター」が増え、かつゲーム自体の中心となってきていたが、自分が推す例の二人は相変わらずキャラクター単体でストーリーが完結していた……というか、実装時の紹介イベントストーリーから一切ストーリー的な進展がないままだった(なので二人とも、古参のお馴染みキャラという立ち位置でこそあれ、人気自体はそこそこといったところであった)。

ゲームメインストリームからは取り残されつつあったが、そもそもゲーム上の相性が良いだけでシナリオ的な根拠が一切ない二人を勝手に組ませて妄想している身としては(まことに身勝手な話だが)、都合が良かったのである

二人のどちらにシナリオ上の進展が来たら間違いなくこの関係性は「そもそも存在しない」ものになるだろう、そうなっても、というかもともと「そう」なのだから文句は言えない、所詮は界隈で言う「顔カプ」である

今のうちに楽しんでおこう……と、おそらく当時はそう覚悟できていたと思う。ここまでが前置き。


ある時、ついにこの二人にゲーム内での公式供給が発生した。しかもそれぞれではなく、二人同時に、両者の交流が描かれるという形で。

ゲーム内のミニイベントの更に1エピソードという大変ささやかものではあったが、両者のちょっとした共通点に主眼を置き、二人が交流を通してその共通点から生じる問題に向き合い、互いの在り様を肯定するという、ありふれたものながら非常に「良い話」だった。

少なくとも自分はこういった形で両者の交流ゲーム上で実現、可視化されたことに快哉を叫んだし、界隈でも評判の良いエピソードとして捉えられた。

またエピソードで改めて二人の「共通点」が提示されたことで、今後その共通点を巡ってのシナリオの掘り下げを期待する空気も生まれた。

エピソード自体恋愛文脈に乗っかったものではなかったが、それを機に恋愛に振った二次創作も増えた。相変わらず二人のゲーム内での出番は増えなかったが、ひっそり自分の中で関係性のエモさを消費している分には全く問題はなかった。

しかしたらまた進展があるかもしれないし、このまま何もなく古参キャラとして埋もれてしまうかもしれない。進展があったら嬉しい、ぐらいの気持ちでいた。それだけでも十分だった。


状況が変わったのはそれから更にしばらくのことだった。二人のうちの男の方(以降男をA、女をBとする)が、唐突に「一つの大きなストーリーに連なるキャラクター群」に編入されたのである

それまで全く関連の描写がなかったのに、実はAはシナリオ上での重要関係者であった、という設定が付与されたのであった。

Aが編入されたキャラクター群と彼らが背負うシナリオゲームの根幹の一角を成す重要ものであり、注目度も人気も界隈内ではかなり高い。

編入に伴うストーリーはAがこれからそのシナリオグループ内でキャラクターとして新たな一歩を踏み出すに足る説得力を有していた。

彼はそのストーリーの中で、かつてBとの間にあった「共通点から生じる問題を、ストーリー内で登場した新キャラと一緒に見事に解決してみせた。

故に彼は一気にゲーム内の人気キャラへと出世した。ド栄転である

Aを主題とした二次創作の数も爆発的に増えた。ただしその中にBの姿は当然ながら影も形もなかった。


その後、Aは自身を取り巻く大きなストーリーの中で、継続的に出番を得、新たな人間関係を構築し、キャラクターとして成長を続けている。

しかしそれはあくまでも彼の属するストーリー人間関係の中でのことであり、Bについての新たな言及編入以降一切ないままだ。

今やストーリーの中で大きな役割を担わされたAには、システム上のシナジー人間関係妄想できるような隙間自体皆無である

やがて界隈からAとBがかつて何となくセット扱いされていたという記憶も薄れた。今なら、今でこそ、AとBはまだ設定が固まりきってない頃に勝手妄想された顔カプと言われてしまうし、自分もそれを否定できない。

かつて予感していた「そもそも存在しない」状態が訪れたということだ。だから結局愚痴しかならない。


ただもう一つ愚痴を重ねさせてもらうとすれば、Bについては相変わらず全くシナリオ上の出番も掘り下げもないまま時が経過してしまっていることだ。

Bもまた新しい人間関係の中に組み込まれ彼女なりの成長を描写されているのなら、AとBの邂逅はひとときオタク勝手妄想として自分の中でケリをつけられた気がする。

しかしBは、それこそAとのミニイベント以降、キャラクターとしての時が止まったままなのである。それこそAのようにいきなりの設定を生やしてでも掘り下げる余地いくらでもあるキャラなのに、と、思う。

SNSのTLでAが今の彼の仲間と肩を組んで笑っているイラストが流れてくる度、消化しきれない思いを自覚してしまい、それがちょっとした自己嫌悪になる。


……と、ここまで愚痴って思うが、なんかこれって失恋した側の未練ぽいな……結局は推しカプに失恋した単なるオタクの未練なのだそもそも自体まらなかったというやつ)。

究極的にはゲーム辞めれば良いんだよな……という話なのだが、ゲームとしてはそれはそれで相変わらず楽しめているので、結局愚痴をだらだら書き残すしかない。この未練を抱えたまま。

2024-09-19

anond:20230612120804

オタクメインストリーム化した結果、「オタクの最低限」が出来ない層が落ちていってるのかもね

2024-09-12

anond:20240912104233

今は子供メインストリームマイクラやAPEXだからSwitch流行りのゲームはある程度やれるけど、最新のタイトルSwitchだと処理能力が足りないタイトルをやりたいと思った時に気軽に手を出せないのが悲しいなと思うんだ

今度出るモンハンの新作はPS4対応だけど、子供モンハンの新作をやりたい!と言ったところでじゃあPS5かゲーミングPCを買ってあげようとサラッと言える家庭はだいぶ少ないんじゃないか

PS4は40000円だったか子供がねだってギリギリ手が届く値段だったけど、ゲームをするのにもずいぶん金がかかる時代なっちゃったな、ということが言いたかった

金持ちがPS5を買おうがゲーミングPCを買おうがそれはどちらでも良い

2024-09-08

anond:20240908075225

年齢的にGUじゃなくてUNIQLOならいいと思うよ

UNIQLOってラルフローレンとかの現代日本版だから

若い人や俺からすると何かお固くて重苦しくて加齢臭がしてメインストリームどころというか社会の端っこの俺が着る服じゃねえなと思い段々着なくなってきたけど、逆にお前はそのままでいいと思う

2024-08-22

anond:20240815222701

音楽に限らず、よそでメインストリームに乗れなかった奴がアニメバブルに乗っかってきてる感じはあるね

2024-08-20

anond:20240819184907

無理くりな擁護になんの意味があるんだバカタレ。

いから「郷に入れば郷に従え」なんだよ。

異文化融和とかどうでもいい。

メインストリームじゃねぇんだから「やめろ」と言われたことは「やめろ」。

それを「差別だ!」とか抜かすバカリベサヨになるな。

アイツラはどうやろうが「外人」なんだよ。

日本で生まれたがどうした?従ってねぇだろ。

帰化条項にねぇからって適当にしてる限りはオマエラは全部「外人」だ。

差別じゃねぇ。差別してるのはオマエラだ。

マジョリティ強者であり権威であることへの非難と、オマエが・オマエラがやってるマジョリティへの攻撃は別モンだクソ野郎が。

2024-08-10

パンクと無関心

キークロンを買った、打鍵感を試している。キンドルを買った。あんまり読めていない。奥歯を抜いた。違和感がある。

明日、日付が変わって今日エアコンの取り替えがある。業者が来るからと、R18を含むタペストリーをすべて外した。

白い壁紙がヤニで汚れていた。思えば自分は、この部屋に15年以上住んでいる。親を無視して自室でタバコを吸い始めてからは、多分四年経った。父親も、俺が母親に言われなくなったのを境に、自室でタバコを吸うようになった。

狭い部屋だなと思った。小学の頃には、自分を含むちびっこ4人が集まってゲームをしていたのに、ヤニのせいか、そんなのよくできていたなと思う。

思えば弟が泣かなくなった。声もだいぶ低くなって、俺とは逆な濃いめの、しぶとい顔つきだ。メガネもよく似合っている。

数日ぶりに、シャワーを浴びた。坂本龍一インタビューを見ながら、6個くらいのオナホを洗った。さんまと話しているものと、当時新製品だったシンセインタビューだった。

数週間前に、坂本龍一の本を立ち読みした。30代でもバリバリ夜遊びして、2徹とか普通だったと書いてあって、すごいなと思った。

坂本龍一も、そんなにわかやす作風ではないのに、誰でも知っているんだよな、と思った。

YMOというより、ひょうきん族とか、ごっつええ感じとか、バラエティ番組にも露出が多かっただろうから、それにヒットした曲は、世俗であるよりも、高雅な感じもするし、インパクトが強いよな、って

自分が聞いていた頃は、みんな聞いていなかった。今では、みんなが聞いている。嫌なことではなくて、自分がつくった今の環境が、そういう環境なだけ。

逆にいうと、YMOも聞いていない人と仲良くするのをやめた、とも言える。

そんなのいちいち、選んだわけじゃない。連絡を取らなくなった人にも、YMOを聴いているやつだっていたはずだ。

ツイッターって、なんかガジェオタがやるようなインターフェースだったなと思い出した。PCは使いにくくて、アプリでも自分ホームにすぐアクセスできたり。

それでも当時も、使いにくかった。クライアントアプリを使っていた。

インスタもガジェオタっぽかった。

というか、ios7まで、ずっとガジェオタっぽかった。スタイリッシュな鈍臭さがあった。

ここ数年、自分がよく仲良くしている人は、年下がいっぱいいる。

つの間にか昔話ばかりしている。

へぇ〜と言ってほしい訳でも、教えたいわけでもない。思い出したから話すけれど、振り返ることばかりだなと思う。

流行に追いつけなくなっているのは、いつもそうだ。だって追いつこうとしていないから。

知らないことが多すぎても、困ることはない。

Youtubeで流れてくる動画を見ても、その再生からどれだけの知名度があるか分からない。UUUMホームページを見ても、若めの人たちはほとんど知らない。

ニコニコ復活記念のレッツゴー陰陽師も、知らない人が多かった。むしろ自分の好きな投稿者コラボしていた人はここに出るくらい、有名だったんだなと思った。

自分は、反発心から何かを無理に好きになったりはしない。継続して好きでいられない。

好きなものの反対が、メジャーであるメインストリームである、ということも、マイナーアンダーグラウンドである、というくくりもできない。

何かを貶して揚げると悲しくなる。けどそう言いたくもなる。邦ロックが好きなカスどもには分からんだろうなとか。

けれど、振り返ってみると、自分そもそもロック出会ってすらいない。あれがダメ、これがダメかいう前に、好きだと思う人と同程度の知りかたをしていない。

どれだけ他のジャンルに詳しくても、それを比較するような仕方でしか語れない。

自分はもう老いているのかなと思う。

父親パンクが好きだ。日本ハードコアについてだったら、土地ごとに有名バンドを挙げられる。

「ぎゃーんって鳴って、それが気持ちよければ、もう最高なんです」とか、ギターを握って言うのが気持ち悪い。

流行りの曲は全部、歌謡曲と言う。でも久保田早紀とか寺尾聰とか、リビングで流れてくると、いい曲だよなーと言って当時のことを語る。

感無量といった表情で、疲れえ果てて〜♪ いることは〜♪ とマイクを持っているようにして、歌ったりする。

高卒で働きまくって、結婚して子供もいて、何がパンクだ、ハードコアだ、とずっと思っている。

最近のお前はすごいとは思うけど、俺はお前の音楽の良さが分からない。全く、分からない。俺はそこらへんの音楽に興味がない」

と、言われたとき、あっそう、と思った。

俺はジョニーロットンもジョンライドンも好きなのになあ。

俺も、興味のないものが増えたなあ。

2024-08-09

anond:20240809013212

いや弱者男性と男の生きづらさは関係ないぞ。

弱者男性にカネ渡してメイクさせればセルフケア効果自己肯定感爆上がり清潔感も増して彼女もできますハッピー自殺現象するので、男の生きづらさ問題弱者男性給付金出せば終わり。

・・・・という話ではない。

男の生きづらさとは社会によって引き起こされる、メインストリーム男性が直面してる問題であり、子持ちだろうと強者男性だろうと政治家だろうと老人だろうと若者だろうと、男であれば必ず遭遇する初見殺し隠しボスのことだ。

2024-08-06

フワちゃんラップ好きそうなんで

ディス・バトルやりたかったんでしょ

「かかってこいやー」って感じで

ただ相手選びを間違った

やす子も「おいおい、これから24時間テレビもあるのに、イメージ壊さず、どう切り返したらいいのかわかんねーよ」

と困ったことだろう

そもそもディス・バトルなんて日本メインストリーム流行するはずないし絶対問題になる

テレビに出れない三流芸人同士でyoutubeでやるんなら勝手にやればいいけど

2024-07-27

anond:20240727203708

そうだろうね

じゃあ当時のネットは今ほど多様ではなく2chメインストリームで、そして氷河期世代を好んで自称する人たちが世代対立を好んで行い、社会の変革も訴えて

サイレントテロ活動非婚活動してたのは覚えとけよ

氷河期世代可哀想世代なんだとか経済的苦境ガーとかそれこそ全部連中の自称から

そう当時から団塊世代バブル世代から言われてたよ

2024-07-13

AI社会舐めるのも大概にしろ

AI社会舐めるのも大概にしろや。

日中SNSに張り付いては「海外では〜」だの「絵師権利が〜」だのご高説を垂れ、AIAI利用者に対して呪詛を吐く。

それで社会が変わると本気で思ってるのか?

本気で規制したいのならスマホポチポチしてないで現実社会で行動を起こせ。

法律技術専門家を交えて、オープンな形で具体的な規制案を練れ。SNSで仲間内議論してても何も始まらねえだろ。

ブログメディアから始めてセミナー講演会を開催し、地道に一般人啓蒙活動しろ社会メインストリームは真っ当な仕事に就いて汗水垂らして働いてる人たちなんだから、きちんとその層に生成AIデメリットについて教え込め。

不買運動をやるなら覚悟を持ってやれ。「○○はもう使いません」発言自分イラストを、無断学習AI開発してるX社のSNS投稿するな。AI推進してる企業製品を何か一つでも使わないと決めたならGoogleAppleMicrosoft,Meta,Android製品も同様に使うな。行動に一貫性を持たせろ。

自分たちで団体を立ち上げて、政府ロビー活動しろ。LUUPだって業界団体設立から公道での実証実験に至るまで何年も地道にロビー活動して、ようやく道路交通法改正にこぎつけたのに、SNSピーピー喚くだけで規制できると思ってるお前らの頭が心配だ。

声をあげてれば誰かが何とかしてくれると思ったか政府企業、そして世間はお前らのお母さんじゃねーんだよ。自分たちは正しいのだから待ってればいつか手に入るなんてただの幻想だ。欲しいものがあるなら自分たちで掴み取れ。社会を変えるのはいだって目的を持って一歩一歩行動した人間だ。今すぐXを閉じて、自分には何ができるのかよく考えろ。これだけ言っても何も響かねえのならAIに淘汰された方が人間社会のためになる。

2024-07-12

もしかして石丸さんって存外感性が古いのか?

こんなこと言うと「アップデート厨乙」って言われそうだし、こういう時「○○厨」「乙」って表現が思い浮かぶくらい自分も古い人間だが

「おちょくってました」「ムキになってる、ムキになってるって」「女子供に容赦するのは優しさじゃない」「(頭を)ポンポンってやってあげる感じがよかった?やっぱり失礼じゃないですか」

こういうの後釣り宣言とか男女平等パンチとかが現役だった頃の古のネット民を思い出すんだよな

それとも一周回ってニュートレンドなんかな

でも「女子供には優しい」とか「女子供にも容赦がない」って紹介文見なくなった気がしない?

自分を評する文脈女子供に容赦しないみたいな言葉が出てくるのなんて尚更今日日聞かねぇな

そもそも元アイドル」とか女子供より優先できそうな属性がある(これも職業差別と言われそうだが)のに出てくるのもなあ

誰にでも容赦しないアピールで行くにしても「素人」とか「無知な人」とかよっぽど他にそれっぽい言い方があったと思うよね

ポンポンなんかは10年前ですら許されるのはフィクションまでって見た覚えがある

しろ何か若者の支持が高いって印象に引っ張られすぎた反動でめちゃくちゃ古く見えてるのかな


正直メディア戦略も上手いとは思えなかった

オールドメディアが主戦場じゃないからそこでの石丸さんだけで語るのはアンフェアかもしれないけどね

自分若者でも支持者でもないか的外れなことを言っているかもしれないが、

支持者からしたら「悪意ある人間でも堂々と舌鋒鋭く論理的反論をして議論に勝つ」人間に映ってたしそれが支持に繋がったんじゃないのか

それをおちょくってたと後出しすれば、批判者が言ってる「他人議論する気はなく自分の優位性を誇示するために他人を足蹴にする」という人間像に近づいてしま

XごときどうなろうがYouTubeTikTokでの人気は保てるだろうにむしろ墓穴を掘ってはいやしないか

そもそものところテレビ対応市議地方メディアに対する対応と同じにしちゃ不味かった

テレビ離れ」が加速しようがタレントコメンテーター市議と比べれば格段に名が売れているはずで、

よく分からん市議記者サンドバッグになるのとは違い同情も湧くだろう

市議のような政治家勉強不足を認めるのは致命傷になりえてもタレントコメンテーターは「勉強不足で申し訳ない」「頭が悪いので分からないんですが」と社交辞令の1つも飛ばせる

ミラーリングしていたらしい石丸さんも政治家らしくこういう殊勝な態度は真似できないらしい

困ったことに世の中は100:0で一方が正しいなんてことはほとんどない

しか赤の他人が利害当事者すべての事情や理路を知ったうえで判断する時間などない

そして所詮人間感情奴隷なので同情すれば突如としてその人の立場理屈に思いを馳せることができるようになる

全国に晒されボコボコになった居眠り市議の背景事情に興味が生まれることがなくとも、

馴染みのある人間については慮れるので、そうなると一方的評価をすることは難しくなるのだろう

個人的には石丸さんがまともに返せてたようにすら見えんかったのはさておき

けどまあ今回の票の動きは全然読めなかったので人気がどうなるかは全然分からん

ネット人気なんて古くは加藤の乱から今日までメインストリームに乗ることなんて絶対ないものだと思ってたんだが…

2024-07-09

蓮舫に対する男には言わないような表現ってどんなのがあったの

俺はタイムライン見る限り

共産とつるむのやめとけ

前川起用すんな

選挙運動に対してあーだこーだ

シール剥がせ

メインストリームなんだが。

そのまんま東の「生理的に嫌われてる」を指してるのであれば男に対して言わない表現ってわけでもないだろうし。自民幹部とか志位和夫とかひろゆきあたりは言われまくってそう。

バカにするような表現って小池支持者が言ったら小池にヒットするし、石丸支持者は人格者きどってるから言わなさそうだし、暇空は言いそうだけど石丸にお熱だったし。

なんかあんのかな。

2024-07-07

海外Twitter見てると

Z世代基本的左翼、Qアノンインセル保守層はばかにされる、政治的主張をするアーティストを支持するのがメインストリームなんだよ

ノエルギャラガーくんが先日政治的主張をするなって言ってたけどあれはメインストリームへの逆張りからね。

ところが日本はどうか?

全年齢層が「左ってなに?右って何?政治って何?人権ってなに?」

これだから

話にならないよ

2024-06-26

悲報!】はてな特化型ワイ氏(40代男性)、Xとインスタに順応できず無事死亡!

2ちゃんからはてなに移り、ブクマ増田で楽しく過ごしているが、世の中のメインストリームのXとかインスタでの振る舞い方がとんと分からない。助けてほしい。

はてなは15年ぐらいやり続けている。2ちゃんもそうだったが、ホットエントリーに上がっているものに対して、少し斜に構えたコメントしたり、自分の専門分野なら身バレしない程度に内部事情を仄めかしたり、真面目な流れに大喜利ぶっ込んだりで、そこそこ星がつく。リアルライフが満たされない俺にとって、このはてなの中でのリアクション自己肯定感を満たしている。星で自己肯定感かよ、とバカにするよな?でも、そうなんだ。ひねくれた俺のアクションに対して付けられるリアクションとしてのスターが、俺にとっての数少ない目に見える評価なんだよ。今月はスター100以上のブコメはいくつかな、ホットエントリーに上がった増田あるかな、って毎晩数えてるんだよ。

楽しくはてなをやってる俺だが、世の中のメインストリームどころのXとかでも承認欲求を満たさんとて半年ほど前に始めてみたが、これがとんと上手くいかぬ。贔屓の野球チームやらヤフトピに対して空中に向かって呟いても「いいね」がつかねー。たまにいいねが付いてフレンド申請が来たと思えば、目元を隠して胸元を強調した女性アカウント?ばかりである。「30代シンママ経営者です」とか言ってんじゃねーよ。即ブロック。インスタも似たようなもんだ。綺麗なお姉さんのショート動画を観るためのツールになってしまっている。ワイは発信をしたいんよ!そして、俺に寄せられる「いいね」の嵐を浴びて、俺という男の価値SNSで味わいたいんよ。そして、あわよくばワンチャ(略)。

こんな俺にいい具合なエックスとかのやり方を教えてクレメンス

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