はてなキーワード: マーレとは
白夜の辺りとかは山奥民ないしマーレ戦士民が色々思うところあるんだろう
今現在のエレンは世界の情勢を知ったうえでレベリオで軍人も民間人もころころしたのはいかがなものかと思う
しかし、ベルトルトを討ち取った時のエレンは普通の人間の心情として正しいし、
アルミンの了解を得ないで勝手に注射させようとしたことは自己中心なものの
ベルトルトに対する扱いは百点だと思う
山奥民は、マーレ戦士たちの事情に同情をしているから忘れがちだけど
エレンの母親やアルミンの祖父、誰かにとって大切な人を大勢殺しているという事実がある
ジークの幼い頃が凄く美少年で、小さい頃は妖精のように美しいけど成長が早く老け顔になりやすいってところが白人っぽいと思った
クサヴァーは大人の中では優しい人に思うしジークに両親を告発しろと言ったのは致し方ないけど、ジークに直接「君の両親は君を愛さなかった」と言ってしまったのは「ああ…」と思った。
エレンとジークの境遇の対比のためのシーンなんだろうけど、あまりにもジーク可哀想すぎるだろ
マーレ編自体が現実世界の少年兵とか戦争とかを風刺してるソリッドな話だけど、ここ最近のエグさのキレが益々研ぎ澄まされてるように思う
ヒストリア妊娠もすげえと思ったけど、ジークの「これ以上繁殖させなきゃいいじゃん(いいじゃん)」は諌山よくこんなネタ思いつくなぁと感心する
なんかわかんないけど、岩明均のヘウレーカって漫画の最後のページ
『やがて全ての目撃者は死に絶え二千年が経過した……』って文章を思い出した
グリシャの父親としての生き方はマーレにいる時と島にいる時とで全く違うように見えるけど、これはグリシャが改心したとかカルラと出会ったからというよりも、環境が全く違ったというだけなんだろうな
周りから差別を受けないから、差別受けまくってた時に比べてストレスが減ってヒステリックにならなくなったってだけ
差別も受けないし新しい家族ができてのほほんと平和に生きてたら、昔のトラウマ思い出して
ヒステリックに始祖の巨人奪いに行って息子に自分の呪いを押し付けるという、昔の悪い癖をそのままやっちゃったっていうね
まぁあんだけえぐい差別受けてたら、嫁ができて子供ができても性格を変えることなんてできないと思う
それアッサリやってたらご都合主義だし
感想見てたら結構カルラageの言葉が多かったけど、カルラという個人の性格よりもやっぱ環境と教育と周りの大人が子どもの倫理観や価値観を左右するって話だと思う
マーレの教えてる歴史とグリシャ達が信じてる歴史のどっちが正しいかは、作中だと確定しないのか、それともまた別の歴史が真実なのか、気になる
エルディアの安楽死っていうのも、マーレ軍と実の父グリシャ達復建側の板挟みになっていたジークだからこそ、強い意志で実行しようと思えることなんだろうな
「クサヴァーさん見ててくれよ!」っていうのになんか泣きそうになった
ジークがやろうとしてることは、端的に言えば余計なお世話なんだけどあんなに親や軍から抑圧を受けてればそういう考えになるのも仕方ないわな
私が神の視点で見てるし所詮漫画の世界の話だから、「ジーク余計なお世話だろ!馬鹿じゃねえの!」って突き放すことはできるけど、収容所で暮らしていたジークとか他エルディア人の心労を考えるとあまりジークのことをとやかく言えない
というか今の調査兵団がクーデター編の貴族みたいに情けないくらい頼りないから、ハンジ達になんとかできると思えない
エレンはジークと組もうとしているけど、エレンはジークのこの目的を承知して組もうとしてるのかな?
エレンはキースからカルラから愛されていたって話を聞いていたけど、2年も経ったし状況も変わったしそれはそれってことで過去の美しい思い出ってことにしちゃったのかな
エレンがジークと組みつつ別の(なるべく幸せな)方法で人類を救おうとしていると信じたいけどなー
でもエレンは「この海の向こうの奴らを殺せば自由になれるのか?」っていうくらいだから何とも言えんな
一切エロサイト開いてないのに、ネットをするとエロ漫画広告ばかり表示されて困る。
こう言うと“それは普段からエロサイトばっか見てるからだ”指摘マンが大量発生する訳ですが、仕事でしか使ってないスマホにもブラウザ開けば大量に出てくる訳でして、エロ関係ない掲示板やニュースサイトにも表示されていることから無差別にエロ漫画広告出しまくっているのは明白であり、一人一台スマホ持つのが当たり前のこの時代、小学生の所持するスマホにも表示されているであろうし、非常に鬱陶しいことこの上ないのであります。
「さっきはてブでバズってた記事読んでみよう」と昼休みのレストランで開いたところ、デカデカとエロ漫画広告が表示され料理を運んできたウエイトレスさんに見られ、非常に気まずい思いを何度したことか。
普通のらぶらぶえっち的エロ漫画ならまだしもキモいオッサンやブサイク男に美少女がレイプされるみたいな内容が特に多く、不快指数はゴキブリ並みな訳です。
で、このエロ漫画広告出してるのはどこの企業かと何度か踏んでみた訳ですが、大体がコミックシーモア、つまりNTT西日本の子会社NTTソルマーレな訳です。
コミックシーモアのトップページを開けばワンピースだ名探偵コナンだとジャンプやマーガレットなど一般漫画誌掲載作品ばかり並んでおり、オッサン女子高生レイプ不快広告をネット上に無差別拡散しているところとは思えないのも腹立たしいですね。
こう書くとアホなオタクが文章ろくに理解せず条件反射的に勝手に勘違いして騒ぎたてるのがいつものことなのですが、別にエロ漫画をこの世から無くせと言っている訳ではなく、
そりゃあAmazonやその辺の書店でもエロ本は売っている訳ですし、書店にエロ本があって当然なのはこちらも理解してます。
ただ、Amazonやその辺の書店がわざわざエロ漫画の広告を出している訳でもなく、なぜこう漫画専門電子書籍サイトはエロ漫画の広告ばかり出すのでしょうか。
エロ漫画でなくとも、壮絶なイジメにあっている不幸な女性が主人公のレディースコミックの広告も多く、これもゴキブリ並みに不快になる訳です。
つまるところ、レイプだイジメだと、ヒトの醜い欲望を刺激する広義の“ポルノ”ばかりを宣伝するやり方は、不快に思っている人が多数いる以上改めるべきではないでしょうか。
一般書店での漫画売り上げはもちろんワンピースだ名探偵コナンだの国民的漫画作品が売り上げ上位になるのですが、漫画専門電子書籍販売サイトの売り上げ上位はエロ漫画ばかりで、国民的一般漫画はまったく売れないというのを聞いたことがあります。
ワンピースだ名探偵コナンだは書店で買ってるけど、書店の対面レジでは恥ずかしくて買えないようなエロ漫画が電子書籍サイトでは人目を気にせず買い放題なのでタガが外れるのでしょうね。
電子書籍サイトは建前上一般漫画“も”売っていることをアピールせねばならぬのですが、看板作品はやっぱりエロ漫画な訳で、看板商品の宣伝をしたいこともわからぬ訳でもないのですが、
やっぱりエロ漫画の広告はエロサイトのみの展開としてほしいところであります。
広告の内容にいちいちイラっとすることなく、快適にネットさせてくれと言っているだけなんですよ。
そりゃあ俺だって健全な男なので家のパソコンでエロサイトは見ますが、仕事中に目にすると不快になるのは当然でしょう。
俺の性癖的にエロ漫画ではおちんちんが立たない(生身の人間でないと興奮しない)ので、絵という“モノ”でオナニーするという行為が理解できないのですが、生身の人間の裸が堂々と掲載されたエロ広告はエロサイトにしか表示されないのに
なんでエロ漫画の広告なら許されているのか、しかもその不快広告の筆頭が大企業NTT様という倫理的におかしいこの状況、なぜ今まで誰も問題視することなくまかり通ってきたのでしょうか。
「NTTがエロ広告無差別展開」なんて、世間が許すはずのないフレーズですけどね。
NTTソルマーレの運営するコミックシーモアは、日本でも最古の部類に入る老舗漫画専門電子書籍販売サイトのようですが、
日本の電子漫画を長年支えてきたと喧伝するのなら、電子漫画の代表者としてマナーを徹底する矜持を示してほしいところです。
このままでは「パパ、これ気持ち悪い」の人や「コンビニにエロ本置かずオムツ置け」の人に騒がれるのは時間の問題であり、その結果日本のコンビニからエロ本が全撤去される憂き目に合っている訳ですから、電子書籍エロ漫画を守るためにも、大して騒がれていない今のうちに対処することをおすすめしてこの稿を締めさせていただきます。
卒論の謝辞は真面目に書くとのことだったので、私が書いた謝辞の全文を代わりに増田に投稿します。
もし筆者に心当たりがあったとしてもそっとしておいてください。
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本研究を進めるにあたり、ご指導を頂いた指導教官の〇〇教授に感謝いたします。
また、日頃からの議論を通じて研究背景や議論の進め方に関する多くの指摘をくださった○○研の○○さんにも感謝申し上げます。
また、筆者が研究に行き詰まったときに話し相手となってくださった同回生の友人たち、特に○○研の○○君にもお礼を申し上げます。
皆さんがいなければ本論文を完成させることはできなかったと思います。公私ともにこれまで一緒に仲良くしてくださってありがとうございます。
また、研究がうまくいかず精神的に追い詰められていた時に筆者の心を癒してくださったアーシャ・アルトゥールさん、ロジックス・フィクサリオさん、エスカ・メーリエさん、シャルロッテ・エルミナスさん、シャリステラさん、ソフィー・ノイエンミュラーさん、フィリス・ミストルートさん、リディー・マーレンさん、スール・マーレンさんへの感謝はいくら述べても尽きることはありません。
研究を始めてからの2年間、筆者の日々の生活は皆さんのためにあったといっても過言ではありません。
彼らを産み落としてくださったイラストレーターの左さん、NOCOさん、ゆーげんさん、株式会社コーエーテクモゲームスガスト長野開発部の皆様には心から感謝しています。
特にソフィーさんには朝からとてもお世話になりました。声優の相坂優歌さんにも感謝の意を申し上げます。
疲れた時に筆者の心をリフレッシュさせてくださった、ACRYLICSTABの皆様や作曲家の柳川和樹さんにも感謝します。
何時間でも聴き続けられる素晴らしい楽曲の数々を提供していただきありがとうございます。
かなり真面目な相談なんだけど。
「お正月に近所の餅つきに参加したんだけど、つきたての餅って超うまいのね。きな粉とか醤油とかもそりゃいいんだけど、意外とキムチが美味しかった」
「昨日、パン焼くときにトースターの熱いところ触っちゃって「あつ!」ってなった拍子にマーマーレードのビンを割っちゃってさあ」
「さっき、コンビニでお釣りが五円多くてちゃんと返したんだけど、よく考えると別に多くなかったんだよ」
こういう、もう本気でどうでもいい話を作ってしまう。
嘘松とかハゲックスみたいな面白い長文ネタを作れば、まだ自己顕示欲とかが満たされるのかもだけど、
もうなんか、年取って来るとああいう濃い味のネタがダメなんだよね。
こうさ、若いころって、蕎麦屋行っても「天ぷらそば」とか「とろろそば」とか「鴨南蛮」みたいな、盛り盛りのを頼んじゃうじゃないですか。
もうね、歳だから、おいら歳だから、もりそばだけで十分なのよ。
塩。
そばを手の上にちょこんと乗せて、塩をもう二粒から三粒。
これだけで、美味しいから。
あー、そばの味!
ってなるから。
はーーーー、セックスしてええええなああああああ。
うそうそ、ぜーんぶうそ、濃い味大好き、さっき天一で唐揚げと、こってり食べて来たからね。
もうね、80kg〜100kgぐらいの脇毛剃らない派の女の脇を舐めながら正常位ではめたいね。
チンコはもちろん、もろちん、玉もアナルもしっかり舐められてえなあ。
「ふははは、無様だな増田!」
な、なに、この声は……
もしや、貴様は!
「そう! とめきちだよ!」
「すわっぷ⇔すわっぷ、連載中です」
そんなことないですよお(へごりながら)
「じゃあ、昨日のオナニーのおかずは?」
「ほらもう、濃すぎるよ、そんなの中学生が見たらシコらず射精できちゃうよ」
そ、そ、そんなことないやろ!
「もっとこう、薄い味で満足しようよ。重度の素人童貞なんだから」
「遊人とか」
水やんけ!
「はあああああ???? 味するんですけど! 校内写生のピザのデリバリーの回とかちょう味するんですけどおおおおお!!!」
「ふはははは、無様だな、とめきち」
「そ、その声は! 貴様は!」
「そうだ! 黒田bbだよ!」
あーもう、めちゃくちゃだよ。
そもそも、これ男の娘漫画つながりで展開していくんじゃなかったの?
きゃらっとつながりじゃん。
ぴんぽんぱんぽーん。
ぴんぽんぱんぽーん。
ぴっぴっ!
ここで番組の途中ですが、僕の考えた、ちょぼうらにょぽみと女性声優の百合ックスシチュエーションベスト3を発表します。
です!!!
しらんかった
何人ぐらい?
断固そいつらを増やそう
十分でしょう
基本的には強くて燃費ゼロで無限再生する軍団の質量で踏み潰すのが戦法になるから
無垢の巨人は確かに強いけど、過去の記録と記憶を抹消された壁内人類と違って
長くエルディアと付き合ってきた壁外人類には「首筋が弱点」って情報は
知れ渡ってるだろうから、無敵ってわけじゃないし。
十分でしょ
弱点と言っても吹き飛ばすぐらいしつこく撃たなきゃ殺せない訳でそこ以外はどんどん再生するんだぞ?
あとは首にあの硬化材のガードを付けろ
つーか9つの巨人が強いと言ってもそれは戦術レベルの話であって
広い国境線をそれだけで維持できるかは疑問。
ドイツ機甲師団よりすげえ電撃作戦出来る軍団が居るんだから当面蹂躙できるだろ
国力差がある国から攻められたり、周囲の国をすべて敵に回したら
やっぱ厳しいんじゃないか。
進撃の巨人の2期が始まってしばらくぶりに原作を読み直して、ついでに単行本最新刊も買った。
それで気づいたのはやっぱり作者がインターネットから受けた影響を作品に反映させているんだなぁと。
本人自身がそういっているので今更言うまでもないかもしれないが。
歴史に関しては、政府・マスメディア・大人等あらゆる点で信頼できるものなどなくただ自らの都合のいいように統制したり、思い込んでしまう人達の愚かさと執着からの解放を見事に描いている。
※壁の中の大人は記憶を操られた人間であり、エレンの父はネトウヨじみた執着のかたまりであり、マーレは巨人化する主人公達の一族を統制するために歴史を歪曲している。
エレンの父とフクロウの会話から導き出された結論である「事実(ファクト)」までたどり着いたのは
この界隈において比較的新しい流れだろう。
少なくとも大衆的にひろがりつつある。
上手くいくとも俺には思えないところもあるけれど。
それは何かすばらしい思いつきだとか新しい何かを生み出したわけではないが世の中の流れを敏感に捉えている。
これはなるほど20代後半から30台前半が最もボリュームゾーンであると聞いたが納得である。
イレーナ(study)三部作を読んだ。純粋に面白かった。ハラハラドキドキワクワクさせてくれる、強い物語をずっと読みたいと思っていたので大満足だった。
毒見師イレーナから始まる今回の作品群の魅力は、かなりシビアな状況設定にあると思う。主人公が選ぶことになる最初の分岐点にしても、殺人を犯した罪で死刑になるか国の最高司令官の毒見役になるかだから押して図るべし。
国の体制も面白くて、管理社会主義と呼んでもいいシステムの良い面と悪い面がちゃんと描かれていた。後々出てくる南の民主国家との差異もはっきりしているから、より長所短所が明確になっていた。
孤児院での悲惨な過去があり、死刑を免れたと思ったら誰にも気を許すことのできない毒見役の仕事が待っていて、その生死さえ周囲の人々の賭け事にさせられしまうイレーナだけど、なんやかんやで懸命に生き抜こうとするところが格好良かった。時折優しくなるけどいつも心の内が読めない上司のヴァレクを筆頭に、イレーナの周りを彩るキャラクターも生き生きしている。のちに良き理解者になってくれる軍人のアーリとジェンコは武芸のいい市販であり優しいお兄さんたちだったし、同じく軍人のマーレンは戦い方の道を決めてくれた姉御肌の人だった。最後まで意地悪な家政婦のマージもいい味を出していたし、料理人のランドや裁縫氏のディラナも素敵なキャラクターとして配置されていた。
敵役が憎々しいのもいい。微塵も感情移入できない屑どもなので、最後にはスカッとできると思う。
世界観としては魔術がかなり強力なんだけど、武芸の練習をしっかりしているところなんかは精霊の守り人を思い起こさせた。また生い立ちとか境遇を見ると獣の奏者のエリンにも似てるところがあるなあって思った。だから上橋菜穂子作品が好きな人は楽しめると思う。というか、ファンタジー好きならいける。ファンタジーが好きじゃなくてもいけるはず。テンポもいいし、ちょっと変な言い方だけど章立てがするとずるいので、一度読みはじめたら最後まで読み進んでしまうと思う。
そんな一巻「毒見師イレーナ」は策謀の張り巡らさせた軍国を、平凡な主人公が前向きな性格と機転をきかせて生き抜く物語なんだけど、二巻の「イレーナの帰還」では追放された南の民主国で自分の居場所を見つける物語になる。でもって、この二巻からこのシリーズ最大のヒロインであるキキが登場する。ぶっちゃけてしまうと馬なんだけど、口足らずな言い回しや、胃袋の具合から世界をのぞく精神性など、本当にかわいらしかった。微妙に主人のいうことを聞かないのもいい。すごくいい。本当に。
さて、二巻では民主国家のいいところと悪いところが描かれている。軍国にはなかった着衣の自由や移動の自由がある一方で、路上には幼い物乞いがおり、誰も彼らに手を差し伸べようとはしない。少しでも優しくすれば彼ら際限なく要求するからだってのが理由なんだけど、イレーナは違和感を覚える。完璧な国家は存在しないと軍国の最高司令官はいうんだけど、現実社会においても同じことが言えるよなあって思った。
物語として二巻は居場所を主題にしていると思った。始まりからして生き別れた家族との再開が描かれているし、養成所での身のふるまい方に苦悩するところなんかも、一巻の生き死にの問題とはまた違った悩みを描いている。そんな二巻だけど、テイストとしてはミステリっぽい連続殺人犯を探す展開もあって新鮮な読書感が得られた気がする。ただこの巻からイレーナの性格の問題が噴出しはじめるので、もどかしくさせられることが多くなった気がする。
また二巻から翻訳者が変わってたのにはびっくりした。思えばちょっぴり文章が柔らかくなっていたのかもしれない。けどあんまり気がつかなかった。翻訳者ってすごいですね。
三巻の「最果てのイレーナ」は自分自身と向き合う物語だったと思う。この巻は読んでいて結構つらかった。どんどん悪い展開になっていくし、イレーナが覚悟できないから仲間との関係も悪化してしまう。追い詰められていくのって嫌な感じだよね。ただその分、最後のカタルシスは大きかったと思う。自分自身と向かい合い、与えられた力の意味を知った途端に形成が逆転するのは気分がいいです。
一巻一巻が長いなんだけど、読みはじめたら止まらなくて、一気に三巻も読んでしまった。どの巻も登場人物が多くて、ちょっと把握するのが難しいところがあるんだけど、それぞれの表裏というか、いい面と悪い面がしっかり描かれていたので、人間味があって生きている感じがよく出ていたと思う。
全巻本当に上質なファンタジー小説だったので、いろんな人に読んでもらいたい。ありがちな中世ヨーロッパがモチーフのファンタジーじゃないから、そういうのに倦んでる人も安心なはず。加えてヤングアダルトっぽさもあるので、若い子にもおすすめ。朝読書の時間に読めば、え、海外の小説読んでんのってびっくりさせられると思うよ!
そして、願わくばこの作者の他のシリーズを翻訳してほしい。この三部作の続きとなる物語もすでにあるって話なので。どうかお願いします。翻訳してください。このとおり。