はてなキーワード: ミスマッチとは
曲が悪いわけではなくただただ作品にあってない曲。
自分が推薦するのは以下2作。
明治剣客浪漫譚のオープニングに「大嫌いだったそばかすをちょっとひと撫でしてため息をひとつ ヘビー級の恋は見事に角砂糖と一緒に溶けた」が流れてきて腰が砕けたファンも多いはず。
曲調、世界観、フレーズ、時代、登場人物、なにひとつあっていない珠玉の珍品。
ジュディマリは作品のことをまったく知らなかったそうだが、それにしても「失恋した少女の乙女心を歌ったロック」はないだろう。というかジュディマリに発注するな。
13歳のかわいい魔女が期待と不安に胸をふくらませて出発するシーンで流れる「浮気した彼氏を懲らしめるため彼氏のママへ言いつけにいく歌」。
あまりに情景があっていない。ユーミンの歌詞が具体的で強靭な世界を築いている分、余計に作品とのギャップが目立つ。
ただ、曲調がからっと明るいのと、「不安な気持ちを残したまま街はどんどん離れてゆくわ」という歌詞が偶然マッチしたのと、制作者の工夫(苦心?)により「主題歌としてそのままバックに流すのではなくキキのラジオから流れてくる曲(つまり別の世界の曲)」としたことで、歌詞の意味を深く考えなければ一見おかしくはない。
他はどうでしょう。
ある結婚相談所のYou Tube曰く、33歳女子には見えない壁があるらしい。婚活でミスマッチが起こりやすい年齢というのだ。
多くの女性が30と35の誕生日に歳をとったこと意識する。しかし32から33になったときはあまり意識はされない。33歳女子のミスマッチとは「自己評価のレベル」と「相手に求めるレベル」にギャップが大きいため婚活が難航することだ。とくに美人ほど難しいらしい。例えば、自分のレベルが70だと思い込んで同レベルの男性を探すとマッチしない。レベル70の男は20代を狙うから。
恋愛でもこれはあると思う。最近年上の30代女子をターゲットにしているが、難しい。
お前のレベルが低いと言われればそれだけだ。でも25歳の元カノとデートしたときの反応が最近デートした30代の女子とは違う。例えばレストランを予約し、上座に座らせ、サラダを取り分け、かわいいと褒めて、トイレに行ってる間に会計を済ませて、駅まで送ってあげるとする。20代女子はそれで80点くれるが30代女子は50点しかくれない。
理由は簡単。なぜなら今まで他の男に同じようにエスコートされ良いレストランに連れて行ってもらったことがあるから。
これは仕方ないことだ。私もこの前長野で星空を眺めて綺麗だと思ったが、海外でみた星空の方が綺麗だった。日本から出たことがない人は長野の星空に80点つけるが、私は50点しかつけれない。これは誰が悪いではなく単に経験の差なのだ。
一般的に20代女子の方が男性から人気である。しかし私は30代女子が好きだ。自分というものを持っているし、話してておもしろい。反対に20代、特に前半の女の話は大抵クソつまらない。人は皆、自分を評価してくれる人と一緒にいたいと思うのだ。なのでターゲットを20代女子にしようと思う。
羽生結弦氏の離婚騒動について正月実家に帰省中にコタツで親類と世間話をしていて考察した話。
だからなんの根拠もない話だしオバサンの井戸端会議レベルだけど 文春の報道なんかよりはしっくりくるかな〜くらいの話。
だから羽生くんはスケートで注目され始めた時からテレビなんかでちょいちょい見てた。
卓球の福原愛とか、歌舞伎役者の子供なんかと同じで、テレビを通して子役から知ってる有名人みたいな感じ。昔はたまに地元テレビ局が学生の羽生くんに密着取材とか特番でやってたし。
ンで、宮城なんて田舎だから羽生くんちがどんな家かみたいな話もみんな知ってる。
まあこれらソースなんかない噂話なんだけど。
お父さんは公立の学校の先生で(退職前は校長先生やってたなんて話も聞く)お母さんが羽生くんのスケートに関して面倒見てて、遠征費用とか工面がすごく大変で、衣装なんかもお母さんが手づくり。(ちなみに衣装が飾ってあるの仙台市内で見たことある。コレ手作りなんだ?!てびっくりするレベル)
いやもちろん外部コーチとかスタッフとかいると思うけど、率先して面倒見てるのはお母さんてイメージ。
そもそも羽生くんは小さい頃、虚弱体質で食べ物もアレルギーとか色々あって、スケート衣装とかもチクチクするやつはダメとか、とかくお母さんが色々面倒みないとアカンみたいな。(偏食って話も聞いたことある)
小さい頃体の弱かった羽生くんがスケートで大成できたのはお母さんの支えのおかげみたいな、そんな認識は昔からなんとなくあった。とにかくそんな話はよく聞いてた。
まあこれらソースなんかない噂話なんだけど。(2回目)
で、現在まで。
羽生くんは世界ですごい実績残してきたし、宮城県民的にもスーパースターである。
でも羽生結弦という選手をずっと支えてきたのは間違いなくお母さんだし、家族一丸で支えてきた事は変わらないんじゃないかと思う。
たぶんだけど羽生くんのお母さんや家族の全力のサポートが無ければこんなスーパースターにはなれなかったと思う。
でも考えてみれば羽生くんちは元々普通家庭なんだよな。ましてやお父さんは公立学校の教員だし。お母さん、羽生くんがスケートやってなかったら専業主婦とかだったかもしれないし。
だから「羽生結弦」が選手として大成するために 一般家庭にとっては想像出来ないほどの羽生結弦への沢山の投資と犠牲があったには違いないと思うのよ。だってスポーツアスリート一族ってわけでもないだろうし。
(まあスケートでの賞金とかスポンサーとか色々ついてんのかは知らんけど)
それでもスポーツ選手と一般人の生活の違いはまあ想像できるし。食事やらレッスンやら遠征費用やら衣装やら、色々。お金は桁違いでかかるだろうし。
で、お母さんはいわば羽生くんのそれらの難題を全速力で駆け抜けて解決してきた 公私共にマネージャーみたいな感じかな?てイメージ。
当然お母さんは小さい頃からずっと生活全般を全力でサポートしてるわけで。羽生くんが現在まで心身ともに何もかもお母さんを始め家族に支えられて社会生活送ってても不思議では無いというか。
いわば羽生結弦は一般家庭生まれなんだけど「特別」な「スケートの王子様」みたいなもんじゃないかと。
貴方は特別な存在なんだからスケートに集中して!!!という具合にスケートをする以外のことは他の人がみんなやってくれる環境なのかもしれないなと。
(てかそうじゃないとスケート選手生活なんかとてもじゃないが維持できないのかもなと)
だから羽生結弦はスマホを持ったことがないって話が一部報道で出てたのを見たけど
羽生結弦という存在は日本にとっての宝みたいな側面あるし、それを支える家族側にも精神的・金銭的な影響はデカいだろうし
個人的に羽生結弦は「スケートをするための人」つまりスケート以外はした事がない、てイメージだし。(まあアスリートなら当たり前かと)
おそらく羽生家は今や「羽生結弦」っていうブランドを維持する芸能プロダクションみたいな感じなんじゃないかなと。
マネージャーのお母さん
で、サポートに入ってるお姉さん
みたいな。
しかしバリバリのマネージャーだったお母さん、私の母親世代だったら ぼちぼち60歳も近いはず。体力的にもキツくなってくるだろうよ。
もう全力で息子と一緒に世界を駆け巡る年齢じゃなくなってきてる可能性は高い。
今は実のお姉さんがマネージャーにサブで入ってもらってゆくゆくは姉と弟二人三脚、みたいな構想が両親の中であっても自然だと思う。お姉さんも家族として嫌でも母親と弟の姿をずっと見てきただろうし。
そうやって「羽生結弦」というブランドを運営する側は役割が完結してたんじゃないか?
でも羽生くん本人に更なる転機がやってくる。そう、「結婚」である。
羽生結弦という王子様はお嫁さんに「本物のプリンセス」を連れてきてしまったんじゃないだろうか。
(報道で見る限りプリンセスでしたけど噂になってる人がホントに羽生くんのお相手ならですがね)
これも想像だけど、家族経営でギリギリ回している所に 王子様とプリンセスが増えた。
今まで王子様1人の身の回りのサポートで家族がいっぱいいっぱいだった所にプリンセスが更に1人増えたらどうなるか?
まあ普通に考えたらキャパオーバーになるんじゃねえか?????????
話は逸れるけど
例えば歌舞伎役者とか相撲取りの嫁になった場合、色々役回りとか大変なこととか 素人でもうっすら認識できるかと思う(それこそ密着取材とかあるしね)
例えば元々一般家庭で母親を中心に家族が一丸となって支えられてきたフィギュアスケーターの妻ってのがどんなものか
必要な役割、必要なスキル、マッチした人物像とかそんなものは明確には確立されてないんじゃないかと思う。
(これは仮だけど)その相手はフィギュアスケートとは全く畑違いの人だった。
「羽生結弦」というブランドを維持しなければならない母親を始めとした家族にとってそれはだいぶ「クソデカ問題」が持ち込まれたかもしれない。
経歴はフィギュアスケート、もといスポーツ選手とは全く関係がない人生を送ってきた人物像だったとする。
フィギュアスケーターを続ける羽生結弦を支える「家族企業」の歯車に果たして組み込める人材か?という問題が浮上したかもしれない。
「熱意はわかるけど貴方のスキルだとウチの会社には合ってないかも…」
で断れたかもしれない。
でもこれはそうじゃない。
なのである。
クソ忙しい少人数の経理部で増員で1人増えたけど全く関係ない分野の学校出てる未経験の新卒だったみたいなダメージを想像している。いやせめて簿記くらい知っててくれよ…………(なんて言えないね☆)みたいなのを想像してる。
でも今回経歴やスキルは関係ない。だって当人同士は好きで愛し合っているんだもの。
でも「羽生結弦」というブランドのイメージ的に「結婚」は様々なリスクが生じてくるだろう。もしかしたらバッシングやらアンチ、ファンや報道陣が押しかけてくることも容易に想像出来ただろう。
(もはやファンにとって羽生結弦は神格化された存在だったようだし)
で、問題を整理すると
・フィギュアスケート界隈に詳しくない
スキル的に羽生結弦を支えるための家族経営の歯車には組み込みにくい人材の妻(仮定)が「羽生結弦」家族企業に参加する問題
・「結婚」によって生じる「羽生結弦」のイメージに対するダメージ(予想)と苛烈な報道陣の取材が予想される問題
・結婚はさせてあげる。
・でも嫁はフィギュアスケーターのマネジメント業は無理そう。しかし家族も忙しいから業務を教える余裕がない。
・報道陣対策で仙台駅前のセキュリティがしっかりした億ション2部屋購入。
・嫁は何もしなくて良い代わりに基本外出禁止(報道陣に見つかったらフォローめんどくさい)
だったのではないか?
この条件でも愛を貫いて結婚相手は仙台へやってきた。まあ外出禁止は後出しかもしらんけど。
ちなみに仙台駅前に億ションなんてものはない。インターネット上で予想されてる億ション候補、だいぶ駅からもスケートリンクからも遠いからな。地方都市をナメんなよ。東京基準で考えるな。
で、その候補は確かに街中だけど近くにあるスーパーなんかダイエー(旧ジャスコ)だったりヨークベニマルだったり。
まあ要するに宮城からすれば確かに仙台は都会だけど、仙台駅からちょっと離れたら何も無いぞ。東京から駅前イメージ引きずった来た人がそこに住んだら何も無さすぎて発狂するんじゃないかと。
というか家族経営の会社に「妻」て役職で就職したけど、仕事教えて貰えないし外出れないし「家族」という職場で孤立した。で、肝心の旦那は大体遠征で不在。耐えられなくて退職(離婚)。
みたいなのが近いんじゃね?と思う。
まあこの筋書きなら当たり前かなってかんじですが。
だからまあ「守ってあげられなかった」発言で相手が反論するのもまあ 予想できるし
だからまあ転職とかでもよくあるミスマッチみたいなのが起きたんちゃうか?知らんけど
長くなったけど恋愛と結婚は違うし もし羽生結弦の嫁になりたいと切望しているならアスリートを支える仕事に就職するつもりくらいにならないと無理なんやろな…
という考察でした。
非モテの「非」がどの程度かは人によると思うけど、「非モテっぽい男性の部屋…」の記事を見て、「確かに過去に出会ったモテないっぽい彼らは部屋も私服もなんだかイマイチだったな」と思った。
なんとか君は男女共に友人は多かったけど奥手なタイプ。服は絶妙にサイズ感が合ってないことが多くて、やっぱり装飾は多めだった。
おしゃれに興味はあるみたいだけど、なんか惜しいといえば惜しい。「自分の平均予算でも買える、雑誌やテレビで見たおしゃれな服に似てるやつ」を買ってしまうのがおしゃれになれない原因だったんだと思う。
”今より”おしゃれになりたいなら、酒とか交際費とかちょっと我慢して”今より”予算をかけるのは必要なのだろう。
別のナントカ君はタケオキクチとポールスミスが好きだったが、なんかどの服もうまく使いこなせてなイメージだった。ブランドやデザイン選びがどうとか以前に、体型がかなり痩せ型ヒョロリーノだったので、ブランドの基本パターンとミスマッチだったのがよくなかったんじゃないかな。
ちなみに私は短足日本人なのでワールド的脚長体型がベースのZARAとか履くと死ぬほど残念なことになる。ブランドの基本パターンは本当に大事。ド日本人はやはり日本のブランドがしっくり馴染むように思うよ。ユニクロは素晴らしいね。
また別のナンチャラくんは、髪型がなんかヘンだった。過去、美容院に行ってやってもらったヘアスタイルを自己流でうまく表現できないままここまできてしまったって感じ。「お店でやってもらったアレンジと似てる気がする!」「雑誌で見たあれと同じ気がする!」は大抵気のせいだ。その鏡には自己暗示という悪魔が住んでいる。思ってるよりも高頻度で美容院に行こう。
私も巻き髪が決まったぜと思って出かけたら後ろの髪が全然巻けてなくてクソ残念なヘアスタイルになってたことが(何度も)あるから人のこと言えないけどね。
庶民は自分のセンスに満足したらその瞬間からダサくなる。とまれば死ぬまぐろと同じだ。ほどほどのおしゃれを目指すにはセンスを磨き続けるしかないのだ。
部屋に関しては、確かによく女連れ込んでるやつほど整理整頓されているよね。女の子にモテるにはベッドシーツの洗濯をめんどくさがらない甲斐性とロングの髪を床に残さない清潔感が必要になってくるのだろうね。
ソファがわりにベッドを使ってたり、ソファとベッドが異様に近かったりするのは多分すきあらばベッドに押し倒すためだ。
対して、すきあらば部屋でセックスしようなどと考えてない人の部屋は隙間が多い。ベッドの近くにソファなんてない。部屋の向こうのほうに座布団みたいなものがあったりはするけど。シーツは女の子が来る頻度ではなくて自分の清潔感に応じて洗うし、血の汚れとかつくことをまるで想定してない薄緑、薄水色が多い気がする。わかるよ、あーゆー色合いのシーツってニトリとかでワンランク安いよね。
私は薄黄緑と薄水色のベッドシーツのことを心の中で「童貞寝具」と呼んでいる。
じゃあ、最寄り駅着いたから終わるわ。
こーゆーのの女バージョンも読んでみたいな。
誰もが知る外資IT企業のマーケティング責任者で、弊社では新規プロダクトの営業戦略を任せるとのこと。
その前は大手広告代理店でも20年近く働いていたそうで、コネクションにも期待されて社長が呼んできたらしい。
ちなみに俺はその事業部の数値管理をする管理職なので給与もわかっているが、低年収の弊社にしては破格のオファーだった。
入社後挨拶したときの印象としては、人当たりがよく物腰の柔らかな方だな、というところだ。
しかし入社2ヶ月目から「ん?」と感じることが増えてきて、3ヶ月が経過したころには「この人ダメなんじゃないか」が事業部全体の共通理解となっていた。
一応2名の20代社員が部下についたが、事務周りのフォローがメインであり経営層への報告・提案資料を作るのは荷が重い。
前職では優秀な部下に指示すればいい、という考えで何とかなってきたのだろうが
JTCである弊社はそこまで人材豊富ではなく分業制も機能していない。
「◯◯業界向けの商品を作りましょう」といきなり口頭で提案してくる。
じゃあ簡単な事業計画を作ってください、と依頼して2週間後、会議に30枚くらいの資料(カラーコピー人数分)を持ってきた。
びっしり文字が書かれているが、よく読んでみるとChatGPTに「◯◯業界とは何ですか」と聞いた回答のコピペで、資料の7割は競合企業HPのスクショだった。
最後は「これで売上1000億を目指します!」で終わっている。
これでは何も判断できないので少なくとも利益計画とスケジュールについて追記して再提出してください(あと次回からは投影だけで印刷不要です)、と伝えたが
「やっぱそうですよね!これからやろうと思ってたんです!!」とのこと。ちなみにこのセリフは今後も何度も聞くことになる。以降ヤッパ氏とする。
会議後に事業トップから事前に資料のレビューしてあげて、と俺に指示があったため、資料を見せてもらうことにしたが
以下のようにまともな社会人として出せるレベルのものではなかった。
初めのうちはこうしたらどうか、この観点が抜けているのでは、と改善案を提示していたが
そのたびに「やっぱそうですよね!」と言われるとだんだん腹が立ってくるので、
「これを書いて読み手に何を伝えたいのですか」「前ページと矛盾した言葉になってますがどちらが正しいのですか」と質問するだけにした。
また、ヤッパ氏の悪癖として話が長い、ということがある。
ちょっといいですか?と声をかけてきて1時間平気で話し続けてきたりする。しかもメモはとらない。
俺はそれなりな立場にいるので「忙しいので15分にしてください」と言えるが
若手社員が捕まって2時間くらい雑談につきあわされている、という話をその後何度も聞くようになった。
一般的に異業界への転職は覚えることが多く、特に弊社の新規事業はハイプサイクル前半の業界なので
「オフチョベットしたテフをマブガッドしてリットにします」みたいに聞こえるだろうな、と思い
社内のteamsに定期的に配信している記事も、同じ単語を使っているがまるで別のビジネスだったりすることが多い。
外資出身なので海外事例のレポートを要約してもらったりもしていたが
技術がわかっていれば明らかにおかしいと思われる文章がたびたび混在し、その度に原文を読みにいかなければならず、結局機械翻訳を使うことにした。
勉強がてら社外イベントに行きたい、というヤッパ氏の希望にも応え遠方のイベントにも頻繁に行ってもらったが
出張報告では誰々の有名人がいた、ニュースにもなっていた、という話ばかりで自社に関係がある情報かという観点はほぼなかった。
イベントで資料をもらった会社が面白かったので今度訪問してもらうことになった、とのことでその会社を調べてみたが明らかに弊社とは相性が悪そうだった。
(例えるならガソリン車しか作ってない弊社と、EV車用のエンジンをつくってるベンチャーみたいな感じ)
弊社のプロダクトに活用できないと思いますけど、先方はわかってますか?と聞いたが
「やっぱそうですよね!ちゃんと伝えておきます」とのことで一抹の不安はあったが会議に同席した。
当日先方のプレゼンを聞いても、どうしても弊社で活用できるイメージはない。
一通り聞いたあとで「弊社はこういうビジネスなのですが、そういった企業向けのプランはありますか?」と質問したときの「え・・・?」と引きつった顔は忘れられない。
片道2時間かけて来ていただいたのに申し訳ないことをした。会議以降その会社からの連絡は来ていないらしい。
大手広告代理店出身ということで大企業にも知り合いが多いらしく、「あの会社の責任者なら知ってますよ、声かけましょうか?」とアポをとってきてくれるのはカッコよかった。
20年前くらいにドラマのいい役やってた芸能人なんかを会社に連れてきたこともあった。
しかしアポのレポートを読むうちに、連れてくる人は3パターンに分けられることに気づいた。
(1)先輩後輩の関係で仕方なく来る人
(3)ただ喋りたい人
→(3)が半数以上であることが意外だった。
世の中の大手企業にはなんたら部長という役職は持っているものの実質一人部署で、知り合いの会社を回ってそのまま会食へ行くというポストが割とあるようだ。
1度だけ同席したが、会議中は「あのときの同期は何してる」「この人は昔こういう仕事をしてて、、」という話が延々と続くので、以降顔合わせを頼まれた際も断ることにした。
また、上記の中でも一応は真摯に向き合ってくれる企業もあるので、こちらからRFPを作成する必要も出てくるのだが
ヤッパ氏の実務能力の低さから、若手社員がそのフォローに入る(ヤッパ氏的には相談しているということだが若手は断れない)ことになり
通常業務に支障をきたすことが増えた。「発注書をもらうまでは一人でやること」というルールになった。
ヤッパ氏が引っ張ってきた案件はその後結実することはなかった。
6ヶ月目目からはマネージャー会議には呼ばれるものの、発言もほぼなく、たまに会った他社との商談(雑談)報告をするだけとなり、
1年経たずに退職することになった。
最後の方では事業トップとの1on1ではかなり厳しいことを言われていたらしい。
外回りがないときは休憩室にいることが増え、他部署の新人を雑談に付き合わせて上司から苦情が来たらしい。
ヤッパ氏についた部下2名は仕事が減って暇になったタイミングで俺の部署の仕事を手伝ってもらいそのまま引き受けることになった。
本人としては「もっと裁量があれば話は進められるのにマイクロマネジメントをされた」と考えているかもしれない。
正直このレベルの役職であれば我々も「結果さえ出ればやり方は任せる」としたいが、
新規事業とはいえ弊社はキャッシュが潤沢にあるわけではなく、よくわからないけど投資して失敗しました、だとガバナンスを疑われる。
だからこそ、周囲を納得させるためのロジックが最低限欲しいのだが、それが出てくることはなかった。
ヤッパ氏は悪い人ではないし、優秀な部下がいれば活躍できた可能性もあるので、単なる採用のミスマッチとも言える。
弊社の他部門でも実務能力が同じくらい低い管理職が率いていながら何とかなっているところもある。
前職にいれば安泰だったのに、弊社に来たがゆえにヤッパ氏のキャリアやプライベートが悪化したとなれば悲しい話だ。
しかし仮に退職したとしても持ち前のコネとノリでいい会社に転職できた気はする。名前でエゴサしてみたが見つからなかった。
バブル景気を経験し、団塊世代は比較的順調な経済成長の中にいた。その結果その子供世代である団塊Jr.の世代は団塊世代と比較してもかなり高い率で大学に進学した。就職して3年が目安だった結婚適齢期は大幅に後ろにずれ込み、この世代は30歳で結婚しないことが珍しくなくなった。また高等教育を受け、海外の文化に触れたりすることにより、伝統的価値観に縛られない自由(リベラル)を大切にする価値観が主に高学歴の層に芽生えていた。
1990sはCDの全盛期でカラオケもブームであった。この頃すでに女性の社会進出は始まっており男女共働きが増えてきていたが、ここにきて平松愛理が「部屋とワイシャツと私」でコテコテの昭和の価値観の曲を歌い流行。その結果、団塊ジュニア女性の専業主婦志向が強まる。ちょうどこの頃、大黒摩季も「あなただけ見つめてる」で男に尽くす昭和的な女性像を、「ら・ら・ら」で結婚を前に一生を見つめて戸惑いつつ妥協交じりの結婚を考える女性を歌っており、当時においても昭和的な価値観の歌はヒットしていた。一方で、中島みゆきは「ファイト!」で辛い境遇の中でもがく女性を叱咤しつつ応援しており、この頃に適齢期の男女の中でも、女性は依存しながら男性を立てるといった昭和的な価値観から女性も自立して活躍する価値観にシフトしつつあった。しかしながら地方では依然として男が働き女が家を守るという考えが根強いところもあった。
小泉内閣のせいにされることが多いがこの頃から非正規は増えていた。バブル期に入社した世代は右肩上がりに給与を上げ、そのとばっちりを受ける形で新卒採用が減り労働力市場で供給過多となった。非正規が増えた影響が顕在化するのがITバブルの崩壊とリーマンショックだがその爆弾はすでにこの頃に日本に埋まっていた。
Windows95が発表され大学が主戦場だったインターネットは一気に広まった。パソコンは当たり前となりADSLやケーブルテレビでの高速通信が普及した結果、インターネットブームがさらに加速され動画コンテンツが増えるようになった。この頃、東風荘やYahooでゲームに興じるインドア派が増える。娯楽の充実は恋人と過ごすことに競合する余暇の過ごし方として今後も存在感を増していく。
DVDやCDではエロ動画が視聴できていたが、ブロードバンド+dmmでエロコンテンツへのハードルが下がる。男は金、女は体という暗黙の結婚の武器のうち、女性側の武器が弱体化され恋人の役割を右手が肩代わりすることになる。不景気も相まって女優のレベルが高く男の性欲を満たすには十分すぎるほどであった。さらにXVIDEOSやPornhubなどの無修正、高画質のVRとおかずの進化はとどまることを知らない。
さらにニコニコ動画のブームにより、市民権のなかったオタクに市民権が付与される。ブロードバンドは田舎にも浸透していたため、インターネット上の娯楽の充実は都会、田舎関係なく訪れた。その結果、恋人がいなくても夜の退屈さがなくなり、社会全体としてデートのニーズが相対的に弱まった。
永久就職とかつて呼ばれた結婚について、配偶者を探す活動を就活になぞらえて婚活と呼んで始まったが、相手があっての結婚ではなく目的化した結婚になった結果、その前段階である出会いにステータスが入り込み、逆に恋愛のハードルを上げてしまった。テレビ朝日ワイド!スクランブルに出演した玉の輿にのるために38万円の高額婚活会社を利用するR子さんの「年収400万円では化粧品も買えない」は当時派手にバズり、完全なATM扱いに適齢期男性がドン引き。この人が悪いわけではないが2005年の女性専用車両のネットミームも背景にこの頃から男女に分断が生まれ始めた。
団塊ジュニアが続々結婚し始めた頃、Facebookの流行で学歴や経歴をオープンにする機会が増え、ステータスが可視化された。その結果夫の収入でマウントを取る女性が続出し女性側のカーストにもつながった。配偶者のステータスでマウントをとること自体は昭和の時代からあった女性にありがちな行動だが、SNSによってそれが町内という小さなコミュニティから同級生や会社単位に拡大され、妥協して結婚するよりも高めを狙う傾向が顕著に。さらに、この頃すでに子供がいる世帯ではキャラ弁の写真をアップする主婦が現れる。賛否両論あり否が優勢のまま終息したが、時間のかけられる専業主婦が共働き主婦の普通の弁当にマウントを取る形で「共働き=負け組」を印象付けた。この世代は家庭科の必修が小学校のみなので女性が働いていても女性に家事が押し付けられることが多かった。ちょうどこの頃、負け組としてコンプレックスを抱いていた男により、秋葉原で大量の通り魔事件が発生する。
サブプライム住宅ローンに端を発した金融危機はリーマン・ブラザーズHDの破綻を招きそこから連鎖的に世界金融危機が発生した。これにより多くの非正規の雇止めが発生し、特に女性において非正規社員と結婚しようというインセンティブが大幅に下がった。
食洗機、ロボット掃除機、ドラム式洗濯乾燥機といった時短家電(いわゆる新三種の神器)が普及した。これにより、独身でも仕事をしながら掃除、洗濯、食事に概ね困らなくなり、家事の分担需要が相対的に低下した。
団塊Jr.世代(1970~1980生)は高学歴化によって結婚の年齢が4年~6年程度その親の世代よりも遅くなり、30歳で結婚していないのは珍しくなくなっていた。ちょうどその世代の適齢期となる00年代は娯楽が充実、進化をして男女ペアにならなくても楽しめるエンターテインメントが爆増したこと、価値観のアップデートができないまま専業主婦として高収入を望む女性と、その視界に入らない男性、娯楽の充実で配偶者を必要としなくなった男女といった形のニーズのミスマッチが発生。金さえ配ればなんとかなる的な政治家の思いとは裏腹に決定的な解決策が見つからないままタイムアップを迎えた。
この手のヤツはどんなモバイルゲーでもガチャがあればソシャゲと呼んでくだらないと決めつけてくるんよな
まだゲームは何でもファミコンと呼ぶ親の方が悪意がない分マシやぞ
買い切り至上主義者は今のゲーム市場の5割がモバイル、8割がライブサービス型なのを直視してないんよな
そんだけホットな領域だから一口にガチャ有りと言っても全体の課金形態やゲーム性との結びつき方も急速に良くなってるの想像できんのかな?
ガチャと言っても拝金主義みたいなえげつないしょーもないガチャ仕様のやつはもう売れないんだよ
上位のやつなんかトータル700億円以上かけて作ってるのもあるし、据え置きの大作超えるくらいスゲー作り込みで
欧米企業が主催する主要なアワードでもガチャ有りゲーが評価されノミネートされてる例がいくつもある
つまりガチャ機能があるからと言って、ガチャが楽しさの大半を占めてる「ガチャゲー」みたいに捉える印象はもうズレてきてるし
昔のソシャゲばりの射幸性は薄まって、ガチャもどきのワクワク感だけ残して健全化されつつあんの
むしろ買い切りやDLC販売方式よりも、ユーザーのモチベを維持しつつ中身で勝負する世界になってるから進歩的
ユーザーが今でも自嘲的にガチャゲーとか言うかもしれないが、それを真に受けてたら老害まっしぐらよ
中身は昔と比べ物にならんほどゲームになってんだよ
バトルパスが流行しだした初期はまだゲーム設計とミスマッチなモバイルゲーが多かったが
今はバトルパスや月額課金という任意サブスクのリソース課金をベースにした育成レベルデザインになってる
そうしたサブスク課金の副産物で回すガチャでキャラプールは「着実に」充実する作りになってんのよ
こうした課金スキームの微妙な変化によって、昔のようにガチャ課金が主体で一部の廃課金者によって買い支えられる
胡散臭いエセゲームビジネスを脱却できる道筋が立ち、ロールモデルとなるタイトルも出てきたのが最近のモバイルゲームの質が向上した要因
まあそれに引っ張られて開発費もやべーくらい高騰してるわけだがそれは置いといて
これによってモバグリレベルのソシャゲどころか、パズドラ白猫時代みたいなインフレ前提のゲーム設計も新作においては珍しくなった
まあ日本市場は特殊で古臭い設計のやつも上位にしぶとく残ってるんだけど、それは日本人がソシャゲ的常識に過剰適応してるせい
特殊市場の日本では未だにガチャの確率を緩くする事を好み、つまりランダム性・射幸性を高めてバラマキする(必要があるほどインフレと課金煽りがキツい)作品をユーザーが歓迎してしまう部分があるけど
グローバルで成功してるガチャありゲームは真逆で、確率は極めて低くして、ほぼ確定の排出ポイントでしか出ないようにするかわりに
ガチャ機能に費やした石が無駄にならないような、実質的な配布システムが好まれるから、バトルパスと合わせたコツコツプレイが報われるゲーマー好みの設計になる
古臭いガチャゲーだと無課金や微課金じゃ数ヶ月かけて溜め込まないと天井にはまるで届かないくらい高い天井だったせいで
運による格差が致命的になるし、引くタイミングが「人権キャラ」みたいなインフレ加速の環境チェンジャーを皆が狙うから、手持ちや戦略がみんな同じになるしでゲー無感が強かった
そういうゲーム面でみたときのしょーもなさに対しても進歩してて改善が働いてるし、そういう作りに反発するプレイヤーからの圧力も高くなった
このへんの微妙な変化は長年モバイルを含むマルチプラットフォームF2Pタイトルを追ってる人じゃないと凄さが分からんだろうが
「周回してガチャ引くだけのゲーム」という揶揄はものすごく局所的に見ればそう解釈できる部分があるとはいえ
全体としてはコンシューマよりコンシューマらしいゲーム体験の上にそれが乗っかってる場合すらあり、馬鹿にできん
だいたいそういう穿った目で見れば買い切りやコンシューマだってやってることは反復作業と言い張れる
だいたい、まあ一部のプラットフォームなら試用や返金が充実してるとはいえ、中身が分からんもんに先に金を払うというシステムが
通用する時代じゃなくなってることは誰でも分かるだろうし10年前の増田ですら未来のあらゆるコンテンツは基本無料が主体ってことは予見してた
モダンにアップデートされたガチャ機能を含むF2Pモデルこそが万人にとって柔軟に付き合える優れたゲームを生む土壌になるんだよ
ガチャありゲーを作ってる中にも、いや中にこそ、本物の素晴らしいクリエイター魂が宿ってるってことをいつか理解らせてやるぜ
カニだと思ってたものがカニカマになってて、カニカマだと思ってたのがカニになってた事にあとから気づいても発狂するなよ頼むから
しらんけどな
(追記)
ぬるっと家事終わらせて見に来たらたくさん読まれてて嬉しい。婚活は大変だったけど学びもあり、あのままブラック労働を続けるよりよっぽど良い人生&良い人間になれた気がするよ。書ききれなかった学びと自分語りを書いた。誰かの参考になれば幸いだし、おれはいつでもお前らの婚活の成功を祈ってる。
https://anond.hatelabo.jp/20231130215545
(ここから本文↓)
10年前、新卒で入社したブラック企業で心身削られ心底思った。働きたくない。
その年の末、帰省した際に5歳上の姉から婚約者を紹介された。婚約者は国家公務員で、姉は専業主婦になるという。羨ましすぎて狂うかと思った。
婚約者が帰り、両親が眠った後で姉と2人きりになった。酒の勢いもあって「女は主婦になれていいよな、俺も養われてぇ〜〜〜」と愚痴ったら、「じゃあお前もなれよ、そのための努力をしろ」と言われた。姉からのアドバイスを忠実に実行し自分なりにも試行錯誤を繰り返した結果、今では主夫の座を得て週2の趣味みたいなバイト以外は家でネトフリ見ながら家事をしている。今日は主夫希望の男性やいわゆる弱者男性に向け、おれの主夫までの道のりをシェアハピ!します。身バレを防ぐため、ちょっとフェイク入れるのは許して。
当たり前だが主夫になるには一馬力で家族を養える女性をパートナーに選ばねばならない。そして高収入な女性の周りには当然高収入な男性が多くいるため、彼らとの競争に勝つ必要がある。また一馬力で家族を養える女性は1人なら何も気にせず贅沢に暮らしていけるため、家族を養う=金銭的な自由を手放しても、こいつと結婚したいと思われる必要がある。いいか?「高収入でも年増のブスは結婚できるなら誰でもいいんだろwwwいいから俺を養えよwww」などという考えは捨てろ。高収入女性はお前を養うくらいなら1人で楽しく生きて行く。
悔しいけど、女性は学生時代の友達とずっと仲良かったり、いつでも新しい友達を作れたりで男より人間関係に恵まれやすいのよね。それで金まであるとくれば…。
初めに姉に「お前のアピールポイントは何?」と聞かれた時、おれはもごもごと口ごもった末に「や、優しさ…?」と答えた。不正解だった。姉曰く、成熟した人間にとってある程度の優しさは標準装備だ。自分の長所を問われて1番に優しさとのたまう男女は、それ以外のアピールポイントがないと言っているのと同じ、とのこと。あと自分が他人より優しいと思う根拠は何?と言われてぐうの音も出なかった。
では何ならいいのか。例えば家事スキルは有効だ。仕事から帰れば片付いた部屋でうまい飯、というのは男女問わずバリバリ働く人間には効く。他にも聞き上手、ケア能力、可愛げ、あとは最悪顔でもいい。何か最低ひとつは武器として持っていないと話にならない。
俺は家事スキルに振った。前から料理は好きだった(当時は激務でほとんどしていなかったが…)から、女ウケする低カロリーで美味しい料理の研究に励んだ。掃除洗濯もそつなくこなせる。
また、意図して可愛げも伸ばした。主夫になりたいくらいなので元からプライドが高くなく、優秀な女性と張り合う気持ちがないこと、尊敬の気持ちや好意を素直に表現できること、仲の良い姉がいて女性が好む話題がわかること、察する能力が男としては比較的高いこと…などを長所とし(この辺りは姉と相談した)、高収入男性と競合しないブランディングを目指した。
あと転職した。ブラック企業は給料だけはそこそこだったが俺の幸せはそこにはない。主夫を目指すと決めてから、収入が下がっても週末は休んで婚活できる仕事を選んだ。婚活ガチ勢。
俺は非正規のヒモではなく、ちゃんと結婚して主夫になりたかった。不安定な派遣ではなく正社員になりたい気持ちに近い。ということで婚活アプリを始めた。女性なら若ければ若いだけ申し込みがくると言うが、おれの場合は当時24歳低収入だったこともありビビるほどマッチしなかった。いかにもヒモ狙いっぽくて怪しかったのかもしれない。おれは主夫でかつある程度余裕がほしかったので、それなりの収入を求めると相手の年齢は、少なくとも5歳は年上になる。基本女性は共働き・あるいは自分が仕事をセーブする想定なので、高収入な女性ほど高収入な男性を求める傾向にある。男性を養う想定がない。
サービスの趣旨的に双方結婚前提のはずなので、ミスマッチを防ぐためプロフィールに主夫志望であることを明記し(それが誠実さだと思っていた)、料理の写真なども載せた。だがほとんどの申し込みは断られ、さすがに傷ついた。唯一会ってくれたのは12歳年上の女医だがずっと値踏みされ疑われている感じが辛かった。なんとかデートを終え、向こうからはまた会いたい(限りなく会ってやってもいい、みたいな感じ)と連絡があったが、おれのほうが無理で断りを入れた。
それからは普通のマッチングアプリに切り替えた。こちらは結婚前提のアプリではないが、結婚願望が強く相手をサポートしたい気持ちがあることを明記した(主夫という言葉は使わなかった)。条件が合う人にひたすらいいねを送り続け、返ってきた人にマメに対応し、デートにこぎつけた。ちなみにおれの求める条件はこれ
・40歳以下
・年収500万以上、年収の記載がない場合は専門職、大手企業など
・仕事が好きそう
・結婚願望あり
・最低限の見た目
見た目はあまり重視しなかったが、流石に太りすぎていたり清潔感がなかったり、写真がない(あるいは重加工で原型を留めてなさそう)な人はパス。
主夫志望の男性諸君に言っておくが、働かない男性を喜んで養う28歳高収入川口春奈似美女は存在しない。いたとしても養いたいのは芸能人級のルックスと甘い言葉を操れるホストみたいな男だろう。そんな女性と結婚したければ、むしろ高収入イケメンを目指した方がまだ可能性がある。それができないおれたちは高望みしている場合じゃない(ただし見た目に関しては高収入30代はけっこう綺麗な人が多い印象もある)。
自分が25〜28歳くらいまでは仕事を続けながら数人の彼女と交際した(もちろん1人ずつ。同時並行したわけじゃない)。相手は5〜10歳年上だ。普通に上手くいかない場合もあったし、仕事への熱意の差もあり尊敬できない…と言われてフラれたこともあった。また、28歳で同棲した彼女は激務で余裕がなく、ヒステリックにあたられるのが辛くて俺から別れを告げた。37歳のコンサルで美人だったけどモラハラがひどかった。逆説的だけどそういう人とすぐに別れられたのは、自分が仕事をしていたからが大きい。同棲時点で家賃その他は彼女持ちで、あなたは仕事を辞めていいとも言われていたが、あの時生活の全てを彼女に委ねていたらと思うとゾッとする。
結局、コンサル彼女と別れてガチの結婚相談所に登録した。適齢期だし以前より少しだけ収入が上がっていた上、容姿もある程度コントロールできていたからか、以前よりスムーズにマッチングできた。そのうちの今の妻と出会って半年で結婚した。偶然だが、姉の夫と同じく妻は国家公務員。おれは主夫やらしてもらってます。
・ある種の割り切り
・ストライクゾーンの広さ
・めげない、あきらめない
主夫になったと言うとけっこう羨ましがられるが、ぶっちゃけ自分も普通に働いて、特に高収入でもない共働きの奥さんもらう方が簡単じゃね?と思う。今の生活は最高だし妻も好きだが、ここに至るまでの努力や苦労は仕事とは異なるヤバさがあった。何度も挫けかけたが、絶対に働きたくないでござる!という強い気持ちで乗り越えられた。
女性がハイスペ婚からの専業ルートに行くには高い競争率を勝ち抜くため、若さを武器に容姿を磨き上げる、またはハイスペと出会うため自分もハイスペになり、相互信頼を勝ち得た上ですっぱりキャリアを捨てる必要がある(姉は後者)。
男性の専業ルートはそこまで容姿は重要視されないが、高収入女性に自分を養うメリットを全力アピールしなくてはならない。まずは視界に入る努力からだ。
そこまで重要視されないと言っても、容姿が『普通』の範囲にいることは最低条件だ。おれはイケメンじゃないし太りやすく身長も平均に満たないが、脱毛し食事を管理し、安くてもいいから着古してない服と靴を身につけた。要は減点材料を減らせばいいのだ。ニコニコとよく笑い愛嬌アピも忘れなかった。ありのままを愛してくれ、なんて気持ちは捨てましょう。
デートの際も、相手を楽しませるという気持ちが大切。こちらは就活の気持ちだが、相手はおれを採用する必要はない。たくさんの女性と会って、モテる人ほどホスピタリティが高いと言うか会話が上手いしちょっとしたことを褒めてくれ、気持ちよく話させてくれるなと気づいた。ただし、それでこちらが調子に乗ってベラベラ喋ると次はない。デート(恋愛)の主導権は楽しませた側にあるのだ。
おれは金がないから大したところに連れて行けないが、その分相手の話をよく聞き、褒め、また会話の内容を覚えておくことでちょっとしたサプライズを用意したりした。例えば、チョコレートが好きだと聞いたら、デパートで嘘みたいに小さいのに800円くらいするチョコを買って、次のデートで「思い出したから」とあげるとか。800円のチョコは普通に高いが、「覚えていて喜ばせようとしてくれたんだ」という驚きは1万円くらいの効果を発揮すると思う。おれはデートの後に話したことを思い出せるかぎりノートに書いてたよ。相手の好きはともかく、苦手なものもなるべく把握した。「これ苦手だったよね?やめとく?」なんて気遣いも喜ばれる。
専業主夫への道は意外と険しいことがわかってもらえたら嬉しい。男性も頑張れば全然主夫なれるぜ!という気持ちと、ほとんどの男性は主夫になる努力より普通に働く方が楽だよなぁ…という気持ちが半々。おれは組織労働より、少人数(家族)のパーソナルケアが性に合ってる。
妻に出会うまでたくさんの女性と会ったが、おれと合う合わないを別にすれば7割以上は常識があり良い人と言えた。ただしとんでもないモンスターやモラハラ気質の人もいるため、人を見る目は超大事。結婚したらパートナー兼雇用主だから。ただコンサルの元カノは、同棲まで猫かぶっていたしあれは見抜けなかった…もはや運なのかも。
先週はゲーム、今日はマンガと、口先だけのワナビーを嘲笑って溜飲を下げるまとめが続けてバズって、そうすると次は小説か?って思うじゃん?
でも小説の場合、ゲームやマンガと違って「まず1作完成させてみろ」って世界じゃないのよね。
今売れてる小説は、一作完成させるのとは真逆で、エタるのが商業的成功のキモ。
だから、なろうの終わらせない奴が世に出てくる仕組みは発明だと思う。
なろう以前のラノベは、人気が出てシリーズ化してエタることは多いけど、第1巻では独立した物語として完結するようにできてる。
人気が落ちるまでエタらせるビジネスモデルといえばジャンプとかの少年マンガもそうだけど、漫画業界はまだ完結する読切とかで編集者と読者の評価を得てからじゃないと連載を持てない。
商業的成功はエタることにあるのに、エタらせない実力を評価するというミスマッチがあった。
なろうは最初からエタらせて人気を積み上げることで最初から経済的成功に必要なスキルで勝負する。この構造を意識的にやってるのは他には韓国の縦読みマンガだけ。
ここのところ連続してイベントやライブの突然の中止が発表されてる。
それ自体はチケットが想定外に売れなかったことでの損切りだと思うけど、これに便乗して旬の過ぎた声優歌手とか、採算の取れない趣味みたいな舞台をやってる自称演劇人とかが「エンタメ業界はコロナのダメージがあったからだ!」とか便乗して騒いでて滑稽だなと思う。
コロナ禍でライブや舞台が制限されたせいで専門職を含む人材がいなくなり、人手不足で日本のエンタメ業界は崩壊寸前!みたいなことらしいが、実態としては会場ステージ設営に使う人材や専門職の人件費が上がってて、ボランティア頼みや安い値段で買い叩こうとしてるやつらが人手不足になってるだけだったりする。
近年の人件費の高騰は全ての業界で言えることだから特別な話でもないし、ちゃんと稼いで商売の成り立ってる人たちは問題なく興行ができてて、今ドームとアリーナの稼働率はコロナ前くらいまで戻ってきてる。
そもそも設営なら建築系と同じ人材使うし、コロナ禍で照明やステージ図面引くような専門職が大量に廃業したなんて事実もない。
あと廃業した人間がいたとしても、ライブ制作とかのエンタメ系は人気職なので、新人が途切れることなく入ってきて層が厚い。
じゃあなぜ、人手不足で業界は破滅寸前!みたいな主張をする人がインターネット上にいるのかというと、肩書き欲しさにエンタメ業にすがりついて赤字ギリギリでライブや舞台を強行していたタイプが、この値上げ分の賃金を払えなくて勝手に人手不足に陥っているからだ。
ちゃんとビジネスとして成り立っていれば高騰した人件費や電気代を客に負担してもらえるが、需要と供給がミスマッチでチケットもグッズもそもそも売れてない人たちには、チケットの値上げについてきてくれるファンがいない。
これから先は、今まで人件費を安く買い叩いたり、ボランティアで済まそうとしていたような、趣味みたいな興行を続ける人たちがどんどん淘汰されていくんだろうなと思う。
でも、その人たちの小さなエンタメの崩壊は業界に特に影響を与えないし、むしろ出演者やスタッフのやりがい搾取みたいなのが減って健全になるんじゃないかなと思う。
スターレイル(というか大半の中華ゲー)に関しては、序盤でスタミナに石割ること自体はかなりゲーム攻略上正解なムーブだ
ガチャとキャラ排出がメインコンテンツの国産ソシャゲとは違って、中国や韓国あたりのゲームはガチャやランダムボックスをゲームの中心に据える設計だと嫌われるから、まずスタミナやシーズンパスのようなリソース収集に対する課金が好まれている
そういう事情があるから、無課金で石を一切割らないプレイングだとリソースが厳しすぎてろくに育成がすすまないゲーム設計になっているんだよ
俺も国産ゲーをするときはガチャ以外に石を使う気はないし、強キャラ実装まで石をひたすら溜めまくるのが合理的プレイだと思っているが、スタレとかは真逆の石消費スタイルこそが正解に近いと感じる
まあ国産スマホゲーも最近のは猿真似でバトルパスとか段階的石割りを導入してるゲームが多いが、ゲーム設計の根本がガチャゲーだからミスマッチだし利用率が上がらないんだよな