はてなキーワード: ポストカードとは
以前にももう使いきれない切手を買いたくないとここに泣き言を書いたんだけど
ぽすくまの切手可愛すぎる。84円も63円も買うわ
買いたくないけど買うと思う
63円切手は懸賞くらいしか使い道がなくて懸賞に参加してみたら金券(大金)当たってわぁいラッキー
暑中見舞はがき送りつけたいけど、わたしと同じ熱量で往復書簡好きな知り合いがいないから無理なのさ
普段、手紙やはがきのやり取りに関心がない人間に急にかもめ~るとか送っても「ファッ!?」ってなるわけよ。
ちなみに私はアンチ年賀状なんで年賀状は送りません。送りたいと思いません。ね、ワケわからんでしょ。
最近私が出したファンレターの返事をポストカードで返していただき、そのはがきを見ながら「やっぱりはがきのやり取りができる関係素敵だよね。(いや、今回は私の手紙と相手のはがきのやり取り)あぁ、私も誰かとはがきを送りあいたいな」なんて思った
Twitterで「私はたくさん切手を持っててもて余して困っています。切手を使いたいから相互限定でポストカードを送られてもいいという方募集します。でも、私の住所は伏せます。文通はしたくないからポストカードには私が読んだ本の気に入った文章を書きます。あなたへのメッセージは書きません。文通したくないんで」という変わり者さんを見かけた。
普通の人は「なんじゃそら意味不明」って思うだろうけども、わたしにはその気持ちわかる。わかるぞお。文通したくない気持ちすごく、わかる。
私は文通はしたくないけど、ポストカードの送り合い程度ならいいかなぁと思えてきた。でも、文通したい人は普通は手紙を書きたがるじゃん。親しくない赤の他人と基本的に短文しか書けないはがきの送り合いがしたいって正直意味不明だと思うわけよ。文通で他人と仲良くなるなら手紙でやり取りするじゃん……
コレクション目的で切手を所有したくないのに買いたい切手がどんどん増えていく!
今私がそだてている自分の子供が育って自立して実家を出て別居したらゆうパックでたくさん切手使って差し入れ送りつけるわ
あはは、楽しみ
切手コレクターみたいに大量の切手をこの世に残して逝くのは避けたい
たくさん切手を買ってためておいて、死んだあとに誰かに「この切手たちどうする?」って思わせたくない。自分が買った切手は自分の手で全部使いきってやりたい。
これはコロナ時代でも同人イベントを楽しみたいオタクの叫びである。
願わくば同じことで悩む方々にこの記事が読まれ、良いアイデアがたくさんツイートされることを望む。
私は年内に推しジャンルのプチオンリーが開催される予定のオタクだ。
コロナ禍の前に開催が決まり、その時はとてもとても嬉しく「一緒にお買い物に行こうね!」と友人にLINEしたほどだ。
そして数ヶ月経った今。
世界は一変し、同人イベントの開催がとても難しい時世となってしまった。
私はTwitterで見守るばかりであったが、平時のような形でのイベント開催はやはり難しいのだと痛感した。
当分の間、今までのような形でのイベント開催が難しいことは頭ではわかっている。
わかってはいるが、何も出来ずに時が経ち、当日になり、
「本当なら今日が推しプチの日だったなぁ…」などと思うことになるかもしれない可能性が低くはないのが悲しすぎる。
今、私の頭の中には「なんとかこの運命を変えられないか!?」がうずまいている。
私はどちらかというと読み専だが、プチの開催を知った瞬間は本を作ってみたいとすら思った。
実際、はじめての同人誌発行を推しカププチに捧げた友人もいる。
カプこそ違えど、本が出せて嬉しそうにする友人の姿に感動したし、
イベントには人に「はじめて」をさせるほどのエネルギーがあるのだと心に響いた。
むろん、イベントが無くとも同人誌を作れる方はたくさんいるのかもしれない。
モチベにして本を作る方も多く居るのではないだろうか。
このコロナ禍で少し弱火になりつつある。
ああ、「場」があるって大事なことだったんだ…と、あらためて感じている。
………だが大好きな推しジャンルプチをそう簡単にあきらめてたまるだろうか?
たまらない。
私になにかできることは無いだろうか?
一言でいうと参加予定の方々が「安心して楽しみにすることができる」ような、
そんな「場」の確定ガチャがほしい。
せっかく日程が決まっているプチなのだ。
不安でいるよりも、安心して楽しみとしてスケジュール帳に書けるようにしたい。
そこで、自分ならどんな場がほしいか、どんな場なら参加したいか、
どんな場なら本をつくるモチベアップになるか、順を追っていくつかアイデアを考えてみた。
【現状1】今すぐにできること
現実的なのはTwitterやPixivでタグ作って情報を繋ぐことだ。
これを強化することで「場」に繋がるのではないかと考えている。
赤ブーさんの対策としてエアブー(オンライン同人即売会)を経験した。
こんなご時世でもイベントを安心して楽しむことができる場の提供に感謝したし、
私が思いつく現状はこのくらいだ。
【最高1】本がいっぱい買えて最高
個人主催のプチの企画としてペーパーラリーがある。本を買った際にサークル発行のペーパーを貰い、それを数枚集めることで景品をゲットできるというものだ。
赤ブーさん主催のプチでは告知絵クリアファイルが貰えることが多い。私はどちらも大好きだ。
【最高4】宝探し感が最高。
歩くうちに新しいサークルさんを発見したり、お祭りのテンションで爆買いしたり、好きなサークルさんに感謝を伝えたりが最高。
とっさに思い付くのはこのくらいだろうか。
最高しかない。
【案1】設営完了写真をアップして繋げてみる(イベント会場&おうち参加のどちらのサークルも連動できると尚よい)
イベントの空気が感じられるし、本が並んでいるところを見ると嬉しくなる。
せっかくサークルさんが作ってくれた本だ。日の目を見る場が多くて悪いことはないだろう。
Pixivの新刊サンプルに繋げれば立ち読みも可能だし、匿名メッセージツールと繋げればサークルに気持ちを伝えられることも可能だ。サンプルがわりに新刊パラパラ動画なんかも楽しいかもしれない。
やってみないとわからないけれど、やってみないことわからないことをやるのが今なのではないだろうか。
発想としてはプレゼント交換だ。
リアル頒布・通販のどちらでもできることとして思い付くのが「参加サークルが本にオマケ(ペーパーやノベルティ)をつけること」だ。
それはペーパーでもいいし、シールでもいいし、ポストカードでもいいし、冊子でもいいし、ノベルティのようなグッズでもいいし虚無でもいい。
先着順の数量限定でもいい。
サークルの裁量に寄る所があるのでサークルがしたい&できる範囲でいい。
本を購入した人がお祭りを感じられる「もうひとつ」があることで、読む側も作る側も特別感を感じられるのではないだろうか。
プチオンリーで発散する予定の熱を、安心して叫ぶ「場」の提供としてのひとつの案だ。
ノベルティ不要のオタクも居ると思うので、選択できるとベターだろう。
アイデアは以上だ。
サークル参加者の気持ちになって、必死に「楽しい」を模索してはみたが、ご覧の通り私のアイデアは枯渇している。
こんなに熱意があるのに、私にはこうして思いの丈を書き記すことしかできない。
願わくば、この記事を読んでくれた方が「こんなのはどうだろう?」「こんなことがやってみたい」とアイデアや気づきを声として上げてくれますように。
プライベートで一筆箋を頻繁にまめに使う人ってどんな人なんだろう
家族や親しい相手なら100均で売ってるようなメモ帳で十分だから一筆箋使う必要ないし
プライベートで一筆箋活躍させる人というのは、メルカリとかでハンドメイドのものを売って、お客さん宛に一筆書いて送るとかかなぁ?
仕事柄短い手紙をたくさん書くから一筆箋をよく消費する人がいるのはわかる。プライベートで一筆箋をたくさん消費するのは特殊な人じゃないかな。
私が一筆箋使うのって年イチ位なのにページ数多いんだよな一筆箋
数冊しか一筆箋持ってないけどこれで一生分だと思うなぁ…
はがきと言っても自分は私製はがき用のはがきサイズの白い紙と63円切手をたくさん持っていて、郵便局やコンビニで売っているような郵便はがきは使わない
誰かにはがきを書いて出すことが滅多になくて、懸賞ばかり参加することになる。
年賀状はやりたくないけどポストカードのやり取りをするような関係に憧れるなぁ。
LINEやTwitterがあるからポストカードのやり取りなんてする意味ないんだよね どうせやるなら封筒と便箋使って普通に文通やるよね。はーーーだれかとポストカードを送りあいたい……
どうしよう……
《 追記 》
通販だから自分で梱包しないんだ。だから、手紙を同封できない。「別便で○○を送りました」と一筆箋に書いて手紙として送ることはできるけど、毎回何が送られてくるのかワクワクするという親戚の楽しみがなくなるからネタバレの手紙は送らない
子供の写真を親戚に送ったりするときとか手紙を同封するんだけどね
一筆箋を複数枚使ってメッセージを送る方法もあるけど、一筆箋を消費したいからって5枚も6枚も一筆箋を送るわけにはいかない。
私は手紙を書くことが好きなんだけど圧倒的に普通の便箋やレターセットを使うことが多い
ポスクロ勧めてくれる人もいたけども、私はポスクロにそれほど魅力感じなかったよ。使用済み切手や外国のはがきを集める趣味はないし
赤の他人と手紙やはがきのやり取りすることにあまり興味がない。
文通するんなら実際に会える人がいい。「文友」じゃなくて普通の「友達」と文通したい。
私はファンレターも書くんだけどファンレターは別。相手とは会わなくてもいい
ファンレターを出す対象である推しと友達になりたいとは思わないのよ!雲の上の存在に手紙を出すんだから。
最近ではタブレット端末や電飾など高額なものをつけたものもあります
きっとアイドルやキャラクターを応援している気持ちを示すためでしょう
僕がそう思う理由は3つ
1つ目
フラスタ制作にかかったお金って無駄じゃないって思ってしまうんですよね
フラスタに払う金があるならその分アイドルやキャスト、コンテンツに金を払う方が
結局フラスタにかかるお金って花屋さんとあとは絵を描いてくれた人への報酬
演者は喜んでくれるしきっとパワーにはなるのだろうけど
結局花ではご飯は食べられないわけで
そこそこ浸透してきた文化とはいえ花屋さん的にもイレギュラーな仕事だし
正直大変なお願いをすることも多いので
2つ目
なんとなく知り合いのオタクに誘われると断りづらい
主催が見込みが立ってないくせに
そうすると当然人手が必要なわけですよね
そうなると知り合いのオタクに声をかけていくのですが
そうなるとなかなか断りづらい
なんかバツが悪いしそのあと現地でその花を見るのもなんかしんどいし
3つ目
変にこじらせたオタクが目に余る
もっとひどいのだと他の演者は合間を縫って写真撮ってくれてたのに…だとか
正直何のために出してんだって思うし
自分もあんたの演者への媚びの手伝いに金を出したわけじゃないって思う
それでファンを大事にしてないとか言ってる人間を見ると正直腹がたつ
なんて思っていても
映画版キャッツ字幕版を観た感想(ネタバレ酷評)を長々と書いていきたいと思います。
公開初日に見て間が空いてしまったので、記憶が曖昧なところもあり、映画の内容と異なる部分があるかもしれませんし、ほぼ散文なのでご了承ください。
感想を書く際には公式ホームページやAmazon music unlimitedでサントラを聞くなどして記憶を呼び戻したり、整理しました。
あらすじ
ロンドンのとある晩に天上界に行くことができるたった一人の猫を決める猫たちの舞踏会が開かれる
あらすじというか、ストーリーを端的にまとめるとこんな感じ。シンプルで分かりやすい話ではあるが、ストーリーには深みが無く、薄っぺらい話が二時間弱続きます。
上映開始
最初に配給会社のユニバーサルのおなじみの地球のロゴの映像が流される。普通の映画であればこの先が本編であり、早く本編が見たいという気分になるがそうではない。今回はこの先どうなるのだろうという不安と恐怖でしかなかった。
映画館で10回以上予告を見ているため、化け物のような猫と人間の融合生物には多少は慣れたが、やはり得体のしれない気味の悪い生物であることは変わりない。私が子供であったら恐らくトラウマになって絶対観てないだろう。
今回キャッツを観ようと思ったのは映画館に月約4000円で見放題になるPremyに加入しているからである。加入していなければあんな映画にお金を払う気には到底ならない。
定額サービスでは本来では出会えない作品であっても、定額なら出会おうとする行動の機会が与えられることを改めて認識した。
さて本編が始まる。
説明しづらいが、遊園地のメルヘンなBGMや、映画ITチャプター1の終盤にベバリーがペニーワイズに連れ去られた後に地下水路の中で謎の踊りをしながらペニーワイズが登場したときのBGMのようなものを更に不気味にした音楽でした。
私はこういう音楽が苦手であり、共通で酷評されているポイントではないかもしれないが、既に作品への嫌悪感をさらに抱いてしまった(サントラ最初の曲として収録されています)
今までの人生で約300本近く映画を観ているが、開始数秒で観たことを(正確には音楽を聴いただけなのに)後悔したことは初めてだろう。あと何年生きるか分からないが、二度とそんなことは無いと思う。
本編は主人公猫ヴィクトリアがゴミ捨て場に袋に入った状態で捨てられるところから始まる。そこから未知の世界(観客からしても)に迷い込み、様々な猫と出会うこととなる。
ゴミ袋から出て早々いきなりミュージカルが始まる。この映画は基本的に新たな猫に出会うたびにその猫の自己紹介も兼ねたミュージカルシーンが繰り広げられつつ、ストーリーが進行していく。そう、永遠と猫の自己紹介を聞かされまくるのだ!
最初のシーンでは猫はジェリクルキャッツと呼ばれており、舞踏会で真のジェリクルキャッツを決めることが明らかにされる。
ただミュージカル内でジェリクルという言葉をクソ連発していたが、ジェリクルって抽象的すぎて何だよ、くどいんだよと見ていてイライラした。ジェリクルの意味を調べると、ジュエリーとミラクルを組み合わせた造語で、人などに頼らず気高く自由を謳歌する的な意味合い。
また、日本語字幕のはずだが、歌詞が意味分からなすぎて悲しくなりました。日本語のはずなのに全く意味不明で日本語の難しさを改めて実感しました。超シンプルなストーリーのはずなのに、理解するのが難しいという矛盾。観客に寄り添い、理解を促進させるための狂言回し的な役割を果たす猫がいれば理解、感じ取りやすくなるのではないのでしょうか。
何なんだ、このシーンは。こう戸惑っている間にもまた新しいデブババア猫が現れてミュージカルが始まります。この新しいデブババア猫のシーンが一番の問題シーンではないでしょうか。
このデブババアは本当にだらしない的なノリで歌い踊るのですが、その途中に猫以外の生き物が登場します。
まずネズミが出てくるのですが、ネコと同じく体はネズミっぽくて、顔は人面というトラウマ化け物なのです。人面ネコは予告で何とか慣れたのでいいですが、人面ネズミは想定外で気分が悪くなりました。
そこにとどめを刺すかのように登場してきたのは大量の人面ゴキブリ。
テラフォーマーズを観に来た覚えはないのに...
大量の動く人面ゴキブリの出現を見て気持ち悪さのピークが急上昇。人面ゴキブリが出てきた瞬間、見てられなくなり、入場で貰ったキャッツのポストカードで自身の目をとっさに覆い隠し、途切れ途切れに見ることに。おまけに人面ゴキブリをデブババアネコが食べるシーンがあり、それを一瞬見てしまい、我慢の限界で一時退出。
今まで映画の上映途中でシアターから出たことがないのですが。わずか20分で耐えれなくなり退出してしまいました。
ネコのCGですら気味が悪いのに、ネズミやゴキブリはマジで地獄です。
今まで映像を見てられなくなったことは二回あり、ウォーキングデッドのシーズン7の1話の2人の処刑シーン(グロイからではなく、いなくなるのが辛いから)と1984の主人公ウィンストン・スミスがババアと売春するシーンなのですが、それらを上回る嫌悪感と恐怖と衝撃でした。
ウォーキングデッドも1984も過激な作品であり、万人が見るような作品ではないからまだしも、キャッツはR指定もなく話題のミュージカルを映画化したものです。そんな映画で気持ち悪い物を見せて何がしたいのでしょうか。
ネコのリアリティーを出したいのか、製作者の意図はよくわかりませんが、映画館の予告やテレビスポットで散々見せてきた華々しいシーンを観客は見たいと思ってるはず。なのにあんなものを見せられたらたまったもんじゃない。
海外のメディアがあれだけ語彙を振り絞ってレビューしているのがうなずけました。
退場して数分後には心も落ち着き、全部見るかこのまま帰るか正直悩みましたが、まだ本編開始20分しか経過してないのでまだ見どころはあるに違いないと信じて席に戻りました。
結局見どころは特になかったけどね。
特にストーリーの展開のない自己紹介クソミュージカルをして悪役ネコ(作中では珍しく服を着ているのですが、そのせいか特有の嫌悪感があまりありません。みんなまともな身なりをすればネコのふりをした化け物から脱却できるのはず)が自己紹介をしたネコを特殊能力で連れ去るくだりを何回も繰り返していきます。特にミュージカルが面白いわけでもなく相変わらず意味不明かつ単なる自己紹介で話が進まず、永遠に悪夢が続きます
悪夢を繰り返していくと遂にジュディ・デンチが演じる親方長老ネコが登場します。
MI6のボスとして007に無理難題を突き付け、嫌みを言い時には対立もするも頼れるあの方がまさか長老ネコに転職するとは誰が想像したのでしょうか。器だけでなく、胴体も大きいです。007に出演している所以外見たことないので、キツメのおばあ様という印象なのに、やさしいハルク並みの体を持ったネコのおばあ様に変身してしまい、終始困惑していました。とにかくこの親方長老ネコがネコ界の有識者であり、舞踏会のチャンピオンを選ぶ決定権があるそうです。
親方長老ネコが現れてから今まで街中や家などで自分勝手にミュージカルという名の歌い騒ぎ踊る狂乱発狂が少し収まり、舞踏会らしいステージ会場に一同終結しました。いや、なんでみんな会場に最初から集まらないで好き勝手に暴走してんの?
全てのネコが会場に集結してミュージカルが再開するのですが、結局は新たなネコの自己紹介です。
落ちぶれた演劇俳優のよく分からない怖い話と、鉄道社畜ネコのタップダンスを見せられ、パフォーマンスが終わると悪役ネコに連れ去られるお決まり。
その後悪役ネコと愛人ネコのミュージカルが始まります。この愛人ネコはテイラー・スウィフトです。テイラー・スウィフトの曲は高校の時に友達が紹介してくれたアルバム1989に収録のwelcome to new york とblank spaceとshake it offぐらいで更新が途絶えていてあまりよく知らないので特に感動もしませんでした。ただ、悪役ネコと違い服を着てないのにあまりネコのCGに違和感を覚えませんでした。キツメの美人顔だとちょうどいいのでしょうか。とにかく悪役ネコのコンビは唯一のネコだと個人的には思います。
パフォーマンスが終わると何とジュディ・デンチが悪役ネコの超能力で連れ去られます。先に連れ去られたネコと一緒に船の上にいて、悪役ネコに天上界に行けるネコに選ぶように脅迫をされます。
そのころ舞踏会ではジュディ・デンチがいないことに気づき大騒ぎになります。そこでネコたちはマジシャンネコにマジックで瞬間移動のマジックで連れ戻すように要求してマジックをさせられます。
マジックは種と仕掛けがあるからマジックであり、勿論ジュディ・デンチを連れ戻す種も仕掛けもなく、超能力者でもないので当然連れ戻せません。連れ戻せないのにネコたちは
Oh magical Cats~~ Oh magical Cats~~ Oh magical Cats~~
しかしこれはご都合主義の映画なので何故かミラクルが起きてマジックでジュディ・デンチは戻ってきて喝采を浴びます。
あくまでも個人的な意見ですが、デスノートは死神のノートだから名前を書くと死ぬ、ルフィは悪魔の実を食べたからゴム人間、キャプテンアメリカンは実験で超身体能力を得たなど、特殊能力には何かしらの最低限の根拠があるべきで、いきなり根拠もなく奇跡だけでおこるのはどうなんでしょうかね(性格悪くてごめんなさい)
戻ってきたので、天上界に行くネコを決める審査が再開され、そこに見ずぼらしい姿をしてネコが現れます。そのネコは舞踏会に行く直前で主人公ヴィクトリアが美声を聞いて励ましていたネコです。見ずぼらしいネコはミュージカルを見たことがなくても聞けばわかるであろう有名曲メモリーを皆の前で披露、見事天上界に行くネコに選ばれます。
これで終わればいいのに、ジュディ・デンチがネコ版のトリセツみたいな曲を歌いだして困惑しながら謎のエンドクレジット。ネコは話しかけてほしいけど、気高いから馴れ馴れしくしないでほしいらしい。いや意味わからないし、この曲いらないだろ。
エンドクレジットの瞬間悪夢から逃れたくてすぐ退出。テイラー・スウィフトのビューティフルゴーストは聞いてません。
総括
ネコの方も修正の無い初期版はそんなに酷いのか気になるところ。
ストーリー要素の面白みは皆無でほぼミュージカルが永遠と続く。
曲もメモリー以外はそこまで好きになれず。
ミュージカル版は面白いらしいのに映画版を微妙に感じるのはミュージカル部分がクソだからでしょうか。
目を閉じて鑑賞するといいのかもしれません。人を究極的に選ぶ映画。
全編自己紹介ミュージカルで途中気分を害する映像が流れると覚悟した上でみれば、そこまで酷評をしなくてもいいと思うが、面白いわけではない。
こんなのにお金払うならジョジョ・ラビットかパラサイトかフォードvsフェラーリを見てほしい。
4505字
Web上の巨大な写真サークルに所属しているので、SNSの友達にやたらとアマチュア以上プロ未満みたいな写真家や画家がいる。
彼らがSNSにアップしてくる写真や作品を見ると確かに上手いとかセンス良いとか思うんだけど、でもこれで食べていけるのかと心配になる。
たぶんギャラリーをやっているような玄人筋には受けるんだろうけど、商業ベースには乗らないんじゃないかなと思う。
仮に自分が彼らの生活を救うために何か作品を買ってやれといわれても、せいぜいポストカードとか数千円レベルの写真集ぐらいしか買う気がしない。…というか、もっと名の売れた大御所写真家の写真集とか、いにしえの名作を集めた絵画展の図録とかでも出せる金額はそのぐらいだ。日本人のアートに対する感覚って普通その程度じゃないのかな。
プロカメラマンとしてそれなりに儲かっていそうな人は、金になる仕事とやりたい仕事を明確に切り分けているように見える。食べていくためにアイドルとか商品の宣伝とか政治家の選挙ポスターとかを選り好みせずに撮り、カメラ雑誌には新発売のカメラやレンズなどのレビュー記事を書き、そうやって稼いだ金で自分の撮りたいものを撮りに行っているようだ。
それに引き換え中途半端なアーティストたちはやたらと暇らしく、生活の細々としたことを凄まじい頻度でSNSにアップしてくる。そんな時間があるなら副業でもやったら良いんじゃないかと思うんだが。「撮りたいものしか撮らない」「描きたいものしか描かない」とかいってると貧困まっしぐらだし、作品づくりをしながら生活するだけでもお金は出ていくんだから何かしろよと思う。
そういう人々に作品発表の場を与えるために、一流企業を早期退職してギャラリーなどで彼らの作品展をやったり海外に作品を紹介したりする活動をやっている人も知っているが、それがどこまで成功しているのかは知らない。日本じゃ受けないけど海外では受ける人とか、万単位のお金を出してアート作品を買う文化が根付いている国で作品が売れる人は良いけど、結局芸術活動に専念しようとすると貧困に甘んじるしかない人々はある程度残っちゃうんじゃないかなぁと思う。
たとえ貧しくてもやりたいことをやって自由に生きる生活が羨ましくないといえば嘘になるが、自分の時間を切り売りしてやりたくない仕事をやってそれなりの給料を貰っている身としては「お前がワガママだから貧乏生活する羽目になるんだよ」と言いたくなる。せめて生活のためにとことんクライアントに媚びて、金になりそうな写真を撮ったり絵を描いたりすれば良いのにと思う。
昔は今より少し金銭的に余裕があったので、近くの展覧会は手当たり次第に行ってた。美術館の友の会にも入っていた。
そんな中でも自分なりに節約して、おにぎりを作って美術館の近くの公園のベンチで食べたりしていた。
無理して図録を買ったり、買えなくて後ろ髪を引かれる思いをしながらポストカードだけ買ったりもした。
専門外のものもたくさん見た。少しずつ何かしらの共通項があって、とても楽しかった。
豊かな時期だった。
今はそこにいくまでの交通費やチケット代を考えるだけで頭が痛い。チケット代は作品に見合う対価だと本当に思う。今の私に見合わないだけなのだ。
忙しなく生きているなかで、空いた時間にインスタをみると、とても行きたかった展覧会のアカウントが「〇〇日をもって……」と終了の知らせを投稿していた。
だんだんと情報を集めることも少なくなってきた。どうせ行けなくて悲しい思いをするのだ。
惨めで貧相で悲しい。
本人はファンに少しでも楽しんでもらおうと頑張ってるのが伝わってくるけど、あの事務所の企画の立て方が私は気に食わない
まずFC会員1人1回限定参加イベントなのに、不必要な回変わり要素を毎回入れてくるのを本当に辞めてほしい
1人1回しか参加してはいけないルールなのに、なんで回変わり要素なんて不公平なものをいれるのか
vol.1では先輩若手俳優が回変わりでシークレットゲストとして登場していたけど、コメント映像レベルならまだしもゲストとしてクロストークするなんて見たい人のトークを見れないのは嫌過ぎるし不満
チケット発売前にゲストを発表して、見たいゲストの出演回のチケットを買うのが普通だろ
vol.3であった、客席からの声が大きかった作品をトーク話題に決める流れ、その話題に興味のない客層はつまらないし、自分が参加していない回で興味のある作品が取り上げられていたら悔しくて不満
全作品を話題にできないなら話す作品ごとに最初から部を分けておいてほしい
vol.1とvol.3では回によって衣装が違ったらしいけど、1人1パターンしか見れないのに回によって衣装変えても何も嬉しくない
好き好んで全通しないのではなく、ルール上1人1回限定だから全通できないのに、なぜ全通者向けのような回変わり要素を入れるのか
vol.1と2ではお土産にサイン入りポストカードを配っていたが、これも回変わりでポストカードの写真が違った
そのお土産ポストカードがイベント終了後すぐにメルカリで売られてしまうから、vol.3ではお土産を無くしてハイタッチ会をすることにしたと司会の方が言っていたが、ハイタッチはお土産を配っていたvol.2でもあったし、vol.2と比べて接触時間が延びた訳でもないのにそんなドヤ顔で「お土産の代わりに接触の機会を設けた」といった言い回しをするなと不快
ポストカードの写真を回変わりなんかにするから、コンプリートしたいオタクがメルカリで買うんだろ
全部一緒ならわざわざ同じものの2枚目を買う奴は減るだろ
加えて、「メルカリで売られるから廃止した」とわざわざFCイベ最中にアナウンスするなんて、ファンを信用していないと明言しているということだから不快
確かに実際にFCイベに参加しているFC会員でないと出品不可能な訳だが、FC会員なのになぜ出品したのか…FCイベに参加した結果幻滅して担降りするためにグッズ整理したという可能性もあることに、思い至っていないようで不快
売ったファンを非難するよりも、売って手放してもいいと思わせるサービスしか提供できなかったんだと考えるべきではないのか
プレゼント当選者しか幸せになれない、大多数にとって時間の無駄
後方列の人が当選するように調整しているようだけれど、当たらなければ不要な時間
説明もなく先日まで上演していた作品の歌を歌われても、もうその歌は聞いたことあるから、何故また同じ歌を歌うのか説明するべき
vol.1や2では客席後方まで本人が来てくれて距離が近いイベントだったのに、vol.3では座席が遠いと不満が解消されなかった
そもそもライトノベルというジャンル自体がそれまで複数のジャンルへまたがるものだった
例えばこのあたりの話題で出されるのはタカシトシコ先生の1996年に発行された「魔法使いが落ちてきた夏」が良い例とされる
この作品は児童文学ジャンルで発行されているんだけど、あらすじは以下の通り
ままさんが買ってきてくれたポストカードには黒いローブを着た白い肌、すきとおった黒い瞳をもつ中性的な魔法使いが描かれていた。その魔法使いに主人公カナは一目で惚れた。
その夜、カナは夢を見る―今にも石版に飲み込まれそうな魔法使いを助ける夢・・・
両親は出かけてしまい、一人でお留守番中のカナの耳に聴こえてきた破壊音。リビングを確かめてみるとそこには小さくなった夢の魔法使いが屋根を壊し落ちてきたところだった!!どうやら敵に追われているらしい。
「大魔術士(グランメイジ)」という表現とか、あらすじには出てこないけど登場人物の名前として「阿修羅」が出てきたりとか、今で言うライトノベルをやってる
9月にツイッターでバズってた、「絵師さんに表紙を頼んだ話」を書いた本人です。
意図しない方向でバズった為、その投稿はアカウントごと削除したのですが、色々な御意見を拝見した上で言いたい事があったので、新たに記事を書いてます。
前回のと文章のノリが違うって?
私は文字書きです。以前の投稿も今回も、別人を装う為に普段の私とは大分違う言葉を使う様にしてます。フェイクも入ってます。
あれについて「小説なのでは?」「全部創作なのでは?」と疑ってた方もいましたが、別人を装った文を書くとゆう点では当たってます。
前回のを読んでない方も多いでしょうが、今回のはほぼ単独で読めるので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
事実と違う事、私が書いてない部分、明らかにしてない部分を勝手に想像し、勝手に怒ってた方が多かった事には、困惑しました。
黙ってても良かったのですが、部分的に、ここは誤解のままではイヤだなと思いました。
事実と違う誤解は多く在ったのですが、その中でも2点だけ、どうしてもと思う部分を訂正させて下さい。
まず、1。
「上映中にスマートホンを使うな」
映画の上映中にやりとりをしたとは書いてません。誤解です。
そして、2。
こちらが本題ですが。
「無報酬のくせに、何言ってんだ」
報酬については、全く記してません。あの投稿の本筋とは関係なかったからです。
ですが、無報酬で描かせてると誤解してる方が多く、私を罵ってるその大半は男性でした。
この「無報酬のくせに」は、例の投稿の最後、これからの依頼で、リテイクなどに「うるさくなる」部分について言われてます。
「無報酬のくせに、多くの要望を並べるのはおかしい」、とゆう指摘です。
「無報酬で描いてもらえるだけ良いだろ、文句言うな、うるさく言うな黙ってろ」とゆうヤツです。
ここ数年、私は他者に原稿依頼をする時には、依頼段階で報酬をお約束してます。
先方の御希望に副って作業開始以前に振り込む事もありますが、大体は、作業完了後、イラストを受け取ってから銀行振込です。
依頼枚数や作業数によって違いますが、カラーは1~5万円、モノクロは5千円~です。
男性向けの方面ではピンと来ないかも知れませんが、女性向けでは、割と高い報酬です。
1万円で依頼した相手に、「高いですね! 良いんですか???」と問われた事もあります。
私は、A4サイズのカラー原稿の依頼料としての1万円は高くないと感じてます。
時給に換算したら千円以下ですよ?
でも、「高いですね!」と言われてしまうのが女性向けの現実なんです。
勿論、人によって作業時間は違うので、時給で原稿料をお支払いする事は出来ませんが。
高くはない物を「高い」と感じてしまう程、女性向けでの原稿依頼の報酬はおかしい状態になってます。
ここで断わっておきますが、私は単純な二元論の話をしたいのではなく、分かりやすい例として、「女性向け」「男性向け」とゆう言葉を使い、その「よくある傾向」の話をします。
同人界にこの2種以外の部分があるのも分かってますし、そこを排除したいのでもありません。そこに属する方は御自身がどちらの傾向に近いかを考えて読んでいただけると幸いです。
そして、「女性向け」「男性向け」の中に例外が存在する事も知ってます。文中でも少し例外に触れますが、大体は「よくある傾向」を元に話してるので、例外に属する方は不満を感じられるかも知れません。ご容赦下さいませ。
https://twitter.com/miku_emori/status/1144242857219252224
ここのリプ欄でも「5万円は安い」と言ってる方がいますが。
5万までは懐事情的にムリな方も、もっと安く買い叩きたい方もいるのだとは思います。
ですが、5万がある程度の目安になってるのかなと思います。
多くの男性が私を「無報酬のくせに」と誤解で罵ったように、女性向けでの原稿依頼は、「無報酬」、乃至「本の現物のみ」、「本の現物+御菓子」のケースが多いです。
売上が少なくて物理的に絵師さんに報酬を払う事が難しかったのもありますし、女性向けでその手の原稿依頼が多い事を知ってて、それに倣ってしまった為です。
最初の絵師さんにリテイク出来なかったのも、大したお礼が出来ない事を気にしたせいもあります。
同人活動を続けてる内に、ツイッターで「絵師さんに対する報酬」関係のつぶやきを沢山見かけ、「本の現物+御菓子」では駄目なのだと気付きました。
・搾取は悪です。
何を当たり前の事を、と感じる方も多いのでしょう。
ですが、これが出来てない依頼者が多いのが女性向けジャンルであり、それを御存知の方が多いから、「無報酬のくせに」と私が罵られてるんです。
つまり、女性向けでの報酬の少なさを問題視してる男性が多いのです。
私が過去に参加したアンソロのお礼は、「本の現物のみ」、あるいは「本の現物+御菓子」でした。
依頼の時に、報酬について明記されてなかったケースもあります。
「知り合いだから」と思って受けました。
無報酬を是とするべきではありませんでした。
ジャンル内で大き目のアンソロジーには、豪華なノベルティが付いてる事が多いです。
私がこれまでに購入したアンソロで、ごく少数ですが、ポストカードやクリアファイル系の安価なノベルティが付いてた事がありました。
ジャンル内の人気作家さんを集めた本で、その手の本にしては珍しいと感じました。
後で知りましたが、その本は執筆者全員に、描かれたページ数に合わせて原稿料を払ってました。
それ以降、豪華なノベルティのアンソロには、「この主催さんは執筆者にビタイチ払ってねえ!」と感じるようになりました。
少なくとも、私が見聞きしてる範囲ではそうです。
ですが、それは個人誌、もしくは合同誌でやって下さい。
他者に依頼をしてるのなら、執筆者にその分の報酬を渡して下さい。
依頼原稿は、個人誌の表紙やゲスト原稿より、アンソロ原稿を引き受ける方が多いかと思います。
「友達だから」「呼ばれたのが嬉しいから」「このカプが好きで布教したいから」
ですが、金銭での報酬を払わないその主催さんは、執筆者の時間や労力を搾取してます。
ホントにそれで良いの?
その主催さんは、払えるお金があるのに、払う方向を間違ってるんですよ。
繰り返しますが、
・搾取は悪です。
私が過去にやってた事ではありますが、「本の現物+御菓子」は「報酬」とゆう程の報酬ではありません。「心ばかりの御礼」です。
私は私の好きな書き手さんが搾取されてると思うと、とても悲しいです。そう感じるようになりました。
多くの女性向け原稿依頼での、この負の連鎖を断ち切る人が増えると良いなと思います。
「無料でも良い」、「御菓子だけでも良い」と考えて依頼を引き受ける善良な方が減れば良いなと思ってます。
私は上の世代の人達が「本の現物+御菓子」でやってるのに、最初は疑問を持たずに倣ってしまいました。
けれど、この無報酬の悪習は、ここらで終わりにするべきだと感じてます。
次の世代に繋げないで欲しい。他者の搾取など、繋げて行くものではないはずです。
件の投稿で報酬について記してないからといって、「無報酬のくせに」と罵る人が多い世界はおかしいです。
それが当然だと思われてる世界は変です。
「報酬は払ってて当然」と考える人が多い世界になってくれると良いなと思います。
この点では、本気で男性向けでの依頼方法を手本にした方が良いと感じてます。
女性向けでの原稿依頼について、一石を投じる為にこの記事を書いてます。
でも、他人を働かせておいて、払う金があるのに払わないで搾取してる方が卑しいです。
「儲けてないならイイじゃん」とゆう次元の話ではないのです。
「売上が少なくて諭吉は払えない」と悲鳴を上げる人もいるでしょう。
ムリに諭吉を払わなくても良いです。御自身の払える予算の中で依頼の相手に相談して下さい。
それに、確りと報酬が支払われる男性向けの同人誌での依頼も、女性向けと同じく仕事ではないはずです。
男性向けでは対価があるが、女性向けではほぼないのが問題視されてる話をしてます。
これが拡散されれば、「アンソロの企画が立て難くなった」と怒る人もいるのでしょう。
ですが、過去にそうした豪華ノベルティのアンソロを出した方、現在すでに企画を発表してる方が責められることは望んでません。
個人誌の表紙依頼についても同様です。
過去を穿るのではなく、これから、そうした部分が変わってくと良いなと望んでます。
無邪気に豪華ノベルティを喜んでる読み専さん達のつぶやきを見かける度に、私は、「でも、その裏にあるのは労働力の搾取だよ」と冷めた目で眺めてました。
参加した執筆者の方々も、主催者も、そんな意識はまるでなかったのでしょう。
個人での依頼もそうです。
依頼者も、引き受ける側も、それが搾取に当たると考えたことは、一部の方を除いて、ほぼ無かったはずです。
大きな声を上げて、「それは駄目!!」と説く人がいなかったからです。
あるいは、声を上げた人がいても、遠くまで届かなかったからです。
依頼する側にしろ、引き受ける側にしろ、無報酬を肯定するのは止めましょうよ。
上手に語れなくて、その点は申し訳ないですが。
1人でも多くの人が、原稿の報酬について真剣に考えてくれると良いなと思ってます。
確りとした報酬を払う人が1人でも増えれば良い、無報酬、乃至「本の現物+御菓子」の依頼を1人でも断る人が増えれば良いと思いながら、筆を擱きます。
便乗して、自分の考えをまとめてみる。
前提として、国の制度としての結婚は、国が管理しやすい枠にはまって義務を負う代わりに、税金優遇などが受けられる制度という程度の認識で、あまり神聖なものと思っていない。
国として、人口増を見込める異性婚を推奨するのであれば、税金優遇における結婚という制度は異性婚に限られても仕方ないのではないか。
もちろん、それとは別に同性カップルが幸せに暮らせる制度が作れるなら、あったほうが良い。
同性カップルの関係性を表現するために結婚という言葉を使うなら、制度としての結婚と混同しない前提でだが、現状でも同性で結婚したと表現するのは自由。
婚姻届を出さなくたって結婚式は挙げればいいし、私たち結婚しましたというポストカードを知り合いに送るのも自由。
これは解決すべき。
ただ、既存の結婚という制度に同性カップルを含めるのか、同性カップル向けの制度を作るのか、2つの選択肢があるが、上記の点を考慮すると後者を新設したほうがいい気がする。
そもそも、見舞いに関しては同性カップルだけじゃなくて性的関係にない単に仲のいいおっさん同士とかでも行けるようにしておいたほうがいいと思う。
全くの他人同士でも相互扶助義務を負った関係性を登録すれば、ある程度税金優遇するような制度があってもいいんじゃないか。
そういう関係を認めたほうが、国の介護支出とか生活保護とかが減ってトータルの国の支出が抑えられたりしないかね。
十年近く昔の話。
何かのついでにクリスタDL版が5000円っていうのを知って驚いてかく。
パッケージがまだまだ高くて手が出なくて手書き原稿派の方がまだ多かったと思う。スマホじゃなくてガラケー使ってる人もまだ多かった。
当時いたジャンルから移動したタイミングで、私もコミスタを購入するにいたった。今までいたジャンルは子供から大人まだ幅広く視聴者がいて知名度は大きかったんだけど、それで本を作ったりコスプレしたりとかは、まだマイナーで地方は中高生に人気のジャンルが幅を利かせてるので、オールジャンルイベでは同ジャンルの人が全然人がおらず、オンリーとかは皆無。
なので、始めた当初から遠征中心で都心のオンリーに行っていた。
そういうジャンルだったので下手ながらもオンリーのたびに新刊2冊程だしていたので、活動していた期間は2年間ほどだったけど、20冊近く本は書いていた。放送が終わってから2年以上たっているので大体書きたい話は書き終わってしまい。ジャンルを移動することにした。
移動したジャンルは、当時1番人気のジャンルだった。地方でもオンリーが開かれ地方なのにサークルスペース満了する。
今までマイナージャンルからマイナージャンルを渡り歩いていた私にはちょっとした驚きだった。
あの時のジャンルの盛り上がりとPixivの流行りがちょうどハマった時期で、ランキングがそのジャンル一式になったり、私が下手な絵を投稿しても
それなりに閲覧数が伸びる状態だった。
そのジャンルにハマってしばらくしてマイナーまでは行かないけど、若干少ないというCPにハマった。pixivを漁り個人サイトを渡り歩き、気が付いたら最大手のCPに端役で出てくる推し達を探していた。
読み足りなかった。読み足りないから書くしかないのかよし書こうとなるまで、そこそこの時間が過ぎた。
いつものマイナージャンルだったらとっくに書くゾーンに入っているタイミングだけど、流石旬ジャンル、若干少ないCPでも今までのマイナージャンルより何倍もあった。
こういうゾーンに入ったときは年8冊くらいすぐに出してしまう。
今まで手書きだった分コミスタを買えば少しは楽になるのではないか、どうせずっと絵は書くのだし元を取る意味でもいっぱい書こうと思って、6万円のコミスタを購入した。
こんなに大きいジャンルだし、新しい友達できるかなとわくわくとふわふわした気持ちだった。近いイベントでちょうど別のジャンルから同じように移動してきた友達がスペースをとったというので売り子をする代わりに、1冊本を置いてもらえることになった。
コピーで20冊作ったけど、友達のサークルだったこともあって完売した。
そのあと地元のイベントがあったので、自分でサークルをとった。
1冊目の本にページを増やして今度は印刷所で印刷してもらって再販した。それと新刊を1冊作り2冊並べた。
地元は中高生が多く、自分のCPは地元だと2スペースしかなかった。
なのでまあ売れないだろうとは思っていたけど5冊ずつ売れた。
あの時くらいからオンデマンド印刷でも綺麗に本が作れるというので、
いろいろな印刷所がセットを売り出すようになった時期だった。
コピー本の印刷代にプラス5千円くらいで少部数で綺麗な印刷をしてもらえるならとそこそこの冊数を刷った。
旬のジャンルだし、都心のオンリーにもいくつかサークル参加をしたかったので、一回のイベントで捌けなくても、大きなイベントに2,3回参加したかったし、その時に机に何もない状態よりはと思って。
前のジャンルにいたときは、最終的にそのくらいは捌けていたので大丈夫だと思って。
締め切りのせまっていた地元のイベントに1回と翌月の都心のイベントに申し込みをした。
どちらも無事にスペースが取れて、地元では本が売れないので、無配漫画と無配のポストカードを作った。
地元のイベントに行ったとき自分のCPは自分も含めて3サークルあった。
やった、増えた思ったけど当日行ってみたら両方とも欠席だった。
今思うとこれがまずかったんだと思う。
私のいた島は
通路から2サークルが欠席の私と同じCP。私のサークル。その隣はジャンルは同じだけど別のCPだった。全然別だし全然似てない。
ちょっとアレ?と思ったのは一人のお客さんだった。
「○○に似てない」と言われたと思う。
私の絵が下手なのはともかく○○ってキャラじゃないので似てないのは当然だなって思った。これは××ですよって伝えた。
「××ならなんでメガネしてないの」「背が高いキャラなのに過剰に子供っぽく書いてるのおかしい」って言われたと思う。
××の子供時代を書いているので子供っぽいのは、子供だから。メガネは大人になってから掛けたので、メガネがないのも子供だからって伝えたと思う。
「子供にしては体型が・・・」とか「××ならもっとイエローぽいブロンドなのに絵だとシルバーブロンドぽくみえる髪の色がおかしい」とか色々言われたと思う。
アレ?アレレ?と思いながらこれはこうだからと答えた。
このお客さんは、なんだろう何がいいたいんだろうと思いながら、たとえ無配でも持って行って貰いたくないな、文句があるならいいですって言っちゃおうかなって思ってた。
そしたら最後に「スペースとってるのにキャラのものもCPも一つもない、おかしい」「無配はいりませんから」って言われて、隣のCPだと思われてたんだって気づいた。
まじで配置図よく見てくれ!
ちなみに全年齢CPだった。
配置図見ないで勝手に勘違いされてなんかよくわからない絵の描き方の講釈聞いて疲弊した。この日はそれだけだった。
そのあと、都心のオンリーの新刊作業に取り掛かった時にわかった。
手が震えて書けない。コミスタ開いたら、あの時言われた言葉がフラッシュバックする。自分のイラスト見たら呼吸がうまくできなくなる。
あのお客さんのことは大したことないと思ってたんだ。
でも、ずっと、これはおかしい、これもおかしい、おかしい、おかしいって言われてたんだ。それだけだった。
どうしても新刊を作ることはできなったけど、ペーパーラリー用の薄い漫画を描いた。あのお客さんみたいな人は来なかった。
どうしてもスペースに座っていられなくて友達に売り子をまかして、
そのあと、いくつか出ようと思ってたオンリーはあったけど申し込まなかった。サイトも閉鎖した。pixivのイラストは非公開にした。
あれから、ジャンルも変わって絵をかこうとするたびに、おかしいって言われた言葉と(無配)漫画いらないって言われたことを思い出して、苦しくなる。
今ままでマイナーばっかり歩いてきたので、お客さんもサークルさん同士も仲良かった。旬のジャンルに行ってもいい人ばかりだった。
同人トラブルの話を聞いても、もっと都会の大手とか絵のうまい人の遠い話だと思ってた。
コミスタの元を取るまで書くぞって思った心はしぼんだ。
漫画をアニメショップなどで買うと限定イラストが描かれたクリアファイルが付いてくる事があるが、あれは正直「もうクリアファイルとか今時いらないのでは?」と思ってしまう。
誤解がないように正確に言うと「イラストは書き下ろしなので欲しいがポストカード等で欲しい」という説明が正しい。
私もオタクの端くれなので、アニメイトとかメロブ等で買うとクリアファイルの特典をよく貰うので分かるが、この手の特典で貰えるクリアファイルって使おうにも使えないよね。
「いや私は使っているぞ」という人もいるのは把握しているけど、こう何枚もはいらないよなと考えてしまう。クリアファイルをファイルするアイテムもあるぐらいだし。
クリアファイルって厚みとしては薄いけど縦横のサイズとしては割とデカいし、塵も積もれば何とやらで何枚も貰っていると割と本棚とかの幅とるよね。
この部分に関しては個人的な好みの問題だけど、クリアファイルだとイラストが基本的に半透明になっているのでどうもそれが見ててモヤモヤしてしまう。
ポストカードサイズの特典の方が持って帰る時や、家で保管する時も扱いやすいと思うけどやっぱり未だにクリアファイル特典を出すという事は多分需要が割とあるんだろうな。
奇妙なことがありました。
今日、母が突然「これに見覚えはある?」と二枚のポストカードを見せてきました。
一枚は富士山を写した風景写真。もう一枚には黄色の鮮やかな菜の花畑が写っていました。
どちらも少しレトロなことと黒ずんだシミのようなものがところどころにあることを除けばなんの変哲も無いポストカードでした。
こんなものは初めて目にしたと母に伝えると、昨日、今日と一枚ずつ居間のテーブルにいつのまにか置かれていたこと、父を含め家族の誰にも身覚えがないことを告げてきました。
その時はなんとも思わなかったのですが、富士山と菜の花畑はどちらも母方の親戚が最近不幸に遭った場所と関連があることに先ほど気がつきました。
どうも気味が悪いのですが、一体これはなんなのでしょうか?まさか霊的なものではないと思いますが念のため中山先生に何もないことを確認していただき、安心して大丈夫と母に伝えたいと思っています。
直ちに連絡をください。今すぐご家族以外との接触を絶ち、速やかに専門家によるお祓いをご自宅とお母様に対して行ってください。それまではお母様は一室に閉じ込め、誰とも口を聞かないよう厳しく監視してください。
ここ3ヶ月、月に一回Amazonで買い物をしている。Amazonで買い物をしたのは数年ぶりくらいだ。使うのは数年ぶりだが、今までの経験からAmazonは注文して即届く、迅速すぎる対応で信頼していた。
どうしても使ってみたい石鹸があって、ドラッグストアやホームセンターなど近所のお店で取り寄せ依頼したがマイナーメーカーのためかそもそも取り扱いがなく入荷は難しいという。
Amazon在庫で、在庫あり表示で、プライム会員なら○月○日まで配送、とある。
クレカ持ってないのでコンビニ払いしてるんだが、今まではコンビニ払いして3時間後とかに「支払いが確認されたので発送しました」って迅速対応だったのに
コンビニ払いして数時間たっても発送の連絡来ず、結局注文してから発送まで3日かかった。
土曜日の午前中コンビニ払い→日曜日、ご注文を承りました表示のまま何も動かず(発送されず)→月曜日、発送準備中(発送されず)→火曜日、やっと発送
おそすぎねえ?
これがマーケットプレイス商品なら、お店が土日休みだったのかな、と納得もいくが
土日休みのマーケットプレイスのお店ですら土曜支払いなら月曜発送で迅速対応してくれるのに、Amazon在庫で土曜支払い、火曜発送である。おそすぎねえ?
今までならAmazon在庫なら土日関係なく支払い即発送だったのに、最近はAmazonも土日は休みモードなのかな?コンビニ払いだと遅くなるのかな?と思って、
次は懸賞でAmazonギフト券数千円分当たってたのに忘れて放置してたものをかき集め、足りない分はコンビニでAmazonギフト券買い足しし、
マーケットプレイス商品ではないAmazon在庫の腕時計を全てAmazonギフト券支払いで平日午前中に注文した。
これなら注文した時点で支払い済みなので注文したその日のうちに発送されるだろう。
が、実際は
月曜午前中にギフト券払いで注文→火曜日、発送されず→水曜日発送
また何もしねえで1日跨いじゃったよ!
前回より1日短くなったけど、なにこの驚くべき遅さ!
いやあ、偶然滅多に起きない現象が続いただけだろう、運が悪かったんだな。と思い直して
2年前は転売屋が買い占めちゃって、一般に出回らず転売屋がアホみたいなプレミア価格で売ってて、任天堂もろくに対応せず販売終了しちゃったので手に入れられなかったのだが
今回は転売屋の買い占めはとくになく、電気屋、おもちゃ屋、どこに行っても普通に在庫がある。
それならお店で買えばいいと思うだろうが、Amazonはそれに限定ポストカードがつき、そのポストカードが欲しくて注文したのが6月29日の金曜日。もちろん全額Amazonギフト券払い。
今回はAmazonも普通に在庫あるようだし、すぐ送られてくるだろうな。
何もしないで何日も待たせるなんて、どうなってるのAmazon。
7月4日到着予定って表示だけど、こっち北海道だし今日発送したところで絶対4日まで到着しないんだわ。
っていうか、今この時間まで発送のお知らせすら来ないってことは今日も発送準備すらせず俺の注文絶賛放置中だろ。
ここまで遅いのは初めてだわ。
本当は在庫ないのに「在庫アリ。」と虚偽の記載をして、取り寄せで時間食ってるとしか思えない。
プライム会員以外はわざと対応遅くして、しびれを切らしてプライム会員にさせるのが狙いか?
もう二度とAmazonは使わないわ。遅くなるって連絡一切ないまま何日も放置って最悪すぎる。
さようなら、Amazon。Amazonギフト券、一万円ぶんくらいあまっちゃうけど、
皆いろいろと憤っている。当然だ。完全なる著作権侵害、知財の無断利用で金を儲けている奴など断じて許してはならぬ。別に違法サイトを擁護しようというつもりはさらさら無い。
が、それを前提にちょっと皆に聞いて欲しいことがある。どうしても言いたい事がある。
あそこの配信サイトもこの電子書籍ビューアも、お前ら全員もっと漫画村を見習えクソが!!
いやもう正直言って今更サイト名伏せる意味もそこまで無いやろと思うので特に伏せずに発言する。
漫画村は確かに違法サイトであり、「タダで漫画が読める」というのが一番大きなセールスポイントだ。しかし、だ。ハッキリ言うが漫画村は「タダで漫画が読める」という点を差っ引いても、下手な正規ルートよりよっぽどユーザーに優しい作りになっている。その事については強く主張したい。
私が漫画村という名前を知ったのは半年ほど前だ。確か「ギリギリアウト」か「金の彼女、銀の彼女」か「町田くんの世界」辺りでググった時だったように記憶している。この頃から多少マイナーな漫画をタイトル検索すると検索結果の1ページ目に頻繁に出力されるようになったように思う。
いい加減よく見かけるので違法サイトのくせによっぽど人気あるのか、と興味本位で実際にサイトを覗いてみたのが2ヶ月ほど前のことだ。
ここでまず誓って言うが、私はあくまで「どんなサイトか」を知るためだけに見たのであって、決して「タダで漫画を読む」ためにサイトを見た訳ではない。その時に試しに読んだ漫画はいずれもその時手元にあった漫画だけだ。
勿論、動機がどうあれサイトの閲覧数に貢献し、運営者の懐に入る広告料に寄与してしまったのは事実である。そういう意味では一度でも漫画村にアクセスしてそこで漫画を読んでしまった時点で罪になっているとも言える。が、そのへんは一旦棚に上げて頂きたい。
で、だ。漫画村で違法にアップロードされた漫画を読んだ私の感想は
「ああ、これはそりゃ読まれるわ」
だった。
まず誤解している人も多いみたいなのだが、漫画村は違法ダウンロードサイトでは実は無い。あくまで漫画村の漫画はブラウザ上で読むことが出来るようになっている。(ひょっとしたらDLも出来たかも知れないがそこは置いとく)
ハッキリ言ってこれはデカい。ダウンロードとブラウザ上で読むのとでは圧倒的に後者の方が「読む」に至るまでの心理障壁が低い。違法サイトと知りながら読む場合の「罪悪感」的な面でもそうであるし、単純に「暇つぶしに漫画でも読むか」と思った人に漫画を読ませる場合、下手すると金銭以上の差がそこには生まれる。
で、実はこの点をちゃんと分かっていない人が電子書籍を売る側でも未だにかなり多いように思う。
最近はかなりの配信サイトでブラウザで電子書籍が読めるようになってきたが、肝心要のAmazon Kindleが未だに 購入→配信先端末の指定→Kindleアプリ起動→ダウンロード の行程を踏まなくては書籍が読めない。最近この煩わしさがとみに鬱陶しいのだが、できるだけ電子書籍管理を一本化したいので、結局品揃えと継続性に最も信頼がおけるKindleでしぶしぶ購入しているのが現状だ。もちろんサーバの問題もあるのでなかなか一気に移行はできないと思うのだが、なんとかAmazonのwebページ上で読めるようにできないものか。
(ついでに言うと、ダウンロード形式の場合についても、macPCに対応していない専用ビューアを使っている所そろそろ滅べという気分になってきている。DLsiteとフランス書院お前らのことだよ。いやまあそこの2つはブラウザビューも出来るから別に良いんだけどさあ)
この問題は同人誌に関してより深刻で、メロンブックスでは電子書籍を購入しても専用ビューアでしか読めないようになっている。あまり同人誌は買う方では無いのでアレだが、私のパソコンにはある一冊の同人誌を読むためだけにメロンブックスの専用ビューアがインストールされている。正直言って絵がかなり好みだったから購入したものの、あと少しでも購買意欲が低ければ面倒になって購入を断念していたと思う。おそらく「まあでもわざわざビューアDLインストールしてまで読みたい訳でもないしな」と思って同人誌の購入を見送った人は相当数いるのではないかと思う。
この辺同人誌は昔ながらの「買いたい人は多少高かろうが買う」という考え方が割と幅を効かせていて、「買おうかな?と思った人に如何に心変わりの隙を与えず買わすか」という観点にかなり乏しいように感じる。
そしてそうして購入を見送った先には、タイトルで検索した時に検索結果の1ページ目に出力される違法アップサイトが存在している訳である。
もちろんそこには「二次創作」という権利関係的に危ういものを簡単に売りづらい、という面もあるのだろうが、どうにかならんもんかいな、という溜息はどうしても出てしまう。
ついでに言えば私が購入した件の電子同人誌に関してはpixivの紹介ページからは紙書籍版の通販ページにしかリンクされておらず、メロンブックスで改めて検索してようやく発見したレベルなので、本気で売る気があるのか、「印刷費は回収できたし、小金になれば御の字」程度なのかが非常に怪しい所であった。
勿論同人誌なんて趣味でやってるのだからどう売ろうが個人の自由なのには違いないが、プロの漫画家が本気の収入源として描いてる割には売る気があまり感じられない、という事例もかなり多い。違法アップロードする方が100%悪いのは大前提ではあるが、コミケ当日の半月後にメロンブックスだけで電子販売とまでなると、「違法アップロードと競うつもりは無い」という宣言に等しいように思う。勿論繰り返すが、競おうが無視しようがそれは個々人の自由意思なので、そうしない作家が悪いなどと言い出すつもりは毛頭無い。
閑話休題。
とにかく、そうしたダウンロード形式限定の電子書籍に、煩わしさ鬱陶しさを感じている身としては、漫画村がブラウザ上でストリーミング読書できるのは相当に大きいと感じざるを得ない。これが漫画村の強みの中でもかなり大きな点だ。
勿論、漫画村の良さはそれだけに限らない。(というか上にも書いたが、最近ではかなりのサイトがブラウザ上で購入した書籍を読めるようになっているので、そこまで大きく差別化されるものでもないのだが)
端的に言うと、とにかくサイトデザインが良いのだ。ジャンルごとの区分けも明瞭で、文字情報も最低限なので目が滑ることなく見やすい。読みたい漫画が非常に探しやすいようにできている。
中でも関心したのが検索結果の出力についても巻数ごとの表示とタイトルごとの表示の両方をユーザーが自由に切り替えれるようになっている点で、この機能は今すぐにでもあらゆる電子書籍販売サイトに丸パクりして頂きたい。
検索ページだけでなく、実際に漫画を読むページも実に良い。1つ漫画を読むと、同じページに必ず同タイトルの全巻が表示されるようになっている。当たり前のようだが、実はAmazonですら時折この「他の巻も全部表示」に対応していない漫画があって、正直「正気かお前ら」と出版社に対して暗澹たる気持ちになることが少なくない。他のサイトでも「同じ作者の他の本」や「この購入者は他にもこんな本を」などの情報が10件程度出力されるが、肝心の次の巻が見当たらない、というページが普通に存在する。漫画村、何という親切設計。
実際のビューページも実に親切な設計だ。まず単純に1ページずつと見開きページの両方を選べるようにできている。これも当たり前のようで対応していないサイトが未だにあったりするのだ。特にスクロール形式で配信している所などは、見開きページだけ急に画像の幅が大きくなってただただ見づらいだけというケースも多い。(これに関してはニコニコ静画がマジで酷い)
そしてさらに関心したのがビューページ上の「ずらす」というチェックボックス。最初は一体何のことか分からなかったのだが、ここにチェックを入れると、偶数ページと奇数ページが見開きの左右どちらに来るかを変えることができるのだ(左右が入れ替わる訳ではない。簡単に言うと3,4ページが見開きになっていたのが4,5ページに変わるのだ)。これは漫画のアップロード者にとって非常に助かる機能だ。漫画村のアップロード者がどういう集団なのかはよく分からないが、投稿者は見開きの順序やページ数の偶奇など気にせず、とにかく表紙などを含めて単ページずつ全部アップしてしまえば良いのだ。見開きズレは読者側がワンクリックで対応すれば良い。この機能も今すぐにでもpixiv含めてあらゆる漫画投稿サイトに丸パクリして頂きたい。
ハッキリ言ってしまうが、「Amazonで買った本を漫画村で読みたい」まである。
話はまだまだ続ける。ここからは漫画村1サイトの話でなく、業界全体の問題に関わる話もする。
1年ほど前知人と「最近は漫画でも小説でも帯のデザインが良いのが多いですよね。帯巻いたままで保管したくなるものも少なくないじゃないですか」という話で盛り上がった。その折に「電子書籍ってそういうの全く対応してないんですよね」と不満を漏らすと、その場でその知人はとある違法サイトを見せてくれた(こちらは漫画村ではなく、名前は覚えていないが英語サイトだった)。
そこにあった違法アップロードされた漫画は、1ページ目が普通の表紙、2ページ目が帯付き表紙、3ページ目が折り返し、4ページ目が帯付き折り返し。さらに5ページ目が表紙と裏表紙の見開きで、6ページ目がその帯付き、というものだった。
これはかなり衝撃的で、私が常々不満に思っていた点を完全に解消してくれていたのだ。帯の話だけではない。近年は漫画の表紙も凝ったデザインが多いのはご存知の通りだと思うが、裏表紙含めて見開きでデザインになっているものも少なくない。であるにも関わらず表紙と裏表紙を見開きでしっかり表示する電子書籍は皆無と言って良い(明らかにカバー全体で背景絵繋がってるのに裏表紙ポツンと最終ページに持ってくる所業、やっつけ仕事にも程があんだろ)。それどころか裏表紙をそもそも載せていない、という電子書籍もかなり多い(むしろ裏表紙のある場合の方が少ないレベルだ)。折り返しや背表紙などに至っては、全て揃っている電子書籍などほとんどないのではないだろうか? 紙の書籍の方には作者コメントの1つでもあったんちゃうんかボケえ。
(ついでに言うが、某タイムスリップTSおねショタ漫画で作者が「カバー全体で絵描いてたけど電子版だと反映されないから今度から辞める」ってツイートしてて「逆じゃねえ!?」って驚愕したんすよね。どういう力学が働けば「電子版にも対応してもらう」じゃなく「見開き絵描くの辞める」になるんだ。そんなに電子書籍担当の腰が重いのか......。)
さらに重ねて言うと、これは私自身で確認した訳ではないが、どうやらその違法アップ漫画にはしっかり店舗特典もついているのだそうだ。
地方在住の身として私は、かねてから「東京のオタク向け専門書店で購入した紙の本」に比べて電子書籍が同じ金額にも関わらず著しく商品価値が低下している点について、ずっと納得いっていない。ポストカードやイラスト1枚程度ならともかく、4ページ描き下ろし短編漫画とかまで行くと、「俺に一体どうしろと言うんだ……。」と暗澹たる気持ちになる。
店舗特典に関しては私は書店と出版社の間の営業マターに過ぎないと考えている。ハッキリ言えばあんな物は読者に対するサービスではなく書店に対するサービスだ。出版社の営業が書店に対して「特典つけてサービスするんでもっと部数とって下さいよ」とアピールするためだけに、我々地方の読者がその度に「ああ、これには特典ついてないんだ…」とガッカリしながら購入させられなくてはいけなくなっている。滅びろ。
(ファンならそのために往復3時間かけて新宿まで行けよ。書店通販で送料割増して買えよ。電子書籍で買うの諦めろよ。というのはまあ「正論」ではあろう。)
特典商法についての恨み節が長くなったが、とにかくその出版社や書店の業界事情により電子書籍には本来つかない「特典」が、違法サイトに無料でアクセスすれば読めてしまうのだ。
「こりゃ違法サイトに勝てないね」「同じ金払うとしてもこっちに払いたいよ」
(もう一度誓って言うが、だからと言って違法サイトを活用はしていない。シスターブリーダーのとらのあな特典もツリメスのメロンブックス特典もこちとらお行儀よく諦めてんだよクソがあ)
(ちなみに上でも述べた通り以上はどっかの海外サイトの話で、漫画村は私が覗いた範囲だとこうした特典や帯の対応はしてなかった。あのUIでそこまでされたら本格的に勝ち目が無くなるのだが...)
帯や特典の有無を超えてさらに問題なのが、違法サイトでしか読めない絶版本の存在だ。
一度転居時に手放してしまったとあるエロ漫画をもう一度読みたいと思っているのだが、再販も電子書籍化の気配も無いまま、グーグルの検索結果に違法サイトが表示されるのを眺めたまま悶々とする日々がかれこれもう3年目に突入している。出版社にも一度メールは送ったが「予定無し」であえなく轟沈した。
勿論、物を売るにはリスクがある。電子書籍と言えど再販が難しい書籍があるのは確かに仕方無い。しかしだからと言って「読みたい本が現状読めるの違法サイトでだけ」という状態を放置し続けられると、こちとらいつ魔が差してもおかしかないぞ、と思ってしまう訳だ。
(まあこれに関しては「流石に誰がどう「使った」か分かったもんじゃない中古エロ漫画を買う勇気が足りない」という私自身の心の問題が実はまずあるのだが)
違法アップロードサイトなど本来百害あって一利無し、であるべきなのだが、将来的に違法サイトが同人誌含めて絶版本など漫画資料の貴重なストレージ先になってしまう可能性はかなりあるのではないだろうかと思う。10年後くらいに漫画研究家が2000年代の同人文化研究をしようとした時に、違法サイトが唯一の資料源だった、という状況は下手すると十分ありえる。
個人的な提案であるが、同人作家は再販予定も無ければそもそもデータが手元にない自分の同人誌については、自ら違法サイトからガシガシデータ吸いとってpixivに上げてしまう、というのはやっても良いと思う。勿論そんなものは個々人の自由だし、何か拘りや主義があるならそちらを優先すべきだが、特に思う所が無いのであれば是非やって頂きたい。
とにもかくにも、だ。
公式出版社らが手間や契約や利害関係でまごついてる間に、反社辺りが運営してるであろう、その辺の浮世の煩わしさガン無視した違法サイトが、正規ルートよりもはるかにユーザーフレンドリーなプラットフォームで、商品クオリティも圧倒的に高い状態のものを無料でばら撒いてるんだから、そりゃ勝てるはずないんだよ。
せめて違法サイトが勝ってる所は「無料」の一点だけであってくれよ。それ以外でもボロ負けしてんの恥ずかしくないのかよ。
嘘かまことかは知らないが、AppleがiTunesを始めた時に当時のCEOが「われわれは違法ダウンロードと戦う。訴えるつもりも、無視するつもりもない。競争するつもりだ」と言ったそうだ。iTunesは確かに凄い。検索購入視聴までがストレスフリーでスムーズに行える。出版界もそこに追いつけないと話にならんのではないか。(「訴えるつもりはない」を真似する必要はさらさらないが)
重ねて繰り返すが、違法サイトは違法である時点で擁護の余地は一欠片も無い。
しかし、だ。出版関係者が「違法サイトのせいで本が売れない。出版界の危機なんだー」と騒いでるのを見ると、勢い
「お前らそんな事の前に他にもっとやれる事がいくらでもあんだろうが。ちっとは漫画村を見習ってみろクソがあ!」
と喚きたくもなるのだ。
(あいつは違法サイト擁護してる、みたいなこと言われるのが嫌で増田で書いたけど、私を知ってる人は私が誰か即分かると思う。まあ分かっても黙ってスルーしてくれると助かる)
追記
>いやKindleはブラウザですぐ読めるんだが…スマホからは知らんけど。PCで買ったら今すぐ読むみたいなのクリックしてすぐに読み始められるよ(まあ漫画のみで小説は無理だったはずだけど)
> Amazonは5年前くらいからブラウザで読めるので、正確にはスマホのブラウザで読めないとすべき
ぐげええええええ!ホンマや! アレですよ...多分新書か何かで読めなかったのずっと勘違いしてたんですよ....。電子書籍に本格的に移行した時にまずブルーバックス大量に購入したから、多分その時に...。Kindleについての箇所は誤りがあったことを謹んで訂正させて頂きます。
さらに追記
Amazonのブラウザ上で読むページ、マジで購入直後のページでしかワンクリックでリンク貼ってねえのな。
既に買った本をブラウザ上で読むのどうすりゃ良いんだってマイページの中延々探し回った挙句クラウドリーダーにログインすれば良いことにようやく気づいた。
Kindleやっぱクソアンドクソアンドクソだわ。(自分の無知を盛大に棚に上げつつ
あとまあ、Kindleが中でも特にクソなのはわかってるんですよ。けど結局本文中にも書いたように出来るだけ一本化したいってのと信頼性との兼ね合いがあって今更別のに乗り換えて2つのビューア使い分けるのも何かなあ...というので渋々使い続けてる訳です。購入冊数300行く前に思い切って切り替えてたら良かったなあ、と後悔の日々。
もいっちょ追記
いくつかの批判対応も含めてちょこちょこ書き足したけど元のバージョンが飛んだせいでどこが加筆だったか細かく分からんくなってしまった。
ひょっとしたら「いや本文に説明あるじゃん」な批判コメがあったとしても、単に私がそれに合わせて加筆修正しただけの場合があるのでそこは申し訳ない。
ただ、初手で「無料なのが一番デカイけどそれだけやないで」って書き始めたはずの記事に「言うて一番デカイのは無料なとこやろ」ってコメントがちょいちょい集まるの、本当にリテラシーの難しさを痛感するぞ。